JP2000163634A - 現金処理システム及びその制御方法 - Google Patents

現金処理システム及びその制御方法

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JP2000163634A
JP2000163634A JP10335964A JP33596498A JP2000163634A JP 2000163634 A JP2000163634 A JP 2000163634A JP 10335964 A JP10335964 A JP 10335964A JP 33596498 A JP33596498 A JP 33596498A JP 2000163634 A JP2000163634 A JP 2000163634A
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JP10335964A
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Kazuhiko Tabata
和彦 田畑
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、支払・回収での現金受け取り者の確
認を厳正かつ効率的になし得るようにした現金処理シス
テム及びその制御方法を提供する。 【解決手段】本発明によると、所定金種の現金を収納す
る現金収納手段と、この現金収納手段に対し、現金回収
を実行する直前に、予め登録されている回収実行者情報
を用いて当該現金回収実行者本人の確認を行う回収実行
者確認手段と、この回収実行者確認手段により当該現金
回収実行者本人の確認がなされたとき、前記現金収納手
段に対する当該現金回収実行を許容する制御手段とを具
備することを特徴とする現金処理システムが提供され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、金融機関
等において用いられる現金処理システムに係り、特に、
その支払・回収での現金受け取り者の確認を厳正かつ効
率的になし得るようにした現金処理システム及びその制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述したような現金処理システム
においては、予め操作可能者のID情報(操作者番号
等)を登録しておき、それと、操作者がキー入力したI
D情報、あるいは操作者が投入したカードから読み取っ
たID情報との一致により操作可能としている。
【0003】また、予め操作者のID情報の登録ととも
に、暗証番号を登録しておき、ID情報の一致確認後、
操作者がキー入力した暗証番号との一致を確認するステ
ップを設けているケースもある。
【0004】このID情報の一致確認後あるいは暗証番
号の一致確認後、操作者は目的の操作メニューを選択し
て実行することが可能とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、上述
したような現金処理システムでは、現金処理装置の操作
開始時においてこそ、上記したID情報さらには暗証番
号の照合が行われるものの、支払取引や回収操作等にお
いて必要な操作を行った後、実際にその装置内の現金が
支払れるあるいは取り出される時点では、支払現金の受
け取り者あるいは金庫取り出し者が正当な者であるかど
うかの確認は行われていない。
【0006】すなわち、従来の現金処理システムにおい
ては、操作開始時の操作者が、支払現金の受け取りや回
収現金の取り出しをしているという仮定で現金処理装置
が動作しており、実際に、正当な受け取り者あるいは取
り出し者かどうかは運用に任されている。
【0007】例えば、ショッピングセンター等ではテナ
ン卜の売り上げ金の収納用に金融磯関が現金処理装置を
設置しており、デべロッパーから金融機関への売り上げ
金の授受を、金庫カセットごと行っているケースがあ
る。
【0008】その際、現状では、デべロッパー側の操作
者が現金処理装置からの回収操作を行い、抜き取った金
庫カセットを伝票とともに金融機関側の受け取り者へ渡
し、デべロッパー側、金融機関側の双方が伝票に検印
し、デべロッパー側はその伝票控えを保管しているのみ
である。
【0009】つまり、金庫の受け取り者が正当な受け取
り者かどうかの確認は、双方の関係者による人任せの部
分に頼っているのみである。
【0010】したがって、従来の現金処理システムにお
いては、その支払・回収での現金受け取り者の確認が必
ずしも厳正かつ効率的になされているとは言えないとい
う問題があった。
【0011】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、例えば、金融機関等において用いら
れる現金処理システムに係り、特に、その支払・回収で
の現金受け取り者の確認を厳正かつ効率的になし得るよ
うにした現金処理システム及びその制御方法を提供する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1) 所定金種の現金を収納す
る現金収納手段と、この現金収納手段に対し、現金回収
を実行する直前に、予め登録されている回収実行者情報
を用いて当該現金回収実行者本人の確認を行う回収実行
者確認手段と、この回収実行者確認手段により当該現金
回収実行者本人の確認がなされたとき、前記現金収納手
段に対する当該現金回収実行を許容する制御手段と、を
具備することを特徴とする現金処理システムが提供され
る。
【0013】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2) 所定金種の現金を収納する現金収納
手段と、この現金収納手段に対し、現金回収操作を指示
する際に、予め登録されている回収操作者情報を用いて
当該現金回収操作者本人の確認を行う回収操作者確認手
段と、前記現金収納手段に対し、現金回収を実行する直
前に、予め登録されている回収実行者情報を用いて当該
現金回収実行者本人の確認を行う回収実行者確認手段
と、前記回収操作者確認手段により当該現金回収操作者
本人の確認がなされたとき、前記現金収納手段に対する
当該現金回収操作を許容すると共に、前記回収実行者確
認手段により当該現金回収実行者本人の確認がなされた
とき、前記現金収納手段に対する当該現金回収実行を許
容する制御手段と、を具備することを特徴とする現金処
理システムが提供される。
【0014】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(3) 所定金種の現金を収納する現金収納
手段を有する現金処理装置と、この現金処理装置を通信
により管理する管理装置とを有する現金処理システムに
おいて、前記現金収納手段に対し、現金回収操作を指示
する際に、予め、前記現金処理装置に登録されている回
収操作者情報を用いて当該現金回収操作者本人の確認を
行う回収操作者確認手段と、前記現金収納手段に対し、
現金回収操作を実行する直前に、予め、前記管理装置に
登録されている回収実行者情報を用いて当該現金回収実
