JP2005063378A - 仕入リベート管理システム及び販売リベート管理システム - Google Patents

仕入リベート管理システム及び販売リベート管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 様々な計算式及び営業実績データを用いてリベート金額が計算されるリベート条件に適用できる仕入リベート管理システム及び販売リベート管理システムを提供する。
【解決手段】 仕入リベート管理システム10は、仕入先及び対象商品毎にリベートの条件が登録されたリベート条件ファイル31と、仕入先及び対象商品毎の売上実績データが記録される売上データファイル34と、仕入先及び対象商品毎の仕入実績データが記録される仕入データファイル33と、リベート条件ファイル31に登録された仕入先及び対象商品毎のリベート条件に基づいて得られた計算式に、売上データファイル34に登録された仕入先及び対象商品毎の売上実績データ、又は仕入データファイル33に登録された仕入先及び対象商品毎の仕入実績データを導入して、仕入先及び対象商品毎のリベート金額を計算する金額計算手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は仕入リベート管理システムに関し、更に詳細には、卸売業者と仕入先との間で予め決定されたリベート条件に基づいて、卸売業者が仕入先に支払いを請求する請求リベート金額の計算を行う仕入リベート管理システムに関する。本発明は、また、卸売業者と小売業者との間で予め決定されたリベート条件に基づいて、卸売業者が小売業者に支払う報酬リベート金額の計算を行う販売リベート管理システムに関する。
種々の商品を小売業に卸す卸売業において、メーカなどの仕入先から卸売業者に、リベートを支払う慣行がある。リベート金額は、仕入先と卸売業者との間で予め決定された様々なリベート条件に従って、その都度計算されていた。しかし、リベート金額の計算に用いられる計算式は簡単なものではなく、計算のために多くの時間及び手間を要するものであった。
特許文献1は、コンピュータを用いて粗利補填金額の計算を自動で行う、粗利補填金額算出システムを提案している。粗利補填金額算出システム100は、図15に示すように、粗利補填金額の計算を行う粗利補填金額算出手段101、利益データの作成、及び累積を行う利益データ作成・累積手段102、粗利補填金額の累積を行う粗利補填金額累積手段103、データの出力を行う出力装置110の制御を行う出力制御手段104、及び磁気ディスクに格納された各種ファイルを備える。
粗利補填金額算出手段101は、仕入金額及び売上金額を記録する売上データファイル105、及び仕入先との間で予め決定された粗利補填率を記録する粗利補填条件ファイル106を参照して粗利補填金額を計算し、売上データファイル105に記録された売上データに計算した粗利補填金額を追加して、粗利補填金額付・売上データファイル107を作成する。利益データ作成・累積手段102は、粗利補填金額付・売上データファイル107を参照し、粗利補填金額を含めた利益データを作成して、利益データ・累積ファイル108にその利益データを累積する。
粗利補填金額・累積手段103は、粗利補填金額付・売上データファイル107を参照し、粗利補填金額・累積ファイル109に粗利補填金額を累積する。出力制御手段104は、粗利補填金額・累積ファイル109を参照し、これを出力装置110により粗利補填金額計算書として出力する。出力された粗利補填金額計算書は、仕入先に対する粗利補填金額の支払い請求に用いられる。
特許文献1に記載の粗利補填金額算出システム100によれば、粗利補填金額算出システム100で計算される粗利補填金額は、下記式(1)で計算される。
粗利補填金額={(売上金額)×(リベート率)×0.01}−{(売上金額)−(仕入金額)} ・・・(1)
式(1)で表される粗利補填は、商品の販売時に発生する粗利が、予めメーカから保証された値より小さい場合にその不足分を補填されるリベートであり、同式において、粗利補填金額が0以下の場合には、粗利補填金額は0とされる。
特開平10−3502号公報(段落0015〜段落0028)
ところで、仕入先から卸売業者に支払われるリベートには、例えば、卸売業者の仕入れや売上げなどの営業実績に応じて支払われる実績リベートも採用される。実績リベートのリベート金額は、卸売業者における商品の仕入金額や売上金額などの実績金額に所定のリベート掛率を乗じ、或いは卸売業者における商品の入荷数や出荷数などの実績数に所定のリベート単価を乗じるなど、様々な計算式及び営業実績データに基づいて決定される。しかし、特許文献1に記載の粗利補填金額算出システム100は、商品の販売時に発生する粗利が、予めメーカから保証された値より小さい場合のリベートについて計算されるものであるため、様々な計算式や営業実績データに基づいて計算される実績リベート金額の計算に対応させることが出来ないという問題があった。
本発明は、上記に鑑み、様々な計算式及び営業実績データを用いてリベート金額が計算されるリベート条件に適用できる、仕入リベート管理システム及び販売リベート管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る仕入リベート管理システムは、仕入先及び対象商品毎にリベートの条件が登録されたリベート条件ファイルと、
