JP2009157489A - プロジェクト進捗管理装置及びその制御方法、プロジェクト進捗管理システム、プログラム、プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

プロジェクト進捗管理装置及びその制御方法、プロジェクト進捗管理システム、プログラム、プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 大規模なプロジェクトにおいて、プロジェクト毎の進捗管理方法に合わせ、プロジェクトマネージャに負荷をかけずに、アーンドバリューによるプロジェクト進捗管理を実現することができる、プロジェクトの進捗を管理する装置及びその制御方法、プロジェクト進捗管理システム、プログラムを提供する。
【解決手段】
システムインテグレーション等のプロジェクトの進捗を管理する装置であって、社内のステークホルダやプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)が容易に状況を監視出来る装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを介して、動作するプロジェクト進捗管理装置及びその制御方法、プロジェクト進捗管理端末と、プロジェクト進捗管理サーバと、プロジェクト監視端末とがネットワークを介して相互に接続されて構成されるプロジェクト進捗管理システム、プログラムに関し、特にプロジェクト進捗管理システムに関する。
近年、進捗管理にアーンドバリュー分析が適用されるようになった。
その1例として、特許文献1には、作業分割構成(WBS)をもとに、小日程作業項目の計画工数にプログラマ単価を掛けて、計画価値(PV)を算出する機能を具備した進捗管理システムが開示されている。
又、進捗管理のうち、プロジェクト進捗管理にもアーンドバリュー分析(EVM)手法が適用されるようになっており、特許文献1には、成果物の品質を考慮した完成率を正確に測定することにより、当該完成率に基づく適切な進捗予測を可能とする進捗管理システムが開示されている。
特に、コスト計画作成においては、作業分割構成(WBS)をもとに、小日程作業項目の計画工数にプログラマ単価を掛けて、計画価値(PV)を算出している。また、作業進捗作成においては、各作業に対してあらかじめ定義した達成度算出情報を用いて作業進捗(EV)を算出するように動作するものである。
このシステムにおいては、EVM手法を用いたコスト情報の算出方法が、0019段落乃至0024段落に詳細に記載されている。作業進捗を求める際に用いる完成率の算出方法が、0007段落乃至0008段落に詳細に記載されている。
また、特許文献2には、作業分割構成(WBS)の粒度に応じて適切なタイミングで、コストの計画と実績との比較を行うことができる作業進捗管理方法が開示されている。
特に、任意の粒度(期間及び計画コストの大小)で設定された作業分割構成(WBS)をもとに、粒度に応じた計画価値(PV)の計上パターンを選択し、コスト計画作成ができるように動作するものである。このシステムにおいては、0013段落等に記載されているように、計上パターンは固定ではなく、WBS毎に、その開始日からその終了日までの期間及びその計画コストの大小,即ち粒度に基づいて、決定される。
そのため、WBSの粒度が小さい場合には計上タイミング少ない計上パターンを、また、WBSの粒度が大きい場合には計上タイミングが多い計上パターンを決定することができる。このように、計上パターンを適切に選択すれば、粒度を厳密に設定しなくても、計上タイミングが揃った計画値の計上の計画を立てて、適切な進捗管理を行うことができると記載されている。また、同様に0036段落乃至0041段落にもコスト計画作成処理について詳細に記載されている。
特開2004-272624号公報 作業進捗管理システム 特開2004-287891号公報 作業進捗管理方法
EVM手法を応用した従来の技術は、作業分割構成(WBS)をもとにコストを算出する方式が多いが、大規模なプロジェクトにおいては、将来発生するWBSを洗い出すことは困難な場合が多く、プロジェクト進捗管理業務への適用に限界があった。
特許文献1に記載の進捗管理システムにおいては、コスト計画作成の際に、作業分割構成(WBS)を元にした計画価値(PV)の登録が可能であるが、段階的詳細化で進める大規模プロジェクトでは、プロジェクトの上流局面である計画局面や要件定義局面において、詳細な作業分割構成(WBS)の作成は難しく、適用が難しい。また、作業進捗の算出の際に、各作業に対して定義づけられたマイルストン毎の達成度に基づき完成率を算出しているが、プロジェクトの特性や局面に応じた適切なタイミングで達成率を求めることに対応できない。
