JP7242258B2 - 在庫管理装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、在庫管理装置及び在庫管理プログラムに関する。
一般に、小売業の店舗では事前に商品の販売数を予測し、その予測を基に定期的に発注を行うことで、品切れによるチャンスロスを防ぐようにしている。それにも関わらず、突発的に販売数が伸びたために在庫が足りなくなることはあり得る。在庫が足りなくなった時点で臨時的に発注を行うことは可能である。しかし、納品業者からの入荷までには時間を要するため、チャンスロスが生じてしまうことが多い。
その一方で、自店舗では在庫が足りなくなった商品について、他店舗では在庫が余っているという場合がある。このような場合、在庫が余っている店舗から在庫が足りなくなった店舗に商品を移すことができたならば、双方の店舗にとってメリットとなる。
特開2003-323480号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、在庫が余っている店舗から在庫が足りなくなった店舗に商品を移すことを容易にした在庫管理装置を提供しようとするものである。
一実施形態において、在庫管理装置は、取得手段と、検出手段と、検索手段と、受付手段と、を備える。取得手段は、複数の店舗の商品の在庫数を取得する。検出手段は、いずれかの店舗で在庫数が在庫数閾値まで減少した在庫不足商品を検出する。検索手段は、在庫不足商品の在庫数に余剰のある店舗を検索する。受付手段は、検索手段により検索された店舗に対しての、在庫不足商品の在庫数が在庫数閾値まで減少した店舗への当該商品の配送依頼を受け付ける。
一実施形態の在庫管理装置を含むシステムの概念図。 店舗データベースに蓄積される店舗データの一構成例を示す模式図。 不足商品データベースに蓄積される不足商品データの構成を示す模式図。 余剰商品データベースに蓄積される余剰商品データの構成を示す模式図。 在庫調整サーバの要部回路構成を示すブロック図。 プロセッサが在庫管理プログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図。 図6に示される不足処理の手順を具体的に示す流れ図。 図6に示される余剰処理の手順を具体的に示す流れ図。 図6に示される通知処理の手順を具体的に示す流れ図。 図9に示される受付処理の手順を具体的に示す流れ図。 情報処理端末の表示デバイスに表示される通常通知画像の一例を示す模式図。 情報処理端末の表示デバイスに表示される緊急通知画像の一例を示す模式図。 情報処理端末の表示デバイスに表示される余剰店舗リスト画像の一例を示す模式図。 情報処理端末の表示デバイスに表示される余剰店舗リスト画像の一例を示す模式図。 情報処理端末の表示デバイスに表示される配送指示画像の一例を示す模式図。
以下、在庫が余っている店舗から在庫が足りなくなった店舗に商品を移すことを容易にした在庫管理装置の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、この実施形態では、同じ地域で小売業を営んでいる近隣の店舗間で在庫の調整を行う場合である。
図1は、一実施形態の在庫管理装置3を含むシステムの概念図である。本システムは、店舗システム1、情報処理端末2及び在庫管理装置3と、これらを接続するネットワークとを含む。ネットワークは、典型的にはインターネットである。ネットワークは、本システム専用の閉域網であってもよい。ネットワークは、モバイル通信網を含んでいてもよい。
店舗システム1は、同じ地域で小売業を営んでいる複数の店舗A、店舗B、…、にそれぞれ構築されるシステムの総称である。店舗システム1は、POS(Point Of Sales)システム、発注管理システム、在庫管理システム等を含む。
POSシステムは、当該店舗での商品の販売時点に関するデータを管理するためのシステムである。POSシステムで管理されるデータには、商品コード、商品名、販売点数、販売金額、販売日時等がある。商品コードは、各店舗で販売される商品を識別するために商品毎に設定された一意のコードである。
発注管理システムは、当該店舗での商品の発注に関するデータを管理するためのシステムである。発注管理システムで管理されるデータには、商品コード、発注数、発注日時、仕入れ日時、仕入れ数、仕入れ価格等がある。
在庫管理システムは、当該店舗での商品の在庫に関するデータを管理するためのシステムである。在庫管理システムで管理されるデータには、商品コード、在庫特定日時、在庫数等がある。上述したPOSシステム、発注管理システム及び在庫管理システムは、既存の同種のシステムをそのまま適用することができる。
情報処理端末2は、同じ地域で小売業を営んでいる複数の店舗A、店舗B、…、において、それぞれ発注業務の権限を有する発注担当者をオペレータとするコンピュータ端末である。発注担当者は、任意である。店長等の店舗管理者が発注担当者であってもよいし、店舗管理者以外の店員が発注担当者であってもよい。発注担当者の人数に制限はない。ただしこの実施形態では、1つの店舗に対して1台の情報処理端末2が備えられているものとして説明を続ける。
情報処理端末2は、少なくとも表示デバイスと入力デバイスとを備える。表示デバイスと入力デバイスは、典型的にはタッチパネルである。表示デバイスとして液晶ディスプレイを備え、入力デバイスとしてキーボード,マウス等を備えた情報処理端末2であってもよい。情報処理端末2は、在庫管理装置3から受信したデータを表示デバイスに表示することを可能とする。情報処理端末2は、入力デバイスを介して入力されたデータを在庫管理装置3に出力することを可能とする。この種の情報処理端末2には、既存のパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等をそのまま適用することができる。
在庫管理装置3は、データ集約サーバ31と在庫調整サーバ32とを含む。在庫管理装置3は、クラウドコンピューティングとしてデータ集約サーバ31及び在庫調整サーバ32のコンピュータ資源を提供する。
データ集約サーバ31は、データ収集インターフェース311とデータベース管理部312とを備える。データ収集インターフェース311は、店舗システム1からデータを収集するための機能を有する。すなわちデータ収集インターフェース311は、各店舗のPOSシステムから商品の販売時点に関するデータを収集する。データ収集インターフェース311は、各店舗の発注管理システムから商品の発注に関するデータを収集する。データ収集インターフェース311は、各店舗の在庫管理システムから商品の在庫に関するデータを収集する。
