JP5063068B2 - 景品払出機 - Google Patents

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本発明は、内部に収納された景品の払い出しを行う景品払出機に関し、とりわけ、景品払出機に異常が発生したときに、この異常状態の解除を行う従業員の操作性を向上させ、このことにより異常状態を迅速に解除することができる景品払出機に関する。
例えばパチンコ店等の遊技施設において、遊技客が獲得したパチンコ玉等の遊技媒体の個数に応じて景品の払い出しを当該遊技客に対して行うための景品払出機が設置されている。このような景品払出機としては、従来より例えば特許文献1等に示すものが知られている。
特許文献1に開示される景品払出機は、複数の景品を積層状態で収納するカセットが1レーンにつき前後方向に直列で複数設けられ、景品取り出し手段が、各レーンにおける複数のカセットのうち選択された一のカセットから最も下層にある景品を取り出して景品払出口に搬送するよう構成されている。
特許文献1に示すような景品払出機においては、筐体の一方の側面に例えばモノクロLCDからなる店側表示部が設けられており、この筐体において前述の一方の側面と反対側にある他方の側面には例えばカラーLCDからなる客側表示部が設けられている。すなわち、景品払出機の店側表示部を見る従業員と、客側表示部を見る遊技客とは、当該景品払出機を挟んで向かい合うような位置に存在することとなる。客側表示部には、例えば待機時には「いらっしゃいませ」と表示される。また、この客側表示部には、例えば景品払出口から景品が払い出される際には「景品が払い出されます」と表示されたり、払い出される景品の数量が表示されたりする。このようにして、客側表示部は遊技客に対して種々のメッセージを伝達するようになっている。
一方、店側表示部には、一般的に、通常時は景品払出処理に関する情報、具体的には景品の種類や数量が表示されており、景品払出機に異常が発生したときにはこの異常の種類や発生箇所、異常の解除方法といったエラー情報が表示される。
特開2005−211686号公報
しかしながら、従来より知られている景品払出機には様々な問題がある。例えば、上述のような景品払出機においては、景品払出口が客側に配置されており、その近傍で異常が発生したときに従業員が筐体の客側の側面の前に移動して異常状態の解除のための動作を行う必要がある。この際に、上述のように異常の種類や発生箇所といったエラー情報は店側表示部のみに表示されているため、従業員にとって筐体の反対側にある店側表示部を見ながら異常状態の解除のための動作を行わなければならないので操作性が悪くなってしまう。また、このため、従業員は店側表示部に表示されたエラー情報を覚えたり、エラー情報の内容を確認するために筐体の店側の側面の前に戻ったりしなければならないという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、景品払出機に異常が発生したときに従業員がこの景品払出機の筐体の客側の側面の前に移動して異常状態の解除のための動作を行う際に、従業員の操作性を向上させることができ、異常状態を迅速に解除することができる景品払出機を提供することにある。
本発明は、内部に収納された景品の払い出しを行う景品払出機であって、筐体と、前記筐体の一方の側面に設けられた店側表示部と、前記筐体において前記一方の側面と反対側にある他方の側面に設けられた客側表示部と、前記景品払出機に異常が発生したときにこのことを検知する異常発生検知手段と、前記店側表示部、前記客側表示部および前記異常発生検知手段にそれぞれ接続された制御部であって、前記異常発生検知手段において景品払出機に異常が発生したことが検知されないような通常運転時には前記客側表示部には遊技客にとって必要な情報を表示させ、前記異常発生検知手段において前記景品払出機に異常が発生したことが検知されたときに、前記店側表示部にこの異常状態の解除方法を表示させるとともに前記客側表示部にも異常状態の解除方法を表示させるような制御部と、を備え、前記店側表示部および前記客側表示部はそれぞれ前記筐体の外方に露出していることを特徴とする景品払出機である。
このような景品払出機によれば、当該景品払出機に異常が発生したときにおいて、従業員がこの景品払出機の筐体の店側の側面の前で異常状態の解除のための動作を行う際には店側表示部に表示された異常状態の解除方法を見ながら作業を行う。一方、筐体の客側の側面の前で異常状態の解除のための動作を行う際には、客側表示部に表示された異常状態の解除方法を見ながら作業を行うことができるので、従業員は店側表示部に表示された異常状態の解除方法を覚えたり、この解除方法の内容を確認するために筐体の店側の側面の前に戻ったりする必要がなくなり、従業員の操作性を向上させることができる。このことにより、景品払出機の異常状態を迅速に解除することができるようになる。
