JP2005078613A - 調剤薬局業務支援方法およびシステム並びにプログラム - Google Patents

調剤薬局業務支援方法およびシステム並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 医薬品業界特に調剤薬局にとって大きな負担となる使用期限切れの医薬品が出ないようにする調剤薬局業務支援方法およびシステムを実現する。
【解決手段】 調剤薬局支援サーバは、調剤薬局が送信する希望の医薬品の分散倉庫への入庫を通知する入庫希望通知を受信し、薬問屋の倉庫の医薬品を分散倉庫に移動し、入庫した医薬品の種類、数量および使用期限を管理することと、調剤薬局が送信する分散倉庫の在庫問合せを受信し在庫状況を回答することと、調剤薬局が送信する消化通知を受信し、種類および数量を管理することと、一定時間に消化された医薬品に対する補充、引き上げあるいは他の分散倉庫からの融通、入れ替えを行い、入庫希望通知に基づいた医薬品の在庫が継続し、在庫している医薬品を管理することと、一定期間における消化通知を集計し、種類、数量および金額を消化データとして利用または提供することとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークシステムに適用される調剤薬局の業務を支援する方法およびシステム並びにプログラムに関する。
従来の調剤薬局の業務を支援する方法としては、コンピュータネットワークを通して医薬品の受け取りの申し込みを受付けること、病医院との連携を図りコンピュータネットワークを通して処方箋を受け取る方法、あるいはレセプトの発行と医薬品の在庫管理情報とを連携させた医薬品の発注や特定地域内の病医院および調剤薬局の発注情報をまとめて共同発注する方法が示されている(例えば、特許文献参照)。
しかしながら従来の方法では、医薬品業界特に調剤薬局にとって大きな負担となっている使用期限切れの医薬品が出ることによる経費負担の増大を軽減すること、即ち使用期限切れの医薬品が出ないようにすることの解決策が示されていない。
特開2003−6344号「医療情報提供方法、受診申し込み受付け方法、病医院薬局連携方法、服薬履歴情報提供方法、医薬品流通方法、医薬品発注方法、医薬品配送方法及び医薬品代金決済方法」(第4−5頁)
上記に述べた従来の調剤薬局の業務を支援する方法にあっては、調剤薬局の受付け業務、処方箋の処理業務および医薬品の発注業務の省力化や効率化あるいは医薬品の共同発注による低価格化に貢献するものであるが、医薬品業界特に調剤薬局にとって大きな負担となっている使用期限切れの医薬品が出ることにより経費負担が増大することを軽減すること、即ち使用期限切れの医薬品が出ないようにすることは不可能である。
ここにおいて、本発明の解決すべき主要な課題は、上記の問題を解決し、更に調剤薬局が望んでいる支払方法である使用した医薬品の費用分の支払い、即ち消化した医薬品の費用のみを支払えばよい消化払いの業務を支援し、また調剤薬局間の競争を優位にするために他の調剤薬局との差別化を図るサービスの提供を可能にする調剤薬局業務支援方法およびシステム並びにプログラムを実現することである。
本発明は、上記に述べた課題を解決するために下記の手順あるいは手段を講じるものである。
請求項1記載の本発明は、通信ネットワークと、該通信ネットワークに接続される薬問屋と、調剤薬局と、調剤薬局支援サーバとを有して構成されるネットワークシステムに適用される調剤薬局業務支援方法であって、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局から送信される希望の医薬品が該調剤薬局にある倉庫(該薬問屋の倉庫と関連するところから分散倉庫と称する。以下同様)に入庫されることを通知する入庫希望通知を受信し、該入庫希望通知に基づき該薬問屋に医薬品の該分散倉庫への移動を要望する手順と、該薬問屋からの情報により医薬品の移動を管理する手順と、該分散倉庫に在庫した医薬品の種類、数量および使用期限を管理する手順と、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫状況を回答する手順と、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し、種類および数量を管理する手順と、一定時間に消化された医薬品に対する補充あるいは引き上げあるいは他の分散倉庫からの融通あるいは入れ替えを指示し、該入庫希望通知に基づいた医薬品の在庫を継続し、在庫している医薬品を管理する手順と、一定期間における該消化通知を集計し、種類、数量および金額を消化データとして利用または提供する手順とを有する。
また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の調剤薬局業務支援方法において、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫を回答する手順にあっては、該分散倉庫に在庫していない医薬品の場合は、特定の医薬品の在庫問合せを送信した該調剤薬局の近隣の分散倉庫の在庫状況を調べ、結果を特定の医薬品の在庫問合せを送信した該調剤薬局に通知する手順を加えることを有する。
また、請求項3記載の本発明は、請求項1記載の調剤薬局業務支援方法にあっては、該調剤薬局支援サーバが少なくとも該分散倉庫に在庫している医薬品の薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データを該調剤薬局に提供する手順を加えることを有する。
また、請求項4記載の本発明は、請求項1記載の調剤薬局業務支援方法にあっては、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局の入力により作成した患者データおよび薬暦データを保持する手順を加えることを有する。