データベース管理部312は、仕入れデータベース4、売上データベース5及び在庫数データベース6を管理するための機能を有する。仕入れデータベース4は、各店舗での商品の仕入れに関するデータの集合体である。仕入れに関するデータ、いわゆる仕入れデータは、店舗コード、商品コード、商品名、仕入れ日時、仕入れ数、仕入れ価格等の情報を含む。店舗コードは、店舗A、店舗B、…、の各店舗を識別するために店舗毎に設定された一意のコードである。データベース管理部312は、各店舗の発注管理システムから収集した商品の発注に関するデータに基づき仕入れデータを作成し、仕入れデータベース4に保存する。
売上データベース5は、各店舗での商品の売上に関するデータの集合体である。売上に関するデータ、いわゆる売上データは、店舗コード、商品コード、売上日時、売上点数、売上価格等の情報を含む。データベース管理部312は、各店舗のPOSシステムから収集した商品の販売時点に関するデータに基づき売上データを作成し、売上データベース5に保存する。
在庫数データベース6は、各店舗での商品の在庫数に関するデータの集合体である。在庫数に関するデータ、いわゆる在庫数データは、店舗コード、商品コード、商品名、在庫数、その在庫数の特定日時等の情報を含む。データベース管理部312は、各店舗の在庫管理システムから収集した商品の在庫に関するデータに基づき在庫数データを作成し、在庫数データベース6に保存する。
在庫調整サーバ32は、データ解析部321とデータベース管理部322と通知受付部323とを備える。データ解析部321は、仕入れデータベース4、売上データベース5及び在庫数データベース6に蓄積されているデータを解析し、不足商品データ8D又は余剰商品データ9Dを作成するための機能を有する。
データベース管理部322は、店舗データベース7、不足商品データベース8及び余剰商品データベース9を管理するための機能を有する。店舗データベース7は、店舗データ7Dの集合体である。不足商品データベース8は、不足商品データ8Dの集合体である。余剰商品データベース9は、余剰商品データ9Dの集合体である。
図2は、店舗データ7Dの一構成例を示す模式図である。店舗データ7Dは、店舗コード、店舗名、閉店時刻、発送時刻、通信アドレス、在庫数閾値テーブル及び余剰数閾値テーブルを含む。なお、店舗データ7Dが他の項目を含んでいてもよい。
図2において、店舗名は、店舗コードで識別される店舗の名称である。閉店時刻は、その店舗の営業が終了する時刻である。因みに、曜日毎に閉店時刻が異なる場合、店舗データ7Dには、曜日別の閉店時刻が含まれる。発送時刻は、その店舗から他の店舗に商品を発送可能な時刻である。発送時刻は、例えば店舗と物流業者との取り決めによって決定される。発送時刻は1種類に限定されない。一日の中で複数種類の発送時刻を決定してもよい。複数種類の発送時刻が決定されている場合、店舗データ7Dには、各々の発送時刻が含まれる。通信アドレスは、その店舗に備えられた情報処理端末2に対して設定されたネットワーク通信用のアドレスである。在庫管理装置3から通信アドレス宛にデータを送信することにより、そのデータは、当該通信アドレスが設定された情報処理端末2で受信される。
在庫数閾値テーブルは、その店舗で販売される各商品の商品コードと関連付けて、当該商品の在庫が不足状態であるか否かを判定するための閾値を記憶したものである。以下、この閾値を在庫数閾値と称する。在庫調整サーバ32は、商品の在庫数が在庫数閾値よりも少なくなった商品を在庫不足商品と判定する。在庫調整サーバ32は、商品の在庫数が在庫数閾値以下になった商品を在庫不足商品と判定してもよい。
余剰数閾値テーブルは、その店舗で販売される各商品の商品コードと関連付けて、当該商品の在庫が余剰状態であるか否かを判定するための閾値を記憶したものである。以下、この閾値を余剰数閾値と称する。在庫調整サーバ32は、商品の在庫数が余剰数閾値よりも多い商品を在庫余剰商品と判定する。在庫調整サーバ32は、商品の在庫数が余剰数閾値以上である商品を在庫余剰商品と判定してもよい。
データベース管理部322は、本システムに新規の店舗が参入する毎に、その店舗に係る店舗データ7Dを店舗データベース7に保存する。データベース管理部322は、本システムから店舗が撤退する毎に、その店舗に係る店舗データ7Dを店舗データベース7から削除する。データベース管理部322は、本システムに参入している店舗において、閉店時刻、発送時刻、通信アドレス、在庫数閾値テーブル又は余剰数閾値テーブルに変更がある場合、データベース管理部322に保存されている該当店舗の店舗データ7Dを更新する。
図3は、不足商品データ8Dの構成を示す模式図である。不足商品データ8Dは、店舗コード、商品コード、商品名、在庫数、在庫数閾値及び緊急フラグFを含む。なお、不足商品データ8Dが他の項目を含んでいてもよい。
図3において、緊急フラグFは、商品の在庫が不足したことに対して緊急に対処する必要があるか否かを識別するための1ビット情報である。本実施形態では、当日中に品切れとなることが予測される場合、緊急に対処する必要があると判定する。緊急に対処する必要がある場合、緊急フラグFは“1”となる。緊急に対処する必要がない場合、緊急フラグFは“0”となる。データベース管理部322は、データ解析部321によって作成された不足商品データ8Dを不足商品データベース8に保存する。
図4は、余剰商品データ9Dの構成を示す模式図である。余剰商品データ9Dは、店舗コード、商品コード、商品名、余剰数、仕入れ価格及び最短発送日時を含む。なお、余剰商品データ9Dが他の項目を含んでいてもよい。
図4において、余剰数は、在庫数から余剰数閾値を減じた数である。最短発送日時は、店舗コードで特定される店舗が、商品コードで特定される商品を他の店舗に発送することができる最短の日付と時刻である。データベース管理部322は、データ解析部321によって作成された余剰商品データ9Dを余剰商品データベース9に保存する。
図1の説明に戻る。
通知受付部323は、情報処理端末2への通知機能と、情報処理端末2からの応答受付機能とを有する。通知機能には、在庫数が在庫数閾値を下回る商品が存在する店舗の情報処理端末2に対し、当該商品の在庫数が在庫数閾値を下回っていることを通知する機能、あるいは、当該商品の在庫数が余剰数閾値を上回っている他店舗の情報を通知する機能がある。応答受付機能には、上記通知機能によって通知を受けた情報処理端末2からの応答を受け付ける機能がある。
図5は、在庫調整サーバ32の要部回路構成を示すブロック図である。在庫調整サーバ32は、以下に説明する回路構成と在庫管理プログラムとによって、データ解析部321、データベース管理部322及び通知受付部323としての機能を実現する。
