JP6175741B2 - 精算装置、チェックアウトシステムおよびプログラム - Google Patents

精算装置、チェックアウトシステムおよびプログラム Download PDF

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本発明は、精算装置、チェックアウトシステムおよびプログラムに関する。
現在、商品を登録する商品登録装置と、登録された商品の精算を買い物客自らが行なう精算装置装置とからなるPOS(Point Of Sales)システムがある。このようなPOSシステムでは、商品登録装置が、商品を登録し、登録した商品を精算するための精算用レシートを発行する。精算用レシートには、登録された商品を特定するためのコードが印刷されている。買い物客は、発行された精算用レシートを持って精算装置へ行き、精算装置にある専用ボックスに精算用レシートを置く。そして、精算装置が、専用ボックスに置かれた精算用レシートのコードをスキャナにより読み取り、読み取った情報に基づいて精算処理を開始する。
このようなPOSシステムでは、精算が終わり、買い物客が精算装置から離れるときに精算用レシートを専用ボックスに置いたままにすると、次の買い物客が精算をする際に、置かれたままの精算用レシートが再度読み込まれる場合があった。また、次の買い物客が置かれたままの精算用レシートを不正に利用して精算することも考えられる。
特許文献1には、同一のバーコードが二重に読み取られた場合に、エラーを発生するPOS端末システムが記載されている。
特開平4−147396号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、同一のバーコードが二重に読み取られるとエラーを発生するため、そのエラーを解除するために店員が対応しなければならない。このため、買い物客が操作する精算装置の場合、店員を呼ばなければならず、買い物客はスムーズな精算処理ができないという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、算済みの媒体が精算装置に残っていた場合であっても、媒体の二重読取りによるエラーを発生することなく不正を防ぐことができるとともに、買い物客がスムーズに会計を行なうことができる精算装置、チェックアウトシステムおよびプログラムを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、登録装置において登録された取引を特定する情報を引き継いで精算処理を行う精算装置であって、前記登録された取引を特定する会計識別情報が記録された媒体を読み取って前記会計識別情報を抽出する読取手段と、前記読取手段で抽出された会計識別情報を記憶する記憶手段と、前記記憶された会計識別情報に基づき前記会計識別情報によって特定される前記登録された取引の少なくとも支払要求金額を表示する表示手段と、前記読取手段によって抽出された前記会計識別情報が前記表示手段で前記取引の少なくとも支払要求金額を表示させた前記記憶手段に記憶する精算済みの会計識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定において前記抽出された会計識別情報が前記表示手段で前記取引の少なくとも支払要求金額を表示させた前記記憶手段に記憶する精算済みの会計識別情報と一致していると判定した場合、前記読取手段によって抽出された前記会計識別情報を破棄する制御手段と、を備えたことを特徴とする精算装置である。
また、本発明の精算装置において、前記制御手段は、前記読取手段によって抽出された前記会計識別情報を破棄する場合、エラー等を表示させないことを特徴とする。
また、本発明は、精算装置と、取引を登録する登録装置とを備えたことを特徴とするチェックアウトシステムである。
また、本発明は、登録装置において登録された取引を特定する情報を引き継いで精算処理を行う精算装置として機能させるプログラムであって、前記登録された取引を特定する会計識別情報が記録された媒体を読み取って前記会計識別情報を抽出する読取手段と、前記読取手段で抽出された会計識別情報を記憶する記憶手段と、前記記憶された会計識別情報に基づき前記会計識別情報によって特定される前記登録された取引の少なくとも支払要求金額を表示する表示手段と、前記読取手段によって抽出された前記会計識別情報が前記表示手段で前記取引の少なくとも支払要求金額を表示させた前記記憶手段に記憶する精算済みの会計識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定において前記抽出された会計識別情報が前記表示手段で前記取引の少なくとも支払要求金額を表示させた前記記憶手段に記憶する精算済みの会計識別情報と一致していると判定した場合、前記読取手段によって抽出された前記会計識別情報を破棄する制御手段と、を備えたことを特徴とする精算装置として機能させるプログラムである。
