JP4234484B2 - 商品発注装置及びその制御方法、並びに制御プログラム - Google Patents
商品発注装置及びその制御方法、並びに制御プログラム Download PDFInfo
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Description
【従来の技術】
従来の商品発注システムは、商品の発注担当者がネットワーク上の端末を利用し、サーバコンピュータ内に登録された当該商品の商品マスタに基づいて発注伝票データを作成し、作成した発注伝票データをメーカーや商社等の発注先に送信している。
【0002】
商品マスタについては、当該商品マスタへの登録や改廃等のメンテナンスを行う権限を有する担当者(マスタメンテナンス担当者)が、定常的に取引があるメーカー等の発注先から新規商品のマスタデータを所定の項目順に並べられたCSVデータから成る電子データ等で受け取り、その電子データをチェックした後に商品マスタに一括登録している。また、電子データで受け取らない場合は、マスタメンテナンス担当者が新規商品について端末から直接入力している。
【0003】
このように、従来の商品発注システムでは、通常、▲1▼商品マスタに商品情報を登録した上で、▲2▼発注伝票データの作成時に商品マスタを参照し、▲3▼商品マスタに登録されている商品の商品情報に基づいて発注処理を実行するという順序で処理が行われる。
【0004】
例えば、店舗に設置された端末からキー入力された数値データを本部のサーバコンピュータに送信し、当該サーバコンピュータ内のデータベースに保存した後、業者マスタ及び商品マスタを参照して「発注伝票」データを作成し、FAXデータに変換した後に相手業者(発注先)に送信する購買依頼装置及び方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
マスタメンテナンス担当者のように、予め特定の担当者によって商品マスタに商品情報を登録させるのは、▲1▼同一の商品が複数の商品コードで発注明細や売上明細に登録される等商品マスタへの登録が誤っていた場合に影響が大きく、▲2▼特定の担当者に登録させないとマスタデータの管理が困難である等の理由からである。
【0006】
しかしながら、メーカーや商社によっては取り扱う商品数が膨大になる為、CSVデータ等で提供される電子データをそのまま登録すると、発注伝票の作成時(発注情報の入力時)に商品選択画面で大量の商品コードや商品名称が表示され、作業効率が低下する等の不都合が生じる。そこで、滅多に売れないと思われる商品については商品マスタに登録しない場合も少なくない。また、通常、取引がないか又は取引が少ないメーカー等に商品を発注する場合には商品マスタに登録せずに、発注伝票に個別商品の商品コードや商品名称を入力して商品マスタのチェックなしに発注できるような運用を行っている。
【0007】
【特許文献】
特開平11−66169号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の商品発注システムのように、商品マスタに商品情報を登録せずに商品を発注する仕組みでは、たとえ1回ではあっても過去に発注した商品の商品情報が商品マスタに存在しないこととなり、商品情報の管理上の問題が生じてしまう。
【0009】
他方、マスタメンテナンス担当者が商品情報を予め一括登録する方法では、上述したように、極稀にしか発注しない商品を選択する場合の不都合に加えて、商品マスタに登録するデータ量が肥大化するので、商品マスタをメインメモリ領域に記憶することが困難となり、発注伝票のデータ登録時にシステムのレスポンスが低下してしまうという問題がある。
【0010】
また、発注伝票を作成する度に、発注担当者がマスタメンテナンス担当者に商品マスタへの登録を依頼する方法では、発注業務のスムーズな進行を妨げると共に、各担当者の運用負担が大きすぎるという問題がある。
【0011】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、商品情報の管理上の問題を防止すると共に、商品マスタに登録するデータ量の肥大化を抑制し、発注担当者の負荷を大幅に軽減することが可能な商品発注装置及びその制御方法、並びに制御プログラムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の商品発注装置は、発注端末と通信回線を介して接続された商品発注装置において、商品コードを含む商品情報を記憶する商品マスタと、前記発注端末を使用しているユーザのユーザ識別情報を記憶するユーザ識別情報記憶手段と、前記発注端末において商品の発注情報を入力させる画面を表示させるための表示情報を生成する表示情報生成手段と、前記生成された表示情報を前記発注端末に送信する表示情報送信手段と、前記生成された表示情報による画面を介して前記発注端末で入力された発注情報を受信した場合、当該受信した発注情報に含まれる前記商品コードに基づいて前記商品マスタを検索し、当該商品コードが当該商品マスタに登録済みであるかを判定する第一の判定手段と、前記第一の判定手段により前記商品コードが前記商品マスタに登録済みでないと判定された場合に、前記ユーザ識別情報に基づいて特定されるユーザが商品マスタ登録権限を有するかを判定する第二の判定手段と、前記第二の判定手段により前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有すると判定された場合に、前記発注情報に基づいて商品マスタ登録処理を実行する一方、前記第二の判定手段により前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記商品情報における登録区分に仮登録である旨の情報を加えて