JP4858552B2 - 会計方法及びposシステム - Google Patents

会計方法及びposシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4858552B2
JP4858552B2 JP2009025135A JP2009025135A JP4858552B2 JP 4858552 B2 JP4858552 B2 JP 4858552B2 JP 2009025135 A JP2009025135 A JP 2009025135A JP 2009025135 A JP2009025135 A JP 2009025135A JP 4858552 B2 JP4858552 B2 JP 4858552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
code information
accounting
unit
customer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009025135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010182105A (ja
JP2010182105A5 (ja
Inventor
和治 寺岡
直和 里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teraoka Seiko Co Ltd filed Critical Teraoka Seiko Co Ltd
Priority to JP2009025135A priority Critical patent/JP4858552B2/ja
Publication of JP2010182105A publication Critical patent/JP2010182105A/ja
Publication of JP2010182105A5 publication Critical patent/JP2010182105A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4858552B2 publication Critical patent/JP4858552B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

本発明は、会計方法及びPOSシステムに関する。
スーパーマーケット等の店舗では、集客を目的として、ある特定商品を期間或いは時間を区切って、通常販売している価格より安く商品を提供する特売或いはタイムサービスを実施することがある。そして、その特売或いはタイムサービスを実施する日(以下、特売日とする)は顧客が購入する商品数が通常時より多いため、POS(Point Of Sale)レジスタにおいて、顧客が購入する商品の商品コードを入力して登録する登録操作は通常よりも多くの時間を要する。加えて、特売日は来店顧客が多いため、顧客は、POSレジスタに待ち行列を作って精算処理を待つ場合がある。また、特売日に限らず、レジ担当者の熟練度合いによってPOSレジスタに待ち行列ができる場合がある。
特許文献1には、顧客が購入する商品の商品コードを読み取るスキャナを複数接続可能な売上データ処理装置が記載されている。
また、登録専用のPOSレジスタと会計専用のPOSレジスタとをネットワークで接続し、精算処理を行う方法がある。この方法では、登録専用のPOSレジスタで顧客が購入する商品の登録を行い、その顧客の会計番号を印字したレシートを発行する。発行されたレシートは店員から顧客へ手渡される。顧客は会計専用のPOSレジスタへ行き、会計専用のPOSレジスタを操作する店員へそのレシートを渡す。店員は、レシートに印字された会計番号を会計専用のPOSレジスタに入力する。そして、会計専用のPOSレジスタが、この顧客が購入する商品の商品コードを登録専用のPOSレジスタから読み出して、会計処理を行う。
実公平07−016231号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、複数のスキャナを使って購入する商品に付された商品コードを読み取るため、登録操作を行うキャッシャー担当者が、現在会計中の顧客の買物カゴの中へ隣の次に会計する顧客が購入する商品を混入させてしまう可能性がある、という問題がある。
また、登録専用のPOSレジスタと会計専用のPOSレジスタとをネットワークで接続して精算処理を行う方法では、少なくとも2台のPOSレジスタを用いなければならないので不経済であり、また、会計情報である商品登録情報の記憶場所が離れているため、ネットワークの通信不良等が発生した場合には、会計専用のPOSレジスタから登録専用のPOSレジスタのデータを読み出せない。
また、予備用POSレジスタを特売日にのみ臨時に複数台追加設置することも考えられるが、設置するスペースに余裕がなければならず、使用頻度と購入費用とのバランスから見ても経済的とは言えない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、より経済的に操作性良くPOSレジスタにおける登録操作のスループットを上げて会計待ち行列を解消する(列崩しする)会計方法及びPOSシステムを提供することにある。

本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、店員により操作される携帯端末が、会計装置に並ぶ会計待ち列の待ち位置において顧客が買い上げる商品に付されたコード情報を読み取るステップと、前記携帯端末が、前記読み取ったコード情報を前記顧客毎に2次元コードに変換するステップと、前記携帯端末が、前記変換された2次元コードを前記顧客へ手渡す伝票に印刷するステップと、前記会計装置が、前記顧客へ手渡された伝票に印刷された2次元コード、又は、前記商品に付されたコード情報を読み取るステップと、前記会計装置が、前記読み取りステップで2次元コードを読み取った場合には当該2次元コードに記録されたコード情報の数に応じて当該コード情報夫々に対応する商品データを読み出し、前記読み取りステップで前記商品に付されたコード情報を読み取った場合には当該読み取ったコード情報に対応する商品データを読み出すステップと、前記会計装置が、前記読み出した商品データに基づき、前記顧客が買い上げる商品の会計情報を表示するステップと、前記会計装置が、前記表示された会計情報に基づいて、前記顧客が買い上げる商品の会計を実行するステップと、を有する会計方法である。
また、本発明の一態様は、顧客が購入する商品に付されたコード情報を読み取るスキャナと、前記スキャナが読み取ったコード情報を記憶するコード情報記憶手段と、前記コード情報記憶手段が記憶したコード情報を媒体に記録あるいは出力する出力手段と、を備える携帯端末と、前記携帯端末が媒体に記録あるいは出力したコード情報を読み取る読取部を設けて、前記読み取ったコード情報に基づいて商品登録を行うPOSレジスタと、を有することを特徴とするPOSシステムである。

この発明によれば、店員が会計待ちをしている顧客の買い物カゴに入っている商品のバーコードを携帯端末にてスキャンし、該携帯端末がスキャンした全ての商品のコード情報を1つの2次元コード(QR(Quick Response)コード)にして出力する。本実施例では、紙媒体(伝票)へ2次元コードを印字しているが、2次元コードに限らず、3次元コード(ソリッドコード或いはオプティカルIDコードなど)を印字してもよい。或いは、書き換え可能であるロイコカード(リライトカード)や、ICチップを内蔵するカード或いはRFID(Radio Frequency IDentification)カード等の出力媒体に記録させてもよい。顧客はこの2次元コードを持ってPOSレジスタへ行き、この2次元コードをPOSレジスタの担当者に手渡す。そして、この担当者がPOSレジスタ側でこの2次元コードを読み込ませると、POSレジスタは2次元コードに含まれる複数の商品の登録を行う。つまり、POSレジスタでは、買い物カゴから商品を取り出して、その商品に付されたバーコードを商品毎にスキャンするスキャン操作を行うことなく、2次元コードを読み込む操作だけで複数の商品の登録を一括で行うことができる。これにより、ハンディターミナル30とPOSレジスタ20とで並行してスキャン操作を行うことができるので、POSレジスタ20前の会計待ち行列を軽減することができる。
