JPH08137961A - 製品に関する情報処理システムおよびその情報管理方法 - Google Patents

製品に関する情報処理システムおよびその情報管理方法

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JPH08137961A
JPH08137961A JP28073594A JP28073594A JPH08137961A JP H08137961 A JPH08137961 A JP H08137961A JP 28073594 A JP28073594 A JP 28073594A JP 28073594 A JP28073594 A JP 28073594A JP H08137961 A JPH08137961 A JP H08137961A
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product
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processing system
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JP28073594A
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English (en)
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Masahisa Kasai
昌久 笠井
Mitsuru Yoshimoto
満 芳本
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 販売部門のものに好適な情報処理システムを
提供する。 【構成】 販売管理システム10からは注文情報、工場
生産管理システム20からは製造進捗情報、在庫管理シ
ステム30、40からは入出庫情報を通信装置140に
入力し、ホストコンピュータ110によりデータベース
130に登録する。販売管理システム10や情報処理シ
ステム50から検索要求があったときにはホストコンピ
ュータ110はキーワード検索を行って、検索結果を要
求元に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製鉄所で生産された製
品についての生産進捗状況、在庫等に関する情報を営業
部門や顧客の人間に好適な形態で提供することの可能な
製品に関する情報処理システムおよびその情報管理方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、コンピュータを用いて製品の生産
に関する情報の管理を行うシステムが提案され、実用化
されている。代表的な例としては、製品の完成日を予測
する工程管理システム、倉庫に保管されている製品情
報、入出庫の日付、在庫量を記憶する在庫管理システム
が有名である。また、製品の受注から出庫までの一連の
製造履歴を入力してデータベース化し、注文の特性を分
析することにより経営に生かすようにしたシステムも提
案されている(特開平5−324670号、特開平5−
298327号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記提案により製品の
発生から消滅までの製造履歴を残せるようになってきた
が、これまでの業務別の管理システム(分散管理システ
ムと総称する)や一貫的な製造履歴データベースシステ
ムは営業部門や商社などの顧客の人間にとっては以下の
点で好適とは言えず、好適な情報管理システムが望まれ
ている。
【0004】1) 分散管理システムを採用している場
合には営業部門の者は工場担当者、あるいは倉庫担当者
に対して製品の入出荷の有無を確認し、製品の進捗状況
を把握する。担当者と連絡がとれない場合には進捗情報
を取得することができない。
【0005】2) 一貫的な情報履歴を記憶するデータ
ベースで入出庫、在庫に関わるデータを取得しても、営
業部門の人間は顧客に対して取得データを電話、ファク
シミリにより連絡しなければならない。このため、情報
の聞き間違い、記載ミスが発生することがある。
【0006】3) 販売計画を立案する分散管理システ
ムが知られているが営業部門の人間はこのシステムに対
して注文情報を入力する業務が発生する。
【0007】以上の例は製品の所在位置に関する情報を
例にとったが、この情報に限らず、営業部門のものが必
要とする情報をデータベースから取得するには多大の労
力を必要とする。
【0008】以上の不具合を解消するような情報管理シ
ステムはなく、また、生産関連の各種の情報管理システ
ムが営業部門のために有効的に活用されることはなかっ
た。このために本願出願人は特願平6−229655号
を提案しているがその提案には未だなお、改善の余地が
あった。