仕入先及び対象商品毎の営業実績データが記録される実績データファイルと、
前記リベート条件ファイルに登録された仕入先及び対象商品毎のリベート条件に基づいて得られた計算式に、前記実績データファイルに登録された仕入先及び対象商品毎の営業実績データを導入して、仕入先及び対象商品毎のリベート金額を計算する金額計算手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係る販売リベート管理システムは、販売先及び対象商品毎にリベートの条件が登録されたリベート条件ファイルと、
販売先及び対象商品毎の営業実績データが記録される実績データファイルと、
前記リベート条件ファイルに登録された販売先及び対象商品毎のリベート条件に基づいて得られた計算式に、前記実績データファイルに登録された販売先及び対象商品毎の営業実績データを導入して、販売先及び対象商品毎のリベート金額を計算する金額計算手段とを備えることを特徴としている。
本発明の仕入リベート管理システムによれば、金額計算手段が、リベート条件ファイルに登録された仕入先及び対象商品毎のリベート条件に基づいて得られた計算式に、実績データファイルに登録された仕入先及び対象商品毎の営業実績データを導入して、仕入先及び対象商品毎のリベート金額を計算することによって、様々な計算式及び営業実績データに基づいて請求リベート金額を計算することが出来る。これによって、営業実績データに応じて仕入先から卸売業者に支払われる様々な実績リベートについて請求リベート金額の計算を行うことが出来る。また、従来、実績リベートのリベート金額計算のために要した多くの時間及び手間を節約すると共に、リベート条件の漏れを防止できる。
また、リベート条件ファイルを設けることにより、従来、仕入担当者しか把握していなかった複雑なリベート条件を仕入リベート管理システムの使用者で共有できる。更に、売上げや仕入れの営業実績データを用いることにより、仕入れや売上げなどの営業実績との関係で、現在の請求リベート金額の状況を随時に把握できるので、仕入リベート管理システムの使用者は、請求リベート金額の増額を意識した戦略的な仕入れ及び販売を行うことが出来る。
本発明の好適な実施態様では、前記リベート条件ファイルが、特定の商品分類を持つ商品について第1のリベート条件を指定するデータと、前記特定の商品分類の下位概念の商品分類を持つ特定の商品について前記第1のリベート条件の適用を除外する旨のデータとを含む。この場合、第1のリベート条件を用いて特定の商品分類の請求リベート金額を計算する際に、上記特定の商品分類の下位概念の商品分類を持つ特定の商品を計算対象から除外することが出来る。
本発明の好適な実施態様では、前記リベート条件ファイルが、特定の商品分類の上位概念の商品分類を持つ商品についての第1のリベート条件データと、前記上位概念の商品分類を持つ特定の商品についての第2のリベート条件データ及び前記第1のリベート条件の適用を除外する旨のデータとを含む。この場合、第2のリベート条件データを用いて上位概念の商品分類の請求リベート金額を計算する際に、特定の商品分類を持つ商品を計算対象から除外することが出来る。また、仕入先との間で新規のリベート条件が定まった際に、リベート条件ファイルに既に記録されている内容を書き替えることなく、新規のリベート条件を登録することができる。従って、新規のリベート条件の登録を容易にすることが出来る。
本発明の好適な実施態様では、前記営業実績データが、前記対象商品毎の仕入金額の合計又は売上金額の合計である。或いは、営業実績データが、対象商品毎の仕入数の合計又は出荷数の合計であるのも好ましい態様である。これにより、仕入金額や仕入数などの合計に基づいて計算される仕入実績リベート、及び売上金額や出荷数などの合計に基づいて計算される販売実績リベートの双方について、請求リベート金額を計算することができる。
本発明の好適な実施形態では、前記金額計算手段で計算されたリベート金額を仕入先毎に集計する金額集計手段を更に備え、該金額集計手段は、今回のリベートの集計金額と、前回のリベートの集計金額と、入力されたリベートの回収金額とから、仕入先毎のリベート金額の残高を計算する。これにより、従来、台帳などで管理していたリベート金額の残高、即ち繰越リベート金額をコンピュータで管理できるようになり、仕入リベート管理システムの使用者はより正確に繰越リベート金額を把握して日々の営業活動や業務ができる。繰越リベート金額は、(前回の繰越リベート金額)+(決定リベート金額)―(回収リベート金額)の式を用いて計算することが出来る。ここで、決定リベート金額は商談によって決定されたリベート金額であり、回収リベート金額は締め日に支払先より回収可能なリベート金額である。