また、本発明の一態様は、上記のPOSシステムにおいて、前記出力手段は、前記コード情報を2次元コードで出力し、前記読取部は、前記読み取った2次元コードから前記コード情報を取得するコード情報取得手段と、前記コード情報取得手段が取得した前記コード情報を前記POSレジスタへ送信する送信手段と、を備えた中継機であることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、2次元コードを光学的に読み取る読取部と、POSレジスタと通信可能に接続される接続部と、前記読取部が読み取った2次元コードからコード情報を取得するコード情報取得手段と、前記コード情報取得手段が取得した前記コード情報を前記POSレジスタへ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする中継器である。
この発明によれば、中継器が2次元コードからコード情報を取得して、取得したコード情報をPOSレジスタへ順次送信する。これは、従来のPOSレジスタが備えるスキャナが読み取る情報と同一である。これにより、従来のPOSレジスタに特別なソフト追加や仕様変更を行うことなく、従来のPOSレジスタに中継器を接続するだけで2次元コードにて商品登録を行うことができる。
また、本発明の一態様は、上記のPOSシステムにおいて、前記携帯端末は、前記スキャナが読み取ったコード情報に対応して数量を入力する数量入力手段を備え、前記出力手段は、前記数量入力手段が入力した数量に対応して前記コード情報を繰り返し含んだ前記2次元コードを出力することを特徴とする。
この発明によれば、数量を入力することができるため、同じ商品を複数回スキャンする手間を省くことができる。また、コード情報と数量とを複雑な紐付けなどすることなく、顧客が購入する商品を数量分確実にQRコードに含めることができる。
また、本発明の一態様は、上記のPOSシステムにおいて、前記出力手段は、前記2次元コードを印刷媒体へ印刷するよう制御する印刷制御手段を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、来店した顧客が買い物を終え、会計を行うためにPOSレジスタの前に待ち行列を作っているときに、店員が行列に並んでいる顧客の買い物カゴの中に入れられた購入する全ての商品のバーコードを携帯端末のスキャナ部で読み取りコード情報を仮登録すると、該携帯端末は仮登録されたコード情報を含む2次元コードが印字された伝票を例えば携帯型プリンタなどにより印刷する。店員が印字された伝票を顧客へ手渡し、顧客がその伝票を持参し待ち行列の少ないPOSレジスタへ移動してPOSレジスタの担当者に2次元コードが印字された伝票を手渡すと、POSレジスタの担当者が2次元コードをPOSレジスタに読み込ませるだけで全ての購入商品をPOSレジスタに登録することができる。これにより、顧客は会計待ちをしていたPOSレジスタと同様に会計精算を行ってもらうことができ、会計待ちの顧客を他のPOSレジスタへ分散させ会計待ちの行列を崩すことができる。
また、本発明の一態様は、上記のPOSシステムにおいて、前記出力手段は、前記2次元コードを表示部へ表示する表示手段を更に備え、前記印刷制御手段或いは前記表示手段のいずれか一方を選択して前記2次元コードを出力する選択手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、印刷制御手段或いは表示手段のいずれか一方を選択して2次元コードを出力することができるので、会計待ちの状況に応じて出力先を変更することができる。例えば、会計待ちの顧客数が少ない場合には、携帯端末の表示部へQRコードを表示させ、会計待ちの顧客数が多い場合には、印刷媒体へ印刷することができる。会計待ちの顧客数に合わせて2次元コードの出力先を容易に選択することができるので、効率の良い客捌きと消耗品の削減を行うことができる。
また、本発明の一態様は、上記のPOSシステムにおいて、前記携帯端末が備える前記スキャナは、2次元コードを光学的に読み取り、前記携帯端末は、前記スキャナが読み取った前記2次元コードから前記コード情報を取得するコード情報取得手段と、前記コード情報取得手段が取得した前記コード情報を記憶する照合情報記憶手段と、顧客が購入する商品に付されたコード情報が前記スキャナで読み取られると、当該コード情報と前記照合情報記憶手段が記憶する前記コード情報とを照合し、照合が一致すると、当該コード情報に対応する照合済みフラグを前記照合情報記憶手段にセットする照合手段と、を備え、前記出力手段は、前記照合済みフラグがセットされたコード情報のみを2次元コードで出力することを特徴とする。
この発明によれば、携帯端末を注文商品のピッキング作業に用いることができる。具体的には、携帯端末を利用して以下の作業を行うことができる。インターネットやFAX等で注文された全ての商品のコード情報を1つの2次元コードにして予め印刷しておき、店員が携帯端末にその2次元コードを読み取らせる。次に、店員が注文された商品をピッキングしながらその商品のバーコードを携帯端末のスキャナに読み取らせ、ピッキング作業が終了すると、携帯端末にてQRコードを出力する。ここで、携帯端末は、ピッキングされた商品のコード情報のみをQRコードで出力することができる。そして、注文した顧客が来店すると、店員はピッキングした商品に基づいて出力した2次元コードを添付して渡す。POSレジスタでは、この2次元コードを利用して会計処理を行うことができるため、この顧客の会計処理にかかる時間を短縮することができる。
この発明によれば、店員が会計待ちをしている顧客の買い物カゴに入っている商品のバーコードを携帯端末にてスキャンし、該携帯端末がスキャンした全ての商品のコード情報を媒体に記録あるいは1つの2次元コード(QRコード)にして出力する。そして、この顧客がこの媒体あるいは2次元コードを持ってPOSレジスタに行き、この媒体あるいは2次元コードをPOSレジスタの担当者に手渡し、この担当者がPOSレジスタの所でこの媒体あるいは2次元コードを読み込ませると、POSレジスタは媒体あるいは2次元コードに含まれる複数の商品の登録を行う。つまり、POSレジスタでは、買い物カゴから商品を取り出して、その商品に付されたバーコードを商品毎にスキャンするスキャン操作を行うことなく、媒体あるいは2次元コードを読み込む操作だけで複数の商品の登録を一括で行うことができる。これにより、POSレジスタでは商品登録が早くなり、POSレジスタ前の会計待ち行列を軽減することができる。
