JP5487699B2 - 在庫管理装置、在庫管理方法及びそのプログラム - Google Patents

在庫管理装置、在庫管理方法及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、販売期間、販売価格、限定数量などの販売形態が異なる複数の販売イベントにおける商品の在庫管理装置、在庫管理方法及びそのプログラムに関する。
通信販売に用いられるカタログには、通常有効期限が設定されており、設定された有効期限に基づいて商品毎の在庫管理が行われている。
販売期間を限定した店頭販売では、販売期間終了後に商品の在庫が発生した場合には、その商品の価格を割り引いて販売を行うことが行われる。カタログを用いた通信販売の場合にも、カタログの有効期限切れ後に商品の在庫が発生する場合には、迅速な在庫処理を行うために割引販売などを行うことが好ましい。
しかしながら、カタログの有効期限切れ後に在庫数が確定することから、在庫数確定後に割引販売のためのカタログを作成することとなり、迅速な在庫処理を行うことが困難であるという問題がある。
また、作成されたカタログに商品価格が印刷されていることから、在庫量に合わせて割引率及び価格を動的に変更することが困難であるという問題がある。
このような問題点を解決するために、割引販売対象商品の在庫量と割引販売期間の条件に基づいて割引率を算出して、これを所定の通知手段でユーザにリアルタイムで通知することが提案されている(特許文献1)。
通信販売では、販売期間、販売価格、限定数量などの販売形態が異なる複数のカタログを用いる場合があり、同一商品であってもカタログ毎に販売形態が異なることから、それぞれのカタログ毎の在庫管理を行う必要がある。
特許文献1に記載されているような方法では、有効期限切れの在庫商品の割引率を調整し、商品を売り切ることが目的となっている。したがって、特許文献1に記載された方法では、商品価格を可能な限り落とすことなく、より利益が上がるように考慮されたものではない。この点は、従来技術が、同一商品が複数のカタログに掲載されて、カタログ毎に販売期間、販売価格、限定数量などが異なる場合の商品在庫管理を考慮していないことに基づいている。
また、特許文献1に記載の方法では、有効期限に到達した後に、割引率を判定・算出するように構成されている。このことから従来技術では、有効期限に到達する前に適切な在庫管理を行い、より利益率の高い販売方法をとるような構成にはなっていない。
このような点は、たとえば、支店間において異なる割引率を適用する場合や、特定の店舗で特別セールを実施する場合などのような、複数の販売形態が実施される店頭販売にも同様の問題がある。
本発明では、販売形態の異なる販売イベント毎に適切な在庫管理を行い、迅速でかつ効率の良い在庫管理を可能にした在庫管理、在庫管理方法及びそのプログラムを提供する。
本発明に係る在庫管理装置は、販売イベント毎に、少なくとも各商品の販売期間、販売予定数、販売価格を含むイベント情報を記憶するイベント情報記憶部と、販売イベント毎に、各商品の販売期間中における売れ行き状況の判定条件を記憶する判定条件記憶部と、販売イベント毎に、各商品の個別在庫数を記憶する個別在庫記憶部と、各商品の全体在庫数から当該商品の販売イベント毎の個別在庫数を除いた共通在庫数を記憶する共通在庫記憶部とを含む在庫情報記憶部と、販売イベント毎に、各商品の実販売数を記憶する売上げ情報記憶部と、実販売数と判定条件に基づいて売れ行き状況を判定し、判定結果に基づいて在庫情報記憶部に記憶されている個別在庫数と共通在庫数を変更する在庫管理部とを備える。
ここで、販売イベントとは、販売期間、販売予定数、販売価格などが商品毎あるいは商品群毎に設定された販売形態を指すものであって、たとえば、通信販売において有効期限が設定されたカタログを一例とする。販売イベントは、通信販売に用いられるカタログの他、店頭販売において特別価格、特定期間、限定数などが設定された特定のセールなどとすることもできる。
本発明によれば、各販売イベントに必要となる個別在庫数を確保するとともに、販売期間中において現在の売れ行き状況を判定して個別在庫数と共通在庫数を調整している。このことから、売れ行きの悪い販売イベントの個別在庫数から共通在庫数に所定数を移動し、売れ行きが予定を上回るような販売イベントの個別在庫数には共通在庫から補充するように構成することができる。したがって、売れ行きの好調な販売イベントにおいて、在庫が不足するという問題を解消できる。
在庫管理装置の機能ブロック図。 在庫管理方法のフローチャート。 在庫管理方法のフローチャート。 在庫マスタの一例を示す説明図。 イベントマスタの一例を示す説明図。 商品マスタの一例を示す説明図。 判定条件テーブルの一例を示す説明図。 在庫移動結果リスト表示例の説明図。 在庫移動結果リスト表示例の説明図。
本発明の図示した実施形態に基づいて詳細に説明する。
〔在庫管理装置〕
図1は、本発明の1実施形態に係る在庫管理装置の機能ブロック図である。
図1に示すように、在庫管理装置100は、イベント情報記憶部101、判定条件記憶部102
