JP2016062251A - 情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 顧客に対する商材の提案内容を自動的に生成しようとする場合において、任意に追加的に開発できる機能も選択肢として妥当な内容の提案内容を生成できるようにする。【解決手段】 要件受付部120が、提案する商材が備えているべき機能を少なくとも示す要件情報の入力を受け付け、提案情報生成部130が、商材情報記憶部150が記憶する、提案の候補とする商材の機能、価格、及び該商材に機能を追加するために要する追加コストを示す商材情報を参照して、上記要件情報が示す機能を備えた商材及びその価格の情報を含む提案情報を生成する。この場合に、機能を追加した商材について提案情報を生成する場合には、上記商材情報が示すその商材の価格に、その追加する機能と対応する追加コストに基づき算出した追加価格を加えた額を、機能を追加した商材の価格として設定するようにした。【選択図】 図2

Description

この発明は、情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
従来から、顧客先にある機器の動作状態の情報に基づき、最適なIT(Information Technology)環境を構築できるシステムを提案する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、顧客先にある機器の動作状態の情報に基づき、消費電力コストと廃棄コストのトータルが最も低いシステムを提案するIT環境最適化支援システムについて記載されている。
しかしながら、上述したような従来の技術においては、顧客に提案可能なシステムは、既存の機器を用いるものであり、新規に開発する機能を提案の対象に含めることができないという問題があった。
このような問題は、IT環境の提案だけでなく、任意の商材に関する提案内容を自動的に生成しようとする場合において、同様に生じるものである。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、顧客に対する商材の提案内容を自動的に生成しようとする場合において、任意に追加的に開発できる機能も選択肢として妥当な内容の提案内容を生成できるようにすることを目的とする。
以上の目的を達成するため、この発明は、顧客に対する商材の提案内容を示す提案情報を生成する情報処理装置において、提案する商材が備えているべき機能を少なくとも示す要件情報の入力を受け付ける要件受付手段と、所定の記憶手段から、提案の候補とする商材の機能、価格、及びその商材に機能を追加するために要する追加コストを示す商材情報を取得する商材情報取得手段と、上記商材情報を参照して、上記要件受付手段が受け付けた要件情報が示す機能を備えた商材及びその価格の情報を含む上記提案情報を生成する提案情報生成手段とを設け、上記提案情報生成手段が、機能を追加した商材について提案情報を生成する場合には、上記商材情報が示すその商材の価格に、その追加する機能と対応する追加コストに基づき算出した追加価格を加えた額を、その機能を追加した商材の価格として設定するようにしたものである。
上記構成によれば、顧客に対する商材の提案内容を自動的に生成しようとする場合において、任意に追加的に開発できる機能も選択肢として妥当な内容の提案内容を生成できるようにすることができる。
この発明の情報処理装置及び情報処理システムの第1実施形態である提案生成装置のハードウェア構成を示す図である。 図1に示した提案生成装置が備える機能の構成を示す図である。 第1実施形態における商材情報の例を示す図である。 第1実施形態における要件情報の例を示す図である。 図1に示した提案生成装置のCPUが実行する、提案情報生成処理のフローチャートである。 図5の処理により生成される提案情報の例を示す図である。 第2実施形態の提案生成装置の機能構成を示す、図2と対応する機能ブロック図である。 第2実施形態における商材情報を構成する追加コスト情報の例を示す図である。 第2実施形態における売約情報の例を示す図である。 第2実施形態における要件情報の例を示す図である。 第2実施形態における図5と対応する処理のフローチャートである。 図3の状態から日付を更新して商材情報の再計算を行った結果の例を示す図である。 図11の処理により生成される提案情報の例を示す図である。 提案情報の整列の例を示す図である。 提案生成システムの運用例を示す図である。 提案生成システムの別の運用例を示す図である。 顧客オフィスで運用されている印刷機器の機種や運用状況の情報の例を示す図である。 図17の情報に基づき生成された要件情報の例を示す図である。 商材情報の別の例を示す図である。 商材情報に含まれる追加機能テーブルの例を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態について、具体的に説明する。
〔第1実施形態:図1乃至図6〕
まず図1に、この発明の情報処理装置及び情報処理システムの第1実施形態である提案生成装置のハードウェア構成を示す。
図1に示すように、提案生成装置100は、ハードウェアとしてはCPU101、ROM102、RAM103、HDD(ハードディスクドライブ)104、通信I/F(インタフェース)105、操作部106、表示部107を備え、これらをシステムバス108により接続した構成としている。
そして、CPU101が、RAM103をワークエリアとしてROM102あるいはHDD104に記憶されたプログラムを実行することにより、提案生成装置100全体を制御し、図2に示すものをはじめとする種々の機能を実現する。
ROM102及びHDD104は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU101が実行する各種プログラムや後述する各種データを格納している。