本発明の一実施形態によるPOSシステムの構成を示した概略図である。 本実施形態によるハンディターミナルの外観正面図及び背面図である。 本実施形態によるハンディターミナルに内蔵される電気回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態によるハンディターミナルの機能構成を示すブロック図である。 本実施形態による出力手段の処理の概要を示す概略図である。 本実施形態による中継器に内蔵される電気回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態による中継器の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態によるPOSレジスタに内蔵される電気回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態による商品マスタのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。 本実施形態によるハンディターミナルの動作を示すフローチャートである。 本実施形態による出力先選択画面の表示例を示す概略図である。 本実施形態によるQRコードの印字例を示す概略図である。 本実施形態によるQRコードの表示例を示す概略図である。 本実施形態による中継器の動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるPOSレジスタの動作を示すフローチャートである。 本実施形態による照合ファイルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。 本実施形態によるハンディターミナルのピッキング処理の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の一実施形態によるPOSシステムの構成を示した概略図である。図1において、POSシステムには、ストアコントローラ10と、N台(Nは1以上の整数)のPOSレジスタ20と、n台(nは1以上の整数)のハンディターミナル30(携帯端末)と、各POSジスタ20に有線接続されハンディターミナル30を載置可能な中継器21と、ハンディターミナル30と通信可能なプリンタ40とを含んで構成される。
ストアコントローラ10と各POSレジスタ20とは、LAN(Local Area Network)60を介して接続されている。また、ハンディターミナル30とプリンタ40は、シリアルケーブルを使用した有線接続、或いは、赤外線やBluetooth(登録商標)などの近距離無線接続により接続されている。
ストアコントローラ10は、商品マスタなどの各種ファイルやデータの管理を行うコンピュータである。ここで、商品マスタは、各商品の商品識別情報(コード情報)、商品名称、販売価格などの商品情報を格納したファイルであり、必要に応じてその内容を編集・変更することが可能になっている。ストアコントローラ10は、最新の商品マスタを各POSレジスタ20に適宜送信する。なお、商品マスタについての詳細は後述する。
POSレジスタ20は、顧客が購入する商品の登録および精算を行うための装置であり、各種の操作キーや表示部などを備えている。このPOSレジスタ20は、店員の操作により商品のバーコードを読み取るバーコードスキャナが所定のケーブルで接続されていたものであるが、そのバーコードスキャナを取り外し、取り外した後の接続コネクタ20aに、中継器21が接続される。この接続には、取り外したバーコードスキャナで用いていたのと同じ通信規格、例えばRS−232Cインタフェースを用いる。なお、中継器21は、バーコードスキャナを備えているため、POSレジスタ20においてバーコードスキャナを用いた商品登録も可能である。
これにより、POSレジスタ20と中継器21、及び中継器21に載置されるハンディターミナル30の間は、RS−232Cのシリアル通信によりデータの通信が行われる。中継器21のレジ側の端子とハンディターミナル30側の端子間は、直接、信号線で接続されている。
なお、中継機21は、ハンディターミナル30を載置させる載置部を備えているがこれに限らず、載置部を備えず2次元コードを読み取るスキャナ部のみを備えてもよい。この場合、今まで使用していたPOSレジスタ20のスキャナ接続部213に中継機21の接続部405が接続され、POSレジスタ20に今まで接続使用されていたスキャナが中継機21に接続できる。
これにより、2次元コードを使って会計待ち顧客の列崩しを行う必要がない場合には、今まで通り顧客が購入する商品を一品づつスキャンしてPOSレジスタ20へ登録行うことで顧客の会計を行うことができる。これにより、中継機21の接続し直しや切り替え等を行うことなく列崩しモードと通常モードとの両方の運用を直ぐに実施することができる。
本POSシステムを設置した小売店では、POSレジスタ20に顧客の会計待ち行列ができた場合に、POSレジスタ20を操作する店員(キャッシャー担当者)とは別の店員が、会計待ちをしている顧客が購入する商品に添付されたバーコードをハンディターミナル30に読み取らせる(以下、仮登録という)。このとき、ハンディターミナル30は、バーコードに含まれているコード情報(商品識別情報)を記憶する。顧客が購入する全ての商品ついて仮登録を行うと、ハンディターミナル30は、記憶したコード情報を1つのQRコードにて出力する。店員は、出力されたQRコードを顧客に手渡す。顧客は、POSレジスタ20に行き、中継器21でQRコードを読み取らせる。すると、中継器21は、QRコードに含まれるコード情報をPOSレジスタ20へ送信する。POSレジスタ20はこうして取得したコード情報に基づいて精算を行う。一方、ハンディターミナル30での仮登録と並行して、POSレジスタ20ではキャッシャー担当者が中継器21のバーコードスキャナを用いて商品登録を行う。
ここで、例えばPOSレジスタ20にて会計処理をしている顧客から数番目に並んでいる顧客の商品をハンディターミナル30で仮登録することにより、POSレジスタ20とハンディターミナル30で並行して登録操作を行うことができる。
以下、本実施形態による携帯端末であるハンディターミナル30について詳細を説明する。図2は、本実施形態によるハンディターミナル30のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
ハンディターミナル30は、CPU301と、ROM302と、スキャナ部303と、RAM304と、表示部305と、LED発行部305aと、操作部306と、通信部307と、ブザー308と、電源制御部309と、充電式電池310と、印刷通信部311とを含んで構成される。CPU301と、ROM302と、スキャナ部303と、RAM304と、表示部305と、LED発行部305aと、操作部306と、通信部307と、ブザー308と、電源制御部309と、印刷通信部311とは、バスを介して接続されており相互に通信可能となっている。
CPU301は、中央処理装置であり、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、ハンディターミナル30の動作を制御する。ROM302は、上記プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。
スキャナ部303は、商品に付されているバーコードを光学的に読み取る。RAM304は、スキャナ部303で読み取られたバーコードなどを記憶する、随時読み出し書き込みメモリである。表示部305は、登録した商品の一覧やその他各種のメッセージ(例えば、ハンディターミナル30の使い方が分からない店員のための使用方法案内表示)等を表示する。LED発光部305aは、その点灯によって店員に商品の仮登録完了などを報知するものである。
通信部307は、接続端子により中継器21と接続して、中継器21との間で行うデータ通信の制御を行う。ブザー308は、エラー等のブザー音を発生させるものである。電源制御部309は、中継器21から供給される電力による充電式電池310への充電を制御する。充電式電池310は、ハンディターミナル30の各部を動作させるための電力を供給する。操作部306は、ハンディターミナル30を操作する各種のキーからなる。
印刷通信部311は、プリンタ40との間でデータ通信の制御を行う。ここで、印刷通信部311は、シリアルケーブルを使用した有線接続、或いは、赤外線やBluetooth(登録商標)などの近距離無線接続によりプリンタ40との間で行うデータ通信の制御を行う。
