JP5531511B2 - 携帯端末およびposシステム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末およびPOSシステムに関する。特に、本発明は、購入商品の精算に利用される携帯端末およびPOSシステムに関する。
スーパーマーケットなどの小売店において、通常、レジで購入商品が商品登録(例えば、バーコードスキャン)され精算される。一般に、繁忙時間(例えば、夕方)や繁忙日(例えば、特売日)には、レジ前に精算を待つ顧客の長い待ち行列ができるなどレジは混雑する。
そして、レジの混雑を少しでも解消するための技術として、お客自身が、携帯端末を用いて購入商品を登録し、購入商品の選択が済んだらレジへ向い、該レジで携帯端末に記憶された情報に基づき精算される技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。当該技術を用いる場合、レジでの登録作業はないので、精算作業はスムーズになる。
特開昭63−245594号公報
しかしながら、例えば、特許文献1に記載された技術においては、お客自身が携帯端末を操作して商品登録するが、携帯端末によって登録する商品が商品マスタへのデータ設定前の商品(例えば、当日朝に入荷され直ちに店内に陳列した商品や、ミスによってデータが設定されていない商品)の場合、商品に付されたバーコードをスキャナで読んだ際に、商品マスタに価格等が設定されておらずその場で登録ができない。そして、お客は、買物カゴの中で、携帯端末で読み取りできた商品と、読み取りできなかった商品とを分けて入れて、レジにて、読み取りできなかった商品を店員に伝え、レジの店員は、前記読み取りできなかった商品だけをレジで臨時に登録し、読み取りできた商品については携帯端末に記憶された商品識別情報に基づき精算をすることが考えられる。
しかし、お客は買物カゴの中で読み取りできなかった商品がどれかが分からなくなってしまい、結局、レジの店員が再度買物カゴ内の商品を全て読み取りしなければならないことが予想される。また、お客自身が携帯端末を用いて購入商品を登録する態様ではなく、店員が前記携帯端末を用いてレジ前に精算の為に並んでいるお客の購入商品を事前に登録する態様も考えられるが、当該態様においても同様の問題が予想される。
つまり、事前に携帯端末で商品登録する場合、ノンファイルの商品(商品マスタにデータの設定がされていない商品)があると、精算処理をするためにレジでの精算に時間が掛かってしまいレジが混雑する恐れがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、携帯端末によって登録される商品に商品マスタにデータが設定されていない商品があったとしても、レジの混雑を解消することができる技術を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の一態様である携帯端末は、商品に付された商品識別情報を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた商品識別情報が商品マスタに記憶されているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって商品マスタに前記商品識別情報が記憶されていないと判断された商品に係る価格を入力する入力手段と、前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された商品の前記商品識別情報と、前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品について入力された数字による価格情報と、前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品であることを示す情報と、前記商品マスタに記憶されていると判断された商品の商品識別情報について精算装置で読み取るためのシート印刷するよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
これにより、読取手段により読み取られた商品識別情報が、商品マスタに記憶されていない場合でも、その商品の価格が入力され、精算装置で読み取るためのシートに、商品マスタに記憶されていると判断された商品の商品識別情報と、前記読取手段により読み取られた商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品について入力された価格情報(数字)と、前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品であることを示す情報とが印刷されるので、購入商品に商品マスタにデータが設定されていない商品があったとしても、カゴで当該商品を分ける必要もなく、精算装置ではどの商品が未登録商品かを探す手間が不要になり、情報が印刷されたシートに基づき、精算装置で精算が可能になる。
なお、媒体に出力される形態は問わない。例えば、読取手段により読み取られた商品について、商品マスタに記憶されている商品の商品識別情報(例えばJANコード)と、商品マスタに記憶されていないと判断された商品の入力された価格情報とが、二次元バーコードに纏めて出力される形態でも良いし、商品マスタに記憶されている商品の商品識別情報と、商品マスタに記憶されていないと判断された商品の価格情報および該価格情報を入力したときに商品マスタに商品が設定されていないと判断され自動的に割り振られる部門情報とが、二次元バーコードに纏めて出力される形態でも良い。
また、商品マスタに記憶されていないと判断された商品の価格情報を前記二次元バーコードに出力する場合(商品マスタに記憶されていないと判断された商品の価格情報および部門情報を二次元バーコードに出力する場合も同様)には、当該価格情報と、NON−PLUバーコードを示すフラグとからなるNON−PLUバーコードとして、前記二次元バーコードに出力される形態でも良い。
また、商品マスタに記憶されていないと判断された商品の価格情報を二次元バーコードに出力する場合(商品マスタに記憶されていないと判断された商品の価格情報および部門情報を二次元バーコードに出力する場合も同様)において、更に、当該商品マスタに記憶されていないと判断された商品の商品識別情報を二次元バーコードに出力される形態でも良い。なお、当該場合、商品識別情報と価格情報(または、価格情報および部門情報)とを対応付けて出力する。
また、二次元バーコードではなく、三次元コード、更にはRFIDに出力させる形態であっても良い。つまり、読取手段により読み取られた商品(商品マスタに記憶されている商品および商品マスタに記憶されていない商品)の情報を、二次元バーコードや三次元コードとして印刷して後に読み取らせる形態に限定されず、ICタグに出力し後に読み取らせる形態であっても良い。
また、読取手段により読み取られた商品識別情報が、商品マスタに記憶されている商品識別情報と、商品マスタに記憶されていないと判断された商品の価格情報とを分けて媒体に出力するようにしても良い。つまり、例えば複数の商品が購入される場合には、大半の商品が商品マスタに記憶されている商品であるので、前者を二次元バーコードに纏めて、後者を価格情報に基づくNON−PLUバーコードとして分けて出力するようにしても良い。
また、価格情報を出力する場合、価格情報に基づく例えば前記NON−PLUバーコードのようにバーコード情報として媒体に出力するようにしても良いし、あるいは入力された価格情報を、精算装置で入力できるように文字情報として出力するようにしても良い。
上記携帯端末において、前記制御手段は、前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品の前記商品識別情報を、精算装置で読み取るための媒体に更に出力するよう制御するようにしてもよい。
これにより、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品については、その価格情報と、読取手段により読み取られ商品マスタに記憶されていないと判断された商品の商品識別情報(例えばJANコード)が出力されるので、商品マスタに記憶されていない商品であっても単品での売上管理が可能になり、更に、精算装置でその商品識別情報を読み取り、価格を入力することで商品マスタへ商品マスタの更新が可能な精算装置で利用できる媒体を提供することができる。
また、商品マスタに記憶されている商品識別情報については、媒体に出力された情報に基づき精算できる。
なお、例えば、商品マスタに記憶されていると判断された商品の前記商品識別情報と、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品の商品識別情報と該商品の価格情報と、が別々の例えばバーコードとして出力されていても、あるいは、商品マスタに記憶されていると判断された商品の前記商品識別情報の他に、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品の商品識別情報と該商品の価格情報とがリンクされ、例えば1つの二次元バーコードや三次元バーコードあるいはRFIDに出力されるようにしても良い。
