JP2024058834A - 登録装置、情報端末、サーバ、システム、プログラム - Google Patents

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敬行 齋藤
裕香 前田
協子 峰原
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Abstract

【課題】品券に関する業務を改善する。【解決手段】商品を登録する登録手段と、前記登録手段によって商品が登録される度に合計支払金額を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された前記合計支払金額と所定の品券の額面金額とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示する表示手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、登録装置、情報端末、サーバ、システム、プログラムに関する。
決済に品券(金券)を使用可能なPOS端末が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のPOS端末は、合計金額の確定後(例えば、小計ボタンの操作後)に、商品券を使用する旨の宣言を受け付ける。
特開2012-252727号公報
しかしながら、品券に関する業務は、改善の余地がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、品券に関する業務を改善する技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、商品を登録する登録手段と、前記登録手段によって商品が登録される度に合計支払金額を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された前記合計支払金額と所定の品券の額面金額とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示する表示手段とを備えることを特徴とする登録装置である。
登録精算装置の外観例を示す図である。 登録精算装置の構成例を示す図である。 登録精算装置の店員側表示部における表示例である。 登録精算装置の店員側表示部における表示例(一部)である。 登録精算装置の処理の一例を示すフローチャートである。 登録精算装置の処理の一例を示すフローチャートである。 登録精算装置の店員側表示部における表示例(一部)である。 登録精算装置の店員側表示部における表示例(一部)である。 登録精算装置の店員側表示部における表示例(一部)である。 登録精算装置の客側表示部における表示例である。 登録精算装置の表示例(一部)である。 登録精算装置の店員側表示部における表示例(一部)である。 情報処理端末における表示例等である。
販売システム1(非図示)は、本部サーバ2(非図示)、ストアコントローラ3(非図示)、取引状況管理装置4(非図示)、登録精算装置10(詳細は後述)を含む。販売システム1は、種々の業態(スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンタ、家電量販店等)に導入可能である。
ストアコントローラ3、取引状況管理装置4、登録精算装置10は、店舗内に設置される。これらは、LAN(有線でも無線でもよい)を介して通信可能に接続される。本部サーバ2は、店舗外(例えば、本社やデータセンタ等)に設置される。店舗内に設置されている装置(ストアコントローラ3、取引状況管理装置4、登録精算装置10)と店舗外に設置されている装置(本部サーバ2)とは、通信(直接的に通信、又は、ストアコントローラ3を介して通信)可能である。
本部サーバ2は、販売システム1全体を管理するサーバである。本部サーバ2は、例えば、種々の情報(例えば、商品マスタ、品券マスタ等)を記憶する。商品マスタは、商品を識別する識別情報(商品コード)に対応付けて商品名や価格等を記憶するファイルである。品券マスタは、例えば、品券を識別する識別情報(品券コード)に対応付けて品券タイプ(品券種別)、額面金額を記憶するファイルである。品券タイプは、額面金額未満の精算に使用した場合に顧客に差額を返金する品券(額面金額未満の精算に使用しても顧客が損をしない品券。以下、「返金有品券」とも称する場合がある)であるか、額面金額未満の精算に使用した場合に顧客に差額を返金しない品券(額面金額未満の精算に使用すると顧客が損をする品券。以下、「返金無品券」と称する場合がある)であるかを示した情報である。また、本部サーバ2は、他の装置(例えば、ストアコントローラ3)に種々の情報(例えば、商品マスタ、品券マスタ等)を送信する。本部サーバ2は、少なくとも、CPU、記憶部及び通信部を備える。本部サーバ2は、複数台のサーバから構成されてもよい。
ストアコントローラ3は、主に店舗内に設置されている装置(取引状況管理装置4、登録精算装置10)と店舗外に設置されている装置(本部サーバ2)との間における情報の通信を担当するサーバである。例えば、ストアコントローラ3は、本部サーバ2から受信した情報を他の装置(例えば、登録精算装置10)に供給する。また、ストアコントローラ3は、登録精算装置10から受信した精算情報(精算後の取引情報)を本部サーバ2に送信する。ストアコントローラ3は、少なくとも、CPU、記憶部及び通信部を備える。
取引状況管理装置4は、他の装置(例えば、登録精算装置10)を管理(監視、制御等)する装置(例えば、パーソナルコンピュータ)である。例えば、取引状況管理装置4は、登録精算装置10の処理状況、動作状況を監視(表示)する。また、取引状況管理装置4は、本部サーバ2にアクセスし、本部サーバ2に記憶されている商品マスタや品券マスタをメンテナンス(設定、修正)してもよい。取引状況管理装置4は、少なくとも、CPU、記憶部、表示部(タッチパネルとして構成してもよい)、操作部(キーボード、マウス等)、通信部を備える。取引状況管理装置4は、印刷装置(非図示)と通信可能であり、種々の情報を印刷装置から出力してもよい。
登録精算装置10は、店員の操作に基づいて商品を登録し、顧客の操作に基づいて精算する。詳細は後述する。
図1は、登録精算装置10の外観の一例である。図1(A)は、登録精算装置10を客側から見た斜視図である。図1(B)は、登録精算装置10を店員側から見た斜視図である。図2は、登録精算装置10の構成例である。図1及び図2において、同一部分には同一符号を付している。以下、図1を参照しつつ、図2に示した登録精算装置10の構成例を説明する。
登録精算装置10は、CPU101と、記憶部102と、客側表示部103と、非現金決済部104と、現金決済部105と、印刷部106と、店員側表示部108と、操作部109と、スキャナ部110と、音声出力部111と、通信部112とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
CPU101は、中央演算処理装置であり、記憶部102に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、登録精算装置10の動作を制御する。記憶部102は、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部102は、CPU101によって実行されるプログラム、CPU101によって参照される情報(商品マスタ、品券マスタ、各種の設定情報等)、CPU101によって生成される情報(例えば、商品登録情報等)を記憶する。記憶部102は、1以上の種々の記憶部材(例えば、メモリやストレージとなるもの。例えば、RAM、ROM、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等)の総称である。
客側表示部103は、客用のタッチディスプレイであり、客に種々の情報を表示するとともに、客から種々の入力を受け付ける。
非現金決済部(カード決済部、コード決済部)104は、非現金(例えば、クレジットカード、電子マネー等)による決済機構である。非現金決済部104は、例えば、挿入される(又は翳される)ことによって情報を読み取る読取部を備える。読取部は、クレジットカードや、電子マネーのカード(例えば、交通系カード等)の他に、例えば、会員カード(ポイントカード)に記憶されている顧客識別情報を読み取ってもよい。非現金決済部104は、読取部の他に書込部や記憶部や通信部や操作部や表示部を備えてもよい。
なお、非現金決済部104は、複数の読取部を備えてもよい。例えば、非現金決済部104は、クレジットカード用の読取部、電子マネーA用の読取部、電子マネーB用の読取部、会員カード用の読取部といった具合に複数の読取部を備えてもよい。また、登録精算装置10は、複数の非現金決済部104を備えてもよい。例えば、登録精算装置10は、クレジットカード用の非現金決済部104-1、電子マネーA用の非現金決済部104-2、電子マネーB用の非現金決済部104-3、会員カード用の非現金決済部104-4といった具合に複数の非現金決済部104を備えてもよい。
非現金決済部104(複数の非現金決済部104を備える場合には少なくとも1つの非現金決済部104)は、登録精算装置10とは別体であり、登録精算装置10に接続されるものであってもよい。
現金決済部105は、現金による決済機構(釣銭機)であり、紙幣や硬貨の投入口、紙幣や硬貨の排出口を有し、投入口への投入金額を算出し、投入金額と買上金額の差分である釣銭金額を算出し、釣り銭を排出口から排出する。紙幣や硬貨の投入、釣り銭の取り去りはセンサによって検出される。
印刷部106は、各種媒体(レシート、クーポン等)を印刷、発行する。媒体の取り去りはセンサによって検出される。
店員側表示部108は、店員用のタッチディスプレイであり、店員に種々の情報を表示するとともに、店員から種々の入力を受け付ける。操作部109は、各種のキー(ボタン)から構成され、店員から種々の入力を受け付ける。スキャナ部110は、種々のコードを光学的に読み取る。例えば、スキャナ部110は、商品に付されているバーコード(商品コード)、品券に印刷されたバーコード(品券コード)、店員の名札に付された店員コード等を光学的に読み取る。音声出力部111は、音声を出力する。例えば、音声出力部111は、確認音、警告音、音声ガイダンス等を出力する。通信部112は、他の装置との間において情報を送受信する。
(品券(金券))
