JP5040561B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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本発明は、金融機関の店舗に設置され、複数の取引画面を用いて顧客との取引を自動で行う現金自動預払機等の自動取引装置に関する。
従来の現金自動預払機においては、操作表示部にタッチパネルを組み込んだ表示画面を設け、その表示画面に表示した取引画面を用いて顧客との取引を行う場合に、取引画面の右上に表示された、取引の中止を指示するための「取消」をボタン名とした操作ボタン(取消ボタンという。)を顧客が押下したときに、タッチパネルからの位置信号により押下された画面上の座標位置を読取り、その座標位置を基に操作ボタンのボタン名の内容を認識して、取引の中止を判定している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−65596号公報(主に第10頁段落0026−第11頁段落0031、第4図)
現金自動預払機においては、顧客の操作性を向上させるために、操作表示部の表示画面を大きくすることが行われており、通常、表示画面の上側に配置される紙幣入出金口や硬貨入出金口との距離が接近してきている。
しかしながら、上述した従来の技術においては、操作表示部の表示画面に取消ボタンを表示する場合に、取引画面の右上に表示しているため、例えば、入金取引において、表示画面の右上側に配置されている紙幣入出金口に紙幣を投入する場合に、顧客の手が誤って取消ボタンに触れてしまう場合があり、これにより取消ボタンが押下されたと判定されると、取引が中止され、顧客は再度、最初から取引をやり直さなければならないという問題がある。
また、誤接触に伴う再取引が行われると、取引に無駄時間が生じて現金自動預払機の稼動効率が低下するという問題がある。
このことは、現金自動預払機を小型化した場合に、特に顕著になる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、取引画面に表示した取消ボタンの誤接触による押下を防止する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、取消ボタンを表示した複数の取引画面を用いて、顧客との取引を自動で行う自動取引装置において、前記取引画面を表示したときに、前記取消ボタンの表示位置を、顧客の手の移動経路から退避させることを特徴とする。
これにより、本発明は、誤接触による取消ボタンの押下を防止することができ、誤接触に伴う再取引を防止して自動取引装置の稼動効率を向上させることができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による自動取引装置の実施例について説明する。
図1は実施例1の現金自動預払機の外観を示す説明図、図2は実施例1の現金自動預払機を示すブロック図、図3は実施例1の入金取引処理を示すフローチャートである。
図1、図2において、1は自動取引装置としての現金自動預払機であり、銀行や郵政公社等の金融機関の支店や郵便局、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、顧客との間での取引処理を自動で行う。
2は金融機関のセンタに設置された上位装置としてのホストコンピュータであり、店舗に設置されている現金自動預払機1と専用回線や電話回線等の通信回線3を介して接続しており、口座開設者である顧客を個別に識別するための顧客IDに対応させて顧客の口座の口座番号等の口座情報やその暗証番号、口座残高等の顧客情報を保有して顧客の口座を管理する。
5は現金自動預払機1の主制御部であり、通信回線3を介してホストコンピュータ2と接続しており、現金自動預払機1内の各部を制御して取引処理等を実行すると共にデータ通信等も制御する。
6は記憶部であり、主制御部5が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび主制御部5による処理結果等が格納される。
7は操作表示部であり、現金自動預払機1の前面に略水平に設置された、LCD等の表示画面等を有しており、表示画面に取引選択画面や入力画面、顧客の処置を促す画面等の各種の取引画面を表示する。
