JP4631391B2 - 紙幣入出金装置 - Google Patents

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本発明は、顧客の操作により紙幣の入金や出金を行う紙幣入出金装置に関するものである。
従来、一般的な現金自動取扱装置では、顧客の紙幣を装置前面に備え付けられた接客口から取り込んで受領し、必要に応じて金種を鑑別して計数したのち、当該紙幣を装置内に組み込まれた収納庫に保管して管理している。装置内に取り込んだ紙幣を顧客へ払い出す場合、顧客が、装置の前面に設けられた取引画面を通じて支払いの手続きを行うとともに、その際、顧客が入力した払戻希望金額の情報を装置の制御部に送信して、紙幣収納庫より指定された金額分の紙幣を1枚ずつ繰り出して装置内の搬送路を搬送させた後、接客口へ集積する。
装置前面の接客口には、通常、取引を行わない時は顧客が接客口の内部に手を挿入できないようにシャッタが設けられているが、紙幣の返却時には、接客口に送られた紙幣は顧客の指定した金額分の紙幣が集積されたことが確認された後に、当該シャッタを開いて顧客に紙幣を返却する。
特開平6−318159
上記したような現金自動取扱装置の接客口においては、一般に紙幣を立てた状態で集積し、顧客が紙幣を一括して取り出しやすくしている。 しかしながら、紙幣がカール状に湾曲していたり、折れ癖があったりして、その状態のままで集積されてしまうと、集積時の紙幣の姿勢が崩れ当該紙幣が接客口の一部に隠れて見えにくくなる。
図10(a)は紙幣が接客口の中でカールする場合を示している。通常、カール癖のある紙幣は、紙幣搬送中には、搬送路によって延びた状態で送られるものの、接客口に集積されるとそのスペースが比較的広い場合、その空間で再びカールしようとする。カールした紙幣は、正常に集積した紙幣や、接客口の仕切板などの陰に隠れて見えにくくなる。また、折れ癖のある紙幣についても同様に、図10(b)のように、接客口内で折れ曲がり顧客からの視認性が悪くなる。その結果、顧客が紙幣の存在に気づかず、紙幣取り忘れてしまうという課題があった。
このような課題に対して、接客口の向きを顧客に対して傾斜させ、接客口の開口部を広くすることで、接客口の内部を見え易くして紙幣の取り忘れを防ぐ装置も存在するが、根本的な課題の解決には至っていない。
上記のような課題を解決するために、本発明では紙幣の入出を行う接客口を有する紙幣入出金装置において、前記接客口内に紙幣を立位状態に支持する第1の支持部材と第2の支持部材をそれぞれ移動可能に設け、接客口内に集積される紙幣の枚数に応じて前記第1の支持部材を前記第2の支持部材から離れる方向に移動させ、紙幣の集積が終了すると、前記第1の支持部材を前記第2の支持部材から離れる方向に移動させ、次に前記第2の支持部材を移動して前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との間隔を狭めるようにした。
本発明によると、接客口内に集積される紙幣の枚数に応じて第1の支持部材を第2の支持部材から離れる方向に移動させることにより、接客口内の空間が最適に維持され、接客口に集積した直後、カール状に変形していた紙幣や倒れた紙幣を、まっすぐな立位状態で保持することができ、顧客が誤って紙幣の存在を見過ごすことがなくなる。結果として顧客が紙幣を取り忘れることを防ぐことができる。
(第1の実施の形態)
(構成)
以下に本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は現金自動取引装置1の外観図である。図1において、現金自動取引装置1は紙幣入出金装置2、カードリーダライタ部3、通帳記帳部4及び顧客操作部5から主として構成され、紙幣入出金装置2は顧客により現金自動取引装置1の装置前面に設けられた接客口6から入金された紙幣を受け入れるとともに、顧客に対して紙幣の支払いを行う装置である。
