JP2014241017A

JP2014241017A - フロント業務システムおよびフロント業務プログラム

Info

Publication number: JP2014241017A
Application number: JP2013122636A
Authority: JP
Inventors: 輝之後藤; Teruyuki Goto; 新田　秀一; Shuichi Nitta; 秀一新田; 中野　宏昭; Hiroaki Nakano; 宏昭中野
Original assignee: Hitachi Systems Ltd
Current assignee: Hitachi Systems Ltd
Priority date: 2013-06-11
Filing date: 2013-06-11
Publication date: 2014-12-25

Abstract

【課題】ＰＯＳ端末での処理を省くフロント業務システムおよびフロント業務プログラムを提供する。【解決手段】基幹システムとのインタフェースと、基幹システムから取得したデータを記憶するデータベースと、データベースに記憶されたデータを利用して顧客に情報を提供し、販売情報を接続されたＰＯＳに送信するタブレット端末とを含んで構成されるフロント業務システムであって、タブレット端末は、商品の在庫状況を照会する在庫照会部と、標準的な売価を照会する売価照会部と、売上を登録し、ＰＯＳ端末に展開する売上登録部とを含むフロント業務システムにより、達成できる。【選択図】図１

Description

本発明は、フロント業務システムおよびフロント業務プログラムに係り、特にＰＯＳ端末での商品コード、数量、割引等の入力処理を省くフロント業務システムおよびフロント業務プログラムに関する。

特許文献１は、注文管理装置に通信可能な親局と、親局に通信可能に設けられ、顧客からのオーダーを一時的に登録し、オーダーを親局を介して注文管理装置等に伝送するハンディ端末と、端末がセットされたときに端末のバッテリーを充電する充電器と、を備えた無線オーダーシステムを開示する。無線オーダーシステムの充電器は、注文管理装置に通信可能に設けられている。無線オーダーシステムの端末は、充電器にセットされると、親局へのオーダーの伝送が未完了の場合には、オーダーを充電器を介して注文管理装置に伝送する。これによって、ハンディ端末と注文管理装置との安定した通信環境を実現することができ、通信障害が生じた場合にも、店員の手間を減らすことができ、且つオーダーの受理の遅れを抑制する効果がある。

特開２００３−２９６１５９号公報

しかし、特許文献１の端末は、飲食店の店員の操作を受け付けるのみで、顧客に対する商品説明に用いる端末ではない。また、特許文献１が開示する技術は、顧客への飲食サービスに特化していて、商品の販売を考慮していない。

小売接客において、近年タブレット端末を用いた商談が盛んに成されている。しかし、タブレット端末の利用は、買い物かご入力（商品コード、数量、割引等の入力）までであり、ＰＯＳ端末での再入力が必要であった。

本願発明は、そのような状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、ＰＯＳ端末での商品コード、数量、割引等の入力処理を省くフロント業務システムおよびフロント業務プログラムを提供することにある。

上述した課題は、基幹システムとのインタフェースと、基幹システムから取得したデータを記憶するデータベースと、データベースに記憶されたデータを利用して顧客に情報を提供し、販売情報を接続されたＰＯＳに送信するタブレット端末とを含んで構成されるフロント業務システムであって、タブレット端末は、商品の在庫状況を照会する在庫照会部と、標準的な売価を照会する売価照会部と、売上を登録し、ＰＯＳ端末に展開する売上登録部とを含むフロント業務システムにより、達成できる。

また、コンピュータを、商品の在庫状況を照会する在庫照会部、標準的な売価を照会する売価照会部、売上を登録し、ＰＯＳ端末に展開する売上登録部として機能させるフロント業務プログラムより、達成できる。

本発明によれば、ＰＯＳ端末での商品コード、数量、割引等の入力処理を省く小売業フロント業務システムおよびフロント業務プログラムを提供できる。

販売管理システムのブロック図である。基幹システムのブロック図である。タブレット端末のハードウェアブロック図である。タブレット端末のＧＵＩ（Graphical User Interface）画面である。ＰＯＳ端末のＧＵＩ画面である。タブレット端末、基幹システム、ＰＯＳ間の処理シーケンス図である。

以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図１を参照して、販売管理システムの構成を説明する。図１において、販売管理システム５００は、基幹システム３００と、小売業接客フロント業務システム２００と、ＰＯＳ（Point Of Sale）端末４００とから構成されている。なお、図示を省いたがＰＯＳ端末４００は、基幹システム３００とも接続されている。