図3は、本実施形態によるハンディターミナル30の外観図である。図3(a)は、ハンディターミナル30の正面図である。図3(b)は、ハンディターミナル30の背面斜視図である。ハンディターミナル30は、スキャナ部303、表示ディスプレイ305、操作部306、及び通信部307の接続端子3071を含んで構成される。操作部306は、バーコードの読み取りを開始するためのスキャンキー3061、バーコードを読み取った商品を1つずつ取り消したり数量を修正したりするための訂正キー3062、読み取った全商品を取り消すための取消キー3063、買い上げる商品の数量を指定するための+(プラス)キー3064、−(マイナス)キー3065、読み取った全商品のリスト表示において商品を選択するカーソルを上下させるための上下矢印キー3066、入力操作を決定するための決定キー3067を有している。また、スキャナ部303は、ハンディターミナル30の裏側の面に設けられており、バーコードをスキャナ部303に近付けることにより、読み取り動作が行われる。
図4は、本実施形態によるハンディターミナル30の機能構成を示すブロック図である。
RAM302のコード情報記憶手段3021は、スキャナ部304により読み取られたコード情報を記憶する。数量入力手段3011(上下矢印キー3066)は、スキャナ部304により読み取られたコード情報に対応する数量を入力する。
出力手段3012は、コード情報記憶手段3021に記憶されたコード情報を1つのQRコードにして出力する。
図5は、本実施形態による出力手段3012の処理の概要を示す概略図である。
図5(a)は、コード情報記憶手段3021が記憶するコード情報ファイルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。コード情報ファイルは、コード情報と、コード情報に対応する個数(数量)との各項目から構成される。図5(b)は、出力手段3012が生成するQRコードが含む情報である。QRコードには、コード情報の一覧が含まれる。出力手段3012は、コード情報記憶手段3012が記憶するコード情報をQRコードに含める。この時、出力手段3012は、コード情報の個数が2以上である場合には、その個数に対応してそのコード情報を繰り返し含んだQRコードを出力する。例えば、図5に示す例では、コード情報「4912345678904」は個数が「2」であるため、出力手段3012は、コード情報「4912345678904」をQRコードに2個含める。一方、コード情報「4912345678911」は個数が「1」であるため、出力手段3012は、コード情報「4912345678911」をQRコードに1個含める。
また、出力手段3012は、表示手段3012aと、印刷制御手段3012bと、選択手段cを含む。表示手段3012aは、QRコードを表示部305に表示する。印刷制御手段3012bは、QRコードをプリンタ40に送信して、例えば伝票などの印刷媒体にそのQRコードを印刷するようプリンタ40を制御する。選択手段3012cは、表示手段3012a或いは印刷制御手段3012bのいずれか一方を選択してQRコードを出力する。
次に、本実施形態による中継器21について詳細を説明する。図6は、本実施形態による中継器21のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
中継器21は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、接続部405と、通信部406と、スキャナ部407と、読取部408とを含んで構成される。CPU401と、ROM402と、RAM403と、接続部405と、通信部406と、スキャナ部407と、読取部408とは、バスを介して接続されており相互に通信可能となっている。
CPU401は、中央処理装置であり、ROM402に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、中継器21の動作を制御する。ROM402は、上記プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。RAM403は、随時読み出し書き込みメモリである。接続部405は、接続端子及びケーブルによりPOSレジスタ20と接続して、POSレジスタ20との間で行うデータ通信の制御を行う。通信部406は、接続端子によりハンディターミナル30と接続して、ハンディターミナル30との間で行うデータ通信の制御を行う。スキャナ部407は、商品に付されているバーコードを光学的に読み取る。読取部408は、QRコードを光学的に読み取る。
図7は、本実施形態による中継器21の機能構成を示すブロック図である。
CPU401は、コード情報取得手段2111と、送信手段2112とを含んでいる。コード情報取得手段2111は、読取部408に読み取られたQRコードからコード情報を取得し、取得したコード情報を1つずつ順に送信手段2112に出力する。送信手段2112は、入力されたコード情報を順次POSレジスタ20に送信する。
次に、本実施形態に係るPOSレジスタ20について説明をする。
図8は、本実施形態によるPOSレジスタ20のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態に係るPOSレジスタ20は、CPU201と、ハードディスク202と、ROM203と、RAM204と、液晶タッチパネル部205と、客用表示部206と、レシート印字部207と、ドロワ部208と、通信部209と、操作部210と、カードリーダ211と、ブザー212と、スキャナ接続部213とを含んで構成される。CPU201と、ハードディスク202と、ROM203と、RAM204と、液晶タッチパネル部205と、客用表示部206と、レシート印字部207と、ドロワ部208と、通信部209と、操作部210と、カードリーダ部211と、ブザー212と、スキャナ接続部213は、バスを介して接続されており相互に通信可能となっている。
CPU201は、中央処理装置であり、ROM203に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、POSレジスタ20の動作を制御する。ROM203は、上記プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。RAM204は、ストアコントローラ10より取得した商品マスタなどを記憶する、随時読み出し書き込みメモリである。
表示部である液晶タッチパネル部205(店員用表示部)と客用表示部206とは、商品マスタの情報を表示する。また、液晶タッチパネル部205(店員用表示部)は、タッチパネル式であるため、表示だけではなく入力も受け付ける。操作部210は、POSレジスタ20を動作させる各種のキー、小計キー、現計キー、会員呼出キー、値引キー、割引キー、置数キー、訂正キー、追加キー等の操作ボタンからなる。
通信部209は、LAN60を経由しストアコントローラ10と通信する。ブザー212は、操作の確認が必要な時などにブザー音を発生させるものである。ハードディスク202は会計処理が終了後、RAM204が記憶する情報を記憶する。レシート印字部207はレシートを印字する。ドロワ部208は現金や金券などを保管する。カードリーダ部211は顧客がクレジットカードでの支払いを希望する場合、会計処理のためクレジットカードの情報を読み取る。スキャナ接続部213は、接続端子及びケーブルにより中継器21と接続して、中継器21との間で行うデータ通信の制御を行う。
図9は、本実施形態による商品マスタのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。商品マスタは、商品を識別するコード情報毎に、商品名称と、販売価格との各項目から構成される。商品マスタに記憶されている商品名称や販売価格などが商品情報である。
以下、本実施形態に係るPOSシステムの動作について説明をする。
