JP6331608B2 - Posシステム、及び、印刷制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、POS端末に読取装置と通信し識別情報を処理する機能を設けることなく、読取装置で読み取られた識別情報に基づく処理を実行可能なPOSシステム、及び、当該POSシステムに用いられる印刷制御装置を提供することを目的とする。
本発明の構成によれば、POS端末と通信する印刷制御装置が、読取装置から識別情報を受信して処理を実行する。このため、POSシステムは、POS端末に読取装置と通信し識別情報を処理する機能を設けることなく、読取装置で読み取られた識別情報に基づく処理を実行可能である。
本発明の構成によれば、管理装置は、受信した識別情報、及び、印刷情報に基づいて、識別情報と、印刷情報とを用いた処理を実行できる。
本発明の構成によれば、印刷制御装置に所定の信号を送信することにより、印刷制御装置に記憶された識別情報を消去し、印刷制御装置による識別情報の送信をキャンセルできる。
本発明の構成によれば、読取装置から、印刷制御装置に、所定の信号を送信することにより、印刷制御装置に記憶された識別情報を消去し、印刷制御装置による識別情報の送信をキャンセルできる。
本発明の構成によれば、印刷情報に基づく印刷を行う装置である印刷制御装置に、読取装置と通信し、識別情報を処理する機能を設ければよく、当該機能を有する専用の装置をPOSシステムに追加する必要がない。
本発明の構成によれば、端末は、無線信号を受信したことをトリガーとして所定の処理を実行できる。
本発明の構成の印刷制御装置を、POSシステムに用いることにより、POSシステムは、POS端末に読取装置と通信し識別情報を処理する機能を設けることなく、読取装置で読み取られた識別情報に基づく処理を実行可能である。
図1は、本実施形態に係るPOSシステム1の構成を示す図である。
図1に示すように、POSシステム1は、管理サーバー10(管理装置)を備える。管理サーバー10に、インターネット等のネットワークGNを介して複数の店舗システム11が接続する。店舗システム11は、スーパーマーケットや、コンビニエンスストア、デパート、飲食店等の店舗に用いられるシステムである。店舗システム11は、店舗に来店し、会計を行った顧客に対してレシートを発行する機能を備える。
店舗システム11は、レシートを発行可能な1又は複数の印刷制御装置12を備える。印刷制御装置12は、店舗内に構築されたローカルエリアネットワークLNと接続する。ローカルエリアネットワークLNに、ネットワークルーターや、モデム等の通信機器を含んで構成されたネットワーク通信制御装置13が接続する。印刷制御装置12は、ネットワーク通信制御装置13を介して、ネットワークGNにアクセスする。
店舗には、1又は複数のレジカウンターRCが設けられる。レジカウンターRCには、印刷制御装置12と、印刷制御装置12と接続するPOS端末8と、が設けられる。
また、ネットワークGNに、端末14が接続する。端末14は、顧客が所有するタッチパネル式の携帯電話(スマートフォン)である。端末14は、以下で説明する処理を実行する機能を有していればよく、例えば、端末14として、タブレット型、ノート型のパソコン等を用いることができる。
図2に示すように、POSシステム1は、POS端末8と、印刷制御装置12と、読取装置15と、端末14と、管理サーバー10と、を備える。
図2に示すように、印刷制御装置12は、装置制御部30と、印刷部31と、カッターユニット20と、LED表示部22と、入力部33と、通信インターフェース35(第2受信部)と、信号通信部36(信号送信部)と、ネットワーク通信部37(送信部)と、記憶部38と、デバイス通信部39(第1受信部)と、を備える。
装置制御部30は、CPUや、ROM、RAM等を備え、印刷制御装置12を制御する。装置制御部30は、例えば、ROMが記憶するファームウェアを読み出して実行することによりプリンター2を制御する。
印刷部31は、サーマルヘッドや、ロール紙Rの搬送機構、その他のロール紙Rへの印刷に関する機構を備え、装置制御部30の制御で、ロール紙Rにドットを形成し、印刷を実行する。
入力部33は、印刷制御装置12に設けられた電源スイッチ23や操作スイッチ21等のスイッチに対する操作を検出し、装置制御部30に出力する。
通信インターフェース35は、装置制御部30の制御で、所定の通信規格に従って、POS端末8と通信する。
信号通信部36は、無線アンテナや、無線通信で送受信するデータにエンコードや、デコード、変調や、復調等を行う信号処理回路等を備える。信号通信部36は、装置制御部30の制御で、ビーコン信号を無線通信で送信する機能を有する。信号通信部36は、装置制御部30の制御で、後述する情報を含むビーコン信号を後述する所定のタイミングで送信する。