販売システム1では、複数種類の品券を使用可能である。説明の便宜上、販売システム1では、発行元がAである品券A、発行元がBである品券B、及び、発行元がCである品券Cの3種類の品券が使用可能であるものとする。品券Aは、返金無品券(額面金額未満の精算に使用した場合に顧客に差額を返金しない品券)である。品券Aには、額面金額が500円のもの(以下、「品券A500円」と称する)と額面金額が1000円のもの(以下、「品券A1000円」と称する)とが存在する。品券Bは、返金無品券である。品券Bには、額面金額が500円のもの(以下、「品券B500円」と称する)のみが存在する。品券Cは、返金有品券(額面金額未満の精算に使用した場合に顧客に差額を返金する品券)である。品券Cには、額面金額が500円のもの(以下、「品券C500円」と称する)と額面金額が1000円のもの(以下、「品券C1000円」と称する)とが存在する。
図3は、登録精算装置10の店員側表示部108における表示例である。登録精算装置10は、店員の操作によって進行する登録処理において、図3に示したような登録画面を表示する。図3に示した例では、2品目のアスパラが登録された時点における登録画面を示しており、アスパラが登録された時点における合計金額は383円である。
登録画面の下部(図中のRの部分)には、小計ボタン(符号F)が配置され、夫々の品券に対応する複数のアイコン(符号A~符号E)が表示されている。
符号Aの「品券A500円(無)」は、品券A500円に対応するアイコン(ラベル)である。符号Bの「品券A1000円(無)」は、品券A1000円に対応するアイコンである。符号Cの「品券B500円(無)」は、品券B500円に対応するアイコンである。符号Dの「品券C500円(有)」は、品券C500円に対応するアイコンである。符号Eの「品券C1000円(有)」は、品券C1000円に対応するアイコンである。
「品券A500円(無)」「品券A1000円(無)」及び「品券B500円(無)」の「(無)」は、当該品券が返金無品券である旨を示している。「品券C500円(有)」及び「品券C1000円(有)」の「(有)」は、当該品券が返金有品券である旨を示している。
登録精算装置10は、夫々のアイコンを用いて、夫々の品券の使用について報知する。具体的には、登録精算装置10は、夫々の品券について使用に問題があるか否かを夫々の品券に対応するアイコンによって店員に報知する。
例えば、登録精算装置10は、「品券A500円(無)」を破線枠にて示しているが、当該破線枠は、店員に対し、現時点における品券A500円の使用には問題がある旨(顧客が損するため推奨しない旨)を報知するものである。つまり、現時点の合計金額は383円であるが、現時点において(より詳細には、以降に商品の登録がなく現時点の合計金額が最終的な合計金額になった場合(すなわち合計金額が確定した場合)において)、返金無品券である品券A500円を使用すると差額(117円)が返金されないため、登録精算装置10は、現時点における品券A500円の使用には問題がある旨を破線枠の「品券A500円(無)」によって店員に報知している。「品券A1000円(無)」及び「品券B500円(無)」の破線枠についても同様である。
また、登録精算装置10は、「品券C500円(有)」を実線枠にて示しているが、当該実線枠は、店員に対し、現時点における品券C500円の使用には問題がない旨(顧客は特段損しない旨)を報知するものである。つまり、現時点の合計金額は383円であるが、現時点において、返金有品券である品券C500円を使用しても差額(117円)が返金されるため、登録精算装置10は、現時点における品券C500円の使用には問題がない旨を実線枠の「品券C500円(有)」によって店員に報知している。「品券C1000円(有)」の実線枠についても同様である。
なお、破線枠/実線枠は一例であって、登録精算装置10は、他の方法(例えば、アイコンの色、アイコンに対するマークや文字の付加、アイコンの表示サイズ、アイコンの表示位置等)によって、夫々の品券の使用について報知してもよい。例えば、登録精算装置10は、現時点における品券A500円の使用には問題がある旨を赤色の「品券A500円(無)」によって店員に報知し、現時点における品券C500円の使用には問題がない旨を青色の「品券C500円(有)」によって店員に報知してもよい。
図4は、登録精算装置10の店員側表示部108における表示例(一部)である。図4(A)は、合計金額が500円未満の場合の登録画面の下部の表示例である。図4(B)は、合計金額が500円以上~1000円未満の場合の登録画面の下部の表示例である。図4(C)は、合計金額が1000円以上の場合の登録画面の下部の表示例である。
合計金額が500円未満の場合、品券A500円、品券A1000円、品券B500円の何れを使用しても顧客は損をするため、図4(A)に示すように、登録精算装置10は、「品券A500円(無)」、「品券A1000円(無)」及び「品券B500円(無)」を破線枠で表示する。なお、返金有品券(品券C500円(有)、品券C1000円(有))については、当然に、使用しても顧客は損をしないため、登録精算装置10は、返金有品券を実線枠で表示する(合計金額が500円以上の場合も同様である)。
合計金額が500円以上~1000円未満の場合、品券A500円、品券B500円を使用すれば顧客は損をしないが、品券A1000円を使用すれば顧客は損をするため、図4(B)に示すように、登録精算装置10は、「品券A500円(無)」及び「品券B500円(無)」を実線枠で表示し、「品券A1000円(無)」を破線枠で表示する。
合計金額が1000円以上の場合、品券A500円、品券A1000円、品券B500円の何れを使用しても顧客は損をしないため、図4(C)に示すように、登録精算装置10は、「品券A500円(無)」、「品券A1000円(無)」及び「品券B500円(無)」を実線枠で表示する。
図5及び図6は、登録精算装置10の処理の一例を示すフローチャートである。具体的には、図5及び図6のフローチャートは、1品目の商品の登録から小計ボタンの操作迄の流れを示している。なお、図5(A)のフローチャートの開始時(取引の開始時)において、登録精算装置10は、「品券A500円(無)」、「品券A1000円(無)」及び「品券B500円(無)」を使用に問題がある旨の表示態様(破線枠)で表示しているものとする。図5(B)は、図5(A)の続きである。図5(C)は、図5(A)又は図5(B)の続きである。図5(D)は、図5(A)又は図5(B)の続きである。図6(A)は、図5(C)又は図6(C)の続きである。図6(B)は、図5(D)の続きである。図6(C)は、図6(B)の続きである。
(図5(A)のフローチャート)
ステップS10:登録精算装置10は、スキャン等(バーコードのスキャン、アスパラ等の商品プリセットボタンの操作)があったか否かを判断する。スキャン等があった場合(ステップS10:YES)、ステップS11に進む。スキャン等がなかった場合(ステップS10:NO)、ステップS10に戻る。
ステップS11:登録精算装置10は、商品を登録する。続いてステップS12に進む。
ステップS12:登録精算装置10は、合計金額が1000円以上であるか否かを判断する。合計金額が1000円以上である場合(ステップS12:YES)、図5(C)のステップS13に進む。合計金額が1000円以上でない場合(ステップS12:NO)、ステップS15に進む。
ステップS15:登録精算装置10は、合計金額が500円以上であるか否かを判断する。合計金額が500円以上である場合(ステップS15:YES)、図5(D)のステップS13に進む。合計金額が500円以上でない場合(ステップS15:NO)、図5(B)のステップS20に進む。
(図5(B)のフローチャート)
ステップS20:登録精算装置10は、スキャン等があったか否かを判断する。スキャン等があった場合(ステップS20:YES)、ステップS21に進む。スキャン等がなかった場合(ステップS20:NO)、ステップS29に進む。
ステップS21:登録精算装置10は、商品を登録する。続いてステップS22に進む。
ステップS22:登録精算装置10は、合計金額が1000円以上であるか否かを判断する。合計金額が1000円以上である場合(ステップS22:YES)、図5(C)のステップS13に進む。合計金額が1000円以上でない場合(ステップS22:NO)、ステップS25に進む。
ステップS25:登録精算装置10は、合計金額が500円以上であるか否かを判断する。合計金額が500円以上である場合(ステップS25:YES)、図5(D)のステップS13に進む。合計金額が500円以上でない場合(ステップS25:NO)、ステップS29に進む。
ステップS29:登録精算装置10は、小計ボタンの操作があったか否かを判断する。小計ボタンの操作があった場合(ステップS29:YES)、本フローチャートは終了する。小計ボタンの操作がなかった場合(ステップS29:NO)、ステップS20に戻る。
(図5(C)のフローチャート)
ステップS13:登録精算装置10は、「品券A500円(無)」及び「品券B500円(無)」について使用に問題がない旨の表示態様(実線枠)で表示する。続いてステップS14に進む。
ステップS14:登録精算装置10は、「品券A1000円(無)」について使用に問題がない旨の表示態様(実線枠)で表示する。続いて図6(A)のステップS30に進む。
(図5(D)のフローチャート)
ステップS13:登録精算装置10は、「品券A500円(無)」、「品券B500円(無)」について使用に問題がない旨の表示態様(実線枠)で表示する。続いて図6(B)のステップS40に進む。
(図6(A)のフローチャート)
ステップS30:登録精算装置10は、スキャン等があったか否かを判断する。スキャン等があった場合(ステップS30:YES)、ステップS31に進む。スキャン等がなかった場合(ステップS30:NO)、ステップS39に進む。
ステップS31:登録精算装置10は、商品を登録する。続いてステップS39に進む。
ステップS39:登録精算装置10は、小計ボタンの操作があったか否かを判断する。小計ボタンの操作があった場合(ステップS39:YES)、本フローチャートは終了する。小計ボタンの操作がなかった場合(ステップS39:NO)、ステップS30に戻る。
(図6(B)のフローチャート)
ステップS40:登録精算装置10は、スキャン等があったか否かを判断する。スキャン等があった場合(ステップS40:YES)、ステップS41に進む。スキャン等がなかった場合(ステップS40:NO)、ステップS49に進む。
