JP2002367011A - 紙幣取扱装置 - Google Patents

紙幣取扱装置

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JP2002367011A
JP2002367011A JP2001169023A JP2001169023A JP2002367011A JP 2002367011 A JP2002367011 A JP 2002367011A JP 2001169023 A JP2001169023 A JP 2001169023A JP 2001169023 A JP2001169023 A JP 2001169023A JP 2002367011 A JP2002367011 A JP 2002367011A
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bill
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bills
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JP2001169023A
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English (en)
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Joji Hattori
丈二 服部
Yasutomo Kosugi
康智 小杉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣取扱装置において、鑑別処理の短縮化
および精度向上を図る。 【解決手段】 紙幣の入金時に、各紙幣についての鑑
別結果を一枚ごとに記憶させながら、一時保管庫に搬送
する。金額が確定し、一時保管庫から金種ごとの保管庫
に搬送する際には、第2次鑑別として、記憶されていた
鑑別結果のうち不明とされている項目についてのみ鑑別
を行う。こうすることにより、第2次鑑別で全ての項目
を鑑別する場合に比較して処理の短縮化を図ることがで
きる。鑑別結果は、保管庫に搬送された紙幣とも対応づ
けて管理される。出金時に行われる鑑別の結果と記憶さ
れていた鑑別結果との照合により、出金時の鑑別精度を
向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣の入出金を行
う紙幣取扱装置に関し、詳しくは、かかる装置における
紙幣の鑑別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関等で顧客に対する入出金
に紙幣取扱装置が利用されている。紙幣取扱装置は、顧
客から入金された紙幣について、金種、表裏、真偽、損
券か否かなどの鑑別を行った上で、金種ごとに収納庫に
紙幣を収納する。紙幣の鑑別は、収納庫からの出金時お
よび紙幣取扱装置への紙幣の充填時にも行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に紙幣取扱装置に
おける紙幣の搬送は、入出金の過程で、上記鑑別を行う
ユニットを紙幣が複数回通過するよう行われていた。例
えば、顧客からの入金時には、紙幣は、鑑別部で金種等
が鑑別された後、一時保管庫へ搬送され、顧客が金額確
認を行うことにより、紙幣は一時保管庫から各金種ごと
の収納庫に搬送されていた。この際、紙幣は再び鑑別部
を通過し、鑑別が行われていた。紙幣の充填時も同様
に、複数回の鑑別が行われていた。出金時には、各金種
ごとの収納庫から鑑別部を通って出金される際に鑑別が
1回だけ行われるが、入金時に鑑別が行われていること
を考えると、紙幣の鑑別は複数回行われていることにな
っていた。
【0004】こうした複数回の鑑別は、入出金時におけ
る誤りを低減する点で有効であるが、全体の処理が遅く
なるという課題があった。また、鑑別結果の不安定性に
起因する弊害、例えば、一旦、正券と鑑別された紙幣
が、その後に損券と鑑別されることがあり、結果として
正常な入出金に使用できないリジェクト券の割合が無用
に高くなるなどの課題があった。
【0005】本発明は、かかる課題に鑑み、紙幣取扱装
置において、紙幣の鑑別処理の短縮化を図ること、およ
び高い精度での安定した鑑別を実現し、リジェクト券の
割合を抑制することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも一
部を解決するため、本発明では、紙幣の入出金を行う紙
幣取扱装置であって、鑑別部、搬送部、記憶部を備える
構成を適用した。鑑別部は、入出金される各紙幣につい
