JP2003118840A - 医薬品の備蓄・販売管理方法およびシステム - Google Patents

医薬品の備蓄・販売管理方法およびシステム

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JP2003118840A
JP2003118840A JP2001319891A JP2001319891A JP2003118840A JP 2003118840 A JP2003118840 A JP 2003118840A JP 2001319891 A JP2001319891 A JP 2001319891A JP 2001319891 A JP2001319891 A JP 2001319891A JP 2003118840 A JP2003118840 A JP 2003118840A
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JP
Japan
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drug
data
code
reader terminal
picking
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JP2001319891A
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English (en)
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Jinichi Miyajima
仁一 宮島
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Original Assignee
ZOO CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装箱単位にとどまらず医薬品単品をも対象
とした効率的かつ確実な在庫・出庫管理やピッキング処
理を実現する医薬品の備蓄・販売管理方法およびシステ
ムを提供する。 【解決手段】 サーバーが、納入された医薬品付帯のコ
ードおよびロットナンバー又は使用期限印字に対するリ
ーダ端末による読み込み動作等によって得られた当該医
薬品の商品データおよびロットナンバー又は使用期限デ
ータを入庫データとして受け付けると共に対応する医薬
品が収納される備蓄棚の棚番に当該入庫データを関係付
けて在庫データベースに登録する在庫データ登録手順s
402と、ロットナンバー又は使用期限データについて
コード変換し或いはリーダ端末におけるコード変換結果
を受け付けることで変換コードを取得すると共に変換コ
ードを記録媒体に出力するか或いはリーダ端末に対する
出力指示を実行するコード出力手順s404とを実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、卸業者等の納入
業者から納入される医薬品を備蓄すると共に医療機関や
調剤薬局等の需要者からの注文に応じて医薬品を販売ま
たは発送処理する医薬品ストックセンターにおける医薬
品の備蓄・販売管理方法およびシステムに関する。
【0002】
【発明の背景】通常、日本国内において販売される医薬
品は、製薬メーカーから直接エンドユーザに販売される
流通形態をとらず、製薬メーカーから卸業者を経由して
医療機関や調剤薬局に納入がされ、そこからエンドユー
ザたる一般消費者に販売がなされるといった一連の流通
形態がほぼ確立されている。この流通形態において製薬
メーカーから卸業者、或いはこの卸業者から医療機関等
へ医薬品が取り引きされる際、通常、包装単位での売買
が基本となっている。このため、製薬メーカーもこのよ
うな流通形態を前提に医薬品の包装箱や容器にのみJA
Nコードやロット番号、使用期限等を印刷している。
【0003】一方、近年の医療保険制度の危機的状況に
対処する制度改革の一環として、処方は医師、調剤は薬
剤師といった職能分離を図る「医薬分業体制」への移行
や、薬価差益の減額・撤廃が現実化しつつあり、医療機
関や調剤薬局の経営環境は厳しさを増していると言え
る。そこで医療機関や調剤薬局等における備蓄薬品の在
庫負担が経営上の財務課題となっており、これに対し、
所定地域の卸業者や医療機関、調剤薬局らが共同で医薬
品ストックセンターを構築し在庫の相互融通を図って課
題解決を目指す動きがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】医薬品ストックセンタ
ーを構築して、卸業者や薬局各間で在庫の相互融通を行
うことで在庫負担を総合的に軽減する上記の試みは、確
かに経営の効率化やリスク軽減に有効である。しかしな
がら、そこで扱われる医薬品は、包装箱や容器単位で納
入された後、医療機関らからの受注数量に応じて包装箱
から分割(小分け)してピッキングされるにも関わら
ず、その小分けした医薬品に関する情報が再添付される
ことはほとんどなかった。つまり、包装箱表面のJAN
コードやロットナンバー、使用期限といった情報は、当
該包装箱に納められている医薬品個々には関係付けされ
ることがなかったのである。