また、操作表示部7の表示画面上には、碁盤目状に配列された複数の赤外線ビームを顧客の指等が遮ったことにより、顧客が画面を押下した位置を検出する位置信号検出手段としてのタッチパネルが設けられており、顧客からの入力を受付ける機能を有している。
8はカード取扱部であり、カード挿入口8aから挿入された顧客のキャッシュカード等の取引カードの磁気ストライプやICチップ等に記録されている顧客IDや口座情報等のカード情報を読み書きする機能を有すると共に、明細票等に取引内容等を印刷する機能等を有している。
9は通帳取扱部であり、通帳挿入口9aから挿入された顧客の通帳の磁気ストライプやICチップ等に記録されている通帳情報を読み書きする機能を有すると共に、取引内容等を顧客の通帳に記帳する機能を有している。
10は紙幣入出金部であり、入金取引時等に、操作表示部7の右上に接近して配置された紙幣入出金口10aのシャッタを開放して顧客が投入した紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して収納庫に収納し、出金取引時等に収納庫から顧客に支払う紙幣を繰出し、これを計数して紙幣入出金口10aに集積して顧客に引渡す機能を有している。
11は硬貨取扱部であり、入金取引時等に、操作表示部7の左上に配置された硬貨入出金口11aのシャッタを開放して顧客が投入した硬貨を受入れ、これを鑑別および計数して収納庫に収納し、出金取引時等に収納庫から顧客に支払う硬貨を繰出し、これを計数して硬貨入出金口11aに集積して顧客に引渡す機能を有している。
上記の現金自動預払機1の記憶部6には、顧客が選択した取引の入力を受付け、これを基にホストコンピュータ2と交信して顧客との取引を自動で行う機能等を有する通常の取引処理プログラムに、表示した取消ボタン上を顧客の手が通過する虞がある取引画面を表示したときに、取消ボタンの表示位置を、顧客の手の移動経路上から退避させて表示する機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部6には、各取引画面に表示する操作ボタンの表示領域に対応する座標領域と、その操作ボタンのボタン名の内容が予め格納されている。
以下に、図3に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の入金取引処理について説明する。
金融機関の店舗の係員が、始業時等に現金自動預払機1へ電源を投入すると、現金自動預払機1の記憶部6に格納されている業務処理プログラムが自動的に起動される。
S1、業務処理プログラムが起動すると、現金自動預払機1の主制御部5は、業務処理プログラムにより、その操作表示部7の表示画面に取引選択画面を表示して待機する。
取引選択画面には、取引選択ボタンの押下を促す旨の文言と、出金取引のための「お引き出し」をボタン名とした操作ボタン(「お引き出し」ボタンという。他の操作ボタンも同じ。)および入金取引のための「お預け入れ」ボタン、振込取引のための「お振り込み」ボタン、口座残高を照会する残高照会取引のための「残高照会」ボタン、通帳に未記入の取引データを記帳する通帳記帳取引のための「通帳記帳」ボタン等の取引を選択するための取引選択ボタンが表示されている。
本実施例では、顧客は入金取引を選択し、操作表示部7の表示画面からタッチパネルによって「お預け入れ」ボタンを押下する。
S2、タッチパネルからの位置信号により顧客が押下した操作ボタンの画面上の座標位置を認識した主制御部5は、その座標位置を基に、座標領域に当該座標位置を有する操作ボタンのボタン名の内容を読出して顧客の選択した取引を入金取引と認識し、入金取引を実行するために、操作表示部7の表示画面に取引カードの挿入を促す旨の文言等を表示した取引カード挿入依頼画面を表示し、顧客はこれに従って取引カードをカード取扱部8のカード挿入口8aに挿入する。
このとき、主制御部5はカード取扱部8によって、取引カードの磁気ストライプ等に記録されているカード情報を読取る。
S3、カード情報を読取った主制御部5は、操作表示部7の表示画面に図4(a)に示す現金投入依頼画面を表示する。