商品マスタ登録処理を実行するマスタ登録手段と、前記発注情報に基づいて発注処理を実行する発注処理手段と、前記第二の判定手段により前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注端末から受信した発注情報に基づく商品情報を前記商品マスタ登録権限を有しているユーザに前記商品マスタへ登録させる依頼情報を送信する商品マスタ登録依頼手段と、前記第二の判定手段により前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注情報における発注区分に仮発注である旨の情報を加えて当該発注情報を仮発注情報記憶手段に登録し、かつ、前記商品マスタに登録された商品情報の登録区分が仮登録から本登録に更新された場合に、前記仮発注情報記憶手段に登録されている該当する発注情報の発注区分を仮発注から本発注に更新する発注情報登録手段とを備え、前記発注処理手段は、前記発注情報登録手段により前記発注区分を仮発注から本発注に更新された発注情報に基づいて発注処理を実行することを特徴とする。
【0017】
上記目的を達成するために、請求項2記載の商品発注装置の制御方法は、発注端末と通信回線を介して接続され、商品コードを含む商品についての情報を記憶する商品マスタと発注情報を記憶する発注情報記憶手段とを備えた商品発注装置の制御方法であって、前記発注端末を使用しているユーザのユーザ識別情報を記憶手段に記憶するユーザ識別情報記憶工程と、前記発注端末において商品の発注情報を入力させる画面を表示するための表示情報を生成する表示情報生成工程と、前記生成された表示情報を前記発注端末に送信する表示情報送信工程と、前記生成された表示情報による画面を介して前記発注端末で入力された発注情報を受信した場合、当該受信した発注情報に含まれる前記商品コードに基づいて前記商品マスタを検索し、当該商品コードが当該商品マスタに登録済みであるかを判定する第一の判定工程と、前記第一の判定工程にて前記商品コードが前記商品マスタに登録済みでないと判定された場合に、前記ユーザ識別情報に基づいて特定されるユーザが商品マスタ登録権限を有するかを判定する第二の判定工程と、前記第二の判定工程にて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有すると判定された場合に、前記発注情報に基づいて商品マスタ登録処理を実行する一方、前記第二の判定工程にて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記商品情報における登録区分に仮登録である旨の情報を加えて商品マスタ登録処理を実行するマスタ登録工程と、前記発注情報に基づいて発注処理を実行する発注処理工程と、前記第二の判定工程にて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注端末から受信した発注情報に基づく商品情報を前記商品マスタ登録権限を有しているユーザに前記商品マスタへ登録させる依頼情報を送信する商品マスタ登録依頼工程と、前記第二の判定工程にて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注情報における発注区分に仮発注である旨の情報を加えて当該発注情報を仮発注情報記憶手段に登録し、かつ、前記商品マスタに登録された商品情報の登録区分が仮登録から本登録に更新された場合に、前記仮発注情報記憶手段に登録されている該当する発注情報の発注区分を仮発注から本発注に更新する発注情報登録工程とを備え、前記発注処理工程は、前記発注情報登録工程にて前記発注区分を仮発注から本発注に更新された発注情報に基づいて発注処理を実行することを特徴とする。
【0018】
上記目的を達成するために、請求項3記載の制御プログラムは、発注端末と通信回線を介して接続され、商品コードを含む商品についての情報を記憶する商品マスタと発注情報を記憶する発注情報記憶手段とを備えた商品発注装置の制御方法をコンピュータに実行させる制御プログラムであって、前記発注端末を使用しているユーザのユーザ識別情報を記憶手段に記憶するユーザ識別情報記憶ステップと、前記発注端末に送信して前記発注端末において商品の発注情報を入力させる画面を表示させるための表示情報を生成する表示情報生成ステップと、前記生成された表示情報を前記発注端末に送信する表示情報送信ステップと、前記生成された表示情報による画面を介して前記発注端末で入力された発注情報を受信した場合、当該発注情報に含まれる前記商品コードに基づいて前記商品マスタを検索し、当該商品コードが当該商品マスタに登録済みであるかを判定する第一の判定ステップと、前記第一の判定ステップにて前記商品コードが前記商品マスタに登録済みでないと判定された場合に、前記ユーザ識別情報に基づいて特定されるユーザが商品マスタ登録権限を有するかを判定する第二の判定ステップと、前記第二の判定ステップにて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有すると判定された場合に、前記発注情報に基づいて商品マスタ登録処理を実行する一方、前記第二の判定ステップにて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記商品情報における登録区分に仮登録である旨の情報を加えて商品マスタ登録処理を実行するマスタ登録ステップと、前記発注情報に基づいて発注処理を実行する発注処理ステップと、前記第二の判定ステップで前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注端末から受信した発注情報に基づく商品情報を前記商品マスタ登録権限を有しているユーザに前記商品マスタへ登録させる依頼情報を送信する商品マスタ登録依頼ステップと、前記第二の判定ステップにて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注情報における発注区分に仮発注である旨の情報を加えて当該発注情報を仮発注情報記憶手段に登録し、かつ、前記商品マスタに登録された商品情報の登録区分が仮登録から本登録に更新された場合に、前記仮発注情報記憶手段に登録されている該当する発注情報の発注区分を仮発注から本発注に更新する発注情報登録ステップとを備え、前記発注処理ステップは、発注情報登録ステップにて前記発注区分を仮発注から本発注に更新された発注情報に基づいて発注処理を実行することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る商品発注装置を備える商品発注システムの全体構成を示す図である。
