JP4935216B2 - 媒体取扱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙幣を繰出し可能に収納する紙幣入出金装置等の媒体取扱装置に関する。
従来、金融機関等に設置されている現金自動取引装置には紙幣の入出金処理を行う紙幣入出金装置が備えられている。現金自動取引装置にはそのほかに、キャッシュカードが挿入されるカード挿入口、通帳が挿入される通帳挿入口、ガイダンス等を表示するとともに顧客が操作を行う顧客操作表示部、硬貨の投入および排出が行われる硬貨入出金口および紙幣の投入および排出が行われる紙幣入出金口等が設けられている。紙幣入出金口は紙幣入出金装置と接続されており、紙幣入出金口にはシャッターが開閉可能に設けられている。
ここで入金動作を説明すると、顧客が顧客操作表示部に表示された操作ガイダンスに従って入金取引を選択すると、紙幣入出金口および硬貨入出金口のシャッターが開けられ、顧客が紙幣を投入すると(ここでは紙幣のみを投入する場合を想定する。)、シャッターが閉められ、投入された紙幣は1枚ずつ分離されて搬送路に繰り出される。搬送路の途中には鑑別部が設けられており、鑑別部で紙幣の真偽、金種、正損等が鑑別され、一時保留部へ搬送される。投入紙幣がすべて鑑別されて顧客が入金金額を確定すると、一時保留部に保留されている紙幣は金種別にスタッカに搬送されて収納される。
顧客により投入される流通紙幣は様々な状態となっている。たとえば、湿気を帯びたもの、カールや折れ癖のついたものが混在して投入される。湿気を帯びた紙幣が投入されると、紙幣の搬送中にジャムや重送等の搬送異常が発生する可能性が高くなる。このような湿気を帯びた投入紙幣に対しては、従来、紙幣入出金口に湿度センサを設け、投入された紙幣の湿度を測定し、その測定値により取り込み可か不可かを判定するようにした装置が、例えば、特開2006−053619号公報に開示されている。
特開2006−053619号公報
しかしながら上記従来の装置においては、カールや折れ癖のついた紙幣が投入され、装置内を搬送されて金種スタッカに集積されると、例えば図19に示すように、山形の状態で集積される。図19において、カールした紙幣P1は山形の状態で、すでに収納済みの紙幣P2上に集積されている。この状態でさらに紙幣が集積されると、図20に示すように、新たに集積された紙幣P3はカール紙幣P1の上に斜めに保持される。
図20において、新たに集積された紙幣P3が斜めに保持されると、その先端部がピッカーガイド11に接するまで集積空間12を狭めることになる。この状態でさらに新たに紙幣が集積されると、新たに集積される紙幣が斜めの紙幣P3に衝突し、互いの紙幣に折れ、破れあるいは傷が発生する。
またカールした紙幣P1が図21に示すように山形の反対向きに集積されると、カール紙幣P1の端部がピッカーガイド11に接するまで集積空間12を狭める状態となり、この状態でさらに新たに紙幣が集積されると、新たに集積される紙幣がカールした紙幣P1に衝突し、互いの紙幣に折れ、破れあるいは傷が発生する。
そこで本発明は、カールした紙幣や折れ癖のある紙幣が投入された場合でも、装置内で紙幣に折れや損傷を発生させずに、安定して紙幣の分離・繰出しおよび搬送を行うことができる媒体取扱装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために発明は、媒体を繰出し可能に収納する媒体収納部を複数有し、媒体収納部間で媒体を移送可能な媒体取扱装置において、前記複数の媒体収納部の中で媒体の繰出しを優先する繰出し優先収納部と媒体wの収納を優先する収納優先収納部とを指定しておき、装置外部から投入され、前記収納優先収納部に収納した媒体をプレスするプレス手段を設け、前記プレス手段によりプレスされている投入媒体の次に装置外部から媒体が投入されるまで前記プレス手段は前記投入媒体をプレスし、前記繰出し優先収納部に収納する媒体の残量が所定値以下になった場合、前記収納優先収納部に収納されて所定時間経過した媒体を前記繰出し優先収納部へ移送し、所定時間経過しない媒体は前記繰出し優先収納部へ移送しないことを特徴とするものである。
また、収納優先収納部に、媒体を取り込む取込部と媒体を繰出す繰出し部を別々に設け、繰出し優先収納部に収納してある媒体の残量が所定値以下になった場合、収納優先収納部に収納されて所定時間経過した媒体を繰出し部から繰出して、繰出し優先収納部へ移送するようにしてもよい。