ステップS41:登録精算装置10は、商品を登録する。続いてステップS42に進む。
ステップS42:登録精算装置10は、合計金額が1000円以上であるか否かを判断する。合計金額が1000円以上である場合(ステップS42:YES)、図6(C)のステップS14に進む。合計金額が1000円以上でない場合(ステップS42:NO)、ステップS49に進む。
ステップS49:登録精算装置10は、小計ボタンの操作があったか否かを判断する。小計ボタンの操作があった場合(ステップS49:YES)、本フローチャートは終了する。小計ボタンの操作がなかった場合(ステップS49:NO)、ステップS40に戻る。
(図6(C)のフローチャート)
ステップS14:登録精算装置10は、「品券A1000円(無)」について使用に問題がない旨の表示態様(実線枠)で表示する。続いて図6(A)のステップS30に進む。
図7は、登録精算装置10の店員側表示部108における表示例(一部)である。図7(A)は、合計金額が383円であるときの登録画面の下部の表示例である。図7(B)は、合計金額が750円であるときの登録画面の下部の表示例である。登録精算装置10は、返金無品券を使用した場合に顧客が損する金額(つまり、顧客が損をしなくなる迄の残金額)を表示してもよい。
合計金額が383円であるときには、品券A500円や品券B500円を使用することによって顧客が損する金額は117円であり、品券A1000円を使用することによって顧客が損する金額は617円である。従って、合計金額が383円であるときには、登録精算装置10は、図7(A)に示すように、「品券A500円(無)」、「品券B500円(無)」の夫々に対応付けて「残117円」を表示し、「品券A1000円(無)」に対応付けて「残617円」を表示する。
合計金額が750円であるときには、品券A1000円を使用することによって顧客が損する金額は250円である。従って、合計金額が750円であるときには、登録精算装置10は、図7(B)に示すように、「品券A1000円(無)」に対応付けて「残250円」を表示する。
図8は、登録精算装置10の店員側表示部108における表示例(一部)である。図8(A)は、合計金額が500円未満の場合の登録画面の下部の表示例である。図8(B)は、合計金額が500円以上~1000円未満の場合の登録画面の下部の表示例である。図8(C)は、合計金額が1000円以上~1500円未満の場合の登録画面の下部の表示例である。図8(D)は、合計金額が1500円以上~2000円未満の場合の登録画面の下部の表示例である。図8(E)は、合計金額が750円である場合の登録画面の下部の表示例である。登録精算装置10は、顧客が損をせずに使用できる品券の枚数を表示してもよい。
合計金額が500円未満の場合、品券A500円(品券A1000円、品券B500円も同様)については1枚でも使用すれば顧客は損をする。従って、合計金額が500円未満の場合、登録精算装置10は、図8(A)に示すように、「品券A500円(無)」や「品券A1000円(無)」や「品券B500円(無)」の夫々に対応付けて「0枚」を表示する。また、品券C500円(品券C1000円も同様)については2枚目以降の使用は単に換金(品券の現金化)となる。従って、登録精算装置10は、「品券C500円(有)」や「品券C1000円(有)」の夫々に対応付けて「1枚」を表示する。
合計金額が500円以上~1000円未満の場合、品券A500円(品券B500円も同様)については1枚迄の使用であれば顧客は損をしない。また、品券A1000円については1枚でも使用すれば顧客は損をする。従って、登録精算装置10は、図8(B)に示すように、「品券A500円(無)」や「品券B500円(無)」の夫々に対応付けて「1枚」を表示し、「品券A1000円(無)」に対応付けて「0枚」を表示する。また、品券C500円については3枚目以降の使用は単に換金となる。品券C1000円については2枚目以降の使用は単に換金となる。従って、登録精算装置10は、「品券C500円(有)」に対応付けて「2枚」を表示し、「品券C1000円(有)」に対応付けて「1枚」を表示する。
合計金額が1000円以上~1500円未満の場合、品券A500円(品券B500円も同様)については2枚迄の使用であれば顧客は損をしない。また、品券A1000円については1枚迄の使用であれば顧客は損をしない。従って、登録精算装置10は、図8(C)に示すように、「品券A500円(無)」や「品券B500円(無)」の夫々に対応付けて「2枚」を表示し、「品券A1000円(無)」に対応付けて「1枚」を表示する。また、品券C500円については4枚目以降の使用は単に換金となる。品券C1000円については3枚目以降の使用は単に換金となる。従って、登録精算装置10は、「品券C500円(有)」に対応付けて「3枚」を表示し、「品券C1000円(有)」に対応付けて「2枚」を表示する。
合計金額が1500円以上~2000円未満の場合、品券A500円(品券B500円も同様)については3枚迄の使用であれば顧客は損をしない。また、品券A1000円については1枚迄の使用であれば顧客は損をしない。従って、登録精算装置10は、図8(D)に示すように、「品券A500円(無)」や「品券B500円(無)」の夫々に対応付けて「3枚」を表示し、「品券A1000円(無)」に対応付けて「1枚」を表示する。また、品券C500円については5枚目以降の使用は単に換金となる。品券C1000円については3枚目以降の使用は単に換金となる。従って、登録精算装置10は、「品券C500円(有)」に対応付けて「4枚」を表示し、「品券C1000円(有)」に対応付けて「2枚」を表示する。
なお、図8の枚数は、合計金額が額面金額以上になった場合、合計金額が額面金額の何倍以上であるか示したものであるとも言える。
なお、登録精算装置10は、図8(E)に示したように、図7の態様(残金額の表示)と図8の態様(枚数の表示)とを組み合わせて表示してもよい。
図9は、登録精算装置10の店員側表示部108における表示例(一部)である。図9(A)は、合計金額が500円未満の場合の登録画面の下部の表示例である。図9(B)は、合計金額が500円以上~1000円未満の場合の登録画面の下部の表示例である。図9(C)は、合計金額が1000円以上~1500円未満の場合の登録画面の下部の表示例である。登録精算装置10は、アイコンに代えてメッセージによって、各品券について損せずに使用できる旨を報知してもよい。
合計金額が500円未満の場合、登録精算装置10は、図9(A)に示したように、品券C500円及び品券C1000円について、損せずに使用できる旨のメッセージを表示する。合計金額が500円以上~1000円未満の場合、登録精算装置10は、図9(B)に示したように、更に品券A500円及び品券B500円について、損せずに使用できる旨のメッセージを表示する。合計金額が1000円以上の場合、登録精算装置10は、図9(C)に示したように、更に品券A1000円について、損せずに使用できる旨のメッセージを表示する。
なお、登録精算装置10は、損せずに使用できない品券について、図7に示したように、残金額を含むメッセージを表示してもよい。また、登録精算装置10は、図8に示したように、損をせずに使用できる枚数を含むメッセージを表示してもよい。
(客側表示部103における表示)
図3~図9では、登録精算装置10が、店員側表示部108においてアイコン等(アイコン、メッセージ)を表示する例を説明したが、登録精算装置10は、店員側表示部108に代えて又は加えて客側表示部103においてアイコン等を表示してもよい。つまり、図3~図9では、商品を登録しているときに(小計ボタンが操作される前の段階において)、夫々の品券の使用に関する情報(アイコン、メッセージ)を店員に報知する例を説明したが、商品を登録しているときに、夫々の品券の使用に関する情報を店員に代えて又は加えて顧客に報知してもよい。
(表示対象の品券)
図3~図9では、登録精算装置10が、返金有品券(品券C)に対応するアイコン等も返金無品券(品券A、品券B)に対応するアイコン等も表示する例を説明したが、返金有品券(品券C)に対応するアイコン等は表示しなくてもよい。例えば、図3(図4(A)~図4(C)、図7(A)、図7(B)、図8(A)~図8(F)も同様)において、「品券C500円(有)」や「品券C1000円(有)」は表示しなくてもよい。また、図9(A)~図9(C)において、「品券C500円、品券C1000円は、損せずに使用できます。」は、表示しなくてもよい。
(指定されたアイコン等の表示)
登録精算装置10は、顧客又は店員によって指定(選択)された品券に対応するアイコン等を表示し、顧客又は店員によって指定されていない品券に対応するアイコン等は表示しなくてもよい。指定する品券は、顧客が当該取引の精算において使用する予定の品券である。顧客自身が品券を指定(例えば、客側表示部103の画面から指定)してもよいし、顧客から使用予定の品券を伝えられた店員が品券を指定(例えば、店員側表示部108の画面から指定、操作部109から指定)してもよい。
図10は、登録精算装置10の客側表示部103における表示例である。登録精算装置10は、店員側表示部108に図3に示したような登録画面を表示しているときには、客側表示部103に図10に示したような登録確認画面を表示する。図10に示した登録確認画面の右側には、アイコン等の表示対象とする品券を指定するボタン(以下、「表示対象品券指定ボタン」と称する場合がある)が表示されている。顧客は、当該取引の精算において使用する予定の品券に対応する表示対象品券指定ボタンを操作する。例えば、品券B500円を使用する予定である場合、顧客は、符号Gの「品券B500円」を操作する。登録確認画面の下部(図中のSの部分)には、表示対象品券指定ボタンにて指定された品券のアイコン等が表示される。
(表示対象として指定された品券の品券タイプ及び額面金額の特定)
登録精算装置10は、表示対象品券指定ボタン(夫々の表示対象品券指定ボタンのボタン識別情報)と品券(夫々の品券の品券コード)とを対応付けたボタン設定情報を記憶部102に記憶する。また、登録精算装置10は、品券マスタ(品券コードに対応付けて品券タイプ、額面金額を記憶したファイル)を記憶する。
(1)登録精算装置10は、一の表示対象品券指定ボタンの操作があった場合(つまり、アイコン等の表示対象として一の品券が指定された場合)、ボタン設定情報を参照し、操作された表示対象品券指定ボタンのボタン識別情報に対応する品券コード(つまり、指定された品券の品券コード)を特定する。