、在庫情報記憶部103、売上げ情報記憶部104、在庫管理部105などを備えている。
イベント情報記憶部101は、販売イベント毎に、少なくとも各商品の販売期間、販売予
定数、販売価格を含むイベント情報を記憶するものである。販売イベントは、たとえば、それぞれ複数のカタログのいずれかに対応させることができ、カタログの有効期限が各商品の販売期間に対応し、各カタログにおいて商品毎に設定された限定数及び販売価格がそ
れぞれ販売予定数及び販売価格に対応するように構成できる。
判定条件記憶部102は、販売イベント毎に、各商品の販売期間中における売れ行き状況
の判定条件を記憶する。判定条件は、各商品の販売期間中における残り日数に対する判定基準日数と、実販売数/販売予定数に対する売れ行き基準率とすることができる。たとえば、販売期間中の残り日数が所定日数に到達しているか否か、その時の現在の売れ行き率(=実販売数/販売予定数)が売れ行き基準率に達しているか否かを判定するための判定条件とする。
在庫情報記憶部103は、販売イベント毎に各商品の個別在庫数と、各商品の全体在庫数
から当該商品の販売イベント毎の個別在庫数を除いた共通在庫数とを記憶するものであって、共通在庫数を記憶する共通在庫記憶部106と、個別在庫数を記憶する個別在庫記憶部107とを備える。
売上げ情報記憶部104は、販売イベント毎に各商品の実販売数を記憶するものである。
この売上げ情報記録部104は、ユーザからの注文に基づく注文情報の入力があった場合に
、この注文情報に基づいて実販売数が更新されるものである。
在庫管理部105は、実販売数と判定条件とに基づいて売れ行き状況を判定し、判定結果
に基づいて在庫情報記憶部に記憶されている個別在庫数と共通在庫数を変更する。判定条件記憶部102に記憶されている判定条件を、各商品の販売期間中における残り日数に対す
る判定基準日数と、実販売数/販売予定数に対する売れ行き基準率とした場合、在庫管理部105は、販売期間中の残り日数が所定日数に到達しているか否か、その時の現在の売れ
行き率(=実販売数/販売予定数)が売れ行き基準率に達しているか否かを判定し、その判定結果に基づいて、共通在庫数と個別在庫数とを変更するように構成できる。
〔基本処理〕
図2は、本発明の1実施形態における在庫管理方法のフローチャートである。
ステップS202において、在庫管理装置100は、商品の入庫情報の入力があったか否かを
判別する。在庫管理装置100は、商品の入庫情報の入力があったと判断した場合にはステ
ップS204に移行し、そうでない場合にはステップS206に移行する。
ステップS204において、在庫管理装置100は、入庫情報に基づいて在庫情報記憶部103の共通在庫記憶部106のデータを更新する。在庫管理装置100は、該当する商品情報が在庫情報記憶部103に存在しない場合には、入庫情報に基づいて共通在庫記憶部106にその商品の共通在庫記憶領域を設定し、入庫数を共通在庫数として記憶させる。また、在庫管理装置100は、該当する商品情報が在庫情報記憶部103に存在する場合には、共通在庫記憶部106
の該当する商品の共通在庫記憶領域の共通在庫数に入庫数を加算した値を記憶させる。
ステップS206では、在庫管理装置100は、イベント情報の入力があったか否かを判定す
る。在庫管理装置100は、販売イベントに関するイベント情報の入力があったと判断した
場合にはステップS207に移行し、そうでない場合にはステップS208に移行する。
ステップS207において、在庫管理装置100は、少なくとも販売期間、販売予定数、販売
価格を含むイベント情報の入力を受け付けて、イベント情報記憶部101に記憶させる。こ
こでは、有効期限が設定され、販売限定数、販売価格などが設定された複数の商品を掲載するカタログを1つの販売イベントとして、カタログに掲載された商品毎の情報をイベント情報とすることができる。この場合、在庫管理装置100は、カタログの有効期限を販売
期間とし、各商品に設定された限定数及び販売価格をそれぞれ販売予定数及び販売価格と
したイベント情報をイベント情報記憶部101に記憶させるように構成できる。たとえば、
新しいカタログが発行される毎に、新たな販売イベントのイベント情報が入力される。
ステップS208において、在庫管理装置100は、入力されたイベント情報に基づいて、共
通在庫記憶部106に記憶されている共通在庫数を、各商品の販売イベント毎の個別在庫数
に割り当てる処理を実行する。ここでは、在庫管理装置100は、販売イベント毎の各商品
の販売予定数に基づいて個別在庫数を決定し、これを個別在庫記憶部107に記憶させる。
入庫数は、少なくとも販売イベントに必要となる数量が入庫されるものと考えられることから、在庫管理装置100は、販売イベント毎の各商品の販売予定数を各個別在庫数として
割り当てて、これを個別在庫記憶部107に記憶させ、各個別在庫数の合計を共通在庫数か
ら減算した結果を共通在庫記憶部106に記憶させる。
ステップS210において、在庫管理装置100は、販売イベント毎に各商品の販売期間中に
