JP2016173706A - 制御装置、制御装置の制御方法、及び、制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】リモートデスクトップを提供する制御装置について、通信するデバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにする。【解決手段】リモートデスクトップサーバー70は、デバイスから情報が入力された場合、所定の条件を満たすか否かを判定し、当該所定の条件を満たす場合、情報を出力するデバイス通信制御部714と、デバイス通信制御部714が出力した情報を取得し、対応するキーコードを生成し出力するキーコード生成部713と、キーコード生成部713が生成したキーコードを取得し、取得したキーコードに基づく処理を実行するPOSアプリ実行部712と、POSアプリ実行部712の処理結果を反映したリモートデスクトップを表示させる表示データを生成し、生成した表示データをタブレット端末10に送信するリモートデスクトップサーバー制御部711と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、制御装置、制御装置の制御方法、及び、制御システムに関する。
従来、リモートデスクトップサーバーとしての機能を有する制御装置(ホスト)と、デバイス(マルチペン等)が接続されたリモートデスクトップクライアントとを備える制御システム(システム)について、デバイスが出力した情報を、リモートデスクトップクライアントから制御装置に出力し、制御装置で処理する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、制御装置は、外部装置に対してリモートデスクトップを提供する機能を有する装置である。ここで、デバイスと制御装置とを通信させ、制御装置によりデバイスが出力した情報に基づく処理を行い、処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにする。そうすれば、ユーザーは、リモートデスクトップクライアントに表示されたリモートデスクトップを参照することによって、デバイスの出力に基づく処理結果を参照することがでる。そのことにより、ユーザーの利便性が向上し、また、制御システムで実現できる処理が拡大し、システムの価値を向上できる。しかし、従来、上記処理を実行できるようにする技術がなかった。例えば、特許文献1に係る制御システムでは、リモートデスクトップクライアントにデバイスが接続されており、制御装置とデバイスとが通信することが想定されていない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、リモートデスクトップを提供する制御装置について、通信するデバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにすることを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、リモートデスクトップを提供する制御装置について、通信するデバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、外部装置にリモートデスクトップを提供する制御装置であって、デバイスと通信し、前記デバイスから情報が入力された場合、入力された情報が所定の条件を満たすか否かを判定し、当該所定の条件を満たす場合、情報を出力するデバイス通信制御部と、前記デバイス通信制御部が出力した情報を取得し、対応するキーコードを生成し出力するキーコード生成部と、前記キーコード生成部が生成したキーコードを取得し、取得したキーコードに基づく処理を実行する情報処理部と、前記情報処理部の処理結果を反映したリモートデスクトップを表示させる表示データを生成し、生成した表示データを前記外部装置に送信するリモートデスクトップ制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、リモートデスクトップを提供する制御装置について、通信するデバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにすることができる。
本発明の構成によれば、リモートデスクトップを提供する制御装置について、通信するデバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにすることができる。
また、本発明の制御装置は、前記デバイス通信制御部は、入力された情報が、特定の前記デバイスが出力した情報である場合、所定の条件を満たすと判定する。
本発明の構成によれば、特定のデバイス以外のデバイスが情報を出力した場合に、リモートデスクトップに、当該情報に基づく処理の処理結果が反映されることを防止できる。
本発明の構成によれば、特定のデバイス以外のデバイスが情報を出力した場合に、リモートデスクトップに、当該情報に基づく処理の処理結果が反映されることを防止できる。
また、本発明の制御装置は、前記デバイスは、情報を読み取り、読み取った情報を出力する読取装置であり、前記情報処理部は、前記読取装置が出力した情報に基づくキーコードに基づいて、前記読取装置の読み取り結果に対応する処理を実行する。
本発明の構成によれば、読取装置の読取結果に基づいて情報処理部が実行する処理の処理結果を、外部装置で表示されるリモートデスクトップに反映させることができる。
本発明の構成によれば、読取装置の読取結果に基づいて情報処理部が実行する処理の処理結果を、外部装置で表示されるリモートデスクトップに反映させることができる。
また、本発明の制御装置は、前記デバイス通信制御部は、デバイス制御装置に接続された前記デバイスと通信経路を確立し、前記デバイスが出力した情報は、前記通信経路を介して、前記デバイス通信制御部に出力される。
本発明の構成によれば、制御装置が、デバイス制御装置に接続されたデバイスと通信するシステムについて、通信するデバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにすることができる。
本発明の構成によれば、制御装置が、デバイス制御装置に接続されたデバイスと通信するシステムについて、通信するデバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにすることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、外部装置にリモートデスクトップを提供する制御装置の制御方法であって、デバイスと通信し、前記デバイスから情報が入力された場合、入力された情報が所定の条件を満たすか否かを判定し、当該所定の条件を満たす場合、情報に基づいて、対応するキーコードを生成し、生成したキーコードに基づく処理を実行し、処理結果を反映したリモートデスクトップを表示させる表示データを生成し、生成した表示データを前記外部装置に出力することを特徴とする。
本発明の構成によれば、リモートデスクトップを提供する制御装置について、通信するデバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにすることができる。
本発明の構成によれば、リモートデスクトップを提供する制御装置について、通信するデバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにすることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、リモートデスクトップクライアントとして機能する端末と、前記端末にリモートデスクトップを提供するリモートデスクトップサーバーとして機能する制御装置と、を備える制御システムであって、前記制御装置は、デバイスと通信し、前記デバイスから情報が入力された場合、入力された情報が所定の条件を満たすか否かを判定し、当該所定の条件を満たす場合、情報を出力するデバイス通信制御部、前記デバイス通信制御部が出力した情報を取得し、対応するキーコードを生成し出力するキーコード生成部、前記キーコード生成部が生成したキーコードを取得し、取得したキーコードに基づく処理を実行する情報処理部、及び、前記情報処理部の処理結果を反映したリモートデスクトップを表示させる表示データを生成し、生成した表示データを前記端末に送信するリモートデスクトップ制御部を有し、前記端末は、前記制御装置が送信した表示データに基づいてリモートデスクトップを表示する端末制御部を有することを特徴とする。
本発明の構成によれば、リモートデスクトップクライアントとして機能する端末にリモートデスクトップを提供する制御装置について、通信するデバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにすることができる。
