JP6015141B2 - 制御装置、制御システム、制御装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents
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Description
一般に、特許文献1の制御システムのように記録装置と、情報処理端末とが協働して各種処理を実行するものでは、情報処理端末に、記録装置の制御用のプリンタードライバーのほか所定のアプリケーションがインストールされ、これらアプリケーション、及び、プリンタードライバーの機能により、各種処理が実行される。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、情報端末が利用可能な態様でネットワーク上に公開されたWebサービスの機能により、記録装置を制御する制御装置について、Webサービスのメンテナンスの容易性を向上することを目的とする。
この構成によれば、設定部の機能により、情報処理端末からネットワークを介してWebサービスに関する各種設定を行うことができる。すなわち、制御装置に接続された入力デバイスに必要な情報を入力する等の作業を行うことなく、情報処理端末を介して適宜のタイミングでWebサービスに関する各種設定をすることが可能となり、Webサービスのメンテナンスの容易性が向上する。
ここで、上記構成では、Webサービスと、記録装置とが一対一との関係にあり、制御装置に新たな記録装置を接続し、当該新たな記録装置をWebサービスの機能により制御可能とするためには、当該新たな記録装置に対応するWebサービスが、情報処理端末により利用可能な態様でネットワーク上に公開されなければならない。
そして、上記構成によれば、設定部は、情報処理端末からのネットワークを介した指示に応じて、公開用設定情報に関する設定を行い、新たな記録装置を制御するためのWebサービスを適切にネットワーク上に公開することが可能である。すなわち、制御装置に接続された入力デバイスに必要な情報を入力する等の作業を行うことなく、情報処理端末を介して適宜のタイミングで新たな記録装置の接続に伴うWebサービスの適切な増設を行うことが可能となり、Webサービスのメンテナンスの容易性が向上する。
ここで、記録装置による記録に関する設定情報とは、例えば、記録可能桁数(一行に記録可能な最大の文字数)や余白等、記録の態様に関する各種設定のことである。
上記構成によれば、記録装置ごとに設定に係る作業を行うことなく、情報処理端末を介して適宜のタイミングで、特定の記録装置の記録に関する設定情報の内容を変更し、記録の態様を変更することが可能となる。
この構成によれば、情報処理装置のみならず、外部機器を介してWebサービスの設定情報に係る設定が可能となる。
この構成によれば、情報処理端末、又は、外部機器からネットワークを介してWebサービスに関する各種設定を行うことができる。すなわち、制御装置に接続された入力デバイスに必要な情報を入力する等の作業を行うことなく、情報処理端末、又は、外部機器を介して適宜のタイミングでWebサービスに関する各種設定をすることが可能となり、Webサービスのメンテナンスの容易性が向上する。
この制御方法によれば、情報処理端末からネットワークを介してWebサービスに関する各種設定を行うことができる。すなわち、制御装置に接続された入力デバイスに必要な情報を入力する等の作業を行うことなく、情報処理端末、又は、外部機器を介して適宜のタイミングでWebサービスに関する各種設定をすることが可能となり、Webサービスのメンテナンスの容易性が向上する。
このプログラムによれば、情報処理端末からネットワークを介してWebサービスに関する各種設定を行うことができる。すなわち、制御装置に接続された入力デバイスに必要な情報を入力する等の作業を行うことなく、情報処理端末、又は、外部機器を介して適宜のタイミングでWebサービスに関する各種設定をすることが可能となり、Webサービスのメンテナンスの容易性が向上する。
図1は、本実施形態に係る制御システム1の構成を示す図である。
図1に示すように、制御システム1は、複数の店舗システム10と、インターネットN(ネットワーク)を介して、これら複数の店舗システム10を統括的に管理する管理サーバー11とを有している。
店舗システム10は、ショッピングセンターや、百貨店等の店舗に適用され、店舗における商品の販売の状況や、商品の在庫の状況、売り上げの状況等を管理するいわゆるPOSシステムの一部であり、少なくとも、店舗に複数設けられたレジカウンターLにおいて、顧客が購入した商品に応じた会計をする機能、及び、顧客の代金の支払いに応じてレシートを発行する機能を有している。
店舗システム10が適用された店舗では、複数のレジカウンターLが設けられており、レジカウンターLごとに、タブレット端末13(情報処理装置)と、プリンター14(記録装置)と、が設けられている。また、店舗システム10は、この店舗システム10の各部を統括的に管理する店舗サーバー15(制御装置)を有している。