また、請求項5記載の本発明は、請求項1記載の調剤薬局業務支援方法にあっては、該調剤薬局支援サーバが前記患者データにある通信端末装置番号により通信端末装置と接続することにより、前記薬暦データにある服薬時間および前記服薬方法データをもとに患者に服薬の指導あるいは催促あるいは確認を行う手順を加えることを有する。
また、請求項6記載の本発明は、請求項1記載の調剤薬局業務支援方法にあっては、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局のスタッフが所有する携帯情報端末装置からのアクセスにより、該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫状況を回答することと、該分散倉庫の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し、種類および数量を管理することと、少なくとも該分散倉庫に在庫している医薬品の前記薬価データ、前記セーフティデータ、前記画像データ、前記服薬データ、前記禁忌データ、前記患者データおよび前記薬暦データを送信することと、該携帯情報端末装置の入力により作成した患者データおよび薬暦データを保持することとの手順を加えることを有する。
また、請求項7記載の本発明は、請求項1記載の調剤薬局業務支援方法にあっては、該調剤薬局支援サーバが外部との接続により、前記患者データおよび前記薬暦データを統計処理し医薬品について年代別あるいは性別あるいは職業別あるいは保険種別等の使用状況情報を提供する手順を加えることを有する。
上記に述べた手順に関わる作用は、調剤薬局が入庫されることを通知した医薬品を調剤薬局にある分散倉庫に継続して在庫することができ、一定期間における分散倉庫からの医薬品の引き出しを示す消化通知を集計し、期間中の消化データとして利用または提供することができる。また、調剤薬局に対しては、調剤薬局が分散倉庫に在庫していない医薬品の要求を受けた場合は、近隣の調剤薬局にある分散倉庫の在庫状況を調べ、どの分散倉庫に該当する医薬品があるかを調べ即座に通知し、レセプト発行等に必要な医薬品の薬情報データを提供し、調剤薬局にとって重要となる患者データおよび服薬データの保管を行い、これら薬情報データ、患者データおよび服薬データをもとに患者に服薬の指導あるいは催促あるいは確認を行うサービスを可能にし、携帯情報端末装置によるレセプト発行データ作成を可能にする。また、外部に対しては医薬品についての年代別あるいは性別あるいは職業別あるいは保険種別等の使用状況情報の提供を行う方法を講ずることができる。
また、請求項8記載の本発明は、通信ネットワークと、該通信ネットワークに接続される薬問屋と、調剤薬局と、調剤薬局支援サーバとを有して構成される調剤薬局業務支援システムであって、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局から送信される希望の医薬品が該調剤薬局にある分散倉庫に入庫されることを通知する入庫希望通知を受信し、該入庫希望通知に基づき該薬問屋に医薬品の該分散倉庫への移動を要望する手段と、該薬問屋からの情報により医薬品の移動を管理する手段と、該分散倉庫に在庫した医薬品の種類、数量および使用期限を管理する手段と、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫状況を回答する手段と、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し、種類、数量を管理する手段と、一定時間に消化された医薬品の補充あるいは引き上げあるいは他の分散倉庫からの融通あるいは入れ替えを指示し、該入庫希望通知に基づいた医薬品の在庫を継続し、在庫している医薬品を管理する手段と、一定期間における該消化通知を集計し、種類、数量および金額を消化データとして利用または提供する手段とを有する。
また、請求項9記載の本発明は、請求項8記載の調剤薬局業務支援システムにおいて、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫を回答する手段にあっては、該分散倉庫に在庫していない医薬品の場合は、特定の医薬品の在庫問合せを送信した該調剤薬局の近隣の分散倉庫の在庫状況を調べ、結果を特定の医薬品の在庫問合せを送信した該調剤薬局に通知する手段を加えることを有する。
また、請求項10記載の本発明は、請求項8記載の調剤薬局業務支援システムにあっては、該調剤薬局支援サーバが少なくとも該分散倉庫に在庫している医薬品の薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データを該調剤薬局に提供する手段を加えることを有する。
また、請求項11記載の本発明は、請求項8記載の調剤薬局業務支援システムにあっては、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局の入力により作成した患者データおよび薬暦データを保持する手段を加えることを有する。
また、請求項12記載の本発明は、請求項8記載の調剤薬局業務支援システ厶にあっては、該調剤薬局支援サーバが前記患者データにある通信端末装置番号により通信端末装置と接続することにより、前記薬暦データにある服薬時間および服薬方法データをもとに患者に服薬の指導あるいは催促あるいは確認を行う手段を加えることを有する。
また、請求項13記載の本発明は、請求項8記載の調剤薬局業務支援システムにあっては、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局のスタッフが所有する携帯情報端末装置からのアクセスにより、該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫状況を回答することと、該分散倉庫の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し、種類および数量を管理することと、少なくとも該分散倉庫に在庫している医薬品の前記薬価データ、前記セーフティデータ、前記画像データ、前記服薬データ、前記禁忌データ、前記患者データおよび前記薬暦データを送信することと、該携帯情報端末装置の入力により作成した患者データおよび薬暦データを保持することとの手段を加えることを有する。
