JP6671855B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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本発明は、金融機関の店舗に設置され、顧客との現金による取引を自動で行う現金自動預払機等の自動取引装置に関する。
従来の現金自動預払機は、顧客との入金取引のときに、操作表示部に表示する紙幣セット誘導画面に「確認」ボタンを表示し、顧客が接客口に紙幣を正常にセットして「確認」ボタンを押下したときに、接客口センサで紙幣が正常にセットされたことを検知すると、シャッタを閉鎖して紙幣の計数処理を実行し、シャッタの閉作動中に、接客口センサで紙幣が正常にセットされていないこと検知した場合は、閉作動を停止してシャッタを解放し、紙幣の再投入を受付けている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010−271756号公報(段落0057−0059、第11図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、顧客が接客口に紙幣を正常にセットして「確認」ボタンを押下したときは、自動でシャッタを閉鎖してしまうため、顧客が紙幣等の不足や過剰、入れ忘れに気付き、紙幣等の再投入を行おうとしたときは、計数処理後に表示される入金金額確認画面から「取消」ボタンを押下して投入紙幣等を返却させ、返却された紙幣等を全て一旦取出した後に改めて最初から入金取引を実行することが必要になり、顧客の操作性や利便性が低下すると共に、取引処理に時間を要し、現金自動預払機の運用効率が低下するという問題がある。
また、紙幣等の入れ忘れ等に気付いた顧客が、シャッタの閉作動中に紙幣等を取出そうとして接客口内に無理に手を入れてしまうと、怪我をしてしまう恐れがあるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、紙幣等の媒体の入れ忘れ等に気付いた顧客の利便性を向上させる手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、自動取引装置が、表示画面を有する表示部と、媒体の投入または排出を行う接客部と、前記接客部の開閉を行うシャッタと、を備え、前記シャッタ閉鎖後であって媒体の計数処理中に、前記表示部に前記シャッタの解放を可能にするシャッタ開ボタンを表示することを特徴とする。
これにより、本発明は、顧客は、投入媒体の入れ忘れ等に気付いたときに、シャッタを開いて媒体を再投入することができ、再投入を行う顧客の取引時間を短縮して顧客の操作性や利便性を向上させることができると共に、自動取引装置の運用効率の向上を図ることができるという効果が得られる。
実施例の現金自動預払機の外観を示す斜視図 実施例の現金自動預払機を示すブロック図 実施例の入金処理を示すフローチャート 実施例の現金投入依頼画面の扉開非受付状態の表示例を示す説明図 実施例の現金投入依頼画面の扉開受付状態の表示例を示す説明図 実施例の計数中画面の表示例を示す説明図 実施例の再投入手続中画面の表示例を示す説明図 実施例の入金金額確認画面の表示例を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明による自動取引装置の実施例について説明する。
以下に、図1ないし図8を用いて本実施例の現金自動預払機について説明する。
本実施例の自動取引装置としての現金自動預払機1は、銀行等の金融機関の支店やコンビニエンスストア等の店舗に設置され、顧客との間で現金による取引処理を自動で行う機能を有しており、図1、図2に示すように、制御部3、記憶部4、操作表示部6、カード取扱部7、通帳取扱部8、紙幣入出金部10、硬貨入出金部20等を備えている。
制御部3は、現金自動預払機1の紙幣入出金部10や硬貨入出金部20等の各部を制御して、入金取引や出金取引等の各種の取引処理を実行する機能等を有している。