行者本人の確認を行うための照会情報を前記現金処理装
置から前記管理装置に送信する回収実行者照会情報送信
手段と、この回収実行者照会情報送信手段によつて送信
された回収実行者の照会情報を受けて、前記管理装置に
登録されている回収実行者情報を用いて当該現金回収実
行者本人の確認を行った照会結果を前記管理装置から前
記現金処理装置に送信する回収実行者照会結果送信手段
と、前記回収操作者確認手段により当該現金回収操作者
本人の確認がなされたとき、前記現金収納手段に対する
当該現金回収操作を許容すると共に、前記回収実行者照
会情報送信手段と回収実行者照会結果送信手段とにより
当該現金回収実行者本人の確認がなされたとき、前記現
金収納手段に対する当該現金回収実行を許容する制御手
段と、前記制御手段によって許容された当該現金回収操
作及び当該現金回収実行に関する進捗情報を前記現金処
理装置から前記管理装置に送信する進捗情報送信手段
と、を具備することを特徴とする現金処理システムが提
供される。
【0015】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(4) 所定金種の現金を収納する現金収納
部と、この現金収納部から現金の回収を行うための開閉
部近傍に設けられ、前記現金収納部から現金回収を実行
する直前に、回収実行者の生体情報を入力する入力手段
と、この入力手段から入力された生体情報を予め登録さ
れている回収実行者情報と照合することにより、当該現
金回収実行者本人の確認を行う回収実行者確認手段と、
この回収実行者確認手段により当該現金回収実行者本人
の確認がなされたとき、前記現金収納部に対する当該現
金回収実行を許容する制御手段と、を具備することを特
徴とする現金処理システムが提供される。
【0016】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(5) 所定金種の現金を収納する現金収納
手段と、この現金収納手段に対し、現金回収操作を指示
する際に、予め登録されている回収操作者情報を用いて
回収操作者を確認する回収操作者確認手段と、前記現金
収納手段に対し、現金回収操作を実行する際に、予め登
録されている回収実行者情報を用いて当該現金回収実行
者本人の認証を行うために、前記現金収納手段の近傍に
本人認証情報を入力する本人認証情報入力部を有し、当
該本人認証情報入力部より当該現金回収実行者本人が入
力した情報に基づいて回収実行者を確認する回収実行者
確認手段と、前記回収操作者確認手段により当該現金回
収操作者本人の確認がなされたとき、前記現金収納手段
に対する当該現金回収操作を許容すると共に、前記回収
実行者確認手段により当該現金回収実行者本人の確認が
なされたとき、前記現金収納手段に対する当該現金回収
実行を許容する制御手段と、を具備することを特徴とす
る現金処理システムが提供される。
【0017】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(6) 所定金種の現金を収納する現金収納
手段に対し、現金回収を実行する直前に、予め登録され
ている回収実行者情報を用いて当該現金回収実行者本人
の確認を行うステップと、前記現金回収実行者本人の確
認がなされたとき、前記現金収納手段に対する当該現金
回収実行を許容するステップと、を具備することを特徴
とする現金処理システムの制御方法が提供される。
【0018】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(7) 所定金種の現金を収納する現金収納
手段に対し、現金回収操作を指示する際に、予め登録さ
れている回収操作者情報を用いて当該現金回収操作者本
人の確認を行うステップと、前記現金収納手段に対し、
現金回収を実行する直前に、予め登録されている回収実
行者情報を用いて当該現金回収実行者本人の確認を行う
ステップと、前記現金回収操作者本人の確認がなされた
とき、前記現金収納手段に対する当該現金回収操作を許
容すると共に、前記現金回収実行者本人の確認がなされ
たとき、前記現金収納手段に対する当該現金回収実行を
許容するステップと、を具備することを特徴とする現金
処理システムの制御方法が提供される。
【0019】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(8) 所定金種の現金を収納する現金収納
手段を有する現金処理装置と、この現金処理装置を通信
により管理する管理装置とを有する現金処理システムの
制御方法において、前記現金収納手段に対し、現金回収
操作を指示する際に、予め、前記現金処理装置に登録さ
れている回収操作者情報を用いて当該現金回収操作者本
人の確認を行うステップと、前記現金収納手段に対し、
現金回収操作を実行する直前に、予め、前記管理装置に
登録されている回収実行者情報を用いて当該現金回収実
行者本人の確認を行うための照会情報を前記現金処理装
置から前記管理装置に送信するステップと、この回収実
行者の照会情報を受けて、前記管理装置に登録されてい
る回収実行者情報を用いて当該現金回収実行者本人の確
認を行った照会結果を前記管理装置から前記現金処理装
置に送信するステップと、前記現金回収操作者本人の確
認がなされたとき、前記現金収納手段に対する当該現金
回収操作を許容すると共に、前記現金回収実行者本人の
確認がなされたとき、前記現金収納手段に対する当該現
金回収実行を許容するステップと、前記許容された当該
現金回収操作及び当該現金回収実行に関する進捗情報を
前記現金処理装置から前記管理装置に送信するステップ
と、を具備することを特徴とする現金処理システムの制
御方法が提供される。
【0020】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(9) 所定金種の現金を収納する現金収納
部から現金の回収を行うための開閉部近傍に設けられる
入力手段により、前記現金収納部から、現金回収を実行
する直前に、回収実行者の生体情報を入力するステップ
と、この入力された生体情報を予め登録されている回収
実行者情報と照合することにより、当該現金回収実行者
本人の確認を行うステップと、前記現金回収実行者本人
の確認がなされたとき、前記現金収納部に対する当該現
金回収実行を許容するステップと、を具備することを特
徴とする現金処理システムの制御方法が提供される。
【0021】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(10) 所定金種の現金を収納する現金収
納手段に対し、現金回収操作を指示する際に、予め登録
されている回収操作者情報を用いて回収操作者を確認す
るステップと、前記現金収納手段に対し、現金回収操作
を実行する際に、予め登録されている回収実行者情報を
用いて当該現金回収実行者本人の認証を行うために、前
記現金収納手段の近傍に設けられている本人認証情報を
入力する本人認証情報入力部により当該現金回収実行者
本人が入力した情報に基づいて回収実行者を確認するス