【0009】そこで本発明は、上述の点をふまえ、従来
の生産管理関連の情報管理システムに代わり営業部門お
よび顧客にとっても好適な情報を提供することのできる
販売計画支援システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、製品の受注から生産を経
て納入に到る処理工程において発生する情報を複数の分
散管理システムから受信する通信手段と、当該受信した
情報の中から製品に関する情報を示す情報を抽出する情
報抽出手段と、当該抽出した情報を前記処理工程に関連
づけて前記データベースの形態で記憶しておく記憶手段
とを具えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、前記製品に関する情報は、注文情報、製造進捗情
報、製品入庫情報、製品進捗情報、入庫および出庫情報
であることを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1の発明に加え
て、製品の製品に関する情報についての照会を要求する
端末手段と、当該要求に応じて前記データベースから前
記製品の位置に関する情報を抽出し、抽出された情報を
前記端末手段に転送する検索手段とをさらに具えたこと
を特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の発明に加え
て、前記通信手段は前記複数の分散管理システムからリ
アルタイムで前記製品に関する情報を受信し、前記検索
手段はバッチ処理で当該情報を前記データベースから抽
出することを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項4の発明に加え
て、製品の受注から生産を経て納入に到る処理工程にお
いて発生する情報を複数の分散管理システムから受信す
る通信手段と、前記情報の内容についてのチェック基準
を予め定めておき、当該チェック基準と、前記通信手段
により受信した情報とを比較することにより当該情報の
データエラーを検出するデータエラー検出手段と、該デ
ータエラー検出手段によりデータエラーが検出されなか
った情報をデータベースの形態で記憶する記憶手段とを
具えたことを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項5の発明に加え
て、前記チェック基準には複数の特定データの対応関係
を示すチェック基準を含み、前記データエラー検出手段
は当該対応関係を調べることにより受信のデータのエラ
ーを検出することを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、製品の受注から生産を
経て納入に到る処理工程において発生する情報を通信装
置により複数の分散管理システムから受信し、当該受信
した情報の中から製品に関する情報を情報処理装置によ
り抽出し、当該抽出した情報を前記処理工程に関連づけ
てデータベースの形態で記憶装置に記憶しておくことを
特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、製品の受注から生産を
経て納入に到る処理工程において発生する情報を通信装
置により複数の分散管理システムから受信し、前記情報
の内容についてのチェック基準を予め定めておき、当該
チェック基準と、前記通信装置により受信した情報とを
情報処理装置により比較することにより当該情報のエラ
ーを検出し、該情報処理装置によりデータエラーが検出
されなかった情報をデータベースの形態で記憶装置に記
憶することを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1、2、3、7の発明は、製品の製品に
関する情報が処理工程に従って変化することに着目し、
この情報を製品の生産処理工程に関連づけて記憶する。
ユーザは記憶されたこの情報を見ることにより製品の所
在位置および生産の進捗の度合いを簡単に知ることがで
きる。
【0019】請求項4の発明では、情報の収集をリアル
タイムで実行することによりデータベースに記憶される
情報は最新のものが迅速に登録される。またデータベー
スの登録情報の抽出をバッチ処理により行うことにより
上記リアルタイムでのデータベースへの登録処理を阻害
することはない。
【0020】請求項5、8の発明は、受信データの内容
チェックを行うので、データベースには正確な情報が登
録され、情報の内容についての知識が乏しいものでもデ
ータベースの情報を取り扱うことができる。
【0021】請求項6の発明では、複数の情報の対応関
係をチェックの対象とすることで、情報の精度がさらに
高まる。
【0022】
【実施例】以下、図面を使用して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0023】図1は本発明を適用した製品に関する情報
