JP6323201B2 - 紙幣取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は紙幣取引装置に関し、例えば紙幣等の媒体を投入して所望の取引を行う現金自動取引装置(ATM:Automatic Teller Machine)等に適用して好適なものである。
従来、金融機関や店舗等で使用される現金自動取引装置等においては、顧客との取引内容に応じて、例えば顧客に紙幣や硬貨等の現金を入金させ、また顧客へ現金を出金する。現金自動取引装置としては、例えば顧客との間で紙幣の授受を行う紙幣入出金部と、投入された紙幣の金種及び真偽を鑑別すると共に紙幣の記番号を識別する鑑別部と、投入された紙幣を一時的に保留する一時保留部と、紙幣を搬送する搬送部と、金種毎に紙幣を格納するリサイクル庫とを有するものがある。
このような現金自動取引装置には、入金取引時において、再利用可能であると鑑別部で鑑別された紙幣はリサイクル庫へ搬送し収納する一方、再利用不可能であると鑑別された紙幣はリジェクト庫へ搬送して収納し、出金取引時において、出金可能であると鑑別された出金可能紙幣は紙幣入出金部へ搬送し出金する一方、異常であると鑑別された出金不可紙幣は一時保留部へ搬送した後にリサイクル庫又はリジェクト庫へ搬送して収納するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−49040号公報
そのような現金自動取引装置は、一時保留部から出金不可紙幣をリサイクル庫又はリジェクト庫へ搬送し収納した後に、紙幣入出金部のシャッタを開けて顧客へ出金可能紙幣を出金していたため、出金可能紙幣を顧客に受け渡すまでに多くの時間を要してしまい、機能性を保てない可能性があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、機能性を高め得る紙幣取引装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の紙幣取引装置においては、紙幣の状態を鑑別する鑑別部と、出金取引時に鑑別部で正常と鑑別された正常紙幣を集積し、当該正常紙幣を外部へ出金する出金部と、出金取引時に鑑別部で異常と鑑別された異常紙幣を、正常紙幣とは分別して収納する一時保留部と、紙幣を収納する収納庫と、出金部に設けられ紙幣を集積する空間を外部に対し遮断又は開放するシャッタと、一時保留部に収納された異常紙幣のうち最後の異常紙幣が収納庫に収納されるよりも前に、シャッタを開き出金部から紙幣を出金させる制御部とを設けるようにした。
この紙幣取引装置は、一時保留部に収納された異常紙幣のうち最後の異常紙幣が収納庫へ収納されるまで待つことなく、顧客へ正常紙幣を出金できる。
本発明によれば、一時保留部に収納された異常紙幣のうち最後の異常紙幣が収納庫へ収納されるまで待つことなく、顧客へ正常紙幣を出金できる。かくして本発明は、機能性を高め得る紙幣取引装置を実現できる。
現金自動取引装置の構成を示す斜視図である。 紙幣入出金機の構成を示す左側面図である。 紙幣の構成を示す略線図である。 出金処理手順を示すフローチャートである。 出金処理における紙幣の経路を示す略線図である。 リジェクト紙幣収納処理手順を示すフローチャートである。 リジェクト紙幣収納処理における紙幣の経路を示す略線図である。 リジェクト紙幣収納時のジャムの発生を示す略線図である。 取忘紙幣取込処理手順を示すフローチャートである。 取忘紙幣取込処理における紙幣の経路を示す略線図である。 取忘紙幣取込処理時のジャムの発生を示す略線図である。 取忘紙幣取込処理時ジャム発生表示画面を示す略線図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.実施の形態]
[1−1.現金自動取引装置の構成]
図1に外観を示すように、現金自動取引装置1は、箱状の筐体2を中心に構成されており、例えば金融機関等に設置され、顧客との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行う。筐体2は、その前側に顧客が対峙した状態で紙幣の投入やタッチパネルによる操作等をしやすい箇所に接客部3が設けられている。
