JP3200299B2 - 販売計画支援システム - Google Patents

販売計画支援システム

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JP3200299B2
JP3200299B2 JP22965594A JP22965594A JP3200299B2 JP 3200299 B2 JP3200299 B2 JP 3200299B2 JP 22965594 A JP22965594 A JP 22965594A JP 22965594 A JP22965594 A JP 22965594A JP 3200299 B2 JP3200299 B2 JP 3200299B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製鉄所で生産された製
品についての生産進捗状況、在庫等に関する情報を営業
部門や顧客の人間に好適な形態で提供することの可能な
販売計画支援システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、コンピュータを用いて製品の生産
に関する情報の管理を行うシステムが提案され、実用化
されている。代表的な例としては、製品の完成日を予測
する工程管理システム、倉庫に保管されている製品情
報、入出庫の日付、在庫量を記憶する在庫管理システム
が有名である。また、製品の受注から出庫までの一連の
製造履歴を入力してデータベース化し、注文の特性を分
析することにより経営に生かすようにしたシステムも提
案されている(特開平5−324670号、特開平5−
298327号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記提案により製品の
発生から消滅までの製造履歴を残せるようになってきた
が、これまでの業務別の管理システム(分散管理システ
ムと総称する)や一貫的な製造履歴データベースシステ
ムは営業部門や商社などの顧客の人間にとっては以下の
点で好適とは言えず、好適な情報管理システムが望まれ
ている。
【0004】1) 分散管理システムを採用している場
合には営業部門の者は工場担当者、あるいは倉庫担当者
に対して製品の入出荷の有無を確認し、製品の進捗状況
を把握する。担当者と連絡がとれない場合には進捗情報
を取得することができない。
【0005】2) 一貫的な情報履歴を記憶するデータ
ベースで入出庫、在庫に関わるデータを取得しても、営
業部門の人間は顧客に対して取得データを電話、ファク
シミリにより連絡しなければならない。このため、情報
の聞き間違い、記載ミスが発生することがある。
【0006】3) 販売計画を立案する分散管理システ
ムが知られているが営業部門の人間はこのシステムに対
して注文情報を入力する業務が発生する。
【0007】以上の不具合を解消するような情報管理シ
ステムはなく、また、生産関連の各種の情報管理システ
ムが営業部門のために有効的に活用されることはなかっ
た。そこで本発明は、上述の点をふまえ、従来の生産管
理関連の情報管理システムに代わり営業部門および顧客
にとっても好適な情報を提供することのできる販売計画
支援システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、顧客毎に顧客コードが予
め割り当てられており、注文を受けた製品の内容を示す
注文情報と、該製品の製造の進捗状況を示す製造進捗情
報および該製品の倉庫での入出庫状況を示す入出庫情報
を入力する入力手段と、当該入力された注文情報、製造
進捗情報および入出庫情報をデータベースの形態で記憶
する記憶手段と、外部からキーワードを受け付け該キー
ワードに関連する情報を前記データベースから抽出する
情報処理手段と、当該抽出された情報を出力する出力手
段と、前記データベースに記憶された入出庫情報から
客コード毎の製品の在庫情報を演算する演算手段と、当
該演算により得られた顧客コード毎の製品の在庫情報を
前記データベースに記憶する手段とを具え、前記顧客
情報処理システムから、製品の在庫情報に関連するキー
ワードを受けた時には前記データベースに記憶された
該顧客の顧客コードの製品の在庫情報を、前記顧客の情
報処理システムに向けて前記出力手段により出力する集
中管理システムを前記製品の製造会社側に設置すること
を特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1の発明
に加えて、販売拠点において前記注文情報を管理する販
売管理システム、製造工場において前記製造進捗情報を
管理する工場生産管理システムおよび倉庫において前記
入出庫情報を管理する在庫管理システムからなる複数の
分散管理システムを前記集中管理システムの入力手段と
接続し、当該複数の分散管理システムから前記集中管理
システムに対して前記データベースに記憶する情報を転
送することを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明に加えて請求項2に記載の前記販売管理システ
ムは請求項1に記載の前記キーワードを与え、請求項1
に記載の前記出力手段から出力された情報を表示する端
末装置として機能することを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1の発明
に加えて、前記キーワードを与え、前記出力手段から出
力された情報を表示する情報処理システムを顧客側に設
置することを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、顧客毎に顧客コードが
