JPH1040447A - 取引システム及び取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、取引操作に関する操作情報に対す
る視覚的な案内処理により適切な指示を顧客に送ること
ができ、円滑な運用が可能な取引システムを提供する。 【解決手段】 顧客が取引装置１の入力操作可能な表示
操作手段５上に取引処理に関する操作情報を表示し、こ
の取引装置１に接続された係員側の端末装置４０の表示
操作手段４３にも顧客側と共通の操作情報を表示して、
顧客のライトペン１２による操作案内希望部分の指定に
応じて、係員のライトペン４２による操作案内部分の指
定を行い、顧客の取引操作に関する操作案内を実行する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、取引システム及び
取引装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の自動現金取引装置等の取引装置で
は、顧客が取引装置の操作方法が分からなくった場合
や、装置自体が停止してしまう等の異常が発生した場合
には、顧客が装置自体に付いている係員呼出釦を押下
し、電話等を用いて係員からの音声での指示を受けるこ
とが通常である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の取引装置の場合、係員と顧客との間は音声のみ
での対話となるため、顧客が装置自体の現在の状況をう
まく係員に説明できない場合には、係員は正しく状況を
把握できず、適切な指示を出すことができなくなって、
取引装置の円滑な運用に支障が生じ、また、顧客に対す
るサービス性も低下するという課題がある。

【０００４】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、取引操作に関する操作情報に対する視覚的な案
内処理により適切な指示を顧客に送ることができ、円滑
な運用が可能で、また、顧客に対するサービス性を向上
し得る取引システム及び取引装置を提供することを目的
とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明に係る取引システ
ムは、顧客が入力操作可能な表示操作手段上に取引処理
に関する操作情報を表示し、この操作情報に対する顧客
の操作に応じた取引処理を実行する取引装置本体と、こ
の取引装置本体に接続されるとともに、係員が入力操作
可能な表示操作手段を備えた端末装置とを備え、前記取
引装置本体の表示操作手段と端末装置の表示操作手段と
に取引処理に関する共通の操作情報を表示するととも
に、前記共通の操作情報のうちの顧客入力による操作案
内希望部分の指定に応じて、係員入力による操作案内部
分の指定を行い、顧客の取引操作に関する操作案内を実
行することを特徴とするものである。

【０００６】本発明に係る取引システムにおいては、前
記操作案内希望部分の指定は前記取引装置本体の表示操
作手段に対する顧客の入力手段の操作により行い、前記
操作案内部分の指定は前記端末装置の表示操作手段に対
する係員の入力手段の操作により行う構成としている。

【０００７】また、本発明に係る取引システムは、顧客
の入力手段の操作により操作案内希望部分の指定を行
い、係員の入力手段の操作により前記操作案内部分の指
定を行い、さらに、前記通話手段による通話の交信を併
用して顧客の取引操作に関する操作案内を実行する構成
としている。

【０００８】このような本発明に係る取引システムによ
れば、取引操作に関する操作情報に対する視覚的な案内
処理により適切な指示を顧客に送ることができ、また、
通話手段による通話の交信を併用することで、円滑な運
用が可能であるとともに、顧客に対するサービス性の向
上を図ることができる。

【０００９】本発明に係る取引装置は、顧客が入力操作
可能なタッチパネル式に構成され、取引処理に関する操
作情報を表示する表示操作手段と、この表示操作手段に
表示される操作情報の内の特定部分を指定する入力手段
とを備えた取引装置本体と、この取引装置本体に接続さ
れるとともに、係員が入力操作可能なタッチパネル式に
構成され前記取引装置本体の表示操作手段と共通の操作
情報を表示する表示操作手段及び特定部分を指定する入
力手段と備えた端末装置と、前記取引装置本体と端末装
置との間に設けた通話による交信を行う通話手段とを備
え、前記取引装置本体における前記共通の操作情報に対
する顧客の入力手段操作による操作案内希望部分の指定
に応じて、前記端末装置における係員の入力手段操作に
よる操作案内部分の指定を行い、前記通話手段による通
話の交信を併用して顧客の取引操作に関する操作案内を
実行することを特徴とするものである。

