JP2000090291A - 券売機および券売システム - Google Patents

券売機および券売システム

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JP2000090291A
JP2000090291A JP10255514A JP25551498A JP2000090291A JP 2000090291 A JP2000090291 A JP 2000090291A JP 10255514 A JP10255514 A JP 10255514A JP 25551498 A JP25551498 A JP 25551498A JP 2000090291 A JP2000090291 A JP 2000090291A
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JP
Japan
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currency
amount
ticket
purchased
determined
Prior art date
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JP10255514A
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English (en)
Inventor
Yukiko Tayasu
由希子 田保
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、日本人が海外から帰国した場合
に、手元に残っている外貨により乗車券を購入すること
ができる。また、外国人が海外から来た場合に、その利
用者が所持している外貨で乗車券を購入することができ
る。 【解決手段】 この発明は、外貨が投入された際に、そ
の投入された外貨を判別して日本円に換算した金額を算
出し、乗車券を発券するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、鉄道な
ど交通機関の乗車券などを発行する券売機および券売シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、券売機では、使用できる通貨が日
本円のみであった。このため、海外からの旅行者(利用
者)が日本に着いてから鉄道等を利用する場合に、その
旅行者が所持している外貨を予め日本円に両替した後
に、乗車券等を購入しなければならない。
【0003】例えば、海外からの旅行者が日本に来た場
合、飛行機等で日本に着いたばかりの旅行者の手持ちの
通貨は、外貨であったり、両替した日本円があったとし
ても、大半が高額紙幣である。このため、高額の日本円
の紙幣をくずして、乗車券を購入しなければならない。
【0004】また、日本人の旅行者が海外から日本に帰
国した場合、その旅行者は、たいてい旅行先の特に小銭
などの外貨が手元に残っているが、日本国内では、その
外貨の使い道がほとんど無い。このように、例えば、空
港などで海外から入国した旅行者が、入国後、鉄道等を
利用する際に、外貨を使用して乗車券を購入できる券売
機が要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、乗車
券を購入する際に、その券売機の設置されている国の通
貨だけでなく、種々の外貨で乗車券を購入できる券売機
が要望されているもので、その券売機の設置されている
国の通貨だけでなく、種々の外貨で乗車券を購入するこ
とができる券売機および券売システムを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の券売機は、装
置が設置される国で通用する第1の通貨と、この第1の
通貨に対する外貨としての第2の通貨とを受入れる受入
手段、この受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か
第2の通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額
を判別する判別手段、この判別手段により第2の通貨を
判別した際に、この第2の通貨の金額の判別結果を第1
の通貨の金額に換算する換算手段、上記判別手段により
第1の通貨を判別した際に、この第1の通貨の金額の判
別結果に基づいて、購入可能な券の金額を表示し、上記
判別手段により第2の通貨を判別した際に、上記換算手
段により換算した第1の通貨の金額により購入可能な券
の金額を表示する表示手段、この表示手段の表示に応じ
て、購入する券の金額を指示する指示手段、およびこの
指示手段により指示された購入金額の券を発券する発券
手段から構成されている。
【0007】この発明の券売機は、装置が設置される国
で通用する第1の通貨と、この第1の通貨に対する外貨
としての第2の通貨とを受入れる受入手段、この受入手
段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の通貨かを判
別するとともに、それらの通貨の金額を判別する判別手
段、上記判別手段により第2の通貨を判別した際に、こ
の第2の通貨の金額の判別結果を第1の通貨の金額に換
算する換算手段、上記判別手段により第1の通貨を判別
した際に、この第1の通貨の金額の判別結果に基づい
て、購入可能な券の金額を表示し、上記判別手段により
第2の通貨を判別した際に、その第2の通貨に対応する
言語にて案内を行い、上記換算手段により換算した第1
の通貨の金額により購入可能な券の金額を表示する表示
手段、この表示手段の表示に応じて、購入する券の金額
を指示する指示手段、およびこの指示手段により指示さ
れた購入金額の券を発券する発券手段から構成されてい
る。
【0008】この発明の券売機は、装置が設置される国
で通用する第1の通貨と、この第1の通貨に対する外貨
としての第2の通貨とを受入れる受入手段、この受入手
段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の通貨かを判
別するとともに、それらの通貨の金額を判別する判別手
段、この判別手段により第2の通貨を判別した際に、こ
の第2の通貨の金額の判別結果を第1の通貨の金額に換
算する換算手段、上記判別手段により第1の通貨を判別
した際に、この第1の通貨の金額の判別結果に基づい
て、購入可能な券の金額を表示し、上記判別手段により
第2の通貨を判別した際に、その第2の通貨に対応する
