JP4373258B2 - 商品販売登録処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、スポーツ用品,レジャー用品,電化製品,家具等の大型商品を販売する小売店で利用して好適な商品販売登録処理システムに関する。
スポーツ用品,レジャー用品,電化製品,家具等の商品の大部分は、嵩張ったり重かったりして持ち運びに手間がかかる。このため、この種の大型商品を販売する多くの小売店では、売場には見本となる商品を陳列し、その近くに当該商品の品名,商品コード等を印刷した商品札を用意しておく。そして、客が商品を購入する際には商品の代わりにこの商品札をレジ(会計)に持って行って代金を精算するシステムが導入されている。このような小売店では、客はレジで代金を精算した後に店員によって倉庫等から持ち込まれた商品を受取るか、商品の配送手続を行っている。このとき、商品の引渡しや配送手続等の作業は、レジとは離れたサービスカウンタ等で行った方が、レジ周辺の混雑を解消でき、効率的である。
一方、スーパーマーケット等の量販店向けの商品販売登録処理システムとして二人制のPOSシステムが知られている。この二人制のPOSシステムにおいて、登録部の数に対して精算部の数を減らし、いずれかの登録部で商品の登録が済んだ顧客が任意の精算部で精算を行えるようにしたシステムが提案されている。このようなシステムでは、登録部において商取引の全ての商品を登録後、締めキーを押すと、登録された商品データが客番号とともにファイルコントローラへ伝送されるとともに、客番号が印刷札された番号札がプリンタから発行されるので、客は、登録済商品の入った買物籠と番号札を持って任意の精算部へ行く。精算部では、顧客から受取った番号札の客番号をキー入力すると、ファイルコントローラからその客番号に対応する商品データが転送されてくるので、精算部のオペレータはその商品データを基に精算を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−299093号公報
前記商品札を用いたシステムは、悪戯等によって商品札を抜き取られてしまったり、商品札が保管場所から落下してその周囲に散らばってしまったりすることがあり、商品札の管理が面倒であるという問題があった。
また、商品引渡しや配送手続等の作業をレジとは離れたサービスカウンタ等で行うことが好ましいが、そうした場合には、客は、レジで精算した後に商品札を持ってサービスカウンタに行き、レシートとともに店員に渡す。店員は、レシートから商品の精算が完了していることを確認した後、該当する商品の引渡しや配送手続などを行う。このため、商品札が必須となり、客はレシート以外に商品札を持ってレジからサービスカウンタまで移動しなければならないので煩雑感があった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、持ち運びに手間取るような商品に対して商品札を用意する必要をなくして商品札の管理に要していた手間を削減できるとともに、この種の商品の代金精算から引渡しまたは配送手続までを効率よくミスなく行い得る商品販売登録処理システムを提供しようとするものである。
本発明の商品販売登録処理システムは、サーバと、決済装置、例えばPOS(Point Of Sales)端末と、仮登録装置とを備えたものである。サーバは、各種商品を識別するための商品コードに対応して当該商品の品名,価格等の商品詳細情報を記憶管理してなる。決済装置は、入力手段を介して商取引で売買される販売商品の商品コードが入力されると、その商品コードに対応してサーバで記憶管理されている商品詳細情報に基づいて販売商品を登録する。また、登録締め手段により当該商取引の登録締めが宣言されると、印字手段により当該商取引で売買された販売商品の明細を印字したレシートを発行する。仮登録装置は、サーバとの通信手段、商品コードの入力手段、仮登録バッファ及び記録紙への印字手段を有する。そして、入力手段を介して商品コードが入力されると、通信手段を介してサーバと通信してその商品コードに対応して記憶管理されている商品詳細情報を取得し、その商品詳細情報に基づいて当該商品コードで識別される販売商品の登録情報を仮登録バッファに仮登録するとともにその販売商品の品名等を印字手段により記録紙に印字して仮登録レシートとして発行する。このようなシステムにおいて、仮登録装置には、仮登録バッファに仮登録された販売商品の登録情報をその登録情報を識別するための仮登録コードを付してサーバに送信するとともに、この仮登録に対する仮登録レシートに仮登録コードを印字する手段を設ける。サーバには、仮登録装置から送られてきた販売商品の登録情報を仮登録コード別に記憶する手段を設ける。決済装置には、商取引の中で入力手段を介して仮登録コードが入力されるとその仮登録コード別に記憶されている販売商品の登録情報をサーバから取得し、この登録情報に基づいて販売商品を登録するとともに、当該商取引のレシートに仮登録コードを印字する手段を設ける。さらに、仮登録装置は、入力手段を介して仮登録コードが入力されるとその仮登録コード別に記憶されている販売商品の登録情報をサーバから取得し、この登録情報を仮登録バッファに仮登録する手段を備える。
かかる手段を講じた本発明によれば、持ち運びに手間取るような商品に対して商品札を用意する手間がなく、商品札の管理を不要にできるとともに、この種の商品の代金精算から引渡しまたは配送手続までを効率よくミスなく行い得る商品販売登録処理システムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態では、持ち運びに手間取るために売場からレジ(会計)には移動させず、サービスカウンタで客への引渡しや配送手続などが行われる商品を大型商品と総称する。
