JPH0612429A - 生産管理システム - Google Patents

生産管理システム

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JPH0612429A
JPH0612429A JP16955192A JP16955192A JPH0612429A JP H0612429 A JPH0612429 A JP H0612429A JP 16955192 A JP16955192 A JP 16955192A JP 16955192 A JP16955192 A JP 16955192A JP H0612429 A JPH0612429 A JP H0612429A
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JP16955192A
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Koichi Watanabe
浩一 渡邉
Mitsuhide Nagakura
光秀 長倉
Kousuke Kido
行右 城戸
Naohiro Sugawara
尚洋 菅原
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産管理システムにおいて、製造完了時に、
在庫への出荷伝票の引当てから出荷指示をリアルタイム
に行うことにより、在庫削減および納期短縮とを可能に
する。 【構成】 まず生産計画メンテナンス用のコンピュータ
Dが、製造ライン管理用のコンピュータFからリアルタ
イムで送られてきた製造完了データを受けて、その時点
での最新の出荷優先度に基づき在庫に受注伝票を引当
て、この結果を出荷伝票発行可能データとして出荷伝票
発行用のコンピュータEへリアルタイムで送る。コンピ
ュータEでは、出荷伝票発行可能データを入力の都度、
配送コードに基づき出荷伝票発行順に並び替えられ、出
荷作業者からの印字指示を待つ。そして、出荷作業者の
指示により一回の作業に最小限必要な出荷伝票を印字し
て発行すると共に、出荷報告データをリアルタイムでコ
ンピュータDに送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品の生産等を行う生
産管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の生産管理システムでは、各製造ラ
インでの商品の製造完了後、各商品の在庫と出荷伝票と
の引当てを1日1回バッチ処理で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の生産管理システムでは、1日1回のバッチ処理で各
商品の在庫と出荷伝票との引当てを行っていたため、製
造完了の翌日、あるいは生産計画メンテナンスの翌日以
降しか出荷指示ができないという問題がある。
【0004】また、バッチ処理後の出荷指示の際には人
手による出荷伝票発行可能な受注の判断が必要であると
共に、出荷の際には出荷伝票印字指示と出荷順序の決定
も人手を介して行っていたため、在庫削減および納期短
縮に限界があるという問題がある。
【0005】そこで、本発明はこのような問題に着目し
てなされたもので、製造完了時に、在庫への出荷伝票の
引当てから出荷指示をリアルタイムに行うことにより、
在庫削減および納期短縮とを可能にした生産管理システ
ムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明では、伝票番号や、商品を示す商品
コード、当該商品の数量、指定納期、および出荷便の路
線等を示す配送コード等の情報が記述された受注データ
に応じて、1ラインあるいは複数ラインの各々で1タイ
プあるいは複数タイプの商品を生産するようにした生産
管理システムにおいて、上記受注データを受け、それに
記述された商品コードや指定納期等の情報に基づいて当
該受注データが商品毎に時系列に引当てられた生産計画
データを出力する生産計画データ出力手段と、上記生産
計画データ出力手段から出力された生産計画データを受
け、その生産計画データにおける各受注データの商品コ
ード、数量、および生産計画の日付等に基づき、商品コ
ードや製造数等の情報が記述された製造オーダを商品毎
に所定の順位および単位で出力する製造オーダ出力手段
と、上記製造オーダ出力手段から出力された製造オーダ
を受け、その製造オーダに基づいてラインに各商品の生
産を行わせると共に、当該ラインにおける商品の製造完
了時、その商品コードや製造完了数等の情報が記述され
た製造完了データを出力するライン制御手段と、上記受