本発明の構成によれば、リモートデスクトップクライアントとして機能する端末にリモートデスクトップを提供する制御装置について、通信するデバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映できるようにすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係るPOS(Point of Sales)システム1(制御システム)を示す図である。
POSシステム1は、ショッピングセンターや、百貨店、コンビニエンスストア等の小売店や、レストランや、喫茶店、居酒屋等の飲食店等の店舗に適用されるシステムである。
POSシステム1は、店舗に設けられたレジカウンターLにおいて、顧客が購入した商品に応じた会計を行う機能、会計に応じてレシートを発行する機能等を備える。
POSシステム1は、ショッピングセンターや、百貨店、コンビニエンスストア等の小売店や、レストランや、喫茶店、居酒屋等の飲食店等の店舗に適用されるシステムである。
POSシステム1は、店舗に設けられたレジカウンターLにおいて、顧客が購入した商品に応じた会計を行う機能、会計に応じてレシートを発行する機能等を備える。
POSシステム1が適用される店舗には、顧客が会計を行なうレジカウンターLが設けられる。レジカウンターLには、会計に応じてレシートを発行可能な印刷装置11が設けられる。また、レジカウンターLで会計を担当するレジ担当者には、タブレット端末10(端末、外部装置)が付与される。印刷装置11、及び、タブレット端末10は、アクセスポイントAPを有して構成されるローカルエリアネットワークLNにアクセス可能である。
印刷装置11には、1又は複数の会計処理用デバイス(デバイス)が接続される。
会計処理用デバイスは、レジカウンターLにおいて、会計時に使用されるUSBデバイスである。本実施形態では、会計処理デバイスに、バーコードリーダーBR(読取装置)、クレジットカードリーダーCR(読取装置)、及び、自動釣銭機JTが少なくとも含まれる。
バーコードリーダーBRは、商品や、商品の包装に付されたバーコードを光学的に読み取る読取装置である。
クレジットカードリーダーCRは、顧客のクレジットカードを磁気的に読み取る読取装置である。
自動釣銭機JTは、貨幣の挿入を受け付ける貨幣受取口と、釣銭を排出する釣銭排出口と、貨幣を収納する貨幣収納部とを有する。自動釣銭機は、貨幣受取口を介して会計に対応する貨幣が挿入された場合、対応する釣銭を釣銭排出口から排出する。
会計処理用デバイスは、レジカウンターLにおいて、会計時に使用されるUSBデバイスである。本実施形態では、会計処理デバイスに、バーコードリーダーBR(読取装置)、クレジットカードリーダーCR(読取装置)、及び、自動釣銭機JTが少なくとも含まれる。
バーコードリーダーBRは、商品や、商品の包装に付されたバーコードを光学的に読み取る読取装置である。
クレジットカードリーダーCRは、顧客のクレジットカードを磁気的に読み取る読取装置である。
自動釣銭機JTは、貨幣の挿入を受け付ける貨幣受取口と、釣銭を排出する釣銭排出口と、貨幣を収納する貨幣収納部とを有する。自動釣銭機は、貨幣受取口を介して会計に対応する貨幣が挿入された場合、対応する釣銭を釣銭排出口から排出する。
タブレット端末10は、タブレット型(板状)のコンピューターである。
タブレット端末10は、後述するリモートデスクトップサーバー70(制御装置)の機能により、レジカウンターLにおける会計に際し、レジ担当者に所定のユーザーインターフェースを提供する。レジ担当者は、ユーザーインターフェースに、会計に対応する入力を行い、また、ユーザーインターフェースに表示された会計に関する情報を参照する。
タブレット端末10は、後述するリモートデスクトップサーバー70との関係で、リモートデスクトップクライアントとして機能する。
タブレット端末10は、後述するリモートデスクトップサーバー70(制御装置)の機能により、レジカウンターLにおける会計に際し、レジ担当者に所定のユーザーインターフェースを提供する。レジ担当者は、ユーザーインターフェースに、会計に対応する入力を行い、また、ユーザーインターフェースに表示された会計に関する情報を参照する。
タブレット端末10は、後述するリモートデスクトップサーバー70との関係で、リモートデスクトップクライアントとして機能する。
図1に示すように、POSシステム1において、ローカルエリアネットワークLNにリモートデスクトップサーバー70が接続される。
リモートデスクトップサーバー70は、外部装置としてのタブレット端末10に、リモートデスクトップを提供する。
タブレット端末10は、ローカルエリアネットワークLNを介してリモートデスクトップサーバー70と通信する。印刷装置11は、ローカルエリアネットワークLNを介してリモートデスクトップサーバー70と通信する。
図1では、POSシステムにおいて、ローカルエリアネットワークLNに1台のリモートデスクトップサーバー70が接続された例を示すが、ローカルエリアネットワークLNに複数のリモートデスクトップサーバー70が接続されてもよい。
リモートデスクトップサーバー70は、外部装置としてのタブレット端末10に、リモートデスクトップを提供する。
タブレット端末10は、ローカルエリアネットワークLNを介してリモートデスクトップサーバー70と通信する。印刷装置11は、ローカルエリアネットワークLNを介してリモートデスクトップサーバー70と通信する。
図1では、POSシステムにおいて、ローカルエリアネットワークLNに1台のリモートデスクトップサーバー70が接続された例を示すが、ローカルエリアネットワークLNに複数のリモートデスクトップサーバー70が接続されてもよい。
図2は、POSシステム1を構成するタブレット端末10、印刷装置11、及び、リモートデスクトップサーバー70の機能的構成を示すブロック図である。
印刷装置11は、サーマルヘッドによってロール紙にドットを形成して画像を印刷するサーマルプリンターである。
図2に示すように、印刷装置11は、印刷ユニット20と、デバイス制御ユニット30(デバイス制御装置)と、を備える。
図2に示すように、印刷装置11は、印刷ユニット20と、デバイス制御ユニット30(デバイス制御装置)と、を備える。
印刷ユニット20は、印刷機能を有する装置であり、図2に示すように、印刷制御部21と、印刷部22と、印刷ユニット通信部23と、を備える。
印刷制御部21は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、例えば、ROMに記憶された制御プログラムをCPUにより実行する等、ハードウェア及びソフトウェアにより印刷ユニット20を制御する。
印刷部22は、印刷機構と、搬送機構と、切断機構とを備える。
印刷機構は、ライン型のサーマルヘッドや、サーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路等のロール紙にドットを形成することによって画像を印刷する各種機構を備える。
搬送機構は、搬送ローラーや、搬送ローラーを回転させる搬送モーター、搬送モーターを駆動するモーター駆動回路等のロール紙を搬送する各種機構を備える。
切断機構は、カッターユニットや、カッターユニットが有する可動刃を移動させるカッター駆動モーター、カッター駆動モーターを駆動するモーター駆動回路等のロール紙を切断する各種機構を備える。
印刷機構は、ライン型のサーマルヘッドや、サーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路等のロール紙にドットを形成することによって画像を印刷する各種機構を備える。
搬送機構は、搬送ローラーや、搬送ローラーを回転させる搬送モーター、搬送モーターを駆動するモーター駆動回路等のロール紙を搬送する各種機構を備える。
切断機構は、カッターユニットや、カッターユニットが有する可動刃を移動させるカッター駆動モーター、カッター駆動モーターを駆動するモーター駆動回路等のロール紙を切断する各種機構を備える。
印刷ユニット通信部23は、USBコントローラー等を備え、印刷制御部21の制御で、USBの規格に従ってデバイス制御ユニット30と通信する。
印刷ユニット20は、デバイス制御ユニット30との関係で、デバイス制御ユニット30をUSBホストとするUSBデバイスとして機能する。
デバイス制御ユニット30は、外部装置と、当該ユニットに接続されたUSBデバイス(会計処理用デバイス、及び、印刷ユニット20)との通信を仲介するUSBデバイスサーバーである。
図2に示すように、デバイス制御ユニット30は、デバイス制御部31と、装置無線LAN通信部32と、USBインターフェース33と、デバイス記憶部34と、を備える。
図2に示すように、デバイス制御ユニット30は、デバイス制御部31と、装置無線LAN通信部32と、USBインターフェース33と、デバイス記憶部34と、を備える。