言語にて案内を行い、上記換算手段により換算した第1
の通貨の金額により購入可能な券の金額を表示する表示
手段、この表示手段により上記第2の通貨に対応する言
語の案内を行っている際に、この案内を上記第1の通貨
に対応する言語の案内に変更することを指示する第1の
指示手段、上記表示手段の表示に応じて、購入する券の
金額を指示する第2の指示手段、およびこの第2の指示
手段により指示された購入金額の券を発券する発券手段
から構成されている。
【0009】この発明の券売機は、装置が設置される国
で通用する第1の通貨と、この第1の通貨に対する外貨
としての第2の通貨とを受入れる受入手段、上記第2の
通貨を上記第1の通貨に換算する通貨データを記憶する
記憶手段、上記受入手段により受入れた通貨が第1の通
貨か第2の通貨かを判別するとともに、それらの通貨の
金額を判別する判別手段、この判別手段により第2の通
貨を判別した際に、この第2の通貨の金額の判別結果
を、上記記憶手段により記憶している通貨データに基づ
いて、上記第1の通貨の金額に換算する換算手段、上記
判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第1の
通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の金額
を表示し、上記判別手段により第2の通貨を判別した際
に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額によ
り購入可能な券の金額を表示する表示手段、この表示手
段の表示に応じて、購入する券の金額を指示する指示手
段、およびこの指示手段により指示された購入金額の券
を発券する発券手段から構成されている。
【0010】この発明の券売機は、装置が設置される国
で通用する第1の通貨と、この第1の通貨に対する外貨
としての第2の通貨とを受入れる受入手段、上記受入手
段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の通貨かを判
別するとともに、それらの通貨の金額を判別する判別手
段、この判別手段により第2の通貨を判別した際に、こ
の第2の通貨の金額の判別結果を第1の通貨の金額に換
算する換算手段、上記判別手段により第1の通貨を判別
した際に、この第1の通貨の金額の判別結果に基づい
て、購入可能な券の金額を表示し、上記判別手段により
第2の通貨を判別した際に、上記換算手段により換算し
た第1の通貨の金額により購入可能な券の金額を表示す
る表示手段、この表示手段の表示に応じて、購入する券
の金額を指示する指示手段、この指示手段により指示さ
れた購入金額の券を発券する発券手段、およびこの発券
手段により発券した券の金額に対する上記受入手段によ
り受入れた金額の釣銭を上記第2の通貨で返却する返却
手段から構成されている。
【0011】この発明の券売機は、装置が設置される国
で通用する第1の通貨と、この第1の通貨に対する外貨
としての第2の通貨とを受入れる受入手段、上記受入手
段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の通貨かを判
別するとともに、それらの通貨の金額を判別する判別手
段、この判別手段により第2の通貨を判別した際に、こ
の第2の通貨の金額の判別結果を第1の通貨の金額に換
算する換算手段、上記判別手段により第1の通貨を判別
した際に、この第1の通貨の金額の判別結果に基づい
て、購入可能な券の金額を表示し、上記判別手段により
第2の通貨を判別した際に、上記換算手段により換算し
た第1の通貨の金額により購入可能な券の金額を表示す
る表示手段、この表示手段の表示に応じて、購入する券
の金額を指示する指示手段、この指示手段により指示さ
れた購入金額の券を発券する発券手段、およびこの発券
手段により発券した券の金額に対する上記受入手段によ
り受入れた金額の釣銭を上記第1の通貨で返却する返却
手段から構成されている。
【0012】この発明の券売機は、装置が設置される国
で通用する第1の通貨と、この第1の通貨に対する外貨
としての第2の通貨とを受入れる受入手段、上記受入手
段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の通貨かを判
別するとともに、それらの通貨の金額を判別する判別手
段、この判別手段により第2の通貨を判別した際に、こ
の第2の通貨の金額の判別結果を第1の通貨の金額に換
算する換算手段、上記判別手段により第1の通貨を判別
した際に、この第1の通貨の金額の判別結果に基づい
て、購入可能な券の金額を表示し、上記判別手段により
第2の通貨を判別した際に、上記換算手段により換算し
た第1の通貨の金額により購入可能な券の金額を表示す
る表示手段、この表示手段の表示に応じて、購入する券
の金額を指示する指示手段、この指示手段により指示さ
れた購入金額の券を発券する発券手段、この発券手段に
より発券する券の金額に対する上記受入手段により受入
れた金額の釣銭を上記第2の通貨にするか上記第1の通
貨にするかを選択する選択手段、およびこの選択手段に
より選択された通貨で釣銭を返却する返却手段から構成
されている。
【0013】この発明の券売システムは、券を発券する
券売機と、この券売機と通信回線を介して接続されるセ
ンタとからなるものにおいて、上記センタが、上記券売
機が設置される国で通用する第1の通貨に対する外貨と
しての第2の通貨を上記第1の通貨に換算する通貨デー
タを上記券売機に送信する送信手段からなり、上記券売
機が、上記第1の通貨と上記第2の通貨とを受入れる受
入手段、この受入手段により受入れた通貨が第1の通貨
か第2の通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金
額を判別する判別手段、この判別手段により第2の通貨
を判別した際に、この第2の通貨の金額の判別結果を、
上記センタから送信される通貨データに基づいて、上記
第1の通貨の金額に換算する換算手段、上記判別手段に
より第1の通貨を判別した際に、この第1の通貨の金額
の判別結果に基づいて、購入可能な券の金額を表示し、
上記判別手段により第2の通貨を判別した際に、上記換
算手段により換算した第1の通貨の金額により購入可能
な券の金額を表示する表示手段、この表示手段の表示に
応じて、購入する券の金額を指示する指示手段、および
この指示手段により指示された購入金額の券を発券する
発券手段から構成されている。
【0014】この発明の券売システムは、券を発券する
券売機と、この券売機と通信回線を介して接続されるセ