この発明によれば、読み取った媒体の識別情報が精算済みの場合、エラーを発生することなく当該媒体を読み捨てるので、不正を防ぐことができるとともに、店員がエラー解除の操作を行う必要がないため、買い物客はスムーズに精算処理を進めることができる。
また、本発明は、上記の精算装置において、前記第1の装置は、前記登録された取引を特定する前記識別情報として精算用コードを媒体に出力する商品登録装置であり、前記精算装置の読取手段は、前記媒体に出力された精算用コードを読み取ることを特徴とする。
この発明によれば、商品を登録し、登録した商品の取引を特定するための精算用コードを出力する商品登録装置と、精算用コードに基づいて精算する精算装置とから構成されるシステムにおいて、媒体の二重読取りによるエラーを発生することなく不正を防ぐことができるとともに、買い物客がスムーズに会計を行なうことができる。
また、本発明は、上記の精算装置において、前記第1の装置は、前記登録された取引を特定する前記識別情報として精算用コードを媒体に出力する携帯端末であり、前記精算装置の読取手段は、前記媒体に出力された精算用コードを読み取り、前記精算装置は、前記読取手段により読み取られた媒体の会計に、商品を追加登録する登録手段を備えることを特徴とする。
この発明によれば、商品を登録し、登録した商品の取引を特定するための精算用コードを出力する携帯端末と、精算用コードに基づいて商品の追加登録及び精算をする精算装置とから構成されるシステムにおいて、媒体の二重読取りによるエラーを発生することなく不正を防ぐことができるとともに、買い物客がスムーズに会計を行なうことができる。
また、本発明は、上記の精算装置において、前記制御手段は、前記判定手段により前記識別情報の抽出が1度目ではないと判定された場合は、エラーを発生することなく当該媒体により特定される取引を精算の対象外とすことを特徴とする。
また、本発明は、上記の精算装置において、前記精算装置は表示部を備え、前記制御手段は、前記判定手段により前記識別情報の抽出が1度目ではないと判定された場合、メッセージを前記表示部に表示することを特徴とする。
この発明によれば、媒体が存在する旨のメッセージを表示するため、精算装置の近くを通った店員や精算を行なおうとする顧客が、そのメッセージを読むことで精算済みの媒体が残っていることに気付き、その媒体を取り除く可能性が高くなる。これにより、読取手段が精算済みの媒体を何度も読み取り続けることを防ぎ、読取手段の負担を軽減することができる。
本発明によれば、読み取った媒体の識別情報が精算済みの場合、エラーを発生することなく当該媒体を読み捨てるので、不正を防ぐことができるとともに、店員がエラー解除の操作を行う必要がないため、買い物客はスムーズに精算処理を進めることができる。
本発明の一実施形態であるチェックアウトシステムが店舗のフロアに設置されて稼働している様子を表す斜視図である。 同実施形態における商品登録装置の構成を表す概略のブロック図である。 同実施形態における精算装置の外観構成を示す正面図である。 同実施形態における精算装置の構成を表す概略のブロック図である。 同実施形態における商品登録装置の印刷部が印刷する精算用レシートの例である。 同実施形態における精算用レシートとスキャナ部との位置関係を示す概略図である。 同実施形態における精算装置が実行する精算処理の手順の一部を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるチェックアウトシステムが店舗のフロアに設置されて稼働している様子を表す斜視図である。同図に示すように、チェックアウトシステム100は、5台の商品登録装置10と、6台の精算装置20とを含んで構成される。商品登録装置10は商品登録カウンタ11に設置され、2台の精算装置20は精算カウンタ21に設置される。
また、チェックアウトシステム100が設置される店舗のバックヤードには、図示しないストアコントローラが設置されている。そして、ストアコントローラと、チェックアウトシステム100の5台の商品登録装置10および6台の精算装置20それぞれとは、図示しないLAN(Local Area Network)を介して接続されている。ストアコントローラは、例えばコンピュータ装置であり、当該店舗が扱う商品に関する情報である商品データテーブルを含む商品データファイルを記録している。ストアコントローラは、商品の販売状況や仕入れ状況等に応じて、例えば日ごとに商品データファイルを更新し、5台の商品登録装置10および6台の精算装置20それぞれに送信する。商品データファイルの詳細については後述する。なお、ストアコントローラは、チェックアウトシステムの一部であってもよいし、チェックアウトシステムに接続されるものであってもよい。
商品登録装置10は、買い物客Cが購入する商品(買上商品)の商品識別情報を、オペレータSの操作にしたがって登録し、この登録した商品識別情報を二次元コード化して精算用レシート(媒体)に印刷する装置である。
商品識別情報は、商品に添付、貼付、印刷等されたバーコードに記録された、当該商品を識別する情報である。商品識別情報は、例えば13桁のJAN(Japanese Article Number)コードである。