記憶部4は、制御部3が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび制御部3による処理結果等が格納される。
操作表示部6は、現金自動預払機1の正面側に設けられ(図1参照)、LCD等の表示画面6aと表示画面6aに設けられたタッチパネル等の入力手段との組合せで構成されており、表示画面6aに取引選択画面や各種の入力画面、顧客の処置を促す画面等を表示する他、入力手段により顧客からの入力を受付ける機能等を有している。
カード取扱部7は、カード挿入口7aから挿入された顧客のキャッシュカードやクレジットカード等の取引カードの磁気ストライプやICチップ等に記録されている金融機関コードや口座番号等の顧客の口座情報等のカード情報を読み書きする機能、レシート等に取引内容等を印刷して発行する機能等を有している。
通帳取扱部8は、通帳挿入口8aから挿入された顧客の通帳の磁気ストライプやICチップ等に記録されている通帳情報を読み書きする機能、取引内容等を顧客の通帳に記帳する機能等を有している。
紙幣入出金部10は、入金取引時等に顧客が投入した媒体としての紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して収納し、出金取引時等に顧客に支払う紙幣を繰出して顧客に引渡す機能を有しており、紙幣入出金口11、紙幣鑑別部14、紙幣一時保留部15、紙幣収納庫16等を備えている。
接客部としての紙幣入出金口11は、現金自動預払機1の正面側に設けられ、顧客が一括投入した紙幣の受入口であると共に、入金取消時の返却紙幣、入金時の入金リジェクト紙幣、出金紙幣等を集積する集積口として機能する。
また、紙幣入出金口11には、紙幣シャッタ12、紙幣検知センサ13等が設けられている。
紙幣シャッタ12は、紙幣入出金口11の開口を開閉する板状部材であって、紙幣シャッタ12を開閉作動させる開閉機構が設けられている。
紙幣検知センサ13は、発光部と受光部とを対向配置した光学式のセンサであって、紙幣シャッタ12の下方に配置され、発光部からの光を紙幣が遮断したことを受光部が検知して紙幣の投入を検知し、紙幣の集積を終えた状態で、発光部からの光を受光したことを受光部が検知して紙幣の取出しを検知する。
紙幣鑑別部14は、搬送された紙幣の真偽、正損、金種等を鑑別して金種別に計数する機能等を有している。
紙幣一時保留部15は、入金処理における計数処理時に、紙幣入出金口11に投入され、紙幣鑑別部14で正券と鑑別された紙幣を集積して一時保留する。
紙幣収納庫16は、入金処理における収納処理時に、紙幣一時保留部15に一時保留した紙幣を収納する複数の金種別収納部を備えている。
上記紙幣入出金部10内の各部の間は図示しない紙幣搬送路で接続され、その紙幣搬送路の各分岐部には紙幣の搬送方向を切替える切替機構が設けられている。
硬貨入出金部20は、入金取引時等に顧客が投入した媒体としての硬貨を受入れ、これを鑑別および計数して収納し、出金取引時等に顧客に支払う硬貨を繰出して顧客に引渡す機能を有しており、硬貨入出金口21、硬貨鑑別部24、硬貨一時保留部25、硬貨収納庫26、硬貨リジェクト口27等を備えている。
接客部としての硬貨入出金口21は、現金自動預払機1の正面側に設けられ、顧客が一括投入した硬貨の受入口であると共に、入金取消時の返却硬貨、出金硬貨等を集積する集積口として機能する。
また、硬貨入出金口21には、硬貨シャッタ22、硬貨検知センサ23、投入された硬貨を1枚ずつ繰出す繰出口が設けられた硬貨繰出機構等が設けられている。
硬貨シャッタ22は、硬貨入出金口21の開口を開閉する板状部材であって、硬貨シャッタ22を開閉作動させる開閉機構が設けられている。
硬貨検知センサ23は、発光部と受光部とを対向配置した光学式のセンサであって、硬貨シャッタ22の下方で硬貨入出金口21の底部の近傍に配置され、発光部からの光を硬貨が遮断したことを受光部が検知して硬貨の投入を検知し、硬貨の集積を終えた状態で、発光部からの光を受光したことを受光部が検知して硬貨の取出しを検知する。
硬貨鑑別部24は、硬貨鑑別センサや、硬貨鑑別センサの鑑別結果に基づいて硬貨を金種別に選別する硬貨選別機構等を備えており、硬貨入出金口21から1枚ずつ繰出された硬貨の真偽、正損、金種等を硬貨鑑別センサで鑑別して金種別に計数する機能等を有している。
