JP5983097B2 - データ処理装置、posシステム、及びposシステムの制御方法 - Google Patents
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また、この種のシステムにおいて、バーコード等を読み取る装置を複数用い、各装置が読み取ったデータをPOSレジスター等に送信して会計処理を行う例が知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2記載のシステムでは、ハンディーターミナルがバーコードを読み取り、読み取ったデータを複数のPOSレジスターのいずれかに無線送信する。このシステムでは、各ハンディーターミナルがデータの送信先を示す通信アドレスを読み取ることにより、目的のPOSレジスターに読み取りデータを送信する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、デバイスにより読み取ったデータを処理するシステムをシンプルな構成により実現できるようにすることを目的とする。
本発明によれば、データを読み取って読取データを出力するデバイスと端末装置とに接続されたデータ処理装置が、端末装置に識別情報を送信し、この識別情報とデバイスが読み取った読取データとの対応に基づいて、付加データを出力したデバイスと端末装置との対応付けを容易に決定できる。また、デバイスが、複数の端末装置を識別したり選択したりする機能を備える必要がなく、機能の少ないシンプルなデバイスを用いることができる。これにより、例えば、複数のデバイスで読み取ったデータを複数の端末装置で処理するシステムを、容易に構築できる。
デバイスが読取データとともに出力する固有の付加データと端末装置の端末情報とを対応付けて記憶するので、データ処理装置は、デバイスから読取データが入力される毎に、そのデバイスに対応する端末装置を容易に特定できる。これにより、データ処理装置がデバイスから入力される読取データを容易に区別し、対応する端末装置に対応づけて処理できる。
デバイスから入力される読取データを、そのデバイスに対応する端末装置の取引情報としてPOSアプリケーションによって処理するので、デバイスを用いてPOSシステムとしての会計処理を効率よく行うことができる。
デバイスから入力されるバーコードの読取データを、そのデバイスに対応する端末装置で販売される商品のバーコードのデータとして、POSアプリケーションによって処理できる。
デバイスから入力されるバーコードの読取データを処理した処理結果を、そのデバイスに対応する端末装置に送信するので、例えば端末装置が商品販売に係る処理を実行できる。これにより、デバイスによって販売に係るバーコードを読み取り、データ処理装置のPOSアプリケーションによって商品販売に係る処理を行うシステムを容易に実現できる。
本発明によれば、データを読み取るデバイスと端末装置とをデータ処理装置に接続したPOSシステムにおいて、データ処理装置が、端末装置に識別情報を送信し、この識別情報とデバイスが読み取った読取データとの対応に基づいて、付加データを出力したデバイスと端末装置との対応付けを容易に決定できる。また、デバイスが、複数の端末装置を識別したり選択したりする機能を備える必要がなく、機能の少ないシンプルなデバイスを用いることができる。これにより、例えば、複数のデバイスで読み取ったデータを複数の端末装置で処理するシステムを、容易に構築できる。
本発明によれば、POSシステムにおいて、データ処理装置から端末装置に送信した識別情報と、送信された識別情報を端末装置に表示して、デバイスにより読み取らせ、デバイスからこの読取データと付加データとを出力することで、読取データと識別情報と付加データとの対応に基づいて、付加データを出力したデバイスと端末装置との対応付けを容易に決定できる。また、デバイスが、複数の端末装置を識別したり選択したりする機能を備える必要がなく、機能の少ないシンプルなデバイスを用いることができる。これにより、例えば、複数のデバイスで読み取ったデータを複数の端末装置で処理するシステムを、容易に構築できる
図1は、本実施形態に係る制御システム1の概略構成を示す図である。
