JP2726550B2 - 現金管理システム - Google Patents

現金管理システム

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JP2726550B2
JP2726550B2 JP13543990A JP13543990A JP2726550B2 JP 2726550 B2 JP2726550 B2 JP 2726550B2 JP 13543990 A JP13543990 A JP 13543990A JP 13543990 A JP13543990 A JP 13543990A JP 2726550 B2 JP2726550 B2 JP 2726550B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば銀行等の現金つまり紙幣の入出
金を管理する機器が複数台設置されており、各機器にお
ける紙幣及びその情報を総括的に管理できる現金管理シ
ステムに関する。
(従来の技術) 銀行等で使用されている各種入出金装置への現金の装
填及び抜き取りは、現在、ほとんどが人手を介して行わ
れており、その管理の中間には常に人間系が入り込んで
いる。この結果、現金のそのデータが合わなくなると原
因の追求にかなりの人手を要している。このような事情
により、特公昭62−18235号公報では、各機器間に共通
して使用できる装填庫を提案し、現金の出し入れには人
手を介在しないようにしている。
また、この装填庫には記憶装置を内蔵させ、金庫内の
現金残高を金庫自身に管理させるようになっている。
装填庫には、それ自身の現金残高しか管理していない
ため、機器それぞれの現金残高の管理、及びそれらを総
括した管理は最終的に人手で行うか、または専用の情報
機器を設置しなければならなかった。
したがって、複数台の自動取引装置と紙幣整理機とか
らなるシステムで、自動取引装置への紙幣の装填、取出
し、紙幣整理機への紙幣の装填、取出しを行う装填庫を
用いており、各機器それぞれの現金残高の管理、及びそ
れらを総括した管理を行うことができないという欠点が
あった。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、複数台の自動取引装置と紙幣整理機
とからなるシステムで、自動取引装置への紙幣の装填、
取出し、紙幣整理機への紙幣の装填、取出しを行う装填
庫を用いており、各機器それぞれの現金残高の管理、及
びそれらを総括した管理を行うとができないという欠点
を除去するもので、複数台の自動取引装置と紙幣整理機
とからなるシステムで、自動取引装置への紙幣の装填、
取出し、紙幣整理機への紙幣の装填、取出しを行う装填
庫を用いており、各機器それぞれの現金残高の管理、及
びそれらを総括した管理を行うことができる現金管理シ
ステムを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の現金管理システムは、現金の入出金を行う
複数の自動取引装置、これら複数の自動取引装置で取り
扱われる現金を整理する現金整理機、および前記各自動
取引装置と前記現金整理機とに装着可能で、前記各自動
取引装置と前記現金整理機との間の現金のやりとりを行
うもので、前記自動取引装置に装着された際に、その自
動取引装置の現金の収納状態を記憶する記憶手段と、前
記現金整理機に装着された際に、前記記憶手段に記憶さ
れている自動取引装置の現金の収納状態を前記現金整理
機に出力する出力手段とを有した装填庫とを具備し、前
記現金整理機には、前記装填庫から出力された自動取引
装置の現金の収納状態に基づいて各自動取引装置の現金
残高を集計する手段を具備している。
この発明の現金管理システムは、現金の入出金を行う
複数の自動取引装置、これら複数の自動取引装置で取り
扱われる現金を整理する現金整理機、および前記各自動
取引装置と前記現金整理機とに装着可能で、前記各自動
取引装置と前記現金整理機との間の現金のやりとりを行
うもので、前記自動取引装置に装着された際に、その自
動取引装置の現金の収納状態を記憶する記憶手段と、装
着された自動取引装置に収納されている現金が所定金額
よりも多いときは、その所定金額より多い現金を前記自
動取引装置から回収する第1の処理手段と、装着された
自動取引装置に収納されている現金が所定金額よりも少
ないときは、その不足金額の現金を前記自動取引装置に
補充する第2の処理手順と、前記現金整理機に装着され
た際に、前記記憶手段に記憶されている自動取引装置の
現金の収納状態を前記現金整理機に出力する出力手段と
を有した装填庫とを具備し、前記現金整理機には、前記
装填庫から出力された自動取引装置の現金の収納状態に
基づいて各自動取引装置の現金残高を集計する手段を具
備している。
この発明は、紙幣の取引を行う複数の自動取引装置
と、これら複数の自動取引装置で取り扱われる現金を整
理する現金整理機と、前記各自動取引装置と前記現金整
理機とに装着可能で、前記各自動取引装置と前記現金整
理機との間で紙幣のやりとりを行う装填庫とを有した現
金管理システムにおいて、前記装填庫は、前記現金整理
機により所定枚数の紙幣を収納する装填部と、この装填
部に収納されている紙幣の金種と枚数とを記憶する第1
の記憶部と、この第1の記憶部に記憶されている紙幣の
金種と枚数とを装填された自動取引装置に出力する出力
部とを有し、前記複数の自動取引装置各々は、金種別に
紙幣を収納する収納部と、この収納部に収納されている
紙幣の金種と枚数とを記憶する第2の記憶部と、この第
2の記憶部に記憶されている紙幣の金種と枚数とに基づ
いて、前記収納部に収納されている紙幣が不足している
と判断した場合、前記装填庫の出力部より出力された前
記第1の記憶部に記憶されている前記現金整理機により