注データおよび上記ライン制御手段から出力された製造
完了データを受け、その製造完了データに記述された商
品コードに対応した商品の在庫数をその製造完了データ
に記述された製造完了数だけ加算して変更し、上記生産
計画データ出力手段から出力された生産計画データに記
述された生産計画の日付等に基づく出荷優先度の高い順
に、当該商品の受注データを上記変更後の最新の在庫に
引当てて出荷伝票発行可能データとして出力する出荷伝
票発行可能データ出力手段と、上記出荷伝票発行可能デ
ータ出力手段から出力された出荷伝票発行可能データを
受け、その出荷伝票発行可能データに含まれる受注デー
タの情報を出荷伝票として発行する出荷伝票発行手段
と、を具備することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
生産管理システムにおいて、出荷伝票発行可能データ出
力手段が、上記受注データおよび上記ライン制御手段か
ら出力された製造完了データを受け、その製造完了デー
タに記述された商品コードに対応した商品の在庫数をそ
の製造完了データに記述された製造完了数だけ加算して
変更し、ある商品のある受注につきオペレータ等によっ
て出荷数量および出荷日を指定された生産計画のメンテ
ナンス指示が入力した際に、当該受注の出荷伝票が発行
済みの場合には、上記生産計画データ出力手段から出力
された生産計画データに記述された生産計画の日付等に
基づく出荷優先度の高い順に、当該商品の受注データを
上記変更後の最新の在庫に引当てて出荷伝票発行可能デ
ータとして出力する一方、当該受注の出荷伝票が発行済
みでない場合には、当該指定された生産計画のメンテナ
ンス指示に応じた最新の生産計画の日付等に基づいて出
荷優先度を変更し、この変更後の最新の出荷優先度の高
い順に、当該商品の受注データを上記変更後の最新の在
庫に引当てて出荷伝票発行可能データとして出力する、
ことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明では、出荷伝票発行手
段が、出荷伝票発行可能データ出力手段から出力された
出荷伝票発行可能データを受け、その出荷伝票発行可能
データに含まれる受注データに記述された配送コード等
に基づいて、出荷伝票発行可能データを出荷便の早い順
等の出荷伝票発行順に並び替え、この出荷伝票発行順に
出荷伝票発行可能データに含まれる受注データの情報を
出荷伝票として発行する、ことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明では、出荷伝票発行手
段が、出荷伝票発行可能データ出力手段から出力された
出荷伝票発行可能データを受け、その出荷伝票発行可能
データに含まれる受注データに記述された配送コード等
に基づいて、出荷伝票発行可能データを出荷便の早い順
等の出荷伝票発行順に並び替え、出荷作業者等によって
伝票発行の件数が指定された場合に、当該出荷伝票発行
順に当該指定された件数分だけ出荷伝票発行可能データ
に含まれる受注データの情報を出荷伝票として発行す
る、ことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明では、出荷伝票発行手
段が、出荷伝票発行可能データ出力手段から出力された
出荷伝票発行可能データを受け、出荷作業者等によって
受注データの伝票番号が入力されて発行すべき出荷伝票
が指定された場合に、その伝票番号に対応した出荷伝票
発行可能データに含まれる受注データの情報を出荷伝票
として発行する、ことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、生産計画データ出力
手段が受注データに記述された商品コード等の情報に基
づいて生産計画データを出力し、製造オーダ出力手段が
その生産計画データにおける生産計画の日付等に基づき
商品毎に所定の順位および単位で製造オーダを出力し、
その製造オーダをライン制御手段が受けてそれに基づき
ラインに各商品の生産を行わせると共に、当該ラインに
おける商品の製造完了時に製造完了データを出力する。
【0012】そして、出荷伝票発行可能データ出力手段
がその製造完了データおよび受注データを受けて、商品
の在庫数を変更し、生産計画データにおける生産計画の
日付等に基づく出荷優先度の高い順に、当該商品の受注
データを変更後の最新の在庫に引当てて出荷伝票発行可
能データとして出力し、出荷伝票発行手段がこの出荷伝
票発行可能データに含まれる受注データの情報を出荷伝
票として発行する。このため、製造完了後の受注データ
の引当てから出荷伝票の発行までがリアルタイムに行わ
れる。