通信I/F105は、ネットワーク等の通信路を介して他の装置と通信するためのインタフェースである。使用する通信路の規格に応じたものを設ければよい。
操作部106は、ユーザからの操作を受け付けるための操作手段である。キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等、任意の方式のものでよい。
表示部107は、提案生成装置100を操作するためのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)や、提案生成装置100が生成した提案の内容等、種々の情報をユーザに提示するための提示手段である。例えば、液晶ディスプレイ等により実現できる。
なお、提案生成装置100を、ネットワーク等を介してアクセスして外部から操作できればよい場合には、操作部106や表示部107を設ける必要はない。
以上のハードウェア構成は、公知のコンピュータにより実現することもできる。
次に、図2に、提案生成装置100が備える機能のうち、顧客に対する商材の提案内容を示す提案情報を生成する動作に関連する機能の構成を示す。図2に示す各機能は、CPU101が所要のプログラムを実行することにより適当なハードウェアの動作を制御することにより実現されるものである。
図2に示すように、提案生成装置100は、要件受付部120、提案情報生成部130、提案出力部140及び商材情報記憶部150の機能を備える。
これらのうち、要件受付部120は、顧客への提案が満たしているべき要件の入力を受け付ける要件受付手段の機能を備える。受け付ける要件の例としては、例えば、提案する商材が備えているべき機能や、提案可能な価格(顧客の予算)、商材の納期等が考えられる。これらの情報は、GUIを用いてユーザからの手入力を受け付ける、顧客が現在使用している機器の機種やその使用状況に基づき自動的に生成された情報の入力を他の装置から受け付ける、予め保存されている情報を読み出す等、種々の方法で受け付けることができる。
提案情報生成部130は、商材情報記憶部150に記憶されている商材情報を取得する商材情報取得手段の機能と、その商材情報に基づき、要件受付部120が受け付けた要件を満たす提案内容を示す提案情報を生成する提案情報生成手段の機能とを備える。
提案出力部140は、提案情報生成部130が生成した提案情報を出力する出力手段の機能を備える。この出力は、提案資料としての印刷、提案資料の電子データとしての外部装置への送信、画面への表示、データベースへの蓄積等、種々の手法で行うことが考えられる。
商材情報記憶部150は、顧客に提案可能な商材の情報である商材情報を記憶する記憶手段の機能を備える。この商材情報は、例えば、提案の候補とする各商材について、その機能、現時点の価格、その商材に追加可能な機能及び、その追加に要するコストである追加コストの情報を含むものである。また、この商材情報は、一部自動で生成可能なものもあるが、基本的には提案生成装置100の運用者が作成して記憶させるべき情報である。
また、提案情報生成部130は、より具体的な機能として、商材特定部131、追加機能特定部132、追加価格算出部133、提案価格算出部134の機能を備える。
このうち商材特定部131は、商材情報に基づき、要件受付部120が受け付けた要件を満たす提案に用いることのできる商材を特定する機能を備える。
追加機能特定部132は、商材情報に基づき、要件受付部120が受け付けた要件を満たすために、商材特定部131が特定した商材に追加すべき機能を特定する機能を備える。
追加価格算出部133は、商材情報に基づき、追加機能特定部132が特定した機能の追加に要する価格である追加価格を算出する機能を備える。この価格は、商材情報中の、機能の追加に要するコストの情報に基づき行う。
提案価格算出部134は、商材情報に基づき、商材特定部131が特定した商材の価格と、追加価格算出部133が算出した追加価格とを加算して、提案情報に含める商材の価格を算出する機能を備える。
提案生成装置100は、以上の各部の機能により、要件受付部120が要件の入力を受け付けたことに応じて、その受け付けた要件を満たす提案内容を示す提案情報を自動的に生成して出力することができる。
以下、この提案情報の生成方法及びその際に用いる情報についてより具体的に説明する。
まず、図3に、商材情報記憶部150が記憶する商材情報の例を示す。
図3に示すのは、1つの商材Pと、その商材Pに対して追加可能な機能に関する情報である。そして、その商材Pが最低限備えている機能を基本機能(機能A)、そこに追加可能な機能を追加機能B〜追加機能Fとして示している。
また、追加機能について、販売することが考えられる組み合わせのパターンを、パターン1〜パターン5の5通り登録している。各パターンにおいて、「○」は該当機能を含むことを意味し、「×」は該当機能を含まないことを意味する。
これらのパターンは、何らかの制約によりこのパターンでしか追加機能を搭載できない、というものを作成することも考えられるし、販売戦略上、なるべくこの組み合わせで売りたい、というものを作成することも考えられる。いずれにせよ、この実施形態では、提案情報を作成する際には、商材情報として登録されたパターンに従った追加機能の組み合わせのみが考慮される。
また、各追加機能と対応する「追加コスト」は、該当の機能を追加するために要するコストを示す。このコストは、例えば開発費であるが、販売費、管理費、利益等、開発費以外の金額も考慮して設定してもよい。何らかのパラメータの値をユーザが入力し、提案生成装置100がそのパラメータの値に従って具体的な金額を計算することも考えられる。図3の例では、追加機能は全てまだ未開発であるとし、追加機能に係るソフトウェアを開発するために必要な人月数をユーザが入力して、その値に人月単価(ここでは10万円)を乗じて追加コストを算出している。
いずれにせよ、「追加コスト」としては、これから該当の機能を開発するために要するコスト、あるいは該当の機能について販売により回収すべきコストを入力すればよい。
