JPH0325566A

JPH0325566A - 現金自動取引システム未記帳データ照会取引方法

Info

Publication number: JPH0325566A
Application number: JP1159526A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Goto; 哲雄後藤; Kunio Ushijima; 牛島　邦夫; Nobuhiko Matsuura; 松浦　信彦
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1989-06-23
Filing date: 1989-06-23
Publication date: 1991-02-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〕本発明は、銀行業務用の現金自動取引システムの未記帳
データ照会取引方法にかかり、特に、カードのみを用い
た取引において未記帳取引データを表示・印字するのに
好適な現金自動取引システムの未記帳データ照会取引方
法に関する。

〔従来の技術〕

一般の現金自動取引装置においては、預金通帳を使わな
いで、カードのみを用いた預入れ及び支払いが許される
。これらの無通帳取引の記録は、自動引落しや振込みの
記録と共に、未記帳取引データとして、中央処理装置の
取引データファイルに蓄積され、その後の記帳を含む有
帳取引の際に通帳に記入される。もしも無通帳取引が予
め定められた回数だけ連続すると、それらの未記帳取引
データは、一括印刷されて、郵送その他により顧客に通
知される。この通知を除けば、顧客は、未帳取引データ
を知るには，記帳操作を行なうか、通帳を用いて預入れ
又は引出しを行なうか、いずれにせよ、通帳を持参しな
ければならない．自分が直接行なった預入れや引出しの
経緯ですら正確に思い出すことは容易でなく、まして、
自動引落しや振込みなどの他動的な取引の経緯は、顧客
にとって未知である。それらについての未記帳取引デー
タを通帳無しで確認できれば、非常に便利であろう．特開昭５５−６３４７３号公報には、無通帳取引の際に
おける未記帳取引データの印字が記載されている。しか
し、それは、前に述べた郵送による通知に代るものであ
って、無通帳取引が所定回数連続してはじめて行なわれ
るものであり、しかも、その印字によって、中央処理装
置の取引データファイル中の未記帳取引データはクリア
され、に記入することはもはやできない。

また、通帳フォーマットの異なる現金自動取引装置では
有帳取引ができないため、通帳をもっていても、未記帳
分のデータを知ることはできない．〔発明が解決しよう
とする課題〕本発明の目的は、カードのみによる取引に際しても顧客
が未記帳の取引状況を知ることができるようにし、以て
現金自動取引システムの有用性を改善することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達或するために、現金自動取引端末装置の操
作部に未記帳データ照会取引キーを設け、当該キーの押
下により、中央処理装置に照会し、その結果得られた、
未記帳データを現金自動取引装置において表示または印
字するようにしたものである。

〔作用〕

本発明によれば、未記帳データ照会取引キーを押下され
た時に現金自動取引端末装置から未記帳データ照会メッ
セージを中央処理装置に送り、これを受けた中央処理装
置は、未記帳取引データを消去することなく読出して、
それを含む回答メッセージを現金自動取引端末装置に戻
す．現金自動取引端末装置は、受信した回答メッセージ
中の未記帳取引データを可視情報出力部に出力する．そ
れは，例えば、操作ガイダンス表示装置にガイダンスと
共に表示されてもよく、あるいは，取引明細票印字装置
により印字されてもよい．〔実施例〕第２図は、本発明が適用される現金自動取引端末装置の
一例の外観を示す．この現金自動取引端末装置（ＡＴＭ
）１は，操作ガイダシスや各種情報を顧客に表示するた
めの操作ガイダンス表示器２と、取引選択用ボタンと金
額及び暗証番号入力用ボタンを含む操作ボタン群３と、
紙幣の受入れと供給を行なう人出金機（ＢＲＭ）４と、
カードリーダライ′タ５と，取引明細票を印字して放出
する明細票発行機６と、通帳上への印字を行なう通帳印
字機７とを備える。顧客は、操作ボタン群３中の取引選
択用ボタンの操作により、銀行における一般的な取引、
例えば、預入れ、支払い、残高照会通帳記入、振込みな
どの一つを選択することができる。

第３図は、第１回に示すＡＴＭ１の内部機器構成を示す
ブロック図である．ブロック２〜７は第２図において同
一符号で示された各機器に相当する。通信制御部８は、
通信回線１０を通じて、図示しない中央処理装置との通
信を行なう。制御部９は、マイクロプロッセサを含み、
ＡＴＭ１を構成する各部を制御するとともに５取引に関
して必要なデータ処理を行なう．第４図に示すように、
複数のＡＴＭｌがそれぞれの通信回線１０を介して中央
処理装置１１に接続される。中央処理装置１１は取引デ
ータファイル１２を管理し、この取引データファイル１
２は、各顧客ごとの口座番号、氏名，残高、未記帳取引
データその他の取引データを登録するものである。未記
帳取引データは，カードのみを用いて行なわれた預入れ
及び支払い、並びに各種の自動引落し（公共料金、ロー
ン等）冬；ｙ他者からの振込みに関するデータを含む。