この図1に示す制御システム1は、ショッピングセンターや百貨店などの小売店舗、或いは他の各種店舗向けに使用される、いわゆるPOSシステムの一態様である。制御システム1の主な機能は、例えば、店舗における商品の販売の状況、商品の在庫の状況、売り上げの状況等を管理する機能、店舗に設けられたレジカウンターLにおいて顧客が購入した商品に応じた会計をする機能、顧客の代金の支払いに応じてレシートを発行する機能等である。
制御システム1は、タブレット端末4の操作により入力されたデータに基づき、POSシステムとしての会計処理を実行し、処理結果をタブレット端末4に送信して表示させる。すなわち、制御システム1は、各タブレット端末4がオペレーターの操作によりPOS端末として機能し、その一方で、合計金額の算出等の会計処理をデバイス管理サーバー2が実行し、全体としてPOSシステムの機能を実現する。
デバイス管理サーバー2は、外部の装置と接続されるインターフェイスとして、USBインターフェイス23、シリアルインターフェイス24、及び通信インターフェイス25を備えている。
USBインターフェイス23(第2接続部)は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠した有線接続インターフェイスである。USBインターフェイス23には、プリンター15及びカードリーダー16が接続され、プリンター15及びカードリーダー16はデバイス管理サーバー2との間でUSB規格に従ってシリアルデータ通信を行う。
本実施形態のバーコードスキャナー10は、Bluetooth(登録商標)規格に準拠した無線通信を実行し、バーコードを読み取った読取データを無線送信する。バーコードスキャナー10は、バーコードを読み取る毎に、予めペアリングした機器に読取データを送信する構成であり、本実施形態ではクレイドル28とペアリングされている。クレイドル28は、複数(図2では4台)のバーコードスキャナー10とペアリングされ、各バーコードスキャナー10から入力されるデータを、デバイス管理サーバー2に出力する。つまり、クレイドル28は、Bluetooth通信を行う複数のバーコードスキャナー10を、デバイス管理サーバー2に有線で接続するための中継装置として機能する。
デバイス管理サーバー2は、USBインターフェイス23を介して入力されるバーコードスキャナー10の読取データの先頭に付加されたヘッダーにより、その読取データを出力したバーコードスキャナー10を特定できる。
通信インターフェイス25(第1接続部)は、ネットワーク3に接続され、サーバー制御部21が処理するデータ等を、ネットワーク3を介してタブレット端末4との間で送受信する。
なお、デバイス管理サーバー2は、上述したインターフェイスの他、Bluetooth、WirelessUSB、UWB、Zigbee等の近距離無線通信インターフェイスを備えてもよい。この場合、バーコードスキャナー10、プリンター15、カードリーダー16、及びキャッシュドロワー17は、デバイス管理サーバー2と無線通信を実行する構成としてもよいし、有線接続されてもよい。
端末制御部40は、タッチパネル42に対するオペレーターの操作を検出して各種処理を実行し、実行結果等をタッチパネル42に表示する。端末制御部40は、タッチパネル42の操作に応じて、ブラウザー実行部41の機能によってPOS端末として動作する。
ブラウザー実行部41は、デバイス管理サーバー2に対してHTTP等のプロトコルを実行し、POS動作用のウェブページを要求する。この要求に応じてデバイス管理サーバー2からウェブページのデータが送信されると、このウェブページをダウンロードして実行する。ブラウザー実行部41は、ウェブページのデータに基づいてタッチパネル42にPOS端末用の画面を表示する一方、ウェブページ中にPOSアプリケーションプログラムを動作させるためのスクリプトが含まれている場合、このスクリプトを実行し、タッチパネル42の操作によって入力されたデータをデバイス管理サーバー2に送信し、デバイス管理サーバー2から送信されたデータをタッチパネル42に表示する。
サーバー制御部21(制御部)は、デバイス管理サーバー2の各部を中枢的に制御するものであり、CPU、ROM、RAM、及び各種周辺回路を備えている。また、サーバー記憶部22は、磁気的記録媒体または半導体メモリー素子を用いた不揮発性の記憶装置を備え、各種データを書き換え可能に記憶する。