また、請求項14記載の本発明は、請求項8記載の調剤薬局業務支援システムにあっては、該調剤薬局支援サーバが外部と接続することにより、前記患者データおよび前記薬暦データを統計処理し医薬品について年代別あるいは性別あるいは職業別あるいは保険種別等の使用状況情報を提供する手段を加えることを有する。
上記に述べた手段に関わる作用は、調剤薬局が入庫されることを通知した医薬品を調剤薬局にある分散倉庫に継続して在庫することができ、一定期間における分散倉庫からの医薬品の引き出しを示す消化通知を集計し、期間中の消化データとして利用または提供することができる。また、調剤薬局に対しては、調剤薬局が分散倉庫に在庫していない医薬品の要求を受けた場合は、近隣の調剤薬局にある分散倉庫の在庫状況を調べ、どの分散倉庫に該当する医薬品があるかを調べ即座に通知し、レセプト発行等に必要な医薬品の薬情報データを提供し、調剤薬局にとって重要となる患者データおよび服薬データの保管を行い、これら薬情報データ、患者データおよび服薬データをもとに患者に服薬の指導あるいは催促あるいは確認を行うサービスを可能にし、形態情報端末装置によるレセプト発行データ作成を可能にする。また、外部に対しては医薬品についての年代別、性別あるいは職業別あるいは保険種別等の使用状況情報の提供を行うシステムを講ずることができる。
上記に述べた本発明の調剤薬局業務支援方法およびシステム並びにプログラムは、調剤薬局にとっては、調剤薬局自身が希望する医薬品の種類と数量が継続して手元に揃うことになり、しかも医薬品の期限切れを心配する必要がなく、使用した医薬品の費用のみを支払う消化払いの業務が容易になり、更に他の調剤薬局との差別化が図れる患者へのサービスの提供が可能になる。
また薬問屋にとっては、調剤薬局に対して調剤薬局自身が望む医薬品が揃えられる方法およびシステムを提供することによりシェアを拡大することができ、更に医薬品の特定地域内の融通、入れ替えは無論のこと特定地域間においても融通、入れ替えを徹底して行うことが可能になり、結果として廃棄となる医薬品を減少させることができる。廃棄となる医薬品の減少は、廃棄による資源の無駄遣いを防ぎ、産業廃棄物の発生を抑制するとともに、薬問屋や薬メーカによる過剰な販売活動や過剰な生産、過剰な配送を是正することになり、エネルギーの節約にもつながるものである。
本発明の調剤薬局業務支援方法およびシステムを実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を用いたシステムの構成例を示す接続図である。同図は本システムが、移動体通信を含む通信ネットワーク1と、通信ネットワーク1に接続される製薬メーカ2と、薬問屋3と、調剤薬局6aおよび6b(どの調剤薬局かを特定しない場合は6と称する。以下同様)と、調剤薬局支援サーバ装置9と、調剤薬局6aの患者が所有する通信端末装置10aと、調剤薬局6bの患者が所有する通信端末装置10b(どの通信端末装置かを特定しない場合は10と称する。以下同様)と、調剤薬局6aのスタッフが所有するPDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC(Personal Computer)および携帯電話等の携帯情報端末装置11aと、調剤薬局6bのスタッフが所有する携帯情報端末装置11b(どの携帯情報端末装置かを特定しない場合は11と称する。以下同様)とを有して構成されることを示している。薬問屋3は、倉庫4と、PC等の管理装置5とを有し、調剤薬局6aは、分散倉庫7aと、PC等の端末装置8aとを有し、調剤薬局6bは、分散倉庫7bと、PC等の端末装置8bとを有している。本システ厶の機能について下記に説明する。
図2は、図1のシステムの機能概要例を示す機能構成図である。同図は通信ネットワーク1に接続される製薬メーカ2と、薬問屋3と、調剤薬局6と、調剤薬局支援サーバ装置9と、通信端末装置10と、携帯情報端末装置11と、患者12とにより構成されている。
薬問屋3は、製薬メーカ2から納入された医薬品を保管する倉庫4と、薬問屋3の管理を担うPC等の管理装置5とを含んでいる。管理装置5は、その中に倉庫4を管理する倉庫管理51と、倉庫4に保管されている医薬品あるいは新薬の薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データを薬情報データとして管理する薬情報データ管理52とを含んでおり、これらの機能により外部からの医薬品の移動の要望や在庫の問合せあるいは新薬の問合せに対し速やかに回答することができるとともに、該当する薬情報データを送信することができることを前提としている。
調剤薬局6は、調剤薬局6が入庫されることを通知した医薬品を在庫する分散倉庫7と、調剤薬局6の業務を担うPC等の端末装置8とを含んでいる。端末装置8は、その中に調剤薬局6が希望する医薬品が分散倉庫7に入庫されることを調剤薬局支援サーバ装置9に通知する入庫希望通知処理81と、患者12が来局したときに、初めての患者については氏名、年齢、性別、住所、職業、連絡先となる通信端末装置10の番号および保険の種類等の情報の入手を行い、再来局の患者については患者データベースおよび薬暦データベースにアクセスし患者の情報を得ることを行い、また処方箋に指定された医薬品が分散倉庫7に在庫されているかを調剤薬局支援サーバ装置9に問合せ回答を得る等を適宜処理することを可能にする処方箋受付け処理82と、処方箋処理のための操作を行う処方箋処理操作83と、レセプトの発行を行うレセプト発行84と、レセプトに応じて分散倉庫7から医薬品を引き出し消化したことを調剤薬局支援サーバ装置9に通知する分散倉庫出庫処理85と、患者12の患者データベースおよび薬暦データベースの登録あるいは更新を行い、また調剤薬局支援サーバ装置9に患者、薬暦データの送信を行う患者、薬暦データ管理86とを含んでおり、これらの機能により患者12にレセプトの発行と医薬品の支給が可能になることを前提としている。なお、患者12の来局とは独立に処方箋処理操作83を行うことにより新薬の薬情報データを入手することができるものとする。