図5に示すように在庫調整サーバ32は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、時計14、サーバ間インターフェース15、通信インターフェース16及びシステム伝送路17を備える。システム伝送路17は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。在庫調整サーバ32は、システム伝送路17に、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、時計14、サーバ間インターフェース15及び通信インターフェース16を接続する。在庫調整サーバ32では、プロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶デバイス13と、これらを接続するシステム伝送路17とによってコンピュータが構成される。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステムの管理下で動作する在庫管理プログラムに従って、在庫調整サーバ32としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、オペレーティングシステムを不揮発性のメモリ領域で記憶する。メインメモリ12は、プロセッサ11が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。メインメモリ12は、在庫管理プログラムを含むアプリケーションプログラムを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶デバイス13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス13となり得る。補助記憶デバイス13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ11での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス13は、在庫管理プログラムを含むアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計14は、日付及び時刻を計時する。プロセッサ11は、時計14によって計時される日付及び時刻を現在の日付及び時刻として処理する。
サーバ間インターフェース15は、データ集約サーバ31との間でデータ通信を行う。通信インターフェース16は、各店舗の情報処理端末2と間でデータ通信を行う。
かかる構成の在庫調整サーバ32は、補助記憶デバイス13に、店舗データベース7、不足商品データベース8及び余剰商品データベース9を設ける。そして、プロセッサ11が在庫管理プログラムに従って情報処理を実行することにより、在庫調整サーバ32は、データ解析部321、データベース管理部322及び通知受付部323としての機能を実現する。
図6乃至図10は、プロセッサ11が在庫管理プログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。以下、これらの流れ図を用いて、在庫調整サーバ32の動作を説明する。なお、以下に説明する動作は一例である。同様な結果が得られるのであればその手順は特に限定されるものではない。
プロセッサ11は、時計14によって計時されている時刻がN分を経過する毎に、図6の流れ図に示す手順の情報処理を開始し、Act1へと進む。なお、N分の“N”は任意である。“N”の値が小さいほど在庫管理の分解能が高まる。しかし、その分、プロセッサ11の負荷が増加する上、高速化も要求される。このため、高品質のプロセッサ11が使用されるのでコスト高となる。“N”の値は、分解能、コスト等を管理者が考慮し、適宜決定される。
プロセッサ11は、Act1として不足商品データベース8及び余剰商品データベース9をクリアする。プロセッサ11は、Act2としてサーバ間インターフェース15を介してデータ集約サーバ31と通信を行い、在庫数データベース6を検索する。そしてプロセッサ11は、Act3として未処理の在庫数データが在庫数データベース6に保存されているか否かを確認する。前述したように、プロセッサ11は、当該処理をN分毎に実行する。したがって、時計14で計時されている時刻からN分前以降を在庫数の特定日時とする在庫数データは未処理である。
プロセッサ11は、在庫数データベース6から未処理の在庫数データを検出した場合、Act3においてYESと判定し、Act4へと進む。プロセッサ11は、Act4として未処理の在庫数データのなかから特定日時が最も古い在庫数データを読み込む。プロセッサ11は、Act5としてその在庫数データから店舗コード、商品コード及び在庫数S1を取得する。プロセッサ11は、Act6として在庫数データから取得した店舗コードを検索ワードとして店舗データベース7を検索する。そしてプロセッサ11は、Act7として検索ワードの店舗コードを含む店舗データ7Dを店舗データベース7から読み込む。
プロセッサ11は、Act8としてその店舗データ7Dに含まれる在庫数閾値テーブルを参照し、同在庫数データから取得した商品コードと関連付けられた在庫数閾値S2を取得する。プロセッサ11は、Act9として在庫数S1が在庫数閾値S2を下回っているか否かを確認する。在庫数S1が在庫数閾値S2を下回っている場合、プロセッサ11は、Act9においてYESと判定し、Act10へと進む。プロセッサ11は、Act10として在庫数データから取得した商品コードで識別される商品を在庫不足商品と認定する。そしてプロセッサ11は、この在庫不足商品に対する不足処理を実行する。不足処理については、後述する。
在庫数S1が在庫数閾値S2を下回っていない場合には、プロセッサ11は、Act9においてNOと判定し、Act11へと進む。プロセッサ11は、Act11として在庫数S1が在庫数閾値S2を上回っているか否かを確認する。在庫数S1が在庫数閾値S2を上回っている場合、プロセッサ11は、Act11においてYESと判定し、Act12へと進む。プロセッサ11は、Act12として在庫数データから取得した商品コードで識別される商品を在庫余剰商品と認定する。そしてプロセッサ11は、この在庫余剰商品に対する余剰処理を実行する。余剰処理については、後述する。
在庫数S1が在庫数閾値S2と等しい場合には、プロセッサ11は、Act11においてNOと判定し、Act2に戻る。不足処理又は余剰処理を終えた場合も、プロセッサ11は、Act2に戻る。プロセッサ11は、在庫数データベース6を検索し、未処理の在庫数データが在庫数データベース6に保存されているか否かを確認する。このときプロセッサ11は、直前のAct4の処理で在庫数データベース6から読み込んだ在庫数データの次に特定日時が古い在庫数データの有無を確認する。該当する在庫数データが在庫数データベース6に存在する場合、プロセッサ11は、その在庫数データを在庫数データベース6から読み込む。そしてプロセッサ11は、Act5乃至Act12の処理を前述したのと同様に実行する。