て鑑別を行う。搬送部は、この鑑別部に紙幣を通過さ
せ、所定の保管庫に紙幣を保管させる。保管庫には、金
種に応じた保管庫、入出金処理の過程で用いられる一時
的な保管庫、異常が発見された紙幣を保管するための保
管庫などが含まれる。記憶部は、この保管庫に保持され
る各紙幣と鑑別部による鑑別結果を対応づけて記憶す
る。本発明によれば、紙幣の1枚ごとに鑑別結果が記憶
されるため、この鑑別結果を利用することで、その利用
態様に応じ、以後の処理の簡略化、迅速化および鑑別精
度の向上を図ることができる。
【0007】本発明において、記憶部における対応付け
は、保管庫における各紙幣の配置順序に基づいて行うこ
とが望ましい。紙幣取扱装置では、各保管庫への紙幣の
搬入搬出が頻繁に生じるため、保管庫内の紙幣配置順序
と対応づけて管理することにより、比較的容易に鑑別結
果と紙幣との対応づけを維持することができるからであ
る。
【0008】本発明においては、鑑別結果と併せて所定
の付加情報を記憶するものとしてもよい。かかる付加情
報として紙幣の入出金者を特定可能な主体特定情報を含
めることができる。主体特定情報は、入出金者の氏名な
ど種々の情報を用いることが可能ではあるが、入出金者
の金融機関口座番号とすることが主体を容易かつ確実に
特定できる点で有効である。このように主体特定情報を
紙幣と対応づけて管理することにより、入出金処理時に
障害が生じた場合などの対処が容易になる利点がある。
例えば、主体特定情報に基づいて入出金者が入れた紙幣
を容易に特定することが可能であるから、入出金処理時
に金種などが誤って鑑別された場合でも、その正誤を比
較的容易に判断することが可能となる。
【0009】本発明において、保管部から紙幣を搬出
し、再び鑑別部を通過させる際には、記憶部に記憶され
た鑑別結果に基づいて、鑑別部による鑑別を制御するこ
とが望ましい。保管部からの紙幣の搬出は、入金処理過
程で一時的に保管されていた紙幣を金種に応じた保管庫
に搬送する場合、各保管庫から紙幣を出金する場合など
に生じる。かかる制御を行えば、鑑別結果の利用態様に
応じて、鑑別部での処理の短縮化、鑑別の精度向上を図
ることができる。
【0010】例えば、鑑別部が紙幣について複数項目の
鑑別を行う場合には、複数項目の一部の対象項目につい
て鑑別を行うことにより、処理の迅速化を図ることがで
きる。
【0011】この場合、鑑別結果として、複数項目の少
なくとも一部について不確定である旨の出力が許容され
ている場合には、対象項目には、少なくとも不確定とな
っている項目を含むことが望ましい。こうすることによ
り、鑑別の短縮化を図りつつ、鑑別の精度向上を図るこ
とができる。
【0012】本発明において、保管部から紙幣を搬出
し、再び鑑別部を通過させる際には、搬送中における鑑
別結果と、記憶部に記憶された鑑別結果との対比に基づ
いて鑑別結果を確定するものとしてもよい。こうするこ
とにより、鑑別の精度を向上することができる。
【0013】本発明は、上述した紙幣取扱装置としての
構成の他、紙幣取扱装置の制御方法として構成してもよ
い。また、紙幣取扱装置における上述の制御処理を実現
するためのコンピュータプログラムおよびこれを記録し
た記録媒体として構成してもよい。ここで、記憶媒体と
しては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気
ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカ
ード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コン
ピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモ
リ)および外部記憶装置などコンピュータが読取り可能
な種々の媒体を利用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、以下の項目に分けて説明する。 A.装置の構成: A1.全体構成: A2.紙幣取扱装置: A3.紙幣取扱装置における制御ブロック: A4.鑑別結果データベース: B.入金処理: C.出金処理: D.効果: E.変形例:
【0015】A.装置の構成: A1.全体構成:図1は実施例としての現金自動取引装
置の概略構成を示す説明図である。現金自動取引装置
は、銀行などに設置され、顧客の操作に応じて入出金処
理を無人で行うための装置である。
【0016】本実施例の現金自動取引装置には、次のユ
ニットが図示する配置で備えられている。カード取扱機
構205は、いわゆるキャッシュカードなど磁気ストラ
イプカードに記録された情報を読みとる機能を奏する。
カードに記録された情報には、例えば、顧客の口座番