【0013】請求項2記載の発明では、出荷伝票発行可
能データ出力手段が、受注データおよび製造完了データ
を受けて商品の在庫数を変更し、ある商品のある受注に
つき生産計画のメンテナンス指示が入力した際に、当該
受注の出荷伝票が発行済みの場合には、生産計画データ
に記述された生産計画の日付等に基づく出荷優先度の高
い順に当該商品の受注データを上記変更後の最新の在庫
に引当てて出荷伝票発行可能データとして出力する一
方、当該受注の出荷伝票が発行済みでない場合には、当
該指定された生産計画のメンテナンス指示に応じた最新
の生産計画の日付等に基づいて出荷優先度を変更し、こ
の変更後の最新の出荷優先度の高い順に同様にして出荷
伝票発行可能データを出力する。
【0014】請求項3記載の発明では、出荷伝票発行手
段が出荷伝票発行可能データに含まれる受注データに記
述された配送コードに基づき出荷伝票発行可能データを
出荷伝票発行順に並び替え、この順に出荷伝票を発行す
る。
【0015】請求項4記載の発明では、出荷伝票発行手
段が出荷伝票発行可能データを出荷伝票発行順に並び替
え、出荷作業者等によって伝票発行の件数が指定された
場合に、当該出荷伝票発行順に当該指定された件数分だ
け出荷伝票を発行する。
【0016】請求項5記載の発明では、出荷伝票発行手
段が、出荷作業者等によって受注データの伝票番号が入
力されて発行すべき出荷伝票が指定された場合に、その
伝票番号に対応した出荷伝票を発行する。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る生産管理システムの一実
施例を図面に基づいて説明する。図1は、この生産管理
システムの全体構成を示している。
【0018】この生産管理システム1は、工場内で商品
の製造や生産等の計画・管理等を行うもので、本社等に
設けられた本社電算センタ2と専用回線等のネットワー
ク3等を介して接続されている。
【0019】本社電算センタ2には、客の発注により後
述する受注データを作成し、その受注データに基づいて
工場で生産された商品が、客先へ届けられるまでの物流
を管理する販売物流情報管理用のコンピュータAと、こ
のコンピュータAで作成された受注データをネットワー
ク3を介して1日1回入力して蓄積・管理し、その受注
データを同様に生産管理システム1に送ると共に、後述
するように製造オーダ出力手段として製造オーダを生産
管理システム1へ送出する生産管理用のコンピュータB
が設けられている。
【0020】また、生産管理システム1は、工場管理用
のコンピュータCと、工場内ネットワーク(以下、LA
Nという)12とを接続して構成されている。
【0021】コンピュータCは、ネットワーク3と直接
接続されて、この本社電算センタ2との間で各種情報の
転送を行うと共に、工場内全体を制御・管理するもの
で、本実施例では、本社電算センタ2から受注データを
受けた際に、後述するように生産計画データ出力手段と
して動作するように構成されている。
【0022】LAN12は、ケーブル12aに生産計画
メンテナンス用のコンピュータ(以下、コンピュータD
という)、出荷伝票発行用のコンピュータ(以下、コン
ピュータEという)、および複数の製造ライン管理用の
コンピュータ(以下、コンピュータFという)を接続し
て構成されている。
【0023】コンピュータDは、受注データが自動引当
てされたコンピュータCからの生産計画データを表示し
て、オペレータの操作によって当該生産計画データのメ
ンテナンスをしたり、後述するように出荷伝票発行可能
データ出力手段としてコンピュータEへ出荷伝票の発行
を指示するように構成されている。
【0024】コンピュータEは、入出庫管理等の在庫管
理の他に、後述するように出荷伝票発行手段として出荷
伝票の印字を行うと共に、コンピュータDに出荷済みお
よび伝票発行済みのデータをリアルタイムで返送するよ
うに構成されている。
【0025】コンピュータFは、ライン制御手段として
コンピュータBからの製造オーダを受けて、ある一つの
製造ラインにおける商品の製造管理、つまり複数の入力
端末Gで検出されたデータにより当該製造ラインにおけ
る製造着手および完了の進度管理を行うもので、製造着
手・完了の状態をリアルタイムでコンピュータDに送出
するように構成されている。
【0026】図2は、本システムにおける受注データの
フレーム構成の一例を示している。
【0027】この図に示すように、受注データには、受
注した際の伝票番号(伝票No)、受注した商品の種別
を示す商品コード(品番)、当該商品の形式仕様、当該
商品の数量、客が指定してきた当該商品の出荷日を示す
指定納期、当該客への出荷便の路線等を示す配送コー
