JPH0798740A - 窓口取引処理システム - Google Patents

窓口取引処理システム

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JPH0798740A
JPH0798740A JP26430693A JP26430693A JPH0798740A JP H0798740 A JPH0798740 A JP H0798740A JP 26430693 A JP26430693 A JP 26430693A JP 26430693 A JP26430693 A JP 26430693A JP H0798740 A JPH0798740 A JP H0798740A
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JP
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transaction
customer
recording medium
window
card
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JP26430693A
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Yoko Ohira
洋子 大平
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓口業務を円滑化し、システムのデータ処理
効率を向上させる。 【構成】 電子記帳台11により顧客が取引伝票に取引
データの入力を行なうと、窓口端末装置13が即時処理
可能でなければ、取引データがファイル機構15に格納
される。その際、発券機構115が受付番号を印字した
カード型記録媒体を出力する。従って、常に、顧客が取
引伝票の記入を終了した後に当該顧客に対してカード型
記録媒体が渡される。顧客は、顧客誘導装置12により
受付番号によって呼び出され、窓口に行って窓口行員に
カード型記録媒体を渡す。窓口行員は、顧客からカード
型記録媒体を受け取ると、窓口端末装置13のカードリ
ーダ136によりカード型記録媒体の受付番号を読み取
り、ファイル機構15から転送した取引データを使って
取引処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等において顧
客を窓口に誘導するための窓口取引処理システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】金融機関等においては、窓口で取引を行
なおうとする顧客に対し、番号札等を発行して待機さ
せ、番号順に1人ずつ顧客を窓口に呼び出して取引処理
を行なうようにしている。以下、このような従来の窓口
取引処理システムを図面に従って説明する。 (1) 番号札を発行することにより、顧客を来店順に取
引可能状態になった窓口端末装置へ誘導するシステムと
して以下に示すものがある。図2は、従来の顧客誘導装
置の構成の一例を示すブロック図である。図示の顧客誘
導装置は、制御部31、受付番号の表示及び音声出力を
行う表示部32、受付番号を印字した番号札を発行する
発券部33、窓口のカウンタ内に設置され窓口行員が顧
客誘導を行なう操作部34から構成されている。
【0003】このシステムの処理の流れを説明する。 顧客は来店後、顧客誘導装置の発券部33より、受付
番号(通番)を印字した番号札を取得する。その後、ロ
ビーに設置された伝票記帳台で当該取引で用いる伝票に
必要事項を記入し、窓口からの呼出を待つ。 一方、窓口行員は、窓口端末装置が取引可能状態にな
ると、操作部34より制御部31へ顧客誘導のための指
示を出す。 この指示を受けた制御部31は、次に処理すべき取引
の受付番号を表示部32へ表示し、音声出力を行う。こ
れにより、その番号札を持った顧客を呼び出す。
【0004】表示部32に表示及び音声出力した受付
番号を印字した番号札を持つ顧客は、当該番号札と、待
っている間に記入した伝票と、通帳・現金等の当該取引
に必要な現物を窓口へ提出する。 これらの提出を受けた窓口行員は、前記伝票の記載内
容と通帳・現金等の現物を照合し、顧客に確認する。こ
の後、窓口行員が窓口端末装置へ取引データの入力を行
うと、窓口端末装置はホストコンピュータと交信を行
い、当該ホストコンピュータからの指示に従い、通帳記