【0005】例えば、ある患者に対してA薬を7錠、B
薬を25グラム、C薬を8包といった医療機関からの処
方箋に従って、医薬品ストックセンターの薬剤師が医薬
品を包装箱から小分けして調剤する状況は間々あるが、
ここでピッキングされた小分け医薬品A、B、Cは、患
者毎の包袋にまとめられるだけで、医薬品種別や使用期
限、取り扱い指示、ロットナンバー等の情報が医薬品単
品毎に再添付されることはなかったのである。処方を受
けた患者はもちろん、後にこれを見た薬剤師とて、それ
ら医薬品の錠剤や粉剤等を単体で目視しただけでは医薬
品の情報を詳しく認識することは難しいであろう。しか
も、これらピッキング時において、処方内容や受注内容
と確実にマッチングしたピッキングが薬剤師により間違
いなく実行されているか確認のしようがなかった。
【0006】このような状況のもと医薬品の調剤、ピッ
キングが実施されるとすれば、これら調剤、ピッキング
の過誤やその後の配送過誤が生じる惧れも考えられる。
また、何らかの原因で医薬品の回収指示が出た場合で
も、どのロットナンバーのどの医薬品がどの患者に処方
されていたのか後々確認することが難しいため、迅速か
つ確実な回収処理が実行困難となっていたのであった。
勿論、医薬品ストックセンターの備蓄棚毎の在庫状況と
ピッキングによる出庫状況とを、包装箱単位ではなく医
薬品単品の数量に関して確実に認識して在庫管理を効率
的に行うことも実現されていなかった。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、包装箱単位にとどまらず医薬品単品をも
対象とした効率的かつ確実な在庫・出庫管理やピッキン
グ処理を実現する医薬品の備蓄・販売管理方法およびシ
ステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたもので、第1の発明は卸業者等の
納入業者から納入される医薬品を備蓄すると共に医療機
関や調剤薬局等の需要者からの注文に応じて医薬品を販
売または発送処理する医薬品ストックセンターにおける
医薬品の備蓄・販売管理方法であって、サーバーが、納
入された医薬品付帯のコード、およびロットナンバー又
は使用期限印字に対するリーダ端末による読み込み動作
又は入力インターフェイスを通じた入力受付動作によっ
て得られた当該医薬品の商品データ、およびロットナン
バー又は使用期限データを、入庫データとして受け付け
ると共に、対応する医薬品が収納される備蓄棚の棚番に
当該入庫データを関係付けて在庫データベースに登録す
る在庫データ登録手順と、前記ロットナンバー又は使用
期限データについてコード変換し或いは前記リーダ端末
におけるコード変換結果を受け付けることで変換コード
を取得すると共に、当該変換コードを記録媒体に出力す
るか或いは前記リーダ端末に対する出力指示を実行する
コード出力手順とを含むことを特徴とする。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、前記
需要者から受け付けた医薬品注文を受注データベースに
登録し、この受注に応じて在庫データベースにおける該
当医薬品の在庫検索を実行し、在庫がある医薬品につい
てそれが収納された棚番と受注数量とを指定したピッキ
ング指示書を記録媒体に出力するか或いはリーダ端末に
対する出力指示を実行する指示書出力手順と、ピッキン
グ指示書における指定棚番に対応した備蓄棚から該当医
薬品のピッキングが実行されるに際し、該当医薬品付帯
の前記コードおよび該当医薬品に添付した記録媒体上の
前記変換コードのリーダ端末による読みとり動作と、受
注数量に応じた実際のピッキング数量の入力インターフ
ェイスを通じた入力受付動作とによって得られたデータ
を、出庫データとして受け付けると共に受注データベー
スにおける該当受注データと照合する出庫データ照合手
順とを含むことを特徴とする。
【0010】第3の発明は、第2の発明において、照合
された前記出庫データと、医薬品情報データベースから
取得した該当医薬品に関する能書情報とを現品票として
記録媒体に出力するか或いは前記リーダ端末に対する出
力指示を実行する現品票出力手順を含むことを特徴とす
る。
【0011】第4の発明は、卸業者等の納入業者から納
入される医薬品を備蓄すると共に医療機関や調剤薬局等
の需要者からの注文に応じて医薬品を販売または発送処
理する医薬品ストックセンターにおける医薬品の備蓄・
販売管理システムであって、納入された医薬品付帯のコ
ード、およびロットナンバー又は使用期限印字に対する
リーダ端末による読み込み動作又は入力インターフェイ
スを通じた入力受付動作によって得られた当該医薬品の
商品データ、およびロットナンバー又は使用期限データ
を、入庫データとして受け付けると共に、対応する医薬
品が収納される備蓄棚の棚番に当該入庫データを関係付
けて在庫データベースに登録する在庫データ登録装置
と、前記ロットナンバー又は使用期限データについてコ
ード変換し或いは前記リーダ端末におけるコード変換結
果を受け付けることで変換コードを取得すると共に、当
該変換コードを記録媒体に出力するか或いは前記リーダ
端末に対する出力指示を実行するコード出力装置とを含
むことを特徴とする。