当該装填庫に収納された紙幣の金種と枚数とに基づい
て、不足している紙幣の金種が前記装填庫に装填されて
いる場合、前記装填庫の装填部に収納されている紙幣を
所定枚数分、前記収納部に補充させる制御部とを有して
いる。
この発明は、紙幣の取引を行う複数の自動取引装置
と、これら複数の自動取引装置で取り扱われる現金を整
理する現金整理機と、前記各自動取引装置と前記現金整
理機とに装着可能で、前記各自動取引装置と前記現金整
理機との間で紙幣のやりとりを行う装填庫とを有した現
金管理システムにおいて、前記装填庫は、紙幣を収納す
る装填部と、この装填部に収納されている紙幣の金種と
枚数とを記憶する第1の記憶部と、この第1の記憶部に
記憶されている紙幣の金種と枚数とを装着された自動取
引装置に出力する出力部とを有し、前記複数の自動取引
装置各々は、金種別に紙幣を収納する収納部と、この収
納部に収納されている紙幣の金種と枚数とを記憶する第
2の記憶部と、この第2の記憶部に記憶されている紙幣
の金種と枚数とに基づいて、前記収納部に収納されてい
る紙幣が不足していると判断し、かつ前記装填庫の出力
部より出力された紙幣の金種と枚数とに基づいて、前記
装填庫の装填部に不足紙幣が収納されていないと判断し
た場合、前記収納部に収納されている紙幣が不足してい
ること、及び不足している紙幣の補充金額を前記装填庫
の前記第1の記憶部に記憶させる制御部とを有し、前記
現金整理機は、前記装填庫が装着された際に、当該装填
庫の前記第1の記憶部に記憶されている紙幣が不足して
いること、及び不足している紙幣の補充金額を読み出し
て、所定金額の紙幣を補充することを案内表示する表示
部を有している。
この発明は、紙幣の取引を行う複数の自動取引装置
と、これら複数の自動取引装置で取り扱われる現金を整
理する現金整理機と、前記各自動取引装置と前記現金整
理機とに装着可能で、前記各自動取引装置と前記現金整
理機との間で紙幣のやりとりを行う装填庫とを有した現
金管理システムにおいて、前記複数の自動取引装置各々
は、金種別に紙幣を収納する収納部と、この収納部に収
納されている紙幣の金種と枚数とを記憶する第1の記憶
部と、この第1の記憶部に記憶されている紙幣の金種と
枚数とに基づいて、前記収納部に収納されている紙幣が
過剰していると判断した場合、この過剰紙幣を前記収納
部から順次取り出す取出し部と、この取出し部より順次
取り出された紙幣を前記装填庫に回収させるために紙幣
を搬送する搬送部とを有し、前記装填庫は、前記自動取
引装置に装着された際に、前記回収される紙幣を収納す
る装填部と、この装填部に収納されている紙幣の金種と
枚数とを記憶する第2の記憶部と、前記現金整理機に装
着された際に、前記第2の記憶部に記憶されている紙幣
の金種と枚数とを出力する出力手段とを有している。
(作用) この発明の現金管理システムは、各自動取引装置と現
金整理機とに装填可能な装填庫で、上記各自動取引装置
と現金整理機との間の現金のやりとりを行い、自動取引
装置に装填庫が装填された際、その自動取引装置の現金
の収納状態を記憶し、現金整理機に装填庫が装填された
際、記憶している自動取引装置の現金の収納状態を出力
するようにしたものである。
この発明の現金管理システムは、各自動取引装置と現
金整理機とに装填可能な装填庫で、上記各自動取引装置
と現金整理機との間の現金のやりとりを行い、自動取引
装置に装填庫が装填された際、その自動取引装置の現金
の収納状態が所定金額よりも多いときはその余剰分を移
動し、また自動取引装置の現金の収納状態が所定金額よ
りも少いときはその不足金額を記憶し、現金整理機に装
填された際、記憶している自動取引装置の現金の収納状
態を出力するようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第1図及び第2図は現金管理システムを示すもので、
複数台(4台)の自動取引装置としての入出金装置1a、
1b、1c、1d、紙幣整理機2、及び自動取引装置1a、…、
紙幣整理機2に装填可能な装填庫3によって構成されて
いる。
上記入出金装置1aについて第3図から第5図を用いて
説明する。
すなわち、第3図において、筐体12の前面に、略L字
形状の操作部13が形成されている。この操作部13の垂直
操作部13aには、通帳挿入口14、カード挿入口15、およ
び伝票発行口16が設けられている。
水平操作部13bには、入金口と出金口を兼用する紙幣
受け部としての入出金口17が設けられており、この入出
金口17には開閉自在な扉18が設けられている。また、水
平操作部13bには、タッチセンサ内蔵のCRT表示部19が設
けられていて、操作手順やその他の情報をイラスト、文
字あるいは文言によってCRT画面に表示し、利用者を誘
導するとともに、その表示によって暗証番号、金額、口
座番号、取引の承認、確認あるいは取消などに応じた表
示部分を押圧することにより操作が行われるものであ
る。
ところで、筐体12内には、第4図に示すように、全体
を制御する主制御部31、上記カード挿入口15から挿入さ
れたカードAを受入れてカードA上の磁気ストライプ部
から暗証番号、口座番号などの口座情報を受取る磁気カ
ードリード部32、取引内容を印刷した伝票を伝票発行口
16から発行する伝票処理ユニット33、上記通帳挿入口14
から挿入された通帳Bの磁気ストライプ部を読取るとと
もに通帳Bおよび図示しないジャーナル用紙に取引内容
を記録する通帳プリント部34が設けられている。
さらに、上記入出金口17に挿入された紙幣Pを受入れ
て指定された金額の紙幣Pを上記入出金口17に払出すと
ともに、装填庫3がセットされることにより各金庫に紙
幣が装填されたり、各金庫の紙幣が装填庫3へ精査され
る機能を有する入出金ユニット35、上記CRT表示部19に
