JP2011138285A - 商品販売処理システムおよび商品販売処理システム用中継装置 - Google Patents

商品販売処理システムおよび商品販売処理システム用中継装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ハンディターミナルに記憶されている商品コードを正しくPOSレジスタに送信することができる商品販売処理システムおよび商品販売処理システム用中継装置を提供する。
【解決手段】POS端末側に、携帯型端末と無線通信を行う第1の無線通信部と、第1の無線通信部の通信アドレスを機械的に読み取り可能として備えた通信アドレス記録体と、を備え、携帯型端末は、通信アドレス記録体から通信アドレスを読み取る通信アドレス読み取り部と、読み取った通信アドレス先に、読み取った商品コードを送信する第2の無線通信部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、小売店で使用され、来店客自身が買い上げ商品の登録を行うための商品販売処理システムに係り、特に、一旦所定の端末で商品コードを読み取り、読み取った商品コードを、目的とする商品販売処理端末を指定して送信することによって商品の登録を行う商品販売処理システムおよび商品販売処理システム用中継装置に関する。
スーパーマーケット等の小売店において、来店客自身が携帯することができる携帯型端末を用いて、商品に貼付されたバーコードなどの商品コードを読み取ることによって、商品の精算時における混雑の防止や小売店の負担の軽減を図ったセルフスキャニングシステムと呼ばれる商品販売処理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1によれば、まず、客が携帯型端末(以下、「ハンディターミナル」という)を持って商品陳列棚に行き、ハンディターミナルに備えたバーコードスキャナによって、買い上げる商品のバーコードを読み取る。これにより、ハンディターミナル内に商品コードが記憶される。そして、客は、買い上げる商品を持って、精算を行うPOS(Point of Sales)端末(以下、「POSレジスタ」という)のところに行き、ハンディターミナルをPOSレジスタに接続されているクレードルにセットする。これにより、ハンディターミナルの接続端子とクレードルの接続端子とが接触する。その後、ハンディターミナル内に記憶された商品コードをPOSレジスタに送信することによって、客が買い上げる商品がPOSレジスタに登録され、POSレジスタは、登録された商品を精算するための処理を行う。このように、従来、小売店の店員がバーコードスキャナを用いて商品コードをPOSレジスタに登録していた作業を、来店客がバーコードスキャナを用いて商品コードを登録することによって行うことができ、小売店の店員の負担を軽減することができる。
特開2008−139987号公報
特許文献1のように、ハンディターミナルをクレードルにセットする方法では、ハンディターミナル内に記憶された商品コードを、クレードルを介してPOSレジスタに送信している間に、店員または客が誤ってハンディターミナルをクレードルから抜いてしまった場合に、商品コードの通信が失敗し、商品コードが正しくPOSレジスタに送信されないという問題がある。
また、ハンディターミナルとクレードルとは、接続端子によって接触しているのみであるため、接続端子の接触不良など、接続端子の接続が完全でない場合においても、通信が失敗してしまうという問題がある。
そこで、ハンディターミナルとPOSレジスタとの接続を、クレードルを介さない無線通信などで行うことが考えられる。しかしながら、小売店にはPOSレジスタが複数台設置されていることが多く、ハンディターミナルとPOSレジスタとの無線通信において、目的とするPOSレジスタをどのように指定すればよいかが問題となる。
本発明は、上記の課題認識に基づいてなされたものであり、セルフスキャニングシステムにおいて、ハンディターミナルに記憶されている商品コードを正しくPOSレジスタに送信することができる商品販売処理システムおよび商品販売処理システム用中継装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の商品販売処理システムは、客が買い上げる商品から、携帯型端末に備えた商品コード読み取り用スキャナによって読み取った商品コードをPOS端末に入力することによって商品を登録する商品販売処理システムにおいて、POS端末側に、前記携帯型端末と無線通信を行う第1の無線通信部と、前記第1の無線通信部の通信アドレスを機械的に読み取り可能として備えた通信アドレス記録体と、を備え、前記携帯型端末は、前記通信アドレス記録体から前記通信アドレスを読み取る通信アドレス読み取り部と、前記読み取った通信アドレス先に、読み取った前記商品コードを送信する第2の無線通信部と、を備える、ことを特徴とする。