店舗サーバー15、及び、各プリンター14は、有線又は無線のLAN16によって通信可能に接続されている。また、店舗サーバー15、及び、各タブレット端末13は、インターネットNを介して通信可能に接続されている。店舗サーバー15、及び、各タブレット端末13の接続の態様は、インターネットNを介したものに限らず、例えば、LAN16を介して接続されてもよく、専用線を含むネットワークを介して接続されてもよい。同様に、店舗サーバー15、及び、プリンター14の接続の態様も、LAN16を介したものに限らない。
プリンター14は、感熱ロール紙を収容し、この感熱ロール紙にサーマルヘッドによって画像を記録し所定の位置で切断してレシートを発行する機能を有している。
詳細は後述するが、レジカウンターLにおいて、レジを担当する担当者は、タブレット端末13を操作して会計に係る各種処理を実行し、また、会計の確定に応じてプリンター14によって発行されたレシートを、顧客に引き渡す。
管理サーバー11は、各店舗システム10を統括的に管理するサーバー装置である。管理サーバー11は、例えば、各店舗システム10の開発、保守、管理を行うシステムインテグレーターが管理するサーバー装置であり、また、店舗システム10が適用された各店舗を運営する会社、企業の管理部門、会計部門等が管理するサーバー装置である。
図2に示すように、プリンター14は、プリンター側制御部20と、記録機構21と、を備えている。プリンター側制御部20は、CPUや、ROM、RAM等を備え、ROMに記憶されたファームウェアをCPUが読み出して実行する等して、プリンター14の各部を中枢的に制御する。記録機構21は、サーマルヘッドのほか、感熱ロール紙を搬送する搬送機構、感熱ロール紙を切断する切断機構等を備え、プリンター側制御部20の制御の下、感熱ロール紙を搬送しつつ、画像を記録し、切断することによりレシートを発行する。図示は省略したが、プリンター14は、プリンター側制御部20の制御の下、店舗サーバー15と所定の規格に準拠して通信するインターフェイスを備えている。
また、図2に示すように、タブレット端末13は、端末側制御部25と、タッチパネル18と、を備えている。端末側制御部25は、CPUや、ROM、RAM等を備え、タブレット端末13の各部を中枢的に制御する。タッチパネル18は、端末側制御部25の制御の下、液晶表示パネル等の表示パネルに各種情報を表示すると共に、タッチパネル18に対するタッチ操作を検出し、端末側制御部25に出力する。図示は省略したが、タブレット端末13は、端末側制御部25の制御の下、店舗サーバー15と所定の規格に準拠して通信するインターフェイスを備えている。
また、図2に示すように、店舗サーバー15は、店舗サーバー15を中枢的に制御する店舗サーバー側制御部35と、各種入力デバイスに接続され、入力デバイスに対する操作を検出して店舗サーバー側制御部35に出力する店舗サーバー側入力部36と、各種表示を行う店舗サーバー側表示部37と、を備えている。
また、店舗サーバー15は、各種データを記憶する店舗サーバー側記憶部38を備えており、この店舗サーバー側記憶部38には、設定用WebサービスWSと、複数の制御用WebサービスSS(Webサービス)が構築されると共に、プリンタードライバーPDが記憶されている。これらWebサービスと、プリンタードライバーPDとの関係については、後述する。
また、図2に示すように、管理サーバー11は、管理サーバー11を中枢的に制御する管理サーバー側制御部28と、各種データを記憶する管理サーバー側記憶部29と、各種入力デバイスに接続され、入力デバイスに対する操作を検出して管理サーバー側制御部28に出力する管理サーバー側入力部30と、各種表示を行う管理サーバー側表示部31と、を備えている。
管理サーバー11には、専用アプリケーション29aがインストールされている。この専用アプリケーション29aの機能については後述する。
図3は設定用WebサービスWS、制御用WebサービスSS、及び、プリンタードライバーPDの関係を示す図である。図3では、説明の便宜のため、Webサービス、プログラム、参照ファイル、及び、プリンター14を同じレベルのブロックとして表現している。また、以下の説明では、店舗サーバー15に、LAN16を介して3台のプリンター14a、14b、及び、14cが接続されているものとする。
図3に示すように、店舗サーバー15には、3台のプリンター14a、14b、及び、14cに対応して、3つの制御用WebサービスSSa、SSb、及び、SScが構築されている。
制御用WebサービスSSとは、WCF(Windows(登録商標) Communication Foundation)に準拠した1つのエンドポイントに対応するWCFサービスを概念的に表現するものであり、タブレット端末13によって利用可能な態様でインターネットN上に公開されている。
制御用WebサービスSSと、プリンター14とは一対一の関係にあり、プリンター14ごとに制御用WebサービスSS(エンドポイント)が構築されている。そして、1の制御用WebサービスSSは、対応する1のプリンター14を制御する機能、及び、タブレット端末13からのアクセスに応じて、会計に係る各種処理を実行する機能を有している。
