JP6260656B2 - データ処理装置、posシステム、及びposシステムの制御方法 - Google Patents
データ処理装置、posシステム、及びposシステムの制御方法 Download PDFInfo
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Description
の制御方法に関する。
スキャナー或いはバーコードリーダー)を備えたPOSシステムが知られている(例えば
、特許文献1参照)。この種のシステムでは、POS端末に接続された装置により、商品
に付されたバーコードを光学的に読み取り、読み取ったデータに基づき処理を行う。
また、この種のシステムにおいて、バーコード等を読み取る装置を複数用い、各装置が
読み取ったデータをPOSレジスター等に送信して会計処理を行う例が知られている(例
えば、特許文献2参照)。特許文献2記載のシステムでは、ハンディーターミナルがバー
コードを読み取り、読み取ったデータを複数のPOSレジスターのいずれかに無線送信す
る。このシステムでは、各ハンディーターミナルがデータの送信先を示す通信アドレスを
読み取ることにより、目的のPOSレジスターに読み取りデータを送信する。
、バーコードを読み取る機能に加え、データの送信先を選択して通信を行う機能を備えて
いる必要がある。つまり、バーコード等の情報を読み取る読取装置を複数備えたPOSシ
ステムを構築する場合に、特許文献1に記載されたようなシンプルな読取装置を利用する
ことはできなかった。このため、POSシステム内に制御機能を備えた装置が多数含まれ
ることになり、システムの構成が複雑になる、各装置の機能やソフトウェアの設定を管理
する必要が生じる、等の問題があり、複数の読取装置を備えた構成を実現することは容易
ではなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、デバイスにより読み取ったデー
タを処理するシステムをシンプルな構成により実現できるようにすることを目的とする。
み取って読取データを出力するとともに付加データを出力するデバイスと接続する第2接
続部と、前記端末装置に識別情報を送信する識別情報送信部と、前記第2接続部に前記デ
バイスから出力された読取データと前記付加データとが入力された場合に、入力された読
取データに含まれる情報と前記端末装置に送信した識別情報とを照合し、前記付加データ
を出力した前記デバイスと前記識別情報が送信された前記端末装置との対応付けを決定す
る制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、データを読み取って読取データを出力するデバイスと端末装置とに接
続されたデータ処理装置が、端末装置に識別情報を送信し、この識別情報とデバイスが読
み取った読取データとの対応に基づいて、付加データを出力したデバイスと端末装置との
対応付けを容易に決定できる。また、デバイスが、複数の端末装置を識別したり選択した
りする機能を備える必要がなく、機能の少ないシンプルなデバイスを用いることができる
。これにより、例えば、複数のデバイスで読み取ったデータを複数の端末装置で処理する
システムを、容易に構築できる。
データと前記識別情報が送信された端末装置を識別する端末情報とを対応づけて記憶する
記憶部を備える構成としてもよい。
デバイスが読取データとともに出力する固有の付加データと端末装置の端末情報とを対
応付けて記憶するので、データ処理装置は、デバイスから読取データが入力される毎に、
そのデバイスに対応する端末装置を容易に特定できる。これにより、データ処理装置がデ
バイスから入力される読取データを容易に区別し、対応する端末装置に対応づけて処理で
きる。
するPOSアプリケーション実行部を備え、前記デバイスは前記取引情報を読み取って出
力し、前記POSアプリケーション実行部は、前記第2接続部に前記デバイスから出力さ
れた前記取引情報が入力された場合に、前記制御部で決定された対応付けに従って、前記
取引情報を前記端末装置に対応する情報として処理する構成としてもよい。
デバイスから入力される読取データを、そのデバイスに対応する端末装置の取引情報と
してPOSアプリケーションによって処理するので、デバイスを用いてPOSシステムと
しての会計処理を効率よく行うことができる。
タを出力するバーコードスキャナーであり、前記取引情報は、前記バーコードスキャナー
が読み取った商品販売に係わるバーコード情報であり、前記POSアプリケーション実行
部は、前記バーコードスキャナーから出力されたバーコード情報が入力された場合に、前
記制御部で決定された対応付けに従って、前記バーコード情報を前記端末装置で処理され
たバーコードのデータとして処理する構成としてもよい。
デバイスから入力されるバーコードの読取データを、そのデバイスに対応する端末装置
で販売される商品のバーコードのデータとして、POSアプリケーションによって処理で
きる。
れたバーコードのデータを処理した処理結果を、前記端末装置に送信する構成としてもよ
い。
デバイスから入力されるバーコードの読取データを処理した処理結果を、そのデバイス
に対応する端末装置に送信するので、例えば端末装置が商品販売に係る処理を実行できる
。これにより、デバイスによって販売に係るバーコードを読み取り、データ処理装置のP
OSアプリケーションによって商品販売に係る処理を行うシステムを容易に実現できる。
取データを出力するとともに付加データを出力するデバイスと、前記端末装置と接続する
第1接続部、前記デバイスと接続して前記デバイスから出力された読取データ及び前記付
