JP5326252B2 - 販売時点情報管理システムおよび精算端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末を用いた販売時点情報管理システムおよび精算端末に関する。
和菓子、洋菓子、弁当、惣菜の販売店等は、店舗規模が小さく、商品販売のための陳列ケースや用品を載置販売するワゴン等が占有する面積が大きいことが多い。そのため、顧客が購入した商品の会計を行う場所は狭くなるため、上記販売店等では、会計で使用される精算端末(POSレジ)は設置占有面積が小さなサイズの機器を使用することが多く、設置台数も一台であることが多い。また、顧客が購入する商品を登録することができる携帯端末を備えた精算端末も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−245594号公報
しかしながら、上記店舗において、店員が複数人働いている場合においても、従来の精算端末では、一人の店員が精算端末を使用している間、他の店員は、顧客の注文情報を当該精算端末に登録することができないという問題があった。また、特許文献1に記載の携帯端末を用いた場合においても、一人の店員が精算端末を使用している間、他の店員は、携帯端末に登録した顧客の注文情報を当該精算端末に登録することができないという問題があった。そのため、顧客の注文を効率的に処理することができないという問題もあった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、一人の操作者が精算端末を使用している間においても、他の操作者が当該精算端末に顧客の注文情報を登録することが可能であり、顧客の注文を効率的に処理することが可能な販売時点情報管理システム(POSシステム)および精算端末を提供することを目的とする。
本発明は、携帯端末と精算端末とを備えた販売時点情報管理システムにおいて、前記携帯端末は一取引分の商品情報を記憶する商品情報記憶部と、商品に付された商品情報を読み取る、読み取り部と、前記商品情報記憶部が記憶する商品情報を登録商品情報として送信する送信部とを備え、前記精算端末は、前記携帯端末から送信された前記登録商品情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記登録商品情報を取引毎に記憶する登録商品記憶部と、表示部としてキーやデータを表示し、入力部としてキー入力を受け付けるタッチパネルと、前記登録商品記憶部が記憶する前記登録商品情報に対応付けられた、前記携帯端末を識別する携帯端末番号もしくは前記携帯端末を操作する作業者の作業者特定情報を前記タッチパネルに対して一取引毎に表示させ、前記タッチパネルで選択された登録商品情報に基づいて精算処理を行う精算処理部と、を備え、前記受信部および前記登録商品記憶部と、前記精算処理部とはお互い並行して動作することを特徴とする販売時点情報管理システムである。
また、本発明の販売時点情報管理システムにおいて、前記商品情報記憶部はさらに、一取引分の商品情報を一意に特定する識別情報を記憶することを特徴とする。
また、本発明の販売時点情報管理システムにおいて、前記精算処理部はさらに、前記タッチパネルに表示させた登録商品情報の精算処理を保留させ、前記登録商品記憶部より、該登録商品情報とは異なる前記登録商品情報を呼び出し、呼び出した前記登録商品情報を前記タッチパネルに対して表示させ、表示させた前記登録商品情報に基づいて精算処理を行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記精算処理部は、前記登録商品情報を、前記識別情報毎に画像または文字により表示し前記入力部は、前記精算処理部が表示した前記登録商品情報の選択を受け付けることを特徴とする販売時点情報管理システムである。
また、本発明の販売時点情報管理システムにおいて、前記精算処理部は、精算処理を行った前記登録商品情報の表示形態を変更することを特徴とする。
また、本発明の販売時点情報管理システムにおいて、前記精算端末は、前記精算処理部で精算処理を行われた前記登録商品情報について、前記タッチパネルで選択を受け付けるか否か設定する選択設定部とを更に備えることを特徴とする。
また、本発明は、携帯端末から送信された登録商品情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記登録商品情報を記憶する登録商品記憶部と、表示部としてキーやデータを表示し、入力部としてキー入力を受け付けるタッチパネルと、前記登録商品記憶部が記憶する前記登録商品情報に対応付けられた、前記携帯端末を識別する携帯端末番号もしくは前記携帯端末を操作する作業者の作業者特定情報を前記タッチパネルに対して一取引毎に表示させ、前記タッチパネルで選択された登録商品情報に基づいて精算処理を行う精算処理部と、を備え、前記受信部および前記登録商品記憶部と、前記精算処理部とはお互い並行して動作することを特徴とする精算端末である。
請求項1によれば、携帯端末の送信部は、読み取った商品情報と識別情報とを登録商品情報として精算端末に送信し、精算端末は受信部で受信した登録商品情報を登録商品記憶部が記憶する。精算処理部は、登録商品記憶部が記憶する登録商品情報に基づいて精算処理を行うことができる。なお、受信部は、精算端末の他の処理が行われている間も、携帯端末から送信される登録商品情報を受信することができる。よって、効率よく顧客の登録商品情報を精算端末に登録することができ、登録商品情報の登録時間を短縮することができる。これにより、1台の精算端末で複数の顧客の精算処理を順次行うことができ、携帯端末からの登録商品情報の登録待ち時間を無くす事ができ、顧客の会計待ち時間を少なくすることができ、効率よく顧客対応を行うことができる。また、精算端末への手動登録作業および操作が無くなるので、精算端末への登録商品情報入力時の操作ミスおよび入力ミスがなくなるという効果も奏する。