プロセッサ11は、在庫数データベース6に保存されている未処理の在庫数データに対し、順次、Act4乃至Act12の処理を実行する。そして、在庫数データベース6に未処理の在庫数データが存在しないことを確認したならば、プロセッサ11は、Act3においてNOと判定し、Act13へと進む。プロセッサ11は、Act13として不足商品データベース8に不足商品データ8Dが保存されているか否かを確認する。不足商品データベース8は、Act1の処理でクリアされる。しかし、その後の不足処理により、新たな不足商品データ8Dが保存される可能性がある。
不足商品データベース8に不足商品データ8Dが保存されていた場合、プロセッサ11は、Act13においてYESと判定し、Act14へと進む。プロセッサ11は、Act14として通知処理を実行する。通知処理については後述する。
不足商品データベース8に不足商品データ8Dが保存されていなかった場合には、プロセッサ11はAct13においてNOと判定し、Act14の通知処理をスキップする。こうして、通知処理を終えるかスキップしたならば、プロセッサ11は、図6の流れ図に示す手順の情報処理を終了する。
図7は、不足処理の要部手順を示す流れ図である。不足処理に入ると、プロセッサ11は、Act21として営業時間の残り時間Tを算出する。すなわちプロセッサ11は、時計14で計時されている現在の時刻から、Act7の処理で店舗データベース7から読み込んだ店舗データに含まれる閉店時刻までの時間を残り時間Tとして算出する。
プロセッサ11は、Act22としてその残り時間T内に在庫不足商品が販売されると予測される平均売上数Xを算出する。すなわちプロセッサ11は、サーバ間インターフェース15を介してデータ集約サーバ31と通信を行い、売上データベース5を検索する。このときプロセッサ11は、Act7の処理で店舗データベース7から読み込んだ店舗データに含まれる店舗コードを第1の検索ワードとする。またプロセッサ11は、在庫不足商品の商品コードを第2の検索ワードとする。そしてプロセッサ11は、第1の検索ワードである店舗コードと第2の検索ワードである商品コードとを含む売上データの中から、売上時刻が現在時刻よりも後の売上データを抽出する。このときプロセッサ11は、例えば本日から過去1か月前までの検索期間内に作成された売上データを検索対象とする。プロセッサ11は、売上データベース5から抽出した売上データの数を検索期間内の営業日数で除して、その商を平均売上数Xとする。
プロセッサ11は、Act23として在庫数Sから平均売上数Xを減算し、その差D1を求める。そしてプロセッサ11は、Act24として差D1が“0”以下であるか否かを確認する。差D1が“0”よりも大きい場合、在庫不足商品は、本日の営業時間が終了するまでの間に品切れとなる可能性は小さい。これに対し、差D1が“0”以下となった場合には、在庫不足商品は、本日の営業時間が終了するまでの間に品切れとなる可能性は高い。
プロセッサ11は、差D1が“0”よりも大きい場合には、Act24においてNOと判定し、Act25へと進む。プロセッサ11は、Act25として緊急フラグFを“0”に設定する。プロセッサ11は、差D1が“0”以下である場合には、Act24においてYESと判定し、Act26へと進む。プロセッサ11は、Act26として緊急フラグFを“1”に設定する。
Act25またはAct26の処理を終えると、プロセッサ11は、Act27として不足商品データ8Dを作成する。すなわちプロセッサ11は、Act4の処理で在庫数データベース6から読み込んだ在庫数データから店舗コード、商品コード、商品名、在庫数を抽出する。そしてプロセッサ11は、在庫数データから抽出したデータに、在庫数閾値S2と緊急フラグFとを付加して、不足商品データ8Dを作成する。在庫数閾値S2は、図6のAct8の処理で取得したものである。緊急フラグFは、Act25またはAct26の処理で設定したものである。プロセッサ11は、Act28として不足商品データ8Dを不足商品データベース8に保存する。以上で、プロセッサ11は、Act10の不足処理を終了する。
図8は、余剰処理の要部手順を示す流れ図である。余剰処理に入ると、プロセッサ11は、Act31として営業時間の残り時間Tを算出する。またプロセッサ11は、Act32としてその残り時間T内に在庫余剰商品が販売されると予測される平均売上数Xを算出する。Act31及びAct32の処理は、前述したAct21及びAct22の処理と同様なので、ここでの説明は省略する。
プロセッサ11は、Act33として在庫数Sから平均売上数Xを減算し、その差D2を求める。またプロセッサ11は、Act34として余剰数閾値S3を取得する。すなわちプロセッサ11は、図6のAct7の処理で取得した店舗データ7Dに含まれる余剰数閾値テーブルを参照し、在庫余剰商品の商品コードと関連付けられた余剰数閾値S3を取得する。
プロセッサ11は、Act35として差D2が余剰数閾値S3を上回っているか否かを確認する。差D2が余剰数閾値S3を上回っていない場合、在庫余剰商品の在庫に、他店舗に移すだけの余剰がない。この場合、プロセッサ11は、Act35においてNOと判定し、余剰処理を終了する。
差D2が余剰数閾値S3を上回っている場合には、当該店舗では在庫余剰商品の在庫に、他店舗に移すだけの余剰がある。この場合、プロセッサ11は、Act35においてYESと判定し、Act36へと進む。プロセッサ11は、Act36として差D2から余剰数閾値S3を減算して余剰数を算出する。
プロセッサ11は、Act37としてサーバ間インターフェース15を介してデータ集約サーバ31と通信を行い、仕入れデータベース4を検索する。このときプロセッサ11は、店舗データ7Dに含まれる店舗コードを検索ワードとする。そしてプロセッサ11は、仕入れデータベース4から検索ワードの店舗コードを含む仕入れデータを読込み、仕入れ価格を取得する。
プロセッサ11は、Act38として最短発送日時を決定する。すなわちプロセッサ11は、店舗データ7Dから最短発送時刻を取得する。このとき、複数の発送時刻が存在する場合には、プロセッサ11は、時計14によって計時されている現在の時刻よりも先の時刻で最も近い時刻を取得する。例えば発送時刻として11時00分と19時00分とが設定されている場合、現在時刻が11時00分以降で18時59分までは発送時刻として19時00分が選択される。これに対し、現在時刻が19時00分以降又は10時59分以前の場合には、発送時刻として11時00分が選択される。プロセッサ11は、取得した時刻が当日のこれからの時刻の場合には、当日の日付と取得した時刻とを最短発送日時として決定する。プロセッサ11は、取得した時刻が当日では既に経過した時刻の場合には、翌日の日付と取得した時刻とを最短発送日時として決定する。
プロセッサ11は、Act39として余剰商品データ9Dを作成する。すなわちプロセッサ11は、図6のAct4の処理で在庫数データベース6から読み込んだ在庫数データから、店舗コード、商品コード、商品名を抽出する。そしてプロセッサ11は、在庫数データから抽出したデータに、余剰数と仕入れ価格と最短発送日時を付加して、余剰商品データ9Dを作成する。余剰数は、Act36の処理で算出したものである。仕入れ価格は、Act37の処理で取得したものである。最短発送日時は、Act38の処理で取得したものである。プロセッサ11は、Act40として余剰商品データ9Dを余剰商品データベース9に保存する。以上で、プロセッサ11は、Act11の余剰処理を終了する。
