JP3120397B2 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JP3120397B2
JP3120397B2 JP7398696A JP7398696A JP3120397B2 JP 3120397 B2 JP3120397 B2 JP 3120397B2 JP 7398696 A JP7398696 A JP 7398696A JP 7398696 A JP7398696 A JP 7398696A JP 3120397 B2 JP3120397 B2 JP 3120397B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の金融機関
に設置されている自動取引装置に関するもので、特に金
種別に紙幣を収納する収納庫に一時的に他の金種の紙幣
を混在させて収納するタイプの自動取引装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の自動取引装置の外観を示す
斜視図である。図において101は自動取引装置の筐体
で、その前面側上部には顧客等が操作するための操作部
が設定されており、以下の102〜108の構成要素を
備えている。
【0003】すなわち、102はカードの挿入,排出を
行うカード挿入排出口、103は通帳の挿入,排出を行
う通帳挿入排出口、104はこの装置が取り扱うことが
できる入出金取引や振込取引等の取引種目を表示する取
り扱い表示部である。105は操作手順や取引金額等を
ディスプレイに表示して顧客に操作を促すガイダンス
部、106はこのガイダンス部105の表示に従って取
引処理に伴う指示を入力するための複数の操作ボタンを
有する入力操作部である。
【0004】107は取引処理に伴って紙幣の投入,受
取りを行う紙幣投入受取口、108は同じく取引処理に
伴って硬貨の投入,受取りを行う硬貨投入受取口であ
る。図6はこの自動取引装置に組み込まれた紙幣入出金
機の概略構成図である。この図6において109は顧客
により投入された紙幣を受け入れると共に装置から顧客
に対して紙幣を支払うための接客部で、紙幣投入受取口
107に対応して設けられている。
【0005】110は高速で紙幣を搬送する搬送路、1
11は紙幣を一時的に集積する紙幣一時集積部、112
は紙幣の鑑別や計数を行う鑑別部、113〜115は金
種毎に複数枚の紙幣を収納している金種別収納庫であ
り、ここでは113と114を万円紙幣用の収納庫、1
15を千円紙幣用の収納庫としている。116は出金取
引時に鑑別部112で出金不可と判断されたリジェクト
紙幣を収納するリジェクト収納庫である。
【0006】117は低速で紙幣を搬送する搬送路であ
り、この搬送路117によって一時集積部111と接客
部109とが結ばれ、また接客部109と鑑別部11
2、鑑別部112と各収納庫113〜116、及び一時
集積部111とが搬送路110によって結ばれている。
このような自動取引装置における入金取引は、通常以下
のように行われる。
【0007】まず、顧客がカードや通帳をカード挿入排
出口102あるいは通帳挿入排出口103に挿入する
と、そのカードや通帳の磁気データが読み取られ、その
データから取引可能であると判断されると、紙幣投入受
取口107が開かれる。ここで、顧客により入金紙幣が
接客部109に一括投入されると、この投入された入金
紙幣は図示しない紙幣分離繰り出し機構により1枚づつ
分離し、順次、搬送路110へと繰り出される。
【0008】そして、この搬送路110により紙幣が搬
送され、順次鑑別部112へ送り込まれる。鑑別部11
2では送り込まれてきた紙幣の種々の鑑別を行い、ここ
で真券の万円券であると鑑別された紙幣は、搬送路11
0により金種別収納庫113あるいは114へと、ま
た、真券の千円券であると鑑別された場合は金種別収納
庫115へと搬送され、図示しない集積手段により金種
別収納庫113〜115上に設けられている一時保留部
に集積される。
【0009】また、鑑別部112で偽券と鑑別された紙
幣は搬送路110により一時集積部111に搬送されて
