JP4877124B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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本発明は、紙幣や各種チケット等の紙葉類を取り扱う紙葉類処理装置に関し、特に紙葉類を収納部に収納させる紙葉類処理装置に関する。
従来の紙葉類処理装置は、紙葉類を搬送して収納部に放出する放出口の近傍に設けられたローラとともに回転し、収納部の底面を形成するステージ上に紙葉類を集積するときに、折り畳まれた状態から広がる複数枚の羽根を有する羽根車を備え、その羽根車で紙葉類を叩き落して変形した紙葉類の詰まりを防止し、集積させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、収納部に放出された紙葉類の先端が衝突するストッパを設け、斜行した紙葉類を揃えて集積させるようにしているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−39249号公報(段落「0037」〜段落「0062」、図6) 特開平11−79525号公報(段落「0014」〜段落「0018」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、変形した紙葉類、例えば山側が上になるように二つに折れた紙葉類を収納部の最上位に集積した場合、収納部の上部に設けられた満杯検知センサが集積した紙葉類の山側に突出した部位を検知して収納部が満杯でないにもかかわらず満杯であると誤って判定してしまい、それ以上に紙葉類の集積を行わないようにしてしまうという問題がある。
特に、特許文献2の従来技術においては、紙葉類を収納部に集積する準備動作で以下のような問題がある。
図7から図9は従来の集積準備動作を示す説明図であり、その図面に基づいて説明する。なお、図7から図9の(a)は収納部の側面を示す説明図、(b)は収納部の前面を示す説明図である。
図7から図9において、収納部は、紙葉類Pを収納部内へ送り込むためのフィードローラ140およびリバースローラ141、送り込まれた紙葉類Pを集積し、昇降可能なステージ142、ステージ142上に紙葉類Pを集積するための空間が形成されていること検知するための上面検知センサ144、フィードローラ140およびリバースローラ141で送り込まれた紙葉類Pの後端を叩き落すための羽根車145、フィードローラ140およびリバースローラ141で送り込まれた紙葉類Pの先端を受け止めるためのビルストッパ146、収納部が満杯であることを検知するためのカセットフルセンサ147、収納部の天井面を形成する紙葉類ガイド148等で構成されている。
まず、図7に示すようにステージ142に集積された最上位の紙葉類Pが収納部の上部に設けられた紙葉類Pを繰出すための図示しない繰出しローラや天井面を形成する紙葉類ガイド148に当接するまでそのステージ142を上昇させて集積された紙葉類Pの膨らみを押しつぶす。
次に、図8に示すように紙葉類を集積する空間を形成するため、ステージ142を所定量移動するまで下降させる。
このとき、図10(a)に示す二つ折りになった紙葉類や図10(b)に示すW字状に変形した紙葉類がステージ142の最上位に集積されていた場合、その紙葉類と直下に集積された紙葉類Pとの間に隙間が形成されるため、その紙葉類はビルストッパ146の凹凸部に引っかかってしまうことがある。
このようにビルストッパ146に引っかかった紙葉類は上面検知センサ144で検知されて(例えば二つ折りになった紙葉類の山側を上面検知センサ144で検知されて)紙葉類を集積するための充分な空間が形成されていないと誤って判定され、さらに図9に示すようにステージ142を下降させ、やがてカセットフルセンサ147でステージ142が検知され収納部が満杯であると誤って判定されてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、フィードローラで送り出された紙葉類の後端部を回転する羽根車の羽根で叩き落して該紙葉類をステージ上に集積