【００１０】前記取引装置本体及び端末装置における入
力手段は、各々ライトペンを使用する構成としている。

【００１１】このような本発明に係る取引装置によれ
ば、ライトペンを使用して取引操作に関する操作情報に
対する視覚的な案内処理により適切な指示を顧客に送る
ことができ、また、通話手段による通話の交信を併用す
ることで、円滑な運用が可能であり、また、顧客に対す
るサービス性も向上する。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。

【００１３】まず、図１を参照して本実施の形態に係る
取引装置（例えば、現金自動預出金機）１の外観構成を
説明する。この取引装置１は、取引装置本体である箱状
の筐体１Ａの前面に、略Ｌ字状の接客操作領域２を設け
ている。

【００１４】接客操作領域２の略Ｌ字状の略水平面の部
分には、紙幣を多数枚一括して投入し得るとともに、放
出された紙幣やレシートを一括して受取る紙幣口３が設
けられ、扉４により開閉可能となっている。

【００１５】また、この略水平面の部分には、表示操作
手段５が設けられている。表示操作手段５は、透明なタ
ッチセンサーパネルおよびカラーＣＲＴが組み合わされ
ている。即ち、カラーＣＲＴには、操作手順、その他の
情報を文字、文言、イラスト等の操作情報を画面表示
し、顧客の操作案内を行うようになっている。また、数
字、カタカナ、アルファベット、確認や取り消しの文字
の表示に対応するタッチセンサーパネルの部位をライト
ペン１２又は指等で触れることにより、記号、印等の所
望の情報の入力が行えるようになっている。

【００１６】接客操作領域２の略Ｌ字状の略垂直部分に
は、カード口６および通帳口７が設けられている。カー
ド口６は、暗証番号、口座番号、発行銀行のコードなど
が磁気ストライプに記録されている記録媒体としてのカ
ードを受け入れる。通帳口７は、同じく記録媒体として
の通帳あるいは振り込みカードを受け入れる。

【００１７】また、この垂直部分には、取引内容などを
印字したレシート（明細票）を排出するレシート口８、
硬貨を多数枚一括して投入し得る硬貨投入口９、放出さ
れた硬貨を一括して受取る硬貨受取口１０、係員が操作
する係員呼出釦１１等を設けている。

【００１８】また、取引装置１と離隔した場所には、係
員操作用の端末装置４０が配置され、データ通信及び音
声通信を行うネットワーク回線４１を介して取引装置１
と端末装置４０とが接続されている。

【００１９】端末装置４０には、表示操作手段４３が設
けられている。表示操作手段４３は、透明なタッチセン
サーパネルおよびカラーＣＲＴが組み合わされている。
即ち、カラーＣＲＴには、操作手順、その他の情報を文
字、文言、イラスト等の操作情報を画面表示し、顧客の
操作案内を行うようになっている。また、タッチセンサ
ーパネルの部位をライトペン４２又は指等で触れること
により、記号、印等の所望の情報の入力が行えるように
なっている。また、端末装置４０は、本体４４、キーボ
ード４５を具備している。

【００２０】図２は、前記自動取引装置１の制御系を示
すもので、前記筐体１Ａ内に、カードリーダユニット２
１、レシートプリンタユニット２２、通帳プリンタユニ
ット２３、紙幣入出金ユニット２４、硬貨入出金ユニッ
ト２５、前記表示操作手段５を含む接客ユニット２６、
音声案内ユニット２７、内部モニタ２８を具備してい
る。

【００２１】また、自動取引装置１は、記憶部２９、フ
ロッピーデスク部３０、伝送制御部３１、全体の制御を
行う主制御部３２、電源部３３、電話機（図１には図示
せず）３４等を具備している。