集積され、前記の投入されたすべて紙幣の鑑別処理後、
搬送路117により接客部109に送られて顧客へ返却
される。そして、入金可能な紙幣の金額がガイダンス部
105により顧客に表示され、これをみた顧客が入力操
作部106の操作ボタンを押下して取引を承認すると金
種別収納庫113〜115上一時保留部に集積されてい
る紙幣が金種別収納庫113〜115内に収納される。
【0010】一方、出金取引は以下のように行われる。
まず、顧客がカードをカード挿入排出口102に挿入す
ると、そのカードの磁気データが読み取られ、そして顧
客が入力操作部106により暗証番号を入力すると、そ
の暗証番号の照合が行われて、その結果、取引可能であ
ると判断されると、顧客は入力操作部106により出金
金額を入力する。
【0011】この金額を万円券で出金する場合は、図示
しない繰り出し手段により金種別収納庫113あるいは
114から万円券の紙幣が1枚づつ順次繰り出され、ま
た千円券で出金する場合には、図示しない繰り出し手段
により金種別収納庫115から千円券の紙幣が1枚づつ
順次繰り出され、搬送路110へ送り込まれて鑑別部1
12へ搬送される。
【0012】そして、この鑑別部112で出金可能な紙
幣であると鑑別された紙幣は搬送路110により一時集
積部111に搬送されて集積され、そして顧客が入力し
た金額分の紙幣が揃うと、これを一括して紙幣一時集積
部111から搬送路117により接客部109へと搬送
し、紙幣投入受取10を開いて接客部109から顧
客へと紙幣を支払う。
【0013】尚、鑑別部112において斜行等により出
金不可と鑑別された紙幣は搬送路110によりリジェク
ト収納庫116へ搬送されて収納される。以上のように
入出金取引の紙幣処理が行われるが、この種の自動取引
装置においては1取引において取り扱う紙幣の金額及び
枚数には一定の限度が定められており、1取引において
取り扱う紙幣の金額及び枚数は、通常、金額で100
万、枚数は100枚に設定されていたが、最近では、例
えば、金額で200万、枚数で200枚に拡大する動き
がでている。
【0014】一方、自動取引装置における金種別収納庫
の上部に設けられる一時保留部は、いままでの1取引に
おける紙幣の取り扱い限度枚数分の紙幣を保留できるよ
うに設定されているものが多く、従って1取引において
取り扱う紙幣の金額及び枚数の拡大に対応するために、
入金取引においてある金種の紙幣の枚数が一時保留部の
紙幣保留容量以上の枚数のとき、その紙幣を他の金種別
収納庫の一時保留部に集積して、取引成立後、そのまま
他の金種別収納庫内に収納するようにした技術が提案さ
れている。
【0015】そして、この技術では、入金取引時に例え
ば千円券の紙幣を収納する金種別収納庫115に万円券
を収納した場合、出金取引で千円券を繰り出しに伴って
万円券の紙幣がこの金種別収納庫115から繰り出され
た場合、この万円券を鑑別部112でリジェクト紙幣と
して鑑別し、リジェクト収納庫116に搬送して収納す
るようにしている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、入金取引時に金種別収納庫に収納し
た他の金種の紙幣が出金取引時に繰り出された場合、こ
の異なる金種の紙幣はすべてリジェクト処理されるた
め、他金種の紙幣の繰り出しからリジェクト収納庫への
収納までの時間が出金取引に含まれてしまい、そのため
出金取引の処理時間が長くなるという問題がある。
【0017】また、このように入金取引時に金種別収納
庫に収納される他の金種の紙幣は、出金可能な紙幣であ
るにもかかわらず、出金取引時にすべてリジェクト処理
されるため、装置の資金効率が悪くなるという問題点も
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、出金用の紙幣
を金種別に収納する複数の金種別収納庫と、各金種別収
納庫の上部にそれぞれ設けられ、当該装置の1取引にお
ける紙幣の取り扱い限度枚数以下に設定された保留可能
枚数の紙幣を集積保留可能とした一時保留部とを備え、