また、請求項2によれば、精算端末に取り込んだ登録商品情報を、顧客の取引毎に表示することができる。よって複数顧客の登録商品情報を目視確認し選択することができる。これにより、店員は該当する顧客の登録商品情報の選択が容易となる。
また、請求項3によれば、表示部に表示させた前記登録商品情報の精算処理を保留させ、登録商品記憶部より表示させた登録商品情報とは異なる登録商品情報を呼び出し、呼び出した登録商品情報を表示部に対して表示させ、表示させた前記登録商品情報に基づいて精算処理を行うことができる。これにより、精算途中の顧客以外の顧客の精算処理を先に行うことができる。
また、請求項4によれば、精算端末へ取り込んだ顧客の取引ごとの登録商品情報を、識別情報に基づいて、アイコンなどの画像または文字で液晶タッチパネルなどに表示することが可能であり、その表示から登録商品情報を呼び出すことが可能である。よって、複数の顧客の登録商品情報が液晶タッチパネルなどに表示されていても、店員は担当する顧客の登録商品情報を容易に識別することができる。また、視認性が高まるため、間違えて登録商品情報を呼び出すことを防止できる。
また、請求項5によれば、精算端末の液晶タッチパネルなどに表示された顧客の取引ごとの登録商品情報のうち、精算処理が終了した登録商品情報の表示を、最初の表示色と違う色への変更や、影および輪郭を濃くしたり反転したりする表示、または表示部より登録商品情報の表示を削除する。このことにより、店員は会計済みの登録商品情報と、会計前の登録商品情報とを一目で判断することができ、担当する顧客の取引データの選択が容易になる。
また、請求項6によれば、精算端末の液晶タッチパネルなどに表示された顧客の取引ごとの登録商品情報のうち、精算処理が終了した登録商品情報を選択できないようにする。このことにより、精算済みの登録商品情報を選択し、呼び出すことが出来ないので、間違えた会計をすることが無くなる。
請求項7によれば、精算端末は受信部で受信した登録商品情報を記憶部が記憶する。精算処理部は、記憶部が記憶する登録商品情報に基づいて精算処理を行うことができる。なお、受信部は、精算端末の他の処理が行われている間も、携帯端末から送信される登録商品情報を受信することができる。また、精算端末へ取り込んだ顧客の取引ごとの登録商品情報を、識別情報に基づいて、各顧客の取引をアイコンなどの画像または文字で液晶タッチパネルなどに表示することが可能であり、その表示から登録商品情報を呼び出すことが可能である。また、精算端末の液晶タッチパネルなどに表示された顧客の取引ごとの登録商品情報のうち、精算処理が終了した登録商品情報の表示を削除する。このことにより、規模の小さな店舗が複数集まる売り場などで精算端末を使用する場合においても、複数顧客の登録商品情報を混在させることなく登録し、精算処理を行うことができるので、売り場内での精算端末の共用や顧客の買い回りへの対応などが可能であり、顧客の会計待ち時間を少なくすることができ、効率よく顧客対応を行うことができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態によるPOSシステム(販売時点情報管理システム)の構成を示した図である。POSシステムは、携帯端末1と、精算端末2と、クレードル3とを含む。POSシステムは、携帯端末を複数含むことも可能である。図示する例では、POSシステムは、携帯端末1をn台含んでいる。クレードル3は、接続コネクタ4を介して精算端末2に接続している。また、携帯端末1は、クレードル3を介して精算端末と接続することが可能である。
携帯端末1は、顧客が購入する商品の注文データの入力を受けつけ、記憶する。精算端末2は、顧客が購入する商品の精算処理を行う。クレードル3は、携帯端末1が記憶する注文データを精算端末2に送信する際に、注文データの送信を中継する。
図2は本実施形態における携帯端末1の構成を示した構成図である。携帯端末1は、CPU110と、ROM111と、RAM112と、スキャナ部113と、表示部114と、LED発行部115と、操作部116と、通信部117と、ブザー118と、電源制御部119と、充電式電池120とを備える。
CPU110は、中央処理装置であり、ROM111に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、携帯端末1の動作を制御する。ROM111は、上記プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。RAM112は、スキャナ部113で読み取った商品のバーコードのデータなどを記憶する、随時読み出し書き込みメモリである。
スキャナ部113は、商品に付されているバーコードを読み取るためのものであり、読み取ったバーコードの情報を所定の形式のデータに変換して出力する。バーコードをスキャナ部113に近付けることにより、読み取り動作が行われる。バーコード読み取りが行われスキャナ部113から出力されたデータは、買い上げ商品を特定するデータとしてRAM112へ送られ、記憶される。
表示部114は、スキャナ部113によりバーコードを読み取った商品の個別の商品名や値段、読み取った全商品のリストや合計金額、買い上げ点数、その他各種のメッセージ(例えば、携帯端末1の使い方が分からない操作者のための使用方法案内表示)などを表示する。また、表示部114の上側中央部には、LED発光部115が設けられる。このLED発光部115は、CPU110が行う処理に応じて点灯する。
