JPH0736994A - 保険引き受け装置 - Google Patents

保険引き受け装置

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JPH0736994A
JPH0736994A JP18265293A JP18265293A JPH0736994A JP H0736994 A JPH0736994 A JP H0736994A JP 18265293 A JP18265293 A JP 18265293A JP 18265293 A JP18265293 A JP 18265293A JP H0736994 A JPH0736994 A JP H0736994A
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JP
Japan
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application
sales
insurance
unit
acceptance
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JP18265293A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kashiwagi
和彦 柏木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、申込書販売部と申込書受付部とが互
いに連係動作し、かつ独立に操作できるようにして、保
険申込書の販売と受付の同時並行処理を可能にしたこと
を特徴とする。 【構成】保険申込書販売部1、コインユニット2、販売
制御部5等を備えた申込書販売機構Aと、同販売機構A
で販売された保険申込書を受付けて保険契約する、申込
書受付部6、申込書印字ユニット8、受付制御部11等
を備えた申込書受付機構Bとを単一の筐体に一体に設
け、受付制御部11には、申込書受付部6の状態を販売
制御部5に通知する手段を有し、販売制御部5には、受
付制御部11からの状態通知を受けて申込書受付部6の
状態を認識し、その認識結果に従い保険申込書の販売を
制御する手段を有して、申込書販売部1と申込書受付部
6とが互いに連係動作し、かつ独立に操作できることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、係員を介在せずに、保
険申込書の販売、及び受付を行なう保険引き受け装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種、保険申込書の販売、及び
受付を行なう保険引受装置として、傷害保険等の保険申
込書の自動販売、自動契約を行なう装置が存在する。こ
の装置は、保険申込書の販売と受付をそれぞれ同一の接
客部により行なうもので、顧客が保険引受装置に販売価
格に相当する貨幣を投入すると、保険引受装置から保険
申込書が排出され(保険申込書の販売)。顧客は購入し
た保険申込書に、氏名、住所等の必要事項を記入し、そ
の保険申込書を保険引受装置に投入する。保険引受装置
は、取り込んだ保険申込書に、その時点の年月日時分を
印字して装置内に保管する(保険申込書の受付)。保険
申込書に年月日時分が印字された時点で保険の契約が成
立する。
【0003】しかしながら上記した従来の保険引受装置
に於いては、保険申込書の販売と受付に同一の接客部と
制御部を使用しており、保険申込書の販売、受付を一連
の動作として行なう必要があった。
【0004】従って、一人の顧客が保険申込書を購入
し、必要事項を記入して、保険引受装置に申込書を投入
し保険契約が成立するまで、次の顧客が待たされること
から、保険申込書の販売、受付の効率が悪いという等の
問題があり、又、家族分等、複数人の保険契約を行ない
たい場合に保険申込書のまとめ買いができず、顧客操作
性が悪いという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
保険引受装置に於いては、保険申込書の販売、受付を一
連の動作として行なう必要があるため、一人の顧客が保
険申込書を購入し、必要事項を記入して、保険引受装置
に申込書を投入し契約が成立するまで、次の顧客が待た
され、又、家族分等、複数人の保険契約を行ないたい場
合に保険申込書のまとめ買いができないことから、保険
申込書の販売、受付の効率、及び顧客操作性が悪いう問
題があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
保保申込書の販売と受付とが互いに連係し、かつ独立に
操作できるようにして、保保険申込書の販売及び受付の
各業務の効率の向上、及び顧客操作性の向上が図れると
ともに、受付異常の際に販売を中止する等、受付業務と
販売業務を関連制御することにより顧客とのトラブルを
排除して信頼性の高い保険申込書の販売及び受付業務が
行なえる保険引受装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の保険引き受け装
置は、保険申込書を販売するコインユニットを含む申込
書販売部、及び同販売部を制御する販売制御部と、上記
申込書販売部で販売された保険申込書を受付けて保険契
約する申込書受付部、及び同受付部を制御する受付制御
部とを一体に設け、受付制御部には、申込書受付部の状
態を販売制御部に通知する手段を有し、販売制御部に
は、受付制御部からの状態通知を受けて申込書受付部の
状態を認識し、その認識結果に従い保険申込書の販売を
制御する手段を有して、申込書販売部と申込書受付部と
が互いに連係動作し、かつ独立に操作できることを特徴
とする。
【0008】又、本発明の保険引き受け装置は、申込書
販売処理と申込書受付処理とが同時に並行して実行され
るとき、全体の消費電力を認識し、その消費電力が一定
値を超えると判断したとき、上記各処理のうち、いずれ
か一方の処理実行を一時的に遅延させる手段を有して、
装置全体の消費電力を一定値内に抑止することを特徴と
する。
【0009】又、本発明の保険引き受け装置は、申込書
販売部に販売枚数をカウントする機械的計数器を具備
し、申込書受付部に受付枚数をカウントする機械的計数
器を具備して、電源断時、停電時を含めて販売枚数、受
付枚数の各カウント値を保持し、投入貨幣との精査、保
管申込書数との確認を可能としたことを特徴とする。
【0010】
【作用】申込書販売部は販売制御部の制御の下に顧客の
操作に従う販売処理を実行し、これと並行して、申込書
受付部は受付制御部の制御の下に顧客の操作に従う受付
処理を実行する。申込書受付部を制御する受付制御部
は、申込書受付部の状態を監視し、その状態を販売制御
部に通知する。申込書販売部を制御する販売制御部は、
受付制御部からの状態通知を受けて申込書受付部の状態
を認識し、その認識結果に従い保険申込書の販売を制御
する。このように、申込書販売部と申込書受付部とが互
いに連係動作し、かつ独立に操作できるようにして、保
険申込書の販売と受付の同時処理を可能にしたことによ
り、保険申込書の販売及び受付効率を向上でき、かつ顧
客操作性を向上できるとともに、受付異常の際に販売を
中止する等、受付状態に応じて販売を制御することで顧
客とのトラブルを排除し信頼性の高い保険申込書の販売
及び受付業務が行なえる。
【0011】又、本発明によれば、申込書販売処理と申
込書受付処理とが同時に並行して実行されるとき、全体
の消費電力を認識し、その消費電力が一定値を超えると
判断したとき、上記各処理のうち、いずれか一方の処理
実行を一時的に遅延させて、装置全体の消費電力を一定
値内に抑止することから、定格電流の小さい電源ユニッ
トの使用が可能となり、経済的に有利でコンパクトなシ
ステムを構築できるとともに、設置条件の有利なシステ
ムが提供できる。
【0012】又、本発明によれば、申込書販売部に設け
られた機械的計数器により申込書の販売枚数(部数)を
カウントし、申込書受付部に設けられた機械的計数器に
より申込書の受付枚数をカウントして、電源断時、停電
時を含めて販売枚数、受付枚数の各カウント値を保持す
ることから、投入貨幣との精査、保管申込書数との確認
等が高い信頼性をもって行なえる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例に於ける保険引受装置の
ハードウェア構成を示すブロック図である。
【0014】図1に於いて、1は顧客とのマンマシンイ
ンターフェイスを司る販売接客部に設けられた申込書販
売部であり、保険申込書の購入時に於ける顧客との金銭
授受に関する操作機構部を主構成要素とするもので、販
売中表示ランプ1a、投入金額表示部1b、硬貨投入口
1c、硬貨返却口1d、「取消」ボタン1e、「確認」
ボタン1f、申込書排出口1g等を有してなる。
【0015】販売中表示ランプ1aは後述する販売制御
部5の制御の下に点灯駆動制御されるもので、保険申込
書が販売可能な状態にあるとき点灯状態となって顧客に
