JP2009110254A - 容器回収支援用の携帯端末、容器回収支援システム、およびプログラム - Google Patents

容器回収支援用の携帯端末、容器回収支援システム、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009110254A
JP2009110254A JP2007281719A JP2007281719A JP2009110254A JP 2009110254 A JP2009110254 A JP 2009110254A JP 2007281719 A JP2007281719 A JP 2007281719A JP 2007281719 A JP2007281719 A JP 2007281719A JP 2009110254 A JP2009110254 A JP 2009110254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collection
container
information
delivery
portable terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007281719A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4635035B2 (ja
Inventor
Ikuo Ichimura
郁雄 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Information Systems Corp, Mitsubishi Electric Information Technology Corp filed Critical Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Priority to JP2007281719A priority Critical patent/JP4635035B2/ja
Publication of JP2009110254A publication Critical patent/JP2009110254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4635035B2 publication Critical patent/JP4635035B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】商品の配送に用いられる容器を、複数の取引先から回収する作業に関連して使用される、容器回収支援用の携帯端末等に関し、取引先からの指示に依存せず能動的に回収作業を行うための構成を提供することを目的とする。
【解決手段】携帯端末100の予測情報入力手段111は、容器管理サーバ200から、取引先ごとに回収されると予測される空容器の数を受信し、回収予測情報124として記憶手段120に格納する。回収支援手段112は、配送担当者の操作に応じて、回収予測情報124に基づき、取引先の名称と、その取引先において回収されると予測される空容器の数とを、表示部170に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品の配送に用いられる容器を、複数の取引先から回収する作業に関連して使用される、容器回収支援用の携帯端末、容器回収支援システム、およびプログラムに関する。
飲料、たとえば酒類やジュース類といった商品は、ビンや樽等の容器を用いて取り引きされ、製造業者からその取引先へと配送される。これらのうち一部の商品については、消費後に空になった容器を、配送業者が回収してまわる場合がある。従来、このような空容器の回収作業は、取引先からの回収指示に応じて行われている。
特許文献1には、このような容器を管理するための容器管理システムが記載されている。この容器管理システムは、客先からの容器回収依頼に応じて、その客先での回収容器数を出力する。
特開2002−153858号公報
しかしながら、従来のシステムでは、取引先からの容器回収指示に沿った受動的な回収作業しか想定していなく、回収すべき空容器を的確に回収することができないという問題があった。
具体例として、取引先からの回収指示に数量の誤りがあったり、取引先からの回収指示に容器種類の誤りまたは漏れがあると、これらを訂正する機会がなく、的確な回収作業ができない。また、取引先からの回収指示がない場合は、回収すべき空容器が実際に発生していてもこれを知ることができず、的確な回収作業ができない。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、取引先からの指示に依存せず能動的に回収作業を行うための、容器回収支援用の携帯端末、容器回収支援システム、およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、この発明に係る容器回収支援用の携帯端末は、商品の配送に用いられる容器を、複数の取引先から回収する作業に関連して使用される、容器回収支援用の携帯端末であって、情報を表示する表示部と、取引先のそれぞれについて、回収されると予測される容器の数を含む、回収予測情報の入力を外部のコンピュータから受信する、予測情報入力手段と、取引先を識別する情報と、回収予測情報とを、関連付けて表示部に表示させる、回収支援手段とを備える。
容器は複数の種類からなり、回収予測情報は、容器の数を容器の種類ごとに含んでもよい。
また、上述の問題点を解決するため、この発明に係る容器回収支援システムは、上述の携帯端末と、携帯端末と通信可能なコンピュータである容器管理サーバとを備える、容器回収支援システムであって、容器管理サーバは、回収予測情報に含まれる容器の数を算出するとともに、携帯端末に対して送信する、予測情報管理手段を備え、予測情報管理手段は、取引先のそれぞれに対して配送された容器の数を表す納品数であって、配送作業日ごとに指定される納品数と、取引先のそれぞれにおいて実際に回収された容器の数を表す回収数であって、配送作業日ごとに指定される回収数とを参照して、容器の数の算出を行い、納品数について予測情報管理手段が参照の対象とする期間は、回収数について予測情報管理手段が参照の対象とする期間を前回の配送作業日を含まず、1回の配送作業日分前にずらした期間であることを特徴とする。
容器回収支援システムにおいて、回収支援手段は、さらに、前記回収数を含む回収確定情報の入力を受け付け、携帯端末は、さらに、回収確定情報を容器管理サーバに対して送信する、確定情報出力手段を備え、容器管理サーバは、情報を記憶する記憶手段と、携帯端末から回収確定情報を受信するとともに、記憶手段に格納する、確定情報管理手段とを備えてもよい。