処理システムのシステム構成を示す。図1において、製
造会社側に設置され、製品の受注から生産を経て納入に
到る処理工程を複数に分割し、当該分割された処理工程
において発生する情報をそれぞれ管理する複数の分散管
理システムには、販売管理システム10と工場生産管理
システム20と流通基地システム30およびコイルセン
タシステム40とがある。図1において、販売拠点、例
えば、本社を含めた営業所には販売管理システム10が
設置され、注文情報と、工場生産管理システム20から
直接、受信した製造進捗情報が販売管理システム10に
登録され、登録情報をキーワード検索することが可能で
ある。顧客側からの正式な発注に関する注文情報は、販
売管理システム10に入力される。
【0024】より具体的には、注文情報としては、商社
等の注文者か最終のユーザである顧客を示す顧客コー
ド、顧客が管理し発番する顧客照合番号、発注する場合
に発番される契約番号、契約番号の明細である行番(以
下、行番と呼ぶ)、注文員数、注文質量および納期等の
顧客関連の顧客情報と、製品の規格、寸法などの受注仕
様情報が用意されている。なお納期、規格、寸法のいず
れか一つでも異なる場合は異なった行番として管理され
る。従って、同一の行番のもとで、1個以上のコイル又
はシートの梱包単位が工場で発生することになる。製造
進捗情報としては、製造工程中であるか工場の製品倉庫
に入庫し出荷待ちであるかを示す工程進捗情報が用意さ
れている。
【0025】これら情報の定義について、図2に示す。
販売管理システム10についての主要なキー項目は契約
番号と行番であるので、注文情報および製造進捗情報は
契約番号と行番をキーワードにして検索抽出することが
可能である。
【0026】製品を生産する工場の各々には工場生産管
理システム20が設置されている。製品とは1コイル又
はシートの1梱包単位を意味し、工場生産管理システム
20は製品入庫情報と製品進捗情報とを取り扱う。工場
生産管理システム20についての主要なキー項目は検査
工程で製品ができるときに1コイル又はシートの梱包単
位に発番される検査番号である。
【0027】製品入庫情報は製品基本情報、デリバリ情
報、製品所在情報および検索キー項目から構成され、製
品進捗情報は、製品が工場の倉庫へ入庫(以下、これを
単に入庫と呼ぶ)してから出荷までの各作業(出荷命
令、積み込み、出荷保留、通関等)の進捗実績年月日、
最新デリバリ情報、最新所在情報および検索キー項目か
ら構成される。製品基本情報は検査番号、規格、寸法、
品種、入庫日、製品員数、製品質量等の製品の実績仕様
項目から構成される。
【0028】製品デリバリ情報は、製品入庫の時点にお
いては、製品の受渡場所、経由地コード、納入指示日等
の情報から構成されるが、最新デリバリ情報では、出荷
される製品に付される送状の番号である送状番号、送状
番号の明細である送状番号行番が新たに追加されるほ
か、その他の情報も最新のものに更新されている。
【0029】これらのデリバリ情報は、顧客の要求項目
として、販売管理システム10に入力されたものが、工
場生産管理システム20に送られる。
【0030】製品所在情報は、製品の入庫の時点におい
ては、製品倉庫名等の情報から構成されるが、最新所在
情報では、出荷される製品の向先である流通基地システ
ム30やコイルセンターシステム40のコードが新たに
追加されるほか、その他の情報も最新のものに更新され
ている。
【0031】検索キー項目としては、前記検査番号の他
に、上流の販売生産管理システム10が持つ、前記注文
情報のうち、検索に使用される顧客コード、顧客照合番
号、契約番号、行番等も登録される。
【0032】流通基地システム30では工場などの出荷
地から出荷されて、流通基地システム30のサービスセ
ンタへの入庫およびサービスセンタからの出庫に至るま
での各作業(入庫、名義変更、加工、出庫等)の実績日
および重量等の情報を取り扱い、送状番号や送状番号行
番のほか、販売管理システム10と工場生産管理システ
ム20における検索キー項目によるキーワード検索が可
能である。
【0033】コイルセンタシステム(CCと略記するこ
とがある)40でも工場または上記流通基地システム3
0のサービスセンタ等の出荷地から出荷されて、コイル
センタシステム40への入庫およびコイルセンタシステ
ム40からの出庫に至るまでの各作業(入庫、加工、出
庫等)の実績日および重量等の情報を取り扱い、コイル
センタシステム40内管理の在庫番号のほか、上流の販
売管理システム10、工場生産管理システム20、流通
基地システム30での検索キー項目でのキーワード検索
が可能である。
【0034】上記工場生産管理システム20の製品倉庫
への入庫から出荷までの情報と、流通基地システム30
の入庫から出庫までの情報およびコイルセンタシステム
40の入庫までの情報は、最終的に販売計画支援システ
ム内のデータベース130に格納されるときには一貫し
