JP3071755U - 自動発券装置 - Google Patents

自動発券装置

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JP3071755U
JP3071755U JP2000001528U JP2000001528U JP3071755U JP 3071755 U JP3071755 U JP 3071755U JP 2000001528 U JP2000001528 U JP 2000001528U JP 2000001528 U JP2000001528 U JP 2000001528U JP 3071755 U JP3071755 U JP 3071755U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作手順をより分かり易くすることができる
ようにし、外部機器との接続ができるようにしてデータ
の利用の向上を図り、より一層の機能の向上を図る。 【解決手段】 ケース体10に、金銭が投入される金銭
投入口11を有し投入された金銭の所要の処理を行なう
金銭処理部と、投入された金銭の投入金額を認識する投
入金額認識部と、金銭処理部に投入された金銭の投入金
額,商品,商品に対応した商品コード番号及び商品の商
品単価等を表示する表示部20と、音声情報を出力する
音声出力部36と、購入したい商品に対応する商品コー
ド番号,購入個数等の種々の情報を入力する入力部30
と、商品と交換可能な商品券を発券する発券部と、投入
金額及び入力部からの入力に基づいて所要の商品券を上
記発券部から発券させる等の制御を行なう制御部と、制
御部のデータを送受信するために制御部に接続可能な外
部インターフェース37とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば食堂で発行する食券等の商品券を自動的に発券する自動発券 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動発券装置としては、例えば、特開平8−50662号公報に掲載さ れたものが知られている。 これは、図13に示すように、鉄道の乗車券を発券する自動発券装置であり、 ケース体1に設けたテンキーを有した入力部2から降車駅に対応したコード番号 を入力すると、表示部3に、この降車駅(図では「D駅」と表示),コード番号 (図では「103」と表示)及び降車駅までの運賃(図では「150円」)等が 表示され、この状態で、金銭投入口4に金銭が投入され、あるいはカード投入口 5に、プリペイドカードが投入されると、投入金額あるいはプリペイドカードの 使用可能な金額が投入金額として認識され、表示部3にこの投入金額(図では「 200円」)及びつり銭(図では50円)が表示され、上記の入力部2からの入 力及び投入金額に基づいて所要の乗車券が発券部6から発券される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この従来の自動発券装置にあっては、表示部3を見ながら操作を行 わなければならないが、操作手順について良く認知していない場合には、操作が 煩雑になり、そのため操作性を向上させたいという要請がある。 また、この装置でのデータを、外部機器に反映させてデータの利用を図りたい という要請もある等、種々の機能を向上させたいという要請がある。 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、操作手順 をより分かり易くすることができるようにし、あるいはまた、外部機器との接続 ができるようにしてデータの授受を可能にし、データの利用の向上を図ることが できるようにする等、より一層の機能の向上を図った自動発券装置の提供を目的 とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するための本考案の自動発券装置は、基本的に、ケース 体に、金銭が投入される金銭投入口を有し投入された金銭の所要の処理を行なう 金銭処理部と、該金銭処理部に投入された金銭の投入金額を認識する投入金額認 識部と、上記金銭処理部に投入された金銭の投入金額,商品,該商品に対応した 商品コード番号及び該商品の商品単価等を表示する表示部と、購入したい商品に 対応する商品コード番号,購入個数等の種々の情報を入力する入力部と、上記商 品と交換可能な商品券を発券する発券部と、上記投入金額及び上記入力部からの 入力に基づいて所要の商品券を上記発券部から発券させる等の制御を行なう制御 部とを備えた構成としている。
【0005】 そして、上記ケース体に、音声情報を出力する音声出力部を設け、上記制御部 を、種々の音声情報を記憶する音声データ記憶手段と、所定のタイミングで上記 音声データ記憶手段に記憶した種々の音声情報の中から該当する音声情報を上記 音声出力部から出力させる音声出力手段とを備えて構成している。これにより、 種々の音声情報を所定のタイミングで音声出力部から出力させることができ、そ のため、音声によって案内を行なうことができるようになり、操作手順について 良く認知していない場合でも、容易に操作を行なうことができ、操作性が大幅に 向上させられる。
【0006】 そしてまた、上記ケース体に、上記制御部のデータを送受信するために該制御 部に接続可能な外部インターフェースを設けた構成としている。これにより、制 御部のデータの授受を外部機器によって行なうことができ、そのため、データの 利用の向上が図られるとともに管理が容易に行なわれる。 この場合、上記制御部を、上記発券部から商品券が発券される際、該発券に係 る商品及びその数量を有するメニューデータを上記インターフェースを介して送 信可能なメニューデータ送信手段を備えて構成したことが有効である。発券に係 る商品の確認が必要な部署のための表示器やプリンタ等の外部機器にその商品及 び数量を送信できるので、商品と数量を即座に知ることができ、注文等に係る商 品に即座に対応でき、極めて便利になる。
【0007】 また、必要に応じ、上記制御部を、上記発券に係る商品,数量及び金額等に関 する数値データを集計する集計手段を備えて構成している。種々のデータを集計 して管理できるので、商品の売上等の状況を即座に把握でき、極めて有用になる 。 上記制御部の集計手段において、上記発券部による発券があったとき、該発券 に係る商品毎に上記購入金額を売上金額として記憶する売上データ記憶手段と、 該売上データ記憶手段に記憶した売上金額に基づいて、予め指定した所定の期間 の商品毎のあるいは全体の総合売上金額を算出する総合売上金額算出手段とを備 えて構成したことが有効である。日毎や月毎の売上を即座に見ることができ、し かも商品毎に見ることができるので、商品管理や会計管理を極めて容易に行なう ことができる。 また、上記制御部の集計手段において、上記入力部からの入力に基づいて日付 け毎に商品の仕入金額を記憶する仕入金額記憶手段と、予め指定した所定の期間 の全体の総合仕入金額を算出する総合仕入金額算出手段とを備えて構成したこと が有効である。仕入についての管理も極めて容易に行なうことができる。 更に、上記制御部の集計手段において、上記総合売上金額算出手段が算出した 総合売上金額と上記総合仕入金額算出手段が算出した総合仕入金額とから粗利益 を算出する粗利益算出手段を備えて構成したことが有効である。粗利益を即座に 見ることができ、この点でも、商品管理や会計管理を極めて容易に行なうことが できる。