商品登録装置10は、オペレータSと買い物客Cとが商品登録カウンタ11を挟み向き合って立つように商品登録カウンタ11に設けられる。よって、オペレータSと買い物客Cとは、商品登録装置10が印刷し出力した精算用レシートの受け渡しを行い易い。
精算装置20は、商品登録装置10が印刷した精算用レシートを所持する買い物客Cの操作によって、その精算用レシートに印刷された二次元コードを読み取り、その二次元コードから二次元コード記録情報を抽出する。そして、精算装置20は、抽出した二次元コード記録情報に含まれる商品識別情報と、精算装置20が記憶している商品データファイルの商品データテーブルとに基づいて、買い物客Cの買上商品の商品名と販売価格と買上数とを対応付けた買上商品テーブルデータを生成する。また、精算装置20は、買上商品テーブルデータについて、買上商品の買上点数(買上商品の総数)と買上小計金額と買上合計金額とを計算する。このうち、買上合計金額は、買い物客Cの買上商品全ての販売価格の合計金額であり、つまり支払要求金額である。
精算装置20は、タッチパネル付表示装置を備える。このタッチパネル付表示装置は、例えばタッチパネル式液晶ディスプレイ装置で実現される。精算装置20は、タッチパネル付表示装置に会計メニューを表示させる。この会計メニューは、買い物客Cの買上商品テーブルデータと買上点数と買上小計金額と支払要求金額との表示項目を含む。
また、精算装置20は、精算処理に移行させるための会計キーと、釣銭機に釣銭処理を開始させるための精算キーとを、会計メニューに含めてタッチパネル付表示装置に表示する。選択キーおよび会計キーは、タッチパネル付表示装置のタッチパネルが認識可能なGUI(Graphical User Interface)操作キーである。
精算装置20は、釣銭機を備え、買い物客Cによって投入される金銭についての釣銭処理を行う。
精算装置20は、釣銭機による釣銭処理の後、明細レシートおよび領収書、または明細レシートのみを印刷する。
精算カウンタ21は、店舗の商品展示フロアから商品登録カウンタ11を経由して買い物客Cが移動する先に配置されるのが好ましい。図1に示す店舗のフロアでは、斜視図における左手前から右手奥の方向に買い物客Cが移動するように、商品登録カウンタ11と精算カウンタ21とが設置されている。商品登録装置10が印刷した精算用レシートをオペレータSから受け取った買い物客Cは、3台の精算カウンタ21のうちいずれか所望の精算カウンタ21、例えば空いていたり精算待ちの客数が少なかったりする精算カウンタ21に移動して精算を行うことができる。つまり、チェックアウトシステム100において、使用可能な精算装置20は、精算用レシートを印刷した商品登録装置10によって限定されない。
なお、チェックアウトシステム100における商品登録装置10の台数および精算装置20の台数は、5台および6台に限らず、例えば店舗の規模やコストに応じて決められる。本実施形態においては、説明を簡略化するために、それぞれ1台の商品登録装置10と精算装置20とを備えたチェックアウトシステム100について以下説明する。
図2は、商品登録装置10の構成を表す概略のブロック図である。同図に示すように、商品登録装置10は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、スキャナ部104と、店員用表示部105と、客用表示部106と、ハードディスク107と、店員用操作部108と、通信部109と、ブザー110と、印刷部111とが、バス112を介して接続された構成を有する。
CPU101は、ROM102に記憶された商品登録プログラムを読み出してRAM103に展開し、この展開した商品登録プログラムの各ステップを実行することにより、商品登録装置10全体を制御する制御部である。CPU101は、商品登録プログラムを実行することにより、買い物客Cの買上商品の商品識別情報と各会計(取引)を識別するための会計識別情報(媒体を識別する識別情報)とを含む二次元コード記録情報を生成して二次元コード化する。この二次元コードは、例えばQRコード(登録商標)である。会計識別情報は、取引を特定する情報である。
ROM102は、上記のとおり、CPU101に実行させる商品登録プログラムを記憶し、また、商品登録装置10の識別情報である商品登録装置識別情報を記憶する。
RAM103は、CPU101によってROM102から読み出される商品登録プログラムを展開したり、CPU101による商品登録プログラムの処理実行によって生成される各種変数やデータを記憶したりする。
スキャナ部104は、バーコードを読み取ってそのバーコードに記録された情報を抽出するバーコードリーダである。オペレータSの作業によって、買い物客Cの買上商品に添付、貼付、印刷等されたバーコードがスキャナ部104のバーコード読取領域に読取り可能に位置付けられると、スキャナ部104は、そのバーコードを読み取ってバーコードに記録された商品識別情報を抽出してRAM103に記憶する。