上記携帯端において、前記入力手段は、商品マスタに前記商品識別情報が記憶されていないと判断された商品に係る部門を更に入力し、前記制御手段は、前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された商品の前記商品識別情報と、前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品について入力された部門情報を、前記精算装置で読み取るためのシートに更に印刷するよう制御するようにしてもよい。
これにより、読取手段により読み取られた商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品について、価格の他にその商品の部門が入力可能で該価格と部門とが出力されるので、商品マスタに記憶されていない商品について、部門ごとでの売上管理が可能となる。
上記携帯端末において、前記制御手段は、少なくとも、前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された商品の前記商品識別情報と、前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品について入力された価格情報とを、纏めて、精算装置で読み取るためのシート印刷するよう制御するようにしてもよい。
これにより、商品マスタに記憶されていると判断された商品の前記商品識別情報と、前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品について入力された価格情報とが纏めて印刷されるので、精算装置でシートを読み取る操作が向上する。
上記問題を解決するために、本発明の他の態様であるPOSシステムは、上記の携帯端末と、前記シートから前記商品識別情報を読み取る読取手段、及び、前記携帯端末の前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品の価格を入力する入力手段を備える精算装置と、を有することを特徴とする。
また、上記問題を解決するために、本発明の他の態様であるPOSシステムは、上記の携帯端末と、前記シートから前記商品識別情報及び前記価格情報を読み取る読取手段を備える精算装置と、を有することを特徴とする
これにより、読取手段により読み取られた商品識別情報が、商品マスタに記憶されていない場合でも、その商品の価格が入力され、精算装置で読み取るためのシートに、商品マスタに記憶されていると判断された商品の商品識別情報と、前記読取手段により読み取られた商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品について入力された価格情報とが印刷されるので、購入商品に商品マスタにデータが設定されていない商品があったとしても、カゴで当該商品を分ける必要もなく、精算装置ではどの商品が未登録商品かを探す手間が不要になり、シート印刷された価格を精算装置で入力することで精算が可能になる。
上記POSシステムにおいて、前記精算装置は、前記読取手段によって読み取られた商品識別情報と、前記読取手段によって読み取られた又は前記入力手段によって入力された価格情報とを、少なくとも前記携帯端末の前記読取手段で参照可能な商品マスタに記憶する商品マスタ更新手段を更に備えるようにしてもよい。
これにより、精算装置の読取手段で読み取った商品識別情報と、入力された価格情報とが少なくとも携帯端末で参照可能な商品マスタに記憶されるので、例えば当該買い物時に商品マスタに商品識別情報が記憶されていないと判断された商品の商品識別情報が、精算装置で読み取られ、その価格が入力されると、携帯端末で参照可能な商品マスタに該商品識別情報が記憶されるので、次回、同じ商品が、携帯端末で読み取られたときは、商品マスタに記憶されている商品としてシート印刷されるので、価格を入力する必要がなくなる。
本発明によれば、携帯端末によって登録される商品が商品マスタにデータが設定されていない商品であっても、レジの混雑を解消することができるようになる。
本発明の一実施形態によるPOSシステムの構成を示した概略図である。 本実施形態によるハンディターミナル電気的構成を示すブロック図である。 本実施形態によるハンディターミナルの機能構成を示すブロック図である。 本実施形態によるPOSレジスタ電気的構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 本実施形態による商品マスタの一例である。 本実施形態によるハンディターミナルの動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態によるハンディターミナルの操作の一例を示す説明図である。 本実施形態によるハンディターミナルにて一時記憶される情報の一例である。 本実施形態による印刷情報の生成過程を説明する説明図である。 本実施形態による精算券の一例である。 本実施形態によるPOSレジスタの画面例である。 本実施形態による印刷情報の生成過程を説明する説明図である。 本実施形態による精算券の一例である。 本実施形態による印刷情報の生成過程を説明する説明図である。 本実施形態による精算券の一例である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について、POSレジスタ20(精算装置)の前に精算の為に並んでいるお客の買物カゴ内の商品をレジでの精算の前に事前に店員が商品登録する例にて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるPOSシステムの構成を示した概略図である。図1に示すように、POSシステムは、ストアコントローラ10と、N台(Nは1以上の整数)のPOSレジスタ20と、n台(nは1以上の整数)のハンディターミナル30(携帯端末)と、ハンディターミナル30と通信可能なプリンタ40とを含んで構成される。
ストアコントローラ10と各POSレジスタ20とは、LAN(Local Area Network)60を介して接続されている。また、ハンディターミナル30とプリンタ40は、シリアルケーブルを使用した有線接続、或いは、赤外線やBluetooth(登録商標)などの近距離無線接続により接続されている。また、ハンディターミナル30とPOSレジスタ20は、無線LAN、赤外線、Bluetooth(登録商標)などの無線接続により接続されている。
ストアコントローラ10は、POSシステムを制御するコンピュータであって、商品マスタなどの種々の情報を管理する。ストアコントローラ10は、適宜、最新の商品マスタを各POSレジスタ20等に送信する。なお、商品マスタは、各商品の商品識別情報、商品名称、販売価格などの商品情報を格納したファイルであって、適宜、更新される。
POSレジスタ20は、顧客の購入商品の登録および精算を行うための装置である。POSレジスタ20は、種々の操作キーや表示部などを備える。POSレジスタ20は、店員(キャッシャー担当者)の操作により購入商品に付されたバーコード(商品コード)や精算券(媒体)に印刷されたバーコード(精算用コード)を読み取るバーコードスキャナが接続されている。なお、POSレジスタ20は、仮登録(後述)後に精算された商品であって、商品マスタに商品識別情報が記憶されていない商品の一覧を出力することができる。
なお、上記商品識別情報は、例えば、JAN(Japanese Article Number)コードである。また、上記バーコード(商品コード)は、例えば、JANコードに係るバーコードである。また、精算券(媒体)に印刷されたバーコード(精算用コード)は、2次元コード(例えば、QR(Quick Response)コード)である。なお、精算券とは、ハンディターミナル30において生成される印刷情報に基づいてプリンタ40にて印刷される媒体であり、例えば、レシート用紙に印刷される。
ハンディターミナル30は、キャッシャー担当者とは別の店員(以下、仮登録担当者という)が、登録および精算待ちをしている顧客の購入商品に付されたバーコード(商品コード)を読み取る(以下、仮登録という)ための装置である。ハンディターミナル30は、バーコードを読み取るバーコードスキャナを有する。また、ハンディターミナル30は、ストアコントローラ10が管理する商品マスタの複製を内部に記憶している。なお、ハンディターミナル30は、最新の商品マスタをPOSレジスタ20から間接的に又はストアコントローラ10から直接的に適宜取得し内部に記憶する。