【0008】 また、必要に応じ、上記制御部を、商品コード番号,該商品コード番号に対応 した商品名及び商品単価を記憶する商品データ記憶手段と、上記金銭処理部に金 銭が投入されたとき該投入された投入金額を表示部に表示させる金銭表示手段と 、上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力があったとき上記商品 データ記憶手段に記憶した当該商品コード番号に対応する商品名及び商品単価を 当該商品コード番号とともに表示部に表示させる商品データ表示手段と、上記入 力部から購入したい商品の数量の入力があったとき入力された数量を表示部に表 示させる数量表示手段と、上記入力部から購入したい商品の数量の入力があった とき入力された数量に対応する購入金額を演算する購入金額演算手段と、上記入 力部から実行指令があったとき投入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入 金額内のとき該当する商品券を発券部から発券させる発券手段とを備えて構成し ている。 これによれば、入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力を行なうと 、投入金額と購入金額とが照合されて発券処理が行なわれる。そのため、コード 番号の入力という極めて容易な入力で発券できるので、種々の商品メニューに対 応できるとともに、小型の装置で、簡易な発券を行なわせることができるように なる。
【0009】 更に、必要に応じ、上記制御部を、種々のメッセージを記憶するメッセージ記 憶手段と、所定のタイミングで上記メッセージ記憶手段に記憶した種々のメッセ ージの中から該当するメッセージを上記表示部に表示させるメッセージ表示手段 とを備えて構成している。種々のメッセージを表示部に表示させて表示によって 案内を行なうことができ、そのため、操作手順について良く認知していない場合 でも、容易に操作を行なうことができ、操作性を大幅に向上させることができる 。 この場合、上記制御部のメッセージ表示手段を、上記入力部から実行指令があ ったとき投入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額を越えるとき、マ イナス表示を上記表示部に表示させる機能を備えて構成したことが有効である。 料金の不足を知らせることができ、極めて便利になる。 また、必要に応じ、上記制御部を、上記入力部の入力に基づいて上記発券部を 介して領収書を発行する領収書発行手段を備えて構成している。領収書を発行で きるので、極めて便利になる。 更にまた、必要に応じ、上記制御部を、上記投入金額認識部が投入金額を認識 したとき、上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力を許容する商 品コード番号入力許容手段を備えて構成している。金銭あるいはカードを投入し ない限り商品コードの入力ができないので、確実に金銭の回収を行なうことがで きるようになるとともに、入力ミスを防止することができる。 また、必要に応じ、上記制御部を、上記入力部から購入したい商品の商品コー ド番号の入力があったとき該入力部から当該購入したい商品の数量の入力を許容 する商品数量入力許容手段を備えて構成している。単価の確認を行なって数量の 決定をできるので、入力ミスを防止することができる。
【0010】 また、必要に応じ、上記制御部を、上記入力部からの入力に基づいて、上記商 品データ記憶手段に、商品コード番号,該商品コード番号に対応した商品名及び 商品単価を書き込む商品データ書込手段を備えて構成している。容易に商品デー タの書き換えを行なうことができ、汎用性を向上させることができる。 更に、必要に応じ、上記ケース体に、金銭決済が可能なカードが投入されるカ ード投入口を有し投入されたカードの所要の処理を行なうカード処理部を設け、 上記投入金額認識部に上記カード処理部に投入されたカードの使用可能な金額を 投入金額として認識する機能を備えた構成としている。プリペイドカード等のカ ード決済を行なうことができ、より一層、汎用性を増すことができる。 更にまた、必要に応じ、上記制御部を、上記発券処理を行なう発券処理モード と、該発券処理モードの発券処理以外の処理を行なうためのメンテナンスモード とに切替えて該制御部を機能させるモード切替手段を設けて構成している。制御 部の機能を煩雑にすることがなく、確実に機能させることができる。 また、上記制御部を、該制御部のメンテナンスモード切替時に、該制御部によ る処理と、外部制御による処理を行なうための切替スイッチを備えて構成してい る。制御部自らと、外部機器による管理の切替を確実にできる。 更に、必要に応じ、所要の箇所に故障を検知する故障検知手段を設け、上記制 御部を、該故障検知手段が故障を検知したとき、当該故障があったことを上記表 示部に表示させる故障表示手段を設けて構成している。故障があったことを表示 部で視認できるので、種々の故障に即座に対応することができ、極めて便利にな る。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本考案の実施の形態に係る自動発券装置を説明する 。 図1乃至図4に示す本考案の実施の形態に係る自動発券装置は、比較的小さい 食堂等に容易に設置される大きさに形成され、特に、商品に対応した商品コード 番号と数量を入力するとともに金銭やカードを投入することによって、商品券と しての食券を自動的に発券するものである。 図5に示す表には、商品,予め商品に対応して付された商品コード番号及び商 品の商品単価についての関係の一例を示す。この表の内容を、紙等に印字して、 装置が設置される所から視認できるように、装置近傍に貼り出しする等する。