【0012】第5の発明は、第4の発明において、前記
需要者から受け付けた医薬品注文を受注データベースに
登録し、この受注に応じて在庫データベースにおける該
当医薬品の在庫検索を実行し、在庫がある医薬品につい
てそれが収納された棚番と受注数量とを参照すると共
に、これら棚番と受注数量とを指定したピッキング指示
書を記録媒体に出力するか或いはリーダ端末に対する出
力指示を実行する指示書出力装置と、ピッキング指示書
における指定棚番に対応した備蓄棚から該当医薬品のピ
ッキングが実行されるに際し、該当医薬品付帯の前記コ
ードおよび該当医薬品に添付した記録媒体上の前記変換
コードのリーダ端末による読みとり動作と、受注数量に
応じた実際のピッキング数量の入力インターフェイスを
通じた入力受付動作とによって得られたデータを、出庫
データとして受け付けると共に受注データベースにおけ
る該当受注データと照合する出庫データ照合装置とを含
むことを特徴とする。
【0013】第6の発明は、第5の発明において、照合
された前記出庫データと、医薬品情報データベースから
取得した該当医薬品に関する能書情報とを現品票として
記録媒体に出力するか或いは前記リーダ端末に対する出
力指示を実行する現品票出力装置を含むことを特徴とす
る。
【0014】第7の発明は、卸業者等の納入業者から納
入される医薬品を備蓄すると共に医療機関や調剤薬局等
の需要者からの注文に応じて医薬品を販売または発送処
理する医薬品ストックセンターにおける医薬品の備蓄・
販売管理をコンピュータ上で実現するプログラムであっ
て、納入された医薬品付帯のコード、およびロットナン
バー又は使用期限印字に対するリーダ端末による読み込
み動作又は入力インターフェイスを通じた入力受付動作
によって得られた当該医薬品の商品データ、およびロッ
トナンバー又は使用期限データを、入庫データとして受
け付けると共に、対応する医薬品が収納される備蓄棚の
棚番に当該入庫データを関係付けて在庫データベースに
登録する在庫データ登録手順と、前記ロットナンバー又
は使用期限データについてコード変換し或いは前記リー
ダ端末におけるコード変換結果を受け付けることで変換
コードを取得すると共に、当該変換コードを記録媒体に
出力するか或いは前記リーダ端末に対する出力指示を実
行するコード出力手順とを含むことを特徴とする。
【0015】第8の発明は、第7の発明において、前記
需要者から受け付けた医薬品注文を受注データベースに
登録し、この受注に応じて在庫データベースにおける該
当医薬品の在庫検索を実行し、在庫がある医薬品につい
てそれが収納された棚番と受注数量とを参照すると共
に、これら棚番と受注数量とを指定したピッキング指示
書を記録媒体に出力するか或いはリーダ端末に対する出
力指示を実行する指示書出力手順と、ピッキング指示書
における指定棚番に対応した備蓄棚から該当医薬品のピ
ッキングが実行されるに際し、該当医薬品付帯の前記コ
ードおよび該当医薬品に添付した記録媒体上の前記変換
コードのリーダ端末による読みとり動作と、受注数量に
応じた実際のピッキング数量の入力インターフェイスを
通じた入力受付動作とによって得られたデータを、出庫
データとして受け付けると共に受注データベースにおけ
る該当受注データと照合する出庫データ照合手順とを含
むことを特徴とする。
【0016】第9の発明は、第8の発明において、照合
された前記出庫データと、医薬品情報データベースから
取得した該当医薬品に関する能書情報とを現品票として
記録媒体に出力するか或いは前記リーダ端末に対する出
力指示を実行する現品票出力手順を含むことを特徴とす
る。
【0017】第10の発明は、第7〜第9のいずれかの
発明に記載の医薬品の備蓄・販売管理プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体にかかる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態について
図面を用いて詳細に説明する。この実施例の背景とし
て、ある地域の薬剤師会、ドラッグストアなどが運営メ
ンバーとなり、これらメンバー共同で医薬品ストックセ
ンターを運営して、医薬品の在庫・入出庫管理、ピッキ
ング等を共同で実施する状況を想定する。勿論、本実施
例だけに本発明の適用範囲が限定されるものではなく、
医薬品の備蓄や販売等を共同管理するストックセンター
を運営するいずれの状況にも本発明を適用することが可
能であるのは言うまでもない。
【0019】図1は実施形態における医薬品ストックセ
ンター10を取り巻く環境を示す説明図である。医薬品
は関係官庁11の許認可を経て製薬メーカー12におい
て製造され、この製薬メーカー12から大量に問屋13
に販売される。更にこの問屋13はロット単位で前記医
薬品ストックセンター10にこれを納入する。医薬品ス
トックセンター10にロット単位で納入された医薬品
は、本発明の備蓄・販売管理方法により包装単位か小分
けかを問わない柔軟な入出庫処理やピッキング処理、販
売処理等がなされ、調剤薬局14を通じた一般消費者へ
の販売がなされることになる。
【0020】本発明ではこのような処理を簡便迅速に実
行するため、医薬品の包装や容器等に印字されていたロ
ットナンバーや使用期限を、バーコード等にコード変換