入金取引時に接客部に投入され、鑑別部で入金可能と鑑
別された紙幣を金種別に各金種別収納庫の一時保留部に
集積させ、一の金種用の一時保留部に集積された一の金
種の金種の紙幣の枚数が保留可能枚数に達した後、その
金種の紙幣が前記鑑別部で鑑別された場合、その金種の
紙幣を他の金種用の金種別収納庫の一時保留部に集積さ
せ、取引が成立した後、各一時保留部の紙幣を対応する
金種別収納庫に収納させる自動取引装置において、各金
種の紙幣を一括して収納可能とした補充回収用収納庫を
備えると共に、各金種別収納庫に対応するように第1の
記憶部と、第2の記憶部を設け、この第1の記憶部に、
対応する金種別収納庫に他の金種の紙幣が収納される前
に収納した紙幣の収納枚数を記憶させると共に、第2の
記憶部には、対応する金種別収納庫に収納された紙幣の
累計枚数を記憶させ、入金取引時にある金種別収納庫に
他の金種の紙幣を混在して収納した場合、顧客との取引
が行われていないときに、前記紙幣を混在した金種別収
納庫に対応する第2の記憶部に記憶させた値から第1の
記憶部記憶させた値を減算し、その減算結果の値の枚
数の紙幣を前記紙幣を混在した金種別収納庫から繰り出
して前記補充回収用収納庫に回収することを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明によ
る自動取引装置の実施の形態について説明する。図1は
本発明の実施の形態を示す制御系のブロック図、図2は
実施の形態における紙幣入出金機の内部構成を示す概略
図である。
【0020】まず、図2の構成について説明すると、図
において1は紙幣入出金機の筐体、2はこの筐体1の前
面側上部に設けられた接客部であり、この接客部2は入
金取引時の紙幣Pの投入や、紙幣Pの返却、及び出金取
引時の紙幣Pの支払いを行うための紙幣授受機能や、投
入された紙幣Pを1枚づつ分離して繰り出す分離繰り出
し機能を有している。
【0021】3は接客部1上に設けられたシャッター、
4は入出金取引時や紙幣Pの補充,回収時に紙幣Pの真
偽,金種,正損,表裏等の鑑別と2重送りや連鎖あるい
は斜行等の異常搬送の有無の検知及び前記鑑別により金
種が確認された紙幣Pの計数を行う鑑別部である。5は
前記接客部1と鑑別部4とを結ぶ後述する搬送路の途中
の設けられた表裏取り揃え機構で、この表裏取り揃え機
構5は出金取引時において前記鑑別部4で裏面と鑑別さ
れた紙幣Pを表裏反転するものである。
【0022】6〜8は出金取引に用いる紙幣Pを金種別
に収納する金種別収納庫で、ここでは例えば金種別収納
庫6と7を万円券用とし、金種別収納庫8を千円券用と
して利用するものとしており、これらの金種別収納庫6
〜8は筐体1内の底部側に並べて配置されている。9〜
11は前記各収納庫6〜8内に配置されたステージで、
図示しない機構により上下動するようになっている。
【0023】12〜14はそれぞれ前記各収納庫6〜8
の上部に設けられた一時保留部、15〜17は前記各収
納庫6〜8と一時保留部12〜14を仕切る一時保留板
で、この一時保留板1517は各々独立して図示しな
い機構により水平方向に移動できるようになっており、
そして、本実施の形態では、この一時保留部12〜14
を紙幣Pの保留可能量、つまり一時保留板15〜17上
にそれぞれ集積できる紙幣Pの集積可能枚数を、当該紙
幣入出金装置の1取引における紙幣Pの取り扱い限度枚
数以下の枚数に設定している。
【0024】18〜20は前記各収納庫6〜8の上方に
配置されたローラー機構で、各々のローラー機構18〜
20は一時保留板15〜17上にそれぞれ紙幣Pを一時
集積させる集積手段と、一時保留板15〜17またはス
テージ9〜11上から紙幣Pを1枚づつ分離して繰り出
す繰り出手段を兼ねるもので、繰り出しローラーと給
紙ローラーと分離ローラー等により構成されており、そ
してこのローラー機構18〜20により一時保留板15
〜17上にそれぞれ集積される紙幣P及び各収納庫6〜
8から繰り出される紙幣Pを検知するセンサが各ローラ
ー機構18〜20の近傍に配置されており、これに基づ
いて図示しない計数手段が紙幣枚数を計数するものとな