本発明の販売リベート管理システムによれば、金額計算手段が、リベート条件ファイルに登録された販売先及び対象商品毎のリベート条件に基づいて得られた計算式に、実績データファイルに登録された販売先及び対象商品毎の営業実績データを導入して、販売先及び対象商品毎のリベート金額を計算することによって、様々な計算式及び営業実績データに基づいてリベート金額を計算することが出来る。これによって、営業実績データに応じて卸売業者が小売業者に支払う様々な実績リベートについて報酬リベート金額の計算を行うことが出来る。また、本発明に係る仕入リベート管理システムと同様の効果を得ることが出来る。本発明の販売リベート管理システムは、上記仕入リベート管理システムと同様な態様をとることが出来る。
以下に、添付図面を参照し、実施形態例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説明する。図1に本発明の第1実施形態例に係る仕入リベート管理システムの構成を示す。仕入リベート管理システム10は、請求リベート金額の計算を行うと共に、繰越リベート金額の管理を行うシステムであって、所定のアプリケーションが作動するサーバ11と、サーバ11に接続された複数の入力装置12と、サーバ11に接続され、帳表等の出力を行うプリンタなどの出力装置13を備える。入力装置12は、例えばLANに接続可能なパーソナルコンピュータであり、クライアントによる入力を受け付けて入力内容をサーバ11に送信し、またサーバ11から受信した情報を画面上に表示することが出来る。入力装置12においてクライアントが行う操作は、リベート条件の登録、請求リベート金額の計算指示、リベート金額計算書14の出力指示、及び商談結果の登録などである。
サーバ11は、同図に示すように、条件入力手段21、リベート金額計算手段22、出力制御手段23、商談結果登録手段24、及び各種ファイルを格納する磁気ディスクを備える。磁気ディスクに格納される各種ファイルは、リベート条件ファイル31、除外条件ファイル32、仕入データファイル33、売上データファイル34、リベート金額ファイル35、リベート明細ファイル36、及び図示しない仕入先マスタである。
リベート条件ファイル31は、仕入先及び対象商品毎にリベート条件が登録されたマスタファイルであり、リベート条件ファイル31には、図2(a)に示すように、リベート条件管理番号ごとにそれぞれのリベート条件の詳細が記録されている。リベート条件には、仕入実績リベート及び販売実績リベートの別や、請求リベート金額の計算式、計算式に適用される定数、及び計算式に適用される営業実績データの所在についての情報が含まれる。除外条件ファイル32には、図2(b)に示すように、「除外条件」がそれぞれのリベート条件に対応して記録されている。
仕入データファイル33には、図3(c)に示すように、仕入伝票ごとの仕入明細が、売上データファイル34には、図3(d)に示すように、売上伝票ごとの売上明細が、それぞれ記録されている。リベート金額ファイル35には、図4(e)に示すように、リベート条件ごとの請求リベート金額等が、リベート明細ファイル36には、図4(f)に示すように、仕入伝票又は売上伝票ごとの請求リベート金額等が記録されている。
図1に戻り、条件入力手段21は、リベート条件ファイル31に対してリベート条件の新規登録、及び、登録事項の呼出修正、呼出削除などの操作を行う。また、除外条件ファイル32に対して、対象外商品分類、対象外商品コード、及び上位除外項目の新規登録、及び登録事項の呼出修正、呼出削除などの操作を行う。これらの操作は、クライアントによる入力装置12への入力によって行うことが出来る。
リベート金額計算手段22は、入力装置12から請求リベート金額の計算指示を受信し、請求リベート金額の計算を行う。請求リベート金額の計算にあたっては、請求リベート金額の計算式、計算式に適用される定数、及び計算式に適用される営業実績データの所在についての情報をリベート条件ファイル31から、除外条件を除外条件ファイル32からそれぞれ抽出し、且つ計算に必要な営業実績データを売上データファイル34又は仕入データファイル33から抽出する。そして、抽出した計算式、定数、営業実績データ、及び除外条件に基づいて請求リベート金額を計算する。計算により得られた請求リベート金額は、リベート金額ファイル35にリベート条件ごとに、リベート明細ファイル36に仕入伝票又は売上伝票ごとにそれぞれ記録される。
出力制御手段23は、入力装置12からのリベート金額計算書14の出力指示を受信し、リベート金額計算書14の出力を行う。リベート金額計算書14の出力は、具体的には、リベート金額ファイル35及びリベート明細ファイル36から所定の仕入先に関する請求リベート金額を抽出し、これを出力装置13から出力する。リベート金額計算書14の出力によって、クライアントは、リベート金額計算書14に基づいて仕入先とリベート金額について商談を行うことが出来る。
商談結果登録手段24は、商談により決定した決定リベート金額、及び今回の締めで回収できる回収リベート金額を、仕入リベート管理システム10の使用者の入力装置12に対する入力により、リベート金額ファイル35及びリベート明細ファイル36にそれぞれ記録する。この場合、リベート金額ファイル35にはリベート条件ごとに、リベート明細ファイル36には仕入伝票又は売上伝票ごとにそれぞれ記録する。商談結果登録手段24は、また、入力された決定リベート金額及び回収リベート金額に基づいて、今回の締めの時点での繰越リベート金額を計算し、リベート金額ファイル35に記録する。