【0012】 図1乃至図4に示すように、実施の形態に係る自動発券装置は、設置されるケ ース体10を備えている。 このケース体10には、金銭が投入される金銭投入口11を有し投入された金 銭の受け入れ,返却レバー12の操作による金銭返却,つり銭出し等の機械的な 所要の処理を行なう金銭処理部13と、プリペイドカード等の金銭決済が可能な カードが投入されるカード投入口14を有し投入されたカードの読出し,書込み ,排出等の所要の処理を行なうカード処理部15と、金銭処理部13に投入され た金銭の投入金額を認識するとともにカード処理部15に投入されたカードの使 用可能な金額を投入金額として認識する機能を備えた投入金額認識部16とが備 えられている。金銭投入口11において、11aはコイン用の金銭投入口,11 bは紙幣用の金銭投入口である。 また、ケース体10は、液晶表示装置(LCD)等からなる表示部20を備え ている。図4に示すように、表示部20には、金銭の投入金額を表示する投入金 額表示欄21,商品名を表示する商品名表示欄22,商品に対応した商品コード 番号を表示する商品コード番号表示欄23,商品の商品単価を表示する商品単価 表示欄24,数量を表示する数量表示欄25及びメッセージを表示するメッセー ジ表示欄26が表出される。これらの表示欄は、後述の発券処理を行なう発券処 理モードにおいて表出される。
【0013】 更に、ケース体10には、購入したい商品に対応する商品コード番号,購入数 量等の種々の情報を入力する入力部30が設けられている。入力部30において 、31はテンキー、32は訂正するときに押釦する訂正キー、33は商品の決定 をするとき等に押釦する確認キーである。 更にまた、ケース体10は、商品と交換可能な商品券としての食券を印字して 発券口34から排出して発券する発券部35を備えている。また、発券部35は 、領収書を印字して発行する領収書発行機能も備えている。尚、発券口34は金 銭処理部13のつり銭や返却コインの出口にもなっている。 また、ケース体10には、音声情報を出力するスピーカからなる音声出力部3 6が設けられている。 更に、ケース体10には、後述の制御部40のデータを送受信するために該制 御部40に接続可能な外部インターフェース37が設けられている。 インターフェース37は、厨房等の注文品の確認が必要な部署のための表示器 やプリンタ等の外部機器に接続するするための第一接続部37aと、統括管理す るためのオフコンやパソコン等の別の外部機器に接続するための第二接続部37 bとからなる。
【0014】 ケース体10には、投入金額及び入力部30からの入力に基づいて所要の食券 を発券部35から発券させる等の制御を行なう制御部40が設けられている。 次に、この制御部40の構成について詳しく説明する。 図2に示すように、41は商品コード番号,商品コード番号に対応した商品名 及び商品単価を記憶する商品データ記憶手段である。 42は金銭処理部13に金銭が投入されたとき投入された投入金額を表示部2 0の投入金額表示欄21に表示させる金銭表示手段である。43は商品データ表 示手段であり、この商品データ表示手段43は、入力部30のテンキーから購入 したい商品の商品コード番号の入力があったとき、商品データ記憶手段41に記 憶した当該商品コード番号に対応する商品名及び商品単価を当該商品コード番号 とともに表示部20の商品名表示欄22,商品コード番号表示欄23及び商品単 価表示欄24に表示させる。 44は入力部30から購入したい商品の数量の入力があったとき入力された数 量を表示部20の数量表示欄25に表示させる数量表示手段、45は入力部30 のテンキーから購入したい商品の数量の入力があったとき入力された数量に対応 する購入金額を演算する購入金額演算手段である。 46は入力部30の確認キー33の押釦によって実行指令があったとき投入金 額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額内のとき該当する商品券としての 食券を発券部35から発券させる発券手段である。食券は、例えば、店がわが使 用する整理券部分と、客がわのための控券部分とがミシン目等で切り離し可能に 連続したカード状のもので、例えば、日付,食堂名,商品コード番号,商品名, 商品単価,数量,購入価格等が印字されている。 48は入力部30の入力に基づいて、例えば、商品コード番号の押釦前に確認 キー33を押釦することにより、発券部35から所要の領収書を発行させる領収 書発行手段である。領収書は、食券と一体になっていても良く、別異に発行する ようにしても良い。
【0015】 また、制御部40において、50は投入金額認識部16が投入金額を認識した とき、入力部30から購入したい商品の商品コード番号の入力を許容する商品コ ード番号入力許容手段、51は入力部30から購入したい商品の商品コード番号 の入力があったとき該入力部30から当該購入したい商品の数量の入力を許容す る商品数量入力許容手段である。 更に、制御部40において、52は種々のメッセージを記憶するメッセージ記 憶手段、53は所定のタイミングでメッセージ記憶手段52に記憶した種々のメ ッセージの中から該当するメッセージを表示部20のメッセージ表示欄26に表 示させるメッセージ表示手段である。特に、メッセージ表示手段53は、投入金 額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額を越えるときその事態を表示部2 0に表示させるマイナス表示機能を備えている。 メッセージとしては、「メニューの番号(商品コード番号)を押して下さい」 ,「数量を押して確認ボタンを押して下さい」,「金額が不足しています」,「 つり銭不足のため発券できません」等適宜に設けられている。 更にまた、制御部40において、54は種々の音声情報を記憶する音声データ 記憶手段、55は所定のタイミングで音声データ記憶手段に記憶した種々の音声 情報の中から該当する音声情報を音声出力部36から出力させる音声出力手段で ある。 音声出力手段55は、実施の形態では、金銭処理部13の金銭投入口11から 金銭が投入され、あるいは、カード処理部15のカード投入口14からカードが 投入されたとき、「いらっしゃいませ」という音声を出力し、投入後タイマによ る所定時間経過後に、「メニューの番号(商品コード番号)を押して下さい」と いう音声を出力し、発券処理後に、「ありがとうございました」という音声を出 力する。 その他、「いらっしゃいませ」,「数量を押して確認ボタンを押して下さい」 「料金不足です。お金を入れるか数量の訂正をして下さい」、「レシートが必要 な方は確認ボタンを押して下さい。」等適宜に音声データを設けて良い。
【0016】 また、制御部40において、56は入力部30からの入力に基づいて、商品デ ータ記憶手段41に、商品コード番号,該商品コード番号に対応した商品名及び 商品単価を書き込む商品データ書込手段である。商品データ書込手段56は、例 えば、上記の図5に示す表において、新たな商品コード,商品及び単価が加わっ たとき、商品に対応して付された商品コード番号を変更するとき、あるいは、商 品の商品単価を変更するとき等に機能する。 57は発券部35から商品券が発券される際、該発券に係る商品及びその数量 を有するメニューデータをインターフェースの第一接続部37aを介して送信可 能なメニューデータ送信手段である。例えば、商品コード番号01の商品「玉子 丼」において数量3であれば、このデータが送信される。