デバイス制御部31は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、例えば、ROMに記憶された制御プログラムをCPUにより実行する等、ハードウェア及びソフトウェアによりデバイス制御ユニット30を制御する。
装置無線LAN通信部32は、デバイス制御部31の制御で、ローカルエリアネットワークLNに対応する通信規格に従って、当該ネットワークと接続された機器と通信する。
USBインターフェース33は、USBの規格に従った複数(本実施形態では、4つ)のUSBポートP1〜P4を有するインターフェースボードや、インターフェースボードに実装されたUSBコントローラー等を備える。USBインターフェース33は、デバイス制御部31の制御で、USBポートP1〜USBポートP4とUSBケーブルを介して接続するUSBデバイス(会計処理用デバイス、及び、印刷ユニット20を含む。)と通信する。
図2の例では、USBポートP1にバーコードリーダーBRが接続され、USBポートP2にクレジットカードリーダーCRが接続され、USBポートP3に自動釣銭機JTが接続され、USBポートP4に印刷ユニット20が接続される。
以下の説明では、USBポートP1〜USBポートP4を区別しない場合、「USBポートP」と表現する。
図2の例では、USBポートP1にバーコードリーダーBRが接続され、USBポートP2にクレジットカードリーダーCRが接続され、USBポートP3に自動釣銭機JTが接続され、USBポートP4に印刷ユニット20が接続される。
以下の説明では、USBポートP1〜USBポートP4を区別しない場合、「USBポートP」と表現する。
デバイス記憶部34は、メモリーを備え、各種データを記憶する。
タブレット端末10は、前面にタッチパネル52が設けられたタブレット型のコンピューターである。
図2に示すように、タブレット端末10は、端末制御部50と、端末無線LAN通信部51と、タッチパネル52と、端末記憶部53と、を備える。
図2に示すように、タブレット端末10は、端末制御部50と、端末無線LAN通信部51と、タッチパネル52と、端末記憶部53と、を備える。
端末制御部50は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、例えば、ROMに記憶された制御プログラムをCPUにより実行する等、ハードウェア及びソフトウェアによりタブレット端末10を制御する。
端末無線LAN通信部51は、端末制御部50の制御で、ローカルエリアネットワークLNに対応する通信規格に従って、当該ネットワークと接続された機器と通信する。
タッチパネル52は、液晶表示パネル等の表示パネルと、液晶表示パネルに重ねて設けられたタッチセンサーとを備える。表示パネルは、端末制御部50の制御で、各種画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、端末制御部50に出力する。端末制御部50は、タッチ操作に対応する処理を実行する。
端末記憶部29は、メモリーを備え、各種データを記憶する。
リモートデスクトップサーバー70は、タブレット端末10をリモートデスクトップクライアントとするリモートデスクトップサーバーである。
図2に示すように、リモートデスクトップサーバー70は、サーバー制御部71と、サーバー通信部72と、サーバー記憶部73と、を備える。
図2に示すように、リモートデスクトップサーバー70は、サーバー制御部71と、サーバー通信部72と、サーバー記憶部73と、を備える。
サーバー制御部71は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、例えば、ROMに記憶された制御プログラムをCPUにより実行する等、ハードウェア及びソフトウェアによりリモートデスクトップサーバー70を制御する。
サーバー通信部72は、サーバー制御部71の制御で、所定の通信規格に従って、ローカルエリアネットワークLNと接続する機器と通信する。
サーバー記憶部73は、メモリーを備え、各種データを記憶する。
図3は、同一のレジカウンターLに設けられたタブレット端末10、及び、印刷装置11のデバイス制御ユニット30と、リモートデスクトップサーバー70との関係を、これら装置間で確立される通信経路を明示して示す図である。また、図3では、タブレット端末10、及び、リモートデスクトップサーバー70にインストールされたソフトウェア(アプリケーション)を、説明に適した態様で模式的に示す。
図3に示すように、リモートデスクトップサーバー70には、リモートデスクトップサーバーソフトウェアRDSがインストールされる。リモートデスクトップサーバー70には、デバイス通信アプリケーションDAPがインストールされる。リモートデスクトップサーバー70には、POSアプリケーションPAPがインストールされる。
リモートデスクトップサーバー70にインストールされたプログラムに基づく処理については後述する。
リモートデスクトップサーバー70にインストールされたプログラムに基づく処理については後述する。
図3に示すように、タブレット端末10には、リモートデスクトップクライアントソフトウェアRDCがインストールされる。
タブレット端末10にインストールされたリモートデスクトップクライアントソフトウェアRDCに基づく処理については後述する。
タブレット端末10にインストールされたリモートデスクトップクライアントソフトウェアRDCに基づく処理については後述する。
図3に示すように、タブレット端末10とリモートデスクトップサーバー70との間には、論理的な通信経路であるサーバー/装置間通信経路MTが後述する手段により確立される。
リモートデスクトップサーバー70は、適宜、サーバー/装置間通信経路MTを介して、所定のユーザーインターフェースをリモートデスクトップとして表示させる表示データをタブレット端末10に送信する。タブレット端末10は、サーバー/装置間通信経路MTを介してリモートデスクトップサーバー70から表示データを受信し、受信した表示データに基づいて、タッチパネル52に所定のユーザーインターフェース(所定の画面)を表示する。
また、タブレット端末10は、リモートデスクトップサーバー70から受信した表示データに基づくユーザーインターフェースに対して入力があった場合、入力に対応する情報を、サーバー/装置間通信経路MTを介してリモートデスクトップサーバー70に送信する。リモートデスクトップサーバー70は、タブレット端末10から受信した情報に基づいて、対応する演算処理を実行し、処理結果を反映した表示データをサーバー/装置間通信経路MTを介してタブレット端末10に送信する。
リモートデスクトップサーバー70は、適宜、サーバー/装置間通信経路MTを介して、所定のユーザーインターフェースをリモートデスクトップとして表示させる表示データをタブレット端末10に送信する。タブレット端末10は、サーバー/装置間通信経路MTを介してリモートデスクトップサーバー70から表示データを受信し、受信した表示データに基づいて、タッチパネル52に所定のユーザーインターフェース(所定の画面)を表示する。
また、タブレット端末10は、リモートデスクトップサーバー70から受信した表示データに基づくユーザーインターフェースに対して入力があった場合、入力に対応する情報を、サーバー/装置間通信経路MTを介してリモートデスクトップサーバー70に送信する。リモートデスクトップサーバー70は、タブレット端末10から受信した情報に基づいて、対応する演算処理を実行し、処理結果を反映した表示データをサーバー/装置間通信経路MTを介してタブレット端末10に送信する。
図3に示すように、リモートデスクトップサーバー70と、印刷装置11のデバイス制御ユニット30に接続された各USBデバイスとの間には、論理的な通信経路であるサーバー/デバイス間通信経路XTが後述する手段により確立される。具体的には、リモートデスクトップサーバー70とバーコードリーダーBRとの間で通信経路XT1が確立され、リモートデスクトップサーバー70とクレジットカードリーダーCRとの間で通信経路XT2が確立され、リモートデスクトップサーバー70と自動釣銭機JTとの間で通信経路XT3が確立され、リモートデスクトップサーバー70と印刷ユニット20との間で通信経路XT4が確立される。
リモートデスクトップサーバー70は、サーバー/デバイス間通信経路XTを介して、各USBデバイスとの間で、非同期な双方向通信によりデータの送受信を行う。
リモートデスクトップサーバー70は、サーバー/デバイス間通信経路XTを介して、各USBデバイスとの間で、非同期な双方向通信によりデータの送受信を行う。
リモートデスクトップサーバー70は、以下のことを目的として設けられサーバーである。