カードリーダライタ部3は、顧客により挿入されたキャッシュカードの識別情報や顧客情報を読み取るカードリーダを備え、入金取引や出金取引等の取引結果を取引明細票に印字する処理を行うものである。通帳記帳部4は、顧客により挿入された通帳の識別や入金取引、出金取引の結果などを記録する記帳処理を行う。顧客操作部5は、顧客が入金金額、出金金額、暗証番号等を入力するために操作する操作キーや、入力金額や操作案内などのためのイラストや文字を表示するディスプレイを備えている。また、現金自動取引装置1には、図示していないが、各種の制御を行うプログラムが記憶された記憶部、上位ホスト接続するためのインターフェース部、上記各部を制御する主制御部、上記各部に電力を供給する電源部が設けられている。
図2は紙幣入出金装置2の側面図である。図2において、紙幣入出金装置2には、接客口6、紙幣の表裏反転部21、鑑別部22、補充回収カセット23、金種別カセット24、入出金リジェクトボックス25及び上記各部を接続する搬送路26がそれぞれ配置されている。金種別カセット24は、出金用の紙幣を収納するカセットで、カセット24a〜24cの複数のカセットから成り、入金される紙幣は、金種別にカセット24a、カセット24bには万円紙幣を収納し、カセット24cには千円紙幣を収納する。
表裏反転部21は顧客に支払うために出金される紙幣の表裏を揃える機能を有し、具体的には鑑別部22で裏面を判別された紙幣は、この表裏反転部21で表面に反転される。鑑別部22は紙幣の金種、真偽、正損、表裏などを判別する機能を有する。補充回収カセット23は、複数の金種の紙幣を収納するもので、現金自動取引装置1の背面側から現金自動取引装置1の外部に取り出し可能になっている。補充回収カセット23には、回収部23aとリジェクト部23bが一体に設けられている。回収部23aには、金種別カセット24から繰り出された紙幣を、回収指示に従って回収する。リジェクト部23bは、補充回収カセット23から繰り出された紙幣のうち異常と判別された紙幣等を収納する。
各金種別カセット24a、24b、24cの上部には、紙幣の一時保留部27a、27b、27cが設けられている。入出金リジェクトボックス25の上段は、顧客が取り忘れた紙幣を収納する取り込み部25aが形成され、下段には、入金時に金種別カセット24に収納不可とされた紙幣(例えば5千円札)や、正券であるが損券であるため再使用不可とされた紙幣を収納する出金リジェクト部25bが設けられている。搬送路26は、図示しない搬送ローラやベルトにより紙幣を挟持し、モータ等によりそれらが回転させることにより紙幣を搬送する。搬送路26の各分岐点等には、紙幣の搬送方向を切り替える、切り替えブレード28が回動可能に設けられている。
図3は、第1の実施の形態の接客口6を示す側面図である。図3において、接客口6の左側にはピックアップローラ31が回転可能に設けられている。ピックアップローラ31は、これに圧接する紙幣を1枚ずつ分離して接客口6の外部へ繰り出すローラであり、該ローラにより紙幣が分離される。ピックアップローラ31の下方にはフィードローラ33とリバースローラ32が互いに圧接して設けられている。フィードローラ33は時計回り方向に回転して、ピックアップローラ31により繰り出された紙幣を搬送するとともに、出金取引を行う場合に反時計回り方向に回転して、接客口6内に紙幣を取り込む。リバースローラ32は、時計回り方向にのみ回転するようになっており、紙幣が2枚以上繰り出されないように作用する。
接客口6内には、ビルプレス7及びプールガイド8が、ともに図における左右方向に移動可能に設けられている。ビルプレス7とプールガイド8は共に図示しないモータ等の駆動源により接客口6内を移動する。紙幣は、ビルプレス7とプールガイド8の間の空間に立位状態で集積される。顧客は紙幣取出位置Eで紙幣を一括して受け取る。シャッタ9は顧客が取引をしているときのみ開くように設定されており、取引を行っていないときは紙幣取出位置Eまで移動して接客口6を塞ぐ。
(動作)
次に第1の実施の形態における出金取引の動作を図4〜6および図7を用いて説明する。なお、図7は第1の実施の形態のフローチャートであり、各処理のステップをS1〜13とした。以降、当該ステップの流れに沿って説明する。