号、暗証番号などが含まれる。
【0017】操作部203は、入出金取引のための情報
表示および入出金のための操作入力を行うためのインタ
フェースである。本実施例では、タッチパネルを用いる
ものとしたが、ディスプレイと押しボタンスイッチなど
の組み合わせで構成してもよい。
【0018】顧客との紙幣の授受は、紙幣入出金口20
7を通じて行われる。入金時には、顧客が紙幣入出金口
207に入れた紙幣は、紙幣取扱装置10によって、鑑
別され、金種ごとに分類されて保管される。出金時に
は、紙幣取扱装置10は、顧客の指示した金額に応じた
紙幣を用意し、紙幣入出金口207から顧客に受け渡
す。明細票発行機構206は、これらの取引の内容を記
録した明細票を発行する。
【0019】現金自動取引装置には、ここで例示した構
成に限らず種々のユニットを設けることが可能である。
例えば、上記ユニットに加えて通帳を取り扱うユニット
を設けても良い。
【0020】以上で説明した現金自動取引装置の各ユニ
ットの動作は、制御ユニット202によって制御され
る。制御ユニット202は、内部にCPU、メモリを備
えたマイクロコンピュータとして構成されている。制御
ユニット202は、図中に矢印で示す通り、各ユニット
と情報の授受を行い、現金自動取引装置全体の動作を制
御する。
【0021】A2.紙幣取扱装置:図2は紙幣取扱装置
10の概略構成を示す側断面図である。入出金部1は、
顧客からの紙幣の受け付け、顧客への紙幣の受け渡しを
行うための空隙である。入出金部1の入り口には、シャ
ッタ6が設けられている。このシャッタ6は先に説明し
た現金自動取引装置の紙幣入出金口207と連動して自
動的に開閉する。
【0022】紙幣取扱装置10の内部には、紙幣を保管
しておくための保管庫が複数設けられている。保管庫
は、流通に使用できる正常な紙幣(以下、「正券」と呼
ぶ)を保管するためのもの、異常があると判断された紙
幣(以下、「リジェクト券」と呼ぶ)を保管するための
もの、装置内での搬送過程において一時的に保管するた
めのものに大別される。正券を保管するための保管庫と
しては、本実施例においては、一万円札を保管するため
の万円庫12、五千円札を保管するための五千円庫1
3、千円札を保管するための千円庫14を設けた。万円
庫12には、庫内での紙幣の配列順序が混乱しないよう
に、紙幣を整然と保持するための可動式の押板12Aが
設けられている。五千円庫13、千円庫14にも同様の
押板が設けられている。
【0023】リジェクト券を保管するための保管庫とし
ては、リジェクトボックス11を設けた。一時的な保管
庫としては、一時保管庫4を設けた。一時保管庫4は、
巻き取り式、即ち回転ドラムにベルトを巻き付けつつ、
そのベルトによって紙幣を搬送されてきた順序で一枚ず
つ保持する形式を用いた。一時保管庫4は巻き取り式に
限らず、搬送されてきた順序通りに紙幣を保管可能な種
々の機構を適用することができる。一時保管庫4への紙
幣の搬送、搬出は、通過センサ15によって監視され
る。
【0024】入出金部1および各保管庫間の紙幣の搬送
は、搬送部2によって行われる。搬送部2は、ローラ、
ベルトなどの搬送機構を利用して、紙幣を搬送するため
の機構である。搬送部2の経路には、紙幣の搬送先を切
り換えるためのゲートが設けられている。ゲート5は、
一時保管庫4と入出金部1との切り換えを行う。ゲート
7は、搬送先をリジェクトボックス11に切り換える。
ゲート8およびゲート9は、それぞれ搬送先を万円庫1
2、五千円庫13、千円庫14に切り換える。
【0025】各ゲートは、搬送部2の経路上に設けられ
た鑑別部3での鑑別結果に基づいて切り換えられる。鑑
別部3は光学センサその他のセンサによって、通過する
紙幣を一枚ずつ鑑別し、その結果を出力する。本実施例
では、次の項目を鑑別するものとした。第1に、紙幣の
金種の鑑別、即ち、紙幣が一万円札、五千円札、千円
札、その他不明な紙幣のいずれに相当するかの鑑別であ
る。第2に、紙幣の真偽の鑑別、即ち、いわゆる偽造紙
幣であるか否かの鑑別である。第3に、紙幣の正損の鑑
別、即ち、紙幣の損傷程度が使用可能な範囲内か否かの
鑑別である。第4に、紙幣の表裏の鑑別である。第5に
紙幣の搬送状況の鑑別、即ち、紙幣が重なって搬送され
ているか否か、搬送方向に対し斜めに傾いて搬送されて
いるか否かの鑑別である。鑑別項目は、これらに限定さ
れず、種々の項目を設定可能である。鑑別部3における
鑑別処理については、後で詳述する。
【0026】A3.紙幣取扱装置における制御ブロッ
ク:図2では、図示を省略したが、紙幣取扱装置10の
内部には制御ユニットが備えられている。制御ユニット
は、内部にCPU、メモリを備えるマイクロコンピュー