また、特許文献2に記載の作業進捗管理方法においては、任意の粒度(期間及び計画コストの大小)で設定された作業分割構成(WBS)をもとに、粒度に応じた計画価値(PV)の計上パターンを選択できることから、特許文献1の技術と比較すると、将来のプロジェクトの不確定要素への対応が考慮されている。しかし、本方式でも、長期に渡るプロジェクトの作業分割構成(WBS)を洗い出す作業負荷は残り、プロジェクトマネージャの労は削減できない。
上記の目的を達成するための本発明によるプロジェクト進捗管理装置は以下の構成を備える。即ち、
ネットワークを介して、稼動するプロジェクト進捗管理装置であって、プロジェクト計画の登録手段、月次出来高の計画値の登録手段、月次出来高の実績値の登録手段、月次原価の実績値の取得手段、プロジェクトの状況評価を実施しシステムに自動登録する手段、プロジェクトの状況を社内ネットワークを経由して確認する手段を備える。
また、好ましくは、前記プロジェクト計画の登録手段は、プロジェクトの売上金額手段や予算コストの登録手段を備える。また、好ましくは、前記月次出来高の計画値の登録手段は、月次の計画値として、要員計画に基づくコスト計画からの計画値登録手段、作業分割構成(WBS:Work Breakdown Structure)から計画値を取込み登録する手段を備え、請求項3とする。
また、好ましくは、前記月次出来高の実績値の登録手段は、進捗基準日に対しプロジェクト進捗を 、プロジェクトマネージャが進捗会議等で確認したフェーズの達成度を直接登録する手段を備え、出来高(作業の進捗をコストに換算したもの)を作業分割構成(WBS)から積上げて取り込む手段を備え、フェーズの達成度を、作業分割構成(WBS)から取り込む機能手段を備え、請求項4とする。
また、好ましくは、月次原価の実績値の取得手段は、月次原価の実績値として、原価管理システムから原価実績データベースを参照し、取り込む手段を備え、請求項5とする。
上記の目的を達成するための本発明によるプロジェクト進捗管理システムは以下の構成を備える。即ち、端末装置とプロジェクト進捗管理装置とが互いに通信可能に構成されるプロジェクト進捗管理システムであって、前記プロジェクト進捗管理装置は、前記端末装置より受信したプロジェクト計画情報を用いて月次出来高の計画値情報を生成する生成手段と、月次出来高の実績値情報とを登録する登録手段と、月次原価の実績値情報の取得手段と、前記プロジェクト計画情報及び前記月次出来高の計画値情報と前記月次出来高の実績値情報及び前記月次原価の実績値情報とを比較してプロジェクトの状況評価を実行する状況評価手段とを備える。
上記の目的を達成するための本発明によるプロジェクト進捗管理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、端末装置と通信可能なプロジェクト進捗管理装置の制御方法であって、前記端末装置より受信したプロジェクト計画情報を用いて月次出来高の計画値を情報生成する生成工程と、月次出来高の実績値情報とを登録する登録工程と、月次原価の実績値情報の取得工程と、前記プロジェクト計画情報及び前記月次出来高の計画値情報と前記月次出来高の実績値情報及び前記月次原価の実績値情報とを比較してプロジェクトの状況評価を実行する状況評価工程とを備える。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。 即ち、端末装置と通信可能なプロジェクト進捗管理装置の制御プログラムであって、前記プロジェクト進捗管理装置を、前記端末装置より受信したプロジェクト計画情報を用いて月次出来高の計画値情報生成する生成手段と、月次出来高の実績値情報とを登録する登録手段と、月次原価の実績値情報の取得手段と、前記プロジェクト計画情報及び前記月次出来高の計画値情報と前記月次出来高の実績値情報及び前記月次原価の実績値情報とを比較してプロジェクトの状況評価を実行する状況評価手段として機能させる。
本発明によれば、プロジェクトマネージャ(PM)により、プロジェクト毎に遂行される、プロジェクトの規模やお客様の業態・慣習にあわせたプロジェクト管理業務に変更の責を必要とせず、容易にアーンドバリュー分析を利用したプロジェクト進捗管理が導入できる。また、アーンドバリュー分析にて判断した、プロジェクトの状況を社内ステークホルダやプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)に提供できる。