ド、当該客を示す客先コード、および当該商品の出荷先
であるマーケットを示すマーケットコード等の情報が記
述されている。
【0028】次に、このように構成された生産管理シス
テムにおける処理を図3および図4を基に、図1に示す
システム構成を参照して説明する。
【0029】図3は、本システムにおける注文の受付け
から製造完了までの処理手順をフローチャートにより示
している。
【0030】まず客からの注文は本社電算センタ2のコ
ンピュータAに登録され、このコンピュータAでは図2
に示すような受注データを作成し(ステップ100)、
この受注データをコンピュータBに送る。
【0031】コンピュータBでは、その受注データによ
り生産管理システム1で生産される商品にかかる受注デ
ータのみを抽出して、これを生産管理システム1へ送出
する。
【0032】生産管理システム1では、コンピュータC
が一日一回本社電算センタ2から送られてくる複数の商
品毎の各受注データを入力して、各受注データに記述さ
れている商品コードや指定納期等を検出し(ステップ1
10)、各受注データがどの商品の何日の納期に属する
かを判別して、その判別結果に基づいて各受注データの
自動引当てを行って生産計画データを作成する(ステッ
プ120)。
【0033】そして、作成された生産計画データはコン
ピュータDへ送出され、コンピュータDではその生産計
画データがディスプレイ上に表示されて、オペレータが
実際の受注とのギャップや、製造ラインの進度状況、在
庫状況等を考慮して各商品の生産枠の微調整や、各ライ
ンの負荷を調整しながら、例外受注データのマニュアル
引当や、指定納期を満足せずに仮引当てされた受注デー
タの再引当を行う。そして、最終的に各受注データが引
当てられたときに、生産計画データが確定される(ステ
ップ130)。
【0034】コンピュータDで生産計画データが確定さ
れると、この確定済みの生産計画データがコンピュータ
Cおよびネットワーク3を介してコンピュータBに送出
され、コンピュータBでは、データベースに基づき各商
品毎に所定の順位および単位で製造オーダを作成し(ス
テップ140)、この製造オーダをデータベースに格納
すると共に、ネットワーク3およびコンピュータCを介
して製造ライン管理用のコンピュータFに送出する。こ
こで、所定の順位および単位とは、予めこのデータベー
スに記憶されているもので、例えば、商品毎の生産優先
順位や、同一商品でも国内客先向けや、海外向け、商品
を即納する流通センタ補充向け等というようにマーケッ
ト毎の優先順位、さらには各商品における1度の製造個
数等のことをいう。
【0035】そして、コンピュータFでは、コンピュー
タBから出力された製造オーダを受け、その製造オーダ
に基づきライン上の各機械および作業者に製造すべき商
品タイプや製造個数等を示し、当該ラインにおける商品
の製造を指示する。コンピュータFでは、作業者の製造
着手報告により製造着手済みの状態となり、その進度状
況を製造着手データとしてコンピュータDへリアルタイ
ムで逐一送出する(ステップ150)と共に、製造オー
ダにかかる製品全てが完成、つまり当該ラインにおける
最終工程を終了した時点で、当該製造オーダにかかる商
品全てが完成したことを示す製造完了データをリアルタ
イムでコンピュータDへ送出する(ステップ160)。
【0036】以上、ここまでの処理が受注の受付けか
ら、納期回答、製造オーダ指示、製造完了までの処理で
ある。次に、製造完了から出荷指示までの処理を説明す
る。
【0037】図4は、本システムにおける製造完了デー
タの入力をトリガーとしての製造完了から出荷指示まで
のリアルタイム処理をフローチャートにより示してい
る。
【0038】まずコンピュータDでは、コンピュータF
からリアルタイムで送られてきた製造完了データを入力
して(ステップ200)、この製造完了データにかかる
商品の商品コードと製造完了数とを検出して(ステップ
210)、その商品コードおよび製造完了数に基づいて
当該商品の製品在庫数にその製造完了数を加算する(ス
テップ220)。
【0039】次いでコンピュータDでは、最新の出荷優
先順、つまり現時点での生産計画データにおける生産計
画の日付に基づく出荷優先度の高い順で、製造在庫に受
注伝票を引当てる(ステップ230)。ここで、出荷優
先度は、最初、生産計画データの確定時に各受注データ
が引当てられた生産計画の日付等に基づいて設定される
ものであるが、生産計画の確定後でもオペレータのメン
テナンス指示によってその生産計画の日付が変更される
場合があるので、その変更の有無にかかわらず、現時点
での最新のものが在庫引当ての基準になる。