ンタとからなるものにおいて、上記センタが、上記券売
機が設置される国で通用する第1の通貨に対する外貨と
しての第2の通貨を上記第1の通貨に換算する通貨デー
タを上記券売機に送信する送信手段からなり、上記券売
機が、上記センタから送信される通貨データを記憶する
記憶手段、上記第1の通貨と上記第2の通貨とを受入れ
る受入手段、この受入手段により受入れた通貨が第1の
通貨か第2の通貨かを判別するとともに、それらの通貨
の金額を判別する判別手段、この判別手段により第2の
通貨を判別した際に、この第2の通貨の金額の判別結果
を、上記記憶手段により記憶している通貨データに基づ
いて、上記第1の通貨の金額に換算する換算手段、上記
判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第1の
通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の金額
を表示し、上記判別手段により第1の通貨を判別した際
に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額によ
り購入可能な券の金額を表示する表示手段、この表示手
段の表示に応じて、購入する券の金額を指示する指示手
段、およびこの指示手段により指示された購入金額の券
を発券する発券手段から構成されている。
【0015】この発明の券売システムは、券を発行する
券売機と、この券売機と通信回線を介して接続されるセ
ンタと、このセンタと通信回線を介して接続される表示
装置とからなるものにおいて、上記センタが、上記券売
機が設置される国で通用する第1の通貨に対する外貨と
しての第2の通貨を上記第1の通貨に換算する通貨デー
タを上記券売機に送信する送信手段からなり、上記表示
装置が、上記第2の通貨の金額に対応する上記第1の通
貨の金額を案内表示する案内手段からなり、上記券売機
が、上記第1の通貨と上記第2の通貨とを受入れる受入
手段、この受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か
第2の通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額
を判別する判別手段、この判別手段により第2の通貨を
判別した際に、この第2の通貨の金額の判別結果を、上
記センタから送信される通貨データに基づいて、第1の
通貨の金額に換算する換算手段、上記判別手段により第
2の通貨を判別した際に、この第1の通貨の金額の判別
結果に基づいて、購入可能な券の金額を表示し、上記判
別手段により第1の通貨を判別した際に、上記換算手段
により換算した第1の通貨の金額により購入可能な券の
金額を表示する表示手段、この表示手段の表示に応じ
て、購入する券の金額を指示する指示手段、およびこの
指示手段により指示された購入金額の券を発券する発券
手段から構成されている。
【0016】この発明の券売システムは、券を発券する
券売機と、この券売機と通信回線を介して接続されるセ
ンタと、このセンタと通信回線を介して接続される表示
装置とからなるものにおいて、上記センタが、上記券売
機が設置される国で通用する第1の通貨に対する外貨と
しての第2の通貨を上記第1の通貨に換算する通貨デー
タを上記券売機および上記表示装置に送信する送信手段
からなり、上記表示装置が、上記センタから送信される
通貨データに基づいて、上記第2の通貨に対応する上記
第1の通貨の金額を案内表示する案内手段とからなり、
上記券売機が、上記センタから送信される通貨データを
記憶する記憶手段、上記第1の通貨と上記第2の通貨と
を受入れる受入手段、この受入手段により受入れた通貨
が第1の通貨か第2の通貨かを判別するとともに、それ
らの通貨の金額を判別する判別手段、この判別手段によ
り第2の通貨を判別した際に、この第2の通貨の金額の
判別結果を、上記記憶手段により記憶している通貨デー
タに基づいて、第1の通貨の金額に換算する換算手段、
上記判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第
1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
金額を表示し、上記判別手段により第2の通貨を判別し
た際に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額
により購入可能な券の金額を表示する表示手段、この表
示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示する指
示手段、およびこの指示手段により指示された購入金額
の券を発券する発券手段から構成されている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の実施
の形態に係わる自動券売機1の正面図を示すものであ
る。この自動券売機1は、鉄道の駅等に設けられ、利用
者により投入される第1の通貨としての日本円(円)の
金額、あるいはドル($)、フラン(F)、マルク、ポ
ンド、…等の上記第1の通貨以外の外貨としての第2の
通貨を日本円に換算した金額に応じて乗車券(券)を発
券するものである。
【0018】図1に示すように、この自動券売機1の前
面の接客面には、操作手順を案内表示したり投入金額を
表示するタッチパネル2a内蔵の液晶表示部(LCD)
によって構成される表示部2、金額カード(カード)を
投入するカード投入口3、紙幣を投入するとともに、紙
幣が排出される紙幣投入口4、硬貨を投入する硬貨投入
口6、金額カードを排出するカード排出口7、硬貨を排
出する硬貨排出口8、発行された乗車券や釣銭が放出さ
れる受け皿9がそれぞれ設けられている。
【0019】上記乗車券発行口6、カード排出口7、お
よび硬貨排出口8は、上記表示部2の下部に集合して
(1つにまとまって)配設されており、排出されたカー
ド等の取忘れを防ぐことができるようになっている。
【0020】図2は、上記したような接客面をもつ自動
券売機1の内部構成とこの自動券売機1を含む自動券売
システムの構成を示すものである。すなわち、自動券売
機1は、カード投入口3はカード処理部21に接続され
ている。紙幣投入口4は、紙幣処理部20に接続されて
いる。また、硬貨投入口5は、検銭部22に接続され、
この検銭部22には釣銭部23が接続されている。これ
により、検銭部22で鑑別された硬貨は釣銭として釣銭
部23に貯留され、硬貨排出口8から放出できるように
なっている。また、乗車券発行口6には、発券機構部2
