JP2005190222A - 予算執行状況照会システム、予算執行状況照会方法、及び予算執行状況照会プログラム - Google Patents

予算執行状況照会システム、予算執行状況照会方法、及び予算執行状況照会プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 購入希望者が自身の予算執行状況を見ながら商品の注文を行うことができるようにする。
【解決手段】 利用者毎に、利用者のログイン時のユーザIDに関連付けて利用者の予算執行状況を管理する。また、購入希望者が購入依頼を行うための購入依頼登録用ウインドウ内に予算執行状況ボタン2aを設ける。この予算執行状況ボタン2aがクリックされると、管理サーバにてログイン時のユーザIDを基に利用者の予算執行状況が取り出され、この取り出された予算執行状況が反映した予算執行状況確認用ウインドウを表示部に表示する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、購入希望者が商品を購入する際に自身の予算執行状況を照会する予算執行状況照会システム、予算執行状況照会方法、及び予算執行状況照会プログラムに関する。
現在、様々なコンピュータを利用した財務会計の処理に関する技術(装置、方法など)が提案され、提供されている。その提案され、提供されている技術には、購入希望者は購入依頼時に予算残高を把握しておく必要があることを考慮し、予算執行状況の照会を対象としたものがある。例えば、大分類の予算残高、中分類の予算残高、小分類の予算残高を表示したページが利用者の端末に順次出力され、利用者は自己の予算残高を確認する。次に、執行明細ページが利用者の端末に出力され、利用者は執行したい小分類予算を選択する。その後、利用者の端末に対して調達メインページなどが出力され、調達したい具体的な物品の選択などを行って、供給業者に対して注文を行う(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−150764号公報
ところが、上述した技術によれば利用者は自身の予算執行状況を取り寄せて予算残高を把握することができるものの、予算執行状況をみながら調達したい具体的な物品を選択することができない。従って、調達したい具体的な物品を選択しているときに自己の予算残高を忘れてしまうことも想定されるなど、予算執行状況を取り寄せて予算残高を把握することができるようになった利点を十分にいかせているとは言えない。
そこで、本発明は、購入希望者に予算執行状況を提示することができるとともに、購入希望者は予算執行状況を見ながら商品の注文を行うことができる予算執行状況照会システム、予算執行状況照会方法、及び予算執行状況照会プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の予算執行状況照会システムは、商品の購入希望者に対してこの購入希望者に関連した予算執行状況を提示する予算執行状況照会システムにおいて、利用者毎に、利用者を識別するための利用者識別子に関連付けて利用者の各予算科目に対する予算執行状況を記憶して管理する予算執行状況管理手段と、商品の購入希望者である利用者の利用者識別子を入力するための識別子入力手段と、購入を希望する夫々の商品を示す情報、購入数量、及び金額を登録し、何れの予算科目を予算執行対象にするかを登録するためのものであって、利用者の現在の予算執行状況を照会するための予算執行状況呼出部が設けられている購買依頼登録画面を表示部に表示する第1表示制御手段と、前記購買依頼登録画面に設けられた前記予算執行状況呼出部に対する操作を行うための呼出部操作手段と、前記呼出部操作手段による操作に基づき、前記識別子入力手段により入力される利用者識別子を基に、この利用者識別子に関連付けて前記予算執行状況管理手段に管理されている予算執行状況を抽出する予算執行状況抽出手段と、前記予算執行状況抽出手段により抽出される予算執行状況を前記表示部に前記購買依頼登録画面に対する登録を可能にしながら表示する第2表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の予算執行状況照会システムは、前記購買依頼登録画面には、明細毎に商品を示す情報と購入数量と税抜単価とを夫々入力するための入力欄があり、明細毎に税率と前記購買依頼登録画面において入力される税抜単価とを基に該税抜単価に対する税込単価を算出する第1算出手段と、税率と各明細の前記購買依頼登録画面において入力される購入数量及び税抜単価とを基に1伝票の税込合計を算出する第2算出手段と、各明細の税込単価と購入数量とに基づく税込合計が前記第2算出手段により算出される税込合計に一致するように、前記第1算出手段により算出される税込単価を調整する調整手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の予算執行状況照会システムは、税率と各明細の前記購買依頼登録画面において入力される購入数量及び税抜単価とを基に1伝票の税合計を算出する第3算出手段と、明細毎に税率と前記購買依頼登録画面において入力される購入数量及び税抜単価とを基に税金額を算出し、算出した各明細の税金額を合計して税金額合計を算出する第4算出手段と、前記第3算出手段により算出される税合計から前記第4算出手段により算出される税金額合計を減算することにより差異額を算出する第5算出手段と、をさらに備え、前記調整手段は前記第5算出手段により算出される差異額を基に調整を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の予算執行状況照会システムは、明細の少なくとも1つの購入数量が1となるように前記購買依頼登録画面において入力し、前記調整手段は、購入数量が1である何れかの明細の税込単価に前記第5算出手段により算出される差異額を加算することにより調整を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の予算執行状況照会システムは、前記購買依頼登録画面には、明細毎に商品を示す情報と購入数量と税抜単価と税込単価とを夫々入力するための入力欄があり、購買依頼登録画面において税抜単価が入力された各明細について税率と入力される税抜単価とを基に該税抜単価に対する税込単価を算出し、前記購買依頼登録画面において税込単価が入力された各明細について税率と入力される税込単価とを基に該税込単価に対する税抜単価を算出する第1算出手段と、税率と各明細の前記購買依頼登録画面において入力される購入数量と前記購買依頼登録画面において入力され或いは前記第1算出手段により算出される税抜単価とを基に1伝票の税込合計を算出する第2算出手段と、各明細の税込単価と購入数量とに基づく税込合計が前記第2算出手段により算出される税込合計に一致するように、前記購買依頼登録画面において入力され或いは前記第1算出手段により算出される税込単価を調整する調整手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の予算執行状況照会システムは、税率と各明細の前記購買依頼登録画面において入力される購入数量と前記購買依頼登録画面において入力され或いは前記第1算出手段により算出される税抜単価とを基に1伝票の税合計を算出する第3算出手段と、明細毎に税率と前記購買依頼登録画面において入力される購入数量と前記購買依頼登録画面において入力され或いは前記第1算出手段により算出される税抜単価とを基に税金額を算出し、算出した各明細の税金額を合計して税金額合計を算出する第4算出手段と、前記第3算出手段により算出される税合計から前記第4算出手段により算出される税金額合計を減算することにより差異額を算出する第5算出手段と、をさらに備え、前記調整手段は前記第5算出手段により算出される差異額を基に調整を行うことを特徴とする。
請求項7に記載の予算執行状況照会システムは、明細の少なくとも1つの購入数量が1となるように前記購買依頼登録画面において入力し、前記調整手段は、購入数量が1である何れかの明細の税込単価に前記第5算出手段により算出される差異額を加算することにより調整を行うことを特徴とする。