このようなプロジェクト進捗管理装置及びその制御方法、進捗管理システム、プログラムを提供できる。特に、数種類の計画データの登録や進捗の登録をプロジェクトマネージャ(PM)マネージャの実施しているプロジェクト計画方法や進捗把握方法に合わせて実施する事が可能になるので、追加作業を実施することなく、アーンドバリュー分析の実施ができる効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施形態のプロジェクト進捗管理システムシステムの構成を示す図である。尚、図1のネットワーク上に接続される各種端末の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
プロジェクト進捗管理端末120は、プロジェクトの計画、月次計画値、月次出来高の登録を行うプロジェクトマネージャが使用する端末装置である。プロジェクト進捗管理端末120は、通信回線150を介して、プロジェクト進捗管理システム100とデータの送受信が可能である。端末装置130は、プロジェクトの進捗状況を監視し、プロジェクトの進捗やリスクの状況を監視し、適切な対応を実施すべき、社内のステークホルダやプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)の者が使用するプロジェクト監視端末である。プロジェクト監視端末は、通信回線150を介して、プロジェクト進捗管理システム100とデータの送受信が可能である。
次に、図1のプロジェクト進捗管理サーバのハードウエア構成について、図2を用いて説明する。
図2は、プロジェクト進捗管理サーバ110のハードウエア構成を示す図である。
図2は、サーバ200のハードウエア構成を示す図である。CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器にへの表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピ(登録商標)(FD)ディスク或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するためのプロジェクト進捗管理プログラム212は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラム212が用いる定義ファイル213及び各種情報テーブル214は外部メモリ211(例えばハードディスク装置や不揮発性メモリを使用したシリコンディスク装置等)に格納されている。
これらについての詳細な説明は必要な都度後述するが、例えば外部メモリ211には各種情報テーブル214の一例として要員ランク別標準原価テーブルが記憶されている。この要員ランク別標準原価テーブルでは要員ランクとその標準原価が千円単位で記憶されている。
図9に示す一例では、プロジェクトマネージャ(PM)の標準原価は2,000千円、プロジェクトリーダ(PL)の標準原価は1,500千円、シニアシステムエンジニア(SSE)の標準原価は1,200千円、システムエンジニア(SE)の標準原価は1,000千円、プログラマ(PG)の標準原価は800千円となっている。
次に、プロジェクト進捗管理の基本的な処理フローについて、図3を用いて説明する。図3は本発明の実施形態であるプロジェクト進捗管理の基本処理フローを示す図である。尚、図3において、同一の処理については、同一のステップ番号を付加し、その説明については省略する。
上述したように、プロジェクト進捗管理端末120とプロジェクト監視端末130とプロジェクト進捗管理サーバ110は、ネットワーク150を介して相互に接続されている。そして、プロジェクト進捗管理端末120は、プロジェクト進捗管理サーバ110から提供される各種操作画面を介して、プロジェクト進捗管理に係る各種処理を実行する。その一例について、以下に説明する。
勿論プロジェクト進捗管理端末120に専用のクライアント側アプリケーションプログラムをインストールし、クライアント側アプリケーションによって表示される操作画面を介して各種プロジェクト進捗管理に係る情報をプロジェクト進捗管理サーバ110とやり取りするよう所謂クライアントーサーバ型に構成することも可能である。
まず、ステップS305では、プロジェクト情報登録を行う、ここでは、プロジェクトの属性情報とプロジェクトマネージャの情報登録(プロジェクトマネージャの氏名又は社員コード)を行う、プロジェクトマネージャの登録においては、プロジェクトマネージャの組織上の上司(ライン長)が登録入力を行う。
ここでプロジェクトの属性情報とは、図4に示すようなプロジェクトNO.とプロジェクトの名称とプロジェクトマネージャの申請日とプロジェクトマネージャの承認日を含み、更にプロジェクトのレベル(グループ会社、全社、事業部、本部等)、プロジェクトの最高責任者(最高責任者の社員コード及び氏名)、プロジェクトの主管部門の組織コードを含む場合がある。プロジェクトNO.はプロジェクトの情報登録時にプロジェクト進捗管理システムが採番する一意の番号である。