する処理を行う。ロットナンバー等をコード変換し変換
コード21となしてラベル出力した例を図2に示してい
る。このようなラベル20を医薬品の包装や容器に貼付
しておくことが本発明の備蓄・販売管理方法の基礎手順
となる。勿論、バーコードの種類は、一般のJANコー
ドの他、EAN128等など様々なものが想定できる
し、その形態としても二次元コードだけに限定されな
い。続いて、医薬品を取り引きする各者の間でなされる
取引形態や情報授受の状況に絡めて本実施形態における
備蓄・販売管理システムを説明する。図3は実施形態に
おける医薬品の備蓄・販売管理システムとその周辺環境
の概要をイメージ的に示した説明図である。
【0021】備蓄・販売管理システムとしてサーバー3
0を想定する。このサーバー30は医薬品ストックセン
ター10内に設置され、イントラネットやインターネッ
ト、或いは公衆回線網など各種の通信回線網と接続して
そのプロトコルに則ったデータ通信を実行する通信装置
を付帯させている。サーバー10はこの通信装置を介
し、前記問屋13における問屋端末40やファックス機
41、或いは医薬品の注文をしてくる調剤薬局14等の
薬局端末50等と医薬品の発注データや納入データ等の
送受信を処理する一方で、医薬品ストックセンター10
の薬剤師らが操作するリーダ端末60と入出庫データの
授受、ピッキング指示書75や現品票80の出力指示の
通信を行う。勿論サーバー30は、ファイヤウォールサ
ーバとして外部からの不正進入を抑止したり、WWWサー
バとして機能するものでもあるし、取引相手とのコミュ
ニケーションを図るメールサーバーとしても機能可能な
ものである。
【0022】このようなサーバー30は、データベース
31として例えば発注データベース32、入庫データベ
ース33、受注データベース34、在庫データベース3
5、出庫データベース36、並びに薬品マスター37、
薬局マスター38、問屋マスター39らを備えている。
発注データベース32は、取り引きしている問屋13へ
医薬品を発注した際に生成する発注番号をベースに当該
医薬品の名称、発注数量、発注期日、発注価格等のデー
タを関係付けて記録・管理している。これに対応する入
庫データベース33は、問屋13に発注した前記発注番
号をキーにして、実際に入庫した医薬品の名称、数量な
どの情報が関係づけられている。いわば、問屋13への
発注に対する納入が確実に行われているか確認するデー
タベースでもある。
【0023】一方、在庫データベース34は、入庫した
医薬品付帯のバーコード、およびロットナンバー又は使
用期限印字に対するリーダ端末60による読み込み動作
又は、当該リーダ端末60かサーバー30が備える入力
インターフェイスを通じた入力受付動作によって得られ
た当該医薬品の商品データ、ロットナンバー、又は使用
期限データを、対応する医薬品が収納される備蓄棚70
の棚番に関係付けて登録している。その際、所定の備蓄
棚70に収納されている該当医薬品の在庫数量に対し
て、新たに入庫した医薬品の数量を加算して在庫数量の
更新も実行される。こうして、例えば、棚番A1には医
薬品aの在庫が現在b個あるといったデータ構造が、使
用する棚番分だけ構築されることになる。勿論、後にピ
ッキングに伴う出庫処理がなされればこれを受けて該当
棚番の医薬品の在庫数量が適宜減算処理される。
【0024】受注データベース35は、調剤薬局14や
医療機関等の医薬品の需要者からの発注を受け付けて、
つまりは受注して、その受注データを登録したデータベ
ースである。データ構造としては、例えば、受注番号を
キーとして、受注医薬品の名称、受注数量、処方患者
名、受注日時などを関係付けした関係データベースとな
っている。SQLなどの簡易検索言語で容易に検索処理
を実行し、データの特定を行うことが可能である。
【0025】出庫データベース36は、サーバー10又
はリーダ端末60が出力したピッキング指示書75にお
ける指定棚番に対応した備蓄棚70から該当医薬品のピ
ッキング処理が実行されるに際し、該当医薬品付帯のバ
ーコード65および該当医薬品に医薬品ストックセンタ
ー10側で添付した記録媒体上の変換コード21のリー
ダ端末60による読みとり動作と、受注数量に応じた実
際のピッキング数量の入力インターフェイス62を通じ
た入力受付動作とによって得られたデータを、出庫デー
タとして受け付けて登録したものである。この出庫デー
タベース36は、前記の在庫データベース34と同期し
ており、出庫がなされればこの出庫データベース36に
出庫データが登録される一方で、その出庫データは、在
庫データベース34に反映されて該当棚番の医薬品の在
庫数量が減算される訳である。なお前記出庫データは、
受注データベース35における該当受注データとの照合
対象となる。
【0026】薬品マスター37は、医薬品ストックセン
ター10で扱う医薬品に関する様々な情報を薬品毎に集
約したものである。例えば、薬品IDをキーに、名称、
規格、製造日からの有効期限、取り扱い方法、処方上の
注意事項、法的な関連情報、医療用医薬品添付文書情報
(能書)などを関連づけして登録・管理している。医薬
品の種類が増減する度、或いはそれらにまつわる情報が
変更される度に更新され、適宜最新性を保っている。な