小売業接客フロント業務システム２００は、ＡＰＩ（Application Program Interface）２２０と、ＤＢ２１０と、タブレット端末１００とから構成されている。タブレット端末１００は、在庫照会部１１０と、売価照会部１２０と、納期照会部１３０と、商品照会部１４０と、購買履歴調査部１５０と、入金履歴照会部１６０と、売上登録部１７０と、棚卸登録部１８０と、ＰＯＳ端末展開部１９０と、から構成されている。ＰＯＳ端末４００は、入金登録部４１０を含んでいる。

ＡＰＩ２２０は、基幹システム３００とのインタフェースである。ＤＢ２１０は、基幹システム３００から取得したマスタデータを一時保管する。タブレット端末１００は、接客に対応して、情報を表示する。タブレット端末１００は、また、販売員の操作入力を受け付ける。在庫照会部１１０は、商品の在庫状況（自店舗および他店舗）をリアルタイムで照会する。売価照会部１２０は、標準的な売価および特価情報を照会する。納期照会部１３０は、注文した場合の標準的な納期を照会する。商品照会部１４０は、バーコードで選択した商品の各種情報（色違い他）を照会する。購買履歴調査部１５０は、顧客の購買履歴と、購買傾向（種類、色他）を照会する。入金履歴照会部１６０は、顧客の過去の取引の入金情報を照会する。売上登録部１７０は、売上を登録する。ＰＯＳ端末展開部１９０は、総売り上げをＰＯＳ端末４００に展開する。棚卸登録部１８０は、棚卸リストを表示し、登録する。入金登録部４１０は、入金を受け付けると基幹システム３００に入金を登録する。

なお、タブレット端末１００を顧客説明端末、ＰＯＳ端末４００を入金処理端末と呼ぶことがある。タブレット端末１００は、他の処理部（具体的には、見積作成部、顧客情報更新部等）を含んでもよい。その場合、見積作成部は、選択した商品の合計額から値引きの提案に利用する。顧客情報更新部は、商品配送先等を管理する。タブレット端末１００は、ＤＢ２１０を内部に含んでもよい。

図２を参照して、基幹システムの構成を説明する。図２において、基幹システム３００は、販売管理部３１０と、配送管理部３２０と、在庫管理部３３０と、入出金管理部３４０と、インタフェース３５０と、内部通信線３６０とから構成されている。基幹システム３００は、タブレット端末１００と、ＰＯＳ端末４００と、財務会計システム６００と、ＢＩ（Business Intelligence）ツール７００と接続されている。財務会計システム６００は、企業会計のうち、企業の外部関係者に公開する財務会計に関するデータを主に扱い、その報告書である財務諸表を作成するシステムである。ＢＩツール７００は、エンドユーザ自身が、独自の視点でデータを分析するツールである。

販売管理部３１０は、販売を管理する。配送管理部３２０は、配送を管理する。在庫管理部３３０は、在庫を管理する。入出金管理部３４０は、入出金を管理する。インタフェース３５０は、タブレット端末１００およびＰＯＳ端末４００を接続する。内部通信線３６０は、基幹システム３００の各管理部とインタフェース３５０とを接続する。

基幹システム３００は、タブレット端末１００とＰＯＳ端末４００とにマスタ情報を送信する。タブレット端末１００は、基幹システム３００に販売データを送信する。ＰＯＳ端末４００は、基幹システム３００に入金データを送信する。なお、基幹システム３００に接続されたタブレット端末１００およびＰＯＳ端末４００は、複数でもよい。また、接続形態には、有線接続と無線接続とがある。

図３を参照して、タブレット端末１００のハードウェア構成を説明する。なお、基幹システム３００およびＰＯＳ端末４００のハードウェア構成は、既知の通りである。

図３において、タブレット端末１００は、中央演算装置（ＣＰＵ）１０５と、メモリ１１５と、記憶装置１２５と、Ｉ／Ｏ１３５と、入力装置１４５と、出力装置１５５と、ネットワークインタフェースカード（ＮＩＣ）１６５と、内部通信線１７５とから構成されている。

ＣＰＵ１０５は、メモリ１１５上のプログラムを実行する。メモリ１１５は、プログラムおよびパラメータ等を記憶する。記憶装置１２５は、プログラムをメモリ１１５に展開する。Ｉ／Ｏ１３５は、入出力インタフェースである。入力装置１４５は、キーボード、マウス、バーコードリーダ、タッチパネル等である。出力装置１５５は、表示装置（タッチパネル）、プリンタ等である。ネットワークインタフェースカード（ＮＩＣ）１６５は、ネットワークとのインタフェースである。内部通信線１７５は、タブレット端末１００の各部を接続する。