本POSシステムを設置した小売店では、POSレジスタ20前に顧客の登録および精算待ちの待ち行列ができた場合、仮登録担当者は、ハンディターミナル30を用いて、待ち行列中の各顧客について、全購入商品を仮登録し、プリンタ40にて精算券を印刷し、各顧客に手渡す。なお、精算券に印刷される内容は、印刷様式を規定する印刷モードの現設定、仮登録した購入商品が商品マスタに設定(記憶)されているか否かの状況に応じて異なるが、詳細は後述する。一方、キャッシャー担当者は、精算券を持つ顧客がPOSレジスタ20前に来たときに、精算券を利用して精算を行う。
続いて、図2を用いて、ハンディターミナル30のハードウェア構成を説明する。ハンディターミナル30は、図2に示すように、CPU301(判断手段、印刷情報生成手段(制御手段))と、ROM302と、RAM303と、スキャナ部304(読取手段)と、表示部305と、LED発光部305aと、操作部306(入力手段)と、通信部307と、ブザー308と、電源制御部309と、充電式電池310と、印刷通信部311とを含んで構成される。CPU301と、ROM302と、RAM303と、スキャナ部304と、表示部305と、LED発光部305aと、操作部306と、通信部307と、ブザー308と、電源制御部309と、印刷通信部311とは、バスを介して接続されており相互に通信可能である。
CPU301は、中央処理装置であり、ROM302に記憶されているプログラム(例えば、判断手段、印刷情報生成手段を実現するプログラム)を読み出して実行することにより、ハンディターミナル30の動作を制御する。ROM302は、上記プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。
スキャナ部304は、商品に付されているバーコード(商品コード)を光学的に読み取る。RAM303は、種々の情報を記憶する随時読み出し書き込みメモリである。例えば、RAM303は、POSレジスタ20などから取得した商品マスタ、スキャナ部304によって読み取られたバーコード(商品コード)によって示される商品識別情報などを記憶する。また、RAM303は、精算券の印刷様式を規定する印刷モード(後述する第1の印刷モード、第2の印刷モード、第3の印刷モード)の現設定を記憶する。
表示部305は、種々の情報を表示する。例えば、表示部305は、登録した商品の一覧、商品の価格の入力を受け付ける入力受付画面、精算券の印刷様式を規定する印刷モードの現設定を示す情報などを表示する。LED発光部305aは、その点灯によって店員に商品の仮登録完了などを報知するものである。
通信部307は、接続端子により、例えば、POSレジスタ20と接続して、POSレジスタ20から最新の商品マスタを取得する。ブザー308は、エラー等のブザー音を発生させるものである。電源制御部309は、充電式電池310を制御する。充電式電池310は、ハンディターミナル30の各部を動作させるための電力を供給する。操作部306は、ハンディターミナル30を操作する種々のキーからなる。例えば、操作部30を介して、精算券の印刷様式を規定する印刷モードを設定する入力や商品価格の入力を受け付ける。
印刷通信部311は、例えば、シリアルケーブルを使用した有線接続、或いは、赤外線やBluetooth(登録商標)などの近距離無線接続によりプリンタ40との間で行うデータ通信の制御を行う。例えば、印刷通信部311は、CPU301(印刷情報生成手段)によって生成された印刷情報をプリンタ40に送信する。
続いて、図3を用いて、ハンディターミナル30の機能構成を説明する。スキャナ部304(読取手段)は、商品に付されたバーコード(商品コード)を読み取る。スキャナ部304(読取手段)によって読み取られたバーコード(商品コード)によって示される商品識別情報はRAM303に記憶される。
CPU301(判断手段)は、スキャナ部304(読取手段)によって読み取られたバーコード(商品コード)によって示される商品識別情報が商品マスタに記憶されているか否かを判断する。即ち、CPU301(判断手段)は、RAM303に記憶されているスキャナ部304(読取手段)によって読み取られたバーコード(商品コード)によって示される商品識別情報と、RAM303に記憶されている商品マスタとを参照し、上記判断を実行する。
CPU301(判断手段)は、スキャナ部304(読取手段)によって読み取られたバーコード(商品コード)によって示される商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断した場合、商品の価格の入力を受け付ける入力受付画面を表示部305に表示する。また、CPU301(判断手段)は、当該場合に、商品の価格の入力を受け付ける入力受付画面に代えて、商品の価格および商品の部門の入力を受け付ける入力受付画面を表示部305に表示してもよい。
操作部306(入力手段)は、商品の価格の入力を受け付ける。例えば、操作部306(入力手段)は、表示部305に表示された商品の価格の入力を受け付ける入力受付画面を介して、CPU301(判断手段)によって商品マスタに商品識別情報が記憶されていないと判断された商品に係る価格の入力を受け付ける。なお、操作部306(入力手段)によって価格の入力が受け付けられた場合、当該価格、又は、当該価格に基づく情報(当該価格を示す情報)がRAM303に記憶される。
なお、操作部306(入力手段)は、商品の価格に加えて、商品の部門の入力を受け付けてもよい。例えば、操作部306(入力手段)は、表示部305に表示された商品の価格および商品の部門の入力を受け付ける入力受付画面を介して、CPU301(判断手段)によって商品マスタに商品識別情報が記憶されていないと判断された商品に係る部門および価格の入力を受け付けてもよい。なお、操作部306(入力手段)によって部門および価格の入力が受け付けられた場合、当該部門および価格、又は、当該部門および価格に基づく情報(当該部門および価格を示す情報)がRAM303に記憶される。
CPU301(印刷情報生成手段)は、スキャナ部304(読取手段)によってバーコード(商品コード)を読み取られた商品を精算する際にPOS端末20において読み取る精算用コード(QRコード)を精算券上に印刷するための印刷情報を生成する。具体的には、CPU301(印刷情報生成手段)は、RAM303に記憶されている精算券の印刷様式を規定する印刷モードの現設定に応じて、上記印刷情報を生成する。なお、例えば、CPU301(印刷情報生成手段)は、操作部306を介して仮登録担当者からの指示を受け付けた場合に、上記印刷情報を生成してもよい。
より詳細には、CPU301(印刷情報生成手段)は、同時に購入される複数の商品(一取引にて購入される複数の商品)に係るバーコード(商品コード)が読み取られた場合には、即ち、ある顧客の2以上の購入商品の仮登録があった場合には、印刷モードの現設定に応じて、種々の印刷情報を生成する。
例えば、CPU301(印刷情報生成手段)は、同時に購入される複数の商品に係るバーコード(商品コード)が読み取られた場合に、第1の印刷モードが設定されているときは、商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された全商品の商品識別情報を纏めて示す1つの精算用コード(QRコード)を精算券上に印刷するための印刷情報を生成するとともに、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された各商品について操作部306(入力手段)を介して入力を受け付けた価格を精算券上に印刷するための印刷情報を生成する。
なお、CPU301(印刷情報生成手段)は、同時に購入される複数の商品に係るバーコード(商品コード)が読み取られた場合に、第1の印刷モードが設定されているときは、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された各商品について操作部306(入力手段)を介して入力を受け付けた価格を精算券上に印刷するための印刷情報に代えて、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された各商品について操作部306(入力手段)を介して入力を受け付けた部門および価格を精算券上に印刷するための印刷情報を生成してもよい。
また、例えば、CPU301(印刷情報生成手段)は、同時に購入される複数の商品に係るバーコード(商品コード)が読み取られた場合に、第2の印刷モードが設定されているときは、商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された全商品の商品識別情報と商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された全商品について操作部306(入力手段)を介して入力を受け付けた価格とを纏めて示す1つの精算用コード(QRコード)を媒体上に印刷するための印刷情報を生成する。