すなわち、POSアプリケーション等の印刷装置11の制御用のソフトウェア(以下、「制御用ソフトウェア」という。)は、タブレット端末10のOSに対応しない場合がある。このような場合に、リモートデスクトップサーバー70において、制御用ソフトウェアに対応するOS上で制御用ソフトウェアを動作させて、制御用ソフトウェアによる印刷装置11の制御を可能とすることを目的とする。さらに、リモートデスクトップの技術を利用して、タブレット端末10により制御用ソフトウェアの処理結果を参照できるようにすると共に、タブレット端末10により制御用ソフトウェアに所定の処理を実行させる指示を与えることができるようにすることを目的とする。
すなわち、POSアプリケーション等の印刷装置11の制御用のソフトウェア(以下、「制御用ソフトウェア」という。)は、タブレット端末10のOSに対応しない場合がある。このような場合に、リモートデスクトップサーバー70において、制御用ソフトウェアに対応するOS上で制御用ソフトウェアを動作させて、制御用ソフトウェアによる印刷装置11の制御を可能とすることを目的とする。さらに、リモートデスクトップの技術を利用して、タブレット端末10により制御用ソフトウェアの処理結果を参照できるようにすると共に、タブレット端末10により制御用ソフトウェアに所定の処理を実行させる指示を与えることができるようにすることを目的とする。
以上のように、POSシステム1は、リモートデスクトップサーバー70と、デバイス制御ユニット30に接続されたデバイスとの間で通信経路が確立され、これら装置間で通信する。
そして、本実施形態に係るPOSシステム1は、デバイスが情報を出力した場合(例えば、バーコードリーダーBRがバーコードの読み取りに基づく情報を出力した場合)、当該情報に基づいてリモートデスクトップサーバー70の所定のアプリケーションが実行した処理の処理結果が、タブレット端末10で表示されるユーザーインターフェース(リモートデスクトップ)に反映されることを可能とする。以下、詳述する。
そして、本実施形態に係るPOSシステム1は、デバイスが情報を出力した場合(例えば、バーコードリーダーBRがバーコードの読み取りに基づく情報を出力した場合)、当該情報に基づいてリモートデスクトップサーバー70の所定のアプリケーションが実行した処理の処理結果が、タブレット端末10で表示されるユーザーインターフェース(リモートデスクトップ)に反映されることを可能とする。以下、詳述する。
図4は、POSシステム1の要部の構成を詳細に示すブロック図である。図4では、特に、リモートデスクトップサーバー70のサーバー制御部71が備える機能ブロックを詳細に示す。
図4に示すように、リモートデスクトップサーバー70のサーバー制御部71は、機能ブロックとして、リモートデスクトップサーバー制御部711と、POSアプリ実行部712と、キーコード生成部713と、を備える。また、サーバー制御部71は、機能ブロックとして、デバイス通信制御部714を備える。デバイス通信制御部714は、入力データ取得部7141と、条件判定部7142と、クラスドライバー実行部7143と、デバイス通信部7144と、を備える。
図4に示すように、タブレット端末10の端末制御部50は、機能ブロックとして、リモートデスクトップクライアント制御部501を備える。
バーコードリーダーBRによりバーコードの読み取りが行われた場合のPOSシステム1の各装置の動作について、図4で示す機能ブロックの説明と共に説明する。
図4に示すように、リモートデスクトップサーバー70のサーバー制御部71は、機能ブロックとして、リモートデスクトップサーバー制御部711と、POSアプリ実行部712と、キーコード生成部713と、を備える。また、サーバー制御部71は、機能ブロックとして、デバイス通信制御部714を備える。デバイス通信制御部714は、入力データ取得部7141と、条件判定部7142と、クラスドライバー実行部7143と、デバイス通信部7144と、を備える。
図4に示すように、タブレット端末10の端末制御部50は、機能ブロックとして、リモートデスクトップクライアント制御部501を備える。
バーコードリーダーBRによりバーコードの読み取りが行われた場合のPOSシステム1の各装置の動作について、図4で示す機能ブロックの説明と共に説明する。
図5は、バーコードリーダーBRでバーコードの読み取りが行われた場合の、リモートデスクトップサーバー70、及び、タブレット端末10の動作を示すフローチャートである。図5(A)はリモートデスクトップサーバー70のデバイス通信部7144の動作を示し、(B)はクラスドライバー実行部7143の動作を示し、(C)は条件判定部7142の動作を示し、(D)は入力データ取得部7141の動作を示し、(E)はキーコード生成部713の動作を示し、(F)はPOSアプリ実行部712の動作を示し、(G)はリモートデスクトップサーバー制御部711の動作を示す。図5(H)はタブレット端末のリモートデスクトップクライアント制御部501の動作を示す。
ここで、リモートデスクトップサーバー70のリモートデスクトップサーバー制御部711は、リモートデスクトップサーバー70にインストールされたリモートデスクトップサーバーソフトウェアRDSを読み出して実行することにより処理を実行する機能ブロックである。
また、タブレット端末10のリモートデスクトップクライアント制御部501は、タブレット端末10にインストールされたリモートデスクトップクライアントソフトウェアRDCを読み出して実行することにより処理を実行する機能ブロックである。
そして、バーコードリーダーBRによるバーコードの読み取り前に、リモートデスクトップサーバー制御部711と、リモートデスクトップクライアント制御部501とは、以下の処理を実行する。すなわち、これら機能ブロックは、リモートデスクトップに係る所定のプロトコルに従って通信し、これら機能ブロック間に、サーバー/装置間通信経路MTを確立する。
サーバー/装置間通信経路MTの確立に伴って、リモートデスクトップサーバー制御部711と、リモートデスクトップクライアント制御部501との間で、データの送受信が可能となる。
また、リモートデスクトップサーバー70において、サーバー/装置間通信経路MTの確立に伴って、当該通信経路を介してリモートデスクトップクライアント制御部501との間で、所定のプロトコルに従った一連の通信を行うセッション(以下、「サーバー側リモートセッションSS(図4参照)」と表現する。)が構築される。サーバー側リモートセッションSSは、リモートデスクトップサーバーソフトウェアRDS上で動作するプログラムに基づく機能(本例では、リモートデスクトップサーバー制御部711、POSアプリ実行部712、及び、キーコード生成部713の機能を含む。)により、リモートデスクトップクライアント制御部501との間での所定のプロトコルに従った一連の通信を実行する。
また、タブレット端末10のリモートデスクトップクライアント制御部501は、タブレット端末10にインストールされたリモートデスクトップクライアントソフトウェアRDCを読み出して実行することにより処理を実行する機能ブロックである。
そして、バーコードリーダーBRによるバーコードの読み取り前に、リモートデスクトップサーバー制御部711と、リモートデスクトップクライアント制御部501とは、以下の処理を実行する。すなわち、これら機能ブロックは、リモートデスクトップに係る所定のプロトコルに従って通信し、これら機能ブロック間に、サーバー/装置間通信経路MTを確立する。
サーバー/装置間通信経路MTの確立に伴って、リモートデスクトップサーバー制御部711と、リモートデスクトップクライアント制御部501との間で、データの送受信が可能となる。
また、リモートデスクトップサーバー70において、サーバー/装置間通信経路MTの確立に伴って、当該通信経路を介してリモートデスクトップクライアント制御部501との間で、所定のプロトコルに従った一連の通信を行うセッション(以下、「サーバー側リモートセッションSS(図4参照)」と表現する。)が構築される。サーバー側リモートセッションSSは、リモートデスクトップサーバーソフトウェアRDS上で動作するプログラムに基づく機能(本例では、リモートデスクトップサーバー制御部711、POSアプリ実行部712、及び、キーコード生成部713の機能を含む。)により、リモートデスクトップクライアント制御部501との間での所定のプロトコルに従った一連の通信を実行する。
また、リモートデスクトップサーバー70のデバイス通信部7144は、リモートデスクトップサーバー70にインストールされたデバイス通信アプリケーションDAPを読み出して実行することにより処理を実行する機能ブロックである。
そして、バーコードリーダーBRによるバーコードの読み取り前に、デバイス通信部7144と、印刷装置11のデバイス制御ユニット30のデバイス制御部31は、以下の処理を実行する。すなわち、これら機能ブロックは、リモートデスクトップに係る所定のプロトコルに従って通信し、デバイス通信部7144と、デバイス制御ユニット30に接続された各デバイスとの間にサーバー/デバイス間通信経路XTを確立する。
サーバー/デバイス間通信経路XTの確立に伴って、デバイス通信部7144と、デバイス制御ユニット30に接続された各デバイスとの間で、データの送受信が可能となる。