よって構成される接客ユニット36、図示しないスピーカ
により顧客に音声案内を行う音声案内ユニット37、係員
用の内部モニタを有する係員操作部38が設けられてい
る。上記入出金ユニット35に装填された装填庫3はイン
ターフェース44を介して主制御部31と接続され、データ
のやり取りが行えるようになっている。
さらに、入出金ユニット35内の鑑査部(後述する)か
らの鑑査結果に応じた各金庫、装填庫の収納状態を記憶
しているRAM39、振込取引に必要な金融機関の情報たと
えば銀行名、支店名が50音順に記録されたデータファイ
ルとしてのフロッピーディスク40、上記主制御部31と図
示しないホストコンピュータ(センタ)との間のデータ
伝送を制御する伝送制御部41および電源部42が設けられ
ている。上記RAM39には、第5図に示すように、各金庫
の収納金額が記憶されているようになっている。
また、上記主制御部31には、外部に設けられた係員用
のリモートモニタ42に接続されている。
そして、係員操作部37およびリモートモニタ41によ
り、有高検知、金庫の交換、ジャーナルの補充等のロー
カル処理(装置内部の状態を検査する検査処理)が指示
されるようになっている。
主制御部31と入出金ユニット35にセットされた装填庫
3とは図示しないインターフェースを介して接続されて
おり、主制御部31と装填庫3とのデータのやり取りで装
填庫3の入出金ユニット35へのセットが確認されたりす
るようになっている。また、主制御部31によりこの装置
の各金庫の収納状況を送ったり、装填庫3からの収納状
況が主制御部31に送られるようになっている。
第6図は、上記入出金ユニット35の構成を示すもので
ある。図中、50は入出金機構の上部ユニットであり、51
は下部ユニットである。
上部ユニット50内の前面(接客面方向)上部には、前
記入出金口17に対応して紙幣取込み取出装置52が設けら
れている。この紙幣取込み取出装置52は、取込みローラ
53、フロア54、紙幣収納室55などによって構成されてい
る。また、上記上部ユニット50の後部には、装填庫とし
ての第4の金庫3が装着されるようになっており、装填
紙幣収納部23を構成している。
一方、上記下部ユニット51内には、たとえば万円庫と
しての第1の金庫57、千円庫としての第2の金庫58が配
置されていて、それぞれ紙幣収納部59、60を構成してい
るとともに、五千円券、排除券、回収券などの出金不適
合紙幣などを収納する入金庫として第3の金庫61が設け
られていて、紙幣収納部62、集積部63、回収ボックス64
を構成している。また、上記各金庫57、58、61、3に
は、それぞれ集積取出装置65が設けられているととも
に、たとえば100枚分の紙幣を集積可能な集積部として
の空間部66をそれぞれ形成するためのフラップ67がそれ
ぞれ設けられている。上記集積取出装置65は、それぞれ
取出しローラ67a、エレベータ68、押込板69などから構
成されている。
また、上記上部ユニット50内の、前側上下方向の中央
部には鑑査部36が設けられているとともに、その右側に
は出金一時集積部37、および入金一時集積部38が設けら
れている。
そして、ユニット50、51内には、紙幣搬送路(R1〜R
8)が形成されていて、紙幣Pを各部に搬送し得るよう
になっているとともに、分岐部には図示しないロータリ
ーソレノイドを駆動源とするゲート73a〜73lが配設され
ている。さらに、紙幣搬送路Rの途中には各所に紙幣通
過検知器74a〜74wが、また紙幣P…が集積される各集積
箇所には紙幣有無検知器(残留チェックセンサ)75a〜7
5d、457が配設された構成となっている。上記紙幣通過
検知器74a〜74wおよび 紙幣有無検知器75a〜75d、76は、いずれも発光素子と
受光素子とからなる周知の構成である。
ここで、上記のような構成における動作(紙幣の流
れ)について説明する。
第7図および第8図は、入金動作にかかる紙幣の流れ
を示す図である。
すなわち、利用者によってたとえばCRT表示部19の入
金に対応する表示部分が押圧されると、入出金口7の扉
18が開かれる。この状態において、利用者が紙幣Pを金
種表裏混合で一括、かつ立位状態で紙幣収納室55に投入
する。すると、扉18が締められ、この扉18が閉じられた
ことが検知されると、フロア54が上下に振動して紙幣P
を整位した後、取込みローラ53が回転して最前端のもの
から一枚ずつ取込まれる。この取込みローラ53によって
取込まれた紙幣Pは、紙幣搬送路R1を介して搬送され、
紙幣通過検知器74aによって取込み枚数が計数される。
また、紙幣Pは鑑査部70に導かれ、ここで紙幣Pの金
種(券種)、真偽、および表裏が判別(鑑別)される。
そして、紙幣搬送路R2を介して搬送され、上記鑑査部70
によって表券と判別された紙幣Pは第1の振分けゲート
73aを介して上方に搬送され、第2、第3の振分けゲー
ト73a、73cを介し、さらに第4の振分けゲート73dで進
路が変更されて入金一時集積部38に集積される。
裏券と判別された紙幣Pは第1、第2の振分けゲート
73a、73bを介し、第3の振分けゲート73cで進路が変更
され、さらに第5の振分けゲート73eで進路が変更され
て入金一時集積部38に反転されて集積される。これによ
り、紙幣Pはその表裏が取揃えられて上記集積部38に集
積される。
一方、鑑査部70でリジェクトすべき券(偽券および鑑
査不能券など)であると判別された紙幣(リジェクト
券)Pは、第1、第2、第3および第4の振分けゲート
73a、73b、73cおよび73dを介して出金一時集積部37に送
られ、ここに集積される。この出金一時集積部37に集積
されたリジェクト券Pは紙幣収納室55内の紙幣Pがなく
なると、束のまま収納室55に放出され、扉8を開いて利
用者に返却される。
上記入金一時集積部38に集積された紙幣Pは、利用者