本発明は、内部に収納された景品の払い出しを行う景品払出機であって、筐体と、前記筐体の一方の側面に設けられた店側表示部と、前記筐体において前記一方の側面と反対側にある他方の側面に設けられた客側表示部と、前記景品払出機に異常が発生したときにこのことを検知する異常発生検知手段と、前記筐体の内部のメンテナンスを行うために前記客側表示部の近傍における前記筐体に設けられた開閉扉と、前記開閉扉の開閉状態を検知する開閉扉検知手段と、前記店側表示部、前記客側表示部、前記異常発生検知手段および前記開閉扉検知手段にそれぞれ接続された制御部であって、前記異常発生検知手段において景品払出機に異常が発生したことが検知されないような通常運転時には前記客側表示部には遊技客にとって必要な情報を表示させ、前記異常発生検知手段において前記景品払出機に異常が発生したことが検知されたときに前記店側表示部にこの異常状態の解除方法を表示させ、前記開閉扉検知手段により前記開閉扉が開状態であることが検知されたときに前記客側表示部にも異常状態の解除方法を表示させるような制御部と、を備え、前記店側表示部および前記客側表示部はそれぞれ前記筐体の外方に露出していることを特徴とする景品払出機である。
このような景品払出機によれば、当該景品払出機に異常が発生したときにおいて、従業員はまず店側表示部に表示された異常状態の解除方法に基づいてメンテナンス用の開閉扉を開く。そして、従業員は景品払出機の筐体の客側の側面の前で異常状態の解除のための動作を行うが、この際に、従業員は客側表示部に表示された異常状態の解除方法を見ながら作業を行うことができるようになり、このため従業員の操作性を向上させることができる。このことにより、景品払出機の異常状態を迅速に解除することができるようになる。
本発明は、内部に収納された景品の払い出しを行う景品払出機であって、筐体と、前記筐体の一方の側面に設けられた店側表示部と、前記筐体において前記一方の側面と反対側にある他方の側面に設けられた客側表示部と、前記景品払出機に異常が発生したときにこのことを検知する異常発生検知手段と、前記景品払出機の操作情報を入力するための操作部と、前記店側表示部、前記客側表示部、前記異常発生検知手段および前記操作部にそれぞれ接続された制御部であって、前記異常発生検知手段において景品払出機に異常が発生したことが検知されないような通常運転時には前記客側表示部には遊技客にとって必要な情報を表示させ、前記異常発生検知手段において前記景品払出機に異常が発生したことが検知されたときに前記店側表示部にこの異常状態の解除方法を表示させ、前記操作部で入力された情報に基づいて前記客側表示部にも異常状態の解除方法を表示させるような制御部と、を備え、前記店側表示部および前記客側表示部はそれぞれ前記筐体の外方に露出していることを特徴とする景品払出機である。
このような景品払出機によれば、当該景品払出機に異常が発生したときにおいて、従業員が筐体の客側の側面の前で異常状態の解除のための動作を行う際には、従業員はまず操作部により必要に応じて客側表示部にも異常状態の解除方法を表示させ、その後、この従業員は客側表示部に表示された異常状態の解除方法を見ながら作業を行うことができるようになり、このため従業員の操作性を向上させることができる。このことにより、景品払出機の異常状態を迅速に解除することができるようになる。
本発明の景品払出機においては、前記制御部は、前記異常発生検知手段において前記景品払出機に異常が発生したことが検知されていないときには前記客側表示部に景品の取引情報を表示させるようになっていることが好ましい。このことにより、景品払出機の通常動作時には客側表示部に景品の取引情報を表示させることにより、遊技客に対して払い出される景品の数量等の景品の取引情報を知らせることができるようになる。
本発明の景品払出機においては、前記店側表示部における表示形式と前記客側表示部における表示形式は互いに異なっており、前記制御部は、前記客側表示部に異常状態の解除方法を表示させる際に前記店側表示部における表示形式と同じ表示形式で表示させることが好ましい。このことにより、店側表示部と客側表示部との間で異常状態の解除方法に係るデータの共通化を図ることができるようになる。
本発明の景品払出機においては、前記景品払出機の操作情報を入力するための操作部が前記制御部に接続されており、前記制御部は、前記店側表示部および前記客側表示部に前記景品払出機の異常状態の解除方法が表示された後に、前記操作部によって前記景品払出機の異常状態が解除されたという情報が入力されたときに前記客側表示部における前記景品払出機の異常状態の解除方法の表示を終了させるようになっていることが好ましい。このことにより、客側表示部における表示を早期に通常状態に戻すことができるようになる。
本発明の景品払出機によれば、当該景品払出機に異常が発生したときに、この異常状態の解除を行う従業員の操作性を向上させ、このことにより異常状態を迅速に解除することができる。
以下、図面を参照して本発明の一の実施の形態について説明する。図1乃至図8は、本発明による景品払出機の一の実施の形態を示す図である。