また、リモートデスクトップサーバー70において、サーバー/デバイス間通信経路XTの確立に伴って、当該通信経路を介して、所定のプロトコルに従った一連の通信を行うセッション(以下、「サーバー側デバイス通信セッションTT(図4参照)」と表現する。)が構築される。サーバー側デバイス通信セッションTTは、リモートデスクトップサーバー70のOS上で動作するプログラムに基づく機能(本例では、デバイス通信制御部714が備える入力データ取得部7141、条件判定部7142、クラスドライバー実行部7143、及び、デバイス通信部7144の機能を含む。)により、デバイスとの間での所定のプロトコルに従った一連の通信を実行する。
そして、バーコードリーダーBRによるバーコードの読み取り前に、デバイス通信部7144と、印刷装置11のデバイス制御ユニット30のデバイス制御部31は、以下の処理を実行する。すなわち、これら機能ブロックは、リモートデスクトップに係る所定のプロトコルに従って通信し、デバイス通信部7144と、デバイス制御ユニット30に接続された各デバイスとの間にサーバー/デバイス間通信経路XTを確立する。
サーバー/デバイス間通信経路XTの確立に伴って、デバイス通信部7144と、デバイス制御ユニット30に接続された各デバイスとの間で、データの送受信が可能となる。
また、リモートデスクトップサーバー70において、サーバー/デバイス間通信経路XTの確立に伴って、当該通信経路を介して、所定のプロトコルに従った一連の通信を行うセッション(以下、「サーバー側デバイス通信セッションTT(図4参照)」と表現する。)が構築される。サーバー側デバイス通信セッションTTは、リモートデスクトップサーバー70のOS上で動作するプログラムに基づく機能(本例では、デバイス通信制御部714が備える入力データ取得部7141、条件判定部7142、クラスドライバー実行部7143、及び、デバイス通信部7144の機能を含む。)により、デバイスとの間での所定のプロトコルに従った一連の通信を実行する。
また、バーコードリーダーBRによるバーコードの読み取りの前に、以下の処理が行われる。
図5(D)に示すように、入力データ取得部7141は、以下の処理を実行する(ステップSD1)。
ここで、入力データ取得部7141は、リモートデスクトップサーバー70にインストールされた対応するプログラムをサーバー制御部71が読み出して実行することにより処理を実行する機能ブロックである。
ステップSD1において、入力データ取得部7141は、バーコードリーダーBRを識別する識別情報であるデバイス識別情報を、条件判定部7142に出力する。
例えば、入力データ取得部7141は、バーコードリーダーBRのデバイス識別情報を入力させるユーザーインターフェースをユーザーに提供し、当該ユーザーインターフェースに対する入力に基づいて、事前に、バーコードリーダーBRのデバイス識別情報を取得する。また例えば、入力データ取得部7141は、デバイス制御ユニット30のデバイス制御部31と所定のプロトコルに従って通信し、デバイス制御部31から通信によってバーコードリーダーBRのデバイス識別情報を取得する。
図5(D)に示すように、入力データ取得部7141は、以下の処理を実行する(ステップSD1)。
ここで、入力データ取得部7141は、リモートデスクトップサーバー70にインストールされた対応するプログラムをサーバー制御部71が読み出して実行することにより処理を実行する機能ブロックである。
ステップSD1において、入力データ取得部7141は、バーコードリーダーBRを識別する識別情報であるデバイス識別情報を、条件判定部7142に出力する。
例えば、入力データ取得部7141は、バーコードリーダーBRのデバイス識別情報を入力させるユーザーインターフェースをユーザーに提供し、当該ユーザーインターフェースに対する入力に基づいて、事前に、バーコードリーダーBRのデバイス識別情報を取得する。また例えば、入力データ取得部7141は、デバイス制御ユニット30のデバイス制御部31と所定のプロトコルに従って通信し、デバイス制御部31から通信によってバーコードリーダーBRのデバイス識別情報を取得する。
図5(C)に示すように、条件判定部7142は、入力データ取得部7141から入力されたデバイス識別情報を取得する(ステップSC1)。
詳細は後述するが、条件判定部7142は、データの入力があった場合に、所定の条件が成立した場合に、当該データを入力データ取得部7141に出力するが、ステップSC1で取得したデバイス識別情報を、当該所定の条件が成立したか否かの判定に使用する。
詳細は後述するが、条件判定部7142は、データの入力があった場合に、所定の条件が成立した場合に、当該データを入力データ取得部7141に出力するが、ステップSC1で取得したデバイス識別情報を、当該所定の条件が成立したか否かの判定に使用する。
さて、バーコードリーダーBRによりバーコードの読み取りが行われると、バーコードリーダーBRは、読み取り結果を示すデータ(情報。以下、「読取結果データ」という。)を出力する。バーコードリーダーBRが出力した読取結果データは、通信経路XT1を介して、デバイス通信部7144に送信される。
本例では、バーコードリーダーBRが読み取るバーコードは、商品コードが記録されたバーコードである。
本例では、バーコードリーダーBRが読み取るバーコードは、商品コードが記録されたバーコードである。
図5(A)に示すように、バーコードリーダーBRによるバーコードの読み取りに応じて、デバイス通信部7144は、通信経路XT1を介して、読取結果データを取得する(ステップSA1)。
次いで、デバイス通信部7144は、取得した読取結果データを、クラスドライバー実行部7143に出力する(ステップSA2)。
次いで、デバイス通信部7144は、取得した読取結果データを、クラスドライバー実行部7143に出力する(ステップSA2)。
ここで、クラスドライバー実行部7143は、サーバー制御部71がデバイスのデバイスクラス(本例では、バーコードリーダーBRはHID(Human Interface Device)であるので、デバイスクラスはHIDクラス)に対応するクラスドライバーを読み出して実行することにより処理を実行する機能ブロックである。
図5(B)に示すように、クラスドライバー実行部7143は、ステップSA2でデバイス通信部7144が出力した読取結果データを取得する(ステップSB1)。
次いで、クラスドライバー実行部7143は、読取結果データを、対応するプロトコルに従って変換し、入力データを生成する(ステップSB2)。
次いで、クラスドライバー実行部7143は、ステップSB2で生成した入力データと、バーコードリーダーBRのデバイス識別情報との組み合わせを、条件判定部7142に出力する(ステップSB3)。
図5(B)に示すように、クラスドライバー実行部7143は、ステップSA2でデバイス通信部7144が出力した読取結果データを取得する(ステップSB1)。
次いで、クラスドライバー実行部7143は、読取結果データを、対応するプロトコルに従って変換し、入力データを生成する(ステップSB2)。
次いで、クラスドライバー実行部7143は、ステップSB2で生成した入力データと、バーコードリーダーBRのデバイス識別情報との組み合わせを、条件判定部7142に出力する(ステップSB3)。
ステップSB3において、クラスドライバー実行部7143は、例えば、以下の方法により、バーコードリーダーBR(データの出力元のデバイス)のデバイス識別情報を取得する。
すなわち、クラスドライバー実行部7143は、各デバイスとサーバー/デバイス間通信経路XTを確立するときに、各デバイスのデバイス識別情報を通信により取得し、各デバイスのデバイス識別情報を、各デバイスに対応するサーバー/デバイス間通信経路XTを識別する識別情報(以下、「通信経路識別情報」という。)と対応付けて所定の記憶領域に記憶する。そして、クラスドライバー実行部7143は、デバイスからサーバー/デバイス間通信経路XTを介してデータを受信したときに、当該通信経路の通信経路識別情報と対応付けて記憶されたデバイス識別情報を取得する。デバイス識別情報を取得する方法は、どのような方法でもよい。
すなわち、クラスドライバー実行部7143は、各デバイスとサーバー/デバイス間通信経路XTを確立するときに、各デバイスのデバイス識別情報を通信により取得し、各デバイスのデバイス識別情報を、各デバイスに対応するサーバー/デバイス間通信経路XTを識別する識別情報(以下、「通信経路識別情報」という。)と対応付けて所定の記憶領域に記憶する。そして、クラスドライバー実行部7143は、デバイスからサーバー/デバイス間通信経路XTを介してデータを受信したときに、当該通信経路の通信経路識別情報と対応付けて記憶されたデバイス識別情報を取得する。デバイス識別情報を取得する方法は、どのような方法でもよい。
図5(C)に示すように、条件判定部7142は、クラスドライバー実行部7143が出力した入力データと、バーコードリーダーBRのデバイス識別情報との組み合わせを取得する(ステップSC2)。
