JP4331670B2 - 商品配達システム - Google Patents

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本発明は、顧客から電話等で商品の注文を受け付け、顧客が希望する時間にその商品を配達し、顧客に商品を手渡す際に商品代金を受け取る業務である配達サービス業務を行うコンビニエンスストアなどにおいて使用される商品配達システムに関する。
近年、コンビニエンスストアにおいては、顧客から電話等で商品の注文を受け付け、顧客が希望する時間にその商品を配達し、顧客に商品を手渡す際に商品代金を受け取る業務である配達サービス業務を行っている。このとき、コンビニエンスストア側においては、配達サービスの利用料(配達料)を顧客に請求し、商品代金と一緒に受け取っている。
このような配達サービス業務に対応するため、顧客の顧客コード・氏名・住所等をPOS端末等の商品販売データ処理装置に登録しておき、商品の注文を受け付けた際に、顧客・商品・配達時間等をPOS端末に入力し、配達業務の管理を行う。そして、商品を配達する際には、POS端末でレシート(配達伝票等)を印字発行して商品に貼り付けた後、顧客に配達するようにしている。
特許文献1には、消費者の最寄り店舗からバイク便を始動させて契約店舗に赴いて注文商品を受け取り、消費者に直接納品し、納品完了をコールセンターに報告するとともに代金を決済し、バイクによる宅配手数料を売上代金から回収する構成であるシステムが開示されている。
特開2003−150870公報
ところで、顧客に負担してもらう配達サービスの利用料は、注文毎に発生している。このため、例えば同じ施設内(会社、病院、老人ホーム等)にいる複数の顧客から昼食用の弁当などの注文が別々にある場合、配達する時間は昼食に間に合うような時間なのでほぼ同時刻になり、配達は一度に済ませることができるが、配達サービスの利用料は顧客毎に発生するので、顧客にとっては割高になっている。これは、顧客にとって負担が大きく、注文する意欲が無くなることになる。
一方、顧客側でまとめて弁当等を注文すれば良いと思われるが、この場合は顧客側で注文をまとめて管理することが必要になる。誰が何を注文するのか、商品代金はそれぞれいくらになるのか、その代金を注文時に預かって管理をし、商品が届いた後は、商品を顧客別に分け、利用料を人数分で按分して請求する等、運用が面倒になり、これも顧客が注文する意欲を無くす大きな要因となっている。
すなわち、顧客の配達サービスの利用料の負担が軽減されればより利用し易くなるので、注文をまとめることは有効だが、その管理を顧客側に行わせると顧客が利用しにくくなるという問題がある。
本発明は、顧客の配達サービスの利用料の負担を軽減させ、店舗の商品配達サービス業務による売上を向上させることを目的とする。
本発明の商品配達システムは、顧客からの商品の注文を受け付け、その商品を配達し、顧客に商品を手渡す際に商品代金を受け取る業務である配達サービス業務に用いる商品配達システムにおいて、1人の親となる親顧客に対して複数の子となる子顧客を関連付けて設定する手段と、注文を受け付けた注文商品が子顧客からの注文であるか否かを判断する手段と、子顧客からの注文であると判断した場合、当該子顧客が関連付けられている親顧客に集約して一の注文として注文商品を管理する手段と、配達サービスの利用料を、少なくとも1以上の子顧客の注文を親顧客に集約した一の注文に対して加算する手段と、を備える。
本発明によれば、顧客側は、各自が自由に店舗側に注文すれば良く、配達サービスの利用料は、親顧客が肩代わり、または、注文した顧客の人数で按分されて安価となるので、顧客にとっては安価で便利な商品配達システムを提供することができる。また、顧客としては、複数人数で注文したほうが1人当たりの利用料が安くなるシステムなので、必然的に同じ施設内の他の顧客に利用を呼びかけることになる。これにより、配達をする店舗の売上が向上する。また、配達する商品には顧客毎に配達伝票を印字出力するので、顧客側の商品配布、管理が容易になる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図12に基づいて説明する。本実施の形態の商品配達システムは、顧客から電話等で商品の注文を受け付け、顧客が希望する時間にその商品を配達し、顧客に商品を手渡す際に商品代金を受け取る業務である配達サービス業務を行うコンビニエンスストアにおいて使用されるものである。
[1.商品配達システム1の全体構成]
