JP2013137621A - 商品登録装置及びposシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷用POSレジスタ20は、顧客が購入する商品を一取引データとして登録し、登録した一取引データを分割し、会計装置において一取引データの精算時に用いられる精算用コードであって、分割された単位毎にレシートを発行させるための精算用コードを生成するCPU201と、一取引データの買い上げ明細を、分割された単位毎に区分して一画面内に連続表示する表示部(店員用)205と、生成された精算用コードを印刷媒体に印刷するレシート印刷手段209とを備える。
【選択図】図3
Description
図2は、一実施形態における、POSシステムの構成図である。図2に示すように、POSシステムは、ストアコントローラ10と、N台(Nは1以上の整数)の印刷用POSレジスタ20と、M台(Mは1以上の整数)の会計用POSレジスタ30とを含んで構成される。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、印刷用POSレジスタ20の動作を制御する。例えば、CPU(登録手段)201は、操作部206の操作に応じて、顧客の購入する商品を買い上げ明細情報(一取引データ)として登録する。また、CPU(分割手段)201は、分割ボタンの操作に応じて、登録した一取引データを分割(分割登録)する。また、CPU(表示手段)201は、登録した一取引データの買い上げ明細を、分割した単位毎に区分して表示部(店員用)205に表示する。例えば、CPU(表示手段)は、分割された単位毎にレシート発行される買い上げ明細の表示色又は背景色を異ならせる、或いは、分割された単位毎にレシート発行される買い上げ明細を区分する境界線を設ける、或いは、分割された単位毎に付番した買い上げ明細を表示する、或いは、分割された単位毎に買い上げ明細を会計済みレシートの印刷イメージに変換して表示する。また、CPU(生成手段)201は、登録された一取引データの精算用コードを生成する。そして、CPU201は、レシート印刷手段209を制御して、生成した精算用コードを精算用レシート40に印刷させる。
RAM203は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、スキャナ部204によって読み取られたバーコードに基づく商品情報などを記憶する。また、例えば、RAM203は、操作ボタンが操作された履歴を記憶してもよい。
ブザー208は、店員が操作を確認することが必要な場合などに、ブザー音を発生させる。
ハードディスク210は、精算用コードが精算用レシート40に印刷された場合、RAM203が一時的に記憶する顧客の買上内容及び順番情報を記憶する。
RAM203には、買い上げ明細表示設定と、買い上げ明細情報と、商品マスタ情報と、顧客情報とが記憶される。買い上げ明細表示設定は、買い上げ明細の表示方法(表示形態)の設定である。買い上げ明細表示設定は、店員による操作部206の操作により設定変更可能である。印刷用POSレジスタ20は、複数種類の表示方法をRAM203に買い上げ明細表示設定(設定ファイル)として記憶させておき、オペレータによって切り替えて分割表示の表示形態を変更することができる。買い上げ明細情報(一取引データ)は、顧客が購入する商品に関する情報である。商品マスタ情報は、商品マスタである。顧客情報は、会員番号や氏名等の顧客に関する情報である。
図示するように、買い上げ明細情報は、分割識別子と、JANコードと、商品名称と、個数と、値段と、付加情報との各項目を有している。分割識別子は、数字や記号等からなり、分割された単位(以下、分割単位とする。)毎にレシートを発行させるための分割発行情報である。ここで、同一の分割単位に含まれる商品は同一の分割識別子を有する。すなわち、1つのレシートに印刷される商品の分割識別子は同一に設定される。本図に示す例では、分割識別子「空白(スペース)」である「キャベツ」と「にんじん」とが1つの分割単位であり、1枚のレシートに印刷される。また、分割識別子「1」である「レタス」と「トマト」と「チョコレート」とが1つの分割単位であり、1枚のレシートに印刷される。すなわち、本図に示す例では、「キャベツ」と「にんじん」との買い上げ明細が印刷されたレシートと、「レタス」と「トマト」と「チョコレート」との買い上げ明細が印刷されたレシートとの2枚の会計済みレシートが発行される。JANコードは、商品識別情報である。商品名称は、商品の名称である。個数は、商品の買上個数である。値段は、商品の販売価格である。付加情報は、商品の付加情報である。JANコード、商品名称、個数、値段及び付加情報は、買い上げ明細情報を会計用POSレジスタ30において一取引として精算させるための会計情報である。尚、前記示した分割識別子に限らず例えば、取引記号に分割識別記号を枝番とする(例えば、P121300−1,P12300−2、…等)ようにしてもよい。この場合、取引記号は、一意となるように商品登録装置の装置番号や数字及び記号からなるものとし、分割識別記号は、当該顧客の一取引内で分割登録された商品を数字や記号によって分割単位に区分することができる記号とするようにしてもよい。このような分割識別子を使用した場合、会計装置における会計精算時に画面に買い上げ明細情報を表示する場合には取引記号に基づいて一取引の扱いで行ない、レシートの発行は分割識別記号に基づいて分割識別記号単位に分割して発行することができる。また、当該顧客がレシートの分割発行を行なうことを止めて一枚のレシートに全ての買い上げ明細情報を印刷し発行を行ないたい場合には、図示されていない会計装置の画面に設けた纏め発行ボタンを押下することにより、分割登録されている買い上げ明細情報を取引記号に基づき全ての買い上げ明細情報を一枚のレシートに印刷して発行することができる。
買い上げ明細画面には、顧客が購入する商品(登録された商品)の明細を顧客が所望した分割の単位に区分し表示する明細エリアT(明細表示領域)が設けられている。明細エリアTには、分割された買い上げ明細が、一取引として且つ分割単位に目視確認容易に連続して前記領域内に表示される。なお、明細エリアTの表示内容は、明細エリアT上をタッチしたまま指を動かすことにより、上下左右にスクロール可能である。或いは、買い上げ明細画面に表示される上ボタンU又は下ボタンDを押下することにより明細エリアTの表示内容を上下にスクロールしてもよい。なお、本買い上げ明細画面に商品を分割登録するための分割ボタンを表示してもよい。