図1は本実施の形態の商品販売登録処理システムの概略構成を示す模式図である。ファイルサーバ1と、複数台のPOS端末2と、複数台の仮登録装置3と、確認用端末4と、無線基地局5とによって、本実施の形態の商品販売登録処理システムが構築されている。ファイルサーバ1と各POS端末2とは、LAN(Local Area Network)6で双方向通信自在に接続されている。また、確認用端末4及び無線基地局5も、前記LAN6を介してファイルサーバ1に接続されている。各仮登録装置3は、無線基地局5を介してファイルサーバ1と無線通信によりデータを送受信するようになっている。
ファイルサーバ1は、商品マスタファイル7,仮登録ファイル8等の各種データファイルを記憶管理する。商品マスタファイル7には、大型商品を含む各種商品を識別するための商品コードに対応して、当該商品の品名,価格等の商品詳細情報が予め設定されている。
POS端末2は、バーコードスキャナ,キーボード等の入力手段を介して商取引で売買される販売商品の商品コードが入力されると、その商品コードに対応してファイルサーバ1の商品マスタファイル7で記憶管理されている商品詳細情報を取得し、この商品詳細情報に基づいて商品販売データを登録処理する。また、締めキー等の登録締め手段により当該商取引の登録締めが宣言されると、レシートプリンタ等の印字手段によりレシート用紙に当該商取引で売買された販売商品の明細を印字してレシートを発行する。各POS端末2は、いずれもレジに設置されている。
仮登録装置3は、無線を利用してファイルサーバ1と通信を行う携帯型の情報処理端末、いわゆる携帯情報端末9と、この携帯情報端末9から受信したデータを記録紙に印字する携帯型のプリンタ、いわゆる携帯プリンタ10とからなる。携帯情報端末9は、ファイルサーバ1との通信手段及び商品コードの入力手段を有しており、携帯プリンタ10は、記録紙への印字手段を有している。仮登録装置3は、入力手段を介して商品コードが入力されると、通信手段を介してサーバ1と通信してその商品コードに対応して商品マスタファイル7で記憶管理されている商品詳細情報を取得し、その商品詳細情報に基づいて当該商品コードで識別される販売商品の仮登録を行うとともに、その販売商品の品名等を印字手段により記録紙に印字して仮登録レシートとして発行する。売場担当の各店員は、それぞれ携帯情報端末9と携帯プリンタ10を携帯して接客を行い、客から大型商品の購入申し出を受けると、携帯情報端末9を操作して大型商品の仮登録を行い、携帯プリンタ10から発行される仮登録レシートを客に渡す。
確認用端末4は、ファイルサーバ1との通信手段、仮登録コードの入力手段及び表示手段を有しており、仮登録装置3によって仮登録された際に発番される仮登録コードが入力手段を介して入力されると、その仮登録コードによって特定される大型商品の登録情報をファイルサーバ1から取得して表示手段に表示する。確認用端末4は、サービスカウンタに設置されている。
携帯情報端末9の要部構成を図2のブロック図で示す。携帯情報端末9は、CPU(Central Processing Unit)等からなる制御部11、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)のメモリ12、表示手段としての表示器13、携帯プリンタ10とのインターフェイス14、入力手段としてのキーボード15、同軸入力手段としてのスキャナ16、通信手段としての無線通信部17等で構成されている。携帯プリンタ10とのインターフェイス14は、赤外線通信用あるいは近距離無線通信用のインターフェイスである。
キーボード15には、図3に示すように、「0」〜「9」の置数キーの他、登録キー21、確定キー22、追加キー23、取消キー24、クリアキー、「×」キー等のファンクションキーが設けられている。
メモリ12のRAM領域には、特に図4に示すように、担当者コードメモリ31、番号カウンタ32、仮登録番号メモリ33及び仮登録バッファ34が形成されている。担当者コードメモリ31には、当該携帯情報端末9を携帯している担当者のIDコードが記憶される。仮登録バッファ34には、1商取引の中で仮登録された大型商品の商品コード,品名,価格が一連番号順に蓄積される。
ファイルサーバ1の要部構成を図8のブロック図で示す。ファイルサーバ1は、CPU等からなる制御部41、ROM及びRAMのメモリ42、現在日時を計時する時計部43、商品マスタファイル7,仮登録ファイル8等のデータファイルを記憶するHDD(Hard Disk Drive)等のファイル記憶部44、LAN6を通じてのデータ通信を司るLANインターフェイス45等で構成されている。
POS端末2の要部構成を図11のブロック図で示す。POS端末2は、CPU等からなる制御部51、ROM及びRAMのメモリ52、現在日時を計時する時計部53、LAN6を通じてのデータ通信を司るLANインターフェイス54、入力手段としてのキーボード55、同じく入力手段としてのスキャナ56、表示手段としてのディスプレイ57、印字手段としてのレシートプリンタ58等で構成されている。ディスプレイ57は、オペレータ用ディスプレイと客用ディスプレイの2器がある。
キーボード55には、少なくとも小計出力を指示する小計キー61と、商取引の登録締めを宣言する登録締め手段としての締めキー62が設けられている。
メモリ52のRAM領域には、特に図12に示すように、担当者コードメモリ71、仮登録番号メモリ72及び登録バッファ73が形成されている。担当者コードメモリ71には、当該POS端末2を操作する担当者(キャッシャ)のIDコードが記憶される。登録バッファ73には、1商取引として登録された商品の商品コード,品名,価格,仮登録フラグが番号順に蓄積される。仮登録フラグは、対応する商品が仮登録された大型商品であるとき“1”にセットされる。
確認用端末4の要部構成を図17のブロック図で示す。確認用端末4は、例えばパーソナルコンピュータを主体に構成され、CPU等からなる制御部81、ROM及びRAMのメモリ82、LAN6を通じてのデータ通信を司るLANインターフェイス83、入力手段としてのキーボード84、同じく入力手段としてのスキャナ85、表示手段としての表示器86等で構成されている。