図10は、本実施形態によるハンディターミナル30の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS101では、スキャナ部304が、顧客が購入する商品に付されているバーコードからコード情報を読み取る。
次に、ステップS102では、CPU301が、RAM302のコード情報記憶手段3021に、S101にて読み取ったコード情報を書き込む。
次に、ステップS103では、CPU301は、仮登録が完了したか否かを判定する。具体的には、CPU301は、操作部306から完了を示す信号が入力された場合に、仮登録が完了したと判定する。仮登録が完了した場合には、ステップS104へ進む。一方、仮登録が完了していない場合には、ステップS101へ戻る。
ステップS104では、CPU301は、クレードル(中継器21)接続されているか否かを判定する。具体的には、CPU301は、通信部307の接続端子3071に中継器21が接続されている場合にクレードル接続されていると判定する。クレードル接続されている場合には、ステップS105へ進む。一方、クレードル接続されていない場合には、ステップS106へ進む。
ステップS105では、通信部307が、RAM302のコード情報記憶手段3021に記憶されたコード情報を順次中継器21へ送信する。
一方、ステップS106では、CPU301の出力手段3012が、RAM302のコード情報記憶手段3021に記憶されたコード情報を含むQRコードを生成する。具体的には、例えば出力手段3012は、コード情報記憶手段3021のコード情報ファイルに記憶されている各コード情報をQRコードに含める。この時、出力手段3012は、コード情報の個数が2以上である場合には、その個数に対応してそのコード情報を繰り返し含んだQRコードを生成する。
ステップS107では、CPU301は、生成したQRコードを印字するか否かを判定する。具体的には、CPU301の選択手段3012cが、表示部305に出力先の選択画面を表示する。この選択画面では、QRコードを伝票に印字するか表示部305に表示するかを選択する。伝票に印字が選択された(QRコードを印字する)場合には、ステップS108へ進む。一方、表示部305に表示が選択された(QRコードを印字しない)場合は、ステップS109へ進む。
ステップS108では、CPU301の印字制御手段3012bが、生成したQRコードをプリンタ40に送信して、伝票にそのQRコードを印字するようプリンタ40を制御する。
一方、ステップS109では、CPU301の表示手段3012aが、生成したQRコードを表示部305に表示する。
次に、ステップS110では、CPU301は、RAM302のコード情報記憶手段302に記憶されたコード情報を全て消去する。
図11は、本実施形態による出力先選択画面の表示例を示す概略図である。
出力先選択画面は、上述したステップS106にて表示される画面であり、QRコードの出力先を選択する。出力先選択画面には、登録された商品の点数501(つまりRAM302のコード情報記憶手段3021に記憶されたコード情報の数)と、伝票印字ボタン502と、表示ボタン503とが表示される。伝票印字ボタン502が押下されると、CPU301の選択手段3012cは、出力先が伝票(プリンタ40)であると判定する。一方、表示ボタン503が押下されると、CPU301の選択手段3012cは、出力先が表示部305であると判定する。
図12は、本実施形態によるQRコードの印字例を示す概略図である。
伝票には、現在の年月日時分と、買い物カゴ番号(No)と、登録された商品の点数と、QRコード501とが印字される。QRコード501には、ハンディターミナル30にて仮登録された全ての商品のコード情報が記憶されている。なお、買い物カゴ番号は、ハンディターミナル30が各買い物カゴに付与されたバーコード番号を読み取ったものである。
図13は、本実施形態によるQRコードの表示例を示す概略図である。
表示部305には、登録された商品の点数と、QRコード601とが表示される。QRコード601には、ハンディターミナル30にて仮登録された全ての商品のコード情報が記憶されている。
図14は、本実施形態による中継器21の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS201では、CPU401は、読取部408がQRコードをスキャン(光学的に読み取った)か否かを判定する。QRコードをスキャンした場合には、ステップS202へ進む。一方、QRコードをスキャンしていない場合には、ステップS204へ進む。
ステップS202では、読取部408が、QRコードを読み込む。
次に、ステップS203では、CPU401のコード情報取得手段2111が、読み込んだQRコードからコード情報を取得する。具体的には、コード情報取得手段は、QRコードに含まれたコード情報を1つづつ取得する。QRコードには、1以上のコード情報が含まれる。
一方、ステップS204では、CPU401は、クレードル接続されているか否かを判定する。具体的には、CPU401は、通信部406の接続端子にハンディターミナル30が接続されている場合にクレードル接続されていると判定する。クレードル接続されている場合には、ステップS205へ進む。一方、クレードル接続されていない場合には、ステップS201へ戻る。
ステップS205では、通信部406が、ハンディターミナル30からコード情報を受信する。
ステップS206では、CPU401の送信手段2112が、取得したコード情報をPOSレジスタ20へ順次送信する。
図15は、本実施形態によるPOSレジスタ20の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS301では、CPU201は、中継器21からコード情報を受信して読み込む。或いは、CPU201は、商品に付されたバーコードをスキャナ部407が読み取ったコード情報を読み込む。
次に、ステップS302では、CPU201は、RAM204に記憶されている商品マスタからコード情報に対応する商品情報を読み出す。そして、CPU201は、コード情報に対応する商品を登録する。
次に、ステップS303では、CPU201は、ステップS201で取得した商品情報を液晶タッチパネル部205に表示する。
次に、ステップS304では、CPU201は、操作部210から出力される信号に基づいて、小計キーが押下されたか否かを判定する。小計キーが押下された場合には、ステップS305へ進む。一方、小計キーが押下されていない場合には、ステップS310へ進む。
ステップS310では、CPU201は、操作部210から出力される信号に基づいて、追加キー又は訂正キーが押下された否かを判定する。追加キー又は訂正キーが押下された場合には、ステップS311へ進む。一方、追加キー又は追加キーが押下されていない場合には、ステップS301へ戻る。
ステップS311では、CPU201は、商品の追加登録や訂正(登録されている商品の取消等)を行う。
一方、ステップS305では、CPU201は、登録された商品の会計情報を液晶タッチパネル部205に表示する。具体的には、CPU201は、登録された商品のコード情報に対応する現在価格を商品マスタから取得し、取得した情報に基づいて登録された商品の買上点数、小計、課税対象額、税額合計及び合計金額などを算出して液晶タッチパネル部205に表示する。
次に、ステップS306では、CPU201は、操作部210から出力される信号に基づいて、店員が顧客から受け取った預かり金額の登録を行う。
次に、ステップS307では、CPU201は、操作部210から出力される信号に基づいて、現計キーが押下された否かを判定する。現計キーが押下された場合には、ステップS308へ進む。一方、現計キーが押下されていない場合には、ステップS310へ進む。
ステップS308では、CPU201は、レシート印字部207より、レシートを印字発行する。このとき、CPU201は、会計情報と預かり金額に基づいてレシートに印字する会計データを生成する。