調剤薬局支援サーバ装置9は本発明の特徴となるサーバ装置であり、調剤薬局6から送信される調剤薬局6が希望する医薬品が分散倉庫7に入庫されることを通知する入庫希望通知を受信し、本入庫希望通知により薬問屋3に医薬品の移動を要望し、本要望の回答情報により医薬品の移動の時期や配送ルートを管理し、また後に説明する分散倉庫データ管理92に分散倉庫7に入庫した医薬品の種類、数量および使用期限を通知し、また分散倉庫データ管理92が持つ最新の医薬品の種類および数量が入庫希望通知以下になっていないか、更に使用期限が迫っていないかを調ベ、入庫希望通知以下になっていたり、使用期限が迫っていた場合には薬問屋3の倉庫4からの補充あるいは倉庫4への引き上げ、他の分散倉庫にある中からの融通あるいは入れ替えを指示することにより入庫希望通知に基づいた医薬品の在庫を継続し、変動させた分の医薬品の種類、数量および使用期限を分散倉庫データ管理92に通知し、また分散倉庫データ管理92から分散倉庫7に在庫していない医薬品の在庫問合せがあったことの通知を受けると近隣の分散倉庫の在庫を調べ結果を分散倉庫データ管理92に返すことを行う分散倉庫管理91と、分散倉庫管理91から通知を受けた医薬品の種類、数量および使用期限を分散倉庫データベースとして管理を行い、また調剤薬局6から送信される分散倉庫7の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫状況を回答し、また調剤薬局6から送信される分散倉庫の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し数量の更新と経緯を管理し、また分散倉庫管理91からの問合せに対し最新の医薬品の種類、数量および使用期限について回答し、また調剤薬局6から送信される分散倉庫7の特定の医薬品の在庫問合せにおいて在庫していない場合は分散倉庫管理91に在庫していない医薬品の在庫問合せがあったことの通知行い、本問合せの分散倉庫管理91からの回答を調剤薬局6に回答する分散倉庫データ管理92と、薬問屋3から送信される分散倉庫7に在庫するあるいは新薬の医薬品の薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データの薬情報データを受信し分散倉庫薬データベースとして過去に在庫していた分も含めて管理を行う分散倉庫薬情報データ管理93と、調剤薬局6の処方箋処理操作83と連携して処方箋処理を行う処方箋処理94と、調剤薬局6から送信される患者データおよび薬暦データを受信し患者データベースおよび薬暦データベースとして管理する患者、薬暦データ管理95と、患者データベースにある通信端末装置10の番号により通信端末装置10と接続することにより、薬暦データベースにある服薬時間および分散倉庫薬情報データ管理93にある服薬方法データをもとに患者に服薬の指導あるいは催促あるいは確認を行う通信端末装置サービス処理96と、調剤薬局6のスタッフが所有する携帯情報端末装置11から調剤支援サーバ9にアクセスがあった場合、分散倉庫7の特定の医薬品の在庫問合せを受信し、分散倉庫データ管理92が管理する分散倉庫7に在庫している医薬品の種類、数量および使用期限を回答することと、分散倉庫7の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し分散倉庫データ管理92が種類および数量を管理することと、分散倉庫薬情報データ管理93が管理する分散倉庫7に在庫しているあるいは過去に在庫していたあるいは新薬の薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データと、患者、薬暦データ管理95が管理する患者データおよび薬暦データとを送信することと、携帯情報端末装置11の入力により作成した患者データおよび薬暦データを受信し保持することとを可能にする携帯情報端末装置サービス処理97と、分散倉庫データ管理92が管理する医薬品の種類および数量の経緯および分散倉庫薬情報データ管理93が管理する薬価データをもとに一定期間に消化した医薬品の種類、数量および金額を消化データとして提供する消化データ処理98と、患者、薬暦データ管理95が管理する患者データおよび薬暦データを統計処理し医薬品について年代別、性別、職業別および保険種別等の使用状況について外部の例えば製薬メーカ2に提供可能にする統計処理99とを含んでいる。
通信端末装置10は、汎用の通信端末装置であり調剤薬局支援サーバ9の通信端末装置サービス処理96から接続され患者12に服薬の指導あるいは催促あるいは確認のできることを前提としている。
携帯情報端末装置11は、汎用の携帯情報端末装置であり調剤薬局6のスタッフが外出中に調剤薬局支援サーバ9の携帯情報端末装置サービス処理97にアクセスして分散倉庫7の特定の医薬品の在庫問合せを送信し分散倉庫データ管理92が管理する分散倉庫7に在庫している医薬品の種類、数量、使用期限を受信することと、分散倉庫7の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を送信し分散倉庫データ管理92が種類および数量を管理することと、分散倉庫薬情報データ管理93が管理する分散倉庫7に在庫しているあるいは過去に在庫していたあるいは新薬の薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データと、患者、薬暦データ管理95が管理する患者データおよび薬暦データとを受信することと、携帯情報端末装置11の入力により作成した患者データおよび薬暦データを送信することとを可能にすることを前提としている。
