JP2001344324A - 流通業界情報交換相互支援システム - Google Patents

流通業界情報交換相互支援システム

Info

Publication number
JP2001344324A
JP2001344324A JP2000167196A JP2000167196A JP2001344324A JP 2001344324 A JP2001344324 A JP 2001344324A JP 2000167196 A JP2000167196 A JP 2000167196A JP 2000167196 A JP2000167196 A JP 2000167196A JP 2001344324 A JP2001344324 A JP 2001344324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
company
information
sales company
sales
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000167196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Hashizume
昌明 橋詰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000167196A priority Critical patent/JP2001344324A/ja
Publication of JP2001344324A publication Critical patent/JP2001344324A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品に対応したJANコードを元にして商品
情報をインターネットなどの通信回線を介してデータベ
ースに予め登録して商品情報の間違いを無くし、間違い
のない見積書を自動的に迅速に作成できるようにし、ま
た、商品が採用された時点で小売店、量販店などの専用
のフォーマットの帳票に商品情報を自動的に記帳して出
力すること。 【解決手段】 各メーカー1は自己の商品毎に商品情報
をJANコードを元に入力していき、インターネット5
を介してサーバ装置4に登録する。納入会社2は商品に
対応したJANコードによりサーバ装置4から商品情報
を取り込み、自己の独自のデータを付加した商品情報を
商品毎にインターネット5を介してサーバ装置4に登録
する。納入会社2はJANコードを利用して見積書を作
成し、販売会社3に伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を製造、納
入、販売等を行なうメーカー、問屋等の納入会社、小売
りや量販店等の販売会社がそれぞれ商品情報の交換をイ
ンターネットなどの通信回線を介して行なうようにした
流通業界情報交換相互支援システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】問屋などの納入会社が、小売店や量販店
などの販売会社に商品を納入(販売)する場合、一般に
納入会社が商品を製造しているメーカーの商品情報を元
に見積書や企画書を作成し、販売会社ではその見積書を
元にその商品を採用するか否かを決定している。
【0003】図27は従来の方法を示すフローチャート
であり、納入会社が見積書を作成し、販売会社がその商
品の購入を決定し、その後の流れまでを示している。先
ず、ステップS200において納入会社側が多数の商品
を販売会社に売り込もうとして販売計画を立てる。な
お、量販店では非常に多種類の商品を販売しているの
で、納入会社は個々の商品毎に販売計画を立てている
が、図27では、ある1つの商品について説明する。ス
テップS201に示すように、ある商品についての販売
計画を立て、次に、その商品の商品情報に基づいて見積
書、企画書を作成し、この作成した見積書等を販売会社
に提出することになる(ステップS202参照)。
【0004】次に、実際にその見積書を元に納入会社の
社員と販売会社の担当者が、その販売会社に出向いて商
談を行ない(ステップS203参照)、ステップS20
4に示すように、その商品が採用されない場合にはステ
ップS202に戻って再度見積書を作成し直すことにな
る。また、ステップS204でその商品の採用が決まれ
ば、ステップS205に進んでその量販店が規定してい
る商品登録マスタ用紙に商品情報を記帳することにな
る。
【0005】そして、ステップS206に示す販売会社
側では、納入会社が記帳した商品登録マスタ用紙に商品
情報が正確に記載されているか否かを確認し(ステップ
S207参照)、不正確であればやり直しということに
なり、ステップS205に戻って再度商品登録マスタ用
紙に商品情報を記帳することになる。また、ステップS
207で商品登録マスタ用紙には商品情報が正確に記載
されておれば、ステップS208に移行して、販売会社
の担当者が自社のホストコンピュータに商品情報をデー
タとして入力する作業を行なう。担当者はその商品コー
ドを決定して入力し(ステップS209参照)、入力作
業の完了後に郵送などの方法で納入会社に連絡を行なう
(ステップS210参照)。
【0006】さらに、連絡を受けた納入会社側では、そ
の販売会社側からの商品情報を元に自社のホストコンピ
ュータへの入力作業を行ない(ステップS211参
照)、特売か定番を決定する(ステップS212参
照)。通常の定番扱いであればステップS213に移行
して定番処理を行ない、例えば期間限定の廉価とした場
合では特別取り扱いとしてステップS214に移行して
特別処理を行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の流れにお
いて、以下に示すような種々の問題が発生していた。す
なわち、図27のステップS202における見積書を作
成、提出の段階では、一般に手書き(販売会社が指定す
る帳票が多い)、またはワープロなどによる自社のオリ
ジナルの帳票を用いている。しかしながら、見積書を作
成する際、その都度の作成が必要なため、記入ミスが発
生し易く、また、その見積書を作成するための時間がか
なりかかってしまう。しかも、多種類の商品であれば、
その商品の種類を掛けた分だけミスが発生したり、膨大
な作成時間がかかってしまうという問題がある。
【0008】また、ステップS204の商品の採用の有
無の段階では、採用する、しないは微妙なニュアンスも
多いため、誤解なども生じ易くなり、しかも、採用の前
のステップS203では、納入会社の社員が販売会社へ
いちいち出向いた場合には、商談のために約1日は費や
する必要があり、採用されれば無駄にはならないもの
の、もし、採用されない場合には、商談に費やした時間
が無駄になってしまう。これは、納入会社、販売会社の
双方の担当者にとって同様である。また、見積書等を郵
送した場合でも、その郵送にかかった日にちだけ採用の
有無の決定が遅れることになる。
【0009】さらに、その商品が採用された後のステッ
プS205に示す商品登録マスタ用紙にその商品情報を
記帳する場合、その記帳はほとんど手書きで、しかも、
その量販店等の販売会社の指定帳票が多いのが通常であ
る。そのため、同じ商品でも複数の販売会社に納入する
場合、各社個別の指定された帳票フォーマットのため、
それぞれの帳票のフォーマットに合わせて記帳する必要
がある。例えば、A社の帳票に商品情報を記帳しても、
そのA社の帳票は他社のB社にはそのまま利用すること
ができず、B社のフォーマットの帳票に合わせて最初か
ら記帳しなければならない。
【0010】これは、ある1つの商品を、例えば100
社の販売会社(量販店)に納入する場合、100通りの
帳票に商品情報を記帳する必要があり、しかも、商品の
種類が100あれば、100×100の帳票に記帳しな
ければならず、そのため、記帳するのに膨大な時間がか
かるという問題があった。また、それらの帳票への記帳
は各社帳票フォーマットが異なるために、手書きで記帳
しているものであり、そのため、記入ミスが発生し易い
という問題がある。
【0011】また、販売会社側でもステップS208に
おいて、作業員がホストコンピュータに商品情報を入力
する場合でも、商品の種類が多岐にわたっているために
実際に知らない商品の入力は確認や修正などで苦戦して
おり、入力ミスが発生し易いという問題がある。さらに
ステップS210で納入会社に連絡をする場合でも郵送
で行なっているために、その郵送手続きに時間がかかる
という問題もある。また、ステップS211において納
入会社側のホストコンピュータへの入力作業において
も、特別単価登録や商品コードの入力がリアルタイムに
行なえないという問題がある。さらに、商品コードの入
力ミスで商品が未納になるケースが生じてしまうことも
ある。
【0012】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、商品に対応したJANコードを元にして商品情
報をインターネットなどの通信回線を介してデータベー
スに予め登録して商品情報の間違いを無くし、正確な見
積書を自動的に迅速に作成できるようにし、また、商品
が採用された時点で小売店、量販店などの専用のフォー
マットの帳票に商品情報を自動的に記帳して出力するよ
うにした流通業界情報交換相互支援システムを提供する
ことを目的としているものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載の流通業界情報交換相互支援システムでは、商品
のJANコードの企業コードを保有する多数のメーカー
1と、メーカー1から商品を仕入れる多数の納入会社2
と、納入会社2からの商品を購入して販売する小売店や
量販店などの多数の販売会社3と、商品に付随している
商品情報を一元管理するサーバ装置4とがインターネッ
ト5などの通信回線を介してそれぞれ接続され、各メー
カー1や納入会社2は自己の商品毎に詳細な商品情報を
JANコードを元に正確に入力していき、これらの商品
情報をJANコードを基準にして通信回線を介してサー
バ装置4のデータベース部43にそれぞれ登録し、納入
会社2は商品に対応したJANコードの入力や、メーカ
ー名、商品名などでの検索によりサーバ装置4から商品
情報を取り込み、自己と販売会社3の独自のデータを付
加した商品情報を商品毎に通信回線を介してサーバ装置
4のデータベース部43にそれぞれ登録し、販売会社3
は所望の納入会社2別に納入会社2が作成した商品情報
をJANコードを元にした通信回線を介して入手できる
ようにしていることを特徴としている。
【0014】かかる構成により、最初に入力し登録した
商品に対応したJANコードに間違いがない限り、その
後納入会社2がJANコードを元に商品情報を付加した
り、見積書を作成する場合には、正しい商品情報を記帳
した見積書などを作成することができる。
【0015】請求項2記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、納入会社2はサーバ装置4からJANコ
ードを入力したり、メーカー名や商品名で検索して商品
の商品情報を通信回線を介して入手して見積書を作成
し、作成した見積書を通信回線を介して販売会社3側に
伝送するようにしていることを特徴としている。
【0016】これにより、登録された1つのJANコー
ドを元にした正しい商品情報の見積書を納入会社2は記
帳ミスなく作成でき、しかも見積書の作成と同時に見積
書を販売会社3側に伝送しているので、迅速に事務処理
を行なうことができる。
【0017】請求項3記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、上記見積書は各販売会社3指定のフォー
マットを予めサーバ装置4が作成しておき、納入会社2
は販売会社3毎の指定された見積書のフォーマットをサ
ーバ装置4から取り込んで見積書を作成していることを
特徴としている。
【0018】これにより、納入会社2は異なる販売会社
3であっても、その販売会社3が指定している見積書を
サーバ装置4からそのフォーマットを取り込んで直ぐに
見積書を作成でき、しかも他種類の見積書も容易に作成
することができる。
【0019】請求項4記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、販売会社3は入手した見積書における商
品の採用の有無を決定し、その採用の有無は通信回線を
介して即座に納入会社2側に伝送していることを特徴と
している。
【0020】これにより、納入会社2側は、商品購入の
採用、不採用、保留などの決定が即座に分かり、その後
の処理をスピーディに対応できる。
【0021】請求項5記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、販売会社3から商品採用の通知を受けた
納入会社2は、該販売会社3に提供する指定の商品登録
マスタ用紙にサーバ装置4からJANコードを元にした
商品情報を販売会社3が必要とする情報のみを選択して
自動的に入力し、商品情報を入力した商品登録マスタ用
紙を通信回線を介して販売会社3側に伝送したり、販売
会社3及び納入会社2の双方でプリントアウトしている
ことを特徴としている。
【0022】これにより、商品毎に販売会社3が要望す
る商品情報を指定された商品登録マスタ用紙にいちいち
記帳する必要がなく、自動で迅速に商品登録マスタ用紙