上述の容器回収支援用の携帯端末において、回収支援手段は、使用者の操作に応じて、回収予測画面に含まれる取引先を変更してもよい。
また、上述の問題点を解決するため、この発明に係るプログラムは、携帯端末を、上述の携帯端末として機能させる。
この発明に係る容器回収支援用の携帯端末、容器回収支援システム、およびプログラムによれば、携帯端末の回収支援手段が、取引先の名称と、その取引先において回収されると予測される空容器の数とを、携帯端末の表示部に表示させる。これによって、配送担当者は、それぞれの取引先において、回収が予測される空容器の数を知ることができ、能動的な回収作業を行うことができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
本実施の形態では、取引先に毎日、商品の配送と空容器の回収を行うものとする。図1に、本発明に係る容器回収支援用の携帯端末100の構成を示す。
携帯端末100は、容器を用いて運搬される商品の配送、および、その空容器の回収を行う作業担当者が携行する、容器回収支援用の携帯端末である。携帯端末100は周知のコンピュータとしての構成を有し、演算を行う演算手段110と、情報を格納する記憶手段120とを備える。演算手段110はCPU(中央処理装置)を含み、記憶手段120は半導体メモリを含む。図示しないが、記憶手段120はプログラムを格納し、演算手段110がこのプログラムを実行することによって、携帯端末100は本明細書に記載される機能を実現する。
また、携帯端末100は、外部のコンピュータとデータの入出力を行う通信部130と、使用者のキー操作による入力を受け付けるキーボード部140と、バーコードを読み取るスキャナ部150と、データを紙媒体に印刷するプリンタ部160と、データを表示する画面である表示部170とを備える。ここで、通信部130は無線通信を行うものであるが、これは有線通信を行うものであってもよい。また、キーボード部140はたとえばテンキーを含む。
演算手段110は、回収が予測される空容器の数の入力を、通信部130を介して外部のコンピュータから受信する、予測情報入力手段111として機能する。また、演算手段110は、配送担当者の空容器回収作業を支援する回収支援手段112として機能する。さらに、演算手段110は、実際に回収された空容器の数を、通信部130を介して外部のコンピュータに送信する、確定情報出力手段113として機能する。
記憶手段120は、空容器の回収を行うべき取引先に関する情報を含む取引先情報121と、回収すべき容器の種類に関する情報を含む容器情報122と、取引先を巡回する際のコースに関する情報を含む配送コース情報123と、回収されると予測される(回収が予想される)空容器の数に関する情報を含む回収予測情報124と、実際に回収された空容器の数に関する情報を含む回収確定情報125とを格納する。
図2に、本発明に係る容器管理サーバ200の構成を示す。本発明に係る容器回収支援システムは、図1の携帯端末100および図2の容器管理サーバ200を含む。
容器管理サーバ200は周知のコンピュータとしての構成を有し、図2に示すように、演算を行う演算手段210と、情報を格納する記憶手段220とを備える。演算手段210はCPU(中央処理装置)を含み、記憶手段220は半導体メモリおよびHDD(ハードディスクドライブ)を含む。図示しないが、記憶手段220はプログラムを格納し、演算手段210がこのプログラムを実行することによって、容器管理サーバ200は本明細書に記載される機能を実現する。
また、容器管理サーバ200は、外部のコンピュータとデータの入出力を行う通信部230を備える。通信部230は、携帯端末100の通信部130と対応して通信可能である。なお、図示しないが、容器管理サーバ200は、周知のコンピュータが備える構成、たとえば出力装置であるディスプレイおよびプリンタ、入力装置であるキーボードおよびマウス、通信ネットワークに対する入力装置と出力装置とを兼ねるネットワークインタフェース等を備える。
演算手段210は、回収が予測される空容器の数を管理する予測情報管理手段211、および、実際に回収された空容器の数を管理する確定情報管理手段212として機能する。
記憶手段220は、空容器の回収を行うべき取引先に関する情報を含む取引先情報221と、回収すべき容器の種類に関する情報を含む容器情報222と、取引先を巡回する際のコースに関する情報を含む配送コース情報223と、回収されると予測される空容器の数に関する情報を含む回収予測情報224と、実際に回収された空容器の数に関する情報を含む回収確定情報225と、容器が納品および回収された数に関する情報を含む容器管理情報226とを格納する。
なお、後述するように、携帯端末100の記憶手段120に記憶される情報と、容器管理サーバ200の記憶手段220に記憶される情報のうち、対応するものは同一の構成を有する。すなわち、取引先情報121と取引先情報221、容器情報122と容器情報222、配送コース情報123と配送コース情報223、回収予測情報124と回収予測情報224、回収確定情報125と回収確定情報225は、それぞれ同一の構成を有する。ただし、これらは異なる構成を有してもよく、たとえば携帯端末100が有する情報は容器管理サーバ200が有する情報の一部であってもよい。
図3〜図8は、携帯端末100および容器管理サーバ200が記憶する情報の構成を示す。
図3は、取引先情報121および取引先情報221の構成を示す。取引先のそれぞれについて、取引先番号と取引先名称とが関連付けられている。取引先とは、配送担当者が商品を配送すべき配送先であるとともに、消費された商品の空容器を回収すべき回収先である。取引先番号はその取引先を特定する識別番号であり、取引先名称はその取引先を表す名称である。なお、取引先名称は、実際の名称である必要はなく、略称、通称、その他の記号等、配送担当者が取引先を識別できる情報であればどのようなものでもよい。
図4は、容器情報122および容器情報222の構成を示す。配送対象となる容器それぞれの種類について、容器番号と、容器名称と、単価とが関連付けられている。ここで、容器番号はその容器の種類を特定する識別番号であり、容器名称はその容器の種類を表す名称である。単価は、その種類の空容器を1つ回収するごとに、商品の納入元が取引先に対して支払うべき金額である。なお、図4の例では、容器に収容される商品が同質のもの(たとえばビール)であっても、容量が異なるものは異なる種類の容器として扱われている。
図5は、配送コース情報123および配送コース情報223の構成を示す。複数の取引先が、配送担当者が巡回すべき順序である配送順序に従って順序付けられている。この順序はあらかじめ定義されている。なお、図5は一つの配送コースのみを表すものであるが、容器管理サーバ200の配送コース情報223には複数の配送コースが格納されていてもよい。