上記の説明では処方箋処理94は調剤薬局支援サーバ装置9にあるとしたが調剤薬局の端末装置8にあっても何ら問題はない。
続いて上記に述べたシステムの動作を調剤薬局の業務にそって説明することにより業務の流れの中における本発明の調剤薬局業務支援方法を説明する。
図3は、図1のシステムの調剤薬局の業務にそった動作例を示すシーケンスチャートである。本シーケンスは製薬メーカ2と、薬問屋3の倉庫4と、薬問屋3の管理装置5と、調剤薬局支援サーバ装置9と、調剤薬局6にある分散倉庫7と、調剤薬局6の端末装置8と、通信端末装置10と、携帯情報端末装置11と、患者12との間のシーケンスについて示したものである。
製薬メーカ2から倉庫4へ医薬品が納入される(ステップ1をS1と称する 以下同様他も同様)。端末装置8は、入庫希望通知処理81により調剤薬局6が希望する医薬品が分散倉庫7に入庫されることを通知する入庫希望通知を調剤薬局支援サーバ装置9に送信すると(S2)、調剤薬局支援サーバ装置9は、分散倉庫管理91により本通知を受信し本通知により管理装置5に医薬品の移動を要望し(S3)、管理装置5の倉庫管理51から送信されてくる移動する医薬品の種類、数量および使用期限の回答情報を受信し(S4)、移動の時期、配送ルートを管理し(S5)、また分散倉庫データ管理92に分散倉庫7に在庫した医薬品の種類、数量および使用期限を通知し、本通知を受けた分散倉庫データ管理92がこれらの医薬品の種類、数量および使用期限を分散倉庫データベースとして管理する(S6)。管理装置5は、倉庫管理51により移動する医薬品の種類が薬情報データ管理52に通知されることにより、薬情報データ管理52が移動する医薬品の薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データの薬情報データを調剤薬局支援サーバ装置9に送信し(S7)、調剤薬局支援サーバ装置9は、分散倉庫薬情報データ管理93により本情報を受信し(S8)、分散倉庫薬情報データベースとして管理する(以上をA段階と称する)。
患者12が調剤薬局6に来ると端末装置8は、処方箋受付処理82により初めての患者については氏名、年齢、性別、住所、職業、連絡先となる通信端末装置10の番号および保険の種類等の情報の入手を行い、再来局の患者については患者データベースおよび薬暦データベースにアクセスし患者12の情報を得るとともに、処方箋に指定された医薬品が分散倉庫7に在庫されているかの在庫問合せを調剤薬局支援サーバ装置9に行い(S9)、調剤薬局支援サーバ装置9は、分散倉庫データ管理92により本問合せを受信し分散倉庫データベースにアクセスし在庫問合せ回答を端末装置8に送信する(S10)。端末装置8は、本在庫問合せ回答を処方箋受付処理82により受信し、在庫が確認されたことにより処方箋処理の操作に入る。ここでの処方箋の操作は、処方箋処理を行うソフトウェアが処方箋処理94として調剤薬局支援サーバ装置9にある場合について述べる。処方箋処理操作83と処方箋処理94とは連携して処方箋の処理を行うことになり、例えば処方箋処理操作83で条件を設定し、その条件で処方箋処理94において処理を行い、処理した結果が再び処方箋処理操作83に表示されることになる。端末装置8は、処方箋の処理に必要な薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データを処方箋処理操作83により検索条件を設定し、処方箋処理94を通して分散倉庫薬情報データ管理93が管理する分散倉庫薬情報データベースにアクセスし入手する(S11、S12)。端末装置8は、処方箋の処理が済んだことによりレセプトの発行をレセプト発行84により行い(S13)、分散倉庫7から該当する医薬品を引き出し患者12に支給する(S14)。また端末装置8は、分散倉庫出庫処理85により分散倉庫7から特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を調剤薬局支援サーバ装置9に送信し(S15)、調剤薬局支援サーバ装置9は、本通知を分散倉庫データ管理92により受信し本通知により分散倉庫データベースを更新し履歴を管理する(S16)。また端末装置8は、患者データおよび薬暦データの患者データベースおよび薬暦データベースへの登録あるいは更新を患者、薬暦データ管理86により行うとともに患者データおよび薬暦データを調剤薬局支援サーバ装置9に送信し(S17)、調剤薬局支援サーバ装置9は、本データを患者、薬暦データ管理95により受信し、薬暦データ管理95が管理する患者データベースおよび薬暦データベースの登録あるいは更新を行う(S18)。調剤薬局支援サーバ装置9は、通信端末装置サービス処理96を起動することにより患者、薬暦データ管理95が管理する患者データベースにある通信端末装置10の番号により通信端末装置10と接続することにより、薬暦データベースにある服薬時間および分散倉庫薬情報データ管理93が管理する分散倉庫薬情報データベースにある服薬方法データをもとに患者12に服薬の指導あるいは催促あるいは確認を行う(S19)。調剤薬局6のスタッフが、外出中に携帯情報端末装置11から調剤薬局支援サーバ装置9にアクセスすることにより、調剤薬局支援サーバ装置9は、携帯情報端末装置サービス処理97を通すことにより、分散倉庫7の特定の医薬品の在庫問合せを受信し分散倉庫データ管理92が管理する分散倉庫7に在庫している医薬品の種類、数量および使用期限を回答することと、分散倉庫7の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し分散倉庫データ管理92が種類および数量を管理することと、分散倉庫薬情報データ管理93が管理する分散倉庫7に在庫しているあるいは過去に在庫していたあるいは新薬の薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データと、患者、薬暦データ管理95が管理する患者データおよび薬暦データとを送信することと、携帯情報端末装置の入力により作成した患者データおよび薬暦データを受信し保持する(S20)。