たキーとして検査番号のキーワードで検索することが可
能である。
【0035】次に製造会社側に設置され、前記複数の分
散管理システムから製品に関連する情報を受信し、デー
タベースの形態で管理する集中管理システム300のシ
ステム構成について説明する。集中管理システム300
は主にホストコンピュータ110、データベース130
を格納する記憶装置および前記複数の分散管理システム
と通信を行う通信装置140から構成される。
【0036】ホストコンピュータ110は通信装置14
0を介して前記複数の分散管理システムすなわち販売管
理システム10、工場生産管理システム20、流通基地
システム30およびコイルセンタシステム40と、情報
の授受をリアルタイムで行い、収集したデータについて
データベース130に登録する。また、本発明に関わる
精度維持ファイル150を有し、収集したデータのエラ
ーチェックを行う。
【0037】また、端末装置120から照会の指示が行
われた場合には、ホストコンピュータ110は指示に応
じてデータベース130から関連情報を読み出し、端末
装置120の表示器に表示させる。
【0038】データベース130の主要構成を図3に示
す。図3においてデータベース130は行番テーブル1
31、製品基本テーブル132、CC成品テーブル13
3およびエラーテーブル134を有している。行番テー
ブル131には製品基本テーブル132に記憶される製
品関連情報やCC成品テーブル133に記憶された入出
庫情報の相互の情報の関連を示す情報が記載されてい
る。より具体的には図4に○,△,−記号で示す注文情
報および製品情報が記載される。ここで○記号の記載位
置はその情報を行番テーブル131、製品基本テーブル
132、CC成品テーブル133に登録する工程を示
す。△記号の記載位置は、各工程の終了毎に△記号に対
応する情報が更新されることを示す。−記号は登録後の
情報がそのまま記載されることを示す。
【0039】本実施例では上述の分散管理システム20
0から送られてくる情報の中から、図4に示す項目につ
いての情報を抽出し、特定の情報については加工、編集
して行番テーブル131に登録し、以後、更新すること
に特徴がある。営業部門の人間はこの行番テーブル13
1の情報を照会することにより製品の進捗状況や納期に
関連する情報を取得し、顧客に説明することができる。
【0040】図4に示すように行番テーブル131に
は、受注時点で、販売生産管理システム10より、図2
の注文情報が登録され、この注文情報は、受注から、顧
客に向けての出荷すなわち工場出荷、サービスセンタ出
庫あるいはコイルセンタ出庫によって、システム全体に
よる管理が終わるまで更新されない。さらに、行番テー
ブル131は注文情報に対応した実績情報として、製造
進捗情報と製品加算集約情報が登録され、工場製造工程
以降コイルセンタ出庫まで逐次更新していく。まず工場
製造工程中は、図2の製造進捗情報が変更の都度、工場
生産管理システム20から販売生産管理システム10へ
情報授受され、行番テーブルへ反映される。工場で入庫
段階以降になると、工場生産管理システム20、流通基
地システム30、コイルセンタシステム40より製品質
量などを各進捗に応じて、図5に示す入庫からCC出庫
にいたるまで、同一契約番号、行番毎に加算集約して各
工程毎の製品加算集約情報を更新していく。
【0041】図3の製品基本テーブル132は上記分散
管理システムの中の販売管理システム10、工場生産管
理システム20、流通基地システム30、コイルセンタ
システム40から送られてきた情報を契約番号、行番、
検査番号に関連づけて記憶する。
【0042】製品基本テーブル132は上記分散管理シ
ステムの中で製品1単位毎の情報を管理するもので、ま
ず工場生産管理システム20より、図2の製品入庫情報
が送られ、本テーブルに登録される。製品の単位は、1
コイルまたはシートの1梱包単位であるので、この時以
後、製品1単位に対応する検査番号、上位の検索キー項
目である契約番号と行番および製品基本情報は変わらな
い。その後の工程進捗によって更新されるのは、製品デ
リバリ情報、製品所在情報であり、また進捗実績年月日
が順次追加登録されていくことになる。更新もしくは追
加登録されていく情報は、工場入庫から工場出荷の間に
発生したものは、その発生の都度工場生産管理システム
20から集中管理システム300に送られ、工場出荷時
点の情報が、本テーブルの所定の番地に記憶される。全
く同様に流通基地への入庫から出庫、およびコイルセン
タシステム40への入庫から出庫についても、それぞれ
流通基地システム30とコイルセンタシステム40から
送られた情報に基づいて、処理される。
【0043】CC成品テ−ブル133は上記分散管理シ
ステムの中のコイルセンタシステム40から送られてき
た入出庫情報、在庫情報を検査番号や在庫番号に関連づ
けて記憶する。
【0044】コイルセンタシステム40では、製品1単