かかる構成の各種機器を用いた本実施の形態の商品販売登録処理システムにおいては、売場の接客担当者は、客から大型商品の購入申し出を受けると、先ず、自身が携帯している携帯情報端末9の登録キー21を操作する。すると、この携帯情報端末9の制御部11は、図6の流れ図に示す登録キー処理を実行する。
すなわち制御部11は、先ず、ST(ステップ)1として仮登録バッファ34をクリアする。次に、ST2として商品コードが入力されるのを待機する。この待機中において、ST3として取消キー24が操作入力された場合には、ST4として仮登録中止を示すメッセージ、例えば「仮登録は中止されました」を表示器13に表示して、この登録キー処理を終了する。
ST2にてバーコード化された商品コードがスキャナ16でスキャニングされるか、キーボード15の置数キーで商品コードが置数され、続いて登録キー21が操作入力されると、制御部11は、商品コードの入力有りと判断する。そして制御部11は、ST5としてその入力された商品コードに対応する商品詳細情報をファイルサーバ1から取得する。
具体的には、制御部11は、商品コードの問合せデータを生成し、無線通信部17に与えて、電波として発信させる。この電波は、売場内に取付けられた無線基地局5で受信され、LAN6を経由してファイルサーバ1に与えられる。これにより、ファイルサーバ1の制御部41は、商品マスタファイル7から問合せがあった商品コードに対応して記憶されている品名,価格等の商品明細情報を読出す。そして、この商品明細情報を無線基地局5から発信させる。この商品明細情報は、問合せデータを発信した携帯情報端末9の無線通信部17で受信される。
そこで制御部11は、ファイルサーバ1から商品明細情報を取得すると、ST6としてその商品コード,品名及び価格の各データを仮登録バッファ34に格納する。また、ST7として品名及び価格を表示器13に表示させる。
しかる後、制御部11は、ST8として確定キー22が操作されたか否かを判断する。そして、確定キー22が操作されていない場合にはST2に戻り、商品コードが再度入力されるのを待機する。そして、商品コードが入力されたならば、ST3〜ST7の処理を繰返す。すなわち、ファイルサーバ1から当該商品コードに対応する商品詳細情報を取得し、仮登録バッファ34に商品コード,品名及び価格の各データを追加するとともに、表示器13に品名及び価格を表示させる。
ST8にて確定キー22の操作入力を検知した場合には、制御部11は、ST9として仮登録バッファ34に記憶されている価格データを合計し、仮登録合計金額として表示器13に表示させる。
次に、制御部11は、ST10として番号カウンタ32を“1”だけカウントアップする。そして、そのカウント値kkkkと担当者コードメモリ31に設定されている担当者コードmmとから仮登録番号mm−kkkkを生成する。
次に、制御部11は、ST11としてこの仮登録番号mm−kkkkをバーコードデータに変換する。そして、この仮登録番号mm−kkkk及びそのバーコードデータと、担当者コードメモリ31の担当者コードと、仮登録バッファ34に蓄積されているデータ数及びその品名さらには価格と、仮登録合計金額とから仮登録レシート印字データを編集する。そして、この印字データを携帯プリンタ用インターフェイス14を介して携帯プリンタ10に送信する。これにより、当該印字データを受信した携帯プリンタ10から例えば図5に示すレイアウトの仮登録レシート35が印字され発行される。この仮登録レシート35において、バーコードデータ36は、仮登録番号mm−kkkk(この例では11−9999)を表わしている。
しかる後、制御部11は、ST12として仮登録番号mm−kkkkと仮登録バッファ34に蓄積されている仮登録商品の詳細情報,すなわち商品コード,品名及び価格の各データから仮登録情報を作成する。そして、この仮登録情報を無線通信部17に与えて電波として発信させたならば、この登録キー処理を終了する。
ここに、仮登録装置3は、仮登録を行った販売商品の登録情報をその登録情報を識別するための仮登録コード(仮登録番号)を付してファイルサーバ1に送信するとともに、この仮登録に対する仮登録レシート35に仮登録コードを印字する手段を備えている。
仮登録装置3から発信された仮登録情報の電波は、無線基地局5で受信され、LAN6を経由してファイルサーバ1に与えられる。これにより、ファイルサーバ1の制御部41は、図10の流れ図に示す情報入力処理のST41〜ST46の各処理を実行する。すなわち制御部41は、入力した情報が仮登録装置3からの仮登録情報であることを確認すると、その仮登録情報中の仮登録番号でファイル記憶部44にて記憶管理している仮登録ファイル8を検索する。この場合、仮登録番号は新規の番号なので、図9に示すデータ構造の仮登録ファイル8を作成する。そして、この仮登録ファイル8に仮登録情報中の仮登録番号と仮登録商品の詳細情報(商品コード,品名,価格)を格納する。また、精算済フラグ8fは未精算を示す“0”とする。
ここに、ファイルサーバ1は、仮登録装置3から送られてきた販売商品の登録情報を仮登録コード別に記憶する手段を備えている。
したがって、接客担当者は、登録キー21を押下した後、客から購入申し出があった大型商品の商品コードを携帯情報端末9に入力する。このとき、客が2点以上の大型商品の購入を申し出た場合には、1品ずつその商品コードを入力する。そして、入力し終えたならば、確定キー22を押下する。すると、携帯プリンタ10から仮登録レシート35が印字され発行されるので、この仮登録レシート35を客に渡す。客は、仮登録レシート35を持ってレジに向かう。
また接客担当者は、客から大型商品の購入申し出を受けた際に、その客が既に別の大型商品を購入していて仮登録レシート35を持っていた場合には、登録キー21ではなく追加キー23を操作する。すると、この携帯情報端末9の制御部11は、図7の流れ図に示す追加キー処理を実行する。