接客部3は、カード入出口4、入出金口5、操作表示部6、テンキー7及びレシート発行口8が設けられており、顧客との間で現金や通帳等を直接やり取りすると共に、取引に関する情報の通知や操作指示の受付を行う。カード入出口4は、キャッシュカード等の各種カードが挿入又は排出される部分である。カード入出口4の奥側には、各種カードに磁気記録された口座番号等の読み取りを行うカード処理部(図示せず)が設けられている。入出金口5は、顧客が入金する紙幣が投入されると共に、顧客へ出金する紙幣が排出される部分である。また入出金口5は、シャッタを駆動することにより開放又は閉塞する。操作表示部6は、取引に際して操作画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、取引の種類の選択、暗証番号や取引金額等を入力するタッチパネルとが一体化されている。テンキー7は、「0」〜「9」の数字等の入力を受け付ける物理的なキーであり、暗証番号や取引金額等の入力操作時に用いられる。レシート発行口8は、取引処理の終了時に取引内容等を印字したレシートを発行する部分である。因みにレシート発行口8の奥側には、レシートに取引内容等を印字するレシート処理部(図示せず)が設けられている。
筐体2内には、現金自動取引装置1全体を統括制御する主制御部9や、紙幣に関する種々の処理を行う紙幣入出金機10等が設けられている。主制御部9は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部30から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して入金取引や出金取引等の種々の処理を行う。
以下では、現金自動取引装置1のうち顧客が対峙する側を前側とし、その反対を後側とし、当該前側に対峙した顧客から見て左及び右をそれぞれ左側及び右側とし、さらに上側及び下側を定義して説明する。
[1−2.紙幣入出金機の内部構成]
紙幣入出金機10は、図2に示すように、制御部12が各部(紙幣入出金部16、搬送部24、鑑別部18、一時保留部20、リサイクル庫26、リジェクト庫28及び取忘れ庫22)を統括制御する。
制御部12は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部14(図1)から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して入金取引や出金取引等の種々の処理を行う。記憶部14は、鑑別部18が紙幣を鑑別した鑑別結果及び紙幣の記番号の識別結果等を取引情報と合わせて記憶する。
紙幣入出金機10の内部には、上側に紙幣入出金部16、紙幣の金種や真偽を判定する鑑別部18及び入金紙幣等を一時的に保留する一時保留部20等が設けられている。
紙幣入出金部16は、紙幣を集積する空間がシャッタ11により外部に対し遮断又は開放され、顧客から投入された紙幣を1枚ずつ分離し搬送部24へ繰り出す。また紙幣入出金部16は、搬送部24へ繰り出す紙幣と、入金不可紙幣として紙幣入出金部16へ戻された紙幣とを分別して保持する。また紙幣入出金部16は、当該紙幣入出金部16内部において、搬送部24へ繰り出す紙幣が存在するか否かを検出する図示しない紙幣検知センサが設けられている。
搬送部24は、図示しないローラやベルト等により、図中太線で示す搬送路に沿って長方形の紙幣を短手方向に搬送する。搬送部24は、鑑別部18を前後方向に挿通させるように紙幣を搬送し、当該鑑別部18の後側と一時保留部20及び紙幣入出金部16とをそれぞれ接続している。また搬送部24は、鑑別部18の前側と紙幣入出金部16、リサイクル庫26、リジェクト庫28及び取忘れ庫22とを接続している。搬送部24の分岐点には、セレクタ(図示せず)が設けられており、制御部12の制御に基づき回動することにより、紙幣の搬送先を切り替える。また搬送部24には、搬送される紙幣を検出する搬送検出センサが、複数箇所に設けられている。
鑑別部18は、その内部で紙幣を搬送しながら、光学素子や磁気検出素子等を用いて当該紙幣の金種及び真偽、並びに損傷の程度等(正損)を鑑別し、その鑑別結果を制御部12へ通知する。また鑑別部18は、撮像した紙幣の画像データから、図3に示すように紙幣BL毎に付与されその紙幣の一面に予め印刷された英数字等で構成された紙幣識別情報である記番号IDを読み取り識別する。このとき鑑別部18は、識別した字を識別結果として制御部12へ通知する。これに応じて制御部12は、取得した鑑別結果及び識別結果に基づいて紙幣の搬送先を決定する。