ステップS209では、CPU201は、レシート印字された会計データをRAM204へ記憶保存させ、現在の取引を終了させて次の会計に備える。RAM204に記憶された会計データは、一日の終わりに実行される日締め処理にて、ストアコントローラ10へ売上データとしてLAN経由で送信される。
このように、本実施形態によれば、店員が会計待ちをしている顧客の購入商品の仮登録をハンディターミナル30を用いて行い、ハンディターミナル30に仮登録された全ての商品のコード情報を1つの2次元コード(QRコード)にして出力する。そして、この顧客がこの2次元コードを持ってPOSレジスタ20に行き、POSレジスタ20に接続された中継器21でこの2次元コードを読み取らせると、中継器21が2次元コードに含まれるコード情報を順次POSレジスタ20に送信する。つまり、POSレジスタ20では、買い物カゴから商品を取り出して、その商品に付されたバーコードを商品毎にスキャンするスキャン操作をすることなく、2次元コードを読み込む操作だけで複数の商品の登録を一括で行うことができる。これにより、ハンディターミナル30とPOSレジスタ20とで並行してスキャン操作を行うことができるので、POSレジスタ20前の会計待ち行列を軽減することができる。
[第2の実施形態]
次に、この発明の第2の実施形態によるPOSシステムについて説明する。
本実施形態では、ファックスやインターネット等で注文を受けた商品のピッキング時にハンディターミナル30を用いる。ピッキングとは、注文された商品を店員が収集する作業である。
本実施形態におけるハンディターミナル30が備えるCPU301は、コード情報取得手段と、照合手段とを備える。また、スキャナ部303は、バーコード及びQRコードを光学的に読み取る。コード情報取得手段は、スキャナ部303によりQRコードが読み取られると、そのQRコードに含まれるコード情報を取得し、取得したコード情報をRAM302(照合情報記憶手段)に記憶する。具体的には、コード情報取得手段は、QRコードに含まれたコード情報を1つづつ取得する。照合手段は、スキャナ部304によりバーコードが読み取られると、そのバーコードに含まれるコード情報と照合情報記憶手段に記憶されているコード情報とを照合する。つまり、照合手段は、読み取られたコード情報が照合情報記憶手段に記憶されているか否かを判定する。そして、照合手段は、読み取られたコード情報が照合情報記憶手段に記憶されている(照合が一致する)場合に、そのコード情報に対応する照合済みフラグをセット(つまり「1」に)する。また、出力手段3012は、照合情報記憶手段3022において照合済みフラグがセットされたコード情報のみを出力する。
図16は、本実施形態による照合情報記憶手段が記憶する照合ファイルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。
照合ファイルは、コード情報と、照合済みフラグとの各項目から構成される。照合済みフラグは、コード情報の照合が一致したか否かを表すフラグであり、「1」はコード情報の照合が一致したことを表し、「0」は照合が一致していないことを表す。
図17は、本実施形態によるハンディターミナル30のピッキング処理の動作を示すフローチャートである。
ステップS401では、スキャナ部303が、印刷媒体に印刷されたQRコードを読み取る。このQRコードには、ファックスやインターネット等で注文を受けた商品のコード情報が含まれる。なお、ストアコントローラ10などがこのQRコードを予め生成する。
次に、ステップS402では、CPU301(コード情報取得手段)が、読み取ったQRコードからコード情報を取得し、取得したコード情報をRAM302(照合情報記憶手段)に記憶する。
次に、ステップS403では、スキャナ部403が、店員がピッキングを行った商品に付されたバーコードを読み取る。
そして、ステップS404では、CPU301(照合手段)が、読み取ったバーコードに含まれるコード情報の照合が一致したか否かを判定する。CPU301は、バーコードのコード情報が照合情報記憶手段に記憶されている場合に照合が一致したと判定する。コード情報の照合が一致した場合には、ステップS405へ進む。一方、コード情報の照合が一致しない場合には、ステップS410へ進む。
ステップS410では、CPU301が、表示部305にエラーを表示して、ステップS403へ戻る。
ステップS405では、CPU301(照合手段)は、照合されたコード情報に対応する照合済みフラグを1にする。
次に、ステップS406では、CPU301は、操作部306が出力する信号に基づいて、ピッキング完了を示す操作が行われたか否かを判定する。ピッキング完了を示す操作が行われた場合には、ステップS407へ進む。一方、ピッキング完了を示す操作が行われていない場合には、ステップS403へ戻る。
ステップS407では、CPU301の出力手段3012が、照合情報記憶手段3022に記憶されているコード情報のうち、照合済みフラグが1であるコード情報のみを含むQRコードを生成する。
次に、ステップS408では、印刷制御手段3012bが、生成されたQRコードをプリンタ40に送信して、伝票にこのQRコードを印字させるよう制御する。プリンタ40は、伝票にQRコードを印刷する。
次に、ステップS409では、CPU301が、RAM302の照合情報記憶手段に記憶されたコード情報を全て消去する。
店員は、注文した顧客が来店すると、ピッキングをした商品に、QRコードが印字された伝票を貼付して渡す。これにより、POSレジスタ20におけるこの顧客の商品登録をQRコードにて行うことができるため、POSレジスタ20における登録操作を短縮することができる。また、照合済みフラグがセットされたコード情報のみを含むQRコードを伝票に印字するため、ピッキング漏れがあった商品又は品切れだった商品を会計することがない。
なお、ハンディターミナル30は、ピッキング完了を示す操作が行われた時に、照合済みフラグがセットされていない商品がある場合には、ピッキングされなかった旨を表示部305に表示する。
なお、上述した実施形態におけるハンディターミナル30、中継器21及び、POSレジスタ20をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態では商品に付されたコード情報を商品コード(バーコード)としているが、GS1データバーである場合は、商品コードの他に商品に貼付されたバーコード(GS1データバー)に含まれる商品情報(例えば、販売期限、製造年月日、ロット番号等)をコード情報に含んでもよい。
なお、本実施例のハンディターミナル30は、伝票に日付時刻を印字しているが、この日付時刻と伝票の有効時間(伝票発行から会計までの予定の時間、例えば10分など)を2次元コード内に含めて印字してもよい。これにより、中継機21が2次元コードを読み込んだ際に、中継機21が計時している日付時刻からこの2次元コードに含まれた日付時刻を減算し、その減算した結果が有効時間を超えていた場合は中継機21から警告音を報知し警告してからPOSレジスタ20へコード情報を送信してもよい。或いは、中継機21で警告した時点で会計の受付を一旦中止してもよい。警告した時点で会計を中止する場合、第2の実施形態に基づいて、店員が買い物カゴの商品を一品づつチェックする方式を用いてもよい。
また、本実施例では、ハンディターミナル30は、紙媒体(伝票)へ2次元コード(QRコード)を印字しているが、2次元コードに限らず、3次元コード或いは3Dコード(ソリッドコード或いはオプティカルIDコードなど)などを印字してもよい。或いは、書き換え可能であるロイコカード(リライトカード)やICチップを内蔵するカード、ICタグ或いはRFIDカードなどの記録媒体に記録させてもよい。