お、前記の能書情報は、その全部または一部が、受注デ
ータと照合された出庫データと共に、現品票80として
サーバー30の備える出力装置において出力されるか或
いは前記リーダ端末60において記録媒体63上に出力
されることになる。
【0027】薬局マスター38は、当該医薬品ストック
センター10と取引のある調剤薬局14について例えば
薬局IDをキーに名称、住所、連絡先、取引実績・履
歴、担当薬剤師等の情報が登録されている。同様に、問
屋マスター39は、取引のある問屋13について例えば
問屋IDをキーに名称、住所、連絡先、取引実績・履歴
等の情報が登録される。これら薬局マスター38、問屋
マスター39は、医薬品の受発注や入出庫に際して、認
証処理や情報起源の照会処理において参照されることと
なる。
【0028】医薬品ストックセンター10に問屋13か
ら医薬品が入庫した際や、ピッキング処理時に活躍する
のがリーダ端末60である。このリーダ端末60は、医
薬品に付帯する、或いは本発明の方法に則して再添付し
たバーコード等の各種コードを読みとるリーダー端子6
1と、テンキーボタンやタッチペン入力装置などの適宜
な入力インターフェイス62と、読みとったデータやサ
ーバー30から受け付けたデータを処理して感熱紙等の
適宜な記録媒体63にプリントする出力装置64と、サ
ーバー30との通信に用いられるデータ通信装置とを備
えている。これにより医薬品ストックセンター10の薬
剤師らは、入庫時に医薬品を特定可能なコードとしての
例えばJANコード65を読みとり或いは入力インター
フェイスからコードナンバーを入力したり、ロットナン
バーや使用期限データの入力とコード変換とを実行して
変換コード21を生成しラベル20を印刷する一方で、
サーバー30に適宜タイミングで各種データ送受信をす
る。また、ピッキング処理時には、ピッキングトレイを
薬剤師が押しながら備蓄棚70を周回し、ピッキング指
示書75に従ってピッキングを行うに伴い、その医薬品
に付帯するJANコード65や変換コード21(ロット
ナンバーや使用期限がコード化されたもの)の読取り或
いは入力と、ピッキング数量の入力とを実施し、これも
サーバー30に出庫データとして送信するのである。加
えて、照合済みの出庫データと能書情報とを併せて現品
票80となしこれを印刷するなどして出力する処理も実
行する。
【0029】なお、上記の各データベース32、33、
34、35、36、37、38、39らは、別々の記憶
装置に設けられてネットワーク結合した各個独立のデー
タベースとして機能するものでもよいし、適宜組み合わ
せたり或いは1つの記憶装置に集約して設けてもよい。
また問屋端末40や薬局端末50は、一般のパーソナル
コンピュータだけでなく、例えばネットワーク接続可能
な携帯電話機、PDA、ゲーム機、ファックス機、デジタ
ルTVなどネットワーク接続可能ないずれのコンピュー
タチップを備える機器でもよい。リーダ端末60もコー
ドリーダとプリンタ等の記録媒体出力装置とを備えてサ
ーバー10と接続可能なのものであれば、例えば携帯電
話機やラップトップコンピュータなど、どのような形態
の機器であってもよい。加えて、サーバー30、問屋端
末40、薬局端末50、およびリーダ端末60をつなぐ
ネットワークもインターネットだけでなく、ATM回
線、パソコン通信回線、LAN、無線ネットワークなど
様々なネットワークを採用することが出来る。
【0030】図4は実施形態における医薬品の備蓄・販
売管理方法の処理流れを示すフロー図であり、図5は実
施形態における受注データベースの画面例を示す説明図
である。続いて、本発明の備蓄・販売管理方法の実際手
順を説明することとする。医薬品の納入業者たる問屋1
3から、医薬品ストックセンター10に医薬品が納入さ
れる時点から処理はスタートする。問屋13からの搬送
トラックなどが医薬品ストックセンター10の搬入口に
到着し、医薬品が荷下ろしされたとする。そこで医薬品
ストックセンター10の薬剤師等は、リーダ端末60を
携行して、納入されてきた医薬品の包装や容器に印刷さ
れているJANコード65の読取り動作を行う。或いは
そのコードナンバーの入力動作を入力インターフェイス
62を通じて行う。
【0031】続いて前記薬剤師らは、前記医薬品の包装
や容器に印字されているロットナンバーや使用期限を、
テンキー等の入力インターフェイス62を通じてリーダ
端末60に入力する。通常は、ロットナンバーおよび使
用期限の両方のデータ入力を行うことが好適である。そ
して、リーダ端末60に蓄積されたJANコード65や
ロットナンバー、使用期限などのデータは、医薬品毎ま
たは適宜な数量毎にまとめられてサーバー30に送られ
る。
【0032】これに対しサーバー30は、送られたデー
タを入庫データとして受け付けて(s401)、入庫デ
ータベース33に記録し、該当する発注データと発注デ
ータベース32における対照を行う。これにより問屋1
3に対する発注に対して入庫が確実に行われたか確認さ
れる。その後、この入庫データに関して、在庫データベ
ース36または薬品マスター37において該当医薬品の
収納位置である備蓄棚70の棚番の参照処理が実行され
る。例えば、この入庫データに含まれる医薬品の商品名