操作部116は、携帯端末1を操作する各種のキーからなり、バーコードの読み取りを開始するためのスキャンキー、バーコードを読み取った商品を1つずつ取り消したり数量を修正したりするための訂正キー、読み取った全商品を取り消すための取消キー、買い上げる商品の数量を指定するための+(プラス)キー、−(マイナス)キー、読み取った全商品のリスト表示において商品を選択するカーソルを上下させるための上下矢印キー、入力操作を決定するための決定キーなどを有している。
通信部117は、クレードル3との間で行うデータ通信の制御を行う。具体的には、携帯端末1がクレードル3に接続された場合には、RAM112に記憶された買い上げ商品のデータ(スキャナ部113により商品のバーコードから読み取ったデータ)を、クレードル3を介して精算端末2に送信する。なお、これらのデータ通信は、例えば、RS−232Cの通信プロトコルに従って行われる。
ブザー118は、CPU110が行う処理に応じてブザー音を発生させる。電源制御部119は、携帯端末1が充電器に接続されている間に、充電器から供給される電力による充電式電池120への充電を制御する。充電式電池120は、携帯端末1の各部を動作させるための電力を供給する。
図3は本実施形態における精算端末2の構成を示した構成図である。精算端末2は、CPU200と、ROM210と、RAM211と、液晶タッチパネル212と、キー操作部213と、客用表示器214と、レシート印字部215と、ラベル印字部216と、ドロワ部217と、磁気カードリーダ218と、スキャナ219と、通信部220とを備える。
CPU200は、精算端末2の各部を制御する中央処理装置であり、ROM210から所定のプログラムをロードして実行する。ROM210は、CPU200が実行する各種プログラムを格納している記憶部である。
RAM211は、CPU200が使用するデータを一時的に記憶する記憶部である。なお、CPU200で実行されるプログラムを記憶するようにしてもよい。
液晶タッチパネル212は、各種メニュー画面、ラベル発行や商品登録に必要なプリセットキー、登録した商品データ・精算データなどを表示するとともに、表示された各種のキーから入力を受け付ける。なお、この液晶タッチパネル212は店員側に向けて設置されており、店員により使用される。
キー操作部213は、商品登録と精算とラベル発行の処理において使用頻度の高いファンクションキーとテンキー、その他、クレジットカードや現金による精算を確定するためのクレジットキー、小計キー、現計キーなどが設けられている入力装置である。客用表示器214は、買上げ商品の商品名、買上げ価格、買上げ合計金額などを客に対して表示する表示装置であり、例えば液晶パネル等で構成される。
レシート印字部215は、客が買上げた商品の商品名、価格、買上げ合計金額、日付、時刻、店舗名などの登録・精算結果をレシートに印字する印字装置である。印字されたレシートは、レシート発行口から発行される。また、領収書などをこのレシート発行口より発行させてもよい。ラベル印字部216は、商品ファイルに設定されている商品の情報をラベルに印字する印字装置である。印字されたラベルは、ラベル発行口から発行され、発行されたラベルは、店員により販売する商品に貼付される。
ドロワ部217は、予備の紙幣、硬貨、その他商品券や売掛伝票を収納する金庫である。磁気カードリーダ218は、会員番号などの会員を特定するための情報が記録された会員カードや、客が買上げ商品の精算に用いるクレジットカード等の各種磁気カードから、所定の情報を読み取るための読取装置である。スキャナ219は、商品に貼り付けられた商品登録を行うためのバーコードを読み取る光学式読取装置である。通信部220は、クレードル3を介して携帯端末1と通信を行う。なお、携帯端末1が赤外線通信を可能とする場合は、クレードルを使用せず、赤外線通信を用いて携帯端末1と通信を行っても良い。
次に、携帯端末1の動作例について図4を参照して説明する。図4は、携帯端末1が商品情報を登録する手順を示したフローチャートである。
(ステップS10)携帯端末1のCPU110は、RAM112に記憶されている作業者番号と、RAM112に記憶されているシリアル番号とに基づいて、取引識別情報を設定しRAM112に記憶させる。例えば、取引識別情報を6桁とし、上2桁を作業者番号に基づいて決定し、下4桁をシリアル番号に基づいて決定するとし、RAM112が記憶する作業者番号を01、シリアル番号を0001とすると、取引識別情報は010001となる。
また、CPU110は、設定した取引識別情報を表示部114に表示する。作業者番号は、予め、携帯端末1の操作者による操作部116の操作によってRAM112に記憶されている。また、作業者番号がRAM112に記憶されていない場合は携帯端末番号を使用する。携帯端末番号は、携帯端末1を一意に特定することができる番号であり、予めRAM112に記憶されている。
また、図5に示すようなカードに印字された呼出バーコードをスキャナ部113が読み取り、CPU110は、スキャナ部113が読み取ったバーコードを識別番号に変換してRAM112に記憶するように、店員が携帯端末1の操作を行ってもよい。図5に示す例では、カードには担当者コードと、担当者名と、呼出バーコードと、メッセージ印字部とがある。担当者コードは担当者名を一意に特定することができるコードである。担当者名は担当者の名前である。呼出バーコードは、担当者コードを表すバーコードである。メッセージ印字部は、任意にメッセージを印字することが可能な領域である。なお、図5に示すカードは、精算端末2のラベル印字部216より発行されたものを用いれば経済的であり、印字内容の変更にも即応出来る。
(ステップS11)店員は、顧客が購入する商品に付されている商品情報バーコードを、携帯端末1のスキャナ部113に読み取らせる。