図5は、条件入力手段21を操作する際に入力装置12に表示される複数の画面、及びこれらの画面と各ファイルとの関係について示す。新規登録の際には、入力装置12には条件入力画面21Aが表示され、クライアントは新規のリベート条件の詳細を入力する。入力するリベート条件の詳細は、図2(a)に示したように、リベート条件管理番号、仕入先コード、リベート種類、商品条件、商品コード、商品分類、得意先コード、計算区分、リベート掛率、及びリベート単価である。
このうち、リベート種類には、仕入実績リベート又は販売実績リベートの別が記録され、商品条件には、無指定、商品分類指定、及び商品コード指定の別が記録され、計算区分には、請求リベート金額の計算式として、リベート掛率×実績金額、及びリベート単価×実績数の別が記録される。請求リベート金額の計算式がリベート掛率×実績金額である場合には所定のリベート掛率が、請求リベート金額の計算式がリベート単価×実績数である場合には所定のリベート単価が、それぞれ記録される。
また、商品条件には、無指定、商品分類、及び商品コードの別が記録され、商品条件が商品分類である場合には所定の商品分類が、商品条件が商品コードである場合には所定の商品コードが、それぞれ記録される。商品条件は、図6に示すように、上位と下位の関係があり、上位から、無指定、商品分類、及び商品コードの関係を有している。条件入力画面21Aで入力された内容は、リベート条件ファイル31に記録される。
新規登録に際して、後述する対象外商品分類、対象外商品コード、及び上位除外項目があれば、クライアントは、条件入力画面21A上の画面切替えボタン21a、21b、及び21cをそれぞれ押下することによって、別画面の対象外商品分類・指定画面21B、対象外商品コード・指定画面21C、及び上位除外項目・指定画面21Dに切替えて表示させ、それぞれ、対象外商品分類、対象外商品コード、及び上位除外項目を指定する入力を行う。
呼出修正の際には、リベート条件管理番号の指定により、リベート条件ファイル31に記録されている所定のリベート条件を条件入力画面21Aに表示させることが出来る。また、リベート条件管理番号を指定して画面切替えボタン21dを押下することにより、除外条件ファイル32に記録されている、所定の対象外商品分類、対象外商品コード、及び上位除外項目を、対象外商品分類・指定画面21B、対象外商品コード・指定画面21C、及び上位除外項目・指定画面21Dにそれぞれ表示させることが出来る。使用者は、それぞれの画面上に表示される所定の項目について修正を行うことによって、リベート条件ファイル31及び除外条件ファイル32の記録を修正することが出来る。
呼出削除の際には、呼出修正の場合と同様に、所定のリベート条件、対象外商品分類、対象外商品コード、及び上位除外項目をそれぞれ表示させることが出来る。クライアントは、それぞれの画面上に表示される所定の項目について削除を行うことによって、リベート条件ファイル31及び除外条件ファイル32の記録を削除することが出来る。
以下、対象外商品分類、対象外商品コード、及び上位除外項目の指定について説明する。条件入力画面21Aにおいて、商品条件を無指定とした場合には、対象外商品分類・指定画面21B、対象外商品コード・指定画面21C、及び上位除外項目・指定画面21Dを表示させることが出来る。商品条件を商品分類とした場合には、商品分類より下位の商品条件に相当する対象外商品コード・指定画面21C、及び上位除外項目・指定画面21Dを表示させることが出来る。商品条件を商品コードとした場合には、商品コードより下位の商品条件が無いので、上位除外項目・指定画面21Dのみを表示させることが出来る。
所定の仕入先のリベート条件を登録する際に、予め所定の仕入先が納入する商品分類Aに他のリベート条件が適用されることが分かっている場合には、対象外商品分類の指定を行う。対象外商品分類の指定は、入力装置12の画面上に対象外商品分類・指定画面21Bを表示させることにより、所定の仕入先に属する商品分類の一覧が表示され、この中から商品分類Aを対象外商品分類として指定する。
対象外商品分類の指定により、除外条件ファイル32では、図7(a)に示すように、所定の仕入先に適用されるリベート条件管理番号(1番)と、対象外商品分類として指定される商品分類Aとが記録され、所定の仕入先について請求リベート金額を計算する際に、除外条件ファイル32を参照することによって、商品分類Aの対象データを含めずに計算させることができる。
商品分類Aのリベート条件を登録する際に、予め商品分類Aに属する商品コードaに他のリベート条件が適用されることが分かっている場合には、対象外商品コードの指定を行う。対象外商品コードの指定は、入力装置12の画面上に対象外商品コード・指定画面21Cを表示させることにより、商品分類Aに属する商品コードの一覧が表示され、この中から商品コードaを対象外商品コードとして指定する。