がたとえばCRT表示部9より確認を入力することにより
束のまま紙幣収納室55に搬送され、再度取込み搬送され
る。そして、取込まれた紙幣Pは、鑑査部70にて鑑査さ
れた後、第1の振分けゲート73aによって下向きに搬送
路Rが切換えられて下部ユニット51へと搬送される。
鑑査部70で券種判別された万円券は、第11、第6、第
7の振分ゲート73k、73f、73gを介して水平に搬送さ
れ、さらに第8の振分けゲート73hによって進路が変更
されて万円庫57の集積部66aに集積される。
千円券は、第7の振分けゲート73gで進路が変更さ
れ、千円庫58の集積部66bに集積される。
万円券と千円券の旧券、五千円券およびリジェクト券
は、第6の振分けゲート73fで進路が変更され、第9、
第10の振分けゲート73i、73jを介して入金庫63に集積さ
れる。
以上のようにして、紙幣Pのすべてが各金庫57、58、
61の集積部66、66、66に集積されると、金庫57、58内の
紙幣Pは押込板69、69によって下方に押し込まれ、フラ
ッパ67、67に係止されてその下側に収納され、入金動作
は完了される。
また、紙幣Pが入金一時集積部38に集積された状態に
おいて非承認が入力されると、入金一時集積部38の紙幣
Pは紙幣収納室55へ返却され、扉8が開かれることによ
り利用者に返却される。そして、紙幣収納室55から紙幣
Pが抜取られると、扉8が閉じられる。
第9図は出金動作にかかる紙幣の流れを示す図であ
る。
すなわち、まず出金取引が選択され、続いて出金額が
入力される。すると、各金庫57、58において、押込板6
9、69で収納紙幣Pを下方に押圧してフラッパ67、67の
係止を外し、さらにエレベータ68、68を上昇させて収納
紙幣Pを取出しローラ67a、67aに接しさせるようにして
出金のための準備動作が行われる。
この場合、万円券は万円庫57より、また千円券は千円
庫58からそれぞれ取出しローラ67a、67aを回転すること
で一枚ずつ取出される。そして、取出された万円券およ
び千円券はそれぞれ計数されるとともに、水平前方に搬
送されて上部ユニット50へ導かれ、鑑査部70へ搬送され
る。この鑑査部70で正券と判別された紙幣Pは、第1の
振分けゲート73a、第2の振分けゲート73b、第3の振分
けゲート73c、および振分けゲート73dを介して出金一時
集積部37に集積される。こうして、紙幣Pが出金額に達
すると紙幣Pの取出しは中止され、出金一時集積部37に
集積された出金紙幣Pが束のまま紙幣収納室55に放出さ
れ、扉18を開いて利用者に払出しされる。そして、利用
者が紙幣Pを抜取ると、扉18を閉じて出金取引は終了さ
れる。
なお、上記鑑査部70で払出しに適さないと判別された
紙幣(リジェクト券)Pは、第1の振分けゲート73aを
介して下部ユニット51に送られる。そして、図示破線で
示すように、第11、第6、第9および第10の振分けゲー
ト73k、73f、73iおよび73jを介して入金庫61の集積部63
に送られ、ここで集積される。
次に、第10図にもとづいて入金返却動作にかかる紙幣
の流れについて説明する。
すなわち、入金動作において、入金一時集積部38に紙
幣Pが集積された後にたとえばCRT表示部9より取消し
が入力されると、紙幣Pを束のまま紙幣収納室55に放出
する。その後、その紙幣Pは、扉8を開いて利用者に返
却される。
第11図は紙幣の取忘れ回収動作にかかる紙幣の流れを
示すものである。
すなわち、扉8を解放したにおいて、一定時間経過し
ても利用者が出金紙幣Pを取出さない場合、まず扉8を
閉じる。そして、紙幣Pを一枚ずつ取込み、取込まれた
紙幣Pは、鑑査部70、第1の振分けゲート73a、第11の
振分けゲート73k、第6の振分けゲート73f、第9の振分
けゲート73i、および第10の振分けゲート73jを介して入
金庫61内の回収ボックス64で回収される。
次に、第12図を参照して、紙幣の装填(補充)動作に
かかる流れについて説明する。
たとえば、装填庫3に装填用の紙幣Pがセットされた
状態において、係員より紙幣装填のモードが選択される
と、紙幣Pの装填動作が開始される。
すなわち、紙幣Pは装填庫3の取出しローラ67aによ
り一枚ずつ取出され、第2の振分けゲート73b、第3の
振分けゲート73c、第5の振分けゲート73eを介して搬送
されて鑑査部70に導かれ、ここで金種などが鑑別され
る。この鑑査部70で鑑別された紙幣Pは、第1の振分け
ゲート73aにより下方へ搬送され、さらに第11の振分け
ゲート73k、第6の振分けゲート73fを介して送られる。
この場合、千円券は第7の振分けゲート73gで方向を変
えられて千円庫58の集積部66bに集積され、万円券は第
7の振分けゲート73gを介して搬送され、第8の振分け
ゲート73hで方向を変えられて万円庫57に集積部66に集
積され、各紙幣収納部59、60に押込み収納される。
また、装填時に鑑査部70でリジェクトすべきと鑑別さ
れた紙幣Pは、第1の振分けゲート73aで上方に振分け
られ、第2の振分けゲート73b、第3の振分けゲート73c
を介して出金一時集積部37に集積される。このとき、装
填庫3により取出されて第2の振分けゲート73bを通過
した券(装填券)とリジェクト券とが第2の振分けゲー
ト73bと第3の振分けゲート73cとの間の搬送路R4で重な
ってしまう。このため、リジェクト券が発生した時には
瞬時に取出しを中断し、リジェクト券が搬送路R4を通過
した後に再度取出しを再会する方法か、あるいは取出さ
れた券(装填券)とリジェクト券とを重ねた状態で搬送
し、リジェクト券と重なった装填券とをともに出金一時
集積部37に集積する方法がとられる。そして、装填庫3
の紙幣Pがなくなると、装填動作は終了される。
一方、リジェクト券が発生した場合、第13図に示すよ