予め割り当てられており、注文を受けた製品の内容を示
す注文情報と、該製品の製造の進捗状況を示す製造進捗
情報および該製品の倉庫での入出庫状況を示す入出庫情
報を入力する入力手段と、当該入力された注文情報、製
造進捗情報および入出庫情報をデータベースの形態で記
憶する記憶手段と、外部からキーワードを受け付け該キ
ーワードに関連する情報を前記データベースから抽出す
る情報処理手段と、当該抽出された情報を出力する出力
手段と、前記データベースに記憶された入出庫情報から
顧客コード毎の製品の在庫情報を演算する演算手段と、
当該演算により得られた顧客コード毎の製品の在庫情報
を前記データベースに記憶する手段とを具え、前記顧客
の情報処理システムから、製品の在庫情報に関連するキ
ーワードを受けた時には前記データベースに記憶された
当該顧客の顧客コードの製品の在庫情報を前記出力手段
により出力する集中管理システムを前記製品の製造会社
側に設置し、前記顧客毎に販売可能な製品の在庫情報に
基づき、製品の引き合い内容を示す引き合い情報を自動
作成し、該引き合い情報を前記集中管理システムに送信
する手段を有する前記情報処理システムを顧客側に設置
することを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、前記引き合い情報の示
す製品の引き合い量は、作業月の次次月の引き合い量で
あり、製品の次次月の引き合い量=作業月の前月の製造
会社側の前記顧客の顧客コードの製品の在庫量+作業月
の前月の顧客側把握在庫量+作業月および作業月の次月
入庫予測量−作業月および作業月の次月の引取り予定
量の演算式により決定されることを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、販売する製品が顧客ごと
に定められており、営業部門の人間は注文を受け、製造
されている顧客に関連する製品についてデータベースか
らキーワードにより製造進捗情報、入出庫情報等を出力
することにより所在位置、完成度を得ることができる。
さらに請求項1の発明では、注文を受けた製品の製造進
捗情報だけでなく、新たな製品の注文をするために必要
な顧客毎の製品在庫情報を顧客に提供できる。
【0015】請求項2の発明では、データベースに記憶
する情報をその情報発生源となる分散管理システムから
取得するので、ユーザはこれらの情報を手入力する必要
はない。
【0016】請求項3の発明では、販売拠点に設置され
た販売管理システムは、集中管理システムに注文情報を
送るだけでなく、集中管理システムのデータベースの情
報を見ることができる。
【0017】請求項4の発明では、顧客側でも集中管理
システムのデータベースにアクセスしてデータベースの
記憶情報を見ることができる。
【0018】請求項5、6の発明では、顧客側で自己に
関連する製品の引き合い情報を自動作成することによ
り、顧客側での手作業を簡素化する。また、製造会社側
では顧客側からの引き合い情報と在庫情報、契約残の情
報に基づいて販売量を決定することにより製品の生産量
を調整することが可能となる。
【0019】
【0020】
【実施例】以下、図面を使用して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0021】(第1実施例)図1は本発明を適用した販
売計画支援システムのシステム構成を示す。図1におい
て、製造会社側に設置され、製品の受注から生産を経て
納入に到る処理工程を複数に分割し、当該分割された処
理工程において発生する情報をそれぞれ管理する複数の
分散管理システムには、販売管理システム10と工場生
産管理システム20と流通基地システム30およびコイ
ルセンタシステム40(流通システム30およびコイル
センタシステム40が請求項2の発明の倉庫に対応す
る)とがある。図1において、販売拠点、例えば、本社
を含めた営業所には販売管理システム10が設置され、
注文情報と、工場生産管理システム20から直接、受信
した製造進捗情報が販売管理システム10に登録され、
登録情報をキーワード検索することが可能である。顧客
側からの正式な発注に関する注文情報は、販売管理シス
テム10に入力される。
【0022】より具体的には、注文情報としては、商社
等の注文者か最終のユーザである顧客を示す顧客コー
ド、顧客が管理し発番する顧客照合番号、発注する場合
に発番される契約番号、契約番号の明細である行番(以
下、行番と呼ぶ)、注文員数、注文質量および納期等の
顧客関連の顧客情報と、製品の規格、寸法などの受注仕
様情報が用意されている。これらの情報が請求項1の発
明の注文情報に対応する。なお納期、規格、寸法のいず
れか一つでも異なる場合は異なった行番として管理され
る。従って、同一の行番のもとで、1個以上のコイル又
はシートの梱包単位が工場で発生することになる。製造
進捗情報としては、製造工程中であるか工場の製品倉庫
に入庫し出荷待ちであるかを示す工程進捗情報が用意さ
れている。
【0023】これら情報の定義について、図2に示す。
販売管理システム10についての主要なキー項目は契約
番号と行番であるので、注文情報および製造進捗情報は
契約番号と行番をキーワードにして検索抽出することが
可能である。
【0024】製品を生産する工場の各々には工場生産管
理システム20が設置されている。製品とは1コイル又
はシートの1梱包単位を意味し、工場生産管理システム
20は製品入庫情報と製品進捗情報とを取り扱う。工場
生産管理システム20についての主要なキー項目は検査