図9は、通知処理の要部手順を示す流れ図である。通知処理に入ると、プロセッサ11は、Act51として不足商品データベース8を検索する。そしてプロセッサ11は、Act52として未処理の不足商品データ8Dの有無を判定する。未処理の不足商品データ8Dとは、後述するAct53において読み込まれていない不足商品データ8Dである。
当初は、不足商品データベース8に未処理の不足商品データ8Dが存在する。すなわちプロセッサ11は、Act52においてYESと判定し、Act53へと進む。
プロセッサ11は、Act53として不足商品データベース8から未処理の不足商品データ8Dを読み込む。プロセッサ11は、Act54としてその不足商品データ8Dから店舗コードを取得する。そしてプロセッサ11は、Act55として当該店舗コードを検索ワードとして店舗データベース7を検索する。
プロセッサ11は、Act56として検索ワードを店舗コードとして含む店舗データ7Dを店舗データベース7から読み込む。そしてプロセッサ11は、Act57として店舗データ7Dから通信アドレスを取得する。またプロセッサ11は、Act58として不足商品データ8Dに含まれる緊急フラグFを調べる。ここで、緊急フラグが“0”に設定されている場合、店舗データ7Dの店舗コードで識別される店舗において、在庫不足商品が当日中に品切れとなる可能性は低い。この場合、プロセッサ11は、Act58においてNOと判定し、Act59へと進む。プロセッサ11は、Act59として通常通知コマンドを送信するように通信インターフェース16を制御する。この制御により、通信インターフェース16は、Act57の処理で取得した通信アドレスで識別される情報処理端末2に対し、ネットワークを介して通常通知コマンドを送信する。通常通知コマンドには、通常通知を示すメッセージのデータとともに、在庫不足商品の店舗コード、商品コード、商品名、在庫数、在庫数閾値、緊急フラグ等が含まれる。
一方、緊急フラグが“1”に設定されている場合には、店舗データ7Dの店舗コードで識別される店舗において、在庫不足商品が当日中に品切れとなる可能性は高い。この場合、プロセッサ11は、Act58においてYESと判定し、Act60へと進む。プロセッサ11は、Act60として緊急通知コマンドを送信するように通信インターフェース16を制御する。この制御により、通信インターフェース16は、Act57の処理で取得した通信アドレスで識別される情報処理端末2に対し、ネットワークを介して緊急通知コマンドを送信する。緊急通知コマンドには、緊急通知を示すメッセージのデータとともに、在庫不足商品の店舗コード、商品コード、商品名、在庫数、在庫数閾値、緊急フラグ等が含まれる。
ここで、通常通知と緊急通知との違いについて、図11及び図12を用いて説明する。図11は、通常通知コマンドを受信した情報処理端末2において表示デバイスに表示される通常通知画像SC1の一例である。図11に示すように、通常通知画像SC1には、通常通知を示すメッセージM1とともに、当該情報処理端末2を通知先とする店舗「AAA店」において在庫数が在庫数閾値を下回った在庫不足商品の商品コード、商品名、在庫数及び在庫数閾値が表示される。メッセージM1は、商品の在庫数が在庫数閾値を下回ったこと、及び、在庫不足が発生する可能性があること、を通知する内容である。また、通常通知画像SC1には、他の店舗に在庫不足商品の配送を依頼するか否かをオペレータに選択させるための手段として、[配送依頼する]のボタン画像BT1と、[配送依頼しない]のボタン画像BT2と、が表示されている。
通常通知画像SC1を確認したオペレータは、他の店舗に在庫不足商品の配送を依頼するか否かを決定する。そして配送を依頼する場合には、オペレータは、[配送依頼する]のボタン画像BT1に対して入力のための操作を行う。配送を依頼しない場合には、オペレータは、[配送依頼しない]のボタン画像BT2に対して入力のための操作を行う。操作は、表示デバイスがタッチパネルを兼ねている場合には、ボタン画像のタッチ操作となる。操作は、表示デバイスがタッチパネルでない場合には、典型的にはマウス、キーボード等を用いたカーソル操作となる。
図12は、緊急通知コマンドを受信した情報処理端末2において表示デバイスに表示される緊急通知画像SC2の一例である。図12に示すように、緊急通知画像SC2には、緊急通知を示すメッセージM2とともに、当該情報処理端末2を通知先とする店舗「AAA店」において在庫数が在庫数閾値を下回った在庫不足商品の商品コード、商品名、在庫数及び在庫数閾値が表示される。メッセージM1は、商品の在庫数が在庫数閾値を下回ったこと、及び、本日中に品切れとなる可能性があること、を通知する内容である。また、緊急通知画像SC2にも、通常通知画像SC1と同様に、[配送依頼する]のボタン画像BT1と、[配送依頼しない]のボタン画像BT2と、が表示されている。
緊急通知画像SC2を確認したオペレータは、他の店舗に在庫不足商品の配送を依頼するか否かを決定する。そして配送を依頼する場合には、オペレータは、[配送依頼する]のボタン画像BT1に対して入力のための操作を行う。配送を依頼しない場合には、オペレータは、[配送依頼しない]のボタン画像BT2に対して入力のための操作を行う。操作方法については、通常通知画像SC1の場合と同様である。
さて、[配送依頼する]のボタン画像BT1を入力するための操作が行われた場合、情報処理端末2から在庫調整サーバ32に対して肯定応答コマンドが送信される。[配送依頼しない]のボタン画像BT2を入力するための操作が行われた場合には、情報処理端末2から在庫調整サーバ32に対して否定応答コマンドが送信される。肯定応答コマンド又は否定応答コマンドには、通常通知コマンド又は緊急通知コマンドに含まれていた店舗コード、商品コード、商品名、在庫数、在庫数閾値、緊急フラグ等がそのまま含まれる。
図9の説明に戻る。
通常通知コマンド又は緊急通知コマンドの送信を制御した在庫調整サーバ32のプロセッサ11は、Act61として情報処理端末2からの応答コマンドを待ち受ける。そして、通信インターフェース16を介して応答コマンドを受信したならば、プロセッサ11は、Act61においてYESと判定し、Act62へと進む。プロセッサ11は、Act62として応答コマンドの種類を判定する。
応答コマンドが否定応答コマンドであった場合、プロセッサ11は、Act62においてNOと判定し、Act51へと戻る。応答コマンドが肯定応答コマンドであった場合には、プロセッサ11は、Act62においてYESと判定し、Act63へと進む。プロセッサ11は、Act63として受付処理を実行する。受付処理については、後述する。受付処理が終了すると、プロセッサ11は、Act51へと戻る。