うに、リジェクト券は出金一時集積部37より紙幣収納室
55に運ばれ、取込みローラ53によって一枚ずつ取込まれ
て再度鑑査部70で鑑別された後、金種判別された券は第
1の振分けゲート73aにより下部ユニット51に導かれ、
各金種別にそれぞれ金庫57、58に収納される。
又、再度リジェクトされた券は、第1の振分けゲート
73aにより上方に導かれ、第2の振分けゲート73bにより
方向が変えられて装填庫3内に収納される。
なお、上記実施例では、装填動作において、装填庫3
からのみ紙幣Pを装填するようにしたが、入金庫61の紙
幣収納部62に装填紙幣をセットしての装填も可能となっ
ている。
次に、第14図にもとづいて精査動作にかかる紙幣の流
れについて説明する。
すなわち、万円庫57あるいは千円庫58より取出された
紙幣Pは上部ユニット50に搬送され、鑑査部70で鑑別さ
れて、第1の振分けゲート73aおよび第2の振分けゲー
ト73bで方向が変えられて、装填庫3内に収納される。
上記鑑査部70において、鑑別不能などのリジェクト券
が発生した時は、第1の振分けゲート73aにより下方に
搬送され、第11の振分けゲート73k、第6の振分けゲー
ト73f、第9の振分けゲート73i、第10の振分けゲート73
jを介して入金庫61の集積部63に集積される。
なお、第1の金庫57を万円庫とし、第2の金庫58を千
円庫とし、第3の金庫61の紙幣収納部59を入金庫とし、
さらに第4の金庫3を装填庫として使用する場合につい
て説明したが、第1の金庫57を千円庫または上記券種以
外の紙幣を収納する金庫として使用することも、また第
2の金庫58を万円庫または上記券種以外の紙幣を収納す
る金庫として使用することもできる。さらには、特に入
出金装置1a、…を休日運用する場合などにおいては、第
3の金庫61の紙幣収納部62および装填庫3に出金用また
は補充用の紙幣を収納しておくことにより、これらの金
庫61、装填庫3を出金庫として使用することも可能とさ
れている。
装填庫3は、第15図に示すように、長方形の形状を有
する金庫の本体81に対してその長方体の一面に蓋82が取
出しローラ軸83を中心に開閉自在な構成である。本体81
の底面中央に蓋82の開閉を制御するオートロック84が設
けられ、このオートロック84の中央部にロックプレート
85と嵌合する穴86が設けられている。また、本体81の側
面には蓋82のマグネット87の磁気力により装填庫3の入
出金ユニット35からの抜取りまたは挿入を検知する検知
器88が設けられている。上記蓋82の中央下端には蓋82の
開閉を制御するロック機構89を備えてこのロック機構89
に穴86に嵌合するロックプレート85が設けられている。
このロックプレート85は、ロック解除可能時には外部の
キー90によって回転して蓋82を閉状態にする。また、本
体81の側面には表示部91が設けられている。
また、装填庫3の制御回路は、第1図に示すように、
装填庫3の全体を制御する制御部92、第16図に示すよう
に、装着された入出金装置1a、…の紙幣の収納状態と装
填庫3の金種別枚数と補充の指示データなどが記憶され
るデータメモリ93、上記入出金装置1a、…や紙幣整理機
2と接続された際に用いられるインターフェース94、制
御プログラムが記憶されているROM95、紙幣を受け入れ
たり取り出したりする紙幣搬送機構96、および上記表示
部91、検知器88によって構成されている。データメモリ
93はEEPROMあるいは図示しないバッテリによりバックア
ップされるRAMによって構成されている。
また、管理を明確化するために、装填庫3の蓋82には
開閉検知用の検知器(図示しない)を設けられており、
人手により蓋が開けられたときは、装填庫3のデータメ
モリ93に記憶されている現金データはクリアされ、紙幣
整理機2で算当照会が行われるまで、データをセットし
ない構成となっている。
紙幣整理機2は、第17図に示すように、計数ユニット
101と装填庫3に紙幣Pを補充する収納ユニット102によ
って構成されている。計数ユニット101は、ユニット全
面にオペレータ番号等を記憶しているIDカードが挿入さ
れるIDカード挿入口103が設けられている。また、計数
ユニット101は、IDカード挿入口103の下側に装填庫3に
補充するための紙幣Pを投入するホッパ104を備えてい
る。このホッパ104の後方のユニット中央にホッパ104か
ら順次取出される紙幣Pの券種を判別する鑑査部105が
設けられている。この鑑査部105のユニット上部にはリ
ジェクト券を集積するリジェクト紙幣集積部106が設け
られている。このリジェクト紙幣集積部106に隣接して
損券を集積する損券集積部107が設けられている。これ
により、鑑査部105によりリジェクト券と判定された紙
幣Pはリジェクト紙幣集積部106へ搬送され、鑑査部105
により損券と判定された紙幣Pは損券集積部107へ搬送
される。
また、鑑査部105により正券と判定された紙幣Pは、
搬送路R10によりあらかじめ装着されている装填庫3に
搬送される。
また、紙幣整理機2の制御回路は、第1図に示すよう
に、紙幣整理機2の全体を制御する制御部110、第18図
に示すように、管理している各入出金装置1a、…の紙幣
の収納状態と紙幣整理機2の収納状態などが記憶される
データメモリ111、上記装填庫3と接続された際に用い
られるインターフェース112、制御プログラムが記憶さ
れているROM113、上記搬送路R10などによって紙幣Pを
搬送する紙幣搬送機構114、表示部115、上記鑑査部10
5、および各入出金装置1a、…の紙幣Pの収納状態をプ
リントアウトするプリンタ117によって構成されてい
る。データメモリ111はEEPROMあるいは図示しないバッ
テリによりバックアップされるRAMによって構成されて
いる。