ここで、図1は商品配達システム1の全体構成を概略的に示すシステム構成図である。図1に示すように、コンビニエンスストア等の各店舗に設けられる商品配達システム1は、概略的には、複数台のPOS端末2と、発注/情報端末であるグラフィックターミナル3と、これらのPOS端末2及びグラフィックターミナル3をLAN(Local Area Network)4によって接続するストアコンピュータ5とで構成されている。以下において、各店舗に設けられる商品配達システム1のストアコンピュータ5、POS端末2及びグラフィックターミナル3についてそれぞれ説明する。
[1−1.ストアコンピュータ5についての説明]
まず、ストアコンピュータ5について説明する。図2は、ストアコンピュータ5の各部の電気的接続を示すブロック図である。図2に示すように、ストアコンピュータ5は、コンピュータの主要部であって各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)10を備えている。このCPU10には、BIOSなどを記憶した読出し専用メモリであるROM(Read Only Memory)11と、各種データを書換え可能に記憶するRAM(Random Access Memory)12とがバス13で接続されている。
さらにバス13には、各種のプログラム等を格納するHDD(Hard Disk Drive)14と、配布されたプログラムであるコンピュータソフトウェアを読み取るための機構としてCD(Compact Disc)−ROM15を読み取るCD−ROMドライブ16と、ストアコンピュータ5とLAN4との通信を司る通信制御装置17と、キーボードやマウスなどの入力装置18と、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置19とが、図示しないI/Oを介して接続されている。
RAM12は、各種データを書換え可能に記憶する性質を有していることから、CPU10の作業エリアとして機能する。
図2に示すCD−ROM15は、記憶媒体であって、OS(Operating System)や各種のプログラムが記憶されている。CPU10は、CD−ROM15に記憶されているプログラムをCD−ROMドライブ16で読み取り、HDD14にインストールする。
なお、記憶媒体としては、CD−ROM15のみならず、DVDなどの各種の光ディスク、各種光磁気ディスク、フレキシブル・ディスクなどの各種磁気ディスク等、半導体メモリ等の各種方式のメディアを用いることができる。また、通信制御装置17を介してLAN4からプログラムをダウンロードし、HDD14にインストールするようにしてもよい。この場合に、送信側のコンピュータでプログラムを記憶している記憶装置も、この発明の記憶媒体である。なお、プログラムは、所定のOS(Operating System)上で動作するものであってもよいし、その場合に後述の各種処理の一部の実行をOSに肩代わりさせるものであってもよいし、所定のアプリケーションソフトやOSなどを構成する一群のプログラムファイルの一部として含まれているものであってもよい。
このシステム全体の動作を制御するCPU10は、このシステムの主記憶として使用されるHDD14上にロードされたプログラムに基づいて各種処理を実行する。
HDD14には、CPU10を動作させるOSやアプリケーション・プログラムの他、顧客マスタファイルF1、親マスタファイルF2等が格納されている。図3に示すように、顧客マスタファイルF1には、顧客毎に、顧客に関する情報が記憶されている。具体的には、顧客マスタファイルF1には、顧客を識別する識別情報である会員番号、電話番号、氏名、住所、集約先などが記憶されている。ここで、集約先とは、顧客マスタファイルF1に記憶されている複数の顧客(子顧客)に関連付けられた顧客(親顧客)であり、図4に示すような親マスタファイルF2に記憶されている。つまり、ストアコンピュータ5において、親となる親顧客と、子となる子顧客とが設定されていることになる。
[1−2.POS端末2についての説明]
次に、POS端末2について説明する。図5は、POS端末2を概略的に示す外観斜視図である。図5に示すように、POS端末2は、ドロワ21上に載置されている。このPOS端末2には、各種のキーが集合するキーボード22、キャッシャが商品の販売登録処理を実行するためのメニュー画面等を表示するタッチパネル付きディスプレイ23、後述する配達伝票やレシートを印字発行するプリンタ24、磁気カードを読み取る磁気カードリーダ25、POS端末2の処理モードの切り替えを行なうためのコントロールキー26が設けられている。また、このPOS端末2には、商品に付される商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ27が接続されている。