以下、ステップS310以降の処理は、ステップ305で権限を付与されたプロジェクトマネージャが行う。次に、ステップS310では、プロジェクト予算登録を行う、ここでは、プロジェクトの開始日280とプロジェクト完了予定日281、および、図8に示すプロジェクト予算テーブルの内容、一括外注集計フラグ275を期間コスト計画DB252に登録する。期間コスト計画DB252に登録された情報は、S305の登録を実施したプロジェクトマネージャの上司が承認し、有効な予算データとなる。
プロジェクト予算テーブルは外部記憶装置211に記憶されており、図8に示すように、売上予定金額(発注側から見た場合のプロジェクトの予算金額)、労務費、外注費(準委任契約分の契約金額と、一括請負契約分の契約金額)、直接経費、プロジェクト予備費、労務費と外注費と直接経費とプロジェクト予備費を合算したコスト合計額、売上予定金額とコスト合計額の差額である利益予定額、利益予定額を売上予定金額で割った百分率である利益率予定を含む。
なお、コスト合計額と利益予定額と利益率予定は他の項目から計算可能なので、これら3つの項目の少なくともいずれか1つをプロジェクト予算テーブルに含まないテーブル構成とすることも可能である。なお、ここで、一括外注集計フラグ275とは、外注費(一括)をアーンドバリュー分析の対象とするかどうかの区分である。
次に、ステップS315では、月次出来高の計画値(PV計画)登録を行う。ここでは、まず、不図示の画面でプロジェクトの管理単位を設定する。プロジェクトは、複数のサブチームやサブプロジェクトで構成され、複数のサブチームやサブプロジェクト単位毎に進捗管理やアーンドバリュー分析が要求される。サブチームやサブプロジェクト単位でアーンドバリュー分析を実施するため、その実施単位(例えばサブチーム名称やサブプロジェクト名称)をEVM単位260と定義し登録する。
一方、プロジェクトは、段階的詳細化の概念で遂行されるため、複数の局面を持つことになる。そこで次にEVM単位毎の局面をフェーズ261として定義し登録する。本実施例では図10に示すような、あるEVM単位260についてのPV計画値の入力欄を含む画面において、フェーズ261として「内部設計」、「実装」、「結合テスト」の各フェーズが登録される。次にプロジェクトマネージャは、EVM単位260とフェーズ261毎に月次の出来高計画(PV計画)262を登録する。
例えば4月の内部設計フェーズには11,000千円を入力する。各フェーズの合計額及び総計額は、各フェーズの月次の出来高計画の入力値に応じて自動的に計算される。
プロジェクトマネージャは、要員計画を元にして出来高計画(PV計画)を作成したり、図11に示すような計画WBS263を作成して、出来高計画(PV計画)262を作成する。なお、上記の計画WBS263を作成する場合は、EVM単位260並びにフェーズ261を構成する作業を分割する必要がある。作業の分割は、あらかじめプロジェクトマネジメントオフィスで定義された、日数(5日や10日など)まで分割を実施する。一般的に最小単位まで分割されたものを、ワークパッケージという。
ワークパッケージには、その作業を実施するリソースや日数などを記入する。また、あらかじめ設定したリソースの単価を基にワークパッケージ毎コストを算出し、それをワークパッケージの出来高計画(PV計画)262とする。なお、このワークパッケージの出来高の計算は、本装置やシステムに拘われず、プロジェクトマネージャや上位組織の指示を基に実施すればよい。
本システムでは、プロジェクトマネージャが自由に設定した出来高計画(PV計画)262を、図5に示すステップS315の詳細フローチャートで説明するように、プロジェクトマネージャが選択した方法でPV計画DB253に格納できる。
すなわち、計画WBS263を用いてPV計画DB253に出来高計画を取込む場合(第一の方法)では、ステップS520で不図示の画面でPV計画作成の対象となる期間の年月(始期と終期)を入力し、次に外部記憶装置211に記憶されている計画WBS263を参照して作成対象期間分をRAM203のワークエリアに読み込み、ステップS525でワークエリアに読み込んだ計画WBS263をCSVファイル形式に変換し、ステップS530で指定したCSVファイルをプロジェクト進捗管理端末120から、ファイルアップロードを実施することにより、ステップS540でプロジェクト進捗管理サーバ110に登録する。
このファイルアップロードにより、プロジェクト進捗管理サーバ110に取込む場合は、ステップS540において計画WBS263の各ワークパッケージを各月別の計画日数に応じて月次に按分変換する。