このうち、図1は、本実施の形態における景品払出機を客側から見た斜視図であり、図2は、図1に示す景品払出機を店側から見た斜視図であり、図3は、図2に示す景品払出機の店側の側面に設けられた操作部の詳細を示す説明図である。また、図4は、図1に示す景品払出機について、本体扉を開けたときの内部の構成を示す斜視図であり、図5は、図1に示す景品払出機について、シャッタ機構を開けたときの状態を示す斜視図であり、図6は、図1に示す景品払出機について、非常時にメンテナンス用扉を開けたときの状態を示す斜視図である。また、図7は、図1に示す景品払出機とその筐体内に収容されたカセットおよび景品搬送部の状態を示す説明図であり、図8は、図1に示す景品払出機の各構成要素の電気的な接続を示すブロック図である。なお、この景品払出機は、パチンコ店等の景品交換カウンター上に設置され、一方に従業員が立ち、反対側に遊技客が立った状態で使用されるものである。
まず、本実施の形態における景品払出機1の概要について図1乃至図8を参照して説明する。図1、図2および図7に示すように、景品払出機1は、筐体10と、この筐体10の上部に設けられ、開閉自在となっている本体扉12とを備えている。図1、図2は、本体扉12が閉じているときの景品払出機1の状態を示し、図4は、本体扉12が開いているときの景品払出機1の状態を示している。この本体扉12は、筐体10に対する景品収納ユニット30の各カセット30a、30bの着脱動作を行う際に開閉されるようになっており、当該本体扉12には本体扉開閉検知センサ(図示せず)が設けられている。
図2に示すように、筐体10の店側の側面(図7の右側の側面。設置状態では従業員が立つ側。)には、従業員が入庫、集計、設定等の操作を行うための各種ボタンを有する操作部14(図3参照)と、例えばモノクロLCDからなり従業員にとって必要な情報、具体的には景品Pの払い出し枚数、エラーガイダンス、設定内容等が表示される店側表示部16とが設けられている。これに対して、図1に示すように、筐体10の客側の側面(図7の左側の側面。設置状態では遊技客が立つ側。)には、例えばカラーLCDからなり遊技客にとって必要な情報、具体的には景品Pの払い出し枚数、金額等が表示される客側表示部18が設けられている。なお、本明細書において、景品払出機1の「前方側」とは客側表示部18側(図7の左側)のことをいい、「後方側」とは店側表示部16側(図7の右側)のことをいう。
ここで、図3に示すように、筐体10の店側の側面に設けられた操作部14は、エラー解除ボタン14aを含む各種ボタンを有している。図8に示すようにこの操作部14は後述する制御部20に通信接続されており、従業員はこの操作部14によって様々な運転情報を入力することにより景品払出機1の様々な動作を行うことができるようになっている。
また、景品払出機1における筐体10の客側(図7の左側)の側面には開閉自在のメンテナンス用扉26が設けられている。このメンテナンス用扉26は、筐体10内で景品Pのジャム(詰まり)等が生じた場合に、従業員が筐体10内部のチェックや詰まり状態にある景品Pの取り出し等を行うために用いられる。図1における景品払出機1はメンテナンス用扉26が閉じているときの状態を示し、一方、図6における景品払出機1はメンテナンス用扉26が開くとともにシャッタ機構24の上シャッタ部24aが下方に移動したときの状態を示している。さらに、筐体10には、メンテナンス用扉26の開閉状態を検知するメンテナンス用扉開閉検知センサ(図示せず)が設けられている。
図7等に示すように、景品払出機1における筐体10の内部には景品収納ユニット30が設けられている。この景品収納ユニット30は、複数の景品Pを積層状態で収納し最も下層にある景品Pが取り出し可能である複数、例えば2つのカセット30a、30bから構成されている。この景品収納ユニット30において、各カセット30a、30bは前後方向(図7の左右方向)に直列となるよう配設されており、各カセット30a、30bは筐体10に対して着脱自在となっている。ここで、各カセット30a、30bにおける最も下層にある景品Pの高さレベルが互いに異なるようになっている。具体的には、前方側(図7の左側)のカセット30aにおける最も下層にある景品Pが、後方側(図7の右側)のカセット30bにおける最も下層にある景品Pよりも高い位置となるよう、各カセット30a、30bが筐体10内に配設されている。
図4に示すように、このような景品収納ユニット30は、景品払出機1の幅方向(図7の紙面に対して垂直な方向)に沿って例えば7レーン(7列)設けられている(このため、カセットは合計14個設けられることとなる)。
景品払出機1の筐体10の内部において、景品収納ユニット30の下方には、この景品収納ユニット30の各カセット30a、30bに収納された景品Pを、景品一時保留部28に1つずつ直接搬送する景品搬送部40が設けられている。この景品搬送部40には、当該景品搬送部40により景品収納ユニット30から景品一時保留部28まで搬送される景品Pにジャム(詰まり)等のトラブルが発生したときにこのことを検知する景品詰まり検知センサ(図示せず)が設けられている。