工程で製品ができるときに1コイル又はシートの梱包単
位に発番される検査番号である。
【0025】製品入庫情報は製品基本情報、デリバリ情
報、製品所在情報および検索キー項目から構成され、製
品進捗情報は、製品が工場の倉庫へ入庫(以下、これを
単に入庫と呼ぶ)してから出荷までの各作業(出荷命
令、積み込み、出荷保留、通関等)の進捗実績年月日、
最新デリバリ情報、最新所在情報および検索キー項目か
ら構成される。製品基本情報は検査番号、規格、寸法、
品種、入庫日、製品員数、製品質量等の製品の実績仕様
項目から構成される。
【0026】製品デリバリ情報は、製品入庫の時点にお
いては、製品の受渡場所、経由地コード、納入指示日等
の情報から構成されるが、最新デリバリ情報では、出荷
される製品に付される送状の番号である送状番号、送状
番号の明細である送状番号行番が新たに追加されるほ
か、その他の情報も最新のものに更新されている。
【0027】これらのデリバリ情報は、顧客の要求項目
として、販売管理システム10に入力されたものが、工
場生産管理システム20に送られる。
【0028】製品所在情報は、製品の入庫の時点におい
ては、製品倉庫名等の情報から構成されるが、最新所在
情報では、出荷される製品の向先である流通基地やコイ
ルセンターのコードが新たに追加されるほか、その他の
情報も最新のものに更新されている。
【0029】検索キー項目としては、前記検査番号の他
に、上流の販売生産管理システム10が持つ、前記注文
情報のうち、検索に使用される顧客コード、顧客照合番
号、契約番号、行番等も登録される。
【0030】流通基地システム30では工場などの出荷
地から出荷されて、流通基地のサービスセンタへの入庫
およびサービスセンタからの出庫に至るまでの各作業
(入庫、名義変更、加工、出庫等)の実績日および重量
等の情報を取り扱い、送状番号や送状番号行番のほか、
販売管理システム10と工場生産管理システム20にお
ける検索キー項目によるキーワード検索が可能である。
【0031】コイルセンタシステム40でも工場または
上記流通基地のサービスセンタ等の出荷地から出荷され
て、コイルセンタ(CCと略記することがある)への入
庫およびコイルセンタからの出庫に至るまでの各作業
(入庫、加工、出庫等)の実績日および重量等の情報を
取り扱い、コイルセンタ内管理の在庫番号のほか、上流
の販売管理システム10、工場生産管理システム20、
流通基地システム30での検索キー項目でのキーワード
検索が可能である。
【0032】上記工場生産管理システム20の製品倉庫
への入庫から出荷までの情報と、流通基地システム30
の入庫から出庫までの情報およびコイルセンタシステム
40の入庫までの情報は、最終的に販売計画支援システ
ム内のデータベース130に格納されるときには一貫し
たキーとして検査番号のキーワードで検索することが可
能である。
【0033】次に製造会社側に設置され、前記複数の分
散管理システムから製品に関連する情報を受信し、デー
タベースの形態で管理する集中管理システム300のシ
ステム構成について説明する。集中管理システム300
は主にホストコンピュータ110、データベース130
を格納する記憶装置および前記複数の分散管理システム
と通信を行う通信装置140から構成される。
【0034】ホストコンピュータ110は請求項1の情
報処理手段として通信装置140を介して前記複数の分
散管理システムすなわち販売管理システム10、工場生
産管理システム20、流通基地システム30およびコイ
ルセンタシステム40と、情報の授受をリアルタイムで
行い、収集したデータについてデータベース130に登
録する。
【0035】また、端末装置120から照会の指示が行
われた場合には、ホストコンピュータ110は指示に応
じてデータベース130から関連情報を読み出し、端末
装置120の表示器に表示させる。
【0036】データベース130の主要構成を図3に示
す。図3においてデータベース130は行番テーブル1
31、製品基本テーブル132、CC成品テーブル13
3およびエラーテーブル134を有している。行番テー
ブル131には製品基本テーブル132に記憶される製
品関連情報やCC成品テーブル133に記憶された入出
庫情報の相互の情報の関連を示す情報が記載されてい
る。より具体的には図4に○,△,−記号で示す注文情
報および製品情報が記載される。ここで○記号の記載位
置はその情報を行番テーブル131、製品基本テーブル
132、CC成品テーブル133に登録する工程を示
す。△記号の記載位置は、各工程の終了毎に△記号に対
応する情報が更新されることを示す。−記号は登録後の
情報がそのまま記載されることを示す。
【0037】本実施例では上述の分散管理システム20
0から送られてくる情報の中から、図4に示す項目につ
いての情報を抽出し、特定の情報については加工、編集
して行番テーブル131に登録し、以後、更新すること
に特徴がある。営業部門の人間はこの行番テーブル13
1の情報を照会することにより製品の進捗状況や納期に
関連する情報を取得し、顧客に説明することができる。
【0038】図4に示すように行番テーブル131に
は、受注時点で、販売生産管理システム10より、図2
の注文情報が登録され、この注文情報は、受注から、顧
客に向けての出荷すなわち工場出荷、サービスセンタ出
庫あるいはコイルセンタ出庫によって、本発明のシステ
ム全体による管理が終わるまで更新されない。さらに、
行番テーブル131は注文情報に対応した実績情報とし
て、製造進捗情報と製品加算集約情報が登録され、工場