加データを受信する第2接続部、前記端末装置に識別情報を送信する識別情報送信部、前
記第2接続部で前記読取データ及び前記付加データが入力された場合に入力された前記読
取データに含まれる情報と前記端末装置に送信した前記識別情報とを照合して前記付加デ
ータを出力した前記デバイスと前記識別情報が送信された前記端末装置との対応付けを決
定する制御部、及び取引情報を処理するPOSアプリケーションを実行する実行部を備え
るデータ処理装置と、を有すること、を特徴とする。
本発明によれば、データを読み取るデバイスと端末装置とをデータ処理装置に接続した
POSシステムにおいて、データ処理装置が、端末装置に識別情報を送信し、この識別情
報とデバイスが読み取った読取データとの対応に基づいて、付加データを出力したデバイ
スと端末装置との対応付けを容易に決定できる。また、デバイスが、複数の端末装置を識
別したり選択したりする機能を備える必要がなく、機能の少ないシンプルなデバイスを用
いることができる。これにより、例えば、複数のデバイスで読み取ったデータを複数の端
末装置で処理するシステムを、容易に構築できる。
へ送信し、送信された前記識別情報を前記端末装置で受信して前記端末装置に表示し、表
示された前記識別情報をデバイスに読み取らせ、前記デバイスで読み取られた前記識別情
報を含む読取データに付加データを付加して出力し、出力された前記読取データ及び前記
付加データを前記データ処理装置で取得し、取得された前記読取データに含まれる前記識
別情報と前記付加データとに基づいて、前記端末装置と前記デバイスとの対応付けを決定
することを特徴とする。
本発明によれば、POSシステムにおいて、データ処理装置から端末装置に送信した識
別情報と、送信された識別情報を端末装置に表示して、デバイスにより読み取らせ、デバ
イスからこの読取データと付加データとを出力することで、読取データと識別情報と付加
データとの対応に基づいて、付加データを出力したデバイスと端末装置との対応付けを容
易に決定できる。また、デバイスが、複数の端末装置を識別したり選択したりする機能を
備える必要がなく、機能の少ないシンプルなデバイスを用いることができる。これにより
、例えば、複数のデバイスで読み取ったデータを複数の端末装置で処理するシステムを、
容易に構築できる。
、容易に構築できる。
図1は、本実施形態に係る制御システム1の概略構成を示す図である。
この図1に示す制御システム1は、ショッピングセンターや百貨店などの小売店舗、或
いは他の各種店舗向けに使用される、いわゆるPOSシステムの一態様である。制御シス
テム1の主な機能は、例えば、店舗における商品の販売の状況、商品の在庫の状況、売り
上げの状況等を管理する機能、店舗に設けられたレジカウンターLにおいて顧客が購入し
た商品に応じた会計をする機能、顧客の代金の支払いに応じてレシートを発行する機能等
である。
末4(端末装置)とをネットワーク3を介して相互に通信可能に接続して構成される。各
タブレット端末4は、タブレット型(板状)のコンピューターであり、画像を表示する表
示パネルと、接触操作を検出するタッチセンサーとが一体となったタッチパネル42を備
えている。
制御システム1は、タブレット端末4の操作により入力されたデータに基づき、POS
システムとしての会計処理を実行し、処理結果をタブレット端末4に送信して表示させる
。すなわち、制御システム1は、各タブレット端末4がオペレーターの操作によりPOS
端末として機能し、その一方で、合計金額の算出等の会計処理をデバイス管理サーバー2
が実行し、全体としてPOSシステムの機能を実現する。
れている。バーコードスキャナー10は、バーコードを光学的に読み取って読取データを
出力する装置である。バーコードスキャナー10が読み取り可能なバーコードとしては、
例えばJANコード、EAN、UPC、ITFコード、CODE39、CODE128、
NW−7、QRコード(登録商標)等が挙げられるが、制御システム1の用途に合わせて
適宜選択可能である。バーコードスキャナー10は、電源がオンの間は所定周期で読取動
作を実行し、バーコードを検出すると、読取データをデバイス管理サーバー2に出力する
。なお、図1にはタブレット端末4と同数のバーコードスキャナー10を備えた構成を図
示しているが、タブレット端末4とバーコードスキャナー10とが同数でなくてもよく、
制御システム1のバーコードスキャナー10及びタブレット端末4の数は任意である。
ッシュドロワー17が接続されている。プリンター15は、例えばロール紙に印刷するド
ットインパクトプリンター、インクジェットプリンター、或いは感熱ロール紙に印刷を行
うサーマルプリンター等で構成される。プリンター15は、デバイス管理サーバー2の制
御に従って、デバイス管理サーバー2が実行した商品販売に係る処理の結果をロール紙に
印刷してレシートを出力する。カードリーダー16は、クレジットカードや会員カード等
の磁気カード型記録媒体に記録された情報を磁気的に読み取り、読み取ったデータをデバ
イス管理サーバー2に出力する。キャッシュドロワー17は現金を収容し、デバイス管理
サーバー2から入力される制御信号に従って現金収容部を開く動作を行う。
続する通信回線であり、例えば、イーサネット(登録商標)規格に準拠した有線LANま
たはIEEE802.11規格に準拠した無線LAN等により構成される。ネットワーク
3は、公衆電話回線やIP回線網に接続され、或いはこれらの広域通信回線の一部として
実現されてもよい。
である。
デバイス管理サーバー2は、外部の装置と接続されるインターフェイスとして、USB