請求項8に記載の予算執行状況照会方法は、商品の購入希望者に対してこの購入希望者に関連した予算執行状況を提示する予算執行状況照会方法において、利用者毎に、利用者を識別するための利用者識別子に関連付けて利用者の各予算科目に対する予算執行状況が予算執行状況管理手段に記憶して管理されており、商品の購入希望者である利用者の利用者識別子を入力する識別子入力手順と、購入を希望する夫々の商品を示す情報、購入数量、及び金額を登録し、何れの予算科目を予算執行対象にするかを登録するためのものであって、利用者の現在の予算執行状況を照会するための予算執行状況呼出部が設けられている購買依頼登録画面を表示部に表示する第1表示制御手順と、前記購買依頼登録画面に設けられた前記予算執行状況呼出部に対する操作を行う呼出部操作手順と、前記呼出部操作手順における操作に基づき、前記識別子入力手順において入力される利用者識別子を基に、この利用者識別子に関連付けて前記予算執行状況管理手段に管理されている予算執行状況を抽出する予算執行状況抽出手順と、前記予算執行状況抽出手順において抽出される予算執行状況を前記表示部に前記購買依頼登録画面に対する登録を可能にしながら表示する第2表示制御手順と、を有することを特徴とする。
請求項9に記載の予算執行状況照会プログラムは、商品の購入希望者に対してこの購入希望者に関連した予算執行状況を提示する予算執行状況照会システムとしてのコンピュータを、利用者毎に、利用者を識別するための利用者識別子に関連付けて利用者の各予算科目に対する予算執行状況を記憶して管理する予算執行状況管理手段、商品の購入希望者である利用者の利用者識別子を入力するための識別子入力手段、購入を希望する夫々の商品を示す情報、購入数量、及び金額を登録し、何れの予算科目を予算執行対象にするかを登録するためのものであって、利用者の現在の予算執行状況を照会するための予算執行状況呼出部が設けられている購買依頼登録画面を表示部に表示する第1表示制御手段、前記購買依頼登録画面に設けられた前記予算執行状況呼出部に対する操作を行うための呼出部操作手段、前記呼出部操作手段による操作に基づき、前記識別子入力手段により入力される利用者識別子を基に、この利用者識別子に関連付けて前記予算執行状況管理手段に管理されている予算執行状況を抽出する予算執行状況抽出手段、及び前記予算執行状況抽出手段により抽出される予算執行状況を前記表示部に前記購買依頼登録画面に対する登録を可能にしながら表示する第2表示制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、購入希望者にこの購入希望者の予算執行状況を提示することができるとともに、購入希望者は予算執行状況を見ながら商品の注文依頼を行うことが可能になる。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の実施の形態における購入依頼システムのネットワーク構成について図1を参照しつつ説明する。図1は本実施の形態における購入依頼システムのネットワーク構成を示す図である。但し、本実施の形態の購入依頼システムは、例えば、国立大学法人に適用される。この場合、国立大学法人では税込金額を基に予算の引き当てを行う必要があることを考慮し、本実施の形態の購入依頼システムは購入希望者である利用者が容易に税込金額で購入依頼を行えるような工夫がなされている(後述)。尚、購入依頼システムを構成する各装置の機能の一部が組み合わさって予算執行状況照会システムが実現される。
購入依頼システムは、図1に示すように、互いにネットワーク3を介して通信可能に接続されている管理サーバ1と複数台(図示例では3台)の端末装置2とを備えている。尚、端末装置2は例えば研究室毎に設置される。
ここで、管理サーバ1及び端末装置2の機能を説明する前に、利用者が購入依頼システムにおいて購入依頼を行う過程で端末装置2の表示部に表示される各画面について図面を参照しつつ説明する。
利用者が管理サーバ1にログインする際に表示される画面(以下、ログイン用ウインドウという。)について図2を参照しつつ説明する。図2はログイン用ウインドウの一例を示す図である。
図2に示すように、このログイン用ウインドウには利用者のユーザID及びパスワードを夫々入力するためのユーザID入力欄1a及びパスワード入力欄1bがあり、それらの入力データを管理サーバ1に送信する際にクリックされる送信ボタン1cがある。
次に、利用者が購入を希望する商品の夫々について品名、購入数量、税込単価を登録し、予算執行の対象とする予算科目(予算センタの予算コード)を登録するための購買依頼登録用の画面(以下、購買依頼登録用ウインドウという。)について図3から図7を参照しつつ説明する。図3から図7は購買依頼登録用ウインドウの一例を示す図である。但し、図4には差異額(後述)を利用者に知らしめるための画面(以下、メッセージ用ウインドウという。)が開いている状態が、図6及び図7には利用者にこの利用者の現在の予算執行状況を知らしめるための画面(以下、予算執行状況確認用ウインドウという。)が開いている状態が示されている。
購買依頼登録用ウインドウには、利用者が自身の現在の予算執行状況の照会を行う場合にクリックされる予算執行状況ボタン2aがある。この予算執行状況ボタン2aがクリックされると、予算執行状況確認用ウインドウが開く(図6など参照)。
また、単価換算処理(図16、図17のステップS106からステップS120の処理)の実行を管理サーバ1に行わせる際にクリックされる単価換算ボタン2bと、管理サーバ1に購入依頼登録を行う際にクリックされる購入依頼ボタン2cとがある。
また、利用者が請求伝票の番号を入力するための請求伝票入力欄3aと、利用者が依頼日付を入力するための依頼日付入力欄3bとがある。
さらに、購買依頼登録用ウインドウには大きく分けて2つの入力領域があり、その一つが購入を希望する商品の品名や購入数量などを入力する入力領域であり、もう一つが予算の執行対象の予算科目(予算センタの予算コード)などを入力する入力領域である。尚、以下において、適宜、前者を第1入力領域といい、後者を第2入力領域という。
第1入力領域には、ボタン4aと明細番号表示欄4bとがある。第2入力領域での入力値はボタン4aのうち押されているボタンの明細に対応するものになる。また、明細番号表示欄4bには品名などが入力されると明細番号(本実施の形態では、10、20、30、…)が順次表示される。
また、利用者が購入する商品の品名を入力するための品名入力欄4cと、利用者が購入数量を入力するための購入数量入力欄4dと、利用者が購入数量の単位を入力するための単位入力欄4eと、利用者が納入期日を入力するための納入期日入力欄4fとがある。
但し、利用者は、最下位の明細、つまり、明細番号の最も大きい明細の購入数量入力欄4dには「1」を入力し、その単位入力欄4eには「PC(ピース)」を入力しなければならないように本実施の形態は構築されている。これは、最下位の明細が図8の差異額配賦部13kの配賦対象となっており、例えば購入数量入力欄4dに「2」を入力し、図8の差異額算出部13jにより算出される差異額が「5」のような場合には再度小数点以下が切り捨てなどされて差異額が発生することとなり、これを防止するためである。
例えば、図3の例では、同じ「BBB」商品の購入依頼する場合であっても、明細番号「20」に対して購入数量を「9」とし、明細番号「30」に対して購入数量を「1」として入力している。
また、利用者が税抜単価を入力するための税抜単価入力欄4gと、税単価(商品一つにかかる税金額)を表示するための税単価表示欄4hと、利用者が税コードを入力するための税コード入力欄4iと、利用者が税抜単価及び税込単価の何れを利用して処理を行うかを指定する税チェック欄4jと、利用者が税込単価を入力するための税込単価入力欄4kと、通貨の種類を入力するための通貨入力欄4lとがあり、さらに、利用者が自身の名称を入力するための依頼者入力欄4mがある。
尚、利用者は一つの明細に対して税抜単価入力欄4gと税込単価入力欄4kとの何れか一方を入力すればよいが、利用者が双方を入力した場合に何れの値を処理に利用するかをシステム側で自動的に決定することを可能にするために税チェック欄4jが設けられている。
税抜単価入力欄4gに税抜単価が入力され、税チェック欄4jにチェックが入れられている場合には、これを基に算出される税単価及び税込単価が夫々税単価表示欄4h及び税込単価入力欄4kに表示される。
また、税込単価入力欄4kに税込単価が入力され、税チェック欄4jにチェックが入れられていない場合には、これを基に算出される税単価及び税込単価が夫々税単価表示欄4h及び税抜単価入力欄4gに表示される。
尚、最下位の明細の税単価表示欄4hと税込単価入力欄4kには図8の差異額配賦部13kによる処理後の値が表示されることがある。
さらに、伝票レベルの税抜合計を表示するための税抜合計表示欄4nと、伝票レベルの消費税合計を表示するための消費税合計表示欄4oと、伝票レベルの税込合計を表示するための税込合計表示欄4pとがある。これらには、管理サーバ1の図8の税抜合計算出部13e、消費税合計算出部13f、税込合計算出部13gによる算出結果が表示されることになる。