テップと、前記現金回収操作者本人の確認がなされたと
き、前記現金収納手段に対する当該現金回収操作を許容
すると共に、前記現金回収実行者本人の確認がなされた
とき、前記現金収納手段に対する当該現金回収実行を許
容するステップと、を具備することを特徴とする現金処
理システム制御方法が提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0023】図1は、この発明の一実施の形態が適用さ
れる現金処理システムとしての現金処理装置本体の外観
を示すものである。
【0024】すなわち、この現金処理装置本体の前方下
部には、棒金支払部1、施封・小束支払部2、紙幣入出
金機3、硬貨入金機4が併設されている。
【0025】そして、施封・小束支払部2の上部に硬貨
支払部5が設置されるとともに、硬貨入金機4の後方の
テラー置台6の上にテラーズマシン7が設置され、さら
に、棒金支払部1の後方のテラー置台(図示しない)の
上にテラーズマシン8が設置されている。
【0026】また、棒金支払部1、施封・小束支払部
2、紙幣入出金機3等の出金口扉及び金庫取り出し時の
操作部分、あるいはその周辺には、後述するID情報と
して、例えば、操作者の生体情報としての指紋を利用す
るID情報入力部fがそれぞれ取り付けられている。
【0027】棒金支払部1は、棒金の出金を行うもので
ある。
【0028】施封・小束支払部2は、紙幣入出金機3か
ら施封すべき紙幣を受取って小束を作成し金種別に収納
庫へ収納するものであり、また、小束での出金指示があ
れば収納庫から小束を払い出すものである。
【0029】さらに、施封・小束支払部2は、紙幣入出
金機3への小束の移動が指示された際、収納庫から小束
を取出し、紙幣入出金機3へ移動させるものである。
【0030】紙幣入出金機3は、ばら紙幣の入金計数・
金庫への収納を行い、出金時には金庫からばら紙幣を取
り出すものである。
【0031】また、金庫内に所定枚数以上貯ったとき
は、自動的に施封すべき紙幣を施封・小束支払部2へ資
金移動を行うものである。
【0032】また、紙幣入出金機3は、ばら紙幣の不足
時に施封・小束支払部2から移動される小束を受取り、
小束の施封をカットし、ばら紙幣として入金して金庫へ
の収納を行うものである。
【0033】硬貨入金機4は、ばら硬貨を計数し、金庫
へ収納するものである。
【0034】硬貨支払部5は、ばら硬貨の出金を行うも
のである。
【0035】テラーズマシン7、8は、入出金操作を受
け付けるとともに各種業務データを管理するものであ
る。
【0036】このテラーズマシン7(8)は、図2に示
すように、MPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)
10、PROM(プログラマブル・リード・オンリー・
メモリ)11、プログラムメモリ12、集計データメモ
リ13、キーボード14、CRTディスプレイ装置1
5、ユニットインターフェース17、ハードディスク装
置(HDD)18、および種々の処理結果を印刷するプ
リンタ19によって構成されている。
【0037】プログラムメモリ12は、各種制御プログ
ラムが格納されるものである。
【0038】MPU10は、プログラムメモリ12内の
プログラムを解読して処理を実行するものである。
【0039】集計データメモリ13は、集計されたデー
タが格納されるものである。
【0040】すなわち、この集計データメモリ13に
は、入金取引と出金取引と回金取引に対するそれぞれの
取扱件数、金種別枚数、現金外(小切手)金額、封筒に
いれて鍵が掛かる金庫で管理されている現金(ポスト)
の金額が記憶されるようになっている。
【0041】そして、この集計データメモリ13には、
紙幣入出金機3の後述する図3に示す収納庫25a〜2
5dの各金種ごとの収納枚数を集計する集計部13a、
施封・小束支払部2の後述する図4に示す小束収納庫4
2a、42b、42c、端数収納庫43ごとの各収納小
束数を集計する集計部13bが設けられている。
【0042】キーボード14は各種操作の指示や、手入
力の金額を入力したり、封筒にいれて鍵が掛かる金庫で
管理されている現金(ポスト)の金額の入力を行うもの
である。
【0043】CRTディスプレイ装置15は各種の案内
表示を行うものである。
【0044】ユニットインターフェース17は、MPU
10と上記棒金支払部1、施封・小束支払部2、紙幣入
出金機3、硬貨入金機4、硬貨支払部5、テラーズマシ
ン7、8を接続するものである。
【0045】プログラムはPROM11の内容に従っ
て、MPU10の制御のもと、HDD18に装填される
HDから読込み、プログラムメモリ12に格納され、実
行されるものである。
【0046】プリンタ19は、種々の処理結果を印刷す
るものであり、たとえば新規搬入やアプリケーションの
交換時に、処理結果の履歴を印刷するものである。
【0047】この印刷としては、ジャーナルへの印刷で
あっても、認証の印刷であっても良い。
【0048】MPU10内の内部メモリ10aには、後
述する紙幣入出金機3の収納庫25a〜25dの各金種
ごとの最低必要枚数(ばら紙幣の不足判別用)と設定収
納枚数(ばら紙幣の施封判別用)、施封・小束支払部2
の小束収納庫42a、42b、42c、端数収納庫43
ごとの最低必要小束数と、ばら紙幣不足時の各金種ごと
の装填(移動、補充)する小束数があらかじめ記憶され
ている。
【0049】上記各値は、HDD18からのプログラム
のロード時に一緒に設定されるものであっても、あるい
はテラーズマシン7(8)により設定されるものであっ
ても良い。
【0050】例えば、各金種ごとの最低必要枚数は、万
円紙幣が「500枚」、五千円紙幣が「100枚」、千
円紙幣が「400枚」と記録され、各金種ごとの最低必
要小束数は、万円紙幣が「10束」、五千円紙幣が「1
束」、千円紙幣が「5束」と記録され、各金種ごとの装
填小束数は、万円紙幣が「2束」、五千円紙幣が「1
束」、千円紙幣が「2束」と記録されている。
【0051】図3は、紙幣入出金機3の内部構成を示す
ものである。
【0052】すなわち、図3において、紙幣入出金機3
の正面上部には、ばら紙幣を一括して投入することがで
きる紙幣投入口20が設けられている。
【0053】この紙幣投入口20に投入された紙幣は、
1枚ずつ取込手段である取込ローラ21等により取り込
まれ、入金鑑査部22に搬送されるようになっている。
【0054】上記収納庫25a〜25dの底部の収納紙
幣は、1枚ずつ繰出ローラ29により繰出されて搬送路
eにより搬送され、出金鑑査部26へ搬送されるように
なっている。
【0055】この出金鑑査部26は、金種と真偽(真
券、偽券)を判別し、この判別結果は後述するCPU5
0へ出力されるようになっている。
【0056】この出金鑑査部26により異常券または偽
券と判別された紙幣は、搬送路f、gを通って、リジェ
クト部としての出金リジェクト庫27へ搬送されて集積
される。
【0057】また、出金鑑査部26により払出紙幣と確
認された紙幣は、搬送路f、hを通って出金口28へ搬
送され、一括して外部に払い出される。