【0017】 更に、制御部40において、60は発券に係る商品,数量及び金額等に関する 数値データを集計する集計手段である。 図3に示すように、集計手段60は、発券部35による発券があったとき、該 発券に係る商品毎に購入金額を売上金額として記憶する売上データ記憶手段61 と、売上データ記憶手段61に記憶した売上金額に基づいて、予め指定した所定 の期間の商品毎のあるいは全体の総合売上金額を算出する総合売上金額算出手段 62とを備えて構成されている。 また、集計手段60は、入力部30からの入力に基づいて日付け毎に商品の仕 入金額を記憶する仕入金額記憶手段63と、予め指定した所定の期間の全体の総 合仕入金額を算出する総合仕入金額算出手段64とを備えて構成されている。 更に、集計手段60は、総合売上金額算出手段62が算出した総合売上金額と 上記総合仕入金額算出手段64が算出した総合仕入金額とから粗利益を算出する 粗利益算出手段65を備えて構成されている。
【0018】 そしてまた、図2に示すように、制御部40は、発券処理を行なう発券処理モ ードと、発券処理モードの発券処理以外の処理を行なうためのメンテナンスモー ドとに切替えて制御部40を機能させるモード切替手段66を備えている。メン テナンスモードでは、上記の商品データ書込手段56を機能させ、あるいは、集 計手段60を機能させる。 67は制御部40のメンテナンスモード切替時に、該制御部40による処理と 、外部制御による処理とのいずれかを選択して切替えるための切替スイッチであ る。 更に、金銭処理部13,投入金額認識部16,発券部35や制御部40等、所 要の箇所には故障を検知する故障検知手段70が設けられており、制御部40に は、故障検知手段70が故障を検知したとき、当該故障があったことを表示部2 0に表示させる故障表示手段71が設けられている。 尚、制御部40の各手段は、コンピュータのCPUやメモリ等の機能等の各種 装置機能によって実現される。
【0019】 従って、本考案の実施の形態に係る自動発券装置を使用するときは、以下のよ うになる。 先ず、制御部40のモード切替手段66の設定による発券処理を行なう発券処 理モードの場合について、図6及び図7に示すフローチャートを参照しながら説 明する。 購入者が例えば図5に示すように表(メニュー)を見て商品及び商品の単価を 確認し、金銭処理部13の金銭投入口11に必要な金銭を投入し、あるいは、カ ード処理部15のカード投入口14にカードを投入すると(1−1)、音声出力 手段55が機能し、音声出力部36から、「いらっしゃいませ」という音声を出 力し(1−2)、また、表示部(LCD)が点灯する(1−3)。この点灯によ り、入力操作を行うことが促される。30秒操作がなければ消灯する。 この状態で、図4に示すように、金銭表示手段42が投入金額を表示部20に 表示する(1−4)。 また、音声出力手段55が、音声出力部36から、「メニューの番号(商品コ ード番号)を押して下さい」,「領収書が必要な方は確認ボタンを押してからメ ニューの番号(商品コード番号)を押して下さい」という音声を出力する(1− 5)。更に、メッセージ表示手段53がメッセージを表示部20のメッセージ表 示欄26に「メニューの番号を押して下さい」を表示する。 この場合、メッセージが音声及び表示によって示されて案内があるので、操作 手順について良く認知していない場合でも、容易に操作を行なうことができ、そ のため、操作性が向上させられる。
【0020】 この状態で、商品コード番号入力許容手段50が入力部30から購入したい商 品の商品コード番号の入力を許容する。そのため、金銭あるいはカードの投入後 に操作を行なわせるので、確実に金銭の回収が行なわれる。 入力部30のテンキーにより商品コード番号が押釦されると(1−6YES, 1−7YES)、商品データ表示手段43が、図4に示すように、商品データ記 憶手段41に記憶した当該商品コード番号に対応する商品名及び商品単価を当該 商品コード番号とともに表示部20に表示する(1−8)。所定時間入力操作が なかったり(1−6NO,1−9YES)(1−10NO,1−11NO,1− 12NO,1−6NO,1−9YES)、返却レバー12が操作されると(1− 10YES)、図7に示すように、金銭あるいはカードの返却処理が行なわれ( 1−23)、音声出力手段55が、「ありがとうございました」という音声を出 力して(1−24)、終了する。 そして、確認キー33が押釦されると(1−11YES)、音声出力手段55 が、「数量を押して確認ボタンを押して下さい」という音声を出力する(1−1 3)。また、メッセージ表示手段53が「数量を押して確認ボタンを押して下さ い」を表示する。この場合も、メッセージが音声及び表示によって示されて案内 があるので、操作手順について良く認知していない場合でも、容易に操作を行な うことができ、そのため、操作性が向上させられる。
【0021】 次に、商品数量入力許容手段51が入力部30から購入したい商品の数量の入 力を許容する。図7に示すように、入力部30のテンキーにより数量が押釦され ると(1−14YES,1−15YES)、図4に示すように、数量表示手段4 4が入力された数量を表示部20の数量表示欄25に表示し(1−16)、購入 金額演算手段45が入力された数量に対応する購入金額を演算する。所定時間入 力操作がなかったり(1−14NO,1−17YES)(1−18NO,1−1 9NO,1−20YES,1−14NO,1−17YES)、返却レバー12が 操作されると(1−18YES)、金銭あるいはカードの返却処理が行なわれ( 1−23)、音声出力手段55が、「ありがとうございました」という音声を出 力して(1−24)、終了する。 そして、確認キー33が押釦されると(1−19YES)、発券手段46が投 入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額内のとき(1−21発券可能 )、該当する商品券を発券部35から発券する(1−22)。そして、つり銭が あればつり銭を出し(1−23)、カードの場合は所定の書込み処理後に返却処 理を行ない(1−23)、音声出力手段55が、「ありがとうございました」と いう音声を出力して(1−24)、終了する。