おける売れ行き状況の判定条件の入力を受け付ける。前述したように、判定条件は、各商品の販売期間中における残り日数に対する判定基準日数と、実販売数/販売予定数に対する売れ行き基準率とすることができる。販売イベント毎にその販売期間と販売予定数とに基づいて、管理者が判定基準日数と売れ行き基準率とを決定し、決定された判定条件の入力を在庫管理装置100が受け付けて判定条件記憶部102に格納するように構成できる。また、在庫管理装置100が、販売イベント毎に各商品の販売期間及び販売予定数に基づいて、
所定の判定基準日数と売れ行き基準率とを自動的に決定するように構成することも可能であり、たとえば、判定基準日数を販売期間の1/4、売れ行き基準率を販売予定数の90%とすることができる。この在庫管理装置100により判定条件を設定する方法については、
説明上一例を示すものであって、例示した数値に限定されるものではない。
ステップS212において、在庫管理装置100は、注文情報の入力があったか否かを判定す
る。在庫管理装置100は、ユーザからの注文に基づいて注文情報が入力されたと判断した
場合にはステップS214に移行し、そうでない場合にはステップS216に移行する。
ステップS214において、在庫管理装置100は、受注処理を実行する。在庫管理装置100は、注文情報に基づいて、注文のあった商品について、在庫情報記憶部103の在庫数が不足
しないか否かを確認し、在庫数が不足する場合には注文を受注できない旨の通知を送信する。また、在庫管理装置100は、在庫情報記憶部103の在庫数が注文情報の受注数を満たすと判断した場合には、売上げ情報記憶部104の該当する商品の実販売数に受注数を加算し
てこれを記憶させ、個別在庫記憶部107の該当する商品の個別在庫数から受注数を減算し
てこれを記憶させる。
ステップS216において、在庫管理装置100は、個別在庫数及び共通在庫数の調整を行う
ための在庫管理処理を実行する。在庫管理装置100は、販売イベント毎に各商品の販売期
間の判定基準日数に到達したか否か、現在の実販売数と販売予定数から現在の売れ行き率を算出して売れ行き基準率に達したか否かを判定し、この判定結果に基づいて個別在庫数と共通在庫数の調整を行う。
ステップS218において、在庫管理装置100は、販売期間が終了した販売イベントがある
か否かを判別する。在庫管理装置100は、販売期間が終了した販売イベントが存在すると
判断した場合にはステップS220に移行し、そうでない場合にはステップS222に移行する。
ステップS220において、在庫管理装置100は、在庫管理装置100は、販売期間が終了した販売イベントのイベント情報をイベント情報記憶部101から削除する。在庫管理装置100は、個別在庫記憶部107に記憶された該当する販売イベントの個別在庫数を、同一商品の共
通在庫記憶部106の共通在庫数に加算し、該当する商品の個別在庫記憶部107を開放する。
ステップS222において、在庫管理装置100は、処理を終了するか否かを判断する。在庫
管理装置100は、オペレータからの終了の指示を受け付けた場合や管理すべき販売イベン
トがなくなったと判断した場合には、この処理を終了し、そうでない場合にはステップS202に移行する。
〔在庫管理処理〕
図2のステップS216の在庫管理処理について説明する。
図3は、在庫管理装置100の在庫管理部105が実行する在庫管理処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS302において、在庫管理部105は、現在の売れ行き率を算出する。在庫管理部105は、売上げ情報記憶部104に記憶されている商品の実販売数と、イベント情報記憶部101に記憶されている商品の販売予定数から、現在の売れ行き率=実販売数/販売予定数を算出する。
ステップS304において、在庫管理部105は、商品の販売期間の現在の残り日数が判定条
件記憶部102に記憶されている商品の判定基準日数未満であり、かつ現在の売れ行き率が
売れ行き基準率未満であるか否かを判別する。在庫管理部105は、この条件を満たすと判
断した場合にはステップS306に移行し、そうでない場合にはステップS308に移行する。
ステップS306では、在庫管理部105は、該当商品の売れ行き状況が予定した売れ行きを
下回っていると判断して、個別在庫数から所定数を減算し、共通在庫数に同数を加算して在庫情報記憶部103に記憶させる。在庫管理部105は、売れ行き基準率を達成した際に到達すべき実販売数を実販売基準数として算出し、個別在庫数から現在の実販売数と実販売基準数との差を減算する。また、在庫管理部105は、個別在庫数から減算した同数を、共通
在庫数に加算する。在庫管理部105は、再計算した個別在庫数と共通在庫数とを在庫情報
記憶部103に記憶させる。このことにより、在庫管理部105は、予定した販売予定数を下回る商品の個別在庫数を減らし、共通在庫数に同数を追加するように構成している。
ステップS308において、在庫管理部105は、商品の販売期間の現在の残り日数が判定条
件記憶部102に記憶されている商品の判定基準日数以上であり、かつ現在の売れ行き率が
売れ行き基準率以上であるか否かを判別する。在庫管理部105は、この条件を満たすと判
断した場合にはステップS310に移行し、そうでない場合にはステップS312に移行する。