(2)登録精算装置10は、品券マスタを参照し、(1)にて特定した品券コードに対応する品券タイプ及び額面金額(つまり、指定された品券の品券タイプ及び額面金額)を特定する。
なお、登録精算装置10は、ボタン設定情報を記憶部102に記憶せずに、他の装置(例えば、ストアコントローラ3、サーバ(本部サーバ2、他のサーバ))に記憶されているボタン設定情報を参照し、指定された品券の品券コードを特定してもよい。また、登録精算装置10は、品券マスタを記憶部102に記憶せずに、他の装置に記憶されている品券マスタを参照し、指定された品券の品券タイプ及び額面金額を特定してもよい。
また、登録精算装置10は、(1)にて特定した品券コードを他の装置に送信し、他の装置から品券タイプ及び額面金額を取得してもよい。換言すれば、他の装置は、登録精算装置10からの要求(例えば、品券コードを含む要求)があった場合、当該他の装置自身が記憶又は更に別の装置が記憶している品券マスタを参照し、品券タイプ及び額面金額を特定し、登録精算装置10に応答してもよい。
また、登録精算装置10は、一の表示対象品券指定ボタンの操作があった場合、操作された表示対象品券指定ボタンのボタン識別情報を他の装置に送信し、他の装置から品券タイプ及び額面金額を取得してもよい。換言すれば、他の装置は、登録精算装置10からの要求(例えば、ボタン識別情報を含む要求)があった場合、当該他の装置自身が記憶又は更に別の装置が記憶しているボタン設定情報や品券マスタを参照し、品券タイプ及び額面金額を特定し、登録精算装置10に応答してもよい。
図11は、登録精算装置10の表示例(一部)である。図10の登録確認画面(合計金額は383円)において品券A500円の指定があった場合(「品券A500円」の表示対象品券指定ボタンの操作があった場合)、登録精算装置10は、例えば、図11(A)に示したように店員側表示部108(登録画面の下部)に「品券A500円(無)」を表示し、図11(B)に示したように客側表示部103(登録確認画面の下部)に「品券A500円(無)」を表示する。また、図10の登録確認画面において品券A500円と品券A1000円の指定があった場合(「品券A500円」の表示対象品券指定ボタンの操作、「品券A1000円」の表示対象品券指定ボタンの操作があった場合)、登録精算装置10は、例えば、図11(C)に示したように店員側表示部108に「品券A500円(無)」と「品券A1000円(無)」とを表示し、図11(D)に示したように客側表示部103に「品券A500円(無)」と「品券A1000円(無)」とを表示する。これにより、顧客は、精算において使用する予定の品券に関する情報のみを確認することができる。また、店員は、顧客が精算において使用する予定の品券の種類や、該品券に関する情報のみを確認することができる。
なお、図11では、残金額と枚数とを付加したアイコンを表示する例を示したが、残金額を付加しなくてもよいし枚数を付加しなくてもよい。また、図11では、指定された品券についてアイコンを表示する例を示したが、指定された品券についてメッセージを表示してもよい。
店員が品券を指定する方法としては、例えば、登録画面に表示対象品券指定ボタンを配置して店員の指定を受け付けてもよいし、操作部109に表示対象品券指定ボタンと同様のキーを配置し店員の指定を受け付けてもよい。
(品券に係る他の表示例)
図3~図11では、品券の発行元(品券A、品券B、品券C)別、品券の額面金額(500円、1000円)別、品券タイプ別にアイコン等を表示する例を説明したが、品券の額面金額別、品券タイプ別にアイコン等を表示してもよい。つまり、図3~図11では、品券A500円と品券B500円とを区別してアイコン等を表示する例を説明したが、両者を区別しなくてもよい。
図12は、登録精算装置10の店員側表示部108における表示例(一部)である。例えば、合計金額が500円未満である場合には、登録精算装置10は、図12(A)に示したようにアイコンを表示してもよいし、図12(B)に示したようにメッセージを表示してもよい(図7に示したように残金額を表示してもよいし、図8に示したように枚数を表示してもよい)。また、合計金額が500円以上~1000円未満である場合には、登録精算装置10は、図12(C)に示したようにアイコンを表示してもよいし、図12(D)に示したようにメッセージを表示してもよい(図7に示したように残金額を表示してもよいし、図8に示したように枚数を表示してもよい)。また、合計金額が1000円以上である場合には、登録精算装置10は、図12(E)に示したようにアイコンを表示してもよいし、図12(F)に示したようにメッセージを表示してもよい(図8に示したように枚数を表示してもよい)。客側表示部103における表示についても同様である。
なお、返金有品券に対応するアイコンやメッセージについては表示しなくてもよい。例えば、図12(A)、図12(C)、図12(E)において、「品券500円(有)」や「品券1000円(有)」は、表示しなくてもよいし、図12(B)、図12(D)、図12(F)において、「品券500円(有)は、損せずに使用できます。」や「品券1000円(有)は、損せずに使用できます。」は、表示しなくてもよい。また、顧客又は店員によって指定された品券に対応するアイコン等を表示し、顧客又は店員によって指定されていない品券に対応するアイコン等は表示しなくてもよい。
(商品の登録の完了前の品券の使用の宣言)
登録精算装置10は、商品の登録の完了前(小計ボタン操作前)に、店員から、夫々の品券について精算に使用する旨の宣言を受け付けてもよい。例えば、夫々の品券に対応する夫々のアイコンは、夫々の品券について精算に使用する旨の宣言を受け付けるボタン(以下、「品券使用宣言ボタン」と称する場合がある)としても機能してもよい。
例えば、図3に示した登録画面の符号Aの「品券A500円(無)」は、品券A500円の使用について店員に報知(使用すると顧客が損をする旨を報知)するとともに当該品券を精算に使用する旨の宣言を受け付ける品券使用宣言ボタンであってもよい。また、符号Bの「品券A1000円(無)」は、品券A1000円の使用について店員に報知(使用すると顧客が損をする旨を報知)するとともに当該品券を精算に使用する旨の宣言を受け付ける品券使用宣言ボタンであってもよい。また、符号Cの「品券B500円(無)」は、品券B500円の使用について店員に報知(使用すると顧客が損をする旨を報知)するとともに当該品券を精算に使用する旨の宣言を受け付ける品券使用宣言ボタンであってもよい。また、符号Dの「品券C500円(有)」は、品券C500円の使用について店員に報知(使用しても顧客は損をしない旨を報知)するとともに当該品券を精算に使用する旨の宣言を受け付ける品券使用宣言ボタンであってもよい。また、符号Eの「品券C1000円(有)」は、品券C1000円の使用について店員に報知(使用しても顧客は損をしない旨を報知)するとともに当該品券を精算に使用する旨の宣言を受け付ける品券使用宣言ボタンであってもよい。
品券使用宣言ボタンには、図7に示したように残金額を付してもよいし、図8に示したように枚数を付してもよい。
また、登録精算装置10は、小計ボタンの操作前において、店員に代えて又は加えて顧客から、夫々の品券について精算に使用する旨の宣言を受け付けてもよい。例えば、登録確認画面に、登録画面と同様の、夫々の品券の使用を宣言する品券使用宣言ボタンを配置してもよい。
(品券使用宣言ボタンの制御方法)
登録精算装置10は、一の品券を使用すると顧客が損をする場面では該品券の使用の宣言を禁止してもよい(制御方法1)。つまり、実線枠の品券使用宣言ボタンについては操作可能とし、破線枠の品券使用宣言ボタンについては操作不可能としてもよい。
登録精算装置10は、一の品券を使用すると顧客が損をする場面であっても該品券の使用の宣言を禁止しなくてもよい(制御方法2)。つまり、実線枠の品券使用宣言ボタンと同様、破線枠の品券使用宣言ボタンについても操作可能としてもよい。
(制御方法1の具体例)
例えば、図4(A)に示した合計金額が500円未満の場合において品券A500円や品券A1000円や品券B500円を使用すると顧客は損をするため、登録精算装置10は、「品券A500円(無)」や「品券A1000円(無)」や「品券B500円(無)」の操作を受け付けない。また、図4(B)に示した合計金額が500円以上~1000円未満の場合において、品券A1000円を使用すると顧客は損をするため、登録精算装置10は、「品券A1000円(有)」の操作を受け付けない。登録確認画面に配置する品券使用宣言ボタンについても同様である。
(制御方法2の具体例)
例えば、図4(A)に示した合計金額が500円未満の場合において品券A500円や品券A1000円や品券B500円を使用すると顧客が損をするが、登録精算装置10は、「品券A500円(無)」や「品券A1000円(無)」や「品券B500円(無)」の操作を受け付ける。また、図4(B)に示した合計金額が500円以上~1000円未満の場合において品券A1000円を使用すると顧客が損をするが、登録精算装置10は、「品券A1000円(無)」の操作を受け付ける。登録確認画面に配置する品券使用宣言ボタンについても同様である。
なお、登録精算装置10は、顧客が損をする場面において品券使用宣言ボタンが操作されたときには(破線枠の品券使用宣言ボタンが操作されたときには)、差額の返金が無いため顧客が損をする旨のメッセージと、宣言取消の要否を確認するボタン(例えば、宣言実行ボタン、宣言取消ボタン)を配置した小画面をポップアップ表示した後に、実際に宣言を受け付けるようにしてもよい。
例えば、登録精算装置10は、合計金額が383円であるときに店員側(登録画面)において店員が「品券A1000円(無)」を操作した場合、つまり顧客の指示に基づいて店員が合計金額(383円)を超える額面金額(1000円)の品券(品券A)の使用を宣言する品券使用宣言ボタン(「品券A1000円(無)」)を操作した場合、登録画面の前面に上記小画面を表示する。店員は、品券A1000円を使用の宣言を取り消すか否かを顧客に確認し、顧客の返答内容に応じて、小画面上の宣言実行ボタン又は宣言取消ボタンを操作する。
