JP2000163631A - 現金処理システム及びその制御方法 - Google Patents

現金処理システム及びその制御方法

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JP2000163631A
JP2000163631A JP10337334A JP33733498A JP2000163631A JP 2000163631 A JP2000163631 A JP 2000163631A JP 10337334 A JP10337334 A JP 10337334A JP 33733498 A JP33733498 A JP 33733498A JP 2000163631 A JP2000163631 A JP 2000163631A
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Japan
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cash
door opening
opening information
storage means
door
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JP10337334A
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English (en)
Inventor
Yasutoku Shida
泰徳 志田
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、システム電源の立上げ時に、その金
庫内の現金の調査・確認を自動的に行う自己精査機能を
効率的になし得るようにした現金処理システム及びその
制御方法を提供する。 【解決手段】本発明によると、システム電源により駆動
される現金処理システムにおいて、扉を有し、所定金種
の現金を収納する現金収納手段と、この現金収納手段の
扉が前記システム電源のオフ中に開けられたことを検知
して扉開情報を出力する扉開検知手段と、この扉開検知
手段から出力される扉開情報を記録する扉開情報記録手
段と、前記システム電源の立上げ時に、前記扉開情報記
録手段に記録されている扉開情報の有無を判定し、扉開
情報の有りのとき、前記現金収納手段に対し、自己精査
を実行させる制御手段とを具備することを特徴とする現
金処理システムが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、金融機関
等において用いられる現金処理システムに係り、特に、
そのシステム電源立上げ時の自己精査機能を効率的にな
し得るようにした現金処理システム及びその制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述したような現金処理システム
においては、電源のオフ中に、現金が入っている金庫扉
が開けられた場合には、システム電源の立上げ時に、現
金扉が開けられたことのみを知らせるようになされてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、上述
したような現金処理システムでは、電源0FF中に、現
金が入っている金庫扉が開けられた場合には、システム
電源の立上げ時に、現金扉が開けられたことのみを知ら
せるようになされていたので、電源のオフ中に扉が開け
られたという情報は判るが、その際、現金が抜き取られ
たのかどうかの判断を行うことができなかった。
【0004】このため、システム電源の立上げ時に、扉
を開けられたということから、現金の調査・確認をする
作業が必要であり、現金管理機能が生かされておらず、
現金の調査に人手を要していたと共に、現金を調査・確
認している間は、現金処理システムを使用することがで
きなかった。
【0005】したがって、従来の現金処理システムにお
いては、電源のオフ中に、現金が入っている金庫扉が開
けられた場合には、システム電源の立上げ時に、現金扉
が開けられたことのみを知らせるようになされていたの
で、その金庫内の現金の調査・確認をする作業が必要で
あり、現金管理機能に関して必ずしも厳正かつ効率的に
なされているとは言えないという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、例えば、金融機関等において用いら
れる現金処理システムに係り、特に、そのシステム電源
のオフ中に、現金が入っている金庫扉が開けられた場合
には、システム電源の立上げ時に、その金庫内の現金の
調査・確認を自動的に行う自己精査機能を効率的になし
得るようにした現金処理システム及びその制御方法を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1) システム電源により駆動
される現金処理システムにおいて、扉を有し、所定金種
の現金を収納する現金収納手段と、この現金収納手段の
扉が前記システム電源のオフ中に開けられたことを検知
して扉開情報を出力する扉開検知手段と、この扉開検知
手段から出力される扉開情報を記録する扉開情報記録手
段と、前記システム電源の立上げ時に、前記扉開情報記
録手段に記録されている扉開情報の有無を判定し、扉開
情報の有りのとき、前記現金収納手段に対し、自己精査
を実行させる制御手段と、を具備することを特徴とする
現金処理システムが提供される。
【0008】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2) システム電源により駆動される現金
処理システムにおいて、扉を有し、所定金種の現金を収
納する現金収納手段と、この現金収納手段の扉が前記シ
ステム電源のオフ中に開けられたことを検知して扉開情
報を出力する扉開検知手段と、この扉開検知手段から出
力される扉開情報を記録する扉開情報記録手段と、前記
システム電源の立上げ時に、前記扉開情報記録手段に記
録されている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の有り
のとき、前記現金収納手段に対し、自己精査を実行させ
る制御手段と、前記現金収納手段による自己精査の実行
結果に基づいてガイダンス表示を行うガイダンス表示手
段と、を具備することを特徴とする現金処理システムが
提供される。
【0009】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(3) システム電源により駆動される現金
処理システムにおいて、扉を有し、所定金種の現金を収
納する現金収納手段と、この現金収納手段の現金在高デ
ータが常時記憶されている現金在高データ記憶手段と、
前記現金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開
けられたことを検知して扉開情報を出力する扉開検知手
段と、この扉開検知手段から出力される扉開情報を記録
する扉開情報記録手段と、前記システム電源の立上げ時
に、前記扉開情報記録手段に記録されている扉開情報の
有無を判定し、扉開情報の有りのとき、前記現金収納手
段に対し、自己精査を実行させる制御手段と、前記現金
収納手段による自己精査の実行結果としての金種と枚数
データと、前記現金在高データ記憶手段に記憶されてい
る現金在高データとを比較するデータ比較手段と、この
データ比較手段による比較結果に基づいてガイダンス表
示を行うガイダンス表示手段と、を具備することを特徴