硬貨一時保留部25は、入金処理における計数処理時に、硬貨鑑別部24で正常貨と鑑別され、硬貨選別機構によって選別された硬貨を金種別に集積して一時保留する。
硬貨収納庫26は、入金処理における収納処理時に、硬貨一時保留部25に金種別に一時保留した硬貨を金種別に収納する複数の金種別収納部を備えている。
硬貨リジェクト口27は、現金自動預払機1の正面側に設けられ(図1参照)、硬貨鑑別部24で偽貨や外国硬貨、著しい汚損貨等と鑑別された入金リジェクト硬貨が集積され、集積された入金リジェクト硬貨は顧客に返却される。
上記硬貨入出金部20内の各部の間は、図示しない搬送シュートやベルト搬送路、リフタ等の硬貨搬送路で接続され、それらの接続部の適切な部位には、硬貨の搬送方向を切替える切替ゲート等が設けられている。
上記の現金自動預払機1の記憶部4には、顧客が選択した取引の入力を受付け、これを基に顧客との取引処理を自動で行う自動取引機能、図3を用いて説明する本実施例の入金処理におけるシャッタ開閉処理を行う機能を有する取引処理プログラムが予め格納されており、制御部3が実行する取引処理プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1の各機能手段が形成される。
以下に、図3に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の入金処理について説明する。
金融機関の店舗の係員が、始業時等に現金自動預払機1へ電源を投入すると、現金自動預払機1の記憶部4に格納されている取引処理プログラムが自動的に起動される。
S1:現金自動預払機1の制御部3は、取引処理プログラムにより、操作表示部6の表示画面6aに取引選択画面を表示して待機する。
取引選択画面には、取引選択ボタンの押下を促す旨の文言と、出金取引のための「お引き出し」ボタン、入金取引のための「お預け入れ」ボタン、振込取引のための「お振り込み」ボタン、口座残高を照会する残高照会取引のための「残高照会」ボタン、通帳に未記入の取引データを記帳する通帳記帳取引のための「通帳記帳」ボタン等の取引を選択するための取引選択ボタンが表示されている。
本実施例では、顧客は入金取引を選択し、操作表示部6の表示画面6aからタッチパネルによって「お預け入れ」ボタンを押下する。
S2:顧客の選択した取引をタッチパネルからの出力信号等により入金取引と認識した制御部3は、操作表示部6の表示画面6aに取引カードの挿入を促す旨の文言等を表示したカード挿入依頼画面を表示し、顧客はこれに従って取引カードをカード取扱部7のカード挿入口7aに挿入する。
このとき、制御部3はカード取扱部7によって、取引カードに記録されている顧客の口座番号等のカード情報を読取り、読取ったカード情報を記憶部4に一時保存する。
S3:カード情報を読取った制御部3は、操作表示部6の表示画面6aに図4に示す現金投入依頼画面を表示して、本実施例の入金処理におけるシャッタ開閉処理を開始する。
現金投入依頼画面には、現金の投入を促す旨の文言、投入時の注意を喚起する旨の文言、シャッタの閉作動中に紙幣シャッタ12および硬貨シャッタ22の解放を指示するためのシャッタ開ボタンとしての「扉開」ボタン31が非受付状態で表示される。
この非受付状態は、「扉開」ボタン31が視認可能な半透明状態で表示され、かつボタン入力を受付けない状態のことをいう。
S4:現金投入依頼画面を表示した制御部3は、紙幣入出金部10の紙幣入出金口11の紙幣シャッタ12、および硬貨入出金部20の硬貨入出金口21の硬貨シャッタ22をそれぞれ開作動させて開放し、紙幣入出金口11の紙幣検知センサ13および硬貨入出金口21の硬貨検知センサ23が紙幣および硬貨(総称する場合は、現金という。)の投入を検知するのを待って待機する。
S5:現金投入の検知を待って待機していた制御部3は、紙幣検知センサ13および/もしくは硬貨検知センサ23が、顧客が投入した紙幣および/もしくは硬貨を検知し、投入検知から所定の時間が経過したときにステップS6へ移行する。