タとして構成されており、予め用意されたプログラムに
従って、紙幣取扱装置10の動作を制御する。
【0027】図3は紙幣取扱装置10の制御ブロックを
示す説明図である。鑑別部3および制御ユニット202
を除き、図中の各機能ブロックは、制御ユニット内にソ
フトウェア的に構築されている。各機能ブロックは、主
制御部111の制御下でそれぞれ以下の機能を奏する。
【0028】ATM通信部102は、現金自動取引装置
の制御ユニット202との間で情報の授受を行う。例え
ば、操作部203による指示内容を主制御部111に伝
達したり、紙幣取扱装置10での処理結果を制御ユニッ
ト202に送信したりする。
【0029】搬送制御部103は搬送部2の駆動モータ
を制御する。搬送位置計数部104は、紙幣の搬送時に
搬送部2の移動量を計数する。センサ制御部105は通
過センサ15など装置内に設けられた各センサの出力を
主制御部111に伝達する。ゲート制御部106はゲー
ト5、7〜9の切り換えを行う。この切り換えは、通過
センサ15および搬送位置計数部104の出力に応じ
て、予め設定されたタイミングで行われる。
【0030】入出金部制御部107は、入出金部におい
て、紙幣を入出金するモータの駆動制御を行う。一時保
管庫制御部108は、一時保管庫4を駆動するモータの
制御を行う。押板制御部109は、各保管庫に設けられ
た押板を移動させるモータの駆動制御を行う。保管庫制
御部110は、各保管庫に紙幣を1枚ずつ保管および搬
出するための機構の動作を制御する。
【0031】鑑別制御部113は、鑑別部3の動作を制
御する。本実施例では、鑑別部3は、いわゆるブラック
ボックス化されており、鑑別制御部113からの制御信
号に従って鑑別処理を行い、その結果を鑑別制御部11
3に出力する。本実施例における制御信号は、鑑別処理
の要否を先に例示した項目ごとに指示する信号となる。
【0032】鑑別部3による鑑別結果は、鑑別結果記憶
部115に保持される。鑑別結果記憶部115には、各
保管庫内の紙幣1枚ごとに対応づけて鑑別結果を記憶す
るデータベースが構築されている。このデータベース
は、ハードディスク、EEPROMなど不揮発性のメモ
リ上に構築されることが望ましい。
【0033】A4.鑑別結果データベース:図4は鑑別
結果データベースの内容を示す説明図である。このデー
タベースは、アドレス情報管理データと、鑑別結果管理
データの2種類から構成される。アドレス情報管理デー
タは、鑑別結果が格納されるメモリのアドレス情報を、
一時保管庫4、万円庫12、五千円庫13、千円庫1
4、およびリジェクトボックス11に保管される紙幣ご
とに対応づけて管理するデータである。図の例では、一
時保管庫の1枚目の紙幣に対応するデータはアドレス
「0001」に保管されていることになる。1枚目と
は、各保管庫に最初に搬入された紙幣を意味する。
【0034】各保管庫は、後から搬入された紙幣が先に
搬出される構造となっているため、アドレス情報管理デ
ータはスタック型で管理される。つまり、各保管庫に紙
幣が搬入される度に、アドレスの格納領域は「1枚目、
2枚目…n枚目」と増加し、紙幣が搬出される度に、ア
ドレスの格納領域は「n枚目…2枚目、1枚目」と低減
する。アドレスの格納領域は、保管庫ごとにスタックポ
インタ、即ち各保管庫に何枚の紙幣が保管されているか
を示すデータによって管理される。
【0035】アドレス情報管理データには、鑑別結果管
理データのうち、空いている領域のアドレス情報を管理
する領域も併せて設けられている。空きアドレス領域に
は、「1枚目、2枚目…n枚目」という概念は存在しな
いが、本実施例では、データベース構造の簡素化を図る
ため、保管庫と同様、スタック型で管理するものとし
た。
【0036】鑑別結果管理データは、各紙幣の鑑別結果
を記憶するデータである。本実施例では、金種、真偽、
正損、表裏を、鑑別結果として記憶するものとした。ま
た、鑑別結果と併せて顧客情報も記憶するものとした。
顧客情報とは、紙幣を搬入した顧客を特定するための情
報であり、本実施例では、入金処理時にキャッシュカー
ド等を通じて取得された口座番号を用いた。なお、これ
らの情報は、顧客(主体)を特定する情報との意味で、
主体特定情報ともいう。鑑別結果管理データは、紙幣ご
とにこれらの情報を管理する。例えば、図の例では、ア
ドレス「0001」で代表されるメモリ領域には、「金
種=1万円、真偽=真、正損=正、表裏=表、顧客情報
=0000001」という鑑別結果が記憶されている。
ここでは、図示の便宜上、記憶されるべき鑑別結果を文
字で表現したが、各項目のデータは、それぞれ符号化し
て記憶すればよい。
【0037】本実施例では、鑑別結果として「不明」ま