っている。
【0025】21は前記金種別収納庫6〜8に対する紙
幣Pの補充,回収に用いられる補充回収用収納庫で、千
円券と万円券の紙幣Pを一括して収納する収納部21a
を有し、この収納部21aの上部に紙幣Pの繰り出し
口、下部には回収口を備え、更に収納部21aの下部に
は紙幣補充時のリジェクト紙幣Pを回収するリジェクト
紙幣回収部21bを有している。
【0026】22はリジェクト収納庫で、出金取引時の
リジェクト紙幣を収納するリジェクト収納部22aと、
このリジェクト収納部22a上に位置する顧客の取り忘
れ紙幣収納用の取り忘れ紙幣収納部22bを有してい
る。この補充回収用収納庫21とリジェクト収納庫22
は、筐体1内の背面側に上下に着脱自在に配置され、そ
の着脱は図示しない後部扉を開くことによって行われ
る。
【0027】また、この補充回収用収納庫21とリジェ
クト収納庫22を抜き取ることにより前記金種別収納庫
6〜8も抜き取れるようになっている。23は紙幣Pを
挟持して高速で搬送するベルト及びローラから成る搬送
路で、この搬送路23によって接客部2,鑑別部4,表
裏取り揃え機構5,ローラー機構部18〜20,補充回
収用収納庫21,及びリジェクト収納庫22がそれぞれ
結ばれている。
【0028】このような構成による紙幣入出金機は自動
取引装置の図示しない筐体内に組み込まれる。尚、この
自動取引装置は、その筐体正面に、カード挿入排出口、
通帳挿入排出口、データ表示及び操作誘導用の表示部、
入力操作部、紙幣投入受取口等を備えており、これらは
従来のものと同様に機能するものとなっている。
【0029】次に図1について説明すると、29は図示
しないピックアップローラとフィードローラとリバース
ローラ等により構成された分離給送手段、30は図示し
ないローラ及びベルト等により構成された集積手段で、
前記分離給送手段29は補充回収用収納庫21内上部の
繰り出し口に設けられており、また、集積手段30は補
充回収用収納庫21内下部の回収口に設けられている。
【0030】31は紙幣入出金機の動作を制御する入出
金機制御部(制御手段)である。32は入出金機制御部
31の制御プログラム等を格納したROMである。34
は取引データ等を一時的に記憶するためのRAMで、本
実施例ではこのRAM34の一部のエリアに各金種別収
納庫6〜8にそれぞれ対応する第1の記憶部34aと第
2の記憶部34が設定されている。
【0031】ここで、各第1の記憶部34aは、対応す
る金種別収納庫6〜8における他の金種の紙幣Pが収納
される前に収納した紙幣Pの収納枚数を記憶させるもの
あって、金種別収納庫6〜8に複数の金種の紙幣が混
在して収納されていない状態では「0」が記憶され、後
述するように複数の金種の紙幣Pが混在して収納された
とき、その時点で前記のように他の金種の紙幣Pが収納
される前に収納した紙幣Pの収納枚数を記憶するものと
なっている。
【0032】また、第2の記憶部34は、対応する
金種別収納庫6〜8に収納された紙幣Pの合計枚数を記
憶させるものである。 、前記RAM34は、電源OF
Fによって第1の記憶部34aや第2の記憶部34bの
記憶内容が消されないようにバッテリーでバックアップ
されたものを用いるとよい。
【0033】35は自動取引装置全体の動作を制御する
主制御部(上位制御手段)で、入出金制御部31から
送られてくる紙幣入出金機の状態等の情報を解読して、
入出金制御部31に紙幣Pの入出金や、装填、途中補
充、回収の指示を行うものとなっている。36は係員用
タッチパネルで、係員が自動取引装置に対して各種の指
示等を入力するタッチキーや表示部を備えており、その
キー入力情報は主制御部35に対して通知されるものと
なっている。
【0034】37は自動取引装置の制御プログラム等を
格納したROM、38は顧客による入力情報や図示しな
いセンタからの情報等を格納するRAMである。次に、
上述した構成による実施の形態の作用について説明す
る。まず、入金取引時における紙幣入出金機での紙幣P
の処理について説明する。シャター3が開かれて顧客
により入金用の紙幣Pが接客部2に一括投入されると、