図6は、回収予測情報124および回収予測情報224の構成を示す。取引先のそれぞれについて、取引先番号と、回収されると予測される(回収が予想される)容器の本数を表す回収予測数とが関連付けられている。回収予測数は、容器の種類すなわち容器番号ごとに値が指定されている。
図7は、回収確定情報125および回収確定情報225の構成を示す。取引先のそれぞれについて、取引先番号と、実際に回収された容器の本数を表す回収確定数とが関連付けられている。回収確定数は、容器の種類すなわち容器番号ごとに値が指定されている。なお、図7は配送作業の途中、ABC株式会社への配送および回収のみが完了した時点における状態を例示するものである。すなわち、ABC株式会社を表す取引先番号10001の行のみ値が入力されており、他の行では容器の本数が空欄となっている。
図8は、容器管理情報226の構成の一部を示す。容器管理情報226は、取引先ごと、容器の種類ごとに作成される。図8は、容器管理情報226のうち、取引先がABC株式会社であり、容器の種類がビール生樽5Lであるもののみを示す。
容器管理情報226では、配送作業日ごとに、その種類の容器がその取引先に納品された本数である納品数と、その種類の容器がその取引先から回収された本数である回収数とが記憶されている。たとえば、8月3日には、配送担当者がABC株式会社にビール生樽5Lを5本配送し、その際にビール生樽5Lの空容器を7本回収したことを表す。
また、容器管理情報226では、所定の日数(たとえば6日)からなる連続した期間である計算対象期間について、その種類の容器がその取引先に納品された本数を表す合計本数と、同じく計算対象期間について、その種類の容器がその取引先から回収された本数を表す合計本数とが記憶されている。
図8の例では、配送作業当日が8月8日であり、納品数の計算対象期間は8月1日〜8月6日(期間A)であり、回収数の計算対象期間は8月2日〜8月7日(期間B)である。このように、納品数の計算対象期間と回収数の計算対象期間とは異なる期間であり、納品数の計算対象期間は配送作業が行われる日の前日を含まないが、回収数の計算対象期間は配送作業が行われる日の前日を含む。これは、商品が納品されてから、消費され空容器が回収されるまでのタイムラグを考慮したものである。通常、納品されたものは、次の納品日までに消費され、納品された容器は、次の納品日には、空容器になっていることが予想されるため、取引先に毎日、商品の配送と空容器の回収を行うものとする本実施の形態では、タイムタグを1日としている。
この例では、タイムラグは1日であるが、取引先の状況を考慮して、任意の期間を設定することができる。また、商品の配送と空容器の回収(配送作業日)を、毎日ではなく、1日おきまたは2日おき等任意の期間に設定した場合、納品数の計算対象期間(期間A)は前回の配送作業日を含まず、1回の配送作業日分、前にずらした、直近の過去の所定配送回数であり、回収数の計算対象期間(期間B)は前回の配送作業日を含む直近の過去の所定配送回数となる。
図9は、配送担当者が商品の配送および空容器の回収作業を行う際に、携帯端末100
の表示部170が表示する、回収予測画面171の例を示す。
回収予測画面171は、取引先を識別する情報と、その取引先に対応する回収予測情報124とを、関連付けて表示するものである。図9では、取引先としてABC株式会社が表示されている。回収予測画面171は、1つの取引先に関する情報を表示するものであり、表示される取引先は、後述のように、配送作業の進捗に応じて担当者が携帯端末100を操作することによって変更される。
回収予測画面171は、取引先番号と取引先名称を含む。また、回収予測画面171は、回収予測情報124および回収確定情報125のうち、その取引先に関連する情報をそれぞれを含む。なお図9の例は、ABC株式会社における空容器回収作業がまだ完了していない段階のものであり、回収確定数が表示されていない。
以上のように構成される携帯端末100および容器管理サーバ200の動作を、以下に説明する。なお、以下では、配送作業が行われる日を例として8月8日とする。
図10は、容器管理サーバ200が空容器の回収予測数を算出する際の処理の流れを表すフローチャートであり、図11は、携帯端末100が算出された回収予測数を受信して配送担当者の作業を支援する際の処理の流れを表すフローチャートである。
図10は、容器管理サーバ200が、図8の容器管理情報226に基づいて空容器の回収予測数を算出する処理を表す。
まず、容器管理サーバ200の予測情報管理手段211は、過去実績を参照する日数Nを取得する(ステップS1)。ここで、Nはあらかじめ管理者等によって指定され記憶手段220に記憶されているが、随時任意に変更可能である。この例では、図8に示すようにN=6とする。
次に予測情報管理手段211は、各取引先・各容器種類について、過去N日分の売上数量の合計値Xを算出する(ステップS2)。ここで、過去N日分に相当する計算対象期間は、図8に示す期間Aであり、配送作業が行われる日の前日は含まない。図8の例ではX=33となる。
次に予測情報管理手段211は、各取引先・各容器種類について、過去N日分の回収数量の合計値Yを算出する(ステップS3)。ここで、過去N日分に相当する計算対象期間は、図8に示す期間Bであり、配送作業が行われる日の前日を含む。図8の例ではY=30となる。
次に予測情報管理手段211は、各取引先・各容器種類について、上述の合計値XおよびYに基づき、回収率Pを算出する(ステップS4)。Pは、P=Y/Xとして定義され、図8の例ではP=30/33≒0.91となる。
次に予測情報管理手段211は、各取引先・各容器種類について、図8の容器管理情報226を参照して、配送作業が行われる日の前日の売上数量Zを取得する(ステップS5)。この例ではZ=6である。
次に予測情報管理手段211は、各取引先・各容器種類について、上述の回収率Pおよび前日の売上数量Zに基づき、回収予測数Wを算出する(ステップS6)。Wは、W=Z・Pとして定義され、図8の例ではW=6×0.91≒5となる。
次に予測情報管理手段211は、すべての取引先・すべての容器種類について算出された回収予測数Wに基づき、図6に示す回収予測情報を作成する(ステップS7)。ここで、記憶手段220がこの値を回収予測情報224(図2)として記憶し、図10の処理が終了する。
このように予測情報管理手段211は、容器管理情報226に記憶された、取引先のそれぞれに対して配送された容器の数を表す納品数であって、日付ごとに指定される納品数を参照し、前回の配送作業日を含まない直近の過去の所定配送回数(N=6)で定められる期間(8月1日〜8月6日)の売上数量を算出する(X=33、ステップS2)。