する収納部を備えた紙葉類処理装置において、ステージに集積されている最上位の紙葉類を収納部の天井面を形成する紙幣ガイドに当接させて該紙葉類の膨らみをつぶすステージの位置を示す紙葉類押圧位置情報およびフィードローラで送り出された紙葉類を集積するための空間を形成するステージの位置を示す集積準備位置情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶した紙葉類押圧位置情報および集積準備位置情報に基づいてステージを紙葉類押圧位置および集積準備位置へ移動させるステージ移動手段とを設け、前記ステージ移動手段は、紙葉類をステージ上に集積する動作を開始する前に、既に紙葉類が集積された前記ステージを、前記紙葉類押圧位置まで上昇させて前記紙葉類の膨らみを押しつぶした状態で、前記羽根車を回転させながら前記紙葉類押圧位置から前記集積準備位置へ下降させ、前記回転する羽根車の羽根の先端部で、前記ステージに集積されている最上位の紙葉類の上面を叩き、該紙葉類の膨らみをつぶすとともに、羽根車側に引き寄せることを特徴とする。
このようにした本発明は、ステージの最上位に集積された紙葉類を膨らませることなく、誤って収納部が満杯であると判定されることを防ぐことができるという効果が得られる。
また、変形した紙葉類であってもビルストッパに引っかかることがなくなり、誤って収納部が満杯であると判定されることを防ぐことができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による紙葉類処理装置の実施例を説明する。
本実施例では、紙葉類処理装置を紙幣入出金機とし、その紙幣入出金機は自動取引装置に搭載されるものとして説明する。
図1は実施例における自動取引装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は自動取引装置であり、銀行等の金融機関の店舗またはコンビニエンスストア等の店舗等に設置される現金自動預払機や駅、空港等に設置される自動券売機、自動発券装置等である。この自動取引装置1は顧客の操作により現金出金や現金入金等の取引ができるものである。
11は顧客操作表示部であり、タッチパネル等の操作部および液晶ディスプレイ等の表示部で構成されたものである。この顧客操作表示部11はCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示部上にタッチパネルを配置し顧客が行う入力操作等を検知するものであり、また、取引選択画面、顧客が選択した取引に対して顧客の入力操作等の誘導を行う画面および入力された情報等を表示するものである。
12はカードリーダ部であり、カード読取り書込み機構およびカード搬送機構等を備えたものである。このカードリーダ部12は、顧客がカード挿入返却口に挿入したカードの磁気ストライプやICチップ等から口座番号等の口座情報を読取る。口座番号等の口座情報を読取ったカードはカード挿入返却口から排出して顧客に返却する。
13は紙幣入出金機であり、現金出金取引や現金入金取引に伴う紙幣入出金処理を行うものである。ここで、紙幣入金処理とは顧客により接客部に投入された紙幣を計数して金庫に収納することである。また、紙幣出金処理とは顧客の操作により指定した金額に相当する紙幣を金庫から繰り出して接客口に搬送して顧客に払い出すことである。なお、紙幣入出金機の構成の詳細は後述する。
14は硬貨入出金機であり、現金出金取引や現金入金取引に伴う硬貨入出金処理を行うものである。
15は記憶部であり、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され情報を記憶し、記憶した情報を読取ることができるものである。この記憶部15には自動取引装置1全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)、顧客操作表示部11に表示する画面データおよび顧客が行う取引に必要な情報等を記憶する。