インターフェイス23、シリアルインターフェイス24、及び通信インターフェイス25
を備えている。
USBインターフェイス23(第2接続部)は、USB(Universal Ser
ial Bus)規格に準拠した有線接続インターフェイスである。USBインターフェ
イス23には、プリンター15及びカードリーダー16が接続され、プリンター15及び
カードリーダー16はデバイス管理サーバー2との間でUSB規格に従ってシリアルデー
タ通信を行う。
28は、USBケーブルを介してUSBインターフェイス23に接続され、デバイス管理
サーバー2との間でUSB規格に準拠したシリアルデータ通信を実行する一方、バーコー
ドスキャナー10との間で無線通信を実行する。
本実施形態のバーコードスキャナー10は、Bluetooth(登録商標)規格に準
拠した無線通信を実行し、バーコードを読み取った読取データを無線送信する。バーコー
ドスキャナー10は、バーコードを読み取る毎に、予めペアリングした機器に読取データ
を送信する構成であり、本実施形態ではクレイドル28とペアリングされている。クレイ
ドル28は、複数(図2では4台)のバーコードスキャナー10とペアリングされ、各バ
ーコードスキャナー10から入力されるデータを、デバイス管理サーバー2に出力する。
つまり、クレイドル28は、Bluetooth通信を行う複数のバーコードスキャナー
10を、デバイス管理サーバー2に有線で接続するための中継装置として機能する。
を内蔵している。このヘッダーは、例えば、バーコードスキャナー10が有するROM(
図示略)に不揮発的に記憶された所定長さの符号である。バーコードスキャナー10は、
上述のようにバーコードのデータを読み取って、読取データをクレイドル28に出力する
際に、読取データの先頭に内蔵するヘッダーを付加して出力する。つまり、複数のバーコ
ードスキャナー10は、それぞれのバーコードスキャナー10が内蔵するヘッダーを付し
て読取データを出力する。また、クレイドル28は、バーコードスキャナー10から入力
される読取データを、バーコードスキャナー10が付加したヘッダーとともにUSBイン
ターフェイス23に出力する。
デバイス管理サーバー2は、USBインターフェイス23を介して入力されるバーコー
ドスキャナー10の読取データの先頭に付加されたヘッダーにより、その読取データを出
力したバーコードスキャナー10を特定できる。
アルインターフェイス24は、例えばRS−232C規格に準拠したシリアルデータ通信
を行うインターフェイスであり、キャッシュドロワー17とシリアルケーブルを介して接
続されている。シリアルインターフェイス24は、サーバー制御部21の制御により、シ
リアルケーブルを介してキャッシュドロワー17に制御信号を出力し、この制御信号によ
りキャッシュドロワー17のドロワーが開かれる。
通信インターフェイス25(第1接続部)は、ネットワーク3に接続され、サーバー制
御部21が処理するデータ等を、ネットワーク3を介してタブレット端末4との間で送受
信する。
なお、デバイス管理サーバー2は、上述したインターフェイスの他、Bluetoot
h、WirelessUSB、UWB、Zigbee等の近距離無線通信インターフェイ
スを備えてもよい。この場合、バーコードスキャナー10、プリンター15、カードリー
ダー16、及びキャッシュドロワー17は、デバイス管理サーバー2と無線通信を実行す
る構成としてもよいし、有線接続されてもよい。
ッチパネル42と、ネットワーク3に接続され、ネットワーク3を介してデバイス管理サ
ーバー2との間で各種データを相互に送受信する通信インターフェイス43とを備えてい
る。デバイス管理サーバー2とともに処理を行うタブレット端末4は全て上記の各機能ブ
ロックを備えているが、図4では一つのタブレット端末4について上記機能ブロックを図
示する。
端末制御部40は、タッチパネル42に対するオペレーターの操作を検出して各種処理
を実行し、実行結果等をタッチパネル42に表示する。端末制御部40は、タッチパネル
42の操作に応じて、ブラウザー実行部41の機能によってPOS端末として動作する。
ブラウザー実行部41は、デバイス管理サーバー2に対してHTTP等のプロトコルを
実行し、POS動作用のウェブページを要求する。この要求に応じてデバイス管理サーバ
ー2からウェブページのデータが送信されると、このウェブページをダウンロードして実
行する。ブラウザー実行部41は、ウェブページのデータに基づいてタッチパネル42に
POS端末用の画面を表示する一方、ウェブページ中にPOSアプリケーションプログラ
ムを動作させるためのスクリプトが含まれている場合、このスクリプトを実行し、タッチ
パネル42の操作によって入力されたデータをデバイス管理サーバー2に送信し、デバイ
ス管理サーバー2から送信されたデータをタッチパネル42に表示する。
、商品に関する情報を格納したデータベース、売上を管理するデータベース、在庫を管理
するデータベース等を構成し、これらデータベースを利用して、制御システム1全体を統
括的に管理する。
サーバー制御部21(制御部)は、デバイス管理サーバー2の各部を中枢的に制御する
ものであり、CPU、ROM、RAM、及び各種周辺回路を備えている。また、サーバー
記憶部22は、磁気的記録媒体または半導体メモリー素子を用いた不揮発性の記憶装置を
備え、各種データを書き換え可能に記憶する。
ョンプログラム22aと、ペアリングデータ22bとを記憶する。アプリケーションプロ
グラム22aは、サーバー制御部21が実行するウェブアプリケーションプログラム、振