図4は紙幣を接客口6に集積するときの初期の動作を示す図であり、図5は、出金取引時の接客口6の紙幣集積時の動作を示す説明図である。図6は、接客口6へ集積された出金紙幣を、顧客へ払い出す動作を示す説明図である。
まず、顧客が、顧客操作部6において、例えば「出金」等と表示されたキー押下する。その後、顧客がキャッシュカードなどの媒体をカードリーダライタ4に挿入すると、これら媒体の記録情報が読み取られ、更に顧客操作部6により出金金額が入力されると、現金自動取引装置1と図示しないホストコンピュータとの間で交信が行われる。
交信の結果、キャッシュカード及び通帳から取引可能であることが確認された場合、現金自動取扱装置1は紙幣入出金装置2に対し出金処理開始のコマンドを送信する。紙幣入出金装置2は、出金処理開始のコマンドを受信すると、その内部状態を出金モードに切り替える。
現金自動取引装置1が出金モードに切り替わると、まず、金種別カセット24a、24b、24cより搬送されてくる紙幣を受け入れるために、接客口6において、プールガイド8を図4(a)に示すように、前回の出金終了時に停止している位置A2からプールガイド8初期位置B2へ移動する。その後、ビルプレス7を移動させて同じく図4(b)に示すように前回の出金終了時に停止している位置A1からビルプレス7初期位置B1に移動し出金紙幣を集積するための準備を行う(図7のS1)。ここでB1とB2の間の長さは、現金自動取引装置1が払い出すことができる最大金額に相当する紙幣が、立位状態で収納可能な分だけの幅とする。
次に制御部41は、顧客が入力した出金金額のデータを基に、出金計数コマンドを送信し、金種別カセット24a、24b、24cより、指定された出金金額に応じて、該当の金種及び枚数をそれぞれ1枚ずつ繰り出す。繰り出された紙幣は、搬送路26により鑑別部22に搬送され、鑑別部22により紙幣の金種、真偽、表裏、正損が判別される。鑑別部22により、偽券及び損券と判別された紙幣は、切り替えブレード28により切り替えられ、搬送路26へのルートへ送られ、入出金リジェクトボックス25の出金リジェクト部25bへ集積される。
鑑別部22より、正券でかつ裏面と識別された紙幣は、切り替えブレード26により切り替えられ、表裏反転部21に送られ表裏を反転する。これら正券は、搬送路26のルートを通過し、接客口6へ搬送される。接客口6に送られた紙幣44は、リバースローラ32が時計回り方向及び、フィードローラ33、ピックアップローラ31が反時計回り方向への回転により、接客口6に集積される(図7のS2)。
金種別カセット24a、24b、24cから繰り出された正券の枚数のデータは、図示しないメモリ部に設けたカウンタを正券が1枚、接客口6に集積する毎にインクリメントして記録される。このことにより接客口6に集積される紙幣の枚数を監視する。そして、顧客が指定した金額分だけ上記出金処理を繰り返し、メモリ内の枚数のデータが顧客の指定した金額なったとき、紙幣集積が完了したとして集積動作を停止終了する(図7のS4)。
なお、前記メモリ部には予め、紙幣を何枚集積したらビルプレス7を移動させるかの基準枚数を設定しておく。そして、紙幣を1枚繰り出すごとに、その時点での紙幣の集積枚数を基準枚数と比較して、ビルプレス7を移動させるかどうかの判定を行う(図7のS3)。ビルプレス7は、1回の移動距離は、図示しないモータ駆動源の回転量により決まるが、その回転量は図示しないメモリ部に予め書き込まれており、紙幣が10枚集積してビルプレス7が1回移動すると判定されると当該メモリを参照して記録された回転量分だけモータを回転させる。これにより、ビルプレス7は毎回一定の移動距離分だけ移動することができる。以降、ビルプレス7の1回分の移動単位を1移動距離DXとあらわす。