製造工程以降コイルセンタ出庫まで逐次更新していく。
まず工場製造工程中は、図2の製造進捗情報が変更の都
度、工場生産管理システム20から販売生産管理システ
ム10へ情報授受され、行番テーブルへ反映される。工
場で入庫段階以降になると、工場生産管理システム2
0、流通基地システム30、コイルセンタシステム40
より製品質量などを各進捗に応じて、図5に示す入庫か
らCC出庫にいたるまで、同一契約番号、行番毎に加算
集約して各工程毎の製品加算集約情報を更新していく。
【0039】図3の製品基本テーブル132は上記分散
管理システムの中の販売管理システム10、工場生産管
理システム20、流通基地システム30、コイルセンタ
システム40から送られてきた情報を契約番号、行番、
検査番号に関連づけて記憶する。
【0040】製品基本テーブル132は上記分散管理シ
ステムの中で製品1単位毎の情報を管理するもので、ま
ず工場生産管理システム20より、図2の製品入庫情報
が送られ、本テーブルに登録される。製品の単位は、1
コイルまたはシートの1梱包単位であるので、この時以
後、製品1単位に対応する検査番号、上位の検索キー項
目である契約番号と行番および製品基本情報は変わらな
い。その後の工程進捗によって更新されるのは、製品デ
リバリ情報、製品所在情報であり、また進捗実績年月日
が順次追加登録されていくことになる。更新もしくは追
加登録されていく情報は、工場入庫から工場出荷の間に
発生したものは、その発生の都度工場生産管理システム
20から集中管理システム300に送られ、工場出荷時
点の情報が、本テーブルの所定の番地に記憶される。全
く同様に流通基地への入庫から出庫、およびコイルセン
タへの入庫から出庫についても、それぞれ流通基地シス
テム30とコイルセンタシステム40から送られた情報
に基づいて、処理される。
【0041】CC成品テ−ブル133は上記分散管理シ
ステムの中の流通基地システム30とコイルセンタシス
テム40から送られてきた入出庫情報、在庫情報を送状
番号、送状番号行番や在庫番号に関連づけて記憶する。
【0042】コイルセンタでは、製品1単位であるコイ
ルが加工される場合は、2単位以上のコイルあるいは梱
包単位(成品と呼ぶ)に分割される。成品1単位に対し
ては、検索キー項目として成品在庫番号を付与し、本テ
ーブルでは成品1単位毎に成品在庫番号のほか上位の検
索キー項目である契約番号 、行番および検査番号、コ
イルセンタでの成品毎の進捗実績年月日、製品質量、成
品質量などの情報を記憶する。
【0043】エラーテーブル134は分散管理システム
から送られてきた情報にエラーがあった場合のエラー内
容を記憶する。
【0044】エラーの有無の検出処理はデータベース1
30へデータを登録する前に行われる。
【0045】このようなシステム構成において実行され
る基本的な情報登録処理および検索処理を図5〜図8を
参照しながら説明する。なお、図5は行番テーブル13
1、製品基本テーブル132およびCC成品テーブル1
33の対応関係を製品の質量について表したものであ
る。
【0046】図6は本発明実施例の検索、照会のための
表示画面の一例を示す。図7は本発明実施例の検索、照
会のための他の表示画面を示す。図8は図1のホストコ
ンピュータ110が実行する基本的な処理手順を示す。
【0047】1)注文情報の登録 新規注文が発生すると、販売管理システム10から注文
情報が集中管理システム300の通信装置140に送ら
れる。通信装置140からの割り込み要求に応じてホス
トコンピュータ110は現在の処理を中断し、通信装置
140を介して受信した情報を内部に一次記憶し、次に
データベース130に登録する(ステップS10→S2
0→S30→S40)。従って通信装置140が請求項
1の発明の入力手段として動作する。このとき受信した
注文情報の中から契約番号、行番および受注仕様情報
(図4参照)が抽出され データベース130の行番テ
ーブル131に登録される。例えば、行番に対する注文
質量のデータが図5に示すように行番テーブル131の
中の質量に関する欄の項目『受注』に書き込まれる。な
おこの時点ではその他の項目は空白の状態となってい
る。
【0048】2)生産状況の登録 生産工場では、工場生産管理システム20が生産に関わ
る処理、例えば、工程設計や生産指示等の処理を実行す
るほか、定期的に、図2に示す製造進捗情報、製品入庫
情報および製品進捗情報を集中管理システム300に送
信する。ホストコンピュータ110は通信装置140を
介して進捗情報および製品関連情報を受信すると、行番
テーブル131および製品基本ファイル132に記録す
る(図8のS10〜S40)。工場で製品が生産(加
工)されている間、工場生産管理システム20から情報
が繰り返し送られてくる。このため、データベース13
0の行番テーブル131の製造工程に関する情報(図4
参照)や質量に関する情報(図5参照)もデータの受信
毎に更新されていく。
【0049】製品が完成し、工場内の倉庫に搬入される
と、その工程に製品が到達していることを示す情報が工
場生産管理システム20から送られてくるので、集中管
理システム300のホストコンピュータ110はデータ
ベース130の行番テーブル131の製造進捗情報(図
4参照)を更新すると共に製品の管理範囲を規定した管
理限界区分情報を製造工場の範囲に留めたり製造工場か
ら倉庫側に更新したりする。さらに入出庫、保管、在庫
に関連する情報(図4参照)が新たに行番テーブル13
1の専用項目に登録される。
【0050】以後、製品の保管中に何らかの情報の変更
があると、工場生産管理システム20から変更情報が送