(ステップS12)CPU111は、スキャナ部113が読み取った商品情報バーコードを商品情報に変換する。CPU111は、ステップS10でRAM112に記憶した取引識別情報をRAM112から読み出し、変換した商品情報に取引識別情報を付加して買上情報を生成する。CPU111は買上情報をRAM112に記憶させる。
図6は携帯端末1−1のRAM112に記憶される買上情報の例を示した図である。属性は、JAN(Japanese Article Number)コードと、商品コードと、取引識別情報と、数量との4種類がある。JANコードおよび商品コードは、商品を識別するコードであり、商品を一意に特定することができるコードである。取引識別情報は、ステップS10でCPU110がRAM112に記憶した取引識別情報である。なお、取引識別情報は、携帯端末番号と各顧客との取引をユニークにするためのシリアル番号とで構成されており、各顧客との取引をユニークにする方法であれば他の手法を用いても良い。数量は、顧客が購入する数量である。図示する例では、JANコードがAAAAであり、商品コードが000002であり、取引識別情報が010001であり、数量が2である行と、JANコードがBBBBであり、商品コードが000003であり、取引識別情報が010001であり、数量が1である行と、JANコードがCCCCであり、商品コードが000004であり、取引識別情報が010001であり、数量が1である行と、JANコードがDDDDであり、商品コードが000018であり、取引識別情報が010001であり、数量が2である行とが含まれる。なお、取引識別情報の上二桁は担当者番号あるいは端末番号であり、下四桁はシリアル番号である。
(ステップS13)店員は、顧客が購入する商品全てのバーコードの読み取りを完了すると、バーコードの読み取りに使用していた端末装置1をクレードル3に装着する。携帯端末1がクレードル3に装着されると、携帯端末1のCPU111は、顧客が購入する商品全てのバーコードの読み取りを完了したと判断し、ステップS14に進む。それ以外の場合はステップS11に戻る。
(ステップS14)携帯端末1のCPU110は、通信部117を介して、RAM112に記憶されている買上情報を精算端末2に送信する。送信完了後、CPU110はRAM112が記憶する買上情報を削除する。削除後、ステップS10に戻る。ステップS10に戻る際に、CPU110は、シリアル番号を一つ増加させる。
上述したとおり、ステップS14で、ある顧客が購入する商品の買上情報を精算端末2に送信後ステップS10に戻る。ステップS10に戻る際に、CPU110は、シリアル番号を一つ増加させる。ステップS10では、当該シリアル番号に基づいて新たな顧客の取引で用いられる取引識別情報を生成する。ステップS12で、新たな顧客が購入する商品の買上情報を、ステップS10で生成した当該取引識別情報に基づいて生成することで、取引識別情報に基づいて、異なる顧客ごとに買上情報を認識することができる。また、作業者番号もしくは携帯端末番号に応じて取引識別番号も異なるため、取引識別情報に基づいて、異なる作業者もしくは異なる携帯端末ごとに買上情報を認識することができる。
例えば、図7は処理携帯端末1−1のRAM112に記憶される商品データの例を示した図である。属性は図6と同様である。図示する例では、JANコードがCCCCであり、商品コードが000004であり、取引識別情報が010002であり、数量が1である行が含まれる。図7に示される取引識別情報は010002となり、図6に示される取引識別情報010001とは下4桁が異なる。よって、図6に示した買上情報と、図7に示した買上情報とでは、購入する顧客が異なることがわかる。また、上2桁が同じであるため、図6に示した買上情報と、図7に示した買上情報とでは、買上情報を入力した店員または携帯端末は同一であることがわかる。
また、図8は処理携帯端末1−2のRAM112に記憶される商品データの例を示した図である。属性は図6と同様である。図示する例では、JANコードがAAAAであり、商品コードが000002であり、取引識別情報が020001であり、数量が1である行が含まれる。図8に示される取引識別情報は020001となり、図6に示される取引識別情報010001とは上2桁が異なるため、図6に示した買上情報と、図8に示した買上情報とでは、買上情報を入力した店員または携帯端末は異なることがわかる。
また、図9は処理携帯端末1−3のRAM112に記憶される商品データの例を示した図である。属性は図6と同様である。図示する例では、JANコードがEEEEであり、商品コードが000001であり、取引識別情報が030001であり、数量が1である行が含まれる。図9に示される取引識別情報は030001となり、図6に示される取引識別情報010001とは上2桁が異なるため、図6に示した買上情報と、図8に示した買上情報とでは、買上情報を入力した店員または携帯端末は異なることがわかる。
次に、精算端末2の動作例について図10を参照して説明する。図10は、精算端末2の処理手順を示したフローチャートである。ステップS20からステップS21の処理では、精算端末2は、携帯端末1から受信される買上データの受信手順を行う。ステップS22からステップS30の処理では、精算端末2は、携帯端末1から受信した買上データに基づいて、顧客の精算処理を行う。なお、ステップS20からステップS21の処理と、ステップS22からステップS30の処理は並列で行うことが可能である。
(ステップS20)精算端末2のCPU200は、通信部220に接続されているクレードル3に、携帯端末1が接続されているか判断する。CPU200が、クレードル3に携帯端末1が接続されていると判断した場合、ステップS21に進み、それ以外の場合、ステップS20に戻る。なお、ステップS22からステップS30の処理を行っている間も、ステップS22からステップS30の処理と並列にステップS20の処理が行われる。