制御部41は前記メモリ部の記憶された紙幣の集積枚数が基準枚数である10枚となると、ビルプレス7を移動させる必要があるとしてビルプレス移動信号を出力して、図示しないメモリを参照した後、所定の量だけモータを回転させてビルプレス7を1移動距離DX分だけプールガイド8から離れる方向に移動させる(図7のS11)。ビルプレス7の1回分の移動が終了すると、制御部41は、図示しないメモリ部に出金開始時からのビルプレス7の移動回数をインクリメントして記録する(図7のS12)とともに、当該メモリに記録された集積枚数カウンタをリセット(図7のS13)して、次の紙幣の繰り出し動作に移る。
顧客の指定した金額が高額で、接客口6に集積される紙幣が大量の場合は次に説明するように、ビルプレス7の移動が複数回行われることになる。具体的には図5に示したように、ビルプレス7は紙幣が10枚集積されると、ビルプレス7初期位置B1から距離DXだけ離れたP1の位置へ移動し、さらに次の10枚が集積されると、P1からさらに距離DXだけ離れたP2の位置へ移動する。このようにして、紙幣の集積が終了するまで枚数にあわせて、N回の移動を繰り返して10×N枚目にPNの位置に移動させる。このとき移動距離は、N×DXとなる。
紙幣はビルプレス7の移動を繰り返しながら、基準枚数分を順次集積していくので、カールや折れ癖のある紙幣が集積されてきても、すでに集積されている紙幣により折れ曲がる空間がなくなり、搬送された時の延びた状態で取り込まれる。このビルプレス7の移動は、接客口に予定の金額の紙幣が集積し終わるまで行われる。紙幣の集積が完了した時、図7のS12でメモリにインクリメントしたビルプレス7の移動回数のデータのカウントを終了する。これにより紙幣集積開始時からのビルプレス7の総移動回数Tがメモリ部に記録されることになる。
接客口に所定の枚数の紙幣が集積され、紙幣集積動作が完了すると、次に顧客に対する紙幣の払い出し動作に移る(図7のS5〜10)。制御部41がビルプレス7を、前述したPNの停止位置から第6図(a)のように移動させて、最も取出位置Eに近い側の位置であるA1へビルプレス7を位置付けする(図7のS5)。ビルプレス7をA1に位置付けた後、制御部41に接続された図示しないメモリ部に記録されている紙幣の集積の完了までにビルプレス7が移動した回数T、および移動1回あたりのビルプレス7の移動量DXを読み出し、以下の式よりビルプレス7の移動量X1を求める(図7のS6)。
移動量X1 = 1移動距離DX × 移動回数T ・・(1)
移動量X1は接客口6に集積された紙幣の枚数に応じた適正な間隔であるので、制御部41は、図6(c)に示したようにA1のビルプレス7との間隔がX1となる位置BEに、プールガイド8を図示しないモータを駆動することでB2の位置から移動させて位置付ける(図7のS7)。これにより、ビルプレス7とプールガイド8はビルプレス7の移動量X1分の間隔が維持されることとなる。
ビルプレス7がA1に移動した直後では、図6(b)に示すように全紙幣は一旦、ビルプレス7に寄りかかるようにして斜めに傾くが、後からプールガイド8がBEに向かって移動することにより、紙幣の下部がビルプレス7に向かって押されて紙幣全体が図6(c)のように準立位状態となる。その後、さらに図示しないメモリ部から、予め記録されている紙幣1枚あたりの厚さThと上述した一連の処理の間にメモリ部に記憶されている紙幣集積枚数Nを読み出して以下の(2)式より集積紙幣の厚さX2を求める。
X2 = N × Th ・・・ (2)
そして、図6(d)のようにビルプレス7との間隔がX2になるようにプールガイド8は位置BEからさらにビルプレス7に向かって移動し、集積紙幣はプールガイド8とビルプレス7に押圧されてカール状の紙幣や折れ癖のある紙幣が完全に伸びきる。(図7のS7)プールガイド8が移動を終了した後、シャッタ9を開放する(図7のS8)。このとき、接客口6内に集積された全ての紙幣は、紙幣の取出位置Eにおいて完全に立位状態で保持されているので、紙幣43が見えやすくなり顧客が取り忘れることがない。
上記の動作により、接客口6に出金紙幣の集積が完了すると、紙幣入出金装置2は現金自動取扱装置1の主制御部に対して、出金計数終了のレスポンスを返送する。現金自動取扱装置1の主制御部は、カードリーダライタ4に対し、レシートへの出金取引内容の印字を指示し、顧客へのレシート及びキャッシュカードの排出を行う。そして紙幣入出金装置2に対し、紙幣の払い出しを指示すると、紙幣入出金装置2はシャッタ9を開放して顧客に出金紙幣を払い出し、顧客が紙幣を抜き取ったかを確認したのち(図7のS9)、シャッタ9を閉じて(図7のS10)出金取引を終了する。