次に、上記のような構成において動作を説明する。
まず、紙幣整理機2による装填庫3への紙幣Pの補充
動作について説明する。たとえば今、第17図に示すよう
に、装填庫3を紙幣整理機2にセットし、装填庫3に補
充するための紙幣Pをホッパ104に投入する。この際、
紙幣整理機2の制御部110と装填庫3内の制御部92とが
インターフェース112、94を介して接続され、制御部110
が制御部92からの接続要求信号に対して接続許可信号を
返送することにより接続される。
そして、スタートが指示されると、上記ホッパ104に
投入された紙幣Pは順次取出されて鑑査部105へ搬送さ
れる。鑑査部105で金種判別され、正券と判定された紙
幣Pは搬送路R10を介して装填庫3へ収納される。この
際、紙幣整理機2の制御部110は鑑査部105の判定結果に
応じて装填庫3内へ紙幣Pの収納枚数を判断し、その収
納枚数をデータメモリ111に記憶すると共に、インター
フェース112、94を介して装填庫3内の制御部92へ出力
する。これにより、制御部92は装填庫3内の紙幣Pの金
種と収納枚数をデータメモリ93に記憶する。
次に、装填庫3による入出金装置1aへの紙幣Pの補充
動作について説明する。すなわち、上記のように紙幣整
理機2により所定枚数の紙幣Pが収納されている装填庫
3を第6図に示すように、入出金装置1aにセットする。
この際、入出金装置1aの主制御部31と装填庫3内の制御
部92とがインターフェース44、94を介して接続され、主
制御部31が制御部92からの接続要求信号に対して接続許
可信号を返送することにより接続される。これにより、
制御部92はデータメモリ93に記憶されている装填庫3に
収納されている収納金種と枚数とを主制御部31へ出力す
る。
すると、主制御部31は対応する金種の収納枚数をRAM3
9から読出し、適性現金残高と比較する。この比較の結
果、現金残高が不足の場合、その不足金額の装填を判断
し、不足金額分の装填指示を制御部92へ出力する。これ
により、装填庫3に収納されている紙幣Pが第1、ある
いは第2の金庫57、58へ装填され、上述したような装填
処理が行われる。この装填処理により不足金額分が補充
された際に、主制御部31は制御部92へ装填終了を出力す
るとともに、機体番号と各金庫の現金残高と金種別の収
納枚数を出力する。これにより、制御部92はデータメモ
リ93に記憶されている装填庫3に収納されている収納金
種と枚数とを上記装填内容にしたがって更新し、また機
体番号と各金庫の現金残高と金種別の収納枚数をデータ
メモリ93に記憶する。
また、主制御部31によりRAM39から読出した収納枚数
と適正現金残高とが比較され、現金残高の不足が判断さ
れた際に、その不足金額分の紙幣Pが装填庫3に収納さ
れていないと判断された場合、装填処理が行われず、装
填用の紙幣Pの不足の指示および補充金額を制御部92へ
出力する。これにより、制御部92は供給される紙幣Pの
不足の指示および補充金額をデータメモリ93に記憶する
とともに、表示部91で補充の指示を案内する。
そして、その装填庫3が紙幣整理機2にセットされ、
紙幣整理機2の制御部110と装填庫3内の制御部92とが
接続されると、制御部92から制御部110への装填用の紙
幣Pの不足の指示および補充金額が出力される。制御部
110は表示部115を用いて補充するための所定金額の紙幣
Pのホッパ104への投入を案内する。この案内に応じて
ホッパ104へ投入された紙幣Pは装填庫3内へ収納され
る。これにより、制御部92はデータメモリ93に記憶され
ている装填庫3内の紙幣Pの金種と収納枚数を更新し、
表示部91で入出金装置1aへのセットを案内する。
この案内に応じて、その装填庫3を入出金装置1aへセ
ットする。これにより、装填庫3から第1、あるいは第
2の金庫57、58への装填処理が行われ、現金の補充が行
われる。この装填処理により不足金額が補充された際
に、主制御部31は制御部92へ装填終了を出力するととも
に、機体番号と各金庫の現金残高と金種別の収納枚数を
出力する。これにより、制御部92はデータメモリ93に記
憶されている装填庫3に収納されている収納金種と枚数
とを上記装填内容にしたがって更新し、また機体番号と
各金庫の現金残高と金種別の収納枚数をデータメモリ93
に記憶する。
また、装填庫3による他の入出金装置1b、…での装填
動作も上記同様に行われる。
また、装填庫3を入出金装置1aへセットした際に、入
出金装置1aの収納金額が適性現金残高よりも過剰であっ
た場合、その過剰金額の精査を判断し、第1、あるいは
第2の金庫57、58に収納されている過剰紙幣Pを順次取
出して装填庫3に搬送する精査処理が行われる。この精
査処理により過剰金額分が精査された際に、主制御部31
は制御部92へ精査終了を出力するとともに、機体番号と
各金庫の現金残高と金種別の収納枚数を出力する。これ
により、制御部92はデータメモリ93に記憶されている装
填庫3に収納されている収納金種と枚数とを上記精査内
容にしたがって更新し、また機体番号と各金庫の現金残
高と金種別の収納枚数をデータメモリ93に記憶する。
また、装填庫3による他の入出金装置1b、…での精査
動作も上記同様に行われる。
そして、再度装填庫3が紙幣整理機2にセットされ、
紙幣整理機2の制御部110と装填庫3内の制御部92とが
接続されると、制御部92によりデータメモリ93に記憶さ
れている装填庫3に収納されている収納金種と枚数と装
填、精査処理を行った入出金装置1a、…の機体番号と各
金庫の現金残高と金種別の収納枚数が読出され、制御部
110へ出力される。これにより、制御部110は供給される
入出金装置1aに対する各金庫の現金残高と金種別の収納
枚数をデータメモリ111に記憶し、集計する。
また、入出金装置1a、…で過剰になり装填庫3に装填