この構成によれば、商品コードを携帯型端末で読み取り、その商品コードを無線通信で目的のPOS端末に送信することができ、確実に商品をPOS端末に登録することができる。しかも、商品コードを送信する目的のPOS端末の指定は、簡単で確実である。
また、本発明の前記通信アドレス記録体は、前記携帯型端末に備えた商品コード読み取り用スキャナによって前記通信アドレスを読み取り可能とする、ことを特徴とする。
この構成によれば、携帯型端末機は商品コードを読み取るスキャナを用いて通信アドレスを読み取ることができるため、簡単で安価に商品販売処理システムを構築することができる。
また、本発明の前記携帯型端末は、前記通信アドレス読み取り部が前記通信アドレスを読み取ったことをトリガーとして、前記商品コードの前記POS端末への送信を開始する、ことを特徴とする。
この構成によれば、通信アドレスの読み取りが、商品コードの送信する際のトリガーを兼ねるため、携帯型端末の操作を簡単にすることができる。
また、本発明の商品販売処理システム用中継装置は、客が買い上げる商品から、携帯型端末に備えた商品コード読み取り用スキャナによって読み取った商品コードをPOS端末に入力する商品販売処理システム用中継装置において、前記携帯型端末と無線通信を行う第1の無線通信部と、前記第1の無線通信部の通信アドレスを機械的に読み取り可能として備えた通信アドレス記録体と、を備え、前記第1の無線通信部は、さらに、有線通信部を備え、該有線通信部は、前記携帯型端末から送信されてきた前記商品コードを、前記POS端末に備えたバーコードスキャナ接続用コネクタを介して前記POS端末に送信する、ことを特徴とする。
この構成によれば、携帯型端末から商品コードを無線通信で受信し、その商品コードをPOS端末に備えたバーコードスキャナ接続用コネクタを介してPOS端末に送信するため、汎用のPOS端末においても、携帯型端末から送信されてきた商品コードを取得し、商品登録を行うことができる。
本発明によれば、セルフスキャニングシステムにおいて、ハンディターミナルに記憶されている商品コードを正しくPOSレジスタに送信することができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態による商品販売処理システムの概略構成を示したブロック図である。 本実施形態の商品販売処理システムにおけるハンディターミナルの概略構成を示したブロック図である。 本実施形態の商品販売処理システムにおける中継器の概略構成を示したブロック図である。 本実施形態の商品販売処理システムにおける中継器の処理手順を示したフローチャートである。 本実施形態の商品販売処理システムにおけるハンディターミナルの処理手順を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態による商品販売処理システムの概略構成を示したブロック図である。図1において商品販売処理システムは、ストアコントローラ10と、複数台のPOSレジスタ20と、来店客が商品に貼付された商品コードの読み取りに使用するn台のハンディターミナル30−1〜30−n(携帯型端末)と、各POSレジスタ20に有線接続され、買い上げ商品の精算時に無線通信によってハンディターミナル30から送信される商品コードを受信するスキャナBOX21(中継器)と、ハンディターミナル30が未使用時に載置されている客用クレードル40と、会員カードリーダ50とが含まれている。また、各POSレジスタ20と客用クレードル40は、LAN(Local Area Network)60によりストアコントローラ10に接続されている。
ここで、ストアコントローラ10と各POSレジスタ20とは、本商品販売処理システムを構築する小売店において既に導入済みの既存の装置類である。そして、この既存の商品販売処理システムに、スキャナBOX21、ハンディターミナル30−1〜30−n、客用クレードル40、会員カードリーダ50を追加導入することにより、本商品販売処理システムが構成される。
ストアコントローラ10は、商品ファイル、会員ファイル、販売実績ファイルなどの各種ファイルやデータの管理を行うコンピュータである。ここで、商品ファイルは、各商品の商品名、商品コード、販売価格などの商品情報を格納したファイルであり、必要に応じてその内容を編集・変更することが可能になっているとともに、最新の商品ファイルが各POSレジスタ20と客用クレードル40に適宜送信される。また、会員ファイルは、この小売店に会員として登録した客のリストを会員番号などとともに格納したものである。また、販売実績ファイルは、各POSレジスタ20で登録・精算処理したデータを集計することにより生成したファイルである。