また、登録精算装置10は、合計金額が383円であるときに客側(登録確認画面)において顧客が「品券A1000円(無)」を操作した場合、つまり顧客自身の判断で合計金額(383円)を超える額面金額(1000円)の品券(品券A)の使用を宣言する品券使用宣言ボタン(「品券A1000円(無)」)を操作した場合、登録確認画面の前面に上記小画面を表示する。顧客は、自身の判断で、小画面上の宣言実行ボタン又は宣言取消ボタンを操作する。なお、登録精算装置10は、例えば合計金額が例えば383円であるときに客側(登録確認画面)において顧客が「品券A1000円(無)」を操作した場合、登録画面の前面に上記小画面を表示してもよい。つまり、登録精算装置10は、客側における宣言であっても店員側に小画面を表示してもよい。
(使用が宣言された品券の品券タイプ及び額面金額の特定)
登録精算装置10は、品券使用宣言ボタン(夫々の品券使用宣言ボタンのボタン識別情報)と品券(夫々の品券の品券コード)とを対応付けたボタン設定情報を記憶部102に記憶する。また、登録精算装置10は、品券マスタを記憶する。
(1)登録精算装置10は、一の品券使用宣言ボタンの操作があった場合(つまり、一の品券の使用が宣言された場合)、ボタン設定情報を参照し、操作された品券使用宣言ボタンのボタン識別情報に対応する品券コード(つまり、使用が宣言された品券の品券コード)を特定する。
(2)登録精算装置10は、品券マスタを参照し、(1)にて特定した品券コードに対応する品券タイプ及び額面金額(つまり、指定された品券の品券タイプ及び額面金額)を特定する。
なお、登録精算装置10は、ボタン設定情報を記憶部102に記憶せずに、他の装置(例えば、ストアコントローラ3、サーバ(本部サーバ2、他のサーバ))に記憶されているボタン設定情報を参照し、使用が宣言された品券の品券コードを特定してもよい。また、登録精算装置10は、品券マスタを記憶部102に記憶せずに、他の装置に記憶されている品券マスタを参照し、使用が宣言された品券の品券タイプ及び額面金額を特定してもよい。
また、登録精算装置10は、(1)にて特定した品券コードを他の装置に送信し、他の装置から品券タイプ及び額面金額を取得してもよい。換言すれば、他の装置は、登録精算装置10からの要求(例えば、品券コードを含む要求)があった場合、当該他の装置自身が記憶又は更に別の装置が記憶している品券マスタを参照し、品券タイプ及び額面金額を特定し、登録精算装置10に応答してもよい。
また、登録精算装置10は、一の品券使用宣言ボタンの操作があった場合、操作された品券使用宣言ボタンのボタン識別情報を他の装置に送信し、他の装置から品券タイプ及び額面金額を取得してもよい。換言すれば、他の装置は、登録精算装置10からの要求(例えば、ボタン識別情報を含む要求)があった場合、当該他の装置自身が記憶又は更に別の装置が記憶しているボタン設定情報や品券マスタを参照し、品券タイプ及び額面金額を特定し、登録精算装置10に応答してもよい。
(商品の登録の完了後の品券の登録)
登録精算装置10は、商品の登録の完了後(小計ボタンの操作後)に、店員の操作に基づいて、顧客が精算に使用する品券を登録する。つまり、店員は、顧客から受け取った品券を、小計ボタンの操作後(合計金額の確定後)に、精算に使用する品券として登録する。店員が顧客から品券を受け取るタイミングは、小計ボタンの操作後であってもよいし小計ボタンの操作前であってもよい。品券を登録する操作は、スキャナ部110による読み取り(品券に印刷されているバーコードの読み取り)であってもよいし、小計ボタンの操作後の画面(非図示)に表示される品券を登録するボタン(以下、「品券登録ボタン」と称する場合がある)の操作であってもよいし、操作部109の操作であってもよい。登録精算装置10は、品券を登録する操作があった場合には、表示対象品券指定ボタンや品券使用宣言ボタンの操作があった場合と同様、品券タイプ及び額面金額を特定し、精算に使用する品券の品券情報として登録する。なお、表示対象品券指定ボタンや品券使用宣言ボタンの操作があった場合と同様、他の装置(例えば、ストアコントローラ3、サーバ(本部サーバ2、他のサーバ))が、登録精算装置10からの要求に応じて品券タイプ及び額面金額を特定し、登録精算装置10に応答してもよい。
なお、登録精算装置10は、小計ボタンの操作後の合計金額(確定した合計金額)が、登録操作があった返金無品券(例えば、品券A、品券B)の額面金額に達していなかった場合には、当該返金無品券の使用について顧客に使用の意思を確認(例えば、小画面をポップアップ表示して使用の意思を確認)した後に、当該返金無品券を登録してもよい。
小計ボタンの操作前の品券の使用の宣言は、小計ボタンの操作後の処理に反映させてもよい。つまり、登録精算装置10は、小計ボタンの操作前に一の品券の使用の宣言を受け付けていた場合には、小計ボタンの操作後に当該品券を店員が登録したものとして処理を進めてもよい。例えば、登録精算装置10は、小計ボタンの操作前に、登録画面(又は登録確認画面)において「品券A1000円(無)」の品券使用宣言ボタンの操作を受け付けていた場合には、小計ボタンの操作後に、品券A1000円を登録する品券登録ボタンの操作がなくても、品券A1000円を登録してもよい。
なお、登録精算装置10は、返金無品券(例えば、品券A、品券B)について小計ボタンの操作前に使用の宣言を受け付けていた場合であって、小計ボタンの操作後の合計金額(確定した合計金額)が当該使用を宣言した品券の額面金額に達していなかった場合には、当該返金無品券の使用について顧客に使用の意思を確認(例えば、小画面をポップアップ表示して使用の意思を確認)した後に、当該返金無品券を登録してもよい。
(情報処理端末60への適用)
販売システム1は、本部サーバ2、ストアコントローラ3、取引状況管理装置4、登録精算装置10に加え、クラウドサーバ9(非図示)、精算装置50(非図示)、情報処理端末60(非図示)を更に含むものであってもよい。クラウドサーバ9は、店舗外に設置される。精算装置50は、店舗内に設置される。情報処理端末60は、少なくとも店舗内において使用される。
情報処理端末60は、顧客によって使用される。例えば、情報処理端末60は、店舗内において顧客自身が商品を登録する際に使用される。情報処理端末60は、可搬型の装置であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末であってもよい。情報処理端末60は、ショッピングカートに取り付けて使用されてもよい。情報処理端末60は、ショッピングカートと一体的に形成されてもよい。情報処理端末60は、例えば、CPU、記憶部、表示部、操作部、音声出力部(スピーカ)、音声入力部(マイク)、撮像部(カメラ)、検出部(センサ)、及び、通信部を備える。
精算装置50は、顧客によって使用される。精算装置50は、情報処理端末60によって登録された商品を顧客の操作に基づいて精算する。精算装置50は、CPU、記憶部、表示部、スキャナ部、非現金決済部、現金決済部、印刷部、音声出力部、撮像部、通信部及びサインポールを備える。例えば、スキャナ部は、種々のコード(例えば、精算用コード(後述)等)をスキャンし、夫々のコードを読み取る。
クラウドサーバ9は、主に情報処理端末60による商品の登録をサポートするサーバである。クラウドサーバ9は、種々の情報(例えば、商品マスタ、取引情報(カート情報)等)を記憶する。クラウドサーバ9は、少なくとも、CPU、記憶部及び通信部を備える。クラウドサーバ9は、複数台のサーバから構成されてもよい。
なお、取引状況管理装置4は、クラウドサーバ9にアクセスし、クラウドサーバ9に記憶されている取引情報等を表示又は修正してもよい。
(情報処理端末60、クラウドサーバ9、精算装置50の動作の概要)
情報処理端末60、クラウドサーバ9、精算装置50の動作の概要を説明する。具体的には、情報処理端末60が開始画面(図13(A)参照)を表示してから、精算装置50が精算を実行する迄の、各装置(情報処理端末60、クラウドサーバ9、精算装置50)の動作の概要を説明する。
(1)情報処理端末60は、例えば、表示画面上のアイコンの操作に基づいて開始画面を表示する。開始画面には買物の開始を指示(宣言)するボタン(例えば、買物開始ボタンBT60。図13(A)参照)が表示されている。
(2)情報処理端末60は、買物の開始を指示するボタンの操作に基づいて初期登録画面(1品目の商品の登録前の登録画面。図13(B)参照)を表示する。例えば、情報処理端末60はクラウドサーバ9に取引を開始する旨の情報を送信し、クラウドサーバ9は当該情報処理端末60による取引の取引情報(商品は空の取引情報)を生成し、生成した取引情報を反映した登録画面(つまり初期登録画面)を生成し、当該取引を識別する取引識別情報(新たに採番した取引識別情報)をとともに生成した登録画面の画面情報を情報処理端末60に送信し、情報処理端末60はクラウドサーバ9から受信した画面情報に基づいて登録画面(初期登録画面)を表示する。
(3)情報処理端末60は、商品コードを取得する。例えば、顧客は、情報処理端末60は、商品に付されているバーコードを撮像部によって撮像することによって商品コードを取得する。
(4)情報処理端末60は、当該取引の取引識別情報(上記(2)にて取得した取引識別情報)と、上記(3)にて取得した商品コードとをクラウドサーバ9に送信する。
(5)クラウドサーバ9は、取引識別情報と商品コードとを情報処理端末60から受信する。
(6)クラウドサーバ9は、上記(5)にて受信した商品コードに基づいて、当該取引(上記(5)にて受信した取引識別情報によって識別される取引)の取引情報を更新する。例えば、クラウドサーバ9は、上記(5)にて受信した商品コードに対応する商品名や価格を商品マスタから取得し、取得した商品名や価格を当該取引の取引情報に記憶する。
(7)クラウドサーバ9は、更新後の取引情報を情報処理端末60に送信する。例えば、クラウドサーバ9は、更新後の取引情報の内容を反映した登録画面(例えば、図13(C)参照)を生成し、該登録画面の画面情報を情報処理端末60に送信する。
(8)情報処理端末60は、画面情報(取引情報)をクラウドサーバ9から受信する。
(9)情報処理端末60は、上記(8)にて受信した画面情報に基づいて登録画面を表示する。
上記(9)の後には、商品コードを取得する場合(上記(3)に戻る場合)と、会計(精算)に進む旨(商品の登録を終える旨)を指示するボタン(例えば、会計指示ボタンBT64。図13(C)参照)を受け付ける場合(下記(10)に進む場合)と、がある。つまり、上記(3)~上記(9)は、商品コードを取得する毎、繰り返し実行される。