ネットワーク通信部37は、装置制御部30の制御で、所定の通信規格に従って、ネットワークGNを介して、ネットワークGNと接続する機器(管理サーバー10を含む)と通信する。
記憶部38は、不揮発性メモリーを備え、データを記憶する。
デバイス通信部39は、装置制御部30の制御で、デバイスとしての読取装置15と通信する。
端末制御部50は、CPUや、ROM、RAM等を備え、端末14を制御する。
タッチパネル51は、端末14の前面に設けられた表示パネル51aと、表示パネル51aに重ねて設けられたタッチセンサー51bとを備える。表示パネル51aは、液晶表示パネルや、有機ELパネル等のディスプレーである。タッチセンサー51bは、静電容量式や、感圧式等のセンサーであり、ユーザーの手指やペン型操作デバイスによるタッチ操作を検出して、端末制御部50に送信する。
無線通信部52は、端末制御部50の制御で、印刷制御装置12で送信されたビーコン信号を受信する。
データ通信部53は、端末制御部50の制御で、所定の通信規格に従って、ネットワークGNを介して、ネットワークGNと接続する機器(管理サーバー10を含む)と通信する。
端末記憶部54は、不揮発性メモリーを備え、データを記憶する。
サーバー制御部60は、CPUや、ROM、RAM等を備え、管理サーバー10を制御する。
通信部61は、サーバー制御部60の制御で、所定の通信規格に従って、ネットワークGNを介して、ネットワークGNと接続する機器と通信する。
サーバー記憶部62は、不揮発性メモリーを備え、データを記憶する。
図3は、読取装置15による読み取りが行われた場合の読取装置15、及び、印刷制御装置12の動作を示すフローチャートである。図3(A)は読取装置15の動作を示し、(B)は印刷制御装置12の動作を示す。
図3を用いた以下の説明において、装置制御部30は、「識別情報処理部」として機能する。
図3(A)に示すように、対応する所定の通信規格のICカードが、読取装置15が有するアンテナに近接した場合(ステップSX1)、読取装置15は、以下の処理を実行する。読取装置15は、所定の通信規格に従って、ICカードに記憶された情報を読み取り(ステップSA1)、読取情報を取得する(ステップSA2)。
本実施形態では、ICカードとして、レジカウンターRCで会計を行う顧客が所有する会員カードC1と、印刷制御装置12に後述する処理を行わせる場合に読み取りが行われるキャンセルカードC2と、がある。会員カードC1には、会員としての顧客を識別する会員情報(識別情報)が記憶される。また、キャンセルカードC2には、会員情報とは異なる値のキャンセル情報が記憶される。
次いで、読取装置15は、取得した読取情報を、印刷制御装置12に送信する(ステップSA3)。
読取情報がキャンセル情報の場合、ステップSA3の処理は、「読取装置15が所定の信号を送信する処理」に相当する。
次いで、装置制御部30は、受信した読取情報が、会員情報であるか、キャンセル情報であるかを判別する(ステップSB2)。なお、装置制御部30は、キャンセル情報の値を管理しており、受信した読取情報が、会員情報であるか、キャンセル情報であるかを判別可能である。
読取情報が会員情報である場合(ステップSB2:「会員情報」)、装置制御部30は、会員情報を、所定の記憶領域に記憶する(ステップSB3)。本実施形態では、所定の記憶領域は、記憶部38に形成された記憶領域である。所定の記憶領域は、記憶部38以外の他の記憶媒体に形成された記憶領域であってもよい。
一方、読取情報がキャンセル情報である場合(ステップSB2:「キャンセル情報」)、装置制御部30は、所定の記憶領域に記憶された会員情報を消去する(ステップSB4)。
以上の説明したように、本実施形態によれば、キャンセルカードC2を読取装置15に読み取らせることにより、印刷制御装置12に記憶された会員情報を消去できる。従って、誤って会員カードC1の読み取りが行われ、会員カードC1に記憶された会員情報が、印刷制御装置12に記憶された場合であっても、キャンセルカードC2を読取装置15に読み取らせることにより、印刷制御装置12に記憶された会員情報を消去できる。これにより、後述するように、誤って読み取られた会員カードC1に記憶された会員情報が、印刷制御装置12から管理サーバー10に送信されることを防止できる。
以下、POSシステム1の各装置の動作について詳述する。