店員用表示部105は、オペレータSに情報を提示する表示部であり、例えば液晶ディスプレイ装置で実現される。スキャナ部104が商品のバーコードを読み取ってそのバーコードに記録された商品識別情報をRAM103に記憶するたびに、CPU101は、その商品識別情報とハードディスク107に記憶された商品データファイルの商品データテーブルとに基づいて、当該商品の商品名と販売価格とを商品データテーブルから抽出して店員用表示部105に供給する。そして、店員用表示部105はそれら商品名と販売価格とを取り込んで表示する。
客用表示部106は、買い物客Cに情報を提示する表示部であり、例えば液晶ディスプレイ装置で実現される。客用表示部106は、例えば、店員用表示部105がCPU101から供給を受けて表示する情報と同一の情報を、CPU101から供給を受けて表示する。つまり、客用表示部106は、登録される商品の商品名と販売価格とを表示する。
ハードディスク107は、通信部109を介して接続されたストアコントローラから供給される商品データファイルを記録する磁気ハードディスク装置である。なお、ハードディスク107は、ROM102の代わりに商品登録プログラムを記録してもよい。
店員用操作部108は、“0”から“9”までの各数字を入力する10個の数字キーと、買上商品の登録が完了したことを入力する現計キーとを備える。この現計キーは、精算用レシートの印刷開始を指示する印刷キーを兼ねている。
なお、店員用操作部108は、特定商品の商品識別情報を入力するようにあらかじめ登録した商品指定キーを備えてもよい。これにより、特定商品については、バーコードを読み取らせる操作ではなく当該特定商品に対応する商品指定キーを押下する操作によって、商品登録装置10は、当該特定商品の商品識別情報を登録する。
通信部109は、外部装置と通信する通信インタフェースであり、例えば、ストアコントローラとLANを介して接続されるネットワーク・インタフェースである。
ブザー110は、確認音や警告音を発生する音発生装置であり、例えば、スキャナ部104がバーコードを正常に読み取ったときや、店員用操作部108の各キーが押されたとき、オペレータSによって誤った操作が行われたとき等にデジタル合成音を発音する。
印刷部111は、CPU101が生成した二次元コードを例えば紙媒体に印刷し、この紙媒体を精算用レシートとして出力する。
図3は、精算装置20の外観構成を示す正面図である。図4は、精算装置20の構成を表す概略のブロック図である。同図に示すように、精算装置20は、CPU(抽出手段、判定手段、制御手段)201と、ROM202と、RAM203と、スキャナ部(読取手段)204と、表示部205と、客用操作部206と、通信部207と、ブザー208と、印刷部209と、釣銭機210とが、バス211を介して接続された構成を有する。
CPU201は、ROM202に記憶された精算プログラムを読み出してRAM203に展開し、この展開した精算プログラムのステップを実行することにより、精算装置20全体を制御する制御部である。CPU201は、精算プログラムを実行することにより、精算用レシートに印刷された二次元コードから得られる二次元コード記録情報に基づいて精算処理を行う。
具体的には、精算処理において、CPU201は、スキャナ部204が二次元コードを読み取った二次元コード記録情報から会計識別情報と商品識別情報とを抽出してRAM203に記憶する。そして、CPU201は、二次元コード記録情報から読み取った会計識別情報の取引が、精算済みの取引であるか否かを判定する。具体的には、CPU201は、抽出した会計識別情報がRAM203に記憶されている精算済みの会計識別情報と一致するか否かを判定する。CPU201は、抽出した会計識別情報が精算済みの会計識別情報と一致する場合に、当該取引が精算済みであると判定する。CPU201は、抽出した会計識別情報が精算済みの会計識別情報と一致する(当該取引が精算済みである)場合は、当該二次元コードを精算の対象とせず、RAM203に記憶した当該二次元コードの商品識別情報を削除(破棄)する。このとき、CPU201は、エラーを表示部205に表示しない(エラーを発生しない)。一方、CPU201は、抽出した会計識別情報が精算済みの会計識別情報と一致しない(当該取引が精算済みでない)場合は、精算処理を進める。CPU201は、RAM203に記憶された商品識別情報をキーとして、あらかじめRAM203に記憶された商品データファイルの商品データテーブルから、買い物客Cの買上商品の商品名と販売価格と買上数とを対応付けた買上商品データテーブルを生成する。また、CPU201は、買上商品テーブルデータについて、買上商品の買上点数(買上商品の総数)と買上小計金額と買上合計金額(支払要求金額)とを計算する。
また、CPU201は、精算処理において、買い物客Cによって釣銭機210に投入された金銭の額に応じた釣銭処理を実行する。
また、CPU201は、精算処理が完了すると、抽出した会計識別情報を精算済みの会計識別情報としてRAM203に記憶する。
ROM202は、上記のとおり、CPU201に実行させる精算プログラムを記憶し、また精算装置20の識別情報である精算装置識別情報を記憶する。