図7に示すように、景品一時保留部28は、景品収納ユニット30から送られた景品Pが一時的に保留される部分である。この景品一時保留部28に一時的に保留される景品Pは、外部から遊技客がアクセス可能となっている。この景品一時保留部28の上方には、当該景品一時保留部28を覆うようなシャッタ機構24が設けられている。図1および図7に示すように、シャッタ機構24は、上シャッタ部24aと下シャッタ部24bとから構成されている。このシャッタ機構24は、景品一時保留部28を覆い当該景品一時保留部28からの景品Pの取り出しを阻止する受渡阻止位置(図1参照)と、景品一時保留部28から上後方(図7の右上方向)に退避し当該景品一時保留部28からの景品Pの取り出しを許容する受渡許容位置(図5参照)との間で往復移動自在となっている。また、このシャッタ機構24には、当該シャッタ機構24の開閉状態を検知するための開閉検知センサ(図示せず)が取り付けられている。
図5に示すように、景品一時保留部28には、当該景品一時保留部28上に景品Pが存在するか否かを検知する景品有無検知センサ72が取り付けられている。また、図1等に示すように、景品一時保留部28の近傍における筐体10の前方側(客側)には、各レーン毎に払出口ランプ74が取り付けられている。各払出口ランプ74は、対応するレーンにおける景品Pの繰り出しの最中から遊技客がシャッタ機構24を開けて景品Pを取るまでの間は青色で点滅し、景品Pの繰り出し中にエラーが発生したときは赤色で点滅するようになっている。
さらに、図7に示すように、景品払出機1の筐体10の内部には、景品払出機1の各構成要素に指令信号を与えてこれらの各構成要素の制御、具体的には景品Pの払い出し、表示、通信等の制御を行う制御部20と、景品払出機1の各構成要素に電力を供給する電源部22とが内蔵されている。
次に、上述のような景品払出機1の各構成要素、とりわけ操作部14、店側表示部16、客側表示部18および制御部20の詳細について図8を用いて説明する。
図8に示すように、制御部20には異常発生検知機構80が通信接続されている。ここで、異常発生検知機構80は、前述のような各景品搬送部40に設けられた景品詰まり検知センサ、本体扉12に設けられた本体扉開閉検知センサやメンテナンス用扉26に設けられたメンテナンス用扉開閉検知センサ等から構成されており、この異常発生検知機構80は、景品Pの搬送時に詰まりが生じたり、各種の扉に異常が生じたり、各種のセンサ自体に異常が生じたりした場合は、景品払出機1に異常が発生したと検知するようになっている。
また、図8に示すように、従業員が景品払出機1の操作を行う際に用いられる操作部14、店側表示部16および客側表示部18はそれぞれ制御部20に通信接続されている。この制御部20は、異常発生検知機構80において景品払出機1に異常が発生したことが検知されないような通常運転時には、客側表示部18および店側表示部16に景品Pの取引情報を表示させるようになっている。すなわち、制御部20は、客側表示部18には遊技客にとって必要な情報、具体的には景品Pの払い出し枚数、金額等をカラーで表示させ、一方、店側表示部16には従業員にとって必要な情報、具体的には景品Pの払い出し枚数、設定内容をモノクロで表示させるようになっている。
これに対して、異常発生検知機構80において景品払出機1に異常が発生したことが検知されたときには、制御部20は、店側表示部16にエラーガイダンス、すなわちこの異常状態の解除方法を表示させ、その後、従業員によってメンテナンス用扉26が開状態となったことがメンテナンス用扉開閉検知センサにより更に検知されたときには、客側表示部18にも同じエラーガイダンス(異常状態の解除方法)を表示させるようになっている。すなわち、異常発生検知機構80において景品払出機1に異常が発生したことが検知されたときには、結果的には店側表示部16にこの異常状態の解除方法が表示されるとともに客側表示部18にもこの異常状態の解除方法が表示されることとなる。
この際に、店側表示部16はモノクロLCDであり、客側表示部18はカラーLCDであるので各々における表示形式は互いに異なっているが、制御部20が客側表示部18に異常状態の解除方法を表示させる際には、店側表示部16と同じ表示形式となるよう、すなわちモノクロで異常状態の解除方法を表示するよう、客側表示部18における表示データについてデータ変換が行われるようになっている。
景品払出機1に何らかの異常が発生し、各表示部16、18に当該景品払出機1の異常状態の解除方法が表示された後、従業員が例えば景品搬送部40に詰まった景品Pを取り除くことによりこの異常状態が解除され、従業員が更に操作部14のエラー解除ボタン14aを押したときに、制御部20は、各表示部16、18における景品払出機1の異常状態の解除方法の表示を終了するようになっている。
次に、このような構成からなる景品払出機1の動作について以下に説明する。
まず、例えばパチンコ店等の遊技施設の営業前において、従業員は景品収納ユニット30の各カセット30a、30bを筐体10から取り出し、これらの各カセット30a、30bに景品Pを積層状態で収納する。具体的には、従業員が景品払出機1の操作部14で入力した情報に基づいて、あるいは景品管理装置やターミナルコントローラ等の上位機(図示せず)から送信された設定情報に基づいて、各レーンの景品収納ユニット30のカセット30a、30bにおける景品Pの種類の割り当てが設定される。そして、従業員は、この設定された情報を参照して、例えば、第1〜第3レーンの各カセット30a、30bに対して赤色の目印が付された5000円相当の景品P(大景品)を、第4、第5レーンの各カセット30a、30bに対して青色の目印が付された1000円相当の景品P(中景品)を、第6、第7レーンの各カセット30a、30bに対して黄色の目印が付された200円相当の景品P(小景品)をそれぞれ収納する。なお、ここでは同一レーンの前方側のカセット30aと後方側のカセット30bとで同一種類の景品Pを収納させているが、前方側のカセット30aと後方側のカセット30bとで異なる種類の景品Pを収納させてもよい。