り分けアプリケーションプログラム、ペアリングアプリケーションプログラム等の各種の
アプリケーションプログラムを含む。
ードスキャナー10が持っているヘッダーと、タブレット端末4とを対応付ける情報であ
る。本実施形態では、各々のバーコードスキャナー10は、いずれかのタブレット端末4
に対応する入力デバイスとして割り当てられている。このため、デバイス管理サーバー2
に接続されたバーコードスキャナー10によって、商品の包装に付されたバーコードが読
み取られると、読み取られたバーコードの商品コードが、対応するタブレット端末4に対
する入力データとして処理される。つまり、各バーコードスキャナー10は、タブレット
端末4用のバーコードスキャナーとして機能する。ペアリングデータ22bは、バーコー
ドスキャナー10とタブレット端末4とを対応づけるため、各バーコードスキャナー10
が内蔵するヘッダーと、タブレット端末4とを対応づける。
この図3に示す例では、バーコードスキャナー10を特定する情報であるバーコードス
キャナー情報と、タブレット端末4を特定する情報であるタブレット端末情報(端末情報
)とが対応づけて記憶されている。バーコードスキャナー情報は、例えば上記のようにバ
ーコードスキャナー10の固有のヘッダーが記憶される。また、タブレット端末情報とし
ては、タブレット端末4がデバイス管理サーバー2にアクセスするポート(TCP/IP
ポート番号)やタブレット端末4のIPアドレスが挙げられる。この例はデバイス管理サ
ーバー2とタブレット端末4とがTCP/IPに準拠した通信を行う場合の例であって、
タブレット端末情報は、デバイス管理サーバー2と通信可能に接続された複数のタブレッ
ト端末4の各々を特定できる情報であれば何でも良い。
ョン実行部21a、振り分けアプリ実行部21b、ペアリングアプリ実行部21c、通信
制御部21d、シリアルドライバー実行部21e、及び、USBドライバー実行部21f
として機能する。
ウェブアプリケーション実行部21aは、サーバー記憶部22にアプリケーションプロ
グラム22aとして記憶されたウェブアプリケーションプログラムを読み出して実行し、
後述するように、POSシステムとしての各種処理を実行する。ここで、ウェブアプリケ
ーション実行部21aはPOSアプリケーション実行部として機能する。
するスクリプトを含むウェブページのデータを生成し、後述する通信制御部21dの機能
により通信インターフェイス25を介してタブレット端末4に送信する。このウェブペー
ジがタブレット端末4により実行され、タブレット端末4がウェブアプリケーションプロ
グラムの実行を要求すると、この要求に応じて、ウェブアプリケーション実行部21aは
、商品販売に係る処理を実行する。例えば、ウェブアプリケーション実行部21aは、タ
ブレット端末4が送信した商品コードに基づき、サーバー記憶部22に記憶した商品デー
タベース(図示略)から商品名及び単価を示すデータを読み出して、タブレット端末4に
送信する。また、ウェブアプリケーション実行部21aは、タブレット端末4が販売する
商品の商品コード及び数量を含むデータを送信した場合、これらのデータに基づいて合計
金額を算出して、合計金額のデータをタブレット端末4に送信する。さらに、タブレット
端末4が預かり金額のデータを送信した場合、ウェブアプリケーション実行部21aは釣
り銭金額を算出して、釣り銭金額のデータをタブレット端末4に送信するとともに、プリ
ンター15によって、販売した商品名、数量、合計金額、釣り銭金額、店舗名等を含むレ
シートを印刷させる。また、ウェブアプリケーション実行部21aは、販売した商品名、
数量、合計金額等を、売上を管理するデータベースに登録する。
ウェブアプリケーション実行部21aは、ネットワーク3を介して接続された複数のタ
ブレット端末4のそれぞれに対して上記処理を実行する。ウェブアプリケーション実行部
21aは、各タブレット端末4を識別可能であり、タブレット端末4との間で送受信する
データに基づいて実行中の商品販売に係る処理を、タブレット端末4ごとに個別に実行す
る。
受信し、商品販売に係る処理を実行する間に、バーコードスキャナー10からデータが入
力された場合、このデータを処理する。具体的には、バーコードスキャナー10が商品の
包装に付されたバーコードを読み取って、読取データがUSBインターフェイス23を介
して入力された場合、ウェブアプリケーション実行部21aは、入力されたバーコードが
商品コードであることを識別すると、この商品コードと、この商品コードに基づいて商品
データベース(図示略)から読み出した商品名及び単価とともに、タブレット端末4に送
信する。
タブレット端末4のブラウザー実行部41は、デバイス管理サーバー2が送信したウェ
ブページを実行中に、デバイス管理サーバー2が送信した商品コード、商品名、単価等を
タッチパネル42に表示し、タッチパネル42の操作によって販売数量が入力されると、
入力された販売数量を商品コードまたは商品名とともにデバイス管理サーバー2に送信す
る。デバイス管理サーバー2から合計金額のデータが送信されると、ブラウザー実行部4
1はこのデータに基づいて合計金額をタッチパネル42に表示する。ブラウザー実行部4
1は、また、ブラウザー実行部41は、タッチパネル42の操作により顧客からの預かり
金額が入力されると、入力された預かり金額のデータをデバイス管理サーバー2に送信す
る。その後、ブラウザー実行部41は、デバイス管理サーバー2から送信されるデータに
基づいて釣り銭金額を表示する。
なお、ウェブアプリケーション実行部21aがタブレット端末4に送信する商品名、商