本発明によれば、媒体の繰出しを優先する繰出し優先収納部と媒体の収納を優先する収納優先収納部とを指定しておき、装置外部から投入され、収納優先収納部に収納した媒体を、次に装置外部から媒体が投入されるまでプレス手段によりプレスするようにしたので、挿入された媒体がカールし、あるいは折れ癖があっても、そのカールや折れ癖を矯正することが可能となり、次の処理としての分離や搬送を良好に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。図1は第1の実施の形態の紙幣入出金装置を示す構成図、図2は第1の実施の形態の現金自動取引装置を示す外観図である。なお本実施の形態では媒体取扱装置として紙幣入出金装置を例に説明し、媒体として紙幣を例に説明する。まず図2により紙幣入出金装置が具備される現金自動取引装置を説明する。
図2において、現金自動取引装置21には、キャッシュカードが挿入されるカード挿入口22、通帳が挿入される通帳挿入口23、ガイダンス等を表示するとともに顧客が操作を行う顧客操作表示部24、硬貨の投入および排出が行われる硬貨入出金口25、紙幣の投入および排出が行われる紙幣入出金口26等が設けられている。装置21の内部には紙幣入出金装置27が設けられており、紙幣入出金口26は紙幣入出金装置27と接続され、紙幣入出金口26には図示しないシャッターが開閉可能に設けられている。
図1において、紙幣入出金装置27には、接客部28、鑑別部29、一時保留部30、補充回収カセット31、リジェクトカセット32および紙幣収納部33が設けられている。接客部28には、紙幣の出し入れを行うための紙幣入出金口26、入金紙幣および出金紙幣が収納され、所定の範囲で回転する紙幣受入れ部34および紙幣受入れ部34内の紙幣に対して分離・繰出しを行う分離繰出し部35とが設けられている。
鑑別部29は搬送されてくる紙幣に対して金種、真偽、正損等の鑑別を行う。一時保留部30は、紙幣を一時的に収納する一時収納部36および紙幣を集積するとともに分離・繰出しを行う集積繰出し部37を有し、入金紙幣を入金金額が確定するまで一時保留する。補充回収カセット31は、補充のための紙幣を収納するとともに、回収された紙幣を収納するものである。リジェクトカセット32は、補充用の紙幣のうち出金紙幣として使用できないと判定された紙幣、および出金紙幣として繰り出されたものの出金用には使用できないと判定された紙幣を収納する。
紙幣収納部33には4個の金種別スタッカ38a乃至38dが設けられている。金種別スタッカ38a乃至38dは紙幣を金種別に収納するもので、金種別スタッカ38aと金種別スタッカ38cが万円券を収納し、金種別スタッカ38bと金種別スタッカ38dが千円券を収納する。また万円券を収納するスタッカのうち、金種別スタッカ38aは出金を優先するスタッカ(繰出し優先収納部)で、金種別スタッカ38cは入金を優先するスタッカ(収納優先収納部)である。また千円券についても、金種別スタッカ38bは千円券の出金を優先するスタッカ(繰出し優先収納部)で、金種別スタッカ38dは千円券の入金を優先するスタッカ(収納優先収納部)である。いずれの金種別スタッカ38a乃至38dも、上部に集積繰出し部39を有している。
図3は金種別スタッカの構成を示す側面図で、図4は金種別スタッカの構成を示す正面図である。いずれの金種別スタッカも内部の構成は同様であり、金種別スタッカ38aを例にとって説明する。図3、図4において、金種別スタッカ38aには、昇降可能なステージ41、フロントガイド42、ステージ41上の集積空間46に集積された紙幣Pの上部をガイドするピッカーガイド43、紙幣Pの集積空間46への出入りをガイドするフィードガイド44、同様に紙幣Pの出入りをガイドするゲートガイド45および紙幣Pの両側部をガイドするサイドガイド47a,47bが設けられている。
また集積紙幣Pの上部には紙幣Pを分離するピッカーローラ48が設けられ、ピッカーローラ48に隣接してフィードローラ49が設けられている。図5に示すように、ピッカーローラ48およびフィードローラ49は左右に2箇所設けられ、紙幣Pをスキューさせることなく繰り出せるようになっている。なお図5は金種別スタッカの構成を示す平面図である。