位であるコイルが加工される場合は、2単位以上のコイ
ルあるいは梱包単位(成品と呼ぶ)に分割される。成品
1単位に対しては、検索キー項目として成品在庫番号を
付与し、本テーブルでは成品1単位毎に成品在庫番号の
ほか上位の検索キー項目である契約番号 、行番および
検査番号、コイルセンタシステム40での成品毎の進捗
実績年月日、製品質量、成品質量などの情報を記憶す
る。
【0045】エラーテーブル134は分散管理システム
から送られてきた情報にエラーがあった場合のエラー内
容を記憶する。エラーの有無の検出処理はデータベース
130へデータを登録する前に行われる。
【0046】このようなシステム構成において実行され
る基本的な情報登録処理および検索処理を図5〜図8を
参照しながら説明する。なお、図5は行番テーブル13
1、製品基本テーブル132およびCC成品テーブル1
33の対応関係を製品の質量について表したものであ
る。
【0047】図6は本発明実施例の検索、照会のための
表示画面の一例を示す。図7は本発明実施例の検索、照
会のための他の表示画面を示す。図8は図1のホストコ
ンピュータ110が実行する基本的な処理手順を示す。
【0048】1)注文情報の登録 新規注文が発生すると、販売管理システム10から注文
情報が集中管理システム300の通信装置140に送ら
れる。通信装置140からの割り込み要求に応じてホス
トコンピュータ110は現在の処理を中断し、通信装置
140を介して受信した情報を内部に一次記憶し、次に
データベース130に登録する(ステップS10→S2
0→S30→S40)。このとき受信した注文情報の中
から契約番号、行番および受注仕様情報(図4参照)が
抽出され、データベース130の行番テーブル131に
登録される。例えば、行番に対する注文質量のデータが
図5に示すように行番テーブル131の中の質量に関す
る欄の項目『受注』に書き込まれる。なおこの時点では
その他の項目は空白の状態となっている。
【0049】2)生産状況の登録 生産工場では、工場生産管理システム20が生産に関わ
る処理、例えば、工程設計や生産指示等の処理を実行す
るほか、定期的に、図2に示す製造進捗情報、製品入庫
情報および製品進捗情報を集中管理システム300に送
信する。ホストコンピュータ110は通信装置140を
介して進捗情報および製品関連情報を受信すると、行番
テーブル131および製品基本テーブル132に記録す
る(図8のS10〜S40)。工場で製品が生産(加
工)されている間、工場生産管理システム20から情報
が繰り返し送られてくる。このため、データベース13
0の行番テーブル131の製造工程に関する情報(図4
参照)や質量に関する情報(図5参照)もデータの受信
毎に更新されていく。
【0050】製品が完成し、工場内の倉庫に搬入される
と、その工程に製品が到達していることを示す情報が工
場生産管理システム20から送られてくるので、集中管
理システム300のホストコンピュータ110はデータ
ベース130の行番テーブル131の製造進捗情報(図
4参照)を更新すると共に製品の管理範囲を規定した管
理限界区分情報を製造工場の範囲に留めたり製造工場か
ら倉庫側に更新したりする。さらに入出庫、保管、在庫
に関連する情報(図4参照)が新たに行番テーブル13
1の専用項目に登録される。
【0051】以後、製品の保管中に何らかの情報の変更
があると、工場生産管理システム20から変更情報が送
られるので、集中管理システム300でもリアルタイム
でその変更情報をデータベース130に修正登録する。
以後、製品がデリバリ拠点、すなわち、流通基地やコイ
ルセンタに輸送され、製品の保管位置が代わる毎に流通
基地システム30やコイルセンタシステム40から図4
に示すような入出庫、保管、在庫に関連する情報が送ら
れるので、集中管理システム300の行番テーブル13
1もその都度入出庫関連情報が更新あるいは新規に登録
されていく(図8のステップS40)。
【0052】このようにしてデータベース130上の行
番テーブル131に製品の位置や進捗状況を示す情報が
リアルタイムで反映されていくので、営業部門の人間は
この行番テーブル131の記載内容を表示画面で見るこ
とにより顧客の問い合わせに正確に応答することができ
る。
【0053】3)データの検索、照会 ホストコンピュータ110は上述の分散管理システム2
00から送られてくる情報についての登録、更新につい
ての処理はリアルタイムで実行するが、分散管理システ
ム200から情報が送信されていない間はデータベース
130に対する検索や照会の要求を受け付け、バッチ処
理またはリアルタイム処理で、要求に応える。
【0054】すなわち、検索、照会を行いたいものは端
末装置120あるいは販売管理システム10側のキーボ
ードを用いて図6の検索要求画面あるいは図7の照会画
面を表示器に表示させる。次に検索、照会に必要な情報
を入力したあと、検索、照会の要求をおこなう。このと