すなわち制御部11は、先ず、ST21として仮登録バッファ34をクリアする。次に、ST22として仮登録番号が入力されるのを待機する。この待機中において、ST23として取消キー24が操作入力された場合には、ST24として仮登録中止を示すメッセージを表示器13に表示して、この登録キー処理を終了する。
ST22にてバーコード化された仮登録番号がスキャナ16でスキャニングされるか、キーボード15の置数キーで仮登録番号が置数され、続いて登録キー21が操作入力されると、制御部11は、仮登録番号の入力有りと判断する(仮登録番号入力手段)。そして制御部11は、ST25としてその入力された仮登録番号を仮登録番号メモリ33に格納する。また、ST26としてこの仮登録番号に対応する仮登録商品の詳細情報をファイルサーバ1から取得する(仮登録情報取得手段)。
具体的には、制御部11は、仮登録番号の問合せデータを生成し、無線通信部17に与えて、電波として発信させる。この電波は、売場内に取付けられた無線基地局5で受信され、LAN6を経由してファイルサーバ1に与えられる。これにより、ファイルサーバ1の制御部41は、ファイル記憶部44に記憶されている仮登録ファイル8の中から当該仮登録番号のファイルを選択し、このファイルの仮登録商品明細情報を読出す。そして、この仮登録商品明細情報を無線基地局5から発信させる。この仮登録商品明細情報は、問合せデータを発信した携帯情報端末9の無線通信部17で受信される。
そこで制御部11は、ファイルサーバ1から仮登録商品明細情報を取得すると、ST27としてその商品コード,品名及び価格の各データを仮登録バッファ34に展開する。しかる後、制御部11は、ST28として商品コードが入力されるのを待機する。この待機中において、ST29として取消キー24が操作入力された場合には、ST30として仮登録中止を示すメッセージを表示器13に表示して、この登録キー処理を終了する。
ST28にてバーコード化された商品コードがスキャナ16でスキャニングされるか、キーボード15の置数キーで商品コードが置数され、続いて登録キー21が操作入力されると、制御部11は、商品コードの入力有りと判断する。そして制御部11は、ST31としてその入力された商品コードに対応する商品詳細情報をファイルサーバ1から取得する。そして、ST32としてその取得した商品詳細情報の商品コード,品名及び価格の各データを仮登録バッファ34に追加する(仮登録情報追加手段)。また、ST33として品名及び価格を表示器13に表示させる。
しかる後、制御部11は、ST34として確定キー22が操作されたか否かを判断する。そして、確定キー22が操作されていない場合にはST28に戻り、商品コードが再度入力されるのを待機する。そして、商品コードが入力されたならば、ST31〜ST33の処理を繰返す。すなわち、ファイルサーバ1から当該商品コードに対応する商品詳細情報を取得し、仮登録バッファ34に商品コード,品名及び価格の各データを追加するとともに、表示器13の品名及び価格を表示させる。
ST34にて確定キー22の操作入力を検知した場合には、制御部11は、ST35として仮登録バッファ34に記憶されている価格データを合計し、仮登録合計金額として表示器13に表示させる。
次に、制御部11は、ST36として仮登録番号メモリ33に格納されている仮登録番号をバーコードデータに変換する。そして、この仮登録番号及びそのバーコードデータと、担当者コードメモリ31の担当者コードと、仮登録バッファ34に蓄積されているデータ数及びその品名さらには価格と、仮登録合計金額とから仮登録レシート印字データを編集する。そして、この印字データを携帯プリンタ用インターフェイス14を介して携帯プリンタ10に送信する。これにより、携帯プリンタ10からは、客が既に持っていた仮登録レシート35と仮登録番号が同一で仮登録商品情報が新たに追加された仮登録レシート35が発行される。
しかる後、制御部11は、ST37として仮登録番号メモリ33内の仮登録番号と仮登録バッファ34に蓄積されている仮登録商品の詳細情報とから仮登録情報を作成する。そして、この仮登録情報を無線通信部17に与えて電波として発信させたならば、この登録キー処理を終了する。
この仮登録情報を受信したファイルサーバ1の制御部41は、図10の流れ図に示す情報入力処理のST41,42,43,47の各処理を実行する。すなわち制御部41は、入力した情報が仮登録装置3からの仮登録情報であることを確認すると、その仮登録情報中の仮登録番号でファイル記憶部44にて記憶管理している仮登録ファイル8を検索する。この場合、仮登録番号は既存の番号なので、その仮登録番号が一致する仮登録ファイル8に仮登録商品の明細情報を上書き格納する。この場合も、精算済フラグ8fは未精算を示す“0”のままである。
したがって、接客担当者は、追加キー23を押下した後、先ず、客から受取った仮登録レシート35のバーコード36を携帯情報端末9のスキャナ16でスキャニングする。次いで、客から購入申し出があった大型商品の商品コードを携帯情報端末9に入力する。このとき、客が2点以上の大型商品の購入を申し出た場合には、1品ずつその商品コードを入力する。そして、入力し終えたならば、確定キー22を押下する。すると、客から受取った仮登録レシート35と仮登録番号が等しい仮登録レシート35が携帯プリンタ10から新たに印字され発行されるので、この新たな仮登録レシート35を客に渡す。客は、新たな仮登録レシート35を持ってレジに向かう。このように、例えば1回の商取引で大型商品を別々の売場で購入しまとめて代金を精算する客がいたとしても、この客に渡される仮登録レシート35は1枚にまとめられる。