4が接続されている。この発券機構部24は、印刷部2
5とエンコード部26とからなり、印刷部25で印刷さ
れた券紙はエンコード部26へ送られ、ここでその磁気
記録部に乗車券として必要な磁気情報が記録され、乗車
券発行口6から受け皿9に乗車券として放出されるよう
になっている。
【0021】そして、上記カード処理部21、紙幣処理
部20、検銭部22、釣銭部23、発券機構部24およ
び表示部2は全て主制御部27によって制御されるよう
になっている。この主制御部27には、メモリ28が接
続されている。上記主制御部27は、たとえばマイクロ
コンピュータとその周辺回路などを主体に構成されてい
て、自動券売機1の全体の制御を司るものである。
【0022】上記紙幣処理部20は、紙幣投入口4から
挿入された紙幣の図柄を図示しないイメージセンサによ
り読取って通貨の種類および通貨の金額(価値)等を判
別するようになっている。また、上記検銭部22は、硬
貨投入口6から投入された硬貨の大きさおよび重さなど
を検知するとともに、イメージセンサにより硬貨の図柄
を読取って通貨の種類および通貨の金額を判別するよう
になっている。
【0023】上記メモリ28は磁気ディスク等で構成さ
れ、使用可能な外貨に対応する代表言語による案内表示
データや音声案内データ等が記憶されているとともに、
利用区間に対応する運賃データテーブルや種々の外貨を
日本円に換算する交換レートなどの通貨データが記憶さ
れる通貨データテーブル28aが設けられている。
【0024】また、主制御部27には、図示しないイン
ターフェースを介してセンタ30が接続され、さらに、
このセンタ30には、外貨としての貨幣を日本円に換算
した金額が表示される日本円対応掲示板31が接続され
ている。
【0025】上記センタ30は、係員により設定される
自動券売機1で使用可能な種々の外貨に対応する日本円
の交換レートなどの通貨データを送信する送信手段を有
し、この送信手段により上記通貨データを自動券売機1
および日本円対応掲示板31に送信するようになってい
る。
【0026】上記日本円対応掲示板31は、液晶表示装
置などの表示手段を有し、この表示手段が自動券売機1
の上方などのこの自動券売機1を利用しようとする利用
者が見やすい位置に設けられ、上記センタ30から送信
される通貨データに基づいて、種々の外貨の貨幣の外観
とそれらの外貨の金額を日本円に換算した金額とを一覧
で案内表示するものである。
【0027】また、上記自動券売機1は、上記センタ3
0から送信された外貨の貨幣を日本円の金額に換算する
通貨データに基づいて、メモリ28内の通貨データテー
ブル28aの内容を更新するようになっている。
【0028】上記センタ30から自動券売機1および日
本円対応掲示板31に送信される通貨データとしての外
貨の貨幣に対する日本円の金額は、手数料を加味した1
0円単位の金額とし、毎朝、センタ30から伝送にて送
信される。また、センタ30から更新する通貨データを
送信する時間帯は、上記のような毎朝に限らず、特に、
変動が激しい日などには、1日に何度かセンタ30から
データを更新し、係員が自動券売機1の利用が少ない時
に日本円対応掲示板31と自動券売機1のデータを更新
するという方法も可能である。
【0029】このように、センタにより種々の外貨の金
額を日本円の金額に換算する通貨データを設定し、この
通貨データをセンタから自動券売機および日本円対応掲
示板に送信するようにしたものである。これにより、通
貨変動に対応して外貨を日本円に換算することができ
る。
【0030】次に、上記通貨データテーブル28aの構
成について図3に示す構成例を参照しつつ説明する。す
なわち、通貨データテーブル28aは、例えば、1ドル
紙幣、50セント硬貨、1フラン硬貨、1万円紙幣、1
00円硬貨等の種々の通貨の貨幣を示すデータ名、この
データ名の貨幣を認識するためのコードを示す通貨認識
コード、上記データ名に対応する通貨の種類、例えば、
円、$、F等の通貨の種類を示すコードとしての通貨種
類コード、これらの通貨の種類に対応し、その通貨が通
用する国の代表的な言語を示すコードとしての代表言語
コード、および上記データ名に示される外貨の貨幣を日
本円に換算した金額を示す日本円の換算データが記憶さ
れている。
【0031】次に、図4に示す日本円対応掲示板31の
表示例について説明する。すなわち、日本円対応掲示板
31は、液晶表示装置などの表示手段が自動券売機1の
上方などの乗車券を購入しようとする利用者が見やすい
位置に設けられ、上記センタ30から通貨データを受信
すると、図4に示すように、自動券売機1で使用可能な
種々の通貨の貨幣の外観とその貨幣の金額とその貨幣の
金額を日本円に換算した金額とを対応して一覧で案内表
示する。
【0032】また、日本円対応掲示板31は、上記セン
タ30から通貨データを受信する度に、案内表示する内
容を更新するようになっている。このように、種々の外
貨を日本円に換算する時の金額を一覧で表示することに
より、外貨で乗車券を購入しようとする利用者が手持ち
の外貨が日本円でいくらになるかを一目で知ることがで
きる。
【0033】次に、自動券売機1に外貨が投入された際
の利用者に対する案内について説明する。図5は、外貨
としてドルが投入された際に表示部2に表示される案内
表示例を示す。
【0034】すなわち、利用者が1ドル紙幣を投入する
と、自動券売機1の紙幣処理部20により投入された通
貨が1ドル紙幣であると判別する。紙幣処理部20は、
この判別した通貨の貨幣を通貨認識コードで主制御部2
7に送信する。主制御部は、この判別結果の通貨認識コ
ードに基づいて、上記通貨データテーブル28aにより
この通貨認識コードに対応する通貨の種類およびその通
貨の代表言語を判断する。例えば、この場合、投入され
た貨幣が1ドル紙幣であり、この1ドル紙幣に対して、
通貨の種類がドル、代表言語が英語であると判断する。
この判断により主制御部27は案内表示および音声案内
をドルに対応する代表言語としての英語に切替える。
【0035】そして、主制御部27は、投入された1ド
ル紙幣を日本円に換算した金額の金額釦を表示する。さ
らに、利用者がもう1枚の1ドル紙幣を投入すると、上
記同様に1ドル紙幣を日本円に換算して、その利用者が
投入した通貨の合計金額を算出し、図5に示すように、
この合計金額により購入可能な金額釦を表示する。この
金額釦は、乗車券の日本円の金額および投入された通貨
の金額と同時に表示した金額釦を表示するようになって
いる。また、この表示画面には、例えば、日本人がドル