図4で、端末14は、会計を行う顧客が所有し、印刷制御装置12は、顧客が会計を行うレジカウンターRCに設けられる。従って、顧客が会計を行っている間、つまり、顧客がレジカウンターRCにいる間、端末14とは、印刷制御装置12が無線通信で送信するビーコン信号を受信可能な程度に、印刷制御装置12に近接する。
また、以下の図4を用いた説明では、予め端末14の端末アプリケーションAPが立ち上げられる。
詳述すると、POS端末8は、機能ブロックとして、POSアプリケーションを実行するPOSアプリケーション実行部と、プリンタードライバーを実行するプリンタードライバー実行部と、を備える。
POSアプリケーション実行部は、顧客の会計に応じて、レシートに印刷する情報を含むレシート情報を生成する。レシート情報は、レシートに印刷するロゴや、レシートの発行日時、顧客が購入した商品の名称、商品の単価、購入した商品の数量、税に関する情報、小計、顧客から受け取った金銭の額、お釣りを示す情報、その他の情報を含む情報である。図示は省略するが、POS端末8には、商品や商品の包装等に付されたバーコードを読み取るバーコードリーダーや、顧客の会員カード等のカードを読み取るカードリーダーが接続される。POSアプリケーション実行部は、店舗に来店した顧客の会計に際し、バーコードリーダーや、カードリーダーからの入力、また、テンキー等の入力手段に対するレジ担当者の入力に基づいて、商品マスターや顧客マスターから必要な情報を取得して、レシート情報を生成する。
レシート情報の生成後、プリンタードライバー実行部は、印刷制御装置12のコマンド体系に従った制御データであって、レシート情報の印刷を指示するレシート印刷データを生成する。
次いで、POS端末8は、生成したレシート印刷データを、印刷制御装置12に送信する(ステップSC2)。
次いで、装置制御部30は、レシート印刷データに基づいて、印刷部31や、カッターユニット20等を制御して、ロール紙Rにレシート情報を印刷して、レシートを発行する(ステップSD2)。
次いで、装置制御部30は、所定の期間に、読取装置15による会員カードC1の読み取りが行われたか否かを判別する(ステップSD3)。上述したように、読取装置15による会員カードC1の読み取りが行われた場合、読取装置15は、読取情報を印刷制御装置12に送信する。印刷制御装置12の装置制御部30は、受信した読取情報が会員情報である場合、所定の記憶領域に会員情報を記憶する。
会員カードを所有する顧客であって、電子レシートの提供を望む顧客は、会計に際し、レジカウンターRCに設けられた印刷制御装置12と接続する読取装置15に会員カードC1を近づけ、会員カードの読み取りを行わせる。読取装置15は、顧客がアクセスしやすい場所に設置されている。
ステップSD3では、装置制御部30は、所定の期間に、読取装置15による会員カードC1の読み取りが行われたか否か(顧客が会員カードC1の読み取りを行わせたか否か)を判別する。
所定の期間とは、例えば、1つ前の印刷制御データに基づくレシートを発行した後、ステップSD1で印刷制御データを受信するまでの期間である。当該期間に、読取装置15によって会員カードC1の読み取りが行われた場合であって、当該読み取りの後にキャンセルカードC2の読み取りが行われなかった場合、所定の記憶領域に会員情報が記憶される。このことに基づき、ステップSD3で、装置制御部30は、所定の記憶領域に会員情報が記憶されているか否かを判別することにより、所定の期間に読取装置15による会員カードC1の読み取りが行われたか否かを判別する。
また、例えば、レジ担当者が、所定の操作スイッチを操作する等して、所定の期間の開始と終了とを設定する構成であってもよい。この場合、例えば、所定の期間以外の期間に会員カードC1が読み取られた場合であっても、会員カードC1に記憶された会員情報を所定の記憶領域に記憶しない構成とする。そして、ステップSD3で、装置制御部30は、所定の記憶領域に会員情報が記憶されているか否かを判別し、所定の期間に読取装置15による会員カードC1の読み取りが行われたか否かを判別する。
ステップSD3で、所定の期間に会員カードC1の読み取りが行われたと判別した場合(ステップSD3:YES)、装置制御部30は、以下の処理を実行する(ステップSD5)。なお、この場合、所定の記憶領域に、読み取られた会員カードC1に記憶された会員情報が記憶された状態である。
ステップSD5で、装置制御部30は、ネットワーク通信部37を制御して、ステップSD1で受信したレシート印刷データと、所定の記憶領域に記憶された会員情報とを関連付けた第1データを管理サーバー10に送信する。
なお、管理サーバー10のアドレス等、管理サーバー10との通信に必要な情報は、印刷制御装置12に予め記憶されている。ステップSD5で、装置制御部30は、ネットワーク通信部37を制御して、管理サーバー10との間でコネクションを確立し、コネクションで第1データを送信する。