POSレジスタ20は、来店客が買い上げる商品の登録および精算を行うための装置であり、各種の操作キーや表示部などを備えている。このPOSレジスタ20は、元々、店員の操作により商品のバーコードを読み取るバーコードスキャナ(図示せず)が所定のケーブルで接続されていたものであるが、そのバーコードスキャナを取り外し、取り外した後の接続コネクタ20aに、スキャナBOX21が接続される。この接続には、取り外したバーコードスキャナで用いていたのと同じ通信規格、例えばRS−232Cインタフェースを用いる。これにより、POSレジスタ20とスキャナBOX21の間は、RS−232Cのシリアル通信によりデータの通信が行われることになる。
スキャナBOX21は、箱型の形状をしており、POSレジスタ20のバーコードスキャナ接続用コネクタ20aに有線で接続される。このスキャナBOX21の表面には、自スキャナBOX21の無線アドレスがバーコード形式で記録された無線アドレスラベルが貼付されている。そして、スキャナBOX21は、貼付された無線アドレスラベルに記録された無線アドレスをもつ中継器として、後述のハンディターミナル30と無線接続される。この無線接続の通信規格は、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)などの短距離無線通信規格を用いる。
ハンディターミナル30は、商品に貼付された商品コード、およびスキャナBOX21に貼付された無線アドレスラベルをハンディターミナル30に備えたスキャナによって読み取り、読み取った商品コードを記憶する。また、ハンディターミナル30は、記憶した商品コードを、読み取った無線アドレスラベルに記録された無線アドレスをもつスキャナBOX21に無線通信によって送信する。また、このハンディターミナル30には、自ハンディターミナル30が客用クレードル40にセットされている時に、自ハンディターミナル30内の充電式電池を充電するための接続端子を備えている。
本商品販売処理システムを導入した小売店では、客用クレードル40と会員カードリーダ50が店内の入口付近に設置される。客用クレードル40には未使用のハンディターミナル30が複数セットされて来店客の使用に備えられており、来店客が会員カードを会員カードリーダ50に通すことで、そのうちの一つが使用可能状態となる。来店客は、そのハンディターミナル30を客用クレードル40から取り外して、買い物を開始する。そして、買いたい商品のコードをハンディターミナル30に読み取らせていき、最後にPOSレジスタ20へ行ってスキャナBOX21に貼付された無線アドレスラベルをハンディターミナル30に読み取らせる。
そうすると、上記読み取られた商品のコードなどの商品買上情報が、ハンディターミナル30からスキャナBOX21に無線通信で送信される。そして、スキャナBOX21が受信した商品買上情報は、POSレジスタ20へ有線通信で送信される。その後、POSレジスタ20は、こうして取得した商品買上情報に従って、図示しないメモリに保持している商品ファイル(上記したようにストアコントローラ10から受信したもの)を参照することにより商品登録を実行する。これにより、POSレジスタ20において、買い上げ商品の合計金額が算出され、算出された合計金額等がPOSレジスタ20の表示部に表示され、店員が精算操作をすると精算処理が行われて販売実績ファイルが更新され、レシートが発行される。
なお、客用クレードル40は、CPUやメモリ(図示省略)を備えるとともに、ストアコントローラ10、セットされたハンディターミナル30、および会員カードリーダ50と通信するための通信機能を有している。そして、ストアコントローラ10から送信された商品ファイルをメモリに記憶しておき、ハンディターミナル30がセットされた時、ハンディターミナル30内の商品ファイルを更新する。また、(複数の)ハンディターミナル30がセットされた順番を管理して、セットされているハンディターミナル30の中で最も早くセットされたものに、会員カードリーダ50からの会員番号データを送信する。このハンディターミナル30内の商品ファイルの更新および会員番号データの送信においては、ハンディターミナル30に備えた無線接続の通信規格が用いられる。
図2は、ハンディターミナル30の構成を示すブロック図である。図2においてハンディターミナル30は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、スキャナ部304と、表示ディスプレイ305と、LED発光部305aと、操作部306と、無線通信部307と、ブザー308と、電源制御部309と、充電式電池310とを備えている。