を使用する場合などに案内言語を英語から日本語に切替
える日本語案内釦(第1の指示手段)32が表示され
る。
【0036】このように、投入された貨幣の通貨として
の種類および金額などを判別し、その判別結果に基づい
て、案内表示および音声案内を投入された外貨の代表的
な言語に切替えるようにしたものである。これにより、
外国人が自分の国の通貨を利用して自動券売機を利用す
る場合に、わかりやすい案内を行うことができ、スムー
スに乗車券を購入することができる。
【0037】また、投入された通貨の判別結果に基づい
て切替えた案内表示および音声案内の言語を、利用者が
日本語案内釦32を押下することにより、再び日本語に
切替えるようにしたものである。これにより、日本人が
外貨を使用する場合に、案内を日本語で受けることがで
き、スムースに乗車券を購入することができる。
【0038】次に、外貨による乗車券の発券処理につい
て図6に示すフローチャートを参照しつつ説明する。す
なわち、利用者が外貨あるいは日本円の通貨を投入する
と(ステップ1)、紙幣が投入された場合は紙幣処理部
20、硬貨が投入された場合は検銭部22により、投入
された通貨を判別し、その判別結果を通貨認識コードと
して主制御部27に出力する。主制御部27は、上記判
別結果に基づいて、利用者が投入した通貨が日本円か否
かを判断する(ステップ2)。
【0039】この判断により利用者が投入した通貨が日
本円でないと判断した場合、主制御部27は、利用者が
投入した通貨が使用可能な通貨か否かを判断する(ステ
ップ3)。この判断により使用できない通貨と判断する
と、主制御部27は、投入された通貨を返却する(ステ
ップ4) また、利用者により投入された通貨が外貨で使用可能な
通貨の場合、主制御部27は、通貨データテーブル28
aの内容に従って案内表示および音声案内を投入された
外貨に対する代表言語に切替えるとともに(ステップ
5)、案内を日本語に切換える日本語案内釦を表示部2
に表示する。この後、主制御部27は、日本語案内釦が
押下されると(ステップ6)、案内表示および音声案内
に用いられている言語を日本語に切替える(ステップ
7)。
【0040】また、主制御部27は、投入された通貨と
しての紙幣あるいは硬貨を1つずつ日本円に換算する
(ステップ8)。そして、主制御部27は、この換算結
果に従って、投入された外貨の日本円に換算した合計金
額を算出する(ステップ9)。主制御部27は、投入さ
れた外貨の合計金額を算出した結果により、合計金額に
対応する券の金額釦を表示部2に表示する。また、上記
ステップ2で、日本円が投入されたと判断した場合、そ
の合計金額に応じて表示部2に金額釦を表示する。
【0041】ここで、利用者は、この表示部2に表示さ
れている金額釦から行き先までの金額釦を選択してタッ
チパネル2aにより押下する。すると、主制御部27
は、押下された金額釦を検知し(ステップ10)、その
金額の乗車券の発券を判断するとともに、投入された金
額と押下された金額とから釣銭を有無を判断する(ステ
ップ11)。
【0042】この判断により釣銭の有りを判断した際、
主制御部27は、投入された外貨での釣銭の返却が可能
か否かを判断する(ステップ12)。この判断により投
入された外貨での釣銭の返却が可能と判断した際、釣銭
を投入した外貨にするか日本円にするかを選択する選択
釦を表示部2に表示する(ステップ13)。この選択釦
により外貨での返却が選択された際(ステップ14)、
主制御部27は、外貨での釣銭を算出して可能な金額を
外貨で返却する。この際、不足分は円で返却する(ステ
ップ15)。
【0043】また、投入された外貨での釣銭の返却が不
可の場合、あるいは日本円での釣銭の返却が選択された
場合、投入された外貨を日本円に換算した合計金額から
発券する乗車券の金額を差し引き釣銭を日本円にて返却
する(ステップ16)。
【0044】主制御部27は、発券機構部24により券
紙に所定の内容を印刷し、その券紙の磁気記録部に乗車
券として必要な磁気情報を記録して乗車券を発券すると
ともに、釣銭部23により投入された外貨あるいは日本
円の釣銭を放出する(ステップ17)。この際、乗車券
に印刷する内容を投入された通貨に対応する言語で印刷
するようにしても良い。
【0045】発券および釣銭の放出が終了すると、主制
御部27は、案内言語を日本語に変更し(ステップ1
8)、次客に対する発券の待機状態になる。上記のよう
に、外貨が投入された際に、その投入された外貨を判別
して日本円に換算した金額を算出し、乗車券を発券する
ようにしたものである。
【0046】これにより、日本人が海外から帰国した場
合に、手元に残っている外貨により乗車券を購入するこ
とができる。また、外国人が海外から来た場合に、その
利用者が所持している外貨で乗車券を購入することがで
きる。
【0047】また、外貨で乗車券を発券する際に、釣銭
を外貨で返却したり、釣銭を日本円で返却したり、ある
いは釣銭を外貨にするか日本円にするかを利用者が選択
し、この選択に従って外貨あるいは日本円により釣銭を
返却するようにしたものである。
【0048】これにより、日本円を必要としない利用者
が外貨で乗車券を購入した場合に、外貨での釣銭を選択
することにより釣銭を外貨で得ることができ、日本円を
必要とする利用者が外貨で乗車券を購入した場合に、日
本円での釣銭を選択することによりその釣銭として日本
円を得ることができ、例えば、高額の外貨で乗車券を購
入してその釣銭として日本円を得ることもできる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、その券売機の設置されている国の通貨だけでなく、
種々の外貨で乗車券を購入することができる券売機およ
び券売システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係わる自動券売機の正
面図。
【図2】自動券売機とこの自動券売機を含む券売システ
ムとの構成を説明するためのブロック図。
【図3】通貨データテーブルの内容を示す図。
【図4】日本語掲示板の表示例を示す図。
【図5】自動券売機の表示例を示す図。
【図6】外貨による乗車券の発券処理を説明するための
フローチャート。
【符号の説明】
2…表示部(表示手段、案内手段) 2a…タッチパネル(指示手段) 4…紙幣投入口(受入手段) 5…硬貨投入口(受入手段) 20…紙幣処理部(判別手段) 22…検銭部(判別手段) 23…釣銭部(返却手段) 24…発券機構部(発券手段) 27…主制御部(判断手段、換算手段) 28a…通貨データテーブル(記憶手段) 30…センタ(送信手段) 31…日本円対応掲示板(表示装置、案内手段) 32…日本語案内釦(第2の指示手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置が設置される国で通用する第1の通
