JP5903919B2 - Posシステム、コンピュータプログラム及び会計装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、売上データ及び決済データを関連付けて処理することができる情報サーバ装置が記載されている。
図2は、一実施形態における、POSシステムの構成図である。図2に示すように、POSシステムは、ストアコントローラ10と、N台(Nは2以上の整数)の印刷用POSレジスタ20と、M台(Mは1以上の整数)の会計用POSレジスタ30とを含んで構成される。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、印刷用POSレジスタ20の動作を制御する。
RAM203は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、スキャナ部204によって読み取られたバーコードに基づく商品情報などを記憶する。また、例えば、RAM203は、操作ボタンが操作された履歴を記憶してもよい。
ブザー208は、店員が操作を確認することが必要な場合などに、ブザー音を発生させる。
ハードディスク210は、2次元コード又はバーコードが精算用レシート40に印刷された場合、RAM203が一時的に記憶する顧客の買上内容及び順番情報を記憶する。
図示するように、取引データには、品券情報と、買い上げ明細情報とが含まれる。品券情報は、当該取引において使用された品券に関するデータ(品券の金額を示す情報)である。買い上げ明細情報は、顧客が購入する商品に関する情報である。
図示するように、品券情報は、登録装置番号と、担当者と、金額との各項目を有している。登録装置番号は、印刷用POSレジスタ20‐nの識別情報(符号nは、1〜Nのいずれかの整数)である。また、担当者は、品券を顧客から回収して印刷用POSレジスタ20に登録した(扱った)店員の識別情報である。また、金額は、品券に相当する金額である。
図示するように、買い上げ明細情報は、JANコードと、商品名称と、個数と、値段と、付加情報との各項目を有している。JANコードは、商品の識別情報である。商品名称は、商品の名称である。個数は、商品の買上個数である。値段は、商品の販売価格である。付加情報は、商品の付加情報である。
会計用POSレジスタ30は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、スキャナ部304と、表示部305と、操作部306と、通信部307と、ブザー308と、印刷部309と、決済端末310〜312と、サインポール313とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
なお、会計用POSレジスタ30は、電源投入後の起動時に、バスを介してスキャナ部304、決済端末310〜312等が動作可能であるかを確認するための通信を各装置と行ない、動作可能であるか否かの情報をRAM303に記憶する。例えば、メモリ内の接続装置動作可否エリア(例えば、端末識別情報=決済端末310 動作可否フラグ=0(0:動作可、1:動作不能))に記憶させ、各報知手段の動作可能の報知を行なう際に前記RAM303の接続装置動作可否エリアに記憶する情報に基づき報知を行なうようにしてもよい。
CPU301は、中央演算処理装置であり、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、会計用POSレジスタ30の動作を制御する。
印刷部309は、会計(商品の買上金額の精算)が終了した場合、顧客が持ち帰る会計済みレシートを印刷して発行する。また、印刷部(出力手段)309は、1日の売上や在高を示すレジ日計レポートを印刷して発行(出力)する。
サインポール313は、会計用POSレジスタ30が操作可能である旨を報知する。
図示するように、会計データには、品券情報と、買い上げ明細情報と、精算情報とが含まれる。精算情報は、当該取引の決済方法(現金、クレジットカード、又は電子マネー等)、合計金額、預かり金額、お釣及び買上点数等、精算に関する情報である。
図10は、一実施形態における、印刷用POSレジスタ20の動作を示すフローチャートである。
まず、店員が、印刷用POSレジスタ20のスキャナ部204を用いて、商品のバーコードを読み込ませる。スキャナ部204は、バーコードが示すJANコードを読み込む(ステップS101)。
続いて、CPU(生成手段)201は、取引データをRAM203から読み出し、読み出した取引データに基づいて精算用コードを生成する(ステップS107)。具体的には、CPU201は、当該印刷用POSレジスタ20がLAN11に接続していない場合、読み出した取引データを2次元コードに変換する。一方、CPU201は、当該印刷用POSレジスタ20がLAN11に接続している場合、読み出した取引データに識別情報を付与し、取引データと付与した識別情報とをストアコントローラ10に送信する。そして、CPU201は、付与した識別情報を示すバーコードを生成する。
最後に、レシート印刷手段209が、生成された精算用コードを精算用レシート40に印刷する(ステップS108)。
まず、顧客は、会計用POSレジスタ30のスキャナ部304を用いて、精算用レシート40の精算用コードを読ませる。スキャナ部304は、精算用コードを読み取る(ステップS201)。
スキャナ部304により2次元コードが読取られた場合(ステップS202:Yes)、CPU301は、取引データを2次元コードから読み出す(ステップS203)。
一方、スキャナ部304により2次元コードが読取られていない場合(ステップS202:No)、CPU301は、スキャナ部304により読取られたバーコードが示す識別情報を用いてストアコントローラ10から取引データを読み出す(ステップS204)。具体的には、CPU301は、通信部307を介して、バーコードが示す識別情報をストアコントローラ10に送信し、識別情報に対応する取引データをストアコントローラ10から受信する。