図3に示すように、紙幣BLには、例えば左下に記番号IDが付されている。記番号は、例えばアルファベット等の英語の文字と、0〜9の数字とにより構成されている。この記番号は、紙幣が現金自動取引装置1内部でジャムした場合や、顧客が取り忘れた紙幣を現金自動取引装置1が取り込んだ場合等、紙幣の特定が必要な際に、保存された記番号識別結果から紙幣を特定し、顧客へ証拠情報として提示する際に用いられる。また記番号は、現金自動取引装置1において偽造券が発見された場合、偽造券の記番号と、保存された記番号識別結果及び取引情報を照合し、現金自動取引装置1へ入金された経緯を特定したり、顧客が入金した紙幣の場合、顧客へ証拠情報として提示したりする際に用いられる。さらに記番号は、大量に流通している偽造券があり、それらの偽造券の記番号が特定されている場合、予めそれらの記番号を鑑別部18に登録し、ある一定数以上の字数が一致した紙幣が入金された場合にその紙幣を偽造券として検出する際にも用いられる。
一時保留部20は、入金時に顧客が紙幣入出金部16へ投入した紙幣を一時的に保留し、鑑別部18で入金可能と鑑別された入金可能紙幣を入金が確定するまで一時的に保留する一方、入金不可と鑑別された入金不可紙幣を紙幣入出金部16へ排出する。また一時保留部20は、出金時において鑑別部18で出金不可能と鑑別された出金不可紙幣を、出金可能な紙幣が出金されるまで一時的に保留し、その後当該出金不可紙幣をリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ排出する。
また紙幣入出金機10の内部には、下側に金種別のリサイクル庫26と、鑑別部18において破損した紙幣(いわゆる損券)と鑑別された紙幣、偽造券と判別された紙幣及び5千券や2千券等の還流されない金種の紙幣を格納するリジェクト庫28と、取引時に顧客が紙幣入出金部16から取り忘れた紙幣を回収して格納する取忘れ庫22とが設けられている。リサイクル庫26は、収納排出機構により、搬送部24から搬送されてきた紙幣を取り込んで収納すると共に、収納されている紙幣を排出して搬送部24へ供給する。
かかる構成において現金自動取引装置1は、鑑別部18による紙幣の鑑別結果及び識別結果等をもとに主制御部9及び制御部12が各部を制御して、紙幣の入金処理及び出金処理等を行う。すなわち現金自動取引装置1は、入金取引時、顧客により操作表示部6を介して入金取引が選択され、さらに入出金口5に紙幣が投入されると、投入された紙幣を紙幣入出金部16から1枚ずつ鑑別部18に搬送する。ここで現金自動取引装置1は、鑑別部18の鑑別結果及び識別結果に基づき入金可能と判定された紙幣については一時保留部20に搬送して一時的に収納する。一方で現金自動取引装置1は、入金に適さないと判定された紙幣については紙幣入出金部16へ戻して、シャッタ11を開くことで顧客に返却する。その後顧客により入金金額が確定されると、現金自動取引装置1は、一時保留部20に収納している紙幣を鑑別部18に搬送して鑑別結果及び記番号の識別結果を得る。ここで現金自動取引装置1は、鑑別部18の鑑別結果及び識別結果に基づき収納可能と判定された紙幣については、その金種に応じて各リサイクル庫26へ搬送して保管する。一方で現金自動取引装置1は、収納に適さないと判定された紙幣については、リジェクト庫28へ搬送する。
[1−3.出金処理]
次に、現金自動取引装置1による出金処理の具体的な処理手順について、図4に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。紙幣入出金機10の制御部12は、顧客が出金取引を行う場合、記憶部14から出金処理プログラムを読み出して実行することにより図4に示す出金処理手順RT1を開始し、ステップSP1へ移る。ステップSP1において制御部12は、顧客により操作表示部6を介して出金取引が選択され出金金額が入力されると、要求金額に応じて必要な金種毎の紙幣枚数を認識し、出金枚数のカウントを開始し、ステップSP2へ移る。
ステップSP2において制御部12は、要求金額に応じた金種毎の紙幣枚数に応じて各リサイクル庫26から紙幣を繰り出して鑑別部18へ搬送することにより鑑別させて鑑別結果を取得し、ステップSP3へ移る。ステップSP3において制御部12は、鑑別部18において紙幣の記番号を識別させて識別結果を取得し、ステップSP4へ移る。
ステップSP4において制御部12は、鑑別結果が正常であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは鑑別結果が正常であったため紙幣が出金可能紙幣であることを表し、このとき制御部12はステップSP5へ移る。ステップSP5において制御部12は、出金枚数のカウントを1だけ増加させ、ステップSP6へ移る。ステップSP6において制御部12は、図5に示すようにセレクタ(図示せず)をルートR1へ切り替え、紙幣を鑑別部18から紙幣入出金部16へ搬送してステップSP9へ移る。
