JP4866021B2 - 現金自動取引装置 - Google Patents
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好ましい例では、紙幣取込み機構は、接客口に在る紙幣を送るフィードローラと、フィードローラを駆動するローラ駆動モータを有して構成され、かつ、紙幣を一時保持するための、搬送路に連結された一時保管庫を備え、フィードローラにより送られた紙幣は、搬送路を搬送されて一時保管庫に保持される。
また、好ましくは、制御部は、ホストコンピュータから送られる紙幣支払の許可メッセージを受信したことを認識して、シャッター駆動モータを制御し、シャッターを開くように駆動制御する。
また、一例では、更に、シャッターが開状態にあることを検知する第2のセンサと、接客口に在る紙幣が顧客によって抜取られたことを検知する第3のセンサと、を備え、制御部は第2及び第3のセンサからの検知信号に従って紙幣の支払が行われたことを認識する。
また、一例では、第1のセンサと第2のセンサは、シャッターの対向する位置に配置される。
図1は、ATMの構成を示す側面図であり、主に紙幣を取り扱う紙幣取扱機構(BRMという)の構成を示している。
この図の右がATMの前面にあたり利用者側に面している。ATMの前面の上部には、接客口10が配置される。ATMの場合、接客口10は紙幣の入金部と出金部の機能を持つことになる。接客口10の上口にはシャッター101が開閉可能に取り付けられ、その内部には押板102が移動可能に設けられている。また、接客口10の口の端部には、シャッターの閉状態を検知するセンサが配置される。尚、接客口10は、紙幣の入出金のための機構部や、他に種々のセンサが配置されている。これらの詳細な構成は、図3を参照して後述する。
搬送路11上には、千円札や一万円札等の金種や真偽を鑑別して判定する鑑別部12、及び顧客が入金金額を承認するまでの間、鑑別部12を通過した紙幣を一時的に保管する一時保管庫13が配置されている。
ATM20において、制御部21はATM20の全体を制御すると共に、ホストコンピュータ29と取引きに関するデータの転送を行い、現金取引きに関する種々のデータ処理を行う。そのために、図示していないが、制御部21はプロセッサ(CPU)及びメモリを有している。
シャッター101は、接客口10の上部を矢印a方向に移動可能に取り付けられており、それが閉状態のときにはシャッター101の位置にあり、開状態のときには(破線で示す)シャッター101´の位置にある。
センサ340〜352はいずれも光学的センサであり、発光部と受光部を対したセンサとして各所に配置される。センサ340はシャッターが完全に開いたことを検知するセンサ(シャッター開センサ)であり、シャッター101が移動してシャッター101´の位置にあることを検知する。センサ341はシャッターがロックされていることを検知するセンサである。センサ342はシャッターが閉まっていることを検知するセンサ(シャッター閉センサ)であり、シャッター101が移動せずにシャッター101の位置にあることを検知する。本実施例では、シャッター開センサ340とシャッター閉センサ342は、シャッター101の対向する位置の端部に配置され、これらのセンサ340,342の検知信号が有意義に利用される。
ATMの取引きにおいて、顧客が顧客操作部24の操作部241より支払取引を選択すると(401)、制御部21はこれを検知して、カードの挿入を促すと共に暗証番号を入力させるための案内画面を表示部242に表示する。顧客はカード・明細処理機構22にカードを挿入し(402)、操作部241より暗証番号を入力する(403)。引き続いて、入力金額を入力する旨の案内に従って、操作部241より支払金額を入力する(404)。
もし、シャッター開センサ340から開状態の検知信号を受けると、制御部21は「シャッター開」と認識する。その後、センサ345,344,343からの検知信号に基づいて、紙幣が接客口10から抜き取られたことを検知する(410)。尚、紙幣の抜取りが検知されると、制御部21はシャッター駆動モータ32に指令を出し、シャッター101を閉じるように駆動する。シャッター閉センサ342はシャッター101の閉を検知すると、検知信号を制御部21へ送る。
上記シャッター101を閉じるための制御に並行して、制御部21はカード・明細票処理機構22を駆動してカード及び明細票を排出する(411)。これにより一連の支払取引を終了する。