RAM203は、通信部207を介して接続されたストアコントローラから供給される商品データファイルを記憶する。また、RAM203は、CPU201によってROM202から読み出される精算プログラムを展開したり、CPU201による精算プログラムの処理実行によって生成される各種変数やデータを記憶したりする。
スキャナ部204は、二次元コードを読み取ってその二次元コードに記録された二次元コード記録情報を抽出する二次元コードリーダである。買い物客Cの作業によって、精算用レシートに印刷された二次元コードがスキャナ部204の二次元コード読取領域に読取り可能に位置付けられると、スキャナ部204は、その二次元コードを読み取って二次元コードに記録された商品識別情報を抽出してRAM203に記憶する。
表示部205は、買い物客Cに情報を提示する表示部であり、例えば液晶ディスプレイ装置である。表示部205は、CPU201の制御によって各種情報を表示する。具体的には、表示部205は、買い物客Cの買上商品テーブルデータと買上点数と買上小計金額と支払要求金額との表示項目を含む会計メニューを表示する。また、表示部205は、CPU201の制御によって、GUI操作キーである選択キーと会計キーとを会計メニューに含めて表示する。また、表示部205は、CPU201から供給される精算金額の情報を表示する。精算金額は、釣銭機210が釣銭処理を行ってCPU201に通知する精算後の金額である。
客用操作部206は、表示部205に併せ設けられ、CPU201の制御により表示部205に表示されるGUI操作キーの操作によって操作信号を生成するタッチパネル式入力装置である。客用操作部206は、CPU201に精算処理を開始させるための会計キーと、釣銭機210に釣銭処理を開始させるための精算キーとを備える。すなわち、表示部205と客用操作部206とは、タッチパネル式液晶ディスプレイ装置を構成する。
通信部207は、外部装置と通信する通信インタフェースであり、例えば、ストアコントローラとLANを介して接続されるネットワーク・インタフェースである。
ブザー208は、確認音、警告音、店員の呼出し音等を発生させる音発生装置であり、例えば、スキャナ部204が二次元コードを正常に読み取ったときや、客用操作部206の各キーが押されたとき、買い物客Cによって誤った操作が行われたとき等にデジタル合成音を発音する。
印刷部209は、CPU201の制御により明細レシートを印字して出力する。
釣銭機210は、硬貨および紙幣の投入口と排出口とを備えた自動釣銭機である。釣銭機210は、買い物客Cによって投入口に投入された硬貨および紙幣またはいずれか一方を計数してその入金額をCPU201に通知する。また、釣銭機210は、CPU201から通知される返金額に基づいて、その返金額の金銭を出金し排出口に排出する。
図5は、商品登録装置10の印刷部111が印刷する精算用レシート40の例である。
図5(a)は、本実施形態における精算用レシート40の一例である。図示するように、精算用レシート40には、二次元コードC1が印刷される。この二次元コードC1は、会計識別情報と買上商品の商品識別情報とを含む二次元コード記録情報を記録する。商品登録装置10は、会計識別情報と買上商品の商品識別情報とを含む二次元コード記録情報を生成し、生成した二次元コード記録情報を二次元コード化して精算用レシート40に印刷する。精算装置20は、スキャナ部204により二次元コードC1を読み取り、会計識別情報と買上商品の商品識別情報とを抽出する。
なお、本実施形態では、精算用レシート40に二次元コードC1を印刷しているが、例えば会計識別情報を記録したバーコード等、印刷するコードは各会計を識別できるものであればよい。図5(b)は、バーコードC2が印刷された精算用レシート40の一例である。精算用レシート40に印刷されたバーコードC2は、会計識別情報を記録する。この場合、商品登録装置10は、会計識別情報と買上商品の商品識別情報とをストアコントローラに送信するとともに、会計識別情報を記録したバーコードC1を精算用レシート40に印刷する。ストアコントローラは、商品登録装置10から会計識別情報と買上商品の商品識別情報とを受信すると、受信した会計識別情報と買上商品の商品識別情報とを対応付けて記憶する。精算装置20は、スキャナ部204によりバーコードC1を読み取り、会計識別情報を抽出する。また、精算装置20は、抽出した会計識別情報をストアコントローラに送信することにより、当該会計識別情報に対応する買上商品の商品識別情報を取得する。ストアコントローラは、精算装置20から会計識別情報を受信すると、受信した会計識別情報に対応する買上商品の商品識別情報を返信する。
ここで、二次元コードC1及びバーコードC2が、各会計を精算するための精算用コードである。
図6は、精算装置20における精算用レシート40とスキャナ部204との位置関係を示す概略図である。
スキャナ部204は、精算用レシート40に印刷された二次元コードC1がスキャナ部204の二次元コード読取領域Aに位置付けられると、二次元コードC1を読み取る。精算装置20のCPU201は、スキャナ部204が二次元コードC1を読み取ると、精算処理を開始する。買い物客Cは、スキャナ部204の二次元コード読取領域Aに二次元コードC1が位置するように精算用レシート40を置くことにより、精算を開始する。