なお、CPU301(印刷情報生成手段)は、同時に購入される複数の商品に係るバーコード(商品コード)が読み取られた場合に、第2の印刷モードが設定されているときは、商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された全商品の商品識別情報と商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された全商品について操作部306(入力手段)を介して入力を受け付けた価格とを纏めて示す1つの精算用コード(QRコード)を媒体上に印刷するための印刷情報に代えて、商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された全商品の商品識別情報と商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された全商品について操作部306(入力手段)を介して入力を受け付けた部門および価格とを纏めて示す1つの精算用コード(QRコード)を媒体上に印刷するための印刷情報を生成してもよい。
また、例えば、CPU301(印刷情報生成手段)は、同時に購入される複数の商品に係るバーコード(商品コード)が読み取られた場合に、第3の印刷モードが設定されているときは、商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された全商品の前記商品識別情報を纏めて示す1つの精算用コード(QRコード)を媒体上に印刷するための印刷情報を生成するとともに、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された各商品のバーコード(商品コード)および各商品について操作部306(入力手段)を介して入力を受け付けた価格を媒体上に印刷するための印刷情報を生成する。
なお、CPU301(印刷情報生成手段)は、同時に購入される複数の商品に係るバーコード(商品コード)が読み取られた場合に、第3の印刷モードが設定されているときは、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された各商品のバーコード(商品コード)および各商品について操作部306(入力手段)を介して入力を受け付けた価格を媒体上に印刷するための印刷情報に代えて、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された各商品のバーコード(商品コード)および各商品について操作部306(入力手段)を介して入力を受け付けた部門および価格を媒体上に印刷するための印刷情報を生成してもよい。
続いて、図4を用いて、POSレジスタ20のハードウェア構成を説明する。POSレジスタ20は、CPU201(読出手段、商品マスタ更新手段)と、ハードディスク212と、ROM202と、RAM203と、スキャナ部204(読取手段)と、表示部(店員用)205(入力手段)と、表示部(客用)205aと、操作部206(入力手段)と、通信部207と、ブザー208と、レシート印刷部209と、ドロワ部210と、カードリーダ部211とを含んで構成される。CPU201と、ハードディスク212と、ROM202と、RAM203と、スキャナ部204は、表示部(店員用)205と、表示部(客用)205aと、操作部206と、通信部207と、レシート印刷部209と、ドロワ部210と、カードリーダ部211と、ブザー208は、バスを介して接続されており相互に通信可能である。
CPU201は、中央処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラム(例えば、読出手段、商品マスタ更新手段を実現するプログラム)を読み出して実行することにより、POSレジスタ20の動作を制御する。例えば、CPU201(読出手段)は、スキャナ部204によって読み取られた精算用コードによって示される商品識別情報に基づいて商品マスタから価格を読み出す。また、CPU201(商品マスタ更新手段)は、スキャナ部204によって読み取られたバーコード(商品コード)によって示される商品識別情報と操作部20等によって入力を受け付けた価格や部門(例えば、小部門)とを商品マスタに記憶してもよい。
なお、CPU201(商品マスタ更新手段)は、商品識別情報と価格と部門とをPOSレジスタ20およびハンディターミナル30によって参照可能な商品マスタに記憶することが好ましい。換言すれば、POSレジスタ20は、複数のPOSレジスタ20およびハンディターミナル30が参照する商品マスタを更新することが好ましい。つまり、当該POSレジスタ20内の商品マスタの更新が、他装置の商品マスタにも反映されることが好ましい。例えば、POSレジスタ20のCPU201(商品マスタ更新手段)は、当該POSレジスタ20内の商品マスタを更新するとともに、通信部207を介して、当該更新内容をストアコントローラ10が管理する商品マスタに反映し、他のPOSレジスタ20およびハンディターミナル30は当該更新内容または更新後の商品マスタをストアコントローラ10から取得するようにしてもよい。
ROM202は、上記プログラムを記憶している読み出し専用メモリである。RAM203は、種々の情報を記憶する随時読み出し書き込みメモリである。例えば、RAM203は、ストアコントローラ10から取得した商品マスタ、スキャナ部204によって読み取られたバーコード(商品コード)によって示される商品識別情報などを記憶する。
表示部(店員用)205および表示部(客用)205aは、種々の情報を表示する。例えば、表示部(店員用)205および表示部(客用)205aは、商品マスタから取得した情報(例えば、購入商品の価格、合計価格等)を表示する。また、表示部(店員用)205は、タッチパネル式(例えば、液晶タッチパネル)であるため、店員への表示に加え、店員からの入力も受け付ける。例えば、表示部(店員用)205は、入力受付画面を表示し、入力受付画面を介して、商品の価格、商品の部門(例えば、小部門)などの入力を受け付ける。
操作部206は、POSレジスタ20を動作させる各種のキー、小計キー、現計キー、会員呼出キー、値引キー、割引キー、置数キー、訂正キー、追加キー等の操作ボタンからなる。例えば、操作部206は、表示部(店員用)205に表示された入力受付画面を介して、商品の価格、商品の部門(例えば、小部門)などの入力を受け付ける。
通信部207は、LAN60を経由しストアコントローラ10と通信する。ブザー208は、操作の確認が必要な時などにブザー音を発生させるものである。ハードディスク212は会計処理が終了後、RAM203が記憶する情報を記憶する。レシート印刷部209はレシートを印刷する。ドロワ部210は現金や金券などを保管する。カードリーダ部211は顧客がクレジットカードでの支払いを希望する場合、会計処理のためクレジットカードの情報を読み取る。スキャナ部204は、商品に付されているバーコード(商品コード)や精算券(媒体)に印刷されたバーコード(精算用コード)を光学的に読み取る。
続いて、図5を用いて、プリンタ40のハードウェア構成を説明する。プリンタ40は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、通信部407と、印刷機構制御部413とを含んで構成される。CPU401と、ROM402と、RAM403と、通信部407と、印刷機構制御部413は、バスを介して接続されており相互に通信可能である。
CPU401は、ROM402が記憶するプリンタ制御プログラムとRAM403が記憶する各種の情報を読み出し、読み出したプログラムに基づいて各部の制御を行う。また、CPU401は、必要な情報をRAM403に記憶させる。ROM402は、CPU401の動作を制御するプリンタ制御プログラムを記憶する。
RAM403は、CPU401が用いる情報を記憶する一時記憶領域である。例えば、RAM403は、ハンディターミナル30から取得した精算券に印刷するための印刷情報を一時記憶する。また、RAM403は、自身のプリンタ番号を記憶している。
通信部407は、他の装置(例えば、ハンディターミナル30)と無線通信を行い、データの送受信を行う。例えば、通信部704は、精算券に印刷するための印刷情報をハンディターミナル30から受信する。印刷機構制御部413、非図示の印刷機構を制御する。非図示の印刷機構は、印刷機構制御部413の制御に基づいて媒体を印刷する。例えば、非図示の印刷機構は、印刷機構制御部413から供給された印刷情報に従って、所定の用紙に精算用コードを印刷して精算券を出力する。
続いて、図6を用いて商品マスタについて説明する。商品マスタは、図6(a)に示すように、商品を識別する商品識別情報に対応付けて、商品情報(例えば、商品名称、販売価格、部門など)を記憶するマスタファイルである。部門は、店舗にある商品を大分類から中分類、そして小分類と分類した際の小分類を表す部門コードで設定されている。例えば、「11111」はアイスクリーム、「22222」はデザート、「33333」は飲料、「44444」は酪品等などである。
続いて、図7を用いて、ハンディターミナル30の動作を説明する。まず、第1の印刷モード(精算券に、ノンファイル商品以外の購入商品の商品識別情報を含むQRコードと、ノンファイル商品の部門および価格とを印刷するモード)が設定されている場合の動作を説明する。