たは「不確定」という出力を許容するものとした。例え
ば、使用可能な許容範囲の限界に近い損傷を受けた紙幣
が搬入された場合を考える。かかる紙幣については、鑑
別結果が不安定にならざるを得ない。かかる不安定を回
避するため、許容範囲よりも損傷の程度が十分に低い紙
幣のみを正券と判断すれば、リジェクト券の割合が無用
に増大するという弊害を招く。そこで、本実施例では、
損傷の程度が、許容範囲の限界に近い一定範囲にある場
合には、正損について「不明」という出力を許容するも
のとした。表裏についても、同じく完全に判断ができな
い場合には、「不明」という出力を許容するものとし
た。図中の例では、「?」が付された項目は、それぞれ
不明であることを意味している。
【0038】但し、「不明」が許容されるのは、比較的
重要度の低い項目についてのみであり、金種、真偽など
の重要度が高い項目については、十分な鑑別を行うもの
とした。「不明」を許容する項目は、任意に設定可能で
ある。全ての項目について「不明」を許容してもよい
し、「不明」を禁止してもよい。
【0039】紙幣の搬送が行われた場合のデータ管理に
ついて説明する。図中に例示するように、一時保管庫の
1枚目、2枚目および五千円庫の1枚目に紙幣が保管さ
れている場合を考える。先に説明した通り、各紙幣につ
いての鑑別結果は、アドレス情報管理データで示される
アドレスに対応したメモリ領域に保管されている。
【0040】この状態において、一時保管庫から紙幣が
順次搬出される場合を考える。一時保管庫の2枚目の紙
幣はリジェクトボックスに搬出され、1枚目の紙幣は万
円庫に搬出されるものとする。アドレス情報管理データ
では、この搬出に併せて、一時保管庫の2枚目の領域に
格納されていたアドレス情報「0002」が、リジェク
トボックスの1枚目の領域に移行される。一時保管庫の
1枚目の領域に格納されていたアドレス情報「000
1」が、万円庫の1枚目の領域に移行される。
【0041】次に、五千円庫から紙幣が出金された場合
を考える。出金された場合には、保管庫間の移動とは異
なり、鑑別結果の管理が不要となる。従って、出金され
た紙幣に相当するアドレス「0003」に格納されてい
るデータを鑑別結果管理データから削除する。これと併
せて、アドレス情報管理データでは、空いたアドレス情
報「0003」を空きアドレスを管理する領域に移行す
る。
【0042】このように、本実施例の鑑別結果データベ
ースでは、アドレス情報を移行させることにより、鑑別
結果のデータ全体を移行させるまでなく、保管庫間での
紙幣の移動に併せて鑑別結果を比較的容易に管理するこ
とができる。鑑別結果データベースは、ここで例示した
構造に限定されるものではなく、各保管庫の紙幣に対応
づけて鑑別結果を管理可能な種々の構造を適用可能であ
る。もちろん、各保管庫の紙幣に対応づけられた領域を
固定とし、鑑別結果を示すデータ自体を移動させてもよ
い。本実施例では、各保管庫における紙幣の配列と対応
づけて鑑別結果を管理する態様を例示したが、両者の対
応づけが可能であれば、いかなる方法で鑑別結果を管理
しても構わない。
【0043】B.入金処理:図5は紙幣取扱装置10に
おける入金処理のフローチャートである。紙幣取扱装置
10内の制御ユニットが、現金自動取引装置の制御ユニ
ット202からの入金指示に応じて実行する処理であ
る。この入金指示には、入金を行う口座番号の情報も含
まれている。
【0044】処理が開始されると、制御ユニットは、ま
ず、鑑別結果を格納すべきアドレス、即ち格納アドレス
を設定する(ステップS10)。先に説明した通り、鑑
別結果管理データのうち、データが格納されていない空
き領域のアドレスは、アドレス情報管理データの「空き
アドレス」において管理されている。従って、格納アド
レスは、鑑別結果データベースの「空きアドレス」領域
を参照することにより取得することができる。
【0045】次に、制御ユニットは、入出金部1に顧客
が入れた紙幣を1枚ずつ分離して搬送する(ステップS
12)。この搬送過程において、鑑別部3で第1次鑑別
処理を行う(ステップS14)。第1次鑑別処理は詳細
な鑑別処理であり、図4に列挙した項目、即ち金種、真
偽、正損、表裏の全項目について鑑別が行われる。
【0046】制御ユニットは、この鑑別結果に基づいて
紙幣の行き先を決定する。鑑別結果に異常がありリジェ
クト券であると判定された紙幣については、ゲート5の
切り換えにより入出金部1へ返送する(ステップS1
8)。リジェクト券の判断条件は、任意に設定可能であ
る。例えば、金種、真偽などの判断が不能であった場
合、偽券と判断された場合、紙幣の重なりや折れによっ
て正常な鑑別を行うことができないと判断された場合な
どにリジェクト券と判断することができる。