16は主制御部であり、CPU(Central Processing Unit)等の演算および制御手段等で構成されたものである。この主制御部16は顧客操作表示部11、カードリーダ部12、紙幣入出金機13、硬貨入出金機14、記憶部15、および通信回線2を介して通信制御を行う図示しない通信部を含めて自動取引装置1全体の動作を記憶部15に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御する。
次に、紙葉類処理装置としての紙幣入出金機の構成を図2の実施例における紙幣入出金機の制御系の構成を示すブロック図および図3の実施例における紙幣入出金機の機構部の構成を示すブロック図に基づいて説明する。
図3において21は接客部で、内部に紙幣入金室21aおよび紙幣集積室21bを有している。
ここで紙幣入金室21aは、顧客が入金する紙幣の投入を受け付ける部位であり、投入された紙幣を1枚ずつ分離して繰出す分離機構を有している。また紙幣集積室21bは、顧客に出金する紙幣や顧客が入金しようとした紙幣のうち後述する鑑別部で入金不可と鑑別された入金リジェクト紙幣や後述する一時保留部に一旦集積された後顧客に返却する紙幣を集積する集積機構を有する部位である。
この紙幣入金室21aと紙幣集積室21bとは、可倒式の仕切板で仕切られ、その仕切板を倒すことにより、紙幣集積室21bに集積された紙幣を紙幣入金室21aへ移動させることができるようになっている。
22は鑑別部であり、搬送された紙幣の真偽、正損、金種等の鑑別、連鎖、斜行等の搬送異常等の検出、および計数等を行うものである。
23は一時保留部であり、鑑別部22で入金可能な真券と鑑別された紙幣を一時保留する部位であり、入金可能と鑑別された紙幣を集積するとともに集積された紙幣を1枚ずつ分離して繰出す分離集積機構を有している。
24a〜24dは紙幣を金種別に収納する紙幣収納部で、機体の下部側に左右方向に並べて配置されており、入金された紙幣を収納するとともに出金処理時には収納された紙幣を1枚ずつ分離して繰出すことができるようになっている。なお、紙幣収納部24の詳細は後述する。
24eは入金取引時の損券等を収納する紙幣収納部で、この紙幣収納部24eは紙幣収納部24a〜24dに比べて上下方向の長さが短いものとなっている。
25は顧客が取忘れて接客部21に放置された紙幣を取込んで収納する取忘れ紙幣収納部、26は出金時に出金に適さないと鑑別部22で鑑別されたリジェクト紙幣を収納するリジェクト収納部で、この取忘れ紙幣収納部25およびリジェクト収納部26は紙幣収納部24eの下側に重ねて配置されている。
27は紙幣の搬送路で、この搬送路27は、複数の搬送路(27a〜27h)で構成され、接客部21、鑑別部22、一時保留部23、紙幣収納部24a〜24e、取忘れ紙幣収納部25、リジェクト収納部26の各部の間を接続し、紙幣を挟持して搬送するように設けられている。
28は収納部出入口であり、搬送路27と紙幣収納部24a〜24e、取忘れ紙幣収納部25、リジェクト収納部26のそれぞれとを接続する出入り口である。
収納部出入口28a〜28dは、搬送路27eと紙幣収納部24a〜24dとを接続するように設けられ、搬送路27eから紙幣収納部24a〜24dへ集積する紙幣や紙幣収納部24a〜24dから搬送路27eへ繰出される紙幣を搬入および搬出することができるようになっている。
収納部出入口28eは、搬送路27eと紙幣収納部24eとを接続するように設けられ、搬送路27eから紙幣収納部24eへ収納する紙幣を搬入することができるようになっている。
収納部出入口28fは、搬送路27gと取忘れ紙幣収納部25とを接続するように設けられ、搬送路27gから取忘れ紙幣収納部25へ収納する紙幣を搬入することができるようになっている。
収納部出入口28gは、搬送路27gとリジェクト収納部26とを接続するように設けられ、搬送路27gからリジェクト収納部26へ収納する紙幣を搬入することができるようになっている。
29(a〜l)は紙幣検知センサであり、搬送路27や収納部出入口28の紙幣の通路を挟んで発光部と受光部が対向配置された光学式センサ等である。この紙幣検知センサ29は上記各部から繰出される紙幣や各部へ搬送された紙幣の通過を検知するとともにその紙幣の搬送状態を監視するために各部に設けられている。