図7において、CPU301は、スキャナ部304によって、ある商品に付されたバーコード(商品コード)がスキャンされたか否かを判断する(ステップS10)。CPU301は、バーコード(商品コード)がスキャンされたと判断した場合(ステップS10:Yes)、当該バーコード(商品コード)によって示される商品識別情報が商品マスタに記憶されているか否かを判断する(ステップS12)。即ち、CPU301は、バーコード(商品コード)のスキャンによってRAM303に記憶された当該商品の商品識別情報が、RAM303に記憶されている商品マスタ内に存在するか否かを判断する(ステップS12)。CPU301は、当該バーコード(商品コード)によって示される商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断した場合(ステップS12:Yes)、ステップS10に戻る。つまり、商品情報が商品マスタに設定されている商品を仮登録した場合には、当該商品の商品識別情報のみがRAM303に記憶される。
一方、CPU301は、当該バーコード(商品コード)によって示される商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断した場合(ステップS12:No)、商品の部門および価格の入力を受け付ける入力受付画面を表示部305に表示する(ステップS14)。即ち、CPU301は、上記入力受付画面を提示して、仮登録担当者に対して当該商品の部門および価格の入力を要求する。ステップS14に続いて、CPU301は、操作部306を介して、当該商品の部門および価格の入力を受け付けて(ステップS16)、当該商品の部門および価格、又は、当該商品の部門および価格に基づく情報をRAM303に記憶する(ステップS18)。そして、ステップS10に戻る。つまり、商品情報が商品マスタに設定されていない商品を仮登録した場合には、当該商品の商品識別情報に加え、当該商品の部門および価格、又は、当該商品の部門および価格に基づく情報がRAM303に記憶される。なお、当該商品の商品識別情報に代えて、当該商品の部門および価格、又は、当該商品の部門および価格に基づく情報をRAM303に記憶するようにしてもよい。
CPU301は、バーコード(商品コード)がスキャンされていないと判断した場合(ステップS10:No)、操作部306を介して仮登録担当者から印刷指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS20)。CPU301は、印刷指示を受け付けていないと判断した場合(ステップS20:No)、ステップS10に戻る。
一方、CPU301は、印刷指示を受け付けたと判断した場合(ステップS20:Yes)、印刷対象があるか否かを判断する(ステップS22)。例えば、スキャン後に印刷情報生成前の商品識別情報のみをRAM303に記憶し、印刷情報生成後の商品識別情報についてはRAM303に記憶しない場合、CPU301は、RAM303に商品識別情報が記憶されているか否かによって印刷対象の有無を判断する。或いは、スキャン時にオンをセットし印刷情報生成後にオフをセットする印刷対象有無フラグをRAM303に設ける場合、CPU301は、印刷対象有無フラグRAM303を参照し印刷対象の有無を判断する。CPU301は、印刷対象がないと判断した場合(ステップS22:No)、以下のステップ(ステップS24、S26)を省略し、本フローチャートは終了する。
一方、CPU301は、印刷対象があると判断した場合(ステップS22:Yes)、商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された全商品の商品識別情報を纏めて示す1つの精算用コード(QRコード)を精算券上に印刷するための印刷情報を生成するとともに、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された各商品について操作部306を介して部門および価格(ステップS16において入力を受け付けた部門および価格)を精算券上に印刷するための印刷情報を生成する(ステップS24)。印刷情報を生成したCPU301は、印刷通信部311を介して、当該印刷情報をプリンタ40に送信する(ステップS26)。そして、本フローチャートは終了する。
以下、図8乃至図12を用いて、図7に示すフローチャートの動作を更に説明する。図8は、ハンディターミナル30の操作の一例を示す説明図である。図9は、ハンディターミナル30にて一時記憶される情報の一例である。図10は、印刷情報の生成過程を説明する説明図である。図11は、精算券の一例である。図12は、POSレジスタ20の画面例である。
(図7のステップS14、S16に関する詳細説明)
ステップS14においてCPU301は、例えば、図8(c)および図8(d)に示すような入力受付画面を表示部305に表示する。具体的には、CPU301は、バーコード(商品コード)によって示される商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断した場合、図8(b)に示すような、当該商品識別情報「4912345678904」、個数「1」、価格「¥0」、所定のボタンを押下すべき旨、および、所定のボタンの位置を示す画像を含む画面を表示する。なお、所定のボタンは、図8(a)の操作部306のボタンである。
図8(b)の画面において仮登録担当者が所定のボタンを押下した場合、CPU301は、図8(c)に示すような、部門の入力を受け付ける入力受付画面を表示部305に表示する。図8(c)の入力受付画面において仮登録担当者が部門を入力した場合、CPU301は、図8(d)に示すような、入力された部門「1111」を表示するとともに、価格の入力を受け付ける入力受付画面を表示部305に表示する。図8(d)の入力受付画面において仮登録担当者が価格を入力した場合、CPU301は、図8(e)に示すような、入力された部門「1111」および価格「128」を表示するとともに、所定のボタンを押下すべき旨、および、所定のボタンの位置を示す画像を含む画面を表示する。
(図7のステップS18に関する詳細説明)
図8(e)の画面において仮登録担当者が所定のボタンを押下した場合、ステップS18においてCPU301は、当該商品の部門および価格、又は、当該商品の部門および価格に基づく情報をRAM303に記憶する。なお、CPU301が、当該商品の部門および価格、又は、当該商品の部門および価格に基づく情報をRAM303に記憶する形式は種々の形式が考えられる。
例えば、CPU301は、図9(a)に示すように、当該商品識別情報「4912345678904」に対応付けて、個数「1」、入力された部門「1111」、入力された価格「128」をRAM303に記憶してもよい。また、CPU301は、図9(b)に示すように、当該商品識別情報「4912345678904」に代えて、入力された部門「1111」および入力された価格「128」に基づく情報「0211110001281」を商品識別情報としてRAM303に記憶してもよい。また、CPU301は、図9(c)に示すように、当該商品識別情報「4912345678904」に対応付けて、上記情報「0211110001281」、個数「1」をRAM303に記憶してもよい。
なお、上記情報「0211110001281」は、図9(d)に示すように、商品マスタを参照しないコードである,NON−PLUコード(NON−PLUバーコードとも称する)を示すフラグ「02」、入力された部門コード「1111」、入力された価格「(000)128」、チェックデジット「1」から構成されている。即ち、上記情報「0211110001281」は、入力された部門コード「1111」、入力された価格「128」を示す情報である。
(図7のステップS24に関する詳細説明)
ステップS24においてCPU301は、商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された全商品の商品識別情報を纏めて示す1つの精算用コード(QRコード)を精算券上に印刷するためのQRコード用の印刷情報を生成するとともに、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品の部門および価格を精算券上に印刷するためのテキスト用印刷情報を生成する。
例えば、ステップS24の実行時、図9(a)の形式である図10(a)に示す情報がRAM303に記憶されている場合、図10(a)に示す、QRコード用の印刷情報(商品識別情報「4912345678911」「4912345678928」「4912345678928」「4912345678935」)を生成するとともにテキスト用印刷情報(部門「1111」、価格「128」)を生成する。図9(b)の形式の情報である図10(b)に示す情報がRAM303に記憶されている場合、図9(c)の形式である図10(c)に示す情報がRAM303に記憶されている場合も、同様である。なお、図10(b)又は図10(c)に示す情報がRAM303に記憶されている場合には、商品識別情報「0211110001281」からテキスト用印刷情報(部門「1111」、価格「128」)を生成する。