なお、上記した第1の実施の形態では、ビルプレス8の1回の移動に必要な紙幣の集積枚数は予め、制御部に接続された図示しないメモリ部に格納されているとしているが、装置のメンテナンスに作業者が装置の入力画面から入力して設定するようにしたり、各種記憶媒体を装置に挿入して読み取り、当該メモリ部にデータを書き込むようにしてもよい。
なお、当該発明にあたり、本願発明者の経験上から紙幣10枚程度が集積される毎にビルプレス7を1回移動させるようにすることで紙幣のカールや位置ずれが防ぐことができるものとした。上記の説明では便宜上、ビルプレス7の移動の基準枚数を10枚と設定した場合について説明したが、当該基準枚数はあくまでも経験的に求めた数値であるので、実際に本願発明が適用される装置の種類や、使用される紙幣の性質に合わせて適宜異なる設定にしてもよいし、装置設定等の条件によって可変な値になるようにしてもよいことは言うまでもない。
(第2の実施の形態)
(構成)
第2の実施の形態の構成は第1の実施の形態で説明したビルプレス7に紙幣感知用のセンサを取り付けたことを特徴にしている。図8に示すように、本実施の形態では、第1の実施の形態を同様に接客口6内を移動するビルプレス7とプールガイド8を設けており、ビルプレス7には特に紙幣の存在を検知するセンサ10を設けている。センサ10は制御部41により制御され、紙幣を検知した場合にはオン信号、検知しない場合にはオフ信号が出力される。
(動作)
次に第2の実施の形態における出金取引の動作を図4、6、8及び9に従って説明する。なお、図4及び図6に示された動作は第1の実施形態で説明したものと全く同様である。図9は第2の実施の形態のフローチャートであり、以後の説明では、図9のS21〜S213の各ステップに従って説明する。
まず、顧客が、顧客操作部6において、例えば「出金」等と表示されたキーが押下する。その後、顧客がキャッシュカードなどの媒体をカードリーダライタ4に挿入すると、これら媒体の記録情報が読み取られ、更に顧客操作部6により出金金額が入力されると、現金自動取扱装置1と図示しないホストコンピュータとの間で交信が行われる。
交信の結果、キャッシュカード及び通帳から取引可能であることが確認された場合、現金自動取扱装置1は紙幣入出金装置2に対し出金処理開始のコマンドを送信する。紙幣入出金装置2は、出金処理開始のコマンドを受信すると、その内部状態を出金モードに切り替える。
現金自動取引装置1が出金モードに切り替わると、まず、金種別カセット24a、24b、24cより搬送されてくる紙幣を受け入れるために、接客口6において、プールガイド8を図4(a)に示すように前回の出金終了時に停止していた位置A2から初期位置B2へ移動する。その後、ビルプレス7を移動させて同じく図4(b)に示すように前回の出金終了時に停止していた位置A1から初期位置B1に移動し出金紙幣を集積するための準備を行う(図9のS21)。このとき、プールガイド8とビルプレス7の間の間隔は、現金自動取引装置1が払い出すことができる最大金額に相当する紙幣が、立位状態で収納可能な分だけの幅を保持できるように両者の位置を設定しておく。
次に制御部41は、顧客が入力した出金金額のデータを基に、出金計数コマンドを送信し、金種別カセット24a、24b、24cより、指定された出金金額に応じて、該当の金種及び枚数をそれぞれ1枚ずつ繰り出す。繰り出された紙幣は、鑑別部22により紙幣の金種、真偽、表裏、正損が判別され、必要に応じて表裏反転部21で表裏を反転して、正券のみが接客口6へ搬送される。接客口6に送られた紙幣44は、リバースローラ33が時計回り方向及び、フィードローラ32、ピックアップローラ31が反時計回り方向への回転により接客口6に集積される(図9のS22)。