図4(A)は、Webサービス設定ファイルSFの内容を模式的に示す図である。
図4(A)に示すように、Webサービス設定ファイルSFでは、制御用WebサービスSSごとに、プリンター名、アドレス情報、バインディング情報、及び、コントラクト情報(以下、これら4つの情報を併せて「構築情報」という。)が定義されている。
プリンター名とは、プリンター14ごとに一意に付与された識別情報(本例では、LAN16上のプリンター14を識別するための識別情報)のことである。ある1の制御用WebサービスSSは、Webサービス設定ファイルSFにおいて対応付けて記述されたプリンター名が付与されたプリンター14を制御する。
アドレス情報とは、エンドポイントのアドレスを示す情報である。後述するように、WCFクライアントとしてのタブレット端末13は、このアドレス情報が示すアドレスにアクセスすることにより、制御用WebサービスSSによる各種サービスの提供を受けることができる。
バインディング情報とは、エンドポイントとの通信方法を示す情報であり、例えば、タブレット端末13との間で使用する通信プロトコルや、文字エンコーディング、セキュリティー要件等を指定する情報である。
コントラクト情報とは、タブレット端末13に公開する機能を示す情報であり、例えば各機能を実現するメソッドへのアクセス(利用)の可/不可を示す情報である。
ある1の制御用WebサービスSSが、タブレット端末13によって利用可能な態様でインターネットN上に公開されるためには、Webサービス設定ファイルSFにおいて、当該1の制御用WebサービスSSの構築情報が適切に定義される必要がある。換言すれば、店舗サーバー15に新たなプリンター14を接続するのに伴って、当該新たなプリンター14に対応する新たな制御用WebサービスSSを構築する際は、Webサービス設定ファイルSFに当該新たな制御用WebサービスSSの構築情報を適切に記述する必要がある。
すなわち、上記構成とすることにより、制御用WebサービスSSごとにタブレット端末13に公開する機能(=タブレット端末13が利用できる機能)を設定することができるため、タブレット端末13及びプリンター14が設置された環境に応じて、適切な機能を提供可能である。例えば、プリンター14によりクーポンを発行することが求められる場合は、クーポンの発行に関する機能をタブレット端末13に公開する、といったことが可能となる。
また、1つの制御用WebサービスSSを複数のタブレット端末13が共有する場合、複数のプリンター14によるレシートの発行が並行して行われた場合等に処理の遅延を招く可能性があるが、上記構成とすることにより、このような遅延が発生することを効果的に抑制可能である。
すなわち、制御用WebサービスSSaを実行する店舗サーバー側制御部35の機能ブロックであるWebサービス実行部35aは、レシート情報データを生成し、プリンタードライバーPDに出力する。レシート情報データとは、レシートに記録すべき画像を示す情報や、感熱ロール紙において画像を記録すべき位置に関する情報等レシートを発行するために必要な情報であって予め定められたもののことである。このレシート情報データには、プリンター14aのプリンター名が含まれている。
プリンタードライバーPDを実行する店舗サーバー側制御部35の機能ブロックであるプリンタードライバー実行部35bは、入力されたレシート情報データに含まれるプリンター名に基づいて、制御対象がプリンター14aであることを判別すると共に、レシート情報データに基づいて、プリンター14aのコマンド体系に準拠した制御コマンドであって、レシートの発行に係る各種動作を実行させるための制御コマンドを生成する。制御コマンドの生成に際し、プリンタードライバー実行部35bは、記録設定情報ファイルKFを参照し、プリンター14aの記録に関する設定情報(記録設定情報)を取得し、プリンター14aの記録に関する設定情報が示す設定を反映して、制御コマンドを生成する。記録設定情報ファイルKFとは、プリンター14ごとに、記録に関する設定情報が記述されたファイルであり、記録に関する設定情報とは、例えば、記録可能桁数(一行に記録可能な最大の文字数)や余白等の、プリンター14によって記録するときの設定に関する情報のことである。また、制御コマンドには、記録すべき画像を示す情報や、画像の記録を指示するコマンド、感熱ロール紙の搬送を指示するコマンド、感熱ロール紙の切断を指示するコマンド等、レシートの発行に係る各種動作を行わせるためのコマンド、データが含まれている。
図4(B)に示すように、記録設定情報ファイルKFでは、プリンター14ごとに、記録に関する設定情報として、記録可能桁数、左右の余白、印字速度、印字濃度、及び、接続形態が記述されている。接続形態とは、プリンター14と、店舗サーバー15との間の通信インターフェイスの規格のことであり、例えば、RS232C、USB、イーサネット(登録商標)、及び、Bluetooth(登録商標)等である。なお、これら設定情報はあくまでも一例であり、仕様等に応じて適切な設定情報を記述可能である。