上述した制御動作により、支払モード時にも拘わらずシャッター101が開かない状態に起因する不慮の事態を防止できることが理解できたであろう。
21:制御部 23:紙幣取扱機構 29:ホストコンピュータ
101:シャッター 102:押板
311:シートローラ 312:フィードローラ 32:シャッター駆動モータ
340:シャッター開センサ 342:シャッター閉センサ
Claims (10)
- 顧客の操作に応じて現金を支払う現金自動取引装置において、
紙幣を保管する紙幣収納庫と、該紙幣収納庫から繰り出された紙幣を搬送する搬送路と、顧客に紙幣を支払うために、該搬送路より搬送されて来た紙幣を一時的にセットする接客口と、該接客口を覆う移動可能なシャッターと、該シャッターを移動させるシャッター駆動モータと、該シャッターが閉状態から移動していないことを検知する第1のセンサと、該接客口に在る紙幣を搬送路に送り込む紙幣取り込み機構と、該第1のセンサからの検知信号に基づいて少なくとも該紙幣取り込み機構を制御する制御部とを有し、
該制御部は、支払取引時に、紙幣が保管されている紙幣収納庫から紙幣を接客口に送るように制御し、該シャッターを開くように該シャッター駆動モータを駆動制御し、該第1のセンサによって該シャッターが閉状態から移動していないことを検知した場合、該紙幣取り込み機構を駆動し、該接客口に在る紙幣を該搬送路に送ることを特徴とする現金自動取引装置。 - 該紙幣取込み機構は、接客口に在る紙幣を送るフィードローラと、該フィードローラを駆動するローラ駆動モータを有して構成され、かつ、
紙幣を一時保持するための、該搬送路に連結された一時保管庫を備え、該フィードローラにより送られた紙幣は、該搬送路を搬送されて該一時保管庫に保持されることを特徴とする請求項1の現金自動取引装置。 - 該制御部は、ホストコンピュータから送られる紙幣支払の許可メッセージを受信したことを認識して、該シャッター駆動モータを制御し、該シャッターを開くように駆動制御することを特徴とする請求項1又は2の現金自動取引装置。
- 更に、該シャッターが開状態にあることを検知する第2のセンサと、該接客口に在る紙幣が顧客によって抜取られたことを検知する第3のセンサと、を備え、該制御部は該第2及び第3のセンサからの検知信号に従って紙幣の支払が行われたことを認識することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの現金自動取引装置。
- 該第1のセンサと該第2のセンサは、該シャッターの対向する位置に配置されることを特徴とする請求項4の現金自動取引装置。
- 顧客の操作に応じて紙幣を支払う現金自動取引装置における紙幣の取扱方法であって、
支払取引時に、紙幣が保管されている紙幣収納庫から繰り出された紙幣を接客口に送り、一時保持する段階と、
ホストコンピュータからの支払許可情報を受けた後、該接客口に設置されたシャッターを開くように制御して駆動する段階と、
該シャッターを開く制御を行った後に、該シャッターが閉状態から移動していないことをセンサで検知する段階と、
該センサにおいて該シャッターが閉状態から移動していないことを検知した場合、該接客口に一時保持されている紙幣を該接客口から搬送路を通して搬送して所定の場所に保持する段階と、
を有することを特徴とする紙幣の取扱方法。 - 該センサは紙幣が支払い許可にある時、該シャッターが閉状態から移動していないことを検知する検知信号を発し、制御部は該検知信号に従ってフィードローラを駆動制御して、接客口に在る紙幣を該搬送路に送り込むことを特徴とする請求項6の紙幣の取扱方法。
- 第2のセンサによって該シャッターが開状態にあることを検知し、第3のセンサによって該接客口に在る紙幣が顧客によって抜取られたことを検知し、該第2及び第3のセンサからの検知信号に従って、制御部は紙幣の支払動作が行われたことを認識することを特徴とする請求項6又は7の紙幣の取扱方法。
- シャッター駆動モータによって該シャッターを駆動した後、該第2のセンサからの検知信号を判断することを特徴とする請求項8の紙幣の取扱方法。
- 紙幣を所定の場所に保管した場合、支払取引を取り消した旨のメッセージをホストコンピュータに送信することを特徴とする請求項6乃至9のいずれかの紙幣の取扱方法。
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