その旨を知らせる。投入金額表示部1bは後述する販売
制御部5の制御の下に顧客が投入した貨幣の金額を表示
して顧客に知らせる。硬貨投入口1c及び硬貨返却口1
dはいずれも後述するコインユニット2と一体的な機構
をなすもので、硬貨投入口1cに投入された顧客の投入
貨幣(ここでは硬貨のみを扱うものとする)がコインユ
ニット2の硬貨搬入路に導かれ、硬貨返却口1dより返
却された貨幣(硬貨)がコインユニット2の硬貨搬出路
より排出される。「取消」ボタン1e及び「確認」ボタ
ン1fはいずれも顧客により操作されるもので、「取
消」ボタン1eは保険の申込を解消したい際に操作さ
れ、「確認」ボタン1fは保険申込書の購入を確定した
際に操作される。これら各操作信号は後述する販売制御
部5に入力される。申込書排出口1gは後述する申込書
排出ユニット3と一体的な機構をなすもので、保険申込
書の販売が成立した際に、後述する販売制御部5の制御
の下に申込書排出ユニット3のホッパより取出された保
険申込書を一枚(例えば4枚綴り)単位で排出し顧客に
渡す。
【0016】2は申込書販売部1の金銭扱部に関連して
設けられたコインユニットであり、保険申込書購入時に
於ける、硬貨の受付、判別、計数等の金銭処理を行なう
もので、後述する販売制御部5の制御の下に、硬貨投入
口1cより投入された硬貨を選別し、投入金額、釣り銭
等を算出して、正規の受取硬貨を硬貨収納箱に収納し、
返却硬貨を硬貨返却口1dより排出する。
【0017】3は申込書排出ユニットであり、後述する
販売制御部5の制御の下に同ユニットの内のホッパに収
納されている申込書を申込書排出口1gより1部ずつ排
出する。
【0018】4は内部販売操作部に設けられた保険申込
書の販売枚数カウンタであり、ここでは機械的計数器
(ここでは電磁カウンタ)を用いて構成されるもので、
販売した申込書の枚数(部数)を表示し後述する販売制
御部5に知らせる。この電磁カウンタによる販売枚数カ
ウンタ4は、申込書排出ユニット3から保険申込書が1
部排出される度に、販売制御部5の制御の下に上記カウ
ンタのソレノイドが駆動制御され、販売枚数カウント値
が更新(+1)される。この電磁カウンタで構成された
販売枚数カウンタ4は電源がオフされた状態であって
も、そのときのカウント値を保持しており、従って電源
断時、停電時を含めて販売枚数、受付枚数の各カウント
値が保持されることから、投入貨幣との精査、保管申込
書数との確認等が高い信頼性をもって行なえる。
【0019】5は上記した申込書販売部1の各表示器、
コインユニット2、及び申込書排出ユニット3等を含む
申込書販売機構Aの各構成要素を制御する販売制御部で
あり、コインユニット2から出力される申込書発行コマ
ンド、申込書販売部1の各種ボタン操作に伴う操作指示
コマンド等を受けて、申込書販売部1の各表示器、コイ
ンユニット2、及び申込書排出ユニット3等を制御す
る。又、申込書販売部1、コインユニット2、申込書排
出ユニット3等の各部の状態監視を行ない、その監視状
態を保守員に知らせるべく内部販売操作部の各表示器に
表示するとともに、異常を検出した際に、その異常の発
生を後述する受付制御部11に通知する。又、後述する
受付制御部11から申込書受付機構Bの異常発生通知を
受けると、販売中表示ランプ1aを消灯制御するととも
に、コインユニット2を硬貨スルーモードにして硬貨の
受入れを無効化し、以後の保険申込書の販売を停止す
る。
【0020】6は顧客とのマンマシンインターフェイス
を司る受付接客部に設けられた申込書受付部であり、上
記申込書販売部1の操作で購入され必要事項が記入され
た保険申込書を受付ける窓口となるもので、上記保険申
込書の受付が可能であることを顧客に知らせる受付中表
示ランプ6a、及び保険申込書が挿入される申込書受付
口6b等の構成要素を有してなる。受付中表示ランプ6
aは後述する受付制御部11の制御の下に点灯駆動さ
れ、保険申込書の受付が可能な状態にあるとき点灯状態
となって顧客にその旨を知らせる。申込書受付口6bで
顧客より受取った保険申込書は後述する申込書印字ユニ
ット8を介して同じく後述する申込書スタッカ9に送ら
れる。
【0021】7は顧客とのマンマシンインターフェイス
を司る受付接客部に設けられた時分表示部であり、後述
する受付制御部11の制御の下に、保険契約時(保険申
込書受取時)の時分データを表示する。
【0022】8は申込書受付部6の申込書受付口6bよ
り受取った保険申込書に保険契約時の年月日時分を印字