(ステップS21)精算端末2のCPU200は、通信部220を介して、携帯端末2から送信される買上情報を受信する。CPU200は、RAM211が記憶する商品マスタの情報を読み出し、受信した買上情報に商品マスタの情報と取引番号とを付加してRAM211に取引データとして記憶させる。その後、ステップS20に戻る。
買上情報に付加する取引番号は、受信した買上情報に含まれる取引識別情報ごとに異なる値とする。例えば、CPU200は、受信した買上情報に含まれる取引識別情報が、前回受信した買上情報に含まれる取引識別情報と異なると判断した場合、以前使用した取引番号と異なる値を取引番号として買上情報に付加する。また、買上情報に付加する商品マスタの情報は、受信した買上情報に含まれる商品コードに基づいて選択する。例えば、CPU200は、商品マスタから、受信した買上情報に含まれる商品コードと同一の商品コードの行を読み出し、読み出した行の商品名称および値段を買上情報に付加する。なお、買上情報に付加する商品マスタの情報は、受信した買上情報に含まれるJANコードに基づいて選択しても良い。
図11は、精算端末2のRAM211が記憶する商品マスタを示した図である。属性は、JANコードと、商品コードと、商品名称と、値段との4種類がある。商品名称は、商品の名前であり、JANコードおよび商品コードから一意に決まる名称である。値段は商品名称に記載の商品の値段である。図示する例では、JANコードがEEEEであり、商品コードが000001であり、商品名称がアンパンであり、値段が100である行が含まれる。以下同様に、商品マスタに含まれる行の情報は図11に示されるとおりである。
図12は、精算端末2のRAM211が記憶する取引データを示した図である。属性は、取引番号と、JANコードと、商品コードと、商品名称と、値段と、数量と、取引識別情報と、精算区分と、日付との9種類がある。日付は、携帯端末1から送信された買上情報を精算端末2が受信した日時である。図示する例では、日付は14桁の数字で表され、1桁目から4桁目までは年を表し、5桁目と6桁目で月を表し、7桁目と8桁目で日を表し、9桁目と10桁目で時を表し、11桁目と12桁目で分を表し、13桁目と14桁目で秒を表す。例えば、日付「20070424101130」は、2007年4月24日10時11分30秒に携帯端末1から送信された買上情報を精算端末2が受信したことを示す。
精算区分は、数値で表され、RAM211が記憶する精算区分説明表の積算区分の数値と対応付けられている。図示する例では、精算区分は0と1とがある。図13は、精算区分説明表を示した図である。属性は、精算区分と、区分内容と、表示区分との3種類がある。精算区分は図12の取引データの精算区分と対応付けられている。区分内容は、取引データが未精算もしくは精算済かを示す。表示区分は、数値で表され、RAM211が記憶する表示区分表の表示区分の数値と対応付けられている。図14は、表示区分表を示した図である。属性は、表示区分と、区分内容と、選択指定と、表示色とがある。表示区分は数値で表され、図13の精算区分説明表と対応付けられている。区分内容は、取引データを液晶タッチパネル212に表示するか否か設定する。選択指定は、取引データを液晶タッチパネル212で選択することが可能か否か設定する。表示色は、取引データを液晶タッチパネル212に表示する際の色を設定する。
図12、図13、図14より、本実施形態では、精算端末の取引データにおいて、精算区分が0の取引データは、未精算であり、液晶タッチパネル212に表示され、液晶タッチパネル212で選択することが可能であり、液晶タッチパネル212に表示される色は黒である。精算端末の取引データにおいて、精算区分が1の取引データは、精算済であり、液晶タッチパネル212に表示され、液晶タッチパネル212で選択することが不可能であり、液晶タッチパネル212に表示される色はグレー反転である。
(ステップS22)
CPU200は、登録された時間が一番古い未精算の取引データをRAM211から読み出し、読み出した取引データに基づいて買上合計金額を算出する。なお、ステップS24から戻ってきた場合は、ステップS24で選択された取引データをRAM211から読み出し、読み出した取引データに基づいて買上合計金額を算出する。また、ステップS25で右△が押されてステップS25から戻ってきた場合、精算処理を保留した取引データの次に登録された時間が新しい取引データをRAM211から読み出し、読み出した取引データに基づいて買上合計金額を算出する。また、ステップS25で左△が押されてステップS25から戻ってきた場合、精算処理を保留した取引データをRAM211から読み出し表示する。更にステップS25で左△が押されステップS25から戻ってきた場合、精算処理を保留した取引データの次に登録された時間が古い未精算の取引データをRAM211から読み出し、読み出した取引データに基づいて買上合計金額を算出する。なお、未精算の取引データが無い場合は、ステップS25で左△が押されても、登録された時間の古い取引データをRAM211から読み出さない。
また、CPU200は、読み出した取引データと、算出した買上合計金額とを液晶タッチパネル212に表示する。