やIDに関係付けされた棚番を前記の在庫データベース
36等で参照することになる。
【0033】入庫医薬品の該当棚番が認識されたなら
ば、この棚番に関係付けして在庫データベース36に前
記入庫データを登録する(s402)。この際、入庫デ
ータに付帯する入庫数量データが、該当棚番における在
庫数量データに加算処理され、在庫数量が更新される。
入庫医薬品に対して関係づけられた棚番が在庫データベ
ース36等において認識されなければ、全く新規の入庫
であるとして未使用の棚番が該当医薬品に割り当てら
れ、前記同様のデータ登録が実行される。
【0034】一方、リーダ端末60に対して、医薬品毎
に前記ロットナンバーや使用期限の読取りデータをコー
ド変換して生成した変換コード21を送信する(s40
3)。或いはこの変換処理をリーダ端末60が直接実行
して結果のみをサーバー30が取得するとしても良い。
続いて、この変換コード21を接続プリンタ等において
出力処理するか、或いはリーダ端末60に対する出力処
理を指示する(s404)。この処理により、例えばリ
ーダ端末60側では、変換コード21が記載されたラベ
ル20を、付属サーマルプリンタ等でもって出力する。
薬剤師はこのラベル20を、該当医薬品の包装や容器に
貼付し、備蓄棚70における該当棚番にこの医薬品を棚
入れする。これにて入庫検品処理が完了する(s40
5)。
【0035】次に、医薬品ストックセンター10と結ん
だ調剤薬局14等の医薬品の需要者から医薬品注文を受
け付けて出庫する処理を考える。この時、調剤薬局14
は自身の備える薬局端末50でもって注文データをサー
バー30に送信してくる。サーバー30ではこれを受け
付けて受注し(s406)、受注データとして管理す
る。サーバー30は、この受注データに例えば受注番号
などのIDを割り振って受注データベース35に登録す
る。この時の画面例を図5に示す。この画面500で
は、受注データが処方毎に集約されており、処方ナンバ
ー501が受注番号となっている。他に処方を行った薬
剤師名、処方対象となっている患者名とその情報、およ
び診察医療機関名などの情報がヘッダー502となって
いる。
【0036】この他に、料金精算や保険点数等の処理に
必要な社会保険番号などの情報を記す患者マスタ50
3、および処方内容欄504を備えている。この処方内
容欄のデータは、受注データの主要な構成要素をなすも
のであって、記載されている薬品名、数量、使用期限な
どの情報が後のピッキング処理に活用されることにな
る。他に服用方法や用法を表示する他、この画面500
において薬品マスター37、薬局マスター38、問屋マ
スター39、或いは医療機関や患者のマスターデータを
検索・参照することも可能となっている。
【0037】サーバー30は、前記の受注に応じて在庫
データベース34における該当医薬品の在庫検索を実行
し、備蓄棚70の該当棚番において在庫があるか否かを
確認する(s407、s408)。在庫がない、或いは
在庫数量が少なくて注文に応じきれないとなれば、受注
しかねる旨を薬局端末50に返信し処理は終了する。一
方、在庫が十分にあって受注できる場合、受注した医薬
品が収納されている棚番と受注数量とを指定したピッキ
ング指示書75を記録媒体に出力するか或いはリーダ端
末60に対する出力指示を実行する(s409)。
【0038】医薬品ストックセンター10の薬剤師らは
このピッキング指示書75を手にピッキングトレイを押
しつつ備蓄棚70を周回し、ピッキング指示書75の内
容に従ってピッキングを実行することになる。その際、
指定棚番に収納されている医薬品を取り出してその包装
や容器に付されたJANコード65および前記ラベル2
0上の変換コード21をリーダ端末60により読みと
る。またこの動作に付随して、ピッキング指示書75に
記された医薬品毎にピッキングすべき数量(受注数量)
に応じて実際に行ったピッキング数量を、入力インター
フェイス62等を通じて入力する。リーダ端末60はこ
れらのデータを適宜なタイミングでサーバー30に送信
する。
【0039】サーバー30では送られてきたデータを出
庫データとして受け付けて取得する一方で、受注データ
ベース35における該当受注データと照合する処理を実
行する(s410)。これにより、薬剤師によるピッキ
ング処理が、受注内容と正確に一致して行われているか
否か、薬品名、数量、使用期限などの観点からチェック
を行う訳である。照合の結果、問題ありと判断されたな
らば(s411)、該当リーダ端末60に対してピッキ
ングをやり直すべきとの訂正指示を通知する(s41
1’)。これを認識した薬剤師はこの訂正指示にしたが
ってピッキング処理をやりなおすことになる。
【0040】他方、照合結果に問題がなければ、この照
合された出庫データと、薬品マスター(医薬品情報デー
タベース)37から取得した該当医薬品に関する能書情
報とを、現品票80として記録媒体に出力するか或いは
前記リーダ端末60に対する出力指示を実行する(s4
12)。現品票80を手にした前記薬剤師は、ピッキン
グした医薬品に対してこれを添付し、発送処理等を行
い、処理は終了する。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の医薬品の