品コード、合計金額、釣り銭金額等のデータは、ブラウザー実行部41が表示しているウ
ェブページ中に埋め込み表示する埋め込み用のデータフォーマットで送信されてもよいし
、これらのデータを含む画面表示用のウェブページのデータとして送信されてもよい。
2aとしてサーバー記憶部22に記憶されているペアリングアプリケーションプログラム
を実行し、ペアリング処理を行う。このペアリング処理において、ペアリングアプリ実行
部21cは、クレイドル28を介して接続されたバーコードスキャナー10と、タブレッ
ト端末4との対応付けを決定し、決定した対応付けに従ってペアリングデータ22bを生
成してサーバー記憶部22に記憶させる。
振り分けアプリ実行部21bは、アプリケーションプログラム22aとしてサーバー記
憶部22に記憶されている振り分けアプリケーションプログラムを実行し、USBインタ
ーフェイス23を介してバーコードスキャナー10から入力されるデータについて、その
データに対応するタブレット端末4を特定して振り分ける読取データ振分処理を行う。
(B)は読取データ振分処理を示す。
ペアリング処理において、ペアリングアプリ実行部21cは、いずれかのタブレット端
末4を選択して、そのタブレット端末4に対して識別情報を付与する。この識別情報は、
例えば乱数やタブレット端末4がデバイス管理サーバー2にアクセスするポート番号(例
えば、TCP/IPポート番号)に基づいて生成する情報である。識別情報は、少なくと
も、デバイス管理サーバー2に同時に接続可能なタブレット端末4を区別できればよく、
タブレット端末4に固有の情報でなくてもよい。すなわち、同時に複数のタブレット端末
4が同じ識別情報を与えられている状態が無ければよい。
ペアリングアプリ実行部21cは、各々のタブレット端末4に対して識別情報を付与し
、各識別情報に関するデータD1をタブレット端末4に送信する。図4(A)には、デー
タD1として、3桁の番号からなる識別情報「221」を送信する例を示す。なお、デー
タD1は、識別情報そのものであってもよいし、各識別情報をバーコードとして表示する
ためのバーコードのデータまたはバーコードフォントのデータであってもよい。ここで、
ペアリングアプリ実行部21cは全てのタブレット端末4にデータD1を送信してもよい
し、一部のタブレット端末4にのみ識別番号を付与してデータD1を送信してもよい。
をタッチパネル42に表示する。バーコード45は、バーコードスキャナー10によって
読み取り可能なフォーマットのバーコードである。
ここで、オペレーターは、バーコード45を表示しているタブレット端末4に対応づけ
るバーコードスキャナー10により、バーコード45を読み取る。すると、バーコードス
キャナー10は、バーコード45を読み取った読取データに、固有のヘッダーを付したデ
ータD2をデバイス管理サーバー2に出力する。図4(A)の例では、バーコードスキャ
ナー10が有するデータD2としてデバイス管理サーバー2に入力される。
2をヘッダーと読取データとに分離する。例えば、ペアリングアプリ実行部21cは、デ
ータD2中でデータD1と一致する部分を抽出し、一致する部分があれば、残りのデータ
をヘッダーとして取り出すことができる。ペアリングアプリ実行部21cは、同時に複数
のタブレット端末4にデータD1を送信した場合には、これら複数のデータD1とデータ
D2とを照合することにより、データD2がどのデータD1に対応する読取データかを特
定できる。ペアリングアプリ実行部21cは、データD1を送信した送信先のタブレット
端末4のタブレット端末情報と、データD2から抽出したヘッダーとを対応づけて、ペア
リングデータ22bに登録する。
に接続された複数のバーコードスキャナー10から入力される読取データを取得し、この
読取データに付加されているヘッダーを抽出する。
図4(B)に示す例では、商品5の包装に印刷または貼付されている商品バーコード5
1をバーコードスキャナー10が読み取って、読取データにヘッダー「AA」が付加され
て、データD3としてデバイス管理サーバー2に出力される。振り分けアプリ実行部21
bは、データD3の先頭部分を、ペアリングデータ22bに記憶されている既知のヘッダ
ーと照合し、一致するヘッダーがあれば、一致したヘッダーに対応づけてペアリングデー
タ22bに記憶されているタブレット端末情報を取得する。振り分けアプリ実行部21b
は、データD3からヘッダーを除去して読取データを取得し、取得した読取データを、除
去したヘッダーに対応する読取データとしてウェブアプリケーション実行部21aに出力
する。これにより、複数のバーコードスキャナー10のいずれかが商品バーコード51を
読み取ると、読み取られた商品バーコード51のデータが、対応するタブレット端末4の
入力データとしてウェブアプリケーション実行部21aに入力される。
ウェブアプリケーション実行部21aは、入力された商品バーコード51に基づいて商
品情報データベース(図示略)を参照し、商品バーコード51に対応する商品情報(商品
名、単価等)を含むデータD4をタブレット端末4に送信する。
また、ウェブアプリケーション実行部21aは、転送制御部として機能し、振り分けア
プリ実行部21bがデータD3から抽出した読取データそのものを、データD4としてタ
ブレット端末4に送信することもできる。この構成では、振り分けアプリ実行部21bが
データD4からヘッダーを除去するので、ウェブアプリケーション実行部21aには、読
取データと、読取データに対応するタブレット端末4を示すデータが入力されるのみであ
り、ヘッダーは入力されない。従って、ウェブアプリケーション実行部21aがヘッダー