なお、図3の例では、基本機能と対応する「追加コスト」も入力されているが、これは、商材Pの追加機能なしでの価格と考えることができる。この価格も、追加機能と対応する「追加コスト」と同様な考え方で設定することができる。あるいは、単に商材Pの定価を入力してもよい。
図3の例では、商材Pは基本機能についても未開発であるとし、追加機能の場合と同様、基本機能に係るソフトウェアを開発するために必要な人月数をユーザが入力して、その値に人月単価(ここでは10万円)を乗じて追加コストを算出している。
また、「合計価格」の列は、各パターンについて、基本機能の価格と、追加機能の追加に要する価格とを合計した、提案情報に含めるべき該当パターンの価格を示す。ここでは、単純に基本機能及び各追加機能についての「追加コスト」欄のデータを合計しているが、追加コストを1回の販売で全て回収しなくてよい場合には、追加コストに所定の比率を乗じた価格を合算するようにしてもよい。この場合において、比率は機能によって異なってよいし、販売数等に応じて動的に変化してもよい。また、この合計価格の情報は、商材情報として予め用意しておかなくても、必要になった場合に計算して求めるようにしてもよい。
商材情報記憶部150は、顧客に提供可能な商材毎に、図3に示したような商材情報を記憶する。
次に、図4に、要件受付部120が受け付ける要件情報の例を示す。
この要件情報は、顧客への提案が満たしているべき要件を示す情報であり、図5の例では、必要機能と予算の項目を含む。このうち必要機能の項目は、提案する商材が備えているべき機能を示す機能情報である。予算の項目は、提案可能な価格の上限を示す。
次に、提案生成装置100のCPU101が実行する、図4に示した要件情報と図3に示した商材情報とに基づき提案情報を生成する処理について説明する。
図5は、この処理のフローチャートである。この処理は、提案情報生成部130の機能と対応するものである。
提案生成装置100のCPU101は、要件情報が入力され、その要件情報に従った提案情報の生成を指示されると、図5のフローチャートに示す処理を開始する。なお、この要件情報の入力処理が、要件受付手順の処理である。
図5の処理において、CPU101はまず、商材情報を参照し、要件情報中の必要機能を満たすパターンを抽出する(S11)。
次に、CPU101は、該当パターンにおける基本機能の価格と、各追加機能の追加コストとから、各パターンの合計価格を算出する(S12)。このステップは、図3のように合計価格が算出済みであれば省略できる。
次に、CPU101は、ステップS12の算出結果に基づき、ステップS11で抽出したパターンのうち、合計価格が要件情報の示す予算内に収まるパターンを抽出する(S13)。そして、その抽出した各パターンの情報に基づき提案情報を生成して処理を終了する(S14)。
以上の処理は、商材情報取得手順及び提案情報生成手順の処理である。
以上の処理を、図3及び図4の情報について行うとすると、以下のような手順となる。
CPU101はまず、ステップS11で、必要機能の「機能A+機能CorD」を満たすパターンとして、パターン2及びパターン3を抽出する。
次に、ステップS12で、パターン2の合計価格として、基本機能(機能A)の価格と追加機能Cの追加コストを加算した60万円を算出する。また、パターン3の合計価格として、さらに追加機能Dの追加コストを加算した90万円を算出する。
次に、ステップS13で、パターン2及びパターン3のうち合計価格が予算である60万円以内に収まるパターンとして、パターン2を抽出する。
ステップS14で、パターン2の情報に基づき、機能Aと機能Cを備えた商材Pを60万円で提供可能である旨の提案情報を生成する。
図6に、以上により生成される提案情報の例を示す。
提案情報には、図6に示すように、提案する商材の各候補について、番号、搭載機能、価格、予算との差異の情報を含めることが考えられる。
このうち番号は、各提案を区別するために付す識別情報である。
搭載機能は、各提案に含まれる商材と、その機能のリストである。商材を特定する情報と、基本機能及び追加機能をそれぞれ特定する情報とを含むとよい。
価格は、各提案に係るパターンについて算出した合計価格である。
予算との差異は、合計価格と要件情報中の予算との差異である。
なお、図6において破線枠で示す番号が「2」の提案は、予算オーバーであるが、次善の案として示したものである。このように、要件情報が示す要件から若干外れる提案も、要件を満たす提案に加えて作成することが考えられる。
以上説明してきた提案生成装置100によれば、機能を追加した商材について提案情報を生成する場合には、商材情報が示すその商材の価格に、その追加する機能と対応して予め設定された追加コストに基づき算出した追加価格を加えた額を、その機能を追加した商材の価格として設定することができる。このことにより、未開発の機能を含む提案についても、その開発費用等を勘案した価格を用いて作成することができる。従って、顧客に対する商材の提案内容を自動的に生成しようとする場合において、未開発の機能も選択肢として妥当な内容の提案内容を生成することができる。
〔第2実施形態:図7乃至図14〕
次に、この発明の情報処理装置及び情報処理システムの第2実施形態である提案生成装置について説明する。
この第2実施形態は、商材情報中の各追加機能と対応する追加コストを、時期と対応付けて登録できるようにし、提案情報を、商材の納期も考慮して生成するようにした点が第1実施形態と異なる。しかし、基本的な構成は第1実施形態と同じであるので、上記の相違点に関連する事項のみ説明する。また、第1実施形態と共通の又は対応する構成については、同じ符号を用いる。
図7は、第2実施形態の提案生成装置100の機能構成を示す、図2と対応する機能ブロック図である。