次いで、条件判定部7142は、ステップSC2で取得した組み合わせに基づいて、所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップSC3)。
ステップSC3において、条件判定部7142は、ステップSC1で入力データ取得部7141から取得したデバイス識別情報の値と、ステップSC3でクラスドライバー実行部7143から取得したデバイス識別情報の値とが一致する場合、条件を満たすと判別し、一致しない場合条件を満たさないと判別する。
次いで、条件判定部7142は、ステップSC2で取得した組み合わせに基づいて、所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップSC3)。
ステップSC3において、条件判定部7142は、ステップSC1で入力データ取得部7141から取得したデバイス識別情報の値と、ステップSC3でクラスドライバー実行部7143から取得したデバイス識別情報の値とが一致する場合、条件を満たすと判別し、一致しない場合条件を満たさないと判別する。
ここで、所定の条件とは、条件判定部7142から入力データ取得部7141に対して、入力データを出力するか否かを判定する条件であり、所定の条件を満たす場合、入力データの入力データ取得部7141への出力が行われ、所定の条件を満たさない場合、入力データの入力データ取得部7141への出力が行われない。
ステップSC3の処理は、以下のことを目的として実行される。
すなわち、後述するPOSアプリ実行部712の処理対象となるデータを出力した特定のデバイス、換言すれば、POSアプリ実行部712の処理結果がリモートデスクトップに反映されることが求められる特定のデバイスが出力したデータを、入力データ取得部7141に出力することを目的とする。
例えば、リモートデスクトップサーバー70に、直接、接続されたデバイス(例えば、キーボードや、マウス)が出力したデータは、当該サーバーのOS上で動作するアプリケーションで処理されるデータであるので、POSアプリ実行部712に出力されることを防止する必要がある。そして、ステップSC3の処理が実行されることにより、入力データ取得部7141により事前に指定されたデバイス識別情報のデバイスが出力したデータが、選択的にPOSアプリ実行部712に出力される。これにより、リモートデスクトップサーバー70のOS上で動作するアプリケーションが処理するデータがPOSアプリ実行部712に出力されることを防止できる。
ステップSC3の処理は、以下のことを目的として実行される。
すなわち、後述するPOSアプリ実行部712の処理対象となるデータを出力した特定のデバイス、換言すれば、POSアプリ実行部712の処理結果がリモートデスクトップに反映されることが求められる特定のデバイスが出力したデータを、入力データ取得部7141に出力することを目的とする。
例えば、リモートデスクトップサーバー70に、直接、接続されたデバイス(例えば、キーボードや、マウス)が出力したデータは、当該サーバーのOS上で動作するアプリケーションで処理されるデータであるので、POSアプリ実行部712に出力されることを防止する必要がある。そして、ステップSC3の処理が実行されることにより、入力データ取得部7141により事前に指定されたデバイス識別情報のデバイスが出力したデータが、選択的にPOSアプリ実行部712に出力される。これにより、リモートデスクトップサーバー70のOS上で動作するアプリケーションが処理するデータがPOSアプリ実行部712に出力されることを防止できる。
所定の条件を満たさない場合(ステップSC3:NO)、条件判定部7142は、入力データを入力データ取得部7141に出力することなく、処理を終了する。この場合、入力データは、POSアプリ実行部712に出力されず、タブレット端末10に表示されたリモートデスクトップに対する影響はない。
一方、所定の条件を満たす場合(ステップSC3:YES)、条件判定部7142は、入力データを、入力データ取得部7141に出力する(ステップSC4)。
図5(D)に示すように、入力データ取得部7141は、条件判定部7142が出力した入力データを取得し、取得した入力データをキーコード生成部713に出力する(ステップSD2)。
ここで、キーコード生成部713は、サーバー制御部71がリモートデスクトップサーバーソフトウェアRDS上で動作する所定のプログラムを読み出して実行することにより、処理を実行する機能ブロックである。
図5(E)に示すように、キーコード生成部713は、入力データ取得部7141が出力した入力データを取得し、取得した入力データに基づいてキーコードを生成する(ステップSE1)。
キーコードは、入力データが示す文字列(本例では、商品コードを表す文字列)を構成する各文字を、所定の規格に対応したコードの組み合わせによって表現するデータである。POSアプリケーションを含むリモートデスクトップサーバーソフトウェアRDS上で動作するアプリケーションは、キーコードとして入力されたデータを処理可能である。
図5(E)に示すように、キーコード生成部713は、入力データ取得部7141が出力した入力データを取得し、取得した入力データに基づいてキーコードを生成する(ステップSE1)。
キーコードは、入力データが示す文字列(本例では、商品コードを表す文字列)を構成する各文字を、所定の規格に対応したコードの組み合わせによって表現するデータである。POSアプリケーションを含むリモートデスクトップサーバーソフトウェアRDS上で動作するアプリケーションは、キーコードとして入力されたデータを処理可能である。
本実施形態では、入力データ取得部7141からキーコード生成部713への入力データの受け渡しが行われるので、サーバー側デバイス通信セッションTTからサーバー側リモートセッションSSへの異なるセッションへのデータの受け渡しが可能となる。
また、本実施形態では、キーコード生成部713により入力データからキーコードへの変換が行われるので、リモートデスクトップサーバーソフトウェアRDS上で動作するアプリケーション(本例では、POSアプリケーション)による対応する処理の実行が可能となる。
また、本実施形態では、キーコード生成部713により入力データからキーコードへの変換が行われるので、リモートデスクトップサーバーソフトウェアRDS上で動作するアプリケーション(本例では、POSアプリケーション)による対応する処理の実行が可能となる。
図5(F)に示すように、POSアプリ実行部712は、キーコード生成部713が出力したキーコードを取得し、対応する処理を実行する(ステップSF1)。
ここで、POSアプリ実行部712は、サーバー制御部71がリモートデスクトップサーバーソフトウェアRDS上で動作するPOSアプリケーションを読み出して実行することにより、処理を実行する機能ブロックである。
ステップSF1において、例えば、POSアプリ実行部712は、以下の処理を実行する。
ここで、POSアプリ実行部712は、サーバー制御部71がリモートデスクトップサーバーソフトウェアRDS上で動作するPOSアプリケーションを読み出して実行することにより、処理を実行する機能ブロックである。
ステップSF1において、例えば、POSアプリ実行部712は、以下の処理を実行する。
図6(A)は、POSアプリ実行部712が提供するユーザーインターフェースであるレジ用画面UIを示す図である。
レジ用画面UIは、リモートデスクトップサーバーソフトウェアRDSの機能により、リモートデスクトップとして、タブレット端末10に表示される。すなわち、POSアプリ実行部712は、レジ用画面UIを表示させる所定フォーマットの表示データ(以下、「画面表示データ」という。)を生成し、リモートデスクトップサーバー制御部711に出力する。リモートデスクトップサーバー制御部711は、POSアプリ実行部712から取得した画面表示データに基づいて、当該画面表示データに基づくレジ用画面UIを含むリモートデスクトップを表示させる表示データ(以下、「リモートデスクトップ表示データ」という。)を生成し、サーバー/装置間通信経路MTを介してタブレット端末10に送信する。
レジ用画面UIは、リモートデスクトップサーバーソフトウェアRDSの機能により、リモートデスクトップとして、タブレット端末10に表示される。すなわち、POSアプリ実行部712は、レジ用画面UIを表示させる所定フォーマットの表示データ(以下、「画面表示データ」という。)を生成し、リモートデスクトップサーバー制御部711に出力する。リモートデスクトップサーバー制御部711は、POSアプリ実行部712から取得した画面表示データに基づいて、当該画面表示データに基づくレジ用画面UIを含むリモートデスクトップを表示させる表示データ(以下、「リモートデスクトップ表示データ」という。)を生成し、サーバー/装置間通信経路MTを介してタブレット端末10に送信する。