ここで、精算済みの精算用レシート40が二次元コード読取領域Aに残っていた場合、次の買い物客Cが精算を開始するときに、残っている精算済みの精算用レシート40の二次元コードC1をスキャナ部204が読み取ってしまうことがある。そのため、本実施形態における精算装置20のCPU201は、スキャナ部204が精算済みの二次元コードC1を読み取った場合は、エラーを発生することなく読み取った二次元コードC1の情報を破棄する。これにより、精算済みの精算用レシート40に基づいて再度精算処理を行うことを防ぐことができる。
以下、精算装置20が実行する精算処理について説明する
図7は、精算装置20が実行する精算処理の手順の一部を示すフローチャートである。
CPU201が、ROM202に記憶された精算プログラムを読み出してRAM203に展開し、この展開された精算プログラムの実行を開始すると、精算装置20は同図のフローチャートによる精算処理を開始する。
なお、精算装置20は、精算処理を実行する前に、ストアコントローラから供給される商品データファイルをRAM203にあらかじめ記憶してある。
まず、ステップS101の処理において、CPU201が、会計識別情報を読み取ったか否かを判定する。具体的には、CPU201は、スキャナ部204が二次元コードC1を読み取ったか否かを判定する。買い物客C自身の作業によって、精算用レシート40に印刷された二次元コードC1がスキャナ部204の二次元コード読取領域Aに読取り可能に位置付けられると、スキャナ部204はその二次元コードC1を読み取る。次に、CPU201は、スキャナ部204が読み取った二次元コードC1に記録された二次元コード記録情報を抽出してRAM203に記憶させる。そして、CPU201は、二次元コード記録情報から会計識別情報を読み取る。CPU201は、会計識別情報を読み取っていない場合(すなわち、スキャナ部204が二次元コードを読み取っていない場合)は、ステップS101の処理を再度実行する。一方、CPU201は、会計識別情報を読み取った場合(すなわち、スキャナ部204が二次元コードを読み取った場合)は、ステップS102の処理に移行する。
続いて、ステップS102の処理において、CPU201は、読み取った会計識別情報が精算済みか否かを判定する。具体的には、CPU201は、読み取った会計識別情報が、RAM203に記憶されている精算済みの会計識別情報と一致する場合に、当該会計識別情報が精算済みであると判定する。当該会計識別情報が精算済みである場合はステップS103の処理に移行し、当該会計識別情報が精算済みでない場合はステップS104の処理に移行する。
当該会計識別情報が精算済みである場合(ステップS102:Yes)、ステップS103の処理において、CPU201は、当該会計識別情報(精算用レシート40)を精算の対象外とし、RAM203に記憶した当該会計識別情報の二次元コード記録情報を削除(破棄)し、ステップS101の処理へ戻る。このとき、CPU201は、エラーを表示部205に表示しない。
一方、当該取引が精算済みでない場合(ステップS102:No)、ステップS104の処理において、CPU201は、RAM203に記憶した二次元コード記録情報に含まれる商品識別情報の商品データ(商品名と販売価格等)をRAM203の商品データテーブルから読み出し、買上商品テーブルデータを生成する。そして、CPU201は、生成した買上商品テーブルに基づいて、買い物客Cの買上商品テーブルデータと買上点数と買上小計金額と支払要求金額との表示項目を含む会計メニューを表示部205に表示する。
続いて、ステップS105の処理において、CPU201は、表示部205に精算操作を進めるための指示を表示させる。その後、買い物客が表示部205に表示された指示に従い、精算する。具体的には、CPU201は、買上合計金額(支払要求金額)を表示項目に含めた精算要求メニューを表示部205に表示させる。支払要求金額に応じた金銭が買い物客Cによって釣銭機210の投入口に投入されると、釣銭機210は、投入された金銭を入金し、その入金額をCPU201に通知する。そして、CPU201は、入金額をRAM203に記憶させる。CPU201は、RAM203に記憶した支払要求金額と入金額との差額(入金額−支払要求金額)を計算し、その差額が正整数である場合には、その差額を釣銭額としてRAM203に記憶する。次に、CPU201は、釣銭額を釣銭機210に通知する。釣銭額の通知を受けた釣銭機210は、釣銭額の金銭を出金し排出口に排出する。そして、釣銭機210は、釣銭処理の完了通知をCPU201に供給する。次に、CPU201は、RAM203に記憶した支払要求金額と入金額と釣銭額とを表示項目に含めた精算完了メニューを表示部205に表示させる。