【0040】つまり、生産計画の確定後に計画作業者に
よってある商品のある受注につき生産計画のメンテナン
ス指示がコンピュータDに入力した場合(ステップ31
0)、当該受注の商品コード、出荷数量、伝票番号、出
荷日等の検出を行うと共に(ステップ320)、後述す
るようにコンピュータEからの出荷報告データの入力に
より、コンピュータEにおいて当該受注にかかる出荷伝
票が発行済みであるか否かを判別する(ステップ33
0)。
【0041】出荷伝票が発行済みの場合には(ステップ
330“Yes”)、生産計画のメンテナンスが不可能な
ためメンテナンス不可のメッセージがコンピュータDの
ディスプレイ等に出力され(ステップ340)、そのま
ま生産計画のメンテナンスが行われずに終了する一方、
出荷伝票が発行済みでない場合には(ステップ330
“No ”)、その指定された出荷数量および出荷日を満
足するように生産計画における当該受注の日付変更等の
メンテナンスを行い(ステップ350)、それ以後は新
たな出荷優先度に基づいて、できあがった在庫に受注伝
票の引当てを行う(ステップ230)。
【0042】このため、生産計画データの確定後でも、
出荷伝票が発行されてない場合には、その出荷伝票にか
かる受注についての生産計画データの日付等を変更して
その商品の一部または全ての出荷伝票の出荷優先順を変
更できる。
【0043】そして、コンピュータDでは、受注伝票の
引当ての結果から出荷可能な伝票の有無を判別して(ス
テップ240)、出荷可能な伝票がないと判別した場合
には(ステップ240“No ”)、そのままこの処理を
終了する一方、出荷可能な伝票があると判別した場合に
は(ステップ240“Yes”)、当該伝票の内容を出荷
伝票発行可能データとしてコンピュータEへリアルタイ
ムで送る(ステップ250)。
【0044】コンピュータEでは、出荷伝票発行可能デ
ータを入力しその都度、あるいは出荷伝票発行可能デー
タの変更のあった都度、出荷伝票発行可能データをその
中の受注データに記述されている配送コード等に基づき
出荷便の早い順等の出荷伝票発行順に自動的に並替え
(ステップ260)、出荷作業者からの印字指示の入力
を待つ。このため、出荷の際の人手による出荷順序の判
断が必要なくなる。
【0045】一方、出荷作業者は、出荷作業の進度に合
わせて出荷伝票の発行指示を出荷伝票発行用コンピュー
タEに対して順次行い、これにより出荷伝票発行用コン
ピュータEが出荷伝票発行可能データを基にして出荷作
業者の一回の作業に最小限必要な出荷伝票を上記出荷伝
票発行順に印字・発行する(ステップ270)。つま
り、例えば出荷作業者から伝票発行の件数が指定された
場合には、上記出荷伝票発行順に当該指定された件数分
だけ出荷伝票発行可能データに含まれる受注データの情
報を出荷伝票として発行する。また、出荷作業者等から
受注データの伝票番号が入力された場合には、その伝票
番号に対応した出荷伝票発行可能データに含まれる受注
データの情報を出荷伝票として発行する。
【0046】そして、出荷作業者は発行された出荷伝票
に基づいて製品ストアから該当商品の出庫、梱包、出荷
へと作業を進める。その際、出荷報告が作業者の出荷伝
票発行用コンピュータEへの入力によって行われ、その
出荷報告データは出荷伝票発行用コンピュータEからリ
アルタイムで出力されてコンピュータDへ転送される
(ステップ280)。
【0047】コンピュータDでは、コンピュータEから
の出荷報告データが入力する度に、その出荷報告データ
に基づいてその出荷報告にかかる商品の在庫データを変
更し(ステップ290)、その変更の後に出荷報告デー
タをコンピュータC、ネットワーク3を介してコンピュ
ータBに送る(ステップ300)。また、コンピュータ
Dでは、上述のようにこの出荷報告データにより、当該
商品にかかる出荷伝票が発行済みであるか否かを判別し
て、生産計画のメンテナンスを行うか否かの判断に用い
る。
【0048】以上、これで製造完了データの入力をトリ
ガーとしての製造完了データ受付けから出荷指示までの
一連のリアルタイム処理が終了し、製造完了データの入
力および生産計画のメンテナンス指示が入力する度に上
記ステップ200〜350の処理を行う。
【0049】従って、本システムによれば、製造完了デ
ータ入力後、在庫に対する受注伝票の引当てから出荷指
示までがリアルタイムに行われ、ある商品の製造完了
後、当該商品につき即座に出荷指示が可能になったた
め、1日1回各ラインでの商品製造完了後にバッチ処理
を行っていた従来と較べて、在庫削減および納期短縮が
可能になる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、製造完了時、在庫に対する受注データの引当て