【0058】また、施封・小束支払部2への紙幣の移動
時、出金鑑査部26により払出紙幣と確認された紙幣
は、搬送路f、iを通って一時集積部30へ搬送されて
集積される。
【0059】この一時集積部30には、収納庫25a〜
25dのいずれかから搬送路e、出金鑑査部26、およ
び搬送路f、iを介して搬送される紙幣(施封設定され
た金種)が収納されるようになっている。
【0060】上記テラーズマシン7(8)から施封処理
が指示された場合、または紙幣入出金機3の収納庫25
a〜25dに予め設定された設定収納枚数以上の紙幣が
収納された場合に、施封設定された金種の紙幣が収納さ
れている収納庫25a〜25dから収納紙幣が1枚ずつ
繰出され、搬送路eを介して出金鑑査部26へ搬送され
るようになっている。
【0061】そして、出金鑑査部26により異常券また
は偽券と判別された紙幣は、搬送路f、gを介してリジ
ェクト部としての出金リジェクト庫27に搬送されて集
積され、出金鑑査部26により施封設定された金種であ
ると判別された紙幣は、搬送路f、iを介して一時集積
部30に搬送されて集積されるようになっている。
【0062】この一時集積部30には、押出し機構31
が設けられており、この押出し機構31により一時集積
部30上に集積されている紙幣が施封・小束支払部2の
後述する図4に示す一時施封庫40へ押し出される(つ
まり移動される)ようになっている。
【0063】また、損券に関しては損券収納庫に金種混
合で収納されているため、出金鑑査部26により施封設
定された金種ではないと判別された紙幣は、搬送路dに
通して対応する損券一時集積庫24aに集積されるよう
になっている。
【0064】この損券一時集積庫24aの集積紙幣が満
杯となった場合、損券一時集積庫24aに集積されてい
る紙幣は対応する損券収納庫25aに落とし込まれる。
【0065】また、上記紙幣投入口20の下方には、ば
ら紙幣の不足時に施封・小束支払部2の後述する図4に
示すエレベータ部44のトレイ44a上から移動される
小束を受取る受取部32が設けられている。
【0066】この受取部32には、受取った小束の施封
用の帯をカットするカット機構33が設けられている。
【0067】この受取部32上に集積され、帯がカット
された紙幣は、取込ローラ34等により1枚ずつ取り込
まれ、搬送路Jを介して入金鑑査部22に搬送されるよ
うになっている。
【0068】これにより、入金時と同様に、金種に対応
した一時集積庫24a、…に搬送され、集積されるよう
になっている。
【0069】図4は、施封・小束支払部2の内部構成を
示すものである。
【0070】すなわち、図4において、施封・小束支払
部2の正面上部には、施封設定された金種ごとの一定枚
数の紙幣が収納される一時施封庫40が設けられてい
る。
【0071】この一時施封庫40には、紙幣入出金機3
の一時集積部30から押出し機構31により押し出され
た紙幣(施封設定された金種)が収納されるようになっ
ている。
【0072】上記一時施封庫40の下部には、施封部4
1が設けられている。
【0073】これにより、一時施封庫40に集積されて
いる紙幣は施封部41に落とし込まれるようになってい
る。
【0074】施封部41は、一時施封庫40からの集積
紙幣に対してテープを巻いて(帯)施封処理を行うもの
である。
【0075】この施封部41で施封された紙幣は、搬送
路k、l、mを介して端数収納庫43あるいは施封金種
に対応した小束収納庫42a、42b、42cに搬送さ
れ収納されるようになっている。
【0076】すなわち、一時収納庫40の集積紙幣が1
00枚の場合には、施封金種に対応した小束収納庫42
a、42b、42cに搬送され収納され、一時収納庫4
0の集積紙幣が100枚に満たない場合には、端数収納
庫43へ搬送され収納されるようになっている。
【0077】たとえば、小束収納庫42a、42b、4
2cには、それぞれ万円、五千円、千円に対する小束が
収納されるようになっている。
【0078】また、小束収納庫42a、42b、42
c、端数収納庫43では、図示しない取出し機構により
上部から1小束ずつ取出されて、搬送路l、mを介して
エレベータ部44に搬送される。
【0079】このエレベータ部44に集積される小束が
上部に移動されることにより、小束出金口45から一括
して外部に払い出されるようになっている。
【0080】また、ばら紙幣の不足時に小束を移動する
際、小束収納庫42a、42b、42cのいずれかから
取出される移動用の小束が、搬送路l、mを介してエレ
ベータ部44のトレイ44a上に搬送される。
【0081】このエレベータ部44のトレイ44a上に
集積される小束が中途部に移動された際に、そのエレベ
ータ部44の中途部に設けられている押出し機構46に
より、紙幣入出金機3の受取部32に押し出し移動され
るようになっている。
【0082】図5は、施封・小束支払部2、紙幣入出金
機3の制御系の概略構成を示すブロック図である。
【0083】すなわち、紙幣入出金機3は、CPU5
0、ROM51、RAM52、搬送制御部53、収納制
御部54、入金鑑査部22、出金鑑査部26、押出し機
構31、カット機構33、金種判別部56およびインタ
ーフェース(I/F)55とにより構成されている。
【0084】上記CPU50は紙幣入出金機3の全体を
制御するものであり、ROM51にはCPU50の制御
プログラム等が記憶されている。
【0085】RAM52は紙幣入出金機3で鑑査処理さ
れた紙幣等に関する各種情報の記憶に用いられている。
【0086】搬送制御部53は入金鑑査部紙幣入出金機
3で22または出金鑑査部26の判別信号に基づいて搬
送路a〜iが駆動制御され、紙幣が搬送されるようにな
っている。
【0087】収納制御部54は図示しない振分けゲート
を駆動制御することにより、搬送路dにより搬送される
紙幣を入金鑑査部22の判別信号に従って各一時集積庫
24a〜24dへ振分けるようになっている。
【0088】また、収納制御部54は、図示しない仕切
板の移動制御により各一時集積庫24a〜24dの集積
紙幣の各収納庫25a〜25dへの収納が行われ、およ
び繰出ローラ29を駆動制御することにより、各収納庫
25a〜25dから搬送路cへの紙幣の繰り出しが行わ
れるようになっている。
【0089】金種判別部56では、紙幣入出金機3で処
理される紙幣等に関する金種の判別が行われるようにな
っている。
【0090】I/F55は、テラーズマシン7(8)の
ユニットインターフェース17に接続されている。
【0091】また、施封・小束支払部2は、CPU6
0、ROM61、RAM62、搬送制御部63、収納制
御部64、施封制御部65、エレベータ部44、押出し
機構46、金種判別部67およびインターフェース(I
/F)66とにより構成されている。
【0092】上記CPU60は、施封・小束支払部2の
全体を制御するものであり、ROM61にはCPU60
の制御プログラム等が記憶されている。
【0093】RAM62は施封・小束支払部2で施封処
理された紙幣等に関する各種情報の記憶に用いられる。