CPU301は、中央処理装置であり、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、ハンディターミナル30の動作を制御する。
ROM302は、上記プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。
RAM303は、ストアコントローラ10より取得した商品ファイルや、スキャナ部304で読み取った商品のバーコードのデータなどを記憶する、随時読み出し書き込みメモリである。
スキャナ部304は、商品に付されているバーコードを読み取るためのものであり、読み取ったバーコードの情報を所定の形式のデータに変換して出力する。このスキャナ部304は、例えば、ハンディターミナル30の裏側の面に設けられており、バーコードをスキャナ部304に近付けることにより、読み取り動作が行われる。客の操作によってバーコード読み取りが行われスキャナ部304から出力されたデータは、買い上げ商品を特定するデータとしてRAM303へ送られ、記憶される。
表示ディスプレイ305は、例えば、ハンディターミナル30の表側の面に設けられており、スキャナ部304によりバーコードを読み取った商品の個別の商品名や値段、読み取った全商品のリストや合計金額、買い上げ点数、その他各種のメッセージ(例えば、ハンディターミナル30の使い方が分からない客のための使用方法案内表示)などを表示する。また、表示ディスプレイ305の近傍(例えば、上側中央部)には、LED発光部305aが設けられる。このLED発光部305aは、その点灯によって、客用クレードル40に複数載置されたハンディターミナル30のうちどれを使用するかを来店客に報知するためのものであり、上記した会員カードリーダ50からの会員番号データが受信されると、LED発光部305aが点灯するように制御が行われるようになっている。
操作部306は、ハンディターミナル30を操作するための、例えば、ハンディターミナル30の表側の面に設けられた各種のキーからなる。この各種のキーは、例えば、バーコードの読み取りを開始するためのスキャンキー、バーコードを読み取った商品を1つずつ取り消したり数量を修正したりするための訂正キー、読み取った全商品を取り消すための取消キー、買い上げる商品の数量を指定するための+(プラス)キー、−(マイナス)キー、読み取った全商品のリスト表示において商品を選択するカーソルを上下させるための上下矢印キー、入力操作を決定するための決定キーなどである。
無線通信部307は、スキャナBOX21および客用クレードル40との間で行うデータ通信の制御を行う。具体的には、ハンディターミナル30がスキャナBOX21と無線接続された場合には、RAM303に記憶された買い上げ商品のデータ(スキャナ部304により商品のバーコードから読み取ったデータ)をスキャナBOX21に送信する。これにより、送信した商品コードが、スキャナBOX21を介してPOSレジスタ20に送信される。また、ハンディターミナル30が客用クレードル40と無線接続された場合には、ストアコントローラ10から送信される、最新の商品ファイルや会員番号データを受信する。なお、これらのデータ通信は、上記したように、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)などの短距離無線通信規格の通信プロトコルに従って行われる。
ブザー308は、客用クレードル40に複数載置されているハンディターミナル30のうち、LED発光部305aが消灯しているハンディターミナル30が客用クレードル40から取り外された場合にブザー音を発生させるものである。
電源制御部309は、ハンディターミナル30が客用クレードル40に接続されている間に、客用クレードル40から供給される電力による充電式電池310への充電を制御する。
充電式電池310は、ハンディターミナル30の各部を動作させるための電力を供給する。
なお、ハンディターミナル30内の充電式電池310の充電は、例えば、ハンディターミナル30の裏側の面に設けられた接続端子と、客用クレードル40に備えた充電端子とが接続された時に充電式電池310の充電が行われる。
図3は、スキャナBOX21の構成を示すブロック図である。図3においてスキャナBOX21は、CPU211と、ROM212と、RAM213と、無線通信部214と、シリアルI/F205と、コネクタ2151と、コネクタ2152と、コネクタ2153とを備えている。
CPU211は、中央処理装置であり、ROM212に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、スキャナBOX21の動作を制御する。
ROM212は、上記プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。