ステップS310では、在庫管理部105は、該当商品の売れ行き状況が予定した売れ行きを
上回っていると判断して、個別在庫数に所定数を加算し、共通在庫数に同数を減算して在庫情報記憶部103に記憶させる。在庫管理部105は、売れ行き基準率を達成した際に到達すべき実販売数を実販売基準数として算出し、実販売数基準数より実販売数が上回った数を個別在庫数に加算し、同数を共通在庫数から減算する。共通在庫数が、実販売数と実販売基準数との差に満たない場合には、共通在庫数の範囲で個別在庫数に加算する数を決定するように構成することができる。また、複数の販売イベントで同一商品の現在の売れ行き率が基準売れ行き率を上回る場合には、利益率の高い販売イベントの個別在庫数を優先的に加算するように構成することもできる。このことにより、在庫管理部105は、予定した
販売予定数を上回る商品の個別在庫数を増加し、共通在庫数に同数を減らすように構成している。
ステップS312において、在庫管理部105は、全商品について在庫管理処理を終了したか
否かを判別する。在庫管理部105は、全商品について在庫管理処理を終了したと判断した
場合には処理を終了し、そうでない場合にはステップS302に移行する。
〔データマスタ〕
在庫管理装置100で取り扱われるデータについて説明する。
図4は、在庫管理装置100で在庫管理処理に用いる在庫マスタの一例を示す説明図であ
る。
図4に示す在庫マスタ400は、在庫管理装置100に入力されるイベント情報、入庫情報、注文情報などの全部または一部が反映される。
在庫マスタ400は、代表商品コード欄401、商品コード欄402、商品名欄403、イベント名称欄404、在庫数欄405、価格欄406などを備えている。
代表商品コード欄401は、販売イベントに共通する商品の代表商品コードが格納される
領域である。商品コード欄402は、販売イベント毎の商品番号が格納される領域である。
商品名欄403は、対応する商品の商品名が格納される領域である。イベント名称欄404は、販売イベントの名称が格納される領域であり、例えばカタログ名称が格納される。
在庫数欄405は、入庫情報とイベント情報とに基づいて割り当てられた在庫数が格納さ
れる領域である。在庫数欄405に格納される在庫数は、その後の注文情報に基づいて該当
数が減算され、また入庫情報に基づいて該当数が加算される。さらに、在庫管理部105の
在庫管理処理により、調整される共通在庫数、個別在庫数に基づいて格納される値が更新される。
価格欄406は、商品の価格が格納される領域であり、販売イベント毎に設定された商品
価格が格納される。
図5は、在庫管理装置100で在庫管理処理に用いるイベントマスタの一例を示す説明図
である。
図5に示すイベントマスタ500は、在庫管理装置100に入力されるイベント情報の全部または一部が反映される。
イベントマスタ500は、イベント名称欄501、イベントコード欄502、販売期間欄503などを備えている。
イベント名称欄501は、販売イベントに固有の名称が格納される領域であって、たとえ
ば、「○○年お歳暮品」、「○○年新春号」などのカタログ名称を格納するように構成できる。
イベントコード欄502は、販売イベントのコードが格納される領域であって、たとえば
、カタログのコード番号を格納するように構成できる。
販売期間欄503は、販売イベントの販売期間に関する情報が格納される領域であって、
ここではカタログの有効期限を格納するように構成できる。
図6は、在庫管理装置100で在庫管理処理に用いる商品マスタの一例を示す説明図であ
る。
商品マスタ600は、商品コード欄601、商品名欄602、イベントコード欄603、価格欄604
、取引先コード欄605などを備えている。
商品コード欄601は、販売イベント毎の商品コードが格納される領域であり、カタログ
に掲載される商品コードを格納するように構成できる。商品名欄602は、対応する商品の
商品名が格納される領域であり、カタログに掲載される商品名を格納するように構成できる。
イベントコード欄603は、販売イベントに付与されたコード番号が格納される領域であ
り、たとえばカタログのコード番号を格納するように構成できる。
価格欄604は、販売イベント毎に設定された商品価格が格納される領域であり、カタロ
グに掲載された販売価格を格納するように構成できる。
取引先コード欄605は、商品の仕入れ先の取引先コードが格納される領域である。
在庫マスタ400、イベントマスタ500、商品マスタ600は、在庫管理装置100に入力されるイベント情報、入庫情報、注文情報などに基づいて、各レコードのデータを格納するものであり、各項目中のデータは複数のマスタに重複して格納される場合もある。
図7は、在庫管理装置100に入力されたイベント情報と、各商品に設定された判定条件
との対応を表す判定条件テーブルの一例の説明図である。
図7に示す判定条件テーブル700は、イベントコード欄701、商品コード欄702、販売期
間欄703、販売価格欄704、販売予定数欄705、売れ行き基準率欄706、基準日数欄707など
を備えている。