さて、商品の購入を終えた客は、レジでキャッシャに代金の精算を申し出る。このとき、大型商品については品物がないので、仮登録レシート35をキャッシャに渡す。大型商品以外の商品については品物があるので、その品物をキャッシャに渡す。キャッシャは、POS端末2のスキャナ56で、大型商品については仮登録レシート35に印字されているバーコード36、すなわち仮登録番号をスキャニングして登録し、その他の商品についてはその商品に付されているバーコードをスキャニングして登録する。
すなわち、POS端末2の制御部51は、図13の流れ図に示す登録業務処理を実行する。先ず、ST51として登録バッファ73,仮登録番号メモリ72をクリアしたならば、ST52としてバーコードデータが入力されるのを待機する。ここで、ST53として仮登録番号のバーコードデータが入力された場合には、制御部51は、ST54としてその仮登録番号を仮登録番号メモリ72に格納する。また、ST55としてこの仮登録番号に対応する仮登録商品の詳細情報をファイルサーバ1から取得する。
具体的には、制御部51は、仮登録番号の問合せデータを生成し、LANインターフェイス54を介してファイルサーバ1に送信する。この問合せデータは、LAN6を経由してファイルサーバ1に与えられる。これにより、ファイルサーバ1の制御部41は、ファイル記憶部44に記憶されている仮登録ファイル8の中から当該仮登録番号のファイルを選択し、このファイルの仮登録商品明細情報を読出す。そして、この仮登録商品明細情報をLAN6経由で問合せ元のPOS端末2に送信する。
そこで制御部11は、ファイルサーバ1から仮登録商品明細情報を取得すると、ST56としてその商品コード,品名及び価格の各データを登録バッファ73に展開する。また、ST57としてこの商品コード,品名及び価格の各データにそれぞれ対応する仮登録フラグを“1”にセットする。さらに、オペレータ用及び客用のディスプレイ57に、登録バッファ73に記憶された品名及び価格を表示させる。
一方、ST59として商品コードのバーコードデータが入力された場合には、制御部51は、ST60としてその商品コードに対応する商品詳細情報をファイルサーバ1から取得する。
具体的には、制御部51は、商品コードの問合せデータを生成し、LANインターフェイス54を介してファイルサーバ1に送信する。この問合せデータは、LAN6を経由してファイルサーバ1に与えられる。これにより、ファイルサーバ1の制御部41は、商品マスタファイル7から問合せがあった商品コードに対応して記憶されている品名,価格等の商品明細情報を読出す。そして、この商品明細情報をLAN6経由で問合せ元のPOS端末2に送信する。
そこで制御部11は、ファイルサーバ1から商品明細情報を取得すると、ST61としてその商品コード,品名及び価格の各データを登録バッファ73に追加する。また、ST62として品名及び価格をディスプレイ57に表示させる。
しかる後、制御部11は、ST63として小計キー61が操作されたか否かを判断する。そして、小計キー61が操作されていない場合にはST22に戻り、バーコードデータが再度入力されるのを待機する。そして、商品コードのバーコードが入力された場合には、ST60〜ST62の処理を繰返す。すなわち、すなわち、ファイルサーバ1から当該商品コードに対応する商品詳細情報を取得し、登録バッファ73に商品コード,品名及び価格の各データを追加するとともに、ディスプレイ57に品名及び価格を表示させる。なお、1商取引の客に対して仮登録レシート35は1枚しか発行されないので、仮登録番号のバーコードが再度入力されることはない。
ST63にて小計キー61の操作入力を検知した場合には、制御部51は、ST64として登録バッファ73に記憶されている価格データを合計し、合計金額としてディスプレイ57に表示させる。
しかる後、制御部51は、ST65として締めキー62が操作入力されるのを待機する。そして、締めキー62が操作入力されたならば、1商取引の登録締めが宣言されたので、制御部51は、ST66として合計金額に対する現金,クレジット等の支払データを受付け、支払データに応じた登録締め処理を実行する。
この登録締め処理を終了すると、制御部51は、図14の流れ図に具体的に示すレシート発行処理を行って、当該商取引で売買された販売商品の明細を印字したレシートを発行する。すなわち、制御部51は、ST71として登録バッファ73の番号カウンタnを“0”に一旦初期化した後、ST72としてこの番号カウンタnを“1”だけカウントアップし、ST73として登録バッファ73から番号nの登録商品詳細情報(商品コード,品名,価格,仮登録フラグ)を取得する。
ここで、ST74として番号nの登録商品詳細情報を取得できたならば、ST75として仮登録フラグをチェックし、“1”にセットされているか否か、つまり当該詳細情報が仮登録された商品の情報か否かを判断する。そして、仮登録された商品でない(仮登録フラグが“1”にセットされていない)場合には、制御部51は、ST76として当該詳細情報中の品名及び価格の印字データをプリンタ58に与えてレシート用紙に印字させる。これに対し、仮登録された商品である(仮登録フラグが“1”にセットされている)場合には、制御部51は、ST77として当該詳細情報中の品名及び価格に所定の仮登録マークを付加した印字データをプリンタ58に与えてレシート用紙に印字させる。
その後、制御部51は、ST72の処理に戻り、番号カウンタnをさらに“1”だけカウンタアップして、ST73〜ST76の各処理を繰返す。すなわち、番号nの登録商品明細情報が仮登録されていない商品の場合には、品名及び価格をレシート用紙に印字させ、仮登録されている商品の場合には品名及び価格に加えて仮登録マークを印字させる。
そして、ST74にて番号nの登録商品明細情報を取得できない、つまり登録バッファ73の番号nのエリアに登録商品明細情報が格納されていないことを検知した場合には、制御部51は、ST78として合計金額,合計点数,支払データ(現金の場合は預かり金額と釣銭額)等の登録締めデータの印字データをプリンタ58に与えてレシート用紙に印字させる。