金種別カセット24a、24b、24cよりから繰り出された正券の枚数のデータは、制御部41を介して図示しないメモリ部に格納されている。該メモリ部に設けたカウンタを正券が1枚、接客口6に集積する毎に1カウントアップして記録する。これによって、接客口6に集積される紙幣の枚数を監視し、顧客が指定した金額分だけ上記出金処理を繰り返す。なお、該メモリ内の枚数のデータが顧客の指定した金額をなったとき、紙幣を集積する動作を停止する(図9のS24)。
ビルプレス7にはセンサ10が設けられており、制御部41は前記メモリ部の紙幣の集積枚数が1枚カウントアップされる毎に、制御部41より信号を出力してセンサ10の検出を行う(図9のS23)。センサ10が紙幣を検出したとき、すなわちオンの場合は、ビルプレス7を第1の実施の形態で説明したのと同様に図示しないモータを駆動させて1移動距離DX分だけプールガイド8から離れる方向に移動させる(図9のS211)。
ビルプレス7の1回の移動距離は、図示しないモータ駆動源の回転量により決まるが、その回転量は図示しないメモリ部に予め書き込まれており、紙幣がセンサ10がオンを検出してビルプレス7が1回移動すると判定されると当該メモリを参照して記録された回転量分だけモータを回転させる。これにより、ビルプレス7は毎回一定の移動距離分だけ移動することができる。以降、ビルプレス7の1回分の移動単位を、1移動距離DXをあらわすことにする。
前記メモリ部の別の記憶領域に出金開始時からのビルプレス7の移動回数を紙幣の集積が完了するまで累積的にインクリメントして記録した後(図9のS212)、10枚分の集積枚数のカウントをクリア(図9のS213)して次の紙幣の繰り出しの動作に移る。センサ10が紙幣を検出しなかった場合、すなわちオフになった場合は、メモリ部のデータは更新せず、そのまま紙幣の集積を継続する。
顧客の指定した金額が高額で、接客口6に集積される紙幣が大量の場合は次に説明するように、ビルプレス7の移動が複数回行われることになる。具体的には図5に示したように、ビルプレス7は紙幣を1回検出すると、一旦紙幣の繰り出しを停止してビルプレス7初期位置B1から距離DXだけ離れたP1の位置へ移動して紙幣を受け入れる空間を作る。紙幣の集積を再開してさらに紙幣が検出されると、P1からさらに距離DXだけ離れたP2の位置へ移動する。このようにして、紙幣の集積が終了するまでセンサ10によって紙幣が検出されるたびにN回の移動を繰り返して10×N枚目にPNの位置に移動させる。このとき移動距離は、N×DXとなる。
紙幣は、図8のようなビルプレス7の移動を繰り返しながら、順次紙幣を集積していくので、カールや折れ癖のある紙幣が集積されてきても、すでに集積されている紙幣により折れ曲がる空間がなくなり、搬送された時の延びた状態で取り込まれる。このビルプレス7の移動は、接客口に予定の金額の紙幣が集積し終わるまで行われる。紙幣の集積が完了した時、図9のS212でメモリにインクリメントしたビルプレス7の移動回数のデータのカウントを終了する。これにより紙幣集積開始時からのビルプレス7の総移動回数Tがメモリ部に記録されることになる。
このビルプレス7の移動は、接客口に予定の金額の紙幣が集積し終わるまで行われる。接客口6に所定の枚数の紙幣が集積されると、制御部41がビルプレス7を、図6(a)に示すように位置A1へ位置付けし顧客への払出動作に移る(図9のS25)。ビルプレス7を位置A1に位置付けた後、制御部41に接続された図示しないメモリ部に記録されている紙幣集積時のビルプレス7の移動量X1を算出する(図9のS26)。
紙幣の集積の完了までにセンサ10がオンして、ビルプレス7が移動した総移動回数T、および移動1回あたりのビルプレス7の移動量DXは図示しないメモリ部に記録されているのでこれを読み出し、既に第1の実施の形態でも述べた(1)式よりビルプレス7の移動量X1を求める。移動量X1は接客口6に集積された紙幣の枚数に応じた適正な間隔であるので、制御部41は、プールガイド8を図6(b)ように移動させて、ビルプレス7との間隔がX1となる位置BEに位置付ける。これにより、ビルプレス7とプールガイド8はビルプレス7の移動量X1分の間隔が維持されることとなる。