イベントコード欄701は、販売イベントに付与されたコード番号が格納される領域であ
り、たとえばカタログのコード番号を格納するように構成できる。
商品コード欄702は、販売イベント毎の商品コードが格納される領域であり、カタログ
に掲載される商品コードを格納するように構成できる。
販売期間欄703は、販売イベントの販売期間に関する情報が格納される領域であって、
ここではカタログの有効期限を格納するように構成できる。
販売価格欄704は、商品の価格が格納される領域であり、販売イベント毎に設定された
商品価格が格納される。
販売予定数欄705は、販売イベントにおいて該当する商品に設定された販売予定数が格
納される領域であって、カタログに掲載された限定数量などを格納するように構成することができる。
売れ行き基準率欄706及び基準日数欄707は、商品の現在の売れ行き状況を判定するための判定条件となる売れ行き基準率及び基準日数を格納する領域である。この売れ行き基準率と基準日数は、販売期間中における残り日数が基準日数欄707に記憶される基準日数未
満であるか否かと、実販売数/販売予定数で算出される現在の売れ行き率が、売れ行き基準率706に格納された売れ行き基準率に到達しているか否かとによって、現在の売れ行き
状況を判定するための判定条件として用いられる。たとえば、販売期間の日数の1/4を基準日数として設定し、販売予定数の90%を売れ行き基準率として設定することで、販売
期間の残り日数が十分ある時点に実販売数が予定の販売数を上回っている場合や販売期間の残り日数が少なくなった時点で実販売数が予定の販売数を下回っている場合などを判定することが可能となる。
〔実施例〕
前述したような在庫管理装置100は、CPU、ROM、RAM、ハードディスクなどの記憶装置、キーボードやマウスを含む入力装置、ディスプレイなどの表示装置、通信インターフェイスなどを含む一般的なパーソナルコンピュータにおいて、所定のアプリケーションソフトウェアが協働することで実現することができる。
このような在庫管理装置100において、販売イベントとして販売期間の異なる複数のカ
タログについて在庫管理を行う場合の具体例を説明する。
前述したような在庫マスタ400、イベントマスタ500、商品マスタ600、判定条件テーブ
ル700の販売イベントとして、カタログA〜Dが存在する場合について考察する。
図8は、在庫管理部105による在庫管理処理を行った結果、個別在庫数から共通在庫数
へ在庫数を戻す処理を行う場合の在庫移動結果リスト表示例の説明図である。
在庫移動結果リスト800は、カタログ名称欄801、商品コード欄802、販売期間欄803、販売価格欄804、販売予定数欄805、売れ行き基準率欄806、判定基準日数欄807、販売残
り日数判定欄808、受注数欄809、在庫数欄810、戻し個数欄811、戻し反映後の在庫数欄812などを備えている。
カタログA〜Dのカタログ名称は、それぞれ「2008年お歳暮品」、「2009年新春号」、「2009年お年玉商品」、「2008年冬号」であり、販売期間はそれぞれ「2008/12/1:2008/12/25」、「2008/12/1:2009/1/31」、「2008/12/1:2009/1/31」、「2008/11/1:2008/12/27」である。
これらカタログに共通する商品の一つとして、代表商品コードが"CD0001"であり、商品名が「味付けのり(○○産)」であるような商品についての在庫管理処理を考察する。この商品は、カタログA〜Dにおける商品コードがそれぞれ"CD0001A"、"CD0001B"、"CD0001C"、"CD0001D"であるとする。在庫移動結果リスト800は、商品コード"CD0001A"、"CD0001B"、"CD0001C"、"CD0001D"に対応する個別在庫数を管理するためのデータ行をそれぞれ
個別在庫行821〜824として備え、さらに共通在庫数を管理するためのデータ行を共通在庫行825として備えている。
販売価格欄804、販売予定数欄805には、入力されるイベント情報に基づいて販売価格及販売予定数が格納される。また、売れ行き基準率欄806、判定基準日数欄807には、入力される判定条件が格納される。
また、受注数欄809には、注文情報に基づいて更新される実販売数が格納され、在庫数
欄810には在庫情報記憶部103の在庫数が反映される。
在庫管理部105は、在庫管理処理において、販売期間における残り日数が判定基準日数
未満になったと判断した場合に、販売残り期間が「戻し期間」であると判定する。この場合、在庫管理部105は、現在の売れ行き率が売れ行き基準率を下回る場合に、個別在庫数
から共通在庫数に戻す処理を実行する。
カタログAについての個別在庫行821において、判定基準日数欄807の値が「7」である
のに対して、現在の販売残り日数が6日であることから、在庫管理部105は販売残り日数
の判定結果を「戻し期間」であると判断し、販売残り日数判定欄808の値を「戻し期間」
とする。
カタログDについての個別在庫行824についても、同様に、現在の販売残り日数が判定
基準日数欄807の値を下回っていることから、在庫管理部105は販売残り日数の判定結果を「戻し期間」であると判断し、販売残り日数判定欄808の値を「戻し期間」とする。