第2入力領域に対する入力は第1入力領域の明細毎に行われ、その入力値はボタン4aが押された明細に対してのものとなる。図3の例で言えば、明細番号「10」、明細番号「20」、明細番号「30」の各明細に対して第2入力領域の入力が行われることになる。
第2入力領域には、ボタン5aと、利用者が数量を入力するための数量入力欄5bと、利用者が配賦率(%)を入力するための配賦率入力欄5cとがある。また、利用者が予算執行の対象の予算センタの名称及び予算コードの名称を夫々入力するための予算センタ名称入力欄5d及び予算コード名称入力欄5eがある。
但し、予算センタ名称入力欄5d及び予算コード名称入力欄5eに対して利用者が直接入力することができるとともに、予算執行状況確認用ウインドウ(図6など参照)の後述するボタン7aが押されることによってそれに対応する予算センタの名称及び予算コードの名称が夫々ボタン5aが押されている予算センタ名称入力欄5d及び予算コード名称入力欄5eに入力されるようにもなっている。
また、数量入力欄5bと配賦率入力欄5cの何れか一方のみ入力するようになっている。
数量入力欄5bに入力される各数量は、夫々、対応する予算センタ名称入力欄5dと予算コード名称入力欄5eに入力される予算センタの予算コードで購入する数量である。もちろん、各数量の総和が対応する明細の購入数量(PC(ピース)を単位とする数量)に一致するように入力する必要がある。
また、配賦率入力欄5cに入力される各配賦率(%)は、夫々、対応する予算センタ名称入力欄5d及び予算コード名称入力欄5eに入力される予算センタの予算コードで購入する比率である。もちろん、各配賦率の総和が100(%)になるように入力する必要がある。尚、配賦率を設定した場合には端数(1未満の値)が生じることがあるが、そのような場合に小数点以下を例えば四捨五入してその結果生じる誤差を丸めこむようにする。
図4に一例を示すメッセージ用ウインドウには、図8の差異額算出部13jで算出される差異額と差異額を最下位明細に配賦する旨のメッセージが含まれているとともに、確認ボタン6aがある。利用者は差異額を確認した後に確認ボタン6aをクリックし、これにより差異額が最下位明細の税単価及び税込単価の夫々に配賦されることになる。
図6及び図7に一例を示す予算執行状況確認用ウインドウには利用者の現在の予算執行状況が表示される。本実施の形態では、この予算執行状況はログイン時に入力されるユーザIDを基に、図8の予算科目管理部14a及び予算執行管理部14bを参照し、利用者の予算執行状況が取り出されることにより行われる。但し、この予算執行状況確認用ウインドウは表示後に端末装置2の入力部を利用してその寸法が自在に変更可能になっているとともに、その表示位置を自在に変更可能になっている。これにより利用者は自身の現在の予算執行状況を確認しながら第1入力領域に対する入力や第2入力領域に対する入力を行うことが可能になっている。尚、利用者はログイン後任意のタイミングで予算執行状況ボタン2aをクリックすることにより予算執行状況確認用ウインドウを開くことが可能である。また、予算執行状況確認用ウインドウをはじめとする各ウインドウの表示サイズの変更や表示位置の変更を行うための技術は既知であるためにここではその詳細を省略する。
図6及び図7に一例を示す予算執行状況確認用ウインドウには、ボタン7aと、予算センタの名称を表示するための予算センタ表示欄7bと、予算コードの名称を表示するための予算コード表示欄7cとがある。また、当初予算を表示するための予算表示欄7dと、予算の残高を表示するための残表示欄7eと、請求引当金額を表示するための請求引当金額表示欄7fと、発注差引金額を表示するための発注差引金額表示欄7gと、執行済金額を表示するための執行済金額表示欄7hとがある。
ここで、請求引当金額とは、利用者が購買依頼伝票に入力された依頼金額である。このステータスの金額が予定として総予算金額から引落される。また、発注差引金額とは、発注担当者が購買発注伝票に入力された契約金額である。このステータスの金額も予定として総予算金額から差引される。また、執行済金額とは、経理担当者が未払い金計上時に確定された支払金額である。このステータスの金額が実績として総予算金額から予算執行される。
ボタン7aが押されると、対応する予算センタ表示欄7b及び予算コード表示欄7cの夫々に表示されている予算センタの名称及び予算コードの名称が夫々第2入力領域のボタン5aが押されている予算センタ名称入力欄5d及び予算コード名称入力欄5eにコピーされて表示される。
以下、図1の管理サーバ1の機能について図8を参照しつつ説明する。図8は図1の管理サーバ1の機能を説明するための機能ブロック図である。尚、管理サーバ1の機能の説明は本発明に関連する機能を中心に行う。
管理サーバ1は、図8に示すように、送受信処理部11と、認証処理部12と、単価換算処理部13と、予算執行状況処理部14として機能する各部を有している。
送受信処理部11は、端末装置2など他の装置との間でデータの送受信を行う。送受信処理部11は、ログイン用ページ、購買依頼登録用ページ、メッセージ用ページ、予算執行状況確認用ページなどの各ページの基本的な情報を記憶し、各ページを編集して編集後のページを要求元の装置へ送信する。各ページの編集として、単価換算処理部13による処理結果を購買依頼登録用ページの該当箇所に入れることや、予算執行状況確認用ウインドウの押されたボタン7a(例えば、どのボタン7aが押されたかは端末装置2から押されたタイミングで送られてくる。)を基に予算センタの名称及び予算コードの名称を購買依頼登録用ページの該当箇所に入れることなどである。
認証処理部12は、認証情報管理部12aと認証部12bとして機能する各部を有している。
認証情報管理部12aは、利用者毎に利用者のユーザIDとパスワードとを関連付けて記憶して管理しており、この一例が図9に示されている。図9は認証情報管理部12aの記憶内容の一例を示す図である。
認証部12bは、端末装置2から送られてくるユーザIDとパスワードとを基に認証情報管理部12aの記憶内容を参照し、送られてきたユーザIDと送られてきたパスワードとの対に一致するものがあるか否かにより、認証手続きを行う。一致するものがあれば正規のユーザであると確認する。
単価換算処理部13は、受信・処理結果記憶部13aと、税率記憶部13bと、税抜・税込単価算出部13cと、税単価算出部13dと、税抜合計算出部13eと、消費税合計算出部13fと、税込合計算出部13gと、消費税金額合計算出部13hと、税額合計比較部13iと、差異額算出部13jと、差異額配賦部13kとして機能する各部を有している。
受信・処理結果記憶部13aは、端末装置2からの受信データや単価換算処理部13の各部による処理結果を記憶し、その一例が図10に示されている。図10は受信・処理結果記憶部13aの記憶内容の一例を示す図である。尚、図10は、図3のように入力された受信結果(単価換算処理部13による処理前)を記憶した場合である。
図3などの購買依頼登録用ウインドウ内の入力欄或いは表示欄に対応して、明細(明細番号)、品名、購入数量、単位、納入期日、税抜単価、税単価、税コード、税フラグ(税チェック欄4jにチェックが入れられていれば1)、税込単価、通貨、依頼者、請求伝票、依頼日付、税抜合計、消費税合計、税込合計が記憶される。これらには、端末装置2から受信した値や各部13c、13d、13e、13f、13g、13kなどによる処理結果が記憶される。
さらに、消費税金額合計(消費税金額合計算出部13hにより算出される値)、差異額(差異額算出部13jにより算出される差異額)が記憶される。
税率記憶部13bは税率を税コードに関連付けて記憶し、その一例が図11に示されている。図11は税率記憶部13bの記憶内容の一例を示す図である。図11の例では、税コード「V0」に対して税率「0」%、税コード「V3」に対して税率「3」%、税コード「V5」に対して現在の消費税率である税率「5」%が記憶されている。
税抜・税込単価算出部13cは、利用者により税込単価が入力され税フラグが1である明細の夫々について、税抜単価A(j)と税率TAX(k)とを利用し、小数点以下を切り捨てて税込単価B(j)を算出する。そして、税抜・税込単価算出部13cは、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所(明細番号jの税込単価)に格納する。
B(j)=A(j)×{1+TAX(k)}
但し、jは明細番号であり、kは明細番号jの税コードである。他においても同様である。