(10)情報処理端末60は、会計に進む旨を指示するボタンの操作に基づいて精算用コードを生成し、表示する。精算用コードとは、精算用情報をコード化(例えば2次元コード化)したものである。精算用情報とは、当該取引の取引情報をクラウドサーバ9から取得するために必要な情報(例えば、当該取引の取引識別情報)である。顧客は、情報処理端末60に表示されている精算用コードを精算装置50に読み取らせる。
(11)精算装置50は、顧客の読取動作に基づいて、情報処理端末60に表示されている精算用コードを読み取る。つまり、精算装置50は、当該取引の取引識別情報を取得する。
(12)精算装置50は、当該取引の取引情報をクラウドサーバ9に要求する。例えば、精算装置50は、当該取引の取引識別情報(上記(11)にて取得した取引識別情報)を含む要求情報をクラウドサーバ9に送信する。
(13)クラウドサーバ9は、要求(要求情報)を受信し、当該取引(要求情報に含まれる取引識別情報に対応する取引)の取引情報を精算装置50に送信する。例えば、クラウドサーバ9は、当該取引の取引情報の内容を反映した商品一覧画面(非図示)を生成し、該商品一覧画面の画面情報を精算装置50に送信する。
(14)精算装置50は、画面情報(取引情報)をクラウドサーバ9から受信する。
(15)精算装置50は、上記(14)にて受信した画面情報に基づいて商品一覧画面を表示する。
(16)精算装置50は、顧客の操作に基づいて、決済種別(現金、クレジットカード等)の選択を受け付ける決済種別選択画面(非図示)を表示し、決済種別選択画面において選択された決済種別に応じた画面を表示し、決済種別選択画面において選択された決済種別による精算を実行する。
なお、上記では、情報処理端末60は、商品コードを取得する度に取得した商品コードをクラウドサーバ9に送信する例を説明したが、会計に進む旨を指示するボタンの操作後に全部の商品コードを纏めてクラウドサーバ9に送信してもよい。会計に進む旨を指示するボタンの操作後に全部の商品コードを纏めてクラウドサーバ9に送信する態様とする場合には、情報処理端末60は、商品コードを取得する度に、例えば自身の記憶部(又は、ストアコントローラ3)に記憶されている商品マスタを参照して商品名等を特定し、登録画面を更新してもよい。
(情報処理端末60の表示例)
図13は、情報処理端末60の表示例等である。図13(A)は、開始画面(メニュー画面)である。開始画面には、例えば、開始画面には買物の開始を指示(宣言)する買物開始ボタンBT60が配置されている。
情報処理端末60は、図13(A)の場面から買物開始ボタンBT60の操作があった場合、図13(B)に示したような登録画面(初期登録画面)を表示する。登録画面は、主に撮像画像を表示する撮像画像表示領域HR610、主に商品の登録情報を表示する登録情報表示領域HR620、品券に関する情報を表示する品券情報表示領域HR630を有する。登録情報表示領域HR620には、会計(精算)に進む旨(商品の登録を終える旨)を指示する会計指示ボタンBT64が配置されている。図13(B)の場面は商品が何も登録されていない場面であるため、情報処理端末60は、図13(B)の会計指示ボタンBT64の操作は受け付けない(破線枠は、操作受付不可である旨を示している)。
情報処理端末60は、品券情報表示領域HR630に、夫々の品券に対応する複数のアイコンを表示する。図13(B)や図13(C)ではサイズ上の問題から図示を簡略化(枠のみを表示)したが、図13(B)の場面では、情報処理端末60は、図13(G)に示したように複数のアイコンを表示する。図13(B)の場面における合計金額は0円であるため(品券A500円、品券A1000円、品券B500円の何れを使用しても顧客は損をするため)、情報処理端末60は、「品券A500円(無)」、「品券A1000円(無)」及び「品券B500円(無)」を破線枠で表示している。
なお、情報処理端末60におけるアイコンの表示に係る動作は、図5及び図6に示した登録精算装置10におけるアイコンの表示に係る動作と同様ある。情報処理端末60では、ステップS29等の「小計ボタン」は「会計指示ボタンBT64」と読み替える。
なお、情報処理端末60は、図7に示したようにアイコンに残金額を付加してもよいし、図8に示したようにアイコンに枚数を付加してもよいし、図9に示したようにアイコンに代えてメッセージを表示してもよい。図13(C)の場面についても同様である。
情報処理端末60は、図13(B)の場面から食パンを登録し、続いてのり弁当を登録した場合、図13(C)に示したような登録画面を表示する。図13(C)の場面は既に商品が登録されている場面であるため、図13(C)の会計指示ボタンBT64の操作は受け付け可能である。
図13(C)の場面では、情報処理端末60は、図13(H)に示したように複数のアイコンを表示する。図13(C)の場面における合計金額は510円であるため(品券A1000円を使用すると顧客は損をするため)、情報処理端末60は、「品券A1000円(無)」を破線枠で表示している。
情報処理端末60は、図13(C)の場面から会計指示ボタンBT64の操作があった場合、精算用コードGA70を生成し、図13(D)に示したような精算用コード表示画面を表示する。精算用コード表示画面には、精算用コードGA70の他、操作案内画像GA71が表示され、買物(会計指示ボタンBT64を操作したときの登録画面)に戻る場合に操作する買物に戻るボタンBT69が配置されている。
(指定されたアイコン等の表示)
情報処理端末60は、顧客によって指定された品券に対応するアイコン等を表示し、顧客によって指定されていない品券に対応するアイコン等は表示しなくてもよい。指定する品券は、顧客が当該取引の精算において使用する予定の品券である。
例えば、情報処理端末60は、図13(A)の場面から買物開始ボタンBT60の操作があった場合、図13(E)に示したような画面(品券使用予定有無確認画面)を表示する。品券使用予定有無確認画面には、品券を使用する予定である場合に操作する使用予定有ボタンBT61と、品券を使用する予定でない場合に操作する使用予定無ボタンBT62とが配置されている。
情報処理端末60は、使用予定有ボタンBT61の操作があった場合には、夫々の品券に対応する表示対象品券指定ボタン(登録精算装置10が表示する表示対象品券指定ボタンと同様の表示対象品券指定ボタン)を配置した画面(表示対象品券指定画面。非図示)を表示する。情報処理端末60は、表示対象品券指定画面における操作を受け付けた後に図13(B)に示した初期登録画面を表示する。なお、情報処理端末60は、表示対象品券指定画面における操作(つまり表示対象品券指定ボタンの操作)があった場合、登録精算装置10と同様、ボタン設定情報や品券マスタを参照し、品券(品券コード、品券タイプ、額面金額)を特定する。品券使用宣言ボタンや品券登録ボタンの操作があった場合も同様である。情報処理端末60は、使用予定無ボタンBT62の操作があった場合には、表示対象品券指定画面を表示せずに、図13(B)に示した初期登録画面を表示する。
なお、上記では、情報処理端末60は、開始画面上の買物開始ボタンBT60の操作に基づいて品券使用予定有無確認画面を表示し、品券使用予定有無確認画面上の使用予定有ボタンBT61の操作に基づいて表示対象品券指定ボタンを配置した表示対象品券指定画面を表示する例を説明したが、開始画面上の買物開始ボタンBT60の操作に基づいて表示対象品券指定ボタンと使用予定無ボタンBT62とを配置した表示対象品券指定画面を表示してもよい。
なお、情報処理端末60における品券の指定(表示対象品券指定ボタンの操作)は、クラウドサーバ9側に反映されるようにしてもよい。例えば、情報処理端末60は、取引識別情報と品券情報(指定された品券の品券コード)とをクラウドサーバ9に送信し、クラウドサーバ9は取引情報に当該品券情報を記憶してもよい。
また、情報処理端末60における品券の指定は、店員に認識されるようにしてもよい。例えば、品券の指定があった場合、上述したように、品券情報(指定された品券の品券コード)を取引情報に記憶させ、取引状況管理装置4から取引情報を参照してもよい。また、情報処理端末60は、無線LAN等を介して、店員が使用する装置(例えば、取引状況管理装置4、店員が使用する情報処理端末(例えば、スマートフォン、タブレット端末等))に品券情報を送信してもよい。
(商品の登録の完了前の品券の使用の宣言)
情報処理端末60は、商品の登録の完了前(会計指示ボタンBT64の操作前)に、顧客から、夫々の品券について精算に使用する旨の宣言を受け付けてもよい。例えば、夫々の品券に対応する夫々のアイコンは、夫々の品券について精算に使用する旨の宣言を受け付ける品券使用宣言ボタンとしても機能してもよい。
なお、情報処理端末60における品券の使用の宣言は、情報処理端末60における品券の指定と同様、クラウドサーバ9側に反映されるようにしてもよい。情報処理端末60における品券の使用の宣言は、情報処理端末60における品券の指定と同様、店員に認識されるようにしてもよい。
(商品の登録の完了後の品券の登録)
情報処理端末60は、商品の登録の完了後(会計指示ボタンBT64の操作後)に、顧客から、精算に使用する品券として登録する操作を受け付けてもよい。例えば、情報処理端末60は、図13(C)の場面から会計指示ボタンBT64の操作があった場合、図13(F)に示したような画面(品券使用有無確認画面)を表示してもよい。品券使用有無確認画面には、品券を使用する場合に操作する使用有ボタンBT65と、品券を使用しない場合に操作する使用無ボタンBT66とが配置されている。情報処理端末60は、使用有ボタンBT65の操作があった場合には、夫々の品券に対応する品券登録ボタンを配置した画面(品券登録画面。非図示)を表示する。情報処理端末60は、品券登録定画面における操作を受け付けた後に図13(D)に示した精算用コード表示画面を表示する。情報処理端末60は、使用無ボタンBT66の操作があった場合には、品券登録画面を表示せずに、図13(D)に示した精算用コード表示画面を表示する。
なお、上記では、情報処理端末60は、登録画面上の会計指示ボタンBT64の操作に基づいて品券使用有無確認画面を表示し、品券使用有無確認画面上の使用有ボタンBT65の操作に基づいて品券登録ボタンを配置した品券登録画面を表示する例を説明したが、登録画面上の会計指示ボタンBT64の操作に基づいて品券登録ボタンと使用無ボタンBT66とを配置した品券登録画面を表示してもよい。