第１図（Ｑ），（ｂ），（Ｑ）は、未記帳データ照会が
行なわれた場合の処理フローの一例を示すフローチャー
トである。第１図（α）において、顧客が操作ボタン群
３中のｒ未記帳データ照会」を示す取引選択ボタンを押
す（ステップ２０）と、ガイダンス表示器２に「カード
をお入れ下さい」と表示される（ステップ２１）。そこ
で，顧客がカードをカードリーダライタ５に挿入する（
ステップ２２）と、ＡＴＭ１はそれが適正なカードか否
かをチェックし、それが適正なカードならば、「暗証番
号を入力して下さい｝とガイダンス表示器２に表示する
（ステップ２３）．顧客が操作ボタン群３を用いて暗証
番号を入力する（ステップ２４）と、ＡＴＭ１はそれを
チェックし、それが正しければ、通信制御部８及び通信
回線１０を経て中央処理装霞１１に、照会メッセージ１
６を送る（ステップ２５）．第５図（．）に示されるよ
うに、この照会メッセージ１６は、目下進行中の取引が
無通帳取引であることを示す情報１３を含む。例えば，
この情報は照会メッセージの予め定められた位置にある
１ビットであって、無通帳取引のときは“１”となり、
有帳取引のときは“Ｏ”となる。これを受取った中央処
理装置１１は、取引データファイル１２にアクセスし、
その顧客の未記帳取引データ１５を読出し、第５図（ｂ
）に示す回答メッセージ１７を編成して、ＡＴＭＩに送
る（ステップ２６）。この時、読出された未記帳取引デ
ータは、消去されることなく、そのまま取引データファ
イル１２中に残される。この回答メッセージ１７は、通
信回線１０及び通信制御部８を経てＡＴＭＩにより受信
される（ステップ２７）。

次に、第１図（ｂ）に示すように、ＡＴＭ１において要
求された未記帳取引データが、ガイダンス表示器２に表
示される（ステップ２８）。この場合の表示画面の一例
が第６図に示されている。

ここで、顧客は、明細票が必要ならば「明細票」ボタン
を押し（ステップ２９）、不要ならば「確認」ボタンを
押す（ステップ３２）。「明細票」ボタンが押されると
、明細票発行機６は未記帳取引データを印字し（ステッ
プ３０）、放出する（ステップ３１）。この場合の明細
票の例が第７図に示されている。他方、「確認』ボタン
が押されると（ステップ３２）、表示は消え，明細票は
発行されない。最後にカードが返却され（ステップ３３
）で，取引は終了する。

他の実施例として、ステップ２８〜３２に示す表示及び
顧客による選択を経ずにいきなり明細票を発行してもよ
い。第１図（ｃ）はこの変形例を示すフローチャートで
ある．第１図（α）のステップ２７に続いて直ちに、明
細票発行機６は第７図に示されるような明細票を印字し
（ステップ３４）、放出して（ステップ３５）、カード
が返却され（ステップ３６），取引が終了する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、カードのみを用いる取引においても未
記帳の取引状況を知ることができ、そして、その後に改
めて記帳することができる。更に、結果的に記帳を督促
することになるので、初めに述べたような未記帳データ
の一括印刷と郵送のための事務の減少も期待できる。

また、通帳を使用しないため通帳フォーマットの異なる
現金自動取引装置でも、本発明により、未記帳データを
知ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（α），（ｂ），（Ｃ）は本発明の一実施例を示
すフローチャートであり、第２Ｖ！ｉは本発明が適用さ
れる現金自動取引端末装置の外観図であり、第３図は第
２図に示す現金自動取引端末装置の内部機器構成を示す
ブロック図であり、第４図は現金自動取引システムのブ
ロック図であり、第５図（．）は照会メッセージの模式
図、第５図（ｂ）は回答メッセージの模式図であり、第
６図は表示画面の一例を示す図であり、第７図は取引明
細票の一例を示す図である。ｌ・・・現金自動取引端末装置、２・・・操作ガイダン
ス表示器，３・・・操作ボタン群、５・・・カードリー
ダライタ、６・・・明細票発行機、１０・・・通信回線
、ｌ１・・中央処理装置、１２・・・取引データファイ
ル、１３・無通帳取引を示す情報、１５・・・未記帳取
引データ、１６・・・照会メッセージ、１７・・・回答メッセー塙２の塙１ ― （α） ζｂ）躬４乙／ｌ塙５口（ＣＬ）／３

Claims

【特許請求の範囲】

１、未記帳取引データを含む顧客別の取引データを格納
する取引データファイルを備えた中央処理装置と、未記
帳データ照会取引を指示するキーを備えた操作部とカー
ド処理部と可視情報出力部とを有し、上記中央処理装置
に接続されかつカードだけの取引を許容する少くとも１
台の現金自動取引装置とから構成される現金自動取引シ
ステムにおいて、顧客が未記帳データ照会取引キーを押
した場合、未記帳データの照会メッセージを上記中央処
理装置に送信するステップと、照会メッセージを受信し
た中央処理装置が、上記取引データファイルから上記顧
客の未記帳取引データを読出して回答メッセージを形成
し、上記回答メッセージを上記現金自動取引装置に送信
するステップと、現金自動取引装置が上記回答メッセー
ジを受信した場合、回答メッセージに含まれる顧客の未
記帳取引データを上記可視情報出力部に出力するステッ
プとから構成されることを特徴とする現金自動取引シス
テムの未記帳データ照会取引方法。