Act51へと戻ったプロセッサ11は、不足商品データベース8を検索する。そして、未処理の不足商品データ8Dの存在を確認したならば、プロセッサ11は、Act53乃至Act63の処理を前述したのと同様に実行する。
こうして、未処理の不足商品データ8Dについて、Act53乃至Act63の処理を実行し終えたならば、プロセッサ11は、Act52においてNOと判定し、通知処理を終了する。
図10は、受付処理の要部手順を示す流れ図である。受付処理に入ると、プロセッサ11は、Act71として肯定応答コマンドから在庫不足商品の商品コードを取得する。そしてプロセッサ11は、Act72として当該商品コードを検索コードとして余剰商品データベース9を検索する。プロセッサ11は、Act73として検索ワードの商品コードを含む余剰商品データ9Dの有無を判定する。余剰商品データベース9に該当する余剰商品データ9Dが1つでも存在する場合、プロセッサ11は、Act73においてYESと判定し、Act74へと進む。
プロセッサ11は、Act74として肯定応答コマンドに含まれている緊急フラグFを調べる。緊急フラグFが“0”に設定されている場合、プロセッサ11は、Act74においてNOと判定し、Act75をスキップしてAct76へと進む。プロセッサ11は、Act76として検索ワードの商品コードを含む余剰商品データ9Dで余剰店舗リストを作成する。
これに対し、緊急フラグFが“1”に設定されている場合には、プロセッサ11は、Act74においてYESと判定し、Act75へと進む。プロセッサ11は、Act75として検索ワードの商品コードを含む余剰商品データ9Dの中に、最短発送日時が当日となっている余剰商品データ9Dが存在するか否かを確認する。存在する場合、プロセッサ11は、Act75においてYESと判定し、Act76へと進む。プロセッサ11は、Act76として検索ワードの商品コードを含む余剰商品データ9Dのうち、最短発送日時が当日となっている余剰商品データ9Dで余剰店舗リストを作成する。
余剰店舗リストについては後述する。余剰店舗リストを作成したならば、プロセッサ11は、Act77として、肯定応答コマンド送信元の情報処理端末2を宛先として余剰店舗リストのデータを送信するように通信インターフェース16を制御する。この制御により、通信インターフェース16は、ネットワークを介して余剰店舗リストのデータを送信する。このデータには、余剰店舗リストのデータの他、肯定応答コマンドに含まれていた店舗コード、商品コード、商品名、在庫数、在庫数閾値、緊急フラグ等が含まれている。
在庫調整サーバ32から送信された余剰店舗リストのデータは、肯定応答コマンド送信元の情報処理端末2で受信される。余剰店舗リストのデータを受信した情報処理端末2の表示デバイスには、余剰店舗リスト画像が表示される。
図13は、緊急フラグFが“0”に設定されていた場合、つまりは、図11に示した通常通知画像SC1でオペレータが[配送依頼する]のボタン画像BT1に対して入力操作を行った場合の余剰店舗リスト画像SC3の一例である。図13に示すように、余剰店舗リスト画像SC3には、余剰店舗リストの作成対象となった余剰商品データ9Dの店舗コードで特定される店舗名、余剰数、仕入れ価格及び最短発送日時を一覧にした余剰店舗リストL1が表示される。余剰店舗リストL1には、店舗名と関連付けてラジオボタンRBが表示されている。また余剰店舗リスト画像SC3には、在庫数が在庫数閾値を下回った在庫不足商品の商品コード、商品名、在庫数及び在庫数閾値も表示される。さらに、余剰店舗リスト画像SC3には、配送数入力ボックスIN1と、[実行]のボタン画像BT3及び[中止]のボタン画像BT4とが表示されている。
図14は、緊急フラグFが“1”に設定されていた場合、つまりは、図12に示した緊急通知画像SC2でオペレータが[配送依頼する]のボタン画像BT1に対して入力操作を行った場合の余剰店舗リスト画像SC4の一例である。図14に示すように、余剰店舗リスト画像SC4には、最短発送日時が当日の余剰商品データ9Dを基に作成された余剰店舗リストL2が表示される。その他の表示は、余剰店舗リスト画像SC3と同様である。
余剰店舗リスト画像SC3又はSC4を確認したオペレータは、余剰数、仕入れ価格、最短発送日時を考慮して、余剰店舗リストL1又はL2の中から配送を依頼する店舗と配送数とを決定する。そしてオペレータは、配送を依頼する店舗の店舗名と関連付けられたラジオボタンRBを選択し、配送数入力ボックスIN1に配送数を入力する。しかる後、オペレータは、[実行]のボタン画像BT3に対して入力のための操作を行う。なお、配送依頼を中止する場合には、オペレータは、[中止]のボタン画像BT4に対して入力のための操作を行う。
さて、[実行]のボタン画像BT3を入力するための操作が行われた場合、情報処理端末2から在庫調整サーバ32に対して実行応答コマンドが送信される。[中止]のボタン画像BT4を入力するための操作が行われた場合には、情報処理端末2から在庫調整サーバ32に対して中止応答コマンドが送信される。実行応答コマンドには、余剰店舗リストL1又はL2の中から選択された依頼先店舗の店舗コード及び配送数入力ボックスIN1に入力された配送数の他、肯定応答コマンドに含まれていた店舗コード、商品コード、商品名、在庫数、在庫数閾値、緊急フラグ等が含まれる。
図10の説明に戻る。
Act77において余剰店舗リストの送信を制御したプロセッサ11は、Act78として実行応答コマンドを受信したか否かを確認する。実行応答コマンドを受信していない場合、プロセッサ11は、Act78においてNOと判定し、Act79へと進む。プロセッサ11は、Act79として中止応答コマンドを受信したか否かを確認する。中止応答コマンドを受信していない場合、プロセッサ11は、Act79においてNOと判定し、Act78へと戻る。ここにプロセッサ11は、Act78及びAct79において、実行応答コマンドを受信するか中止応答コマンドを受信するのを待ち受ける。この待ち受け状態において、通信インターフェース16を介して中止応答コマンドを受信した場合には、プロセッサ11は、Act79においてNOと判定し、この受付処理を終了する。
通信インターフェース16を介して実行応答コマンドを受信した場合には、プロセッサ11は、Act78においてYESと判定し、Act80へと進む。プロセッサ11は、Act80として実行応答コマンドから依頼先店舗の店舗コードを取得する。そしてプロセッサ11は、Act81として当該店舗コードを検索ワードとして店舗データベース7を検索する。プロセッサ11は、Act82として検索ワードを店舗コードとして含む店舗データ7Dを店舗データベース7から読み込む。