RAM213は、ハンディターミナル30から送信された商品コードのデータなどを記憶する、随時読み出し書き込みメモリである。
無線通信部214は、ハンディターミナル30との間で行うデータ通信の制御を行う。具体的には、ハンディターミナル30から送信されてきた買い上げ商品のデータをRAM213に記憶する。なお、ハンディターミナル30とのデータ通信は、上記したように、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)などの短距離無線通信規格の通信プロトコルに従って行われる。
シリアルI/F205は、コネクタ2151〜コネクタ2153と有線で接続されたPOSレジスタ20などとの間で行うデータ通信の制御を行う。具体的には、コネクタ2151に、POSレジスタ20のバーコードスキャナ接続用コネクタ20aが接続された場合には、RAM213に記憶された買い上げ商品のデータをPOSレジスタ20に送信する。また、コネクタ2153は、スキャナBOX21を接続するために取り外されたワンドスキャナなどのバーコードスキャナが接続される。これにより、スキャナBOX21等が導入される前にPOSレジスタ20に接続されていた店員の操作により商品のバーコードを読み取るバーコードスキャナ(図示せず)を使用することができる。
また、コネクタ2152は、スキャナBOX21に各種設定を行うための設定用コネクタであり、このコネクタ2152を介してスキャナBOX21の設定データが入力される。スキャナBOX21の設定は、汎用のスキャナで一般的に用いられている方法である。なお、これらのコネクタ2151〜コネクタ2153を介したデータ通信は、上記したように、取り外したバーコードスキャナで用いていたのと同じ、例えば、RS−232Cインタフェースなどのシリアル通信規格の通信プロトコルに従って行われる。
次に、本商品販売処理システムにおけるスキャナBOX21の動作(CPU211の処理)を、図4のフローチャートに沿って説明する。
スキャナBOX21は、電源が投入されることによって、動作がスタートする。ステップS1において、CPU211は、無線通信部214に受信データがあるか否かを判断する。受信データがない(NO)と判断された場合には、ステップS1を繰り返す。
受信データがある(YES)と判断された場合、CPU211は、ステップS2において、無線通信部214が受信した受信データの内、商品コード(例えば、JANコード)を、RAM213に記憶させる。続いて、CPU211は、ステップS3において、RAM213に全ての商品コードを記憶させたか否かを判断する。全ての商品コードをRAM213に記憶させていない(NO)と判断された場合には、ステップS2に戻って、無線通信部214が受信した商品コードを順にRAM213に記憶させる。
全ての商品コードをRAM213に記憶させた(YES)と判断された場合、CPU211は、ステップS4において、RAM213に記憶した商品コードを有線通信でPOSレジスタ20に送信することが可能であるか否かを判断する。POSレジスタ20に送信することが不可能(NO)と判断された場合には、ステップS4を繰り返す。
POSレジスタ20に送信することが可能(YES)と判断された場合、CPU211は、ステップS5において、RAM213に記憶した商品コードをPOSレジスタ20に送信する。商品コードがPOSレジスタ20へ送信される際は、RAM213に記憶した商品コードを、POSレジスタ20から取り外されたバーコードスキャナが商品のコード(JANコード)を読み取って、POSレジスタ20に送信するときの形式と同じ形式のデータに変換され、変換された商品のコードがコネクタ2151を介して送信される。
なお、前述したように、ここでのデータ通信は、スキャナBOX21等が導入される前にPOSレジスタ20に接続されていたバーコードスキャナが使用していたのと同じ通信プロトコル(ここではRS−232C)を使用することにより行われる。したがって、POSレジスタ20側は何ら仕様を変更することなく、POSレジスタ20はバーコードスキャナ30からスキャナBOX21に送信された商品コードを受信することができる。
続いて、CPU211は、ステップS6において、RAM213に全ての商品コードをPOSレジスタ20に送信したか否かを判断する。全ての商品コードをPOSレジスタ20に送信していない(NO)と判断された場合には、ステップS5に戻って、RAM213に記憶した商品コードを順にPOSレジスタ20に送信する。