された紙幣Pを用いて他の入出金装置1a、…での補充を
行っても良い。
上記したように、銀行等の店内の現金の補充等が、係
員が直接現金に触れることなく行え、同時に、装填庫を
通して各入出金装置、装填庫の現金残高が紙幣整理機で
集計でき、店内の現金管理システムを容易に構築でき
る。すなわち、装填用の金庫に各機器内の現金残高簡易
を行わせるとともに情報系のインターフェースの役目を
持たせることにより、金庫を各機器に装填していくだけ
で、紙幣整理機に情報を終結することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、複数台の自
動取引装置と紙幣整理機とからなるシステムにおいて、
自動取引装置への紙幣の装填、取出し、紙幣整理機への
紙幣の装填、取出しを行う装填庫を用いており、各機器
それぞれの現金残高の管理、及びそれらを総括した管理
を行うことができる現金管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は現金
管理システムの構成を示すブロック図、第2図は現金管
理システムの構成を示す概略図、第3図は入出金装置の
外観図、第4図は入出金装置の内部構成を示すブロック
図、第5図は入出金装置のRAMの記憶例を示す図、第6
図は入出金ユニットの内部構成を示す図、第7図および
第8図は入金動作における紙幣の流れを説明するための
図、第9図は出金動作における紙幣の流れを説明するた
めの図、第10図は入金返却動作における紙幣の流れを説
明するための図、第11図は取忘れ回収動作における紙幣
の流れを説明するための図、第12図は装填動作における
紙幣の流れを説明するための図、第13図はリジェクト券
の流れを説明するための図、第14図は精査動作における
紙幣の流れを説明するための図、第15図は装填庫の外観
図、第16図は装填庫のデータメモリの記憶例を示す図、
第17図は紙幣整理機の内部構成を示す断面図、第18図は
紙幣整理機のデータメモリの記憶例を示す図である。 1a、1b、1c、1d……入出金装置(自動取引装置)、2…
…紙幣整理機(現金整理機)、3……装填庫、P……紙
幣(現金)、31……主制御部、39……RAM、44、94、112
……インターフェース、70……鑑査部、88……検知器、
91、115……表示部、92、110……制御部、93、111……
データメモリ、117……プリンタ。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現金の入出金を行う複数の自動取引装置
    と、 これら複数の自動取引装置で取り扱われる現金を整理す
    る現金整理機と、 前記各自動取引装置と前記現金整理機とに装着可能で、
    前記各自動取引装置と前記現金整理機との間の現金のや
    りとりを行うもので、前記自動取引装置に装着された際
    に、その自動取引装置の現金の収納状態を記憶する記憶
    手段と、前記現金整理機に装着された際に、前記記憶手
    段に記憶されている自動取引装置の現金の収納状態を前
    記現金整理機に出力する出力手段とを有した装填庫とを
    具備し、 前記現金整理機には、前記装填庫から出力された自動取
    引装置の現金の収納状態に基づいて各自動取引装置の現
    金残高を集計する手段を具備したことを特徴とする現金
    管理システム。
  2. 【請求項2】現金の入出金を行う複数の自動取引装置
    と、 これら複数の自動取引装置で取り扱われる現金を整理す
    る現金整理機と、 前記各自動取引装置と前記現金整理機とに装着可能で、
    前記各自動取引装置と前記現金整理機との間の現金のや
    りとりを行うもので、前記自動取引装置に装着された際
    に、その自動取引装置の現金の収納状態を記憶する記憶
    手段と、装着された自動取引装置に収納されている現金
    が所定金額よりも多いときは、その所定金額より多い現
    金を前記自動取引装置から回収する第1の処理手段と、
    装着された自動取引装置に収納されている現金が所定金
    額よりも少ないときは、その不足金額の現金を前記自動
    取引装置に補充する第2の処理手段と、前記現金整理機
    に装着された際に、前記記憶手段に記憶されている自動
    取引装置の現金の収納状態を前記現金整理機に出力する
    出力手段とを有した装填庫とを具備し、 前記現金整理機には、前記装填庫から出力された自動取
    引装置の現金の収納状態に基づいて各自動取引装置の現
    金残高を集計する手段を具備したことを特徴とする現金
    管理システム。
  3. 【請求項3】紙幣の取引を行う複数の自動取引装置と、 これら複数の自動取引装置で取り扱われる現金を整理す
    る現金整理機と、 前記各自動取引装置と前記現金整理機とに装着可能で、
    前記各自動取引装置と前記現金整理機との間で紙幣のや
    りとりを行う装填庫とを有した現金管理システムにおい
    て、 前記装填庫は、前記現金整理機により所定枚数の紙幣を
    収納する装填部と、この装填部に収納されている紙幣の
    金種と枚数とを記憶する第1の記憶部と、この第1の記
    憶部に記憶されている紙幣の金種と枚数とを装着された
    自動取引装置に出力する出力部とを有し、 前記複数の自動取引装置各々は、金種別に紙幣を収納す
    る収納部と、この収納部に収納されている紙幣の金種と
    枚数とを記憶する第2の記憶部と、この第2の記憶部に
    記憶されている紙幣の金種と枚数とに基づいて、前記収
    納部に収納されている紙幣が不足していると判断した場
    合、前記装填庫の出力部より出力された前記第1の記憶
    部に記憶されている前記現金整理機により当該装填庫に