またフィードローラ49に対向してゲートローラ50および搬送ローラ51が設けられている。ゲートローラ50は紙幣Pを繰り出す際に、二重繰出しを防止するもので、集積する時のみフィードローラ49と同方向に回転する。搬送ローラ51および他の搬送ローラ52、53は繰り出された紙幣Pを上方へ搬送するか、または上方から搬送されてきた紙幣を集積空間46へ搬送する。以上のローラにより集積繰出し部39(図3に一点鎖線で示す)を構成する。
図3乃至図5は万円券の出金を優先する金種別スタッカ38aの構成を示すものであるが、万円券の入金を優先する金種別スタッカ38cも同様の構成となっている。また千円券の出金を優先する金種別スタッカ38bおよび千円券の入金を優先する金種別スタッカ38dも同様の構成となっている。
図6は第1の実施の形態の紙幣入出金装置の制御系を示すブロック図である。図6において、第1の実施の形態の紙幣入出金装置27は、紙幣入出金制御部61により制御される。紙幣入出金制御部61は、現金自動取引装置21の制御部62の指示により動作し、接客部28、鑑別部29、一時保留部30および補充回収カセット31に接続され、これらを制御する。
また紙幣入出金制御部61は、金種別スタッカ38a乃至38dを制御する。金種別スタッカ38aには、集積繰出し部39を駆動する集積繰出し駆動部63、ステージ41を駆動するステージ駆動部64およびステージ41上に集積された紙幣Pの上面位置を検出する位置検出センサ65が設けられており、これらは紙幣入出金制御部61により制御される。紙幣入出金制御部61、ステージ駆動部64、ステージ41および位置検出センサ65により本実施の形態のプレス手段を構成する。そのほかの金種別カセット38b乃至38dも同様の構成を有しており、それぞれ紙幣入出金制御部61により制御される。
次に第1の実施の形態の動作を説明する。まず入金動作について説明する。図1において、顧客により入金取引が指定されると、紙幣入出金口26の図示しないシャッターが開けられる。顧客が入金用の紙幣を紙幣受入れ部34に投入すると、シャッターが閉められて紙幣受入れ部34内の紙幣が分離繰出し部35により1枚ずつ繰り出される。なお顧客により投入された紙幣はカール癖のある紙幣であるとする。
繰り出された紙幣は、搬送路55aを通って鑑別部29へ送られる。鑑別部29では紙幣の真偽、金種、正損等を判別し、入金可能な紙幣は一時保留部30に搬送・集積される。すべての投入紙幣が鑑別されると、その鑑別結果が顧客操作表示部24に表示され、その鑑別結果に対して顧客が承諾すると、入金取引が完了し、一時保留部30に集積されていた紙幣は集積繰出し部37により1枚ずつ搬送路55bに繰り出され、鑑別部29へ送られ、さらに搬送路55cを通って金種別に入金優先の金種別スタッカ38cまたは金種別スタッカ38dへ送られる。即ち、万円券は金種別スタッカ38cへ送られ、千円券は金種別スタッカ38dへ送られる。
図7、図8は入金優先の金種別スタッカ38cを示す。図7、図8において、入金優先の金種別スタッカ38cへの入金紙幣の収納が開始される際、図6に示す紙幣入出金制御部61は、位置検出センサ65からの検出信号に基づいてステージ駆動部64を駆動して、ステージ41を移動させて、ステージ41上の紙幣Pとピッカーガイド43との間隔が一定の距離L1になるようにする。これにより新たに集積される紙幣のための集積空間46が確保される。
次に紙幣入出金制御部61は、集積繰出し機構部63を駆動して集積繰出し部39を動作させ、一時保留部30から送られてくる入金紙幣を集積空間46に取り込む。図9、図10に送られてきたカール紙幣が集積された状態を示す。図9、図10において、カール癖のある紙幣P1は収納済みの紙幣P2の上に山形に集積される。
一時保留部30内のすべての入金紙幣が入金優先の金種別スタッカ38cまたは38dに取り込まれると、紙幣入出金制御部61は、ステージ駆動部64を駆動してステージ41を上昇させる。ステージ41はカール癖のある紙幣P1がピッカーガイド43およびピッカーローラ48に圧接するまで上昇される。これによりカール癖のある紙幣P1は、図11および図12に示すように、収納済みの紙幣P2とピッカーガイド43またはピッカーローラ48との間でプレスされた状態となる。このカール紙幣P1のプレス状態は次の入金紙幣が投入されるまで維持される。紙幣入出金制御部61は、プレス状態が継続される時間を内蔵するタイマーにより計測する。なお図11および図12はカール紙幣のプレス状態を示す正面図および側面図である。以上により入金動作を終了する。