【0022】 一方、発券手段46が投入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額を 越えるとき(1−21金額不足)、メッセージ表示手段53がマイナスであるこ とを表示部20に表示する(1−25)。その後、新たに、金銭処理部13の金 銭投入口11に必要な金銭が投入され、あるいは、カード処理部15のカード投 入口14にカードが再投入されれば(1−27)、更に、購入金額演算手段45 が入力された数量に対応する購入金額を演算する。そして、発券手段46が投入 金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額内のとき(1−27発券可能) 、該当する商品券を発券部35から発券する(1−22)。 また、金額が不足している場合に、訂正キー32が押釦されると(1−28Y ES)、再び、入力部30のテンキーによる数量の押釦を許容し(1−15)、 訂正キー32が押釦されないときは(1−28NO)、返却レバー12の操作( 1−29)、あるいは、所定時間入力操作がないことを待って(1−30)、発 券処理を行なわずに、金銭あるいはカードの返却処理を行ない(1−23)、音 声出力手段55が、「ありがとうございました」という音声を出力して(1−2 4)、終了する。
【0023】 また、厨房等の注文品の確認が必要な部署のための表示器やプリンタ等の外部 機器にインターフェースの第一接続部37aを介して接続をしておけば、発券部 35から商品券が発券される際、メニューデータ送信手段57から、該発券に係 る商品及びその数量を有するメニューデータが送信される。そのため、厨房にお いて、注文のあった商品と数量を即座に知ることができるので、注文の商品の料 理等に即座に対応でき、極めて便利になる。 更に、上記の発券工程においては、故障検知手段70が、金銭処理部13,投 入金額認識部16,発券部35や制御部40の所要手段等、所要の箇所の故障を 検知しており、もし、故障検知手段70が故障を検知すれば、故障表示手段71 によって、故障があったことが表示部20に表示される。そのため、故障を容易 に認知できる。
【0024】 次に、制御部40のモード切替手段66の設定による発券処理以外の処理を行 なうためのメンテナンスモードの場合について説明する。 この制御部40のメンテナンスモード切替時には、切替スイッチ67により、 制御部40による処理と、外部制御による処理が可能になる。制御部40による 処理の場合には、入力部30の操作によって表示部20に表示させる。一方、外 部制御の場合には、インターフェースの第二接続部37bに接続したオフコンや パソコン等の外部機器による操作に従う。 先ず、このメンテナンスモードでは、図8に示すように、例えば、メニュー表 示が行なわれ、各メニューの操作が可能になる。 「集計」は、売上,仕入の集計表示,印刷を行なう。 「売上」は、売上日計の表示,修正,印刷を行なう。 「仕入」は、仕入日計の入力,表示,修正,印刷を行なう。 「商品設定」は、商品コード番号に対して商品名の設定,単価の設定を行なう 。 「サービス発行」は、上記の発券処理によらずに別途発券を行なう。 「時間設定」は、日付けや時間の設定を行なう。 「エラー確認」は、発生中のエラー内容の確認を行なう。 「マシンメンテ」は、装置の動作設定や確認を行なう。
【0025】 このうち、「集計」,「売上」,「仕入」について、その一例を示すと、詳し くは、図3に示すように、予め、「仕入」において、入力部30からの入力に基 づいて仕入金額記憶手段63に日付け毎に商品の仕入金額を記憶させておく。こ れにより、総合仕入金額算出手段64が、予め指定した所定の期間、例えば、1 日毎、月毎に、全体の総合仕入金額を算出する。 また、上記の発券部35による発券があったときは、売上データ記憶手段61 に、発券に係る商品毎に購入金額が売上金額として記憶される。これにより、総 合売上金額算出手段62が、予め指定した所定の期間、例えば、1日毎、月毎に 、商品毎のあるいは全体の総合売上金額を算出する。 更に、粗利益算出手段65が総合売上金額算出手段62が算出した総合売上金 額と総合仕入金額算出手段64が算出した総合仕入金額とから粗利益を算出して いる。
【0026】 そして、「集計」においては、図9に示すように、メニュー表示が行なわれ、 各メニューの表示あるいは印刷により、データを見ることができる。 「粗利益表示」あるいは「粗利益印刷」では、図10に示すように、例えば、 月毎の総合売上金額,総合仕入金額,粗利益を一覧にして視認できる。 また、「当月売上表示」あるいは「当月売上印刷」では、図11に示すように 、例えば、商品毎の売上金額を視認できる。 また、図8に示す「売上」においては、図12に示すように、売上日計の表示 が行なわれ、商品別の日毎の売上表を表示できる。 尚、これらの、データの表示は、上述したものに限定されず、種々に設けて良 い。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の自動発券装置によれば、種々の音声情報を所定 のタイミングで音声出力部から出力させるようにしたので、音声によって案内を 行なうことができ、そのため、操作手順について良く認知していない場合でも、 容易に操作を行なうことができ、操作性を大幅に向上させることができる。 また、ケース体に、制御部のデータを送受信するために制御部に接続可能な外 部インターフェースを設けたので、制御部のデータの授受を外部機器によって行 なうことができ、そのため、データの利用の向上を図ることができるとともに管 理を容易にすることができる。 この場合、発券部から商品券が発券される際、発券に係る商品及びその数量を 有するメニューデータを送信可能なメニューデータ送信手段を備えた場合には、 発券に係る商品の確認が必要な部署のための表示器やプリンタ等の外部機器にそ の商品及び数量を送信できるので、商品と数量を即座に知ることができ、注文等 に係る商品に即座に対応でき、極めて便利になる。
【0028】 また、発券に係る商品,数量及び金額等に関する数値データを集計する集計手 段を備えた場合には、種々のデータを集計して管理できるので、商品の売上等の 状況を即座に把握でき、極めて有用になる。 この場合、売上データ記憶手段に記憶した売上金額に基づいて、予め指定した 所定の期間の商品毎のあるいは全体の総合売上金額を算出する総合売上金額算出 手段を備えて構成すれば、日毎や月毎の売上を即座に見ることができ、しかも商 品毎に見ることができるので、商品管理や会計管理を極めて容易に行なうことが できる。 更に、この場合、日付け毎に商品の仕入金額を記憶する仕入金額記憶手段と、 予め指定した所定の期間の全体の総合仕入金額を算出する総合仕入金額算出手段 とを備えて構成すれば、仕入についての管理も極めて容易に行なうことができる 。 更にまた、この場合、総合売上金額と総合仕入金額とから粗利益を算出する粗 利益算出手段を備えて構成すれば、粗利益を即座に見ることができ、この点でも 、商品管理や会計管理を極めて容易に行なうことができる。