また、税込単価A(j)は税抜単価入力欄4gに入力された値であり、税率TAX(k)は税コード入力欄4iに入力された税コードの税率記憶部13bに記憶されている税率の値である。
税抜・税込単価算出部13cは、利用者により税込単価が入力され税フラグが1でない明細の夫々について、税込単価B(j)と税率TAX(k)とを利用し、小数点以下を切り上げて税抜単価A(j)を算出する。そして、税抜・税込単価算出部13cは、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所(明細番号jの税抜単価)に格納する。
A(j)=B(j)÷{1+TAX(k)}
但し、税込単価B(j)は税込単価入力欄4kに入力された値であり、税率TAX(k)は税コード入力欄4iに入力された税コードの税率記憶部13bに記憶されている税率の値である。
尚、税抜/税込単価算出部13cにより、税率と税抜単価とを基に該税抜単価に対する税込単価が算出され、税率と税込単価とを基に該税込単価に対する税抜単価が算出される(第1算出手段)。
例えば、図3に示すように入力された場合、税抜・税込単価算出部13cは次のような演算を行う。
B(10)=200×(1+0.05)=210
B(20)=150×(1+0.05)=157
B(30)=150×(1+0.05)=157
税単価算出部13dは、明細毎に、税抜単価A(j)と税率TAX(k)とを利用し、小数点以下を切り捨てて税単価C(j)を算出し、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所(明細番号jの税単価)に格納する。
C(j)=A(j)×TAX(k)
但し、税抜単価A(j)は受信・処理結果記憶部13aに記憶されている値が利用される。つまり、税抜単価A(j)は、税抜単価が入力され税フラグが1である明細に関しては税抜単価入力欄4gに入力された値となり、税込単価が入力され税フラグが1でない明細に関しては税抜・税込単価算出部13cにより算出された値となる。また、税率TAX(k)は、税コード入力欄4iに入力された税コードの税率記憶部13bに記憶されている税率の値である。
例えば、図3に示すように入力された場合、税単価算出部13dは次のような演算を行う。
C(10)=200×0.05=10
C(20)=150×0.05=7
C(30)=150×0.05=7
税抜合計算出部13eは、明細毎に、税抜単価A(j)と購入数量D(j)と単位とを利用して税抜金額E(j)を算出し、不図示のメモリに記憶する。続いて、税抜合計算出部13eは、算出した各明細の税抜金額E(j)を合計して税抜合計Etotal(=E(10)+E(20)+…+E(max):maxは最下位の明細の番号)を算出する。そして、税抜合計算出部13eは、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所(税抜合計)に格納する。尚、例えば、単位が「CS(ケース)」で入力されたような場合には購入数量D(j)を「PC(ピース)」を単位とする購入数量に変換して税抜金額が算出される。つまり、税抜金額E(j)は、税抜単価A(j)と単位が「PC(ピース)」に変換された後の購入数量とを乗算することにより算出される。
但し、税抜単価A(j)は受信・処理結果記憶部13aに記憶されている値が利用される。つまり、税抜単価A(j)は、税抜単価が入力され税フラグが1である明細に関しては購買依頼登録ウインドウ内の税抜単価入力欄4gで入力された値となり、税込単価が入力され税フラグが1でない明細に関しては税抜・税込単価算出部13cにより算出された値となる。
例えば、図3に示すように入力された場合、税抜合計算出部13eは次のような演算を行う。
E(10)=A(10)×D(10)=200×10=2000
E(20)=A(20)×D(20)=150×9=1350
E(30)=A(30)×D(30)=150×1=150
Etotal=E(10)+E(20)+E(30)
=2000+1350+150=3500
消費税合計算出部13fは、複数の明細の中から同じ税コードの明細を探し、同じ税コードの各明細の税抜合計算出部13eにより算出される税抜金額E(j)を合計して、同じ税コードに関する税抜合計Etotal(i)を算出する。これを税コード毎に行う。iは税コードを示している。消費税合計算出部13fは、税コード毎に税抜合計Etotal(i)にその税コードの税率TAX(i)を乗算し小数点以下を切り捨ててその税コードに関する消費税合計Ftotal(i)(=Etotal(i)×TAX(i))を算出し、それらを合計して消費税合計Ftotalを算出する。そして、消費税合計算出部13fは算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所(消費税合計)に格納する。
但し、税率TAX(i)は対象の税コードの税率記憶部13bに記憶されている税率の値となる。
尚、上述した税抜合計算出部13eと消費税合計算出部13fとにより、税率と各明細の購入数量及び税抜単価とを基に1伝票の税合計が算出されることになる(第3算出手段)。
例えば、図3に示すように入力された場合、消費税合計算出部13fは次のような演算を行う。
Etotal(V5)=E(10)+E(20)+E(30)
=2000+1350+150
Ftotal(V5)=Etotal(V5)×TAX(V5)
=3500×0.05=175
Ftotal=Ftotal(V5)=175
次のような例では、消費税合計算出部13fは次のような演算を行う。
例えば、「明細番号10の購入数量が1PC(ピース)、税抜単価が100、税コードがV5(5%)」、「明細番号20の購入数量が2PC(ピース)、税抜単価が200、税コードがV0(0%)」、「明細番号30の購入数量が3PC(ピース)、税抜単価が300、税コードがV3(3%)」、「明細番号40の購入数量が4PC(ピース)、税抜単価が400、税コードがV5(5%)」とする。
Ftotal(V5)=Etotal(V5)×TAX(V5)
=(100×1+400×4)×0.05=85
Ftotal(V3)=Etotal(V3)×TAX(V3)
=(300×3)×0.03=27
Ftotal(V0)=Etotal(V0)×TAX(V0)
=(200×2)×0.00=0
Ftotal
=Ftotal(V5)+Ftotal(V3)+Ftotal(V0)
=85+27+0=112
税込合計算出部13gは、複数の明細の中から同じ税コードの明細を探し、同じ税コードの各明細の税抜合計算出部13eにより算出される税抜金額E(j)を合計して、同じ税コードに関する税抜合計Etotal(i)を算出する。これを税コード毎に行う。iは税コードを示している。税込合計算出部13gは、税コード毎に税抜合計Etotal(i)とその税コードの税率TAX(i)とを利用し小数点以下を切り捨ててその税コードに関する税込合計Gtotal(i)(=Etotal(i)×{1+TAX(i)})を算出し、それらを合計して税込合計Gtotalを算出する。そして、税込合計算出部13gは、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所(税込合計)に格納する。
但し、税率TAX(i)は対象の税コードの税率記憶部13bに記憶されている税率の値となる。
尚、上述した税抜合計算出部13eと税込合計算出部13gとにより、税率と各明細の購入数量及び税抜単価とを基に1伝票の税込合計が算出されることになる(第2算出手段)。
例えば、図3に示すように入力された場合、税込合計算出部13fは次のような演算を行う。
Etotal(V5)=E(10)+E(20)+E(30)
=2000+1350+150
Gtotal(V5)=Etotal(V5)×{1+TAX(V5)}
=3500×{1+0.05}=3675
Gtotal=Gtotal(V5)=3675
次のような例では、税込合計算出部13fは次のような演算を行う。
例えば、「明細番号10の購入数量が1PC(ピース)、税抜単価が100、税コードがV5(5%)」、「明細番号20の購入数量が2PC(ピース)、税抜単価が200、税コードがV0(0%)」、「明細番号30の購入数量が3PC(ピース)、税抜単価が300、税コードがV3(3%)」、「明細番号40の購入数量が4PC(ピース)、税抜単価が400、税コードがV5(5%)」とする。
Gtotal(V5)=Etotal(V5)×{1+TAX(V5)}
=(100×1+400×4)×(1+0.05)=1785