この図3に示す例では、バーコードスキャナー10を特定する情報であるバーコードスキャナー情報と、タブレット端末4を特定する情報であるタブレット端末情報(端末情報)とが対応づけて記憶されている。バーコードスキャナー情報は、例えば上記のようにバーコードスキャナー10の固有のヘッダーが記憶される。また、タブレット端末情報としては、タブレット端末4がデバイス管理サーバー2にアクセスするポート(TCP/IPポート番号)やタブレット端末4のIPアドレスが挙げられる。この例はデバイス管理サーバー2とタブレット端末4とがTCP/IPに準拠した通信を行う場合の例であって、タブレット端末情報は、デバイス管理サーバー2と通信可能に接続された複数のタブレット端末4の各々を特定できる情報であれば何でも良い。
ウェブアプリケーション実行部21aは、サーバー記憶部22にアプリケーションプログラム22aとして記憶されたウェブアプリケーションプログラムを読み出して実行し、後述するように、POSシステムとしての各種処理を実行する。ここで、ウェブアプリケーション実行部21aはPOSアプリケーション実行部として機能する。
ウェブアプリケーション実行部21aは、ネットワーク3を介して接続された複数のタブレット端末4のそれぞれに対して上記処理を実行する。ウェブアプリケーション実行部21aは、各タブレット端末4を識別可能であり、タブレット端末4との間で送受信するデータに基づいて実行中の商品販売に係る処理を、タブレット端末4ごとに個別に実行する。
タブレット端末4のブラウザー実行部41は、デバイス管理サーバー2が送信したウェブページを実行中に、デバイス管理サーバー2が送信した商品コード、商品名、単価等をタッチパネル42に表示し、タッチパネル42の操作によって販売数量が入力されると、入力された販売数量を商品コードまたは商品名とともにデバイス管理サーバー2に送信する。デバイス管理サーバー2から合計金額のデータが送信されると、ブラウザー実行部41はこのデータに基づいて合計金額をタッチパネル42に表示する。また、ブラウザー実行部41は、タッチパネル42の操作により顧客からの預かり金額が入力されると、入力された預かり金額のデータをデバイス管理サーバー2に送信する。その後、ブラウザー実行部41は、デバイス管理サーバー2から送信されるデータに基づいて釣り銭金額を表示する。
なお、ウェブアプリケーション実行部21aがタブレット端末4に送信する商品名、商品コード、合計金額、釣り銭金額等のデータは、ブラウザー実行部41が表示しているウェブページ中に埋め込み表示する埋め込み用のデータフォーマットで送信されてもよいし、これらのデータを含む画面表示用のウェブページのデータとして送信されてもよい。
振り分けアプリ実行部21bは、アプリケーションプログラム22aとしてサーバー記憶部22に記憶されている振り分けアプリケーションプログラムを実行し、USBインターフェイス23を介してバーコードスキャナー10から入力されるデータについて、そのデータに対応するタブレット端末4を特定して振り分ける読取データ振分処理を行う。
ペアリング処理において、ペアリングアプリ実行部21cは、いずれかのタブレット端末4を選択して、そのタブレット端末4に対して識別情報を付与する。この識別情報は、例えば乱数やタブレット端末4がデバイス管理サーバー2にアクセスするポート番号(例えば、TCP/IPポート番号)に基づいて生成する情報である。識別情報は、少なくとも、デバイス管理サーバー2に同時に接続可能なタブレット端末4を区別できればよく、タブレット端末4に固有の情報でなくてもよい。すなわち、同時に複数のタブレット端末4が同じ識別情報を与えられている状態が無ければよい。
ペアリングアプリ実行部21cは、各々のタブレット端末4に対して識別情報を付与し、各識別情報に関するデータD1をタブレット端末4に送信する。図4(A)には、データD1として、3桁の番号からなる識別情報「221」を送信する例を示す。なお、データD1は、識別情報そのものであってもよいし、各識別情報をバーコードとして表示するためのバーコードのデータまたはバーコードフォントのデータであってもよい。ここで、ペアリングアプリ実行部21cは全てのタブレット端末4にデータD1を送信してもよいし、一部のタブレット端末4にのみ識別番号を付与してデータD1を送信してもよい。
ここで、オペレーターは、バーコード45を表示しているタブレット端末4に対応づけるバーコードスキャナー10により、バーコード45を読み取る。すると、バーコードスキャナー10は、バーコード45を読み取った読取データに、固有のヘッダーを付したデータD2をデバイス管理サーバー2に出力する。図4(A)の例では、バーコードスキャナー10が有するデータD2としてデバイス管理サーバー2に入力される。