【0029】 また、制御部を、入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力を行なっ て、投入金額と購入金額とを照合して発券処理を行なうようにした場合には、コ ード番号の入力という極めて簡易な入力で発券できるので、種々の商品メニュー に対応できるとともに、小型装置で、簡易な発券を行なわせることができるよう になる。 更に、種々のメッセージを表示部に表示させるようにした場合には、表示によ って案内を行なうことができ、そのため、操作手順について良く認知していない 場合でも、容易に操作を行なうことができ、操作性を大幅に向上させることがで きる。 この場合、投入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額を越えるとき 、マイナス表示をする場合には、料金の不足を知らせることができ、極めて便利 になる。 また、発券部を介して領収書を発行する領収書発行手段を備えた場合には、領 収書を発行できるので、極めて便利になる。 更にまた、投入金額認識部が投入金額を認識したとき、入力部から購入したい 商品の商品コード番号の入力を許容する商品コード番号入力許容手段を備えた場 合には、金銭あるいはカードの投入後に操作を行なわせることができるので、確 実に金銭の回収を行なうことができるようになる。 また、入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力があったとき、入力 部から購入したい商品の数量の入力を許容する商品数量入力許容手段を備えた場 合には、単価の確認を行なって数量の決定をできるので、入力ミスを防止するこ とができる。
【0030】 そしてまた、入力部からの入力に基づいて、商品データ記憶手段に、商品コー ド番号,該商品コード番号に対応した商品名及び商品単価を書き込む商品データ 書込手段を備えて構成した場合には、容易に商品データの書き換えを行なうこと ができ、汎用性を向上させることができる。 また、ケース体に、金銭決済が可能なカードが投入されるカード投入口を有し 投入されたカードの所要の処理を行なうカード処理部を設けた場合には、プリペ イドカード等のカード決済を行なうことができ、より一層、汎用性を増すことが できる。
【0031】 更に、発券処理モードとメンテナンスモードとに切替えて制御部を機能させる ようにした場合には、制御部の機能を煩雑にすることがなく、確実に機能させる ことができる。 この場合、制御部のメンテナンスモード切替時に、制御部による処理と、外部 制御による処理を行なうための切替スイッチを備えて構成した場合には、制御部 自らと、外部機器による管理の切替を確実にできる。 更にまた、故障検知手段が故障を検知したとき故障があったことを表示部に表 示させるようにした場合には、種々の故障に即座に対応することができ、極めて 便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る自動発券装置を示す
斜視図である。
【図2】本考案の実施の形態に係る自動発券装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】本考案の実施の形態に係る自動発券装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】本考案の実施の形態に係る自動発券装置の発券
モードにおける表示部の表示例を示す図である。
【図5】本考案の実施の形態に係る自動発券装置で用い
られる商品コード,商品名,単価の関係の一例を示す表
図である。
【図6】本考案の実施の形態に係る自動発券装置の発券
モードにおける動作工程を示すフローチャート図であ
る。
【図7】本考案の実施の形態に係る自動発券装置の発券
モードにおける動作工程を示すフローチャート図であ
る。
【図8】本考案の実施の形態に係る自動発券装置のメン
テナンスモードにおける表示部の表示例を示す図であ
る。
【図9】本考案の実施の形態に係る自動発券装置のメン
テナンスモードにおける表示部の表示例を示す図であ
る。
【図10】本考案の実施の形態に係る自動発券装置のメ
ンテナンスモードにおける表示部の表示例を示す図であ
る。
【図11】本考案の実施の形態に係る自動発券装置のメ
ンテナンスモードにおける表示部の表示例を示す図であ
る。
【図12】本考案の実施の形態に係る自動発券装置のメ
ンテナンスモードにおける表示部の表示例を示す図であ
る。
【図13】従来の自動発券装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 ケース体 11 金銭投入口 11a コイン用の金銭投入口 11b 紙幣用の金銭投入口 12 返却レバー 13 金銭処理部 14 カード投入口 15 カード処理部 16 投入金額認識部 20 表示部 21 投入金額表示欄 22 商品名表示欄 23 商品コード番号表示欄 24 商品単価表示欄 25 数量表示欄 26 メッセージ表示欄 30 入力部 31 テンキー 32 訂正キー 33 確認キー 34 発券口 35 発券部 36 音声出力部 37 外部インターフェース 37a 第一接続部 37b 第二接続部 40 制御部 41 商品データ記憶手段 42 金銭表示手段 43 商品データ表示手段 44 数量表示手段 45 購入金額演算手段 46 発券手段 48 領収書発行手段 50 商品コード番号入力許容手段 51 商品数量入力許容手段 52 メッセージ記憶手段 53 メッセージ表示手段 54 音声データ記憶手段 55 音声出力手段 56 商品データ書込手段 57 メニューデータ送信手段 60 集計手段 61 売上データ記憶手段 62 総合売上金額算出手段 63 仕入金額記憶手段 64 総合仕入金額算出手段 65 粗利益算出手段 66 モード切替手段 67 切替スイッチ 70 故障検知手段 71 故障表示手段

Claims (19)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース体に、金銭が投入される金銭投入
    口を有し投入された金銭の所要の処理を行なう金銭処理
    部と、該金銭処理部に投入された金銭の投入金額を認識
    する投入金額認識部と、上記金銭処理部に投入された金
    銭の投入金額,商品,該商品に対応した商品コード番号
    及び該商品の商品単価等を表示する表示部と、購入した
    い商品に対応する商品コード番号,購入個数等の種々の
    情報を入力する入力部と、上記商品と交換可能な商品券
    を発券する発券部と、上記投入金額及び上記入力部から
    の入力に基づいて所要の商品券を上記発券部から発券さ