図6(A)のレジ用画面UIにおいて、左上部には、顧客が購入した商品の名称、商品の単価、及び、商品の数量が一覧表示される一覧表示エリア60が設けられる。一覧表示エリア60の右方には、顧客が購入した商品の合計金額、会計に際して顧客から預かった金銭の金額、及び、顧客に渡すべきお釣りの金額が表示される金額表示エリア61が設けられる。
一覧表示エリア60の下方には、バーコードリーダーBRによって読み取られたバーコードの情報(以下、「バーコード情報」という。)が表示されるバーコード情報表示エリア62が設けられる。バーコード情報は、基本的には、商品に割り当てられた商品コードである。
バーコード情報表示エリア62の右方には、ソフトウェアテンキー63が設けられる。
一覧表示エリア60の下方には、バーコードリーダーBRによって読み取られたバーコードの情報(以下、「バーコード情報」という。)が表示されるバーコード情報表示エリア62が設けられる。バーコード情報は、基本的には、商品に割り当てられた商品コードである。
バーコード情報表示エリア62の右方には、ソフトウェアテンキー63が設けられる。
ステップSF1の処理の開始時点で、レジ用画面UIの内容が、図6(A)に示すものであるとする。
この場合において、ステップSF1で、POSアプリ実行部712は、例えば、以下の処理を実行する。すなわち、POSアプリ実行部712は、キーコードが示す商品コードに基づいて、商品の名称、及び、商品の単価を取得する。ここで、サーバー記憶部73は、各商品について、商品コードと、商品名称と、商品の単価とを対応づけて記憶するテーブルを記憶する。POSアプリ実行部712は、当該テーブルに基づいて、商品の名称、及び、商品の単価を取得する。なお、商品の名称、及び、商品の単価を取得する方法は、例示した方法に限らない。例えば、外部のサーバーに問い合わせて取得する方法でもよい。
次いで、POSアプリ実行部712は、バーコード情報表示エリア62に、キーコードが示す文字列(本例では、商品コードを表す文字列)が表示され、かつ、一覧表示エリア60に、商品の名称と、商品の単価と、商品の数量との組み合わせが表示されたレジ用画面UI(図6(B)参照。)を表示させる画面表示データを生成する。
この場合において、ステップSF1で、POSアプリ実行部712は、例えば、以下の処理を実行する。すなわち、POSアプリ実行部712は、キーコードが示す商品コードに基づいて、商品の名称、及び、商品の単価を取得する。ここで、サーバー記憶部73は、各商品について、商品コードと、商品名称と、商品の単価とを対応づけて記憶するテーブルを記憶する。POSアプリ実行部712は、当該テーブルに基づいて、商品の名称、及び、商品の単価を取得する。なお、商品の名称、及び、商品の単価を取得する方法は、例示した方法に限らない。例えば、外部のサーバーに問い合わせて取得する方法でもよい。
次いで、POSアプリ実行部712は、バーコード情報表示エリア62に、キーコードが示す文字列(本例では、商品コードを表す文字列)が表示され、かつ、一覧表示エリア60に、商品の名称と、商品の単価と、商品の数量との組み合わせが表示されたレジ用画面UI(図6(B)参照。)を表示させる画面表示データを生成する。
図5(G)に示すように、リモートデスクトップサーバー制御部711は、ステップSF1でPOSアプリ実行部712が実行した処理の処理結果を取得し、処理結果を反映したリモートデスクトップ表示データを生成する(ステップSG1)。
ここで、リモートデスクトップサーバー制御部711は、サーバー制御部71がリモートデスクトップサーバーソフトウェアRDSを読み出して実行することにより処理を実行する機能ブロックである。
ここで、リモートデスクトップサーバー制御部711は、サーバー制御部71がリモートデスクトップサーバーソフトウェアRDSを読み出して実行することにより処理を実行する機能ブロックである。
例えば、上記で例示したように、ステップSF1でPOSアプリ実行部712によりレジ用画面UIの画面表示データの生成が行われた場合、ステップSG1で、リモートデスクトップサーバー制御部711は、POSアプリ実行部712から画面表示データを取得し、当該画面表示データに基づくレジ用画面UIを含むリモートデスクトップを表示させるリモートデスクトップ表示データを生成する。
次いで、リモートデスクトップサーバー制御部711は、生成したリモートデスクトップ表示データを、サーバー/装置間通信経路MTを介して、タブレット端末10に送信する(ステップSG2)。
図5(H)に示すように、タブレット端末10の端末制御部50のリモートデスクトップクライアント制御部501は、リモートデスクトップ表示データを受信し、受信したリモートデスクトップ表示データに基づいて、タッチパネル52にリモートデスクトップを表示する(ステップSH1)。
この結果、例えば、リモートデスクトップとして、POSアプリ実行部712の処理の処理結果が反映された画面が表示される。例えば、ステップSF1において、図6を用いて例示した処理が実行された場合、リモートデスクトップとして表示されたレジ用画面UIは、図6(A)に示す画面から、図6(B)に示す画面へと遷移する。
この結果、例えば、リモートデスクトップとして、POSアプリ実行部712の処理の処理結果が反映された画面が表示される。例えば、ステップSF1において、図6を用いて例示した処理が実行された場合、リモートデスクトップとして表示されたレジ用画面UIは、図6(A)に示す画面から、図6(B)に示す画面へと遷移する。
以上説明したように、本実施形態に係るリモートデスクトップサーバー70は、デバイスと通信し、デバイスから情報が入力された場合、入力された情報が所定の条件を満たすか否かを判定し、当該所定の条件を満たす場合、情報を出力するデバイス通信制御部714と、デバイス通信制御部714が出力した情報を取得し、対応するキーコードを生成し出力するキーコード生成部713と、キーコード生成部713が生成したキーコードを取得し、取得したキーコードに基づく処理を実行するPOSアプリ実行部712(情報処理部)と、POSアプリ実行部712の処理結果を反映したリモートデスクトップを表示させる表示データを生成し、生成した表示データをタブレット端末10(外部装置、端末)に送信するリモートデスクトップサーバー制御部711と、を備える。
この構成によれば、サーバー側デバイス通信セッションTTからサーバー側リモートセッションSSへの異なるセッションへのデータの受け渡しが可能となり、また、キーコード生成部713によりキーコードが生成されてPOSアプリ実行部712に出力されるため、リモートデスクトップサーバーソフトウェアRDS上で動作するアプリケーション(本実施形態では、POSアプリケーション)による対応する処理の実行が可能となる。これにより、リモートデスクトップサーバー70は、POSアプリ実行部712の処理結果を反映したリモートデスクトップを、タブレット端末10に表示させることが可能となる。すなわち、上記構成によれば、外部装置にリモートデスクトップを提供するリモートデスクトップサーバー70について、デバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映させることができる。
この構成によれば、サーバー側デバイス通信セッションTTからサーバー側リモートセッションSSへの異なるセッションへのデータの受け渡しが可能となり、また、キーコード生成部713によりキーコードが生成されてPOSアプリ実行部712に出力されるため、リモートデスクトップサーバーソフトウェアRDS上で動作するアプリケーション(本実施形態では、POSアプリケーション)による対応する処理の実行が可能となる。これにより、リモートデスクトップサーバー70は、POSアプリ実行部712の処理結果を反映したリモートデスクトップを、タブレット端末10に表示させることが可能となる。すなわち、上記構成によれば、外部装置にリモートデスクトップを提供するリモートデスクトップサーバー70について、デバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映させることができる。
また、本実施形態では、デバイス通信制御部714(条件判定部7142)は、入力された入力データ(情報)が、特定のデバイスが出力した入力データである場合、所定の条件を満たすと判定する。
この構成によれば、リモートデスクトップサーバー70のOS上で動作するアプリケーションが処理するデータがPOSアプリ実行部712に出力されることを防止できる。
この構成によれば、リモートデスクトップサーバー70のOS上で動作するアプリケーションが処理するデータがPOSアプリ実行部712に出力されることを防止できる。
また、本実施形態では、リモートデスクトップサーバー70と通信するデバイスには、情報を読み取り、読み取った情報を出力する読取装置であるバーコードリーダーBRが含まれる。