Gtotal(V3)=Etotal(V3)×{1+TAX(V3)}
=(300×3)×(1+0.03)=927
Gtotal(V0)=Etotal(V0)×{1+TAX(V0)}
=(200×2)×(1+0.00)=400
Gtotal
=Gtotal(V5)+Gtotal(V3)+Gtotal(V0)
=1785+927+400=3112
消費税金額合計算出部13hは、明細毎に、税単価C(j)と購入数量D(j)と単位とを利用して消費税金額H(j)を算出する。続いて、消費税金額合計算出部13hは、算出した各明細の消費税金額H(j)を合計して消費税金額合計Htotal(=H(10)+H(20)+…+H(max):maxは最下位の明細の番号)を算出する。そして、消費税金額合計算出部13hは、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所(消費税金額合計)に格納する。但し、例えば、単位が「CS(ケース)」で入力されたような場合には購入数量D(j)を「PC(ピース)」を単位とする購入数量に変換して消費税金額合計を算出する。つまり、消費税金額H(j)は、税単価C(j)と単位が「PC(ピース)」に変換された後の購入数量とを乗算することにより算出される。
但し、税単価C(j)は受信・処理結果記憶部13aに記憶されている値、つまり、税単価算出部13dにより算出される値が利用される。
尚、上述した税単価算出部13dと消費税金額合計算出部13hとにより、明細毎に税率と税抜単価と購入数量とを基に消費税金額が算出され、算出された各明細の消費税金額が合計されて消費税金額合計が算出されることになる(第4算出手段)。
例えば、図3に示すように入力された場合、消費税金額合計算出部13hは次のような演算を行う。
H(10)=C(10)×D(10)=10×10=100
H(20)=C(20)×D(20)=7×9=63
H(30)=C(30)×D(30)=7×1=7
Htotal=H(10)+H(20)+H(30)
=100+63+7=170
税額合計比較部13iは、受信・処理結果記憶部13aに記憶されている記憶内容を参照して、消費税合計Ftotal(消費税合計算出部13fにより算出される値)と消費税金額合計Htotal(消費税金額合計算出部13hにより算出される値)とを比較する。
差異額算出部13jは、税額合計比較部13iによる比較の結果両者が一致しない場合、消費税合計Ftotal(消費税合計算出部13fにより算出される値)から消費税金額合計Htotal(消費税金額合計算出部13hにより算出される値)を減算することにより差異額DIFFを算出する。そして、差異額算出部13jは、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所(差異額)に格納する。
但し、消費税合計Ftotalと消費税金額合計Htotalとして受信・処理結果記憶部13aに記憶されている値が利用される。
DIFF=Ftotal−Htotal
尚、差異額算出部13jにより、消費税合計から消費税金額合計が減算されて差異額が算出されることになる(第5算出手段)。
例えば、図3に示すように入力された場合、差異額算出部13jは次のような演算を行う。
DIFF=175−170=5
差異額配賦部13kは、差異額DIFF(差異額算出部13jにより算出される値)を、最下位の明細の税込単価B(max)と税単価C(max)とに加算して、最下位の明細の税込単価B(max)と税単価C(max)とを更新する。そして、差異額配賦部13kは、更新結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所(明細番号maxの税込単価と税単価)に格納する。
B(max)=B(max)+DIFF
C(max)=C(max)+DIFF
但し、差異額DIFFと税込単価B(max)と税単価C(max)として受信・処理結果記憶部13aに記憶されている値が利用される。
尚、上述した税抜合計算出部13eと、消費税合計算出部13fと、消費税金額合計算出部13hと、差異額算出部13jと、差異額配賦部13kとにより、各明細の税込単価と購入数量とに基づく税込単価が1伝票当たりの税込単価に一致するように税込単価が調整されることになる(調整手段)。
例えば、図3に示すように入力された場合、差異額配賦部13kは次のような演算を行う。
B(30)=B(30)+DIFF=157+5=162
C(30)=C(30)+DIFF=7+5=12
予算執行状況処理部14は、予算科目管理部14aと、予算執行管理部14bと、予算執行状況抽出部14cと、受信データ記憶部14dと、予算執行状況更新部14eとして機能する各部を有している。
予算科目管理部14aは、利用者毎に、利用者が有する予算科目を予算センタ単位で利用者が分かるように記憶して管理しており、この一例が図12に示されている。図12は予算科目管理部14aの記憶内容の一例を示す図である。図12に示すように、利用者のユーザID(ユーザがログイン時に利用するユーザID)毎に、この利用者が有する各予算科目に関する予算センタコードを記憶して管理している。
予算執行管理部14bは、利用者毎に、利用者の各予算科目の予算執行状況が分かるように記憶して管理しており、この一例が図13に示されている。図13は予算執行管理部14bの記憶内容の一例を示す図である。図13に示すように、利用者のユーザID(ユーザがログイン時に利用するユーザID)毎に、予算センタコードに予算センタ名称、予算コード名称、予算(当初予算)、残(予算残高)、請求引当金額(上述)、発注差引金額(上述)、及び執行済金額(上述)を関連付けて記憶し管理している。
予算執行状況抽出部14cは、端末装置2から送られてくるユーザID(図2のユーザID入力欄1aに入力されたユーザID)を基に、予算科目管理部14aに管理されているこのユーザIDに関連した予算センタコードを取り出す。さらに、予算執行状況抽出部14cは、端末装置2から送られてくるユーザID(図2のユーザID入力欄1aに入力されたユーザID)を基に、予算執行管理部14bに管理されているこのユーザIDに関連した予算執行状況を抽出し、さらに、抽出結果から予算科目管理部14aから取り出した予算センタコードを持つ予算科目に関連するもののみを抽出する。これにより、利用者が登録している各予算科目の予算執行状況が取り出され、予算執行状況確認用ウインドウ内に表示される予算科目は利用者が予算を有する予算科目のみとなる。これにより利用者は自身が予算を有している各予算科目の予算執行状況の確認、執行対象の予算科目の選択が行いやすくなる。
受信データ記憶部14dは、端末装置2から送られてくる情報を基に、請求番号(図3などの請求伝票入力欄3aに入力された請求伝票の番号)毎に、明細、品名、納入期日、税込単価、数量、予算センタ、及び予算コードを記憶して管理している。その一例が図14に示されている。図14は受信データ記憶部14dの記憶内容の一例を示す図である。
図14の明細、品名、納入期日、及び税込単価は、夫々、図3などの明細番号表示欄4b、品名入力欄4c、納入期日入力欄4f、及び税込単価入力欄4kに対応している。
また、図14の数量は、「PC(ピース)」を単位とする数量であり、図3などの数量入力欄5bに数量が入力された場合にはその値が、配賦率入力欄5cに配賦率が入力された場合にはその比率と購入数量入力欄4dに入力された数量とを基に求められる数量が格納される。
さらに、図14の予算センタ名称及び予算コード名称は、夫々、図3などの予算センタ名称5d及び予算コード名称5eに対応している。
予算執行状況更新部14eは、予算執行管理部2bの予算執行状況の更新を行う。例えば、図2から図7の一連の画面を利用して購入請求を行った場合、残(予算残高)や請求引当金額が更新の対象となる。
以下、図1の端末装置2の機能について図15を参照しつつ説明する。図15は図1の端末装置2の機能を説明するための機能ブロック図である。
端末装置2は、送受信処理部21と、入力部22と、表示制御部23と、表示部24として機能する各部を有している。
送受信処理部21は、端末装置2など他の装置との間でデータの送受信を行う。例えば、送受信処理部21は、ログイン用ページ、購買依頼登録用ページ、メッセージ用ページ、予算執行状況確認用ページを管理サーバ1から受信する。
入力部22は、例えばキーボードやポインティングデバイスなどにより構成され、各種情報を入力するためのものである。例えば、図2に一例を示したログイン用ウインドウ、図3や図7などに一例を示した購買依頼登録用ウインドウ、図4に一例を示したメッセージ用ウインドウ、図6などに一例を示した予算執行状況確認用ウインドウの入力欄に対する入力などに利用される。