    貨と、この第1の通貨に対する外貨としての第2の通貨
    とを受入れる受入手段と、 この受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の
    通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額を判別
    する判別手段と、 この判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    2の通貨の金額の判別結果を第1の通貨の金額に換算す
    る換算手段と、 上記判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第
    1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
    金額を表示し、上記判別手段により第2の通貨を判別し
    た際に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額
    により購入可能な券の金額を表示する表示手段と、 この表示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示
    する指示手段と、 この指示手段により指示された購入金額の券を発券する
    発券手段と、 を具備したことを特徴とする券売機。
  2. 【請求項2】 装置が設置される国で通用する第1の通
    貨と、この第1の通貨に対する外貨としての第2の通貨
    とを受入れる受入手段と、 この受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の
    通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額を判別
    する判別手段と、 上記判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    2の通貨の金額の判別結果を第1の通貨の金額に換算す
    る換算手段と、 上記判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第
    1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
    金額を表示し、上記判別手段により第2の通貨を判別し
    た際に、その第2の通貨に対応する言語にて案内を行
    い、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額によ
    り購入可能な券の金額を表示する表示手段と、 この表示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示
    する指示手段と、 この指示手段により指示された購入金額の券を発券する
    発券手段と、 を具備したことを特徴とする券売機。
  3. 【請求項3】 装置が設置される国で通用する第1の通
    貨と、この第1の通貨に対する外貨としての第2の通貨
    とを受入れる受入手段と、 この受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の
    通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額を判別
    する判別手段と、 この判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    2の通貨の金額の判別結果を第1の通貨の金額に換算す
    る換算手段と、 上記判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第
    1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
    金額を表示し、上記判別手段により第2の通貨を判別し
    た際に、その第2の通貨に対応する言語にて案内を行
    い、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額によ
    り購入可能な券の金額を表示する表示手段と、 この表示手段により上記第2の通貨に対応する言語の案
    内を行っている際に、この案内を上記第1の通貨に対応
    する言語の案内に変更することを指示する第1の指示手
    段と、 上記表示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示
    する第2の指示手段と、 この第2の指示手段により指示された購入金額の券を発
    券する発券手段と、 を具備したことを特徴とする券売機。
  4. 【請求項4】 装置が設置される国で通用する第1の通
    貨と、この第1の通貨に対する外貨としての第2の通貨
    とを受入れる受入手段と、 上記第2の通貨を上記第1の通貨に換算する通貨データ
    を記憶する記憶手段と、 上記受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の
    通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額を判別
    する判別手段と、 この判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    2の通貨の金額の判別結果を、上記記憶手段により記憶
    している通貨データに基づいて、上記第1の通貨の金額
    に換算する換算手段と、 上記判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第
    1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
    金額を表示し、上記判別手段により第2の通貨を判別し
    た際に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額