次に出金動作を説明する。図1、図2において、顧客により出金取引が指定されると、キャッシュカードの挿入、暗証番号の照合および出金金額の指定を行った後、紙幣入出金装置27で出金処理が開始される。このとき、万円券が出金される場合は、出金優先の金種別スタッカ38aから出金に供される万円券が繰り出され、千円券が出金される場合は、出金優先の金種別スタッカ38bから出金に供される千円券が繰り出される。
繰り出された紙幣は搬送路55cを搬送されて鑑別部29へ送られる。鑑別部29で出金可能と判定された紙幣は搬送路55dを搬送されて接客部28へ送られ、紙幣受入れ部34へ集積される。指定金額の紙幣が紙幣受入れ部34に集積されると、図示しないシャッターが開けられ、顧客は紙幣入出金口26から指定金額の紙幣を取り出す。紙幣が取り出されると、シャッターが閉められ、出金取引を終了する。
以上のように本実施の形態では、入金取引の場合は入金優先の金種別スタッカ38cまたは38dに入金紙幣が収納され、出金取引の場合は出金優先の金種別スタッカ38aまたは38bから出金に供する紙幣が繰り出される。このように金種別スタッカを入金優先と出金優先に分けて処理することにより、出金優先の金種別スタッカにカール癖のない紙幣を予め充填しておけば、入金されたカール癖のある紙幣が出金に供されることはなく、出金紙幣の搬送中におけるジャム等の発生を低減することが可能になる。
しかしながらこのように金種別スタッカを入金優先と出金優先に分けて処理すると、入金優先の金種別スタッカはすぐに満杯になり、また出金優先の金種別スタッカはすぐに空になる。そこで本実施の形態では、入金優先の金種別スタッカから出金優先の金種別スタッカに紙幣を移送する補充処理を行う。具体的には入金優先の金種別スタッカ38cから出金優先の金種別スタッカ38aに万円券を移送し、入金優先の金種別スタッカ38dから出金優先の金種別スタッカ38bに千円券を移送する。つぎに紙幣補充動作について説明する。
図13は紙幣補充動作を示すフローチャートである。以下、図13のフローチャートに従って、入金優先の金種別スタッカ38cから出金優先の金種別スタッカ38aに紙幣を移送する動作を説明する。この動作は出金優先の金種別スタッカ38a内の残留紙幣の枚数(Nz)が、予め設定された設定値(Na)以下になった時点で開始される(ステップ1)。この判定は紙幣入出金制御部61により行われる。
次に紙幣入出金制御部61は、入金優先の金種別スタッカ38cにおいて最後に入金紙幣P1が収納されてから一定以上の時間が経過しているかどうか判定する(ステップ2)。前に述べたように、紙幣入出金制御部61は、内蔵するタイマーにより、最後に入金紙幣P1を収納した時点から時間を計測している。その計測時間(Tz)が、予め設定した時間(Ta)以上になっているかどうかを判定する。
計測時間Tzは、最後に収納された入金紙幣P1が、図11、図12に示すように、ステージ41によりプレスされている時間であり、設定時間Taは、プレスされている入金紙幣P1のカール癖が取れ、分離・繰出し時あるいは搬送・集積時にカール癖の影響がでなくなるのに充分な時間に設定される。
入金紙幣P1のプレス時間Tzが設定時間Ta以上である場合、紙幣入出金制御部61は、入金優先の金種別スタッカ38cの集積繰出し駆動部63を駆動して集積繰出し部39を動作させ、スタッカ38c内に収納してある紙幣を1枚ずつ分離・繰出して、出金優先の金種別スタッカ38aへ移送させる。他方、出金優先の金種別スタッカ38aでは集積繰出し部39が駆動され、1枚ずつ送られてきた紙幣を内部に収納する(ステップ3)。このとき移送される紙幣の中には、顧客から投入された時点でカール癖や折れ癖のついた紙幣であったものが含まれている可能性があるが、入金優先の金種別スタッカ38c内で充分な時間プレスされていたので、カール癖等は矯正されており、繰出し、搬送、集積時にジャムが発生するようなことはない。
ステップ2において入金紙幣P1のプレス時間Tzが設定時間Taより短い場合、紙幣入出金制御部61は、入金紙幣P1のカール癖を取るのに充分な時間が経過していないとして、出金優先の金種別スタッカ38aへの紙幣の移送は行わない。そして出金優先の金種別スタッカ38aに残っている枚数の紙幣で取引可能な出金取引のみを実行する(ステップ4)。