次に、制御部51は、ST79として仮登録番号メモリ72に仮登録番号が記憶されているか否かを判断する。そして、仮登録番号が記憶されている場合には、ST80としてそれをバーコードデータに変換し、仮登録番号とそのバーコードデータの印字データをプリンタ58に与えてレシート用紙に印字させる。仮登録番号が記憶されていない場合には、ST80の処理は実行しない。
しかる後、制御部51は、ST81として担当者名,時刻等の印字データをプリンタ58に与えてレシート用紙に印字させたならば、ST82としてレシート用紙のロングフィードを指令し、続いてST83として次のレシートのためのロゴ,日付の印字データをプリンタ58に与えてレシート用紙に印字させるとともに、ST84としてレシート用紙のカットを指令して、このレシート発行処理を終了する。
かくして、仮登録商品を登録処理したPOS端末2からは、図15に示すように、仮登録された大型商品については仮登録マーク(本実施の形態では「※」)91が印字され、また、仮登録番号とそのバーコードデータ92が印字された買上レシート90が発行される。
図13に説明を戻す。
レシート発行後、制御部51は、ST68として仮登録番号メモリ72に仮登録番号が記憶されているか否かを判断する。そして、記憶されている場合には、ST69としてその仮登録番号の精算完了情報を生成し、LAN6を介してファイルサーバ1に送信して、今回の登録業務処理を終了する。仮登録番号が記憶されていない場合には、ST69の処理を行うことなく、今回の登録業務処理を終了する。
ここに、決済装置であるPOS端末2は、商取引の中で入力手段(スキャナ56あるいはキーボード55)を介して仮登録コード(仮登録番号)が入力されるとその仮登録コード別に記憶されている販売商品の登録情報をファイルサーバ1から取得し、この登録情報に基づいて販売商品を登録するともに、当該商取引のレシート90に仮登録コードを印字する手段を備えている。また、POS端末2は、レシートに仮登録マーク91を印字することによって、当該商取引で売買された商品のうち仮登録コードの入力により登録された商品と商品コードの入力により登録された商品とを識別可能にレシートに印字する手段も備えている。
ファイルサーバ1の制御部41は、POS端末2から仮登録番号の精算完了情報が送られてくると、図10の流れ図に示す情報入力処理のST48,ST49の各処理を実行する。すなわち制御部41は、入力した情報が仮登録番号の精算完了情報であることを確認すると、その精算完了情報中の仮登録番号でファイル記憶部44にて記憶管理している仮登録ファイル8を検索する。この場合、仮登録番号は既存の番号なので、その仮登録番号が一致する仮登録ファイル8の精算済フラグ8fを“1”にセットする。
ここに、ファイルサーバ1は、決済装置(POS端末1)の入力手段(スキャナ56,キーボード55)を介して仮登録コード(仮登録番号)が入力されると、その仮登録コード別に記憶している販売商品の登録情報を精算済として管理する手段を構成している。
レジにて会計を終えた客のうち品物をまだ受取っていない大型商品を購入した客は、サービスカウンタに行って買上レシート90を店員に提示する。店員は、確認用端末4のスキャナ85で買上レシート90に印字されているバーコード92、すなわち仮登録番号をスキャニングして、大型商品の詳細情報を確認する。若しくは買上レシート90に印字されている仮登録番号をキーボード84のテンキーにより置数入力して、大型商品の詳細情報を確認する。
すなわち、確認用端末4の制御部81は、図18の流れ図に示す商品確認処理を実行する。先ず、ST91として仮登録番号が入力されるのを待機している。そして、スキャナ85またはキーボード84を介して仮登録番号が入力されたならば、制御部81は、ST92としてこの仮登録番号に対応する仮登録商品の詳細情報をファイルサーバ1から取得する。
具体的には、制御部81は、仮登録番号の問合せデータを生成し、LANインターフェイス83を介してファイルサーバ1に送信する。この問合せデータは、LAN6を経由してファイルサーバ1に与えられる。これにより、ファイルサーバ1の制御部41は、ファイル記憶部44に記憶されている仮登録ファイル8の中から当該仮登録番号のファイルを選択し、このファイルの仮登録商品明細情報と精算済フラグ8fを読出す。そして、この仮登録商品明細情報と精算済フラグ8fをLAN6経由で問合せ元の確認用端末4に送信する。
そこで制御部81は、ファイルサーバ1から仮登録商品明細情報と精算済フラグ8fを取得すると、ST93としてその精算済フラグ8fが“1”にセットされているか否か、つまりは当該仮登録商品が精算済であるか否かを判断する。買上レシート90に印字された仮登録番号またはそのバーコード92が入力された場合には、精算済である(精算済フラグ8fが“1”にセットされている)ので、制御部81は、ST94として、図16に示すように、その仮登録商品明細情報中の商品コード,品名及び価格を表示器86に表示させる。
ここに、確認用端末4は、入力手段(キーボード84,スキャナ85)を介して仮登録コード(仮登録番号)が入力されるとファイルサーバ1と通信を行って当該仮登録コード別に記憶されている販売商品の登録情報を表示手段(表示器86)に表示する手段を備えている。
なお、仮登録レシート35にも買上レシート90と同様の仮登録番号とそのバーコード36も印刷されている。そこで制御部81は、この仮登録レシート35の仮登録番号またはそのバーコード92が入力された場合には、精算済でない(精算済フラグ8fが“1”にセットされていない)ので、制御部81は、ST95として未精算エラーを示すメッセージを表示する。これにより、レジで会計を済ませていない大型商品を客に引き渡してしまうのを防ぐことができる。
ここに、確認用端末4は、仮登録コードが入力されてもファイルサーバ1においてその仮登録コード別の販売商品登録情報が精算済として管理されていないときにはその登録情報を表示しない手段を有している。