次に、パチンコ店等の遊技施設の営業中において、遊技客は獲得したパチンコ玉等の遊技媒体を計数機(図示せず)で計数し、遊技客は計数機から計数レシートを取得する。そして、遊技客は、景品払出機1やこの景品払出機1に通信接続された景品管理装置(図示せず)が設置された景品交換カウンターにこの計数レシートを持ち込む。景品交換カウンターで待機している従業員は、計数レシートを遊技客から受け取り、景品管理装置のバーコードリーダ等でこの計数レシートに記録されたデータ(玉数等)を読みとる。なお、ここでは計数レシートが用いられているが、計数レシートの代わりに計数カードや貯玉データカードを用いるようになっていてもよい。遊技客が遊技媒体を景品Pに交換することを希望する場合、従業員が景品管理装置の所定のキーを押すと、計数レシートに記録された玉数等のデータが各種景品Pの個数に換算され、換算結果および景品Pの払出命令が景品管理装置から景品払出機1に伝達される。具体的には、例えば大景品8枚、中景品3枚、小景品4枚の払い出しを行うという払出命令が景品払出機1に送られる。
景品払出機1は、景品管理装置から払出命令を受けると、この払出命令における景品Pの種類および個数に基づいて、制御部20が各景品搬送部40に制御命令を送り景品収納ユニット30の各カセット30a、30bからの景品Pの払い出しを行う。具体的には、大景品が収納された第1〜第3レーンのいずれか一つにおける景品搬送部40が各カセット30a、30bから景品一時保留部28への景品Pの搬送を行い、これと並行して、中景品、小景品がそれぞれ収納された第4、5レーンのいずれか一方ならびに第6、7レーンのいずれか一方における各景品搬送部40がそれぞれ各カセット30a、30bから景品一時保留部28への景品Pの搬送を同時にまたは順番に行う。なお、待機状態において、シャッタ機構24は閉じられた状態にある。
そして、景品管理装置から伝達された払出命令における全ての種類および個数の景品Pが景品収納ユニット30から景品一時保留部28に送られると、制御部20はシャッタ機構24を制御してこのシャッタ機構24を開くようにする。
遊技客が景品一時保留部28上に置かれた景品Pを全て取り出すと、このことが景品有無検知センサ72(図3参照)により検知され、制御部20はシャッタ機構24を制御してこのシャッタ機構24を閉じるようにする。ここで、シャッタ機構24が開いた状態となってから所定時間が経過しても景品Pが遊技客に取り出されなかった場合は、取り忘れが発生した可能性があるとして、景品払出機1または景品管理装置において警報音が発せられたり取り忘れ表示ランプ74が点滅等したりすることにより遊技客または従業員にこのことが報知され、また景品管理装置等の上位機にもこのことが報知される。このことにより、遊技客や従業員は景品一時保留部28からの景品Pの取り忘れに気づくことができるようになる。
次に、店側表示部16および客側表示部18における表示について、図9乃至図13を用いて更に詳しく説明する。店側表示部16および客側表示部18の各々の表示は、制御部20により制御されるようになっている。ここで、図9は、図1に示す景品払出機1の一連の動作を示すフローチャートである。また、図10は、通常運転時における店側表示部16の表示内容の推移を示す図であり、図11は、通常運転時における客側表示部18の表示内容の推移を示す図である。また、図12は、異常発生時における店側表示部16の表示内容の推移を示す図であり、図13は、異常発生時における客側表示部18の表示内容の推移を示す図である。
図9のフローチャートに示すように、景品払出機1が運転を行う際に、異常発生検知機構80により当該景品払出機1に異常が発生したことが検知されていない場合は、制御部20の制御に沿ってこの景品払出機1は通常運転を行い続け、店側表示部16および客側表示部18には、通常運転時の景品Pの取引情報が表示され続ける。
具体的には、景品払出機1の通常運転時において、店側表示部16における表示(モノクロ表示)は図10に示す通りとなる。すなわち、景品払出機1の待機状態においては、図10の上段に示すように、景品Pの種類毎の在庫数、レーン毎の景品Pの種類およびレーン毎の景品Pの収納量(インジケータで表示)が店側表示部16に表示される。ここで、景品払出機1が景品Pの払い出しを行うと、図10の中段に示すように、この払出動作中において、例えば「あと4回景品が出ます」というメッセージ、払い出されるべき景品Pの種類毎の枚数、「払出中」という表示ならびに景品Pの種類毎の払出済みの枚数が店側表示部16に表示される。そして、景品Pの払出が完了したときには、図10の下段に示すように、「景品をおとりください」というメッセージ、払い出された景品Pの種類毎の枚数が店側表示部16に表示される。