最後に、CPU201は、ステップS101の処理において読み出した会計識別情報を精算済みの会計識別情報としてRAM203に記憶し、本フローチャートの処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、精算装置20において、読み取った二次元コードC1の会計識別情報が精算済みの場合、当該二次元コードを読み捨てるので、二次元コードC1の二重読み取りを防止し、不正を防ぐことができる。また、このとき、精算装置20はエラーを発生しないため、店員がエラー解除の操作を行う必要がなく、買い物客はスムーズに精算処理を進めることができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、商品を登録する商品登録装置10と、買い物客自らが精算する精算装置20とから構成されるチェックアウトシステムについて説明したが、商品を登録する第1の装置と、第1の装置において登録された商品を精算する精算装置とから構成されるシステムであれば、この構成に限られることはない。例えば、商品を登録するハンディーターミナル(携帯端末)を第1の装置とし、ハンディーターミナルの情報を引き継いで商品の登録及び精算をする登録精算装置を精算装置としてもよい。
ハンディーターミナルは、バーコードを読み取ってそのバーコードに記録された情報を抽出するバーコードリーダと、精算用レシート40を印刷して出力するプリンタとを備える。オペレータまたは買い物客の作業によって、買い物客の買上商品に添付、貼付、印刷等されたバーコードがバーコードリーダのバーコード読取領域に読取り可能に位置付けられると、ハンディーターミナルは、そのバーコードを読み取ってバーコードに記録された商品識別情報を抽出して登録(記憶)する。そして、ハンディーターミナルは、ハンディーターミナルに備えられた印刷ボタンが操作されると、会計識別情報と登録した買上商品の商品識別情報とを含む二次元コード記録情報を生成し、生成した二次元コード記録情報を二次元コード化して精算用レシート40に印刷する。
買い物客は、出力された精算用レシート40を持って、オペレータの操作する登録精算装置へ行き、精算用レシート40をオペレータに渡す。オペレータは、登録精算装置の備える二次元コードリーダの二次元コード読取可能領域に精算用レシート40の二次元コードC1を位置づける。登録精算装置は、一般的なPOSレジスタであり、二次元コードを読み取ってその二次元コードに記録された二次元コード記録情報を抽出する二次元コードリーダと、バーコードリーダとを備える。登録精算装置は、二次元コード読取可能領域に精算用レシート40の二次元コードC1が位置づけられると、二次元コードを読み取り二次元コード記録情報を抽出する。そして、登録精算装置は、二次元コード記録情報に含まれる会計識別情報が、記憶している精算済みの会計識別情報と一致するか否かを判定する。登録精算装置は、二次元コード記録情報に含まれる会計識別情報が精算済みの会計識別情報と一致する場合は、エラーを表示せずに、抽出した二次元コード記録情報を破棄する。一方、登録精算装置は、二次元コード記録情報に含まれる会計識別情報が精算済みの会計識別情報と一致しない場合は、抽出した二次元コード記録情報に含まれる商品識別情報を一会計とし、商品の登録処理及び精算処理進める。例えば、登録精算装置(登録手段)は、買い物客Cの買上商品に添付、貼付、印刷等されたバーコードがバーコードリーダにより読み取られると、バーコードに記録された商品識別情報を当該会計に追加登録する。また、登録精算装置は、登録精算装置の備える小計キーが押下されると、当該会計の精算処理を開始する。
なお、本実施形態の場合、精算済の媒体40がスキャナ部204に残ったまま精算が可能となっているので、いつまでもスキャナ部204が読取りを続けてしまうことがある。この場合、二重読取りによる問題は起こらなくなるものの、スキャナ部204の負担を与え続けることになる。
そのため、CPU201は、スキャナ部204が読み取った媒体40が既に精算済みであると判定した場合、エラーを発生させないまま、媒体がスキャナ部204に残っている旨を示すメッセージ、例えば「スキャナ部に残っている券を取ってください」などを表示部205に表示してもよい。
このようにすることで、精算装置20は買い物客が精算可能なまま、精算装置20の近くを通った店員や精算を行なおうとする顧客が、そのメッセージを読むことでスキャナ部204に残る媒体40に気づき、その券をスキャナ部204から当該媒体40を取り除く可能性が高くなる。よって、スキャナ部204の負担を減らすことができる。
なお、上記に説明したチェックアウトシステムを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、実行処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
(付記1)商品を登録する第1の装置から前記登録された取引を特定する情報を引き継いで精算する精算装置であって、
前記登録された取引を特定する情報が記憶された媒体を読み取る読取手段と、