なお、図示しないが搬送路27の分岐部等には紙幣の搬送方向を切替える切替えブレードが設けられている。
図2において、30は半導体メモリ等の記憶部、31はCPU等の演算および制御手段等で構成された制御部であり、この制御部31は記憶部30に格納された制御プログラムに基づいて本紙幣入出金機13全体の動作を制御する機能を有している。
図4は実施例における紙幣収納部の構成を示す説明図であり、(a)は紙幣収納部の側面を示す説明図、(b)は紙幣収納部の前面を示す説明図である。
図4において、40はフィードローラであり、収納部出入口28に設けられ、入金時は搬送路27で搬送された紙幣を紙幣収納部24の内部に送り込み、出金時は収納されている紙幣を搬送路27へ送り出すためのものである。
41はリバースローラであり、フィードローラ40に対向し、圧接するように配置されたものである。このリバースローラ41は図示しないワンウェイクラッチを備え、図4(a)における反時計方向のみ回転可能に構成されたものである。
フィードローラ40およびリバースローラ41により収納部出入口28を構成し、フィードローラ40を図4(a)における時計方向、リバースローラ41を図4(a)における反時計方向に回転させて搬送路27で搬送された紙幣を紙幣収納部24の内部に送り込む。
42はステージであり、紙幣収納部24の内部に設けられ、紙幣を集積する底板を構成するものである。このステージ42は図示しない駆動部および機構により昇降可能に構成され、入金時はステージ42を下降させて紙幣を集積するための空間を形成し、フィードローラ40およびリバースローラ41により送り込まれた紙幣を集積する。一方、出金時はステージ42を上昇させて集積されている紙幣を図示しない繰出しローラに当接させ、その繰出しローラを回転させて紙幣を1枚ずつ繰出し、収納部出入口28および搬送路27へ送り出すことができるようになっている。
ステージ42はステッピングモータ等の移動量が制御できる駆動部で構成され、ステージ移動手段としての制御部31により予め記憶部30に記憶されたステージの位置情報に基づいて昇降させることができ、ステージ42上に集積されている紙幣を図示しない繰出しローラや後述する紙幣ガイドに当接させてその紙幣の膨らみをつぶすための紙幣押圧位置やステージ42上にフィードローラ40で送り出された紙幣を集積するための空間を形成する集積準備位置等へ移動させることができるようになっている。
本実施例では、ステージの位置情報である紙幣押圧位置情報および集積準備位置情報が予め記憶部30に記憶されているものとする。
44は上面検知センサであり、ステージ42上に集積された紙幣の上面を検知するための光学式センサ等である。この上面検知センサ44は、紙幣の存在を検知(オン)するとフィードローラ40およびリバースローラ41により送り込まれた紙幣を集積する空間がないことを検知することができ、一方紙幣が存在しないことを検知(オフ)するとフィードローラ40およびリバースローラ41により送り込まれた紙幣を集積する空間が形成されていることを検知することができるものである。
45は羽根車であり、天然ゴムや合成ゴム等の弾性材料で形成された羽根、およびその一端を固着し、図示しないモータ等の駆動手段により回転自在なハブ部で構成されたものである。なお、羽根は一端がハブ部に固着され他端が自由端になっており、一または複数で構成され、例えば8本の羽根がハブ部の円周上に等間隔で配置されているものとする。
この羽根車45は、入金時に図示しない回動自在なアームによりリバースローラ41の回転軸と略同軸に位置するように構成され、フィードローラ40およびリバースローラ41で紙幣収納部24の内部に送り込まれた紙幣の後端部を図4(a)における反時計方向に回転する羽根車45の羽根の自由端で叩き落すことができるようになっている。
また、図4(a)における反時計方向に回転する羽根車45の羽根は、紙幣収納部24の内部に送り込まれた紙幣の後端部を叩き落すだけでなく、上述した紙幣押圧位置から集積準備位置までの間にあるステージ42上に集積されている紙幣に当接し、その紙幣が図10に示すように変形した紙幣であってもその紙幣を膨らませることなく羽根車45側に引き寄せることができるようになっている。