一方ステップSP4において否定結果が得られると、このことは紙幣が出金不可紙幣であることを表し、このとき制御部12はステップSP7へ移る。ステップSP7において制御部12は、出金枚数のカウントを0だけ増加させ(すなわち増加させない)、ステップSP8へ移る。ステップSP8において制御部12は、図5に示すようにセレクタ(図示せず)をルートR2へ切り替え、紙幣を鑑別部18から一時保留部20へ搬送してステップSP9へ移る。
ステップSP9において制御部12は、要求金額に応じた紙幣の枚数に出金枚数のカウントが達したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは要求金額に応じた紙幣の枚数分の紙幣を未だ紙幣入出金部16へ集積させていないことを表し、このとき制御部12はステップSP2へ戻り、リサイクル庫26から次の紙幣を鑑別部18へ繰り出す。一方ステップSP9において肯定結果が得られると、このことは要求金額に応じた紙幣の枚数分の紙幣を紙幣入出金部16へ集積させたことを表し、このとき制御部12はステップSP10へ移る。
ステップSP10において制御部12は、紙幣入出金部16へ搬送した紙幣と一時保留部20へ搬送した紙幣との記番号の識別結果を記憶部14に記憶し、ステップSP11へ移る。ステップSP11において制御部12は、シャッタ11を開け、紙幣入出金部16内に集積されている紙幣を顧客に受け渡すことにより出金し、ステップSP12へ移る。
ステップSP12において制御部12は、紙幣検知センサにより紙幣入出金部16内に顧客が取り忘れた取忘紙幣が存在するか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは出金すべき紙幣を顧客が紙幣入出金部16から全て取り出したことを表し、このとき制御部12はステップSP13へ移り、出金処理手順RT1を終了して次のリジェクト紙幣収納処理手順RT2(図6)へ移る。一方ステップSP12において肯定結果が得られると、このことは取忘紙幣が紙幣入出金部16に存在していることを表し、このとき制御部12はステップSP14へ移り、出金処理手順RT1を終了して次の取忘紙幣取込処理手順RT3(図9)へ移る。
このように紙幣入出金機10は、シャッタ11を開けて顧客へ出金可能紙幣を出金した後に、後述するリジェクト紙幣収納処理及び取忘紙幣取込処理を行うことにより出金不可紙幣を一時保留部20からリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ搬送し収納すると共に、取忘紙幣を紙幣入出金部16から取忘れ庫22へ搬送し収納する。
[1−4.リジェクト紙幣収納処理]
次に、現金自動取引装置1によるリジェクト紙幣収納処理の具体的な処理手順について、図6に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。紙幣入出金機10の制御部12は、上述した出金処理の後にリジェクト紙幣収納処理を行う際、記憶部14からリジェクト紙幣収納処理プログラムを読み出して実行することにより図6に示すリジェクト紙幣収納処理手順RT2を開始し、ステップSP21へ移る。ステップSP21において制御部12は、出金処理において一時保留部20に保持した紙幣を鑑別部18へ搬送することにより鑑別させて鑑別結果を取得し、ステップSP22へ移る。
ステップSP22において制御部12は、鑑別部18において紙幣の記番号を識別させて識別結果を取得し、ステップSP23へ移る。ステップSP23において制御部12は、鑑別結果が正常であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは鑑別結果が正常であったため紙幣がリサイクル可能紙幣であることを表し、このとき制御部12はステップSP24へ移る。ステップSP24において制御部12は、図7に示すようにセレクタ(図示せず)をルートR3へ切り替え、紙幣を鑑別部18から各リサイクル庫26へ搬送してステップSP26へ移る。一方ステップSP23において否定結果が得られると、このことは紙幣がリサイクル不可紙幣であることを表し、このとき制御部12はステップSP25へ移る。ステップSP25において制御部12は、図7に示すようにセレクタ(図示せず)をルートR4へ切り替え、紙幣を鑑別部18からリジェクト庫28へ搬送してステップSP26へ移る。