この投入された紙幣Pは図示しない紙幣分離繰り出し機
構により1枚づつ分離され、順次、搬送路23へと繰り
出される。
【0035】そして、この搬送路23によって紙幣Pが
搬送され、順次鑑別部4へ送り込まれる。鑑別部4では
送り込まれてきた紙幣Pの種々の鑑別を行い、ここで真
券の万円券であると鑑別された紙幣Pは、搬送路23に
より金種別収納庫6あるいは7へと、また、真券の千円
券であると鑑別された紙幣Pは、金種別収納庫8へと搬
送され、各々のローラー機構18〜20により金種別収
納庫6〜8上に設けられている一時保留部12〜14の
一時保留板15〜17上にそれぞれ集積される。
【0036】この一時保留板15〜17上にそれぞれ集
積される紙幣Pは図示ないセンサにより検知され図示
しない計数手段により計数される。また、鑑別部4で偽
券と鑑別された紙幣Pは搬送路23により接客部2に搬
送され集積され、そして前記の投入されたすべて紙幣P
の鑑別処理後、シャッター3が開かれて接客部2の紙幣
Pが顧客へ返却される。
【0037】そして、入金可能な紙幣Pの金額が図示し
ない表示部により顧客に表示され、これをみた顧客が取
引を承認すると、一時保留板15〜17を水平方向に移
動させて金種別収納庫6〜8上から外部に退避させ、こ
れにより一時保留板15〜17上の紙幣Pがそれぞれ金
種別収納庫6〜8のステージ9〜11上に落下して収納
される。
【0038】尚、このように金種別収納庫6〜8に収納
された紙幣Pの枚数は前記計数手段の計数結果を基に第
2の記憶部34bに記憶された値に加算され、第2の記
憶部34bの値が更新される。以上が通常の紙幣入金処
理であるが、次にこの装置の1取引における紙幣Pの取
り扱い限度枚数が、例えば200枚に設定され、金種別
収納庫6〜8の上部に設けられた一時保留部12〜14
の保留可能枚数が、例えば100枚に設定されていて、
顧客により一時保留部12〜14の保留可能枚数以上の
紙幣Pが投入された場合について説明する。
【0039】いま、入金取引において、顧客により20
0枚の千円券の紙幣Pが接客部2に投入されたものとす
ると、この紙幣Pは鑑別部4に送られて金種等の鑑別が
行われた後、千円券用の金種別収納庫8上に設けられて
いる一時保留部14の一時保留板17上に集積されて保
留され、この一時保留板17上の保留紙幣の枚数が10
0枚に達すると、その後鑑別部4から送られてくる紙幣
Pは、金種別収納庫6と7の内の一方、例えば金種別収
納庫7の一時保留部13の一時保留板16上に順次集積
されて保留される。
【0040】そして、顧客により投入されたすべての紙
幣Pの保留が終了し、更に顧客が取引を承認すると、一
時保留板16,17を金種別収納庫7,8上から外部に
退避させ、これにより一時保留板16,17上の紙幣P
がそれぞれ金種別収納庫7,8のステージ10,11上
に落下して収納される。図3は金種別収納庫に2金種の
紙幣Pを混在して収納した状態を示す説明図で、ここで
は一例として万円券用の金種別収納庫7に千円券の紙幣
Pを混在して収納したものとし、底から万円券の紙幣P
が1200枚存在しているとき、その上に800枚の千
円券の紙幣Pが収納された状態を示している。
【0041】この場合、金種別収納庫7に対応する第1
の記憶部34aと第2の記憶部34のうち、第1の記
憶部34aには千円券の紙幣Pを混在して収納する前の
万円券の紙幣Pの収納枚数が記憶され、第2の記憶部3
4bには金種別収納庫7に収納されたすべての金種の紙
幣Pの累計枚数が記憶される。すなわち、図3において
は金種別収納庫7の底から万円券の紙幣Pが1200枚
存在し、その上に800枚の千円券の紙幣Pが収納され
ているので、第1の記憶部34aに「1200」の値が
記憶され、また、第2の記憶部34bには「800」の
値が記憶される。
【0042】ここで、万円券の紙幣1200枚の上に8
00枚の千円券の紙幣Pが収納されているということ
は、本自動取引装置において、一時保留部12〜14の
保留可能枚数が100枚に設定されていれば、少なくと
も200枚の千円券の紙幣Pが投入された取引が8回続