第2実施形態の提案生成装置100は、売約情報受付部161及び追加コスト更新部162を備える点と、商材情報記憶部150が記憶する商材情報の形式とが、第1実施形態の場合と異なる。
このうち売約情報受付部161は、売約済みの商材に関する情報である売約情報の入力を受け付ける、売約情報受付手段の機能を備える。受け付ける情報の例としては、例えば、売約済みの商材の種類、納期、該当の商材に追加した機能、およびその機能の追加について売約により得られる対価の情報等が考えられる。これらの情報は、GUIを用いてユーザからの手入力を受け付ける、締結済みの売約のデータベースを参照して自動的に取得する等、種々の方法で受け付けることができる。
追加コスト更新部162は、売約情報受付部161が受け付けた売約情報に基づき、商材情報記憶部150が記憶する商材情報中の、追加コストの情報を更新する機能を備える。この更新の具体例については、第2実施形態における商材情報の構成と共に後述する。
次に、図8に、第2実施形態における商材情報を構成する、追加コスト情報の例を示す。
第2実施形態においては、商材情報における、各機能(基本機能と追加機能の双方を含む)と対応する追加コストを、時期と対応付けて登録できるようにしている。このため、商材情報記憶部150は、各機能と対応する追加コストを、図8に示す形式で記憶する。
図8に示す追加コスト情報は、図3に示した商材Pについての追加コストを示し、現在追加コストは、図3に示した追加コストと同義である。値も同じとしている。
この追加コストは、今後追加機能を含む商材を販売して、その売り上げにより回収できることが考えられる。従って、ある顧客からの注文に応じて開発した機能を他の顧客向けにも販売できるような場合、次の顧客に対しては、初めの顧客から回収できた追加コスト分、追加機能の価格を下げて提供することが考えられる。
例えば、現在は全ての機能が未開発であるが、顧客Mからの注文に応じて基本機能と追加機能Bを開発し、顧客Mから受け取る対価によりその開発費用を賄える場合、以後の顧客に対しては、基本機能及び追加機能Bについては、追加コストを考えずに価格提案ができる等である。
図8に示す追加コスト情報では、このことに対応するため、締結済みの売約に係る納期よりも後の時期については、追加コストを、その売約により回収できた金額分減額して登録できるようにしている。そして、基本機能と追加機能Bについては、2014年12月31日以降は、追加コストが0円であることが登録されている。
この情報は、図9に示すような売約情報の入力に応じて、追加コスト更新部162が登録するものである。
図9に示す売約情報は、売約に係る商材及び納期の情報と、その商材の基本機能及び各追加機能について、売約により得られる対価の情報とを含むものである。図8の例は、図9に示す売約情報に基づき、その納期以降の追加コストを、対価の額だけ減少させたものである。
ただし、対価の額を100%減額することは必須ではなく、その一部のみ減額するようにしてもよい。
複数回に亘って減額を行う場合には、各回の変更日及び変更後の追加コストを追加コスト情報として登録する。
次に、以上説明した商材情報と、要件受付部120が受け付ける要件情報とに基づき提案情報を生成する処理について説明する。
まず、図10に、第2実施形態における要件情報の例を示す。
この要件情報は、図4に示した第1実施形態のものに比べ、さらに提案する商材の納期を示す納期情報を含むものである。図10の例では、納期として2014年9月30日が設定されている。提案情報生成部130は、各追加機能と対応する追加価格を算出する際に、この納期時点における追加コストを用いて算出を行う。
次に、図11に、提案生成装置100のCPU101が実行する、提案情報を生成する処理の、図5と対応するフローチャートを示す。
第2実施形態の提案生成装置100のCPU101は、要件情報が入力され、その要件情報に従った提案情報の生成を指示されると、図11のフローチャートに示す処理を開始する。
図11の処理において、ステップS21乃至S24の処理は、ステップS22で合計価格の算出に用いる追加コストが、要件情報に含まれる納期時点における追加コストである点以外は、図6のステップS11乃至S14の処理と同じである。
ここまでの処理で、納期内に納品する場合における提案情報を生成することができる。
第2実施形態においては、これに加えて、納期を遅らせることができれば価格を下げられる可能性があるため、CPU101は次にこの点について検討する。具体的には、要件情報に含まれる納期以降で追加コストが下がる機能があるか否か判断する(S25)。
ここでNoであれば、コスト低減の可能性はないため、処理を終了する。一方、Yesであれば、納期を、追加コストが下がる最初の日に変更して、ステップS21で抽出した各パターンの合計金額を再算出する(S26)。その後、CPU101は、ステップS26の算出結果に基づき、ステップS21で抽出したパターンのうち、合計価格が要件情報の示す予算内に収まるパターンを抽出する(S27)。そして、その抽出した各パターンの情報に基づき提案情報を追加生成する(S28)。
その後、ステップS25に戻って処理をくり返し、さらに納期を遅らせれば価格を下げられるか否かについて検討する。ステップS25でNoになると、今のところ、それ以上納期を遅らせても価格は変わらないことがわかるため、処理を終了する。
以上の処理を、図3及び図8の商材情報と、図10の要件情報について行うとすると、以下のような手順となる。
CPU101はまず、ステップS21乃至S24で、要件情報が示す納期である2014年9月30日を基準に、第1実施形態で説明したものと同じく、機能Aと機能Cを備えた商材Pを60万円で提供可能である旨の提案情報を生成する。
次に、図8の情報を参照すると、2014年12月31日以降であれば、基本機能と追加機能Bの追加コストが下がることがわかる。従って、ステップS25の判断がYesとなる。そして、CPU101は、ステップS26で、納期を2014年12月31日に変更して、各パターンの合計価格を再計算する。ここで再計算するのは、ステップS21で抽出されるパターン2及びパターン3のみでよい。