対象外商品コードの指定により、除外条件ファイル32では、図7(b)に示すように、商品分類Aに適用されるリベート条件管理番号(1番)と、対象外商品コードとして指定される商品コードaとが記録され、商品分類Aについて請求リベート金額を計算する際に、除外条件ファイル32を参照することによって、商品コードaの対象データを含めずに計算させることができる。なお、所定の仕入先のリベート条件を登録する際に、予めこの仕入先が納入する商品コードaに他のリベート条件が適用されることが分かっている場合にも、商品コードaを対象外商品コードとして指定することが出来る。
商品コードaのリベート条件の登録の際に、商品コードaの上位の商品条件について既に別のリベート条件が登録されている場合には、上位除外項目の指定を行う。上位除外項目の指定は、上位除外項目・指定画面21Dを表示させることにより、仕入先が同じリベート条件の一覧が表示され、この中から商品コードaの上位の商品条件であって、且つ商品コードaを含む商品条件のリベート条件管理番号を上位除外項目として指定する。
上位除外項目の指定によって、除外条件ファイル32では、図7(c)に示すように、商品コードaに適用されるリベート条件管理番号(2番)と、上位除外項目として指定される商品条件のリベート条件管理番号(1番)とが記録され、上位の商品条件について請求リベート金額を計算する際に、除外条件ファイル32を参照することによって、商品コードaの対象データを含めずに計算させることができる。商品分類Aのリベート条件の登録の際に、商品分類Aの商品を卸売業者に納入する仕入先として既に別のリベート条件が登録されている場合にも、上述と同様に、上位除外項目の指定を行う。
対象外商品コード及び対象外商品分類の指定では、下位の商品条件のリベート条件は事前登録しておく必要はないが、上位除外項目の指定では、上位の商品条件のリベート条件は事前登録されていることを前提とする。リベート条件の登録時の状態により、これらの何れかを採用して、登録を行う。なお、本実施形態例では商品分類は1つの商品条件を構成するものとしたが、商品分類が複数の商品条件から構成されてもよい。この場合、商品コードは最も下位概念の商品分類と、仕入先は最も上位概念の商品分類とみなすことができる。対象外商品分類・指定画面21B、対象外商品コード・指定画面21C、及び上位除外項目・指定画面21Dで入力された内容は、除外条件ファイル32に記録される。
図8に、リベート金額計算手段22における請求リベート金額の計算処理フローを示す。先ず、請求リベート金額の計算予定日に、仕入先マスタから該当する全ての仕入先を抽出する(ステップS01)。次いで、抽出された仕入先から1件の仕入先を確定する(ステップS02)。続いて、判断S03で、リベート条件ファイル31で検索を行い、確定した仕入先に該当するリベート条件が無い場合にはステップS11に進んで処理を終了し、該当するリベート条件がある場合にはステップS04に進む。続いて、確定した仕入先に関連する全てのリベート条件をリベート条件ファイル31から、それぞれのリベート条件に関連する全ての除外条件、即ち全ての対象外商品コード、対象外商品分類、及び上位除外項目を除外条件ファイル32からそれぞれ抽出する(ステップS04)。
ステップS04では、仕入先コードを指定する検索条件で、仕入先に関連する全てのリベート条件が抽出される。また、除外条件ファイル32の除外区分が対象外商品コードで、リベート条件管理番号として先に抽出したリベート条件ファイルのリベート条件管理番号を指定する検索条件で、リベート条件に関連する全ての対象外商品コードが抽出される。更に、除外条件ファイル32の除外区分が対象外商品分類で、リベート条件管理番号として先に抽出したリベート条件ファイルのリベート条件管理番号を指定する検索条件で、リベート条件に関連する全ての対象外商品分類が抽出される。更に、除外条件ファイル32の除外区分として上位除外項目を、上位リベート条件管理番号として先に抽出したリベート条件ファイルのリベート条件管理番号をそれぞれ指定する検索条件で、リベート条件に関連する全ての上位除外指定が抽出される。
次に、確定した仕入先について抽出したリベート条件のうち、計算を行う1件のリベート条件を確定する(ステップS05)。ここで、判断S06において、確定した仕入先について未計算のリベート条件が残っている場合にはステップS07に進み、確定した仕入先について未計算のリベート条件が無くなった場合には、ステップS02に戻り、次の仕入先の確定を行う。
ステップS07では、リベート条件ファイル31のリベート種別を参照し、リベート種別が仕入実績リベートの場合には、仕入データファイル33を参照し、対象となる仕入伝票の仕入金額又は入荷数を営業実績データとして抽出する。また、リベート種別が販売実績リベートの場合には売上データファイル34を参照し、対象となる売上伝票の売上金額又は出荷数を営業実績データとして抽出する。また、リベート条件ファイル31の計算区分を参照し、リベート掛率×実績金額の場合には仕入金額又は売上金額を、リベート単価×実績数の場合には入荷数又は出荷数をそれぞれ営業実績データとして抽出する。売上金額又は出荷数を営業実績データとして抽出する際には、リベート条件ファイル31の得意先コードが指定されている場合には、該当する得意先コードのデータのみを抽出する。営業実績データを抽出する際には、除外条件ファイル32を参照し、対象外商品コード、対象外商品分類、又は上位除外項目により計算が行われない項目に関する営業実績データは、抽出しない。