そして、CPU301は、表示部305に顧客への会計操作を進めるための指示を表示させる。その後、顧客が表示部305に表示された指示に従い、会計を済ませる(ステップS206)。
会計完了後に、CPU301は、顧客が持ち帰る会計済みレシートを印刷部309に印刷させる(S207)。
最後に、CPU301は、読み出した取引データ及びステップS206における会計結果に基づいて会計データを生成し、生成した会計データをRAM303に書き込み、記憶する(ステップS208)。
本図における処理は、会計用POSレジスタ30において、レジ日計レポートを出力する操作がされた場合に行われる。
まず、CPU301は、本日1日分の会計データを全てRAM303から読み出す(ステップS301)。
図示するように、レジ日計レポートには、上述したステップS302において集計した売上げ点検データと、会計用POSレジスタ30の識別情報(出力装置番号としての会計装置番号)と、品券情報Gとが印刷される。品券情報Gには、理論品券在高「105」と、その品券が登録されている印刷用POSレジスタ20の識別情報(登録装置番号)「20」(例えば、登録装置番号20‐1)と、その品券を取り扱った担当者の識別情報「0001」とが含まれる。
また、レジ日計レポートには、品券を登録した印刷用POSレジスタ20の識別情報(登録装置番号)も含まれるため、品券の違算が発生した際に、どの印刷用POSレジスタ20において違算が生じたかを、店員は容易に把握でき、追跡調査をスムーズ行なう事ができる。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (4)
- 購入対象の商品を登録する商品登録装置と、代金決済を行なう会計装置とを有するPOSシステムにおいて、
前記商品登録装置は、
顧客から回収された品券の金額を示す情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された品券の金額を示す情報を、自装置の識別情報に対応付けて登録する品券登録手段と、
前記品券登録手段により登録された品券の金額を示す情報及び自装置の識別情報と、前記顧客が購入する商品を示す情報と、を含む取引データを生成する生成手段と、
を備え、
前記会計装置は、
前記生成手段によって生成された前記取引データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記取引データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記品券の金額を示す情報及び前記識別情報に基づいて、各商品登録装置における品券の在高の理論値を算出する算出手段と、
品券を回収した前記商品登録装置の識別情報と、当該商品登録装置における品券の在高の理論値と、品券による売上金額とを出力する出力手段と、
を備えることを特徴とするPOSシステム。 - 前記商品登録装置は、前記生成手段によって生成された前記取引データを示す情報を印刷する印刷手段をさらに備え、
前記会計装置の前記取得手段は、前記印刷手段によって印刷された情報を読み取ることによって前記取引データを取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載のPOSシステム。 - 購入対象の商品を登録する商品登録装置と、代金決済を行なう会計装置とを有するPOSシステムであって、
前記商品登録装置は、
顧客から回収された品券の金額を示す情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された品券の金額を示す情報を、自装置の識別情報に対応付けて登録する品券登録手段と、
前記品券登録手段により登録された品券の金額を示す情報及び自装置の識別情報と、前記顧客が購入する商品を示す情報と、を含む取引データを生成する生成手段と、
を備え、
前記会計装置は、
前記生成手段によって生成された前記取引データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記取引データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記品券の金額を示す情報及び前記識別情報に基づいて、各商品登録装置における品券の在高の理論値を算出する算出手段と、
品券を回収した前記商品登録装置の識別情報と、当該商品登録装置における品券の在高の理論値と、品券による売上金額とを出力する出力手段と、
を備えることを特徴とするPOSシステム、としてコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラム。 - 購入対象の商品を登録する商品登録装置と、代金決済を行なう会計装置とを有するPOSシステムの前記会計装置において、
顧客から回収された品券の金額を示す情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された品券の金額を示す情報を、自装置の識別情報に対応付けて登録する品券登録手段と、前記品券登録手段により登録された品券の金額を示す情報及び自装置の識別情報と、前記顧客が購入する商品を示す情報と、を含む取引データを生成する生成手段と、を備える前記商品登録装置によって生成された前記取引データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記取引データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記品券の金額を示す情報及び前記識別情報に基づいて、各商品登録装置における品券の在高の理論値を算出する算出手段と、
品券を回収した前記商品登録装置の識別情報と、当該商品登録装置における品券の在高の理論値と、品券による売上金額とを出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする会計装置。
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