次に、POS端末2に備えられる各部の電気的接続を図6に基づいて説明する。図6に示すように、このPOS端末2は、制御手段として機能するマイクロコンピュータ(以下、マイコンという。)30を内蔵し、このマイコン30が、前述したドロワ21、キーボード22、タッチパネル付きディスプレイ23、プリンタ24、磁気カードリーダ25、コントロールキー26、バーコードスキャナ27等の各部をバスライン31と各種制御回路(図示せず)とを介して駆動制御する。マイコン30は、各部を集中的に制御するCPU32にバスライン31を介して、起動プログラム等の固定的データを予め格納する記憶媒体であるROM33と可変的なデータを書き換え自在に格納するRAM34とを接続することにより構成されている。
また、マイコン30にはバスライン31を介してHDD35が接続されており、このHDD35には、マイコン30を動作させる制御プログラムや商品マスタファイル、売上登録に係る売上情報を記憶保持する売上ファイル等が格納されている。
さらに、マイコン30にはバスライン31を介して通信制御装置36が接続されており、ストアコンピュータ5やグラフィックターミナル3との間におけるLAN4を介してのデータの送受信が可能になっている。
ここで、POS端末2に内蔵されたHDD35に格納された制御プログラムがマイコン30に実行させる機能の内、商品の販売に係る処理動作について簡単に説明する。例えば、商品に付された商品コードのバーコードスキャナ27による読み取りやキーボード22からのキー入力があると、マイコン30は読み取った商品コードやキーに割り付けられた商品コードに基づいて商品マスタファイルを検索し、該当する商品コードに対応した商品名や単価等を読み出し、商品コード、商品名、単価等に基づいて商品販売登録処理するとともに、部門別登録やタッチパネル付きディスプレイ23への表示、またプリンタ24によりレシート印字出力を行い、さらに登録した商品販売登録データを売上ファイルに累計するとともに、所定のタイミングでストアコンピュータ5へ送信する。
また、マイコン30は、所定情報の入力に使用される入力キーの位置を示す画像情報等をタッチパネル付きディスプレイ23のディスプレイに表示させ、この画像情報とタッチパネル付きディスプレイ23のタッチパネルの座標との位置関係の同期を取ることにより、タッチパネル付きディスプレイ23を操作部として機能させる。
[1−3.グラフィックターミナル3についての説明]
次に、グラフィックターミナル3について説明する。このグラフィックターミナル3は、可搬性が良好であり、ストアコンピュータ5やPOS端末2から離れて作業をする店員によって携帯されて使用される。図7は、グラフィックターミナル3を示す平面図である。図7に示すように、グラフィックターミナル3の表側には、オペレータに対して所定の情報をカラー画像で表示するとともに、表面に抵抗膜式のタッチパネルが積層されているタッチパネル付きのディスプレイ41が設けられている。
また、グラフィックターミナル3の表側であってオペレータから見て右側には、各種情報の入力を受け付けるキーボード42が設けられている。
次に、グラフィックターミナル3に備えられる各部の電気的接続を図8に基づいて説明する。図8に示すように、このグラフィックターミナル3は、制御手段として機能するマイクロコンピュータ(以下、マイコンという。)43を内蔵し、このマイコン43が、前述したタッチパネル付きのディスプレイ41、キーボード42等の各部をバスライン44と各種制御回路(図示せず)とを介して駆動制御する。マイコン43は、各部を集中的に制御するCPU45にバスライン44を介して、マイコン43を動作させる制御プログラム等の固定的データを予め格納する記憶媒体であるROM46と可変的なデータを書き換え自在に格納するRAM47とを接続することにより構成されている。
また、マイコン43にはバスライン44を介して通信制御装置48が接続されており、ストアコンピュータ5やPOS端末2との間におけるLAN4を介してのデータの送受信が可能になっている。
マイコン43は、ROM46に格納された制御プログラムに従い、所定情報の入力に使用される入力キーの位置を示す画像情報等をタッチパネル付きディスプレイ41のディスプレイに表示させ、この画像情報とタッチパネル付きディスプレイ41のタッチパネルの座標との位置関係の同期を取ることにより、タッチパネル付きディスプレイ41を操作部として機能させる。