られるので、集中管理システム300でもリアルタイム
でその変更情報をデータベース130に修正登録する。
以後、製品がデリバリ拠点、すなわち、流通基地やコイ
ルセンタに輸送され、製品の保管位置が代わる毎に流通
基地システム30やコイルセンタシステム40から図4
に示すような入出庫、保管、在庫に関連する情報が送ら
れるので、集中管理システム300の行番テーブル13
1もその都度入出庫関連情報が更新あるいは新規に登録
されていく(図8のステップS40)。
【0051】このようにしてデータベース130上の行
番テーブル131に製品の位置や進捗状況を示す情報が
リアルタイムで反映されていくので、営業部門の人間は
この行番テーブル131の記載内容を表示画面で見るこ
とにより顧客の問い合わせに正確に応答することができ
る。
【0052】3)データの検索、照会 ホストコンピュータ110は上述の分散管理システム2
00から送られてくる情報についての登録、更新につい
ての処理はリアルタイムで実行するが、分散管理システ
ム200から情報が送信されていない間はデータベース
130に対する検索や照会の要求を受け付け、バッチ処
理またはリアルタイム処理で、要求に応える。
【0053】すなわち、検索、照会を行いたいものは端
末装置120あるいは販売管理システム10側のキーボ
ードを用いて図6の検索要求画面あるいは図7の照会画
面を表示器に表示させる。次に検索、照会に必要な情報
を入力したあと、検索、照会の要求をおこなう。このと
き、販売管理システム10が通信装置140を介した端
末装置として機能することは言うまでもない。
【0054】バッチ処理の場合には、この要求が集中管
理システム300のホストコンピュータ110に送られ
ると、ホストコンピュータ110は図8のステップS5
0でその要求を検知し、検索、照会の要求を内部メモリ
に登録し、処理の予約を行う(図8のステップS6
0)。
【0055】データベース130への情報登録、バッチ
処理の要求がない場合、ホストコンピュータ110の図
8の処理手順はステップS10→S70と進み、ここ
で、予約順にデータ検索、照会がなされる。データ検索
はキーワード検索であり、指示されたキーワードを有す
る一連のデータがデータベース130から読み出され、
処理の要求元に送られる。照会処理の場合、例えば製品
の在庫の照会などの場合には、指示された製品について
の在庫関係の情報を行番テーブル131と製品基本テー
ブル132から読み出し、集計して表示する。
【0056】このようなバッチ処理を実行中に通信装置
140がデータベース130への登録情報を受信した場
合には、このバッチ処理が中断され、データベースへの
登録処理がリアルタイムで実行されることは言うまでも
ない。
【0057】(第2実施例)上述の図1に示す第1実施
例の中の販売計画支援システム400のホストコンピュ
ータ110に販売計画の作成機能を持たせ、情報処理シ
ステム50を顧客側に複数台設置した第2実施例を図9
に示す。図9において図1の実施例と同様の箇所には同
一の符号を付し、また、製造会社側の分散管理システム
については図示していない。
【0058】また、販売計画支援システム400の機能
は第1実施例とほぼ同様なので、重複的な説明は省略
し、第1実施例との相違点について説明することにす
る。
【0059】第1の大きな相違点は、顧客側に設置され
た情報処理システム50は、販売計画支援システム40
0のデータベース130(図12参照)のうち、販売計
画立案の際に使用する引き合いのための受け払いのキー
項目(顧客コード、規格、寸法からなり以下販売計画キ
ーと呼ぶ)とそれに付随する基本情報(各分散管理シス
テムの製造会社側のの製品在庫および契約残量すなわち
注文質量から各出荷拠点から出荷実績を除いた重量)を
提供されるのみであり、また顧客毎に照会できるデータ
が上記販売計画キーの範囲すなわち顧客自身のデータに
限定されることである。
【0060】第2の大きな相違点は情報処理システム5
0から送信された注文情報を販売計画支援システム40
0がデータベース130に登録する他、さらに情報処理
システム50から送信されてくる注文情報、引き合い情
報、受け払い情報を用いて製品の販売計画を作成する点
である。小さな相違点は以後の第2実施例のシステム説
明の中で説明していくことにする。
【0061】次に販売計画立案の概要を説明する(図1
1参照)。ホストコンピュータ110は、一定周期で第
1実施例の中のデータベース130から販売計画の受け
払いに使用する製造会社側の製品の販売可能な在庫情報
および契約残情報を読み出し編集し、営業および顧客に
提供可能としている。なお、販売可能な在庫情報及び契
約残情報はデータベース130上の注文情報および入出
庫情報からホストコンピュータ110により一定周期で
算出され、データベースに算出結果、すなわち、販売可
能な在庫情報および契約残情報が登録される。以上の処
理を実行するときのホストコンピュータ110が請求項
1(5)の演算手段、記憶手段として動作する。また、
外部からキーワードを受け付けたときホストコンピュー
タ110がこれらの情報をデータベース130から抽出
し、出力する。
【0062】製品在庫の受け払いと引き合い情報につい
て図13について説明し、顧客側情報処理システム50
とホストコンピュータ110との情報授受について図1
4で説明する。図13の製品在庫受け払いの情報とし
て、各分散管理システムの拠点毎の製造会社側の在庫と
顧客側が把握している商社把握在庫及び月毎に製品のリ
ードタイムを意識した製品の入庫情報を予測とした入庫