【0021】
図1において、本商品発注システムでは、サーバコンピュータ等から成る商品発注装置110と、発注担当者(ユーザ)に利用されるコンピュータ等から成る発注端末120と、商品発注装置110の管理・運用するためのコンピュータ等から成る管理端末130とがLAN(Local Area Network)や専用デジタル回線等から成る通信回線100を介して互いに接続されている。
【0022】
商品発注装置110は、発注処理部111と、登録処理部112と、商品マスタ113と、発注DB114と、取引先マスタ115と、社員マスタ116とを備える。
【0023】
発注処理部111は、発注担当者により指定された商品コードと数量により商品の発注伝票データを作成し、発注DB114に記憶すると共に、メーカーや商社等の発注先に発注伝票データを送信する。登録処理部112は、発注伝票データに基づいて所定のチェックを行った上で商品マスタ113に商品コードや商品名を含む商品情報の登録を行う。
【0024】
商品マスタ113は、後述するハードディスク等の記憶装置に記憶されたデータベース(DB)であり、商品の商品情報が表形式又はXML形式で記憶保存されている。商品情報とは、例えば、商品コード、商品名称、有効/無効フラグ、価格、重量、寸法、商品概要、登録年月日、更新年月日、及び登録連絡先アドレス等の商品情報である。特に、有効/無効フラグは、当該商品情報の商品マスタ113への登録が有効か無効かを識別するためのフラグである。
【0025】
発注DB114は、発注先ID、商品コード、発注年月日、発注数量、希望納期、納入場所、及び発注担当者ID等の各種情報から成るDBであり、商品発注装置110内の後述するハードディスク28等の記憶装置に記憶保存されている。取引先マスタ115は、発注先ID、会社名称、担当者、電話番号、支払条件、取引ランク、及び商品情報区分等の各種情報から成るDBであり、商品発注装置110内の後述するハードディスク28等の記憶装置に記憶保存されている。
【0026】
社員マスタ116は、社員ID、社員名称、入社年月日、所属コード、職位コード、アクセス権限コード、マスタメンテナンス権限コード、及び電子メールアドレス(又はメッセージソフトアドレス)等の各種情報から成るDBであり、ハードディスク28等の記憶装置に記憶保存されている。特に、マスタメンテナンス権限コードは、当該社員が商品マスタ113への登録や改廃等のメンテナンスを行う権限を有するか否かを識別するためのフラグ(識別情報)である。
【0027】
発注端末120は、例えば、商社内の発注担当者により利用されるものである。管理端末130は、商品発注装置110内の商品マスタ113のマスタメンテナンス権限を有する担当者(マスタメンテナンス担当者)により利用されるものである。したがって、マスタメンテナンス担当者及びマスタメンテナンス権限を与えられた者以外は、原則として商品マスタ113への商品情報の登録を行うことができない。なお、発注端末120は、1台に限られず、通信回線100に複数台接続されていてもよい。
【0028】
図2は、図1の商品発注装置110のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0029】
図2において、商品発注装置110は、CPU21と、RAM22と、ROM23と、LANアダプタ24と、ビデオアダプタ25と、キーボード26と、マウス27と、ハードディスク28と、CD−ROMドライブ29とを備え、これらがシステムバス20を介して互いに接続されている。
【0030】
CPU21は、商品発注装置110内の各部を制御すると共に、ROM23、ハードディスク28、又はCD−ROMドライブ29に挿入されているCD−ROMに記憶保存されたプログラムを読み出して後述する処理を実行する。RAM22は、CPU21が所定の処理を実行する際にデータ等を一時記憶するためのメモリである。LANアダプタ24は、通信回線100や他のネットワーク等に接続してデータを送受信するための通信インターフェースである。ビデオアダプタ25は、不図示の表示装置(モニタ)に接続して所定の画面を表示させるためのインターフェースである。なお、発注端末120、管理端末130も同様のハードウェア構成をとる。また、発注端末120は通信回線100に複数接続されていてもよい。
【0031】
図3及び図4は、図1の商品発注システムにおける商品の発注処理を示すフローチャートである。本処理において、図3のステップS501〜S503、図4のステップS504〜S507,S538の処理は、発注端末から発注情報を受信した商品発注装置110内内のCPU21により実行される。また、図3のステップS521〜S527、図4のステップS528〜S537の処理は、商品発注装置110内のCPU21により実行される。
【0032】
本処理が始まる前には、既に発注担当者が社員IDを用いて認証を完了し、当該社員IDが商品発注装置110内のRAM22のワークエリアに記憶されているものとする。