ビルプレス7がA1に移動した直後は、図6(b)に示すように、全紙幣は一旦、ビルプレス7に寄りかかるようにして斜めに傾くが、後からプールガイド8が移動することにより、紙幣の下部がビルプレス7に向かって押されて紙幣全体が準立位状態となる。その後、さらに図示しないメモリ部から、予め記録されている紙幣1枚あたりの厚さThと紙幣集積枚数Nを読み出して以下の(2)式より、集積紙幣の厚さX2を算出する。
X2 = N × Th ・・・ (2)
さらに、図6(d)のようにプールガイド8はビルプレス7との間隔がX2となるようにビルプレス7に向かって移動し、集積紙幣はプールガイド8とビルプレス7に押圧されてカール状の紙幣や折れ癖のある紙幣が完全に伸びきる。
この状態でシャッタ9を開放する(図9のS28)。このとき、接客口6内に集積された全ての紙幣は、顧客取出位置Eにおいて完全に立位状態で保持されているので、紙幣43が見えやすくなり顧客が取り忘れることがない。シャッタ9を開放した後、顧客が紙幣を取り出したかを確認(図9のS29)したのち、シャッタ9を閉めて(図9のS210)出金取引を終了する。
上記した第2の実施の形態では、ビルプレス7に設けるセンサ10は、紙幣の存在が検出できるものであれば、圧力センサに限らず、どのようなものを用いてもよい。例えば、光センサを用いて紙幣が光を遮るのと検知してビルプレス7を移動させるようにしてもよい。
現金自動取引装置の外観図である。 紙幣入出金装置の側面図である。 本発明の接客口の構成図である。 第1の実施の形態の紙幣集積開始時の動作を示す図である。 第1の実施の形態のビルプレスの移動動作を示す図である。 第1の実施の形態の紙幣払戻し時の動作を示す図である。 第1の実施の形態の動作のフローチャート図である。 第2の実施の形態のビルプレスの移動動作を示す図である。 第2の実施の形態の動作のフローチャート図である。 従来技術でカール及び折れ癖のある紙幣を収納した状態を示す図である。
符号の説明
1 現金自動取引装置
2 紙幣入出金装置
3 カードリーダライタ部
4 通帳記帳部
5 顧客操作部
6 接客口
7 ビルプレス
8 プールガイド
9 シャッタ
10 センサ

Claims (4)

  1. 紙幣の入出を行う接客口を有する紙幣入出金装置において、
    前記接客口内に紙幣を立位状態に支持する第1の支持部材と第2の支持部材をそれぞれ移動可能に設け、
    前記接客口内に集積される紙幣の枚数に応じて前記第1の支持部材を前記第2の支持部材から離れる方向に移動させ、
    紙幣の集積が終了すると、前記第1の支持部材を前記第2の支持部材から離れる方向に移動させ、次に前記第2の支持部材を移動して前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との間隔を狭めるようにしたことを特徴とする紙幣入出金装置。
  2. 紙幣の集積が終了すると、前記第1の支持部材を前記第2の支持部材から離れる方向に移動させ、次に前記第2の支持部材を移動して前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との間隔を第1の間隔とし、その後前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との間隔を前記第1の間隔より狭い第2の間隔とする請求項1記載の紙幣入出金装置。
  3. 前記接客口に集積される紙幣を計数する計数手段を備え、該計数手段の計数結果に応じて前記第1の支持部材を前記第2の支持部材から離れる方向に移動させる請求項1または2記載の紙幣入出金装置。
  4. 前記第1の支持部材に設けられ、前記接客口に集積される紙幣を感知するセンサ部を備え、該センサ部の感知結果に応じて前記第1の支持部材を前記第2の支持部材から離れる方向に移動させる請求項1または2記載の紙幣入出金装置。
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