予測量を受けの情報とし、払いの情報として顧客側の引
き取り予定量とする。受け払いの結果として、販売計画
の主要項目である引き合い量を計算する(図13参
照)。次に今回の実施例2のポイントを図14に示す。
顧客側の情報処理システム50から、顧客コードと販売
計画商社案作成の指示をもったキーワードを送信して検
索要求とする。
【0063】ホストコンピュータ110側は、指示され
た顧客コードの範囲の製品在庫および契約残重量をデー
タベース130から抽出してキーワードとともに基本情
報を送付する。顧客側の商社は情報処理システム50側
で上述した図14の製品受け払い、引き合い量の計算を
実施して製造会社側のホストコンピュータ110に商社
案として送付してくる(図14参照)。このとき、情報
処理システム50内の情報処理装置たとえば、CPUが
請求項の発明の引き合い情報作成手段として動作す
る。なお、この場合に起動を顧客側から実施している
が、製造会社側のホストコンピュータ110から製品在
庫および契約残重量を予め顧客毎に準備しておいて、製
造会社側から定期的に送付してもよい。
【0064】上述したように顧客に関しては販売計画キ
ーの項目単位に情報を集約してそれに付随する基本情報
を商社などの情報処理システム50に提供する(S20
0)。情報処理システム50は受け払いの結果としての
引き合い情報即ち入庫情報を予測して、販売計画支援シ
ステム400に提供する(S210)。この予測情報に
基づいて、ホストコンピュータ110は全社に集約し
て、最終的に製造会社側の販売調整量即ち入庫予測量を
決定する(S221)。
【0065】販売計画としての販売調整量を決定したあ
とは商社配分を実施する(S222)。次に販売計画調
整の結果、各工場で生産するための工場配分を実施し、
生産計画に置き換えた工場設備の処理量を算出して各ラ
イン別能力におさまるかどうかの能力検証をする(S2
30)。また商社などの顧客は、上記一連の販売計画作
業での調整後、具体的な納期を意識した正式な発注作業
としての注文情報を販売管理システム10の入力作業に
連携する(S240)。
【0066】販売計画をホストコンピュータ110によ
り作成する場合には、ホストコンピュータ110は図9
の販売計画用のプログラムを起動し、上記注文情報、引
き合い情報、受け払い情報を用いて、販売計画を作成す
る。上記販売計画に基づき、各種生産設備の設備条件を
加味して作成された生産計画とその生産計画が具体化さ
れた製品の生産命令が工場生産管理システム20(図1
2参照)に転送される。
【0067】以上、説明したように、引き合い、受け払
い、注文等の営業情報を販売計画に自動的に織り込むこ
とができるので、営業部門は販売計画立案のための資料
づくりの労力が軽減される。図10は図9の販売計画支
援システムのホストコンピュータ110が実行する処理
手順を示す。
【0068】以下、図10のシステム動作を図9を参照
しながら説明する。ホストコンピュータ110は顧客側
の情報処理システム50からのアクセス要求を受け付け
ると、図10の処理手順を起動する。これにより、ホス
トコンピュータ110は情報処理システム50から送信
されたユーザIDおよびパスワードおよび処理要求を受
け付ける。ユーザIDは顧客毎に予め定め顧客に連絡し
てある番号である。パスワードは、販売計画支援システ
ム400にアクセスの許可を受けるための番号である。
【0069】本実施例では顧客側でも情報管理を行うた
めにワークステーションなどの情報処理システムを使用
する例を示したが、データの入力、表示および通信機能
を持つ端末であれば本発明の機能を達成できる(例えば
商社などのホストコンピュータシステムでもよい)。ホ
ストコンピュータ110はユーザID、およびパスワー
ドが予め定められた正規のものであるかを判定して、顧
客以外のアクセス要求をここで排除する。ユーザID、
およびパスワードの照合で、アクセス不許可の判定がな
された場合には、これまでの受信データがエラーファイ
ル133に蓄積され(図10のステップS110→S1
20→S121)、ユーザID送信先にはエラー情報が
送信され、通信が遮断される(ステップS122)。
【0070】一方、ユーザID、およびパスワードが正
規であった場合には、処理要求に応じた応答処理を実行
する。すなわち、販売計画の製品在庫等の問い合わせに
ついてはデータ検索のためのキーワード、たとえば、上
記販売計画キー項目を顧客の情報処理システム50に送
信する(図10のステップS131)。顧客側ではデー
タ検索に用いるキーワードを情報処理システム50から
指示して、データベース130検索を指示する。
【0071】この指示を受け付けた販売計画支援システ
ム400のホストコンピュータ110は指示の中に含ま
れるキーワードと、ホストコンピュータ110側で管理
している顧客コード等との照合を行い、照合結果が不一
致の場合には顧客側が端末装置を不正使用していると判
断する。
【0072】この結果,ホストコンピュータ110はこ
れまでの受信記録をエラーテーブル134に記録してエ
ラーメッセージを顧客側の情報処理システム50に応答
送信する。顧客側では再び正しい操作をやり直すことに
なる(図10のステップS120→S121→S12
2)。一方,データ検索の指示操作が正しいと判断され
た場合は,ホストコンピュータ110は与えられたキー
ワードによりデータベース130を検索し,キーワード
に関連するデータをデータベース130から読み出し,
顧客側の情報処理システム50に送信する(図10のス
テップS133→S134→S135)。以下,顧客は