を作成でき、しかも、そのまま商品登録マスタ用紙を通
信回線を介して販売会社3に伝送でき、また、商品登録
マスタ用紙を販売会社3及び納入会社2の双方でプリン
トアウトでき、納入会社2、販売会社3共に事務処理を
簡素化できる。
【0023】請求項6記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、商品登録マスタ用紙は、各販売会社3が
指定する商品登録マスタ用紙であり、この商品登録マス
タ用紙はサーバ装置4側が予め作成して登録しているこ
とを特徴としている。
【0024】これにより、従来、販売会社3毎に異なっ
ていた商品登録マスタ用紙に応じて商品情報を記帳して
いたが、予め登録されていることで、販売会社3が異な
っても迅速に商品登録マスタ用紙を作成することができ
る。
【0025】請求項7記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、納入会社2からの商品登録マスタ用紙
は、自己のコンピュータにそのままデータとして取り込
み可能としていることを特徴としている。
【0026】これにより、販売会社3側では、商品情報
の入力作業が不要となり、しかもコンピュータに入力す
る際のミスも防止でき、事務処理を非常に簡素化できる
ものである。
【0027】請求項8記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、販売会社3での商品の陳列情報を、当該
販売会社3、納入会社2の少なくとも一方が作成し、こ
れらの陳列情報を販売会社3と納入会社2が共有し、陳
列情報の最新データを販売会社3と納入会社2が交換す
るようにしていることを特徴としている。
【0028】これにより、販売会社3と納入会社2とが
陳列情報を共有しているので、例えば、陳列棚が変更さ
れた場合でも、最新のデータを利用することで、納入会
社2側は即座に商品の陳列に対応することができる。
【0029】請求項9記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、納入会社2側が販売会社3で使用するポ
ップ、プライスカードを作成して、このポップ、プライ
スカードを販売会社3へ伝送し、プリントアウトするよ
うにしていることを特徴としている。
【0030】これにより、販売会社3側では、商品のポ
ップやプライスカードをいちいち作成する必要がなくな
り、販売会社3側にとっては非常に便利となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。従来例で説明したように、
今まではメーカー、問屋、量販店とそのバイヤーそれぞ
れの立場で、取り扱い商品の決定事項前後の処理に時間
がかかっていて、多種に及ぶ量販店(販売会社)指定の
専用帳票に手書きで記帳を行なっていたため、間違いが
生じ易く、その訂正などに膨大な時間を費やしていた。
本発明は、商品情報のデータをJAN(Japanese Artic
le Number )コードを元にして常に正確な情報に更新
し、且つサーバ装置側で一括管理し、多数の納入会社は
上記サーバ装置で登録した1つのデータを共有して見積
書以降から全ての帳票を利用できるようにしたものであ
る。
【0032】ところで、近年、電子商取引(EDI)が
氾濫し、IT革命と言われる中、個々のシステム構築が
盛んになってきている。かかる情勢の中、商品情報の一
元管理は古くから開発されてきているが、個々の会社が
行なっているのが現状であり、それぞれの開発環境に互
換性がないのが現実である。そのため、データベース管
理会社が商品情報の一元管理を行なおうとしても、互換
性がないために利用し難いものとなっている。特に、膨
大な商品アイテムと、企業格差が広がり処理方法が異な
るからである。
【0033】図1は本発明の流通業界情報交換相互支援
システムの全体の構成を示すシステム概略図を示し、商
品のJANコードの企業コードを保有するメーカー1
(11、12 ・・・1n)、問屋などの納入会社2(2
1 、22 ・・・2n)、小売店、量販店などの販売会社
3(31 、32 ・・・3n)、商品情報を一元管理する
管理会社としてのサーバ装置4がインターネット5など
の通信回線を介してそれぞれ接続されている。なお、通
信回線としてインターネット5として以後説明するが、
電話回線、専用線、光通信回線などの通信回線を用いて
も良い。
【0034】図2は上記サーバ装置4のブロック図を示
し、インターネット5を介して各メーカー1、納入会社
2、販売会社3との間でデータの授受を行なう入出力イ
ンターフェイス41と、全体の制御を司る制御部42
と、各種商品情報を登録、格納しておくデータベース部
43と、画面表示を行なう表示部44と、起動後にプロ
グラムが格納されるメモリ部45と、キーボードやマウ
スからなる入力部46と、プリンタなどの出力部47と
で構成されている。データベース部43には商品情報の
他に、各社の販売会社3向けに応じた見積書、企画書、
商品登録マスタ用紙のフォーマットが予め格納されてお
り、納入会社2はこのデータベース部43から任意の見
積書、企画書、商品登録マスタ用紙をフォーマットを画
面上に取り出すことができると共に、プリントアウトが
できるようになっている。
【0035】図3はメーカー1側のブロック図を示し、
通常のパソコンの構成となっており、この端末は、入出
力インターフェイス11、全体の制御を司る制御部1
2、データやプログラムが記憶されるメモリ部15、C
RT,TFT等の表示部14、キーボードやマウスから
なる入力部16、プリンタからなる出力部17等で構成
されている。
【0036】図4は納入会社2側のブロック図を示し、
メーカー1側の端末と同様に通常のパソコンの構成とな
っており、この端末は、入出力インターフェイス21、
全体の制御を司る制御部22、データやプログラムが記
憶されるメモリ部25、CRT,TFT等の表示部2
4、キーボードやマウスからなる入力部26、プリンタ
からなる出力部27等で構成されている。図5は販売会
社3側のブロック図を示し、上記メーカー1、納入会社
2の端末と同様に通常のパソコンの構成となっており、
この端末は、入出力インターフェイス31、全体の制御
を司る制御部32、データやプログラムが記憶されるメ
モリ部35、CRT,TFT等の表示部34、キーボー
ドやマウスからなる入力部36、プリンタからなる出力
部37等で構成されている。
【0037】メーカー1、納入会社2、販売会社3側の
コンピュータは、例えば、WINDOWS(登録商標)
を搭載した通常のパソコンであり、本発明のプログラム
をインストールすることで可動可能となっている。メー
カー1、納入会社2、販売会社3、サーバ装置4はそれ
ぞれインターネット5を介してデータの授受を行なって
おり、それぞれのデータはリアルタイムで取得できるよ
うになっている。もちろん、図1に示すように例えば、
iモード(登録商標)やEzweb(登録商標)などの
携帯電話向けのオンラインサービスを備えた携帯電話7
にも同様に対応している。また、かかる携帯電話7では
簡易ブラウザ機能により入力や表示が行なえるようにな
っている。
【0038】次に、図6及び図10によりメーカー1側
の動作について説明する。メーカー1側はサーバ装置4
を呼び出して表示部14に図10に示すような「商品基
本情報登録」の画面を表示し、サーバ装置4に新規に登
録しようとする商品の情報を入力部16から入力してい
くものである。先ず、ステップS1でメーカー、商品を
指定すべく、JANコードを入力する。ここで、JAN
コードは周知のように、国コード、メーカーコード、商
品アイテムコード、チェックデジットを示すバーコード
で構成されている。このJANコードを入力すること
で、図10に示すように、そのJANコードに対応し
た、メーカー名(株式会社ABC製作所)、コード分類
(10 セット商品)、JANコードが画面に表示され
る。
【0039】次に、ステップS2に示すように商品名を
入力していくと、入力に応じて図10に示すように、例
えば、「夏用防虫スプレー3種セット」が入力されて、
表示される。次に、商品の読みカナ、レシート名、規格
等を順次入力していく。その後、ステップS3に示すよ
うに、その商品の色(例えば、ブルー、ホワイト)を入
力する。また、この商品が輸入品であれば、UPCコー
ド(日本のJANコードと同様のコード)を入力する。
次に、ステップS4に示すように、その商品のJICF
S分類(通商産業省分類)を大分類、中分類、小分類、
細分類にわたって入力し、さらに標準価格を入力する
(ステップS5参照)。
【0040】次いで、ステップS6に示すように、その
商品の販売開始日を入力し、さらに、その商品の容器の
形態、例えば、ビン型を入力し、さらに単位(例えば、
本)、単位サイズ(例えば、mm)、重量(g)等を順
次入力していく(ステップS7参照)。また、商品の画
像も貼り付けるようにしても良い。次に、ステップS8
に示すように、その商品を標準の置き方をした場合のパ
ッケージサイズ、ディスプレイサイズ、ケースサイズに
おける、高さ、幅、奥行き、重さ等を順次入力してい
く。また、ステップS9に示すように、ディスプレイ、
ケースとした場合の入数を入力し、ディスプレイIT
F、ケースITFを入力する(ステップS10参照)。
なお、上記ITFは、ディスプレイ、ケースの場合のJ
ANコードを示す。
【0041】次に、ステップS11に示すように、この
商品のキーワードを例えば3つ入力する。例えば、この
商品(夏用防虫スプレー3種セット)であれば、キーワ
ード1として「防虫スプレー」、キーワード2として
「夏用」、キーワード3として「セット」を入力し、本
商品の特徴となる、検索されやすいキーワードを入力す
る。キーワードを入力した後は、ステップS12に示す
ように、POPコメントを入力する。この商品では、例
えば、「3種類の大きさをセットした、お買得商品」の
如く入力する。さらに、ステップS14では、この商品
の商品コメントを入力する。例えば、「この商品はこの
メーカーの主力商品であり去年は2種類セットで好評だ
ったものに更に1種類を増やした商品です」の如く入力
する。
【0042】次に、ステップS14で、上述のように画
面に入力していったJANコード、文字、数値、キーワ
ード等に間違いがないかを確認し、間違いが無ければそ
の商品情報は確定したものとし、画面上の登録ボタンを
クリックして、その商品情報を登録する(ステップS1
5参照)。この場合、登録ボタンのクリックと同時にこ
のJANコードに対応した商品情報はインターネット5
を介してサーバ装置4のデータベース部43に格納され
る。そして、データベース部43は、無関係の他人によ
るデータの書き換えを防止するためにロックをかけ(ス
テップS16参照)、当事者以外の者が商品情報の変更
や更新等が出来ないようにしている。これは、メーカー
1が作成した商品情報は、正しいという前提にたってい
るからである。これらの図6に示す作業はインターネッ
ト5をつなぎながらでも出来、またまとめてダウンロー
ド、アップロードが可能になっている。
【0043】なお、メーカー1がサーバ装置4に登録し
ようとする商品毎に図6に示すフローにしたがって入力
することで、メーカー1が生産している全商品を登録す
ることができるようになっている。また、図6に示す作
業手順は、上述のメーカー1だけでなく、納入会社2側
も行なうことができ、入力した商品情報をサーバ装置4
側に登録可能となっている。しかし、納入会社2側の手
順はステップS1〜ステップS15までであり、ステッ
プS16に示すロックはされない。これは、納入会社2
はメーカー1と違って入力する商品情報は、自己の商品
ではないためミスが発生し易いという前提にたっている
からである。
【0044】次に、納入会社2側の動作について、図7
及び図11により説明する。図11は納入会社2側のパ
ソコンの表示部24の画面に表示させた状態を示し、メ
ーカー1が登録した商品情報の各種データを利用して、
納入会社2が販売会社3向け用の独自の商品情報を作成
するものである。先ず、納入会社2は画面上に図11に
示す「量販店別商品情報登録」の画面を表示させる。な
お、この画面は商品を売り込もうとする販売会社3(量
販店)向けに作成するものであるから、予め作成されて
いる販売会社3専用のフォーマットでも良く、また、他
の販売会社3でも同一のフォーマットで作成しても良い
ものである。
【0045】ステップS20で、量販店名(販売会社3
の名称)で検索し(例えば、四国ホームセンター本
社)、次に店名を検索する(例えば、徳島屋)。そし
て、その販売会社3に売り込もうとする商品のメーカ
ー、商品名を検索したり、若しくはJANコードを入力
する(ステップS21参照)。ここで、JANコード等
の入力中は、インターネット5を介してサーバ装置4と
接続されているので、JANコードを入力することで、
サーバ装置4から商品情報のデータが取り込まれて、図
9に示すように、メーカー名、コード分類、JANコー
ド、商品名が画面上に表示されることになる。次いで、
ステップS22に示すように、相手品番コードを入力す
る。さらに、その商品の原価、売価、仕入れ価格を入力
すると、値入率が自動的に計算されて表示されるように
なっている。
【0046】次に、ステップS24に示すように、発注
単位、発注点、初期陳列数、最小在庫等を入力し、さら
に、部門及び大分類、中分類、小分類等の分類を入力す
る(ステップS25参照)。さらに、ステップS26に