    により購入可能な券の金額を表示する表示手段と、 この表示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示
    する指示手段と、 この指示手段により指示された購入金額の券を発券する
    発券手段と、 を具備したことを特徴とする券売機。
  5. 【請求項5】 装置が設置される国で通用する第1の通
    貨と、この第1の通貨に対する外貨としての第2の通貨
    とを受入れる受入手段と、 上記受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の
    通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額を判別
    する判別手段と、 この判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    2の通貨の金額の判別結果を第1の通貨の金額に換算す
    る換算手段と、 上記判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第
    1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
    金額を表示し、上記判別手段により第2の通貨を判別し
    た際に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額
    により購入可能な券の金額を表示する表示手段と、 この表示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示
    する指示手段と、 この指示手段により指示された購入金額の券を発券する
    発券手段と、 この発券手段により発券した券の金額に対する上記受入
    手段により受入れた金額の釣銭を上記第2の通貨で返却
    する返却手段と、 を具備したことを特徴とする券売機。
  6. 【請求項6】 装置が設置される国で通用する第1の通
    貨と、この第1の通貨に対する外貨としての第2の通貨
    とを受入れる受入手段と、 上記受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の
    通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額を判別
    する判別手段と、 この判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    2の通貨の金額の判別結果を第1の通貨の金額に換算す
    る換算手段と、 上記判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第
    1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
    金額を表示し、上記判別手段により第2の通貨を判別し
    た際に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額
    により購入可能な券の金額を表示する表示手段と、 この表示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示
    する指示手段と、 この指示手段により指示された購入金額の券を発券する
    発券手段と、 この発券手段により発券した券の金額に対する上記受入
    手段により受入れた金額の釣銭を上記第1の通貨で返却
    する返却手段と、 を具備したことを特徴とする券売機。
  7. 【請求項7】 装置が設置される国で通用する第1の通
    貨と、この第1の通貨に対する外貨としての第2の通貨
    とを受入れる受入手段と、 上記受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の
    通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額を判別
    する判別手段と、 この判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    2の通貨の金額の判別結果を第1の通貨の金額に換算す
    る換算手段と、 上記判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第
    1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
    金額を表示し、上記判別手段により第2の通貨を判別し
    た際に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額
    により購入可能な券の金額を表示する表示手段と、 この表示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示
    する指示手段と、 この指示手段により指示された購入金額の券を発券する
    発券手段と、 この発券手段により発券する券の金額に対する上記受入
    手段により受入れた金額の釣銭を上記第2の通貨にする
    か上記第1の通貨にするかを選択する選択手段と、 この選択手段により選択された通貨で釣銭を返却する返
    却手段と、 を具備したことを特徴とする券売機。
  8. 【請求項8】 券を発券する券売機と、この券売機と通
    信回線を介して接続されるセンタとからなる券売システ
    ムにおいて、 上記センタが、 上記券売機が設置される国で通用する第1の通貨に対す
    る外貨としての第2の通貨を上記第1の通貨に換算する
    通貨データを上記券売機に送信する送信手段からなり、 上記券売機が、 上記第1の通貨と上記第2の通貨とを受入れる受入手段
    と、 この受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の
    通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額を判別
    する判別手段と、 この判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    2の通貨の金額の判別結果を、上記センタから送信され
    る通貨データに基づいて、上記第1の通貨の金額に換算
    する換算手段と、 上記判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第