入・入出金処理等の現物処理を行う。
【0005】(2) また、従来、以下のようなシステム
として提案されているものがある。即ち、窓口取引処理
システムを、顧客が入力する取引前処理装置(本システ
ムでは顧客入力装置という)と、窓口行員による通帳記
入・入出金処理等の現物処理を行う取引後処理装置(本
システムでは窓口端末装置という)とに分離する。そし
て、前記顧客入力装置は、顧客が入力したデータを前記
窓口端末装置へ転送する。これにより、窓口行員の端末
入力作業の負荷を軽減し、処理時間の短縮を図る(特公
平4−63428、4−63429号公報参照)。
【0006】図3は、このような従来の窓口取引処理シ
ステムの構成の一例を示すブロック図である。図示のシ
ステムは、顧客入力装置41、窓口端末装置42等から
成る。これらの装置は、端末制御装置43を介してファ
イル機構44とホストコンピュータ45とに接続されて
いる。顧客入力装置41は、制御部411と、顧客の操
作案内及び入力状況を表示するディスプレイ412と、
顧客がデータ入力を行なうタブレット413と、顧客の
ICカード等に記録されたデータを読み出すカードリー
ダ414と、顧客へのレシートを印字する印字部415
とから成る。窓口端末装置42は、制御部421と、窓
口行員の操作のためのディスプレイ422及びキーボー
ド423と、データ処理結果を印字する印字部424
と、現金の入出金処理を行なう現金処理機425とから
成る。
【0007】このシステムの処理の流れを説明する。図
4及び図5に、従来のシステムの処理手順を示す。 顧客は来店後、顧客入力装置41で必要な取引データ
を入力する(ステップS41)。 顧客入力装置41は、顧客が取引データの入力を完了
すると、その取引データを端末制御装置43へ転送し
(ステップS42)、同時に顧客入力装置41の印字部
415から受付番号と取引データを印字したレシートを
出力する(ステップS43)。
【0008】端末制御装置43は、窓口端末装置42
が取引処理中の場合(ステップS44)、ファイル機構
44へ取引データを格納する(ステップS45)。そし
て、窓口端末装置42が取引可能な場合(ステップS4
4又はS46)、全取引データを窓口端末装置42へ転
送する。 窓口行員は端末操作によりデータを画面表示し(ステ
ップS48)、該顧客を呼び出す(ステップS49)。
そして、顧客が窓口へ来た場合、前記レシートと通帳・
現金等の現物を提出させ、それらを照合し、当該顧客に
対し取引データに誤りがないことを確認する(ステップ
S51)。その後、窓口端末装置42は、ホストコンピ
ュータ45と交信を行い、ホストコンピュータ45から
の指示に従い、通帳記帳・入出金処理等の現物処理を行
う(ステップS52)。そして、ホストコンピュータ4
5では、取引データによりデータを更新する(ステップ
S53)。
【0009】一方、顧客が窓口へ来ない場合は、窓口端
末装置42は、データを一時保留させ、次の取引データ
を転送する(ステップS54)。そして、転送された取
引データの顧客を呼び出し、取引処理を行なう(ステッ
プS55)。その後、不在であった顧客を再度呼び出す
(ステップS56)。n回以上不在であったときは(ス
テップS57)、取引を中止する(ステップS58)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシステムには以下の問題点があった。 <図2の番号札発行による顧客誘導装置を用いたシステ
ムの問題点> 図2の装置で、顧客が番号札を取得した後、伝票を記
入中に、窓口端末装置が取引可能状態になった場合、伝
票記入中であるにもかかわらず、窓口行員から呼出を受
けてしまうことがある。その場合、呼出を受けた顧客
は、伝票記入中であることを窓口行員に伝えなければな
らない。また、顧客が伝票記入中であることを窓口行員
に伝えない場合、窓口行員は当該顧客が不在であると判
断する可能性が高い。
【0011】<図3の顧客入力装置による窓口取引処理
システムの問題点> 図3のシステムにより、窓口行員の取引データ入力等
の端末操作は削減されるが、窓口行員が取引データを表
示するための操作や、顧客が前取引のみ済ませて帰って
しまった場合や別件の取引や用事(お手洗等)で不在の
場合等により都合上取引順序を変更するための操作や、
不在であった顧客の再呼出の操作は、削減されない。 印影及び顧客の筆跡等のイメージデータを取扱う場