なお、羽根車45は、出金時に図示しない回動自在なアームによりリバースローラ41の回転軸から退避するように構成されている。
ここで、羽根車45の羽根は、回転軸を回転させたとき羽根の先端部がステージ42に集積された紙幣の収納部出入口28方向の端部に接触するに充分な長さを有するものとする。また、羽根車45を退避させたとき羽根は、ステージ42に集積された紙幣に接触することなくフィードローラ40ならびにリバースローラ41等による繰出しの動作を妨げることがないものとする。
46はビルストッパであり、フィードローラ40およびリバースローラ41で送り込まれた紙幣の先端を受け止めるためのものである。このビルストッパ46は紙幣収納部24の側壁に設けられ、図4(a)における矢印Aが示す方向に付勢されおり、紙幣が衝突したとき図4(a)における矢印Bが示す方向に移動可能になっている。また、紙幣が衝突する面は衝突時に紙幣が滑らないように凹凸部が設けられている。
47はカセットフルセンサであり、ステージ42が紙幣収納部24内の最下位置に存在することを検知するための光学式センサ等である。このカセットフルセンサ47でステージ42が紙幣収納部24内の最下位置に存在することを検知し、かつ上面検知センサ44で紙幣の存在を検知した場合、紙幣収納部24に集積された紙幣が満杯であると判定する。
48は紙幣ガイドであり、紙幣収納部24の天井面を形成する部材である。この紙幣ガイド48は、ステージ42を上昇させてステージ42上に集積された紙幣の上面を当接させることでその紙幣の膨らみを押しつぶすことができるようになっている。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
自動取引装置1の図示しない近接センサにより顧客の接近を検知すると自動取引装置1の顧客操作表示部11は取引選択画面を表示し、顧客は希望する取引に対応する取引選択ボタンである「お預入れ」を押下するものとする。
顧客操作表示部11が「お預入れ」の取引選択ボタンの押下を検知すると主制御部16の指示により顧客操作表示部11は顧客にカードの挿入を促すカード挿入誘導画面を表示し、顧客はカード挿入誘導画面にしたがって所持しているカードをカード挿入返却口から挿入する。
カードリーダ部12は挿入されたカードの磁気ストライプやICチップ等から口座番号等の口座情報を読取る。カードが挿入されると主制御部16の指示により紙幣入出金機13は紙幣の入金処理を開始する。
紙幣入出金機13の制御部31は接客部21の図示しないシャッタを開放し、顧客は接客部21の紙幣入金室21aへ紙幣を投入するものとする。紙幣の投入を検知した制御部31は接客部21のシャッタを閉じ、投入された紙幣を分離機構により1枚ずつ分離して繰出す。
繰出された紙幣は搬送路27aにより鑑別部22へ搬送され、鑑別部22で真券と鑑別された紙幣は搬送路27cで一時保留部23へ搬送されて集積される。一方、鑑別部22で真券でないと鑑別された紙幣は顧客へ返却するため搬送路27dおよび搬送路27bにより接客部21の紙幣集積室21bへ集積される。
紙幣入金室21aに投入されたすべての紙幣を繰出し、一時保留部23等へ搬送すると鑑別部22で真券と鑑別された紙幣の計数結果を主制御部16へ通知する。
計数結果の通知を受けた主制御部16の指示により顧客操作表示部11は計数結果である入金金額を表示するとともにその入金金額の確定を指示するための「確認」ボタンを表示し、その「確認」ボタンが押下されるものとする。
「確認」ボタンの押下を検知した主制御部16の指示により紙幣入出金機13の制御部31は一時保留部23に集積された紙幣を繰出し、搬送路27c、27a、27eにより収納部出入口28aを経由し紙幣収納部24aへ搬送して集積し、収納させる紙幣集積動作を行う。
ここで、この紙幣集積動作を図5の実施例における集積動作を示すフローチャートのSで表すステップにしたがって説明する。