紙媒体或いはリライトカード等に出力する場合には、店員が携帯可能なプリンタ40を用いるが、ICチップを内蔵するカード、ICタグ又はRFIDカード等に記録させる場合には、店員が携帯可能な記録装置(書き込み装置)を携帯し、ハンディターミナル30は顧客が購入する商品に付されたコード情報をすべてその記録装置から記録媒体に書き込む。なお、店員が携帯可能なプリンタ40或いは記録装置は、店員が使用する前に予めハンディターミナル30と紐付け(固有の識別番号をハンディターミナル30内に記憶させる)を行う。これにより、間違って異なるプリンタ40或いは記録装置に出力手段3012が出力することがなくなる。
また、本実施例で使用するプリンタ40を、ハンディターミナル30とネットワーク接続(無線LAN接続)されているプリンタ40とし、POSレジスタ20に近い場所に備え付け、この共有のプリンタ40により伝票を出力してもよい。この場合、出力された伝票に記載されている買い物カゴ番号で顧客と符合させる。これにより、プリンタ40の台数を減らすことができる。
また、図11に示す出力先選択画面の表示例では、伝票印字ボタン502と表示ボタン503とを表示して、いずれかを選択するが、これに限らず、例えば、伝票の印字を行うか否かを「はい」「いいえ」で選択できるように表示してもよい。この場合、「はい」が選択されると、プリンタ40によりQRコードが印刷された伝票を発行し、「いいえ」が選択されると、表示部305にQRコードを表示する。
また、ハンディターミナル30に商品マスタや特売日の情報などを記憶する特売ファイルなどを記憶し、プリンタ40から印刷される伝票へ合計金額などを印字してもよい。
また、本実施形態におけるハンディターミナル30を用いて棚卸しや検品等を行ってもよい。この場合、ハンディターミナル30は、棚卸しや検品を行った全ての商品のコード情報を含むQRコードを出力する。
また、中継器21は、POSレジスタ20にコード情報を出力する間隔を設定する設定手段を備えてもよい。これにより、POSレジスタ20の処理スピードに合わせてコード情報を出力することができる。
また、POSレジスタ20に2次元コード(QRコード)を読めるスキャナを接続すれば、中継機21の読取部408を省略することもできる。
201,301,401…CPU、202…ハードディスク、203,302,402…ROM、204,303,403…RAM、205…液晶タッチパネル部、206…客用表示部、207…レシート印字部、208…ドロワ部、209,307,406…通信部、210,306…操作部、211…カードリーダ部、212,308…ブザー、213,304…スキャナ部、305…表示部、305a…LED発光部、309…電源制御部、310…充電式電池、311…印刷通信部、405…接続部

Claims (7)

  1. 店員により操作される携帯端末が、会計装置に並ぶ会計待ち列の待ち位置において顧客が買い上げる商品に付されたコード情報を読み取るステップと、
    前記携帯端末が、前記読み取ったコード情報を前記顧客毎に伝票を有効とするための日付時刻を含めて2次元コードに変換するステップと、
    前記携帯端末に対応する印字手段が、前記変換された2次元コードを前記会計待ち列の待ち位置の顧客へ手渡す伝票に印刷するステップと、
    前記会計装置が、前記会計待ち列の待ち位置の顧客へ手渡された伝票に印刷された2次元コード、又は、前記商品に付されたコード情報を読み取るステップと、
    前記会計装置が、前記読み取りステップで前記会計待ち列の待ち位置の顧客へ手渡した伝票の2次元コードを読み取った場合には当該2次元コードに記録されたコード情報の数に応じて当該コード情報夫々に対応する商品データを読み出し、前記読み取りステップで前記商品に付されたコード情報を読み取った場合には当該読み取ったコード情報に対応する商品データを読み出すステップと、
    前記会計装置が、前記読み出した商品データに基づき、前記顧客が買い上げる商品の会計情報を表示するステップと、
    前記会計装置が前記表示された会計情報に基づいて、前記顧客が買い上げる商品の会計を実行し、前記日付時刻と計時する日付時刻とに基づいて所定時間を超えている場合には会計を中止するステップと、
    を有する会計方法。
  2. 店員に操作される携帯端末と、当該携帯端末に対応する印刷手段と、POSレジスタとを備えるPOSシステムであって、
    前記携帯端末は、
    POSレジスタに並ぶ会計待ち列の待ち位置において顧客が買い上げる商品に付されたコード情報を読み取るスキャナと、
    前記スキャナが読み取ったコード情報を前記会計待ち列の待ち位置の顧客毎に伝票を有効とするための日付時刻を含めて2次元コードに変換する変換手段と、
    を備え、
    前記印刷手段は、前記変換された2次元コードを前記会計待ち列の待ち位置の顧客へ手渡す伝票に印刷し、
    前記POSレジスタは、
    前記会計待ち列の待ち位置の顧客へ手渡した伝票に印刷された2次元コード、又は、前記商品に付されたコード情報を読み取る読取部が設けられ、
    前記読取部が前記会計待ち列の待ち位置の顧客へ手渡した伝票の2次元コードを読み取った場合には当該2次元コードに記録されたコード情報の数に応じて当該コード情報夫々に対応する商品データを読み出し、前記読取部が前記商品に付されたコード情報を読み取った場合には当該読み取ったコード情報に対応する商品データを読み出し、前記読み出した商品データに基づいて会計を行い、前記日付時刻と計時する日付時刻とに基づいて所定時間を超えている場合には会計を中止する
    ことを特徴とするPOSシステム。
  3. 前記携帯端末は、
    前記スキャナが読み取ったコード情報に対応して数量を入力する数量入力手段を備え、
    前記出力手段は、前記数量入力手段が入力した数量に対応して前記コード情報を繰り返
    し含んだ前記2次元コードを出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載のPOSシステム。
  4. 前記出力手段は、前記2次元コードを印刷媒体へ印刷するよう制御する印刷制御手段を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載のPOSシステム。
  5. 前記読取部は、
    前記読み取った2次元コードから前記コード情報を取得するコード情報取得手段と、
    前記コード情報取得手段が取得した前記コード情報を前記POSレジスタへ送信する送
    信手段と、
    を備えた中継器であることを特徴とする請求項2から4いずれか1項に記載のPOSシステム。
  6. 前記出力手段は、
    前記2次元コードを表示部へ表示する表示手段を更に備え、
    前記印刷制御手段或いは前記表示手段のいずれか一方を選択して前記2次元コードを出
    力する選択手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載のPOSシステム。
  7. 前記携帯端末が備える前記スキャナは、2次元コードを光学的に読み取り、
    前記携帯端末は、
    前記スキャナが読み取った前記2次元コードから前記コード情報を取得するコード情報
    取得手段と、
    前記コード情報取得手段が取得した前記コード情報を記憶する照合情報記憶手段と、
    顧客が購入する商品に付されたコード情報が前記スキャナで読み取られると、当該コード情報と前記照合情報記憶手段が記憶する前記コード情報とを照合し、照合が一致すると、当該コード情報に対応する照合済みフラグを前記照合情報記憶手段にセットする照合手段と、
    を備え、
    前記出力手段は、前記照合済みフラグがセットされたコード情報のみを2次元コードで出力する
    ことを特徴とする請求項2から6いずれか1項に記載のPOSシステム。