本実施例では、顧客が、紙幣および硬貨を、それぞれ紙幣入出金口11および硬貨入出金口21に投入したものとして説明する。
S6:現金の投入を検知した制御部3は、紙幣シャッタ12および硬貨シャッタ22(総称する場合は、シャッタという。)の閉作動を開始し、現金投入依頼画面に表示した「扉開」ボタン31を受付状態にしてステップS7へ移行する。
この受付状態は、図5に示すように、「扉開」ボタン31の半透明状態を解除し、かつボタン入力の受付を可能にした状態のことをいう。
S7:シャッタの閉作動を開始した制御部3は、現金投入依頼画面に表示した「扉開」ボタン31の押下を待って待機し、「扉開」ボタン31が押下されていないときはステップS8へ移行する。
「扉開」ボタン31の押下を認識したときは、現金投入依頼画面に表示した「扉開」ボタン31を非受付状態にしてステップS3へ戻り、ステップS4でシャッタを解放して紙幣検知センサ13および硬貨検知センサ23により、顧客による現金取出し後の再投入を監視しながら現金の再投入を待って待機する。
S8:「扉開」ボタン31が押下されていないことを認識した制御部3は、シャッタが閉鎖されていないとき、つまりシャッタが閉作動中のときはステップS7へ戻り、ステップS7、S8による待機を継続する。
シャッタの閉鎖を認識したときは、ステップS9へ移行する。
S9:シャッタの閉鎖を認識した制御部3は、操作表示部6の表示画面6aに図6に示す、現金の計数中である旨の文言、計数処理中に紙幣シャッタ12および硬貨シャッタ22の解放を指示するための「扉開」ボタン31を受付状態にした計数中画面を表示し、投入された現金の計数処理を開始してステップS10へ移行する。
このとき制御部3が行う計数処理は、紙幣入出金口11および硬貨入出金口21からそれぞれ紙幣および硬貨を1枚毎に繰出して紙幣鑑別部14および硬貨鑑別部24へ搬送し、紙幣鑑別部14で正券と鑑別された紙幣は紙幣一時保留部15に一時保留し、硬貨鑑別部24で正常貨と鑑別された硬貨は硬貨一時保留部25に一時保留する。また、紙幣鑑別部14で入金リジェクト紙幣と鑑別された紙幣は紙幣入出金口11に集積し、硬貨鑑別部24で入金リジェクト硬貨と鑑別された硬貨は硬貨リジェクト口27に集積することで行われる。
S10:現金の計数処理を開始した制御部3は、計数中画面に表示した「扉開」ボタン31の押下を待って待機し、「扉開」ボタン31が押下されていないときはステップS11へ移行する。
「扉開」ボタン31の押下を認識したときは、操作表示部6の表示画面6aに図7に示す、再投入手続中である旨の文言、非受付状態にした「扉開」ボタン31を表示した再投入手続中画面を表示してステップS12へ移行する。
S11:「扉開」ボタン31が押下されていないことを認識した制御部3は、計数処理が終了していないとき、つまり計数処理中のときはステップS10へ戻り、ステップS10、S11による待機を継続する。
計数処理の終了を認識したときは、ステップS13へ移行する。
S12:「扉開」ボタン31を非受付状態にした再投入手続中画面を表示した制御部3は、計数処理中の現金の戻し処理を実行する。
すなわち、制御部3は、計数処理を中断し、紙幣入出金口11から紙幣一時保留部15までの紙幣入出金口11内、紙幣鑑別部14内および紙幣搬送路上の残留紙幣を、紙幣鑑別部14で鑑別しながら、一旦、紙幣一時保留部15へ搬送して集積し、既に一時保留した紙幣および新たに集積した紙幣を紙幣一時保留部15から紙幣入出金口11へ直接搬送して集積する。
この紙幣の戻し処理中に、紙幣鑑別部14で入金リジェクト紙幣と鑑別された紙幣は紙幣入出金口11に集積し、入金リジェクト紙幣の存在を記憶部4に一時保存する。
また、硬貨入出金口21から硬貨一時保留部25までの硬貨繰出機構内および硬貨鑑別部24内および硬貨搬送路上の残留硬貨を、硬貨鑑別部24で鑑別しながら、一旦、硬貨一時保留部25へ搬送して集積し、既に一時保留した硬貨および新たに集積した硬貨を硬貨一時保留部25から硬貨入出金口21へ搬送して集積する。