上記の例では万円券を例にして説明したが、千円券の場合も、入金紙幣のプレス動作および入金優先の金種別スタッカ38dから出金優先の金種別スタッカ38bへの紙幣の補充動作について同様に行われる。
以上のように第1の実施の形態では、入金優先の金種別スタッカと出金優先の金種別スタッカを予め設定しておくことにより、カール癖や折れ癖のついた入金紙幣を、一旦入金優先の金種別スタッカに収納した後は、繰出して搬送する頻度を低減できるので、カール癖や折れ癖等による紙幣の損傷やジャムを低減でき、装置の休止率を低減することができる。
また入金優先の金種別スタッカに、入金紙幣をプレスするプレス手段を設けたことにより、入金時はカール癖のついた紙幣であっても入金優先の金種別スタッカから繰出す際はカール癖が矯正されている状態になっていることが可能であり、安定した分離・搬送・集積が可能となる。
さらに収納された入金紙幣を入金優先の金種別スタッカから繰出る場合は、カール癖が強制された状態になってから繰出すようにしたことにより、入金優先の金種別スタッカから繰出された際は入金紙幣のカール癖が矯正されている状態になっており、安定した分離・搬送・集積が行われる。
次に第2の実施の形態を説明する。上記第1の実施の形態では、入金優先の金種別スタッカから出金優先の金種別スタッカに紙幣を移送させる際に、入金優先の金種別スタッカに収納された入金紙幣が一律に設定時間Ta以上プレス状態にあったかどうかにより紙幣を移送させるかさせないかを判断したが、紙幣のカール癖や折れ癖は紙幣の枚数により矯正に要する時間が異なる。第2の実施の形態はこの点に鑑みて第1の実施の形態に対して改良を加えたものである。
図14は第2の実施の形態の紙幣入出金装置の制御系を示すブロック図である。図14において、紙幣入出金制御部71は第2の実施の形態の紙幣入出金装置72全体を制御するもので、第1の実施の形態と同様に装置72内の各部に接続されている。紙幣入出金制御部71には記憶部73が設けられている。記憶部73は、鑑別部29から送られてくる金種情報および枚数情報により入金紙幣の金種ごとの枚数を記憶するものである。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
次に第2の実施の形態の動作を説明するが、顧客から投入された入金紙幣を入金優先の金種別スタッカ38cまたは38dに収納する動作および出金優先の金種別スタッカ38aまたは38bから出金紙幣を繰り出して出金する動作は前記第1の実施の形態と同様であるので、ここでは入金優先の金種別スタッカ38c、38dから出金優先の金種別スタッカ38a、38bへ紙幣を移送する補充動作を図15に示すフローチャートに従ってまた第1の実施の形態の図を流用して説明する。図15は第2の実施の形態の補充動作を示すフローチャートである。なお以下の説明では、入金優先の金種別スタッカ38cから入金優先の金種別スタッカ38aへ紙幣を移動する動作として説明する。
紙幣補充動作は出金優先の金種別スタッカ38a内の残留紙幣の枚数(Nz)が、予め設定された設定値(Na)以下になった時点で開始される(ステップ11)。この判定は紙幣入出金制御部71により行われるが、入金優先の金種別スタッカ38cに最後に収納された入金紙幣の枚数が紙幣入出金制御部71の記憶部73に記憶されている。
次に紙幣入出金制御部71は、記憶してある最後の入金紙幣の枚数に基づいて、入金優先の金種別スタッカ38cでプレスされている最後の入金紙幣のプレス時間と比較するための基準時間を算出する(ステップ12)。これは最後の入金紙幣の枚数Nbに或る係数Yを乗じることにより算出する。これにより基準時間Taを求める。
次に紙幣入出金制御部71は、算出した基準時間Taと、内蔵するタイマーにより、最後に入金紙幣P1を収納した時点から計測した計測時間(Tz)とを比較する(ステップ13)。計測時間Tzは、第1の実施の形態で説明したように、最後に収納された入金紙幣P1が、ステージ41によりプレスされている時間であり、基準時間Taは、プレスされている入金紙幣P1のカール癖が小さくなり、分離・繰出し時あるいは搬送・集積時にカール癖の影響がでなくなるのに充分な時間に、枚数に基づいて算出される。