    せる等の制御を行なう制御部とを備えた自動発券装置に
    おいて、 上記ケース体に、音声情報を出力する音声出力部を設
    け、 上記制御部を、種々の音声情報を記憶する音声データ記
    憶手段と、所定のタイミングで上記音声データ記憶手段
    に記憶した種々の音声情報の中から該当する音声情報を
    上記音声出力部から出力させる音声出力手段とを備えて
    構成したことを特徴とする自動発券装置。
  2. 【請求項2】 ケース体に、金銭が投入される金銭投入
    口を有し投入された金銭の所要の処理を行なう金銭処理
    部と、該金銭処理部に投入された金銭の投入金額を認識
    する投入金額認識部と、上記金銭処理部に投入された金
    銭の投入金額,商品,該商品に対応した商品コード番号
    及び該商品の商品単価等を表示する表示部と、購入した
    い商品に対応する商品コード番号,購入個数等の種々の
    情報を入力する入力部と、上記商品と交換可能な商品券
    を発券する発券部と、上記投入金額及び上記入力部から
    の入力に基づいて所要の商品券を上記発券部から発券さ
    せる等の制御を行なう制御部とを備えた自動発券装置に
    おいて、 上記ケース体に、上記制御部のデータを送受信するため
    に該制御部に接続可能な外部インターフェースを設けた
    ことを特徴とする自動発券装置。
  3. 【請求項3】 上記制御部を、 上記発券部から商品券が発券される際、該発券に係る商
    品及びその数量を有するメニューデータを上記インター
    フェースを介して送信可能なメニューデータ送信手段を
    備えて構成したことを特徴とする請求項2記載の自動発
    券装置。
  4. 【請求項4】 上記制御部を、 上記発券に係る商品,数量及び金額等に関する数値デー
    タを集計する集計手段を備えて構成したことを特徴とす
    る請求項1,2または3記載の自動発券装置。
  5. 【請求項5】 上記制御部の集計手段を、 上記発券部による発券があったとき、該発券に係る商品
    毎に上記購入金額を売上金額として記憶する売上データ
    記憶手段と、該売上データ記憶手段に記憶した売上金額
    に基づいて、予め指定した所定の期間の商品毎のあるい
    は全体の総合売上金額を算出する総合売上金額算出手段
    とを備えて構成したことを特徴とする請求項4記載の自
    動発券装置。
  6. 【請求項6】 上記制御部の集計手段を、 上記入力部からの入力に基づいて日付け毎に商品の仕入
    金額を記憶する仕入金額記憶手段と、予め指定した所定
    の期間の全体の総合仕入金額を算出する総合仕入金額算
    出手段とを備えて構成したことを特徴とする請求項4ま
    たは5記載の自動発券装置。
  7. 【請求項7】 上記制御部の集計手段を、 上記総合売上金額算出手段が算出した総合売上金額と上
    記総合仕入金額算出手段が算出した総合仕入金額とから
    粗利益を算出する粗利益算出手段を備えて構成したこと
    を特徴とする請求項6記載の自動発券装置。
  8. 【請求項8】 上記制御部を、 商品コード番号,該商品コード番号に対応した商品名及
    び商品単価を記憶する商品データ記憶手段と、 上記金銭処理部に金銭が投入されたとき該投入された投
    入金額を表示部に表示させる金銭表示手段と、 上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力
    があったとき上記商品データ記憶手段に記憶した当該商
    品コード番号に対応する商品名及び商品単価を当該商品
    コード番号とともに表示部に表示させる商品データ表示
    手段と、 上記入力部から購入したい商品の数量の入力があったと
    き入力された数量を表示部に表示させる数量表示手段
    と、 上記入力部から購入したい商品の数量の入力があったと
    き入力された数量に対応する購入金額を演算する購入金
    額演算手段と、 上記入力部から実行指令があったとき投入金額と購入金
    額とを照合して購入金額が投入金額内のとき該当する商
    品券を発券部から発券させる発券手段とを備えて構成し
    たことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6また
    は7記載の自動発券装置。
  9. 【請求項9】 上記制御部を、 種々のメッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、所
    定のタイミングで上記メッセージ記憶手段に記憶した種
    々のメッセージの中から該当するメッセージを上記表示
    部に表示させるメッセージ表示手段とを備えて構成した
    ことを特徴とする請求項8記載の自動発券装置。
  10. 【請求項10】 上記制御部のメッセージ表示手段を、 上記入力部から実行指令があったとき投入金額と購入金
    額とを照合して購入金額が投入金額を越えるとき、マイ
    ナス表示を上記表示部に表示させる機能を備えて構成し
    たことを特徴とする請求項9記載の自動発券装置。
  11. 【請求項11】 上記制御部を、 上記入力部の入力に基づいて上記発券部を介して領収書
    を発行する領収書発行手段を備えて構成したことを特徴
    とする請求項8,9または10記載の自動発券装置。
  12. 【請求項12】 上記制御部を、 上記投入金額認識部が投入金額を認識したとき、上記入
    力部から購入したい商品の商品コード番号の入力を許容
    する商品コード番号入力許容手段を備えて構成したこと
    を特徴とする請求項8,9,10または11記載の自動
    発券装置。
  13. 【請求項13】 上記制御部を、 上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力
    があったとき該入力部から当該購入したい商品の数量の
    入力を許容する商品数量入力許容手段を備えて構成した
    ことを特徴とする請求項8,9,10,11または12
    記載の自動発券装置。
  14. 【請求項14】 上記制御部を、 上記入力部からの入力に基づいて、上記商品データ記憶
    手段に、商品コード番号,該商品コード番号に対応した
    商品名及び商品単価を書き込む商品データ書込手段を備
    えて構成したことを特徴とする請求項8,9,10,1
    1,12または13記載の自動発券装置。
  15. 【請求項15】 上記ケース体に、金銭決済が可能なカ
    ードが投入されるカード投入口を有し投入されたカード