【００２２】前記カードリーダユニット２１は、カード
口７から受け入れたカードの磁気ストライプから暗証番
号および口座番号などの口座情報を読み取るとともに、
カードをカード口７へ返却する動作も行うようになって
いる。

【００２３】前記レシートプリンタユニット２２は、取
引内容を印字したレシート（明細票）を発行し、レシー
ト口８から排出するようになっている。

【００２４】前記通帳プリンタユニット２３は、通帳口
から受け入れた通帳の磁気ストライプに対して情報の読
み取りまたは書き込みを行うとともに、必要に応じて該
通帳および記録ようのジャーナル用紙への取引内容など
の印字を行う。また、振り込みカードの原券に振り込み
取引の振り込み情報を記録することにより振り込みカー
ドを発行し、それを通帳口８から排出したり、さらに
は、通帳口８から受け入れた振り込みカードの磁気スト
ライプに対し情報の読み取り、書き込みを行うようにな
っている。

【００２５】前記紙幣入出金ユニット２４は、紙幣口５
に一括して投入された紙幣を判別、計数して納入すると
ともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納された紙
幣を所定枚数だけ取り出して紙幣口５から一括して払い
出すようになっている。

【００２６】前記硬貨入出金ユニット２５は、硬貨口６
に一括して投入された硬貨を判別、計数して納入すると
ともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納された硬
貨を所定枚数だけ取り出して硬貨口６から一括して払い
出すようになっている。

【００２７】前記音声案内ユニット２７は、音声により
顧客の操作案内を行うようになっている。

【００２８】前記内部モニタ２８は、この自動取引装置
１の運用に携わる係員に装置状態を伝達するものであ
る。

【００２９】前記主制御部３２は、フロッピーデスク部
３０内のプログラム情報を参照しつつ、前記各ユニット
２１乃至２７、内部モニタ２８、記憶部２９および伝送
制御部３１を各々制御し、これらに所定の動作を行わせ
るようになっている。

【００３０】また、前記主制御部３２には、必要に応じ
てリモートモニタ３４を接続し、遠方から監視すること
を可能にしている。リモートモニタ３４は、主制御部３
２によって制御され、内部モニタ２８とほぼ同じ情報を
表示するとともに、この自動取引装置１に異常が発生し
た場合には、ブザーなどの鳴動手段を併用して異常を報
知するようになっている。

【００３１】記憶部２９は、取り引き情報等を記憶する
ようになっている。

【００３２】前記フロッピーデスク部３０は、この自動
取引装置１の運用に係る処理手順のプログラムを格納す
るとともに、取引に供する各種の情報や取引の記録、取
引装置１の稼働状況の記録、取引装置１固有に設定され
た特殊な情報の格納等を行う。

【００３３】前記伝送制御部３１は、ネットワーク回線
４１を介してセンタの端末装置４０や図示しないホスト
コンピュータとオンライン接続されていて、必要に応じ
て端末装置４０や図示しないホストコンピュータとオン
ライン交信するようになっている。

【００３４】次に、この取引装置１の動作を係員が顧客
の求めに応じて操作案内を行う場合を主にし、かつ、図
３乃至図５をも参照して説明する。

【００３５】顧客が取引装置１との間の取引処理を開始
した後（ステップＳ１）、必要に応じて前記係員呼出釦
１１を押下すると（ステップＳ２）、係員との間にネッ
トワーク回線４１を介して電話機３４による通話が可能
となり、かつ、図３に示すように、現在顧客が使用して
いる取引装置１の表示操作手段５の画面に表示されてい
る操作情報、即ち、振込、銀行名、支店名、口座番号、
テンキー等からなる操作情報が前記主制御部３２、伝送
制御部３１の制御の基に端末装置４０に送られ、端末装
置４０の表示操作手段４３の画面に前記操作情報と全く
同じ操作情報が表示される（ステップＳ３）。