表示制御部23は表示部24の表示内容の制御を行う。
表示部24は表示制御部23の制御により表示を行う。例えば、表示部24には、図2に一例を示したログイン用ウインドウ、図3などに一例を示した購買依頼登録用ウインドウ、図4に一例を示したメッセージ用ウインドウ、図6などに一例を示した予算執行状況確認用ウインドウなどが表示される。
以下、図1から図15を参照しつつ説明した購入依頼システムにおいて行われる購入依頼の手順の一例を図16及び図17を参照しつつ説明する。図16及び図17は購入依頼システムにおいて行われる購入依頼の手順の流れを示す図である。但し、予算執行状況ボタン2aが第1入力領域に対する入力などの終わった後にクリックされる場合である。尚、上述したように予算執行状況ボタン2aを任意のタイミングでクリックすることにより予算執行状況確認用ウインドウが開き、これにより利用者は自身の現在の予算執行状況を確認することができる。例えば、利用者は第1入力領域に対する入力前に予算執行状況ボタン2aをクリックして予算執行状況確認用ウインドウを開くこともでき、利用者は自身の予算執行状況を確認しながら第1入力領域に対する入力を行うような態様もある。
まず、利用者は端末装置2の入力部22を利用して表示部24にログイン用ウインドウを開くための操作を行う。これにより、利用者の使用している端末装置2は管理サーバ1に対してログイン用ページの送信要求を行い、これに対する応答として管理サーバ1の送受信処理部11により要求元の端末装置2に対してログイン用ページが送信され、ログイン用ページが端末装置2の送受信処理部21により受信される。そして、表示制御部23の表示制御により表示部24に図2に一例を示したログイン用ウインドウが表示される。利用者は端末装置2の入力部22を利用してログイン用ウインドウ内のユーザID入力欄1a及びパスワード入力欄1bの夫々にユーザID及びパスワードを入力し、入力後、入力部22を利用して送信ボタン1cをクリックする(ステップS101)。
すると、端末装置2の送受信処理部21から管理サーバ1に対して利用者により入力されたユーザID及びパスワードが送信され、ユーザID及びパスワードが管理サーバ1の送受信処理部21により受信される(ステップS102)。
管理サーバ1では、認証部12bが認証情報管理部12aの記憶内容を参照し、受信したユーザIDとパスワードとの対があるか否かを確認することによって、認証手続きを行う(ステップS103)。
正規ユーザであるとの確認がとれた場合、管理サーバ1の送受信処理部11によりユーザIDなどの送信元の端末装置2に対して購買依頼登録用ページが送信される(ステップS104)。尚、正規ユーザであるとの確認がとれなかった場合、例えば、管理サーバ1の送受信処理部11はログイン用ページをユーザIDとパスワードとの再入力を促すメッセージの入ったページに編集して端末装置2に対して送信し、端末装置2の表示部24に再入力を促すメッセージの入ったログイン用ウインドウが表示されるようにする。
管理サーバ1によって送信された購買依頼登録用ページが端末装置2の送受信処理部21により受信され、表示制御部23の表示制御により表示部24に図3などに一例を示した購買依頼登録用ウインドウが表示される。尚、この時点で表示部24に表示された購買依頼登録用ウインドウの各入力欄などには何の値も表示されていない。
利用者は、端末装置2の入力部22を利用して購買依頼登録用ウインドウ内の請求伝票入力欄3a及び依頼日付入力欄3bの夫々に対して請求番号及び依頼日付を入力するとともに、購入したい商品に関する各情報などを第1入力領域に対して入力する。
第1入力領域に対する入力としては、購入希望商品に関する品名を品名入力欄4cに、購入数量を購入数量入力欄4dに、購入数量の単位を単位入力欄4eに、納入期日を納入期日入力欄4fに入力する。また、税抜単価を税抜単価入力欄4gに、税コードを税コード入力欄4iに、通貨の種類を通貨入力欄4lに、自身を示す依頼者名を依頼者入力欄4mに入力するとともに、税チェック欄4jにチェックを入れる。
或いは、購入希望商品に関する品名を品名入力欄4cに、購入数量を購入数量入力欄4dに、購入数量の単位を単位入力欄4eに、納入期日を納入期日入力欄4fに入力する。また、税込単価を税込単価入力欄4k、税コードを税コード入力欄4iに、通貨の種類を通貨入力欄4lに、依頼者名を依頼者入力欄4mに入力するとともに、税チェック欄4jにチェックを入れない。
但し、利用者は、上述したように、最下位の明細の購入数量入力欄4dには「1」を入力し、単位入力欄4eには「PC(ピース)」を入力しなければならないことを考慮しながら、各値を入力する必要がある。
そして、購入希望商品の全てを入力し終えた後、利用者は入力部22を利用して単価換算ボタン2bをクリックする(ステップS105)。
すると、購買依頼登録用ウインドウ内で入力された入力情報が端末装置2の送受信処理部21により管理サーバ1に対して送信され、入力情報が管理サーバ1の送受信処理部11により受信される。そして、入力情報が送受信処理部11により単価換算処理部13の受信・処理結果記憶部13aの該当箇所に記憶される(ステップS106)。
税抜・税込単価算出部13cは、受信・処理結果記憶部13a及び税率記憶部13bの記憶内容を参照し、上述した処理により、税抜単価が入力され税フラグが1である明細に関しては税込単価B(j)を算出し、税込単価が入力され税フラグが1でない明細に関しては税抜単価A(j)を算出する。そして、税抜・税込単価算出部13cは算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所に格納する(ステップS107)。
税単価算出部13dは、受信・処理結果記憶部13a及び税率記憶部13bの記憶内容を参照し、上述した処理により、夫々の明細に関して税単価C(j)を算出し、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所に格納する(ステップS108)。
税抜合計算出部13eは、受信・処理結果記憶部13aの記憶内容を参照し、上述した処理により、伝票レベルの税抜合計Etotalを算出し、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所に格納する(ステップS109)。
消費税合計算出部13fは、受信・処理結果記憶部13a及び税率記憶部13bの記憶内容を参照し、上述した処理により、伝票レベルの消費税合計Ftotalを算出し、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所に格納する(ステップS110)。
税込合計算出部13gは、受信・処理結果記憶部13a及び税率記憶部13bの記憶内容を参照し、上述した処理により、伝票レベルの税込合計Gtotalを算出し、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所に格納する(ステップS111)。
消費税金額合計算出部13hは、受信・処理結果記憶部13a及び税率記憶部13bの記憶内容を参照し、上述した処理により、各明細の消費税金額H(j)を合計した消費税金額合計Htotalを算出し、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所に格納する(ステップS112)。
税額合計比較部13iは、受信・処理結果記憶部13aの記憶内容を参照し、消費税合計Ftotalと消費税金額合計Htotalとを比較する(ステップS113)。
両者が一致する場合には(S113:一致)、ステップS119の処理へ移行する。
一方、両者が一致しない場合には(S113:不一致)、ステップS114の処理へ移行する。
差異額算出部13jは、受信・処理結果記憶部13aの記憶内容を参照し、上述した処理により、差異額DIFFを算出し、算出結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所に記憶する(ステップS114)。
送受信処理部11は、差異額算出部13jからの指示(差異額を端末装置2へ通知するようにとの指示)があると、受信・処理結果記憶部13aに記憶されている差異額を基にメッセージ用ページを編集し、編集したメッセージ用ページを端末装置2に対して送信する(ステップS115)。