なお、情報処理端末60は、登録精算装置10と同様、会計指示ボタンBT64の操作後の合計金額(確定した合計金額)が、登録操作があった返金無品券(例えば、品券A、品券B)の額面金額に達していなかった場合には、当該返金無品券の使用について顧客に使用の意思を確認した後に、当該返金無品券を登録してもよい。
また、情報処理端末60は、登録精算装置10と同様、会計指示ボタンBT64の操作前の品券の使用の宣言は、会計指示ボタンBT64の操作後の処理に反映させてもよい。つまり、情報処理端末60は、会計指示ボタンBT64の操作前に一の品券の使用の宣言を受け付けていた場合には、会計指示ボタンBT64の操作後に当該品券を顧客が登録したものとして処理を進めてもよい。
また、情報処理端末60は、登録精算装置10と同様、返金無品券について会計指示ボタンBT64の操作前に使用の宣言を受け付けていた場合であって、会計指示ボタンBT64の操作後の合計金額(確定した合計金額)が当該使用を宣言した品券の額面金額に達していなかった場合には、当該返金無品券の使用について顧客に使用の意思を確認した後に、当該返金無品券を登録してもよい。
なお、情報処理端末60における品券の登録(品券登録ボタンの操作)は、情報処理端末60における品券の指定と同様、クラウドサーバ9側に反映されるようにしてもよい。情報処理端末60における品券の登録は、情報処理端末60における品券の指定と同様、店員に認識されるようにしてもよい。
(精算装置50における品券が使用される旨の報知)
精算装置50は、品券が使用される旨を報知(店員呼出)してもよい。例えば、精算装置50は、情報処理端末60に表示されている精算用コードを読み取ることによってクラウドサーバ9から取引情報を取得するが、当該取引情報に品券情報(登録された品券の品券コード)が含まれている場合、サインポールを発光(品券を使用される旨を報知する態様にて発光)させてもよい。精算装置50は、サインポールの発光に代えて又は加えて、店員が使用する装置に品券を使用される旨の情報を送信してもよい。
(メンテナンス画面)
精算装置50は、基本的には顧客によって使用されるが、呼び出された店員によって操作される場合がある。例えば、精算装置50は、専ら店員が操作するメンテナンス画面を表示可能である。精算装置50は、メンテナンス画面において、品券の登録、取消を実行するために、品券登録ボタンや、品券取消ボタンを表示してもよい。
以上、販売システム1について説明したが、販売システム1によれば、品券に関する業務が改善する。例えば、返金無品券の使用に関して、従来は、合計金額が確定した後(実際に精算の段階になって)品券を使用するか否かを検討し始める場面や、確定した合計金額に額面金額が達しなかったために品券の使用を取り止めたりする場面などがあり、処理が遅れたり、煩雑になることがあったが、登録精算装置10(情報処理端末60も同様)によれば、合計金額が確定する前の段階から品券の使用適否が報知されるため、上述のような問題が生じ難く、品券に関する業務が改善する。
(変形例等)
以上、実施形態について説明したが、機器の構成、データの構成、処理の流れ、表示及び出力の態様などは、例えば下記(1)~(8)に示すように、適宜変更が可能である。また、下記(1)~(8)は、夫々適宜組み合わされてよい。
(1)上記実施形態では、画面の下部に品券に係るアイコン等を表示する例を説明したが(図3、図13)、アイコン等を表示する位置は画面の下部でなくてもよい。
(2)上記実施形態では、情報処理端末60が表示する画面をクラウドサーバ9が生成する例を説明したが、情報処理端末60自身が画面を生成してもよい。
(3)上記実施形態では、クラウドサーバ9が合計金額を算出する例を説明したが、情報処理端末60自身が合計金額を算出してもよい。
(4)上記実施形態では説明を省略したが、クラウドサーバ9が合計金額と品券の額面金額とを比較してもよいし、情報処理端末60が合計金額と品券の額面金額とを比較してもよい。
(5)上記(2)に関連し、登録精算装置10が表示する画面は、サーバ(例えば、本部サーバ2、クラウドサーバ9、他のサーバ)が生成してもよいし、登録精算装置10自身が生成してもよい。
(6)上記(3)に関連し、上記実施形態では、登録精算装置10が合計金額を算出する例を説明したが、サーバ(例えば、本部サーバ2、クラウドサーバ9、他のサーバ)が合計金額を算出してもよい。
(7)上記(4)に関連し、上記実施形態では、登録精算装置10が合計金額と品券の額面金額とを比較する例を説明したが、サーバ(例えば、本部サーバ2、クラウドサーバ9、他のサーバ)が合計金額と品券の額面金額とを比較してもよい。
(8)上記(2)~(7)にも関連するが、各装置(例えば、登録精算装置10、情報処理端末60、精算装置50、ストアコントローラ3、取引状況管理装置4)における各機能(入出力、記憶、処理(判断含む))の一部又は全部は、当該機能の実行主体として説明した装置とは異なる他の装置において実現してもよい。
例えば、各装置は、入出力のインターフェース等に特化したいわゆるシンクライアントであって、例えば、ブラウジング機能によって他の装置(例えば、サーバ(本部サーバ2、クラウドサーバ9、他のサーバ))が生成した画面を表示してもよい。
換言すれば、他の装置(例えば、サーバ)は、端末装置(例えば、登録精算装置10、情報処理端末60)における取引の合計金額と所定の品券の額面金額とを比較し、比較結果を端末装置に送信してもよいし、合計金額が品券の額面金額以上になった旨を情報(例えば、アイコンやメッセージを表示する画面)を端末装置に送信してもよい。つまり、他の装置は、端末装置における表示を制御する機能を備え、例えば、端末装置から商品コードを受信した場合には更新後の合計金額を端末装置に表示させる機能、更新後の合計金額が所定の品券の額面金額となった場合には合計金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を端末装置に表示させる機能のうち、少なくとも1つの機能を有するものであってもよい。
<実施形態の総括>
[技術分野]
本発明は、登録装置、情報端末、サーバ、システム、プログラムに関する。
[背景技術]
決済に品券(金券)を使用可能なPOS端末が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のPOS端末は、合計金額の確定後(小計ボタンの操作後)に、商品券を使用する旨の宣言を受け付ける。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2012-252727号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、品券に関する業務は、改善の余地がある。本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、品券に関する業務を改善する技術を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
(1)本実施形態の一態様は、商品を登録する登録手段と、前記登録手段によって商品が登録される度に合計支払金額を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された前記合計支払金額と所定の品券の額面金額とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示(例えば、アイコンやメッセージで表示)する表示手段とを備えることを特徴とする登録装置(例えば、登録精算装置10、情報処理端末60)である。
(1)の登録装置によれば、品券に関する業務が改善する。例えば、合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合にはその旨が報知(つまり、品券の使用適否が報知)されるため、品券に関する業務が改善する。
(2)前記表示手段は、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になっていない場合、前記合計支払金額と所定の品券の額面金額との差額を表示(例えば、図7参照)することを特徴とする(1)に記載の登録装置である。
(2)の登録装置によれば、品券に関する業務が改善する。例えば、どのくらいで額面金額に到達するのかがわかるため、品券に関する業務が改善する。
(3)前記表示手段は、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額の何倍以上であるかを表示(例えば、図7参照)することを特徴とする(1)又は(2)に記載の登録装置。
(3)の登録装置によれば、品券に関する業務が改善する。例えば、どのくらいで額面金額に到達するのかがわかるため、品券に関する業務が改善する。
(4)額面金額未満の取引における使用において差額を返金しない第1品券(返金無品券)と、額面金額未満の取引における使用において差額を返金する第2品券(返金有品券)とが存在し、所定の品券は、前記第1品券であることを特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の登録装置である。
(4)の登録装置によれば、品券に関する業務が改善する。例えば、適切な使用枚数がわかるため、品券に関する業務が改善する。
(5)前記第1品券には複数種類が存在し、1以上の前記第1品券の指定を受け付ける受付手段(例えば、図10参照)を備え、所定の品券は、前記受付手段によって指定を受け付けた前記第1品券であることを特徴とする(4)に記載の登録装置である。
(5)の登録装置によれば、品券に関する業務が改善する。例えば、注目する品券のみの情報が示されるため、品券に関する業務が改善する。
(6)本実施形態の一態様は、店内を移動しながら顧客の操作により商品を登録する情報端末であって、商品を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて商品の登録する登録手段と、前記登録手段によって登録された商品の合計支払金額が、所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示する表示手段とを備えることを特徴とする情報端末(例えば、情報処理端末60)である。
(6)の情報端末によれば、(1)の登録装置と同様の効果を得ることができる。