現金投入依頼画面には、現金の投入を促す旨の文言が表示され、表示画面の右上の紙幣投入口10aの近傍に、取引の中止を指示するための「取消」をボタン名とした操作ボタン(取消ボタン15という。)が表示される。
S4、現金投入依頼画面を表示した主制御部5は、図示しない駆動機構により、紙幣入出金部10の紙幣入出金口10aのシャッタ、および硬貨取扱部11の硬貨入出金口11aのシャッタをそれぞれ開放する。
S5、図4(a)に示す現金投入依頼画面は、表示した取消ボタン15上を、紙幣入出金口10aへ紙幣を投入しようとする顧客の手が通過する虞がある取引画面であるので、主制御部5は以下の作動を実行する。
すなわち、主制御部5は、紙幣入出金口10aのシャッタ、および硬貨入出金口11aのシャッタの開放開始をトリガにして、紙幣投入口10aの近傍に表示されている取消ボタン15の表示位置を紙幣入出金口10aのシャッタから離れる位置、つまり紙幣入出金口10aに紙幣を投入しようとする顧客の手の移動経路から離れる位置に移動させて、取消ボタン15の表示位置を顧客の手の移動経路上から退避させる。
本実施例では、図4(b)に示すように、取消ボタン15を右上の表示位置から左側の硬貨入出金口11aの方向へ移動させ、硬貨入出金口11aに硬貨を投入しようとする顧客の手の移動経路に該当しない位置に停止させる。
顧客は、現金投入依頼画面の表示に従って、入金する紙幣を紙幣入出金口10aへ、硬貨を硬貨入出金口11aへ投入する。
また、顧客が真に取引を中止する場合は、移動した位置に表示されている取消ボタン15を押下する。
S6、主制御部5は、紙幣入出金口10aおよび硬貨入出金口11aにそれぞれ設けられた図示しない投入検知センサが、投入された紙幣や硬貨を検知した後に、所定の時間の経過を確認したときは、現金が投入されたことを判定してステップS7へ移行する。
タッチパネルの位置信号により、取消ボタン15が押下されたことを認識したときは、入金取引の中止を判定してステップS1へ戻り、操作表示部7の表示画面に取引選択画面を表示して待機する。
S7、現金が投入されたことを判定した主制御部5は、紙幣入出金口10aおよび硬貨入出金口11aのそれぞれシャッタを閉鎖し、現金取込処理を実行する。
すなわち、主制御部5は、紙幣入出金口10aおよび硬貨入出金口11aからそれぞれ紙幣および硬貨を1枚毎に繰出して、その金種別の枚数を計数し、これを図示しないそれぞれの一時保留部に一時保留し、投入された現金の合計金額を算出する。
S8、投入された現金の合計金額を算出した主制御部5は、操作表示部7の表示画面に、算出した合計金額等および入金金額の確定を指示するため確認ボタンや入金取引の中止を指示するため取消ボタン15を表示した入金金額確認画面を表示する。
この場合の取消ボタン15は、確認ボタンまたは取消ボタン15を押下する以外は、顧客の手の移動経路が取引画面上を通過することがないため、入金金額確認画面の右上または左上に表示され、移動の作動は省略される。
顧客は入金金額が正しいことを確認したときは確認ボタンを、リジェクト紙幣等が多い等の理由により入金取引を中止するときは取消ボタン15を押下する。
S9、主制御部5は顧客が確認ボタンを押下したときは、入金金額が確定されたことを判定してステップS11へ移行する。
顧客が取消ボタン15を押下したときは、入金取引の中止を判定してステップS10へ移行する。
S10、入金取引の中止を判定した主制御部5は、取引を中止するために顧客が投入した現金の現金返却処理を実行する。
すなわち、主制御部5は現金や取引カードの受取りを促す画面を表示すると共に、それぞれの一時保留部に一時保留していた紙幣および硬貨を一時保留部から繰出してそれぞれ紙幣入出金口10aおよび硬貨入出金口11aへ搬送し、それぞれのシャッタを開放して顧客に返却する。
その後、主制御部5は顧客がこれらを受取ったことを確認して入金取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って操作表示部7の表示画面に取引選択画面を表示して待機する。
S11、入金金額が確定されたことを判定した主制御部5は、確定された現金の現金収納処理を実行する。
すなわち、主制御部5は、それぞれの一時保留部に一時保留していた紙幣および硬貨を一時保留部から繰出してそれぞれの収納庫へ搬送し、確定された現金をそれぞれの収納庫に金種別に収納する。