図4(B)に示す例では、商品5の包装に印刷または貼付されている商品バーコード51をバーコードスキャナー10が読み取って、読取データにヘッダー「AA」が付加されて、データD3としてデバイス管理サーバー2に出力される。振り分けアプリ実行部21bは、データD3の先頭部分を、ペアリングデータ22bに記憶されている既知のヘッダーと照合し、一致するヘッダーがあれば、一致したヘッダーに対応づけてペアリングデータ22bに記憶されているタブレット端末情報を取得する。振り分けアプリ実行部21bは、データD3からヘッダーを除去して読取データを取得し、取得した読取データを、除去したヘッダーに対応する読取データとしてウェブアプリケーション実行部21aに出力する。これにより、複数のバーコードスキャナー10のいずれかが商品バーコード51を読み取ると、読み取られた商品バーコード51のデータが、対応するタブレット端末4の入力データとしてウェブアプリケーション実行部21aに入力される。
ウェブアプリケーション実行部21aは、入力された商品バーコード51に基づいて商品情報データベース(図示略)を参照し、商品バーコード51に対応する商品情報(商品名、単価等)を含むデータD4をタブレット端末4に送信する。
また、ウェブアプリケーション実行部21aは、転送制御部として機能し、振り分けアプリ実行部21bがデータD3から抽出した読取データそのものを、データD4としてタブレット端末4に送信することもできる。この構成では、振り分けアプリ実行部21bがデータD4からヘッダーを除去するので、ウェブアプリケーション実行部21aには、読取データと、読取データに対応するタブレット端末4を示すデータが入力されるのみであり、ヘッダーは入力されない。従って、ウェブアプリケーション実行部21aがヘッダーに関する処理を実行する必要はない。
シリアルドライバー実行部21eは、シリアルインターフェイス24を介して接続されたキャッシュドロワー17を制御するためのデバイスドライバーとして機能する。シリアルドライバー実行部21eは、ウェブアプリケーション実行部21aが釣り銭金額のデータをタブレット端末4に送信し、キャッシュドロワー17のオープンを指示するデータを出力すると、このデータに従ってキャッシュドロワー17に制御信号を出力する。
また、USBドライバー実行部21fは、USBインターフェイス23を介して接続された機器を制御するためのデバイスドライバーとして機能する。USBドライバー実行部21fは、USBインターフェイス23を介して各機器から入力されるデータを取得してウェブアプリケーション実行部21a、振り分けアプリ実行部21b、及びペアリングアプリ実行部21c等に出力する。また、USBドライバー実行部21fは、ウェブアプリケーション実行部21a、ペアリングアプリ実行部21c等が出力したデータを、USBプロトコルに準拠したパケットに変換して、プリンター15、カードリーダー16或いは
クレイドル28に出力する。
まず、タブレット端末4のブラウザー実行部41が動作を開始してブラウザーを起動し、ブラウザーの開始画面をタッチパネル42に表示する(ステップS11)。ブラウザー実行部41は、通信インターフェイス43を制御してデバイス管理サーバー2との間でデータ通信を開始する(ステップS12)。デバイス管理サーバー2のウェブアプリケーション実行部21aは、タブレット端末4からの要求に応じて通信を開始し(ステップS21)、タブレット端末4の接続ポートを特定する(ステップS22)。
ここで、ペアリングアプリ実行部21cが、ペアリング処理を開始する。ペアリングアプリ実行部21cは、通信を開始したタブレット端末4に対して識別情報を生成し(ステップS23)、生成した識別情報のデータをタブレット端末4に送信する(ステップS24)。ペアリングアプリ実行部21cが送信する識別情報のデータは、例えば、識別情報そのもののデータ、識別情報をバーコードで表示するためのバーコードフォントの文字コード、或いは、識別情報のバーコードの画像データである。
ブラウザー実行部41は、デバイス管理サーバー2から送信された識別情報のデータに基づいてバーコードをタッチパネル42に表示する(ステップS13)。
また、タブレット端末4は、デバイス管理サーバー2からバーコードの読取データに対応する商品情報が送信された場合、このデータを受信して、処理する(ステップS15)。