全ての商品コードをPOSレジスタ20に送信した(YES)と判断された場合、CPU211は、ステップS7において、RAM213に記憶した送信済みの商品コードをクリアする。そして、ステップS1に戻って、ハンディターミナル30からの受信データの確認と受信した商品コードのPOSレジスタ20への送信(上記ステップS1からステップS7までの処理)を繰り返す。
次に、本商品販売処理システムにおけるハンディターミナル30の動作(CPU301の処理)を、図5のフローチャートに沿って説明する。
ハンディターミナル30は、来店客によって客用クレードル40から持ち出されることによって、動作がスタートする。ステップS11において、CPU301は、スキャナ部304で商品コード(例えば、JANコード)を読み取る。なお、スキャナ部304による商品コードの読み取りは、ハンディターミナル30を客が操作することによって行われる。具体的には、操作部306のスキャンキーを、客が押下するなどの操作である。
続いて、CPU301は、ステップS12において、スキャナ部304が読み取った商品コードを、RAM303の所定の記憶領域に記憶する。
続いて、CPU301は、ステップS13において、客による買い上げが終了したか否かを判断する。なお、商品の買い上げ終了は、スキャナ部304によって引き続き商品コードの読み取りが行われるか、無線アドレスラベルの読み取りが行われるかによって判断される。具体的には、操作部306のスキャンキーが押下されたことによって、スキャナ部304が商品コードを読み取った場合には、客による買い上げが終了していない(NO)と判断され、ステップS11に戻って、スキャナ部304による商品コードの読み取りおよび読み取った商品コードのRAM303への記憶を繰り返す。これにより、客は複数個の商品の商品コードをスキャナ部304によって読み取り、読み取った商品コードを順に、ハンディターミナル30に記憶させることができる。
また、客は、商品の買い上げを終了するとき、POSレジスタ20のところに行き、ハンディターミナル30を店員に渡し、買い上げ商品をPOSレジスタ20の所定の場所に置く。そして、店員は、受け取ったハンディターミナル30で、POSレジスタ20の近傍に設置されたスキャナBOX21に貼付された無線アドレスラベルを読み取る。具体的には、操作部306のスキャンキーが押下されたことによって、スキャナ部304が無線アドレスラベルを読み取った場合には、客による買い上げが終了した(YES)と判断され、ステップS14に進む。
続いて、CPU301は、ステップS14において、スキャナ部304が読み取った無線アドレスラベルに記録された無線アドレスを読み取る。
続いて、CPU301は、ステップS15において、RAM303に記憶した商品コードのデータを前記読み取った無線アドレスとともに該当するスキャナBOX21に無線通信によって送信する。商品コードがスキャナBOX21へ送信される際は、RAM303に記憶した商品コードを、POSレジスタ20から取り外されたバーコードスキャナが商品のコード(JANコード)を読み取って、POSレジスタ20に送信するときの形式と同じ形式のデータに変換され、変換された商品コードのデータが無線通信部307によって送信される。その後、ハンディターミナル30に記憶された客が買い上げる商品の商品コードが、前述のように、スキャナBOX21を介してPOSレジスタ20に送信され、POSレジスタ20に登録される。そして、登録された商品の精算が行われる。
なお、商品コードのデータの送信は、商品のコード毎に1つずつ送信され、全ての商品コードのデータの送信が終了したときに、無線通信が完了する。また、前述したように、ここでのデータ通信は、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)などの短距離無線通信規格の通信プロトコルに従って行われる。
続いて、CPU301は、ステップS16において、RAM303に記憶した送信済みの商品コードをクリアし、処理を終了する。その後、ハンディターミナル30は、店員によって客用クレードル40にセットされ、客用クレードル40から供給される電力による充電、およびハンディターミナル30内の商品ファイルの更新の準備がされる。
上記に述べたとおり、本発明を実施するための形態によれば、ハンディターミナル30に記憶した商品コードを無線通信でスキャナBOX21に送信する。そして、スキャナBOX21は、受信した商品コードを有線通信でPOSレジスタ20に送信する。これにより、ハンディターミナル30に記憶されている商品コードを、POSレジスタに正しく送信することができる。
また、スキャナBOX21からPOSレジスタ20への商品コードの送信は、スキャナBOX21等が導入される前にPOSレジスタ20に接続されていたバーコードスキャナが使用していたのと同じ通信プロトコル(実施形態ではRS−232C)を使用することにより行われる。これにより、POSレジスタ20側は何ら仕様を変更することなく、バーコードスキャナ30から送信された商品コードを受信することができる。