プロセッサ11は、Act83として店舗データ7Dから通信アドレスを取得する。プロセッサ11は、Act84としてその通信アドレスを宛先として、配送指示コマンドを送信するように通信インターフェース16を制御する。この制御により、通信インターフェース16は、Act83の処理で取得した通信アドレスで識別される情報処理端末2に対し、ネットワークを介して配送指示コマンドを送信する。配送指示コマンドには、実行応答コマンドに含まれていた配送数、商品コード、商品名、最短発送日時、配送依頼元店舗の店舗コード等が含まれる。
配送指示コマンドは、配送依頼先店舗の情報処理端末2で受信される。配送指示コマンドを受信した情報処理端末2の表示デバイスには、配送指示画像が表示される。
図15は、図13に示した余剰店舗リスト画像SC3において、店舗名「CCC店」の店舗が選択され、配送数「10」を入力した場合の配送指示画像SC5の一例である。この配送指示画像SC5を確認したオペレータは、店舗名「CCC」の店舗に対し、店舗名「AAA」の店舗から、商品コード「1234999999」で識別される商品を10点配送する依頼が入ったことを知り得る。この場合、オペレータに対しては、商品コード「1234999999」で識別される商品を店舗名「AAA」の店舗に10点配送するための手配をすることが求められる。なお、商品の配送に対し、店舗名「AAA」の店舗から店舗名「CCC」の店舗に対して仕入れ価格の支払いが生じる場合がある。このような場合、在庫調整サーバ32が各店舗の口座を管理し、配送依頼元の店舗の口座から配送依頼先の店舗の口座へと仕入れ価格相当の金額を自動的に振り込むようにするとよい。
図10の説明に戻る。
プロセッサ11は、Act72において余剰商品データベース9を検索した結果、該当する余剰商品データ9Dを検出できなかった場合、Act73においてNOと判定し、Act85へと進む。またプロセッサ11は、Act75において最短発送日時が当日となっている余剰商品データ9Dが存在しなかった場合、NOと判定し、Act85へと進む。プロセッサ11は、Act85として肯定応答コマンド送信元の情報処理端末2を宛先として配送不可通知のコマンドを送信するように通信インターフェース16を制御する。この制御により、通信インターフェース16は、ネットワークを介して配送不可通知のコマンドを送信する。配送不可通知のコマンドは、肯定応答コマンド送信元の情報処理端末2で受信される。情報処理端末2では、配送不可を知らせるメッセージが表示デバイスに表示される。したがって、情報処理端末2は、配送依頼をした在庫不足商品に余剰がある近隣の店舗が存在しないことを知り得る。
以上の説明から明らかなように、在庫調整サーバ32のプロセッサ11を主体とするコンピュータは、図6のAct1乃至Act5の処理を実行することにより、複数の店舗の商品の在庫数を取得する取得手段を構成する。この取得手段は、データ解析部321及びデータベース管理部322の機能によって実現される。
また、同コンピュータは、図6のAct6乃至Act10の処理を実行することにより、いずれかの店舗で在庫数が在庫数閾値まで減少した在庫不足商品を検出する検出手段を構成する。この検出手段は、データ解析部321及びデータベース管理部322の機能によって実現される。
また、同コンピュータは、図6のAct11及びAct12の処理を実行することにより、在庫不足商品の在庫数に余剰のある店舗を検索する検索手段を構成する。この検索手段は、データ解析部321及びデータベース管理部322の機能によって実現される。
また、同コンピュータは、図6のAct13及びAct14の処理、ただしAct14については図9のAct51乃至Act60の処理を実行することにより、検索手段により検索された店舗の情報を、在庫不足商品の在庫数が在庫数閾値まで減少した店舗と関連付けて設定された端末に通知する通知手段を構成する。この通知手段は、データベース管理部322及び通知受付部323の機能によって実現される。
また、同コンピュータは、図9のAct61乃至Act63の処理、ただしAct63については図10のAct71乃至Act79の処理を実行することにより、検索手段により検索された店舗に対しての、在庫不足商品の在庫数が在庫数閾値まで減少した店舗への当該商品の配送依頼を受け付ける受付手段を構成する。この受付手段は、データベース管理部322及び通知受付部323の機能によって実現される。
また、同コンピュータは、図10のAct80乃至Act84の処理を実行することにより、配送依頼を受け付けたことに応じて、その配送依頼先の店舗と関連付けて設定された端末に在庫不足商品の配送を指示する指示手段を構成する。この指示手段は、データベース管理部322及び通知受付部323の機能によって実現される。
また、同コンピュータは、図7のAct21乃至Act25の処理を実行することにより、在庫不足商品の在庫数が在庫数閾値まで減少した店舗において、当該在庫不足商品の在庫数が当日中に在庫数閾値よりも小さい規定値以下になるか否かを予測する予測手段を構成する。この予測手段は、データ解析部321及びデータベース管理部322の機能によって実現される。
このように本実施形態によれば、取得手段、検出手段、検索手段及び受付手段を備えることによって、在庫が余っている店舗から在庫が足りなくなった店舗に商品を移すことを容易になし得ることができる。
また、通知手段を備えることによって、在庫が足りなくなった店舗のオペレータが、在庫が余っている店舗に対して直接配送依頼を行うことができる。したがって、迅速な対応が可能である。
しかも、通知手段が通知する店舗の情報として、当該店舗での在庫不足商品の余剰数、仕入れ価格及び最短発送日時が含まれる。したがってオペレータは、配送依頼をする店舗を、余剰数を優先して決定したり、仕入れ価格を優先して決定したり、最短発送日時を優先して決定したりすることができる。したがって、在庫不足商品が生じた店舗においては、効率を優先し、あるいはコストを優先して、在庫不足商品の配送を依頼することができる。
また、予測手段による予測結果に応じて通知内容が異なるので、在庫不足商品が生じた店舗のオペレータは、緊急に配送依頼が必要なのか否かを容易に識別することができる。
さらに、指示手段を備えることによって、在庫が余っている店舗に対して在庫が足りなくなった店舗に商品を移すことを自動的に指示することができる。したがって、より迅速な対応が可能となる。
以上、在庫が余っている店舗から在庫が足りなくなった店舗に商品を移すことを容易にした在庫管理装置の実施形態について説明したが、かかる実施形態はこれに限定されるものではない。
前記実施形態では、同じ地域で小売業を営んでいる近隣の店舗間で在庫の調整を行う場合を例示した。この点に関しては、地域に関わりなく、店舗間で在庫の調整を行うようにしてもよい。この場合、例えば店舗データ7Dに所在地の項目を追加する。そして、在庫調整サーバ32において、ある商品の在庫数が在庫数閾値を下回った依頼元店舗の所在地と、当該商品の在庫数が余剰数閾値を上回っている依頼先店舗の所在地との距離を算出し、所定の距離以下の依頼先店舗を余剰店舗リストに組み入れるようにすればよい。