まず、制御部31は図6に示すようにステージ42に集積された最上位の紙幣が紙幣収納部24の上部に設けられた紙幣を繰出すための繰出しローラや天井面を形成する紙幣ガイド48に当接する紙幣押圧位置までそのステージ42を上昇させてあるものとする。これは、集積された紙幣の膨らみを押しつぶすとともに紙幣を繰出す出金処理に備えるためである。
S1:ステージ42を上昇させると制御部31は羽根車45を図6(a)における反時計方向に回転させながら紙幣を集積するための空間を確保するためにステージ42を集積準備位置まで下降させる。
集積準備位置とは、図4に示すように制御部31が記憶部30に予め記憶された所定の移動量に基づいてステージ42を下降させた位置であり、紙幣を集積するための充分な空間を確保したステージ42の位置である。
このようにステージ42を紙幣押圧位置まで上昇させて紙幣の膨らみを押しつぶした状態で羽根車45を回転させながらステージ42を集積準備位置まで下降させることにより図10に示すような変形した紙幣がステージ42の最上位に集積されている場合であっても、その紙幣を羽根車45の羽根の先端部で叩くため、その紙幣を膨らませることがない。また、羽根車45の羽根の先端部で紙幣を叩いてビルストッパ46の反対側である羽根車45側に引き寄せることができる。
したがって、羽根車45を回転させながらステージ42を紙幣押圧位置から集積準備位置まで下降させるようにしたことで変形した紙幣であってもビルストッパ46により係止されることがなくなり、ビルストッパ46に引っかかって上面検知センサ44がオンしたままになることを防止することができる。
S2:次に、制御部31は上面検知センサ44で紙幣の有無を確認する。上面検知センサ44で紙幣がない(オフ)ことを確認、すなわち紙幣を集積するための空間が充分に確保できていることを確認すると処理をS7へ移行する。一方、上面検知センサ44で紙幣の存在(オン)を確認すると処理をS3へ移行する。
S3:上面検知センサ44で紙幣の存在(オン)を確認すると制御部31は羽根車45を図4(a)における反時計方向に回転させたままにする。
S4:羽根車45を回転させたまま制御部31はステージ42を一定量下降させる。
S5:ステージ42を一定量下降させると制御部31はカセットフルセンサ47でステージ42が最下に位置するか否かを確認する。カセットフルセンサ47でステージ42が最下に位置することを検知すると処理をS6へ移行し、一方ステージ42が最下に位置していないことを検知すると処理をS2へ移行する。
S6:ステージ42が最下に位置することを検知すると紙幣収納部24に集積された紙幣が満杯である(カセットフルエラー)として集積動作を終了させる。
S7:S2において、上面検知センサ44で紙幣がないこと、すなわち紙幣を集積するための空間が充分に確保できていることを確認すると制御部31はフィードローラ40を図4(a)における反時計方向、リバースローラ41および羽根車45を図4(a)における時計方向に回転させたまま、送り込まれる紙幣をステージ42上に集積させる動作を開始する。
S8:制御部31は紙幣検知センサ29で送り込まれる紙幣の枚数を計数する。
S9:制御部31は紙幣検知センサ29で規定の枚数の紙幣が送り込まれ、ステージ42上に集積されたことを検知すると処理をS10へ移行し、規定の枚数の紙幣が送り込まれていない場合は処理をS8へ移行する。
S10:規定の枚数の紙幣が送り込まれ、ステージ42上に集積されたことを検知すると制御部31はステージ42を一定量下降させて紙幣を集積するための空間を確保する。
S11:制御部31はすべての紙幣の集積が完了したか否かを判定し、完了したと判定すると処理をS12へ移行し、一方完了していないと判定すると処理をS8へ移行して集積動作を継続する。
S12:すべての紙幣の集積が完了したと判定すると制御部31はフィードローラ40、リバースローラ41、および羽根車45の回転を停止する。
S13:フィードローラ40、リバースローラ41、および羽根車45の回転を停止すると制御部31はステージ42に集積された最上位の紙幣が紙幣収納部24の上部に設けられた紙幣を繰出すための繰出しローラや天井面に当接するまでそのステージ42を上昇させて紙幣押圧位置であるアイドル位置まで移動させる。