なお、図10(a)(b)(c)において、A、B、Dは、商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された商品に係る情報、Cは、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品の情報である。また、2以上の個数の商品識別情報については、当該個数分の商品識別情報をQRコード用の印刷情報に含めるようにしている。Bの商品識別情報「4912345678928」は2個であるため、QRコード用の印刷情報には当該商品識別情報「4912345678928」が2個ある。
(図7のステップS26に関する詳細説明)
ステップS26においてCPU301は、図10に示すQRコード用の印刷情報およびテキスト用印刷情報をプリンタ40に送信した場合、プリンタ40は、例えば、図11に示すような精算券を印刷する。即ち、図10に示すQRコード用の印刷情報およびテキスト用印刷情報をハンディターミナル30から受信したプリンタ40は、QRコード用の印刷情報に従ってQRコードを印刷し、テキスト用印刷情報に従って部門および価格を印刷した精算券を印刷する。
図11の精算券に印刷されたQRコードは、商品マスタに商品識別情報が記憶されている商品に係る当該商品識別情報を格納している。具体的には、商品識別情報「4912345678911」を1つ、商品識別情報「4912345678928」を2つ、商品識別情報「4912345678935」を1つ格納している。また、図11の精算券には、商品マスタに商品識別情報が記憶されていない商品の部門および価格が印刷されている。具体的には、価格「128」および部門「1111」が印刷されている。
なお、キャッシャー担当者は、POSレジスタ20を用いて、商品マスタに商品識別情報が記憶されている商品については、精算券上のQRコードをスキャンし、QRコードに格納されている商品識別情報「4912345678911」「4912345678928」「4912345678935」に基づいて商品マスタから価格を自動的に取得する。商品マスタに商品識別情報が記憶されていない商品については、精算券上にノンファイルと印刷されている商品の価格「128」および部門「1111」を参照し、操作部206を介して価格「128」および部門「1111」を入力する。ノンファイル商品の部門および価格の入力は、例えば、図12(a)に示す入力画面を介して行う。即ち、精算券上にノンファイルと印刷されている場合、キャッシャー担当者は、操作部206を介して、図12(a)に示す入力画面を表示部(店員用)205に表示させる所定の操作を行って、当該入力画面を表示部(店員用)205に表示させて、部門および価格を入力する。
以上の様に、商品識別情報が商品マスタに記憶されていない商品については、当該商品の商品識別情報をQRコードに格納しないようにしたため、レジでのQRコードのスキャン時にエラーは発生しなくなる。また、ノンファイル商品に係る情報として、仮登録担当者によって入力された当該商品の部門および価格を精算券に印刷されるようにしたため、キャッシャー担当者はどの商品がノンファイル商品かを探す手間もなく、また、商品識別情報が商品マスタに記憶されていない商品が何れの商品であるかを仕分することなく、仮登録担当者によって入力された当該商品の部門および価格を参照し、精算処理をすることができる。従って、レジの混雑は解消する。
なお、図11に示すように、精算券上に、QRコード、部門および価格に加えて、種々の情報(例えば、合計価格)を印刷するようにしてもよい。但し、プリンタ40において管理しない情報(例えば、合計価格)を印刷する場合、ハンディターミナル30は、精算券に印刷する情報であってプリンタ40において管理しない情報を印刷するための印刷情報をプリンタ40に送信する。例えば、精算券上に合計価格を印刷する場合、CPU301は、商品識別情報が商品マスタに記憶されている商品については商品マスタからそれぞれの価格を取得し、商品識別情報が商品マスタに記憶されていない商品についてはそれぞれの入力価格を取得し、それらを合算し合計価格を算出する。そして、CPU301は、算出した合計価格を精算券上に印刷するための印刷情報を生成し、プリンタ40に送信する。
なお、商品登録の実績としては、商品マスタに商品識別情報がなかった商品については、部門の売り上げとして計上される。
以上、図7乃至図12を用いて第1の印刷モード(精算券に、ノンファイル商品以外の購入商品の商品識別情報を含むQRコードと、ノンファイル商品の部門および価格とを印刷するモード)が設定されている場合の動作を説明したが、続いて、図13および図14を用いて、第2の印刷モード(精算券に、ノンファイル商品以外の購入商品の商品識別情報とノンファイル商品の部門および価格とを含むQRコードを印刷するモード)が設定されている場合の動作を説明する。但し、第1の印刷モードが設定されている場合の動作と同じ部分については説明を省略する。
(図7のステップS24に関する詳細説明)
第2の印刷モードが設定されている場合には、ステップS24においてCPU301は、商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された全商品の商品識別情報と商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された全商品の入力された部門および価格とを纏めて示す1つの精算用コード(QRコード)を媒体上に印刷するためのQRコード用の印刷情報を生成する。
例えば、ステップS24の実行時、図9(a)の形式である図13(a)に示す情報がRAM303に記憶されている場合、図13(a)に示す、QRコード用の印刷情報(商品識別情報「4912345678911」「4912345678928」「4912345678928」「0211110001281」「4912345678935」)を生成する。図9(b)の形式の情報である図13(b)に示す情報がRAM303に記憶されている場合、図9(c)の形式である図13(c)に示す情報がRAM303に記憶されている場合も、同様である。なお、図13(a)に示す情報がRAM303に記憶されている場合には、部門「1111」、価格「128」からQRコード用の印刷情報(NON−PLUコードである商品識別情報「0211110001281」)を生成する。
(図7のステップS26に関する詳細説明)
ステップS26においてCPU301は、図13に示すQRコード用の印刷情報をプリンタ40に送信した場合、プリンタ40は、例えば、図14に示すような精算券を印刷する。即ち、図13に示すQRコード用の印刷情報をハンディターミナル30から受信したプリンタ40は、QRコード用の印刷情報に従ってQRコードを印刷した精算券を印刷する。
図14の精算券に印刷されたQRコードは、商品マスタに商品識別情報が記憶されている商品に係る当該商品識別情報と、商品マスタに商品識別情報が記憶されてない商品に係る部門および価格を含む情報とを格納している。具体的には、商品識別情報「4912345678911」を1つ、商品識別情報「4912345678928」を2つ、商品に係る部門および価格を含む情報「0211110001281」を1つ、商品識別情報「4912345678935」を1つ格納している。
なお、キャッシャー担当者は、POSレジスタ20を用いて、精算券上のQRコードをスキャンし、QRコードに格納されている商品識別情報「4912345678911」「4912345678928」「4912345678935」に基づいて商品マスタから価格を自動的に取得し、QRコードに格納されている商品に係る部門および価格を含む情報「0211110001281」に基づいて価格(又は価格および部門)を自動的に取得する。
即ち、POSレジスタ20は、商品に係る部門および価格を含む情報「0211110001281」について、先頭2桁「02」がNON−PLUコードを示すフラグであるため、NON−PLUコードであると認識する。POSレジスタ20は、PLUコード(例えば、先頭2桁が「49」「45」)であると認識した場合、商品マスタを参照することで価格を特定するが、NON−PLUコードであると認識した場合には、商品マスタを参照しない。つまり、POSレジスタ20が、NON−PLUコードを認識した際は、NON−PLUコードから、価格(又は価格および部門)を特定(抽出)できるようにしておく。例えば、商品に係る部門および価格を含む情報「0211110001281」から、価格「128」および部門「1111」を特定(抽出)させるようにしておく。これにより、キャッシャー担当者は、精算券上のQRコードをスキャンし、QRコードに格納されている商品マスタに商品識別情報が記憶されている商品に係る商品識別情報(例えば、「4912345678911」)に加えて、QRコードに格納されている商品マスタに商品識別情報が記憶されてない商品に係る部門および価格を含む情報(例えば、「0211110001281」)に基づいて価格(又は価格および部門)を自動的に取得することができるようになる。