とする現金処理システムが提供される。
【0010】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(4) システム電源により駆動される現金
処理システムにおいて、扉を有し、所定金種の現金を収
納するもので、収納されている現金の金種と枚数を鑑査
する自己精査機能を備えた現金収納手段と、この現金収
納手段の現金在高データが常時記憶されている現金在高
データ記憶手段と、前記現金収納手段の扉が前記システ
ム電源のオフ中に開けられたことを検知して扉開情報を
出力する扉開検知手段と、この扉開検知手段から出力さ
れる扉開情報を記録する扉開情報記録手段と、前記シス
テム電源の立上げ時に、前記扉開情報記録手段に記録さ
れている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の有りのと
き、前記現金収納手段に対し、前記自己精査機能を実行
させる制御手段と、前記現金収納手段による自己精査の
実行結果としての鑑査した金種と枚数データと、前記現
金在高データ記憶手段に記憶されている現金在高データ
とを比較するデータ比較手段と、このデータ比較手段に
よる比較結果として、前記鑑査した金種と枚数データ
が、前記現金在高データ記憶手段に記憶されていた現金
在高データと一致してときに、現金在高異常無しのガイ
ダンス表示を行うガイダンス表示手段と、を具備するこ
とを特徴とする現金処理システムが提供される。
【0011】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(5) システム電源により駆動される現金
処理システムにおいて、扉を有し、所定金種の現金を収
納するもので、収納されている現金の金種と枚数を鑑査
する自己精査機能を備えた現金収納手段と、この現金収
納手段の現金在高データが常時記憶されている現金在高
データ記憶手段と、前記現金収納手段の扉が前記システ
ム電源のオフ中に開けられたことを検知して扉開情報を
出力する扉開検知手段と、この扉開検知手段から出力さ
れる扉開情報を記録する扉開情報記録手段と、前記シス
テム電源の立上げ時に、前記扉開情報記録手段に記録さ
れている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の有りのと
き、前記現金収納手段に対し、前記自己精査機能を実行
させる制御手段と、前記現金収納手段による自己精査の
実行結果としての鑑査した金種と枚数データと、前記現
金在高データ記憶手段に記憶されている現金在高データ
とを比較するデータ比較手段と、このデータ比較手段に
よる比較結果として、前記鑑査した金種と枚数データ
が、前記現金在高データ記憶手段に記憶されている現金
在高データと不一致であるときに、現金在高異常有りの
ガイダンス表示を行うガイダンス表示手段と、を具備す
ることを特徴とする現金処理システムが提供される。
【0012】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(6) システム電源により駆動される現金
処理システムの制御方法において、扉を有する現金収納
手段に、所定金種の現金を収納するステップと、前記現
金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開けられ
たことを検知して扉開情報を出力するステップと、この
扉開情報を記録するステップと、前記システム電源の立
上げ時に、前記記録されている扉開情報の有無を判定
し、扉開情報の有りのとき、前記現金収納手段に対し、
自己精査を実行させるステップと、を具備することを特
徴とする現金処理システムの制御方法が提供される。
【0013】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(7) システム電源により駆動される現金
処理システムの制御方法において、扉を有する現金収納
手段に、所定金種の現金を収納するステップと、この現
金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開けられ
たことを検知して扉開情報を出力するステップと、この
扉開情報を記録するステップと、前記システム電源の立
上げ時に、前記記録されている扉開情報の有無を判定
し、扉開情報の有りのとき、前記現金収納手段に対し、
自己精査を実行させるステップと、前記現金収納手段に
よる自己精査の実行結果に基づいてガイダンス表示を行
うステップと、を具備することを特徴とする現金処理シ
ステムの制御方法が提供される。
【0014】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(8) システム電源により駆動される現金
処理システムの制御方法において、扉を有する現金収納
手段に、所定金種の現金を収納するステップと、この現
金収納手段の現金在高データを現金在高データ記憶手段
に記憶するステップと、前記現金収納手段の扉が前記シ
ステム電源のオフ中に開けられたことを検知して扉開情
報を出力するステップと、この扉開情報を記録するステ
ップと、前記システム電源の立上げ時に、前記記録され
ている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の有りのと
き、前記現金収納手段に対し、自己精査を実行させるス
テップと、前記現金収納手段による自己精査の実行結果
としての金種と枚数データと、前記現金在高データ記憶
手段に記憶されている現金在高データとを比較するステ
ップと、この比較結果に基づいてガイダンス表示を行う
ステップと、を具備することを特徴とする現金処理シス
テムの制御方法が提供される。
【0015】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(9) システム電源により駆動される現金
処理システムの制御方法において、扉を有し、収納され
ている現金の金種と枚数を鑑査する自己精査機能を備え
た現金収納手段に所定金種の現金を収納するステップ
と、この現金収納手段の現金在高データを現金在高デー
タ記憶手段に記憶するステップと、前記現金収納手段の
扉が前記システム電源のオフ中に開けられたことを検知
して扉開情報を出力するステップと、この扉開情報を記
録するステップと、前記システム電源の立上げ時に、前
記記録されている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の
有りのとき、前記現金収納手段に対し、前記自己精査機
能を実行させるステップと、前記現金収納手段による自
己精査の実行結果としての鑑査した金種と枚数データ
と、前記現金在高データ記憶手段に記憶されている現金
在高データとを比較するステップと、この比較結果とし
て、前記鑑査した金種と枚数データが、前記現金在高デ
ータ記憶手段に記憶されていた現金在高データと一致し
ているときに、現金在高異常無しのガイダンス表示を行
うステップと、を具備することを特徴とする現金処理シ
ステムの制御方法が提供される。
【0016】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(10) システム電源により駆動される現
金処理システムの制御方法において、扉を有し、収納さ
れている現金の金種と枚数を鑑査する自己精査機能を備
えた現金収納手段に所定金種の現金を収納するステップ
と、この現金収納手段の現金在高データを現金在高デー
タ記憶手段に記憶するステップと、前記現金収納手段の