示すように、販売開始日、発注開始日、原価売価有効日
等を入力する。ステップS29では、自由設定区分とし
て運送区分、陳列区分等を入力し、また、ステップS3
0では自由設定コードとして、量販店のコードに応じた
コードを入力する。
【0047】納入会社2は、その商品情報を入力した後
に、間違いがないかを確認し、間違いがなければその商
品情報は確定したものとし(ステップS31参照)、画
面上の登録ボタンをクリックすることで、その入力した
データがサーバ装置4のデータベース部43の登録され
ることになる(ステップS32参照)。なお、これらの
図7に示す作業はインターネット5をつなぎながらでも
出来、またまとめてダウンロード、アップロードが可能
になっている。そして、納入会社2が扱う商品毎に上記
と同様の操作をして、JANコードを基準として商品毎
に商品情報をサーバ装置4側に登録しておく。また、同
じ商品でも、販売会社3が異なる場合には、販売会社3
毎にそれぞれの商品の商品情報をサーバ装置4側に登録
しておく。
【0048】ところで、納入会社2と販売会社3との通
常の取引状態では、納入会社2は販売会社3の陳列棚の
状態を販売会社3と共有しているので、ある販売会社3
での陳列棚における各商品の陳列情報を予め納入会社2
が作成して、この陳列情報をサーバ装置4に格納してお
き、またこの陳列情報をサーバ装置4から取り出すこと
ができるようになっているので、販売会社3に便宜を図
ることができる。図12は陳列情報の作成、登録をする
際の納入会社2側の表示部24の画面を示しており、図
8はその場合のフローを示している。なお、この陳列情
報の作成、登録はもちろん販売会社3側でも行なうこと
ができるようになっている。よって、販売会社3側が変
更しても正確な陳列情報を納入会社2が最新のデータを
取り出せる特徴がある。
【0049】次に、陳列情報の作成、登録を図8及び図
12により説明する。先ず、パソコンの画面に陳列情報
の作成画面を表示させ、取引先コードを入力する(ステ
ップS40参照)。この取引先コードは、予め納入会社
2側のパソコンに入力しているので、取引先コードを入
力すると、そのコードに対応した店名が表示されること
になる。例えば、「大阪ホームセンター高槻店」の如く
である。次に、ステップS41に示すように識別名を例
えば、「実地陳列パターン」と入力する。そしてステッ
プS42でその商品のJANコードを入力すると、サー
バ装置4のデータベース部43からデータを取り込んで
メーカー名、商品名等が表示される。また、相手が定め
ている品番コードを入力する(ステップS43参照)。
【0050】次に、ステップS44に示すようにその商
品の置き方、例えば「正面置」を入力し、棚高さ、棚
幅、余裕率、棚番号、段番号等を順次入力していく(ス
テップS45〜ステップS49参照)。陳列しようとす
る棚、段に応じてそれぞれ商品の陳列情報を入力してい
くと、それらの陳列情報が図12の右下に示すように表
示され、それぞれの商品の陳列情報に間違いがない場合
には、登録ボタンをクリックすることで、インターネッ
ト5を介してサーバ装置4のデータベース部43に登録
されることになる。
【0051】これらの図8に示す作業はインターネット
5をつなぎながらでも出来、またまとめてダウンロー
ド、アップロードが可能になっている。また、ハンディ
ターミナルによる入力も可能としている。さらに、CS
V型式により入力、出力もできるようになっている。
【0052】ところで、本システムでは、特に商品毎の
商品情報を正確に一元管理すべくサーバ装置4側はJA
Nコードを基準として商品毎の商品情報をチェックし
て、その商品情報をより正確になるようにしている。図
9はかかる場合のフローを示しており、ステップS55
では、サーバ装置4の表示部14で図10に示すような
商品基本情報登録画面を呼び出し、その商品情報を入
力、登録したのがメーカー1か納入会社2かを判断し
(ステップS56)、商品情報を登録したのがメーカー
1であれば、その商品情報は正確な(正しい)ものとし
て、ステップS64に移行する。
【0053】ステップS56で商品情報の登録者が納入
会社2の場合は、その商品情報は間違いの可能性があり
として、一時的に登録する(ステップS57参照)。こ
れは、納入会社2はメーカーではないので、入力ミスが
あるとの前提をとっているからである。次に、サーバ装
置4側の管理者が商品情報の修正を行なって上書きを
し、サーバ装置4のデータベース部43に確認をとる
(ステップS58、59参照)。ステップS60で間違
いがない場合にはステップS64に進んで登録を行な
う。ステップS60で間違いが発見された場合には、メ
ーカーに問い合わせて(ステップS61参照)、内容の
確認を行ない、正しい情報に書き換えた後に、登録を行
なう(ステップS62〜64参照)。
【0054】これらの手順はサーバ装置4の管理者をそ
れぞれ商品毎に行ない、商品情報の間違いを修正してい
くことで、正確な商品情報を構築することができる。
【0055】上述のようにして図1に示す多数のメーカ
ー1、多数の納入会社2が商品情報をサーバ装置4に登
録しておき、これらの商品情報から各納入会社2は、取
引先の販売会社3に対して見積書を作成することにな
る。次に、図13及び図16により納入会社2が見積書
を作成する場合のフローについて説明する。納入会社2
のパソコンの表示部24に図16に示すような見積新規
入力画面を表示させ、販売会社3を特定し(ステップS
70参照)、その特定した販売会社3が指定している専
用の見積書のフォーマットをサーバ装置4のデータベー
ス部43からインターネット5を介して取り込む(ステ
ップS71参照)。もちろん専用の見積書、企画書が指
定されていない場合は、予め格納されている一般的な見
積書のフォーマットを利用することになる。
【0056】指定のフォーマットの画面に取引先の名前
(例えば、ホームセンター越前屋本部)を入力する。な
お、予め取引先の登録しているので、ボタンをクリック
して表示される取引先名称をクリックするだけで良い。
次に、メーカー名、商品を検索したり、あるいはその商
品のJANコードを入力する(ステップS72参照)。
このメーカー名、商品、JANコードなどを入力する
と、サーバ装置4のデータベース部43から当該JAN
コードに対応した商品情報が取り込まれて所定の項目が
自動的に表示される。そのため、JANコードを入力す
ることで、間違いのない正確な商品情報を表示ないし記
帳することができる。
【0057】さらに、発行日を入力し(ステップS73
参照)、取引先側から見た納入会社2のコードや担当者
等を入力する。また、JANコードにより参考数値とし
て原価、売価、発注単位等がサーバ装置4のデータベー
ス部43からインターネット5を介して自動的に入力さ
れる。そして、間違いがない場合には登録ボタンをクリ
ックして、登録を行なう(ステップS74参照)。この
登録はサーバ装置4のデータベース部43に登録され
る。また、登録の時点で所定の販売会社3に作成した見
積書をE−メイルなどの手段で伝送するようにしてい
る。さらに、見積書を登録した際に、確認用としてプリ
ンタ(出力部27)によりプリントアウトして手元に保
管するようにしても良い。
【0058】上記の見積書の作成は、特定の販売会社3
に対して指定されたフォーマットに入力していくもので
あり、各商品毎に見積書を作成し、サーバ装置4側に登
録する。サーバ装置4のデータベース部43に登録され
た見積書、企画書等は、販売会社3、納入会社2側から
インターネット5によるE−メイルを介して上述のよう
に取り込むことができ、販売会社3では、取り込んだ見
積書を見ることができる。また、異なる販売会社3に対
しては、該販売会社3が指定する見積書の表示画面にメ
ーカー名、商品で検索したり、JANコード等を入力す
ることで、上述のように見積書を作成、登録、伝送を行
なうことができる。
【0059】次に、販売会社3側からの見積書の採用、
不採用等のフローについて図14及び図17により説明
する。販売会社3側では、表示部34に図17に示すよ
うな見積承認画面を呼び出し(ステップS80参照)、
特定の納入会社2のコード(ベンダーコード)を入力
し、購入しようとしている商品のJANコードを入力す
ると(ステップS81参照)、JANコードに対応した
見積書の商品情報がサーバ装置4のデータベース部43
からインターネット5を介して取り込まれ、あるいはE
−メイルを受信することで、図17に示すように商品ア
イテムの欄にそれぞれ所定の事項が自動的に表示される
ことになる。そして、販売会社3の商品購入担当者が見
積書の内容を検討し、当該商品を採用するか否かを決定
する(ステップS83、84参照)。商品を採用する場
合にはステップS86に移行して採用ボタン51をクリ
ックする。そうすると、その採用決定がインターネット
5(E−メイル)を介して即座に納入会社2側に伝送さ
れ、販売会社3の担当者が決定した時点で納入会社2は
それを知ることができる。
【0060】また、不採用の場合はステップS85へ、
保留の場合はステップS87に移行し、それぞれ不採用
ボタン52、保留ボタン53をクリックすることで、先
と同様のその状態がインターネット5を介して即座に納
入会社2側に伝送するようになっている。
【0061】次に、商品の採用通知後の納入会社2側の
フローについて図15及び図18を用いて説明する。納
入会社2側では販売会社3から所定の商品の購入採用の
通知があると(ステップS90参照)、従来と同様にそ
の商品に対応した販売会社3指定の商品登録マスタ用紙
に商品情報を記帳する必要がある。本発明では各販売会
社3が指定する商品登録マスタ用紙を予め作成してサー
バ装置4のデータベース部43に登録しているため、納
入会社2が即時に指定の商品登録マスタ用紙を提供でき
るようにしている。
【0062】そこで、ステップS91に示すように、当
該販売会社3を検索して決定済みの商品登録マスタ用紙
画面をインターネット5を介してサーバ装置4のデータ
ベース部43から呼び出し、図18に示すような商品登
録マスタ用紙の画面を表示させる。図18において、中
央部分の破線で囲んだ部分が販売会社3毎に異なる専用
項目の欄である。JANコードを入力すると、その商品
情報が所定の欄にそれぞれ自動的に取り込まれる。ま
た、販売会社3専用の項目は、販売会社3毎に異なるの
で、それぞれ専用の商品登録マスタ用紙のフォーマット
を予めサーバ装置4のデータベース部43に格納してあ
る。なお、販売会社3毎の商品登録マスタ用紙のフォー
マットは、サーバ装置4を管理している側が予め作成す
るものであり、商品登録マスタ用紙が変更されたり、新
規に販売会社3が加入した場合は、その都度、サーバ装
置4を管理している管理会社が商品登録マスタ用紙のフ
ォーマットを変更や新規の作成を行なうようになってい
る。
【0063】納入会社2は、商品登録マスタ用紙出力の
画面上で取り扱いが決定されたものを選択し、一気に全
ての商品情報は自動的に商品登録マスタ用紙に入力され
る。そして、新規出力ボタンを押すだけであり、その後
は登録、印刷される(ステップS92、93参照)。図
18に示すような商品登録マスタ用紙の登録は、インタ
ーネット5を介してサーバ装置4のデータベース部43
に格納される。また、画面上で確定した商品登録マスタ
用紙を販売会社3にインターネット5を介して伝送する
ようにしており、販売会社3側では納入会社2側から即
座に自己の専用の商品登録マスタ用紙を入手でき、また
同時にプリントアウトも行なうことができる。したがっ
て、販売会社3側のホストコンピュータに商品登録マス
タ用紙に商品情報を入力する際に、納入会社2側が作成
した商品登録マスタ用紙を用いることができるので、従
来のようにいちいち商品登録マスタ用紙に商品情報を記
帳する必要がなく、記帳ミスをなくすことができる。し
かも、商品の種類が増大しても記帳等の事務処理に要す
る作業時間を大幅に少なくすることができる。
【0064】図19及び図20は、ある販売会社Aと納
入会社Aとの場合の例を示しており、納入会社Aはサー
バ装置4から商品の基本情報aをインターネット5を介
して入手し(ステップS100参照)、また、当該商品
の基本情報(商品情報)がない場合は自社で作成、登録
作業を行ない、これらをサーバ装置4に格納することに
なる。商品の基本情報aを入手した納入会社Aは、ステ
ップS101に示すように、この基本情報aに販売会社
Aの個別情報を付加して見積書を作成する。例えば、1
2品目に対して見積書をそれぞれ12通作成する。そし
て、その見積書をインターネット5を介して販売会社A
へE−メイルで伝送する。なお、図21は入力前の見積
書の例を示している。
【0065】ステップS102に示すように、販売会社
Aは見積書を入手し、その商品の取り扱いを決定し、例
えば、12品目のうち、10品目を採用し、2品目を不
採用とする。その見積書の採用有無の決定をE−メイル
により納入会社Aへ送信する。納入会社A側では、ステ
ップS103に示すように、販売会社Aからの内容を確
認し、採用された10品目がそれぞれ商品登録マスタ用
紙に一気にワンタッチで出力されることになる。納入会
社A側の商品登録マスタ用紙への操作は同時に販売会社
Aへ伝送され、販売会社A側でも納入会社Aと同様に1
0品目の商品登録マスタ用紙を入手でき、その後、10
品目の登録コードを納入会社Aへ連絡する(ステップS
104参照)。販売会社AはステップS106に示すよ
うに、10品目の商品登録マスタ用紙を自社のホストコ