次いで、判断S08で、該当する営業実績データが無い場合には、ステップS05に戻り、次のリベート条件の確定を行う。判断S08で、該当する営業実績データがある場合には、ステップS09に進み、請求リベート金額の計算を行う。
ステップS09では、リベート条件ファイル31の計算区分がリベート掛率×実績金額の場合、下記式(2)に示すように、リベート条件ファイル31のリベート掛率に、仕入データファイル24の仕入金額又は売上データファイル23の売上金額、即ち実績金額を掛けることにより請求リベート金額を計算する。
請求リベート金額=リベート掛率(単位:%)×実績金額÷100 ・・・(2)
計算区分がリベート単価×実績数の場合、下記式(3)に示すように、仕入データファイル24の入荷数又は売上データファイル23の出荷数、即ち実績数にリベート条件ファイル31のリベート単価を掛けることにより請求リベート金額を計算する。
請求リベート金額=リベート単価×実績数 ・・・(3)
次いで、計算した請求リベート金額について、リベート条件ごとにリベート金額ファイル35に、入荷伝票又は出荷伝票ごとにリベート明細ファイル36にそれぞれ記録する(ステップS10)。続いて、ステップS05へ戻り、未計算のリベート条件の確定を行う。
図9に、出力制御手段23におけるリベート金額計算書14の出力フローを示す。先ず、入力装置12で図示しない出力条件画面を表示し、仕入先コードと請求リベート金額の計算処理日を入力する(ステップS21)。次いで、リベート金額ファイル35とリベート明細ファイル36から、入力された仕入先コード及び計算処理日に合致するデータを抽出する(ステップS22)。データ抽出の際には、仕入先コードが入力された仕入先コードと同じで、且つ計算処理日が入力された計算処理日と同じとする検索条件でデータを抽出する。続いて、判断S23で、検索条件に合致するデータが無い場合にはステップS25に進んで処理を終了し、検索条件に合致するデータがある場合にはステップS24に進んで、抽出したデータをリベート金額計算書14として出力する。リベート金額計算書14の出力後、処理を終了する(ステップS25)。
図10に、商談結果登録手段24を用いた繰越リベート金額の計算フローを示す。また、図11に、入力装置12に表示される商談結果登録画面と各ファイルとの関係を示す。先ず、入力装置12上に商談結果登録画面24Aを表示させ、クライアントが仕入先コード及び請求リベート金額の計算処理日を入力することにより、商談結果登録手段24はリベート金額ファイル35を参照し、画面上にリベート条件ごとの請求リベート金額を一覧表示する。次いで、仕入先との商談により決定された決定リベート金額、及び決定リベート金額のうち今回の締めで回収できる回収リベート金額をクライアントが画面上で入力する。これにより、商談結果登録手段24は、下記式(4)に従って、繰越リベート金額を計算し、得られた繰越リベート金額を画面上に表示すると共に、リベート金額ファイル35に対して記録する。
繰越リベート金額=前回繰越リベート金額+決定リベート金額−回収リベート金額 ・・・(4)
商談結果登録手段24は、また、入力された決定リベート金額及び回収リベート金額をリベート金額ファイル35及びリベート明細ファイル36に対して記録する。リベート金額ファイル35に対する記録の際には、リベート条件ごとに、入力された決定リベート金額及び回収リベート金額をそのまま記録する。
決定リベート金額=入力された決定リベート金額 ・・・(5)
回収リベート金額=入力された回収リベート金額 ・・・(6)
リベート明細ファイル36に対する記録の際には、それぞれ伝票あたりの金額を計算して記録する。即ち、入力されたリベート条件ごとの決定リベート金額にそれぞれの伝票の割合を掛けた金額を伝票あたりの決定リベート金額として記録する。また、入力されたリベート条件ごとの回収リベート金額にそれぞれの伝票あたりの割合を掛けた金額を伝票あたりの回収リベート金額として記録する。
伝票あたりの決定リベート金額=入力された決定リベート金額×(伝票あたりの請求リベート金額÷請求リベート金額) ・・・(7)
伝票あたりの回収リベート金額=入力された回収リベート金額×(伝票あたりの請求リベート金額÷請求リベート金額) ・・・(8)
本実施形態例によれば、リベート条件及び除外条件を、リベート条件ファイル31及び除外条件ファイル32にそれぞれ登録することにより、従来、仕入担当者しか把握していなかった複雑なリベート条件を、仕入リベート管理システム10の使用者全員で共有できる。また、リベート金額計算手段22が、リベート条件ファイル31及び除外条件ファイル32を参照し、計算式、定数、営業実績データ、対象外商品分類、対象外商品コード、及び上位除外項目などの様々な条件に基づいて請求リベート金額の計算を行うので、従来、手計算で行われていた複雑な請求リベート金額の計算を自動で実行することが出来る。従って、クライアントの多大な時間及び手間が省かれると共に、手計算時に発生したリベート条件の漏れを防止できる。クライアントは、信頼性の高いリベート金額計算書14を提示して、仕入先との商談を行うことができる。