JP2009025135A 2009-02-05 2009-02-05 会計方法及びposシステム Active JP4858552B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009025135A JP4858552B2 (ja) 2009-02-05 2009-02-05 会計方法及びposシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009025135A JP4858552B2 (ja) 2009-02-05 2009-02-05 会計方法及びposシステム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010182105A JP2010182105A (ja) 2010-08-19
JP2010182105A5 JP2010182105A5 (ja) 2011-01-13
JP4858552B2 true JP4858552B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=42763658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009025135A Active JP4858552B2 (ja) 2009-02-05 2009-02-05 会計方法及びposシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4858552B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10121133B2 (en) 2010-10-13 2018-11-06 Walmart Apollo, Llc Method for self-checkout with a mobile device
JP2012190246A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Sharp Corp 商品情報登録システム
JP5747793B2 (ja) * 2011-11-24 2015-07-15 株式会社デンソーウェーブ 決済端末および決済システム
JP6155794B2 (ja) * 2012-04-23 2017-07-05 株式会社寺岡精工 チェックアウトシステム
JP2013131232A (ja) * 2013-02-13 2013-07-04 Toshiba Tec Corp 商品販売システムおよびプログラム
CN104134300A (zh) * 2014-08-08 2014-11-05 深圳市金讯宇科技有限公司 一种移动智能支付系统
JP5790856B2 (ja) * 2014-08-20 2015-10-07 株式会社寺岡精工 Posシステム、登録装置及び精算装置
JP7130355B2 (ja) 2017-03-06 2022-09-05 東芝テック株式会社 チェック装置、及びチェックプログラム
JP6904743B2 (ja) * 2017-03-22 2021-07-21 東芝テック株式会社 会計システムおよび会計方法
JP6955238B2 (ja) * 2017-11-10 2021-10-27 Necプラットフォームズ株式会社 決済システム、携帯端末、および決済方法
US20240104546A1 (en) * 2020-12-22 2024-03-28 Nec Corporation Store mobile terminal device, payment device, system, method, and recording medium
JP7634911B1 (ja) * 2023-05-08 2025-02-25 株式会社アスタリスク 前捌き装置およびposターミナル

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05233963A (ja) * 1992-02-21 1993-09-10 Hitachi Ltd 商品販売システム
JP2993833B2 (ja) * 1993-11-29 1999-12-27 富士通株式会社 Posシステム
JPH11102487A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Nec Corp ハンディターミナル利用店舗システム
JP3773167B2 (ja) * 2001-03-05 2006-05-10 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、商品販売システム、クーポン値引き方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010182105A (ja) 2010-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4858552B2 (ja) 会計方法及びposシステム
JP5326252B2 (ja) 販売時点情報管理システムおよび精算端末
JP5531511B2 (ja) 携帯端末およびposシステム
JP5286910B2 (ja) 携帯端末および商品販売処理システム
JP4908553B2 (ja) 商品販売システム、ハンディ端末およびその制御プログラム
JP5648444B2 (ja) Posシステム、商品登録装置及び精算装置
JP2002024484A (ja) リサイクル管理システム及びリサイクル管理方法
JP3774378B2 (ja) 商品販売データ処理装置、レシート発行端末、レシート印字形式の選択方法及びプログラム
US20110131088A1 (en) Shopping supporting apparatus and method
JP4616166B2 (ja) 商品登録処理システム
JP2009059321A (ja) 商品販売データ処理装置
JP2008293179A (ja) 商品販売処理システム
JP2020035328A (ja) 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、商品販売データ処理方法、及び、プログラム
JP7266837B2 (ja) 登録装置及び商品販売データ処理システム
JP5298641B2 (ja) 携帯端末、会計装置、商品販売処理システム
JP5620346B2 (ja) 商品販売データ処理システム
JP2024047355A (ja) 商品登録装置及びそのプロクラム、監視装置
JP2003187097A (ja) 買物代行宅配サービス処理システム
JP5856263B2 (ja) 決済処理装置およびその制御プログラム
JP6874188B2 (ja) チェックアウトシステム
JP2018092424A (ja) 商品販売データ処理装置及びプログラム
JP2023097833A (ja) プログラム、可搬型精算装置、およびシステム
JP7603955B2 (ja) 商品販売データ処理システム、精算装置、およびプログラム
JP7706804B2 (ja) 精算装置、およびプログラム
JP7682717B2 (ja) 決済装置及びそのプログラム、決済方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101118

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20101118

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20101220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110712

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4858552

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250