その後、容器管理情報226に記憶された、取引先のそれぞれにおいて実際に回収された前記容器の数を表す回収数であって、日付ごとに指定される回収数を参照し、前回の配送作業日を含む直近の過去の所定配送回数(N=6)で定められる期間(8月2日〜8月7日)の回収数量を算出する(Y=30、ステップS3)。
その後、予測情報管理手段211は、回収率Pを、P=Y/Xの数式で算出し(ステップS4)、容器管理情報226に記憶された、前回の配送作業日の売上数量Z(Z=6)を参照し(ステップS5)、予測情報管理手段211は、回収予想数WをW=Z×Pの算式で算出する(ステップS6)。
図11は、携帯端末100が、上述のように算出された回収予測数に基づいて配送担当者の作業を支援する際の処理を表す。図11の処理は、作業担当者が配送作業を開始しようとするときに、開始される。なお、図11の処理が開始される前に、取引先情報121、容器情報122、および配送コース情報123が、あらかじめ容器管理サーバ200の取引先情報221、容器情報222、および配送コース情報223に基づいて作成されている。
まず、携帯端末100の予測情報入力手段111は、図10のステップS7で作成された回収予測情報224を、容器管理サーバ200から受信し、回収予測情報124として記憶手段120に格納する(ステップS11)。ここで、図11には示さないが、容器管理サーバ200の予測情報管理手段211は回収予測情報224を携帯端末100に送信する。
なお、容器管理サーバ200の配送コース情報223に複数の配送コースに関する情報が格納されている場合は、このステップS11においてそのうちの1つが、容器管理サーバ200または、携帯端末100の選択により、容器管理サーバ200から携帯端末100に送信され、携帯端末100がこれを配送コース情報123として格納してもよい。
さらに、取引先情報121および容器情報122についても、このステップS11において容器管理サーバ200から取引先情報221および容器情報222が携帯端末100に送信され、携帯端末100がこれらを記憶手段120に格納してもよい。
なお、携帯端末100の処理とは直接関連しないが、ステップS11の実行完了後、配送担当者は、携帯端末100を容器管理サーバ200から切り離して携行する。
ステップS11の実行後、携帯端末100の回収支援手段112は、配送担当者による配送作業の進捗状況を表す数値を1に設定する(ステップS12)。この値は、配送コース情報123において、次に訪問すべき取引先の順番を表す。以下、この値を「配送進行状況」と呼ぶ。
次に、回収支援手段112は、図3〜図7に示す各情報と配送進行状況とに基づいて、図9に示す回収予測画面171を表示する(ステップS13)。たとえば配送進行状況が1である場合、配送コース情報123(図5)において該当する取引先番号は10001であり、この取引先番号に関連する取引先名称であるABC株式会社が表示される。また、この取引先番号に関連する回収予測情報と回収確定情報とが表示される。ここで、その取引先における空容器回収作業がまだ完了していない場合、回収確定情報は入力されていないので、その表示は図9のように空欄となる。
次に、回収支援手段112は、配送担当者の操作を受け付ける(ステップS14)。ここで、配送担当者の操作として、次の4つの操作が受け付けられる。
操作1:表示取引先変更指示
操作2:伝票バーコードスキャン
操作3:回収確定数入力指示
操作4:回収漏れチェック指示
操作1は、配送担当者が、回収予測画面171に表示される取引先を自由に変更したい場合に行う操作である。この操作は、たとえばキーボード部140の特定のキーが操作されることに応じて受け付けられる。このキーは、たとえば「取引先変更」と表示されたキーである。また、操作1において、「取引先変更」をキーが操作されると、配送コース情報123を参照することにより、現在の配送順序の次の取引先情報を表示するように構成することもできる。
操作2は、配送担当者が、納品すべき取引先にバーコードが付された伝票を持参して作業を行う際に、伝票の情報を携帯端末100に入力したい場合に行う操作である。この操作は、スキャナ部150がバーコードを検出し、これをスキャンして読み取ることに応じて受け付けられる。このバーコードは、その伝票に関連する取引先番号と、納品される商品の金額とを表す情報を含む。
操作3は、配送担当者が、実際に回収した空容器の数を入力したい場合に行う操作である。この操作は、たとえばキーボード部140の特定のキーが操作されることに応じて受け付けられる。このキーは、たとえば「回収数入力」と表示されたキーである。
操作4は、配送担当者が、空容器の回収を行うべき取引先について、作業漏れなくすべての取引先の作業が完了したかどうかを確認したい場合に行う操作である。この操作は、たとえばキーボード部140の特定のキーが操作されることに応じて受け付けられる。このキーは、たとえば「完了確認」と表示されたキーである。
回収支援手段112は、ステップS14で入力された操作が上述の操作1〜4のいずれであるか判定し、結果に応じて処理を分岐させる(ステップS15)。
ステップS15における判定結果が操作1である場合、回収支援手段112は表示すべき取引先の入力を受け付け、これに応じて配送進行状況を、取引先の配送順序に変更する(ステップS20)。たとえば表示すべき取引先としてDEF株式会社(取引先番号10002)が入力されると、回収支援手段112は図3の配送コース情報123を参照して配送順序4を取得し、配送進行状況を4に設定する。その後、処理はステップS13に戻る。これによって、新たな取引先に対応した回収予測画面171が表示されることになる。
ステップS15における判定結果が操作2である場合、回収支援手段112は、伝票に関連する取引先番号に応じ、ステップS20と同様にして配送進行状況を、取引先の配送順序に変更する(ステップS30)。また、回収支援手段112は、商品の金額を記憶手段120に記憶する。その後、処理はステップS13に戻る。
なお、スキャンされた伝票が、すでに表示されていた取引先に関連するものである場合、操作2がなされる前後で配送進行状況が変化しないことになる。この場合、商品の金額の記憶のみがなされることになる。
ステップS15における判定結果が操作3である場合、回収支援手段112は、回収予測画面171に表示されている取引先について、回収確定数の入力を促し、担当者による入力を受け付けるとともに、入力された数値を回収確定情報125に記憶する(ステップS40)。この入力は、容器の種類すべてについて行われる。回収確定数の入力がなされなかった容器の種類については、ゼロが入力されたものとして扱われてもよい。