調剤薬局支援サーバ装置9は、分散倉庫管理91により分散倉庫データ管理92が持つ最新の医薬品の種類および数量が入庫希望通知以下になっていないか、更に使用期限が迫っていないかを調べ、入庫希望通知以下になっていたり、使用期限が迫っていた場合には薬問屋3の倉庫4からの補充あるいは倉庫4への引き上げ、他の分散倉庫にある中からの融通あるいは入れ替えを管理することにより入庫希望通知に基づいた医薬品の在庫を継続できるように指示する(S21)。ここでは補充、引き上げ(S22、S23)、融通、入れ替え(S24)の各場合について示している。変動させた分の医薬品の種類、数量および使用期限を分散倉庫データ管理92に通知し、分散倉庫データ管理92において分散倉庫データベースを更新し経緯を蓄積する(S25)。なおステップ10において調剤薬局支援サーバ装置9は、端末装置8から送信される特定の医薬品の在庫問合せを分散倉庫データ管理92により受信するが、在庫していない医薬品の場合は分散倉庫データ管理92が分散倉庫管理91に在庫していない医薬品の在庫問合せがあったことの通知を行うことにより、分散倉庫管理91がステップ21〜25と同様の動作シーケンスを持つことで近隣の分散倉庫の在庫を調べ結果を分散倉庫データ管理92に返すことを行う。なお、ステップ11、12にあっては、患者12の来局とは独立に操作することにより分散倉庫薬情報データベースにアクセスし新薬の薬情報データを入手することができる。(以上をB段階と称する)
調剤薬局支援サーバ装置9は、消化データ処理98により一定期間における消化データの処理を行うために分散倉庫データ管理92が管理する分散倉庫データベースから数量の経過情報を入手し、また分散倉庫薬情報データ管理93が管理する分散倉庫薬情報データベースから薬価データを入手し一定期間中の消化医薬品の種類、数量および金額を算出する(S26)。また調剤薬局支援サーバ装置9は、統計処理99により一定期間の患者、薬暦データ管理95が管理する患者データ、薬暦データを入手し統計処理し医薬品について年代別、性別、職業別および保険種別等の使用状況を外部の例えば製薬メーカ2に提供する(S27)。(以上をC段階と称する)
調剤薬局の業務支援にあっては、調剤薬局を開業するにあたってはA段階が、日々の業務にあたってはB段階が、また一定の期間毎に行われる消化医薬品の精算業務についてはC段階が相当している。
上記に述べた本発明の調剤薬局業務支援方法の請求項毎の各ステップとの対応は下記のとおりである。
請求項1においては、調剤薬局支援サーバが調剤薬局から送信される希望の医薬品が該調剤薬局にある分散倉庫に入庫されることを通知する入庫希望通知を受信し、該入庫希望通知に基づき薬問屋に医薬品の該分散倉庫への移動を要望する手順にあっては、ステップ2、3が該当し、該薬問屋からの情報により医薬品の移動を管理する手順にあっては、ステップ4、5が該当し、該分散倉庫に在庫した医薬品の種類、数量および使用期限を管理する手順にあっては、ステップ6が該当する。また、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫状況を回答する手順にあっては、ステップ9、10が該当する。また、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し、種類および数量を管理する手順にあっては、ステップ15、16が該当する。また、一定時間に消化された医薬品に対する補充あるいは引き上げあるいは他の分散倉庫からの融通あるいは入れ替えを指示し、該入庫希望通知に基づいた医薬品の在庫を継続し、在庫している医薬品を管理する手順にあっては、ステップ21〜25が該当し、一定期間における該消化通知を集計し、種類、数量および金額を消化データとして利用または提供する手順にあっては、ステップ26が該当する。
請求項2においては、ステップ10において分散倉庫データ管理92が在庫していない医薬品の在庫問合せがあったことの通知を行うことにより、分散倉庫管理91がステップ21〜25と同様の動作シーケンスを持つことになる。
請求項3においては、ステップ7、8が該当する。
請求項4においては、ステップ17、18が該当する。
請求項5においては、ステップ19が該当する。
請求項6においては、ステップ20が該当する。
請求項7においては、ステップ27が該当する。
なお、本発明は、図1〜図3を用いて説明した形態に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば本例で用いた入庫希望通知は入庫されることを通知するのみならず、引き上げてもらうことを通知することに適用することでもよい。
上記に説明したとおり産業上の利用が可能であることは明らかである。即ち本発明が適用されるネットワークシステ厶の構成要素である通信ネットワーク、製薬メーカ、薬問屋、調剤薬局、通信端末装置および携帯情報端末装置は既に現実社会の中で稼動しているものであり、ここに本発明の調剤薬局支援サーバ装置を汎用のサーバ装置の上に本発明の方法およびシステムに基づくプログラムを実装することにより構成し、本サーバ装置を上記ネットワークシステムに加えることで実現可能となる。
本発明を用いたシステムの構成例を示す接続図 図1の機能概要例を示す機能構成図 図1の動作例を示すシーケンスチャート
符号の説明
1 通信ネットワーク
2 製薬メーカ
3 薬問屋
4 薬問屋の倉庫
5 薬問屋の管理装置
6(6a、6b) 調剤薬局
7(7a、7b) 調剤薬局にある薬問屋の分散倉庫
8(8a、8b) 調剤薬局の端末装置
9 調剤薬局支援サーバ装置