き、販売管理システム10が通信装置140を介した端
末装置として機能することは言うまでもない。
【0055】バッチ処理の場合には、この要求が集中管
理システム300のホストコンピュータ110に送られ
ると、ホストコンピュータ110は図8のステップS5
0でその要求を検知し、検索、照会の要求を内部メモリ
に登録し、処理の予約を行う(図8のステップS6
0)。
【0056】データベース130への情報登録、バッチ
処理の要求がない場合、ホストコンピュータ110の図
8の処理手順はステップS10→S70と進み、ここ
で、予約順にデータ検索、照会がなされる。データ検索
はキーワード検索であり、指示されたキーワードを有す
る一連のデータがデータベース130から読み出され、
処理の要求元に送られる。照会処理の場合、例えば製品
の在庫の照会などの場合には、指示された製品について
の在庫関係の情報を行番テーブル131と製品基本テー
ブル132から読み出し、集計して表示する。
【0057】このようなバッチ処理を実行中に通信装置
140がデータベース130への登録情報を受信した場
合には、このバッチ処理が中断され、データベースへの
登録処理がリアルタイムで実行されることは言うまでも
ない。
【0058】次に販売計画支援システム400の本発明
に関わる情報処理を説明する。販売計画支援システム4
00は、専門知識に乏しい営業部門の女子でも操作がで
きるようにまた、データベース130に格納されたデー
タの信頼度を高めるために、各分散システムから受信す
る情報についてエラーチェックを行っている。このため
のホストコンピュータ110の本発明に関わる処理手順
を図9に示す。
【0059】なお、エラーの有無の判定に用いるチェッ
ク基準はホストコンピュータ110内に精度維持ファイ
ル150(図1参照)として予め格納されている。本実
施例では受信データについてフォーマットチェックとリ
ンク関係のチェックを行う。フォーマットチェックとは
受信データが予め定められた書式に合致するか否かを判
別するチェックであり、例えば、データの欠落や、デー
タ値が所定の範囲にあることなどについてチェックす
る。また、特定のデータについてはデータベース130
にすでに登録されているデータと受信データが重複する
場合にもエラーと判別される。
【0060】リンクチェックとは2種のデータの対応関
係が予め定めた対応関係を持つか否かを判別するチェッ
クであり。例えば、属性情報を持つデータについては属
性情報が正しいものであるかのチェック、データ群に検
索用のキーワードが付加されているかのチェック、複数
業務に付いてのデータの相互関連性についてのチェック
が行われる。ホストコンピュータ110は内部メモリに
ファイル形態で記憶された受信データ(図2の注文情
報、製品関連情報)から順次にデータを読み出し図10
のフォーマットチェック処理手順および図11のリンク
チェック処理手順に従ってチェックする(図9のステッ
プS100→S110)。
【0061】より具体的には精度維持ファイル150に
記載された基準値或いは条件式を読み出し、受信データ
と基準値の比較或いは受信データが条件式を満足するか
の判定を行う。エラーが検出された場合にはそのエラー
内容を示すコードをエラーテーブル134に格納し、ま
た、データ送信先に対してはエラーメッセージを通信装
置140を介して応答する(図9のステップS120→
S140→S150)。場合によってはデータの再送を
促す。
【0062】一方、エラーなしの判定が得られた場合に
は上述のデータベース130への登録処理が実行され
る。図9から明らかなようにエラーが検出された場合に
は、以後の処理手順はステップS130のデータ登録処
理へは進むことができないので、データベース130内
のデータは更新されることがなく、データの精度が維持
される。
【0063】本実施例の他に次の例を実施できる。
【0064】1)本実施例では営業部門のユーザに提示
する情報として製品の所在位置(製品の生産進捗状況)
について説明したが、その他、営業部門のものが必要と
する情報は製品の種別の在庫量があり、在庫関連の情報
として在庫量、保管地などの情報を行番テーブル131
に記載するようにすることができる。この場合、同一種
の製品が複数の保管地に保管されている場合には在庫量
をホストコンピュータ110により合計(データの加工
に相当)して行番テーブル131に記載する。営業部門
のユーザは上述の検索照会処理要求によりによりホスト
コンピュータ110に行番テーブル131の特定記載内
容を読み出させ、自己の端末装置に転送させる。
【0065】2)データベース130の記載内容中、製
品が客先に納入された製品の情報についてデータベース
130から消去することができる。この場合は端末装置
から契約番号、行番または検査番号を入力して、ホスト
コンピュータ110に消去を指示する第1の方法と、最