入金紙幣P1のプレス時間Tzが基準時間Ta以上である場合、紙幣入出金制御部71は、入金優先の金種別スタッカ38cの集積繰出し駆動部63を駆動して集積繰出し部39を動作させ、スタッカ38c内に収納してある紙幣を1枚ずつ分離・繰出して、出金優先の金種別スタッカ38aへ移動させる。他方、出金優先の金種別スタッカ38aでは集積繰出し部39が駆動され、1枚ずつ送られてきた紙幣を内部に収納する(ステップ14)。このとき移送される紙幣の中には、顧客から投入された時点でカール癖や折れ癖のついた紙幣であったものが含まれている可能性があるが、入金優先の金種別スタッカ38c内で充分な時間プレスされているので、カール癖等は矯正されており、繰出し、搬送、集積時にジャムが発生するようなことはない。
ステップ13において入金紙幣P1のプレス時間Tzが基準時間Taより短い場合、紙幣入出金制御部71は、最後の入金紙幣P1のカール癖を取るのに充分な時間が経過していないとして、出金優先の金種別スタッカ38aへの紙幣の移送は行わない。そして出金優先の金種別スタッカ38aに残っている枚数の紙幣で取引可能な出金取引のみを実行する(ステップ15)。
以上のように第2の実施の形態によれば、入金優先の金種別スタッカから出金優先の金種別スタッカに紙幣を移動させる場合に、分離・繰出し時あるいは搬送・集積時にカール癖の影響がでなくなるのに充分な基準時間を算出するのに、最後の入金紙幣の枚数に基づいて算出するようにしたので、少ない枚数であれば繰り出せるようになるまでの時間が短くなり、入金紙幣から出金紙幣への切り替わり時間が短縮され、紙幣のリサイクル率の向上が図れる。
上記実施の形態では、分離・繰出し時あるいは搬送・集積時にカール癖の影響がでなくなるのに充分な基準時間を算出する場合に、最後の入金紙幣の枚数に基づいて算出するようにしているが、入金取引が連続し、最後の入金取引の枚数が少なく、かつ最後の一つ前の入金取引の枚数が多い場合には、算出した基準時間が経過した時点で、最後の入金紙幣のカール癖が矯正されていても最後の一つ前の入金紙幣のカール癖が矯正されていないことが発生する。
こうした場合を想定して、最後の一つ前の入金紙幣のカール癖が矯正されるのに充分な時間が経過したかどうかをも考慮して紙幣を移送させるようにするとよい。この場合には図15のフローチャートのステップ13の判定を、最後の入金紙幣と最後の一つ前の入金紙幣についてそれぞれ行い、両方ともプレス時間Tzが基準時間Ta以上である場合に、紙幣の移送を行うようにする。
次に第3の実施の形態を説明する。図16は第3の実施の形態の紙幣入出金装置を示す構成図である。図16において、第3の実施の形態の紙幣入出金装置81の紙幣収納部82には4個の金種別スタッカ83a乃至83dが設けられている。金種別スタッカ83a乃至83dは紙幣を金種別に収納するもので、金種別スタッカ83aと金種別スタッカ83cが万円券を収納し、金種別スタッカ83bと金種別スタッカ83dが千円券を収納する。また万円券を収納するスタッカのうち、金種別スタッカ83aは出金を優先するスタッカ(繰出し優先収納部)で、金種別スタッカ83cは入金を優先するスタッカ(収納優先収納部)である。また千円券についても、金種別スタッカ83bは千円券の出金を優先するスタッカ(繰出し優先収納部)で、金種別スタッカ83dは千円券の入金を優先するスタッカ(収納優先収納部)である。
各金種別スタッカ83a乃至83dは、上部に集積部87を有し、同側の下部に分離繰出し部88を有している。即ち、各金種別スタッカ83a乃至83dに搬送されてくる紙幣は集積部87により内部に集積され、内部から紙幣を繰り出す場合は分離繰出し部88により1枚ずつ搬送路に繰り出される。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
次に第3の実施の形態の動作を説明する。なお第3の実施の形態の入金動作は前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明は省略し、ここでは出金動作について説明する。
図16において、顧客により出金取引が指定されると、キャッシュカードの挿入、暗証番号の照合および出金金額の指定を行った後、紙幣入出金装置81で出金処理が開始される。この場合、万円券が出金される場合は、出金優先の金種別スタッカ83aから分離繰出し部88により出金に供される紙幣が下側から1枚ずつ搬送路55eに繰り出され、千円券が出金される場合は、出金優先の金種別スタッカ83bから分離繰出し部88により搬送路55fに出金に供される紙幣が下側から1枚ずつ繰り出される。