扉が前記システム電源のオフ中に開けられたことを検知
して扉開情報を出力するステップと、この扉開情報を記
録するステップと、前記システム電源の立上げ時に、前
記記録されている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の
有りのとき、前記現金収納手段に対し、前記自己精査機
能を実行させるステップと、前記現金収納手段による自
己精査の実行結果としての鑑査した金種と枚数データ
と、前記現金在高データ記憶手段に記憶されている現金
在高データとを比較するステップと、この比較結果とし
て、前記鑑査した金種と枚数データが、前記現金在高デ
ータ記憶手段に記憶されている現金在高データと不一致
であるときに、現金在高異常有りのガイダンス表示を行
うステップと、を具備することを特徴とする現金処理シ
ステムの制御方法が提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0018】図1は、この発明の一実施の形態が適用さ
れる現金処理システムとしての現金処理装置本体の外観
を示すものである。
【0019】すなわち、この現金処理装置本体の前方下
部には、棒金支払部1、施封・小束支払部2、紙幣入出
金機3、硬貨入金機4が併設されている。
【0020】そして、施封・小束支払部2の上部に硬貨
支払部5が設置されるとともに、硬貨入金機4の後方の
テラー置台6の上にテラーズマシン7が設置され、さら
に、棒金支払部1の後方のテラー置台(図示しない)の
上にテラーズマシン8が設置されている。
【0021】また、棒金支払部1、施封・小束支払部
2、紙幣入出金機3等の各現金金庫には、例えば、紙幣
入出金機3に関して代表的に示すように、出金口扉3a
が設置されている。
【0022】棒金支払部1は、棒金の出金を行うもので
ある。
【0023】施封・小束支払部2は、紙幣入出金機3か
ら施封すべき紙幣を受取って小束を作成し金種別に収納
庫へ収納するものであり、また、小束での出金指示があ
れば収納庫から小束を払い出すものである。
【0024】さらに、施封・小束支払部2は、紙幣入出
金機3への小束の移動が指示された際、収納庫から小束
を取出し、紙幣入出金機3へ移動させるものである。
【0025】紙幣入出金機3は、ばら紙幣の入金計数・
金庫への収納を行い、出金時には金庫からばら紙幣を取
り出すものである。
【0026】また、金庫内に所定枚数以上貯ったとき
は、自動的に施封すべき紙幣を施封・小束支払部2へ資
金移動を行うものである。
【0027】また、紙幣入出金機3は、ばら紙幣の不足
時に施封・小束支払部2から移動される小束を受取り、
小束の施封をカットし、ばら紙幣として入金して金庫へ
の収納を行うものである。
【0028】硬貨入金機4は、ばら硬貨を計数し、金庫
へ収納するものである。
【0029】硬貨支払部5は、ばら硬貨の出金を行うも
のである。
【0030】テラーズマシン7、8は、入出金操作を受
け付けるとともに各種業務データを管理するものであ
る。
【0031】このテラーズマシン7(8)は、図2に示
すように、MPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)
10、PROM(プログラマブル・リード・オンリー・
メモリ)11、プログラムメモリ12、集計データメモ
リ13、キーボード14、CRTディスプレイ装置1
5、ユニットインターフェース17、ハードディスク装
置(HDD)18、および種々の処理結果を印刷するプ
リンタ19によって構成されている。
【0032】プログラムメモリ12は、各種制御プログ
ラムが格納されるものである。
【0033】MPU10は、プログラムメモリ12内の
プログラムを解読して処理を実行するものである。
【0034】集計データメモリ13は、集計されたデー
タが格納されるものである。
【0035】すなわち、この集計データメモリ13に
は、入金取引と出金取引と回金取引に対するそれぞれの
取扱件数、金種別枚数、現金外(小切手)金額、封筒に
いれて鍵が掛かる金庫で管理されている現金(ポスト)
の金額が記憶されるようになっている。
【0036】そして、この集計データメモリ13には、
紙幣入出金機3の後述する図3に示す収納庫25a〜2
5dの各金種ごとの収納枚数を集計する集計部13a、
施封・小束支払部2の後述する図4に示す小束収納庫4
2a、42b、42c、端数収納庫43ごとの各収納小
束数を集計する集計部13bが設けられている。
【0037】キーボード14は各種操作の指示や、手入
力の金額を入力したり、封筒にいれて鍵が掛かる金庫で
管理されている現金(ポスト)の金額の入力を行うもの
である。
【0038】CRTディスプレイ装置15は各種の案内
表示を行うものである。
【0039】ユニットインターフェース17は、MPU
10と上記棒金支払部1、施封・小束支払部2、紙幣入
出金機3、硬貨入金機4、硬貨支払部5、テラーズマシ
ン7、8を接続するものである。
【0040】プログラムはPROM11の内容に従っ
て、MPU10の制御のもと、HDD18に装填される
HDから読込み、プログラムメモリ12に格納され、実
行されるものである。
【0041】プリンタ19は、種々の処理結果を印刷す
るものであり、たとえば新規搬入やアプリケーションの
交換時に、処理結果の履歴を印刷するものである。
【0042】この印刷としては、ジャーナルへの印刷で
あっても、認証の印刷であっても良い。
【0043】MPU10内の内部メモリ10aには、後
述する紙幣入出金機3の収納庫25a〜25dの各金種
ごとの最低必要枚数(ばら紙幣の不足判別用)と設定収
納枚数(ばら紙幣の施封判別用)、施封・小束支払部2
の小束収納庫42a、42b、42c、端数収納庫43
ごとの最低必要小束数と、ばら紙幣不足時の各金種ごと
の装填(移動、補充)する小束数があらかじめ記憶され
ている。
【0044】上記各値は、HDD18からのプログラム
のロード時に一緒に設定されるものであっても、あるい
はテラーズマシン7(8)により設定されるものであっ
ても良い。
【0045】例えば、各金種ごとの最低必要枚数は、万
円紙幣が「500枚」、五千円紙幣が「100枚」、千
円紙幣が「400枚」と記録され、各金種ごとの最低必
要小束数は、万円紙幣が「10束」、五千円紙幣が「1
束」、千円紙幣が「5束」と記録され、各金種ごとの装
填小束数は、万円紙幣が「2束」、五千円紙幣が「1
束」、千円紙幣が「2束」と記録されている。
【0046】図3は、紙幣入出金機3の内部構成を示す
ものである。
【0047】すなわち、図3において、紙幣入出金機3
の正面上部には、ばら紙幣を一括して投入することがで
きる紙幣投入口20が設けられている。
【0048】この紙幣投入口20に投入された紙幣は、
1枚ずつ取込手段である取込ローラ21等により取り込
まれ、入金鑑査部22に搬送されるようになっている。
【0049】上記収納庫25a〜25dの底部の収納紙
幣は、1枚ずつ繰出ローラ29により繰出されて搬送路
eにより搬送され、出金鑑査部26へ搬送されるように
なっている。
【0050】この出金鑑査部26は、金種と真偽(真
券、偽券)を判別し、この判別結果は後述するCPU5
0へ出力されるようになっている。
【0051】この出金鑑査部26により異常券または偽
券と判別された紙幣は、搬送路f、gを通って、リジェ
クト部としての出金リジェクト庫27へ搬送されて集積
される。
【0052】また、出金鑑査部26により払出紙幣と確
認された紙幣は、搬送路f、hを通って出金口28へ搬