【0033】
図3において、ステップS521では、商品発注装置110が、発注端末120上で商品の発注情報を入力させるための商品発注画面700(図5)を表示情報(例えば、HTMLにより作成されたデータ)として生成し、商品発注装置110から発注端末120に送信してステップS501へ進む。
【0034】
商品の発注情報としては、図5に示すように、発注先、商品大分類、商品中分類、商品小分類、商品コード、商品名称、発注数、希望納期、及び納入場所等がある。したがって、商品発注画面700には、商品の発注先をコンボボックスにより選択又は直接入力するためのフィールドである発注先701と、発注する商品の大分類をコンボボックスにより選択又は直接入力するためのフィールドである商品大分類702と、発注する商品の中分類をコンボボックスにより選択又は直接入力するためのフィールドである商品中分類703と、発注する商品の小分類をコンボボックスにより選択又は直接入力するためのフィールドである商品小分類704と、商品コードをコンボボックスにより選択又は直接入力するためのフィールドである商品コード705と、発注する商品の商品名称を入力するためのフィールドである商品名称706と、商品の発注数を入力するためのフィールドである発注数707と、発注する商品の希望納期を入力するためのフィールドである希望納期708と、発注する商品の希望場所をコンボボックスにより選択又は直接入力するためのフィールドである納入場所709とを備える。
【0035】
また、商品発注画面700には、上記の他に、画面右上に社員ID(例えば、UID:12345)が表示され、詳細情報を表示するための詳細情報ボタン710と、条件検索を行うための条件検索ボタン711と、発注を行うための発注ボタン712と、メイン画面へ戻るためのメイン画面ボタン713とを備える。なお、同図には、商品発注画面700上の各入力フィールドに所定の入力値が入力されているが、デフォルトでは全てブランクとなる。
【0036】
ステップS501では、発注端末120が商品発注画面700を表示し、発注担当者からの入力待ち状態となる。つづいて、図5の商品発注画面700上の各入力フィールドの入力値が選択又はキーボードで新規に入力される。入力値を選択する場合は、商品発注装置110内の商品マスタ113が参照される。例えば、商品大分類702でプリンタが選択された場合は、プリンタに対応する商品中分類だけが商品中分類703に表示される。商品小分類についても同様である。
【0037】
発注ボタン712が押下されると、発注先701〜納入場所709の各入力フィールドの入力値を発注端末120から商品発注装置110に発注情報として送信し、ステップS522へ進む。
【0038】
ステップS522では、商品発注装置110が発注端末120から発注情報を受信すると、当該発注情報をRAM22のワークエリアに一旦記憶する。次に、記憶された発注情報内に指定された商品コードをキーにして商品マスタ113内を検索し(ステップS523)、ステップS524へ進む。
【0039】
ステップS524では、商品コードが商品マスタ113に登録済みか否かを判別する。この判別の結果、商品マスタ113に登録済みの場合はステップS535(図4)に進む一方、登録済みでない場合はステップS525に進む。
【0040】
ステップS525では、発注情報において指定された商品コード又は商品名称に類似するデータを商品マスタ113から検索する。ここで類似とは、例えば商品コードが1文字違い又は商品名称が1文字違いで、且つ所定期間内(例えば、3ヶ月以内)に登録された商品コードを意味する。なお、商品コード又は商品名称は1文字違いに限定されず2〜3文字違いでもよい。
【0041】
次に、商品マスタ113に類似するデータがあるか否かを判別する(ステップS526)。この判別の結果、類似データがある場合は、類似する商品コード又は商品名称を発注端末120に送信し(ステップS527)、ステップS503へ進む。
【0042】
ステップS503では、発注端末120に図6に示す画面800が表示される。画面800は、特定の商品コードを選択するためのチェックボックス801、類似する商品コード又は商品名称に基づいて商品マスタ113から検索された結果を表示する欄802、該当商品コードに関する商品マスタ113に登録された詳細情報を表示するための詳細情報ボタン810、表示ページをめくるためのページボタン811、発注を行うための発注ボタン812、及びキャンセルボタン813を備える。
【0043】
画面800上に表示されたチェックボックス801のうちの一つ又は複数が選択された場合、既に商品発注画面700において入力済みの発注情報に、チェックボックス801により選択された商品コードと発注区分として「通常発注」を加え、ステップS506へ進む。
【0044】
ステップS526の判別の結果、商品マスタ113に類似するデータがない場合は、RAM22のワークエリアに記憶されている発注情報に指定された社員IDをキーにして社員マスタ116を参照し、発注担当者である当該社員が商品マスタ113に登録された商品情報のマスタメンテナンス権限を有しているか否かを判別する(ステップS528)。この判別の結果、当該社員がマスタメンテンナンス権限を有していない場合は、ステップS529に進む一方、当該社員がマスタメンテンナンス権限を有している場合、ステップS531に進む。
【0045】
ステップS531では、商品発注装置110は、図7に示すように、発注端末120に表示された商品発注画面700a上にダイアログ900を表示させるためのメッセージ情報を当該発注端末120に送信し、ステップS505へ進む。
【0046】