また、主制御部5は、取引カードのカード情報に、確定された入金金額を添付した取引電文を通信回線3を介してホストコンピュータ2へ送信し、これを受信したホストコンピュータ2は、カード情報を基に顧客情報を検索して該当する顧客情報の口座に確定された入金金額を加えて更新する。
S12、確定された現金を収納した主制御部5は、操作表示部7の表示画面に明細票や取引カードの受取りを促す画面を表示すると共に、取引カードや明細票をカード取扱部8のカード挿入口8aから排出する。
その後、主制御部5は顧客がこれらを受取ったことを確認して入金取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って操作表示部7の表示画面に取引選択画面を表示して待機する。
このようにして、本実施例の入金取引処理が実行される。
なお、本実施例では、上記ステップS5において、取消ボタン15を、紙幣入出金口10aおよび効果入出金口1aに現金を投入しようとする顧客の手の移動経路に該当しない位置に移動させるとして説明したが、取消ボタン15を、まず硬貨入出金口11a側に退避させ、紙幣の投入を検知したときに、硬貨の投入に備えて紙幣入出金口10a側へ移動させるようにしてもよい。
また、ステップS2において、顧客は取引カードのみを挿入するとして説明したが、通帳のみを挿入した場合、または取引カードと通帳を挿入した場合も同様である。
以上説明したように、本実施例では、入金取引処理において、表示した取消ボタン上を顧客の手が通過する虞がある取引画面として、現金投入依頼画面を表示したときに、紙幣入出金口の近傍の表示画面の右上に表示された取消ボタンの表示位置を、硬貨入出金口の方向に移動させて、紙幣の投入を行う顧客の手の移送経路から退避させるようにしたことによって、紙幣入出金口に紙幣を投入する顧客の手が誤って取消ボタンに触れることによる取消ボタンの押下を防止することができ、誤接触に伴う再取引を防止しながら、大型画面による顧客の操作性を向上させることができると共に、取引における無駄時間を排除して現金自動預払機の稼動効率を向上させることができる。
このことは、現金自動預払機を小型化した場合に、特に有効である。
図5は実施例2の入金取引処理を示すフローチャートである。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、表示した取消ボタン上を顧客の手が通過する虞がある取引画面を表示したときに、取消ボタンの表示位置に重ねて、取消ボタンの押下を無効にするボタンカバー21を表示する機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部6には、上記実施例1と同様に各取引画面の操作ボタンの座標領域と、そのボタン名の内容が予め格納されるほか、取消ボタン上を顧客の手が通過する虞がある取引画面に表示されるボタンカバー21の座標領域と、押下を無効にするカバーである旨を示すカバー名が予め格納されている。
以下に、図5に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の入金取引処理について説明する。
本実施例のステップSA1〜SA4の作動は、上記実施例1のステップS1〜S4の作動と同様であるので、その説明を省略する。
この場合に、ステップSA3においては、操作表示部7の表示画面に上記実施例1の図4(a)に代えて、同様の内容を表示した図6(a)に示す現金投入依頼画面が表示される。
SA5、図6(a)に示す現金投入依頼画面は、表示した取消ボタン15上を、紙幣入出金口10aへ紙幣を投入しようとする顧客の手が通過する虞がある取引画面であるので、主制御部5は以下の作動を実行する。
すなわち、主制御部5は、紙幣入出金口10aのシャッタ、および硬貨入出金口11aのシャッタの開放開始をトリガにして、主制御部5は、紙幣投入口10aの近傍に表示されている取消ボタン15の表示位置に重ねて、取消ボタン15の押下を無効にする、取消ボタン15の視認が可能な半透明のボタンカバー21を表示すると共に、取消ボタン15の操作方法を示す文言を表示する。
本実施例では、図6(b)に示すように、半透明のボタンカバー21と共に操作方法を示す文言として「取消すときは、カバーを押しながら左にずらした後に、「取消」を押してください。」という文言が表示される。