【００３６】この状態で、顧客は電話機３４で係員と対
話をしながら、ライトペン１２又は指書きによる入力操
作を行い、取引装置１の表示操作手段５の画面上の操作
方法の分からない部分、例えば、図３に示すように口座
番号の部分に印（丸印）を付ける等して操作案内希望情
報を指定する（ステップＳ４）。

【００３７】この時、顧客が指定した操作案内希望情報
は、前記主制御部３２、伝送制御部３１の制御の基に端
末装置４０に送られ、端末装置４０の表示操作手段４３
の画面における口座番号の部分にも図３の右欄に示すよ
うに印（丸印）が表示される。

【００３８】この状態で、係員は電話機３４を介して顧
客と対話しながら、図４の右欄に示すように、表示操作
手段４３の画面におけるテンキーの部分にライトペン１
２等で矢印を付け操作案内情報を指定する（ステップＳ
５）。

【００３９】この矢印の情報は、上述した場合とは逆に
端末装置４０、前記伝送制御部３１、主制御部３２の制
御の基に接客ユニット２６、即ち、表示操作手段５に送
られ、その画面のテンキーの部分にも係員側と全く同様
な矢印が表示され（ステップＳ６）。これにより、顧客
の要望に応じた操作案内情報を示しながら当該顧客に対
する操作案内を行うことができる。

【００４０】このようにして、ネットワーク回線４１を
通じて取引装置１と端末装置４０との間で画面上の操作
情報を同時に共有することにより、顧客と係員との間で
は音声だけでなく、視覚的な操作情報のやり取りが可能
となり、係員は、リアルタイムで迅速かつ正確な操作上
の指示を顧客に送る操作案内を行うことができて、この
取引装置１の円滑な運用を実現できる。

【００４１】また、顧客の側も係員との間では音声だけ
でなく、視覚的な操作情報による操作案内を受けられる
ことになり、この結果、単に音声による案内を行う従来
例に比べ、顧客に対するサービス性を向上させることが
きる。

【００４２】

【発明の効果】本発明によれば、取引操作に関する操作
情報に対する視覚的な案内処理により適切な指示を顧客
に送ることができ、また、通話手段による音声の交信を
併用することで、円滑な運用が可能であるとともに、顧
客に対するサービス性の向上を図ることができる取引シ
ステムを提供することができる。

【００４３】また、本発明によれば、上述した取引シス
テムと同様、取引操作に関する操作情報に対する視覚的
な案内処理により適切な指示を顧客に送ることができ、
また、通話手段による音声の交信を併用することで、円
滑な運用が可能であるとともに、顧客に対するサービス
性の向上を図ることができる取引装置を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態である取引装置を含む取引
システムの構成を示す斜視図である。

【図２】本実施の形態の取引システムの構成を示すブロ
ック図である。

【図３】本実施の形態の取引システムにおける顧客側及
び係員側の画面における操作案内希望情報の表示例を示
す説明図である。

【図４】本実施の形態の取引システムにおける顧客側及
び係員側の画面における操作案内情報の指定例を示す説
明図である。

【図５】本実施の形態の取引システムにおける処理の流
れを示すフローチャートである。

【符号の説明】

１ 取引装置 １Ａ 筐体 ５ 表示操作手段 １１ 係員呼出釦 １２ ライトペン ３４ 電話機 ４０ 端末装置 ４１ ネットワーク回線 ４２ ライトペン ４３ 表示操作手段