【0094】搬送制御部63は搬送路k、l、mを駆動
制御することにより、施封部41からの紙幣の小束が搬
送されるようになっている。
【0095】施封制御部65の制御により、一時施封庫
40から施封部41へ落とし込まれた集積紙幣に対して
紙テープ等を巻くことにより、紙幣束としての小束が作
成されるようになっている。
【0096】収納制御部64は図示しない振分けゲート
を駆動制御することにより、搬送路k、l、mにより搬
送される施封指定された金種に基づいて対応した小束収
納庫42a〜42c、及び端数収納庫43に振り分けら
れるようになっている。
【0097】また、収納制御部64は、図示しない取出
し機構を駆動制御することにより、各収納庫42a〜4
2c、43から搬送路l、mへの小束の取出しが行われ
るようになっている。
【0098】金種判別部67では、施封・小束支払部2
で処理される紙幣等に関する金種の判別が行われるよう
になっている。
【0099】I/F66は、テラーズマシン7(8)の
ユニットインターフェース17に接続されている。
【0100】図6は棒金支払部1の制御系の概略構成を
示すブロック図である。
【0101】すなわち、棒金支払部1は、CPU70、
ROM71、RAM72、取出機構73、金種判別部7
4、エレベータ部75、およびインターフェース(I/
F)76とにより構成されている。
【0102】上記CPU50は棒金支払部1の全体を制
御するものであり、ROM71にはCPU70の制御プ
ログラム等が記憶されている。
【0103】RAM72は棒金支払部1で処理される棒
金に関する各種情報の記憶に用いられている。
【0104】金種判別部74では、棒金支払部1で処理
される棒金等に関する金種の判別が行われるようになっ
ている。
【0105】I/F76は、テラーズマシン7(8)の
ユニットインターフェース17に接続されている。
【0106】図7は硬貨支払部5の制御系の概略構成を
示すブロック図である。
【0107】すなわち、硬貨支払部5は、CPU80、
ROM81、RAM82、取出機構83、金種判別部8
4、ばら硬貨搬送部85、およびインターフェース(I
/F)86とにより構成されている。
【0108】上記CPU80は硬貨支払部5の全体を制
御するものであり、ROM81にはCPU80の制御プ
ログラム等が記憶されている。
【0109】RAM82は硬貨支払部5で処理される棒
金に関する各種情報の記憶に用いられている。
【0110】金種判別部84では、硬貨支払部5で処理
される硬貨等に関する金種の判別が行われるようになっ
ている。
【0111】I/F86は、テラーズマシン7(8)の
ユニットインターフェース17に接続されている。
【0112】次に、棒金支払部1における棒金取出部に
ついて説明する。
【0113】図8は、棒金支払部1における棒金取出部
を簡略化して示す図である。
【0114】棒金取出部は、図8に示すように、取出機
構3b(73)が、棒金金庫3dカセット120)よ
り、棒金を1本取り出し、金種判別部3c(74)で金
種の判別を行い、棒金(一時)集積部3a(ホッパ16
5)へ集積させる構造になっている。
【0115】図9および図10は、棒金支払部1におけ
る棒金取出部をより詳細化して示す図である。
【0116】棒金取出部は、より詳しくは図9および図
10に示すように、カセット120によって棒金を金種
毎にセットすることができるようになっている。
【0117】また、カセット120の前面には、1カセ
ット20にセットされた棒金を保持する棒金シャッタ1
21が取り付けられている。
【0118】ここで、図9は、エレベータ部75が所定
のカセット120に隣接して配置された状態を示す図で
ある。
【0119】また、図10は、エレベータ部75とカセ
ット120のシャッタ121側部分とを拡大して示す図
である。
【0120】これらの図面に示されるように、前記棒金
シャッタ121は、軸124を中心としてカセット12
0の内側方向に回転可能であり、ばね123によって立
ち上がる方向(外側方向)に付勢されている。
【0121】したがって、棒金シャッタ121は、他の
外力が作用しない限り、ばね123の付勢力により立ち
上がった状態を保持しており、カセット120内の棒金
Pと当接して棒金Pをカセット120内に保持すること
ができる。
【0122】このような構成で、オペレータが直接に棒
金Pをカセット120にセットする場合には、棒金Pを
カセット120の開口部から1カセット20内部に揃え
て入れることにより、約20本の棒金Pを1つのカセッ
ト120にセットすることが可能である。
【0123】一方、これとは異なり、棒金Pを機械的に
カセット120にセットする場合には、後述するよう
に、セットすべき棒金Pを棒金シャッタ121の前面か
らカセット120内に押し込む。
【0124】つまり、棒金シャッタ121の前面に棒金
Pを押し当ててばね123の付勢力に抗して棒金シャッ
タ121を内側に回転させながら、棒金Pをカセット1
20内に押し込む。
【0125】カセット台125には、ここにセットされ
たカセット120内の棒金Pをエレベータ7側方向に付
勢し得るバックアップ26が設けられている。
【0126】この付勢力はバックアップ126をエレベ
ータ部75側方向に付勢するばね130によって生起さ
れる。
【0127】したがって、棒金Pが収容されたカセット
120をカセット台125にセットすると、バックアッ
プ126によって棒金Pが棒金シャッタに121に押し
付けられる。
【0128】つまり、カセット120をカセット台25
に挿入していくと、カセット120の最奥端に位置する
棒金Pがバックアップ126の押付板126aに当接
し、バックアップ126がばね130の付勢力に抗して
奥方に押し込まれる。
【0129】この場合、ばね130は、その付勢力によ
って、バックアップ126の押付板126aをカセット
120の最奥端に位置する棒金Pに押し付けた状態でカ
セット120の最先端の棒金Pを棒金シャッタ121に
押し付ける。
【0130】すなわち、カセット120内の棒金Pが全
てカセット120から押し出される方向に付勢された状
態となる。
【0131】この状態のまま、さらにカセット120を
カセット台125内に押し込んでいくと、前述したカセ
ットラッチによってカセット120がカセット台125
内に保持される。
【0132】次に、エレベータ部75の構造について説
明する。
【0133】図10は、エレベータ部75の構造を示す
図である。
【0134】エレベータ部75は、当該エレベータ部7
5の上部で開口して棒金を受け入れるホッパ165と、
ホッパ165の下側に設けられた棒金搬送部170とか
ら主に構成されている。
【0135】このうち、ホッパ165は、カセット12
0から取り出された棒金や、カセット120にセットす
べき棒金を保持することができる。
【0136】また、棒金搬送部170は、ホッパ165
内の棒金を受けとってその金種を判別するとともに、こ
の判別した棒金を所定のカセット120へと搬送するこ
とができる。
【0137】エレベータ部75のカセット120側には