    1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
    金額を表示し、上記判別手段により第2の通貨を判別し
    た際に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額
    により購入可能な券の金額を表示する表示手段と、 この表示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示
    する指示手段と、 この指示手段により指示された購入金額の券を発券する
    発券手段とからなる、 ことを特徴とする券売システム。
  9. 【請求項9】 券を発券する券売機と、この券売機と通
    信回線を介して接続されるセンタとからなる券売システ
    ムにおいて、 上記センタが、 上記券売機が設置される国で通用する第1の通貨に対す
    る外貨としての第2の通貨を上記第1の通貨に換算する
    通貨データを上記券売機に送信する送信手段からなり、 上記券売機が、 上記センタから送信される通貨データを記憶する記憶手
    段と、 上記第1の通貨と上記第2の通貨とを受入れる受入手段
    と、 この受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の
    通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額を判別
    する判別手段と、 この判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    2の通貨の金額の判別結果を、上記記憶手段により記憶
    している通貨データに基づいて、上記第1の通貨の金額
    に換算する換算手段と、 上記判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第
    1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
    金額を表示し、上記判別手段により第1の通貨を判別し
    た際に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額
    により購入可能な券の金額を表示する表示手段と、 この表示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示
    する指示手段と、 この指示手段により指示された購入金額の券を発券する
    発券手段とからなる、 ことを特徴とする券売システム。
  10. 【請求項10】 券を発券する券売機と、この券売機と
    通信回線を介して接続されるセンタと、このセンタと通
    信回線を介して接続される表示装置とからなる券売シス
    テムにおいて、 上記センタが、 上記券売機が設置される国で通用する第1の通貨に対す
    る外貨としての第2の通貨を上記第1の通貨に換算する
    通貨データを上記券売機に送信する送信手段からなり、 上記表示装置が、 上記第2の通貨の金額に対応する上記第1の通貨の金額
    を案内表示する案内手段からなり、 上記券売機が、 上記第1の通貨と上記第2の通貨とを受入れる受入手段
    と、 この受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の
    通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額を判別
    する判別手段と、 この判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    2の通貨の金額の判別結果を、上記センタから送信され
    る通貨データに基づいて、第1の通貨の金額に換算する
    換算手段と、 上記判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
    金額を表示し、上記判別手段により第1の通貨を判別し
    た際に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額
    により購入可能な券の金額を表示する表示手段と、 この表示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示
    する指示手段と、 この指示手段により指示された購入金額の券を発券する
    発券手段とからなる、 ことを特徴とする券売システム。
  11. 【請求項11】 券を発券する券売機と、この券売機と
    通信回線を介して接続されるセンタと、このセンタと通
    信回線を介して接続される表示装置とからなる券売シス
    テムにおいて、 上記センタが、 上記券売機が設置される国で通用する第1の通貨に対す
    る外貨としての第2の通貨を上記第1の通貨に換算する
    通貨データを上記券売機および上記表示装置に送信する
    送信手段からなり、 上記表示装置が、 上記センタから送信される通貨データに基づいて、上記
    第2の通貨に対応する上記第1の通貨の金額を案内表示
    する案内手段とからなり、 上記券売機が、 上記センタから送信される通貨データを記憶する記憶手
    段と、 上記第1の通貨と上記第2の通貨とを受入れる受入手段
    と、 この受入手段により受入れた通貨が第1の通貨か第2の
    通貨かを判別するとともに、それらの通貨の金額を判別
    する判別手段と、 この判別手段により第2の通貨を判別した際に、この第
    2の通貨の金額の判別結果を、上記記憶手段により記憶
    している通貨データに基づいて、第1の通貨の金額に換
    算する換算手段と、 上記判別手段により第1の通貨を判別した際に、この第
    1の通貨の金額の判別結果に基づいて、購入可能な券の
    金額を表示し、上記判別手段により第2の通貨を判別し
    た際に、上記換算手段により換算した第1の通貨の金額
    により購入可能な券の金額を表示する表示手段と、 この表示手段の表示に応じて、購入する券の金額を指示
    する指示手段と、 この指示手段により指示された購入金額の券を発券する
    発券手段とからなる、 ことを特徴とする券売システム。
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