ステップSP26において制御部12は、紙幣をリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ搬送できなかったか否か、すなわちジャムが発生したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことはジャムが発生していないことを表し、このとき制御部12はステップSP27へ移る。ステップSP27において制御部12は、リサイクル庫26へ搬送した紙幣とリジェクト庫28へ搬送した紙幣との記番号の識別結果を記憶部14に記憶し、ステップSP28へ移る。ステップSP28において制御部12は、出金時において一時保留部20へ搬送した枚数の分だけ一時保留部20内から出金不可紙幣を繰り出していないか、すなわち一時保留部20内に出金不可紙幣が存在するか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは出金不可紙幣が未だ一時保留部20に残留していることを表し、このとき制御部12はステップSP21へ戻り、一時保留部20から次の出金不可紙幣を搬送部24へ繰り出す。一方ステップSP28において否定結果が得られると、このことは全ての出金不可紙幣を紙幣入出金部16から搬送部24へ繰り出したことを表し、このとき制御部12はステップSP32へ移り、リジェクト紙幣収納処理手順RT2を終了する。
一方ステップSP26において肯定結果が得られると、このことは一時保留部20からリサイクル庫26又はリジェクト庫28までの間において図8に示すようにジャムJM1が発生したことを表し、このとき制御部12はステップSP29へ移る。ステップSP29において制御部12は、搬送部24上の全ての紙幣を一時保留部20へ一旦戻した後に再びリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ搬送することにより復旧動作を行い、ステップSP30へ移る。
ステップSP30において制御部12は、復旧動作が成功したか、すなわち搬送部24の複数箇所に設けられた搬送検出センサを所定時間内に紙幣が通過し、リサイクル庫26又はリジェクト庫28へ正常に搬送されたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは復旧動作に成功したことを表し、このとき制御部12はステップSP27へ移り、上述した処理を行う。一方ステップSP30において否定結果が得られると、このことは復旧動作に失敗したことを表し、このとき制御部12はステップSP31へ移り、所定のエラー処理を行い、ステップSP32へ移り、リジェクト紙幣収納処理手順RT2を終了する。
[1−5.取忘紙幣取込処理]
次に、現金自動取引装置1による取忘紙幣取込処理の具体的な処理手順について、図9のフローチャートを用いて詳細に説明する。紙幣入出金機10の制御部12は、上述した出金処理の後に取忘紙幣取込処理を行う際、記憶部14から取忘紙幣取込プログラムを読み出して実行することにより図9に示す取忘紙幣取込処理手順RT3を開始し、ステップSP41へ移る。ステップSP41において制御部12は、顧客が紙幣入出金部16から取り忘れた取忘紙幣を紙幣入出金部16の紙幣検知センサにより検出すると、取忘紙幣を紙幣入出金部16から1枚ずつ鑑別部18に搬送し、ステップSP42に移る。
ステップSP42において制御部12は、紙幣を鑑別部18へ搬送できなかったか否か、すなわちジャムが発生したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことはジャムが発生していないことを表し、このとき制御部12はステップSP43へ移る。ステップSP43において制御部12は、鑑別部18により紙幣を鑑別させて鑑別結果を取得し、ステップSP44へ移る。ステップSP44において制御部12は、鑑別部18において紙幣の記番号を識別させて識別結果を取得し、ステップSP45へ移る。ステップSP45において制御部12は、図10に示すようにセレクタ(図示せず)をルートR5へ切り替え、紙幣を鑑別部18から一時保留部20へ搬送してステップSP46へ移る。ステップSP46において制御部12は、図10に示すようにセレクタ(図示せず)をルートR6へ切り替え、紙幣を一時保留部20から取忘れ庫22へ搬送してステップSP47へ移る。因みに、一時保留部20から取忘れ庫22へ搬送する間にジャムが発生した場合、制御部12は、上述したリジェクト紙幣収納処理において一時保留部20からリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ紙幣を搬送する間にジャムが発生した場合とほぼ同様の処理を行う。