棒金をカセット120から取り出す取り出しレバー12
7が取り付けられている。
【0138】この取り出しレバー127は、図示しない
モータ等によって図中矢印方向に回転し、カセット12
0内の最先端の棒金1本を押し上げてこれをホッパ16
5内に落とし込ませることができるようになっている。
【0139】エレベータ部75にはカセット120から
取り出された棒金を検知するための出金確認センサ12
8が設けられている。
【0140】この出金確認センサ128は、例えばLE
D128aとフォトダイオード128bとからなり、棒
金が取り出しレバー127によってカセット120側か
らエレベータ部75側に移送されたかどうかを検知する
ことができる。
【0141】また、ホッパ165の下部には、ホッパ1
65内における棒金の有無を検出する残留検出センサ1
66が設けられている。
【0142】この残留検出センサ166も、例えばLE
D166aとフォトダイオード166bとからなる。
【0143】ホッパ165は、上端開口部から下部に向
かって徐々にその内径が小さくなっている。
【0144】つまり、ホッパ165の内面は段差部を有
するテーパ面に形成されている。
【0145】ホッパ165の最下部には搬送部170に
開口する搬出口172が設けられている。
【0146】この搬出口172を通じてホッパ165内
の棒金が搬送部170へと搬出される。
【0147】また、この搬出口172は2つの分離シャ
ッタ144,145によって開閉自在である。
【0148】この場合、分離シャッタ144,145
は、互いに左右に分かれて開くようになっている。
【0149】また、搬出口172の下方には分離エレベ
ータ146が上下に移動可能に設けられている。
【0150】この分離エレベータ146は、駆動機構に
よって搬出口172の位置まで上昇させられた状態つま
りその移動路の上端位置で、ホッパ165内から搬出口
172を通じて落下する棒金を受けとることができる。
【0151】そして、この分離エレベータ146と前記
分離シャッタ144,145は、互いに連動して動作
し、後述するようにホッパ165内の棒金を1本ずつ分
離する分離手段を構成している。
【0152】次に、上述したように構成される現金処理
装置において、本発明の要部について説明する。
【0153】図11は、上述した現金処理装置の構成か
ら本発明の要部について取りまとめた部分のブロック図
を示している。
【0154】図12は、現金処理装置の入出金ユニット
のブロック図を示している。
【0155】図13は、現金処理装置と外部システムと
の関係を説明するためのシステムイメージ図を示してい
る。
【0156】図14は、具体的な実施の形態における動
作フロー図を示している。
【0157】図15は、現金処理装置から所定の出金庫
扉を引き出してその中でカセット式となっている金庫が
抜き取られる状態を例示する図である。
【0158】まず、図11において、現金処理装置の使
用時、各操作者は、図1、図2の棒金支払部1、施封・
小束支払部2、紙幣入出金機3等の出金口扉及び金庫取
り出し時の操作部分、あるいはその周辺にそれぞれ取り
付けられているID情報入力部fに生体情報等のID情
報(操作者番号、指紋など)を入力する。
【0159】現金処理装置側では、予めデ一タメモリ部
13に登録されている操作可能者のID情報との照合を
行い、操作可能者のID情報と登録デ一タとの一致を確
認後、当該操作者による操作を可能状態にする。
【0160】現金の収納・支払や装填・回収操作の場合
には、図1、図2の棒金支払部1、施封・小束支払部
2、紙幣入出金機3、硬貨入金機4、硬貨支払部5等を
含む入出金ユニット制御部107を介して処理する。
【0161】また、現金処理装置は、伝送制御部108
を介して外部システムとのデ一タの送受信を行う。
【0162】なお、図11においては、図2のMPU
(マイクロ・プロセッサ・ユニット)10に対応する主
制御部101のほかに、プログラムメモリ12、14、
CRTディスプレイ装置15が示されている。
【0163】そして、図12に示すように、現金処理装
置は、現金の収納・支払や装填・回収操作の際に、入出
金ユニット制御部107を介して、計数・搬送等制御部
d、出金口・金庫ロック開閉等制御部eを制御すること
により、各操作メニューの処理を実行する。
【0164】ここで、各出金口扉の開閉、および金庫取
り出しロック機構の施錠・開錠は、出金口・金庫ロック
開閉等制御部eにより制御される。
【0165】次に、具体的な実施の形態について説明す
る。
【0166】図13において、ショッピングセンターに
は現金処理装置Aが設置されており、各テナン卜によっ
て入金される売上金は、現金処理装置内における前述し
たような各金庫に収納される。
【0167】ここで、各金庫の回収操作を行うデべロッ
パー側の操作者のID情報は、予めデ一タメモリ部13
に登録されており、当該操作者はID情報入力部fにI
D情報を入力して回収操作を開始する。
【0168】一方、銀行等の金融機関側の金庫受け取り
者は、金融機関側のシステムのID情報管理部Bに金庫
受け取り可能者として、予めID情報(この例では指
紋)が登録されており、回線網を介して現金処理装置A
からの照会・確認が可能となっている。
【0169】また、金融機関側の進捗管理部Cは、現金
処理装置Aから金庫の受け取りデ一夕を受信する。
【0170】次に、図14に示す金庫の回収操作の動作
フロー図に基づいて説明する。
【0171】まず、デべロッパー側の金庫回収可能者
が、現金処理装置Aの回収操作メニューを選択する(ス
テップS1)と、金庫取り出しロック機構部の開錠待ち
(ステップS2)、すなわち、金庫取り出し操作機構部
にあるID情報人力部fからの指紋情報の入力待ちとな
る。
【0172】次に、金融機関側の金庫の受け取り者がI
D情報人力部fに指紋を入力すると、入力されたID情
報が伝送制御部8を介して、金融機関側のID情報管理
部Bに照会され、現金処理装置Aは照会結果の受信待ち
となる(ステップS3)。
【0173】金融機関側のID情報管理部Bでは、当該
ショピングセンターの現金処理装置Aの金庫の受け取り
可能者が登録されているかどうかを、現金処理装置Aに
照会結果として送信する(ステップS4)。
【0174】現金処理装置Aは、照会結果により以下の
動作を行う(ステップS5)。
【0175】“登録されていない場合“には、回収操作
メニューの中止処理を行う。
【0176】“登録されている場合“には、出金口・金
庫ロック開閉等制御部eにより、金庫取り出しロック機
構を開錠(ステップS6)して、金庫の抜き取り操作待
ちとなる。
【0177】そして、金融機関側の金庫の受け取り者
が、例えば、図15に示すように、現金処理装置Aから
所定の出金庫扉A1を引き出してその中でカセット式と
なっている金庫A2が抜き取られる(ステップS7)
と、出金口・金庫ロック開閉等制御部eが各金庫の抜き
取りを検出し、金庫の抜き取り情報(例えば、抜き取り
個数、金額、日時、デべロッパー側操作者ID情報、金
庫受け取り者のID情報等)を伝送制御部108を介し