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 顧客が入力操作可能な表示操作手段上に
   取引処理に関する操作情報を表示し、この操作情報に対
   する顧客の操作に応じた取引処理を実行する取引装置本
   体と、 この取引装置本体に接続されるとともに、係員が入力操
   作可能な表示操作手段を備えた端末装置とを備え、 前記取引装置本体の表示操作手段と端末装置の表示操作
   手段とに取引処理に関する共通の操作情報を表示すると
   ともに、前記共通の操作情報のうちの顧客入力による操
   作案内希望部分の指定に応じて、係員入力による操作案
   内部分の指定を行い、顧客の取引操作に関する操作案内
   を実行することを特徴とする取引システム。
2. 【請求項２】 顧客が入力操作可能な表示操作手段上に
   取引処理に関する操作情報を表示するとともに、操作情
   報の内の特定部分を指定する入力手段を備え、前記操作
   情報に対する顧客の操作に応じた取引処理を実行する取
   引装置本体と、 この取引装置本体に接続されるとともに、係員が入力操
   作可能な表示操作手段及び特定部分を指定する入力手段
   と備えた端末装置とを備え、 前記取引装置本体の表示操作手段と端末装置の表示操作
   手段とに取引処理に関する共通の操作情報を表示すると
   ともに、前記共通の操作情報に対する顧客の入力手段の
   操作による操作案内希望部分の指定に応じて、係員の入
   力手段の操作による操作案内部分の指定を行い、顧客の
   取引操作に関する操作案内を実行することを特徴とする
   取引システム。
3. 【請求項３】 顧客が入力操作可能な表示操作手段上に
   取引処理に関する操作情報を表示するとともに、操作情
   報の内の特定部分を指定する入力手段を備え、前記操作
   情報に対する顧客の操作に応じた取引処理を実行する取
   引装置本体と、 この取引装置本体に接続されるとともに、係員が入力操
   作可能な表示操作手段及び特定部分を指定する入力手段
   と備えた端末装置と、 前記取引装置本体と端末装置との間に設けた通話による
   交信を行う通話手段とを備え、 前記取引装置本体の表示操作手段と端末装置の表示操作
   手段とに取引処理に関する共通の操作情報を表示すると
   ともに、前記共通の操作情報に対する顧客の入力手段操
   作による操作案内希望部分の指定に応じて、係員の入力
   手段操作による操作案内部分の指定を行い、前記通話手
   段による通話の交信を併用して顧客の取引操作に関する
   操作案内を実行することを特徴とする取引システム。
4. 【請求項４】 顧客が入力操作可能なタッチパネル式に
   構成され、取引処理に関する操作情報を表示する表示操
   作手段と、この表示操作手段に表示される操作情報の内
   の特定部分を指定する入力手段とを備えた取引装置本体
   と、 この取引装置本体に接続されるとともに、係員が入力操
   作可能なタッチパネル式に構成され前記取引装置本体の
   表示操作手段と共通の操作情報を表示する表示操作手段
   及び特定部分を指定する入力手段と備えた端末装置と、 前記取引装置本体と端末装置との間に設けた通話による
   交信を行う通話手段とを備え、 前記取引装置本体における前記共通の操作情報に対する
   顧客の入力手段操作による操作案内希望部分の指定に応
   じて、前記端末装置における係員の入力手段操作による
   操作案内部分の指定を行い、前記通話手段による通話の
   交信を併用して顧客の取引操作に関する操作案内を実行
   することを特徴とする取引装置。
5. 【請求項５】 顧客が入力操作可能なタッチパネル式に
   構成され、取引処理に関する操作情報を表示する表示操
   作手段と、この表示操作手段に表示される操作情報の内
   の特定部分を指定するライトペンとを備えた取引装置本
   体と、 この取引装置本体に接続されるとともに、係員が入力操
   作可能なタッチパネル式に構成され前記取引装置本体の
   表示操作手段と共通の操作情報を表示する表示操作手段
   及び特定部分を指定するライトペンを備えた端末装置
   と、 前記取引装置本体と端末装置との間に設けた通話による
   交信を行う通話手段とを備え、 前記取引装置本体における前記共通の操作情報に対する
   顧客のライトペン操作による操作案内希望部分の指定に
   応じて、前記端末装置における係員のライトペン操作に
   よる操作案内部分の指定を行い、前記通話手段による通
   話の交信を併用して顧客の取引操作に関する操作案内を
   実行することを特徴とする取引装置。