いた場合を示している。従って第1の記憶部34aに
は、最初に千円券の紙幣Pを収納する取引において「1
200」の値が記憶され、以後この値は千円券の紙幣P
の混在が解消されるまで保持される。
【0043】また、第2の記憶部34bには、例えば8
00枚の千円券の紙幣Pが1回100毎づつ8回の取引
で収納されたものとすれば、各取引毎に「1300」、
「1400」・・・「1900」、「2000」という
ように順次値が更新されて行く。そして、入出金機制御
部31は、第1の記憶部34aに「0」ではない値を書
き込むと、それ以降主制御部35に対して一定の時間間
隔で紙幣Pの回収を要求する。
【0044】主制御部35は入出金機制御部31から紙
幣Pの回収の要求を受けると、顧客による取引が途切れ
た時点で、入出金機制御部31に対して紙幣Pの回収を
指示する。これに基づいて入出金機制御部31は、第2
の記憶部34bに記憶されている値「2,000」から
第2の記憶部34aに記憶されている値「1200」を
減算し、その減算による値の枚数の紙幣Pを金種別収納
庫7から繰り出して補充回収用収納庫21へ回収する。
【0045】その回収動作を以下に説明する。入出金機
制御部31は主制御部35より回収の指示を受けると、
ステージ10を上昇させ、ローラー機構19により金種
別収納庫7から紙幣Pを1枚づつ繰り出させる。繰り出
された紙幣Pは搬送路23により鑑別部4に搬送され、
この鑑別部4で金種等の鑑別と、2重送りや斜行等の搬
送異常の検知が行われる。
【0046】その結果、金種不明の紙幣Pや搬送異常が
検知された紙幣Pはリジェクトすべき紙幣Pとして搬送
路23によりリジェクトカセット22に搬送され、この
リジェクトカセット22のリジェクト紙幣回収部22a
内に回収される。一方、搬送異常が検知されず、金種が
判明した紙幣Pは搬送路23により補充回収用収納庫2
1に搬送され、その収納部21の回収口に送り込まれて
集積手段30により収納部21内に集積される。
【0047】図4はこのようにして図3における800
枚の千円券の紙幣Pを補充回収用収納庫21に回収する
ことにより金種の混在を解消した状態の金種別収納庫7
の説明図で、金種別収納庫7には1200枚の万円券の
紙幣Pが収納されている状態を示している。前記のよう
に金種別収納庫7から800枚の千円券の紙幣Pを補充
回収用収納庫21に回収されると、入出金機制御部31
はその時点で金種別収納庫7に収納されている万円券の
紙幣Pの残枚数「1200」を第2の記憶部34bに記
憶させ、また、第1の記憶部34aには、金種の混在収
納状態が解消されたものとして「0」の値を記憶させる
と共に、主制御部35へ紙幣Pの回収の終了を通知す
る。
【0048】尚、もう1つの万円券の紙幣収納用の金種
別収納庫6に千円券の紙幣Pが混在して収納された場
合、あるいは千円券の紙幣収納用の金種別収納庫8に万
円券の紙幣Pが混在して収納された場合も、入出金機制
御部31の制御により前記と同様の処理が行われる。ま
た、補充回収用収納庫21の収納部21内に回収された
紙幣Pは、収納部21にある紙幣Pと重ねられて同一ス
テージ上に移され、金種別収納庫6〜8への補充に用い
られる。
【0049】次に、補充回収用収納庫21から金種別収
納庫6〜8に紙幣Pを補充する動作を説明する。装置の
運用において出金取引が多く行われると、金種別収納庫
6〜8内の紙幣Pが少なくなるが、この紙幣Pの減少は
図示しないセンサ等により検知され、補充が必要な量に
まで減少すると、入出金機制御部31は、主制御部35
に対して一定の時間間隔で紙幣Pの補充を要求する。
【0050】主制御部35は入出金機制御部31から紙
幣Pの補充の要求を受けると、顧客による取引が途切れ
た時点で、入出金機制御部31に対して紙幣Pの補充を
指示する。入出金機制御部31は、主制御部35から紙
幣Pの補充の指示を受けると、これに基づいて次の補充
動作を制御する。
【0051】すなわち、分離給送手段29により補充回
収用収納庫21の収納部21aの上部に設けられた繰り
出し口から紙幣Pが1枚づつ繰り出され、繰り出された
紙幣Pは搬送路23により鑑別部4へ順次搬送される。