この硬貨の戻し処理中に、硬貨鑑別部24で入金リジェクト硬貨と鑑別された硬貨は硬貨リジェクト口27に集積し、入金リジェクト硬貨の存在を記憶部4に一時保存する。
そして、制御部3は、投入された現金を紙幣入出金口11および硬貨入出金口21に戻し終えたときにステップS3へ戻り、「扉開」ボタン31を非受付状態にした現金投入依頼画面(図4参照)を表示し、ステップS4でシャッタを解放して紙幣検知センサ13および硬貨検知センサ23により、顧客による現金の取出し後の再投入を監視しながら現金の再投入を待って待機する。
なお、上記ステップS9における計数処理中、および本ステップにおける現金の戻し処理中に、入金リジェクト紙幣および/もしくは入金リジェクト硬貨の存在が記憶部4に保存されている場合は、リジェクト現金を紙幣入出金口11および/もしくは硬貨リジェクト口27に集積した旨をステップS3で表示する現金投入依頼画面に表示する。
S13:計数処理の終了を認識した制御部3は、本実施例の入金処理におけるシャッタ開閉処理を終了させ、紙幣鑑別部14および硬貨鑑別部24の金種別の計数結果に基づいて、紙幣一時保留部15および硬貨一時保留部25に一時保留した現金の合計金額を算出し、操作表示部6の表示画面6aに、図8に示す、入金金額の確認を促す旨の文言、算出した合計金額等および入金金額を確認したことを指示するため「確認」ボタン32、入金取引の取消しを指示するための「取消」ボタン33等を表示した入金金額確認画面を表示する。
顧客は入金金額が正しいことを確認したときは「確認」ボタン32を、入金リジェクト紙幣等が多い等の理由により入金取引を中止するときは「取消」ボタン33を押下する。
S14:入金金額確認画面を表示した制御部3は、顧客が「確認」ボタン32を押下したときは、入金金額が確定されたと判定してステップS17へ移行する。
顧客が「取消」ボタン33を押下したときは、入金取引の取消を判定してステップS15へ移行する。
S15:入金取引の取消を判定した制御部3は、一時保留した現金を顧客に返却するために現金の返却処理を実行する。
すなわち、制御部3は、紙幣一時保留部15および硬貨一時保留部25に一時保留していた紙幣および硬貨を各一時保留部から紙幣入出金口11および硬貨入出金口21へ搬送して集積し、集積を終えたときにステップS16へ移行する。
S16:返却現金の集積を終えた制御部3は、操作表示部6の表示画面6aに、返却された現金や取引カードの受取りを促す旨の文言等を表示した返却現金等受取依頼画面を表示してそれぞれのシャッタを開放すると共に、取引カードをカード取扱部7のカード挿入口7aから排出する。
そして、制御部3は、顧客がこれらを受取ったことを確認して今回の入金処理を終了させ、ステップS1へ戻って操作表示部6の表示画面6aに取引選択画面を表示して待機する。
S17:入金金額が確定されたことを判定した制御部3は、確定された現金の収納処理を実行する。
すなわち、制御部3は、紙幣一時保留部15に一時保留していた紙幣を、紙幣一時保留部15から繰出して紙幣鑑別部14に搬送し、紙幣鑑別部14での金種の鑑別結果を基に当該金種の紙幣を収納する紙幣収納庫16の金種別収納部へ搬送して収納する。
また、硬貨一時保留部25に一時保留していた硬貨を硬貨搬送路により金種別に搬送してそれぞれの硬貨収納庫26の金種別収納部に収納する。
S18:確定された現金の収納を終えた制御部3は、操作表示部6の表示画面6aにレシートや取引カードの受取りを促す旨の文言等を表示したレシート等受取依頼画面を表示して取引カードやレシートをカード取扱部7のカード挿入口7aから排出する。
そして、制御部3は、顧客がこれらを受取ったことを確認して今回の入金処理を終了させ、ステップS1へ戻って操作表示部6の表示画面6aに取引選択画面を表示して待機する。
このようにして、本実施例の入金取引処理が実行される。
上記のように、本実施例では、現金投入後のシャッタの閉作動中に表示している現金投入依頼画面に受付状態にした「扉開」ボタン31を表示するので、顧客は、投入現金の不足や過剰、入れ忘れに気付いたときに、計数処理の開始を待たずに、シャッタを開いて現金を再投入することができ、再投入を行う顧客の取引時間を短縮して顧客の操作性や利便性を向上させることができると共に、現金自動預払機の運用効率の向上を図ることができる。