そして、POSアプリ実行部712は、バーコードリーダーBRが出力した読取結果データ(情報)に基づくキーコードに基づいて、バーコードリーダーBRの読み取り結果に対応する処理を実行する。
この構成によれば、バーコードリーダーBRの読み取り結果に基づいてPOSアプリ実行部712が行う処理の処理結果を、タブレット端末10で表示されるリモートデスクトップに反映させることができる。
そして、POSアプリ実行部712は、バーコードリーダーBRが出力した読取結果データ(情報)に基づくキーコードに基づいて、バーコードリーダーBRの読み取り結果に対応する処理を実行する。
この構成によれば、バーコードリーダーBRの読み取り結果に基づいてPOSアプリ実行部712が行う処理の処理結果を、タブレット端末10で表示されるリモートデスクトップに反映させることができる。
また、本実施形態では、デバイス通信制御部714(デバイス通信部7144)は、デバイス制御ユニット30(デバイス制御装置)に接続されたデバイスと通信経路を確立する。そして、デバイスが出力した情報は、通信経路を介して、デバイス通信制御部714(デバイス通信部7144)に出力される。
この構成によれば、リモートデスクトップサーバー70が、デバイス制御ユニット30等の外部機器に接続されたデバイスと通信経路を介して通信するシステムについて、デバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映させることができる。
この構成によれば、リモートデスクトップサーバー70が、デバイス制御ユニット30等の外部機器に接続されたデバイスと通信経路を介して通信するシステムについて、デバイスが出力した情報に基づく処理の処理結果をリモートデスクトップに反映させることができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、リモートデスクトップサーバー70が、デバイス制御ユニット30に接続されたデバイスと通信する構成であった。一方で、リモートデスクトップサーバー70に、直接、デバイスが通信された構成でもよい。
例えば、上述した実施形態では、リモートデスクトップサーバー70が、デバイス制御ユニット30に接続されたデバイスと通信する構成であった。一方で、リモートデスクトップサーバー70に、直接、デバイスが通信された構成でもよい。
また例えば、上述した実施形態では、デバイス制御ユニット30に接続されたデバイスについて、具体的に例示した。しかしながら、デバイス制御ユニット30に接続されるデバイスは例示したものに限らない。
また、上述した実施形態では、デバイス制御ユニット30に接続されるデバイスは、USBの規格に従ったUSBデバイスであった。しかしながら、デバイス制御ユニット30、及び、デバイスが対応する規格は、USBに限らない。
また、上述した実施形態では、印刷装置11の印刷ユニット20(印刷機能を有するデバイス)は、サーマル式のプリンターであったが、印刷ユニット20の印刷方式はインクジェット式に限らず、インクジェット式、ドットインパクト式等の他の方式でもよい。
また例えば、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
また、上述した実施形態では、デバイス制御ユニット30に接続されるデバイスは、USBの規格に従ったUSBデバイスであった。しかしながら、デバイス制御ユニット30、及び、デバイスが対応する規格は、USBに限らない。
また、上述した実施形態では、印刷装置11の印刷ユニット20(印刷機能を有するデバイス)は、サーマル式のプリンターであったが、印刷ユニット20の印刷方式はインクジェット式に限らず、インクジェット式、ドットインパクト式等の他の方式でもよい。
また例えば、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
1…POSシステム(制御システム)、10…タブレット端末(外部装置、端末)、20…印刷ユニット(デバイス)、30…デバイス制御ユニット(デバイス制御装置)、31…デバイス制御部、70…リモートデスクトップサーバー(制御装置)、711…リモートデスクトップ制御部、712…POSアプリ実行部(情報処理部)、713…キーコード生成部、714…デバイス通信制御部、BR…バーコードリーダー(デバイス、読取装置)、CR…クレジットカードリーダー(デバイス、読取装置)、JT…自動釣銭機(デバイス)。
Claims (6)
- 外部装置にリモートデスクトップを提供する制御装置であって、
デバイスと通信し、前記デバイスから情報が入力された場合、入力された情報が所定の条件を満たすか否かを判定し、当該所定の条件を満たす場合、情報を出力するデバイス通信制御部と、
前記デバイス通信制御部が出力した情報を取得し、対応するキーコードを生成し出力するキーコード生成部と、
前記キーコード生成部が生成したキーコードを取得し、取得したキーコードに基づく処理を実行する情報処理部と、
前記情報処理部の処理結果を反映したリモートデスクトップを表示させる表示データを生成し、生成した表示データを前記外部装置に送信するリモートデスクトップ制御部と、
を備えることを特徴とする制御装置。 - 前記デバイス通信制御部は、
入力された情報が、特定の前記デバイスが出力した情報である場合、所定の条件を満たすと判定する請求項1に記載の制御装置。 - 前記デバイスは、情報を読み取り、読み取った情報を出力する読取装置であり、
前記情報処理部は、
前記読取装置が出力した情報に基づくキーコードに基づいて、前記読取装置の読み取り結果に対応する処理を実行する請求項1又は2に記載の制御装置。 - 前記デバイス通信制御部は、
デバイス制御装置に接続された前記デバイスと通信経路を確立し、
前記デバイスが出力した情報は、前記通信経路を介して、前記デバイス通信制御部に出力される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。 - 外部装置にリモートデスクトップを提供する制御装置の制御方法であって、
デバイスと通信し、前記デバイスから情報が入力された場合、入力された情報が所定の条件を満たすか否かを判定し、当該所定の条件を満たす場合、情報に基づいて、対応するキーコードを生成し、生成したキーコードに基づく処理を実行し、処理結果を反映したリモートデスクトップを表示させる表示データを生成し、生成した表示データを前記外部装置に出力する
ことを特徴とする制御装置の制御方法。 - リモートデスクトップクライアントとして機能する端末と、
前記端末にリモートデスクトップを提供するリモートデスクトップサーバーとして機能する制御装置と、を備える制御システムであって、
前記制御装置は、
デバイスと通信し、前記デバイスから情報が入力された場合、入力された情報が所定の条件を満たすか否かを判定し、当該所定の条件を満たす場合、情報を出力するデバイス通信制御部、
前記デバイス通信制御部が出力した情報を取得し、対応するキーコードを生成し出力するキーコード生成部、
前記キーコード生成部が生成したキーコードを取得し、取得したキーコードに基づく処理を実行する情報処理部、及び、
前記情報処理部の処理結果を反映したリモートデスクトップを表示させる表示データを生成し、生成した表示データを前記端末に送信するリモートデスクトップ制御部を有し、
前記端末は、
前記制御装置が送信した表示データに基づいてリモートデスクトップを表示する端末制御部を有する
ことを特徴とする制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015053035A JP2016173706A (ja) | 2015-03-17 | 2015-03-17 | 制御装置、制御装置の制御方法、及び、制御システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015053035A JP2016173706A (ja) | 2015-03-17 | 2015-03-17 | 制御装置、制御装置の制御方法、及び、制御システム |
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Family Applications (1)
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JP2015053035A Pending JP2016173706A (ja) | 2015-03-17 | 2015-03-17 | 制御装置、制御装置の制御方法、及び、制御システム |
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2015
- 2015-03-17 JP JP2015053035A patent/JP2016173706A/ja active Pending
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