しかし、全パターンについて、図3に示した商材情報の再計算を行った結果の例を図12に示す。この図に示すように、2014年12月31日現在では、基本機能と追加機能Bの追加コストが0円となっており、それに伴って、図3の場合と比べて各パターンの合計金額が減少している。
CPU101は、この再計算結果に基づき、ステップS27で、パターン2とパターン3の双方を、合計価格が予算である60万円以内に納まるパターンとして抽出する。また、ステップS28で、パターン2の情報に基づき、機能Aと機能Cを備える商材Pを2014年12月31日に30万円で提供可能である旨の提案情報を追加生成すると共に、パターン3の情報に基づき、機能Aと機能Cと機能Dを備える商材Pを2014年12月31日に60万円で提供可能である旨の提案情報をさらに追加生成する。
その後は、さらに納期を遅らせてもこれ以上価格を下げられないことがわかるため、以上で処理を終了する。
図13に、以上により生成される提案情報の例を示す。
図13に示す提案情報は、図6に示したものに比べ、納期の情報が追加されている。
以上説明してきた第2実施形態の提案生成装置100によれば、追加コストの情報を、時期と対応付けて保持し、機能の追加に応じて加算する追加価格を、要件情報に含まれる納期と対応する追加コストに基づき算出することができる。従って、納期に応じた価格の提案を容易に生成することができ、顧客に多様な選択肢を提案することができる。
納期が異なる複数の提案情報を、互いに比較可能なように生成すれば、納期を妥協することによってコストダウンを図るかどうかといった選択を行うための材料を、容易に顧客に提供することができる。
また、売約情報の入力に応じて、商材情報における、追加機能と対応する追加コストを、その売約情報における納期以降について、売約により得られた対価に基づき減額する機能を設けたので、時期と対応付けた追加コストの情報を容易に自動生成することができる。
なお、第2実施形態の提案生成装置100において、提案出力部140に、生成した複数の提案情報を出力する際に、それらを、納期、機能、価格の中からユーザが選択した項目を優先して整列して出力する機能を設けてもよい。このようにすれば、顧客が重視する条件に注目した提案資料を容易に作成することができる。項目の選択は、所要のGUIにより受け付けることができる。
図14にこの整列の例を示す。
図14に示すのは、納期、機能、価格の3項目のうち、最重要項目と次に重要な項目として選択された項目に応じて、図13に示した提案情報を並べ替える例である。
例えば、納期が最重要項目で機能が次に重要な項目である場合、まず、納期の早い提案1が最上位に来る。他の提案2と提案3は納期が同じであるので、機能が充実した提案3が上位に来る。従って、提案1→提案3→提案2の順で並べて出力を行うことになる。
他の選択をした場合にも、同様な考え方により、図14に示したような整列結果を得ることができる。
〔提案生成装置及び提案生成システムの運用例:図15,図16〕
次に、以上説明してきた提案生成装置100あるいはこれと同様な機能を備えたシステムのいくつかの運用例について説明する。
まず、提案生成装置100は、単体装置として構成することは必須ではなく、その機能をいくつかの装置に分散させて設け、それらを協働させて、提案生成装置100と同様な機能を備える提案生成システムとして機能させることができる。
図15に、このような提案生成システムの運用例を示す。
図15に示す例では、提案情報生成装置320と、商材情報記憶装置330と、営業用端末装置400とにより提案生成システムを構成している。このうち、提案情報生成装置320は、図2の提案情報生成部130と対応する機能を備え、商材情報記憶装置330は、図2の商材情報記憶部150と対応する機能を備える。また、営業用端末装置400は、図2の要件受付部120及び提案出力部140と対応する要件受付部410及び提案出力部420を備える。
この提案生成システムは、提案情報生成装置320及び商材情報記憶装置330を販売会社のオフィスYに設け、外部に持ち出す営業用端末装置400から、インターネット等のネットワークを介してアクセスできるように構成する。
そして、営業担当者が営業用端末装置400を持って顧客オフィスXを訪れる。営業担当者は、顧客との面談や、顧客から得た、顧客オフィスXで使われているオフィス機器501,502の機種や運用状況の情報に基づき、図4に示したような要件情報を営業用端末装置400に入力する。
すると、営業用端末装置400の要件受付部410がその要件情報を受け付けて無線ネットワークを介して提案生成装置320に送信し、要件情報に基づく提案情報の生成を要求する。提案生成装置320は、その要求に従って生成した提案情報を営業用端末装置400に送信し、提案出力部420がその提案情報に基づき提案資料をディスプレイに表示する。営業担当者は、その提案資料に基づき、オフィス機器の代替や追加等の提案を行うことができる。
図16に、このような提案生成システムの別の運用例を示す。
図16に示す例では、図2あるいは図7の要件受付部120と対応する要件受付装置360を、顧客オフィスXに配置されたオフィス機器501,502を管理する遠隔管理システムに接続して設けている。
この遠隔管理システムは、顧客オフィスに配置された遠隔管理端末510が管理対象のオフィス機器501,502から収集した情報を、遠隔管理サービスを提供するメーカーのオフィスZに配置された管理装置350に送信し、管理装置350がその情報に基づきオフィス機器501,502の遠隔管理を行うものである。遠隔管理端末510が送信する情報は、管理対象機器の故障、消耗品切れといった動作状況の情報や、動作ログ、設定状態等の情報である。管理装置350は、これらの情報に基づき、必要に応じサービス担当者の派遣、消耗品配送等を手配する。また、管理装置350は、管理対象の機器の機種や、各機器が搭載している追加機能についても把握している。