ンピュータに入力することで、作業が完了する。販売会
社A側では、納入会社Aから送信されてきた商品登録マ
スタ用紙データをそのまま利用、ホストコンピュータへ
の入力を行なうので、記帳ミスは発生しない。
【0066】一方、納入会社Aが、ステップS105に
示すように、販売会社Aから送られてきたコードを元に
相手先コードを登録し、自社のホストコンピュータに入
力して作業が完了する。
【0067】本発明のシステムでは、上記の内容に図2
0に示すような内容を付加している。ポップ(POP)
やプライスカードも納入会社A側で画面上で作成してお
き、それらを上記と同様にインターネット5を介して販
売会社Aへ伝送し、販売会社Aではそれをプリントアウ
トするだけで、ポップやプライスカードとして利用でき
るようにしている。また、図22に示すような商品陳列
情報も納入会社A側が作成して販売会社Aへ伝送し、販
売会社A側はこの商品陳列情報を納入会社Aと相互に利
用を図るようにしている。さらに、図20に示すよう
に、商品情報変更表D、ポップ申請用紙E、廃番連絡
F、廃番商品取扱店舗一覧票G、商品の画像Hも納入会
社A側で入力、作成し、これらをインターネット5を介
して販売会社Aへ伝送し、販売会社A側は、上述の商品
陳列情報C、廃番連絡F、廃番商品取扱店舗一覧票Gを
納入会社Aとで相互利用を図るようにしている。また、
販売会社A側はオーダーブックIを独自に作成してい
る。
【0068】図23は商品情報変更票の例を示してお
り、ある商品の情報が変更された場合には、これらの情
報を入力して、例えば、値段の変更などを販売会社Aへ
知らせるようにしている。図24はポップ申請用紙を示
し、商品名、規格、色、サイズ、ポップコメント、値段
などを商品毎に入力して作成し、このポップ申請用紙か
らポップを作成できるようにしている。図25は廃番連
絡票の例を示しており、メーカー1側からであれば、商
品の製造中止の場合であり、納入会社2側ではメーカー
1から製造中止の連絡を受けた場合や当該販売会社3が
その商品の取扱を中止する場合など、販売会社3へ通知
を行なうものである。また、図26は量販店別商品単価
一覧の例を示し、この場合は納入会社2側のみとなる。
これは、販売会社3により納入する値段が異なるからで
あり、納入会社2での便宜を図っている。
【0069】このように本発明のシステムでは、多数の
メーカー1がそれぞれJANコードを基準として商品情
報をサーバ装置4側に登録し、これら登録されている商
品毎のJANコードを元に納入会社2が独自の商品情報
を付加したり、見積書、企画書を作成する場合でも、J
ANコードを入力して登録されているデータ(商品情
報)を利用しているため、商品情報に関しての間違い、
記帳ミスを無くすことができる。また、サーバ装置4側
でも納入会社2側が登録した商品情報の間違いの有無の
チェックを定期的に行ない、もし、間違いが見つかった
場合には、訂正して登録しているので、間違いのない正
確な商品情報を納入会社2、販売会社3等に提供するこ
とができるものである。
【0070】また、納入会社2側の見積書を見た販売会
社3側も、採用の有無の決定をインターネット5を介し
て即座に納入会社2側に伝送しているので、納入会社2
はその後の処理にスムーズに対応することができる。さ
らに商品購入が決定されると直ぐに商品登録マスタ用紙
もその販売会社3の専用のものを用いて商品情報が自動
的に入力でされるので、商品情報の商品登録マスタ用紙
への記帳ミスを無くすことができる。
【0071】特に、今までは商品毎に商品登録マスタ用
紙に商品情報を記帳しており、また販売会社3が異なる
とその販売会社3専用の商品登録マスタ用紙に記帳して
いたのが、販売会社3専用の商品登録マスタ用紙をサー
バ装置4から読み込んでJANコードを入力するだけで
一般的な商品情報は自動的に入力され、また、商品の種
類が増加しても、自動的に商品登録マスタ用紙を出力で
きる。そのため、これらの事務処理に膨大な時間を費や
していた従来と比べて、かかる事務処理に要する時間を
大幅に少なくすることができるものである。
【0072】また、かかるシステムに加入することで、
例えば、少ない会費でかかる流通業界情報交換相互支援
システムに参加できるものであり、小規模な納入会社2
であっても、大企業の納入会社2に対しての格差はなく
なるものであり、ビジネスチャンスは大企業と同等に得
ることができる。また、サーバ装置4側の管理会社とし
ても、システムへの参加の会費も小額とすることで、多
くのメーカー1、納入会社2が参加し易くなって多くの
企業が参加することになる。そのため、メーカー1、納
入会社2、サーバ装置4側も共に経済的な利益を享受す
ることができるものである。
【0073】
【発明の効果】本発明の流通業界情報交換相互支援シス
テムによれば、商品に対応したJANコードを元にして
商品情報をインターネットなどの通信回線を介してデー
タベースに予め登録して商品情報の間違いを無くし、間
違いのない見積書を自動的に迅速に作成できるように
し、また、商品が採用された時点で小売店、量販店など
の専用のフォーマットであらゆる商品情報を利用した帳
票に商品情報を自動的に記帳して出力することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシステム全体の概略構成
図である。
【図2】本発明の実施の形態のサーバ装置側の概略ブロ
ック図である。
【図3】本発明の実施の形態のメーカー側の概略ブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施の形態の納入会社側の概略ブロッ
ク図である。
【図5】本発明の実施の形態の販売会社側の概略ブロッ
ク図である。
【図6】本発明の実施の形態のメーカー側の商品情報を
入力、登録する際のフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態の納入会社側の商品情報を
入力、登録する際のフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態の納入会社側が販売会社側
の陳列情報を入力、登録する際のフローチャートであ
る。
【図9】本発明の実施の形態のサーバ装置側が商品情報
のチェックを行なう際のフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態のメーカー側の商品基本
情報登録の際の表示画面を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態の納入会社側の量販店別
商品情報登録の際の表示画面を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態の納入会社側の陳列情報
登録の際の表示画面を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態の納入会社側が見積書を
作成する場合のフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態の販売会社側が見積書の
採用の有無を決定する場合のフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態の商品の採用後の納入会
社側における商品登録マスタ用紙を作成する場合のフロ
ーチャートである。
【図16】本発明の実施の形態の納入会社側の見積新規
入力画面を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態の販売会社側の見積承認
入力画面を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態の採用後の商品登録マス
タ用紙を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態の本システムの利用例を
示すフローチャートである。
【図20】本発明の実施の形態の本システムの利用例を
示すフローチャートである。
【図21】本発明の実施の形態の見積書、企画書の一例
を示す図である。
【図22】本発明の実施の形態の陳列情報の一例を示す
図である。
【図23】本発明の実施の形態の商品情報変更票の一例
を示す図である。
【図24】本発明の実施の形態のポップ申請用紙の一例
を示す図である。
【図25】本発明の実施の形態の廃番連絡票の一例を示
す図である。
【図26】本発明の実施の形態の量販店別商品単価一覧
の一例を示す図である。
【図27】従来例の商品の販売計画から採用までの流れ
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 メーカー 2 納入会社 3 販売会社 4 サーバ装置 5 インターネット 43 データベース部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月5日(2001.2.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 流通業界情報交換相互支援システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を製造、納
入、販売等を行なうメーカー、問屋等の納入会社、小売
りや量販店等の販売会社がそれぞれ商品情報の交換をイ
ンターネットなどの通信回線を介して行なうようにした
流通業界情報交換相互支援システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】問屋などの納入会社が、小売店や量販店
などの販売会社に商品を納入(販売)する場合、一般に
納入会社が商品を製造しているメーカーの商品情報を元
に見積書や企画書を作成し、販売会社ではその見積書を
元にその商品を採用するか否かを決定している。
【0003】図27は従来の方法を示すフローチャート
であり、納入会社が見積書を作成し、販売会社がその商
品の購入を決定し、その後の流れまでを示している。先
ず、ステップS200において納入会社側が多数の商品
を販売会社に売り込もうとして販売計画を立てる。な
お、量販店では非常に多種類の商品を販売しているの
で、納入会社は個々の商品毎に販売計画を立てている
が、図27では、ある1つの商品について説明する。ス
テップS201に示すように、ある商品についての販売
計画を立て、次に、その商品の商品情報に基づいて見積
書、企画書を作成し、この作成した見積書等を販売会社
に提出することになる(ステップS202参照)。
【0004】次に、実際にその見積書を元に納入会社の
社員と販売会社の担当者が、その販売会社に出向いて商
談を行ない(ステップS203参照)、ステップS20
4に示すように、その商品が採用されない場合にはステ
ップS202に戻って再度見積書を作成し直すことにな
る。また、ステップS204でその商品の採用が決まれ
ば、ステップS205に進んでその量販店が規定してい
る商品登録マスタ用紙に商品情報を記帳することにな
る。
【0005】そして、ステップS206に示す販売会社
側では、納入会社が記帳した商品登録マスタ用紙に商品
情報が正確に記載されているか否かを確認し(ステップ
S207参照)、不正確であればやり直しということに
なり、ステップS205に戻って再度商品登録マスタ用
紙に商品情報を記帳することになる。また、ステップS
207で商品登録マスタ用紙には商品情報が正確に記載
されておれば、ステップS208に移行して、販売会社
の担当者が自社のホストコンピュータに商品情報をデー
タとして入力する作業を行なう。担当者はその商品コー
ドを決定して入力し(ステップS209参照)、入力作
業の完了後に郵送などの方法で納入会社に連絡を行なう
(ステップS210参照)。
【0006】さらに、連絡を受けた納入会社側では、そ
の販売会社側からの商品情報を元に自社のホストコンピ
ュータへの入力作業を行ない(ステップS211参
照)、特売か定番を決定する(ステップS212参
照)。通常の定番扱いであればステップS213に移行
して定番処理を行ない、例えば期間限定の廉価とした場
合では特別取り扱いとしてステップS214に移行して
特別処理を行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の流れにお
いて、以下に示すような種々の問題が発生していた。す
なわち、図27のステップS202における見積書を作
成、提出の段階では、一般に手書き(販売会社が指定す
る帳票が多い)、またはワープロなどによる自社のオリ
ジナルの帳票を用いている。しかしながら、見積書を作
成する際、その都度の作成が必要なため、記入ミスが発
生し易く、また、その見積書を作成するための時間がか
なりかかってしまう。しかも、多種類の商品であれば、
その商品の種類を掛けた分だけミスが発生したり、膨大
な作成時間がかかってしまうという問題がある。
【0008】また、ステップS204の商品の採用の有
無の段階では、採用する、しないは微妙なニュアンスも
多いため、誤解なども生じ易くなり、しかも、採用の前
のステップS203では、納入会社の社員が販売会社へ
いちいち出向いた場合には、商談のために約1日は費や
する必要があり、採用されれば無駄にはならないもの
の、もし、採用されない場合には、商談に費やした時間
が無駄になってしまう。これは、納入会社、販売会社の
双方の担当者にとって同様である。また、見積書等を郵
送した場合でも、その郵送にかかった日にちだけ採用の