鑑別部4では、搬送されてきた紙幣Pの真偽及び金種等
の鑑別と2重送りや斜行等の搬送異常の検知が行われ、
その結果、偽券と鑑別された紙幣P、及び搬送異常が検
知された紙幣Pは搬送路23により補充回収用収納庫2
1に搬送されてリジェクト回収部21bに送り込まれ
る。
【0052】一方搬送異常が検知されず真券と鑑別さ
れて金種が認識された紙幣Pは、その金種に応じて搬送
路23により、一時保留部12〜14に送られ、ローラ
ー機構18〜20により一時保留板15〜17上に集積
される。そして、一時保留部12〜14の保留可能枚数
分の紙幣Pが一時保留板15〜17上に集積されると、
一時保留板15〜17を金種別収納庫6〜8上から外部
に退避させ、これにより一時保留板15〜17上の紙幣
Pがそれぞれ金種別収納庫6〜8のステージ9〜11上
に落下して収納される。
【0053】このような動作を、金種別カセットが満杯
の状態になる以前のある時点を図示しないセンサ等が検
知するまで複数回繰り返すことにより、各金種別収納庫
6〜8に該当する金種の紙幣Pが補充される。尚、万円
券の補充が終了する前に千円券の補充が終了した場合、
それ以後鑑別部4を経た千円券の紙幣Pは補充回収用収
納庫21に搬送されて、その収納部21の回収口から回
収される。
【0054】同様に、千円券の補充が終了前に万円券の
補充が終了した場合、それ以後鑑別部4を経た万円券の
紙幣Pは補充回収用収納庫21に搬送されて、その収納
部21の回収口から回収される。補充動作が終了する
と、入出金機制御部31はその時点での各金種別収納庫
6〜8内の紙幣Pの収納をそれぞれ対応する第2の記憶
部34bに記憶させると共に主制御部35へ紙幣Pの補
充の終了を通知する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各金種の
紙幣を一括して収納可能とした補充回収用収納庫を備え
ると共に、各金種別収納庫に対応するように第1の記憶
部と、第2の記憶部を設け、この第1の記憶部に、対応
する金種別収納庫に他の金種の紙幣が収納される前に収
納した紙幣の収納枚数を記憶させると共に、第2の記憶
部には、対応する金種別収納庫に収納された紙幣の累計
枚数を記憶させ、入金取引時にある金種別収納庫に他の
金種の紙幣を混在して収納した場合、顧客との取引が行
われていないときに、前記紙幣を混在した金種別収納庫
に対応する第2の記憶部に記憶させた値から第1の記憶
部記憶させた値を減算し、その減算結果の値の枚数の紙
幣を前記紙幣を混在した金種別収納庫から繰り出して前
記補充回収用収納庫に回収するようにしているため、金
種別収納庫における金種の混在状態を速やかに解消する
ことが可能となり、出金取引時に顧客により指定された
金種の紙幣のみを繰り出して出金処理を行うことができ
るので、出金取引時間の短縮を図れるという効果が得ら
れる。
【0056】また、金種別収納庫内の金種の混在状態を
解消するために、この金種別収納庫から繰り出した紙幣
を補充回収用収納庫に回収して、その後、金種別収納庫
内の紙幣が減少したときの補充用に利用するようにして
いるため、紙幣の有効利用が可能となり、資金効率の向
上を図れるという効果も得られる。更に、本発明では、
一時保留部の保留可能枚数を、装置の1取引における紙
幣の取り扱い限度枚数以下に設定しても、入出金取引を
行えるので、装置の1取引における紙幣の取り扱い限度
枚数が拡大されても、装置の機構を変更することなく対
応できるという効果も得られ、しかも取り扱い限度枚数
の拡大により一時保留部が大きくなることもないので、
結果的装置に大型化を防止できるという効果も得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動取引装置の実施の形態を示す
制御系のブロック図である。
【図2】実施の形態における紙幣入出金機内部の概略構
成を示す側面図である。
【図3】金種別収納庫に2金種の紙幣を混在して収納し
た状態を示す説明図である。
【図4】金種別収納庫の金種の混在解状態を示す説明図
である。