する申込書印字ユニットであり、後述する受付制御部1
1の制御の下に、上記申込書受付口6bより受取った保
険申込書の所定記録欄に保険契約時の年月日時分を印字
し、後述する申込書スタッカ9に送る。
【0023】9は申込書スタッカであり、申込書印字ユ
ニット8を経た保険申込書を受付順に収納する。10は
内部受付操作部に設けられた保険申込書の受付枚数カウ
ンタであり、ここでは上記した販売枚数カウンタ4と同
様に機械的計数器(ここでは電磁カウンタ)を用いて構
成されるもので、受付けた申込書の枚数(部数)を表示
し後述する受付制御部11に知らせる。
【0024】11は上記した申込書受付部6、時分表示
部7、及び申込書印字ユニット8等を含む申込書受付機
構Bの各構成要素を制御する受付制御部であり、申込書
印字ユニット8から出力される申込書受付検知コマンド
を受けて、申込書受付部6の受付中表示ランプ6a、申
込書印字ユニット8、受付枚数カウンタ10等を制御す
る。又、申込書受付部6、及び申込書印字ユニット8等
の各部の状態監視を行ない、その状態を保守員に知らせ
るべく内部販売操作部の各表示器に表示するとともに、
異常を検出した際に、その異常の発生を販売制御部5に
通知する。又、販売制御部5から申込書販売機構Aの異
常発生通知を受けると、販売枚数カウンタ4が示す販売
枚数(部数)と受付枚数カウンタ10が示す受付枚数
(部数)とを照合し、受付枚数が販売枚数に達したこと
を確認した際に、以後の受付を停止すべく、受付中表示
ランプ6aを消灯制御するとともに、申込書受付口6b
の申込書搬送動作、及び申込書印字ユニット8の印字処
理動作等を停止制御する。
【0025】12は保険引き受け装置のメイン電源をオ
ン/オフ制御する電源スイッチであり、ここでは販売制
御部5に設けられた、申込書販売機構Aの各部駆動電源
を得る電源ユニット、及び申込書受付機構Bの各部駆動
電源を得る電源ユニットに、外部より供給される一次電
源(この例では商用交流電源)をオン/オフする。
【0026】図2は上記実施例に於ける保険引き受け装
置の外観構成を例示する斜視図であり、上記図1と同一
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図2に
於いて、31は申込書販売機構Aの扉であり、この扉を
開くことにより申込書販売機構Aの各部のメンテナンス
が可能である。32は申込書受付機構Bの扉であり、こ
の扉を開くことにより申込書受付機構Bの各部のメンテ
ナンスが可能である。33は上記各扉31,32が回動
可能に取付けられ、内部に申込書販売機構A、及び申込
書受付機構Bの各構成要素が収納された保険引き受け装
置の外筐体である。
【0027】図3は上記図1、図2に示す保険引き受け
装置の申込書排出口1gの構成を示す図である。図3に
於いて、51は保険申込書用紙であり、申込書排出ユニ
ット3のホッパから取出され、申込書排出口1gより排
出される。
【0028】52aは申込書用紙51の有無を検出する
センサの発光部、52bは同受光部である。53は上記
センサ(52a,52b)の検知信号に従う販売制御部
5の制御の下に点灯駆動制御されるLEDであり、申込
書用紙51が顧客によって申込書排出口1gより抜き取
られた際に点灯駆動制御され、その旨を外部に表示す
る。上記センサ(52a,52b)の検知信号は販売制
御部5に入力され、申込書搬送系の異常検出に供され
る。この搬送系の異常を検出した際は、申込書排出ユニ
ット3の異常発生時と同様に保険申込書の販売が中止さ
れる。
【0029】図4は上記実施例に於ける申込書販売機構
A、及び申込書受付機構Bの各処理の流れを示すフロー
チャートであり、同図(a)は販売制御部5の制御の下
に実行される申込書販売機構Aの処理手順を示し、同図
(b)は受付制御部11の制御の下に実行される申込書
受付機構Bの処理手順を示す。
【0030】図5は上記実施例に於ける装置のシステム
電力制御処理の一部の処理フローを示すフローチャート
であり、ここでは受付制御部11のファームウェア処理
機能により実現されるが、販売制御部5のファームウェ
ア処理機能により実現することも可能である。
【0031】ここで上記各図を参照して本発明の一実施
例に於ける動作を説明する。まず、本発明の実施例に於
ける保険引き受け装置の正常時の保険契約処理動作を図
1及び図2を参照して説明する。
【0032】先ず保険申込書の販売処理、即ち、申込書
販売機構Aの処理について、その動作を説明する。販売