次に、回収支援手段112は、回収された空容器に関し、入力された回収確定数と、容器情報122(図4)の単価とに基づき、商品の納入元が該当の取引先に対して支払うべき合計金額を算出する(ステップS41)。ここで、該当の取引先に納品される商品の金額が、ステップS30において入力されている場合、回収支援手段112は、商品の金額と空容器に対する支払額との差引額を算出する。また、回収支援手段112は、算出された空容器の合計金額および差引額を表示部170に表示する。
次に、回収支援手段112は、差引額の領収書を印刷する(ステップS42)。差引額が算出されていない場合、すなわち商品の納品がなされていない場合や、差引額が負になる場合は、領収書は印刷されないものであってもよい。
次に、回収支援手段112は、配送コースの巡回が終了したかどうかを判定する(ステップS43)。この判定は、配送進行状況の値が、配送コース情報123(図5)に定義された配送順序の最大値と等しいかどうかを判定することによってなされる。等しくない場合、回収支援手段112は配送進行状況を1だけ増加し(ステップS44)、処理はステップS13に戻る。
配送進行状況の値が、配送順序の最大値と等しい場合、回収支援手段112は、空容器の回収が予測される取引先のうち、回収作業をまだ行っていないものがあるかどうかを判定する(ステップS45)。この判定は、たとえば回収確定情報125(図7)を参照して、回収確定数がまったく入力されていない取引先があるかどうかを判定することによってなされる。
ステップS45において回収作業を行っていない取引先がない場合、すなわちすべての取引先について回収確定情報が入力されている場合には、回収支援手段112は回収作業がすべて完了したことを表す画面を表示部170に表示する(ステップS46)。
ステップS46の後、携帯端末100の確定情報出力手段113は、作成された回収確定情報125を、容器管理サーバ200に送信する(ステップS47)。ここで図11の処理は終了する。なお、携帯端末100の処理とは直接関連しないが、配送担当者は、ステップS47の実行前に、携帯端末100を容器管理サーバ200に接続して通信可能な状態としておく。
ここで、図11には示さないが、容器管理サーバ200の確定情報管理手段212は送信される情報を受信し、回収確定情報225として記憶手段220に格納する。また、確定情報管理手段212は、回収確定情報225に基づいて、容器管理情報226を更新する。すなわち、すべての取引先・すべての容器の種類について、その日の回収数を記憶する。
ステップS45において回収作業を行っていない取引先がある場合、回収支援手段112は、回収作業を行っていない取引先の一覧を表示部170に表示し、回収予測画面171に表示すべき取引先の入力を受け付ける(ステップS50)。このとき、配送コース情報123を参照して、配送順序の順番に取引先一覧を表示することができる。
次に、回収支援手段112は、選択された取引先に応じ、ステップS20と同様にして配送進行状況を、取引先の配送順序に変更する(ステップS51)。その後、処理はステップS13に戻る。
ステップS15における判定結果が操作4である場合、処理は上述のステップS45に進み、未回収の取引先の有無が判定される。
以上のように動作する携帯端末100および容器管理サーバ200を用いた、配送担当者による作業の流れの例を、以下に説明する。
まず、配送担当者は、携帯端末100を容器管理サーバ200に接続し、回収予測情報124を入力する(ステップS11)。その後担当者は携帯端末100を容器管理サーバ200から切り離して携行する。担当者は、配送車を運転し、携帯端末100の表示部170に表示される回収予測画面171に従い、取引先を巡回して商品を納入するとともに空容器を回収する。
図12は、実施の形態1による空容器の回収作業の流れを示す。最初に回収予測画面171に表示される取引先はABC社であり(ステップS13)、配送担当者はそこに向かい、ABC社の伝票のバーコードをスキャン(ステップS14における操作2)した後に空容器の回収を行う。また、配送担当者は、実際に回収した容器の数を入力して差引額の領収書を印刷し(ステップS40〜S42)、ABC社からの支払いを受けてこれを手渡す。
この後、表示部170には配送コース上で次の取引先にあたるGHI社の回収予測画面171が表示されるので、配送担当者はこれに従ってGHI社に向かい、同様にして作業を行う。
ここで、GHI社側のミスにより、ある空容器を回収すべき数が誤って指示されているとする。この場合でも、回収予測画面171には回収予測数が表示されているので、配送担当者は予測と実際の数とが食い違っていると知ることができる。このため、配送担当者はGHI社に確認を依頼し、正しい回収指示を得ることができる。このように、取引先側の回収指示における数量にミスがあった場合でも、適切に確認を行ってより確実な回収作業を行うことができる。
配送コース上で次の取引先にあたるJKL社には商品の配送予定がなく、また空容器の回収指示も出ていないとする。この場合でも、表示部170には配送コース情報123に基づいてJKL社の回収予測画面171が表示されるので、配送担当者はJKL社に連絡をとって空容器の有無を確認することができる。このように、取引先から回収指示が出ていない場合でも、適切に確認を行ってより確実な回収作業を行うことができる。
その後、表示部170には配送コース上で最後の取引先にあたるDEF社の回収予測画面171が表示されるので、配送担当者はこれに従ってDEF社に向かい、同様にして作業を行う。
ここで、DEF社側のミスにより、回収すべき空容器のうち特定の種類のものについて、回収指示が漏れているとする。この場合でも、回収予測画面171には容器の種類ごとに回収予測数が表示されているので、配送担当者は指示漏れの可能性に気付くことができる。このため、配送担当者はDEF社に確認を依頼し、正しい回収指示を得ることができる。このように、取引先側の回収指示に漏れがあった場合でも、適切に確認を行ってより確実な回収作業を行うことができる。
配送および回収作業の完了を確認(ステップS46)した後、配送担当者は、携帯端末100を容器管理サーバ200に接続する。容器管理サーバ200は携帯端末100から回収確定情報225を受信し、容器管理情報226を更新する。このようにして、自動的に容器管理情報226が更新されるので、空容器の回収数をオペレータ等が入力する必要がない。
なお、配送担当者は、臨時の配送コース変更等に応じて、携帯端末100のキーボード部140からの入力により(ステップS14の操作1)、あるいは伝票のバーコードをスキャンすることにより(ステップS14の操作2)、回収予測画面171に表示される取引先を随時変更することができる。