終保管場所からの出荷日から一定期間を経過した情報に
ついてホストコンピュータ110が自動検出して自動消
去する第2の方法を用いることができる。
【0066】第1の方法は指示された契約番号、行番ま
たは検査番号をキーワードにしてホストコンピュータ1
10がデータベース130を検索し、契約番号、行番ま
たは検査番号を有するデータを検出し、そのデータを消
去することにより実現できる。
【0067】第2の方法は、例えば、毎日、ホストコン
ピュータ110がデータベース130に記載されている
各製品の最終保管場所の出荷日を読み出し、現時点の日
にちと、記録上の出荷日の差を計算する。その差分値が
一定期間を越えたか否かの判定を行って工程判定が得ら
れた時にその記録上の出荷日が持つ契約番号、行番また
は検査番号を取得し、以後、第1の方法と同様にしてデ
ータを消去する。第1の方法は生産途中の契約解除など
により発生するデータの消去に好適であり、第2の方法
は客先に製品を納入した後のデータ消去に好適である。
【0068】3)本実施例で述べた受信データのエラー
チェックはチェック項目を増やすとそのチェックを行う
時間だけデータベース130に登録される時間が延びて
しまう。データの正確さよりも最新性を重要視する場合
には次のようにするとよい。すなわち、データベース1
30への登録前に行うエラーチェックと登録後に行うエ
ラーチェックとにエラーチェック内容を2段階に分け
る。登録前のチェックは検索照合に障害をもたらすデー
タのチェック、登録データの破壊をもたらすデータのチ
ェックに留める。その他のデータについては例えば、夜
間など分散システムからのデータ受信がないときにデー
タベース130上のデータ全てについてホストコンピュ
ータ110により残りのエラーチェックを行う。検出し
たエラーデータについては異常データである旨を示す識
別記号を付しておく。ユーザは検索照会によりデータベ
ース130のデータの表示を見た際に異常を示す識別記
号により異常データと正常データを弁別できる。また、
異常データを送信した送信先にはデータ再送要求メッセ
ージを送信しておく。
【0069】4)複数の分散システムの中には状況に応
じてデータの送信回数が多くなる場合と、少くなる場合
がある。そこで一定期間、例えば1時間当たりの分散シ
ステムの通信回数をホストコンピュータ110により計
数し、ホストコンピュータ110との通信回数の多い順
に通信の優先順位を定める。複数のシステムから同時に
通信要求があったときに、通信相手を決定(調停とよば
れる)する機能が通常の通信装置には備わっている。そ
こで、通信要求が同時に発生した場合、通信回数に応じ
て定めた優先順位に従って通信先を決定すると、登録デ
ータの最新性を維持することができる。
【0070】5)本実施例では製品の進捗状況を製品の
所在位置で表すようにしているが円グラフや棒状グラフ
により図形表示することができる。この場合には、製品
の所在位置およびその物量と製品の進捗率(%)の間の
関係式を定めておき、この関係式により求めた進捗率を
図形表示する。図形イメージはホストコンピュータ側で
作成してもよいし、照会もとの端末装置側で進捗率に基
づき作成してもよい。
【0071】参考のために、本発明の構成要件と実施例
の構成部との対応関係を記載しておく。請求項1の通信
手段が図1の通信装置140に対応する。情報抽出手段
がホストコンピュータ110に対応し、記憶手段がデー
タベース130を記憶する記憶装置に対応する。請求項
3の端末手段は図1の端末装置120や情報処理システ
ム50が対応する。検索手段はホストコンピュータ11
0が対応する。請求項5のデータエラー検出手段はホス
トコンピュータ110が対応する。請求項7、8の情報
処理装置はホストコンピュータに対応する。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2、
3、7の発明では、ユーザは簡単に製品の所在位置、そ
れに基づく生産進捗状況を簡単、克つ正確に把握するこ
とができる。
【0073】請求項4の発明では、データベースからの
データの抽出(読み取り)によりデータベースへの書込
みが阻害されることはない。これによりデータベースへ
は最短時間で登録がなされ、登録データの鮮度が維持さ
れる。
【0074】請求項5、8の発明では、データベースに
は信頼性の高いデータが登録されるので、データベース
のデータを取り扱うユーザはデータのチェックを行う必
要がない。
【0075】請求項6の発明では、フォーマットチェッ
ク以外のデータエラーが検出され、登録データの信頼性
が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明実施例の主要情報とキーの関係を示す説
明図である。
【図3】図1のデータベース130の内部構成を示す説
明図である。
【図4】行番テーブル131,製品基本テーブル132