さて、プリンタードライバー実行部35bは、記録設定情報ファイルKFを参照し、プリンター14aに設定された記録可能桁数、左右の余白、印字速度、印字濃度、及び、接続形態を取得し、これら設定を反映した制御コマンドを生成し、生成した制御コマンドをプリンター14aに出力する。
プリンター14aのプリンター側制御部20は、入力された制御コマンドに基づいて、記録機構21の各種機構を制御してレシートを発行する。
さて、レジカウンターLaにて会計が行われる前に、タブレット端末13aにおいて、以下の処理が行われる。
すなわち、レジカウンターLaにおけるレジの担当者等は、事前に、タブレット端末13aにインストールされた専用のアプリケーションを立ち上げる。この専用のアプリケーションには、ブラウザーを起動し、対応する制御用WebサービスSS(本例では、制御用WebサービスSSa)のエンドポイントにアクセスする機能が実装されている。
専用のアプリケーションの立ち上げに伴う制御用WebサービスSSaのエンドポイントへのアクセスに応じて、Webサービス実行部35aは、制御用WebサービスSSaの機能により、専用ユーザーインターフェイスUI1(図5)を表示させるHTMLファイルをタブレット端末13に出力し、タッチパネル18に、専用ユーザーインターフェイスUI1を表示させる。この専用ユーザーインターフェイスUI1に係るHTMLファイルには、店舗サーバー15の制御用WebサービスSSaの機能を利用して、会計に係る各種処理を実行する機能を有するプログラムが、所定のスクリプト言語によって実装(記述)されている。
図5の専用ユーザーインターフェイスUI1において、左上部には、顧客が購入した商品の名称、商品の単価、及び、商品の数量が一覧表示される一覧表示エリア39が表示されている。この一覧表示エリア39の右方には、顧客が購入した商品の合計金額、会計に際して顧客から預かった金銭の金額、及び、顧客に渡すべきお釣りの金額が表示される入力フィールドである会計情報フィールド40が表示される。この会計情報フィールド40の下方には、ソフトウェアテンキー43が表示されている。一覧表示エリア39における会計に際して顧客から預かった金銭の金額等は、このソフトウェアテンキー43を介して入力可能である。
レジカウンターLaにおける会計では、随時、HTMLファイルに実装されたプログラムの機能により、図示せぬバーコードリーダーや、カードリーダーによる読み取り結果等、会計に必要な情報が、タブレット端末13から店舗サーバー15の店舗サーバー側制御部35のWebサービス実行部35aに出力される。Webサービス実行部35aは、制御用WebサービスSSaの機能により、適宜、商品DBや顧客DB(不図示)等にアクセスして必要な情報を取得し、適切な演算処理を実行し、タブレット端末13のタッチパネル18上の一覧表示エリア39や、会計情報フィールド40に適切な情報を表示させる(ステップSA1、SB1)。
次いで、担当者により、専用ユーザーインターフェイスUI1に対して会計が確定した旨の操作がなされると、HTMLファイルに実装されたプログラムの機能により、会計が確定した旨の情報と共に、レシートを発行するために必要な情報が、タブレット端末13からWebサービス実行部35aに出力される(ステップSA2)。
Webサービス実行部35aは、レシート情報データを生成し(ステップSB2)、プリンタードライバーPDに出力する(ステップSB3)。プリンタードライバーPDは、レシート情報データに基づいて、レシートを発行させる制御コマンドを生成し、プリンター14aに出力する(ステップSB4)。プリンター14aのプリンター側制御部20は、入力された制御コマンドに基づいて、記録機構21を制御して、レシートを発行する(ステップSC1)。
そして、プリンター14の増設に伴って制御用WebサービスSSを構築する際、システムインテグレーターに属する担当者等が、店舗サーバー15が設定されている場所まで赴き、専用のソフトウェアツール等を利用して、店舗サーバー側入力部36に接続された入力デバイスに必要な操作を行う等して行うことが考えられる。しかしこの作業は、煩雑であり、メンテナンス性の向上に改善の余地がある。
以上を踏まえ、店舗サーバー15は、以下の機能を有している。
この設定用WebサービスWSとは、制御用WebサービスSSの各種メンテナンスを可能とするために、全てのタブレット端末13、及び、管理サーバー11に公開されたWebサービスであり、機能の一つとして、タブレット端末13、又は、管理サーバー11からの指示に応じて、新たに制御用WebサービスSSを構築する機能を有している。
以下、管理サーバー11の指示により、プリンター14d(図1参照)の制御用WebサービスSSdを新たに構築する場合を例にして、店舗サーバー15の機能について説明する。
新たなプリンター14dの接続に伴う制御用WebサービスSSdの構築に際し、管理サーバー11の利用者(以下、単に「作業者」という。)は、管理サーバー側入力部30を操作し、専用アプリケーション29aを立ち上げる。この専用アプリケーション29aには、ブラウザーを起動し、設定用WebサービスWSのエンドポイントにアクセスする機能が実装されている。