なお、本実施例では、紙葉類を紙幣として説明したが、これに限られるものでなく紙葉類を乗車券、航空券、各種チケット、伝票等の帳票としてもよい。
以上説明したように、本実施例では、ステージ42を紙幣押圧位置まで上昇させて紙幣の膨らみを押しつぶした状態で羽根車45を回転させながらステージ42を集積準備位置まで下降させるようにしたことにより、変形した紙幣がステージ42の最上位に集積されている場合であっても、その紙幣を羽根車45の羽根の先端部で叩くため、その紙幣を膨らませることがなく、誤って収納部が満杯であると判定されることを防ぐことができるという効果が得られる。
また、羽根車45の羽根の先端部で紙幣を叩いてビルストッパ46の反対側である羽根車45側に引き寄せるようにしたことにより、変形した紙幣であってもビルストッパ46に引っかかることがなくなり、誤って収納部が満杯であると判定されることを防ぐことができるという効果が得られる。
実施例における自動取引装置の構成を示すブロック図 実施例における紙幣入出金機の制御系の構成を示すブロック図 実施例における紙幣入出金機の機構部の構成を示すブロック図 実施例における紙幣収納部の構成を示す説明図 実施例における集積動作を示すフローチャート 実施例における集積準備動作を示す説明図 従来の集積準備動作を示す説明図 従来の集積準備動作を示す説明図 従来の集積準備動作を示す説明図 変形した紙葉類を示す説明図
符号の説明
1 自動取引装置
2 通信回線
11 顧客操作表示部
12 カードリーダ部
13 紙幣入出金機
14 硬貨入出金機
15 記憶部
16 主制御部
21 接客部
22 鑑別部
23 一時保留部
24a〜24e 紙幣収納部
25 取忘れ紙幣収納部
26 リジェクト紙幣収納部
27 搬送路
28a〜28g 収納部出入口
29a〜29l 紙幣検知センサ
30 記憶部
31 制御部
40 フィードローラ
41 リバースローラ
42 ステージ
44 上面検知センサ
45 羽根車
46 ビルストッパ
47 カセットフルセンサ
48 紙幣ガイド

Claims (2)

  1. フィードローラで送り出された紙葉類の後端部を回転する羽根車の羽根で叩き落して該紙葉類をステージ上に集積する収納部を備えた紙葉類処理装置において、
    ステージに集積されている最上位の紙葉類を収納部の天井面を形成する紙幣ガイドに当接させて該紙葉類の膨らみをつぶすステージの位置を示す紙葉類押圧位置情報およびフィードローラで送り出された紙葉類を集積するための空間を形成するステージの位置を示す集積準備位置情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶した紙葉類押圧位置情報および集積準備位置情報に基づいてステージを紙葉類押圧位置および集積準備位置へ移動させるステージ移動手段とを設け、
    前記ステージ移動手段は、紙葉類をステージ上に集積する動作を開始する前に、既に紙葉類が集積された前記ステージを、前記紙葉類押圧位置まで上昇させて前記紙葉類の膨らみを押しつぶした状態で、前記羽根車を回転させながら前記紙葉類押圧位置から前記集積準備位置へ下降させ、
    前記回転する羽根車の羽根の先端部で、前記ステージに集積されている最上位の紙葉類の上面を叩き、該紙葉類の膨らみをつぶすとともに、羽根車側に引き寄せることを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 請求項1に記載の紙葉類処理装置において、
    前記ステージに集積された紙葉類の上面を検知する上面検知センサを設け、
    前記ステージ移動手段が、前記ステージを前記集積準備位置へ下降させた際、
    前記上面検知センサで前記紙葉類の上面を検知したとき、前記ステージ移動手段は、前記ステージを、前記羽根車を回転させながら、さらに下降させ、
    前記上面検知センサで前記紙葉類の上面を検知しなかったとき、前記紙葉類の集積動作を開始することを特徴とする紙葉類処理装置。
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