一方、景品払出機1の通常運転時において、客側表示部18における表示(カラー表示)は図11に示す通りとなる。すなわち、景品払出機1の待機状態においては、図11の上段に示すように、例えば「いらっしゃいませ/本日のご来店ありがとうございます」というメッセージが客側表示部18に表示される。ここで、景品払出機1が景品Pの払い出しを行うと、図11の中段に示すように、この払出動作中において、払出動作の進行状況、払い出されるべき景品Pの種類毎の枚数ならびに「景品が出ます」というメッセージが客側表示部18に表示される。そして、景品Pの払出が完了したときには、図11の下段に示すように、払出動作の進行状況、払い出されるべき景品Pの種類毎の枚数ならびに「ありがとうございました」というメッセージが客側表示部18に表示される。
ここで、例えば景品Pが景品収納ユニット30の各カセット30a、30bから景品一時保留部28まで搬送される際にこの景品Pがジャム(詰まり)を発生させた場合は、異常発生検知機構80の景品詰まり検知センサによりこのことが検知され、その結果、景品払出機1に異常が発生したことが検知されることとなる。この場合、図9のフローチャートに示すように、景品払出機1の動作が停止される。このときに、店側表示部16には、図12の上段に示すように、「エラーが発生しました(取引不成立)/何かキーを押してください」というメッセージ、払い出されるべき景品Pの種類毎の枚数ならびに景品Pの払出状況が表示される。一方、客側表示部18には、図13の上段に示すように、「異常が発生しました/係員をお呼びください」というメッセージ、払い出されるべき景品Pの種類毎の枚数ならびに景品Pの払出状況が表示される。
ここで、従業員が景品払出機1の異常発生に気づき、操作部14の任意のボタンを押すと、店側表示部16における表示が切り替わり、図13の中段に示すように、「景品詰まり」というエラーメッセージと、異常状態の解除方法における最初の指示、具体的には図面および「払出口扉を開いてください」というコメントとが店側表示部16に表示されることとなる。一方、客側表示部18における表示は図13の中段に示すように変化しない。
その後、従業員が筐体10の客側の側面にあるメンテナンス用扉26を開くと、店側表示部16における表示が更に切り替わり、図13の下段に示すように、「景品詰まり」というエラーメッセージと、異常状態の次なる解除方法、具体的には図面および「搬送路上に残った景品を取り出してください」というコメントと該当部分のイラストが店側表示部16に表示されることとなる。一方、従業員がメンテナンス用扉26を開いた際に、客側表示部18における表示内容も、店側表示部16における表示内容と同じものに切り替わる(図13の下段参照)。この際に、客側表示部18における表示内容が店側表示部16における表示内容と同じものに切り替わるまでは、客側表示部18の表示形式はカラーとなっていたが、店側表示部16における表示内容と同じものに切り替わったときには客側表示部18の表示形式がモノクロとなる。
その後、従業員が、客側表示部18に表示された異常状態の解除方法に従って搬送路上の景品Pを取り除き、操作部14のエラー解除ボタン14aを押したら、店側表示部16および客側表示部18における各々の表示は、図10および図11に示すような、通常運転時の景品Pの取引情報に復帰する。この際に、景品払出機1の異常状態は既に解除されており、再びこの景品払出機1の通常運転を行うことができるようになる。
以上のように本実施の形態の景品払出機1によれば、制御部20が店側表示部16、客側表示部18および異常発生検知機構80にそれぞれ通信接続されており、この制御部20は、異常発生検知機構80において景品払出機1に異常が発生したことが検知されたときに、店側表示部16にこの異常状態の解除方法を表示させるとともに客側表示部18にも店側表示部16に表示された異常状態の解除方法と同内容のものを表示させるようになっている。このことにより、景品払出機1に異常が発生したときにおいて、従業員が筐体10の客側の側面の前で異常状態の解除のための動作を行う際には、客側表示部18に表示された異常状態の解除方法を見ながら作業を行うことができるので、この従業員は店側表示部16に表示された異常状態の解除方法を覚えたり、この解除方法の内容を確認するために筐体10の店側の側面の前に戻ったりする必要がなくなり、従業員の操作性を向上させることができる。
ここで、制御部20は、メンテナンス用扉開閉検知センサによりメンテナンス用扉26が開状態となったことが検知されたときに、客側表示部18に対して店側表示部16に表示された異常状態の解除方法と同内容のものを表示させるようになっている。このことにより、景品払出機1に異常が発生したときにおいて、従業員はまず店側表示部16に表示された異常状態の解除方法に基づいてメンテナンス用扉26を開く。そして、従業員は景品払出機1の筐体10の客側の側面の前で異常状態の解除のための動作を行うが、この際に、従業員は客側表示部18に表示された異常状態の解除方法を見ながら作業を行うことができるようになり、このため従業員の操作性を向上させることができる。