次いで、装置制御部30は、所定の記憶領域に記憶された会員情報を消去する(ステップSD6)。
次いで、サーバー制御部60は、レシート発行日時を取得する(ステップSF2)。レシート発行日時とは、レシート印刷データに基づくレシート(ステップSD2の処理で発行されたレシート)が発行された日時である。例えば、サーバー制御部60は、ステップSF1で第1データを受信した日時をレシート発行日時として取得する。また、例えば、サーバー制御部60は、印刷制御データにレシートの発行日時を示す情報が含まれている場合は、当該情報を抽出し、当該情報が示す日時をレシート発行日時として取得する。
次いで、サーバー制御部60は、レシート管理データベースDB1にアクセスする(ステップSF3)。
レシート管理データベースDB1は、会員情報と、レシート発行日時と、レシート印刷データと、を対応付けて記憶するデータベースである。
次いで、サーバー制御部60は、レシート管理データベースDB1に1件のレコードを生成し、当該レコードで、ステップSF1で受信した会員情報と、ステップSF2で取得したレシート発行日時と、ステップSF1で受信したレシート印刷データと、を対応付ける(ステップSF4)。
次いで、サーバー制御部60は、レシート管理データベースDB1に対応するレコードの作成が完了したことを通知する登録通知データを生成し、通信部61を制御して、登録通知データを印刷制御装置12に送信する(ステップSF5)。
ステップSF5で、サーバー制御部60は、印刷制御装置12との間で確立したコネクションで登録通知データを送信する。
次いで、装置制御部30は、信号通信部36を制御して、所定のビーコン信号を、無線通信で送信する(ステップSD8)。
次いで、端末アプリケーション実行部50aは、会員情報を含み、電子レシートの提供を要求する要求データを生成し、データ通信部53を制御して、管理サーバー10に送信する(ステップSE2)。
なお、端末アプリケーション実行部50aは、会員情報を管理する。例えば、端末アプリケーション実行部50aは、顧客に対して、会員情報を入力する欄が設けられたユーザーインターフェースを提供し、当該ユーザーインターフェースに入力された会員情報を所定の記憶領域に記憶することにより、会員情報を管理する。
管理サーバー10のアドレス等、管理サーバー10との通信に用いる情報は、端末14に予め記憶されている。ステップSE2で、端末アプリケーション実行部50aは、データ通信部53を制御して、管理サーバー10との間でコネクションを確立し、コネクションで要求データを送信する。
次いで、サーバー制御部60は、レシート管理データベースDB1にアクセスする(ステップSF7)。
次いで、サーバー制御部60は、ステップSF6で受信した要求データに含まれる会員情報をキーとして、レシート管理データベースDB1で当該会員情報と対応付けられたレシート印刷データを取得する(ステップSF8)。
なお、会員情報と対応付けられたレシート印刷データが複数ある場合は、サーバー制御部60は、対応付けられたレシート発行日時が、現在の日時に最も時間的に近いものを取得する。
次いで、サーバー制御部60は、ステップSF8で取得したレシート印刷データに基づいて、レシート表示データを生成する(ステップSF9)。レシート表示データは、レシート情報を表示させる所定のファイル形式の表示ファイルである。所定のファイル形式は、例えば、HTMLやXML等のマークアップ言語に係るファイル形式や、PDFに係るファイル形式である。レシート表示データのファイル形式は要求データで指定され、また、サーバー制御部60は、レシート印刷データに基づいて、指定されたファイル形式のレシート表示データを生成する機能を有する。
次いで、サーバー制御部60は、通信部61を制御して、生成したレシート表示データを端末14に送信する(ステップSF10)。ステップSF10で、サーバー制御部60は、端末14との間で確立したコネクションで、レシート表示データの送信を行う。
次いで、端末アプリケーション実行部50aは、レシート表示データに基づいて、タッチパネル51の表示パネル51aに、レシート情報を表示する(ステップSE4)。
レシート表示ファイルに基づいて表示されるレシート情報は、電子レシートに相当する。
なお、上述では、顧客の会計が行われた後、印刷制御装置12、管理サーバー10、及び、端末14が対応する処理を実行し、管理サーバー10から端末14に対して自動でレシート表示データが送信される構成であった。しかしながら、会計が行われた後、顧客の要求に応じた任意のタイミングで、管理サーバー10が電子レシートを提供する構成であってもよい。つまり、顧客が、端末14から、所定の手段により、任意のタイミングで、会員情報を、管理サーバー10に送信する。そして、管理サーバー10は、受信した会員情報に基づいてレシート表示データを生成し、送信する構成であってもよい。