から出荷指示までがリアルタイムに行われ、ある商品の
製造完了後、当該商品につき即座に出荷指示を行い出荷
伝票の発行が可能になったため、1日1回各ラインでの
商品製造完了後にバッチ処理を行っていた従来と較べ
て、人手による出荷伝票の発行可能な受注の判断もなく
なり、在庫削減および納期短縮が可能になる。
【0051】また、請求項2記載の発明では、生産計画
の確定後、つまり各受注データへの生産計画データ作成
後でも、オペレータ等によってある商品のある受注につ
いてのメンテナンス指示が入力した際、当該伝票にかか
る出荷伝票が発行済みでない場合に限り、当該指定され
た生産計画のメンテナンス指示に応じた最新の生産計画
の日付等に基づいて出荷優先度が変更され、この変更後
の最新の出荷優先度の高い順に当該商品の受注データが
上記変更後の最新の在庫に引当てられて出荷伝票が発行
されるため、生産計画の変更に弾力的に対応できること
になる。
【0052】また、請求項3記載の発明では、出荷伝票
発行可能データが出荷伝票発行順に並び替えられ、この
順に出荷伝票が発行されて、商品が出荷がされるため、
出荷の際の人手による出荷順序の判断が必要なくなり、
出荷時の作業効率が良くなる。
【0053】さらに、請求項4記載の発明では、出荷伝
票発行可能データが出荷伝票発行順に並び替えられ、出
荷作業者等によって伝票発行の件数が指定された場合
に、当該出荷伝票発行順に当該指定された件数分だけ出
荷伝票が発行される一方、請求項5記載の発明では、出
荷作業者等によって受注データの伝票番号が入力されて
発行すべき出荷伝票が指定された場合に、その伝票番号
に対応した出荷伝票が発行されるため、出荷伝票の発行
が出荷作業者の指示によって出荷作業の進度に応じた最
小限の単位で行うことが可能になる。このため、1日1
回各ラインで商品製造完了後にバッチで出荷伝票印字を
行っていた従来と較べて、発行可能であるが未発行であ
る出荷伝票の受注が多くストックされて、生産計画の変
更可能範囲が広がるため、より生産計画の変更を弾力的
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生産管理システムの全体構成を示
す説明図。
【図2】受注データのフレーム構成の一例を示す図。
【図3】注文の受付けから製造完了までの処理手順を示
すフローチャート。
【図4】製造完了から出荷指示までの処理手順を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1 生産管理システム 2 本社電算センタ 3 ネットワーク 12 LAN A コンピュータ B コンピュータ(製造オーダ出力手段) C コンピュータ(生産計画データ出力手段) D コンピュータ(出荷伝票発行可能データ出力手段) E コンピュータ(出荷伝票発行手段) F コンピュータ(ライン制御手段) G 入力端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 尚洋 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝票番号や、商品を示す商品コード、当
    該商品の数量、指定納期、および出荷便の路線等を示す
    配送コード等の情報が記述された受注データに応じて、
    1ラインあるいは複数ラインの各々で1タイプあるいは
    複数タイプの商品を生産するようにした生産管理システ
    ムにおいて、 上記受注データを受け、それに記述された商品コードや
    指定納期等の情報に基づいて当該受注データが商品毎に
    時系列に引当てられた生産計画データを出力する生産計
    画データ出力手段と、 上記生産計画データ出力手段から出力された生産計画デ
    ータを受け、その生産計画データにおける各受注データ
    の商品コード、数量、および生産計画の日付等に基づ
    き、商品コードや製造数等の情報が記述された製造オー
    ダを商品毎に所定の順位および単位で出力する製造オー
    ダ出力手段と、 上記製造オーダ出力手段から出力された製造オーダを受
    け、その製造オーダに基づいてラインに各商品の生産を
    行わせると共に、当該ラインにおける商品の製造完了
    時、その商品コードや製造完了数等の情報が記述された
    製造完了データを出力するライン制御手段と、 上記受注データおよび上記ライン制御手段から出力され
    た製造完了データを受け、その製造完了データに記述さ
    れた商品コードに対応した商品の在庫数をその製造完了