て、金融機関側の進捗管理部Cへ通知して(ステップS
8)回収操作メニューを終了する。
【0178】以上のように、本発明では、支払取引での
現金受け取り者、回収操作での金庫の取り出し者が、正
当な者であるかどうかの確認を、支払い現金や金庫の取
り出し直前に行うことにより、現金授受のセキュリティ
が向上する。
【0179】また、指紋といった本人確認の信頼性の高
いID情報の利用により、現金授受時に使用されている
伝票や検印事務等の省略が可能となる。
【0180】さらに、現金の授受の実行、授受者の情報
を管理することにより、作業の進捗管理も可能となる。
【0181】そして、以上のような実施の形態に基づい
て説明してきた本発明の明細書には、以下のような態様
を有する現金処理システムが含まれている。
【0182】(1) 現金処理装置の支払取引や回収操
作において、出金口扉を開ける前、金庫の取り出しロッ
ク機構の開錠の前に、ID情報(指紋等)の入力・照合
ステップを設けて、その照合結果により、出金口扉、金
庫取り出しロック機構の制御を行う現金処理システム。
【0183】(2) 入力されたID情報について、当
該の現金処理装置の操作開始時のID情報の入力・照合
ステップで入力されたID情報との照合を行う現金処理
システム。
【0184】(3) 入力されたID情報について、外
部システムに照会を行う現金処理システム。
【0185】(4) 現金処理装置の出金口扉やその付
近、金庫の取り出し操作部分やその付近に、指紋等のI
D情報の入力装置を付加する現金処理システム。
【0186】
【発明の効果】従って、以上詳述したように、本発明に
よれば、例えば、金融機関等において用いられる現金処
理システムに係り、特に、支払・回収での現金受け取り
者の確認を厳正かつ効率的になし得るようにした現金処
理システム及びその制御方法を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態が適用される
現金処理システムとしての現金処理装置の外観を示す図
である。
【図2】図2は、図1のテラーズマシン7(8)の構成
を示すブロック図である。
【図3】図3は、図1の紙幣入出金機3の内部構成を示
す図である。
【図4】図4は、図1の施封・小束支払部2の内部構成
を示す図である。
【図5】図5は、施封・小束支払部2、紙幣入出金機3
の制御系の概略構成を示すブロック図である。
【図6】図6は、図1の棒金支払部1の制御系の概略構
成を示すブロック図である。
【図7】図7は、図1の硬貨支払部5の制御系の概略構
成を示すブロック図である。
【図8】図8は、棒金支払部1における棒金取出部を簡
略化して示す図である。
【図9】図9は、棒金支払部1における棒金取出部をよ
り詳細化して、エレベータ部75が所定のカセット12
0に隣接して配置された状態を示す図である。
【図10】図10は、棒金支払部1における棒金取出部
をより詳細化して、エレベータ部75とカセット120
のシャッタ121側部分とを拡大して示す図である。
【図11】図11は、上述した現金処理装置の構成から
本発明の要部について取りまとめた部分を示しているブ
ロック図である。
【図12】図12は、現金処理装置の入出金ユニットを
示しているブロック図である。
【図13】図13は、現金処理装置と外部システムとの
関係を説明するために示しているシステムイメージ図で
ある。
【図14】図14は、具体的な実施の形態における動作
フローを示す図である。
【図15】図15は、現金処理装置Aから所定の出金庫
扉A1を引き出してその中でカセット式となっている金
庫A2が抜き取られる状態を例示する図である。
【符号の説明】
1…棒金支払部、 2…施封・小束支払部、 3…紙幣入出金機、 4…硬貨入金機、 5…硬貨支払部、 6…テラー置台、 7(8)…テラーズマシン、 10…MPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)、 11…PROM(プログラマブル・リード・オンリー・
メモリ)、 12…プログラムメモリ、 13…集計データメモリ、 14…キーボード、 15…CRTディスプレイ装置、 17…ユニットインターフェース、 18…ハードディスク装置(HDD)、 19…プリンタ19、 70…CPU、 71…ROM、 72…RAM、 73(3d)…取出機構、 74(3c)…金種判別部、 75…エレベータ部、 76…インターフェース(I/F)、 f…ID情報入力部、 107…入出金ユニット制御部、 108…伝送制御部、 101…主制御部、 A…現金処理装置、 B…ID情報管理部、 C…進捗管理部、 e…出金口・金庫ロック開閉等制御部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定金種の現金を収納する現金収納手段
    と、 この現金収納手段に対し、現金回収を実行する直前に、
    予め登録されている回収実行者情報を用いて当該現金回
    収実行者本人の確認を行う回収実行者確認手段と、 この回収実行者確認手段により当該現金回収実行者本人
    の確認がなされたとき、前記現金収納手段に対する当該
    現金回収実行を許容する制御手段と、 を具備することを特徴とする現金処理システム。
  2. 【請求項2】 所定金種の現金を収納する現金収納手段
    と、 この現金収納手段に対し、現金回収操作を指示する際
    に、予め登録されている回収操作者情報を用いて当該現
    金回収操作者本人の確認を行う回収操作者確認手段と、 前記現金収納手段に対し、現金回収を実行する直前に、
    予め登録されている回収実行者情報を用いて当該現金回
    収実行者本人の確認を行う回収実行者確認手段と、 前記回収操作者確認手段により当該現金回収操作者本人
    の確認がなされたとき、前記現金収納手段に対する当該
    現金回収操作を許容すると共に、前記回収実行者確認手
    段により当該現金回収実行者本人の確認がなされたと
    き、前記現金収納手段に対する当該現金回収実行を許容
    する制御手段と、 を具備することを特徴とする現金処理システム。
  3. 【請求項3】 所定金種の現金を収納する現金収納手段
    を有する現金処理装置と、この現金処理装置を通信によ
    り管理する管理装置とを有する現金処理システムにおい
    て、 前記現金収納手段に対し、現金回収操作を指示する際
    に、予め、前記現金処理装置に登録されている回収操作
    者情報を用いて当該現金回収操作者本人の確認を行う回
    収操作者確認手段と、 前記現金収納手段に対し、現金回収操作を実行する直前
    に、予め、前記管理装置に登録されている回収実行者情
    報を用いて当該現金回収実行者本人の確認を行うための
    照会情報を前記現金処理装置から前記管理装置に送信す
    る回収実行者照会情報送信手段と、 この回収実行者照会情報送信手段によつて送信された回
    収実行者の照会情報を受けて、前記管理装置に登録され
    ている回収実行者情報を用いて当該現金回収実行者本人