以上説明されるように、本発明に係る携帯端末100によれば、回収支援手段112が、取引先の名称と、その取引先において回収されると予測される空容器の数とを、表示部170に表示させる。このため、配送担当者は、それぞれの取引先において回収が予測される空容器の数を、取引先からの回収指示に依存せずに知ることができる。よって、能動的な回収作業を行ってより的確に空容器を回収することができる。
具体例としては、配送担当者は、取引先からの回収指示における数量の誤り、取引先からの回収指示における容器種類の誤りまたは漏れ、取引先からの回収指示自体の欠如、等の可能性に気付き、取引先に確認を依頼して、正しい回収指示を得ることができる。
空容器の的確な回収によって、たとえば容器数の不足といった問題も解決することができる。
また、回収支援手段112は回収予測画面171に、次に回収を行うべき取引先の情報のみを表示させるので、配送担当者は大量の情報の中から次の取引先の回収予測数を探し出す必要がなく、作業が効率化できる。また、回収支援手段112は、表示する取引先を操作に応じて変更するので(ステップS20、S30、S44、およびS51)、回収作業の進行状況に合わせ、その時点で必要な情報のみをタイムリーに表示させることができる。このため、配送担当者は大量の情報の中から次の取引先の回収予測数を探し出す必要がなく、作業が効率化できる。
また、配送担当者は、取引先からの指示でなく回収予測画面171に基づいて取引先を巡回し、または回収予測画面171に基づいて取引先に確認をする。このため、空容器の回収指示がない取引先に対しても能動的に連絡を取る機会が増え、これによって新規に受注を獲得できる可能性が大きくなる。
さらに、取引先側においても、事務が効率化される。空容器の回収指示を出すためには、空容器の合計数を計算して常に監視する必要があるが、携帯端末100によって配送担当者側で回収予測数を知ることができるので、適切な確認が配送担当者からなされ、取引先側で空容器の数を管理する必要がなくなるからである。
また、回収予測情報124は容器の種類ごとに回収予測数を含むので、複数の容器を用いる商品を同時に配送する物流形態にも対応することができる。
また、本発明に係る回収支援システムによれば、容器管理サーバ200の予測情報管理手段211が空容器の回収予測数を算出する。
従来の予測システムにおいても、納品数と回収数に基づいて理論上取引先に存在する容器数を算出するものはあるが、これはその容器が使用中か否か(すなわち、中身があるかないか)まで予測するものではなく、回収すべき空容器の数を求めることはできなかった。これに対し、本発明に係る予測情報管理手段211は、空容器の回収予測数を算出するので、配送担当者自身が回収予測数を計算する必要がなく、作業が効率的になる。また、回収予測数の算出は、過去の納品数および回収数に基づいてなされるので、信頼性の高い値が得られる。さらに、納品数の参照期間は回収数の参照期間を一日だけ前にずらしたものであるので、納品から消費および回収までのタイムラグを反映することができ、より信頼性の高い値が得られる。
また、携帯端末100の確定情報出力手段113が回収確定数を送信し、容器管理サーバ200の確定情報管理手段212がこれを受信して記憶手段220に格納する。このため、回収作業の完了後にオペレータ等が回収確定数の入力を行う必要がなく、作業を効率化することができる。
上述の実施の形態1では、容器管理サーバ200は回収予測情報224および回収確定情報225を記憶手段220に格納し、長期的に記憶する。変形例として、容器管理サーバ200はこれらを記憶手段220に格納せず、送受信の対象としてのみ扱うものであってもよい。
すなわち、容器管理サーバ200の予測情報管理手段211は、図11のステップS11の実行に応じたタイミングでのみ図10の処理を実行し、ステップS7では回収予測情報224を格納せずに携帯端末100に送信するものであってもよい。また、図11のステップS47において、容器管理サーバ200の確定情報管理手段212は、回収確定情報125を受信すると、これを回収確定情報225として格納せず、容器管理情報226の更新処理にのみ用いるものであってもよい。
また、上述の実施の形態1に加えて、携帯端末100は、回収予測情報124の参照または表示に関する他の機能を備えてもよい。たとえば、回収予測画面171に表示される取引先は、回収確定情報125に関して所定の基準を満たすもののみであってもよい。この所定の基準としては、回収が予測される空容器の数がゼロか否か、回収が予測される空容器の数が一定数以上であるか否か、回収が予測される空容器に対して支払われる金額の合計が一定額以上であるか否か、等であってもよい。
同様に、携帯端末100は、回収確定情報125の編集に関する他の機能を備えてもよい。たとえば、空容器の回収を行わなかった取引先については、ステップS40〜S42の動作を省略してもよい。この場合、携帯端末100の回収支援手段112は、ステップS15において特定のキー操作を受け付けることに応じて、処理中の取引先の回収確定数をすべての容器の種類についてゼロとし、その後ステップS43に進んでもよい。
このような構成とすることで、配送担当者が行う操作を必要なもののみに絞り、作業をより効率的にすることができる。
また、上述の実施の形態1では、携帯端末100がスキャナ部150およびプリンタ部160を備えるが、変形例として、スキャナ部150およびプリンタ部160は携帯端末100の外部に設けられる専用の装置に含まれてもよい。この場合、携帯端末100は、通信部130を介して外部のスキャナ部およびプリンタ部と通信を行うものであってもよい。携帯端末100は、ハンディーターミナル、PDA(Personal Digital Assistants、携帯情報端末)、携帯電話、スマートフォン等で実現可能である。
さらに、上述の実施の形態1では、単一のコンピュータである容器管理サーバ200が予測情報管理手段211および確定情報管理手段212として機能するが、これらは異なるコンピュータに設けられてもよく、予測情報管理手段211が複数のコンピュータに分散して設けられてもよく、確定情報管理手段212が複数のコンピュータに分散して設けられてもよい。
本実施の形態では、取引先に毎日、商品の配送と空容器の回収を行うものとしたが、取引先ごとに、1日おきまたは、2日おき等、任意の期間で、配送作業を行うように設定することができる。この場合は、容器管理情報226に、任意の期間に応じた、納品数と回収数を記憶し、予想情報管理手段211は、Nを任意の回数に設定し、動作することで対応できる。