【0047】鑑別結果において異常なしと判定された紙
幣については、ゲート5の切り換えにより一時保管庫に
搬送する(ステップS20)。これと併せて鑑別結果デ
ータベースに鑑別結果および顧客の口座番号を記憶する
(ステップS22)。ステップS10で設定された空き
アドレスに鑑別結果等を保存するとともに、そのアドレ
ス情報をアドレス情報管理データに保管する。アドレス
情報の格納先は、一時保管庫に対応したスタックポイン
タによって管理されている。
【0048】こうして鑑別結果の格納が修了すると、制
御ユニットは、次の鑑別結果を格納すべきアドレスの設
定を行い(ステップS24)、一時保管庫に対応したス
タックポインタの更新を行う。
【0049】制御ユニットは、入出金部1に存在する全
紙幣について以上の処理を繰り返し実行する(ステップ
S26)。なお、リジェクト券と判断され、入出金部1
に返送された紙幣が存在する場合には、これらの処理と
併せてシャッタ6を開けて、顧客に紙幣抜き取りおよび
再投入を示唆するものとしてもよい。更に、顧客から一
時保管庫4にある紙幣を返却する要求があった場合は、
一時保管庫4を逆転させ入出金部1へ返送するものとし
てもよい。
【0050】全紙幣について一時保管庫への搬入が完了
すると、制御ユニットは、鑑別結果に基づいて入金され
た合計金額の表示を行い、金額の確定指示の入力を促す
(ステップS28)。顧客が金額確定の指示を行った場
合には(ステップS30)、一時保管庫の紙幣を金種に
応じた各保管庫に搬送する処理に移行する。金額の確定
が行われない場合には、更に、ステップS12以降の処
理を繰り返し実行する。
【0051】図6は金種に応じた各保管庫への搬送処理
のフローチャートである。図5に示した金額確定に続い
て実行される処理である。
【0052】制御ユニットは、一時保管庫4の紙幣を1
枚ずつ分離して搬送する(ステップS34)。つまり、
一時保管庫4を逆転させ、再び搬送部2上に紙幣を繰り
出す。
【0053】この搬送と併せて、制御ユニットは、鑑別
結果データベースから、搬送される紙幣に対応した鑑別
結果を取得し(ステップS36)、この鑑別結果に基づ
く簡易的な鑑別処理を実行する。即ち、鑑別結果に不明
な項目がある場合に(ステップS38)、第2次鑑別処
理および鑑別結果の記憶を行い(ステップS40、S4
2)、不明な項目がない場合には、これらの処理をスキ
ップする。第2次鑑別処理では、不明とされた項目につ
いてのみ鑑別を行う。本実施例では、搬送部2の構造
上、全紙幣が鑑別部3を通過するが、鑑別部3への制御
信号によって、その処理内容が上述の通り制御される。
【0054】これらの処理によって得られた鑑別結果に
基づいて、制御ユニットは、ゲート7,8,9を切り換
え、紙幣をそれぞれの保管庫に分類して収納する。正券
は、金種に応じて万円庫12、五千円庫13、千円庫1
4に収納され、リジェクト券は、リジェクトボックス1
1に収納される。正券であってもその金種に対応する保
管庫が満杯の時には、リジェクトボックス11に収納さ
れる。
【0055】紙幣の収納が完了すると、制御ユニット
は、搬送先に応じて鑑別結果データベースのアドレス情
報を移行し、各保管庫のスタックポインタを更新する
(ステップS44)。以上の処理を一時保管庫4に収納
されている全紙幣について繰り返し実行し(ステップS
46)、入金処理が完了する。
【0056】C.出金処理:図7は出金処理のフローチ
ャートである。紙幣取扱装置10内の制御ユニットが、
現金自動取引装置の制御ユニット202からの出金指示
に応じて実行する処理である。
【0057】処理が開始されると、制御ユニットは、出
金すべき金額を入力し、金種ごとに必要な紙幣の枚数設
定を行う(ステップS52)。次に、この設定に基づい
て、各保管庫から一枚ずつ紙幣を搬送する(ステップS
54)。これと併せて、制御ユニットは、鑑別結果デー
タベースから、搬送される紙幣に対応した鑑別結果を取
得する(ステップS56)。
【0058】制御ユニットは、搬送される各紙幣につい
て鑑別部3で全項目を対象とした鑑別処理を行い(ステ
ップS58)、データベースから予め取得されていた鑑
別結果との照合を行う(ステップS60)。制御ユニッ
トは、両者に不適合がある紙幣については、リジェクト
券であると判断し、一時保管庫へ搬送する(ステップS
66)。一時保管庫の紙幣は、後でまとめてリジェクト
ボックス11に収納される。両者の鑑別結果が適合して
いる場合には正券であると判断し入出金部1に搬送する
(ステップS64)。これらの搬送と併せて制御ユニッ
トは、鑑別結果を管理するため、各保管庫のスタックポ
インタを更新する(ステップS68)。以上の処理を必
要な紙幣が揃うまで、繰り返し実行し(ステップS7