また、制御部20は、異常発生検知機構80において景品払出機1に異常が発生したことが検知されていないときには客側表示部18に景品Pの取引情報を表示させるようになっている。このように、景品払出機1の通常動作時には客側表示部18に景品Pの取引情報を表示させることにより、遊技客に対して払い出される景品Pの数量等の景品の取引情報を知らせることができるようになる。
また、店側表示部16における表示形式と客側表示部18における表示形式は互いに異なっており、制御部20は、客側表示部18に異常状態の解除方法を表示させる際に店側表示部16における表示形式と同じ表示形式で表示させるようになっている。このことにより、店側表示部16と客側表示部18との間で異常状態の解除方法に係るデータの共通化を図ることができるようになる。
なお、本発明による景品払出機は、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。本発明による景品払出機の他の実施の形態について以下に説明する。ここで、景品払出機の他の実施の形態の説明において、図1乃至図8に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
本発明の変形例に係る景品払出機においては、制御部20は、異常発生検知機構80において景品払出機に異常が発生したことが検知されたときに店側表示部16にこの異常状態の解除方法を表示させ、この制御部20は更に、操作部14で入力された情報に基づいて、具体的には例えば従業員により操作部14に設けられた表示切替ボタン(図3では図示せず)が押されることにより、客側表示部18にも店側表示部16に表示された異常状態の解除方法と同じものを表示させるようになっている。
このような景品払出機によれば、従業員が筐体10の客側の側面の前で異常状態の解除のための動作を行う際には、従業員はまず操作部14により必要に応じて客側表示部18にも異常状態の解除方法を表示させ、その後、この従業員は客側表示部18に表示された異常状態の解除方法を見ながら作業を行うことができるようになる。このため従業員の操作性を向上させることができる。
また、他の変形例においては、異常発生検知機構80により景品払出機1に異常が発生したことが検知されたときに、即座に客側表示部18において異常状態の解除方法が表示されるようになっていてもよい。すなわち、従業員がメンテナンス用扉26を開いたり操作部14で操作を行ったりしなくとも、自動的に客側表示部18における表示内容が異常状態の解除方法に切り替わるようになっていてもよい。
また、景品払出機において一つのレーンに設置されるカセットの数がそれぞれ2つであることに限定されることはなく、一つのレーンに3つ以上のカセットが設置されていてもよい。
また、店側表示部をタッチパネルからなるものとしてもよい。具体的には、店側表示部のタッチパネルに対してエラー解除の情報を入力することができるようにし、従業員は操作部14のエラー解除ボタン14aを押す代わりにこのタッチパネルの操作によりエラー解除を行うことができるようになる。
また、景品払出機はスピーカ等の音声発生器を更に備えており、景品Pの詰まり等のトラブル発生時やこのトラブルの解消時に、この音声発生器からの音声によって遊技客や従業員に追加的に報知を行うようになっていてもよい。
本発明の一の実施の形態における景品払出機を客側から見た斜視図である。 図1に示す景品払出機を店側から見た斜視図である。 図2に示す景品払出機の店側の側面に設けられた操作部の詳細を示す説明図である。 図1に示す景品払出機について、本体扉を開けたときの内部の構成を示す斜視図である。 図1に示す景品払出機について、シャッタ機構を開けたときの状態を示す斜視図である。 図1に示す景品払出機について、非常時にメンテナンス用扉を開けたときの状態を示す斜視図である。 図1に示す景品払出機とその筐体内に収容されたカセットおよび景品搬送部の状態を示す説明図である。 図1に示す景品払出機の各構成要素の電気的な接続を示すブロック図である。 図1に示す景品払出機の一連の動作を示すフローチャートである。 図1に示す景品払出機において、通常運転時における店側表示部の表示内容の推移を示す図である。 図1に示す景品払出機において、通常運転時における客側表示部の表示内容の推移を示す図である。 図1に示す景品払出機において、異常発生時における店側表示部の表示内容の推移を示す図である。 図1に示す景品払出機において、異常発生時における客側表示部の表示内容の推移を示す図である。
符号の説明
1 景品払出機
10 筐体
12 本体扉
14 操作部
14a エラー解除ボタン
16 店側表示部
18 客側表示部
20 制御部
22 電源部
24 シャッタ機構
24a 上シャッタ部
24b 下シャッタ部
26 メンテナンス用扉
28 景品一時保留部
30 景品収納ユニット
30a、30b カセット
40 景品搬送部
72 景品有無検知センサ
74 払出口ランプ
80 異常発生検知機構
P 景品

Claims (7)

  1. 内部に収納された景品の払い出しを行う景品払出機であって、