また、管理サーバー10は、レシート印刷データに基づいて、レシート表示データ以外のデータを生成し、端末14に送信する構成であってもよい。例えば、レシート印刷データに基づいて、顧客が行った会計が反映されたクーポン情報を表示させるクーポン表示データを生成し、端末14に送信する構成であってもよい。
この構成によれば、POS端末8と通信する印刷制御装置12が、読取装置15から会員情報を受信して処理を実行する。このため、POSシステム1は、POS端末8に読取装置15と通信し会員情報を処理する機能を設けることなく、読取装置15で読み取られた会員情報に基づく処理を実行可能である。
この構成によれば、管理サーバー10は、受信した第1データに基づいて、会員情報と、レシート印刷データとを用いた処理を実行できる。
この構成によれば、印刷制御装置12にキャンセル情報を示す信号を送信することにより、印刷制御装置12に記憶された会員情報を消去し、印刷制御装置12による会員情報の送信をキャンセルできる。
この構成によれば、読取装置15から、印刷制御装置12に、キャンセル情報を示す信号を送信することにより、印刷制御装置12に記憶された会員情報を消去し、印刷制御装置12による会員情報の送信をキャンセルできる。
この構成によれば、レシート印刷データに基づく印刷を行う装置である印刷制御装置12に、読取装置15と通信し、会員情報を処理する機能を設ければよく、当該機能を有する専用の装置をPOSシステム1に追加する必要がない。
この構成によれば、端末14は、ビーコン信号を受信したことをトリガーとして所定の処理を実行できる。
例えば、上述した実施形態では、印刷制御装置12は、印刷する機能を有していた。しかしながら、印刷制御装置12は、必ずしも印刷する機能を有している必要はなく、例えば、印刷制御装置12は、印刷する機能を有する印刷装置と接続し、POS端末8と当該印刷装置との間で送受信されるデータを仲介する中継装置であってもよい。
また、本実施形態では、読取装置15は、ICカードリーダーであった。しかしなから、読取装置15は、光学的にコード(バーコードや、二次元コード)を読み取り装置等の読み取り機能を有する他の装置であってもよい。
また、印刷制御装置12は、サーマル式のプリンターであったが、印刷方式はサーマル式に限らない。
また、図2の機能ブロックは、特定のハードウェア構成を示唆するものでは無い。
Claims (5)
- 識別情報を読み取り、送信する読取装置と、
決済処理を行い、前記決済処理に基づく印刷情報を送信するPOS端末と、
前記識別情報を受信する第1受信部、前記印刷情報を受信する第2受信部、前記第1受信部で受信した前記識別情報を記憶する記憶部、及び前記識別情報と前記印刷情報とを関連付けて送信する送信部を有する印刷制御装置と、
前記印刷制御装置の前記送信部で送信された関連付けられた前記識別情報と前記印刷情報とを受信する通信部、及び前記通信部で受信した関連付けられた前記識別情報と前記印刷情報とに基づく処理を行う制御部を有する管理装置と、
を備えるPOSシステムであって、
前記管理装置の前記通信部は、前記処理が完了したことを示す通知データを送信し、
前記印刷制御装置は、前記管理装置から前記通知データを受信した後に、所定のビーコン信号を送信する、POSシステム。 - 前記印刷制御装置は、キャンセルを示す所定の信号を受信したときに前記記憶部に記憶された前記識別情報を消去する識別情報処理部を有する請求項1に記載のPOSシステム。
- 前記読取装置は、前記所定の信号を送信し、
前記印刷制御装置は、前記第1受信部で前記所定の信号を受信し、前記識別情報処理部で前記記憶部に記憶された前記識別情報を消去する請求項2に記載のPOSシステム。 - 前記印刷制御装置は、前記印刷情報に基づいて印刷を行う印刷部を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のPOSシステム。
- 識別情報を受信する第1受信部と、
印刷情報を受信する第2受信部と、
前記識別情報と前記印刷情報とを関連付けて管理装置に送信する送信部と、
前記管理装置から、前記識別情報と前記印刷情報とに基づく処理が完了したことの通知を受信した後に、所定のビーコン信号を送信する通信部と、
を有することを特徴とする印刷制御装置。
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