合、伝送速度の低下、通信トラフィックの増加によりシ
ステムのデータ処理効率が低下する。
【0012】本発明は、以上述べた従来技術の問題点を
解決するためになされたもので、顧客が伝票記入中に窓
口から呼出を受けることをなくし、窓口行員の端末操作
の負荷を削減し、また、システムのデータ処理効率を向
上させ、更に、印鑑・顧客の筆跡等のイメージデータ等
の多量のデータをシステムのデータ処理効率を低下させ
ることなく取扱うことのできるシステムを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明の窓口取引処
理システムは、複数の取引処理を順次窓口に誘導し、当
該窓口で受付けて処理する窓口取引処理システムにおい
て、取引データを入力するとともに、受付番号を付与
し、当該受付番号を記録した記録媒体を発行する取引前
処理装置と、当該取引前処理装置により取引データの入
力が完了している取引処理に付与した受付番号を出力す
ることにより、当該取引処理を前記窓口に誘導する誘導
装置と、当該誘導装置により誘導した取引処理に対して
発行された記録媒体を入力し、当該記録媒体に記録され
た受付番号を読み出して照合し、当該受付番号が正しい
場合に前記取引処理を実行する取引後処理装置とから成
ることを特徴とするものである。
【0014】第2の発明の窓口取引処理システムは、複
数の取引処理を順次窓口に誘導し、当該窓口で受付けて
処理する窓口取引処理システムにおいて、取引データを
入力するとともに、受付番号を付与し、当該受付番号及
び入力した取引データを記録した記録媒体を発行する取
引前処理装置と、当該取引前処理装置により発行した記
録媒体に記録されている受付番号を出力することによ
り、当該取引処理を前記窓口に誘導する誘導装置と、当
該誘導装置により誘導した取引処理に対して発行された
記録媒体を入力し、当該記録媒体に記録された受付番号
及び取引データを読み出し、当該受付番号が正しい場合
に当該記録媒体から読み出した取引データにより前記取
引処理を実行する取引後処理装置とから成ることを特徴
とするものである。
【0015】
【作用】第1の発明の窓口取引処理システムにおいて
は、電子記帳台等の取引前処理装置により顧客が取引伝
票に取引データの入力を行なうと、取引データがファイ
ル機構に格納される。その後、発券機構が受付番号を印
字したカード型記録媒体を出力する。従って、常に、顧
客が取引伝票の記入を終了した後に当該顧客に対してカ
ード型記録媒体が渡される。顧客は、誘導装置により受
付番号によって呼び出され、窓口に行って窓口行員にカ
ード型記録媒体を渡す。窓口行員は、顧客からカード型
記録媒体を受け取ると、取引後処理装置のカードリーダ
によりカード型記録媒体の受付番号を読み取り、取引処
理を行なう。
【0016】第2の発明の窓口取引処理システムにおい
ては、電子記帳台等の取引前処理装置により顧客が取引
伝票に取引データの入力を行なうと、カードリーダライ
タにより取引データがカード型記録媒体に格納される。
その後、発券機構がそのカード型記録媒体に受付番号を
印字して出力する。従って、第2の発明でも、常に、顧
客が取引伝票の記入を終了した後に当該顧客に対してカ
ード型記録媒体が渡される。顧客は、誘導装置により受
付番号によって呼び出され、窓口に行って窓口行員にカ
ード型記録媒体を渡す。窓口行員は、顧客からカード型
記録媒体を受け取ると、取引後処理装置のカードリーダ
によりカード型記録媒体の受付番号及び取引データを読
み取り、読み取った取引データによって取引処理を行な
う。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。以下の説明で電子記帳台とは、顧客操作により取
引データを入力する装置で、先に述べた取引前処理装置
に相当するものである。また、現物とは紙幣・硬貨の現
金と小切手・手形等の証券類と各種預金通帳・証書のこ
とをいうものとする。カード型記録媒体は、1回のみ書
き込みが可能であってもよいし、複数回書き込み可能で
あってもよい。また、表面に印字機構を有し、受付番号
等を印字可能なものでもよい。
【0018】(1) 第1の発明 図1は、第1の発明の窓口取引処理システムの一実施例
のブロック図である。図示のシステムは、電子記帳台1
1、顧客誘導装置12、窓口端末装置13、端末制御装
置14、ファイル機構15、ホストコンピュータ16か
ら構成される。
【0019】電子記帳台11は、制御部111と、これ