図16に示す例では、要件受付装置360を、この管理装置350と接続して設けている。そして、要件受付装置360は、管理装置350から、顧客毎あるいは顧客オフィス毎の管理対象機器の機種、機能及び動作状況等の情報を取得し、この情報に基づいて、管理対象機器を置き換える商材を抽出するための要件情報を生成する。そして、この要件情報を用いて、図15と同様な提案情報生成装置320及び商材情報記憶装置330に提案情報を生成及び出力することにより、遠隔管理で得られた情報を利用して、顧客への提案資料を作成することができる。
〔要件情報の生成例:図17,図18〕
次に、顧客オフィスで運用されている機器の機種や運用状況の情報に基づき、図4に示した要件情報を生成する処理について説明する。提案生成装置100において、要件受付部120に、上記機種や運用状況の情報に基づき以下のように要件情報を自動的に生成する機能を設けることが考えられる。なお、ここでは、必要機能の情報を生成する処理について説明するが、予算についても、過去の購入実績等から自動で見積もれるようにすることが考えられる。
図17に、顧客オフィスで運用されている印刷機器の機種や運用状況の情報の例を示す。この情報は、例えば図16に示した管理装置350から取得することができるが、ヒアリング結果等に基づき人手で作成して提案生成装置100に入力することもできる。
図17に示す情報中、「機器」の項目は、該当する機器の機種を示す。
次の「印刷能力」、「標準搭載機能」、及び「オプション機能」は、該当の機種の性能に関する情報であり、機種情報がわかれば、自社製品については商材情報から検索して取得することも可能である。他社製品であっても、予め各機種の性能のデータベースを用意しておき、そこから取得することができる。
「印刷能力」は、1分当たりの最大印刷枚数を示す。「ppm」は、ページ毎分である。「標準搭載機能」は、該当の機種が標準的に搭載している機能である。「オプション機能」は、該当の機種にオプションとして追加できる機能である。
また、その次の「単位時間当たり最大印刷量」と「機能使用実績」は、機器の運用状況の情報であり、この情報は、管理装置350が得た運用状況の情報に基づき生成することができる。あるいは、顧客からのヒアリング結果を手入力することもできる。
このうち「単位時間当たり最大印刷量」は、所定期間、例えば過去3ヶ月の期間内で、該当機器が実施した「単位時間当たりの最大印刷枚数」の実績値である。この値を取得する前提となる「単位時間」をどのように設定するかは、顧客の実情に合わせて適宜調整しても良いが、本例ではデフォルト値として「5分」に設定してある。
「単位時間当たりの最大印刷量」は、図16のように管理装置350で自動取得する場合には、例えば1分毎に、直近5分間に対象機器において印刷された印刷枚数を取得し、過去の最高値と比較して最大値を更新しつつ、所定の記憶部に記憶しておく。
また、単位時間の設定は、顧客が印刷待ち時間をどの程度許容できるかによって設定する。印刷待ちを嫌う顧客であればあるほど、単位時間を短く設定すればよい。例えば最大印刷量が「5分で100枚」と「50分で1000枚」という場合、1分あたりの平均印刷枚数は等しくても、後者の方が特定時刻における印刷待ち時間が長くなる可能性がある。瞬間的に5分で200枚印刷されても、50分という単位では1000枚に収まる場合があるためである。
「機器使用実績」は、標準搭載機能及びオプション機能の項目に記載した各機能が、どれだけ実際に使用されているかを示す情報である。ここでは、1日当たりの平均使用回数として集計し、1日1回に満たない機能については除外している。これは、後述のように、要件情報を生成するに際し、1日1回以上使用する機能については、必要であると判断することに対応するものである。
この「機器使用実績」情報は、管理装置350が取得するカウンタ情報や動作ログ等に基づき、自動的に生成することができる。あるいは、顧客からのヒアリング結果を手入力することもできる。
以上のような印刷機器の機種や運用状況の情報に基づき、次のように、必要機能の情報を生成することが考えられる。
まず、「単位時間値の最大印刷量」に耐えられる印刷能力が必要であるとする。例えば、MFP_Aのように100枚/5分であれば、20ppmが必要である。また、MFP_Bのように20枚/5分であれば、4ppmが必要である。
次に、1日当たり1回以上使用実績のある機能が必要であるとする、MFP_Aであれば、地紋、両面印刷、およびトナーセーブの機能が必要である。認証機能については、現状搭載されているが、使用実績がないため、不要であると考えることができる。MFP_Bであれば、地紋、認証、およびFAX機能が必要で、トナーセーブ機能は不要である。
もちろん、使用実績の閾値は1日当たり1回に限らず、任意に変更可能である。また、このように自動で抽出されたリストを、顧客からのヒアリング結果を加味して手動で修正できるようにしてもよい。現在使用していなくても追加したい機能を必要機能に加える等である。
図18に、以上により生成された、MFP_A及びMFP_Bを置き換える機器に関する要件情報の例をそれぞれ示す。
これらの要件情報を用いて、第1及び第2実施形態で説明したように商材情報を参照して提案情報を生成することにより、顧客に対し、必要機能を全て備えて現在の機器の利便性を維持した機器の置き換えの提案を、容易に行うことができる。
〔商材情報の別の例:図19,図20〕
図19に、図3等と異なる商材情報の例を示す。この商材情報は、印刷機能を備えた画像形成装置に関する情報を機種毎に記述したものである。
図19に示す商材情報中、「機器」は、提案可能な画像形成装置の機種を示す。
次の「印刷能力」、「標準搭載機能」、及び「オプション機能」は、図17に示した情報におけるものと同趣旨である。