搬送路55eおよび搬送路55fに繰り出された紙幣は、搬送路55cを搬送されて鑑別部29へ送られる。鑑別部29で出金可能と判定された紙幣は搬送路55dを搬送されて接客部28へ送られ、紙幣受入れ部34へ集積される。指定金額の紙幣が紙幣受入れ部34に集積されると、図示しないシャッターが開けられ、顧客は指定金額の紙幣を取り出す。紙幣が取り出されると、シャッターが閉められ、出金取引を終了する。
次に紙幣補充動作について説明する。図17は第3の実施の形態の紙幣補充動作を示すフローチャートである。以下、図17のフローチャートに従って、入金優先の金種別スタッカ83cから出金優先の金種別スタッカ83aに紙幣を移送する補充動作を説明する。まず出金優先の金種別スタッカ83a内の残留紙幣の枚数(Nz)が、予め設定された設定値(Na)以下になったかどうか判定される(ステップ21)。この判定は図示しない紙幣入出金制御部により行われる。
図18は入金優先の金種別スタッカ83cの内部を示す説明図である。図18は紙幣の補充動作開始直後の状態を示す。紙幣の補充動作が開始される前の状態は、第1の実施の形態において図11、図12で示したように、入金優先の金種別スタッカに収納された紙幣は、ステージ41によりプレスされた状態となっており、紙幣入出金制御部が出金優先の金種別スタッカの残留紙幣の枚数が設定値(Na)以下になったことを検知した時点で、ステージ41を下降して図18に示す状態とする。図18に示す状態は、分離繰出し部88により下側から1枚ずつ繰出し可能な状態である。
図示しない紙幣入出金制御部は、鑑別部29から送られてくる金種情報および枚数情報により入金紙幣の金種ごとの枚数を入金取引ごとに記憶するとともに、それぞれの入金紙幣の収納経過時間をも記憶する記憶部を有するものである。図18には入金取引ごとに紙幣の枚数および収納経過時間が示されている。即ち、入金紙幣(束)91は枚数がNx枚であり、収納経過時間Txが経過しているものである。同様に、入金紙幣(束)92は枚数が(N(x+1))で、収納経過時間(T(x+1))が経過し、以下同様である。収納経過時間は当然のことながら最も下の入金紙幣束が最も長く、上にあがるにつれて短くなる。これらの各入金紙幣束の枚数および収納経過時間が記憶部に格納されている。
紙幣入出金制御部は出金優先の金種別スタッカ83aの残留紙幣の枚数が設定値(Na)以下になると、まず最も早く収納された入金紙幣91の収納経過時間Txが予め設定した時間(Ta)以上になっているかどうかを判定する(ステップ22)。収納経過時間Txは、最初に収納された入金紙幣91が、ステージ41によりプレスされていた時間にほぼ匹敵し、設定時間Taは、第1の実施の形態と同様に、プレスされている入金紙幣のカール癖が除去され、分離・繰出し時あるいは搬送・集積時にカール癖の影響がでなくなるのに充分な時間に設定される。
収納経過時間Txが設定時間Ta以上である場合、金種別スタッカ83cから繰出し可能な紙幣の枚数Npを決定する(この場合は入金紙幣(束)91の枚数Nxとなる)(ステップ23)。次にその前に収納された入金紙幣(束)92についても同様に収納経過時間(T(x+1))が設定時間Ta以上になっているかどうかを判定する(ステップ24,25)。ステップ25において収納経過時間Txが設定時間Ta以上である場合、ステップ23からステップ25の処理を繰り返す。
ステップ25において収納経過時間Txが設定時間Taより短い場合、紙幣入出金制御部は、入金優先の金種別スタッカ83cの分離繰出し部88を駆動して、ステップ23で算出した枚数分だけ、金種別スタッカ83c内に収納してある紙幣を1枚ずつ搬送路55gに繰出し、出金優先の金種別スタッカ83aへ移送させる。例えば、入金紙幣(束)91と入金紙幣(束)92の収納経過時間Tx、Tx+1が設定時間Ta以上である場合には、枚数Nxと枚数N(x+1)を加算した枚数が繰り出される。
他方、出金優先の金種別スタッカ83aでは集積部87が駆動され、1枚ずつ送られてきた紙幣を内部に収納する(ステップ26)。このとき移送される紙幣の中には、顧客から投入された時点でカール癖や折れ癖のついた紙幣であったものが含まれている可能性があるが、入金優先の金種別スタッカ83c内で充分な時間プレスされているので、カール癖等は矯正されており、繰出し、搬送、集積時にジャムが発生するようなことはない。