次に、在庫管理部105は、受注数欄809の値と販売予定数欄805の値に基づいて、現在の
売れ行き率を算出し、売れ行き基準率欄806に格納されている値と比較する。この結果、
在庫管理部105は、現在の売れ行き率が売れ行き基準率を下回っていると判断した個別在
庫行に対して、その在庫数から所定数を減算して、共通在庫行の在庫数に同数を加算する処理を実行する。
在庫管理部105は、個別在庫行821において販売残り期間判定欄808の値が「戻し期間」
であるが、現在の売れ行き率が売れ行き基準率を上回っていることから、在庫移動の処理は実行しない。また、在庫管理部105は、個別在庫行824において販売残り期間判定欄808
の値が「戻し期間」であり、かつ現在の売れ行き率が売れ行き基準率を下回っていることから、在庫数欄810の値から所定数を減算し、共通在庫行825の在庫数欄810の値に同数を
加算することにより、在庫移動の処理を実行する。在庫管理部105は、売れ行き基準率に
到達するような実販売基準数と、受注数欄809に格納された実際の実販売数との差を算出
し、これを個別在庫数から共通在庫数に移動する個数として戻し個数欄811に格納する。
また、在庫管理部105は、共通在庫行825の戻し個数欄811に、移動する戻し個数の値を格
納する。図示した例では、個別在庫行824において、在庫数欄810の値から"6"を減算する
ことから同行の戻し個数欄811の値に"-6"を格納し、共通在庫行825において、在庫数欄810の値に"6"を加算することから同行の戻し個数欄811の値に"6"を格納している。
在庫管理部105は、在庫数欄810の値に、戻し個数欄811の値を反映させた後の各在庫数
を戻し反映後の在庫数欄812に格納する。
次に、個別在庫への補充を行う必要が生じた場合について説明する。
図9は、在庫管理部105による在庫管理処理を行った結果、共通在庫数から個別在庫数
への補充処理を行う場合の在庫移動結果リスト表示例の説明図である。
在庫移動結果リスト900は、図8の例と同様に、カタログ名称欄801、商品コード欄802
、販売期間欄803、販売価格欄804、販売予定数欄805、売れ行き基準率欄806、判定基
準日数欄807、販売残り日数判定欄808、受注数欄809、在庫数欄810を備えている。
在庫移動結果リスト900は、さらに、補充個数欄901、補充反映後の在庫数欄902、補充
優先順位欄903などを備えている。
図9に示す例では、イベント情報、判定条件などのデータは図8に示す例とほぼ同一であるが、説明の便宜上一部変更している箇所もある。
在庫管理部105は、在庫管理処理において、販売期間における残り日数が判定基準日数
以上あると判断した場合に、販売残り期間が「補充期間」であると判定する。この場合、在庫管理部105は、現在の売れ行き率が売れ行き基準率以上である場合に、共通在庫数か
ら個別在庫数に補充する処理を実行する。
カタログBについての個別在庫行822において、判定基準日数欄807の値が「10」であるのに対して、現在の販売残り日数が42日であることから、在庫管理部105は販売残り日数
の判定結果を「補充期間」であると判断し、販売残り日数判定欄808の値を「補充期間」
とする。
カタログCについての個別在庫行823についても、同様に、現在の販売残り日数が判定
基準日数欄807の値以上であることから、在庫管理部105は販売残り日数の判定結果を「補充期間」であると判断し、販売残り日数判定欄808の値を「補充期間」とする。
次に、在庫管理部105は、受注数欄809の値と販売予定数欄805の値に基づいて、現在の
売れ行き率を算出し、売れ行き基準率欄806に格納されている値と比較する。この結果、
在庫管理部105は、現在の売れ行き率が売れ行き基準率以上であると判断した個別在庫行
に対して、その在庫数に所定数を加算して、共通在庫行の在庫数から同数を減算する処理を実行する。
在庫管理部105は、個別在庫行822において販売残り期間判定欄808の値が「補充期間」
であり、かつ現在の売れ行き率が売れ行き基準率以上であることから、売れ行き基準率を達成するための実販売数と、実際の実販売数である受注数欄809の値との差を補充個数と
する。
在庫管理部105は、個別在庫行823において、販売残り期間判定欄808の値が「補充期間
」であり、かつ現在の売れ行き率が売れ行き基準率以上であることから、売れ行き基準率を達成するための実販売数と、実際の実販売数である受注数欄809の値との差を補充個数
とする。
ここで、個別在庫行822,823において、補充すべき補充個数はいずれも"10"であること
から、共通在庫行825の在庫数欄810の値が"20"以上であれば、個別在庫行822,823の在庫
数欄810の値をそれぞれ"10"だけ補充するように構成することができる。
図9の例では、共通在庫行825の在庫量欄810の値が、個別在庫行822,823の双方で必要
とする補充個数の合計に満たない場合を示している。
このような場合、在庫管理部105は、販売イベント毎の補充優先順位を決定し、これを