顧客は、現金投入依頼画面の表示に従って、入金する紙幣を紙幣入出金口10aへ、硬貨を硬貨入出金口11aへ投入する。
また、顧客が真に取引を中止する場合は、ボタンカバー21を押下しながら、その表示位置をずらせて取消ボタン15上から移動させた後に、取消ボタン15を押下する。
なお、取消ボタン15の表示位置にボタンカバー21が重ねて表示されているときは、取消ボタン15の表示位置を顧客が押下したとしても、主制御部5が取消ボタン15の押下を認識することはない。
このような作動は、例えば、主制御部5がタッチパネルからの位置信号により顧客が押下した画面上の座標位置を認識し、その座標位置が取消ボタン15に重ねて表示したボタンカバー21の表示位置であるときは、その座標位置を基に、座標領域に当該座標位置を有する操作ボタンのボタン名のボタンカバー21のカバー名の内容とを読出し、ボタンカバー21のカバー名の内容が押下を無効にするカバーであるので、取消ボタン15の押下と認識せずに、ボタンカバー21の押下と認識し、その位置から顧客が指等を移動させたときは、タッチパネルからの位置信号によりその軌跡に追従させてボタンカバー21の表示位置を移動させ、ボタンカバー21と取消ボタン15との表示領域が重ならない状態になった後に、タッチパネルからの位置信号により認識した座標位置が、取消ボタン15の表示位置であるときに、取消ボタン15の押下と認識することにより実行される。
その後のステップSA6〜SA12の作動は、上記実施例1のステップS6〜S12の作動と同様であるので、その説明を省略する。
以上説明したように、本実施例では、入金取引処理において、入金取引処理において、表示した取消ボタン上を顧客の手が通過する虞がある取引画面として、現金投入依頼画面を表示したときに、紙幣入出金口の近傍の表示画面の右上に表示された取消ボタンの表示位置に、取消ボタンの押下を無効にするボタンカバーを重ねて表示するようにしたことによって、紙幣入出金口に紙幣を投入する顧客の手が誤って取消ボタンに触れたとしても、取消ボタンの押下が認識されることはなく、誤接触による取消ボタンの押下を確実に防止することができ、誤接触に伴う再取引を防止しながら、大型画面による顧客の操作性を向上させることができると共に、取引における無駄時間を排除して現金自動預払機の稼動効率を向上させることができる。
なお、上記各実施例においては、入金取引を例に説明したが、現金による振込取引等の場合も同様である。
また、上記各実施例においては、取消ボタンを例に説明したが、表示した操作ボタンが誤接触のより押下されると、誤判定となってしまう操作ボタンに適用しても同様の効果を得ることができる。
また、上記各実施例においては、自動取引装置は現金自動預払機であるとして説明したが、自動取引装置は前記に限らず、発券機や両替機、無人契約機等であってもよい。
実施例1の現金自動預払機の外観を示す説明図、 実施例1の現金自動預払機を示すブロック図 実施例1の入金取引処理を示すフローチャート 実施例1の現金投入依頼画面を示す説明図 実施例2の入金取引処理を示すフローチャート 実施例2の現金投入依頼画面を示す説明図
符号の説明
1 現金自動預払機
2 ホストコンピュータ
3 通信回線
5 主制御部
6 記憶部
7 操作表示部
8 カード取扱部
8a カード挿入口
9 通帳取扱部
9a 通帳挿入口
10 紙幣入出金部
10a 紙幣入出金口
11 硬貨取扱部
11a 硬貨入出金口
15 取消ボタン
21 ボタンカバー

Claims (2)

  1. 取消ボタンを表示した複数の取引画面を用いて、顧客との取引を自動で行う自動取引装置において、
    前記取引画面を表示したときに、前記取消ボタンの表示位置を、顧客の手の移動経路から退避させることを特徴とする自動取引装置。
  2. 取消ボタンを表示した複数の取引画面を用いて、顧客との取引を自動で行う自動取引装置において、
    前記取引画面を表示したときに、顧客の手の移動経路上にある前記取消ボタンの表示位置に、前記取消ボタンの押下を無効にするボタンカバーを重ねて表示することを特徴とする自動取引装置。
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