以上の様に、商品識別情報が商品マスタに記憶されていない商品については、当該商品の商品識別情報ではなく、仮登録担当者によって入力された当該商品の部門および価格を含むNON−PLUコードをQRコードに格納するようにしたため、レジでのQRコードのスキャン時にエラーは発生しなくなる。また、1つのQRコードに纏めたため、レジにおいて、スキャンの回数を1回とすることができる。従って、レジの混雑は解消する。
なお、商品登録の実績としては、商品マスタに商品識別情報がなかった商品については、部門の売り上げとして計上される。
続いて、図15および図16を用いて、第3の印刷モード(精算券に、ノンファイル商品以外の購入商品の商品識別情報を含むQRコードと、ノンファイル商品のバーコード(JANコード)並びに部門および価格とを印刷するモード)が設定されている場合の動作を説明する。但し、第1、第2の印刷モードが設定されている場合の動作と同じ部分については説明を省略する。
(図7のステップS18に関する詳細説明)
第3の印刷モードが設定されている場合、ステップS18においてCPU301は、図9(a)または図9(c)の形式によって、商品の部門および価格に基づく情報をRAM303に記憶する。第3の印刷モードが設定されている場合には、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品のバーコード(商品コード)を精算券に印刷するため、保持する必要があるからである。
(図7のステップS24に関する詳細説明)
ステップS24においてCPU301は、商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された全商品の商品識別情報を纏めて示す1つの精算用コード(QRコード)を精算券上に印刷するためのQRコード用の印刷情報を生成するとともに、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品の部門および価格を精算券上に印刷するためのテキスト用印刷情報、および、商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品の読み取られたバーコード(JANコード)を精算券上に印刷するためのJANコード用の印刷情報を生成する。
例えば、ステップS24の実行時、図9(a)の形式である図15(a)に示す情報がRAM303に記憶されている場合、図15(a)に示す、QRコード用の印刷情報(商品識別情報「4912345678911」「4912345678928」「4912345678928」「4912345678935」)を生成するとともに、テキスト用印刷情報(部門「1111」、価格「128」)、および、JANコード用の印刷情報「4912345678904」を生成する。図9(c)の形式である図15(b)に示す情報がRAM303に記憶されている場合も、同様である。なお、図15(b)に示す情報がRAM303に記憶されている場合には、商品識別情報「0211110001281」からテキスト用印刷情報(部門「1111」、価格「128」)を生成する。
(図7のステップS26に関する詳細説明)
ステップS26においてCPU301は、図15に示すQRコード用の印刷情報、テキスト用印刷情報、JANコード用の印刷情報をプリンタ40に送信した場合、プリンタ40は、例えば、図16に示すように、QRコード用の印刷情報に従ってQRコードを印刷し、テキスト用印刷情報に従って部門および価格を印刷し、JANコード用の印刷情報に従って、バーコード(JANコード)を印刷する。
図16の精算券に印刷されたQRコードは、商品マスタに商品識別情報が記憶されている商品に係る当該商品識別情報を格納している。具体的には、商品識別情報「4912345678911」を1つ、商品識別情報「4912345678928」を2つ、商品識別情報「4912345678935」を1つ格納されている。図16の精算券に印刷されたバーコード(JANコード)は、商品マスタに商品識別情報が記憶されてない商品に係る当該商品識別情報を格納している。具体的には、商品識別情報「4912345678904」を格納している。また、図16の精算券には、商品マスタに商品識別情報が記憶されていない商品の部門および価格が印刷されている。具体的には、価格「128」および部門「1111」が印刷されている。
なお、キャッシャー担当者は、POSレジスタ20を用いて、商品マスタに商品識別情報が記憶されている商品については、精算券上のQRコードをスキャンし、QRコードに格納されている商品識別情報「4912345678911」「4912345678928」「4912345678935」に基づいて商品マスタから価格を自動的に取得する。商品マスタに商品識別情報が記憶されていない商品については、バーコード(JANコード)をスキャンし、精算券上にノンファイルとして印刷されている商品の価格「128」および部門「1111」を参照し、操作部206を介して価格「128」および部門「1111」を入力する。ノンファイル商品の部門および価格の入力は、例えば、図12(b)に示す入力画面を介して行う。即ち、精算券上にノンファイルと印刷されている場合、キャッシャー担当者は、操作部206を介して、図12(b)に示す入力画面を表示部(店員用)205に表示させる所定の操作を行って、当該入力画面を表示部(店員用)205に表示させて、部門および価格を入力する。なお、図12(b)の商品識別情報は、スキャンされたバーコード(JANコード)によって示される商品識別情報である。
なお、POSレジスタ20はキャッシャー担当者によってスキャンされたバーコード(JANコード)によって示される商品識別情報と、キャッシャー担当者によって入力された部門および価格とを商品マスタに記憶する。図6(b)に示す商品マスタは、図6(a)に示す商品マスタに対し、キャッシャー担当者によってスキャンされたバーコード(JANコード)によって示される商品識別情報と、キャッシャー担当者によって入力された部門および価格とが追加記憶された例である。
以上の様に、商品識別情報が商品マスタに記憶されていない商品については、当該商品の商品識別情報をQRコードに格納しないようにしたため、レジでのQRコードのスキャン時にエラーは発生しなくなる。また、ノンファイル商品に係る情報として、仮登録担当者によって入力された当該商品の部門および価格を精算券に印刷されるようにしたため、キャッシャー担当者はどの商品がノンファイル商品かを探す手間もなく、また、商品識別情報が商品マスタに記憶されていない商品が何れの商品であるかを仕分することなく、仮登録担当者によって入力された当該商品の部門および価格を参照し、精算処理をすることができる。また、ノンファイル商品に係る情報として、当該商品のバーコード(JANコード)も精算券に印刷されるようにしたため、レジにて当該JANコードを読み取り、入力された部門と価格とを商品マスタに記憶し、且つ、商品登録もできるので、ノンファイル商品であっても、単品レベルでの売上実績管理ができるようになる。
以上、本実施形態によれば、ハンディターミナル30によって仮登録した商品が商品マスタへの設定前の商品(例えば、当日朝に入荷され直ちに店内に陳列した商品)であっても、レジの混雑を解消することができるようになる。
なお、本実施形態においては、ハンディターミナル30とプリンタ40は別体であったが、ハンディターミナル30とプリンタ40とは同一の筐体内として構成されていてもよい。例えば、ハンディターミナル30は、印刷通信部311に代えてまたは加えて、CPU301(印刷情報生成手段)から出力された印刷情報に従って、図11、図14、図16に示すような精算券を印刷する印刷手段を備えていてもよい。
なお、本実施形態では、図11、図14、図16に示すように、複数の商品の商品識別情報が1つの2次元バーコードに纏めて格納する例を説明したが、商品登録の数、つまり、購入商品の数が多い場合には、複数の2次元バーコードに分割して格納するようにしてもよい。また、商品識別情報を複数の2次元バーコードに分割して格納する場合、当該複数の2次元バーコードの全てを同一の媒体上に纏めて印刷するようにしてもよいし、複数の媒体に分けて印刷するようにしてもよい。例えば、ある顧客の購入商品に係る60個の商品識別情報のうちそれぞれ20個分を格納した2次元バーコード3つを1枚に印刷するようにしてもよいし、3つのうち2つを1枚に印刷し、残り1つを他の1枚に印刷するようにしてもよい。