ステップ22において、最も早く収納された入金紙幣(束)91の収納経過時間Txが設定時間Taより短い場合、紙幣入出金制御部は、入金紙幣91のカール癖を取るのに充分な時間が経過していないとして、出金優先の金種別スタッカ83aへの紙幣の移送は行わない。そして出金優先の金種別スタッカ83aに残っている枚数の紙幣で取引可能な出金取引のみを実行する(ステップ27)。
上記の例では万円券を例にして説明したが、千円券の場合も、入金紙幣のプレス動作および入金優先の金種別スタッカ83dから出金優先の金種別スタッカ83bへの紙幣の補充動作について同様に行われる。
以上のように第3の実施の形態によれば、入金優先の金種別スタッカ83c、83dにおいて分離繰出し部88を集積部87の反対側に設けたことにより、紙幣を繰り出す場合、早く収納した紙幣から繰り出すことができるようになり、補充用に繰り出す紙幣の枚数を多くすることが可能となる。その結果、カール癖や折れ癖の矯正された多くの紙幣を出金用に回すことができ、リサイクル率の向上が図れるようになる。
第1の実施の形態の紙幣入出金装置を示す構成図である。 第1の実施の形態の現金自動取引装置を示す外観図である。 金種別スタッカの構成を示す側面図である。 金種別スタッカの構成を示す正面図である。 金種別スタッカの構成を示す平面図である。 第1の実施の形態の紙幣入出金装置の制御系を示すブロック図である。 入金優先の金種別スタッカを示す正面図である。 入金優先の金種別スタッカを示す側面図である。 カール紙幣の集積状態を示す正面図である。 カール紙幣の集積状態を示す側面図である。 カール紙幣のプレス状態を示す正面図である。 カール紙幣のプレス状態を示す側面図である。 紙幣補充動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の紙幣入出金装置の制御系を示すブロック図である。 第2の実施の形態の補充動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の紙幣入出金装置を示す構成図である。 第3の実施の形態の紙幣補充動作を示すフローチャートである。 出金優先の金種別スタッカの内部を示す説明図である。 従来の紙幣の集積状態を示す正面図である。 従来の紙幣の集積状態を示す正面図である。 従来の紙幣の集積状態を示す正面図である。
符号の説明
27 紙幣入出金装置
38、39 出金優先金種別スタッカ
40、41 入金優先金種別スタッカ
41 ステージ
42 集積繰出し部
61、71 紙幣入出金制御部
73 記憶部
87 集積部
88 分離繰出し部

Claims (5)

  1. 媒体を繰出し可能に収納する媒体収納部を複数有し、媒体収納部間で媒体を移送可能な媒体取扱装置において、
    前記複数の媒体収納部の中で媒体の繰出しを優先する繰出し優先収納部と媒体の収納を優先する収納優先収納部とを指定しておき、
    装置外部から投入され、前記収納優先収納部に収納した媒体をプレスするプレス手段を設け、
    前記プレス手段によりプレスされている投入媒体の次に装置外部から媒体が投入されるまで前記プレス手段は前記投入媒体をプレスし、
    前記繰出し優先収納部に収納する媒体の残量が所定値以下になった場合、前記収納優先収納部に収納されて所定時間経過した媒体を前記繰出し優先収納部へ移送し、所定時間経過しない媒体は前記繰出し優先収納部へ移送しないことを特徴とする媒体取扱装置。
  2. 前記所定時間は、前記収納優先収納部に収納された媒体の枚数に応じて設定される請求項記載の媒体取扱装置。
  3. 前記収納優先収納部は、媒体を取り込む取込部と媒体を繰出す繰出し部が別々に設けられ、
    前記繰出し優先収納部に収納してある媒体の残量が所定値以下になった場合、前記収納優先収納部に収納されて所定時間経過した媒体を前記繰出し部から繰出し、前記繰出し優先収納部へ移送する請求項1記載の媒体取扱装置。
  4. 前記繰出し部は前記取込部から取り込んだ媒体を取り込んだ順番に繰出す請求項記載の媒体取扱装置。
  5. 前記繰出し優先収納部に収納してある媒体の残量が所定値以下になった場合、前記収納優先収納部に収納されて所定時間経過したすべての媒体を前記繰出し部から繰出す請求項記載の媒体取扱装置。
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