備蓄・販売管理方法およびシステムによれば、包装箱表
面のJANコードやロットナンバー、使用期限といった
各種情報が、当該包装箱に納められている医薬品個々に
は関係付けされて在庫・出庫管理がなされることとな
り、ピッキング処理もこれに基づいて処方通りに間違い
なく実行することが可能となる。したがって、処方を受
けた患者はもちろん、後にこれを見た薬剤師としても、
医薬品の錠剤や粉剤毎に各種情報を詳しく認識すること
が可能となる。また、何らかの原因で医薬品の回収指示
が出た場合でも、どのロットナンバーのどの医薬品がど
の患者に処方されていたのか後々確認することが容易に
出来るため、迅速かつ確実な回収処理が実行可能とな
る。加えて、医薬品ストックセンターの備蓄棚毎の在庫
状況とピッキングによる出庫状況とを、包装箱単位では
なく医薬品単品の数量に関して確実に認識して在庫管理
を効率的に行うことも実現される。
【0042】しかして、包装箱単位にとどまらず医薬品
単品をも対象とした効率的かつ確実な在庫・出庫管理や
ピッキング処理を実現する医薬品の備蓄・販売管理方法
およびシステムを提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における医薬品ストックセンターを取
り巻く環境を示す説明図である。
【図2】ロットナンバーと使用期限とをコード変換して
バーコード化したラベル例を示す説明図である。
【図3】実施形態における医薬品の備蓄・販売管理シス
テムとその周辺環境の概要をイメージ的に示した説明図
である。
【図4】実施形態における医薬品の備蓄・販売管理方法
の処理流れを示すフロー図である。
【図5】実施形態における受注データベースの画面例を
示す説明図である。
【符号の説明】
s402 在庫データ登録手順 s404 コード出力手順

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 卸業者等の納入業者から納入される医薬
    品を備蓄すると共に医療機関や調剤薬局等の需要者から
    の注文に応じて医薬品を販売または発送処理する医薬品
    ストックセンターにおける医薬品の備蓄・販売管理方法
    であって、 サーバーが、納入された医薬品付帯のコード、およびロ
    ットナンバー又は使用期限印字に対するリーダ端末によ
    る読み込み動作又は入力インターフェイスを通じた入力
    受付動作によって得られた当該医薬品の商品データ、お
    よびロットナンバー又は使用期限データを、入庫データ
    として受け付けると共に、対応する医薬品が収納される
    備蓄棚の棚番に当該入庫データを関係付けて在庫データ
    ベースに登録する在庫データ登録手順と、 前記ロットナンバー又は使用期限データについてコード
    変換し或いは前記リーダ端末におけるコード変換結果を
    受け付けることで変換コードを取得すると共に、当該変
    換コードを記録媒体に出力するか或いは前記リーダ端末
    に対する出力指示を実行するコード出力手順とを含むこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記需要者から受け付けた医薬品注文を
    受注データベースに登録し、この受注に応じて在庫デー
    タベースにおける該当医薬品の在庫検索を実行し、在庫
    がある医薬品についてそれが収納された棚番と受注数量
    とを指定したピッキング指示書を記録媒体に出力するか
    或いはリーダ端末に対する出力指示を実行する指示書出
    力手順と、 ピッキング指示書における指定棚番に対応した備蓄棚か
    ら該当医薬品のピッキングが実行されるに際し、該当医
    薬品付帯の前記コードおよび該当医薬品に添付した記録
    媒体上の前記変換コードのリーダ端末による読みとり動
    作と、受注数量に応じた実際のピッキング数量の入力イ
    ンターフェイスを通じた入力受付動作とによって得られ
    たデータを、出庫データとして受け付けると共に受注デ
    ータベースにおける該当受注データと照合する出庫デー
    タ照合手順とを含むことを特徴とする請求項1に記載の
    医薬品の備蓄・販売管理方法。
  3. 【請求項3】 照合された前記出庫データと、医薬品情
    報データベースから取得した該当医薬品に関する能書情
    報とを現品票として記録媒体に出力するか或いは前記リ
    ーダ端末に対する出力指示を実行する現品票出力手順を
    含むことを特徴とする請求項2に記載の医薬品の備蓄・
    販売管理方法。
  4. 【請求項4】 卸業者等の納入業者から納入される医薬
    品を備蓄すると共に医療機関や調剤薬局等の需要者から
    の注文に応じて医薬品を販売または発送処理する医薬品
    ストックセンターにおける医薬品の備蓄・販売管理シス
    テムであって、 納入された医薬品付帯のコード、およびロットナンバー
    又は使用期限印字に対するリーダ端末による読み込み動
    作又は入力インターフェイスを通じた入力受付動作によ
    って得られた当該医薬品の商品データ、およびロットナ
    ンバー又は使用期限データを、入庫データとして受け付