専用アプリケーション29aの機能による設定用WebサービスWSのエンドポイントへのアクセスに応じて、設定用WebサービスWSを実行する店舗サーバー側制御部35の機能ブロックである設定部35cは、設定用WebサービスWSの機能によって所定の表示を行って、設定用WebサービスWSを新たに構築する機能を使用するか、又は、プリンター14の記録に関する設定情報を変更する機能を使用するかを選択させる。そして、設定用WebサービスWSを新たに構築する機能が選択された場合、入力ユーザーインターフェイスUI2(図7)を表示させるHTMLファイルを管理サーバー11に出力し、管理サーバー11の表示パネルに、入力ユーザーインターフェイスUI2を表示させる。プリンター14の記録に関する設定情報を変更する機能が選択された場合の処理については後述する。
この入力ユーザーインターフェイスUI2は、新たに制御用WebサービスSSdを構築するために必要な情報を入力するためのユーザーインターフェイスである。
図7に示すように、入力ユーザーインターフェイスUI2には、複数の入力欄が形成されている。入力欄Y1は、プリンター名を入力する入力欄である。プリンター名とは、プリンター14ごとに一意に付与された識別情報のことである。本例では、LAN16上のプリンター14を識別するための識別情報である。作業者は、プリンター14dのプリンター名を事前に把握し、入力する。入力欄Y2は、新たに構築しようとしている制御用WebサービスSSdのエンドポイントのアドレス(アドレス情報)を入力する入力欄である。作業者は、割り振ることが可能な制御用WebサービスSSdのエンドポイントのアドレスを事前に把握し、入力する。入力欄Y3〜Y5は、バインディング情報に含まれる情報を入力する入力欄である。具体的には、入力欄Y3は店舗サーバー15と、タブレット端末13との間の通信プロトコルを、入力欄Y4は文字エンコーディングを、入力欄Y5はセキュリティー要件を入力する入力欄である。これら入力欄Y3〜Y5への入力は、プルダウンメニューからの選択により行う構成となっており、適切な選択肢が十分に用意されている。
なお、上記の入力ユーザーインターフェイスUI2に入力すべき情報は、あくまで一例であり、仕様等に応じて、制御用WebサービスSSの構築に必要な情報が適切に要求される。
作業者は、入力ユーザーインターフェイスUI2の各入力欄へ、新たに構築しようとしている制御用WebサービスSSdに対応した適切な情報を入力し、確定する。すると、入力ユーザーインターフェイスUI2に係るHTMLファイルに実装されたプログラムの機能により、作業者により各入力欄に入力された情報(以下、「入力情報」という。)が、管理サーバー11から、店舗サーバー15の店舗サーバー側制御部35の設定部35cに出力される。
さらに、設定部35cは、プリンタードライバーPDが参照する記録設定情報ファイルKFにアクセスし、入力された入力情報に基づいて、記録設定情報ファイルKFに、プリンター14dのプリンター名と対応付けて、プリンター14dの記録に関する設定情報を記述する。プリンター名以外の情報は、デフォルト値とされる。これにより、プリンタードライバー実行部35bは、制御用WebサービスSSdから入力されたレシート情報データに基づいて、プリンター14d用の制御コマンドを生成し、出力できる状態となり、制御用WebサービスSSd、及び、プリンタードライバーPDの機能によるプリンター14dの制御が可能となる。
このように、本実施形態では、設定用WebサービスWSの機能により、外部機器としての管理サーバー11を利用して、店舗サーバー15上に、新たに接続するプリンター14dの制御用WebサービスSSdを構築できる。このため、店舗サーバー15が設置された場所まで赴き、各種作業を行って制御用WebサービスSSdを構築する必要が無く、非常にメンテナンス性がよい。
なお、上記例では、管理サーバー11を介して、設定用WebサービスWSの機能により、新たに制御用WebサービスSSを構築する場合を例として説明したが、同様の手順により、タブレット端末13を介して新たに制御用WebサービスSSを構築できる構成となっている。すなわち、タブレット端末13から設定用WebサービスWSのエンドポイントにアクセスし、同様の手順により、制御用WebサービスSSを新たに構築することが可能である。
上述の通り、プリンター14は店舗に設置されるものであるが、プリンター14が設置された環境や、プリンター14に対する各種要求(印刷品質が要求されるのか、印字速度が要求されるのか等)の相違に応じて、プリンター14ごとに、記録設定情報ファイルKFに記述された記録に関する設定の値は異なっている。そして、従来のように、プリンター14と、プリンター14を制御するホストコンピューターが一対一の関係にあったときは、ホストコンピューターにインストールされたプリンタードライバーごとに、その設定を調整していた。
一方、本実施形態では、店舗サーバー15が複数のプリンター14に接続され、統括的にプリンター14を制御することを活用して、以下のように簡易な手法で、プリンター14ごとに、記録に関する設定情報を変更可能な構成となっている。