制御部5は、申込書販売部1、コインユニット2、申込
書排出ユニット3等の各部の状態監視を行ない、申込書
販売機構Aの各部が正常に機能しているとき、販売中表
示ランプ1aを点灯駆動制御して、保険申込書を販売中
であることを外部へ知らせる(図4ステップA1 〜A4
)。
【0033】保険契約を行なう顧客は、申込書販売部1
の販売中表示ランプ1aが点灯していることを確認した
後、硬貨投入口1cから保険申込書の購入金額に見合う
(又はそれ以上の額の)硬貨を投入する。
【0034】硬貨投入口1cより硬貨が投入されると、
その投入硬貨はコインユニット2の硬貨搬入路に導かれ
る(図4ステップA6 )。コインユニット2は、硬貨搬
入路を介して受付けた硬貨の、判別、計数処理を実行
し、保険申込書の購入金額に相当する硬貨が投入された
ことを確認すると、申込書発行コマンドを販売制御部5
に送出する。し、投入金額を投入金額表示部1bに表示
する(図4ステップA7 )。
【0035】販売制御部5はコインユニット2より申込
書発行コマンドを受けると、投入金額を投入金額表示部
1bに表示して、申込書販売部1のボタン操作に伴う操
作指示コマンドを待ち、「確認」ボタン1fの操作に伴
う操作指示コマンドを受けると、申込書排出ユニット3
を起動して、申込書排出口1gより保険申込書を一部排
出する(図4ステップA8 〜A10)。
【0036】この申込書排出口1gに排出された保険申
込書は、顧客により申込書排出口1gから抜き取られ、
申込用紙上の所定記入欄に必要事項が記入された後、申
込書受付部6に投入される。即ち、住所、氏名等の必要
事項を記入した保険申込書が申込書受付部6の申込書受
付口6bに供給される。
【0037】尚、保険申込書の購入金額に相当する硬貨
が投入された後に、「取消」ボタン1eが押下される
と、販売制御部5は、「取消」ボタン1eの操作に伴う
操作指示コマンドに従い、申込書排出ユニット3からの
保険申込書の発行を停止し、更に、コインユニット2を
スルーモードにして投入された硬貨を硬貨返却口1dへ
排出し顧客へ返却する(図4ステップA8 ,A15)。
【0038】次に上記申込書販売機構Aで販売した保険
申込書の受付(契約)処理、即ち、申込書受付機構Bの
処理について、その動作を説明する。申込書販売機構A
より購買した保険申込書で保険契約を行なう際、顧客
は、上記受付中表示ランプ6aの点灯状態を確認して、
必要事項を記入した保険申込書を申込書受付部6の申込
書受付口6bに投入する。具体的には、受け取った1部
4枚綴りの保険申込書に、住所、氏名等の必要事項を記
入し、4枚綴りの1枚目を控えとして剥がして保存し、
残る3枚綴りの保険申込書を申込書受付口6bに投入す
る(図4ステップB4 )。
【0039】申込書受付部6の申込書受付口6bに投入
された保険申込書は、申込書印字ユニット8に送られ
て、受付制御部11の制御の下に、保険契約時の年月日
時分が印字された後、申込書スタッカ9に収納される
(図4ステップB5 )。
【0040】以上が申込書販売機構A、及び申込書受付
機構Bに於ける正常時の処理動作である。このように申
込書販売機構Aと申込書受付機構Bとが互いに関連しつ
つ独立して業務を遂行できることから、保険申込書の販
売と受付が独立して行なえ、申込書のまとめ買い、連続
受付等が可能になる。又、ある顧客が申込書購入中に、
別の顧客の申込書を受付けることも可能である。又、あ
る顧客が必要事項を記入中に、次の顧客が申込書を購入
することも可能である。従って保険契約業務が円滑に行
なえ、契約量を大幅に増加することができる。
【0041】ここで、申込書受付機構Bに異常が生じた
際の申込書受付機構Bと申込書販売機構Aとの連携動作
について説明する。ここでは、申込書受付機構Bに異常
が生じた際に、申込書販売機構Aによる申込書の販売を
中止する動作を例にとる。尚、ここでは説明を簡素にす
るため、申込書受付機構Bの異常チェックについて、申
込書印字ユニット8の動作のみを対象に行なっている
が、実際には、受付制御部11の制御の下にすべての機
構部に対して動作チェックを行ない、受付け処理が正常
に行なえない状態にあるか否かを判断する。
【0042】受付制御部11は、申込書受付機構Bが正
常に受付け処理を実行できるか否かを一定の周期でチェ
ックする。ここでは一定の周期で申込書印字ユニット8
の動作チェックを実行する(図4ステップB1 )。
【0043】この動作チェックで、申込書印字ユニット
8が正常に動作しない状態にあることを検出すると、即