一方、ステップS529では、社員マスタ116を参照して商品マスタ113のマスタメンテナンス担当者である社員を検索し、当該社員を差出人として商品マスタ113への商品情報の登録を依頼する電子メールを送信して、ステップS530へ進む。電子メールの件名としては、例えば、「商品マスタ登録依頼」であり、本文には、当該社員が入力した発注情報が含まれる。差出人の社員のメールアドレスは後述するステップS538のマスタ仮登録処理で商品マスタ113の登録連絡先アドレスとして記憶保存される。マスタメンテナンス担当者が複数人存在する場合は当該担当者全員に送信される。
【0047】
ステップS530では、商品情報が商品マスタ113に未登録であるため発注できない旨のエラーメッセージを発注端末120に送信し、ステップS504へ進む。
【0048】
ステップS504では、商品発注装置110から受信したエラーメッセージを発注端末120上に表示する。つづいて、ステップS522でRAM22に記憶された発注データに基づいて商品マスタ113の仮登録処理が実行される(ステップS538)。本ステップでは、後述するステップS533におけるマスタ登録処理と異なり、商品マスタ113への商品情報の登録に対する有効/無効フラグが無効になっている。これにより、マスタメンテナンス担当者が、上述した商品マスタ113への商品情報の登録が有効か無効かを判別することができ、当該担当者の作業負荷を軽減することができる。なお、ステップS530からステップS504とステップS538の処理は順序を変えてマスタ仮登録処理(ステップS538)→エラーメッセージ送信(ステップS530)→エラーメッセージ表示(ステップS504)の順に処理してもよい。
【0049】
ステップS505では、発注端末120にダイアログ900を含む商品発注画面700aが表示される。ここで、ダイアログ900内のOKボタン901が押下された場合、既に商品発注画面700において入力済みの発注情報に発注区分として「簡易登録」(仮登録)を加え、ステップS506へ進む。
【0050】
ステップS506では、発注端末120において発注担当者の操作により入力される情報が何かを識別する。操作情報の入力がない場合は入力されるまでステップS506で待機する。
【0051】
発注担当者の操作により入力される情報としては、図6の画面800上でチェックボックス801へのチェックにより類似データの一つが選択され、且つ発注ボタン812が押下された旨の情報(ステップS503)、図7の商品発注画面700上でのダイアログ900内でOKボタン901が押下された旨の情報(ステップS505)、ページボタン811が押下された旨の情報、或いは発注ボタン812が押下された旨の情報がある。
【0052】
ステップS503において、類似データのなかから選択して発注された場合と、ステップS505において、商品マスタ113の簡易登録を経て発注された場合とは、当該発注情報に含まれる発注区分の値が異なる。即ち、発注区分の値には、前者の場合「通常発注」が入力され、後者の場合「簡易登録」が入力される。なお、発注区分の値には、「通常発注」や「簡易登録」を意味する記号が入力されていてもよい。
【0053】
ステップS507では、発注端末120上から操作情報及び発注情報の少なくとも一方が商品発注装置110に送信される。
【0054】
ステップS532では、商品発注装置110が、発注端末120から送信された操作情報及び発注情報の少なくとも一方を受信する。つづいて、発注情報を受信した場合であって、当該発注情報に加えられた発注区分が「簡易登録」であるときは(ステップS532でYES)、ステップS533に進む一方、そうでない場合はステップS536に進む。
【0055】
ステップS533では、受信した発注情報に基づいてマスタ登録処理が実行され、ステップS535と同様の発注処理が実行されて(ステップS534)、本処理を終了する。ステップS533のマスタ登録処理では、商品マスタ113には、重量や寸法等はブランクのままで、マスタデータの登録日、更新日、及びマスタメンテナンス担当者等が登録される。後程、マスタメンテナンス担当者がマスタメンテナンスプログラムによって当該情報を補充することになる。また、商品マスタ113への商品情報の登録に対する有効/無効フラグは有効になっている。これにより、マスタメンテナンス担当者が、上述した商品マスタ113への商品情報の登録が有効か無効かを判別することができ、当該担当者の作業負荷を軽減することができる。
【0056】
ステップS532の判別の結果、発注区分が「簡易登録」でない場合は、発注区分が「通常発注」であるか否かを判別し(ステップS536)、「通常発注」である場合は、ステップS535に進む。一方、発注区分が「通常発注」でない場合は、ステップS537に進み、不図示の終了ボタンが押下されたときは、本処理を終了する。
【0057】
ステップS535では、商品マスタ113に登録済みの場合は発注処理を実行して本処理を終了する。発注処理は、発注情報と取引先マスタ115に基づいて発注依頼情報を作成し、その発注情報を発注DB114に記録すると共に、発注依頼情報を取引先に送信する。取引先への送信はXMLデータの送信、あるいはCSVデータの送信、電子メールによる送信あるいはFAXデータの送信のいずれでもよい。
【0058】
上記第1の実施の形態によれば、発注しようとする商品の商品コードが商品マスタ113に登録済み否かを判別し(ステップS524)、当該商品マスタ113に登録されていない場合、入力された発注情報に基づいて当該商品を商品マスタ113に簡易登録して発注処理を行う(ステップS532〜S534)ので、商品情報の管理上の問題を防止すると共に、商品マスタ113に登録するデータ量の肥大化を抑制し、発注担当者の負荷を大幅に軽減することができる。
【0059】