およびCC成品テーブル133の情報内容および登録更
新時期を示す説明図である。
【図5】データベース130への登録情報の一例を示す
説明図である。
【図6】本発明実施例の検索,照会のための表示画面を
示す説明図である。
【図7】本発明実施例の検索,照会のための表示画面を
示す説明図である。
【図8】図1のホストコンピュータが実行する基本処理
手順を示すフローチャートである。
【図9】エラーチェック処理手順を示すフローチャート
である。
【図10】フォーマットチェック処理手順を示すフロー
チャートである。
【図11】リンクチェック処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 販売管理システム 20 工場生産管理システム 30 流通基地システム 40 コイルセンタシステム 50 情報処理システム 110 ホストコンピュータ 120 端末装置 130 データベース 140 通信装置 150 精度維持ファイル 200 分散管理システム 300 集中管理システム 400 販売計画支援システム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の受注から生産を経て納入に到る処
    理工程において発生する情報を複数の分散管理システム
    から受信する通信手段と、 当該受信した情報の中から製品に関する情報を示す情報
    を抽出する情報抽出手段と、 当該抽出した情報を前記処理工程に関連づけて前記デー
    タベースの形態で記憶しておく記憶手段とを具えたこと
    を特徴とする製品に関する情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記製品に関する情報は、注文情報、製
    造進捗情報、製品入庫情報、製品進捗情報、入庫および
    出庫情報であることを特徴とする請求項1に記載の製品
    に関する情報処理システム。
  3. 【請求項3】 製品に関する情報についての照会を要求
    する端末手段と、 当該要求に応じて前記データベースから前記製品の位置
    に関する情報を抽出し、抽出された情報を前記端末手段
    に転送する検索手段とをさらに具えたことを特徴とする
    請求項1に記載の製品に関する情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記通信手段は前記複数の分散管理シス
    テムからリアルタイムで前記製品に関する情報を受信
    し、前記検索手段はバッチ処理で当該情報を前記データ
    ベースから抽出することを特徴とする請求項3に記載の
    製品に関する情報処理システム。
  5. 【請求項5】 製品の受注から生産を経て納入に到る処
    理工程において発生する情報を複数の分散管理システム
    から受信する通信手段と、 前記情報の内容についてのチェック基準を予め定めてお
    き、当該チェック基準と、前記通信手段により受信した
    情報とを比較することにより当該情報のデータエラーを
    検出するデータエラー検出手段と、 該データエラー検出手段によりデータエラーが検出され
    なかった情報をデータベースの形態で記憶する記憶手段
    とを具えたことを特徴とする製品に関する情報処理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記チェック基準には複数の特定データ
    の対応関係を示すチェック基準を含み、前記データエラ
    ー検出手段は当該対応関係を調べることにより受信のデ
    ータのエラーを検出することを特徴とする請求項5に記
    載の製品に関する情報処理システム。
  7. 【請求項7】 製品の受注から生産を経て納入に到る処
    理工程において発生する情報を通信装置により複数の分
    散管理システムから受信し、 当該受信した情報の中から製品に関する情報を情報処理
    装置により抽出し、 当該抽出した情報を前記処理工程に関連づけてデータベ
    ースの形態で記憶装置に記憶しておくことを特徴とする
    製品に関する情報処理システムの情報管理方法。
  8. 【請求項8】 製品の受注から生産を経て納入に到る処
    理工程において発生する情報を通信装置により複数の分
    散管理システムから受信し、 前記情報の内容についてのチェック基準を予め定めてお
    き、当該チェック基準と、前記通信装置により受信した
    情報とを情報処理装置により比較することにより当該情
    報のエラーを検出し、 該情報処理装置によりデータエラーが検出されなかった
    情報をデータベースの形態で記憶装置に記憶することを
    特徴とする製品に関する情報処理システムの情報管理方
    法。
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