有無の決定が遅れることになる。
【0009】さらに、その商品が採用された後のステッ
プS205に示す商品登録マスタ用紙にその商品情報を
記帳する場合、その記帳はほとんど手書きで、しかも、
その量販店等の販売会社の指定帳票が多いのが通常であ
る。そのため、同じ商品でも複数の販売会社に納入する
場合、各社個別の指定された帳票フォーマットのため、
それぞれの帳票のフォーマットに合わせて記帳する必要
がある。例えば、A社の帳票に商品情報を記帳しても、
そのA社の帳票は他社のB社にはそのまま利用すること
ができず、B社のフォーマットの帳票に合わせて最初か
ら記帳しなければならない。
【0010】これは、ある1つの商品を、例えば100
社の販売会社(量販店)に納入する場合、100通りの
帳票に商品情報を記帳する必要があり、しかも、商品の
種類が100あれば、100×100の帳票に記帳しな
ければならず、そのため、記帳するのに膨大な時間がか
かるという問題があった。また、それらの帳票への記帳
は各社帳票フォーマットが異なるために、手書きで記帳
しているものであり、そのため、記入ミスが発生し易い
という問題がある。
【0011】また、販売会社側でもステップS208に
おいて、作業員がホストコンピュータに商品情報を入力
する場合でも、商品の種類が多岐にわたっているために
実際に知らない商品の入力は確認や修正などで苦戦して
おり、入力ミスが発生し易いという問題がある。さらに
ステップS210で納入会社に連絡をする場合でも郵送
で行なっているために、その郵送手続きに時間がかかる
という問題もある。また、ステップS211において納
入会社側のホストコンピュータへの入力作業において
も、特別単価登録や商品コードの入力がリアルタイムに
行なえないという問題がある。さらに、商品コードの入
力ミスで商品が未納になるケースが生じてしまうことも
ある。
【0012】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、商品に対応したJANコードを元にして商品情
報をインターネットなどの通信回線を介してデータベー
スに予め登録して商品情報の間違いを無くし、正確な見
積書を自動的に迅速に作成できるようにし、また、商品
が採用された時点で小売店、量販店などの専用のフォー
マットの帳票に商品情報を自動的に記帳して出力するよ
うにした流通業界情報交換相互支援システムを提供する
ことを目的としているものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載の流通業界情報交換相互支援システムでは、商品
のJANコードの企業コードを保有する多数のメーカー
側の端末と、メーカーから商品を仕入れる多数の納入会
側の端末と、納入会社からの商品を購入して販売する
小売店や量販店などの多数の販売会社側の端末と、商品
に付随している商品情報を一元管理するサーバ装置とが
インターネットなどの通信回線を介してそれぞれ接続さ
れ、各メーカー側の端末や納入会社側の端末で自己の商
品毎に詳細な商品情報をJANコードを元に正確に入力
していき、これらのJANコードを基準にした商品情報
通信回線を介してサーバ装置のデータベース部にそれ
ぞれ登録し、納入会社側の端末は商品に対応したJAN
コードの入力や、メーカー名、商品名などでの検索によ
りサーバ装置から商品情報を取り込み、自己と販売会社
の独自のデータを付加した商品情報を商品毎に通信回線
を介してサーバ装置のデータベース部にそれぞれ登録
し、販売会社側の端末は所望の納入会社別に納入会社
の端末で作成した商品情報を通信回線を介して入手でき
るようにしていることを特徴としている。
【0014】かかる構成により、最初に入力し登録した
商品に対応したJANコードに間違いがない限り、その
後納入会社側でJANコードを元に商品情報を付加した
り、見積書を作成する場合には、正しい商品情報を記帳
した見積書などを作成することができる。
【0015】請求項2記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、納入会社側の端末はサーバ装置からJA
Nコードを入力したり、メーカー名や商品名で検索して
商品の商品情報を通信回線を介して入手して見積書を作
成し、作成した見積書を通信回線を介して販売会社側
端末に伝送するようにしていることを特徴としている。
【0016】これにより、登録された1つのJANコー
ドを元にした正しい商品情報の見積書を納入会社は記
帳ミスなく作成でき、しかも見積書の作成と同時に見積
書を販売会社側の端末に伝送しているので、迅速に事務
処理を行なうことができる。
【0017】請求項3記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、上記見積書は各販売会社指定のフォーマ
ットを予めサーバ装置側で作成しておき、納入会社側の
端末は販売会社毎の指定された見積書のフォーマットを
通信回線を介してサーバ装置から取り込んで見積書を作
成していることを特徴としている。
【0018】これにより、納入会社は異なる販売会社
であっても、その販売会社が指定している見積書をサー
バ装置からそのフォーマットを取り込んで直ぐに見積書
を作成でき、しかも他種類の見積書も容易に作成するこ
とができる。
【0019】請求項4記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、手した見積書における商品の採用の有
無は販売会社側の端末から通信回線を介して即座に納入
会社側の端末に伝送していることを特徴としている。
【0020】これにより、納入会社側は、商品購入の採
用、不採用、保留などの決定が即座に分かり、その後の
処理をスピーディに対応できる。
【0021】請求項5記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、販売会社から商品採用の通知を受けた納
入会社側の端末は、該販売会社に提供する指定の商品登
録マスタ用紙にサーバ装置からJANコードを元にした
商品情報を販売会社が必要とする情報のみを選択して自
動的に入力し、商品情報を入力した商品登録マスタ用紙
を通信回線を介して販売会社側の端末に伝送したり、販
売会社側の端末及び納入会社側の端末の双方でプリント
アウトしていることを特徴としている。
【0022】これにより、商品毎に販売会社が要望する
商品情報を指定された商品登録マスタ用紙にいちいち記
帳する必要がなく、自動で迅速に商品登録マスタ用紙を
作成でき、しかも、そのまま商品登録マスタ用紙を通信
回線を介して販売会社側の端末に伝送でき、また、商品
登録マスタ用紙を販売会社及び納入会社の双方でプリン
トアウトでき、納入会社、販売会社共に事務処理を簡素
化できる。
【0023】請求項6記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、商品登録マスタ用紙は、各販売会社が指
定する商品登録マスタ用紙であり、この商品登録マスタ
用紙はサーバ装置側が予め作成してデータベース部に
録していることを特徴としている。
【0024】これにより、従来、販売会社毎に異なって
いた商品登録マスタ用紙に応じて商品情報を記帳してい
たが、予め登録されていることで、販売会社が異なって
も迅速に商品登録マスタ用紙を作成することができる。
【0025】請求項7記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、納入会社側の端末から伝送された商品登
録マスタ用紙データは、販売会社側のコンピュータにそ
のままデータとして取り込み可能としていることを特徴
としている。
【0026】これにより、販売会社側では、商品情報の
入力作業が不要となり、しかもコンピュータに入力する
際のミスも防止でき、事務処理を非常に簡素化できるも
のである。
【0027】請求項8記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、販売会社での商品の陳列情報を、当該販
売会社側の端末、納入会社側の端末の少なくとも一方が
作成し、これらの陳列情報を販売会社側の端末と納入会
側の端末が共有し、陳列情報の最新データを販売会社
側の端末と納入会社側の端末が交換するようにしている
ことを特徴としている。
【0028】これにより、販売会社と納入会社とが陳列
情報を共有しているので、例えば、陳列棚が変更された
場合でも、最新のデータを利用することで、納入会社側
は即座に商品の陳列に対応することができる。
【0029】請求項9記載の流通業界情報交換相互支援
システムでは、納入会社側の端末が販売会社で使用する
ポップ、プライスカードの少なくとも一方を作成して、
このポップ、プライスカードを販売会社側の端末へ伝送
し、プリントアウトするようにしていることを特徴とし
ている。
【0030】これにより、販売会社側では、商品のポッ
プやプライスカードをいちいち作成する必要がなくな
り、販売会社側にとっては非常に便利となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。従来例で説明したように、
今まではメーカー、問屋、量販店とそのバイヤーそれぞ
れの立場で、取り扱い商品の決定事項前後の処理に時間
がかかっていて、多種に及ぶ量販店(販売会社)指定の
専用帳票に手書きで記帳を行なっていたため、間違いが
生じ易く、その訂正などに膨大な時間を費やしていた。
本発明は、商品情報のデータをJAN(Japanese Artic
le Number )コードを元にして常に正確な情報に更新
し、且つサーバ装置側で一括管理し、多数の納入会社は
上記サーバ装置で登録した1つのデータを共有して見積
書以降から全ての帳票を利用できるようにしたものであ
る。
【0032】ところで、近年、電子商取引(EDI)が
氾濫し、IT革命と言われる中、個々のシステム構築が
盛んになってきている。かかる情勢の中、商品情報の一
元管理は古くから開発されてきているが、個々の会社が
行なっているのが現状であり、それぞれの開発環境に互
換性がないのが現実である。そのため、データベース管
理会社が商品情報の一元管理を行なおうとしても、互換
性がないために利用し難いものとなっている。特に、膨
大な商品アイテムと、企業格差が広がり処理方法が異な
るからである。
【0033】図1は本発明の流通業界情報交換相互支援
システムの全体の構成を示すシステム概略図を示し、商
品のJANコードの企業コードを保有するメーカー1
(11、12 ・・・1n)、問屋などの納入会社2(2
1 、22 ・・・2n)、小売店、量販店などの販売会社
3(31 、32 ・・・3n)、商品情報を一元管理する
管理会社としてのサーバ装置4がインターネット5など
の通信回線を介してそれぞれ接続されている。なお、通
信回線としてインターネット5として以後説明するが、
電話回線、専用線、光通信回線などの通信回線を用いて
も良い。
【0034】図2は上記サーバ装置4のブロック図を示
し、インターネット5を介して各メーカー1、納入会社
2、販売会社3との間でデータの授受を行なう入出力イ
ンターフェイス41と、全体の制御を司る制御部42
と、各種商品情報を登録、格納しておくデータベース部
43と、画面表示を行なう表示部44と、起動後にプロ
グラムが格納されるメモリ部45と、キーボードやマウ
スからなる入力部46と、プリンタなどの出力部47と
で構成されている。データベース部43には商品情報の
他に、各社の販売会社3向けに応じた見積書、企画書、
商品登録マスタ用紙のフォーマットが予め格納されてお
り、納入会社2はこのデータベース部43から任意の見
積書、企画書、商品登録マスタ用紙をフォーマットを画
面上に取り出すことができると共に、プリントアウトが
できるようになっている。
【0035】図3はメーカー1側のブロック図を示し、
通常のパソコンの構成となっており、この端末は、入出
力インターフェイス11、全体の制御を司る制御部1
2、データやプログラムが記憶されるメモリ部15、C
RT,TFT等の表示部14、キーボードやマウスから
なる入力部16、プリンタからなる出力部17等で構成
されている。
【0036】図4は納入会社2側のブロック図を示し、
メーカー1側の端末と同様に通常のパソコンの構成とな
っており、この端末は、入出力インターフェイス21、
全体の制御を司る制御部22、データやプログラムが記
憶されるメモリ部25、CRT,TFT等の表示部2
4、キーボードやマウスからなる入力部26、プリンタ
からなる出力部27等で構成されている。図5は販売会
社3側のブロック図を示し、上記メーカー1、納入会社
2の端末と同様に通常のパソコンの構成となっており、
この端末は、入出力インターフェイス31、全体の制御
を司る制御部32、データやプログラムが記憶されるメ
モリ部35、CRT,TFT等の表示部34、キーボー
ドやマウスからなる入力部36、プリンタからなる出力
部37等で構成されている。
【0037】メーカー1、納入会社2、販売会社3側の
コンピュータは、例えば、WINDOWSを搭載した通
常のパソコンであり、本発明のプログラムをインストー
ルすることで可動可能となっている。メーカー1、納入
会社2、販売会社3、サーバ装置4はそれぞれインター
ネット5を介してデータの授受を行なっており、それぞ
れのデータはリアルタイムで取得できるようになってい
る。もちろん、図1に示すように例えば、iモード(登
録商標)やEzweb(登録商標)などの携帯電話向け