図15は、液晶タッチパネル212に表示される、取引データと買上合計金額との例を示した図である。図示する例では、商品情報は、商品コードが000002であり、商品名称がパンドミーであり、数量が2個であり、値段が150円であり、小計が300円である商品情報と、商品コードが000003であり、商品名称がカツサンドであり、数量が1個であり、値段が150円であり、小計が150円である商品情報と、商品コードが000004であり、商品名称がエビカツサンドであり、数量が1個であり、値段が180円であり、小計が180円である商品情報と、商品コードが000018であり、商品名称がフランスパンであり、数量が2個であり、値段が300円であり、小計が600円である商品情報とが表示されている。また、表示されている商品情報の小計を合計した小計1230円と、税額61円と、小計と税額を合わせた合計1291円とが表示されている。また、図示する例では、画面下に「切替」ボタンと、「スキップ」ボタンとが配置されている。切替ボタンは、ステップS21でRAM211に記憶された精算端末の取引データの取引識別情報に基づいて、端末番号およびシリアル番号毎に取引データを表示する画面に切り替えるボタンである。スキップボタンは「右△」ボタンおよび「左△」ボタンとを備えており、現在精算処理を行っている顧客の取引データを一旦保留にして、他の顧客の精算処理を指示するボタンである。
(ステップS23)
CPU200は、液晶タッチパネル212に表示される切替ボタンを店員に選択されたことを認識するとステップS24に進む。それ以外はステップS25に進む。
(ステップS24)ステップS21でRAM211に記憶された精算端末の取引データの取引識別情報に基づいて、CPU200は液晶タッチパネル212に端末番号およびシリアル番号毎に取引データを表示する。なお、取引識別情報(6桁)は精算端末番号(2桁)とシリアル番号(4桁)の組み合わせである。
店員は、表示されている取引データのうち精算処理を行う取引データを、タッチパネル212を用いて選択する。CPU200は、取引データを店員に選択されたことを認識するとステップS22に戻る。
図16は、液晶タッチパネル212に表示される取引データの例を示した図である。図示する例では、「端末01、2007/04/25、10:11:30、済、0001」と、「端末01、2007/04/25、10:13:55、未、0002」と、「端末02、2007/04/25、10:12:29、未、0001」と、「端末03、2007/04/25、10:13:10、未、0001」との4つの取引データが表示されている。例えば、「端末01、2007/04/25、10:11:30、済、0001」は、端末01から2007年4月25日10時11分30秒に受信し、精算は済んでおり、シリアル番号は0001であることを示す。
また、「端末01、2007/04/25、10:11:30、済、0001」はグレー反転で表示されており、液晶タッチパネル212で選択することが出来なくなっている。他の3つは黒で表示されており、液晶タッチパネル212で選択し、精算処理に進むことが可能である。
(ステップS25)
CPU200は、液晶タッチパネル212に表示されるスキップボタンが備える「右△」ボタンまたは「左△」ボタンを店員に選択されたことを認識すると、現在精算処理を行っている顧客の取引データを一旦保留にして、他の顧客の精算処理を行うため、ステップS22に戻る。それ以外はステップS26に進む。
(ステップS26)店員は、キー操作部123を操作し、顧客から受け取った金額を入力する。CPU200は、入力された金額をRAM211に記憶させる。また、CPU200は、入力された金額を液晶タッチパネル212に表示する。
(ステップS27)店員は、液晶タッチパネル212に表示された金額を確認し、間違いがなければキー操作部213の現計キーを押す。間違いがあれば、キー操作部213の取り消しキーを押す。CPU200は、現計キーが押されたと判断した場合、ステップS28に進み、取り消しキーが押されたと判断した場合、ステップS26に戻る。
(ステップS28)CPU200は、ステップS22で算出した合計金額と、ステップS26で入力された金額に基づいてつり銭の計算を行い、計算結果を会計データとしてRAM211に記憶させる。また、CPU200は、RAM211に記憶させた会計データを液晶タッチパネル212に表示させる。
(ステップS29)CPU200は、ステップS28でRAM211に記憶させた会計データに基づいて、レシート発行部215にレシートを発行させる。また、ここでラベル印字部216にラベルを発行させてもよい。
(ステップS30)CPU200は、取引データの精算区分を0から1に変更する。取引データの精算区分が0から1に変更されるため、取引データの表示属性として、表示色はグレーとなり、選択不可となる。変更後ステップS22に戻る。
上述したとおり、本実施形態によれば、一人の店員が精算端末を使用している間(ステップS22からステップS30の処理)においても、他の店員が当該精算端末に顧客の注文情報を登録すること(ステップS20からステップS21の処理)が可能であり、顧客の注文を効率的に処理することができる。
また、取引識別情報を作業者番号(2桁)とシリアル番号(4桁)との組み合わせとしてもよい。このとき、作業者番号と作業者名とを関連付ける表として、作業者ファイルを予めRAM211に記憶させておく。図17は作業者ファイルを示した図である。作業者ファイルは属性として、作業者番号と、作業者名との2つの属性がある。作業者番号は、作業者名を一意に決定することが出来る番号である。図示する例では5行あって、作業者番号01の作業者名は○○○さんであり、作業者番号02の作業者名は×××さんであり、作業者番号03の作業者名は□□□さんであり、作業者番号04の作業者名は△△△さんであり、作業者番号01の作業者名は◎◎◎さんである。
また、ステップS24で、CPU200は液晶タッチパネル212に、端末番号およびシリアル番号毎に取引データを表示したが、作業者名およびシリアル番号ごとに取引データを表示してもよい。例えば、ステップS21でRAM211に記憶された精算端末の取引データと、作業者ファイルとに基づいて、CPU200は液晶タッチパネル212に作業者名およびシリアル番号毎に取引データを表示する。