10(10a、10b) 調剤薬局6の患者が所有する通信端末装置
11(11a、11b) 調剤薬局6のスタッフが所有する携帯情報端末装置

Claims (21)

  1. 通信ネットワークと、該通信ネットワークに接続される薬問屋と、調剤薬局と、調剤薬局支援サーバとを有して構成されるネットワークシステムに適用される調剤薬局業務支援方法であって、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局から送信される希望の医薬品が該調剤薬局にある分散倉庫に入庫されることを通知する入庫希望通知を受信し、該入庫希望通知に基づき該薬問屋に医薬品の該分散倉庫への移動を要望する手順と、該薬問屋からの情報により医薬品の移動を管理する手順と、該分散倉庫に在庫した医薬品の種類、数量および使用期限を管理する手順と、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫状況を回答する手順と、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し、種類および数量を管理する手順と、一定時間に消化された医薬品に対する補充あるいは引き上げあるいは他の分散倉庫からの融通あるいは入れ替えを指示し、該入庫希望通知に基づいた医薬品の在庫を継続し、在庫している医薬品を管理する手順と、一定期間における該消化通知を集計し、種類、数量および金額を消化データとして利用または提供する手順とを有することを特徴とする調剤薬局業務支援方法
  2. 請求項1記載の調剤薬局業務支援方法において、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫を回答する手順にあっては、該分散倉庫に在庫していない医薬品の場合は、特定の医薬品の在庫問合せを送信した該調剤薬局の近隣の分散倉庫の在庫状況を調べ、結果を特定の医薬品の在庫問合せを送信した該調剤薬局に通知する手順を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援方法
  3. 請求項1記載の調剤薬局業務支援方法にあっては、該調剤薬局支援サーバが少なくとも該分散倉庫に在庫している医薬品の薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データを該調剤薬局に提供する手順を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援方法
  4. 請求項1記載の調剤薬局業務支援方法にあっては、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局の入力により作成した患者データおよび薬暦データを保持する手順を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援方法
  5. 請求項1記載の調剤薬局業務支援方法にあっては、該調剤薬局支援サーバが前記患者データにある通信端末装置番号により通信端末装置と接続することにより、前記薬暦データにある服薬時間および前記服薬方法データをもとに患者に服薬の指導あるいは催促あるいは確認を行う手順を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援方法
  6. 請求項1記載の調剤薬局業務支援方法にあっては、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局のスタッフが所有する携帯情報端末装置からのアクセスにより、該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫状況を回答することと、該分散倉庫の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し、種類および数量を管理することと、少なくとも該分散倉庫に在庫している医薬品の前記薬価データ、前記セーフティデータ、前記画像データ、前記服薬データ、前記禁忌データ、前記患者データおよび前記薬暦データを送信することと、該携帯情報端末装置の入力により作成した患者データおよび薬暦データを保持することとの手順を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援方法
  7. 請求項1記載の調剤薬局業務支援方法にあっては、該調剤薬局支援サーバが外部との接続により、前記患者データおよび前記薬暦データを統計処理し医薬品について年代別あるいは性別あるいは職業別あるいは保険種別使用状況情報を提供する手順を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援方法
  8. 通信ネットワークと、該通信ネットワークに接続される薬問屋と、調剤薬局と、調剤薬局支援サーバとを有して構成される調剤薬局業務支援システムであって、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局から送信される希望の医薬品が該調剤薬局にある分散倉庫に入庫されることを通知する入庫希望通知を受信し、該入庫希望通知に基づき該薬問屋に医薬品の該分散倉庫への移動を要望する手段と、該薬問屋からの情報により医薬品の移動を管理する手段と、該分散倉庫に在庫した医薬品の種類、数量および使用期限を管理する手段と、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫状況を回答する手段と、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し、種類、数量を管理する手段と、一定時間に消化された医薬品に対する補充あるいは引き上げあるいは他の分散倉庫からの融通あるいは入れ替えを指示し、該入庫希望通知に基づいた医薬品の在庫を継続し、在庫している医薬品を管理する手段と、一定期間における該消化通知を集計し、種類、数量および金額を消化データとして利用または提供する手段とを有することを特徴とする調剤薬局業務支援システム