また、本実施例では、現金投入後の計数処理中に表示する計数中画面に受付状態にした「扉開」ボタン31を表示するので、顧客は、現金の再投入が必要と判断した時点で、現金投入依頼画面を再表示させ、シャッタを開いて現金を再投入することができ、再投入を行う顧客の取引時間を短縮して顧客の操作性や利便性を向上させることができると共に、現金自動預払機の運用効率の向上を図ることができる。
更に、本実施例では、非受付状態した「扉開」ボタン31を、視認可能な半透明状態で表示するので、シャッタの閉作動時等にいきなり「扉開」ボタン31を表示した場合に比べて、顧客に当該ボタンの存在や機能を予め周知させておくことができ、顧客の反応を確実にして、その操作性を向上させることができる。
なお、上記実施例では、ステップS12で実行する紙幣の戻し処理を、一旦、紙幣一時保留部15に計数中の全ての紙幣を集積した後に紙幣入出金口11へ搬送するとして説明したが、制御部3が計数処理を中断したときに、紙幣入出金口11から紙幣一時保留部15までの紙幣鑑別部14内および紙幣搬送路上の残留紙幣を紙幣入出金口11へ搬送して集積し、その後に紙幣一時保留部15に一時保留した紙幣を紙幣入出金口11へ搬送して集積するようにしてもよい。
1 現金自動預払機
3 制御部
4 記憶部
6 操作表示部
7 カード取扱部
8 通帳取扱部
10 紙幣入出金部
11 紙幣入出金口
12 紙幣シャッタ
13 紙幣検知センサ
14 紙幣鑑別部
15 紙幣一時保留部
16 紙幣収納庫
20 硬貨入出金部
21 硬貨入出金口
22 硬貨シャッタ
23 硬貨検知センサ
24 硬貨鑑別部
25 硬貨一時保留部
26 硬貨収納庫
27 硬貨リジェクト口
31 「扉開」ボタン
32 「確認」ボタン
33 「取消」ボタン

Claims (8)

  1. 表示画面を有する表示部と、
    媒体の投入または排出を行う接客部と、
    前記接客部の開閉を行うシャッタと、を備え、
    前記シャッタの閉鎖後であって、媒体の計数処理中に、前記表示部に前記シャッタの解放を可能にするシャッタ開ボタンを表示することを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1に記載の自動取引装置において、
    前記シャッタ開ボタンが押下された場合は、前記シャッタを解放して媒体の再投入を可能にすることを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の自動取引装置において、
    前記シャッタ開ボタンを前記表示部の一部分に表示することを特徴とする自動取引装置。
  4. 請求項1に記載の自動取引装置において、
    前記シャッタ開ボタンが押下された場合は、前記計数処理中の媒体を前記接客部に戻し、前記シャッタを解放して媒体の再投入を可能にすることを特徴とする自動取引装置。
  5. 請求項4に記載の自動取引装置において、
    前記計数処理中にリジェクト媒体を集積した場合は、前記媒体の再投入を可能にしたときに、前記表示部に前記リジェクト媒体の存在を表示することを特徴とする自動取引装置。
  6. 請求項4に記載の自動取引装置において、
    前記計数処理中の媒体を前記接客部に戻すときにリジェクト媒体を集積した場合は、前記媒体の再投入を可能にしたときに、前記表示部に前記リジェクト媒体の存在を表示することを特徴とする自動取引装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
    前記シャッタを解放して前記接客部への媒体の投入を受入れるときに、前記表示部に、視認可能な半透明状態で前記シャッタ開ボタンを表示することを特徴とする自動取引装置。
  8. 請求項3に記載の自動取引装置において、
    前記シャッタ開ボタンは、前記接客部の近傍に表示されることを特徴とする自動取引装置。
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