また、発注担当者に商品マスタ113のマスタメンテナンス権限がある場合、発注伝票作成作業を中断することなく、発注情報の入力の最中に直ちに商品マスタ113に登録することができるので、作業効率を改善することができると共に、作業中断による発注洩れ等のリスクを低減できる。
【0060】
更に、発注担当者に商品マスタ113のマスタメンテナンス権限がない場合は、商品マスタ113への商品情報の登録依頼の電子メール(又はメッセージ)がマスタメンテナンス担当者に送信され、当該担当者から登録を完了した旨の返信メールが発注担当者に送信されるので、発注担当者がマスタメンテナンス担当者に電話やファックスで商品情報の登録依頼を行うことがなくなり、発注のタイムロスを最小にすることができる。また、マスタメンテナンス担当者が度々発注担当者に返信メールを送信する必要がないため、作業負荷を軽減することができる。
【0061】
商品マスタ113を検索した結果、当該商品マスタ113に該当商品コードがない場合に、指定された商品コード(又は商品名)に類似し、且つ所定期間内(例えば、3ヶ月以内)に登録された商品コードと商品名が画面900として表示されるので、簡易登録における入力ミスを最小限にすることができる。
【0062】
また、ステップS528の判別の結果、発注担当者である社員がマスタメンテンナンス権限を有していない場合は、発注情報における発注区分に仮発注である旨の情報を加えて発注情報を発注DB114に登録し、商品マスタ113に登録された商品情報の登録区分が仮登録から本登録に更新された場合、発注DB114に登録された発注情報の発注区分を仮発注から本発注に更新すると共に、発注情報を発注先の端末に送信するようにしてもよい。これにより、発注担当者及びマスタメンテナンス担当者の作業負荷を軽減することができる。
【0063】
(第2の実施の形態)
本第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態における図1と対応する要素には、同一符号を付してそれらの説明は省略する。
【0064】
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る商品発注装置を備える商品発注システムの全体構成を示す図である。
【0065】
図8において、本商品発注システムは、特定の商社等により管理・運用されるサーバコンピュータ等から成る商品発注装置200と、発注担当者に利用されるコンピュータ等から成る発注端末120と、商品発注装置110の管理・運用するためのコンピュータ等から成る管理端末130とがインターネットやWAN(Wide Area Network)等から成る通信回線100を介して互いに接続されている。
【0066】
商品発注装置200は、発注処理部111と、登録処理部112と、商品マスタ113と、複数の個別発注DB215(DB1,DB2,・・・)と、個別商品マスタ216(マスタ1,マスタ2,・・・)とを備える。なお、図1の商品発注装置110と同様に、取引先マスタ115、社員マスタ116を備えていてもよい。
【0067】
個別発注DB215と個別商品マスタ216は、例えば、商社の取引先(ディーラーや代理店)の担当者が発注端末120から運用する取引先毎のデータベースであり、ハードディスク28等の記憶装置に記憶されている。発注処理部111は、発注担当者により指定された商品コードと数量により商品の発注伝票データを作成し、複数の個別発注DB215のうちの1つに記憶すると共に、メーカーや商社等の発注先に発注伝票データを送信する。
【0068】
図9及び図10は、図8の商品発注システムにおける商品の発注処理を示すフローチャートである。なお、本処理において、図9におけるステップS601〜S603,S621〜S622,S624〜S627の各ステップは、それぞれ図3におけるステップS501〜S503,S521〜S522,S524〜S527の各ステップと同様の処理を行うので、その説明は省略する。また、図10におけるステップS604〜S607,S628〜S632,S634〜S637の各ステップは、それぞれ図4におけるステップS504〜S507,S528〜S532,S534〜S537の各ステップと同様の処理を行うので、その説明は省略する。
【0069】
図9のステップ623では、ワークエリアに記憶されている発注情報に指定された商品コードをキーにして個別商品マスタ216を検索することになる。また、図10のステップ633では、受信した発注情報に基づいて個別商品マスタ215に対する個別マスタ登録処理が実行される。
【0070】
このように、本第2の実施の形態では、一つの商品発注装置200に多数の取引先用の発注システムが併存することになる。この場合、発注先は発注システムを運営している商社等に固定される。
【0071】
他の実施の形態として、ステップS529で登録依頼メールをメンテナンス担当者に送信し、ステップS507に進み、簡易登録と発注を実行する事後承諾型の実施形態も考えられる。
【0072】
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図3、図4、図9、及び図10のフローチャートに対応するプログラム)を、コンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても本発明の目的が達成されることは云うまでもない。この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
【0073】
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
【0074】
更に、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該記憶媒体に格納されたプログラムを読み出して実行することによっても、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0075】