図18は、作業者名およびシリアル番号ごとに、取引データを表示した例を示した図である。図示する例では、「01:○○○さん、2007/04/25、10:11:30、済、0001」と、「01:○○○さん、2007/04/25、10:13:55、未、0002」と、「02:×××さん、2007/04/25、10:12:29、未、0001」と、「03:□□□さん、2007/04/25、10:13:10、未、0001」との4つの取引データが表示されている。例えば、「01:○○○さん、2007/04/25、10:11:30、済、0001」は、作業者名○○○さんが入力した端末から2007年4月25日10時11分30秒に受信し、精算は済んでおり、シリアル番号は0001であることを示す。
また、「01:○○○さん、2007/04/25、10:11:30、済、0001」はグレー反転で表示されており、液晶タッチパネル212で選択することが出来なくなっている。他の3つは黒で表示されており、液晶タッチパネル212で選択し、精算処理に進むことが可能である。
また、ステップS24で、CPU200は液晶タッチパネル212に、端末番号およびシリアル番号毎に取引データを表示したが、作業者毎に表示する領域が決まっており、登録の古い順に表示するようにしてもよい。
図19は、作業者毎に取引データの表示領域が決まっているときの、取引データの表示例を示した図である。図示する例では、作業者Aさんの入力した取引データは液晶タッチパネル212の左上に表示される。作業者Bさんの入力した取引データは液晶タッチパネル212の右上に表示される。作業者Cさんが入力した取引データは液晶タッチパネル212の左下に表示される。作業者Dさんが入力した取引データは液晶タッチパネル212の右下に表示される。各作業者が複数の取引データを入力した場合は、入力時間の古い順に、上から重ね合わせて表示される。また、各作業者の表示領域の左側に表示される矢印キーを選択することで、一番上に表示される取引データを入れ替えることができる。また、図示する例ではAさん、Bさん、Cさん、Dさんのみの表示であるが、液晶タッチパネル212の右上に表示される「次」を選択することで、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの表示と同様に、他の作業者の領域を表示することも可能である。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。たとえば、精算端末に表示された商品情報を取り消す場合は、精算端末側で取り消し処理を行ってもよく、また、携帯端末側で取り消し情報を入力し、精算端末へ取り込んで取り消し処理を行ってもよい。
また、携帯端末1から買上情報を受信するためのクレードルを備えたストアコントローラを設けてもよい。このとき、ストアコントローラは複数の精算端末2に接続されてもよい。また、携帯端末1はストアコントローラに対して買上情報を送信し、精算端末2は、ストアコントローラから買上情報を取得し、精算処理(ステップS22からステップS30の処理)を行うとしてもよい。
また、本実施形態では、精算端末2は、クレードル3を介して携帯端末1の買上情報を受信しているが、携帯端末1および精算端末2それぞれに無線通信装置を備え、携帯端末1は、無線通信を用いて、精算端末2に買上情報を送信しても良い。
また、本実施形態では、精算端末2は、クレードル3を介して携帯端末1の買上情報を受信しているが、携帯端末1および精算端末2それぞれにメモリカード等の記録媒体読み書き装置を備え、携帯端末1は、挿脱可能な記録媒体を介して、精算端末2に買上情報を送信してもよい。
また、本実施形態では、店員が携帯端末1の操作を行っているが、顧客が携帯端末1の操作を行ってもよい。
また、取引識別情報は、顧客が注文する際にユニークな番号札を顧客に手渡し、この番号を携帯端末1に入力したものでも良い。
また、精算端末2は、取引毎に登録商品情報を記憶し、それを記憶した順に呼び出して精算できるようにしても良い。この場合、取引識別情報を不要にできる。
また、同一の顧客が携帯端末1により複数回の取引データを精算端末2に取り込んでしまった場合、取引データの取引番号を直近の未精算の取引番号に揃えることにより、複数の取引データを1つの取引データとして扱うようにしても良い。
また、携帯端末1から受信した識別情報を用いて、精算端末2の液晶タッチパネル212へ各顧客毎の取引を表示させているが、前記精算端末2のRAM211へ各顧客毎の登録商品情報を記憶させる際に、図12に記載されている取引番号を付加しており、この取引番号は識別情報と同様に各顧客毎の取引データを一意に特定する情報となっているので、識別情報と取引番号とを切り替えて精算端末2の液晶タッチパネル212へ各顧客毎の取引を表示させてもよい。但し、この取引番号が他の取引番号と合わされ変更されて、他の取引データと合わさって精算処理が行われたとしても、前記識別情報及び取引明細データは保持されているので追跡調査を行うのが容易である。
また、精算端末2のラベル印字部216は、店舗で販売する商品へ貼付するラベルを印字することが主な役割であるが、ラベル以外の印刷媒体であるカード(図5)等の印字を行うことも出来る。また、図5以外の一例として、各顧客へ配布し携帯する顧客カードの発行も行うことができ、該顧客カードへ顧客を識別する情報をコード化したコード情報を印字することが出来るので、発行配布された顧客カードを商品購入前に顧客から提示してもらい、店員が携帯端末1のスキャナ部113を用いてカードに印字されたコード情報を読み取らせ顧客識別情報として用いても良い。