図7及び図8(a)は、友達4人で、3種類の商品(商品1〜商品3)をそれぞれ1個ずつ購入し、それぞれのレシート(4枚)を分割して発行する場合の例である。
CPU301は、中央演算処理装置であり、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、会計用POSレジスタ30の動作を制御する。
印刷手段309は、会計(商品の買上金額の精算)が終了した場合、顧客が持ち帰る会計済みレシートを印刷して発行する。
図10は、一実施形態における、印刷用POSレジスタ20の動作を示すフローチャートである。
まず、CPU201は、買い上げ明細画面を表示部(店員用)205に表示する(ステップS101)。このとき、CPU201は、RAM203に記憶される買い上げ明細表示設定に基づいて、明細エリアTの表示方法を決定する。
次に、店員が、印刷用POSレジスタ20のスキャナ部204を用いて、商品のバーコードを読み込ませる。スキャナ部204は、バーコードが示すJANコードを読み込む(ステップS102)。
分割ボタンが押下された場合(ステップS104:Yes)、CPU201は、買い上げ明細情報に書き込む分割識別子を変更する(ステップS105)。例えば、CPU201は、分割識別子に1加算する。
一方、分割ボタンが押下されていない場合(ステップS104:No)、又はステップS105に続いて、CPU201は、商品登録が完了したか否かを判定する(ステップS106)。具体的には、CPU201は、操作部206にある印刷ボタンまたは現計キーが押下された場合に、商品登録が完了したと判定する。店員は、買い物かごに入っている全ての商品のバーコードが読まれたら、操作部206にある「印刷」ボタンまたは「現計」キーを押す。
最後に、レシート印刷手段209が、生成された精算用コードを精算用レシートに印刷する(ステップS108)。
まず、顧客は、会計用POSレジスタ30のスキャナ部304を用いて、精算用レシート40の精算用コードを読ませる。スキャナ部304は、精算用コードを読み取る(ステップS201)。
会計完了後に、CPU301は、読み出した買い上げ明細情報に含まれる分割識別子に基づいて、印刷手段309に顧客が持ち帰る会計済みレシートを単数枚又は複数枚印刷させる(S204)。具体的には、CPU301は、分割単位毎に会計済みレシートを発行する。すなわち、CPU301は、分割識別子が同じ商品の買い上げ明細を同一の会計済みレシートに印刷する。
例えば、上述した実施形態では、商品登録中に商品を分割しているが、客が購入する全ての商品について商品登録が完了した後、商品を分割してもよい。例えば、店員は、登録した商品(買い上げ明細)を表示部(店員用)205に表示させ、顧客が分割を所望する商品を複数選択(選択された商品明細は反転表示、或いは、符号により選択と未選択とが容易に識別可能)した後、分割ボタンを押下して買い上げ明細の分割登録をする。
また、分割された商品の分割識別子の変更及び分割の取り消しをできるようにしてもよい。例えば、操作部206又は表示部(店員用)205のタッチパネルに分割変更ボタンを設け、分割変更ボタンの押下により、分割識別子の変更や分割の取り消し等を行う。
また、図6における一実施形態において、印刷用POSレジスタ20の表示部(店員用)205に表示する買い上げ明細画面の明細エリアTに顧客が購入する商品(登録された商品)の明細を顧客が所望した分割の単位に区分して表示するようにしたが、例えば、図示されていない明細エリアTの表示切り替えボタン(ワンタッチボタン)によって、明細エリアTに表示させた顧客が購入する商品(登録された商品)の明細を所望した分割単位の表示から顧客が購入する商品(登録された商品)の明細を品目毎に纏めて表示するように表示を切り換えるようにしてもよい。これにより、店員は登録した商品の数や金額が品目毎にまとまって表示されるので登録状況を把握し易く取消しや訂正の操作が行ない易く登録ミス等を軽減させるとともに、顧客が分割を所望する商品が会計前に確実にレシートにおいて分割発行されることを確認することができるので分割ミスを把握し易くなるという両方の効果を奏する。
Claims (4)
- 顧客が購入する商品を取引毎に登録する登録手段と、
前記登録手段により登録された一取引に係る複数の商品を分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された商品を分割単位毎に区分して表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする商品登録装置。 - 前記表示手段は、前記分割手段により分割された単位毎に商品の表示色又は背景色を異ならせる、或いは、前記分割手段により分割された単位毎に商品を区分する境界線を設ける、或いは、前記分割手段により分割された単位毎に付番して商品を表示する、或いは、前記分割手段により分割された単位毎に商品を前記会計装置において発行されるレシートのイメージに変換して表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の商品登録装置。 - 会計装置において前記商品の精算時に用いられる精算用コードであって、前記分割手段により分割された単位毎にレシートを発行させるための精算用コードを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された精算用コードを印刷媒体に印刷する印刷手段と、
を更に備え、
前記生成手段は、前記商品を前記会計装置において一取引として精算させるための会計情報と、前記会計装置に前記分割手段により分割された単位毎にレシートを発行させるための分割発行情報とを前記精算用コードに含める
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の商品登録装置。 - 請求項1から3いずれか1項に記載の商品登録装置と、
前記印刷媒体に印刷された前記精算用コードに基づき前記顧客自らが会計操作し、前記精算用コードに基づき単数枚又は複数枚のレシートを発行する会計装置と
を備えるPOSシステム。
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