このように、スポーツ用品,レジャー用品,電化製品,家具等の大型商品を販売する小売店では、売場担当者に携帯情報端末9と携帯プリンタ10とからなる仮登録装置3を携帯させて接客させる。そして、売場担当者は、客から大型商品の購入申し出を受けると、携帯情報端末9を用いて大型商品の仮登録を行う。すると、この仮登録を識別する固有の仮登録番号が発番され、この仮登録番号に対応して仮登録された大型商品の詳細情報を記憶した仮登録ファイル8がファイルサーバ1に形成され保管されるとともに、仮登録番号を印字した仮登録レシート35が携帯プリンタ10から発行される。
この仮登録レシート35に印字された仮登録番号をPOS端末2で入力すると、当該仮登録番号に対応して仮登録ファイル8に記憶されている大型商品の詳細情報がPOS端末2に読込まれ、この詳細情報に基づいて大型商品の販売データがPOS端末2に登録処理される。その後、この客が購入した全商品の登録を終了し、登録締めキー62を入力すると、POS端末2から買上レシート90が発行される。この買上レシート90には、仮登録番号とそのバーコード92が印字される。また、仮登録された大型商品には仮登録マーク91が印字されて、仮登録されていない商品と区別がなされる。
この買上レシート90に印字された仮登録番号を確認用端末4で入力すると、表示器86に仮登録商品の詳細情報が表示される。この表示された仮登録商品の情報に基づいて、サービスカウンタの店員は、客に該当する商品の引渡しや配送手続などを正確に行うことができる。
したがって、本実施の形態によれば、持ち運びに手間取るような大型商品に対して商品札を用意する必要がなくなるので、商品札の管理に要していた手間を削減することができる。また、買上レシート90に印字された仮登録番号を用いることで精算済の大型商品詳細情報を正確に得られるので、この種の商品の代金精算から引渡しまたは配送手続までを効率よくミスなく行い得る。なお、買上レシート90には、仮登録された商品と仮登録されていない商品とが識別可能に印字されているので、その内容からも精算済の大型商品詳細情報を正確に得られる利点がある。
また、サービスカウンタに確認用端末4を設置することによって、商品引渡しや配送手続等の作業をレジとは離れたサービスカウンタ等で行うことことができる。これにより、レジ周辺の混雑を解消でき、客に好印象を与えることができる。しかも、レジからサービスカウンタに移動する客が用意するのは買上レシート90だけでよく、仮登録レシート35はレジで回収されるので、客が煩雑に感じることもない。
また、大型商品を複数購入した場合も仮登録レシート35は1枚だけにまとめられるので、この点においても客の煩雑感はない。しかも、POS端末2では仮登録レシート35の仮登録番号を入力するだけで複数の商品を同時に登録できるので、レジでの作業効率を向上できる利点もある。
なお、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
例えば前記実施の形態では、仮登録装置3を携帯型の情報処理端末(携帯情報端末9)と携帯型のプリンタ(携帯プリンタ10)とで構成したが、例えばPOS端末2を改良した据置型の装置として売場の各所に設置してもよい。ただし、携帯型とすることによって、客の面前で大型商品の仮登録と仮登録レシート35の発行を行うことができ、能率的である利点がある。また、仮登録装置3とサーバ1との間のデータ通信方式は無線方式に限定されるものではなく、ユーザの必要に応じて適宜選択されるものである。
また、前記実施の形態では、仮登録装置3の追加キー処理により再発行される仮登録レシート35の仮登録番号を再発行前の仮登録レシート35の仮登録番号と一致するようにしたが、再発行前の仮登録番号の仮登録ファイル8を削除(無効化)する手段をファイルサーバ1に設けることによって、再発行される仮登録レシート35の仮登録番号を新規の番号としてもよい。
また、前記実施の形態では、仮登録装置3が仮登録番号を発番したが、ファイルサーバ1が発番し、仮登録のあった仮登録装置3に通知するようにしてもよい。
また、仮登録マーク91の形状は「※」に限定されるものではなく、仮登録コードの入力により登録された商品と商品コードの入力により登録された商品とを識別可能であればいかなるものであってもよい。
この他、登録商品の詳細情報として商品コード,品名及び価格以外にメーカ名,型番,色等の様々な商品に関する情報を詳細情報として付加するなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
本発明の一実施の形態である商品販売登録処理システムの概略構成を示す模式図。 同システムにおける携帯情報端末の要部構成を示すブロック図。 同携帯情報端末のキーボードを示す模式図。 同携帯情報端末のメモリに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。 同システムにおける携帯プリンタから印字発行される仮登録レシートの一例を示す模式図。 同携帯情報端末の制御部が実行する登録キー処理の要部を示す流れ図。 同携帯情報端末の制御部が実行する追加キー処理の要部を示す流れ図。 同システムにおけるファイルサーバの要部構成を示すブロック図。 同ファイルサーバが記憶する仮登録ファイルのデータ構造を示す模式図。 同ファイルサーバの制御部が実行する情報入力処理の要部を示す流れ図。 同システムにおけるPOS端末の要部構成を示すブロック図。 同POS端末のメモリに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。 同POS端末の制御部が実行する登録業務処理の要部を示す流れ図。 図13におけるレシート発行処理の処理手順を具体的に示す流れ図。 同POS端末から印字発行される買上レシートの一例を示す模式図。 同システムにおける確認用端末の表示器に表示される仮登録商品確認画面の一例を示す模式図。 同確認用端末の要部構成を示すブロック図。 同確認用端末の制御部が実行する商品確認処理の要部を示す流れ図。