    の所要の処理を行なうカード処理部を設け、上記投入金
    額認識部に上記カード処理部に投入されたカードの使用
    可能な金額を投入金額として認識する機能を備えたこと
    を特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,
    9,10,11,12,13または14記載の自動発券
    装置。
  16. 【請求項16】 上記制御部を、 上記発券処理を行なう発券処理モードと、該発券処理モ
    ードの発券処理以外の処理を行なうためのメンテナンス
    モードとに切替えて該制御部を機能させるモード切替手
    段を設けて構成したことを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,1
    3,14または15記載の自動発券装置。
  17. 【請求項17】 上記制御部を、 該制御部のメンテナンスモード切替時に、該制御部によ
    る処理と、外部制御による処理を行なうための切替スイ
    ッチを備えて構成したことを特徴とする請求項16記載
    の自動発券装置。
  18. 【請求項18】 所要の箇所に故障を検知する故障検知
    手段を設け、上記制御部を、該故障検知手段が故障を検
    知したとき、当該故障があったことを上記表示部に表示
    させる故障表示手段を設けて構成したことを特徴とする
    請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,1
    1,12,13,14,15,16または17記載の自
    動発券装置。
  19. 【請求項19】 ケース体に、金銭が投入される金銭投
    入口を有し投入された金銭の所要の処理を行なう金銭処
    理部と、該金銭処理部に投入された金銭の投入金額を認
    識する投入金額認識部と、上記金銭処理部に投入された
    金銭の投入金額,商品,該商品に対応した商品コード番
    号及び該商品の商品単価等を表示する表示部と、音声情
    報を出力する音声出力部と、購入したい商品に対応する
    商品コード番号,購入個数等の種々の情報を入力する入
    力部と、所要の箇所に設けられ故障を検知する故障検知
    手段と、上記商品と交換可能な商品券を発券する発券部
    と、上記投入金額及び上記入力部からの入力に基づいて
    所要の商品券を上記発券部から発券させる等の制御を行
    なう制御部と、上記制御部のデータを送受信するために
    該制御部に接続可能な外部インターフェースとを備えた
    自動発券装置であって、 上記制御部を、 商品コード番号,該商品コード番号に対応した商品名及
    び商品単価を記憶する商品データ記憶手段と、 上記入力部からの入力に基づいて、上記商品データ記憶
    手段に、商品コード番号,該商品コード番号に対応した
    商品名及び商品単価を書き込む商品データ書込手段と、 上記金銭処理部に金銭が投入されたとき該投入された投
    入金額を表示部に表示させる金銭表示手段と、 上記投入金額認識部が投入金額を認識したとき、上記入
    力部から購入したい商品の商品コード番号の入力を許容
    する商品コード番号入力許容手段と、 上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力
    があったとき上記商品データ記憶手段に記憶した当該商
    品コード番号に対応する商品名及び商品単価を当該商品
    コード番号とともに表示部に表示させる商品データ表示
    手段と、 上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力
    があったとき該入力部から当該購入したい商品の数量の
    入力を許容する商品数量入力許容手段と、 上記入力部から購入したい商品の数量の入力があったと
    き入力された数量を表示部に表示させる数量表示手段
    と、 上記入力部から購入したい商品の数量の入力があったと
    き入力された数量に対応する購入金額を演算する購入金
    額演算手段と、 上記入力部から実行指令があったとき投入金額と購入金
    額とを照合して購入金額が投入金額内のとき該当する商
    品券を発券部から発券させる発券手段と、 種々の音声情報を記憶する音声データ記憶手段と、 所定のタイミングで上記音声データ記憶手段に記憶した
    種々の音声情報の中から該当する音声情報を上記音声出
    力部から出力させる音声出力手段と、 種々のメッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、 所定のタイミングで上記メッセージ記憶手段に記憶した
    種々のメッセージの中から該当するメッセージを上記表
    示部に表示させるとともに、上記入力部から実行指令が
    あったとき投入金額と購入金額とを照合して購入金額が
    投入金額を越えるとき、マイナス表示を上記表示部に表
    示させるメッセージ表示手段と、 上記入力部の入力に基づいて上記発券部を介して領収書
    を発行する領収書発行手段と、 上記発券処理を行なう発券処理モードと該発券処理モー
    ドの発券処理以外の処理を行なうためのメンテナンスモ
    ードとに切替えて該制御部を機能させるモード切替手段
    と、 上記メンテナンスモード切替時に該制御部による処理と
    外部制御によるいずれかの処理を選択するための切替ス
    イッチと、 上記故障検知手段が故障を検知したとき当該故障があっ
    たことを上記表示部に表示させる故障表示手段と、 上記発券に係る商品,数量及び金額等に関する数値デー
    タを集計する集計手段と、を備えて構成し、 上記制御部の集計手段を、上記発券部による発券があっ
    たとき、該発券に係る商品毎に上記購入金額を売上金額
    として記憶する売上データ記憶手段と、該売上データ記
    憶手段に記憶した売上金額に基づいて、予め指定した所
    定の期間の商品毎のあるいは全体の総合売上金額を算出
    する総合売上金額算出手段と、上記入力部からの入力に
    基づいて日付け毎に商品の仕入金額を記憶する仕入金額
    記憶手段と、予め指定した所定の期間の全体の総合仕入
    金額を算出する総合仕入金額算出手段と、上記総合売上
    金額算出手段が算出した総合売上金額と上記総合仕入金
    額算出手段が算出した総合仕入金額とから粗利益を算出
    する粗利益算出手段とを備えて構成したことを特徴とす
    る自動発券装置。
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