本発明に係る容器回収支援用の携帯端末の構成を示す図である。 本発明に係る容器管理サーバの構成を示す図である。 図1および図2の取引先情報の構成を示す図である。 図1および図2の容器情報の構成を示す図である。 図1および図2の配送コース情報の構成を示す図である。 図1および図2の回収予測情報の構成を示す図である。 図1および図2の回収確定情報の構成を示す図である。 図2の容器管理情報の構成の一部を示す図である。 図1の携帯端末の表示部が表示する、回収予測画面の例を示す図である。 図2の容器管理サーバが空容器の回収予測数を算出する際の処理の流れを表すフローチャートである。 図1の携帯端末が算出された回収予測数を受信して配送担当者の作業を支援する際の処理の流れを表すフローチャートである。 本発明による空容器の回収作業の流れを示す図である。
符号の説明
100 携帯端末、111 予測情報入力手段、112 回収支援手段、113 確定情報出力手段、120,220 記憶手段、124,224 回収予測情報、125,225 回収確定情報、170 表示部、200 容器管理サーバ、211 予測情報管理手段、212 確定情報管理手段。

Claims (6)

  1. 商品の配送に用いられる容器を、複数の取引先から回収する作業に関連して使用される、容器回収支援用の携帯端末であって、
    情報を表示する表示部と、
    前記取引先のそれぞれについて、回収されると予測される前記容器の数を含む、回収予測情報の入力を外部のコンピュータから受信する、予測情報入力手段と、
    前記取引先を識別する情報と、前記回収予測情報とを、関連付けて前記表示部に表示させる、回収支援手段と
    を備える、携帯端末。
  2. 前記容器は複数の種類からなり、前記回収予測情報は、前記容器の数を前記容器の種類ごとに含む、請求項1に記載の携帯端末。
  3. 請求項1または2に記載の携帯端末と、
    前記携帯端末と通信可能なコンピュータである容器管理サーバと
    を備える、容器回収支援システムであって、
    前記容器管理サーバは、前記回収予測情報に含まれる容器の数を算出するとともに、前記携帯端末に対して送信する、予測情報管理手段を備え、
    前記予測情報管理手段は、
    前記取引先のそれぞれに対して配送された容器の数を表す納品数であって、配送作業日ごとに指定される納品数と、
    前記取引先のそれぞれにおいて実際に回収された前記容器の数を表す回収数であって、配送作業日ごとに指定される回収数と
    を参照して、前記容器の数の前記算出を行い、
    前記納品数について予測情報管理手段が参照の対象とする期間は、前記回収数について予測情報管理手段が参照の対象とする期間を前回の配送作業日を含まず、1回の配送作業日分前にずらした期間である
    ことを特徴とする、容器回収支援システム。
  4. 前記回収支援手段は、さらに、前記回収数を含む回収確定情報の入力を受け付け、
    前記携帯端末は、さらに、前記回収確定情報を前記容器管理サーバに対して送信する、確定情報出力手段を備え、
    前記容器管理サーバは、
    情報を記憶する記憶手段と、
    前記携帯端末から前記回収確定情報を受信するとともに、前記記憶手段に格納する、確定情報管理手段と
    を備えることを特徴とする、請求項3に記載の容器回収支援システム。
  5. 前記回収支援手段は、使用者の操作に応じて、前記回収予測画面に含まれる前記取引先を変更する、請求項1または2に記載の携帯端末。
  6. 携帯端末を、請求項1または2に記載の携帯端末として機能させるプログラム。
JP2007281719A 2007-10-30 2007-10-30 容器回収支援システム Expired - Fee Related JP4635035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007281719A JP4635035B2 (ja) 2007-10-30 2007-10-30 容器回収支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007281719A JP4635035B2 (ja) 2007-10-30 2007-10-30 容器回収支援システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009110254A true JP2009110254A (ja) 2009-05-21
JP4635035B2 JP4635035B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=40778689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007281719A Expired - Fee Related JP4635035B2 (ja) 2007-10-30 2007-10-30 容器回収支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4635035B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6134033B1 (ja) * 2016-04-28 2017-05-24 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 容器回収支援用の携帯端末および容器回収支援システム
JP6510740B1 (ja) * 2018-09-26 2019-05-08 株式会社メディパルホールディングス 受注管理システム、受注管理方法、及びプログラム
CN113302724A (zh) * 2019-01-21 2021-08-24 株式会社电装 半导体装置
WO2022173086A1 (ko) * 2021-02-09 2022-08-18 주식회사 뉴코애드윈드 배달음식용 그릇 회수시스템
KR102526667B1 (ko) * 2022-03-02 2023-04-27 쿠팡 주식회사 전자 장치 및 그의 정보 관리 방법
JP7513167B1 (ja) 2023-07-19 2024-07-09 Toppanホールディングス株式会社 回収判定システム、回収判定装置、回収判定方法、およびプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003186979A (ja) * 2001-12-14 2003-07-04 Duck System Co Ltd 訪問サービス情報管理システム
JP2003303234A (ja) * 2002-04-11 2003-10-24 Canon Inc 管理サーバおよび回収実績の管理方法
