JPS6126198A - 現金自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ９　産業上の利用分野 本発明は金融機関で使われる自動取引装置に関するもの
である。

従来例の構成とその問題点 第１図を用いて従来の現金自動取引装置の残高照会及び
支払取引の一例を説明する。又第２図に従来例のフロー
チャートを示す。第１図は現金自動取引装置の構成の一
例で、１はカード挿入部、２は現金支払部、３は取引伝
票出力部、４は顧客の操作ガイダンス及び金額等の表示
部、６は取引項目を選択する取引選択キー、６は支払部
等を取消したい場合に押す取消キー、７は表示部４に表
示された支払金額を顧客が確認した場合に押す確認キー
、８は支払金額、暗証番号等を入力する数字キー、９は
支払金額等の入力終了を意味する円キー、１０は現金自
動取引装置の取引制御部、１１は中央処理システムとの
通信制御部、１２は中央処理システムのホストコンピュ
ータ、１３は預金残高を格納する中央記憶装置、１４は
カード情報読取部、１５は取引伝票印字部である。

以上のように構成された従来の現金自動取引装置につい
て、以下その動作について説明する。

まず顧客が取引選択キー５により残高照会を指定し、次
にカードをカード挿入口１に挿入し、暗証番号を数字キ
ー８で入力する。入力された暗証番号とカード情報読取
部１４で読取られた暗証番号とが比較され一致すると、
中央処理システムとの通信が行なわれる。中央処理シス
テムは預金残高記憶装置１３から残高を読み出し現金自
動取引装置に送信する。現金自動取引装置では残高を伝
票印字部１５で伝票に印字し、カードを返却して、残高
が印字された伝票を出力し残高照会処理は終了となる。

ここで、次にこの残高をもとに現金支払取引を行なう場
合は、取引選択キー５で支払取引を指定し、再びカード
を挿入し、暗証番号を入力する。

暗証番号が一致すると、表示部４に支払金額の入力を指
示するガイダンスが表示される。顧客が金額を入力する
と表示部４に金額が表示され、確認キー７の入力により
中央処理システムとの通信が行なわれる。預金残高不足
の場合は、表示部４に残高不足であることを表示し、カ
ードを返却する。

カム可能金額の場合は、支払金額、残高を伝票に印字し
、カードを返却する。顧客がカードを抜き取ると取引伝
票を出力し、現金を支払って支払取引は終了となる。

しかしながら上記のような構成では、給与、公共料金等
の自動振込、自動振替が普及してきた今日、預金状況の
把握が回顧なため、残高照会の後、支払取引を行なう場
合が多くなっているにもかかわらず、残高照会取引が完
全に終了するまで支払取引を行なうことができないため
、カード、暗証番号を再入力しなければならず、顧客の
操作回数、及び他の顧客の待ち時間が増加するという問
題を有していた。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、残高照会
の後、支払取引を行なう場合、残高照会取引処理を終了
させずに続けて支払取引を行なえるようにすることによ
り、顧客の操作回数、他の顧客の待ち時間を短縮する現
金自動取引装置を提供することを目的とする。

発明の構成 本発明は残高照会取引の際、残高を表示した後、顧客の
選択により、カードや暗証番号を再入力することなくそ
のまま支払取引を行なえるようにしたものである。

実施例の説明 第３図は本発明の一実施例における現金自動取引装置の
構成図を示すものである。又第４図に本発明のフローチ
ャートを示す。第３図において、１６は残高専用記憶部
、１７は残高表示制御部、１８は案内データ記憶部、１
９は残高照会取引判定部、２０は残高印字制御部、２１
は残高照会取引選択信号、２２は取消信号、２３は残高
照会終了信号、２４は金額信号、２５は支払取引続行信
号である。なお同図において第１図と同一部分は同一符
号で示した。

以上のように構成された本実施例の現金自動取引装置に
ついて、以下にその動作を説明する。

甘ず顧客が取引選択キー５により残高照会取引を指定し
、次にカードをカード挿入口１に挿入し暗証番号をキー
ボード８で入力する。またカード情報読取部１４で暗証
番号、口座番号等を脱柩ゐ。

入力された暗証番号とカードに格納されている暗証番号
とが比較され一致すると、中央処理システムとの通信が
行なわれる。この際、現金自動取引装置は口座番号を中
央処理システムに送信し、中央処理システムは預金残高
記憶部１３から残高を読み出し、現金自動取引装置に送
信する。現金自動取引装置では残高を残高専用記憶部１
６に格納し、その残高表示制御部１７により表示部４に
表示する。また、案内データ記憶部１８にはそのまま支
払取引を行なう場合は支払金額を、また残高照会取引を
終了させる場合は取消キー６を入力するという内容のガ
イダンスデータが記憶されており、このガイダンスを上
記残高と共に表示部４に表示する。ここで顧客が残高照
会取引を終了させ照会終了信号２３を出力する。この残
高照会終了信号２３により残高印字制御部２ｏは残高専
用記憶部１６に格納されている残高を伝票印字部１５で
印字させる。この伝票を伝票出力部に出力し、残高・照
会処理は終了となる。また顧客が支払取引を行なうため
に支払金額を入力した場合、残高照会取引判定部１９は
、残高照会取引選択信号２１と支払金額の最後に入力さ
れる円キー９の金額信号２４の入力により支払取引続行
信号２５を出力する。この支払取引続行信号２５によシ
、取引制御部１０は、先に読取った口座番号を用いて中
央処理システムとの通信を行ない、前記のとおり支払取
引を終了させる。

発明の効果 本発明の現金自動取引装置は、残高照会取引の際、残高
を表示した後、顧客の選択により、カードや暗証番号を
再入力することなくそのま丑支払取引を行なえるように
したことにより、一度残高を照会して現金支払取引を行
なう場合の顧客の操作回数、他の顧客の待ち時間を短縮
することができる。１だ、残高不足のだめに支払取引が
不成立になることを避けることができ、その実用的効果
は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の現金自動取引装置の構成図、第２図は従
来の現金自動取引装置における残高照会及び支払取引処
理のフローチャート、第３図は本発明の一実施例におけ
る現金自動取引装置の構成図、第４図は同実施例におけ
る残高照会及び支払取引処理のフローチャートである。 １６・・・・・・残高専用記憶部、１７・・・・・・残
高表示制御部、１８・・・・・・案内データ記憶部、１
９・・・・・・残高照会取引判定部、２ｏ・・・・・・
残高印字制御部、２１・・・・・・残高照会取引選択信
号、２２・・・・・・取消信号、２３・・・・・・残高
照会終了信号、２４・・・・・・金額信号、２５・・・
・・・支払取引続行信号。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 現金自動取引装置で残高照会を行なった場合、中央シス
   テムから送信された預金残高を格納する残高専用記憶部
   と、この残高専用記憶部に格納された預金残高と顧客に
   対して残高照会終了か現金支払取引続行かを選択させる
   ガイダンスとを表示する表示手段と、この表示による顧
   客の選択を判別する判別手段と、この判別の結果が残高
   照会終了であれば、前記残高専用記憶部に格納されてい
   る預金残高を取引伝票に印字させる印字手段と、判別の
   結果が支払取引続行であれば、処理を終了させずに引き
   続き支払取引を処理する処理手段とを備えたことを特徴
   とする現金自動取引装置。