「基本価格」は、該当機種の、標準機能のみ搭載した場合の価格である。
「納品までの日数」は、該当機種の注文を受けてから納品できるまでの最短日数である。
また、図20に、図19に示したMFP_Xについての、搭載する機能の組み合わせ毎の価格情報を登録する追加機能テーブルの例を示す。この内容も商材情報の一部であり、図3と対応するものであるが、追加する機能と対応する追加価格の決定方式が異なる。
図19に示すように、MFP_Xには、標準搭載機能に加え、地紋と認証の機能をオプションで追加搭載可能である。図20のデータには、これに対応して、標準搭載機能とオプション機能の種々の組み合わせのパターンを用意している。
また、図19の商材情報では機種毎の基本価格が決まっているため、標準搭載機能のみの場合の価格としてはこの数字を採用する。図20では、標準搭載機能に関する追加価格の欄にこの数字を記載している。
また、各オプション機能と対応する追加価格は、オプション機能について設定した追加コストを、販売目標数で除して定める。追加コストの意味は、図3の場合と同じである。地紋機能については、追加コストが300万円であり、販売目標数が50である。従って、1つ当たり300÷50=6万円を対価として得られれば追加コストを回収できるため、この数字を追加価格としている。認証機能については同様に1万円を追加価格としている。
そして、各パターンについて、搭載する機能に関する価格あるいは追加価格を合計した数字が、該当のパターンの提案に用いる合計価格である。
追加機能テーブルの情報のうち、追加コストと販売目標数は、提案生成装置100の運用者が入力すべき情報である。
また、追加機能テーブルは、図19の商材情報に含まれる機種毎に用意する。
そして、各商材情報と対応する追加機能テーブルを参照して、図18に示した要件情報に含まれる必要機能の条件を満たすパターンを検索することにより、顧客が現在使用する機器の利便性を維持した機器の置き換えの候補を取得することができる。
なお、追加機能テーブルは、開発コストや販売目標数のシミュレーションに用いることもできる。ユーザが、未開発の機能につき、追加コストや販売目標数を変更しつつ、各条件で提案生成装置100が生成する提案情報を参照することにより、どの程度の追加コストや販売目標数が妥当であるのかを見積もることができる。
また、ユーザが追加価格を直接編集し、追加価格と販売目標数に応じて追加コストを定めたり、追加価格と追加コストに応じて販売目標数を定めたりできるようにすることも考えられる。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、装置のハードウェア構成、具体的な構成や処理の手順、取り扱うデータの形式、考慮する項目、取り扱う商材の種類等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、上述した実施形態では、基本機能に追加機能を追加する、という考え方を採った。しかし、基本機能という概念を設けず、単に複数の機能を任意に組み合わせた提案を行えるようにしてもよい。この場合、単に、基本機能に関するデータを用意しないか、あるいは、基本機能については、機能なし、価格0円というデータを用意して上述した実施形態のアルゴリズムを適用すればよい。
この場合において、各追加機能は、図19に示したように、特定の機種に対して追加可能な機能群、といった関係にある必要はない。例えば、相互に独立して動作可能なアプリケーションプログラム(アプリ)により提供される機能であってもよい。出退勤記録アプリと、会計管理アプリと、在庫管理アプリとを、それぞれ図3の追加機能B〜Dとして取り扱う等である。
また、提案生成装置100が取り扱う商材が、画像形成装置に限られないことはもちろんである。複数の分野の商材を取り扱えるようにすることも、もちろん妨げられない。
また、この発明の実施形態であるプログラムは、1のコンピュータを、または複数のコンピュータを協働させて、上述した提案生成装置あるいは提案生成システムの機能を実現させるためのプログラムである。そして、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMや他の不揮発性記憶媒体(フラッシュメモリ,EEPROM等)などに格納しておいてもよい。しかし、記録媒体であるCD−ROM、あるいはメモリカード,フレキシブルディスク,MO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RW,DVD−R,DVD−RW,又はDVD−RAM等の不揮発性記録媒体に記録して提供することもできる。それらの記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータにインストールして実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部装置あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部装置からダウンロードし、コンピュータにインストールして実行させることも可能である。
また、以上説明してきた実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
100:提案生成装置、101:CPU、102:ROM、103:RAM、104:HDD、105:通信I/F、106:操作部、107:表示部、120:要件受付部、130:提案情報生成部、131:商材特定部、132:追加機能特定部、133:追加価格算出部、134:提案価格算出部、140:提案出力部、150:商材情報記憶部、161:売約情報受付部、162:追加コスト更新部、320:提案情報生成装置、330:商材情報記憶装置、350:管理装置、360:要件受付装置、400:営業用端末装置、410:要件受付部、420:提案出力部、501,502:オフィス機器
特開2003−58698号公報