に接続されるディスプレイ112、タブレット113、
カードリーダライタ114、発券機構115から成る。
ディスプレイ112は、CRT等から成り、伝票フォー
マット・誘導文言・入力イメージ・入力文字等を表示す
る。タブレット113は、取引データの入力装置であ
り、入力ペンにより顧客が氏名・住所等を入力する。カ
ードリーダライタ114は、受付番号・取引データ等を
カード型記録媒体に読み書きする。発券機構115は、
受付番号等を印刷したカード型記録媒体を発行する。電
子記帳台11は、システムに単数又は複数設けられる。
顧客誘導装置12は、制御部121と、これに接続され
る表示部122から成る。表示部122は、電光表示板
及び合成音声発生装置から成り、受付番号等により顧客
を誘導する表示及び音声出力を行なう。顧客誘導装置1
2は、システムに1台だけで十分であるが、場合により
複数台設けてもよい。
【0020】窓口端末装置13は、制御部131と、こ
れに接続されるディスプレイ132、キーボード13
3、印字部134、現金処理機135、カードリーダ1
36から成る。ディスプレイ132及びキーボード13
3は、窓口行員が当該窓口端末装置13を操作するため
のものである。印字部134は、ドットプリンタ等から
成り、伝票の印刷及び通帳の記帳を行なう。現金処理機
135は、現金の入出金の処理を行なう。カードリーダ
136は、取引データを記録したカード型記録媒体を読
み取るためのものである。窓口端末装置13は、単数又
は複数設けられる。端末制御装置14には、取引データ
の処理が可能な窓口端末装置13の登録及び入力を完了
した取引データ・受付番号を格納するファイル機構15
が接続されている。これにより、電子記帳台11、顧客
誘導装置12、窓口端末装置13を必要に応じて複数台
接続し、これらをホストコンピュータ16とオンライン
で接続する。
【0021】次に、図6、図7及び図8に従って、本実
施例における取引処理手順の流れを説明する。 顧客は来店後、電子記帳台11で取引データの入力を
行う(ステップS1)。 顧客が取引データの入力を完了すると、電子記帳台1
1はその取引データを端末制御装置14へ転送する(ス
テップS2)。 端末制御装置14は、即時処理可能な窓口端末装置1
3がある場合(ステップS3)、当該窓口端末装置13
へ顧客を誘導する文言を電子記帳台11のディスプレイ
112へ表示する(ステップS4)。これにより、顧客
はすぐにその窓口へ行くことができるので、顧客誘導装
置12による誘導は行なわずに後述するステップS10
に進む。尚、この場合にも顧客誘導装置12による誘導
を行なうようにしてもよい。一方、即時処理可能な窓口
端末装置13がない場合、前記取引データに受付番号を
付加し、ファイル機構15へ格納する(ステップS
5)。そして、電子記帳台11は、カードリーダライタ
114で、前記受付番号を記録したカード型記録媒体を
発行(排出)する(ステップS6)。
【0022】顧客は前記発行されたカード型記録媒体
を持ち、ロビーで呼出を待つ。 一方、即時処理可能となった窓口端末装置13は、そ
の旨を端末制御装置14へ通知する。通知を受けた端末
制御装置14は次に処理されるべき取引の受付番号を顧
客誘導装置12に通知し、通知を受けた顧客誘導装置1
2は表示部122へ受付番号により当該顧客を誘導する
表示及び音声出力を行なう(ステップS7、S8)。 前記表示された受付番号のカード型記録媒体を持つ顧
客は、当該カード型記録媒体と該取引に必要な現物を誘
導された窓口へ提出する。
【0023】提出されたカード型記録媒体を窓口端末
装置13のカードリーダ136へ挿入すると(ステップ
S9、S10)、窓口端末装置13は読み取った受付番
号を端末制御装置14へ通知する。 端末制御装置14は通知を受けた受付番号が付加され
た取引データをファイル機構15から検索し、窓口端末
装置13へ転送する。 窓口端末装置13は転送されてきた取引データをディ
スプレイ132へ表示し(ステップS11)、窓口行員
が表示された取引データと提出された現物を照合し、当
該顧客に確認を行う(ステップS12)。その後、ホス
トコンピュータとの交信を行い、ホストコンピュータか
らの指示に従い(ステップS13)、通帳記帳・入出金
等の現物処理を行う(ステップS14)。
【0024】一方、顧客が窓口に来ない場合は(ステッ
プS9)、窓口行員は窓口端末装置により次の顧客を誘