以下、管理サーバー11の利用者たる作業者が、店舗サーバー15に接続されているプリンター14bの記録に関する設定情報を変更する場合を例にして説明する。
作業者は、管理サーバー側入力部30を操作し、専用アプリケーション29aを立ち上げる。この専用アプリケーション29aには、ブラウザーを起動し、設定用WebサービスWSのエンドポイントにアクセスする機能が実装されている。
専用アプリケーション29aの機能による設定用WebサービスWSのエンドポイントへのアクセスに応じて、店舗サーバー15の店舗サーバー側制御部35の設定部35cは、設定用WebサービスWSの機能により、所定の表示を行って設定用WebサービスWSを新たに構築する機能を使用するか、又は、プリンター14の記録に関する設定情報を変更する機能を使用するかを選択させる。プリンター14の記録に関する設定情報を変更する機能が選択された場合、変更ユーザーインターフェイスUI3(図8)を表示させるHTMLファイルを管理サーバー11に出力し、管理サーバー11の表示パネルに、変更ユーザーインターフェイスUI3を表示させる。
図8に示すように、変更ユーザーインターフェイスUI3には、プリンター名、記録可能桁数、左右の余白、印字速度、印字濃度、及び、接続形態を入力する入力欄が形成されている。なお、接続形態に係る入力欄への入力は、プルダウンメニューからの選択により行う構成となっており、適切な選択肢が十分に用意されている。
作業者は、記録に関する設定情報を変更しようとしているプリンター14のプリンター名(本例では、プリンター14bのプリンター名であるプリンターPR2)を適切な入力欄に入力すると共に、変更後の記録に関する設定情報の値を対応する入力欄に入力する。入力の確定が指示されると、HTMLファイルに実装されたプログラムの機能により、入力された情報(以下、「変更情報」という。)が店舗サーバー15の設定部35cに出力される。
変更情報が入力されると、店舗サーバー15の設定部35cは、記録設定情報ファイルKFにアクセスし、変更情報に含まれるプリンター名をキーとして、設定情報を変更すべきプリンター14の設定情報が記述された領域を特定する。そして、設定部35cは、入力された変更情報に基づいて、対応するプリンター14(本例では、プリンター14b)の記録に関する設定情報のそれぞれについて、その値(内容)を適宜書き換える。これにより、記録設定情報ファイルKFにおいて、プリンター14bの記録に関する設定情報が、ユーザーの指示した内容に変更され、以後、プリンタードライバー実行部35bは、変更後の設定情報が示す設定に準じて、制御コマンドを生成し、プリンター14bに出力する。プリンター14bは、入力された制御コマンドに基づいて、設定情報の内容の変更に応じて、記録の態様を変更して記録を行う。
このように、本実施形態では、設定用WebサービスWSの機能により、外部機器としての管理サーバー11を利用して、プリンター14のそれぞれについて、記録に関する設定情報を変更できる。このため、店舗サーバー15が複数のプリンター14を統括的に制御することを活用して、簡易な手法で、プリンター14ごとに、記録に関する設定情報を変更することができる。
なお、上記例では、管理サーバー11を介して、設定用WebサービスWSの機能により、記録に関する設定を変更する場合を例として説明したが、同様の手順により、タブレット端末13を介して記録に関する設定を変更可能な構成となっている。
この構成によれば、設定部35cの機能により、タブレット端末13、又は、管理サーバー11からインターネットNを介して制御用WebサービスSSに関する各種設定を行うことができる。すなわち、店舗サーバー15に接続された入力デバイスに必要な情報を入力する等の作業を行うことなく、タブレット端末13、又は、管理サーバー11を介して適宜のタイミングで制御用WebサービスSSに関する各種設定をすることが可能となり、制御用WebサービスSSのメンテナンスの容易性が向上する。
この構成によれば、設定部35cは、タブレット端末13、又は、管理サーバー11からのインターネットNを介した指示に応じて、Webサービス設定ファイルSFにおける当該新たなプリンター14に係る構築情報の設定を行い、新たなプリンター14を制御するための制御用WebサービスSSを適切にインターネットN上に公開することが可能である。すなわち、店舗サーバー15に接続された入力デバイスに必要な情報を入力する等の作業を行うことなく、タブレット端末13、又は、管理サーバー11を介して適宜のタイミングで新たなプリンター14の接続に伴う制御用WebサービスSSの適切な増設を行うことが可能となり、制御用WebサービスSSのメンテナンスの容易性が向上する。