なお、本実施形態においては、POSレジスタ20とスキャナBOX21とを別体にした場合について説明したが、スキャナBOX21との構成は、本発明を実施するための形態に限定されるものではなく、POSレジスタ20内にスキャナBOX21の構成要素である無線通信部214を備え、無線アドレスラベルをPOSレジスタ20に貼付する構成としてもよい。
また、本実施形態においては、無線アドレスがバーコード形式で記録された無線アドレスラベルをスキャナBOX21に貼付した場合について説明したが、この方法に限らず、スキャナBOX21やPOSレジスタ20の表面に無線アドレスを表すバーコードを印刷してもよい。さらに、無線アドレスは、バーコード形式に限らず、3Dコード、磁気記録、またはRFIDなど、容易に読み取りができるものであればよい。
また、本実施形態においては、ハンディターミナル30を来店客が携帯する場合について説明したが、この方法に限らず、例えば、POSレジスタ20に接続された固定のバーコードスキャナでは商品コードの読み取りができないような大きな商品の商品コードを読み取るため、複数のPOSレジスタ20で共通に使用することができるハンディターミナルとしてもよい。
また、本実施形態においては、スキャナBOX21とPOSレジスタ20の間のシリアル通信は、RS−232Cである場合について説明したが、この通信方法に限らず、例えば、USB(Universal Serial Bus)としてもよい。
以上、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲においての種々の変更も含まれる。
10・・・ストアコントローラ
20・・・POSレジスタ
21・・・スキャナBOX
211・・・CPU
212・・・ROM
213・・・RAM
214・・・無線通信部
205・・・シリアルI/F
2151,2152,2153・・・コネクタ
30・・・ハンディターミナル
301・・・CPU
302・・・ROM
303・・・RAM
304・・・スキャナ部
305・・・表示ディスプレイ
305a・・・LED発光部
306・・・操作部
307・・・無線通信部
308・・・ブザー
309・・・電源制御部
310・・・充電式電池
40・・・客用クレードル
50・・・会員カードリーダ
60・・・LAN

Claims (4)

  1. 客が買い上げる商品から、携帯型端末に備えた商品コード読み取り用スキャナによって読み取った商品コードをPOS端末に入力することによって商品を登録する商品販売処理システムにおいて、
    POS端末側に、
    前記携帯型端末と無線通信を行う第1の無線通信部と、
    前記第1の無線通信部の通信アドレスを機械的に読み取り可能として備えた通信アドレス記録体と、
    を備え、
    前記携帯型端末は、
    前記通信アドレス記録体から前記通信アドレスを読み取る通信アドレス読み取り部と、
    前記読み取った通信アドレス先に、読み取った前記商品コードを送信する第2の無線通信部と、
    を備える、
    ことを特徴とする商品販売処理システム。
  2. 前記通信アドレス記録体は、
    前記携帯型端末に備えた商品コード読み取り用スキャナによって前記通信アドレスを読み取り可能とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品販売処理システム。
  3. 前記携帯型端末は、
    前記通信アドレス読み取り部が前記通信アドレスを読み取ったことをトリガーとして、前記商品コードの前記POS端末への送信を開始する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品販売処理システム。
  4. 客が買い上げる商品から、携帯型端末に備えた商品コード読み取り用スキャナによって読み取った商品コードをPOS端末に入力する商品販売処理システム用中継装置において、
    前記携帯型端末と無線通信を行う第1の無線通信部と、
    前記第1の無線通信部の通信アドレスを機械的に読み取り可能として備えた通信アドレス記録体と、
    を備え、
    前記第1の無線通信部は、さらに、
    有線通信部
    を備え、
    該有線通信部は、
    前記携帯型端末から送信されてきた前記商品コードを、前記POS端末に備えたバーコードスキャナ接続用コネクタを介して前記POS端末に送信する、
    ことを特徴とする商品販売処理システム用中継装置。
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