    の確認を行った照会結果を前記管理装置から前記現金処
    理装置に送信する回収実行者照会結果送信手段と、 前記回収操作者確認手段により当該現金回収操作者本人
    の確認がなされたとき、前記現金収納手段に対する当該
    現金回収操作を許容すると共に、前記回収実行者照会情
    報送信手段と回収実行者照会結果送信手段とにより当該
    現金回収実行者本人の確認がなされたとき、前記現金収
    納手段に対する当該現金回収実行を許容する制御手段
    と、 前記制御手段によって許容された当該現金回収操作及び
    当該現金回収実行に関する進捗情報を前記現金処理装置
    から前記管理装置に送信する進捗情報送信手段と、 を具備することを特徴とする現金処理システム。
  4. 【請求項4】 所定金種の現金を収納する現金収納部
    と、 この現金収納部から現金の回収を行うための開閉部近傍
    に設けられ、前記現金収納部から現金回収を実行する直
    前に、回収実行者の生体情報を入力する入力手段と、 この入力手段から入力された生体情報を予め登録されて
    いる回収実行者情報と照合することにより、当該現金回
    収実行者本人の確認を行う回収実行者確認手段と、 この回収実行者確認手段により当該現金回収実行者本人
    の確認がなされたとき、前記現金収納部に対する当該現
    金回収実行を許容する制御手段と、 を具備することを特徴とする現金処理システム。
  5. 【請求項5】 所定金種の現金を収納する現金収納手段
    と、 この現金収納手段に対し、現金回収操作を指示する際
    に、予め登録されている回収操作者情報を用いて回収操
    作者を確認する回収操作者確認手段と、 前記現金収納手段に対し、現金回収操作を実行する際
    に、予め登録されている回収実行者情報を用いて当該現
    金回収実行者本人の認証を行うために、前記現金収納手
    段の近傍に本人認証情報を入力する本人認証情報入力部
    を有し、当該本人認証情報入力部より当該現金回収実行
    者本人が入力した情報に基づいて回収実行者を確認する
    回収実行者確認手段と、 前記回収操作者確認手段により当該現金回収操作者本人
    の確認がなされたとき、前記現金収納手段に対する当該
    現金回収操作を許容すると共に、前記回収実行者確認手
    段により当該現金回収実行者本人の確認がなされたと
    き、前記現金収納手段に対する当該現金回収実行を許容
    する制御手段と、 を具備することを特徴とする現金処理システム。
  6. 【請求項6】 所定金種の現金を収納する現金収納手段
    に対し、現金回収を実行する直前に、予め登録されてい
    る回収実行者情報を用いて当該現金回収実行者本人の確
    認を行うステップと、 前記現金回収実行者本人の確認がなされたとき、前記現
    金収納手段に対する当該現金回収実行を許容するステッ
    プと、 を具備することを特徴とする現金処理システムの制御方
    法。
  7. 【請求項7】 所定金種の現金を収納する現金収納手段
    に対し、現金回収操作を指示する際に、予め登録されて
    いる回収操作者情報を用いて当該現金回収操作者本人の
    確認を行うステップと、 前記現金収納手段に対し、現金回収を実行する直前に、
    予め登録されている回収実行者情報を用いて当該現金回
    収実行者本人の確認を行うステップと、 前記現金回収操作者本人の確認がなされたとき、前記現
    金収納手段に対する当該現金回収操作を許容すると共
    に、前記現金回収実行者本人の確認がなされたとき、前
    記現金収納手段に対する当該現金回収実行を許容するス
    テップと、 を具備することを特徴とする現金処理システムの制御方
    法。
  8. 【請求項8】 所定金種の現金を収納する現金収納手段
    を有する現金処理装置と、この現金処理装置を通信によ
    り管理する管理装置とを有する現金処理システムの制御
    方法において、 前記現金収納手段に対し、現金回収操作を指示する際
    に、予め、前記現金処理装置に登録されている回収操作
    者情報を用いて当該現金回収操作者本人の確認を行うス
    テップと、 前記現金収納手段に対し、現金回収操作を実行する直前
    に、予め、前記管理装置に登録されている回収実行者情
    報を用いて当該現金回収実行者本人の確認を行うための
    照会情報を前記現金処理装置から前記管理装置に送信す
    るステップと、 この回収実行者の照会情報を受けて、前記管理装置に登
    録されている回収実行者情報を用いて当該現金回収実行
    者本人の確認を行った照会結果を前記管理装置から前記
    現金処理装置に送信するステップと、 前記現金回収操作者本人の確認がなされたとき、前記現
    金収納手段に対する当該現金回収操作を許容すると共
    に、前記現金回収実行者本人の確認がなされたとき、前
    記現金収納手段に対する当該現金回収実行を許容するス
    テップと、 前記許容された当該現金回収操作及び当該現金回収実行
    に関する進捗情報を前記現金処理装置から前記管理装置
    に送信するステップと、 を具備することを特徴とする現金処理システムの制御方
    法。
  9. 【請求項9】 所定金種の現金を収納する現金収納部か
    ら現金の回収を行うための開閉部近傍に設けられる入力
    手段により、前記現金収納部から、現金回収を実行する
    直前に、回収実行者の生体情報を入力するステップと、 この入力された生体情報を予め登録されている回収実行
    者情報と照合することにより、当該現金回収実行者本人
    の確認を行うステップと、 前記現金回収実行者本人の確認がなされたとき、前記現
    金収納部に対する当該現金回収実行を許容するステップ
    と、 を具備することを特徴とする現金処理システムの制御方
    法。
  10. 【請求項10】 所定金種の現金を収納する現金収納手
    段に対し、現金回収操作を指示する際に、予め登録され
    ている回収操作者情報を用いて回収操作者を確認するス
    テップと、 前記現金収納手段に対し、現金回収操作を実行する際
    に、予め登録されている回収実行者情報を用いて当該現
    金回収実行者本人の認証を行うために、前記現金収納手
    段の近傍に設けられている本人認証情報を入力する本人
    認証情報入力部により当該現金回収実行者本人が入力し
    た情報に基づいて回収実行者を確認するステップと、 前記現金回収操作者本人の確認がなされたとき、前記現
    金収納手段に対する当該現金回収操作を許容すると共
    に、前記現金回収実行者本人の確認がなされたとき、前
    記現金収納手段に対する当該現金回収実行を許容するス
    テップと、 を具備することを特徴とする現金処理システム制御方
    法。
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