送され、一括して外部に払い出される。
【0053】また、施封・小束支払部2への紙幣の移動
時、出金鑑査部26により払出紙幣と確認された紙幣
は、搬送路f、iを通って一時集積部30へ搬送されて
集積される。
【0054】この一時集積部30には、収納庫25a〜
25dのいずれかから搬送路e、出金鑑査部26、およ
び搬送路f、iを介して搬送される紙幣(施封設定され
た金種)が収納されるようになっている。
【0055】上記テラーズマシン7(8)から施封処理
が指示された場合、または紙幣入出金機3の収納庫25
a〜25dに予め設定された設定収納枚数以上の紙幣が
収納された場合に、施封設定された金種の紙幣が収納さ
れている収納庫25a〜25dから収納紙幣が1枚ずつ
繰出され、搬送路eを介して出金鑑査部26へ搬送され
るようになっている。
【0056】そして、出金鑑査部26により異常券また
は偽券と判別された紙幣は、搬送路f、gを介してリジ
ェクト部としての出金リジェクト庫27に搬送されて集
積され、出金鑑査部26により施封設定された金種であ
ると判別された紙幣は、搬送路f、iを介して一時集積
部30に搬送されて集積されるようになっている。
【0057】この一時集積部30には、押出し機構31
が設けられており、この押出し機構31により一時集積
部30上に集積されている紙幣が施封・小束支払部2の
後述する図4に示す一時施封庫40へ押し出される(つ
まり移動される)ようになっている。
【0058】また、損券に関しては損券収納庫に金種混
合で収納されているため、出金鑑査部26により施封設
定された金種ではないと判別された紙幣は、搬送路dに
通して対応する損券一時集積庫24aに集積されるよう
になっている。
【0059】この損券一時集積庫24aの集積紙幣が満
杯となった場合、損券一時集積庫24aに集積されてい
る紙幣は対応する損券収納庫25aに落とし込まれる。
【0060】また、上記紙幣投入口20の下方には、ば
ら紙幣の不足時に施封・小束支払部2の後述する図4に
示すエレベータ部44のトレイ44a上から移動される
小束を受取る受取部32が設けられている。
【0061】この受取部32には、受取った小束の施封
用の帯をカットするカット機構33が設けられている。
【0062】この受取部32上に集積され、帯がカット
された紙幣は、取込ローラ34等により1枚ずつ取り込
まれ、搬送路Jを介して入金鑑査部22に搬送されるよ
うになっている。
【0063】これにより、入金時と同様に、金種に対応
した一時集積庫24a、…に搬送され、集積されるよう
になっている。
【0064】図4は、施封・小束支払部2の内部構成を
示すものである。
【0065】すなわち、図4において、施封・小束支払
部2の正面上部には、施封設定された金種ごとの一定枚
数の紙幣が収納される一時施封庫40が設けられてい
る。
【0066】この一時施封庫40には、紙幣入出金機3
の一時集積部30から押出し機構31により押し出され
た紙幣(施封設定された金種)が収納されるようになっ
ている。
【0067】上記一時施封庫40の下部には、施封部4
1が設けられている。
【0068】これにより、一時施封庫40に集積されて
いる紙幣は施封部41に落とし込まれるようになってい
る。
【0069】施封部41は、一時施封庫40からの集積
紙幣に対してテープを巻いて(帯)施封処理を行うもの
である。
【0070】この施封部41で施封された紙幣は、搬送
路k、l、mを介して端数収納庫43あるいは施封金種
に対応した小束収納庫42a、42b、42cに搬送さ
れ収納されるようになっている。
【0071】すなわち、一時収納庫40の集積紙幣が1
00枚の場合には、施封金種に対応した小束収納庫42
a、42b、42cに搬送され収納され、一時収納庫4
0の集積紙幣が100枚に満たない場合には、端数収納
庫43へ搬送され収納されるようになっている。
【0072】たとえば、小束収納庫42a、42b、4
2cには、それぞれ万円、五千円、千円に対する小束が
収納されるようになっている。
【0073】また、小束収納庫42a、42b、42
c、端数収納庫43では、図示しない取出し機構により
上部から1小束ずつ取出されて、搬送路l、mを介して
エレベータ部44に搬送される。
【0074】このエレベータ部44に集積される小束が
上部に移動されることにより、小束出金口45から一括
して外部に払い出されるようになっている。
【0075】また、ばら紙幣の不足時に小束を移動する
際、小束収納庫42a、42b、42cのいずれかから
取出される移動用の小束が、搬送路l、mを介してエレ
ベータ部44のトレイ44a上に搬送される。
【0076】このエレベータ部44のトレイ44a上に
集積される小束が中途部に移動された際に、そのエレベ
ータ部44の中途部に設けられている押出し機構46に
より、紙幣入出金機3の受取部32に押し出し移動され
るようになっている。
【0077】図5は、施封・小束支払部2、紙幣入出金
機3の制御系の概略構成を示すブロック図である。
【0078】すなわち、紙幣入出金機3は、CPU5
0、ROM51、RAM52、搬送制御部53、収納制
御部54、入金鑑査部22、出金鑑査部26、押出し機
構31、カット機構33、金種判別部56およびインタ
ーフェース(I/F)55とにより構成されている。
【0079】上記CPU50は紙幣入出金機3の全体を
制御するものであり、ROM51にはCPU50の制御
プログラム等が記憶されている。
【0080】RAM52は紙幣入出金機3で鑑査処理さ
れた紙幣等に関する各種情報の記憶に用いられている。
【0081】搬送制御部53は入金鑑査部紙幣入出金機
3で22または出金鑑査部26の判別信号に基づいて搬
送路a〜iが駆動制御され、紙幣が搬送されるようにな
っている。
【0082】収納制御部54は図示しない振分けゲート
を駆動制御することにより、搬送路dにより搬送される
紙幣を入金鑑査部22の判別信号に従って各一時集積庫
24a〜24dへ振分けるようになっている。
【0083】また、収納制御部54は、図示しない仕切
板の移動制御により各一時集積庫24a〜24dの集積
紙幣の各収納庫25a〜25dへの収納が行われ、およ
び繰出ローラ29を駆動制御することにより、各収納庫
25a〜25dから搬送路cへの紙幣の繰り出しが行わ
れるようになっている。
【0084】金種判別部56では、紙幣入出金機3で処
理される紙幣等に関する金種の判別が行われるようにな
っている。
【0085】I/F55は、テラーズマシン7(8)の
ユニットインターフェース17に接続されている。
【0086】また、施封・小束支払部2は、CPU6
0、ROM61、RAM62、搬送制御部63、収納制
御部64、施封制御部65、エレベータ部44、押出し
機構46、金種判別部67およびインターフェース(I
/F)66とにより構成されている。
【0087】上記CPU60は、施封・小束支払部2の
全体を制御するものであり、ROM61にはCPU60
の制御プログラム等が記憶されている。
【0088】RAM62は施封・小束支払部2で施封処
理された紙幣等に関する各種情報の記憶に用いられる。
【0089】搬送制御部63は搬送路k、l、mを駆動
制御することにより、施封部41からの紙幣の小束が搬
送されるようになっている。
【0090】施封制御部65の制御により、一時施封庫
40から施封部41へ落とし込まれた集積紙幣に対して
紙テープ等を巻くことにより、紙幣束としての小束が作
成されるようになっている。
【0091】収納制御部64は図示しない振分けゲート