補充優先順位欄903に格納しておき、この補充優先順位に基づいて優先順位の高い順で補
充を行うように構成できる。
たとえば、図9に示す例では、販売価格の高い順(利益率の高い順)に補充優先順位を決定しており、個別在庫行823が最優先であり、個別在庫行822が2番目の優先順位となっている。これから、在庫管理部105は、まず個別在庫行823で必要となる補充個数"10"を割り当て、次に共通在庫行825の在庫数のうち残りの"6"を個別在庫行822の補充個数として
割り当てている。このことから、在庫管理部105は、個別在庫行822の補充個数欄901の値
に"6"を格納し、個別在庫行823の補充個数欄901の値に"10"を格納する。また、在庫管理
部105は、共通在庫行825の補充個数欄901に、移動する補充個数の値"-16"を格納する。
在庫管理部105は、在庫数欄810の値に、補充個数欄901の値を反映させた後の各在庫数
を補充反映後の在庫数欄902に格納する。
在庫管理部105は、オペレータの指示に基づいて在庫移動結果リスト800及び900を自動
的に生成して表示するように構成することができ、表示画面上に実行指示及びキャンセルのボタンを設けてオペレータから実行するか否かの指示を受け付けるように構成すること
が可能である。
このような在庫移動結果リスト800及び900は、前述したように別途の表示とすることも可能であるが、戻し個数欄、補充個数欄、補充優先順位欄および反映後の在庫数欄を同一リスト上に表示するように構成することも可能である。
〔他の実施形態〕
(A)前述した実施形態では、判定条件として売れ行き基準率を用いていることから、カ
タログに掲載されている商品全体に、売れ行き基準率を適用することで、判定条件を一括で設定することが可能となる。これに代えて、各商品の販売予定数に対応するように判定基準となる販売基準数を設定することも可能である。
(B)補充優先順位は、販売価格の高い順または利益率の高い順に決定しているが、販売
予定数の多い順、販売期間の長い順、販売期間の残り日数の多い順、カタログの配布部数の多い順、カタログの優先順位などに基づいて設定することも可能であり、オペレータが手動で設定するように構成することもできる。
(C)販売期間、販売価格、限定数などを特定した店頭販売についても、同様の在庫管理
を適用することが可能である。この場合、複数の支店における在庫管理を物流センタで管理するような場合にも適用可能である。
(D) 判定条件は、各商品の販売期間中における残り日数に対する判定基準日数と、実販売数/販売予定数に対する売れ行き基準率として設定するが、判定条件を複数個所設定することにより、例えば、戻し条件と補充条件を別々に設定したり、残り日数が1カ月と1
0日間に複数設定したりすることにより、より木目細かな在庫調整を行うことも可能である。
カタログを用いた通信販売、各種店頭販売における在庫管理に適用することが可能であり、販売期間中における在庫管理を適切に行うことが可能となる。
特開2002−24586号公報

Claims (9)

  1. 同一の商品について販売期間、販売予定数、販売価格の少なくともいずれかが異なる販売形態の単位である販売イベント毎に、販売する複数の商品のそれぞれについて、販売期間、販売予定数、販売価格を含むイベント情報を記憶するイベント情報記憶部と、
    前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、販売期間中における売れ行き状況の判定条件を記憶する判定条件記憶部と、
    前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、個別在庫数を記憶する個別在庫記憶部と、全体在庫数から当該商品の前記販売イベント毎の個別在庫数を除いた共通在庫数を記憶する共通在庫記憶部とを含む在庫情報記憶部と、
    前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、実販売数を記憶する売上げ情報記憶部と、
    前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、前記実販売数と前記判定条件とに基づいて売れ行き状況を判定し、判定結果に基づいて前記在庫情報記憶部に記憶されている個別在庫数と共通在庫数を変更する在庫管理部と、
    を備える在庫管理装置。
  2. 判定条件記憶部に記憶される判定条件は、前記販売期間中における残り日数に対する判定基準日数と、実販売数/販売予定数に対する売れ行き基準率であり、
    前記在庫管理部は、前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、前記実販売数と前記販売予定数に基づいて現在の売れ行き率(=実販売数/販売予定数)を算出し、前記現在の売れ行き率と前記売れ行き基準率とを比較するとともに、前記販売期間中における残り日数と前記判定基準日数とを比較して、比較結果に基づいて前記共通在庫数と前記比較を行った販売イベントの個別在庫数とを変更する、請求項1に記載の在庫管理装置。