また、請求リベート金額の計算を随時に行えば、営業実績データとの関係における現在の請求リベート金額の状況が把握できる。従って、請求リベート金額の増額を意識した戦略的な販売及び仕入を行うことが出来る。
商談結果登録手段24を使って、決定リベート金額、回収リベート金額、及び計算によって得られた繰越リベート金額をリベート金額ファイル35及びリベート明細ファイル36に記録するので、従来、台帳などで管理していた繰越リベート金額をコンピュータで管理できるようになり、クライアント全員がより正確にリベート金額を把握して日々の営業活動や業務ができる。また、リベート金額ファイル35によって、リベート条件ごとの繰越リベート金額を、リベート明細ファイル36によって、伝票ごとの繰越リベート金額をそれぞれ把握することができる。
図12に、本発明の第2実施形態例に係る仕入リベート管理システムの構成を示す。仕入リベート管理システム15は、第1実施形態例の仕入リベート管理システム10において、請求リベート金額の計算及びリベート金額計算書14の出力について、入力装置12でクライアントが行う作業を自動化する実施形態例である。仕入リベート管理システム15は、サーバ11が更に自動実行手段25を有し、且つサーバ11が有する磁気ディスクにスケジュールマスタ37が更に格納されていることを除いては、第1実施形態例の仕入リベート管理システム10と同様の構成を有する。
スケジュールマスタ37には、図14に示すように、仕入先コード、請求リベート金額の計算予定日、及びリベート金額計算書の出力予定日などが記録されている。自動実行手段25は、毎日、スケジュールマスタ37を参照し、計算予定日に該当する仕入先の請求リベート金額を計算し、また、出力予定日に該当する仕入先のリベート金額計算書14を出力する。
図13に、自動実行手段25における処理のフローを示す。以下のフローは、請求リベート金額の計算とリベート金額計算書の出力とを同日に行う場合、即ちスケジュールマスタ37における計算予定日と出力予定日とが同日に設定してある場合を示す。自動実行手段25は、先ず、スケジュールマスタ37を参照し、仕入先マスタより計算予定日に該当する全ての仕入先を抽出する(ステップS41)。この抽出は、スケジュールマスタ37の計算予定日が当日で、且つ処理フラグが未処理とする検索条件で行う。次いで、抽出した仕入先から1件の仕入先を確定する(ステップS42)。続いて、判断S43で、リベート条件ファイル31で検索を行い、該当する仕入先のリベート条件が無い場合にはステップS48に進んで処理を終了し、該当する仕入先のリベート条件がある場合にはステップS44に進む。
ステップS44では、自動実行手段25は、確定した仕入先コードをリベート金額計算手段22に送信し、リベート金額計算手段22を起動する。リベート金額計算手段22は、図8に示したS04〜S10の処理を行い、判断S06で確定した仕入先について未計算のリベート条件が無くなった場合に処理を終了する。続いて、判断S45で、ステップS44が正常に実行されたかどうかの判断を行い、正常に終了した場合には、スケジュールマスタ37の処理フラグを処理済に変更し、且つ計算日を記録して、ステップS46に進む。異常終了した場合には、ステップS48に進んで処理を終了する。
ステップS46では、確定した仕入先コードを出力制御手段23に送信し、出力制御手段23を起動する。出力制御手段23は、図9に示したS21〜S25の処理を行う。続いて、判断S47で、ステップS46が正常に実行されたか判断し、正常に終了した場合には、スケジュールマスタ37のリベート金額計算書の出力日を記録した後、ステップS42に戻り、次の仕入先の確定を行う。異常終了した場合はステップS48に進み、処理を終了する。
本実施形態例によれば、自動実行手段25を有することにより、請求リベート金額の計算処理からリベート金額計算書14の出力までの一連のフローを自動で行うことが出来る。計算予定日と出力予定日とがそれぞれ別々に設定してある場合には、ステップS46の前でステップS41〜S43と同様のフローを行う。
本発明の第1及び第2実施形態例の構成は、卸売業者と小売業者との間で予め決定されたリベート条件に基づいて、卸売業者が小売業者に支払う報酬リベートを管理する販売リベート管理システムにも適用できる。この場合、これらの実施形態例における、仕入先コードは販売先コードに、得意先コードは仕入先コードに、請求リベート金額は報酬リベート金額に、回収リベート金額は支払済みのリベート金額に、繰越リベート金額は未払いのリベート金額残高に、図8のS01〜S03、図13のS41〜S43に記載の仕入先は販売先にそれぞれ読み替えるものとする。また、仕入計上日、仕入単価、入荷数、仕入金額、売上計上日、売上単価、出荷数、及び売上金額は、何れも販売先におけるものとする。
販売リベート管理システムでは、販売先の営業実績データは、例えば、電子ファイルやネットワークによって、卸売業者に伝達してもよい。販売先の仕入れに関するデータについては、それぞれの販売先に対する卸売業者の売上げに関するデータを参照してもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明に係る仕入リベート管理システムは、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施した仕入リベート管理システムも、本発明の範囲に含まれる。