を駆動制御することにより、搬送路k、l、mにより搬
送される施封指定された金種に基づいて対応した小束収
納庫42a〜42c、及び端数収納庫43に振り分けら
れるようになっている。
【0092】また、収納制御部64は、図示しない取出
し機構を駆動制御することにより、各収納庫42a〜4
2c、43から搬送路l、mへの小束の取出しが行われ
るようになっている。
【0093】金種判別部67では、施封・小束支払部2
で処理される紙幣等に関する金種の判別が行われるよう
になっている。
【0094】I/F66は、テラーズマシン7(8)の
ユニットインターフェース17に接続されている。
【0095】図6は棒金支払部1の制御系の概略構成を
示すブロック図である。
【0096】すなわち、棒金支払部1は、CPU70、
ROM71、RAM72、取出機構73、金種判別部7
4、エレベータ部75、およびインターフェース(I/
F)76とにより構成されている。
【0097】上記CPU50は棒金支払部1の全体を制
御するものであり、ROM71にはCPU70の制御プ
ログラム等が記憶されている。
【0098】RAM72は棒金支払部1で処理される棒
金に関する各種情報の記憶に用いられている。
【0099】金種判別部74では、棒金支払部1で処理
される棒金等に関する金種の判別が行われるようになっ
ている。
【0100】I/F76は、テラーズマシン7(8)の
ユニットインターフェース17に接続されている。
【0101】図7は硬貨支払部5の制御系の概略構成を
示すブロック図である。
【0102】すなわち、硬貨支払部5は、CPU80、
ROM81、RAM82、取出機構83、金種判別部8
4、ばら硬貨搬送部85、およびインターフェース(I
/F)86とにより構成されている。
【0103】上記CPU80は硬貨支払部5の全体を制
御するものであり、ROM81にはCPU80の制御プ
ログラム等が記憶されている。
【0104】RAM82は硬貨支払部5で処理される棒
金に関する各種情報の記憶に用いられている。
【0105】金種判別部84では、硬貨支払部5で処理
される硬貨等に関する金種の判別が行われるようになっ
ている。
【0106】I/F86は、テラーズマシン7(8)の
ユニットインターフェース17に接続されている。
【0107】次に、棒金支払部1における棒金取出部に
ついて説明する。
【0108】図8は、棒金支払部1における棒金取出部
を簡略化して示す図である。
【0109】棒金取出部は、図8に示すように、取出機
構3b(73)が、棒金金庫3dカセット120)よ
り、棒金を1本取り出し、金種判別部3c(74)で金
種の判別を行い、棒金(一時)集積部3a(ホッパ16
5)へ集積させる構造になっている。
【0110】図9および図10は、棒金支払部1におけ
る棒金取出部をより詳細化して示す図である。
【0111】棒金取出部は、より詳しくは図9および図
10に示すように、カセット120によって棒金を金種
毎にセットすることができるようになっている。
【0112】また、カセット120の前面には、1カセ
ット20にセットされた棒金を保持する棒金シャッタ1
21が取り付けられている。
【0113】ここで、図9は、エレベータ部75が所定
のカセット120に隣接して配置された状態を示す図で
ある。
【0114】また、図10は、エレベータ部75とカセ
ット120のシャッタ121側部分とを拡大して示す図
である。
【0115】これらの図面に示されるように、前記棒金
シャッタ121は、軸124を中心としてカセット12
0の内側方向に回転可能であり、ばね123によって立
ち上がる方向(外側方向)に付勢されている。
【0116】したがって、棒金シャッタ121は、他の
外力が作用しない限り、ばね123の付勢力により立ち
上がった状態を保持しており、カセット120内の棒金
Pと当接して棒金Pをカセット120内に保持すること
ができる。
【0117】このような構成で、オペレータが直接に棒
金Pをカセット120にセットする場合には、棒金Pを
カセット120の開口部から1カセット20内部に揃え
て入れることにより、約20本の棒金Pを1つのカセッ
ト120にセットすることが可能である。
【0118】一方、これとは異なり、棒金Pを機械的に
カセット120にセットする場合には、後述するよう
に、セットすべき棒金Pを棒金シャッタ121の前面か
らカセット120内に押し込む。
【0119】つまり、棒金シャッタ121の前面に棒金
Pを押し当ててばね123の付勢力に抗して棒金シャッ
タ121を内側に回転させながら、棒金Pをカセット1
20内に押し込む。
【0120】カセット台125には、ここにセットされ
たカセット120内の棒金Pをエレベータ7側方向に付
勢し得るバックアップ26が設けられている。
【0121】この付勢力はバックアップ126をエレベ
ータ部75側方向に付勢するばね130によって生起さ
れる。
【0122】したがって、棒金Pが収容されたカセット
120をカセット台125にセットすると、バックアッ
プ126によって棒金Pが棒金シャッタに121に押し
付けられる。
【0123】つまり、カセット120をカセット台25
に挿入していくと、カセット120の最奥端に位置する
棒金Pがバックアップ126の押付板126aに当接
し、バックアップ126がばね130の付勢力に抗して
奥方に押し込まれる。
【0124】この場合、ばね130は、その付勢力によ
って、バックアップ126の押付板126aをカセット
120の最奥端に位置する棒金Pに押し付けた状態でカ
セット120の最先端の棒金Pを棒金シャッタ121に
押し付ける。
【0125】すなわち、カセット120内の棒金Pが全
てカセット120から押し出される方向に付勢された状
態となる。
【0126】この状態のまま、さらにカセット120を
カセット台125内に押し込んでいくと、前述したカセ
ットラッチによってカセット120がカセット台125
内に保持される。
【0127】次に、エレベータ部75の構造について説
明する。
【0128】図10は、エレベータ部75の構造を示す
図である。
【0129】エレベータ部75は、当該エレベータ部7
5の上部で開口して棒金を受け入れるホッパ165と、
ホッパ165の下側に設けられた棒金搬送部170とか
ら主に構成されている。
【0130】このうち、ホッパ165は、カセット12
0から取り出された棒金や、カセット120にセットす
べき棒金を保持することができる。
【0131】また、棒金搬送部170は、ホッパ165
内の棒金を受けとってその金種を判別するとともに、こ
の判別した棒金を所定のカセット120へと搬送するこ
とができる。
【0132】エレベータ部75のカセット120側には
棒金をカセット120から取り出す取り出しレバー12
7が取り付けられている。
【0133】この取り出しレバー127は、図示しない
モータ等によって図中矢印方向に回転し、カセット12
0内の最先端の棒金1本を押し上げてこれをホッパ16
5内に落とし込ませることができるようになっている。
【0134】エレベータ部75にはカセット120から
取り出された棒金を検知するための出金確認センサ12
8が設けられている。
【0135】この出金確認センサ128は、例えばLE
D128aとフォトダイオード128bとからなり、棒
金が取り出しレバー127によってカセット120側か
らエレベータ部75側に移送されたかどうかを検知する
ことができる。
【0136】また、ホッパ165の下部には、ホッパ1
65内における棒金の有無を検出する残留検出センサ1
66が設けられている。