[2.商品配達システム1における商品配達業務の会計集約機能]
商品配達システム1が発揮する機能の内、特長的な機能である商品配達業務の会計集約機能について説明する。
[2−1.グラフィックターミナル3における処理]
グラフィックターミナル3に内蔵されたROM46に格納された制御プログラムがマイコン43に実行させる機能の内、グラフィックターミナル3が有する特長的な機能である集約受注処理について説明する。この集約受注処理は、各顧客がそれぞれ店舗に電話等で注文を行う際に、店員の操作に従って実行される。
ここで、図9は集約受注処理に際してグラフィックターミナル3に表示される画面遷移を示す説明図である。図9に示す画面P1は、集約受注処理を実行するためのトップページである。ここで、画面P1中の「受注」ボタンをタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックすると、次の画面P2に進む。
図9に示す画面P2は、会員確認ページである。操作者は、この画面P2に電話を掛けてきた顧客の電話番号をキーボード42により入力する。顧客の電話番号が入力されると、入力された電話番号に従ってストアコンピュータ5の顧客マスタファイルF1が検索され、会員番号、氏名、住所などが画面P2に表示される。ここで、画面P2中の「注文入力」ボタンをタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックすると、電話を掛けてきた顧客が子顧客か否かを判断する。子顧客か否かの判断は、ストアコンピュータ5の顧客マスタファイルF1に集約先が登録されているか否かで判断する。電話を掛けてきた顧客が子顧客である場合は、次の画面P3に進む。なお、電話を掛けてきた顧客が子顧客でない場合は、従来の処理と何ら変わるものではないので、その説明は省略する。
図9に示す画面P3は、配達日選択ページである。画面P3には、カレンダーが表示されている。操作者は、この画面P3に表示されているカレンダー上の所望の日をタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックする。そして、カレンダー上の所望の日をクリックした後、画面P3中の「確定」ボタンをタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックすると、次の画面P4に進む。
図9に示す画面P4は、集約顧客選択ページである。画面P4には、電話を掛けてきた顧客(子顧客)に関連付けられた親顧客に集約される子顧客が一覧表示されている。操作者は、この画面P4に一覧表示されている子顧客の中から電話を掛けてきた顧客(子顧客)をタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックした後、画面P4中の「注文入力」ボタンをタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックすると、次の画面P5に進む。
図9に示す画面P5は、注文入力ページである。画面P5には、操作者は、この画面P5に電話を掛けてきた顧客の注文内容をキーボード42などにより入力する。注文内容の入力が終了した場合、操作者が、画面P5中の「終了」ボタンをタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックすると、画面P4に進む。
注文処理が終了すると、操作者は、画面P4中の「配達」ボタンをタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックすると、次の画面P6に進む。
図9に示す画面P6は、配達時間選択ページである。画面P6には、配達時間が一覧表示されている。操作者は、この画面P6に表示されている配達時間帯の中から所望の時間帯をタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックする。
ここで、電話を掛けてきた顧客(子顧客)以外にも注文する顧客(同一の親顧客に集約される子顧客)がいる場合には、画面P4に一覧表示されている子顧客の中から顧客(子顧客)を選択して、上述したような注文処理を繰り返すことができる。このように注文処理を繰り返す場合には、操作者は、画面P6中の「連続注文」ボタンをタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックすると、画面P4に戻る。