  9. 請求項8記載の調剤薬局業務支援システムにおいて、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫を回答する手段にあっては、該分散倉庫に在庫していない医薬品の場合は、特定の医薬品の在庫問合せを送信した該調剤薬局の近隣の分散倉庫の在庫状況を調べ、結果を特定の医薬品の在庫問合せを送信した該調剤薬局に通知する手段を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援システム
  10. 請求項8記載の調剤薬局業務支援システムにあっては、該調剤薬局支援サーバが少なくとも該分散倉庫に在庫している医薬品の薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データを該調剤薬局に提供する手段を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援システム
  11. 請求項8記載の調剤薬局業務支援システムにあっては、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局の入力により作成した患者データおよび薬暦データを保持する手段を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援システム
  12. 請求項8記載の調剤薬局業務支援システムにあっては、該調剤薬局支援サーバが前記患者データにある通信端末装置番号により通信端末装置と接続することにより、前記薬暦データにある服薬時間および前記服薬方法データをもとに患者に服薬の指導あるいは催促あるいは確認を行う手段を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援システム
  13. 請求項8記載の調剤薬局業務支援システムにあっては、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局のスタッフが所有する携帯情報端末装置からのアクセスにより、該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫状況を回答することと、該分散倉庫の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し、種類および数量を管理することと、少なくとも該分散倉庫に在庫している医薬品の前記薬価データ、前記セーフティデータ、前記画像データ、前記服薬データ、前記禁忌データ、前記患者データおよび前記薬暦データを送信することと、該携帯情報端末装置の入力により作成した患者データおよび薬暦データを保持することとの手段を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援システム
  14. 請求項8記載の調剤薬局業務支援システムにあっては、該調剤薬局支援サーバが外部との接続により、前記患者データおよび前記薬暦データを統計処理し医薬品について年代別あるいは性別あるいは職業別あるいは保険種別使用状況情報を提供する手段を加えることを特徴とする調剤薬局業務支援システム
  15. 請求項1記載の各手順を実行させるためのプログラム
  16. 請求項15記載のプログラムにおいて、該調剤薬局から送信される該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫を回答する手順にあっては、該分散倉庫に在庫していない医薬品の場合は、特定の医薬品の在庫問合せを送信した該調剤薬局の近隣の分散倉庫の在庫状況を調べ、結果を特定の医薬品の在庫問合せを送信した該調剤薬局に通知する手順を加えることを特徴とするプログラム
  17. 請求項15記載のプログラムにあっては、該調剤薬局支援サーバが少なくとも該分散倉庫に在庫している医薬品の薬価データ、セーフティデータ、画像データ、服薬方法データおよび禁忌データを該調剤薬局に提供する手順を加えることを特徴とするプログラム
  18. 請求項15記載のプログラムにあっては、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局の入力により作成した患者データおよび薬暦データを保持する手順を加えることを特徴とするプログラム
  19. 請求項15記載のプログラムにあっては、該調剤薬局支援サーバが通信端末装置との接続により、前記患者データにある通信端末装置番号、前記薬暦データにある服薬時間および前記服薬方法データをもとに患者に服薬の指導あるいは催促あるいは確認を行う手順を加えることを特徴とするプログラム
  20. 請求項15記載のプログラ厶にあっては、該調剤薬局支援サーバが該調剤薬局のスタッフが所有する携帯情報端末装置からのアクセスにより、該分散倉庫の特定の医薬品の在庫問合せを受信し在庫状況を回答することと、該分散倉庫の特定の医薬品を引き出し消化したことを通知する消化通知を受信し、種類および数量を管理することと、少なくとも該分散倉庫に在庫している医薬品の前記薬価データ、前記セーフティデータ、前記画像データ、前記服薬データ、前記禁忌データ、前記患者データおよび前記薬暦データを送信することと、該携帯情報端末装置の入力により作成した患者データおよび薬暦データを保持することとの手順を加えることを特徴とするプログラム
  21. 請求項15記載のプログラムにあっては、該調剤薬局支援サーバが外部との接続により、前記患者データおよび前記薬暦データを統計処理し医薬品について年代別あるいは性別あるいは職業別あるいは保険種別使用状況情報を提供する手順を加えることを特徴とするプログラム
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