また、本実施形態では、仮登録の際に、ノンファイル商品があったときは、部門と価格とを入力する態様を説明したが、ノンファイル商品の部門を予め設定しておき(例えば、「99999」)、価格のみを入力する態様としてもよい。また、本実施形態では、発行される精算券はレシート用紙に印刷される例を説明したが、上述の如く一例であってレシート用紙に限定するものではない。例えば、ロイコシート等のリトライ可能な媒体などに印刷するようにしてもよい。
また、本実施形態では、ハンディターミナル30で商品に付されたバーコードがスキャンされたとき、商品マスタにデータが設定されている商品について商品マスタによって特定されるJANコードの情報や、商品マスタにデータが設定されていない商品について入力された価格情報などを格納するNON−PLUバーコードの情報を、2次元バーコード(QRコード)に纏めて格納して、当該2次元バーコードを印刷する例を説明したが、複数のJANコードやNON−PLUバーコードを格納するコードは、2次元バーコードに限定するものではない。例えば、複数のJANコードやNON−PLUバーコードを、3次元コード或いは3Dコード(ソリッドコード或いはオプティカルIDコード)などに纏めて格納するようにしてもよい。つまり、精算用コードは、2次元バーコードでなくてもよく、複数のJANコードやNON−PLUバーコードを格納し、また、複数のJANコードやNON−PLUバーコードを読み出すことができるものであればよい。
また、商品マスタによって特定されるコードもJANコードに限らず、例えば、輸入品であればUPCコードなどであってもよい。また、JANコードの桁数も13桁でなく8であってもよい。即ち、商品マスタにデータが設定されている商品の13桁のJANコードに代えて、当該商品の8桁のJANコード又はUPCコードを精算用コードに格納するようにしてもよい。
また、本実施形態では、POSレジスタ20の前で、店員がお客の買物カゴ内の商品をレジでの精算前に事前に商品登録し、例えば、図11等の精算券を発行し、該精算券を当該お客に手渡し、お客は該精算券をレジのオペレータに提示するなど、レジで該精算券により精算する例を示した。店員がハンディターミナル30を操作することで迅速に操作が可能である他、価格を入力する際に不正を防止することが可能になるが、これに限らず、例えば限られた会員顧客のみに許可され、購入商品を選ぶごとにお客自身が商品登録するいわゆるセルフスキャニングシステムにおいて、本発明を利用してもよい。つまり、お客が商品登録したときに、当該商品がノンファイル商品であった場合、通常、商品自体に値段が印刷されている場合が多いので、その金額を入力させるようにしてもよい。また、部門については、お客は分からないので、金額が入力されると同時に、予め決められた部門コード(例えば、「00000」等)が設定され、当該情報に基づくNON−PLUバーコード情報が生成されるようにしてもよい。そして、全ての購入商品の商品登録後、所定の操作をすると、例えば携帯端末に付設されているプリンタ部から、例えば、図11等に示すようなレシートが発行され、該レシートをPOSレジスタ20へ持参することで精算されるようにしてもよい。
また、本実施形態では、例えば図16のように商品マスタに記憶されている商品識別情報をQRコードとして出力し、商品マスタに記憶されていない商品識別情報をJANコードとして出力し、価格、部門に関しては文字情報として出力する例を示したが、該JANコードと、該JANコードに対応する価格と部門とを関連づけて、前記商品マスタに記憶されていると判断された商品識別情報と一緒にQRコードとして出力するようにしても良い。
この場合、POSレジスタ30のスキャナ部204で該QRコードを読み取った際に、該読み取られたデータのうち、商品マスタにJANコードが記憶されていない場合には、POSレジスタ30で、該JANコードに価格や部門が関連付けられて出力されたかを判断し、関連付けられている場合には、該JANコードと価格と部門とを商品マスタに記憶させると共に、該記憶させたJANコードと値段とに基づいて精算するようにしても良い。これにより、携帯端末で商品のバーコードを読み取った際に、そのJANコードが商品マスタに記憶されていない場合でも、他の商品マスタに記憶されている商品識別情報と同じ、例えば二次元バーコードやRFIDに出力することができるようになるので、POSレジスタ30での操作も一度の読取操作で良くなるので操作性が良くなる。
なお、本発明の一実施形態によるハンディターミナル30の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の一実施形態によるハンディターミナル30の各処理に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…ストアコントローラ、20…POSレジスタ(POS端末)、30…ハンディターミナル(携帯端末)、40…プリンタ、201、301、401…CPU、202、302、402…ROM、203、303、403…RAM、204、304…スキャナ部、
205、305…表示部(店員用)、206、306…操作部、207、307、407…通信部、208、308…ブザー、205a…表示部(客用)、209…レシート印刷部、208…ドロワ部、211…カードリーダ部、212…ハードディスク、305a…LED発光部、309…電源制御部、310…充電式電池、311…印刷通信部、413…印刷機構制御部

Claims (6)

  1. 商品に付された商品識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた商品識別情報が商品マスタに記憶されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって商品マスタに前記商品識別情報が記憶されていないと判断された商品に係る価格を入力する入力手段と、
    前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された商品の前記商品識別情報と、前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品について入力された数字による価格情報と、前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品であることを示す情報と、前記商品マスタに記憶されていると判断された商品の商品識別情報について精算装置で読み取るためのシート印刷するよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記入力手段は、
    商品マスタに前記商品識別情報が記憶されていないと判断された商品に係る部門を更に入力し、
    前記制御手段は、
    前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された商品の前記商品識別情報と、前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品について入力された部門情報を、前記精算装置で読み取るためのシートに更に印刷するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記制御手段は、
    少なくとも、前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていると判断された商品の前記商品識別情報と、前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品について入力された価格情報とを、纏めて、前記精算装置で読み取るためのシート印刷するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯端末
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の携帯端末と、
    前記シートから前記商品識別情報を読み取る読取手段、及び、前記携帯端末の前記判断手段によって前記商品識別情報が商品マスタに記憶されていないと判断された商品の価格を入力する入力手段を備える精算装置と、
    を有することを特徴とするPOSシステム。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の携帯端末と、
    前記シートから前記商品識別情報及び前記価格情報を読み取る読取手段を備える精算装置と、
    を有することを特徴とするPOSシステム。
  6. 前記精算装置は、
    前記読取手段によって読み取られた商品識別情報と、前記読取手段によって読み取られた又は前記入力手段によって入力された価格情報とを、少なくとも前記携帯端末の前記読取手段で参照可能な商品マスタに記憶する商品マスタ更新手段を更に備えることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のPOSシステム。
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