ち、受付制御部11は申込書印字ユニット8の異常を検
出すると、販売制御部5に、申込書受付機構Bの異常発
生を通知し、更に、内部受付操作部に設けられた印字異
常表示ランプを点灯駆動し、申込書受付部6に設けられ
た受付中表示ランプ6aを消灯する(図4ステップB6
〜B8 )。
【0044】販売制御部5は、申込書販売機構Aに設け
られた、申込書販売部1、コインユニット2、申込書排
出ユニット3等の各部の状態監視を行ない、申込書排出
ユニット3の異常を検知したとき、その異常状態を受付
制御部11に通知するとともに、内部販売操作部に設け
られた排出ユニット異常表示ランプを点灯駆動し、申込
書販売部1に設けられた販売中表示ランプ1aを消灯し
て、以後の申込書販売を中止する(図4ステップA1 ,
A11,A12)。
【0045】又、コインユニット2の異常を検知したと
き、その異常状態を受付制御部11に通知するととも
に、内部販売操作部に設けられたコインユニット異常表
示ランプを点灯駆動し、申込書販売部1に設けられた販
売中表示ランプ1aを消灯して、以後の申込書販売を中
止する(図4ステップA2 ,A13,A14)。
【0046】又、販売制御部5は、受付制御部11よ
り、申込書受付機構Bの異常発生通知を受けると、申込
書販売部1に設けられた販売中表示ランプ1aを消灯し
て、以後の申込書販売を中止する(図4ステップA3 ,
A5 )。
【0047】このように、申込書販売機構Aと申込書受
付機構Bとが互いに関連を保ちながらそれぞれ独立して
業務を遂行でき、申込書受付機構Bの申込書受付業務に
障害が発生したとき、即時に申込書販売機構Aの販売業
務を中止することで、顧客に対する業務上の不都合を解
消できる。
【0048】又、受付制御部11は、図3に示すよう
に、申込書受付口6bに保険申込書が投入された際、申
込書受付機構Bの動作状態に加えて申込書販売機構Aの
動作状態を一定の周期で常時認識し、図示しないROM
のデータを算出してシステム全体の消費電力を算出する
(図5ステップC1 〜C3 )。
【0049】そして、その算出した消費電力値が予め設
定された基準値より大きいとき、申込書受付口6bから
の保険申込書の取込みを一時中止し、システム全体の消
費電力値が基準値より下がったことを確認して、保険申
込書の取込み動作を再開する(図5ステップC4 〜C5
)。
【0050】このような消費電力のチェック処理は、申
込書印字ユニット8による印字動作に際しても実行され
る。上記したような消費電力制御により、装置全体の消
費電力を一定値内に抑止できることから、定格電流の小
さい電源ユニットの使用が可能となり、経済的に有利で
コンパクトなシステムを構築できるとともに、既存の小
電力電源設備を使用できる設置条件の有利なシステムが
提供できる。
【0051】又、販売制御部5は申込書排出時の排出異
常発生検出チェックを一定の周期で実行する。即ち、販
売制御部5は、申込書販売機構Aに異常が生じたとき、
図3に示すセンサ(52a,52b)の出力を読込み、
申込書排出口1gに申込書があるか否かを認識して、申
込書が申込書排出口1gにあるとき、その後、定期的に
上記センサの状態を監視する。そして、センサの状態が
用紙有りから用紙無しの変化したとき、顧客が申込書排
出口1gより申込書を抜き取ったと判断して、LED5
3を点灯し、その旨を表示する。従って申込書販売機構
Aの障害発生時に於ける顧客の申込書受領に関するトラ
ブルを防止でき、保険代理店係員のメンテナンス性、顧
客サービスを向上できる。
【0052】又、図2に示すように、申込書販売機構A
と、申込書受付機構Bとは、それぞれに独立した扉3
1,32を備えており、それぞれ独自にメンテナンスが
可能であることから、申込書販売機構Aに障害が発生し
た場合、申込書受付機構Bは取扱中のまま、販売部の扉
31を開いて申込書補給等の処理を行なうことが可能で
ある。
【0053】尚、上記した実施例に於いては、保険申込
書を1部単位で販売する構成を例示下が、これに限ら
ず、例えば紙幣による販売を可能とし、数値キー入力に
よる枚数指定機能を設けて、ある部数以下の複数部数の
一括販売を可能とするシステム構成としてもよい。
【0054】又、申込書販売部1、及び申込書受付部6
等に、ガイダンス表示部を設けることにより、より円滑
な保険受付業務が可能となる。又、申込書販売機構Aと
申込書受付機構Bとを備えた保険引き受け装置の構成
は、図1、図2の構成に限らず、例えば、申込書販売部
1と申込書受付部6が単一筐体の異なる側面部に設けら