    データに記述された製造完了数だけ加算して変更し、上
    記生産計画データ出力手段から出力された生産計画デー
    タに記述された生産計画の日付等に基づく出荷優先度の
    高い順に、当該商品の受注データを上記変更後の最新の
    在庫に引当てて出荷伝票発行可能データとして出力する
    出荷伝票発行可能データ出力手段と、 上記出荷伝票発行可能データ出力手段から出力された出
    荷伝票発行可能データを受け、その出荷伝票発行可能デ
    ータに含まれる受注データの情報を出荷伝票として発行
    する出荷伝票発行手段と、 を具備することを特徴とする生産管理システム。
  2. 【請求項2】 出荷伝票発行可能データ出力手段は、上
    記受注データおよび上記ライン制御手段から出力された
    製造完了データを受け、その製造完了データに記述され
    た商品コードに対応した商品の在庫数をその製造完了デ
    ータに記述された製造完了数だけ加算して変更し、ある
    商品のある受注につきオペレータ等によって出荷数量お
    よび出荷日を指定された生産計画のメンテナンス指示が
    入力した際に、当該受注の出荷伝票が発行済みの場合に
    は、上記生産計画データ出力手段から出力された生産計
    画データに記述された生産計画の日付等に基づく出荷優
    先度の高い順に、当該商品の受注データを上記変更後の
    最新の在庫に引当てて出荷伝票発行可能データとして出
    力する一方、当該受注の出荷伝票が発行済みでない場合
    には、当該指定された生産計画のメンテナンス指示に応
    じた最新の生産計画の日付等に基づいて出荷優先度を変
    更し、この変更後の最新の出荷優先度の高い順に、当該
    商品の受注データを上記変更後の最新の在庫に引当てて
    出荷伝票発行可能データとして出力する、 ことを特徴とする請求項1記載の生産管理システム。
  3. 【請求項3】 出荷伝票発行手段は、出荷伝票発行可能
    データ出力手段から出力された出荷伝票発行可能データ
    を受け、その出荷伝票発行可能データに含まれる受注デ
    ータに記述された配送コード等に基づいて、出荷伝票発
    行可能データを出荷便の早い順等の出荷伝票発行順に並
    び替え、この出荷伝票発行順に出荷伝票発行可能データ
    に含まれる受注データの情報を出荷伝票として発行す
    る、 ことを特徴とする請求項1または2記載の生産管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 出荷伝票発行手段は、出荷伝票発行可能
    データ出力手段から出力された出荷伝票発行可能データ
    を受け、その出荷伝票発行可能データに含まれる受注デ
    ータに記述された配送コード等に基づいて、出荷伝票発
    行可能データを出荷便の早い順等の出荷伝票発行順に並
    び替え、出荷作業者等によって伝票発行の件数が指定さ
    れた場合に、当該出荷伝票発行順に当該指定された件数
    分だけ出荷伝票発行可能データに含まれる受注データの
    情報を出荷伝票として発行する、 ことを特徴とする請求項1または2記載の生産管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 出荷伝票発行手段は、出荷伝票発行可能
    データ出力手段から出力された出荷伝票発行可能データ
    を受け、出荷作業者等によって受注データの伝票番号が
    入力されて発行すべき出荷伝票が指定された場合に、そ
    の伝票番号に対応した出荷伝票発行可能データに含まれ
    る受注データの情報を出荷伝票として発行する、 ことを特徴とする請求項1または2記載の生産管理シス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08137963A (ja) * 1994-11-15 1996-05-31 Kawasaki Steel Corp 製品に関する情報処理システムおよびその情報管理方法
JPH08137961A (ja) * 1994-11-15 1996-05-31 Kawasaki Steel Corp 製品に関する情報処理システムおよびその情報管理方法
JP2003044550A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Seiko Instruments Inc 製造販売管理システムおよび方法並びにプログラム

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