上述した実施の形態では、プログラムはROM23に格納されているが、これに限定する必要はなく、プログラムを供給する記憶媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。
【0076】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載の装置、請求項2記載の方法、及び請求項3記載のプログラムによれば、発注端末において商品の発注情報を入力させる画面を表示するための表示情報を生成し、生成された表示情報を発注端末に送信し、生成された表示情報による画面を介して発注端末で入力された発注情報を受信した場合、当該受信した発注情報に含まれる商品コードに基づいて商品マスタを検索し、当該商品コードが当該商品マスタに登録済みであるかを判定し、商品コードが商品マスタに登録済みでないと判定された場合に、ユーザ識別情報に基づいて特定されるユーザが商品マスタ登録権限を有するかを判定し、当該ユーザが商品マスタ登録権限を有すると判定された場合に、発注情報に基づいて商品マスタ登録処理及び発注処理を実行する。一方、ユーザが商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合は、商品情報における登録区分に仮登録である旨の情報を加えて商品マスタ登録処理を実行し、発注端末から受信した発注情報に基づく商品情報を商品マスタ登録権限を有しているユーザに商品マスタへ登録させる依頼情報を送信し、発注情報における発注区分に仮発注である旨の情報を加えて当該発注情報を仮発注情報記憶手段に登録し、かつ、商品マスタに登録された商品情報の登録区分が仮登録から本登録に更新された場合に、仮発注情報記憶手段に登録されている該当する発注情報の発注区分を仮発注から本発注に更新し、発注区分を仮発注から本発注に更新された発注情報に基づいて発注処理を実行する。これにより、商品情報の管理上の問題を防止すると共に、商品情報として登録されるデータ量の肥大化を抑制し、発注担当者であるユーザの負荷を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る商品発注装置を備える商品発注システムの全体構成を示す図である。
【図2】図1の商品発注装置110のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】図1の商品発注システムにおける商品の発注処理を示すフローチャートである。
【図4】図1の商品発注システムにおける商品の発注処理を示すフローチャートである。
【図5】図1における発注端末120に表示される第1の商品発注画面を示す図である。
【図6】図1における発注端末120に表示される第2の商品発注画面を示す図である。
【図7】図1における発注端末120に表示される第3の商品発注画面を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る商品発注装置を備える商品発注システムの全体構成を示す図である。
【図9】図8の商品発注システムにおける商品の発注処理を示すフローチャートである。
【図10】図8の商品発注システムにおける商品の発注処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 通信回線
110 商品発注装置
111 発注処理部
112 登録処理部
113 商品マスタ
114 発注DB
115 取引先マスタ
116 社員マスタ
120 発注端末
130 管理端末
Claims (3)
- 発注端末と通信回線を介して接続された商品発注装置において、
商品コードを含む商品情報を記憶する商品マスタと、
前記発注端末を使用しているユーザのユーザ識別情報を記憶するユーザ識別情報記憶手段と、
前記発注端末において商品の発注情報を入力させる画面を表示させるための表示情報を生成する表示情報生成手段と、
前記生成された表示情報を前記発注端末に送信する表示情報送信手段と、
前記生成された表示情報による画面を介して前記発注端末で入力された発注情報を受信した場合、当該受信した発注情報に含まれる前記商品コードに基づいて前記商品マスタを検索し、当該商品コードが当該商品マスタに登録済みであるかを判定する第一の判定手段と、
前記第一の判定手段により前記商品コードが前記商品マスタに登録済みでないと判定された場合に、前記ユーザ識別情報に基づいて特定されるユーザが商品マスタ登録権限を有するかを判定する第二の判定手段と、
前記第二の判定手段により前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有すると判定された場合に、前記発注情報に基づいて商品マスタ登録処理を実行する一方、前記第二の判定手段により前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記商品情報における登録区分に仮登録である旨の情報を加えて商品マスタ登録処理を実行するマスタ登録手段と、
前記発注情報に基づいて発注処理を実行する発注処理手段と、
前記第二の判定手段により前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注端末から受信した発注情報に基づく商品情報を前記商品マスタ登録権限を有しているユーザに前記商品マスタへ登録させる依頼情報を送信する商品マスタ登録依頼手段と、