のオンラインサービスを備えた携帯電話7にも同様に対
応している。また、かかる携帯電話7では簡易ブラウザ
機能により入力や表示が行なえるようになっている。
【0038】次に、図6及び図10によりメーカー1側
の動作について説明する。メーカー1側はサーバ装置4
を呼び出して表示部14に図10に示すような「商品基
本情報登録」の画面を表示し、サーバ装置4に新規に登
録しようとする商品の情報を入力部16から入力してい
くものである。先ず、ステップS1でメーカー、商品を
指定すべく、JANコードを入力する。ここで、JAN
コードは周知のように、国コード、メーカーコード、商
品アイテムコード、チェックデジットを示すバーコード
で構成されている。このJANコードを入力すること
で、図10に示すように、そのJANコードに対応し
た、メーカー名(株式会社ABC製作所)、コード分類
(10 セット商品)、JANコードが画面に表示され
る。
【0039】次に、ステップS2に示すように商品名を
入力していくと、入力に応じて図10に示すように、例
えば、「夏用防虫スプレー3種セット」が入力されて、
表示される。次に、商品の読みカナ、レシート名、規格
等を順次入力していく。その後、ステップS3に示すよ
うに、その商品の色(例えば、ブルー、ホワイト)を入
力する。また、この商品が輸入品であれば、UPCコー
ド(日本のJANコードと同様のコード)を入力する。
次に、ステップS4に示すように、その商品のJICF
S分類(通商産業省分類)を大分類、中分類、小分類、
細分類にわたって入力し、さらに標準価格を入力する
(ステップS5参照)。
【0040】次いで、ステップS6に示すように、その
商品の販売開始日を入力し、さらに、その商品の容器の
形態、例えば、ビン型を入力し、さらに単位(例えば、
本)、単位サイズ(例えば、mm)、重量(g)等を順
次入力していく(ステップS7参照)。また、商品の画
像も貼り付けるようにしても良い。次に、ステップS8
に示すように、その商品を標準の置き方をした場合のパ
ッケージサイズ、ディスプレイサイズ、ケースサイズに
おける、高さ、幅、奥行き、重さ等を順次入力してい
く。また、ステップS9に示すように、ディスプレイ、
ケースとした場合の入数を入力し、ディスプレイIT
F、ケースITFを入力する(ステップS10参照)。
なお、上記ITFは、ディスプレイ、ケースの場合のJ
ANコードを示す。
【0041】次に、ステップS11に示すように、この
商品のキーワードを例えば3つ入力する。例えば、この
商品(夏用防虫スプレー3種セット)であれば、キーワ
ード1として「防虫スプレー」、キーワード2として
「夏用」、キーワード3として「セット」を入力し、本
商品の特徴となる、検索されやすいキーワードを入力す
る。キーワードを入力した後は、ステップS12に示す
ように、POPコメントを入力する。この商品では、例
えば、「3種類の大きさをセットした、お買得商品」の
如く入力する。さらに、ステップS14では、この商品
の商品コメントを入力する。例えば、「この商品はこの
メーカーの主力商品であり去年は2種類セットで好評だ
ったものに更に1種類を増やした商品です」の如く入力
する。
【0042】次に、ステップS14で、上述のように画
面に入力していったJANコード、文字、数値、キーワ
ード等に間違いがないかを確認し、間違いが無ければそ
の商品情報は確定したものとし、画面上の登録ボタンを
クリックして、その商品情報を登録する(ステップS1
5参照)。この場合、登録ボタンのクリックと同時にこ
のJANコードに対応した商品情報はインターネット5
を介してサーバ装置4のデータベース部43に格納され
る。そして、データベース部43は、無関係の他人によ
るデータの書き換えを防止するためにロックをかけ(ス
テップS16参照)、当事者以外の者が商品情報の変更
や更新等が出来ないようにしている。これは、メーカー
1が作成した商品情報は、正しいという前提にたってい
るからである。これらの図6に示す作業はインターネッ
ト5をつなぎながらでも出来、またまとめてダウンロー
ド、アップロードが可能になっている。
【0043】なお、メーカー1がサーバ装置4に登録し
ようとする商品毎に図6に示すフローにしたがって入力
することで、メーカー1が生産している全商品を登録す
ることができるようになっている。また、図6に示す作
業手順は、上述のメーカー1だけでなく、納入会社2側
も行なうことができ、入力した商品情報をサーバ装置4
側に登録可能となっている。しかし、納入会社2側の手
順はステップS1〜ステップS15までであり、ステッ
プS16に示すロックはされない。これは、納入会社2
はメーカー1と違って入力する商品情報は、自己の商品
ではないためミスが発生し易いという前提にたっている
からである。
【0044】次に、納入会社2側の動作について、図7
及び図11により説明する。図11は納入会社2側のパ
ソコンの表示部24の画面に表示させた状態を示し、メ
ーカー1が登録した商品情報の各種データを利用して、
納入会社2が販売会社3向け用の独自の商品情報を作成
するものである。先ず、納入会社2は画面上に図11に
示す「量販店別商品情報登録」の画面を表示させる。な
お、この画面は商品を売り込もうとする販売会社3(量
販店)向けに作成するものであるから、予め作成されて
いる販売会社3専用のフォーマットでも良く、また、他
の販売会社3でも同一のフォーマットで作成しても良い
ものである。
【0045】ステップS20で、量販店名(販売会社3
の名称)で検索し(例えば、四国ホームセンター本
社)、次に店名を検索する(例えば、徳島屋)。そし
て、その販売会社3に売り込もうとする商品のメーカ
ー、商品名を検索したり、若しくはJANコードを入力
する(ステップS21参照)。ここで、JANコード等
の入力中は、インターネット5を介してサーバ装置4と
接続されているので、JANコードを入力することで、
サーバ装置4から商品情報のデータが取り込まれて、図
9に示すように、メーカー名、コード分類、JANコー
ド、商品名が画面上に表示されることになる。次いで、
ステップS22に示すように、相手品番コードを入力す
る。さらに、その商品の原価、売価、仕入れ価格を入力
すると、値入率が自動的に計算されて表示されるように
なっている。
【0046】次に、ステップS24に示すように、発注
単位、発注点、初期陳列数、最小在庫等を入力し、さら
に、部門及び大分類、中分類、小分類等の分類を入力す
る(ステップS25参照)。さらに、ステップS26に
示すように、販売開始日、発注開始日、原価売価有効日
等を入力する。ステップS29では、自由設定区分とし
て運送区分、陳列区分等を入力し、また、ステップS3
0では自由設定コードとして、量販店のコードに応じた
コードを入力する。
【0047】納入会社2は、その商品情報を入力した後
に、間違いがないかを確認し、間違いがなければその商
品情報は確定したものとし(ステップS31参照)、画
面上の登録ボタンをクリックすることで、その入力した
データがサーバ装置4のデータベース部43登録され
ることになる(ステップS32参照)。なお、これらの
図7に示す作業はインターネット5をつなぎながらでも
出来、またまとめてダウンロード、アップロードが可能
になっている。そして、納入会社2が扱う商品毎に上記
と同様の操作をして、JANコードを基準として商品毎
に商品情報をサーバ装置4側に登録しておく。また、同
じ商品でも、販売会社3が異なる場合には、販売会社3
毎にそれぞれの商品の商品情報をサーバ装置4側に登録
しておく。
【0048】ところで、納入会社2と販売会社3との通
常の取引状態では、納入会社2は販売会社3の陳列棚の
状態を販売会社3と共有しているので、ある販売会社3
での陳列棚における各商品の陳列情報を予め納入会社2
が作成して、この陳列情報をサーバ装置4に格納してお
き、またこの陳列情報をサーバ装置4から取り出すこと
ができるようになっているので、販売会社3に便宜を図
ることができる。図12は陳列情報の作成、登録をする
際の納入会社2側の表示部24の画面を示しており、図
8はその場合のフローを示している。なお、この陳列情
報の作成、登録はもちろん販売会社3側でも行なうこと
ができるようになっている。よって、販売会社3側が変
更しても正確な陳列情報を納入会社2が最新のデータを
取り出せる特徴がある。
【0049】次に、陳列情報の作成、登録を図8及び図
12により説明する。先ず、パソコンの画面に陳列情報
の作成画面を表示させ、取引先コードを入力する(ステ
ップS40参照)。この取引先コードは、予め納入会社
2側のパソコンに入力しているので、取引先コードを入
力すると、そのコードに対応した店名が表示されること
になる。例えば、「大阪ホームセンター高槻店」の如く
である。次に、ステップS41に示すように識別名を例
えば、「実地陳列パターン」と入力する。そしてステッ
プS42でその商品のJANコードを入力すると、サー
バ装置4のデータベース部43からデータを取り込んで
メーカー名、商品名等が表示される。また、相手が定め
ている品番コードを入力する(ステップS43参照)。
【0050】次に、ステップS44に示すようにその商
品の置き方、例えば「正面置」を入力し、棚高さ、棚
幅、余裕率、棚番号、段番号等を順次入力していく(ス
テップS45〜ステップS49参照)。陳列しようとす
る棚、段に応じてそれぞれ商品の陳列情報を入力してい
くと、それらの陳列情報が図12の右下に示すように表
示され、それぞれの商品の陳列情報に間違いがない場合
には、登録ボタンをクリックすることで、インターネッ
ト5を介してサーバ装置4のデータベース部43に登録
されることになる。
【0051】これらの図8に示す作業はインターネット
5をつなぎながらでも出来、またまとめてダウンロー
ド、アップロードが可能になっている。また、ハンディ
ターミナルによる入力も可能としている。さらに、CS
V型式により入力、出力もできるようになっている。
【0052】ところで、本システムでは、特に商品毎の
商品情報を正確に一元管理すべくサーバ装置4側はJA
Nコードを基準として商品毎の商品情報をチェックし
て、その商品情報をより正確になるようにしている。図
9はかかる場合のフローを示しており、ステップS55
では、サーバ装置4の表示部14で図10に示すような
商品基本情報登録画面を呼び出し、その商品情報を入
力、登録したのがメーカー1か納入会社2かを判断し
(ステップS56)、商品情報を登録したのがメーカー
1であれば、その商品情報は正確な(正しい)ものとし
て、ステップS64に移行する。
【0053】ステップS56で商品情報の登録者が納入
会社2の場合は、その商品情報は間違いの可能性があり
として、一時的に登録する(ステップS57参照)。こ
れは、納入会社2はメーカーではないので、入力ミスが
あるとの前提をとっているからである。次に、サーバ装
置4側の管理者が商品情報の修正を行なって上書きを
し、サーバ装置4のデータベース部43に確認をとる
(ステップS58、59参照)。ステップS60で間違
いがない場合にはステップS64に進んで登録を行な
う。ステップS60で間違いが発見された場合には、メ
ーカーに問い合わせて(ステップS61参照)、内容の
確認を行ない、正しい情報に書き換えた後に、登録を行
なう(ステップS62〜64参照)。
【0054】これらの手順はサーバ装置4の管理者をそ
れぞれ商品毎に行ない、商品情報の間違いを修正してい
くことで、正確な商品情報を構築することができる。
【0055】上述のようにして図1に示す多数のメーカ
ー1、多数の納入会社2が商品情報をサーバ装置4に登
録しておき、これらの商品情報から各納入会社2は、取
引先の販売会社3に対して見積書を作成することにな
る。次に、図13及び図16により納入会社2が見積書
を作成する場合のフローについて説明する。納入会社2
のパソコンの表示部24に図16に示すような見積新規
入力画面を表示させ、販売会社3を特定し(ステップS
70参照)、その特定した販売会社3が指定している専
用の見積書のフォーマットをサーバ装置4のデータベー
ス部43からインターネット5を介して取り込む(ステ
ップS71参照)。もちろん専用の見積書、企画書が指
定されていない場合は、予め格納されている一般的な見
積書のフォーマットを利用することになる。
【0056】指定のフォーマットの画面に取引先の名前
(例えば、ホームセンター越前屋本部)を入力する。な
お、予め取引先登録しているので、ボタンをクリック
して表示される取引先名称をクリックするだけで良い。
次に、メーカー名、商品を検索したり、あるいはその商
品のJANコードを入力する(ステップS72参照)。
このメーカー名、商品、JANコードなどを入力する
と、サーバ装置4のデータベース部43から当該JAN
コードに対応した商品情報が取り込まれて所定の項目が
自動的に表示される。そのため、JANコードを入力す
ることで、間違いのない正確な商品情報を表示ないし記
帳することができる。
【0057】さらに、発行日を入力し(ステップS73
参照)、取引先側から見た納入会社2のコードや担当者
等を入力する。また、JANコードにより参考数値とし
て原価、売価、発注単位等がサーバ装置4のデータベー
ス部43からインターネット5を介して自動的に入力さ
れる。そして、間違いがない場合には登録ボタンをクリ
ックして、登録を行なう(ステップS74参照)。この
登録はサーバ装置4のデータベース部43に登録され