【図5】従来の自動取引装置の外観を示す斜視図であ
る。
【図6】従来装置における紙幣入出金機の概略構成を示
す側面図である。
【符号の説明】
2 接客部 4 鑑別部 6〜8 金種別収納庫 12〜14 一時保留部 15〜17 一時保留板 18〜20 ローラー機構 21 補充回収用収納庫 23 搬送路 29 分離給送手段 30 集積手段 31 入出金機制御部 34 RAM 34a 第1の記憶部 34b 第2の記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀内 東 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−123290(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 9/00 G06F 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出金用の紙幣を金種別に収納する複数の
    金種別収納庫と、 各金種別収納庫の上部にそれぞれ設けられ、当該装置の
    1取引における紙幣の取り扱い限度枚数以下に設定され
    た保留可能枚数の紙幣を集積保留可能とした一時保留部
    とを備え、 入金取引時に接客部に投入され、鑑別部で入金可能と鑑
    別された紙幣を金種別に各金種別収納庫の一時保留部に
    集積させ、一の金種の一時保留部に集積された一の金
    種の紙幣の枚数が保留可能枚数に達した後、その金種の
    紙幣が前記鑑別部で鑑別された場合、その金種の紙幣を
    他の金種用の金種別収納庫の一時保留部に集積させ、取
    引が成立した後、各一時保留部の紙幣を対応する金種別
    収納庫に収納させる自動取引装置において、 各金種の紙幣を一括して収納可能とした補充回収用収納
    庫を備え、 入金取引時にある金種別収納庫に他の金種の紙幣を混在
    して収納した場合、顧客との取引が行われていないとき
    に、この紙幣を混在した金種別収納庫から他の金種の紙
    幣を繰り出して前記補充回収用収納庫に回収することを
    特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 出金用の紙幣を金種別に収納する複数の
    金種別収納庫と、 各金種別収納庫の上部にそれぞれ設けられ、当該装置の
    1取引における紙幣の取り扱い限度枚数以下に設定され
    た保留可能枚数の紙幣を集積保留可能とした一時保留部
    とを備え、 入金取引時に接客部に投入され、鑑別部で入金可能と鑑
    別された紙幣を金種別に各金種別収納庫の一時保留部に
    集積させ、一の金種の一時保留部に集積された一の金
    種の紙幣の枚数が保留可能枚数に達した後、その金種の
    紙幣が前記鑑別部で鑑別された場合、その金種の紙幣を
    他の金種用の金種別収納庫の一時保留部に集積させ、取
    引が成立した後、各一時保留部の紙幣を対応する金種別
    収納庫に収納させる自動取引装置において、 各金種の紙幣を一括して収納可能とした補充回収用収納
    庫を備えると共に、 各金種別収納庫に対応するように第1の記憶部と、第2
    の記憶部を設け、 この第1の記憶部に、対応する金種別収納庫に他の金種
    の紙幣が収納される前に収納した紙幣の収納枚数を記憶
    させると共に、第2の記憶部には、対応する金種別収納
    庫に収納された紙幣の累計枚数を記憶させ、 入金取引時にある金種別収納庫に他の金種の紙幣を混在
    して収納した場合、顧客との取引が行われていないとき
    に、前記紙幣を混在した金種別収納庫に対応する第2の
    記憶部に記憶させた値から第1の記憶部記憶させた値
    を減算し、その減算結果の値の枚数の紙幣を前記紙幣を
    混在した金種別収納庫から繰り出して前記補充回収用収
    納庫に回収することを特徴とする自動取引装置。
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