与えられたキーワードを許容範囲の中で変更して各種の
データ,例えば,引き合いに用いる行番テーブルの在庫
量および契約残量をデータベース130から取り出し,
顧客側の情報処理システム50に送信する(図10のス
テップS133〜136のループ処理)。顧客側の情報
処理システム50からの終了の指示に応じて,ホストコ
ンピュータ110は図10の処理手順を終了する。
【0073】顧客側の情報処理装置50から,例えば,
注文処理が指示された場合には,ホストコンピュータ1
10は情報処理システム50から注文情報を受信し,内
部の注文情報ファイルに保存する(図10のステップS
140→S141)。引き合い処理が指示された場合に
は,引き合いの内容についても専用ファイルに格納する
(図10のステップS151の引き合い,受け払い処
理)。
【0074】以上の処理をホストコンピュータ110が
実行することにより顧客側では製造会社側の営業を介さ
ずに直接的にデータベース130の在庫、契約残重量を
見ることができる。また,製造会社側でも,営業部門の
人間は顧客からの問い合わせの応答業務から開放され,
本来の営業業務に専念することができる。
【0075】また,顧客側の人間がアクセスできるデー
タベース130の領域は顧客コードが一致するデータに
のみ限られるので他の顧客のデータや自社のデータの機
密が守られる。
【0076】本実施例の他に次の例を実施できる。
【0077】1)本実施例では販売計画の受け払いのメ
ッシュを規格、寸法単位としたが、特別の販売計画用の
キーを基準化して更に粗いメッシュで管理して販売計画
の受け払いを実施してもよい。
【0078】2)本実施例ではデータベース130の検
索に用いるキーワードをそのまま,データベース130
へのアクセスの許可判定に用いているが,ホストコンピ
ュータ130内部で用いるキーワードと,顧客に提示す
るキーワードを異ならせるとデータベース130のセキ
ュリティが向上する。この場合,システム内部で使用す
るキーワードと顧客提示用のキーワードを併記した変換
テーブルをホストコンピュータ内部に用意しておき,販
売計画支援システム400から外部に送信するとき,あ
るいは外部からキーワードを受信するときにはこの変換
テーブルを用いてキーワードを変換する。また,上記変
換テーブルにについては、例えば,月単位で顧客側のキ
ーワード内容を変更しておく。顧客側ではキーワードが
表示されるので,前月とキーワードの内容が変わっても
何等,支障なく,データ検索要求が実行できる。また,
製造会社側でもデータベース130に実際にアクセスす
るためのキーワードを秘密にしておくことができる。
【0079】3)本実施例では,販売計画,生産計画に
ついてデータベース130上のデータを使用する例を示
したが,デリバリ関係での計画立案の使用でも同様であ
る。
【0080】4)以上述べた実施例ではデータベースへ
の情報の登録処理、販売計画の作成処理は自動起動され
る例を示したが情報修正などを目的として端末装置12
0からの指示で上記登録処理、販売計画の作成処理を起
動し、ホストコンピュータ110に処理を実行させても
よい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2の発
明によれば、販売する製品が顧客ごとに定められており
営業部門のものは注文情報に限らず製造進捗情報、入出
庫情報をデータベースから取り出すことにより製品の所
在位置、生産進捗状況を把握することができる。さらに
請求項1の発明では、注文を受けた製品の製造進捗情報
だけでなく、新たな製品の注文をするために必要な顧客
毎の製品在庫情報を顧客に提供できる。また、請求項2
の発明は、分散処理システムと集中処理システムとを接
続することによりデータベースへ記憶するための情報の
入力を自動化することができる。
【0082】請求項3の発明は、販売管理システムにお
いてデータベースへ記憶する情報の入力と、データベー
スの情報の表示が可能となり、販売部門のものは顧客対
応の情報を迅速に取得できる。
【0083】請求項4、5の発明によれば、顧客側でも
製品の注文に参考にする情報を取得できる。
【0084】請求項5、6の発明によれば、顧客側から
送られる顧客毎の製品の引き合い情報を基に販売調整が
可能となり、従来、人手に頼っていた作業を部分的に精
度よく機械化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成を示すプロック図であ
る。
【図2】本発明実施例の主要情報とキーの関係を示す説
明図である。
【図3】図1のデータベース130の内部構成を示す説
明図である。
【図4】行番テーブル131,製品基本テーブル132
およびその他(エラー)テーブル134の情報内容およ
び登録更新時期を示す説明図である。
【図5】データベース130への登録情報の一例を示す
説明図である。
【図6】本発明実施例の検索,照会のための表示画面を
示す説明図である。
【図7】本発明実施例の検索,照会のための表示画面を
示す説明図である。
【図8】図1のホストコンピュータ110が実行する処
理手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明第2実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】図1のホストコンピュータ110が実行する
処理手順を示すフローチャートである。
【図11】販売計画に関するデータベース130のデー