全ての注文処理が終了すると、操作者は、画面P6中の「確定送信」ボタンをタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックすると、次の画面P7に進む。
図9に示す画面P7は、受注データ送信ページである。画面P7には、ストアコンピュータ5に受注データを送信するための「送信」ボタンが表示されている。操作者が、この画面P7に表示されている「送信」ボタンをタッチパネル付きのディスプレイ41を介してクリックすることで、ストアコンピュータ5に受注データを送信することができる。
[2−2.ストアコンピュータ5における処理]
ストアコンピュータ5に内蔵されたHDD14に格納されたプログラムがCPU10に実行させる機能の内、ストアコンピュータ5が有する特長的な機能である集約受注処理について説明する。この集約受注処理は、グラフィックターミナル3から受注データを受信した場合に実行される。
ストアコンピュータ5のCPU10は、ストアコンピュータ5から送信された受注データを受信すると、受信した受注データに対して注文番号を付与した後、HDD14に受注データを記憶する。図10は、集約顧客別の受注リストの一表示例を示す正面図である。図10に示すように、ストアコンピュータ5に接続されている表示装置19に表示された受注リストには、注文番号aが付されており、親顧客bに関連付けられた3人の子顧客cの注文商品がそれぞれ表示されている。また、各子顧客cごとに小計額が計算されるとともに、3人の子顧客cの小計額を集計した小計額も表示されている。つまり、注文した顧客が子顧客の場合には、関連付けられた親顧客に会計が集約されることになる。また、図10に示すように、配達サービスの利用料は顧客毎に発生するのではなく、配達サービスの利用料dはまとめた注文に対して発生している。
[2−3.POS端末2における処理]
POS端末2に内蔵されたHDD35に格納された制御プログラムがマイコン30に実行させる機能の内、POS端末2が有する特長的な機能である集約伝票発行処理について説明する。この集約伝票発行処理は、店舗側が配達業務を遂行する際に店員の操作に従って実行される。
ここで、図11は集約伝票発行処理に際してPOS端末2に表示される画面遷移を示す説明図である。図11に示す画面P11は、集約伝票発行処理を実行するためのトップページである。ここで、画面P11中の「配達宣言」ボタンをタッチパネル付きのディスプレイ23を介してクリックすると、次の画面P12に進む。
図11に示す画面P12は、業務選択ページである。画面P12には、配達伝票を発行するための「伝票発行」ボタン、商品配達の際に回収してきた売上金を入金処理するための「売上確定」ボタン、当日の配達案件を確認するための「当日配達確認」ボタンが表示されている。操作者が、この画面P12に表示されている「伝票発行」ボタンをタッチパネル付きのディスプレイ23を介してクリックすると、POS端末2のマイコン30はストアコンピュータ5から受注データを受信するとともに、画面P13に進む。なお、「売上確定」ボタンおよび「当日配達確認」ボタンが操作された場合の処理については、従来のものと何ら変わるものではないため、その説明は省略する。
図11に示す画面P13は、受注データ選択ページである。画面P13には、受注データの注文番号が一覧表示されている。なお、集約顧客の受注データは、色を変えて表示される。操作者は、この画面P13に表示されている注文番号群の中から所望の注文番号をタッチパネル付きのディスプレイ23を介してクリックすると、POS端末2には、画面P14に示すようなPOPUP画面が表示される。
図11に示す画面P14のPOPUP画面には、選択した注文番号の受注データについての配達伝票の発行様式を選択するためのボタンが表示されている。具体的には、領収書を含む「領収書含む発行」ボタンと、領収書を含まない「領収書無し発行」ボタンとである。ここで、いずれかのボタンがタッチパネル付きのディスプレイ23を介してクリックされると、配達伝票がPOS端末2のプリンタ24から印字発行される。