第1実施形態例に係る仕入リベート管理システムの構成を示すブロック図である。 図2(a)は、リベート条件ファイルにおけるデータ配列を示す表であり、図2(b)は、除外条件ファイルにおけるデータ配列を示す表である。 図3(c)は、仕入データファイルにおけるデータ配列を示す表であり、図3(d)は、売上データファイルにおけるデータ配列を示す表である。 図4(e)は、リベート金額ファイルにおけるデータ配列を示す表であり、図4(f)は、リベート明細ファイルにおけるデータ配列を示す表である。 条件入力手段の表示画面を示す図である。 商品条件における上位及び下位の関係を示す図である。 図7(a)〜(c)は、それぞれ、対象外商品分類の指定、対象外商品コードの指定、及び上位除外項目の指定を行った際に除外条件ファイルに記録されるデータ配列を示す表である。 リベート金額計算手段における処理のフローを示すフローチャートである。 出力制御手段における処理のフローを示すフローチャートである。 商談結果登録手段における処理のフローを示すフローチャートである。 商談結果登録手段の表示画面を示す図である。 第2実施形態例に係る仕入リベート管理システムの構成を示すブロック図である。 自動実行手段における処理のフローを示すフローチャートである。 スケジュールマスタにおけるデータ配列を示す表である。 特許文献1に記載の粗利補填金額算出システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10:仕入リベート管理システム
11:サーバ
12:入力装置
13:出力装置
14:リベート金額計算書
15:仕入リベート管理システム
21:条件入力手段
21A:条件入力画面
21B:対象外商品分類・指定画面
21C:対象外商品コード・指定画面
21D:上位除外項目・指定画面
21a、21b、21c、21d:画面切替えボタン
22:リベート金額計算手段
23:出力制御手段
24:商談結果登録手段
24A:商談結果登録画面
25:自動実行手段
31:リベート条件ファイル
32:除外条件ファイル
33:仕入データファイル
34:売上データファイル
35:リベート金額ファイル
36:リベート明細ファイル
37:スケジュールマスタ
100:粗利補填金額算出システム
101:粗利補填金額算出手段
102:利益データ作成・累積手段
103:粗利補填金額累積手段
104:出力制御手段
105:売上データファイル
106:粗利補填条件ファイル
107:粗利補填金額付・売上データファイル
108:利益データ・累積ファイル
109:粗利補填金額・累積ファイル
110:出力装置

Claims (6)

  1. 仕入先及び対象商品毎にリベートの条件が登録されたリベート条件ファイルと、
    仕入先及び対象商品毎の営業実績データが記録される実績データファイルと、
    前記リベート条件ファイルに登録された仕入先及び対象商品毎のリベート条件に基づいて得られた計算式に、前記実績データファイルに登録された仕入先及び対象商品毎の営業実績データを導入して、仕入先及び対象商品毎のリベート金額を計算する金額計算手段とを備えることを特徴とする仕入リベート管理システム。
  2. 前記リベート条件ファイルが、特定の商品分類を持つ商品について第1のリベート条件を指定するデータと、前記特定の商品分類の下位概念の商品分類を持つ特定の商品について前記第1のリベート条件の適用を除外する旨のデータとを含む、請求項1に記載の仕入リベート管理システム。
  3. 前記リベート条件ファイルが、特定の商品分類の上位概念の商品分類を持つ商品についての第1のリベート条件データと、前記上位概念の商品分類を持つ特定の商品についての第2のリベート条件データ及び前記第1のリベート条件の適用を除外する旨のデータとを含む、請求項1に記載の仕入リベート管理システム。
  4. 前記営業実績データが、前記対象商品毎の仕入金額の合計又は売上金額の合計である、請求項1〜3の何れか一に記載の仕入リベート管理システム。
  5. 前記金額計算手段で計算されたリベート金額を仕入先毎に集計する金額集計手段を更に備え、該金額集計手段は、今回のリベートの集計金額と、前回のリベートの集計金額と、入力されたリベートの回収金額とから、仕入先毎のリベート金額の残高を計算する、請求項1〜4の何れか一に記載の仕入リベート管理システム。
  6. 販売先及び対象商品毎にリベートの条件が登録されたリベート条件ファイルと、
    販売先及び対象商品毎の営業実績データが記録される実績データファイルと、
    前記リベート条件ファイルに登録された販売先及び対象商品毎のリベート条件に基づいて得られた計算式に、前記実績データファイルに登録された販売先及び対象商品毎の営業実績データを導入して、販売先及び対象商品毎のリベート金額を計算する金額計算手段とを備えることを特徴とする販売リベート管理システム。
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