タ更新手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明第2実施例のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図13】本発明第2実施例の販売計画の受け払いの説
明図である。
【図14】本発明第2実施例の情報の流れを示す説明図
である。
【符号の説明】
10 販売管理システム 20 工場生産管理システム 30 流通基地システム 40 コイルセンタシステム 50 情報処理システム 110 ホストコンピュータ 120 端末装置 130 データベース 140 通信装置 200 分散管理システム 300 集中管理システム 400 販売計画支援システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−214996(JP,A) 特開 平4−167057(JP,A) 特開 平3−25668(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G06F 19/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客毎に顧客コードが予め割り当てられ
    ており、 注文を受けた製品の内容を示す注文情報と、該製品の製
    造の進捗状況を示す製造進捗情報および該製品の倉庫で
    の入出庫状況を示す入出庫情報を入力する入力手段と、 当該入力された注文情報、製造進捗情報および入出庫情
    報をデータベースの形態で記憶する記憶手段と、 外部からキーワードを受け付け該キーワードに関連する
    情報を前記データベースから抽出する情報処理手段と、 当該抽出された情報を出力する出力手段と、 前記データベースに記憶された入出庫情報から顧客コー
    ド毎の製品の在庫情報を演算する演算手段と、 当該演算により得られた顧客コード毎の製品の在庫情報
    を前記データベースに記憶する手段とを具え、前記顧客
    の情報処理システムから、製品の在庫情報に関連するキ
    ーワードを受けた時には前記データベースに記憶された
    当該顧客の顧客コードの製品の在庫情報を、前記顧客の
    情報処理システムに向けて前記出力手段により出力する
    集中管理システムを前記製品の製造会社側に設置するこ
    とを特徴とする販売計画支援システム。
  2. 【請求項2】 販売拠点において前記注文情報を管理す
    る販売管理システム、製造工場において前記製造進捗情
    報を管理する工場生産管理システムおよび倉庫において
    前記入出庫情報を管理する在庫管理システムからなる複
    数の分散管理システムを前記集中管理システムの入力手
    段と接続し、当該複数の分散管理システムから前記集中
    管理システムに対して前記データベースに記憶する情報
    を転送することを特徴とする請求項1に記載の販売計画
    支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の前記販売管理システム
    は請求項1に記載の前記キーワードを与え、請求項1に
    記載の前記出力手段から出力された情報を表示する端末
    装置として機能することを特徴とする請求項2に記載の
    販売計画支援システム。
  4. 【請求項4】 前記キーワードを与え、前記出力手段か
    ら出力された情報を表示する情報処理システムを顧客側
    に設置することを特徴とする請求項1に記載の販売計画
    支援システム。
  5. 【請求項5】 顧客毎に顧客コードが予め割り当てられ
    ており、 注文を受けた製品の内容を示す注文情報と、該製品の製
    造の進捗状況を示す製造進捗情報および該製品の倉庫で
    の入出庫状況を示す入出庫情報を入力する入力手段と、 当該入力された注文情報、製造進捗情報および入出庫情
    報をデータベースの形態で記憶する記憶手段と、 外部からキーワードを受け付け該キーワードに関連する
    情報を前記データベースから抽出する情報処理手段と、 当該抽出された情報を出力する出力手段と、 前記データベースに記憶された入出庫情報から顧客コー
    ド毎の製品の在庫情報を演算する演算手段と、 当該演算により得られた顧客コード毎の製品の在庫情報
    を前記データベースに記憶する手段とを具え、前記顧客
    の情報処理システムから、製品の在庫情報に関連するキ
    ーワードを受けた時には前記データベースに記憶された
    当該顧客の顧客コードの製品の在庫情報を前記出力手段
    により出力する集中管理システムを前記製品の製造会社
    側に設置し、 前記顧客毎に販売可能な製品の在庫情報に基づき、製品
    の引き合い内容を示す引き合い情報を自動作成し、該引
    き合い情報を前記集中管理システムに送信する手段を有
    する前記情報処理システムを顧客側に設置することを特
    徴とする販売計画支援システム。
  6. 【請求項6】 前記引き合い情報の示す製品の引き合い
    量は、作業月の次次月の引き合い量であり、 製品の次次月の引き合い量=作業月の前月の製造会社側
    前記顧客の顧客コードの製品の在庫量+作業月の前月
    顧客側把握在庫量+作業月および作業月の次月の入庫
    予測量−作業月および作業月の次月の引取り予定量 の演算式により決定されることを特徴とする請求項5に
    記載の販売計画支援システム。
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