に関する処理を実行する必要はない。
ら送信される各種データを受信してウェブアプリケーション実行部21aに出力し、また
、ウェブアプリケーション実行部21aが出力するデータをデバイス管理サーバー2に送
信する。
シリアルドライバー実行部21eは、シリアルインターフェイス24を介して接続され
たキャッシュドロワー17を制御するためのデバイスドライバーとして機能する。シリア
ルドライバー実行部21eは、ウェブアプリケーション実行部21aが釣り銭金額のデー
タをタブレット端末4に送信し、キャッシュドロワー17のオープンを指示するデータを
出力すると、このデータに従ってキャッシュドロワー17に制御信号を出力する。
また、USBドライバー実行部21fは、USBインターフェイス23を介して接続さ
れた機器を制御するためのデバイスドライバーとして機能する。USBドライバー実行部
21fは、USBインターフェイス23を介して各機器から入力されるデータを取得して
ウェブアプリケーション実行部21a、振り分けアプリ実行部21b、及びペアリングア
プリ実行部21c等に出力する。また、USBドライバー実行部21fは、ウェブアプリ
ケーション実行部21a、ペアリングアプリ実行部21c等が出力したデータを、USB
プロトコルに準拠したパケットに変換して、プリンター15、カードリーダー16或いは
クレイドル28に出力する。
ット端末4の動作を示し、(B)はデバイス管理サーバー2の動作を示し、(C)はバー
コードスキャナー10の動作を示す。
まず、タブレット端末4のブラウザー実行部41が動作を開始してブラウザーを起動し
、ブラウザーの開始画面をタッチパネル42に表示する(ステップS11)。ブラウザー
実行部41は、通信インターフェイス43を制御してデバイス管理サーバー2との間でデ
ータ通信を開始する(ステップS12)。デバイス管理サーバー2のウェブアプリケーシ
ョン実行部21aは、タブレット端末4からの要求に応じて通信を開始し(ステップS2
1)、タブレット端末4の接続ポートを特定する(ステップS22)。
ここで、ペアリングアプリ実行部21cが、ペアリング処理を開始する。ペアリングア
プリ実行部21cは、通信を開始したタブレット端末4に対して識別情報を生成し(ステ
ップS23)、生成した識別情報のデータをタブレット端末4に送信する(ステップS2
4)。ペアリングアプリ実行部21cが送信する識別情報のデータは、例えば、識別情報
そのもののデータ、識別情報をバーコードで表示するためのバーコードフォントの文字コ
ード、或いは、識別情報のバーコードの画像データである。
ブラウザー実行部41は、デバイス管理サーバー2から送信された識別情報のデータに
基づいてバーコードをタッチパネル42に表示する(ステップS13)。
タブレット端末4に対応づけて使用するバーコードスキャナー10により、タッチパネル
42に表示されたバーコードを読み取る。バーコードスキャナー10は、バーコードを読
み取ると(ステップS41)、読取データに固有のヘッダーを付加してクレイドル28を
介してデバイス管理サーバー2に出力する(ステップS42)。
ら識別情報と固有ヘッダーとを取得して、ペアリングデータ22bを生成する(ステップ
S25)。その後、ペアリングアプリ実行部21cは、ペアリング処理が完了したことを
タブレット端末4に対して通知し(ステップS26)、ブラウザー実行部41は、デバイ
ス管理サーバー2から送信される通知を受信すると、タッチパネル42のバーコードの表
示を停止(消去)する(ステップS14)。以上でペアリング処理が終了する。
ータにヘッダーを付加してデバイス管理サーバー2に出力すると(ステップS44)、デ
バイス管理サーバー2の振り分けアプリ実行部21bは、バーコードスキャナー10から
入力されたデータに含まれるヘッダーに基づいてペアリングデータ22bを参照し、この
読取データに対応するタブレット端末4を特定する(ステップS27)。振り分けアプリ
実行部21bは、特定したタブレット端末4に、ヘッダーを除いた読取データを送信する
処理を行うとともに(ステップS28)、読取データを、特定した端末に対応する入力デ
ータとしてウェブアプリケーション実行部21aに出力して、POSアプリケーションで
処理する(ステップS29)。
また、タブレット端末4は、デバイス管理サーバー2からバーコードの読取データが送
信された場合、このデータを受信して、販売する商品のバーコードとして処理する(ステ
ップS15)。
イス管理サーバー2は、タブレット端末4と接続する通信インターフェイス25と、デー
タを読み取って読取データを出力するとともにヘッダーを出力するバーコードスキャナー
10と接続するUSBインターフェイス23と、タブレット端末4に識別情報を送信する
ペアリングアプリ実行部21cと、USBインターフェイス23にバーコードスキャナー
10から出力された読取データとヘッダーとが入力された場合に、入力された読取データ
に含まれる情報とタブレット端末4に送信した識別情報とを照合し、ヘッダーを出力した
バーコードスキャナー10と識別情報が送信されたタブレット端末4との対応付けを決定
するサーバー制御部21と、を備えるので、タブレット端末4に識別情報を送信し、この
識別情報とバーコードスキャナー10が読み取った読取データとの対応に基づいてバーコ
ードスキャナー10とタブレット端末4との対応付けを容易に決定できる。また、バーコ
ードスキャナー10が、複数のタブレット端末4を識別したり選択したりする機能を備え
る必要がなく、機能の少ないシンプルなバーコードスキャナー10を用いることができる