る。また、登録の時点で所定の販売会社3に作成した見
積書をE−メイルなどの手段で伝送するようにしてい
る。さらに、見積書を登録した際に、確認用としてプリ
ンタ(出力部27)によりプリントアウトして手元に保
管するようにしても良い。
【0058】上記の見積書の作成は、特定の販売会社3
に対して指定されたフォーマットに入力していくもので
あり、各商品毎に見積書を作成し、サーバ装置4側に登
録する。サーバ装置4のデータベース部43に登録され
た見積書、企画書等は、販売会社3、納入会社2側から
インターネット5によるE−メイルを介して上述のよう
に取り込むことができ、販売会社3では、取り込んだ見
積書を見ることができる。また、異なる販売会社3に対
しては、該販売会社3が指定する見積書の表示画面にメ
ーカー名、商品で検索したり、JANコード等を入力す
ることで、上述のように見積書を作成、登録、伝送を行
なうことができる。
【0059】次に、販売会社3側からの見積書の採用、
不採用等のフローについて図14及び図17により説明
する。販売会社3側では、表示部34に図17に示すよ
うな見積承認画面を呼び出し(ステップS80参照)、
特定の納入会社2のコード(ベンダーコード)を入力
し、購入しようとしている商品のJANコードを入力す
ると(ステップS81参照)、JANコードに対応した
見積書の商品情報がサーバ装置4のデータベース部43
からインターネット5を介して取り込まれ、あるいはE
−メイルを受信することで、図17に示すように商品ア
イテムの欄にそれぞれ所定の事項が自動的に表示される
ことになる。そして、販売会社3の商品購入担当者が見
積書の内容を検討し、当該商品を採用するか否かを決定
する(ステップS83、84参照)。商品を採用する場
合にはステップS86に移行して採用ボタン51をクリ
ックする。そうすると、その採用決定がインターネット
5(E−メイル)を介して即座に納入会社2側に伝送さ
れ、販売会社3の担当者が決定した時点で納入会社2は
それを知ることができる。
【0060】また、不採用の場合はステップS85へ、
保留の場合はステップS87に移行し、それぞれ不採用
ボタン52、保留ボタン53をクリックすることで、先
と同様のその状態がインターネット5を介して即座に納
入会社2側に伝送するようになっている。
【0061】次に、商品の採用通知後の納入会社2側の
フローについて図15及び図18を用いて説明する。納
入会社2側では販売会社3から所定の商品の購入採用の
通知があると(ステップS90参照)、従来と同様にそ
の商品に対応した販売会社3指定の商品登録マスタ用紙
に商品情報を記帳する必要がある。本発明では各販売会
社3が指定する商品登録マスタ用紙を予め作成してサー
バ装置4のデータベース部43に登録しているため、納
入会社2が即時に指定の商品登録マスタ用紙を提供でき
るようにしている。
【0062】そこで、ステップS91に示すように、当
該販売会社3を検索して決定済みの商品登録マスタ用紙
画面をインターネット5を介してサーバ装置4のデータ
ベース部43から呼び出し、図18に示すような商品登
録マスタ用紙の画面を表示させる。図18において、中
央部分の破線で囲んだ部分が販売会社3毎に異なる専用
項目の欄である。JANコードを入力すると、その商品
情報が所定の欄にそれぞれ自動的に取り込まれる。ま
た、販売会社3専用の項目は、販売会社3毎に異なるの
で、それぞれ専用の商品登録マスタ用紙のフォーマット
を予めサーバ装置4のデータベース部43に格納してあ
る。なお、販売会社3毎の商品登録マスタ用紙のフォー
マットは、サーバ装置4を管理している側が予め作成す
るものであり、商品登録マスタ用紙が変更されたり、新
規に販売会社3が加入した場合は、その都度、サーバ装
置4を管理している管理会社が商品登録マスタ用紙のフ
ォーマットを変更や新規の作成を行なうようになってい
る。
【0063】納入会社2は、商品登録マスタ用紙出力の
画面上で取り扱いが決定されたものを選択し、一気に全
ての商品情報は自動的に商品登録マスタ用紙に入力され
る。そして、新規出力ボタンを押すだけであり、その後
は登録、印刷される(ステップS92、93参照)。図
18に示すような商品登録マスタ用紙の登録は、インタ
ーネット5を介してサーバ装置4のデータベース部43
に格納される。また、画面上で確定した商品登録マスタ
用紙を販売会社3にインターネット5を介して伝送する
ようにしており、販売会社3側では納入会社2側から即
座に自己の専用の商品登録マスタ用紙を入手でき、また
同時にプリントアウトも行なうことができる。したがっ
て、販売会社3側のホストコンピュータに商品登録マス
タ用紙に商品情報を入力する際に、納入会社2側が作成
した商品登録マスタ用紙を用いることができるので、従
来のようにいちいち商品登録マスタ用紙に商品情報を記
帳する必要がなく、記帳ミスをなくすことができる。し
かも、商品の種類が増大しても記帳等の事務処理に要す
る作業時間を大幅に少なくすることができる。
【0064】図19及び図20は、ある販売会社Aと納
入会社Aとの場合の例を示しており、納入会社Aはサー
バ装置4から商品の基本情報aをインターネット5を介
して入手し(ステップS100参照)、また、当該商品
の基本情報(商品情報)がない場合は自社で作成、登録
作業を行ない、これらをサーバ装置4に格納することに
なる。商品の基本情報aを入手した納入会社Aは、ステ
ップS101に示すように、この基本情報aに販売会社
Aの個別情報を付加して見積書を作成する。例えば、1
2品目に対して見積書をそれぞれ12通作成する。そし
て、その見積書をインターネット5を介して販売会社A
へE−メイルで伝送する。なお、図21は入力前の見積
書の例を示している。
【0065】ステップS102に示すように、販売会社
Aは見積書を入手し、その商品の取り扱いを決定し、例
えば、12品目のうち、10品目を採用し、2品目を不
採用とする。その見積書の採用有無の決定をE−メイル
により納入会社Aへ送信する。納入会社A側では、ステ
ップS103に示すように、販売会社Aからの内容を確
認し、採用された10品目がそれぞれ商品登録マスタ用
紙に一気にワンタッチで出力されることになる。納入会
社A側の商品登録マスタ用紙への操作は同時に販売会社
Aへ伝送され、販売会社A側でも納入会社Aと同様に1
0品目の商品登録マスタ用紙を入手でき、その後、10
品目の登録コードを納入会社Aへ連絡する(ステップS
104参照)。販売会社AはステップS106に示すよ
うに、10品目の商品登録マスタ用紙を自社のホストコ
ンピュータに入力することで、作業が完了する。販売会
社A側では、納入会社Aから送信されてきた商品登録マ
スタ用紙データをそのまま利用、ホストコンピュータへ
の入力を行なうので、記帳ミスは発生しない。
【0066】一方、納入会社Aが、ステップS105に
示すように、販売会社Aから送られてきたコードを元に
相手先コードを登録し、自社のホストコンピュータに入
力して作業が完了する。
【0067】本発明のシステムでは、上記の内容に図2
0に示すような内容を付加している。ポップ(POP)
やプライスカードも納入会社A側で画面上で作成してお
き、それらを上記と同様にインターネット5を介して販
売会社Aへ伝送し、販売会社Aではそれをプリントアウ
トするだけで、ポップやプライスカードとして利用でき
るようにしている。また、図22に示すような商品陳列
情報も納入会社A側が作成して販売会社Aへ伝送し、販
売会社A側はこの商品陳列情報を納入会社Aと相互に利
用を図るようにしている。さらに、図20に示すよう
に、商品情報変更表D、ポップ申請用紙E、廃番連絡
F、廃番商品取扱店舗一覧票G、商品の画像Hも納入会
社A側で入力、作成し、これらをインターネット5を介
して販売会社Aへ伝送し、販売会社A側は、上述の商品
陳列情報C、廃番連絡F、廃番商品取扱店舗一覧票Gを
納入会社Aとで相互利用を図るようにしている。また、
販売会社A側はオーダーブックIを独自に作成してい
る。
【0068】図23は商品情報変更票の例を示してお
り、ある商品の情報が変更された場合には、これらの情
報を入力して、例えば、値段の変更などを販売会社Aへ
知らせるようにしている。図24はポップ申請用紙を示
し、商品名、規格、色、サイズ、ポップコメント、値段
などを商品毎に入力して作成し、このポップ申請用紙か
らポップを作成できるようにしている。図25は廃番連
絡票の例を示しており、メーカー1側からであれば、商
品の製造中止の場合であり、納入会社2側ではメーカー
1から製造中止の連絡を受けた場合や当該販売会社3が
その商品の取扱を中止する場合など、販売会社3へ通知
を行なうものである。また、図26は量販店別商品単価
一覧の例を示し、この場合は納入会社2側のみとなる。
これは、販売会社3により納入する値段が異なるからで
あり、納入会社2での便宜を図っている。
【0069】このように本発明のシステムでは、多数の
メーカー1がそれぞれJANコードを基準として商品情
報をサーバ装置4側に登録し、これら登録されている商
品毎のJANコードを元に納入会社2が独自の商品情報
を付加したり、見積書、企画書を作成する場合でも、J
ANコードを入力して登録されているデータ(商品情
報)を利用しているため、商品情報に関しての間違い、
記帳ミスを無くすことができる。また、サーバ装置4側
でも納入会社2側が登録した商品情報の間違いの有無の
チェックを定期的に行ない、もし、間違いが見つかった
場合には、訂正して登録しているので、間違いのない正
確な商品情報を納入会社2、販売会社3等に提供するこ
とができるものである。
【0070】また、納入会社2側の見積書を見た販売会
社3側も、採用の有無の決定をインターネット5を介し
て即座に納入会社2側に伝送しているので、納入会社2
はその後の処理にスムーズに対応することができる。さ
らに商品購入が決定されると直ぐに商品登録マスタ用紙
もその販売会社3の専用のものを用いて商品情報が自動
的に入力でされるので、商品情報の商品登録マスタ用紙
への記帳ミスを無くすことができる。
【0071】特に、今までは商品毎に商品登録マスタ用
紙に商品情報を記帳しており、また販売会社3が異なる
とその販売会社3専用の商品登録マスタ用紙に記帳して
いたのが、販売会社3専用の商品登録マスタ用紙をサー
バ装置4から読み込んでJANコードを入力するだけで
一般的な商品情報は自動的に入力され、また、商品の種
類が増加しても、自動的に商品登録マスタ用紙を出力で
きる。そのため、これらの事務処理に膨大な時間を費や
していた従来と比べて、かかる事務処理に要する時間を
大幅に少なくすることができるものである。
【0072】また、かかるシステムに加入することで、
例えば、少ない会費でかかる流通業界情報交換相互支援
システムに参加できるものであり、小規模な納入会社2
であっても、大企業の納入会社2に対しての格差はなく
なるものであり、ビジネスチャンスは大企業と同等に得
ることができる。また、サーバ装置4側の管理会社とし
ても、システムへの参加の会費も小額とすることで、多
くのメーカー1、納入会社2が参加し易くなって多くの
企業が参加することになる。そのため、メーカー1、納
入会社2、サーバ装置4側も共に経済的な利益を享受す
ることができるものである。
【0073】
【発明の効果】本発明の流通業界情報交換相互支援シス
テムによれば、商品に対応したJANコードを元にして
商品情報をインターネットなどの通信回線を介してデー
タベースに予め登録して商品情報の間違いを無くし、間
違いのない見積書を自動的に迅速に作成できるように
し、また、商品が採用された時点で小売店、量販店など
の専用のフォーマットであらゆる商品情報を利用した帳
票に商品情報を自動的に記帳して出力することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシステム全体の概略構成
図である。
【図2】本発明の実施の形態のサーバ装置側の概略ブロ
ック図である。
【図3】本発明の実施の形態のメーカー側の概略ブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施の形態の納入会社側の概略ブロッ
ク図である。
【図5】本発明の実施の形態の販売会社側の概略ブロッ
ク図である。
【図6】本発明の実施の形態のメーカー側の商品情報を
入力、登録する際のフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態の納入会社側の商品情報を
入力、登録する際のフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態の納入会社側が販売会社側
の陳列情報を入力、登録する際のフローチャートであ
る。
【図9】本発明の実施の形態のサーバ装置側が商品情報
のチェックを行なう際のフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態のメーカー側の商品基本
情報登録の際の表示画面を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態の納入会社側の量販店別
商品情報登録の際の表示画面を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態の納入会社側の陳列情報
登録の際の表示画面を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態の納入会社側が見積書を