そして、メッセージ用ページが端末装置2の送受信処理部21により受信され、表示制御部23の表示制御により表示部24に図4に一例を示したメッセージ用ウインドウが表示される。利用者はこのメッセージ用ウインドウ内のメッセージにより最下位明細に配賦される金額を確認し、確認後入力部22を利用して確認ボタン6aをクリックする(ステップS116)。尚、例えば差異額の値が大きいために単価の高い他の商品を配賦先としたいと考える場合も想定され、このような場合該他の商品を最下位の明細にするなど第1入力領域に対する入力内容を変更して単価換算ボタン2bをクリックすればよい(ステップS106からの処理が再度行われる。)。
すると、端末装置2の送受信処理部21により管理サーバ1に対して確認ボタン6aがクリックされた旨の通知が行われ、この通知が管理サーバ1の送受信処理部11により受信される(ステップS117)。
差異額配賦部13kは、受信・処理結果記憶部13aの記憶内容を参照し、上述した処理により、最下位の明細の税単価C(max)及び税込単価B(max)の夫々に差異額DIFFを配賦してそれらの値を更新し、更新結果を受信・処理結果記憶部13aの該当箇所に格納する(ステップS118)。そして、ステップS119の処理へ移行する。
送受信処理部11は受信・処理結果記憶部13aの記憶内容を参照し、利用者による入力結果や算出結果が該当箇所に表示されるように購買依頼登録用ページを編集し、編集後の購買依頼登録用ページを端末装置2に対して送信する(ステップS119)。
端末装置2の送受信処理部21により編集後の購買依頼登録用ページが受信され、表示制御部23の表示制御により表示部24に図5に一例を示すような処理結果が反映した購買依頼登録用ウインドウが表示される(ステップS120)。
利用者は自身の現在の予算執行状況を確認するために、端末装置2の入力部22を利用して予算執行状況ボタン2aをクリックする(ステップS121)。すると、端末装置2の送受信処理部21により管理サーバ1に対して予算執行状況送信要求が行われる(ステップS122)。
予算執行状況送信要求が管理サーバ1の送受信処理部11により受信され、予算執行状況抽出部14cは、予算科目管理部14aの記憶内容及び予算執行管理部14bの記憶内容を参照し、上述した手順により、利用者のユーザIDに関連した各予算センタの予算コードの予算執行状況を取り出す(ステップS123)。送受信処理部11は、取り出した内容を基に予算執行状況確認用ページを編集し、編集後の予算執行状況確認用ページを要求元の端末装置2へ送信する(ステップS124)。
予算執行状況確認用ページが端末装置2の送受信処理部21により受信され、表示制御部23の表示制御により表示部24に図6に一例を示した予算執行状況確認用ウインドウが表示される(ステップS125)。これにより自身の現在の予算執行状況を確認することができる。
利用者は自身の現在の予算執行状況を確認しながら、端末装置2の入力部22を利用して購入依頼登録用ウインドウ内の第1入力領域の明細毎に第2入力領域の入力(数量と予算センタ名称と予算コード名称との入力、或いは、配賦率と予算センタ名称と予算コード名称との入力)を行う(図7参照)。入力後、利用者は入力部22を利用して購入依頼ボタン2cをクリックする(ステップS126)。
すると、端末装置2の送受信処理部21により管理サーバ1に対して入力情報が送信され、入力情報が管理サーバ1の送受信処理部11により受信される(ステップS127)。
入力情報が管理サーバ1の受信データ記憶部14dに記憶されるとともに、予算執行状況更新部14aは受信した情報を基に予算執行管理部14bの記憶内容を更新する(ステップS128)。
以上説明したように、予算執行状況ボタン2aをクリックすることにより利用者の現在の予算執行状況が画面表示されるので、利用者は自身の現在の予算執行状況の確認を容易に行うことが可能になる。そして、利用者は現在の予算執行状況を見ながら予算センタ名称及び予算コード名称を入力することができるという利点もある。
また、税込単価が自動的に算出され、さらに、1伝票の税込合計に一致するように税込単価が調整されるので、利用者は簡単に税込単価で購入依頼を行うことが可能になる。
さらに、最下位の明細の購入数量が1になるように入力することを必要としているため、差異額を配賦する際に再度端数が生じる事態を防止することができる。また、最下位の明細の購入数量を1にし、最下位明細を配賦対象としているため、配賦対象の明細を探索する必要がなく、これにより負荷の軽減が図られている。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載されている範囲において様々な設計変更が可能なものである。
例えば、購入依頼システムが管理サーバ1と端末装置2とからなる場合であるが、これに限らず、例えば、それらの機能を併せ持つ一つ装置で構成してもよい。また、管理サーバ1の機能の一部を端末装置2で行うような構成にしてもよい。例えば、単価換算処理部13を端末装置2側に設けるなどである。
さらに、購買依頼登録ウインドウを開く際に利用者に対して最下位の明細の購入数量が1PC(ピース)になるように入力することを知らしめるメッセージを表示するように構成し、或いは、利用者が最下位の明細の購入数量を1PC(ピース)以外を入力した場合に最下位の明細の購入数量が1PC(ピース)になるように入力しなければならないことを知らしめるメッセージを表示するように構成してもよい。
また、上記の実施の形態では最下位の明細の購入数量を1PC(ピース)と入力しなければならない場合であるが、これに限らない。例えば、少なくとも1つの明細の購入数量を1PC(ピース)と入力すればよいように構成し、差異額の調整先の明細を所定の手順に従って決定するようにしてもよい。所定の手順として、例えば、最上位の明細(最も明細番号の小さい明細)から順に、或いは最下位の明細から順に購入数量を確認し、はじめて購入数量が1PC(ピース)であると確認された明細を調整先とするような手順が挙げられる。
さらに、上記実施の形態では、税抜単価と税込単価との何れを入力してもよいようになっているが、これに限らず、税抜単価のみ入力可能となるように構成してもよい。この場合、税抜・税込単価算出部13cは、税抜単価から税込単価のみ算出できればよく、また、各部13c、13d、13eなどが利用する税抜単価は利用者により入力された値となる。
また、上記実施の形態においては、税率の異なることがあることを前提にしたものであるため利用者に税コードを入力させるようにしているが、例えば、現在の日本国のように消費税率が一定である場合を対象にすれば税コードの入力を利用者に行わせることなしに、税率「5%」の税コードが入力されたものとして単価換算処理部13の各部が処理を行うように構築してもよい。
尚、上述した各処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上記各種処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の実施の形態における購入依頼システムのネットワーク構成を示す図。 購入依頼を行う過程で端末装置の表示部に表示される画面例を示す図。 購入依頼を行う過程で端末装置の表示部に表示される画面例を示す図。 購入依頼を行う過程で端末装置の表示部に表示される画面例を示す図。 購入依頼を行う過程で端末装置の表示部に表示される画面例を示す図。 購入依頼を行う過程で端末装置の表示部に表示される画面例を示す図。 購入依頼を行う過程で端末装置の表示部に表示される画面例を示す図。 図1の管理サーバの機能を説明するための機能ブロック図。 図8の認証情報管理部の記憶内容の一例を示す図。 図8の受信・処理結果記憶部の記憶内容の一例を示す図。 図8の税率記憶部の記憶内容の一例を示す図。 図8の予算科目管理部の記憶内容の一例を示す図。 図8の予算執行管理部の記憶内容の一例を示す図。 図8の受信データ記憶部の記憶内容の一例を示す図。 図1の端末装置の機能を説明するための機能ブロック図。 本発明の実施の形態における購入依頼システムにおいて行われる購入依頼の手順の流れを示す図。 本発明の実施の形態における購入依頼システムにおいて行われる購入依頼の手順の流れを示す図。
符号の説明
1 管理サーバ、 2 端末装置、 2a 予算執行状況ボタン、 11 送受信処理部、 12 認証処理部、 12a 認証情報管理部、 12b 認証部、 13 単価換算処理部、 13a 受信・処理結果記憶部、 13b 税率記憶部、 13c 税抜・税込単価算出部、 13d 税単価算出部、 13e 税抜合計算出部、 13f 消費税合計算出部、 13g 税込合計算出部、 13h 消費税金額合計算出部、 13i 税額合計比較部、 13j 差異額算出部、 13k 差異額配賦部、 14 予算執行状況処理部、 14a 予算科目管理部、 14b 予算執行管理部、 14c 予算執行状況抽出部、 14d 受信データ記憶部、 14e 予算執行状況更新部、 21 送受信処理部、 22 入力部、 23 表示制御部、 24 表示部