ステップSP47において制御部12は、取得した紙幣の記番号の識別結果を記憶部14に記憶し、ステップSP48へ移る。ステップSP48において制御部12は、紙幣検知センサにより紙幣入出金部16内に取忘紙幣が存在するか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、取忘紙幣が未だ紙幣入出金部16に残留していることを表し、このとき制御部12はステップSP41へ戻り、紙幣入出金部16から次の取忘紙幣を搬送部24へ繰り出す。一方ステップSP48において否定結果が得られると、このことは全ての取忘紙幣を紙幣入出金部16から搬送部24へ繰り出したことを表し、このとき制御部12はステップSP53へ移り、取忘紙幣取込処理手順RT3を終了する。
一方ステップSP42において肯定結果が得られると、このことは紙幣入出金部16から鑑別部18までの間において図11に示すようにジャムJM2が発生したことを表し、このとき制御部12はステップSP49へ移る。ステップSP49において制御部12は、搬送部24上の全ての紙幣と一時保留部20に収納された全ての紙幣とを紙幣入出金部16へ一旦戻した後に再び鑑別部18へ搬送することにより復旧動作を行い、ステップSP50へ移る。
ステップSP50において制御部12は、復旧動作が成功したか、すなわち紙幣が鑑別部18へ正常に搬送されたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは復旧動作に成功したことを表し、このとき制御部12はステップSP43へ移り、上述した処理を行う。一方ステップSP50において否定結果が得られると、このことは復旧動作に失敗したことを表し、このとき制御部12はステップSP51へ移り、図12に示す取忘紙幣取込処理時ジャム発生表示画面DIPを操作表示部6に表示させ、ステップSP52へ移る。この取忘紙幣取込処理時ジャム発生表示画面DIPは、エラー(すなわちジャムが発生し且つ復旧動作に失敗)が発生し、取忘紙幣であったため、取忘紙幣の記番号と、当該取忘紙幣の枚数とを確認するよう顧客に促している。また取忘紙幣取込処理時ジャム発生表示画面DIPは、取忘紙幣取込処理を開始してから、ジャムが発生して復旧動作が失敗するまでの間にステップSP45において記憶した取忘紙幣の記番号と、当該取忘紙幣の枚数とを表示する。
ステップSP52において制御部12は、所定のエラー処理を行い、ステップSP53へ移り、リジェクト紙幣収納処理手順RT2を終了する。
[1−6.効果]
従来の現金自動取引装置は、一時保留部20から出金不可紙幣をリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ搬送し収納した後に、シャッタ11を開けて顧客へ出金可能紙幣を出金していたため、出金可能紙幣を紙幣入出金部16に集積させた後に、一時保留部20から出金不可紙幣をリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ搬送し収納するまでの時間だけ顧客を待たせることとなり、出金可能紙幣を顧客に受け渡すまでに多くの時間を要してしまっていた。また従来、取引時間が長くなると、ホストの監視時間を超えてしまい、出金取引が成立しなくなる可能性があった。
これに対し現金自動取引装置1は、シャッタ11を開けて顧客へ出金可能紙幣を出金した後に、出金不可紙幣を一時保留部20からリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ搬送し収納するようにした。これにより現金自動取引装置1は、出金可能紙幣を紙幣入出金部16に集積させると、一時保留部20から出金不可紙幣をリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ搬送し収納するまでの時間だけ顧客を待たせることなく、直ちにシャッタ11を開いて出金可能紙幣を顧客に受け渡すことができ、顧客へ紙幣を受け渡すまでの時間を短縮できる。また現金自動取引装置1は、取引時間を短縮できるため、出金取引をホストの監視時間内に抑えることができ、出金取引が成立しない可能性を低下させることができる。
特に、従来の現金自動取引装置においては、出金不可紙幣を一時保留部20からリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ搬送する際にジャムが発生してしまうと、復旧動作を行う時間を要してしまうため、紙幣を出金するまでさらに時間がかかり、顧客をさらに待たせてしまうこととなってしまう。