ここで、図12は印字発行される配達伝票の一例を示す平面図である。図12は、「領収書無し発行」ボタンが操作された場合に発行される配達伝票を示したものである。図12(a)に示す受領書R1は、親顧客用の受領書であって、配達サービスの利用料と各子顧客ごとの注文商品とがまとめて印字されている。図12(b)に示す商品確認書R2は、各顧客の配達物に貼り付けるものであって、顧客別の注文商品が印字されている。なお、配達サービスの利用料は親顧客の商品確認書R2に印字されている。図12(c)に示す納品書R3は、各顧客に対するレシートとして発行するものである。納品書R3には、商品確認書R2と同様に、顧客別の注文商品が印字されている。また、配達サービスの利用料は親顧客の納品書R3に印字されている。
上述したような配達伝票(受領書R1)には、各顧客別の注文商品がまとめて印字してあるので、店舗の店員は配達伝票(受領書R1)に基づいて商品をピッキングした後、顧客別に商品をまとめて配達伝票(商品確認書R2)を貼り付けておく。その後、店員は、親顧客に子顧客が注文した商品をまとめて配達する。
商品配達後、親顧客が配達サービスの利用料も含めてまとめて代金を支払う。子顧客は親顧客から商品と配達伝票(納品書R3)を受け取り、親顧客に代金を支払う。なお、店員が各顧客をそれぞれ訪問して各顧客別に代金を受け取っても良い。
なお、本実施の形態においては、配達サービスの利用料は、親顧客の代金に加算するようにしたが、注文のあった各顧客で按分して、各顧客の商品代金にそれぞれ加算して配達伝票に印字するようにしても良い。
このように本実施の形態の商品配達システム1における配達サービスによれば、顧客側は、各自が自由に店舗側に注文すれば良く、配達サービスの利用料は、親顧客が肩代わり、または、注文した顧客の人数で按分されて安価となるので、顧客にとっては安価で便利な商品配達システムを提供することができる。また、顧客としては、複数人数で注文したほうが1人当たりの利用料が安くなるシステムなので、必然的に同じ施設内の他の顧客に利用を呼びかけることになる。これにより、配達をする店舗の売上が向上する。また、配達する商品には顧客毎に配達伝票を印字出力するので、顧客側の商品配布、管理が容易になる。
本発明の実施の一形態の商品配達システムの全体構成を概略的に示すシステム構成図である。 ストアコンピュータの各部の電気的接続を示すブロック図である。 顧客マスタファイルのデータ構成を示す模式図である。 親マスタファイルのデータ構成を示す模式図である。 POS端末を概略的に示す外観斜視図である。 POS端末に備えられる各部の電気的接続を示すブロック図である。 グラフィックターミナルを示す平面図である。 グラフィックターミナルに備えられる各部の電気的接続を示すブロック図である。 集約受注処理に際してグラフィックターミナルに表示される画面遷移を示す説明図である。 集約顧客別の受注リストの一表示例を示す正面図である。 集約伝票発行処理に際してPOS端末に表示される画面遷移を示す説明図である。 印字発行される配達伝票の一例を示す平面図である。
符号の説明
1…商品配達システム、R1,R2,R3…配達伝票

Claims (4)

  1. 顧客からの商品の注文を受け付け、その商品を配達し、顧客に商品を手渡す際に商品代金を受け取る業務である配達サービス業務に用いる商品配達システムにおいて、
    1人の親となる親顧客に対して複数の子となる子顧客を関連付けて設定する手段と、
    注文を受け付けた注文商品が子顧客からの注文であるか否かを判断する手段と、
    子顧客からの注文であると判断した場合、当該子顧客が関連付けられている親顧客に集約して一の注文として注文商品を管理する手段と、
    配達サービスの利用料を、少なくとも1以上の子顧客の注文を親顧客に集約した一の注文に対して加算する手段と、
    を備えることを特徴とする商品配達システム。
  2. 親顧客及び子顧客毎の注文商品に関する合計金額を、各顧客に対する請求金額とし、配達伝票に印字する、
    ことを特徴とする請求項1記載の商品配達システム。
  3. 親顧客の注文商品に関する合計金額に配達サービスの利用料を加算して親顧客の請求金額とし、配達伝票に印字する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の商品配達システム。
  4. 注文があった顧客の人数で配達サービスの利用料を按分し、各顧客の注文商品に関する合計金額に按分した配達サービスの利用料を加算して各顧客の請求金額とし、配達伝票に印字する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の商品配達システム。


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