前記第二の判定手段により前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注情報における発注区分に仮発注である旨の情報を加えて当該発注情報を仮発注情報記憶手段に登録し、かつ、前記商品マスタに登録された商品情報の登録区分が仮登録から本登録に更新された場合に、前記仮発注情報記憶手段に登録されている該当する発注情報の発注区分を仮発注から本発注に更新する発注情報登録手段とを備え、
前記発注処理手段は、前記発注情報登録手段により前記発注区分を仮発注から本発注に更新された発注情報に基づいて発注処理を実行することを特徴とする商品発注装置。 - 発注端末と通信回線を介して接続され、商品コードを含む商品についての情報を記憶する商品マスタと発注情報を記憶する発注情報記憶手段とを備えた商品発注装置の制御方法であって、
前記発注端末を使用しているユーザのユーザ識別情報を記憶手段に記憶するユーザ識別情報記憶工程と、
前記発注端末において商品の発注情報を入力させる画面を表示するための表示情報を生成する表示情報生成工程と、
前記生成された表示情報を前記発注端末に送信する表示情報送信工程と、
前記生成された表示情報による画面を介して前記発注端末で入力された発注情報を受信した場合、当該受信した発注情報に含まれる前記商品コードに基づいて前記商品マスタを検索し、当該商品コードが当該商品マスタに登録済みであるかを判定する第一の判定工程と、
前記第一の判定工程にて前記商品コードが前記商品マスタに登録済みでないと判定された場合に、前記ユーザ識別情報に基づいて特定されるユーザが商品マスタ登録権限を有するかを判定する第二の判定工程と、
前記第二の判定工程にて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有すると判定された場合に、前記発注情報に基づいて商品マスタ登録処理を実行する一方、前記第二の判定工程にて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記商品 情報における登録区分に仮登録である旨の情報を加えて商品マスタ登録処理を実行するマスタ登録工程と、
前記発注情報に基づいて発注処理を実行する発注処理工程と、
前記第二の判定工程にて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注端末から受信した発注情報に基づく商品情報を前記商品マスタ登録権限を有しているユーザに前記商品マスタへ登録させる依頼情報を送信する商品マスタ登録依頼工程と、
前記第二の判定工程にて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注情報における発注区分に仮発注である旨の情報を加えて当該発注情報を仮発注情報記憶手段に登録し、かつ、前記商品マスタに登録された商品情報の登録区分が仮登録から本登録に更新された場合に、前記仮発注情報記憶手段に登録されている該当する発注情報の発注区分を仮発注から本発注に更新する発注情報登録工程とを備え、
前記発注処理工程は、前記発注情報登録工程にて前記発注区分を仮発注から本発注に更新された発注情報に基づいて発注処理を実行することを特徴とする制御方法。 - 発注端末と通信回線を介して接続され、商品コードを含む商品についての情報を記憶する商品マスタと発注情報を記憶する発注情報記憶手段とを備えた商品発注装置の制御方法をコンピュータに実行させる制御プログラムであって、
前記発注端末を使用しているユーザのユーザ識別情報を記憶手段に記憶するユーザ識別情報記憶ステップと、
前記発注端末に送信して前記発注端末において商品の発注情報を入力させる画面を表示させるための表示情報を生成する表示情報生成ステップと、
前記生成された表示情報を前記発注端末に送信する表示情報送信ステップと、
前記生成された表示情報による画面を介して前記発注端末で入力された発注情報を受信した場合、当該発注情報に含まれる前記商品コードに基づいて前記商品マスタを検索し、当該商品コードが当該商品マスタに登録済みであるかを判定する第一の判定ステップと、
前記第一の判定ステップにて前記商品コードが前記商品マスタに登録済みでないと判定された場合に、前記ユーザ識別情報に基づいて特定されるユーザが商品マスタ登録権限を有するかを判定する第二の判定ステップと、
前記第二の判定ステップにて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有すると判定された場合に、前記発注情報に基づいて商品マスタ登録処理を実行する一方、前記第二の判定ステップにて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記商品情報における登録区分に仮登録である旨の情報を加えて商品マスタ登録処理を実行するマスタ登録ステップと、
前記発注情報に基づいて発注処理を実行する発注処理ステップと、
前記第二の判定ステップで前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注端末から受信した発注情報に基づく商品情報を前記商品マスタ登録権限を有しているユーザに前記商品マスタへ登録させる依頼情報を送信する商品マスタ登録依頼ステップと、
前記第二の判定ステップにて前記ユーザが前記商品マスタ登録権限を有していないと判定された場合に、前記発注情報における発注区分に仮発注である旨の情報を加えて当該発注情報を仮発注情報記憶手段に登録し、かつ、前記商品マスタに登録された商品情報の登録区分が仮登録から本登録に更新された場合に、前記仮発注情報記憶手段に登録されている該当する発注情報の発注区分を仮発注から本発注に更新する発注情報登録ステップとを備え、
前記発注処理ステップは、発注情報登録ステップにて前記発注区分を仮発注から本発注に更新された発注情報に基づいて発注処理を実行することを特徴とする制御プログラム。
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