導する指示を出す(ステップS15)。これは、例え
ば、窓口に来なかった顧客の取引処理を飛ばして次の顧
客の取引処理を指示するためのキーをキーボードに定め
ておいて、そのキーを押すことにより行なう。そして、
顧客誘導装置側では、一定時間あるいは一定件数毎に不
在の顧客を誘導する制御を行なう。尚、取引終了後、上
述した顧客誘導処理で用いたカード型記録媒体は、リサ
イクルカードとして再利用してもよい。
【0025】また、本システムで電子記帳台11を複数
台設置する場合、電子記帳台11から発券機構115を
削除し、1つのカード発行装置を独立して設置するよう
にしてもよい。これにより、ハードウェアを簡単化で
き、コストの低減を図ることができる。以下に、このよ
うなカード発行装置を独立して設置した場合の取引処理
の流れを説明する。 顧客は来店後、カード発行装置から受付番号を記録し
たカード型記録媒体を取得した後、当該カード型記録媒
体を電子記帳台11のカードリーダライタ114へ挿入
する。
【0026】そして、顧客が電子記帳台11へ取引デ
ータの入力を行う。 以降は、前記実施例の〜と同様の処理を行う。 この場合、顧客が電子記帳台11で取引データの入力を
完了した段階で顧客誘導装置に受付番号を送り、顧客を
呼び出す。従って、取引データの入力を終えていない顧
客の受付番号は飛ばされて次の顧客が取引データの入力
を終えていればその顧客の受付番号が表示される。図9
は、電子記帳台システムで入力される取引データの説明
図である。取引データは、従来も同様であるが、例え
ば、図示のように、住所、電話番号、名前、生年月日、
勤め先等である。また、印鑑やサイン等のイメージデー
タを含めるようにしてもよい。
【0027】図10は、従来の電子記帳台で発行してい
たレシートの印字例の説明図である。図示のように、受
付番号とともに、名前、取引種別、金額、受付時間等が
印字される。本発明では、このようなレシートが図11
に示すカード型記録媒体に置き換えられる。図11は、
本発明で使用する各種のカード型記録媒体を示す。図1
1(a)に示すカード型記録媒体51は、磁気カード等
から成る。この磁気カードには、予め受付番号が書き込
まれ、その表面には、受付番号が印字されている。
【0028】図11(b)に示すカード型記録媒体52
は、表面に印字エリア53があり、発行の都度受付番号
等を書き込むようにしたものである。図11(c)に示
すカード型記録媒体54は、ICカード等の比較的記録
容量の大きいものから成る。このカードを用いる場合
は、受付番号のみかあるいは受付番号及び顧客の名前の
みを顧客誘導装置12に転送し、図9に示す取引データ
はこのカードにすべて書き込むようにする。カードに書
き込まれる取引データは、顧客の筆跡や印鑑等のイメー
ジデータも含む。端末制御装置14に転送される。この
カード型記録媒体54は、次に説明する第2の発明で用
いられる。
【0029】(2)第2の発明 図12を参照して第2の発明の窓口取引処理システムの
一実施例の構成を説明する。図示のシステムは、図1の
実施例と同様に、電子記帳台11、顧客誘導装置12、
窓口端末装置13等から構成されるが、端末制御装置は
なく、電子記帳台11及び顧客誘導装置12と、窓口端
末装置13とは、通信回線で接続されておらず、相互に
独立している。図12においては、図1と対応する部分
については同一の符号を付し、対応関係を明確にしてい
る。電子記帳台11の制御部111には、ディスプレイ
112、タブレット113、カードリーダライタ11
4、発券機構115を接続する。第1の発明と同様に、
前記発券機構115を削除し、カード発行装置として、
独立して設置するようにしてもよい。
【0030】顧客誘導装置12の制御部121は、図1
の場合と同様に表示部122を接続している。また、図
1の場合と異なり、取引処理可能な窓口端末装置及び入
力完了した取引データの受付番号を登録するファイル機
構124を接続し、窓口行員が即時処理可能な窓口端末
装置を通知する操作部123を接続している。そして、
顧客誘導装置12の制御部121と、電子記帳台11の
制御部111とが相互に接続されている。窓口端末装置
13の制御部131には、ディスプレイ132、キーボ
ード133、印字部134、現金処理機135、カード
リーダ136が接続されている。そして、窓口端末装置
13の制御部131は、ホストコンピュータ16とオン
ラインで接続されている。このような電子記帳台11、