0)、シャッタ6を開けて顧客に紙幣抜き取りを連絡す
ることで出金処理が完了する。なお、紙幣抜き取り忘れ
がある場合は、顧客に抜き取り忘れがあることを教える
処理を行っても良い。
【0059】D.効果:以上で説明した本実施例の紙幣
取扱装置によれば、紙幣の鑑別結果を鑑別結果データベ
ースで管理することにより、次の種々の利点が得られ
る。例えば、図6で示したように、鑑別部3を複数回通
過する場合には、鑑別が済んでいる項目についての鑑別
を省略することができ、処理の迅速化を図ることができ
る。また、第2次鑑別において鑑別項目の一部を省略す
ることにより、リジェクト券と判断される可能性を抑制
することができ、無用にリジェクト券が増えることを回
避できる。
【0060】本実施例では、図7に示した通り、出金時
の鑑別結果と、従前に記憶されている鑑別結果との比較
によって、鑑別結果を確定する。従って、重要な項目に
ついて、鑑別の精度を向上させることができる。本実施
例では、出金時の鑑別結果と記憶されていた鑑別結果が
不適合の紙幣は全てリジェクト券と判断したが、かかる
紙幣については再度鑑別を行うものとしてもよい。
【0061】本実施例では、鑑別結果と併せて顧客情報
を記憶している。このように紙幣を入れた顧客を特定可
能な情報を併せて記憶することにより、入出金処理など
に支障が生じた場合に、その対処を容易にすることがで
きる。
【0062】E.変形例:図6の例では、第1次鑑別に
おける鑑別結果が不明である項目についてのみ第2次鑑
別を行うものとしているが、かかる態様に限られるもの
ではない。簡略化された第2次鑑定は、全項目について
「不明」という出力が許容されていない場合でも、適用
可能である。例えば、鑑別結果との対応関係を確認する
目的で、比較的鑑別が容易な項目についてのみ鑑別を行
うものとすることができる。
【0063】本実施例では、出金時には全ての項目につ
いて鑑別を行うものとしたが、入金処理時の第2次鑑別
の考え方を適用し、一部の項目についてのみ鑑別を行う
ものとしてもよい。例えば、重要性の高い所定の項目に
ついてのみ鑑別を行うことができる。こうすれば、鑑別
処理の短縮化を図ることができる。
【0064】本実施例では、入金時の第2次鑑別では、
一部の項目に関する鑑別を省略する場合を例示したが、
出金時の鑑別処理の考え方を適用してもよい。つまり、
第2次鑑別でも全項目についての鑑別を行い、鑑別結果
データベースとの照合に基づいて鑑別結果を確定するも
のとしてもよい。こうすれば、鑑別精度を向上すること
ができる。
【0065】実施例で説明した入金処理は、顧客が行う
場合のみならず、金融機関によって行われる紙幣の充填
時にも適用可能である。
【0066】本実施例では、金種ごとの保管庫に保管さ
れた紙幣についても鑑別結果を保持するものとしたが、
一部の保管庫、例えば、一時保管庫にある紙幣について
のみ鑑別結果を保持するものとしてもよい。こうすれ
ば、入金処理時には、本実施例と同様の第2次鑑別を実
現することができるとともに、金種ごとの保管庫に搬送
された後は、鑑別結果を消去可能であるため、データの
管理が容易となる利点がある。
【0067】以上、本発明の種々の実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。例えば、以上の制御処理はソフト
ウェアで実現する他、ハードウェア的に実現するものと
してもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、紙幣の1枚ごとに鑑別
結果が記憶されるため、この鑑別結果を利用すること
で、その利用態様に応じ、以後の処理の簡略化、迅速化
および鑑別精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例としての現金自動取引装置の概略構成を
示す説明図である。
【図2】紙幣取扱装置10の概略構成を示す側断面図で
ある。
【図3】紙幣取扱装置10の制御ブロックを示す説明図
である。
【図4】鑑別結果データベースの内容を示す説明図であ
る。
【図5】紙幣取扱装置10における入金処理のフローチ
ャートである。
【図6】金種に応じた各保管庫への搬送処理のフローチ
ャートである。