    収納された紙幣の金種と枚数とに基づいて、不足してい
    る紙幣の金種が前記装填庫に装填されている場合、前記
    装填庫の装填部に収納されている紙幣を所定枚数分、前
    記収納部に補充させる制御部とを有していることを特徴
    とする現金管理システム。
  4. 【請求項4】前記自動取引装置は、前記制御部にて前記
    収納部に紙幣を補充した際に、前記第2の記憶部に記憶
    されている前記収納部に収納された紙幣の金種と枚数と
    を前記装填庫に出力する出力処理部を有し、 前記装填庫は、前記出力処理部より出力された前記収納
    部に収納された紙幣の金種と枚数とを前記第1の記憶部
    に記憶させる記憶処理部をさらに有していることを特徴
    とする請求項3に記載の現金管理システム。
  5. 【請求項5】前記装填庫の前記第1の記憶部に記憶され
    ている前記自動取引装置にて不足紙幣を補充した際に前
    記収納部に収納されている紙幣の金種と枚数とのデータ
    を受け取り、複数の自動取引装置各々に収納されている
    紙幣の金種と枚数とを集計する処理装置をさらに具備し
    たことを特徴とする請求項4に記載の現金管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】紙幣の取引を行う複数の自動取引装置と、 これら複数の自動取引装置で取り扱われる現金を整理す
    る現金整理機と、 前記各自動取引装置と前記現金整理機とに装着可能で、
    前記各自動取引装置と前記現金整理機との間で紙幣のや
    りとりを行う装填庫とを有した現金管理システムにおい
    て、 前記装填庫は、紙幣を収納する装填部と、この装填部に
    収納されている紙幣の金種と枚数とを記憶する第1の記
    憶部と、この第1の記憶部に記憶されている紙幣の金種
    と枚数とを装着された自動取引装置に出力する出力部と
    を有し、 前記複数の自動取引装置各々は、金種別に指令を収納す
    る収納部と、この収納部に収納されている紙幣の金種と
    枚数とを記憶する第2の記憶部と、この第2の記憶部に
    記憶されている紙幣の金種と枚数とに基づいて、前記収
    納部に収納されている紙幣が不足していると判断し、か
    つ前記装填庫の出力部より出力された紙幣の金種と枚数
    とに基づいて、前記装填庫の装填部に不足紙幣が収納さ
    れていないと判断した場合、前記収納部に収納されてい
    る紙幣が不足していること、及び不足している紙幣の補
    充金額を前記装填庫の前記第1の記憶部に記憶させる制
    御部とを有し、 前記現金整理機は、前記装填庫が装着された際に、当該
    装填庫の前記第1の記憶部に記憶されている紙幣が不足
    していること、及び不足している紙幣の補充金額を読み
    出して、所定金額の紙幣を補充することを案内表示する
    表示部を有していることを特徴とする現金管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記装填庫は、前記自動取引装置の制御部
    より出力された不足紙幣の補充金額を前記第1の記憶部
    に記憶させる記憶制御部を具備したことを特徴とする請
    求項6に記載の現金管理システム。
  8. 【請求項8】紙幣の取引を行う複数の自動取引装置と、 これら複数の自動取引装置で取り扱われる現金を整理す
    る現金整理機と、 前記各自動取引装置と前記現金整理機とに装着可能で、
    前記各自動取引装置と前記現金整理機との間で紙幣のや
    りとりを行う装填庫とを有した現金管理システムにおい
    て、 前記複数の自動取引装置各々は、金種別に紙幣を収納す
    る収納部と、この収納部に収納されている紙幣の金種と
    枚数とを記憶する第1の記憶部と、この第1の記憶部に
    記憶されている紙幣の金種と枚数とに基づいて、前記収
    納部に収納されている紙幣が過剰していると判断した場
    合、この過剰紙幣を前記収納部から順次取り出す取出し
    部と、この取出し部より順次取り出された紙幣を前記装
    填庫に回収させるために紙幣を搬送する搬送部とを有
    し、 前記装填庫は、前記自動取引装置に装着された際に、前
    記回収される紙幣を収納する装填部と、この装填部に収
    納されている紙幣の金種と枚数とを記憶する第2の記憶
    部と、前記現金整理機に装着された際に、前記第2の記
    憶部に記憶されている紙幣の金種と枚数とを出力する出
    力手段とを有していることを特徴とする現金管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記自動取引装置は、過剰紙幣を回収した
    際に、前記収納部に収納されている紙幣の金種と枚数と
    を前記装填庫に出力する出力処理部をさらに有し、 前記装填庫は、前記出力処理部より出力された前記収納
    部に収納された紙幣の金種と枚数とを前記第2の記憶部
    に記憶させる記憶処理部をさらに有していることを特徴
    とする請求項8に記載の現金管理システム。
  10. 【請求項10】前記装填庫の前記第2の記憶部に記憶さ
    れている前記自動取引装置にて過剰紙幣を回収した際に
    前記収納部に収納されている紙幣の金種と枚数とのデー
    タを受け取り、複数の自動取引装置各々に収納されてい
    る紙幣の金種と枚数とを集計する処理装置をさらに具備
    したことを特徴とする請求項9に記載の現金管理システ
    ム。
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