顧客誘導装置12の表示部122及び操作部123、窓
口端末装置13は、必要に応じて複数台設置するように
してもよい。
【0031】次に、図13を参照して第2の発明の実施
例における取引処理手順の流れを説明する。なお、ここ
では、カード発行装置を電子記帳台11から独立して設
置した場合について説明する。 顧客は来店後、カード発行装置で受付番号を記録した
カード型記録媒体を取得する。 顧客は、前記カード型記録媒体を電子記帳台11のカ
ードリーダライタ114へ挿入し、取引データの入力を
行う。 顧客が入力を完了すると、電子記帳台11は、該取引
データの受付番号を顧客誘導装置12へ通知する。前記
顧客誘導装置12の制御部121は、即時処理可能な窓
口端末装置がある場合、該窓口端末装置13へ当該顧客
を誘導する文言を、電子記帳台11のディスプレイ11
2へ表示する。即時処理可能な窓口端末装置がない場
合、前記受付番号をファイル機構124へ登録する。電
子記帳台11は、これと同時にカード型記録媒体へ当該
取引データを記録し、排出する。
【0032】顧客は、前記カード型記録媒体を持ち、
ロビーで呼出を待つ。 一方、窓口端末装置13を扱う窓口行員は、窓口端末
装置13が取引処理可能となった場合、顧客誘導装置1
2の操作部123より制御部121へその旨を登録する
入力を行う。これにより、顧客誘導装置12の制御部1
21は、処理すべき取引がある場合、これらの窓口端末
装置13のある窓口へ顧客を誘導すべく、表示部122
に当該取引の受付番号等の表示及び音声出力を行なう。
処理すべき取引がない場合、当該窓口端末装置13をフ
ァイル機構124へ登録し、処理すべき取引が発生する
のを待つ。 誘導表示及び音声出力により呼び出された顧客は、カ
ード型記録媒体と取引に必要な現物を誘導された窓口へ
提出する。
【0033】窓口行員は、前記カード型記録媒体を窓
口端末装置13のカードリーダ136へ挿入する。する
と、窓口端末装置13は、前記カード型記録媒体から当
該取引データを読み取り、ディスプレイ132へ表示す
る。そして、窓口行員が前記取引データと前記現物を照
合し、当該顧客に確認した後、ホストコンピュータ16
との交信を行う。これにより、ホストコンピュータ16
からの指示に従い、通帳記帳及び入出金処理等の現物処
理を行う。 取引終了後、第1の発明と同様にカード型記録媒体は
リサイクルカードとして再利用してもよい。
【0034】以上のように、第2の発明では、顧客が窓
口に来て窓口行員に渡したカード型記録媒体から取引デ
ータを読み出して窓口端末装置13のディスプレイ13
2に表示するようにしたので、窓口に来られない顧客の
取引データが表示されることがない。従って、窓口行員
が表示内容を取り消して他の顧客の取引データを表示さ
せるための端末操作は不要となる。また、印影や顧客の
筆跡等のイメージデータは、データ量の多いものである
が、このようなデータが通信回線を介して受け渡される
のではなく、カード型記録媒体を介して受け渡されるた
め、通信回線を介したデータ通信量を減少でき、システ
ムのデータ処理効率を向上させることができる。
【0035】また、第1の発明及び第2の発明はとも
に、カード型記録媒体を用いることにより、従来の紙伝
票・受付レシート等を不要とし、以前から目指してきた
ペーパレスシステムを実現することを可能とするもので
ある。尚、上述した実施例では、金融機関の窓口取引処
理システムの例について説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、他の種々の窓口取引に適用する
ことができることはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の窓口取引
処理システムには以下のような効果がある。第1の発明
では、従来の番号札の代わりにカード型記録媒体を用
い、取引前処理装置及び取引後処理装置に、このカード
型記録媒体に対してデータの読み取り書き込みを行う手
段を設け、取引前処理装置、顧客誘導装置、取引後処理
装置を端末制御装置に接続し、端末制御装置は、即時処
理可能な取引後処理装置及び入力完了した取引データが
ある場合にのみ、顧客を誘導する表示及び音声出力を行
うようにしたので、顧客が伝票記入中に呼出を受けるこ
とを防止することができる。また、取引後処理装置で、
カード型記録媒体の挿入により端末制御装置から、当該
取引データを呼び出し、ディスプレイに表示するように