Claims (9)

  1. 商品の購入希望者に対してこの購入希望者に関連した予算執行状況を提示する予算執行状況照会システムにおいて、
    利用者毎に、利用者を識別するための利用者識別子に関連付けて利用者の各予算科目に対する予算執行状況を記憶して管理する予算執行状況管理手段と、
    商品の購入希望者である利用者の利用者識別子を入力するための識別子入力手段と、
    購入を希望する夫々の商品を示す情報、購入数量、及び金額を登録し、何れの予算科目を予算執行対象にするかを登録するためのものであって、利用者の現在の予算執行状況を照会するための予算執行状況呼出部が設けられている購買依頼登録画面を表示部に表示する第1表示制御手段と、
    前記購買依頼登録画面に設けられた前記予算執行状況呼出部に対する操作を行うための呼出部操作手段と、
    前記呼出部操作手段による操作に基づき、前記識別子入力手段により入力される利用者識別子を基に、この利用者識別子に関連付けて前記予算執行状況管理手段に管理されている予算執行状況を抽出する予算執行状況抽出手段と、
    前記予算執行状況抽出手段により抽出される予算執行状況を前記表示部に前記購買依頼登録画面に対する登録を可能にしながら表示する第2表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする予算執行状況照会システム。
  2. 前記購買依頼登録画面には、明細毎に商品を示す情報と購入数量と税抜単価とを夫々入力するための入力欄があり、
    明細毎に税率と前記購買依頼登録画面において入力される税抜単価とを基に該税抜単価に対する税込単価を算出する第1算出手段と、
    税率と各明細の前記購買依頼登録画面において入力される購入数量及び税抜単価とを基に1伝票の税込合計を算出する第2算出手段と、
    各明細の税込単価と購入数量とに基づく税込合計が前記第2算出手段により算出される税込合計に一致するように、前記第1算出手段により算出される税込単価を調整する調整手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の予算執行状況照会システム。
  3. 税率と各明細の前記購買依頼登録画面において入力される購入数量及び税抜単価とを基に1伝票の税合計を算出する第3算出手段と、
    明細毎に税率と前記購買依頼登録画面において入力される購入数量及び税抜単価とを基に税金額を算出し、算出した各明細の税金額を合計して税金額合計を算出する第4算出手段と、
    前記第3算出手段により算出される税合計から前記第4算出手段により算出される税金額合計を減算することにより差異額を算出する第5算出手段と、
    をさらに備え、
    前記調整手段は前記第5算出手段により算出される差異額を基に調整を行うことを特徴とする請求項2に記載の予算執行状況照会システム。
  4. 明細の少なくとも1つの購入数量が1となるように前記購買依頼登録画面において入力し、
    前記調整手段は、購入数量が1である何れかの明細の税込単価に前記第5算出手段により算出される差異額を加算することにより調整を行うことを特徴とする請求項3に記載の予算執行状況照会システム。
  5. 前記購買依頼登録画面には、明細毎に商品を示す情報と購入数量と税抜単価と税込単価とを夫々入力するための入力欄があり、
    購買依頼登録画面において税抜単価が入力された各明細について税率と入力される税抜単価とを基に該税抜単価に対する税込単価を算出し、前記購買依頼登録画面において税込単価が入力された各明細について税率と入力される税込単価とを基に該税込単価に対する税抜単価を算出する第1算出手段と、
    税率と各明細の前記購買依頼登録画面において入力される購入数量と前記購買依頼登録画面において入力され或いは前記第1算出手段により算出される税抜単価とを基に1伝票の税込合計を算出する第2算出手段と、
    各明細の税込単価と購入数量とに基づく税込合計が前記第2算出手段により算出される税込合計に一致するように、前記購買依頼登録画面において入力され或いは前記第1算出手段により算出される税込単価を調整する調整手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の予算執行状況照会システム。
  6. 税率と各明細の前記購買依頼登録画面において入力される購入数量と前記購買依頼登録画面において入力され或いは前記第1算出手段により算出される税抜単価とを基に1伝票の税合計を算出する第3算出手段と、
    明細毎に税率と前記購買依頼登録画面において入力される購入数量と前記購買依頼登録画面において入力され或いは前記第1算出手段により算出される税抜単価とを基に税金額を算出し、算出した各明細の税金額を合計して税金額合計を算出する第4算出手段と、
    前記第3算出手段により算出される税合計から前記第4算出手段により算出される税金額合計を減算することにより差異額を算出する第5算出手段と、
    をさらに備え、
    前記調整手段は前記第5算出手段により算出される差異額を基に調整を行うことを特徴とする請求項5に記載の予算執行状況照会システム。
  7. 明細の少なくとも1つの購入数量が1となるように前記購買依頼登録画面において入力し、
    前記調整手段は、購入数量が1である何れかの明細の税込単価に前記第5算出手段により算出される差異額を加算することにより調整を行うことを特徴とする請求項6に記載の予算執行状況照会システム。
  8. 商品の購入希望者に対してこの購入希望者に関連した予算執行状況を提示する予算執行状況照会方法において、
    利用者毎に、利用者を識別するための利用者識別子に関連付けて利用者の各予算科目に対する予算執行状況が予算執行状況管理手段に記憶して管理されており、
    商品の購入希望者である利用者の利用者識別子を入力する識別子入力手順と、
    購入を希望する夫々の商品を示す情報、購入数量、及び金額を登録し、何れの予算科目を予算執行対象にするかを登録するためのものであって、利用者の現在の予算執行状況を照会するための予算執行状況呼出部が設けられている購買依頼登録画面を表示部に表示する第1表示制御手順と、
    前記購買依頼登録画面に設けられた前記予算執行状況呼出部に対する操作を行う呼出部操作手順と、
    前記呼出部操作手順における操作に基づき、前記識別子入力手順において入力される利用者識別子を基に、この利用者識別子に関連付けて前記予算執行状況管理手段に管理されている予算執行状況を抽出する予算執行状況抽出手順と、
    前記予算執行状況抽出手順において抽出される予算執行状況を前記表示部に前記購買依頼登録画面に対する登録を可能にしながら表示する第2表示制御手順と、
    を有することを特徴とする予算執行状況照会方法。
  9. 商品の購入希望者に対してこの購入希望者に関連した予算執行状況を提示する予算執行状況照会システムとしてのコンピュータを、
    利用者毎に、利用者を識別するための利用者識別子に関連付けて利用者の各予算科目に対する予算執行状況を記憶して管理する予算執行状況管理手段、
    商品の購入希望者である利用者の利用者識別子を入力するための識別子入力手段、
    購入を希望する夫々の商品を示す情報、購入数量、及び金額を登録し、何れの予算科目を予算執行対象にするかを登録するためのものであって、利用者の現在の予算執行状況を照会するための予算執行状況呼出部が設けられている購買依頼登録画面を表示部に表示する第1表示制御手段、
    前記購買依頼登録画面に設けられた前記予算執行状況呼出部に対する操作を行うための呼出部操作手段、
    前記呼出部操作手段による操作に基づき、前記識別子入力手段により入力される利用者識別子を基に、この利用者識別子に関連付けて前記予算執行状況管理手段に管理されている予算執行状況を抽出する予算執行状況抽出手段、及び
    前記予算執行状況抽出手段により抽出される予算執行状況を前記表示部に前記購買依頼登録画面に対する登録を可能にしながら表示する第2表示制御手段、
    として機能させることを特徴とする予算執行状況照会プログラム。

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