例えば、図11に示すような計画WBS263において、あるワークパッケージのWP名称が「AAA作業」、開始日が「10/10」、終了日が「11/5」、出来高計画2500の場合、全日数25日で10月中が20日間、11月が5日間の計画日数となるので、10月分の出来高計画=2000、11月分の出来高計画=500に按分した後、PV計画DB253に格納される。
なお、この按分変換はステップS540で進捗管理サーバ110側で実行せずに、ステップS525においてプロジェクト進捗管理端末120側で実行することも可能である。
ステップS540では、更に原価管理サーバ140からプロジェクト単位の原価を取得できる設定を行う。また、複数のサブチームやサブプロジェクト単位毎に進捗管理やアーンドバリュー分析実現するために、プロジェクト内のEVM単位260毎に実コスト(AC)270を取得するための設定を原価取得設定DB257に格納する。具体的には各EVM単位260毎に毎月割り当てられるプロジェクト予算の各費目の合算金額を毎月原価取得設定DB257に格納する。
次にPV計画を登録する第二の方法について説明する。まず図5のステップS505において不図示の画面でPV計画作成の対象となる期間の年月(始期と終期)を入力し、次にプロジェクト進捗管理端末120の画面に図9に示すような要員計画入力画面を表示して月別の要員ランク別の投入人数を含む要員計画を入力するか、あるいは予め入力されている要員計画のCSVファイルを読み込み、要員計画の入力データ又は読込んだ要員計画のCSVファイルを進捗管理端末120から進捗管理サーバ110に送信する。
次にステップS510では、進捗管理サーバ110において受信した要員計画と要員ランク別標準原価テーブルの要員ランク別の標準原価に月別の投入人数を乗じて月別の原価合計を算出する。次に外部メモリに予め記憶されているフェーズ別の計画開始日と終了日とを用いて、フェーズ別の投入原価を計算する。
フェーズ別の計画開始日と終了日が複数フェーズ間で重複する場合は、各月について各フェーズの計画開始日と終了日との間に入っている日数に基づいて原価合計を按分する。図10に示すように内部設計フェーズが4月乃至5月、実装フェーズが6月乃至8月、結合テストフェーズが9月というように計画開始日と終了日が重複しない場合は、単に月別の原価合計が各フェーズに割当られてPV計画値が算出される。
次に、ステップS540では、前述の第一の方法におけるワークパッケージ別の按分変換処理が、第二の方法では行なわれない点が異なるだけで、後は同様の処理を行うので説明を省略する。ステップS315での月次出来高の計画値(PV計画)は、ステップS310と同様に、S305の登録を実施した、プロジェクトマネージャの上司が承認して、初めて有効な計画データとなる。
ステップS305からステップS315の各処理は、プロジェクト計画時に1度実施すればよいが、プロジェクト遂行中にプロジェクトの全体予算の変更や月次の出来高計画(PV計画)262に変更があった場合は、プロジェクトマネージャにより変更登録を行う。変更登録後もプロジェクトマネージャの上司が承認して、有効な計画データとなる。
上記のPV計画登録の第一の方法は計画日程が現在時点から比較的近いプロジェクトフェーズに対して適している方法である。実施すべき作業内容が明確になっており、計画WBSの作成が容易と考えられるからである。
これに対して上記の第二の方法は計画日程が現在時点から比較的遠い(比較的後の)プロジェクトフェーズに対して適している。現在時点から比較的後のプロジェクトフェーズでは実施すべき作業内容は未だ明確になっておらず、計画WBSの作成も困難又は作成したとしても後程の修正が多発し、修正工数が無駄になると考えられるからである。
それゆえ本願ではステップS315の変形例として、上記第一の方法と第二の方法を組合せる実施例が考えられる。すなわち、前述の実施例では2つの方法のどちらかを選択していたが、変形例では、2つの期間(始期と終期)を指定して、各期間に対して2つの方法の何れかを指定させて、指定した期間に対して指定した方法でPV計画を作成する。
例えば2年間のプロジェクトに対して、直近の半年間のフェーズでは前記の第一の方法(計画WBSを按分変換する方法)でPV計画を作成し、残り1年半の間のフェーズでは前記の第二の方法(要員計画を各フェーズに割り当てる方法)を指定して、これらの指定期間に応じて、第一の方法である前述のステップS520乃至ステップS530とステップS540の処理を実行し、次に第二の方法である前述のステップS505乃至ステップS510とステップS540の処理を実行してPV計画を作成し、これら2つのPV計画を合体して、あるいは第一の方法で作成したPV計画に第二の方法で作成したPV計画を追加して最終的なPV計画を作成する。
このようないわばハイブリッド式にPV計画を作成することで、プロジェクトのフェーズに関係なく先のフェーズも含めて一律なWBSを作ることによる工数の無駄を避けることが可能になる。以上でステップS315の説明を終わる。