することにより、窓口行員の端末操作は、カード型記録
媒体の挿入と、確認のためのキー入力だけとなり、操作
を極めて簡単にすることができる。
【0037】第2の発明では、カード型記録媒体に対し
読み取り及び書き込みする手段を有する取引前処理装置
と、即時処理可能な窓口端末装置を通知する入力手段を
有する顧客誘導装置とを接続し、顧客誘導装置は即時処
理可能な取引後処理装置及び入力完了した取引データが
ある場合にのみ、顧客を誘導する表示及び音声出力を行
うようにしたので、第1の発明と同様に、顧客が伝票記
入中に呼び出しを受けることを防止することができる。
また、顧客が入力した取引データを全てカード型記録媒
体に記録することにより、システムのデータ処理効率を
低下することなく、印影又は顧客の筆跡等のイメージデ
ータを取扱うことが可能となる。また、第1の発明と同
様に、取引後処理装置は、カード型記録媒体の挿入によ
り、当該取引データをディスプレイに表示するため、窓
口行員の端末操作を極めて簡単なものとすることができ
る。更に、取引前処理装置はオフラインで使用できるた
め、通信処理の負荷を削減でき、各装置の設置を容易に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の窓口取引処理システムの一実施例
のブロック図である。
【図2】従来の顧客誘導装置の一例のブロック図であ
る。
【図3】従来の窓口取引処理システムの一例のブロック
図である。
【図4】従来のシステムの処理手順を説明するフローチ
ャート(その1)である。
【図5】従来のシステムの処理手順を説明するフローチ
ャート(その2)である。
【図6】第1の発明の取引処理手順の説明図である。
【図7】第1の発明の処理手順を説明するフローチャー
ト(その1)である。
【図8】第1の発明の処理手順を説明するフローチャー
ト(その2)である。
【図9】電子記帳台システムでの取引データの説明図で
ある。
【図10】レシート印字例の説明図である。
【図11】各種のカード型記録媒体の説明図である。
【図12】第2の発明の窓口取引処理システムの一実施
例のブロック図である。
【図13】第2の発明の取引処理手順の説明図である。
【符号の説明】
11 電子記帳台(取引前処理装置) 12 顧客誘導装置 13 窓口端末装置(取引後処理装置) 14 端末制御装置 15 ファイル機構 16 ホストコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の取引処理を順次窓口に誘導し、当
    該窓口で受付けて処理する窓口取引処理システムにおい
    て、 取引データを入力するとともに、受付番号を付与し、当
    該受付番号を記録した記録媒体を発行する取引前処理装
    置と、 当該取引前処理装置により取引データの入力が完了して
    いる取引処理に付与した受付番号を出力することによ
    り、当該取引処理を前記窓口に誘導する誘導装置と、 当該誘導装置により誘導した取引処理に対して発行され
    た記録媒体を入力し、当該記録媒体に記録された受付番
    号を読み出して照合し、当該受付番号が正しい場合に前
    記取引処理を実行する取引後処理装置とから成ることを
    特徴とする窓口取引処理システム。
  2. 【請求項2】 複数の取引処理を順次窓口に誘導し、当
    該窓口で受付けて処理する窓口取引処理システムにおい
    て、 取引データを入力するとともに、受付番号を付与し、当
    該受付番号及び入力した取引データを記録した記録媒体
    を発行する取引前処理装置と、 当該取引前処理装置により発行した記録媒体に記録され
    ている受付番号を出力することにより、当該取引処理を
    前記窓口に誘導する誘導装置と、 当該誘導装置により誘導した取引処理に対して発行され
    た記録媒体を入力し、当該記録媒体に記録された受付番
    号及び取引データを読み出し、当該受付番号が正しい場
    合に当該記録媒体から読み出した取引データにより前記
    取引処理を実行する取引後処理装置とから成ることを特
    徴とする窓口取引処理システム。
JP26430693A 1993-09-28 1993-09-28 窓口取引処理システム Pending JPH0798740A (ja)

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