本発明の一実施形態によるPOSシステムの構成を示した構成図である。 本実施形態における携帯端末の構成を示した構成図である。 本実施形態における精算端末の構成を示した構成図である。 本実施形態における携帯端末が商品情報を登録する手順を示したフローチャートである。 本実施形態における呼び出しバーコードを印字したカードを示した図である。 本実施形態における携帯端末のRAMに記憶される買上情報の例を示した図である。 本実施形態におけるに処理携帯端末のRAMに記憶される商品データの例を示した図である。 本実施形態における処理携帯端末のRAMに記憶される商品データの例を示した図である。 本実施形態における処理携帯端末のRAMに記憶される商品データの例を示した図である。 本実施形態における精算端末の処理手順を示したフローチャートである。 本実施形態における精算端末のRAMが記憶する商品マスタを示した図である。 本実施形態における精算端末のRAMが記憶する取引データを示した図である。 本実施形態における精算区分説明表を示した図である。 本実施形態における表示区分表を示した図である。 本実施形態における液晶タッチパネル212に表示される、取引データと買上合計金額との例を示した図である。 本実施形態における液晶タッチパネルに表示される取引データの例を示した図である。 本実施形態における作業者ファイルを示した図である。 本実施形態における作業者名およびシリアル番号ごとに取引データを表示した例を示した図である。 本実施形態における作業者毎に取引データの表示領域が決まっているときの取引データの表示例を示した図である。
符号の説明
1・・・携帯端末、2・・・精算端末、3・・・クレードル、4・・・接続コネクタ、110,200・・・CPU、111,210・・・ROM、112,211・・・RAM、113,219・・・スキャナ部、114・・・表示部、115・・・LED発光部、116・・・操作部、117,220・・・通信部、118・・・ブザー、119・・・電源制御部、120・・・充電式電池、212・・・液晶タッチパネル、213・・・キー操作部、214・・・客用表示器、215・・・レシート印字部、216・・・ラベル印字部、217・・・ドロワ部、218・・・磁気カードリーダ

Claims (7)

  1. 携帯端末と精算端末とを備えた販売時点情報管理システムにおいて、
    前記携帯端末は
    一取引分の商品情報を記憶する商品情報記憶部と、
    商品に付された商品情報を読み取る、読み取り部と、
    前記商品情報記憶部が記憶する商品情報を登録商品情報として送信する送信部と
    を備え、
    前記精算端末は、
    前記携帯端末から送信された前記登録商品情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記登録商品情報を取引毎に記憶する登録商品記憶部と、
    表示部としてキーやデータを表示し、入力部としてキー入力を受け付けるタッチパネルと、
    前記登録商品記憶部が記憶する前記登録商品情報に対応付けられた、前記携帯端末を識別する携帯端末番号もしくは前記携帯端末を操作する作業者の作業者特定情報を前記タッチパネルに対して一取引毎に表示させ、前記タッチパネルで選択された登録商品情報に基づいて精算処理を行う精算処理部と、
    を備え、
    前記受信部および前記登録商品記憶部と、前記精算処理部とはお互い並行して動作する
    ことを特徴とする販売時点情報管理システム。
  2. 前記商品情報記憶部はさらに、一取引分の商品情報を一意に特定する識別情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の販売時点情報管理システム。
  3. 前記精算処理部はさらに、前記タッチパネルに表示させた登録商品情報の精算処理を保留させ、前記登録商品記憶部より、該登録商品情報とは異なる前記登録商品情報を呼び出し、呼び出した前記登録商品情報を前記タッチパネルに対して表示させ、表示させた前記登録商品情報に基づいて精算処理を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の販売時点情報管理システム。
  4. 記精算処理部は、前記登録商品情報を、前記識別情報毎に画像または文字により表示し
    前記入力部は、前記精算処理部が表示した前記登録商品情報の選択を受け付ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の販売時点情報管理システム。
  5. 前記精算処理部は、精算処理を行った前記登録商品情報の表示形態を変更する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の販売時点情報管理システム。
  6. 前記精算端末は、
    前記精算処理部で精算処理を行われた前記登録商品情報について、前記タッチパネルで選択を受け付けるか否か設定する選択設定部と
    を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の販売時点情報管理システム。
  7. 携帯端末から送信された登録商品情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記登録商品情報を記憶する登録商品記憶部と、
    表示部としてキーやデータを表示し、入力部としてキー入力を受け付けるタッチパネルと、
    前記登録商品記憶部が記憶する前記登録商品情報に対応付けられた、前記携帯端末を識別する携帯端末番号もしくは前記携帯端末を操作する作業者の作業者特定情報を前記タッチパネルに対して一取引毎に表示させ、前記タッチパネルで選択された登録商品情報に基づいて精算処理を行う精算処理部と、
    を備え、
    前記受信部および前記登録商品記憶部と、前記精算処理部とはお互い並行して動作する
    ことを特徴とする精算端末。
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