ステップS320は、プロジェクトが完了するまで、継続して実施される。ステップS320は、月次進捗報告266と臨時進捗報告267に大別される。月次進捗報告266は、進捗対象月の月末を進捗基準日268とする報告である。また、臨時進捗報告267は、進捗対象月の月末を除く任意の日を進捗基準日268とする報告である。
ステップS320は、図6に示すように、3通りの出来高の登録方法を備えている。1つめは、EVM単位毎/フェーズ毎の達成率をプロジェクト進捗管理端末120から直接登録し、EVM単位毎/フェーズ毎の出来高計画(PV計画)262に達成率を乗じてEVM単位毎/フェーズ毎の実績出来高(EV)269を求める方法である。
2つめは、実績WBS(出来高実績)264をプロジェクト進捗管理端末120からプロジェクト進捗管理サーバ110へアップロードして、EVM単位毎/フェーズ毎の実績出来高(EV)269を集計し取込むことによって求める方法である。3つめは、実績WBS(フェーズ達成率)265をプロジェクト進捗管理端末120からプロジェクト進捗管理サーバ110へアップロードして、EVM単位毎/フェーズ毎の達成率を取込み、EVM単位毎/フェーズ毎の出来高計画(PV計画)262に達成率を乗じてEVM単位毎/フェーズ毎の実績出来高(EV)269を求める方法である。このようにステップS320は、いずれの方法においても、進捗基準日268に対する実績出来高(EV)269を求める事が可能である。
ステップS330では、後述する図7のフローチャートに従い、プロジェクトの状況を晴れ、くもり、雨、雷雨の4つのお天気マークにて判定する。これにより、プロジェクトの状況は、プロジェクト外の第三者でも視覚的に状況を識別できる可能となる。なお、ステップS320からステップS330までに各処理は、プロジェクトが完了するまで、進捗報告のたびに、繰り返し実行される。
図7は本発明実施形態のプロジェクトの状況判定を示すフローチャートである。尚、図7において、同一の処理については、同一のステップ番号を付加し、その説明については省略する。
ステップS710では、進捗基準日268に対する出来高計画(PV計画)262の値を求める。月次進捗報告266の場合は、進捗基準日268は当該月の最終日となるため、出来高計画(PV計画)262の値は、PV計画DB253に格納されている、当該月の計画値そのものである。臨時進捗報告267の場合は、PV計画DB253に格納されている、EVM単位毎/フェーズ毎の出来高計画(PV計画)262に対し、進捗基準日268÷当該報告月の末日、を乗じて、進捗基準日268に対する出来高計画(PV計画)262を計算する。
ステップS715では、原価管理サーバ140より、プロジェクト並びにEVM単位260毎の実コスト(AC)270を取得する。また、実コスト(AC)270は、労務費282、外注費(準委任)283、外注費(一括)284、材料費285、直接経費286の5つの費目毎に取得する。
ステップS720では、ステップS320で登録された実績出来高(EV)269、ステップS710で計算された出来高計画(PV計画)262、ステップS715取得された実コスト(AC)270から完了時予測コスト(EAC)271が計算される。計算式は、アーンドバリュー分析の一般的な計算式(EAC = AC + (BAC ‐ EV) / CPI )を用いている。また、式中のBACは、BAC = Σ 出来高計画(PV計画)262として計算される。なお、式中のCPIは、実績出来高(EV)269÷実コスト(AC)270で計算される。
実績出来高(EV)269や出来高計画(PV計画)262ならびに実コスト(AC)270は、アーンドバリューをする最小単位であるEVM単位260毎算出しているため、完了時予測コスト(EAC)271もEVM単位260毎に計算される。
ステップS725では、EVM対象外の計画コスト(PE)273を求める。EVM対象外の計画コスト(PE)273は、ステップS310で登録した一括外注集計フラグ275のフラグの設定状況により計算が異なる。
ここでC1は労務費、C2は外注費(準委任)、C3は外注費(一括)、C4は材料費、C5は直接経費、C6はプロジェクト予備費としたとき、
一括外注集計フラグ275=1ならば、E1=C1+C2+C3、E2=C1+C2+C3+C6となる。
(E1はEVM対象計画コスト(予備含まず)を意味し、E2はEVM対象計画コスト(予備費含む)を意味する)他方、一括外注集計フラグ275=0ならば、E1=C1+C2、E2=C1+C2+C6となる。EVM対象の計画コスト276の計算式は、上記変数E1を求める式で算出されるため、EVM対象外の計画コスト(PE)273は、変数CT−E1で求められる。ここでCTはコスト合計(C1乃至C6の総和)である。