    筐体と、
    前記筐体の一方の側面に設けられた店側表示部と、
    前記筐体において前記一方の側面と反対側にある他方の側面に設けられた客側表示部と、
    前記景品払出機に異常が発生したときにこのことを検知する異常発生検知手段と、
    前記店側表示部、前記客側表示部および前記異常発生検知手段にそれぞれ接続された制御部であって、前記異常発生検知手段において景品払出機に異常が発生したことが検知されないような通常運転時には前記客側表示部には遊技客にとって必要な情報を表示させ、前記異常発生検知手段において前記景品払出機に異常が発生したことが検知されたときに、前記店側表示部にこの異常状態の解除方法を表示させるとともに前記客側表示部にも異常状態の解除方法を表示させるような制御部と、
    を備え、
    前記店側表示部および前記客側表示部はそれぞれ前記筐体の外方に露出していることを特徴とする景品払出機。
  2. 内部に収納された景品の払い出しを行う景品払出機であって、
    筐体と、
    前記筐体の一方の側面に設けられた店側表示部と、
    前記筐体において前記一方の側面と反対側にある他方の側面に設けられた客側表示部と、
    前記景品払出機に異常が発生したときにこのことを検知する異常発生検知手段と、
    前記筐体の内部のメンテナンスを行うために前記客側表示部の近傍における前記筐体に設けられた開閉扉と、
    前記開閉扉の開閉状態を検知する開閉扉検知手段と、
    前記店側表示部、前記客側表示部、前記異常発生検知手段および前記開閉扉検知手段にそれぞれ接続された制御部であって、前記異常発生検知手段において景品払出機に異常が発生したことが検知されないような通常運転時には前記客側表示部には遊技客にとって必要な情報を表示させ、前記異常発生検知手段において前記景品払出機に異常が発生したことが検知されたときに前記店側表示部にこの異常状態の解除方法を表示させ、前記開閉扉検知手段により前記開閉扉が開状態であることが検知されたときに前記客側表示部にも異常状態の解除方法を表示させるような制御部と、
    を備え、
    前記店側表示部および前記客側表示部はそれぞれ前記筐体の外方に露出していることを特徴とする景品払出機。
  3. 内部に収納された景品の払い出しを行う景品払出機であって、
    筐体と、
    前記筐体の一方の側面に設けられた店側表示部と、
    前記筐体において前記一方の側面と反対側にある他方の側面に設けられた客側表示部と、
    前記景品払出機に異常が発生したときにこのことを検知する異常発生検知手段と、
    前記景品払出機の操作情報を入力するための操作部と、
    前記店側表示部、前記客側表示部、前記異常発生検知手段および前記操作部にそれぞれ接続された制御部であって、前記異常発生検知手段において景品払出機に異常が発生したことが検知されないような通常運転時には前記客側表示部には遊技客にとって必要な情報を表示させ、前記異常発生検知手段において前記景品払出機に異常が発生したことが検知されたときに前記店側表示部にこの異常状態の解除方法を表示させ、前記操作部で入力された情報に基づいて前記客側表示部にも異常状態の解除方法を表示させるような制御部と、
    を備え、
    前記店側表示部および前記客側表示部はそれぞれ前記筐体の外方に露出していることを特徴とする景品払出機。
  4. 前記制御部は、前記異常発生検知手段において前記景品払出機に異常が発生したことが検知されていないときには前記客側表示部に景品の取引情報を表示させるようになっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の景品払出機。
  5. 前記店側表示部における表示形式と前記客側表示部における表示形式は互いに異なっており、
    前記制御部は、前記客側表示部に異常状態の解除方法を表示させる際に前記店側表示部における表示形式と同じ表示形式で表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の景品払出機。
  6. 前記景品払出機の操作情報を入力するための操作部が前記制御部に接続されており、
    前記制御部は、前記店側表示部および前記客側表示部に前記景品払出機の異常状態の解除方法が表示された後に、前記操作部によって前記景品払出機の異常状態が解除されたという情報が入力されたときに前記客側表示部における前記景品払出機の異常状態の解除方法の表示を終了させるようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の景品払出機。
  7. 前記制御部は、前記店側表示部および前記客側表示部に前記景品払出機の異常状態の解除方法が表示された後に、前記操作部によって前記景品払出機の異常状態が解除されたという情報が入力されたときに前記客側表示部における前記景品払出機の異常状態の解除方法の表示を終了させるようになっていることを特徴とする請求項3に記載の景品払出機。
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