。これにより、複数のバーコードスキャナー10で読み取ったデータを複数のタブレット
端末4で処理するシステムを、容易に構築できる。
、バーコードスキャナー10のヘッダーと識別情報が送信されたタブレット端末4を識別
する端末情報とを対応づけて記憶するサーバー記憶部22を備えるので、バーコードスキ
ャナー10から読取データが入力される毎に、そのバーコードスキャナー10に対応する
タブレット端末4を容易に特定できる。これにより、デバイス管理サーバー2がバーコー
ドスキャナー10から入力される読取データを容易に区別し、対応するタブレット端末4
に対応づけて処理できる。
ドを読み取った読取データが入力された場合に、ペアリングアプリ実行部21cにより決
定された対応付けに従って、ウェブアプリケーション実行部21aにより、読取データを
タブレット端末4で販売処理されたバーコードのデータとして処理することもできる。こ
のため、例えば上記実施形態のように、複数のバーコードスキャナー10により販売され
る商品のバーコードを読み取り、商品販売に係る処理を複数のタブレット端末4によって
行うシステムを容易に実現できる。
された読取データをタブレット端末4で販売処理されたバーコードのデータとして処理し
た処理結果を、タブレット端末4に送信し、タブレット端末4は、ブラウザー実行部41
の機能により、タッチパネル42に処理結果を表示する。このため、バーコードスキャナ
ー10により販売される商品のバーコードを読み取り、デバイス管理サーバー2のPOS
アプリケーションによって商品販売に係る処理を行うシステムを容易に実現できる。また
、ウェブアプリケーション実行部21aは、バーコードスキャナー10から読取データが
入力される毎に、ペアリングアプリ実行部21cにより決定された対応付けに従って、読
取データを対応するタブレット端末4に送信するので、複数のバーコードスキャナー10
により販売される商品のバーコードを読み取り、商品販売に係る処理を複数のタブレット
端末4によって行うシステムを容易に実現できる。
ジをダウンロードして、ブラウザー実行部41がブラウザーの画面として、POS端末と
しての操作画面等を表示する。さらに、ブラウザー実行部41はダウンロードしたウェブ
ページのスクリプトを実行することで、ウェブアプリケーション実行部21aの機能を用
いてPOSシステムとして機能する。このため、タブレット端末4自体に、いわゆるPO
Sアプリケーションが実装されている必要がない。この構成により、各タブレット端末4
が実行するアプリケーションの同一性を維持できると共に、例えば、アプリケーションの
バージョンアップに際し、各タブレット端末4に対して、バージョンアップに係る作業を
行う必要が無くなり、メンテナンス性が向上する。さらに、タブレット端末4に特別な機
能を実装する必要がなく、特別な外付けの機器を接続する必要もないので、少なくともブ
ラウザーがインストールされた汎用品のタブレット端末4を使用できる。
そして、この構成において、デバイス管理サーバー2に接続されたバーコードスキャナ
ー10を使用して、タブレット端末4の取引情報としての商品コードを入力できるので、
タブレット端末4にバーコードスキャナー10を接続しなくても、POS端末としてタブ
レット端末4を使用できる。さらにまた、本実施形態ではデバイス管理サーバー2に接続
されたプリンター15によりレシートを印刷するので、各々のタブレット端末4にプリン
ター15を接続することなく、レシートを発行できる。デバイス管理サーバー2に接続さ
れたカードリーダー16及びキャッシュドロワー17を使用することにも同様の効果を奏
する。
範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、複数のタブレット端末4が、デバイス管理サーバー2
に接続されたバーコードスキャナー10、プリンター15、カードリーダー16、及びキ
ャッシュドロワー17等の外部デバイスを用いてPOS端末として機能する場合を例に挙
げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらのデバイスを複数のデ
バイス管理サーバー2に分散して接続し、複数のデバイス管理サーバー2に対して複数の
タブレット端末4が随時接続される構成としてもよい。
さらに、上記実施形態では、データを読み取るデバイスとして複数のバーコードスキャ
ナー10を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、カードリー
ダー16や、小切手等に印刷等により形成されたMICR文字を磁気的に読み取るMIC
Rリーダー等の他の装置に適用することも可能である。
また、上記実施形態では、タブレット端末4が、POS端末としての機能を実行する際
に、デバイス管理サーバー2にアクセスしてウェブページをダウンロードする構成を例に
挙げて説明したが、予めタブレット端末4がダウンロードしたウェブページを記憶してお
き、ユーザーの操作に応じて、記憶していたウェブページを読み出して実行してもよい。
さらにまた、上述した実施形態では、本願発明に係る制御システム1が、POSシステム
に適用された場合を例としたが、本願発明が適用されるものはPOSシステムに限らない
。また例えば、図1及び図2に示す各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアの協働
により任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。また、
各機器は、外部接続される記憶媒体に記憶させたプログラムを実行することにより、図5