(7)本実施形態の一態様は、商品の登録する際に用いられる端末装置(例えば、登録精算装置10、情報処理端末60)と通信可能なサーバであって、前記端末装置と情報を送受信する送受信手段と、前記送受信手段によって前記端末装置から商品を識別可能な商品識別情報を受信する度に合計支払金額を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された前記合計支払金額と所定の品券の額面金額とを比較する比較手段と、前記算出手段によって算出された前記合計支払金額を取引金額として確定させる確定手段とを備え、前記送受信手段は、前記確定手段によって取引金額を確定させるまでにおいて、前記比較手段による比較の結果、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を前記端末装置に表示させるための情報を前記端末装置に送信することを特徴とするサーバである。
(7)のサーバによれば、(1)の登録装置や(6)の情報端末と同様の効果を得ることができる。
(8)本実施形態の一態様は、商品の登録する際に用いられる端末装置(例えば、登録精算装置10、情報処理端末60)と通信可能なサーバであって、前記端末装置と情報を送受信する送受信手段と、前記端末装置における表示を制御する表示制御手段とを備え、前記表示制御手段は、前記送受信手段によって前記端末装置から商品を識別可能な商品識別情報を受信した場合、更新後の合計支払金額を前記端末装置に表示させ、更新後の合計支払金額が所定の品券の額面金額となった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を前記端末装置に表示させることを特徴とするサーバである。
(8)のサーバによれば、(1)の登録装置や(6)の情報端末と同様の効果を得ることができる。
(9)本実施形態の一態様は、商品を登録する登録手段と、前記登録手段によって商品が登録される度に合計支払金額を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された前記合計支払金額と所定の品券の額面金額とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示する表示手段とを備えることを特徴とするシステムである。
(9)のシステムによれば、(1)の登録装置や(6)の情報端末や(7)(8)のサーバと同様の効果を得ることができる。
(10)本実施形態の一態様は、表示部を備える登録装置(例えば、登録精算装置10、情報処理端末60)としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、商品を登録する登録手段、前記登録手段によって商品が登録される度に合計支払金額を算出する算出手段、前記算出手段によって算出された前記合計支払金額と所定の品券の額面金額とを比較する比較手段、前記比較手段による比較の結果、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示部に表示させる表示制御手段として機能させるプログラムである。
(10)のプログラムによれば、(1)の登録装置や(6)の情報端末と同様の効果を得ることができる。
(11)本実施形態の一態様は、表示部を備え店内を移動しながら顧客の操作により商品を登録する情報端末(例えば、情報処理端末60)としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、商品を撮像する撮像手段、前記撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて商品の登録する登録手段、前記登録手段によって登録された商品の合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示部に表示させる表示制御手段として機能させるプログラムである。
(11)のプログラムによれば、(6)の情報端末と同様の効果を得ることができる。
なお、以上に説明した各装置(登録精算装置10、情報処理端末60、精算装置50、本部サーバ2、ストアコントローラ3、取引状況管理装置4、クラウドサーバ9)の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述のPOS端末20等の処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…販売システム、2…本部サーバ、3…ストアコントローラ、4…取引状況管理装置、9…クラウドサーバ、10…登録精算装置、50…精算装置、60…情報処理端末、101…CPU、102…記憶部、103…客側表示部、104…非現金決済部、105…現金決済部、106…印刷部、108…店員側表示部、109…操作部、110…スキャナ部、111…音声出力部、112…通信部

Claims (11)

  1. 商品を登録する登録手段と、
    前記登録手段によって商品が登録される度に合計支払金額を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記合計支払金額と所定の品券の額面金額とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする登録装置。
  2. 前記表示手段は、
    前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になっていない場合、前記合計支払金額と所定の品券の額面金額との差額を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の登録装置。
  3. 前記表示手段は、
    前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額の何倍以上であるかを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の登録装置。
  4. 額面金額未満の取引における使用において差額を返金しない第1品券と、額面金額未満の取引における使用において差額を返金する第2品券とが存在し、
    所定の品券は、前記第1品券である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の登録装置。
  5. 前記第1品券には複数種類が存在し、
    1以上の前記第1品券の指定を受け付ける受付手段
    を備え、
    所定の品券は、前記受付手段によって指定を受け付けた前記第1品券である
    ことを特徴とする請求項4に記載の登録装置。
  6. 店内を移動しながら顧客の操作により商品を登録する情報端末であって、
    商品を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて商品の登録する登録手段と、
    前記登録手段によって登録された商品の合計支払金額が、所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする情報端末。
  7. 商品の登録する際に用いられる端末装置と通信可能なサーバであって、
    前記端末装置と情報を送受信する送受信手段と、
    前記送受信手段によって前記端末装置から商品を識別可能な商品識別情報を受信する度に合計支払金額を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記合計支払金額と所定の品券の額面金額とを比較する比較手段と、
    前記算出手段によって算出された前記合計支払金額を取引金額として確定させる確定手段と
    を備え、
    前記送受信手段は、
    前記確定手段によって取引金額を確定させるまでにおいて、前記比較手段による比較の結果、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を前記端末装置に表示させるための情報を前記端末装置に送信することを特徴とするサーバ。
  8. 商品の登録する際に用いられる端末装置と通信可能なサーバであって、
    前記端末装置と情報を送受信する送受信手段と、
    前記端末装置における表示を制御する表示制御手段と
    を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記送受信手段によって前記端末装置から商品を識別可能な商品識別情報を受信した場合、更新後の合計支払金額を前記端末装置に表示させ、
    更新後の合計支払金額が所定の品券の額面金額となった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を前記端末装置に表示させることを特徴とするサーバ。
  9. 商品を登録する登録手段と、
    前記登録手段によって商品が登録される度に合計支払金額を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記合計支払金額と所定の品券の額面金額とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とするシステム。
  10. 表示部を備える登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    商品を登録する登録手段、
    前記登録手段によって商品が登録される度に合計支払金額を算出する算出手段、
    前記算出手段によって算出された前記合計支払金額と所定の品券の額面金額とを比較する比較手段、
    前記比較手段による比較の結果、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示部に表示させる表示制御手段
    として機能させるプログラム。
  11. 表示部を備え店内を移動しながら顧客の操作により商品を登録する情報端末としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    商品を撮像する撮像手段、
    前記撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて商品の登録する登録手段、
    前記登録手段によって登録された商品の合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった場合、前記合計支払金額が所定の品券の額面金額以上になった旨を表示部に表示させる表示制御手段
    として機能させるプログラム。
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