この構成によれば、プリンター14(又は、プリンター14のホストコンピューター)ごとに設定に係る作業を行うことなく、タブレット端末13、又は、管理サーバー11を介して適宜のタイミングで、特定のプリンター14の記録に関する設定情報の内容を変更し、記録の態様を変更することが可能となり、店舗サーバー15により統括的にプリンター14を制御するという特性を活かして、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、例えば、上述した実施形態に係るプリンター14は、サーマル式の記録装置であったが、記録形式はこれに限らずインクジェット式、ドットインパクト式等何であってもよい。
また、図2に示す各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアの協働により任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。また、店舗サーバー15を含む各機器の機能ブロックの機能を、外部接続される別の装置に持たせるようにしてもよい。また、店舗サーバー15を含む各機器は、外部接続される記憶媒体に記憶させたプログラムを実行することにより、各種動作を実行するようにしてもよい。
Claims (6)
- 1又は複数の記録装置に接続されると共に、ネットワークを介して、ブラウザーがインストールされた情報処理装置に接続される制御装置であって、
前記記録装置ごとに構築され、対応する前記記録装置を制御する機能を有し、前記情報処理装置により利用可能に前記ネットワーク上に公開されるWebサービスを記憶可能であり、前記記録装置に共通するプリンタードライバーを記憶する記憶部と、
前記情報処理装置からの前記ネットワークを介した第1の指示情報に応じて、前記Webサービスの設定情報に係る設定を行い、前記情報処理装置からの前記ネットワークを介した第2の指示情報に応じて、前記記録装置による記録に関する記録設定情報の設定を行う設定部と、
前記Webサービスを実行するWebサービス実行部と、
前記プリンタードライバーを実行し、前記記録装置ごとに前記記録装置の識別情報と対応付けて前記記録設定情報が記述された記録設定情報ファイルを参照して前記記録装置を制御するプリンタードライバー実行部と、を有し、
前記設定部は、
前記情報処理装置からの、前記識別情報を含む前記第1の指示情報に応じて、前記第1の指示情報に含まれる前記識別情報の前記記録装置を制御するための前記Webサービスを構築し、前記情報処理装置により利用可能に前記ネットワーク上に公開し、
前記情報処理装置からの、前記識別情報を含む前記第2の指示情報に応じて、前記記録設定情報ファイルに前記第2の指示情報に含まれる前記識別情報と対応付けて記述された前記記録設定情報の内容を変更し、
前記Webサービス実行部は、
前記情報処理装置から1の前記Webサービスにアクセスがあった場合、接続された前記記録装置のうち、当該1の前記Webサービスに対応する前記識別情報の前記記録装置を制御する対象として、前記プリンタードライバーに、前記識別情報を含む所定の情報を出力し、
前記プリンタードライバー実行部は、
前記所定の情報の入力に応じて、前記記録設定情報ファイルに記述された前記記録設定情報のうち、前記所定の情報に含まれる前記識別情報と対応付けられた前記記録設定情報に基づいて制御コマンドを生成し、前記識別情報の前記記録装置に出力する
ことを特徴とする制御装置。 - 前記設定情報には、前記Webサービスを前記情報処理装置により利用可能に前記ネットワーク上に公開するための公開用設定情報が含まれ、
前記設定部は、
新たな前記記録装置の接続に際し、前記情報処理装置からの前記ネットワークを介した前記第1の指示情報に応じて、当該新たな前記記録装置に係る前記公開用設定情報に関する設定を行うことにより、当該新たな前記記録装置を制御するための前記Webサービスを、前記情報処理装置により利用可能に前記ネットワーク上に公開する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記設定部は、さらに、前記ネットワークを介して接続された外部機器からの前記第1の指示情報に応じて、前記Webサービスの設定情報に係る設定を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
- 1又は複数の記録装置に接続された制御装置と、
前記制御装置にネットワークを介して接続され、ブラウザーがインストールされた情報処理装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記記録装置ごとに構築され、対応する前記記録装置を制御する機能を有し、前記情報処理装置により利用可能に前記ネットワーク上に公開されるWebサービスを記憶可能であり、前記記録装置に共通するプリンタードライバーを記憶する記憶部と、
前記情報処理装置からの前記ネットワークを介した第1の指示情報に応じて、前記Webサービスの設定情報に係る設定を行い、前記情報処理装置からの前記ネットワークを介した第2の指示情報に応じて、前記記録装置による記録に関する記録設定情報の設定を行う設定部と、
前記Webサービスを実行するWebサービス実行部と、
前記プリンタードライバーを実行し、前記記録装置ごとに前記記録装置の識別情報と対応付けて前記記録設定情報が記述された記録設定情報ファイルを参照して前記記録装置を制御するプリンタードライバー実行部と、を有し、