    けると共に、対応する医薬品が収納される備蓄棚の棚番
    に当該入庫データを関係付けて在庫データベースに登録
    する在庫データ登録装置と、 前記ロットナンバー又は使用期限データについてコード
    変換し或いは前記リーダ端末におけるコード変換結果を
    受け付けることで変換コードを取得すると共に、当該変
    換コードを記録媒体に出力するか或いは前記リーダ端末
    に対する出力指示を実行するコード出力装置とを含むこ
    とを特徴とするシステム。
  5. 【請求項5】 前記需要者から受け付けた医薬品注文を
    受注データベースに登録し、この受注に応じて在庫デー
    タベースにおける該当医薬品の在庫検索を実行し、在庫
    がある医薬品についてそれが収納された棚番と受注数量
    とを参照すると共に、これら棚番と受注数量とを指定し
    たピッキング指示書を記録媒体に出力するか或いはリー
    ダ端末に対する出力指示を実行する指示書出力装置と、 ピッキング指示書における指定棚番に対応した備蓄棚か
    ら該当医薬品のピッキングが実行されるに際し、該当医
    薬品付帯の前記コードおよび該当医薬品に添付した記録
    媒体上の前記変換コードのリーダ端末による読みとり動
    作と、受注数量に応じた実際のピッキング数量の入力イ
    ンターフェイスを通じた入力受付動作とによって得られ
    たデータを、出庫データとして受け付けると共に受注デ
    ータベースにおける該当受注データと照合する出庫デー
    タ照合装置とを含むことを特徴とする請求項4に記載の
    医薬品の備蓄・販売管理システム。
  6. 【請求項6】 照合された前記出庫データと、医薬品情
    報データベースから取得した該当医薬品に関する能書情
    報とを現品票として記録媒体に出力するか或いは前記リ
    ーダ端末に対する出力指示を実行する現品票出力装置を
    含むことを特徴とする請求項5に記載の医薬品の備蓄・
    販売管理システム。
  7. 【請求項7】 卸業者等の納入業者から納入される医薬
    品を備蓄すると共に医療機関や調剤薬局等の需要者から
    の注文に応じて医薬品を販売または発送処理する医薬品
    ストックセンターにおける医薬品の備蓄・販売管理をコ
    ンピュータ上で実現するプログラムであって、 納入された医薬品付帯のコード、およびロットナンバー
    又は使用期限印字に対するリーダ端末による読み込み動
    作又は入力インターフェイスを通じた入力受付動作によ
    って得られた当該医薬品の商品データ、およびロットナ
    ンバー又は使用期限データを、入庫データとして受け付
    けると共に、対応する医薬品が収納される備蓄棚の棚番
    に当該入庫データを関係付けて在庫データベースに登録
    する在庫データ登録手順と、 前記ロットナンバー又は使用期限データについてコード
    変換し或いは前記リーダ端末におけるコード変換結果を
    受け付けることで変換コードを取得すると共に、当該変
    換コードを記録媒体に出力するか或いは前記リーダ端末
    に対する出力指示を実行するコード出力手順とを含むこ
    とを特徴とする医薬品の備蓄・販売管理プログラム。
  8. 【請求項8】 前記需要者から受け付けた医薬品注文を
    受注データベースに登録し、この受注に応じて在庫デー
    タベースにおける該当医薬品の在庫検索を実行し、在庫
    がある医薬品についてそれが収納された棚番と受注数量
    とを参照すると共に、これら棚番と受注数量とを指定し
    たピッキング指示書を記録媒体に出力するか或いはリー
    ダ端末に対する出力指示を実行する指示書出力手順と、 ピッキング指示書における指定棚番に対応した備蓄棚か
    ら該当医薬品のピッキングが実行されるに際し、該当医
    薬品付帯の前記コードおよび該当医薬品に添付した記録
    媒体上の前記変換コードのリーダ端末による読みとり動
    作と、受注数量に応じた実際のピッキング数量の入力イ
    ンターフェイスを通じた入力受付動作とによって得られ
    たデータを、出庫データとして受け付けると共に受注デ
    ータベースにおける該当受注データと照合する出庫デー
    タ照合手順とを含むことを特徴とする請求項7に記載の
    医薬品の備蓄・販売管理プログラム。
  9. 【請求項9】 照合された前記出庫データと、医薬品情
    報データベースから取得した該当医薬品に関する能書情
    報とを現品票として記録媒体に出力するか或いは前記リ
    ーダ端末に対する出力指示を実行する現品票出力手順を
    含むことを特徴とする請求項8に記載の医薬品の備蓄・
    販売管理プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれかに記載の医薬
    品の備蓄・販売管理プログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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