  3. 前記在庫管理部は、販売期間中における残り日数が前記判定基準日数未満であり、かつ前記現在の売れ行き率が売れ行き基準率に達していないと判定した場合に、該当する商品の販売イベントの個別在庫数から所定数を減算し、前記商品の共通在庫数に同数を加算する、請求項2に記載の在庫管理装置。
  4. 前記在庫管理部は、販売期間中における残り日数が前記判定基準日数以上であり、かつ前記現在の売れ行き率が売れ行き基準率を超えていると判定した場合に、該当する商品の販売イベントの個別在庫数に所定数を加算し、前記商品の共通在庫数から同数を減算する、請求項2に記載の在庫管理装置。
  5. イベント情報記憶部が、同一の商品について販売期間、販売予定数、販売価格の少なくともいずれかが異なる販売形態の単位である販売イベント毎に、販売する複数の商品のそれぞれについて、販売期間、販売予定数、販売価格を含むイベント情報を記憶する段階と、
    判定条件記憶部が、前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、販売期間中における売れ行き状況の判定条件を記憶する段階と、
    庫情報記憶部が、前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、個別在庫数を記憶する段階と、
    前記在庫情報記憶部が、前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、全体在庫数から当該商品の販売イベント毎の個別在庫数を除いた共通在庫数を記憶する段階と、
    売上げ情報記憶部が、前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、実販売数を記憶する段階と、
    庫管理部が、前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、前記実販売数と前記判定条件とに基づいて売れ行き状況を判定し、判定結果に基づいて前記在庫情報記憶部に記憶されている個別在庫数と共通在庫数を変更する段階と、
    を備える、在庫管理方法。
  6. 前記判定条件は、前記販売期間中における残り日数に対する判定基準日数と、実販売数/販売予定数に対する売れ行き基準率であり、
    前記在庫管理部が、前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、前記実販売数と前記販売予定数に基づいて現在の売れ行き率(=実販売数/販売予定数)を算出し、前記現在の売れ行き率と前記売れ行き基準率とを比較するとともに、前記販売期間中における残り日数と前記判定基準日数とを比較して、比較結果に基づいて前記共通在庫数と前記比較を行った販売イベントの個別在庫数とを変更する、請求項5に記載の在庫管理方法。
  7. 前記在庫管理部が、前記販売期間中における残り日数が前記判定基準日数未満であり、かつ前記現在の売れ行き率が売れ行き基準率に達していないと判定した場合に、該当する商品の販売イベントの個別在庫数から所定数を減算し、前記商品の共通在庫数に同数を加算する、請求項6に記載の在庫管理方法。
  8. 前記在庫管理部が、前記販売期間中における残り日数が前記判定基準日数以上であり、かつ前記現在の売れ行き率が売れ行き基準率を超えていると判定した場合に、該当する商品の販売イベントの個別在庫数に所定数を加算し、前記商品の共通在庫数から同数を減算する、請求項6に記載の在庫管理方法。
  9. 同一の商品について販売期間、販売予定数、販売価格の少なくともいずれかが異なる販売形態の単位である販売イベント毎に、販売する複数の商品のそれぞれについて、販売期間、販売予定数、販売価格を含むイベント情報をイベント情報記憶部に記憶させる段階と、
    前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、販売期間中における売れ行き状況の判定条件を判定条件記憶部に記憶させる段階と、
    前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、庫情報記憶部に個別在庫数を記憶させる段階と、
    前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、全体在庫数から当該商品の販売イベント毎の個別在庫数を除いた共通在庫数を前記在庫情報記憶部に記憶させる段階と、
    前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、実販売数を売上げ情報記憶部に記憶させる段階と、
    前記販売イベント毎に、前記商品のそれぞれについて、前記実販売数と前記判定条件とに基づいて売れ行き状況を判定し、判定結果に基づいて前記在庫情報記憶部に記憶されている個別在庫数と共通在庫数を庫管理部に変更させる段階と、
    を備える在庫管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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