つまり、EVM対象外の計画コスト(PE)273は、一括外注集計フラグ275のフラグが設定されていれば、材料費285と直接経費286の合計である。また、一括外注集計フラグ275のフラグが設定されていれば、外注費(一括)284と材料費285と直接経費286の合計である。
ステップS730では、ステップS310で登録した一括外注集計フラグ275の設定内容とステップS715で取得した実コスト(AC)270を用いてEVM対象外の実績コスト(AE)274を算出する。
一括外注集計フラグ275が設定されている場合、EVM対象外の実績コスト(AE)274は、材料費285および直接経費286の実績値の合計金額である。一方、一括外注集計フラグ275が設定されていない場合、EVM対象外の実績コスト(AE)274は、外注費(一括)284および材料費285および直接経費286の実績値の合計金額である。
ステップS735では、プロジェクト完了時予測コスト288を算出する。プロジェクト完了時予測コスト288は、ステップS720で計算した完了時予測コスト(EAC)271に、ステップS725で計算したEVM対象外の計画コスト(PE)273とステップS730で計算したEVM対象の実績コスト277の大きい方の値を加えて算出する。
ステップS740からステップS770では、プロジェクトの判定を行う。
ステップ740とステップ745では、完了時予測コスト(EAC)271がEVM対象の計画コスト276の範囲かどうかを判断する。
まず、ステップ740の判定では、EVM対象の計画コスト276にプロジェクト予備287を含めないで判定を行う。ここで、判定が真であれば、プロジェクト評価289は、晴れ290と判定される。次に、ステップ745では、EVM対象の計画コスト276にプロジェクト予備287を含めて判定を行う。ここで、判定が真であれば、プロジェクト評価289は、くもり291と判定される。
ステップS750では、ステップS310で登録した売上予定金額294とステップS735で求めたプロジェクト完了時予測コスト288を比較する。売上予定金額294<プロジェクト完了時予測コスト288であれば、当該プロジェクトは、受注金額を超えたコストを消費することが予測されるために、プロジェクト評価289は、雷雨293と判定される。当該判定式で偽と判定された場合は、プロジェクト評価289は、雨292と判定される。
さらに、上記図3、図7に示した各フローチャートにおける処理は、クライアント側であるプロジェクト進捗管理端末120やプロジェクト監視端末130の処理ではいくつかの判断手段などの機能を含めた形で説明した。しかし、単純にブラウザアプリケーションでのHTMLファイルの表示を行い、クライアントからはイベントをプロジェクト進捗管理サーバ110に送信することでサーバ側はWebサーバ上のアプリケーションを用いて各ステップを実現する処理を行うなどの変形でも実現できる。
尚、本実施形態では、上述の図8〜図13の各種テーブルはプロジェクト進捗管理サーバ110の外部記憶装置206にデータベースとして記憶されている。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記各実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した各実施の形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合も本願に含まれる。
本発明の実施形態のプロジェクト進捗管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態の各種端末のハードウエア構成を示す図である。 本発明の実施形態のプロジェクト進捗管理システムの基本的な処理フローを示す図である。 本発明の実施形態のプロジェクト情報の登録内容である。 本発明の実施形態の月次の計画値の登録処理の概要を示す図である。 本発明の実施形態の月次の出来高の登録処理の概要を示す図である。 本発明の実施形態のプロジェクトの状況を評価判定するプローチャートである。 本発明の実施形態のプロジェクト予算テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態のプロジェクト要員計画テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態の月次の計画値テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態の計画作業分割構成(計画WBS)の一例を示す図である。 本発明の実施形態の出来高取込に使用する実績作業分割構成(実績WBS)の一例を示す図である。 本発明の実施形態の達成率取込に使用する実績作業分割構成(実績WBS)の一例を示す図である。