【0137】この残留検出センサ166も、例えばLE
D166aとフォトダイオード166bとからなる。
【0138】ホッパ165は、上端開口部から下部に向
かって徐々にその内径が小さくなっている。
【0139】つまり、ホッパ165の内面は段差部を有
するテーパ面に形成されている。
【0140】ホッパ165の最下部には搬送部170に
開口する搬出口172が設けられている。
【0141】この搬出口172を通じてホッパ165内
の棒金が搬送部170へと搬出される。
【0142】また、この搬出口172は2つの分離シャ
ッタ144,145によって開閉自在である。
【0143】この場合、分離シャッタ144,145
は、互いに左右に分かれて開くようになっている。
【0144】また、搬出口172の下方には分離エレベ
ータ146が上下に移動可能に設けられている。
【0145】この分離エレベータ146は、駆動機構に
よって搬出口172の位置まで上昇させられた状態つま
りその移動路の上端位置で、ホッパ165内から搬出口
172を通じて落下する棒金を受けとることができる。
【0146】そして、この分離エレベータ146と前記
分離シャッタ144,145は、互いに連動して動作
し、後述するようにホッパ165内の棒金を1本ずつ分
離する分離手段を構成している。
【0147】次に、上述したように構成される現金処理
装置において、本発明の要部について説明する。
【0148】図11は、上述した現金処理装置の構成か
ら本発明の要部について取りまとめた部分のブロック図
を示している。
【0149】図12は、現金処理装置に設けられる扉開
検知機構の構成及び動作図を示している。
【0150】図13は、具体的な実施の形態における動
作フロー図を示している。
【0151】図14は、具体的な実施の形態における動
作フローのガイダンス表示を例示する図である。
【0152】図11に示す本発明の要部の構成では、紙
幣入出金部3の概略システムを代表させて示しているよ
うに、上述したテラーズマシン7または8、硬貨支払部
5、硬貨人金部4、紙幣入出金部3、施封小束支払部
2、棒金支払部3、さらにポスト部等で構成される現金
処理装置において、テラーズマシン7または8側にデー
タ比較部190dが設けられていると共に、紙幣入出金
部3側に扉開検知機構180と、扉開検知機構180、
ユニット制御部としてのCPU50、ROM51、メモ
リとしてのRAM52に対するバックアップ電源として
のバッテリー190sが設けられている点で、図1乃至
図7にシステム構成とは異なっている。
【0153】このような構成において、システム電源の
オフ時に紙幣入出金部3の現金金庫扉3aが開けられ、
次にシステム電源を立ち上げた場合における実施の形態
の説明を以下に行う。
【0154】紙幣人出金部3の現金金庫扉3aは、テラ
ーズマシン7または8からの操作で現金金庫扉3aのロ
ックを解除することにより、開けることができる。
【0155】また、金庫扉を開けるには、図12に示す
ように、金庫部のユニット102を引き出す必要があ
る。
【0156】この金庫部のユニット102には、扉開検
知機構180がついており、扉開の検知が可能である。
【0157】扉開検知機構180は、図12の(a)に
示すように、扉が閉まっている状態では、スイッチ部1
80aがユニット背面123に押しつけられ、遮蔽板1
80cが磁気センサー180bを遮っている。
【0158】図12の(b)に示すように、ユニット1
02が引き出されることによって、スプリング180d
により、スイッチ部180aと遮蔽板180cが押し出
され、磁気センサー18Obからはずれる。
【0159】これにより、ユニット102の引き出し、
すなわち、現金金庫扉3aの開状態を検知することがで
きる。
【0160】図11に示すように、扉開検知機構18
0、メモリとしてのRAM52、ユニット制御部として
のCPU50は、バッテリー190sにより、常時通電
状態であり、システム電源がオフのときに、ユニット1
02の開状態を検知することができ、その情報をメモリ
としてのRAM52に記録しておくことができるように
なっている。
【0161】すなわち、このようにして、システム電源
がオフのときに、扉開検知機構180により、扉開を検
知した場合には、メモリとしてのRAM52にその情報
を記録するが、システム電源がオン状態のときには、扉
開検知機構180により、扉開を検知した場合であって
もその情報を記録しない。
【0162】そして、図13に示すように、システム電
源の立上時に、各現金処理ユニットが立ち上けられた状
態(ステップS1,S2)で、扉開履歴の有無を判定し
(ステップS3)、扉開情報が紙幣入出金部3のメモリ
としてのRAM52に記録されていれば、このデータ
は、テラーズマシン7(8)に送られる。
【0163】テラーズマシン7(8)は、紙幣入出金部
3に対して自己精査を実行することを指示する。
【0164】この自己精査の実行指示を受けた紙幣入出
金部3は、自己精査を起動し、現金在高を確認する(ス
テップS4)。
【0165】すなわち、この自己精査では、図1乃至図
5に示したように、紙幣入出金部3の金庫部25(a〜
d)から、一枚ずつ紙幣を取り出し、出金監査部26で
真偽鑑別、枚数カウントを行い、それらを一時庫24
(a〜d)へ集積する。
【0166】この一時庫24(a〜d)に集積された紙
幣は、取り出し元の金庫部25(a〜d)へ再収納され
る。
【0167】この動作を4つの金庫部25(a〜d)で
行うことにより、金庫内現金の再鑑が行われることにな
る。
【0168】そして、このような自己精査終了後、紙幣
人出金部3は、再鑑した金種と枚数データをテラーズマ
シン7(8)ヘ送信する。
【0169】それ受け取ったテラーズマシン7(8)
は、そのデータと、メモリ13に記憶されていた現金在
高データとをデータ比較部190dで比較し、その結果
に応じて、以下に示すようなガイダンス表示1またはガ
イダンス表示2を行わせるかを判断する。
【0170】すなわち、再鑑した金種と枚数データが、
メモリ13に記憶されていた現金在高データと一致して
いれば、現金在高異常無しとして、例えば図14の
(a)に示すようなガイダンス表示1を行わせる。
【0171】また、再鑑した金種と枚数データが、メモ
リ13に記憶されていた現金在高データと不一致であれ
ば、現金在高異常有りとして、例えば、図14の(b)
に示すようなガイダンス表示2を行わせる。
【0172】これらの判断した結果によるガイダンス表
示1またはガイダンス表示2は、CRT表示部15によ
って表示される。
【0173】以下、同様に、システム電源の立上時に、
各現金処理ユニットが立ち上げられた状態で、扉開履歴
の有無を判定を施封小束支払部2、硬貨支払部5、棒金
支払部1、硬貨人金部4についても行うことにより、施
封小束支払部2、硬貨支払部5、棒金支払部1、硬貨人
金部4についても必要があれば、自己精査を行うことが
できる。
【0174】なお、扉開検知機構180は、鍵の開閉な
どにも応用することができる。
【0175】そして、従来の技術では、システム電源の
オフ中に鍵で扉を開錠されていても、電源の立上時に、
扉があけられてたことを表示するだけであったため、そ
の後の処理は人手に頼っていたのに対し、本発明では、
現金処理システムにより自動的に現金在高を確認し、異
常があるかどうかの確認まで行えるようになったため、
省力効果がある。
【0176】そして、以上のような実施の形態に基づい
て説明してきた本発明の明細書には、以下のような態様