れた構成、又は、操作及び記入台を一体に設けた構成
等、他の構成であってもよい。
【0055】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の保険引き受
け装置によれば、保保申込書の販売と受付とが互いに連
係し、かつ独立に操作できることから、保険申込書の販
売業務と、受付(契約)業務とがそれぞれ独立して行な
え、保険契約業務が円滑に効率よく遂行できるととも
に、顧客操作性の向上が図れる。又、受付異常の際に販
売を中止する等、受付と販売を関連制御することで顧客
とのトラブルを排除し信頼性の高い保険申込書の販売及
び受付業務が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に於ける保険引き受け装置の
ハードウェア構成を示すブロック図。
【図2】上記実施例に於ける保険引き受け装置の外観構
成を示す斜視図。
【図3】上記実施例に於ける保険引き受け装置のセンサ
部の構成を示す図。
【図4】上記実施例に於ける保険引き受け装置の販売及
び受付処理手順を示すフローチャート。
【図5】上記実施例に於ける保険引き受け装置の電力制
御処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…申込書販売部、2…コインユニット、3…申込書排
出ユニット、4…販売枚数カウンタ、5…販売制御部、
6…申込書受付部、7…時分表示部、8…申込書印字ユ
ニット、9…申込書スタッカ、11…受付制御部、3
1,32…扉、33…筐体、A…申込書販売機構、B…
申込書受付機構。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保険申込書を販売するコインユニットを
    含む申込書販売部、及び同販売部を制御する販売制御部
    と、上記申込書販売部で販売された保険申込書を受付け
    て保険契約する申込書受付部、及び同受付部を制御する
    受付制御部とを一体に設けた保険引き受け装置であっ
    て、受付制御部は、申込書受付部の状態を販売制御部に
    通知する手段を有し、販売制御部は、受付制御部からの
    状態通知を受けて申込書受付部の状態を認識し、その認
    識結果に従い保険申込書の販売を制御する手段を有し
    て、申込書販売部と申込書受付部とが互いに連係動作
    し、かつ独立に操作できることを特徴とする保険引き受
    け装置。
  2. 【請求項2】 申込書販売部には、保険申込書を販売す
    るための操作入力手段をもつ販売接客部と、多数枚の申
    込書を保管し販売成立に伴い一枚ずつ排出する申込書排
    出ユニットと、申込書を購入するための貨幣の投入口を
    有し投入された貨幣を判別し計数する貨幣ユニットと、
    これら各ユニットを制御する制御手段とを具備し、申込
    書受付部には、申込書を受付ける受付部と、受付けた申
    込書に受付日時を印字する申込書印字ユニットと、受付
    日時が印字された申込書を保管する申込書スタッカと、
    これら各ユニットを制御する制御手段とを具備してなる
    請求項1記載の保険引き受け装置。
  3. 【請求項3】 申込書販売処理と申込書受付処理とが同
    時に並行して実行されるとき、全体の消費電力を認識
    し、その消費電力が一定値を超えると判断したとき、上
    記各処理のうち、いずれか一方の処理実行を一時的に遅
    延させて消費電力を一定値内に抑止する手段をもつ請求
    項1記載の保険引き受け装置。
  4. 【請求項4】 申込書販売部に販売枚数をカウントする
    機械的計数器を具備し、申込書受付部に受付枚数をカウ
    ントする機械的計数器を具備して、電源断時、停電時を
    含めて販売枚数、受付枚数の各カウント値を保持し、投
    入貨幣との精査、保管申込書数との確認を可能とする請
    求項1記載の保険引き受け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998029821A1 (fr) * 1996-12-30 1998-07-09 Jury Sergeevich Gorodkov Systeme electronique de traitement de polices d'assurance
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