前記読取手段が読み取った媒体により特定される取引が、精算済みの取引であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により精算済みと判定された場合は、エラーを発生することなく当該媒体により特定される取引を精算の対象外とし、前記判定手段により精算済みの取引でないと判定された場合は、当該媒体の精算を進めるよう処理する制御手段と、
を備えることを特徴とする精算装置。
(付記2)前記第1の装置は、前記登録した取引を特定するための精算用コードを媒体に出力する商品登録装置であり、
前記精算装置の読取手段は、前記媒体に出力された精算用コードを読み取る
ことを特徴とする付記1に記載の精算装置。
(付記3)前記第1の装置は、前記登録した取引を特定するための精算用コードを媒体に出力する携帯端末であり、
前記精算装置の読取手段は、前記媒体に出力された精算用コードを読み取り、
前記精算装置は、前記読取手段により読み取られた媒体の会計に、商品を追加登録する登録手段を備える
ことを特徴とする付記1に記載の精算装置。
(付記4)前記精算装置は表示部を備え、
前記制御手段は、前記判定手段により精算済みと判定された場合は、エラーを発生することなく当該媒体により特定される取引を精算の対象外とするとともに、前記媒体が存在する旨のメッセージを前記表示部に表示する
ことを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の精算装置。
10・・・商品登録装置、11・・・商品登録カウンタ、20・・・精算装置、21・・・精算カウンタ、100・・・チェックアウトシステム、101・・・CPU、102,202・・・ROM、103,203・・・RAM、104・・・スキャナ部、105・・・店員用表示部、106・・・客用表示部、107・・・ハードディスク、108・・・店員用操作部、109,207・・・通信部、110・・・ブザー、111・・・印刷部、112,211・・・バス、201・・・CPU(抽出手段、判定手段、制御手段)、204・・・スキャナ部(読取手段)、205・・・表示部、206・・・客用操作部、208・・・ブザー、209・・・印刷部、210・・・釣銭機

Claims (4)

  1. 登録装置において登録された取引を特定する情報を引き継いで精算処理を行う精算装置であって、
    前記登録された取引を特定する会計識別情報が記録された媒体を読み取って前記会計識別情報を抽出する読取手段と、
    前記読取手段で抽出された会計識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶された会計識別情報に基づき前記会計識別情報によって特定される前記登録された取引の少なくとも支払要求金額を表示する表示手段と、
    前記読取手段によって抽出された前記会計識別情報が前記表示手段で前記取引の少なくとも支払要求金額を表示させた前記記憶手段に記憶する精算済みの会計識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定において前記抽出された会計識別情報が前記表示手段で前記取引の少なくとも支払要求金額を表示させた前記記憶手段に記憶する精算済みの会計識別情報と一致していると判定した場合、前記読取手段によって抽出された前記会計識別情報を破棄する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする精算装置。
  2. 前記制御手段は、前記読取手段によって抽出された前記会計識別情報を破棄する場合、エラー等を表示させない
    ことを特徴とする請求項に記載の精算装置。
  3. 請求項1または2に記載の精算装置と、取引を登録する登録装置とを備えたことを特徴とするチェックアウトシステム。
  4. 登録装置において登録された取引を特定する情報を引き継いで精算処理を行う精算装置として機能させるプログラムであって、
    前記登録された取引を特定する会計識別情報が記録された媒体を読み取って前記会計識別情報を抽出する読取手段と、
    前記読取手段で抽出された会計識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶された会計識別情報に基づき前記会計識別情報によって特定される前記登録された取引の少なくとも支払要求金額を表示する表示手段と、
    前記読取手段によって抽出された前記会計識別情報が前記表示手段で前記取引の少なくとも支払要求金額を表示させた前記記憶手段に記憶する精算済みの会計識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定において前記抽出された会計識別情報が前記表示手段で前記取引の少なくとも支払要求金額を表示させた前記記憶手段に記憶する精算済みの会計識別情報と一致していると判定した場合、前記読取手段によって抽出された前記会計識別情報を破棄する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする精算装置として機能させるプログラム。
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