作成する場合のフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態の販売会社側が見積書の
採用の有無を決定する場合のフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態の商品の採用後の納入会
社側における商品登録マスタ用紙を作成する場合のフロ
ーチャートである。
【図16】本発明の実施の形態の納入会社側の見積新規
入力画面を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態の販売会社側の見積承認
入力画面を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態の採用後の商品登録マス
タ用紙を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態の本システムの利用例を
示すフローチャートである。
【図20】本発明の実施の形態の本システムの利用例を
示すフローチャートである。
【図21】本発明の実施の形態の見積書、企画書の一例
を示す図である。
【図22】本発明の実施の形態の陳列情報の一例を示す
図である。
【図23】本発明の実施の形態の商品情報変更票の一例
を示す図である。
【図24】本発明の実施の形態のポップ申請用紙の一例
を示す図である。
【図25】本発明の実施の形態の廃番連絡票の一例を示
す図である。
【図26】本発明の実施の形態の量販店別商品単価一覧
の一例を示す図である。
【図27】従来例の商品の販売計画から採用までの流れ
を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 メーカー 2 納入会社 3 販売会社 4 サーバ装置 5 インターネット 43 データベース部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品のJANコードの企業コードを保有す
    る多数のメーカー(1)と、メーカー(1)から商品を
    仕入れる多数の納入会社(2)と、納入会社(2)から
    の商品を購入して販売する小売店や量販店などの多数の
    販売会社(3)と、商品に付随している商品情報を一元
    管理するサーバ装置(4)とがインターネット(5)な
    どの通信回線を介してそれぞれ接続され、 各メーカー(1)や納入会社(2)は自己の商品毎に詳
    細な商品情報をJANコードを元に正確に入力してい
    き、これらの商品情報をJANコードを基準にして通信
    回線を介してサーバ装置(4)のデータベース部(4
    3)にそれぞれ登録し、 納入会社(2)は商品に対応したJANコードの入力
    や、メーカー名、商品名などでの検索によりサーバ装置
    (4)から商品情報を取り込み、自己と販売会社(3)
    の独自のデータを付加した商品情報を商品毎に通信回線
    を介してサーバ装置(4)のデータベース部(43)に
    それぞれ登録し、 販売会社(3)は所望の納入会社(2)別に納入会社
    (2)が作成した商品情報を通信回線を介して入手でき
    るようにしていることを特徴とする流通業界情報交換相
    互支援システム。
  2. 【請求項2】納入会社(2)はサーバ装置(4)からJ
    ANコードを入力したり、メーカー名や商品名で検索し
    て商品の商品情報を通信回線を介して入手して見積書を
    作成し、作成した見積書を通信回線を介して販売会社
    (3)側に伝送するようにしていることを特徴とする請
    求項1記載の流通業界情報交換相互支援システム。
  3. 【請求項3】上記見積書は各販売会社(3)指定のフォ
    ーマットを予めサーバ装置(4)が作成しておき、納入
    会社(2)は販売会社(3)毎の指定された見積書のフ
    ォーマットをサーバ装置(4)から取り込んで見積書を
    作成していることを特徴とする請求項2記載の流通業界
    情報交換相互支援システム。
  4. 【請求項4】販売会社(3)は入手した見積書における
    商品の採用の有無を決定し、その採用の有無は通信回線
    を介して即座に納入会社(2)側に伝送していることを
    特徴とする請求項2または請求項3記載の流通業界情報
    交換相互支援システム。
  5. 【請求項5】販売会社(3)から商品採用の通知を受け
    た納入会社(2)は、該販売会社(3)に提供する指定
    の商品登録マスタ用紙にサーバ装置(4)からJANコ
    ードを元にした商品情報を販売会社(3)が必要とする
    情報のみを選択して自動的に入力し、商品情報を入力し
    た商品登録マスタ用紙を通信回線を介して販売会社
    (3)側に伝送したり、販売会社(3)及び納入会社
    (2)の双方でプリントアウトしていることを特徴とす
    る請求項2〜請求項4にいずれか記載の流通業界情報交
    換相互支援システム。
  6. 【請求項6】商品登録マスタ用紙は、各販売会社(3)
    が指定する商品登録マスタ用紙であり、この商品登録マ
    スタ用紙はサーバ装置(4)側が予め作成して登録して
    いることを特徴とする請求項5記載の流通業界情報交換
    相互支援システム。
  7. 【請求項7】納入会社(2)からの商品登録マスタ用紙
    は、自己のコンピュータにそのままデータとして取り込
    み可能としていることを特徴とする請求項5記載の流通
    業界情報交換相互支援システム。
  8. 【請求項8】販売会社(3)での商品の陳列情報を、当
    該販売会社(3)、納入会社(2)の少なくとも一方が
    作成し、これらの陳列情報を販売会社(3)と納入会社
    (2)が共有し、陳列情報の最新データを販売会社
    (3)と納入会社(2)が交換するようにしていること
    を特徴とする請求項1記載の流通業界情報交換相互支援
    システム。
  9. 【請求項9】納入会社(2)側が販売会社(3)で使用
    するポップ、プライスカードの少なくとも一方を作成し
    て、このポップ、プライスカードを販売会社(3)へ伝
    送し、プリントアウトするようにしていることを特徴と
    する請求項1記載の流通業界情報交換相互支援システ
    ム。
JP2000167196A 2000-06-05 2000-06-05 流通業界情報交換相互支援システム Pending JP2001344324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167196A JP2001344324A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 流通業界情報交換相互支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167196A JP2001344324A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 流通業界情報交換相互支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001344324A true JP2001344324A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18670383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000167196A Pending JP2001344324A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 流通業界情報交換相互支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001344324A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007011254A1 (fr) * 2005-06-21 2007-01-25 Mikhail Mikhailovich Skobelev Procede de controle de l'authenticite et du deplacement de produits alcoolises (variantes) et systeme permettant de mettre en oeuvre des procedes
JP2011503694A (ja) * 2007-11-02 2011-01-27 イーベイ ジーマーケット シーオー.エルティーディー. 付加注文書式を用いてオンラインオープンマーケットで商品取引の多様性をサポートする電子商取引方法及びシステム
JP2014241017A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 株式会社日立システムズ フロント業務システムおよびフロント業務プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007011254A1 (fr) * 2005-06-21 2007-01-25 Mikhail Mikhailovich Skobelev Procede de controle de l'authenticite et du deplacement de produits alcoolises (variantes) et systeme permettant de mettre en oeuvre des procedes
EA011785B1 (ru) * 2005-06-21 2009-06-30 Михаил Михайлович СКОБЕЛЕВ Способ контроля подлинности и перемещения алкогольной продукции (варианты) и система для осуществления способов
JP2011503694A (ja) * 2007-11-02 2011-01-27 イーベイ ジーマーケット シーオー.エルティーディー. 付加注文書式を用いてオンラインオープンマーケットで商品取引の多様性をサポートする電子商取引方法及びシステム
JP2014241017A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 株式会社日立システムズ フロント業務システムおよびフロント業務プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7979313B1 (en) Parts usage comparison system and methods
JP2002203153A (ja) オーダーメイド商品の販売システム、オーダーメイド商品の販売方法、オーダーメイド商品の販売に用いられるサーバ、および、記録媒体
US20040143516A1 (en) System for allowing vendors to manage product information in a database system
JP3535033B2 (ja) ギフトシステム
US20030004816A1 (en) User-specific method of selling products, computer program product, and system for performing the same
WO2003044708A1 (fr) Systeme a reseau
JP2001265853A (ja) 関連商品推奨システム及び方法
JP2003203274A (ja) 領収書発行方法および領収書発行プログラム
JP4677673B2 (ja) 電子商店管理システム
JP2002203152A (ja) 電子商店管理システム、電子商店管理方法、及び記録媒体
JP2001344324A (ja) 流通業界情報交換相互支援システム
JP2004280610A (ja) 受発注支援システム、管理サーバおよび受発注支援プログラム
JP5130141B2 (ja) 匿名配送管理システム
JP2003242337A (ja) 商品流通動向管理システムおよび商品流通動向管理装置ならびに商品流通動向管理方法
JP2002170000A (ja) 製品受注方法及び製品受注システム
JP6797444B1 (ja) 中古車部品のオークションシステムとそのプログラム
JP2004078462A (ja) 商品選定装置及び商品選定方法
JP2000331110A (ja) 薬品備蓄/余剰情報検索システム
JP2005078421A (ja) 商品取引管理装置およびこれに用いるプログラム
JP2001265852A (ja) 商品推奨システム及び方法
CN109102379B (zh) 对账装置、对账服务器及对账系统
JP2003288510A (ja) 従属商品の選択支援装置及び方法
KR20000072649A (ko) 인터넷을 이용한 공동구매/배송 장치 및 방법
JP2017130149A (ja) 支援装置、システム、支援方法、および、プログラム
JP4426599B2 (ja) 金融商品売買発注装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021210