を有する現金処理システムが含まれている。
【0177】(1) 複数金種の現金の支払機構を持つ
現金処理システム。
【0178】(2) 現金処理機内現金の自己再鑑機能
を有する現金処理システム。
【0179】(3) システム電源オフ時でも、扉の開
閉動作を監視することができる現金処理システム。
【0180】(4) 画面表示および印字出力が可能な
現金処理装置を有する現金処理システム。
【0181】(5) システム電源オフ状態でも通電し
ている扉開検知機構を有する現金処理システム。
【0182】
【発明の効果】従って、以上詳述したように、本発明に
よれば、例えば、金融機関等において用いられる現金処
理システムに係り、特に、そのシステム電源のオフ中
に、現金が入っている金庫扉が開けられた場合には、シ
ステム電源の立上げ時に、その金庫内の現金の調査・確
認を自動的に行う自己精査機能を効率的になし得るよう
にした現金処理システム及びその制御方法を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態が適用される
現金処理システムとしての現金処理装置の外観を示す図
である。
【図2】図2は、図1のテラーズマシン7(8)の構成
を示すブロック図である。
【図3】図3は、図1の紙幣入出金機3の内部構成を示
す図である。
【図4】図4は、図1の施封・小束支払部2の内部構成
を示す図である。
【図5】図5は、施封・小束支払部2、紙幣入出金機3
の制御系の概略構成を示すブロック図である。
【図6】図6は、図1の棒金支払部1の制御系の概略構
成を示すブロック図である。
【図7】図7は、図1の硬貨支払部5の制御系の概略構
成を示すブロック図である。
【図8】図8は、棒金支払部1における棒金取出部を簡
略化して示す図である。
【図9】図9は、棒金支払部1における棒金取出部をよ
り詳細化して、エレベータ部75が所定のカセット12
0に隣接して配置された状態を示す図である。
【図10】図10は、棒金支払部1における棒金取出部
をより詳細化して、エレベータ部75とカセット120
のシャッタ121側部分とを拡大して示す図である。
【図11】図11は、上述した現金処理装置の構成から
本発明の要部について取りまとめた部分を示しているブ
ロック図である。
【図12】図12は、現金処理装置に設けられる扉開検
知機構の構成及び動作を示す図である。
【図13】図13は、具体的な実施の形態における動作
フローを示す図である。
【図14】図14は、具体的な実施の形態における動作
フローのガイダンス表示を例示する図である。
【符号の説明】
1…棒金支払部、 2…施封・小束支払部、 3…紙幣入出金機、 4…硬貨入金機、 5…硬貨支払部、 6…テラー置台、 7(8)…テラーズマシン、 10…MPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)、 11…PROM(プログラマブル・リード・オンリー・
メモリ)、 12…プログラムメモリ、 13…集計データメモリ、 14…キーボード、 15…CRTディスプレイ装置、 17…ユニットインターフェース、 18…ハードディスク装置(HDD)、 19…プリンタ19、 50,60,70,80…CPU、 50,61,71,81…ROM、 52,62,72,82…RAM、 55,66,76,86…インターフェース(I/
F)、 180…扉開検知機構、 190d…データ比較部、 190s…バッテリー。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム電源により駆動される現金処理
    システムにおいて、 扉を有し、所定金種の現金を収納する現金収納手段と、 この現金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開
    けられたことを検知して扉開情報を出力する扉開検知手
    段と、 この扉開検知手段から出力される扉開情報を記録する扉
    開情報記録手段と、 前記システム電源の立上げ時に、前記扉開情報記録手段
    に記録されている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の
    有りのとき、前記現金収納手段に対し、自己精査を実行
    させる制御手段と、 を具備することを特徴とする現金処理システム。
  2. 【請求項2】 システム電源により駆動される現金処理
    システムにおいて、 扉を有し、所定金種の現金を収納する現金収納手段と、 この現金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開
    けられたことを検知して扉開情報を出力する扉開検知手
    段と、 この扉開検知手段から出力される扉開情報を記録する扉
    開情報記録手段と、 前記システム電源の立上げ時に、前記扉開情報記録手段
    に記録されている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の
    有りのとき、前記現金収納手段に対し、自己精査を実行
    させる制御手段と、 前記現金収納手段による自己精査の実行結果に基づいて
    ガイダンス表示を行うガイダンス表示手段と、 を具備することを特徴とする現金処理システム。
  3. 【請求項3】 システム電源により駆動される現金処理
    システムにおいて、 扉を有し、所定金種の現金を収納する現金収納手段と、 この現金収納手段の現金在高データが常時記憶されてい
    る現金在高データ記憶手段と、 前記現金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開
    けられたことを検知して扉開情報を出力する扉開検知手
    段と、 この扉開検知手段から出力される扉開情報を記録する扉
    開情報記録手段と、 前記システム電源の立上げ時に、前記扉開情報記録手段
    に記録されている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の
    有りのとき、前記現金収納手段に対し、自己精査を実行
    させる制御手段と、 前記現金収納手段による自己精査の実行結果としての金
    種と枚数データと、前記現金在高データ記憶手段に記憶
    されている現金在高データとを比較するデータ比較手段
    と、 このデータ比較手段による比較結果に基づいてガイダン
    ス表示を行うガイダンス表示手段と、 を具備することを特徴とする現金処理システム。
  4. 【請求項4】 システム電源により駆動される現金処理
    システムにおいて、 扉を有し、所定金種の現金を収納するもので、収納され
    ている現金の金種と枚数を鑑査する自己精査機能を備え
    た現金収納手段と、 この現金収納手段の現金在高データが常時記憶されてい
    る現金在高データ記憶手段と、 前記現金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開
    けられたことを検知して扉開情報を出力する扉開検知手
    段と、 この扉開検知手段から出力される扉開情報を記録する扉
    開情報記録手段と、 前記システム電源の立上げ時に、前記扉開情報記録手段
    に記録されている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の
    有りのとき、前記現金収納手段に対し、前記自己精査機