図４を参照して、タブレット端末の表示画面を説明する。図４において、タブレット端末１００の表示画面１９０は、見積登録として、見積番号Ｍ１２３と、商品名と価格、合計額を表示する。また、表示画面１９０は、配送登録として、お客様情報とお届け先を表示する。

図５を参照して、ＰＯＳの表示画面を説明する。図５において、ＰＯＳ４００の表示画面４９０は、タブレット端末１００から送信されたタブレット売上情報として、商品名と価格を表示する。また、表示画面４９０は、入金額を表示する。なお、合計額と入金額との差は、配達時の支払いである。

図６を参照して、タブレット端末、基幹システム、ＰＯＳ間の処理を説明する。図６において、タブレット端末１００は、顧客ＩＤを受け付ける（Ｓ５１）。タブレット端末１００は、基幹システム３００に顧客ＩＤを送信する（Ｓ５２）。基幹システム３００は、タブレット端末１００に顧客情報を送信する（Ｓ５３）。タブレット端末１００は、顧客情報を表示する（Ｓ５４）。タブレット端末１００は、ＪＡＮ（Japanese Article Number）コードを受け付ける（Ｓ５６）。タブレット端末１００は、基幹システム３００に商品情報を問い合わせる（Ｓ５７）。基幹システム３００は、タブレット端末１００に商品情報を応答する（Ｓ５８）。タブレット端末１００は、商品選択を受け付ける（Ｓ５９）。タブレット端末１００は、見積もりを表示する（Ｓ６１）。タブレット端末１００は、確定処理を受け付ける（Ｓ６３）。タブレット端末１００は、基幹システム３００に顧客データの更新を連絡する（Ｓ６４）。基幹システム３００は、顧客データを更新する（Ｓ６６）。タブレット端末１００は、ＰＯＳ端末４００に販売データを送信する（Ｓ６７）。ＰＯＳ端末４００は、ＰＯＳ清算処理を実行する（Ｓ６８）。タブレット端末１００は、基幹システム３００に販売データを送信する（Ｓ６９）。基幹システム３００は、販売管理データ、配送データ、棚卸データおよび会計処理データを更新する（Ｓ７１）。

本実施例に依れば、ＰＯＳ端末での商品コード、数量、割引等の入力処理を省く小売業フロント業務システムおよびフロント業務プログラムを提供できる。

１００…タブレット端末、１０５…中央演算装置（ＣＰＵ）、１１０…在庫照会部、１１５…メモリ、１２０…売価照会部、１２５…記憶装置、１３０…納期照会部、１３５…Ｉ／Ｏ、１４０…商品照会部、１４５…入力装置、１５０…購買履歴調査部、１５５…出力装置、１６０…入金履歴照会部、１６５…ネットワークインタフェースカード（ＮＩＣ）、１７０…売上登録部、１７５…内部通信線、１８０…棚卸登録部、２００…小売業フロント業務システム、２１０…ＤＢ（DataBase）、２２０…ＡＰＩ（Application Program Interface）、３００…基幹システム、３１０…販売管理部、３２０…配送管理部、３３０…在庫管理部、３４０…入出金管理部、３５０…インタフェース、３６０…内部通信線、４００…ＰＯＳ端末、５００…販売管理システム、６００…財務会計システム、７００…ＢＩ（Business Intelligence）ツール。

Claims

基幹システムとのインタフェースと、前記基幹システムから取得したデータを記憶するデータベースと、前記データベースに記憶されたデータを利用して顧客に情報を提供し、販売情報を接続されたＰＯＳに送信するタブレット端末とを含んで構成されるフロント業務システムであって、
前記タブレット端末は、商品の在庫状況を照会する在庫照会部と、標準的な売価を照会する売価照会部と、売上を登録し、前記ＰＯＳ端末に展開する売上登録部とを含むことを特徴とするフロント業務システム。
請求項１に記載のフロント業務フロント業務システムであって、
前記タブレット端末は、さらに、顧客の購買履歴を照会する購買履歴調査部を含むことを特徴とするフロント業務システム。
請求項１または請求項２に記載のフロント業務フロント業務システムであって、
前記データベースは、前記タブレット端末に内蔵されていることを特徴とするフロント業務システム。
コンピュータを、
商品の在庫状況を照会する在庫照会部、
標準的な売価を照会する売価照会部、
売上を登録し、前記ＰＯＳ端末に展開する売上登録部
として機能させるフロント業務プログラム。