符号の説明
1…ファイルサーバ、2…POS端末(決済装置)、3…仮登録装置、4…確認用端末、5…無線基地局、6…LAN、7…商品マスタファイル、8…仮登録ファイル、9…携帯情報端末、10…携帯プリンタ、35…仮登録レシート、90…買上レシート。

Claims (5)

  1. 各種商品を識別するための商品コードに対応して当該商品の品名,価格等の商品詳細情報を記憶管理してなるサーバと、
    入力手段を介して商取引で売買される販売商品の商品コードが入力されると、その商品コードに対応して前記サーバで記憶管理されている商品詳細情報に基づいて前記販売商品を登録し、登録締め手段により当該商取引の登録締めが宣言されると、印字手段により当該商取引で売買された販売商品の明細を印字したレシートを発行する決済装置と、
    前記サーバとの通信手段、商品コードの入力手段、仮登録バッファ及び記録紙への印字手段を有し、前記入力手段を介して商品コードが入力されると、前記通信手段を介して前記サーバと通信してその商品コードに対応して記憶管理されている商品詳細情報を取得し、その商品詳細情報に基づいて当該商品コードで識別される販売商品の登録情報を前記仮登録バッファに仮登録するとともにその販売商品の品名等を印字手段により記録紙に印字して仮登録レシートとして発行する仮登録装置とを具備し、
    前記仮登録装置は、前記仮登録バッファに仮登録された販売商品の登録情報をその登録情報を識別するための仮登録コードを付して前記サーバに送信するとともに、この仮登録に対する前記仮登録レシートに前記仮登録コードを印字する手段を備え、
    前記サーバは、前記仮登録装置から送られてきた販売商品の登録情報を仮登録コード別に記憶する手段を備え、
    前記決済装置は、商取引の中で前記入力手段を介して仮登録コードが入力されるとその仮登録コード別に記憶されている販売商品の登録情報を前記サーバから取得し、この登録情報に基づいて前記販売商品を登録するとともに、当該商取引のレシートに前記仮登録コードを印字する手段を備え
    前記仮登録装置は、前記入力手段を介して前記仮登録コードが入力されるとその仮登録コード別に記憶されている販売商品の登録情報を前記サーバから取得し、この登録情報を前記仮登録バッファに仮登録する手段をさらに備えたことを特徴とする商品販売登録処理システム。
  2. 各種商品を識別するための商品コードに対応して当該商品の品名,価格等の商品詳細情報を記憶管理してなるサーバと、
    入力手段を介して商取引で売買される販売商品の商品コードが入力されると、その商品コードに対応して前記サーバで記憶管理されている商品詳細情報に基づいて前記販売商品を登録し、登録締め手段により当該商取引の登録締めが宣言されると、印字手段により当該商取引で売買された販売商品の明細を印字したレシートを発行する決済装置と、
    前記サーバとの通信手段、商品コードの入力手段、仮登録バッファ及び記録紙への印字手段を有し、前記入力手段を介して商品コードが入力されると、前記通信手段を介して前記サーバと通信してその商品コードに対応して記憶管理されている商品詳細情報を取得し、その商品詳細情報に基づいて当該商品コードで識別される販売商品の登録情報を前記仮登録バッファに仮登録するとともにその販売商品の品名等を印字手段により記録紙に印字して仮登録レシートとして発行する仮登録装置とを具備し、
    前記仮登録装置は、前記仮登録バッファに仮登録された販売商品の登録情報をその登録情報を識別するための仮登録コードを付して前記サーバに送信するとともに、この仮登録に対する前記仮登録レシートに前記仮登録コードを印字する手段を備え、
    前記サーバは、前記仮登録装置から送られてきた販売商品の登録情報を仮登録コード別に記憶する手段を備え、
    前記決済装置は、商取引の中で前記入力手段を介して仮登録コードが入力されるとその仮登録コード別に記憶されている販売商品の登録情報を前記サーバから取得し、この登録情報に基づいて前記販売商品を登録するとともに、当該商取引で売買された商品のうち前記仮登録コードの入力により登録された商品と前記商品コードの入力により登録された商品とを識別可能に前記レシートに印字する手段を備え
    前記仮登録装置は、前記入力手段を介して前記仮登録コードが入力されるとその仮登録コード別に記憶されている販売商品の登録情報を前記サーバから取得し、この登録情報を前記仮登録バッファに仮登録する手段をさらに備えたことを特徴とする商品販売登録処理システム。
  3. 前記サーバとの通信手段、前記仮登録コードの入力手段及び表示手段を有し、前記入力手段を介して仮登録コードが入力されると前記サーバと通信を行って当該仮登録コード別に記憶されている販売商品の登録情報を前記表示手段に表示する確認用端末をさらに具備したことを特徴とする請求項1または2記載の商品販売登録処理システム。
  4. 前記サーバは、前記決済装置の入力手段を介して仮登録コードが入力されると、その仮登録コード別に記憶している販売商品の登録情報を精算済として管理する手段をさらに具備し、
    前記確認用端末は、仮登録コードが入力されても前記サーバにおいてその仮登録コード別の販売商品登録情報が精算済として管理されていないときにはその登録情報を表示しないことを特徴とする請求項3記載の商品販売登録処理システム。
  5. 前記仮登録装置は、無線を利用して前記サーバと通信を行う携帯型の情報処理端末と、この情報処理端末から受信したデータを記録紙に印字する携帯型のプリンタとから構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の商品販売登録処理システム。
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