符号の説明
100 プロジェクト進捗管理システム
110 プロジェクト進捗管理サーバ
120 プロジェクト進捗管理端末
130 プロジェクト監視端末
140 原価管理サーバ
150 ネットワーク
200 サーバ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 キーボード
210 CRTディスプレイ
211 外部メモリ

Claims (8)

  1. 端末装置と通信可能なプロジェクト進捗管理装置であって、
    前記端末装置より受信したプロジェクト計画情報を用いて月次出来高の計画値情報を生成する生成手段と、
    月次出来高の実績値情報とを登録する登録手段と、
    月次原価の実績値情報の取得手段と、
    前記プロジェクト計画情報及び前記月次出来高の計画値情報と前記月次出来高の実績値情報及び前記月次原価の実績値情報とを比較してプロジェクトの状況評価を実行する状況評価手段と、
    を備えることを特徴とするプロジェクト進捗管理装置。
  2. 前記プロジェクト計画情報は、プロジェクトの売上金額、費目別の予算金額とコストを含み、
    前記生成手段は、前記月次出来高の計画値情報を、月次の要員配置情報又は作業分割構成の少なくとも何れか1つを用いて作成することを特徴とする請求項1記載のプロジェクト進捗管理装置。
  3. 前記生成手段は、所定の期間について前記作業分割構成を用いて前記月次出来高の計画値情報を生成し、前記所定の期間以後について前記月次の要員配置情報を用いて前記月次出来高の計画値情報を生成することを特徴とする請求項2記載のプロジェクト進捗管理装置。
  4. 前記登録手段は、
    進捗基準日に対するフェーズ達成度を実績値情報として登録する方法か、又は作業分割構成における各作業項目の作業進捗を用いて各作業項目の合計実績値を合算して実績値情報として登録する方法か、又は作業分割構成からフェーズ単位の達成度を実績値情報として登録する方法かの少なくともいずれか1つの方法によって、前記月次出来高の実績値情報を登録することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のプロジェクト進捗管理装置。
  5. 前記状況評価手段は、外部より当該プロジェクトの実コスト情報を取り込んで状況評価を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載のプロジェクト進捗管理装置。
  6. 端末装置とプロジェクト進捗管理装置とが互いに通信可能に構成されるプロジェクト進捗管理システムであって、
    前記プロジェクト進捗管理装置は、
    前記端末装置より受信したプロジェクト計画情報を用いて月次出来高の計画値情報を生成する生成手段と、
    月次出来高の実績値情報とを登録する登録手段と、
    月次原価の実績値情報の取得手段と、
    前記プロジェクト計画情報及び前記月次出来高の計画値情報と前記月次出来高の実績値情報及び前記月次原価の実績値情報とを比較してプロジェクトの状況評価を実行する状況評価手段と、
    を備えることを特徴とするプロジェクト進捗管理システム。
  7. 端末装置と通信可能なプロジェクト進捗管理装置の制御方法であって、
    前記端末装置より受信したプロジェクト計画情報を用いて月次出来高の計画値を情報生成する生成工程と、
    月次出来高の実績値情報とを登録する登録工程と、
    月次原価の実績値情報の取得工程と、
    前記プロジェクト計画情報及び前記月次出来高の計画値情報と前記月次出来高の実績値情報及び前記月次原価の実績値情報とを比較してプロジェクトの状況評価を実行する状況評価工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  8. 端末装置と通信可能なプロジェクト進捗管理装置の制御プログラムであって、
    前記プロジェクト進捗管理装置を、
    前記端末装置より受信したプロジェクト計画情報を用いて月次出来高の計画値情報生成する生成手段と、
    月次出来高の実績値情報とを登録する登録手段と、
    月次原価の実績値情報の取得手段と、
    前記プロジェクト計画情報及び前記月次出来高の計画値情報と前記月次出来高の実績値情報及び前記月次原価の実績値情報とを比較してプロジェクトの状況評価を実行する状況評価手段として機能させるためのプログラム。
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