そして、この構成において、デバイス管理サーバー2に接続されたバーコードスキャナー10を使用して、タブレット端末4の取引情報としての商品コードを入力できるので、タブレット端末4にバーコードスキャナー10を接続しなくても、POS端末としてタブレット端末4を使用できる。さらにまた、本実施形態ではデバイス管理サーバー2に接続されたプリンター15によりレシートを印刷するので、各々のタブレット端末4にプリンター15を接続することなく、レシートを発行できる。デバイス管理サーバー2に接続されたカードリーダー16及びキャッシュドロワー17を使用することにも同様の効果を奏する。
例えば、上述した実施形態では、複数のタブレット端末4が、デバイス管理サーバー2に接続されたバーコードスキャナー10、プリンター15、カードリーダー16、及びキャッシュドロワー17等の外部デバイスを用いてPOS端末として機能する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらのデバイスを複数のデバイス管理サーバー2に分散して接続し、複数のデバイス管理サーバー2に対して複数のタブレット端末4が随時接続される構成としてもよい。
さらに、上記実施形態では、データを読み取るデバイスとして複数のバーコードスキャナー10を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、カードリーダー16や、小切手等に印刷等により形成されたMICR文字を磁気的に読み取るMICRリーダー等の他の装置に適用することも可能である。
また、上記実施形態では、タブレット端末4が、POS端末としての機能を実行する際に、デバイス管理サーバー2にアクセスしてウェブページをダウンロードする構成を例に挙げて説明したが、予めタブレット端末4がダウンロードしたウェブページを記憶しておき、ユーザーの操作に応じて、記憶していたウェブページを読み出して実行してもよい。さらにまた、上述した実施形態では、本願発明に係る制御システム1が、POSシステムに適用された場合を例としたが、本願発明が適用されるものはPOSシステムに限らない。また例えば、図1及び図2に示す各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアの協働により任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。また、各機器は、外部接続される記憶媒体に記憶させたプログラムを実行することにより、図5のフローチャートに係る動作を含む各種動作を実行するようにしてもよい。
Claims (15)
- 端末装置と接続する第1接続部と、
データを読み取って読取データを出力するとともに付加データを出力するデバイスと接続する第2接続部と、
前記端末装置に識別情報を送信する識別情報送信部と、
前記第2接続部に前記デバイスから出力された読取データと前記付加データとが入力された場合に、入力された読取データに含まれる情報と前記端末装置に送信した識別情報とを照合し、前記付加データを出力した前記デバイスと前記識別情報が送信された前記端末装置との対応付けを決定する制御部と、
を備えることを特徴とするデータ処理装置。 - 前記制御部で決定された対応づけに従って、前記デバイスの前記付加データと前記識別情報が送信された端末装置を識別する端末情報とを対応づけて記憶する記憶部を備える請求項1記載のデータ処理装置。
- 取引情報を処理するPOSアプリケーションプログラムを実行するPOSアプリケーション実行部を備え、
前記デバイスは前記取引情報を読み取って出力し、
前記POSアプリケーション実行部は、前記第2接続部に前記デバイスから出力された前記取引情報が入力された場合に、前記制御部で決定された対応付けに従って、前記取引情報を前記端末装置に対応する情報として処理する請求項1または2記載のデータ処理装置。 - 前記デバイスはバーコードを読み取ってバーコードの読取データを出力するバーコードスキャナーであり、
前記取引情報は、前記バーコードスキャナーが読み取った商品販売に係わるバーコード情報であり、
前記POSアプリケーション実行部は、前記第2接続部に前記バーコードスキャナーから出力されたバーコード情報が入力された場合に、前記制御部で決定された対応付けに従って、前記バーコード情報を前記端末装置で処理されたバーコードのデータとして処理する請求項3記載のデータ処理装置。 - 前記POSアプリケーション実行部は、前記端末装置で処理されたバーコードのデータを処理した処理結果を、前記端末装置に送信する請求項4記載のデータ処理装置。