前記実施形態では、在庫管理装置3をデータ集約サーバ31と在庫調整サーバ32とを含むものとした。この点に関しては、在庫管理装置3を在庫調整サーバ32だけで構成してもよい。つまり、データ集約サーバ31を在庫管理装置3とは別のシステムで実現してもよい。また、在庫調整サーバ32は、店舗データベース7、不足商品データベース8及び余剰商品データベース9を設けていなくてもよい。店舗データベース7、不足商品データベース8及び余剰商品データベース9は、在庫調整サーバ32に対して外部の記憶装置に設け、データベース管理部322が店舗データベース7、不足商品データベース8及び余剰商品データベース9とデータ授受を行うようにすればよい。
前記実施形態では、通知手段が通知する店舗の情報を、当該店舗での在庫不足商品の余剰数と、仕入れ価格と、最短発送日時とにした。通知手段が通知する店舗の情報の情報は、この3種類に限定されるものではない。少なくともいずれか1つの情報を通知するだけでもよい。また、例えば食品の場合には、消費期限を通知してもよい。
価格は、仕入れ価格ではなく、配送依頼先店舗から依頼元店舗への譲り渡し価格であってもよい。譲り渡し価格の場合、例えば仕入れ価格のn%を割り増しした価格を譲り渡し価格とする。そうすることにより、図8のAct37において取得した仕入れ価格から譲り渡し価格を算出できるので、前記実施形態をそのまま適用することができる。
前記実施形態では、図7のAct24において、プロセッサ11は、差D1が“0”以下となるか否かを判定した。この点に関しては、差D1が在庫数閾値よりも小さいが“0”よりは大きい値となるか否かを判定してもよい。つまり、品切れを予測するのではなく、品切れに近い状態を予測してもよい。
また、図10のAct78において、実行応答コマンドを受信したプロセッサ11は、表示、印字又は音声等を利用して配送依頼情報を出力してもよい。この場合、その出力を確認した担当者が、依頼先店舗に電話などの通信手段を利用して商品の配送を依頼することで、在庫が余っている店舗から在庫が足りなくなった店舗に商品を移すことができる。
前記実施形態では、在庫管理プログラムがメインメモリ12または補助記憶デバイス13に予め記憶されているものとして説明した。この点に関しては、在庫管理プログラムが記憶されていない状態で、在庫管理装置3が譲渡されてもよい。その場合、在庫管理装置3が備える書き込み可能な記憶デバイスに、この在庫管理装置3とは個別に譲渡された在庫管理プログラムがユーザなどの操作に応じて書き込まれる。在庫管理プログラムの譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]複数の店舗の商品の在庫数を取得する取得手段と、いずれかの店舗で前記在庫数が在庫数閾値まで減少した在庫不足商品を検出する検出手段と、前記在庫不足商品の在庫数に余剰のある店舗を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された店舗に対しての、前記在庫不足商品の在庫数が前記在庫数閾値まで減少した店舗への当該商品の配送依頼を受け付ける受付手段と、を具備する在庫管理装置。
[2]前記検索手段により検索された店舗の情報を、前記在庫不足商品の在庫数が前記在庫数閾値まで減少した店舗と関連付けて設定された端末に通知する通知手段、をさらに具備し、前記受付手段は、前記端末から前記配送依頼を受け付ける、付記[1]記載の在庫管理装置。
[3]前記通知手段が通知する前記店舗の情報は、当該店舗での前記在庫不足商品の余剰数、価格及び最短発送日時のうちの少なくとも1項目を含む、付記[1]記載の在庫管理装置。
[4]前記在庫不足商品の在庫数が前記在庫数閾値まで減少した店舗において、当該在庫不足商品の在庫数が当日中に前記在庫数閾値よりも小さい規定値以下になるか否かを予測する予測手段、をさらに具備し、前記通知手段は、前記予測手段による予測結果に応じて通知内容を異ならせる、付記[2]又は[3]記載の在庫管理装置。
[5]前記配送依頼を受け付けたことに応じて、その配送依頼先の店舗と関連付けて設定された端末に前記在庫不足商品の配送を指示する指示手段、をさらに具備する付記[1]乃至[4]のうちいずれか1記載の在庫管理装置。
[6]コンピュータを、複数の店舗の商品の在庫数を取得する取得手段、いずれかの店舗で前記在庫数が在庫数閾値まで減少した在庫不足商品を検出する検出手段、前記在庫不足商品の在庫数に余剰のある店舗を検索する検索手段、及び、前記検索手段により検索された店舗に対しての、前記在庫不足商品の在庫数が前記在庫数閾値まで減少した店舗への当該商品の配送依頼を受け付ける受付手段、として機能させるための在庫管理プログラム。
1…店舗システム、2…情報処理端末、3…在庫管理装置、4…仕入れデータベース、5…売上データベース、6…在庫数データベース、7…店舗データベース、8…不足商品データベース、9…余剰商品データベース、11…プロセッサ、12…メインメモリ、13…補助記憶デバイス、14…時計、15…サーバ間インターフェース、16…通信インターフェース、17…システム伝送路、31…データ集約サーバ、32…在庫調整サーバ、311…データ収集インターフェース、312,322…データベース管理部、321…データ解析部、323…通知受付部。

Claims (2)

  1. 複数の店舗の商品の在庫数を取得する取得手段と、
    いずれかの店舗で前記在庫数が在庫数閾値まで減少した在庫不足商品を検出する検出手段と、
    前記在庫不足商品の在庫数に余剰のある店舗を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された店舗の情報として当該店舗での前記在庫不足商品の余剰数、仕入れ価格及び最短発送日時を含む情報を、前記在庫不足商品の在庫数が前記在庫数閾値まで減少した店舗と関連付けて設定された端末に通知する通知手段と、
    前記検索手段により検索された店舗に対しての、前記在庫不足商品の在庫数が前記在庫数閾値まで減少した店舗への当該商品の配送依頼を前記端末から受け付ける受付手段と、
    前記在庫不足商品の在庫数が前記在庫数閾値まで減少した店舗において、当該在庫不足商品の在庫数が当日中に前記在庫数閾値よりも小さい規定値以下になるか否かを予測する予測手段と、
    を具備し、
    前記通知手段は、前記予測手段による予測結果に応じて通知内容を異ならせる、在庫管理装置。
  2. 前記配送依頼を受け付けたことに応じて、その配送依頼先の店舗と関連付けて設定された端末に前記在庫不足商品の配送を指示する指示手段、
    をさらに具備する請求項記載の在庫管理装置。
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