Claims (10)

  1. 顧客に対する商材の提案内容を示す提案情報を生成する情報処理装置であって、
    提案する商材が備えているべき機能を少なくとも示す要件情報の入力を受け付ける要件受付手段と、
    所定の記憶手段から、提案の候補とする商材の機能、価格、及び該商材に機能を追加するために要する追加コストを示す商材情報を取得する商材情報取得手段と、
    前記商材情報を参照して、前記要件受付手段が受け付けた要件情報が示す機能を備えた商材及びその価格の情報を含む前記提案情報を生成する提案情報生成手段とを備え、
    前記提案情報生成手段は、機能を追加した商材について提案情報を生成する場合には、前記商材情報が示す該商材の価格に、該追加する機能と対応する追加コストに基づき算出した追加価格を加えた額を、該機能を追加した商材の価格として設定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記商材情報に含まれる追加コストの情報は、時期と対応付けられており、
    前記要件情報は、提案する商材の納期をも示す情報であり、
    前記提案情報生成手段は、前記追加価格を、前記要件受付手段が受け付けた要件情報が示す納期と対応する追加コストに基づき算出することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    売約済みの商材について、納期と、その商材に追加した機能及びその機能の追加について得られる対価とを示す売約情報の入力を受け付ける売約情報受付手段と、
    前記売約情報受付手段が受け付けた売約情報における、追加した機能及び対価の情報に基づき、前記商材情報における、該追加した機能と対応する追加コストを、該売約情報における納期以降について減額する商材情報修正手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項2又は3に記載の情報処理装置であって、
    前記提案情報生成手段は、
    納期が異なる複数の提案情報を、互いに比較可能なように生成することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記提案情報生成手段が生成した複数の提案情報を、納期、機能、および価格のうちユーザが選択した項目を優先して整列して出力する出力手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記商材情報は、商材に追加する機能の販売目標数の情報を含み、
    前記提案情報生成手段は、各機能と対応する追加価格を、該機能についての追加コストを該機能についての販売目標数で除した値とすることを特徴とする情報処理装置。
  7. コンピュータを、顧客に対する商材の提案内容を示す提案情報を生成する情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    提案する商材が備えているべき機能を少なくとも示す要件情報の入力を受け付ける要件受付手段と、
    所定の記憶手段から、提案の候補とする商材の機能、価格、及び該商材に機能を追加するために要する追加コストを示す商材情報を取得する商材情報取得手段と、
    前記商材情報を参照して、前記要件受付手段が受け付けた要件情報が示す機能を備えた商材及びその価格の情報を含む前記提案情報を生成する提案情報生成手段として機能させるためのプログラムであり、
    前記提案情報生成手段は、機能を追加した商材について提案情報を生成する場合には、前記商材情報が示す該商材の価格に、該追加する機能と対応する追加コストに基づき算出した追加価格を加えた額を、該機能を追加した商材の価格として設定することを特徴とするプログラム。
  8. 顧客に対する商材の提案内容を示す提案情報を生成する情報処理システムであって、
    提案する商材が備えているべき機能を少なくとも示す要件情報の入力を受け付ける要件受付手段と、
    所定の記憶手段から、提案の候補とする商材の機能、価格、及び該商材に機能を追加するために要する追加コストを示す商材情報を取得する商材情報取得手段と、
    前記商材情報を参照して、前記要件受付手段が受け付けた要件情報が示す機能を備えた商材及びその価格の情報を含む前記提案情報を生成する提案情報生成手段とを備え、
    前記提案情報生成手段は、機能を追加した商材について提案情報を生成する場合には、前記商材情報が示す該商材の価格に、該追加する機能と対応する追加コストに基づき算出した追加価格を加えた額を、該機能を追加した商材の価格として設定することを特徴とする情報処理システム。
  9. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    前記商材情報を記憶する記憶手段を備えた記憶装置とを備える情報処理システム。
  10. 顧客に対する商材の提案内容を示す提案情報を生成する情報処理方法であって、
    情報処理装置が、
    提案する商材が備えているべき機能を少なくとも示す要件情報の入力を受け付ける要件受付手順と、
    所定の記憶手段から、提案の候補とする商材の機能、価格、及び該商材に機能を追加するために要する追加コストを示す商材情報を取得する商材情報取得手順と、
    前記商材情報を参照して、前記要件受付手順で受け付けた要件情報が示す機能を備えた商材及びその価格の情報を含む前記提案情報を生成する提案情報生成手順とを実行し、
    前記提案情報生成手順で、機能を追加した商材について提案情報を生成する場合には、前記商材情報が示す該商材の価格に、該追加する機能と対応する追加コストに基づき算出した追加価格を加えた額を、該機能を追加した商材の価格として設定することを特徴とする情報処理方法。
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