前記制御装置の前記設定部は、
前記情報処理装置からの、前記識別情報を含む前記第1の指示情報に応じて、前記第1の指示情報に含まれる前記識別情報の前記記録装置を制御するための前記Webサービスを構築し、前記情報処理装置により利用可能に前記ネットワーク上に公開し、
前記情報処理装置からの、前記識別情報を含む前記第2の指示情報に応じて、前記記録設定情報ファイルに前記第2の指示情報に含まれる前記識別情報と対応付けて記述された前記記録設定情報の内容を変更し、
前記制御装置の前記Webサービス実行部は、
前記情報処理装置から1の前記Webサービスにアクセスがあった場合、接続された前記記録装置のうち、当該1の前記Webサービスに対応する前記識別情報の前記記録装置を制御する対象として、前記プリンタードライバーに、前記識別情報を含む所定の情報を出力し、
前記制御装置の前記プリンタードライバー実行部は、
前記所定の情報の入力に応じて、前記記録設定情報ファイルに記述された前記記録設定情報のうち、前記所定の情報に含まれる前記識別情報と対応付けられた前記記録設定情報に基づいて制御コマンドを生成し、前記識別情報の前記記録装置に出力する
ことを特徴とする制御システム。 - 1又は複数の記録装置に接続されると共に、ネットワークを介して、ブラウザーがインストールされた情報処理装置に接続される制御装置の制御方法であって、
前記記録装置ごとに構築され、対応する前記記録装置を制御する機能を有し、前記情報処理装置により利用可能に前記ネットワーク上に公開されるWebサービス、及び、前記記録装置に共通するプリンタードライバーを記憶し、また、
前記情報処理装置からの、前記記録装置の識別情報を含む第1の指示情報に応じて、前記第1の指示情報に含まれる前記識別情報の前記記録装置を制御するための前記Webサービスを構築し、前記情報処理装置により利用可能に前記ネットワーク上に公開し、
前記情報処理装置からの、前記識別情報を含む第2の指示情報に応じて、記録設定情報ファイルに前記第2の指示情報に含まれる前記識別情報と対応付けて記述された記録設定情報の内容を変更する一方、
前記情報処理装置から1の前記Webサービスにアクセスがあった場合、接続された前記記録装置のうち、当該1の前記Webサービスに対応する前記識別情報の前記記録装置を制御する対象として、前記プリンタードライバーに、前記識別情報を含む所定の情報を出力し、
前記所定の情報の入力に応じて、前記記録設定情報ファイルに記述された前記記録設定情報のうち、前記所定の情報に含まれる前記識別情報と対応付けられた前記記録設定情報に基づいて制御コマンドを生成し、前記識別情報の前記記録装置に出力する
ことを特徴とする制御装置の制御方法。 - 1又は複数の記録装置に接続されると共に、ネットワークを介して、ブラウザーがインストールされた情報処理装置に接続され、前記記録装置ごとに構築され、対応する前記記録装置を制御する機能を有し、前記情報処理装置により利用可能に前記ネットワーク上に公開されるWebサービスを記憶可能であり、前記記録装置に共通するプリンタードライバーを記憶する記憶部を有する制御装置の各部を制御する制御部により実行されるプログラムであって、
前記制御部を、
前記情報処理装置からの前記ネットワークを介した第1の指示情報に応じて、前記Webサービスの設定情報に係る設定を行い、前記情報処理装置からの前記ネットワークを介した第2の指示情報に応じて、前記記録装置による記録に関する記録設定情報の設定を行う設定部と、
前記Webサービスを実行するWebサービス実行部と、
前記プリンタードライバーを実行し、前記記録装置ごとに前記記録装置の識別情報と対応付けて前記記録設定情報が記述された記録設定情報ファイルを参照して前記記録装置を制御するプリンタードライバー実行部と、として機能させ、
前記設定部に、
前記情報処理装置からの、前記識別情報を含む前記第1の指示情報に応じて、前記第1の指示情報に含まれる前記識別情報の前記記録装置を制御するための前記Webサービスを構築させ、前記情報処理装置により利用可能に前記ネットワーク上に公開させ、
前記情報処理装置からの、前記識別情報を含む前記第2の指示情報に応じて、前記記録設定情報ファイルに前記第2の指示情報に含まれる前記識別情報と対応付けて記述された前記記録設定情報の内容を変更させ、
前記Webサービス実行部に、
前記情報処理装置から1の前記Webサービスにアクセスがあった場合、接続された前記記録装置のうち、当該1の前記Webサービスに対応する前記識別情報の前記記録装置を制御する対象として、前記プリンタードライバーに、前記識別情報を含む所定の情報を出力させ、
前記プリンタードライバー実行部に、
前記所定の情報の入力に応じて、前記記録設定情報ファイルに記述された前記記録設定情報のうち、前記所定の情報に含まれる前記識別情報と対応付けられた前記記録設定情報に基づいて制御コマンドを生成させ、前記識別情報の前記記録装置に出力させる
ことを特徴とするプログラム。
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