のフローチャートに係る動作を含む各種動作を実行するようにしてもよい。
、4…タブレット端末(端末装置)、10…バーコードスキャナー(デバイス)、21…
サーバー制御部(制御部)、21a…ウェブアプリケーション実行部(POSアプリケー
ション実行部)、21b…振り分けアプリ実行部、21c…ペアリングアプリ実行部(識
別情報送信部)、22…サーバー記憶部(記憶部)、22b…ペアリングデータ、23…
USBインターフェイス(第2接続部)、25…通信インターフェイス(第1接続部)、
40…端末制御部、41…ブラウザー実行部、42…タッチパネル、45…バーコード。
Claims (6)
- レシートを発行するプリンターが接続されたデータ処理装置であって、
複数の端末装置と接続する通信インターフェースと、
USB規格に準拠したインターフェースであって、前記プリンターとデバイスが接続されるUSBインターフェースと、
前記端末装置を区別する識別情報を付与し、当該識別情報を、前記通信インターフェースを介して前記端末装置に送信するペアリングアプリ実行部と、
商品販売に係る処理を実行するPOSアプリケーション実行部と、を備え、
前記ペアリングアプリ実行部は、前記USBインターフェースに接続された前記デバイスから読取データが入力された場合に、当該読取データと前記端末装置に送信した前記識別情報とを照合して、前記デバイスの固有ヘッダーを取り出し、前記固有ヘッダーと前記識別情報が送信された前記端末装置とを対応付け、
前記POSアプリケーション実行部は、前記USBインターフェースに接続された前記デバイスから読取データが入力された場合に、当該読取データを、前記対応付けに基づいて特定された端末装置に対応する入力データとして前記商品販売に係る処理を実行し、その結果を前記プリンターに出力すること、
を特徴とするデータ処理装置。 - 前記ペアリングアプリ実行部は、前記デバイスの前記固有ヘッダーと、前記識別情報が送信された端末装置の端末情報と、を対応づけてペアリングデータを生成し、当該ペアリングデータを記憶部に記憶させる請求項1記載のデータ処理装置。
- 前記デバイスはバーコードを読み取ってバーコードの読取データを出力するバーコードスキャナーであり、
前記POSアプリケーション実行部は、前記バーコードスキャナーが読み取った商品販売に係わるバーコード情報が入力された場合に、前記対応付けに従って、前記バーコード情報を前記端末装置で処理されたバーコードのデータとして処理する請求項1記載のデータ処理装置。 - 前記POSアプリケーション実行部は、前記端末装置で処理されたバーコードのデータを処理し、当該処理した結果を、前記端末装置に送信する請求項3記載のデータ処理装置。
- 表示部を有する端末装置と、
レシートを発行するプリンターが接続されデータ処理装置であって、前記端末装置と接続する通信インターフェース、USB規格に準拠したインターフェースであって前記プリンターとデバイスが接続されるUSBインターフェース、前記端末装置を区別する識別情報を付与し当該識別情報を前記通信インターフェースを介して前記端末装置に送信するペアリングアプリ実行部、商品販売に係る処理を実行するPOSアプリケーション実行部、を備え、前記ペアリングアプリ実行部は、前記USBインターフェースに接続された前記デバイスから読取データが入力された場合に、当該読取データと前記端末装置に送信した前記識別情報とを照合して、前記デバイスの固有ヘッダーを取り出し、前記固有ヘッダーと前記識別情報が送信された前記端末装置とを対応付け、前記POSアプリケーション実行部は、前記USBインターフェースに接続された前記デバイスから読取データが入力された場合に、当該読取データを、前記対応付けに基づいて特定された端末装置に対応する入力データとして前記商品販売に係る処理を実行し、その結果を前記プリンターに出力するデータ処理装置と、
を有することを特徴とするPOSシステム。 - 識別情報をデータ処理装置から端末装置へ送信し、
送信された前記識別情報を前記端末装置で受信して前記端末装置に表示し、
表示された前記識別情報をデバイスに読み取らせ、
前記デバイスで読み取られた前記識別情報を含むデータに固有ヘッダーを付加した読取データを出力し、
出力された前記読取データを前記データ処理装置で取得し、
取得された前記読取データに含まれる前記識別情報と前記固有ヘッダーとに基づいて、前記端末装置と前記デバイスとの対応付けを決定し、
前記デバイスから取得した読取データを前記対応付けに基づいて特定された端末装置に対応する入力データとして商品販売に係る処理を実行し、その結果を前記データ処理装置に接続されたプリンターに出力することを特徴とするPOSシステムの制御方法。
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JP2016149416A JP6260656B2 (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | データ処理装置、posシステム、及びposシステムの制御方法 |
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JP2016149416A JP6260656B2 (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | データ処理装置、posシステム、及びposシステムの制御方法 |
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