    能を実行させる制御手段と、 前記現金収納手段による自己精査の実行結果としての鑑
    査した金種と枚数データと、前記現金在高データ記憶手
    段に記憶されている現金在高データとを比較するデータ
    比較手段と、 このデータ比較手段による比較結果として、前記鑑査し
    た金種と枚数データが、前記現金在高データ記憶手段に
    記憶されていた現金在高データと一致しているときに、
    現金在高異常無しのガイダンス表示を行うガイダンス表
    示手段と、 を具備することを特徴とする現金処理システム。
  5. 【請求項5】 システム電源により駆動される現金処理
    システムにおいて、 扉を有し、所定金種の現金を収納するもので、収納され
    ている現金の金種と枚数を鑑査する自己精査機能を備え
    た現金収納手段と、 この現金収納手段の現金在高データが常時記憶されてい
    る現金在高データ記憶手段と、 前記現金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開
    けられたことを検知して扉開情報を出力する扉開検知手
    段と、 この扉開検知手段から出力される扉開情報を記録する扉
    開情報記録手段と、 前記システム電源の立上げ時に、前記扉開情報記録手段
    に記録されている扉開情報の有無を判定し、扉開情報の
    有りのとき、前記現金収納手段に対し、前記自己精査機
    能を実行させる制御手段と、 前記現金収納手段による自己精査の実行結果としての鑑
    査した金種と枚数データと、前記現金在高データ記憶手
    段に記憶されている現金在高データとを比較するデータ
    比較手段と、 このデータ比較手段による比較結果として、前記鑑査し
    た金種と枚数データが、前記現金在高データ記憶手段に
    記憶されている現金在高データと不一致であるときに、
    現金在高異常有りのガイダンス表示を行うガイダンス表
    示手段と、 を具備することを特徴とする現金処理システム。
  6. 【請求項6】 システム電源により駆動される現金処理
    システムの制御方法において、 扉を有する現金収納手段に、所定金種の現金を収納する
    ステップと、 前記現金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開
    けられたことを検知して扉開情報を出力するステップ
    と、 この扉開情報を記録するステップと、 前記システム電源の立上げ時に、前記記録されている扉
    開情報の有無を判定し、扉開情報の有りのとき、前記現
    金収納手段に対し、自己精査を実行させるステップと、 を具備することを特徴とする現金処理システムの制御方
    法。
  7. 【請求項7】 システム電源により駆動される現金処理
    システムの制御方法において、 扉を有する現金収納手段に、所定金種の現金を収納する
    ステップと、 この現金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開
    けられたことを検知して扉開情報を出力するステップ
    と、 この扉開情報を記録するステップと、 前記システム電源の立上げ時に、前記記録されている扉
    開情報の有無を判定し、扉開情報の有りのとき、前記現
    金収納手段に対し、自己精査を実行させるステップと、 前記現金収納手段による自己精査の実行結果に基づいて
    ガイダンス表示を行うステップと、 を具備することを特徴とする現金処理システムの制御方
    法。
  8. 【請求項8】 システム電源により駆動される現金処理
    システムの制御方法において、 扉を有する現金収納手段に、所定金種の現金を収納する
    ステップと、 この現金収納手段の現金在高データを現金在高データ記
    憶手段に記憶するステップと、 前記現金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開
    けられたことを検知して扉開情報を出力するステップ
    と、 この扉開情報を記録するステップと、 前記システム電源の立上げ時に、前記記録されている扉
    開情報の有無を判定し、扉開情報の有りのとき、前記現
    金収納手段に対し、自己精査を実行させるステップと、 前記現金収納手段による自己精査の実行結果としての金
    種と枚数データと、前記現金在高データ記憶手段に記憶
    されている現金在高データとを比較するステップと、 この比較結果に基づいてガイダンス表示を行うステップ
    と、 を具備することを特徴とする現金処理システムの制御方
    法。
  9. 【請求項9】 システム電源により駆動される現金処理
    システムの制御方法において、 扉を有し、収納されている現金の金種と枚数を鑑査する
    自己精査機能を備えた現金収納手段に所定金種の現金を
    収納するステップと、 この現金収納手段の現金在高データを現金在高データ記
    憶手段に記憶するステップと、 前記現金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開
    けられたことを検知して扉開情報を出力するステップ
    と、 この扉開情報を記録するステップと、 前記システム電源の立上げ時に、前記記録されている扉
    開情報の有無を判定し、扉開情報の有りのとき、前記現
    金収納手段に対し、前記自己精査機能を実行させるステ
    ップと、 前記現金収納手段による自己精査の実行結果としての鑑
    査した金種と枚数データと、前記現金在高データ記憶手
    段に記憶されている現金在高データとを比較するステッ
    プと、 この比較結果として、前記鑑査した金種と枚数データ
    が、前記現金在高データ記憶手段に記憶されていた現金
    在高データと一致しているときに、現金在高異常無しの
    ガイダンス表示を行うステップと、 を具備することを特徴とする現金処理システムの制御方
    法。
  10. 【請求項10】 システム電源により駆動される現金処
    理システムの制御方法において、 扉を有し、収納されている現金の金種と枚数を鑑査する
    自己精査機能を備えた現金収納手段に所定金種の現金を
    収納するステップと、 この現金収納手段の現金在高データを現金在高データ記
    憶手段に記憶するステップと、 前記現金収納手段の扉が前記システム電源のオフ中に開
    けられたことを検知して扉開情報を出力するステップ
    と、 この扉開情報を記録するステップと、 前記システム電源の立上げ時に、前記記録されている扉
    開情報の有無を判定し、扉開情報の有りのとき、前記現
    金収納手段に対し、前記自己精査機能を実行させるステ
    ップと、 前記現金収納手段による自己精査の実行結果としての鑑
    査した金種と枚数データと、前記現金在高データ記憶手
    段に記憶されている現金在高データとを比較するステッ
    プと、 この比較結果として、前記鑑査した金種と枚数データ
    が、前記現金在高データ記憶手段に記憶されている現金
    在高データと不一致であるときに、現金在高異常有りの
    ガイダンス表示を行うステップと、 を具備することを特徴とする現金処理システムの制御方
    法。
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