これに対し現金自動取引装置1は、リジェクト紙幣収納処理を行う前に、顧客へ出金可能紙幣を出金するようにしたため、リジェクト紙幣収納処理時に発生したジャムの復旧動作で顧客を待たせてしまう状況をなくすことができる。
ところで従来の現金自動取引装置は、出金取引時において、出金不可紙幣はシャッタ11を開ける前に一時保留部20からリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ搬送して収納することにより、紙幣入出金機10の内部の上側にはこれから顧客の紙幣となる紙幣しか存在しない状態とし、紙幣入出金機10の内部の下側には銀行側の紙幣しかない状態としてから出金していたため、顧客側の紙幣と銀行側の紙幣との切り分けが明確であり、厳格に分別して管理していた。
これに対し現金自動取引装置1は、紙幣入出金機10の内部の上側である一時保留部20に銀行側の紙幣である出金不可紙幣が収納されたままの状態で出金するため、紙幣入出金機10の内部の上側には、銀行側の紙幣と顧客側の紙幣とが混在することとなる。このため、銀行側の紙幣を収納するリジェクト紙幣収納処理を行う際にジャムが発生した場合や、顧客側の紙幣を取り込む取忘紙幣取込処理時にジャムが発生した場合等に、銀行側の紙幣と顧客側の紙幣とを厳格に分別して管理しにくい可能性がある。
このため現金自動取引装置1は、出金処理時に鑑別部18で紙幣の記番号を取得すると共に、リジェクト紙幣収納処理時と取忘紙幣取込処理時においても紙幣の記番号を取得し記憶するようにした。これにより現金自動取引装置1は、ジャムが発生した場合、記憶した紙幣の記番号と、ジャムが発生した紙幣の記番号とを行員に照合させることにより、当該紙幣が銀行側の紙幣であるか顧客側の紙幣であるかを特定させることができる。
以上の構成によれば現金自動取引装置1は、紙幣の状態を鑑別する鑑別部18と、出金取引時に鑑別部18で正常と鑑別された正常紙幣としての出金可能紙幣を集積し、当該出金可能紙幣を外部へ出金する紙幣入出金部16と、出金取引時に鑑別部18で異常と鑑別された異常紙幣としての出金不可紙幣を、出金可能紙幣とは分別して収納する一時保留部20と、一時保留部20から搬送された紙幣を収納するリサイクル庫26及びリジェクト庫28と、一時保留部20に収納された出金不可紙幣のうち最後の出金不可紙幣がリサイクル庫26又はリジェクト庫28に収納されるよりも前に、紙幣入出金部16から紙幣を出金させる制御部12とを設けるようにした。これにより現金自動取引装置1は、一時保留部20に収納された出金不可紙幣のうち最後の出金不可紙幣がリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ収納されるまで待つことなく、顧客へ出金可能紙幣を出金できる。
[2.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、シャッタ11を開けて顧客へ出金可能紙幣を出金した後に、リジェクト紙幣収納処理を行うことにより出金不可紙幣を一時保留部20からリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ搬送し収納するようにした。本発明はこれに限らず、一時保留部20に収納された出金不可紙幣をリサイクル庫26又はリジェクト庫28へ向けて繰り出している最中であって、一時保留部20に収納された出金不可紙幣のうち最後の出金不可紙幣が一時保留部20から繰り出されるよりも前に、シャッタ11を開けて顧客へ出金可能紙幣を出金しても良い。要は、一時保留部20に収納された出金不可紙幣のうち最後の出金不可紙幣がリサイクル庫26又はリジェクト庫28に収納されるよりも前に、シャッタ11を開けて顧客へ出金可能紙幣を出金すれば良い。
また上述した実施の形態においては、取忘紙幣取込処理においてジャムが発生した際、搬送部24上の全ての紙幣と一時保留部20に収納された全ての紙幣とを紙幣入出金部16へ一旦戻した後に再び鑑別部18へ搬送する場合について述べた。