【図7】出金処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1…入出金部 2…搬送部 3…鑑別部 4…一時保管庫 5,7,8,9…ゲート 6…シャッタ 10…紙幣取扱装置 11…リジェクトボックス 12…万円庫 12A…押板 13…五千円庫 14…千円庫 15…通過センサ 102…ATM通信部 103…搬送制御部 104…搬送位置計数部 105…センサ制御部 106…ゲート制御部 107…入出金部制御部 108…一時保管庫制御部 109…押板制御部 110…保管庫制御部 111…主制御部 113…鑑別制御部 115…鑑別結果記憶部 202…制御ユニット 203…操作部 205…カード取扱機構 206…明細票発行機構 207…紙幣入出金口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA01 BA08 FB06 FG04 FG07 FG11 3E041 AA02 BB01 DA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣の入出金を行う紙幣取扱装置であっ
    て、 入出金される各紙幣について鑑別を行う鑑別部と、 前記鑑別部に前記紙幣を通過させ、所定の保管庫に該紙
    幣を保管させる搬送部と、 該保管庫に保持される各紙幣と前記鑑別部による鑑別結
    果を対応づけて記憶する記憶部とを備える紙幣取扱装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紙幣取扱装置であって、 前記記憶部における対応付けは、前記保管庫における各
    紙幣の配置順序に基づいて行われる紙幣取扱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の紙幣取扱装置であって、 更に、前記紙幣の入出金者を特定可能な主体特定情報を
    取得する主体特定情報取得部を備え、 前記記憶部は、更に、前記主体特定情報を記憶する紙幣
    取扱装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の紙幣取扱装置であって、 前記主体特定情報は、前記入出金者の金融機関口座番号
    を含む紙幣取扱装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の紙幣取扱装置であって、 更に、前記保管部から前記紙幣を搬出し、前記鑑別部を
    通過させる第2の搬送部と、 前記記憶部に記憶された前記鑑別結果に基づいて、前記
    第2の搬送部による搬送中における前記鑑別部による鑑
    別を制御する鑑別制御部とを備える紙幣取扱装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の紙幣取扱装置であって、 前記鑑別部は、前記紙幣について複数項目の鑑別を行
    い、 前記鑑別制御部は、該複数項目の一部の対象項目につい
    て鑑別を行わせる紙幣取扱装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の紙幣取扱装置であって、 前記鑑別部の鑑別結果は、前記複数項目の少なくとも一
    部について不確定である旨の出力が許容されており、 前記対象項目は、少なくとも前記不確定となっている項
    目を含む紙幣取扱装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の紙幣取扱装置であって、 更に、前記保管部から前記紙幣を搬出し、前記鑑別部を
    通過させる第2の搬送部と、 前記記憶部に記憶された前記鑑別結果と、前記第2の搬
    送部による搬送中における鑑別結果との対比に基づいて
    鑑別結果を確定する結果確定部とを備える紙幣取扱装
    置。
  9. 【請求項9】 顧客が紙幣を入金または出金するため
    の入出金口部と、 紙幣を搬送するための搬送路と、 紙幣の金種、搬送状態等を鑑別するための鑑別部と、 入金などの紙幣を一時収納する一時保管庫と、 出金用紙幣を収納するための複数の収納庫と、 入金や出金のために前記一時保管庫または前記収納庫か
    ら繰り出した紙幣がスキュ−などで異常な場合に収納す
    るリジェクト庫とを有する紙幣取扱装置において、 各収納庫へ搬送された紙幣1枚毎の鑑別情報を記憶して
    おき、再度記憶されている紙幣が分離され鑑別部を通る
    際に、前回記憶した鑑別情報により他の鑑別方法に変更
    することのできる手段を設けたことを特徴とする紙幣取
    扱装置。
  10. 【請求項10】 紙幣の入出金を行う紙幣取扱装置の制
    御方法であって、 入出金される各紙幣について鑑別を行わせる工程と、 前記鑑別部に前記紙幣を通過させ、所定の保管庫に該紙
    幣を保管させる工程と、 該保管庫に保持される各紙幣と前記鑑別部による鑑別結
    果を対応づけたデータベースを生成させる工程とを備え
    る制御方法。
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