- 表示部を有する端末装置と、
データを読み取って読取データを出力するとともに付加データを出力するデバイスと、 前記端末装置と接続する第1接続部、前記デバイスと接続して前記デバイスから出力された読取データ及び前記付加データを受信する第2接続部、前記端末装置に識別情報を送信する識別情報送信部、前記第2接続部で前記読取データ及び前記付加データが入力された場合に入力された前記読取データに含まれる情報と前記端末装置に送信した前記識別情報とを照合して前記付加データを出力した前記デバイスと前記識別情報が送信された前記端末装置との対応付けを決定する制御部、及び取引情報を処理するPOSアプリケーションプログラムを実行するPOSアプリケーション実行部を備えるデータ処理装置と、
を有することを特徴とするPOSシステム。 - 前記データ処理装置は、
前記制御部で決定された対応づけに従って、前記デバイスの前記付加データと前記識別情報が送信された端末装置を識別する端末情報とを対応づけて記憶する記憶部を備える請求項6記載のPOSシステム。 - 前記データ処理装置は、
前記デバイスは前記取引情報を読み取って出力し、
前記POSアプリケーション実行部は、前記第2接続部に前記デバイスから出力された前記取引情報が入力された場合に、前記制御部で決定された対応付けに従って、前記取引情報を前記端末装置に対応する情報として処理する請求項6または7記載のPOSシステム。 - 前記デバイスはバーコードを読み取ってバーコードの読取データを出力するバーコードスキャナーであり、
前記取引情報は、前記バーコードスキャナーが読み取った商品販売に係わるバーコード情報であり、
前記POSアプリケーション実行部は、前記第2接続部に前記バーコードスキャナーから出力されたバーコード情報が入力された場合に、前記制御部で決定された対応付けに従って、前記バーコード情報を前記端末装置で処理されたバーコードのデータとして処理する請求項8記載のPOSシステム。 - 前記POSアプリケーション実行部は、前記端末装置で処理されたバーコードのデータを処理した処理結果を、前記端末装置に送信する請求項9記載のPOSシステム。
- 識別情報をデータ処理装置から端末装置へ送信し、
送信された前記識別情報を前記端末装置で受信して前記端末装置に表示し、
表示された前記識別情報をデバイスに読み取らせ、
前記デバイスで読み取られた前記識別情報を含む読取データに付加データを付加して出力し、
出力された前記読取データ及び前記付加データを前記データ処理装置で取得し、
取得された前記読取データに含まれる前記識別情報と前記付加データとに基づいて、前記端末装置と前記デバイスとの対応付けを決定することを特徴とするPOSシステムの制御方法。 - 前記決定された対応づけに従って、前記デバイスの前記付加データと前記識別情報が送信された端末装置を識別する端末情報とを対応づけて記憶する請求項11記載のPOSシステムの制御方法。
- 取引情報を処理するPOSアプリケーションプログラムをPOSアプリケーション実行部に実行させ、
前記デバイスは前記取引情報を読み取って出力し、
前記POSアプリケーション実行部は、前記デバイスから出力された前記取引情報が入力された場合に、前記決定された対応付けに従って、前記取引情報を前記端末装置に対応する情報として処理する請求項11または12記載のPOSシステムの制御方法。 - 前記デバイスはバーコードを読み取ってバーコードの読取データを出力するバーコードスキャナーであり、
前記取引情報は、前記バーコードスキャナーが読み取った商品販売に係わるバーコード情報であり、
前記POSアプリケーション実行部は、前記バーコードスキャナーから出力されたバーコード情報が入力された場合に、前記決定された対応付けに従って、前記バーコード情報を前記端末装置で処理されたバーコードのデータとして処理する請求項13記載のPOSシステムの制御方法。 - 前記POSアプリケーション実行部は、前記端末装置で処理されたバーコードのデータを処理した処理結果を、前記端末装置に送信する請求項14記載のPOSシステムの制御方法。
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