本発明はこれに限らず、一時保留部20に収納されている紙幣の計数が確定している場合、搬送部24上の全ての紙幣のみを紙幣入出金部16へ戻すようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、記憶部14に予め記憶させておいた出金処理プログラム、リジェクト紙幣収納処理プログラム及び取忘紙幣取込プログラムを読み出して実行する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースやIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3ab等のネットワーク、或いはCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の外部記憶媒体を介して、外部から出金処理プログラム、リジェクト紙幣収納処理プログラム及び取忘紙幣取込プログラムを取得して実行しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、現金を取引する現金自動取引装置1において、媒体としての紙幣の記番号を読み取る場合に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば商品券や金券、入場券等のような薄い紙状の媒体に付された固有な識別字を読み取る種々の装置に本発明を適用しても良い。また、例えば紙幣を入出する紙幣入出金機や紙幣を所定枚数毎に施封する施封小束支払機等、紙幣や硬貨の取引に関する種々の処理を行う複数種類の装置の組み合わせにより構成された現金処理装置に本発明を適用してもよい。
さらに上述した実施の形態においては、鑑別部としての鑑別部18と、出金部としての紙幣入出金部16と、一時保留部としての一時保留部20と、収納庫としてのリサイクル庫26及びリジェクト庫28と、制御部としての制御部12とによって、紙幣取引装置としての現金自動取引装置1を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる鑑別部と、出金部と、一時保留部と、収納庫と、制御部とによって、紙幣取引装置を構成しても良い。
本発明は、紙幣の記番号を判別し管理する種々の装置でも利用できる。
1……現金自動取引装置、2……筐体、3……接客部、4……カード入出口、5……入出金口、6……操作表示部、7……テンキー、8……レシート発行口、9……主制御部、10……紙幣入出金機、11……シャッタ、12……制御部、14……記憶部、16……紙幣入出金部、18……鑑別部、20……一時保留部、22……取忘れ庫、24……搬送部、26……リサイクル庫、28……リジェクト庫、30……記憶部、DIP……取忘紙幣取込処理時ジャム発生表示画面。

Claims (9)

  1. 紙幣の状態を鑑別する鑑別部と、
    出金取引時に前記鑑別部で正常と鑑別された正常紙幣を集積し、当該正常紙幣を外部へ出金する出金部と、
    出金取引時に前記鑑別部で異常と鑑別された異常紙幣を、前記正常紙幣とは分別して収納する一時保留部と、
    前記紙幣を収納する収納庫と、
    前記出金部に設けられ前記紙幣を集積する空間を外部に対し遮断又は開放するシャッタと、
    前記一時保留部に収納された前記異常紙幣のうち最後の前記異常紙幣が前記収納庫に収納されるよりも前に、前記シャッタを開き前記出金部から前記紙幣を出金させる制御部と
    を有する紙幣取引装置。
  2. 前記制御部は、前記一時保留部に収納された前記異常紙幣のうち最後の前記異常紙幣が前記一時保留部から繰り出されるよりも前に、前記出金部から前記紙幣を出金させる
    請求項1に記載の紙幣取引装置。
  3. 前記制御部は、前記出金部から前記紙幣を出金させた後に、前記一時保留部に収納された前記異常紙幣を前記収納庫に向けて繰り出す
    請求項2に記載の紙幣取引装置。
  4. 前記制御部は、前記シャッタを開いた後に、前記一時保留部に収納された前記異常紙幣を前記収納庫に向けて繰り出す
    請求項3に記載の紙幣取引装置。
  5. 前記制御部は、前記一時保留部から前記収納庫へ前記異常紙幣が搬送される間に発生したジャムの復旧動作を行うよりも前に、前記出金部から前記紙幣を出金させる
    請求項4に記載の紙幣取引装置。
  6. 前記鑑別部は、出金取引時において前記紙幣の記番号を読み取り、所定の記憶部に記憶する
    請求項1に記載の紙幣取引装置。
  7. 前記鑑別部は、出金取引時に前記収納庫から搬送された前記紙幣の記番号を読み取り記憶する
    請求項6に記載の紙幣取引装置。
  8. 前記鑑別部は、出金取引時に前記一時保留部から前記収納庫へ向けて搬送される前記異常紙幣の記番号を読み取り記憶する
    請求項6に記載の紙幣取引装置。
  9. 前記鑑別部は、出金取引時に顧客が前記出金部から取り忘れ当該出金部から取忘れ庫へ向けて搬送される取忘紙幣の記番号を読み取り記憶する
    請求項6に記載の紙幣取引装置。
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