JP2006318418A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Mutsumi Works:Kk 産業廃棄物回収車両用業務支援装置、産業廃棄物回収車両用業務支援方法および産業廃棄物回収車両用業務支援プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003186979A (ja) * 2001-12-14 2003-07-04 Duck System Co Ltd 訪問サービス情報管理システム
JP2003303234A (ja) * 2002-04-11 2003-10-24 Canon Inc 管理サーバおよび回収実績の管理方法
JP2006318418A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Mutsumi Works:Kk 産業廃棄物回収車両用業務支援装置、産業廃棄物回収車両用業務支援方法および産業廃棄物回収車両用業務支援プログラム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6134033B1 (ja) * 2016-04-28 2017-05-24 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 容器回収支援用の携帯端末および容器回収支援システム
JP2017199244A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 容器回収支援用の携帯端末および容器回収支援システム
JP6510740B1 (ja) * 2018-09-26 2019-05-08 株式会社メディパルホールディングス 受注管理システム、受注管理方法、及びプログラム
WO2020065751A1 (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 株式会社メディパルホールディングス 受注管理システム、受注管理方法、及びプログラム
CN113302724A (zh) * 2019-01-21 2021-08-24 株式会社电装 半导体装置
WO2022173086A1 (ko) * 2021-02-09 2022-08-18 주식회사 뉴코애드윈드 배달음식용 그릇 회수시스템
KR102526667B1 (ko) * 2022-03-02 2023-04-27 쿠팡 주식회사 전자 장치 및 그의 정보 관리 방법
WO2023167358A1 (ko) * 2022-03-02 2023-09-07 쿠팡 주식회사 전자 장치 및 그의 정보 관리 방법
KR20230129952A (ko) * 2022-03-02 2023-09-11 쿠팡 주식회사 전자 장치 및 그의 정보 관리 방법
KR102669626B1 (ko) 2022-03-02 2024-05-28 쿠팡 주식회사 전자 장치 및 그의 정보 관리 방법
JP7513167B1 (ja) 2023-07-19 2024-07-09 Toppanホールディングス株式会社 回収判定システム、回収判定装置、回収判定方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4635035B2 (ja) 2011-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4635035B2 (ja) 容器回収支援システム
US20170228716A1 (en) Checkout system and registration apparatus
EP3185225A1 (en) Checkout system, commodity registration apparatus and settlement apparatus
US20110055031A1 (en) Registration terminal, settlement terminal, transaction content changing method, and commodity sales processing apparatus
US20220156712A1 (en) Transaction data processing apparatus connected to an external device for data communication
JP2008009749A (ja) 電子決済システム及び電子決済処理装置
JP2021015576A (ja) 物品管理システムおよび物品管理方法
US11288651B2 (en) Commodity sales data processing apparatus and control program
EP2555147A1 (en) Expendable component sales system, electronic store provision device, control method, and program
JP2023101712A (ja) 販売システム、携帯端末、サーバ、及び販売方法
US20190180263A1 (en) Card processing apparatus and method by the same
JP5959935B2 (ja) 防災備蓄システム、防災備蓄装置、および防災備蓄方法
JP2008217476A (ja) 電子棚札システム、商品価格管理装置、携帯端末装置、電子棚札装置、商品価格管理方法、商品価格更新方法、商品価格管理プログラム、および商品価格更新プログラム
JP2009069913A (ja) 情報管理装置
JP6035217B2 (ja) 携帯端末装置
JP2009042803A (ja) オーダリングシステムおよびプログラム
US11315097B2 (en) Store system
US20040010455A1 (en) Program, apparatus, and method of mediating sales
JP2008293452A (ja) 棚札管理システム
JP6470021B2 (ja) 入力支援装置およびプログラム
JP6236812B2 (ja) 精算端末、posシステム及び精算プログラム
JP6833359B2 (ja) チェックアウトシステム
JP4331670B2 (ja) 商品配達システム
JP2021015578A (ja) 物品管理システムおよび物品管理方法
US20220129879A1 (en) Payment apparatus and receipt data creation method

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4635035

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees